JP2022145702A - ローン仲介システム - Google Patents

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JP2022145702A JP2022113493A JP2022113493A JP2022145702A JP 2022145702 A JP2022145702 A JP 2022145702A JP 2022113493 A JP2022113493 A JP 2022113493A JP 2022113493 A JP2022113493 A JP 2022113493A JP 2022145702 A JP2022145702 A JP 2022145702A
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大輔 村田
Daisuke Murata
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Crowd Loan Co Ltd
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Abstract

【課題】借入希望者だけではなく金融機関にとっても利便性の高いローン仲介システムを提供する。【解決手段】ローン借入希望者と金融機関とを仲介するローン仲介システムにおいて仲介サーバは、ローン借入希望者から、属性情報及び借入希望情報を含む申込情報の入力を受け付ける借入申込受付部と、金融機関毎にローン貸付プランに関するプラン情報を記憶する金融機関情報記憶部と、申込情報とプラン情報とから申込情報を提供する金融機関のリストを生成する金融機関選定部と、金融機関の端末上に、複数の申込情報を借入希望者の前記属性情報に基づくスコア情報とともに一覧表示する申込情報表示部と、金融機関から、複数の申込情報のうち、オファーをする申込情報の選択とともに、プラン情報の選択を受け付けるオファー選択受付部と、オファーの選択を受付けた場合に、金融機関の情報とプラン情報とを前記借入希望者に通知する通知部と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明はローン仲介システムに関する。
近年、ローンの申し込みを複数の金融機関に対して一括して送信できるサービスが提案
されている。
特許文献1には、ユーザが入力した申込情報を、ローンの貸付サービスを提供する複数
のサービス提供業者のそれぞれの情報入力フォームに、ユーザの情報を自動で変換して入
力する情報入力システムが開示されている。
特許第6175582号公報
上述した技術は、金融機関ごとの既存の入力フォームを利用したものであるから、ユー
ザの申し込み情報が金融機関に送信された後の処理について金融機関側の利便性を考慮し
たシステムにはなっていなかった。
そこで、本発明は、借入希望者だけではなく金融機関にとっても利便性の高いローン仲
介システムを提供することを一つの目的とする。
本発明によれば、ローン借入希望者と金融機関とを仲介するローン仲介システムであっ
て、前記ローン借入希望者から、属性情報及び借入希望情報を含む申込情報の入力を受け
付ける借入申込受付部と、前記金融機関ごとにローン貸付プランに関するプラン情報を記
憶する金融機関情報記憶部と、前記申込情報と前記プラン情報とから前記申込情報を提供
する金融機関のリストを生成する金融機関選定部と、前記金融機関の端末上に、複数の前
記申込情報を前記借入希望者の前記属性情報に基づくスコアとともに一覧表示する申込情
報表示部と、前記金融機関から、前記複数の申込情報のうち、オファーをする申込情報と
プランの選択を受け付けるオファー選択受付部と、前記オファーの選択を受付けた場合に
、前記金融機関の情報とプラン情報とを前記借入希望者に通知するオファー通知部とを備
えるローン仲介システムが得られる。
本発明によれば、借入希望者にとっての利便性が向上するだけではなく、金融機関側の
操作や処理についても簡便にすることができる。
本発明の実施の形態によるシステムの概要を示す図である。 本発明の実施の形態によるシステムの構成を示す図である。 本発明の実施の形態による仲介サーバ1のハードウェア構成図である。 本発明の実施の形態による仲介サーバ1のソフトウェア構成図である。 本発明の実施の形態による申込情報の構成例である。 本発明の実施の形態による送信情報の構成例である。 本発明の実施の形態による金融機関情報の構成例である。 本発明の実施の形態によるスコア情報の構成例である。 本発明の実施の形態による借入希望者情報の構成例である。 本発明の実施の形態による金融機関端末のソフトウェア構成図である。 本発明の実施の形態による金融機関端末における画面表示例である。 本発明の実施の形態による金融機関端末における画面表示例である。 本発明の実施の形態による金融機関端末における画面表示例である。 本発明の実施の形態によるフロー図である。 本発明の実施の形態による解決策情報の構成例である。 本発明の実施の形態による金融機関端末における画面表示例である。
本発明の実施形態の内容を列記して説明する。本発明は、以下のような構成を備える。
[項目1]
ローン借入希望者と金融機関とを仲介するローン仲介システムであって、
