JP2022145637A - 胴体バレルアセンブリ及び胴体バレルアセンブリを組み立てる方法 - Google Patents

胴体バレルアセンブリ及び胴体バレルアセンブリを組み立てる方法 Download PDF

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Abstract

【課題】胴体バレルアセンブリ及び胴体バレルアセンブリを組み立てる方法に関し、より具体的には、胴体バレルアセンブリ及び分割縦通材を利用する方法に関する。【解決手段】航空機10の胴体バレルアセンブリ20は、第1のバレル部分30及び第2のバレル部分を含み、第2のバレル部分40は、第1のバレル部分と結合して、第1のバレル部分と第2のバレル部分との間のバレル接合部を画定する。胴体バレルアセンブリは、また、分割縦通材100を含み、分割縦通材はバレル接合部50にわたって延在し、第1のバレル部分と第2のバレル部分の両方に取り付けられる。分割縦通材は、第1のバレル部分に取り付けられた第1の縦通材部分、及び第2のバレル部分に取り付けられた第2の縦通材部分を含む。分割縦通材は、第2の縦通材部分に第1の縦通材部分を取り付ける縦通材接合部を更に含む。本方法は、胴体バレルアセンブリを組み立てる方法を含む。【選択図】図1

Description

本開示は、広くは、胴体バレルアセンブリ及び胴体バレルアセンブリを組み立てる方法に関し、より具体的には、胴体バレルアセンブリ及び分割縦通材を利用する方法に関する。
航空機の製造中に、胴体バレルアセンブリは、複数のバレル部分から組み立てられ得る。胴体バレルアセンブリの特定の領域において、縦通材は2つの近接したバレル部分の間に延在し得、それらを相互接続し得、それらのための構造的支持を提供し得、及び/又は該2つの近接したバレル部分の間の接合部を補強し得る。かかる縦通材は、従来は、単一ピース構造であった。かかる単一ピース縦通材の取り付けは効率的だが、時間がかかることがあり、及び/又は胴体バレルアセンブリ内での単一ピース縦通材の取り付けの後に更なるアセンブリステップが実行されることを要求することがある。これにより、製造プロセスの既に費用及びスペースを大量に消費するステップに関連する全体的な時間及び費用が増加する。したがって、改良型の胴体バレルアセンブリ及び/又は改良型の胴体バレルアセンブリを組み立てる改良型の方法に対するニーズが存在している。
胴体バレルアセンブリ及び胴体バレルアセンブリを組み立てる方法が本明細書に開示される。胴体バレルアセンブリは、第1のバレル部分及び第2のバレル部分を含み、第2のバレル部分は、第1のバレル部分と結合して、第1のバレル部分と第2のバレル部分との間のバレル接合部を画定する。胴体バレルアセンブリは、また、分割縦通材を含み、分割縦通材はバレル接合部にわたって延在し、第1のバレル部分と第2のバレル部分の両方に取り付けられる。分割縦通材は、第1の複数の部分ファスナを介して、第1のバレル部分に取り付けられた第1の縦通材部分、及び第2の複数の部分ファスナを介して、第2のバレル部分に取り付けられた第2の縦通材部分を含む。分割縦通材は、複数の接合部ファスナを介して、第2の縦通材部分に第1の縦通材部分を取り付ける縦通材接合部も含む。
本方法は、第1の複数の部分ファスナを利用して、胴体バレルアセンブリの第1のバレル部分に第1の縦通材部分を取り付けることを含む。本方法は、第1のバレル部分と第2のバレル部分との間のバレル接合部を画定するために、第1のバレル部分及び第2のバレル部分を組み立てることも含む。本方法は、第2の複数の部分ファスナを利用して、第2のバレル部分に第2の縦通材部分を取り付けること、及び複数の接合部ファスナを利用して、第2の縦通材部分に第1の縦通材部分を取り付けることを更に含む。