前記ローン借入希望者から、属性情報及び借入希望情報を含む申込情報の入力を受け付
ける借入申込受付部と、
前記金融機関ごとに前記申込情報の受付条件と、ローン貸付プランに関するプラン情報
を記憶する金融機関情報記憶部と、
前記申込情報と前記受付条件とから前記申込情報を提供する金融機関のリストを生成す
る金融機関選定部と、
前記金融機関の端末上に、複数の前記申込情報を前記借入希望者の前記属性情報に基づ
くスコアとともに一覧表示する申込情報表示部と、
前記金融機関から、前記複数の申込情報のうち、オファーをする申込情報と前記ローン
貸付プランの選択を受け付けてサーバへ送信するオファー選択受付部と、
前記オファーの選択を受付けた場合に、前記金融機関の情報と前記プラン情報とを前記
借入希望者に通知するオファー通知部とを備えることを特徴する、ローン仲介システム。
[項目2]
前記借入希望者の属性ごとに、被オファー率、融資成立率、返済期間、及び完済率の少な
くとも一つ以上からなるスコア材料情報を取得するスコア材料情報取得部と、
前記スコア材料情報をもとに、各申込情報について属性情報に基づいた前記スコアを決
定するスコア算定部とをさらに備えることを特徴とする、項目1に記載のローン仲介シス
テム。
[項目3]
前記スコア材料情報取得部は、前記属性ごとの世帯収入及び家計支出に関する家計簿情
報を取得することを特徴とする、項目2に記載のローン仲介システム。
[項目4]
前記申込情報表示部は、前記属性情報、前記借入希望情報及び前記スコアの少なくとも
いずれかに含まれる項目について絞込条件の入力を受付け、前記絞込条件に合致した前記
申込情報のみを表示し、
前記オファー選択受付部は、絞り込まれた前記申込情報について一括して選択を受け付
けて前記サーバへ送信することができることを特徴とする、項目1~3のいずれかに記載
のローン仲介システム。
[項目5]
前記申込情報と、前記金融機関情報記憶部に記憶された前記プラン情報とを比較し、オフ
ァーできる前記ローン貸付プランを提案するプラン提案部をさらに備えることを特徴とす
る、項目1~4のいずれかに記載のローン仲介システム。
[項目6]
前記スコアが一定以上である借入希望者に対して、就労受入に関する情報を提供する就
労受入情報提供部をさらに備えることを特徴とする、
項目1~5のいずれかに記載のローン仲介システム。
<実施の形態の詳細>
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の実施の形態によるローン仲介システムの概要を示す図である。借入希
望者2は、ローン仲介システムの仲介サーバ1にアクセスして借り入れに必要な情報を入
力する(S11)。仲介サーバ1は申込情報を複数の金融機関3に提供する(S14)。
金融機関3の担当者は、申込情報の一覧を閲覧し、オファーする申込情報を選択して仲介
サーバ1に送信する(S15)。仲介サーバ1はオファーの内容を借入希望者2に通知す
る(S16)。借入希望者2は、オファーの通知があった後は、個別に金融機関3に対し
て本申し込みの手続きを行い、融資を受けることができる。
本発明のローン仲介システムによれば、借入希望者2は一度借入申込に必要な情報を入
力するだけで、複数の金融機関3に対して仮申し込みをすることができる。また、金融機
関3は、複数の申込情報を一覧で閲覧することができ、自社の条件に合った申込情報を容
易に選定し、オファーを送ることができる。
図2は、本発明のローン仲介システムの構成を表す図である。仲介サーバ1は、借入希
望者端末20及び金融機関端末30と通信を介して情報処理を実行することにより、シス
テムの一部を構成する。
本実施の形態による仲介サーバ1と借入希望者端末20、金融機関端末30とは、図3
のようなハードウェア構成を有する。なお、以下の構成は一例であり、これ以外の構成を
有していても良い。図3に示されるように、仲介サーバ1は、例えばワークステーション
やパーソナルコンピュータのような汎用コンピュータとしてもよいし、或いはクラウド・
コンピューティングによって論理的に実現されてもよい。
仲介サーバ1は、少なくとも、制御部10、メモリ11、ストレージ12、送受信部1
3、入出力部14等を備え、これらはバス15を通じて相互に電気的に接続される。
制御部10は、仲介サーバ1全体の動作を制御し、各要素間におけるデータの送受信の
制御、及びアプリケーションの実行に必要な情報処理等を行う演算装置である。例えば制
御部10はCPU(Central Processing Unit)であり、ストレ
ージ12に格納されメモリ11に展開されたプログラム等を実行して各情報処理を実施す
る。
メモリ11は、DRAM(Dynamic Random Access Memor
y)等の揮発性記憶装置で構成される主記憶と、フラッシュメモリやHDD(Hard
Disc Drive)等の不揮発性記憶装置で構成される補助記憶と、を含む。メモリ
11は、制御部10のワークエリア等として使用され、また、仲介サーバ1の起動時に実
行されるBIOS(Basic Input / Output System)、及び
各種設定情報等を格納する。
ストレージ12は、アプリケーション・プログラム等の各種プログラムを格納する。各
処理に用いられるデータを格納したデータベースがストレージ12に構築されていてもよ
い。
送受信部13は、仲介サーバ1をネットワーク4に接続する。なお、送受信部13は、
Bluetooth(登録商標)及びBLE(Bluetooth Low Energ
y)の近距離通信インタフェースを備えていてもよい。
入出力部14は、必要に応じて使用するキーボード・マウス類等の情報入力機器、及び
ディスプレイ等の出力機器である。
バス15は、上記各要素に共通に接続され、例えば、アドレス信号、データ信号及び各
種制御信号を伝達する。
借入希望者端末20及び金融機関端末30も同様のハードウェア構成を備えていてよい
図4は、仲介サーバ1のソフトウェア構成を示すブロック図である。仲介サーバ1は、
申込情報記憶部111、送信情報記憶部112、金融機関情報記憶部113、スコア決定
情報記憶部114、借入希望者情報記憶部115、借入申込受付部120、金融機関選定
部121、申込情報提供部122、オファー受付部123、オファー通知部124、スコ
ア材料情報取得部125、スコア算出部126、就労受入情報提供部127、を備える。
申込情報記憶部111は、借入希望者2が入力した申込情報が記憶される。図5は、申
込情報記憶部111に格納される申込情報の構成例である。申込情報は、申込IDごとに
、ユーザID、メールアドレスなどのユーザの基本情報と、年収、年齢、同居家族、配偶
者有無、住居(都道府県など)、職業、勤続年数、借入件数、家賃などの属性情報、及び
、借入希望額、利用目的、借入希望日などの借入希望情報を含むことができる。ユーザの
基本情報としては、ユーザに通知を送信可能なメールアドレス等があればよく、氏名や住
所など個人を特定する情報は取得しないこととしてもよい。なお、申込情報記憶部111
には、保証会社から仲介サーバ1を用いて事業を行う事業者が入手し、当該事業者が仲介
サーバ1に入力した、信用に関する情報を併せて記憶しても良い。当該信用に関する情報
には、保証会社名、保証の可否、保証可能な額などが含まれる。なお、当該信用に関する
情報は、仲介サーバ1が、当該保証会社に入力フォームを提示し、入力された情報を受付
けて記憶しても良い。
送信情報記憶部112は、借入希望者2が入力した申込情報について、実際に金融機関
3に提供された情報を記憶する。図6は、送信情報記憶部112に格納される送信情報の
構成例である。送信情報には、申込ID、申込受付日に紐づけて、各金融機関3ごとに送
信ID、金融機関ID,送信日を含む。また、後日金融機関3からオファーを受付けたと
きは、オファーの受付日、オファーのプラン情報などの情報を追加して記憶する。
金融機関情報記憶部113は、金融機関3ごとの情報が記憶される。図7は、金融機関
情報記憶部113に格納される金融機関情報の構成例である。金融機関情報には、金融機
関IDに紐づけて、金融機関名、URL等の基本情報と、当該金融機関3が提供している
プラン情報を含む。プラン情報は、プランIDに紐づけて、プラン名、対象となる利用目
的、及びプランごとの貸付条件等のプランの詳細情報を記憶する。また、各プランの詳細
情報を掲載している、若しくは申込フォームを掲載している金融機関3のウェブサイトの
URLの情報などを含む。また、対応地域に制限がある場合は、対応地域に関する情報や
、後述するように、申込情報の提供を排除する条件(申込情報の受付条件)についても登
録することができる。
スコア決定情報記憶部114は、借入希望者2の属性ごとのスコアを算出するためのス
コア決定情報を記憶する。スコアとは、借入・返済に係る信用度を表すものであり、例え
ばA~Eの5段階などを設定することができるが、スコアの細かさや表現等の設定方法は
これに限られない。本発明においてスコアは、借入希望者個人の信用度を表すスコアでは
なく、借入希望者2の性別、職業、住居、年収、年齢などの属性情報に基づいた傾向をも
とに算出した信頼度であってもよい。図8は、スコア決定情報記憶部114に格納される
スコア決定情報の構成例である。例えば属性(年収、年齢、同居家族、配偶者有無、住居
(都道府県など)、職業、勤続年数、借入件数、家賃など)ごとに、内容と、対応するス
コア算定に左右する影響の度合い(影響ポイント)を記憶する。例えば一例として、属性
:職業が、公務員である場合に信用度が高い傾向があれば、スコアへの影響はプラスポイ
ントとする。一方で、アルバイトの場合はスコアへの影響はマイナスポイントとする。こ
れらのスコアへの影響ポイントは、過去の被オファー率、成約率、返済期間、完済率等の
データに基づいて任意のアルゴリズムによって決定され、随時更新されることができる。
図8中には職業と年収の表のみ図示しているいが、ほかの属性についても同様の影響ポイ
ントを設定することができる。また、図8の一番下の表には、ある借入希望者2について
、各属性情報ごとにスコアへの影響ポイントを合計して出た影響ポイントの積算値と、ス
コアとの関係を規定したものである。すなわち、職業が公務員で年収が350万円で・・
・という借入希望者がいた場合に、影響ポイントは+5+1・・・という具合に影響ポイ
ントを積算していき、最後に一番下の表に基づいてスコアを決定することができる。
借入希望者情報記憶部115は、借入希望者ごとの情報を記憶する。図9は、借入希望
者情報記憶部に格納される借入希望者情報の構成例である。ユーザID、メールアドレス
等の借入希望者の基本情報、年収や年齢などの属性情報、及び属性情報から決定されたス