本開示に係る、胴体バレルアセンブリを含む航空機の一例の概略図である。 図1の航空機の一部を形成し得る第1の内側フレームアセンブリの一例の概略図である。 図1の胴体バレルアセンブリの領域の概略図である。 図1の胴体バレルアセンブリの領域の概略図である。 図1の胴体バレルアセンブリの領域の概略図である。 本開示に係る、胴体バレルアセンブリを組み立てる方法の例を示すフロー図である。 図6の方法を利用して組み立てられ得る胴体バレルアセンブリの構成要素の一例の概略図である。 図6の方法における胴体バレルアセンブリの領域の一例の概略図である。 図6の方法における胴体バレルアセンブリの領域の一例の概略図である。 図6の方法における胴体バレルアセンブリの領域の一例の概略図である。 図6の方法における胴体バレルアセンブリの領域の一例の概略図である。 図6の方法における胴体バレルアセンブリの領域の一例の概略図である。 図6の方法における胴体バレルアセンブリの領域の一例の概略図である。 図6の方法における胴体バレルアセンブリの領域の一例の概略図である。 図6の方法における胴体バレルアセンブリの領域の一例の概略図である。 図6の方法における胴体バレルアセンブリの領域の一例の横断面図の概略図である。 図6の方法における胴体バレルアセンブリの領域の一例の横断面図の概略図である。
図1~図17は、本開示による、航空機10、胴体バレルアセンブリ20、分割縦通材100、及び/又は方法200の例示的かつ非限定的な例を提供する。同様の、又は少なくとも実質的に同様の目的に適う要素には、図1~図17のそれぞれにおいて類似の番号が表示され、これらの要素については本明細書において、図1~図17のそれぞれを参照する際に詳細が説明されないこともある。同様に、全ての要素が図1~図17のそれぞれに表示されるわけではないが、本明細書においてそれらに関連する参照番号は一貫して利用され得る。図1~図17のうちの一以上を参照して本明細書で説明される要素、構成要素、及び/又は特徴は、本開示の範囲から逸脱することなく、図1~図17のいずれかに含まれ得る、及び/又は図1~図17のいずれかで利用され得る。
一般的に、所与の(すなわち特定の)実施形態に含まれる可能性が高い要素は実線で示される一方、所与の実施形態ではオプションである要素は、破線で示される。しかし、実線で示される要素が全ての実施形態に必須というわけではなく、実線で示される要素は、本開示の範囲を逸脱しなければ、特定の実施形態から省略され得る。
図1は、本開示による、胴体バレルアセンブリ20を含む航空機10の一例の概略図である。図2は、図1の航空機10の一部を形成し得る第1の内側フレームアセンブリ38の一例の概略図である。図3~図5は、図1の胴体バレルアセンブリ20の領域の例の概略図である。図7~図15は、図6の方法200を利用して組み立てられ得る胴体バレルアセンブリ20の構成要素の例の概略図である。
図1~図5及び図7~図17によって集合的に示されるように、胴体バレルアセンブリ20は、第1のバレル部分30及び第2のバレル部分40を含む。図1、図12、及び図15に恐らく最も良く示されるように、第1のバレル部分30及び第2のバレル部分40は、それらの間にバレル接合部50を画定する。
図1~図5及び図8~図17に恐らく最も良く示されるように、胴体バレルアセンブリ20は分割縦通材100も含む。図1、図3、図8、図12、及び図15に恐らく最も良く示されるように、分割縦通材100はバレル接合部50にわたって延在し、第1のバレル部分30と第2のバレル部分40の両方に取り付けられる。分割縦通材100は、第1の縦通材部分110、第2の縦通材部分130、及び縦通材接合部150を含む。
図3~図5に恐らく最も良く示されるように、第1の縦通材部分110は、第1の複数の部分ファスナ112を介して、第1のバレル部分30に取り付けられるか、あるいは動作可能に取り付けられる。同様に、第2の縦通材部分130は、第2の複数の部分ファスナ132を介して、第2のバレル部分40に取り付けられるか、あるいは動作可能に取り付けられる。加えて、縦通材接合部150は、複数の接合部ファスナ160を介して、第2の縦通材部分130に第1の縦通材部分110を取り付けるか、あるいは動作可能に取り付ける。