コア、過去の申込情報(申込ID等)を記憶することができる。
解決策情報記憶部116は、借入を行うにあたり解決しなければならない内容に関する
情報を記憶する。図15は、解決策情報記憶部116に格納される解決策情報の構成例で
ある。原因となった排除条件に対応付けて、解決策を記憶することができる。
借入申込受付部120は、借入希望者2から借入申込情報の入力を受け付ける。借入希望
者2は、仲介サーバ1へアクセスし、必要に応じて登録したIDでログインすることによ
り、情報の入力が可能となる。入力する情報は、図5に示す項目である。各情報は、あら
かじめ設定した選択肢を選択させることによって入力させることもできるし、借入希望者
2の自由入力とすることもできる。なお、借入申込受付部120は、当該借入申込情報を
受付けたことをトリガーとして、当該借入申込情報の一部または全体を保証会社に提供し
てもよく、これにより保証会社は保証の可否や保証可能な額などの審査を開始することが
可能となる。更に、借入申込受付部120は、当該保証会社に対し入力フォーム等を提示
し、当該審査の結果に関する情報を受付け、申込情報記憶部111に記憶しても良い。
金融機関選定部121は、借入希望者2が入力した申込情報から、実際に金融機関3に
提供するものを選定する。まずは、申込情報の中から、金融機関3のオファーが得られる
可能性の低いものを排除する目的での第一の選定を行う。第一の選定は、例えば年収と借
入希望額との関係で、年収に対して借入希望額が高すぎるものを排除する等の方法を採用
することができるが、これに限られない。選定によりオファーが得られる可能性が低いと
判断された申込情報は、金融機関3には提供されず、当該申し込みを行った借入希望者端
末20に対しては、「登録できません」、若しくは「入力をやり直してください」、など
のメッセージを通知する。さらに、年収と借入希望額との関係で、金融機関3からのオフ
ァーが得られる可能性のある借入希望額の範囲を借入希望者端末20に通知することもで
きる。例えば、年収が150~300万円の借入希望者2に対して、「○○万円以下だっ
たら借入できる可能性が高いです。」といったメッセージを通知することができる。借入
希望額の範囲を通知するタイミングは、借入希望者2が年収を入力したタイミングでもよ
いし、上述したように選定に外れて登録できない、若しくは入力をやり直してほしい旨の
通知とともに出してもよい。また、借入希望額の範囲は、年収との対比で一義的に決めて
もよいが、年収と他の属性情報(年齢、同居家族、配偶者有無、住居(都道府県など)、
職業、勤続年数、借入件数、家賃など)を加味して算出した値としてもよい。また、借入
目的に応じて変えてもよい。これらの第一の選定は、金融機関の別にかかわらず一律で設
定した条件に基づいて行ってもよいし、金融機関ごとに条件を設定して選定してもよい。
さらに、金融機関選定部121は、申込情報ごとに、送信すべき金融機関3のリストを
生成するために、金融機関の申込情報の受付条件に基づいて第二の選定を行う。申込情報
の受付条件とは、金融機関が申込情報の提供を受け付ける際の条件であり、金融機関ごと
に任意に設定することができる。例えば対応地域に関する条件や後述する排除条件等があ
る。例えば、借入希望者2の住居が、金融機関3の対応地域に含まれていない場合には、
当該借入希望者2の申込情報はこの金融機関3には送信しない。さらに、金融機関3ごと
に、申込情報の送信リストから排除してほしい排除条件をあらかじめ金融機関情報記憶部
113に登録しておき、当該排除条件に該当した申込情報は当該金融機関3に送信しない
ように設定することもできる。たとえば、年収が0~50万円の場合や、借入件数が3件
以上の場合は送信不要、など、排除する条件は金融機関3ごとに任意で設定することがで
きる。当該排除条件には前記スコアに対する基準値を含めても良く、その場合、例えば、
金融機関3が当該基準値を5段階の4以上であると定めた時、金融機関選定部121は、
申込情報に含まれるスコアが4以下の場合、当該申込情報は当該金融機関3に送信しない
ように設定してもよい。更に、前記保証会社の審査情報の内容を当該排除条件に含めても
良い。金融機関選定部121は、上記のように、登録したすべての金融機関3から、対応
地域の制限や、排除条件等の受付条件に基づいて、申込情報を送信できない金融機関3を
除き、送信可能な金融機関3のリストを生成する。
さらに、金融機関選定部121は、前記第一の選定、第二の選定によりオファーが得ら
れる可能性が低いと判断された申込情報について、当該申し込みを行った借入希望者端末
20に対して、「登録できません」、若しくは「入力をやり直してください」、などのメ
ッセージではなく、その原因となった選定条件や、当該選定条件の解決策に関する情報を
通知しても良い。この場合、金融機関選定部121は、解決策情報記憶部116に原因と
なった選定条件と紐づけて記憶される解決策を読み出し、借入希望者端末20に対して提
示する。なお、特に「年収不足」が原因となった場合には、後に詳細を記述する就労受入
情報提供部127が、当該借入希望者端末20に対して、就労受入情報を提供しても良い
申込情報提供部122は、借入希望者2が入力した申込情報を金融機関3に提供する。申