分割縦通材100は、第1の縦通材部分110を含む、第2の縦通材部分130を含む、並びに/又は縦通材接合部150を含む、及び/若しくは画定する、任意の適切な構造を含み得る。追加的に又は代替的に、分割縦通材100は、バレル接合部50にわたって延在する、及び/又は第1のバレル部分30と第2のバレル部分40の両方に動作可能に取り付けられる任意の適切な構造を含み得る。方法200を参照して本明細書により詳細に説明されるように、第1の縦通材部分110と第2の縦通材部分130の両方を含む分割縦通材100の利用は、胴体バレルアセンブリ20の組み立ての際に向上した効率を可能にする、及び/若しくは容易にする、並びに/又は胴体バレルアセンブリ20の組み立てのための更なるクリアランスを提供し得る。
第1の縦通材部分110は、前方であり得、及び/又は第2の縦通材部分130に対して前方の方向14であり得る。幾つかの実施例では、図3に恐らく最も良く示されるように、第1の縦通材部分110は、第1のバレル部分30と結合する、接触する、直接接触する、及び/又は間接的に接触する、第1のバレル接触領域114を含み得る。幾つかのかかる実施例では、第1のバレル接触領域114は本明細書で平面の第1のバレル接触領域114、及び/若しくは少なくとも実質的に平面の第1のバレル接触領域114と称され得、並びに/又はそれらであり得る。
幾つかの実施例では、図2~図3に恐らく最も良く示されるように、第1の縦通材部分110は、降着装置フィッティング116若しくは複数の降着装置フィッティング116を含み得、及び/又はそれらに動作可能に取り付けられ得る。降着装置フィッティング116は、存在するのであれば、航空機10の降着装置アセンブリ118を少なくとも部分的に支持するように構成され得る。幾つかのかかる実施例では、降着装置アセンブリ118は、降着装置フィッティング116を介して、第1の縦通材部分110に取り付けられ得る。幾つかのかかる実施例では、図1~図3に示されるように、第1の縦通材部分110は航空機10の降着装置ベイ34を少なくとも部分的に画定し得、及び/又は降着装置ベイ34に少なくとも部分的に境界を付け得る。
方法200を参照して本明細書により詳細に説明されるように、第1の縦通材部分110を含む分割縦通材100の利用は、胴体バレルアセンブリ20の組み立ての際に向上した効率を可能にし得る、及び/又は容易にし得る。一例としては、第1の縦通材部分110は、第1のバレル部分30を第2のバレル部分40と共に組み立てる前に、第1のバレル部分30に動作可能に取り付けられ得る。別の例としては、及び第1の縦通材部分110が複数の降着装置フィッティング116を含む、及び/又はそれらに動作可能に取り付けられるとき、複数の降着装置フィッティング116は、第1のバレル部分30を第2のバレル部分40と共に組み立てる前に、ラインボーリングされ得る。更に別の例としては、降着装置アセンブリ118は、第1のバレル部分30を第2のバレル部分40と共に組み立てる前に、降着装置ベイ34内に取り付けられ得る。
上記の恩恵のそれぞれは、第1のバレル部分30及び第2のバレル部分40を組み立てるのに必要な時間を短縮し得る。航空機10の胴体バレルアセンブリ20は大きいので、第1のバレル部分30及び第2のバレル部分40を含む胴体バレル部分の組み立ては、費用がかかり、航空機10を製造する工場内に大容量のスペースを必要とする。したがって、第1のバレル部分30及び第2のバレル部分40の組み立ての前に、上記のステップのいずれかを実行することは、航空機10の全体的な製造プロセスに照らして大幅なコスト節減を提供し得る。
第2の縦通材部分130は、後方であり得、及び/又は第1の縦通材部分110に対して後方の方向16であり得る。幾つかの実施例では、図3に恐らく最も良く示されるように、第2の縦通材部分130は、第2のバレル部分40と結合する、接触する、直接接触する、及び/又は間接的に接触する、第2のバレル接触領域134を含み得る。幾つかのかかる実施例では、第2のバレル接触領域134は本明細書で非平面の、若しくは湾曲した、第2のバレル接触領域134と称され得、及び/又はそれらであり得る。
縦通材接合部150は、複数の接合部ファスナ160を介してなど、第2の縦通材部分130に第1の縦通材部分110を動作可能に取り付ける任意の適切な構造を含み得る。幾つかの実施例では、縦通材接合部150は、重ね継手、及び/若しくはオーバーラップ継手を含む、並びに/又はそれらである。幾つかのかかる実施例では、図3~図5に恐らく最も良く示されるように、縦通材接合部150は、第1の縦通材部分110と第2の縦通材部分130との間に重なり合う領域156を画定する。幾つかのかかる実施例では、第1の縦通材部分110は、第1の重なり合う領域120を含み得る、及び/又は画定し得、第2の縦通材部分130は、第2の重なり合う領域140を含み得る、及び/又は画定し得る。幾つかのかかる実施例では、第1の重なり合う領域120及び第2の重なり合う領域140は、分割縦通材100の長手方向の長さに沿ってなど、互いに重なり合って、縦通材接合部150を画定し得る。
幾つかの実施例では、図3~図5及び図16~図17に恐らく最も良く示されるように、縦通材接合部150は、第1の接合領域151、第2の接合領域152、及び第3の接合領域153を画定し得る。幾つかのかかる実施例では、第1の縦通材部分110及び第2の縦通材部分130は、第1の接合領域151内、第2の接合領域152内、及び/又は第3の接合領域153内で互いに重なり合う。幾つかのかかる実施例では、第1の接合領域151、第2の接合領域152、及び第3の接合領域153が、互いに対してスキュー角で方向付けられる。幾つかのかかる実施例では、第1の接合領域151は、平面の、若しくは少なくとも実質的に平面の第1の接合領域151を含み得る、及び/又はそれらであり得る。追加的に又は代替的に、第2の接合領域152は、平面の、若しくは少なくとも実質的に平面の第2の接合領域152を含み得る、及び/又はそれらであり得る。追加的に又は代替的に、第3の接合領域153は、平面の、若しくは少なくとも実質的に平面の第3の接合領域153を含み得る、及び/又はそれらであり得る。
幾つかのかかる実施例では、第1の接合領域151、第2の接合領域152、及び第3の接合領域153が共に、第1の縦通材部分110と第2の縦通材部分130との間にZ形の重ね継ぎを画定し得る。かかる構成は、分割縦通材100に、分割縦通材100の細長い軸に直角に加わる圧縮荷重、引張荷重、及び/若しくはねじり荷重、並びに/又は分割縦通材100の細長い軸の周りに加わるねじり荷重を支持させ得る、及び/又は耐えさせ得る。
幾つかの実施例では、縦通材接合部150は、近接したバレル接合部50であり得る。一例としては、バレル接合部50を少なくとも部分的に通って延伸する胴体バレルアセンブリ20の横断面は、少なくとも縦通材接合部150の領域内に延伸し得、及び/又は縦通材接合部150の閾値距離内にあり得る。閾値距離の例は、最大で0.01メートル(m)、最大で0.05m、最大で0.1m、最大で0.2m、最大で0.3m、最大で0.4m、及び最大で0.5mの閾値距離を含む。
幾つかの実施例では、図3に示されるように、分割縦通材100はジョイントシム170を含み得る。ジョイントシム170は、存在するのであれば、縦通材接合部150内に延在し得、及び/又は位置付けられ得る。幾つかの実施例では、ジョイントシム170は、第1の縦通材部分110と第2の縦通材部分130との間に位置付けられ得る、及び/又は圧縮され得る。
ジョイントシム170を縦通材接合部150内に含めることは、第1のバレル部分30と第1の縦通材部分110との間、及び/又は第2のバレル部分40と第2の縦通材部分130との間に対応するシムを含める必要なしに、胴体バレルアセンブリ20の組み立てを可能にし得る、及び/又は容易にし得る。概して、縦通材接合部150は、第1のバレル部分30と第1の縦通材部分110との間に延在する領域、及び/又は第2のバレル部分40と第2の縦通材部分130との間に延在する領域よりも、より近づきやすいことがある。したがって、本開示による、ジョイントシム170を受け入れ得る縦通材接合部150を含む分割縦通材100を備えた胴体バレルアセンブリ20は、単一ピース縦通材を含む従来の胴体バレルアセンブリと比較したとき、組み立てにより時間がかからないものとなり得る。