込情報提供部122は、上述した金融機関選定部121が生成した送信可能な金融機関3
のリストに基づいて、金融機関端末30に対して申込情報を提供する。提供する申込情報
とは、借入希望者2が入力した年収、年齢、同居家族、配偶者有無、住居(都道府県など
)、職業、勤続年数、借入件数、家賃などの属性情報、及び、借入希望額、利用目的、借
入希望日などの借入希望情報を含む。また、申込情報にはスコア情報を付加することがで
きる。スコア情報は、申込情報に基づいて算定された、借入希望者2の信頼度に関する情
報である。また、申込情報には保証会社名、保証の可否、保証可能な額などの保証に関す
る情報を付加することもできる。申込情報提供部122は、申込情報のうち、借入希望者
2のユーザID、氏名、メールアドレスなどの個人を特定するような個人情報を除外する
ことが好ましい。
オファー受付部123は、金融機関端末30から金融機関担当者が操作してオファーの選
択を送信した際に当該選択結果を受け付ける。オファー受付部123が、オファーの選択
結果を受付けた場合、オファー通知部124が借入希望者2に対して通知を行うとともに
、送信情報記憶部112にオファーを受けた日やオファーの内容(プラン情報等)につい
て記憶する。
オファー通知部124は、金融機関端末30からオファーの選択を受付けた場合に、当該
金融機関3の情報とプラン情報とを借入希望者端末20に通知する。通知は、あらかじめ
登録された借入希望者2のメールアドレスに対してメールで通知してもよいし、仲介シス
テムに借入希望者2がIDを入力してログインし、ユーザのマイページ等で通知を見られ
るようにしておいてもよい。オファーの通知は、申込情報を提供した複数の金融機関3の
すべてからオファーの有無の結果を受けた後にまとめて結果を通知するのではなく、金融
機関端末30からオファーの選択を受付けた場合に都度通知することが好ましい。通知の
内容は、オファーした金融機関3のウェブサイトURLや、個別のプラン情報が掲載され
たページのURL、プランの申込画面のURL等を含むことが好ましい。
スコア材料情報取得部125は、スコア算出のための材料情報を取得する。まず、スコア
材料情報としては、本発明の仲介システムの利用履歴における、被オファー率、成約率、
返済期間、完済率の情報を含む。被オファー率は、送信情報記憶部112の情報から、申
込IDごとに、被オファー数を、申込情報を提供した金融機関3の数で除することでする
ことができる。また、成約率、返済期間、完済率は、仲介システム上で取得することがで
きる場合のほか、金融機関3や借入希望者2からの情報提供によって入手する。
また、スコア材料情報としては、外部業者からの情報も含む。例えば、家計簿をデジタル
で管理するアプリケーションを運営する業者から家計簿データ(家計の収入と支出)に係
る情報を入手する。家計簿データには、支出額とともに支出目的(食費、生活費、交際費
など)を含むことができる。また、ネットショッピングの購入履歴を取得することも有用
である。
さらに、外部業者が算出したスコア材料情報を入手することもできる。すなわち、ネット
ショッピングの履歴、SNSの情報、口座の残高及び引き出し情報など、あらゆる情報か
ら各自のアルゴリズムによってスコアを算出している外部業者から、算出したスコア及び
算出に使用した各種情報等を取得する。また、図示しないが、これらのスコア材料情報取
得部125で取得したスコア材料情報は、何らかの記憶部に格納して保持することができ
る。
スコア算出部126は、スコア材料情報をもとに、借入希望者2の年齢、同居家族、配偶
者有無、住居(都道府県など)、職業、勤続年数、借入件数、家賃などの属性情報に基づ
いた傾向をもとに、信頼度を示すスコアを算出する。具体的には、まず、被オファー率、
成約率、返済期間、完済率の高低を上記属性の各項目ごとに分析を行う。一例として、図
8に示すように、各項目の内容について、被オファー率、成約率、返済期間、完済率にど
のような相関があるかを分析し、相関を「スコアへの影響ポイント」として表現する。例
えば職業が公務員であった借入希望者2について、被オファー率や成約率が統計上高かっ
た場合に、スコアが上がるように、プラスの影響ポイントを付与し、逆にアルバイトであ
った場合にオファー率や成約率が低かった場合は、マイナスの影響ポイントを付与する。
これらの影響ポイントを職業以外の各属性情報についても付与していく。そして、ある借
入申込があった際に、当該借入希望者2の属性の各項目について、スコアへの影響ポイン
トを積算し、当該借入希望者2のスコアとすることができる。例えば、図8の一番下の表
に示すように、影響ポイントの積算値ごとに、スコアを設定することができる。
その他、家計簿データやネットショッピングの購入履歴等を取得した場合は、これらの情
報を年齢、同居家族、配偶者有無、住居(都道府県など)、職業、勤続年数、借入件数、
家賃などの属性情報に基づいてタグ付けし、属性情報ごとの信用度を算出する。家計簿デ
ータやネットショッピングの購入履歴から信頼度を算出する手法については任意の手法を
採用することができる。
以上の方法により、借入希望者個人のスコアではなく、借入希望者の属性に基づくスコア
を算出する。借入希望者の属性に基づくスコアを算出することによって、借入希望者の氏
名などの個人を特定する情報を扱う必要なく、一定の参考とすることができる情報を金融
機関に対して提供することが可能となる。
就労受入情報提供部127は、借入希望者2に対して、就労受入情報を提供する。就労
受入情報とは、働き手を募集している企業や店舗などの求人情報であり、これらの求人情
報を提供している求人サービス事業者の情報も含む。就労受入情報提供部127は、借入
希望者端末20に、これらの求人情報の内容や、応募可能なウェブサイトのURLを通知
することができる。また、就労受入情報提供部127は、上述したスコアに基づいて、一
定のスコア以上の借入希望者2にのみこれらの就労受入情報を提供することとしてもよい
。例えば、スコアを良い方から順にA~Eの5段階としている場合に、スコアA~Cの借
入希望者2にのみ、就労受入情報を提供することができる。このように一定以上のスコア
の借入希望者2にのみ情報を送信することによって、採用を希望する企業や店舗、求人サ
ービス事業者が、一定以上の信頼性のある働き手のあっせんを受けることができ、好まし
い。特に、近年は働き手の不足から、一日単位等の短期での求人情報を専門的に扱うワー
クシェアリングサービスが提供されているが、これらのサービスでは、利便性向上のため
に面接や履歴書を不要としていることが多い。このような面接や履歴書を抜きにして採用
を行うことを前提とした場合に、一定以上のスコアの者のみをあっせんすることは採用側
、若しくは求人サービス事業者側にとって安心できるので好ましい。就労受入情報提供部
127は、借入希望者情報記憶部115から、一定のスコアを有する借入希望者2を読み
出し、メールアドレス等の連絡先に求人情報や求人サービスの情報を提供する。
図10は、金融機関端末30におけるソフトウェア構成を示すブロック図である。金融
機関端末30においては、申込情報表示部301、オファー選択受付部302、プラン提
案部303、オファー送信部304、マッチング部305、審査結果送信部306を備え
る。
申込情報表示部301は、仲介サーバ1の申込情報提供部122が提供した申込情報を
、金融機関端末30において一覧表示する。図11は、金融機関端末30の表示例である
。金融機関端末30において、金融機関3の担当者は、仲介サーバ1へあらかじめ登録さ
れたID及びパスワード等を入力してログインをすると、申込一覧を閲覧することができ
る。申込情報は、申込IDとともに、借入希望者2によって入力された年収、年齢、同居
家族、配偶者有無、住居(都道府県など)、職業、勤続年数、借入件数、家賃などの属性
情報、及び、借入希望額、利用目的、借入希望日などの借入希望情報と、スコアとを含む
。ここで、借入希望者2のユーザID、氏名、メールアドレスなどの個人情報は除外され
る。
申込情報の一覧表示画面においては、金融機関担当者が所望の申込情報のみを絞り込むた
めの機能を有する。まず、各情報について、昇順・降順に並び替えることができる。図1
1に一例として図示するように、各項目に上△と下▽のアイコンを表示し、ここをクリッ
クすることによって当該項目を昇順・降順にソートすることができる。また、各項目につ
いて絞込条件を入力して該当する申込情報のみを表示させることもできる。図11に一例
として図示するように、「検索」ボタンの左側に配置された借入希望額、年収、年代・・
・等のボタンをクリックして入力欄に条件を入力、若しくは表示された選択肢を選択し、
検索ボタンをクリックすることで、該当する申込情報のみを表示させることができる。こ
れらの絞り込みは複数の項目について選択することができる。例えば、借入希望額を40
~60万円の範囲とし、かつ借入件数が1件のものに絞り込むと、図11の例においては
、申込ID998のみがヒットして表示されることとなる。
オファー選択受付部302は、金融機関担当者からオファーする申込情報の選択、及びオ
ファーするプランの選択を受け付ける。図11の例では、各申込情報には、「プラン案内
通知」のボタンが設置されており、当該ボタンをクリックすると、金融機関3ごとにあら
かじめ登録された複数のプランを選択し、オファーを出すことができる。プランは金融機
関情報記憶部113に、プランID、プラン名、利用目的、URLなどの情報とともに記
憶されている。図12は、プラン選択画面の一例である。プラン案内通知ボタンをクリッ
クすると、登録された複数のプランが、プラン名及びプランIDとともにリスト表示され
、いずれかのプランを選択してクリックすると、当該プランでオファーを出すことができ
る。申込情報ごとにプラン案内をクリックし、プランを選択することよって、仲介サーバ
1のオファー受付部123にオファーの通知を送信することとなる。
また、図13は、金融機関端末30の画面表示の変形例の拡大図であるが、図13に示す
ように、各申込情報ごとにオファーするプランを表示してもよい。当該プランの表示は、
後述するようにプラン提案部303があらかじめ仮選択したものを表示させておいてもよ
いし、金融機関担当者が1件ごとにプランを選択して入力してもよい。
また、オファー選択受付部302は、複数の選択された申込情報に対して一括してプラン
案内を送信することができる。例えば、上述したように項目に条件を設定して絞り込みを
かけた場合に、ヒットして表示された申込情報について一括でオファーを通知することが
できる。また、一覧表示において、各申込情報にチェックボックス等を設けてオファーを