上記を踏まえ、胴体バレルアセンブリ20には、第1の縦通材部分110と第1のバレル部分30との間に延在するシムがないことがある。別の言い方をするならば、第1の縦通材部分110は第1のバレル部分30と接触し得る、あるいは直接の物理的接触にあり得る。追加的に又は代替的に、胴体バレルアセンブリ20には、第2の縦通材部分130と第2のバレル部分40との間に延在するシムがないことがある。別の言い方をするならば、第2の縦通材部分130は第2のバレル部分40と接触し得る、あるいは直接の物理的接触にあり得る。
第1のバレル部分30は、第2のバレル部分40と結合してバレル接合部50を画定し得る任意の適切な構造を含み得る。例として、第1のバレル部分は、図1に示されるように、第1の外板31、及び/又は図1~図2に集合的に示されるように、第1の内側フレームアセンブリ38を含み得る。幾つかの実施例では、第1のバレル部分30は、第2のバレル部分40に対して、前方であり得、又は前方の方向14であり得る。幾つかの実施例では、第1のバレル部分30は、航空機10の降着装置ベイ34に境界をつけ得、又は少なくとも部分的に境界を付け得る。幾つかのかかる実施例では、及び図2に恐らく最も良く示されるように、第1の内側フレームアセンブリ38は、降着装置ベイ34に境界をつけ得、少なくとも部分的に境界を付け得、支持し得、少なくとも部分的に支持し得、画定し得、及び/又は少なくとも部分的に画定し得る。幾つかの実施例では、及び図1に恐らく最も良く示されるように、第1のバレル部分30は少なくとも航空機10の翼12の領域に取り付けられ得、又は動作可能に取り付けられ得る。幾つかの実施例では、第1のバレル部分30はバレル接合部50を少なくとも部分的に画定し得る第1の縁部32を画定し得る。
幾つかの実施例では、及び図3に恐らく最も良く示されるように、第1のバレル部分30は第1の縦通材接触領域36を画定し得る及び/又は含み得る。第1の縦通材接触領域36は、第1の縦通材部分110及び/又はその第1のバレル接触領域114に結合するように構成され得る。幾つかのかかる実施例では、第1の縦通材接触領域36は、平面の第1の縦通材接触領域36、又は少なくとも実質的に平面の第1の縦通材接触領域36であり得る。
第2のバレル部分40は、第1のバレル部分30と結合してバレル接合部50を画定し得る任意の適切な構造を含み得る。例として、図1に示されるように、第2のバレル部分40は第2の外板41を含み得る。幾つかの実施例では、第2のバレル部分40は、第1のバレル部分30に対して、後方であり得、又は後方の方向16であり得る。幾つかの実施例では、第2のバレル部分40はバレル接合部50を少なくとも部分的に画定し得る第2の縁部42を画定し得る。
幾つかの実施例では、及び図3に恐らく最も良く示されるように、第2のバレル部分40は第2の縦通材接触領域46を画定し得る及び/又は含み得る。第2の縦通材接触領域46は、第2の縦通材部分130及び/又はその第2のバレル接触領域134に結合するように構成され得る。幾つかのかかる実施例では、第2の縦通材接触領域46は非平面の第2の縦通材接触領域46であり得る。
第1の複数の部分ファスナ112は(本明細書ではファスナ112とも称され得るが)、第2の複数の部分ファスナ132及び/又は複数の接合部ファスナ160とは異なり得る、別個であり得る、及び/又はそれらから離隔され得る。追加的に又は代替的に、第1の複数の部分ファスナ112は、第2のバレル部分40及び/又は第2の縦通材部分130から離隔され得る。
第2の複数の部分ファスナ132は(本明細書ではファスナ132とも称され得るが)、第1の複数の部分ファスナ112及び/又は複数の接合部ファスナ160とは異なり得る、別個であり得る、及び/又はそれらから離隔され得る。追加的に又は代替的に、第2の複数の部分ファスナ132は、第1のバレル部分30及び/又は第1の縦通材部分110から離隔され得る。