する案件にチェックを入れ、チェックが入った申込情報に対して一括してオファーするこ
ともできる。一括でオファーを通知する場合、あらかじめ図13に例示するように、各申
込情報についてオファーするプランの選択が完了していると好ましい。
プラン提案部303は、金融機関情報記憶部113に登録されるプラン情報に基づいて、
各申込情報に対して適当なプランを選んで金融機関担当者に提案することができる。図示
しないが、金融機関情報記憶部113には、各プランごとに、利用目的や上限額、及び年
齢や収入など貸付け対象者に関する条件が記憶されている。プラン提案部303は、申込
情報から必要な項目を読み出し、金融機関情報記憶部113に記憶される各プランの条件
と比較することによって、適切なプランを選び出す。プランの提案は、金融機関担当者が
各申込情報について「プラン案内通知」を選択したときに画面上に「提案可能なプランは
、○○です」などのメッセージを表示することができるが、これに限られない。例えば、
図13に例示したように、申込情報の一覧表示において、あらかじめプラン提案部303
が選択したプラン名またはプランIDなどのプラン情報を仮選択した状態としておいても
よい。金融機関担当者は、必要に応じてプランをクリックして適切なプランに選択しなお
すことができる。
なお、プラン提案部303は、金融機関情報記憶部113に登録される排除条件に基づい
て、借入希望者端末20に、「プランを提案しない」という旨を含む通知を行っても良い
。この場合、プラン提案部303は、その原因となった排除条件に紐づけて解決策情報記
憶部116に記憶されている解決策を、借入希望者端末20に提示しても良い。
オファー送信部304は、オファー選択受付部302によって選択された申込情報及びプ
ラン情報について、仲介サーバ1に送信する。
また、オファー送信部304は、オファー情報に加えて、当該オファーを送信した金融機
関の金融機関名、支店名、連絡先、担当者名などの情報を借入希望者端末20に送付して
もよく、その後の申し込みのやり取りなどを、借入希望者2と金融機関3の間で直接行う
ことができる。なお、以下の機能を用いて、本発明のシステムで、オファー情報送付後の
やり取りをシステム上で進めてもよく、その場合、オファー送信部304は、前記オファ
ー情報に加えて、オファーの受諾、または拒否の意思を表明できるフォームまたはボタン
などの機能を、借入希望者端末20に提示しても良い。
マッチング部305は、借入希望者2が前期オファーを受け入れた際、借入希望者2と金
融機関3の間でのマッチングの手続きを進める。オファー送信部304が借入希望者端末
20に提示した意思表明できるフォームやボタンなどによって借入希望者2よりオファー
受諾の意志が表明されたこと、または、金融機関の希望により、借入希望者2とのマッチ
ングを進める意思が表明された場合に、マッチング部305は、借入希望者端末20に対
して当該金融機関が準備している利用規約とその同意・非同意の表明ができるチェックボ
ックス等、また追加質問に対する回答フォーム等を提示し、借入希望者2が入力した場合
にその情報を受け入れる。また、マッチング部305は、借入希望者2の個人情報のリク
エストを仲介サーバ1に送信し、仲介サーバ1はこのリクエストを受け、当該個人情報の
一部または全体を、金融機関端末30に送信する。
審査結果送信部306は、マッチング部305が金融機関端末30に送信した、前記利用
規約の同意・非同意情報、前記追加質問に対する回答、前記個人情報をもとに金融機関3
が審査を行い、その結果を借入希望者2に対して送付する。
なお、図16は、金融機関端末30の画面表示の変形例であるが、図16に示すように、
各申込情報ごとに前記申込情報の一部または全部と、オファーの送信ボタン、マッチング
の希望表明ボタン、審査結果の送信ボタンなど入力する機能を表示させていても良い。
次に、本発明の仲介システムの基本的な動作フローを、図14により説明する。
まず、借入申込希望者による借入申込情報の入力を受け付ける(S11)。申込情報は、
借入希望者2のパソコンやスマートフォンといった端末によって入力されることができる
。借入希望者2は、仲介サーバ1にアクセスし、自身の登録ID及びパスワード等を入力
することによって申込情報の入力画面を表示させ、必要な事項を入力する。受け付けた申
込情報は、申込情報記憶部111に格納される。
次に、金融機関選定部121が、申込情報を提供する金融機関3を選定する(S12)。
金融機関選定部121は、金融機関3からオファーが得られない可能性の高い案件につい
て、借入希望者端末20に対してその旨の通知をする。また、金融機関3ごとに対応地域
が限定されている場合や排除条件が設定されている場合に、申込情報を送信しない金融機
関3を識別し、逆に送信することができる金融機関3のリストを生成する。
さらに、申込情報ごとに、スコア情報を付与する(S13)。スコア情報は特に限定され
ないが、例えば借入希望者2の属性に基づくスコア情報を付加することとしてもよい。こ
の場合、借入希望者2の属性に基づいて、スコアへの影響ポイントを積算し、影響ポイン
トの合計値に基づいてスコアを決定する。
申込情報提供部122は、金融機関選定部121が生成したリストに基づいて、申込情
報とスコア情報を金融機関端末30に提供する(S14)。提供された申込情報は、送信
情報記憶部112に記憶される。金融機関担当者は、金融機関端末30から仲介サーバ1
にログインし、申込情報一覧を閲覧することができる。
金融機関担当者は、オファーする申込情報と、オファーするプラン情報を選択入力し、仲
介サーバ1に送信する。金融機関担当者は、所望の条件に合致する申込情報のみに絞り込
んで画面に表示させることができ、さらに絞り込んだ申込情報に対して一括してオファー
をすることができる。オファー受付部123が、金融機関端末30からオファーの情報を
受け取ると(S15)、オファー通知部124が借入希望者端末20に対してオファーの
通知を行う(S16)。また、オファーを受けた申込情報について、送信情報記憶部11
2にオファーを受けた日及びプランの情報などを追加して更新する(S17)。
以上が、本発明の仲介システムの基本的な動作フローである。
本発明の仲介システムによれば、借入希望者2は、一度申込に必要な情報を入力するだけ
で、複数の金融機関3に仮申し込みをすることができ、オファーの打診をすることができ
る。また、金融機関担当者は、複数の申込情報について、一覧で情報を閲覧することがで
き、条件に沿ってソートしたり絞込をかけることができるので、オファーの選定をスムー
ズに行うことができる。さらに、属性に基づく簡易的なスコア情報を付加することで、金
融機関3は成約率を向上させることができる一方で、個人情報に基づくスコアではないの
で、個人情報を取扱う必要がない。
上述した実施の形態は、本発明の理解を容易にするための例示に過ぎず、本発明を限定
して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良
することができると共に、本発明にはその均等物が含まれることは言うまでもない。
1 仲介サーバ
2 借入希望者
3 金融機関
4 ネットワーク
20 借入希望者端末
30 金融機関端末
111 申込情報記憶部
112 送信情報記憶部
113 金融機関情報記憶部
114 スコア材料情報記憶部
115 借入希望者情報記憶部
120 借入申込受付部
121 金融機関選定部
122 申込情報提供部
123 オファー受付部
124 オファー通知部
125 スコア材料情報取得部
126 スコア算出部
127 就労受入情報提供部
301 申込情報表示部
302 オファー選択受付部
303 プラン提案部
304 オファー送信部
305 マッチング部
306 審査結果送信部

Claims (6)

  1. ローン借入希望者と金融機関とを仲介するローン仲介システムであって、
    前記ローン借入希望者から、属性情報及び借入希望情報を含む申込情報の入力を受け付
    ける借入申込受付部と、
    前記金融機関ごとに前記申込情報の受付条件と、ローン貸付プランに関するプラン情報
    を記憶する金融機関情報記憶部と、
    前記申込情報と前記受付条件とから前記申込情報を提供する金融機関のリストを生成す
    る金融機関選定部と、
    前記金融機関の端末上に、複数の前記申込情報を前記借入希望者の前記属性情報に基づ
    くスコアとともに一覧表示する申込情報表示部と、
    前記金融機関から、前記複数の申込情報のうち、オファーをする申込情報と前記ローン
    貸付プランの選択を受け付けてサーバへ送信するオファー選択受付部と、
    前記オファーの選択を受付けた場合に、前記金融機関の情報と前記プラン情報とを前記
    借入希望者に通知するオファー通知部とを備えることを特徴する、ローン仲介システム。
  2. 前記借入希望者の属性ごとに、被オファー率、融資成立率、返済期間、及び完済率の少
    なくとも一つ以上からなるスコア材料情報を取得するスコア材料情報取得部と、
    前記スコア材料情報をもとに、各申込情報について属性情報に基づいた前記スコアを決
    定するスコア算定部とをさらに備えることを特徴とする、請求項1に記載のローン仲介シ
    ステム。
  3. 前記スコア材料情報取得部は、前記属性ごとの世帯収入及び家計支出に関する家計簿情
    報を取得することを特徴とする、請求項2に記載のローン仲介システム。
  4. 前記申込情報表示部は、前記属性情報、前記借入希望情報及び前記スコアの少なくとも
    いずれかに含まれる項目について絞込条件の入力を受付け、前記絞込条件に合致した前記
    申込情報のみを表示し、
    前記オファー選択受付部は、絞り込まれた前記申込情報について一括して選択を受け付
    けて前記サーバへ送信することができることを特徴とする、請求項1~3のいずれかに記
    載のローン仲介システム。
  5. 前記申込情報と、前記金融機関情報記憶部に記憶された前記プラン情報とを比較し、オ
    ファーできる前記ローン貸付プランを提案するプラン提案部をさらに備えることを特徴と
    する、
    請求項1~4のいずれかに記載のローン仲介システム。
  6. 前記スコアが一定以上である借入希望者に対して、就労受入に関する情報を提供する就
    労受入情報提供部をさらに備えることを特徴とする、
    請求項1~5のいずれかに記載のローン仲介システム。

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