少なくとも複数の接合部ファスナ160のサブセットは(本明細書ではファスナ160とも称され得るが)、第1の複数の部分ファスナ112及び/又は第2の複数の部分ファスナ132とは異なり得る、別個であり得る、及び/又はそれらから離隔され得る。幾つかの実施例では、複数の接合部ファスナ160の第1のサブセット161は、第1のバレル部分30から離隔され得る。追加的に又は代替的に、複数の接合部ファスナ160の第2のサブセット162は、第2のバレル部分40から離隔され得る。追加的に又は代替的に、複数の接合部ファスナ160の第3のサブセット163は、第1のバレル部分30に分割縦通材100を取り付け得る、又は動作可能に取り付け得る。追加的に又は代替的に、複数の接合部ファスナ160の第4のサブセット164は、第2のバレル部分40に分割縦通材100を取り付け得る、又は動作可能に取り付け得る。
ファスナ112、ファスナ132、及び/又はファスナ160は、任意の適切なファスナを含み得る、及び/又は任意の適切なファスナである。かかるファスナの例は、リベット、ポップリベット、クラッシュリベット、ボルト、ねじ、ナット、及び/又は座金を含む。
図1を参照すると、航空機10及び/又はその胴体バレルアセンブリ20は、第1の側21、及び第1の側21と対向し得る第2の側22を有し得る、及び/又は画定し得る。幾つかのかかる実施例では、航空機10及び/又はその胴体バレルアセンブリ20は、第1の側21に位置付けられ得る第1の分割縦通材101、及び第2の側22に位置付けられ得る第2の分割縦通材102を含み得る。
図6は、本開示による、(図1~図5の胴体バレルアセンブリ20などの)胴体バレルアセンブリを組み立てる方法200の実施例を示すフロー図である。図7~図17は、図6の方法の様々なステップにおける胴体バレルアセンブリ20の領域及び/又は構成要素を示す(図7は図6の方法を実行する前に、部分的に組み立てられた胴体バレルアセンブリを示す)。
方法200は、210において、第1のバレル部分に第1の縦通材部分を取り付けることを含み、220において、降着装置フィッティングを取り付けること、230において、降着装置フィッティングをラインボーリングすること、及び/又は240において、降着装置アセンブリを取り付けることを含み得る。方法200は、250において、第1のバレル部分及び第2のバレル部分を組み立てること、260において、第2のバレル部分に第2の縦通材部分を取り付けることも含む。方法200は、270において、ジョイントシムを位置付けることも含み得、280において、第2の縦通材部分に第1の縦通材部分を取り付けることを含み得る。
210において、第1のバレル部分に第1の縦通材部分を取り付けることは、第1の複数の部分ファスナで、介して、及び/又は利用して、第1のバレル部分に第1の縦通材部分を取り付けることを含み得る。第1の縦通材部分の例は、分割縦通材100の第1の縦通材部分110を参照して本明細書に開示される。第1のバレル部分の例は、胴体バレルアセンブリ20の第1のバレル部分30を参照して本明細書に開示される。第1の複数の部分ファスナの例は、第1の複数の部分ファスナ112を参照して本明細書に開示される。
図8~図17は、210において取り付けることを実行した後の、胴体バレルアセンブリ20の領域を示す。より具体的には、図8~図17は、第1のバレル部分30に取り付けられた第1の縦通材部分110を示す。図8に示されるように、この取り付けは、第1の複数の部分ファスナ112を介するものである。
幾つかの実施例では、210における取り付けることは、第1の複数の部分ファスナの各第1の部分ファスナを対応する第1のファスナホールを通って延在させることを含み得、第1の縦通材部分と第1のバレル部分の両方を通って延在することを含み得る。幾つかのかかる実施例では、210における取り付けることは、各第1の部分ファスナを利用して、第1の縦通材部分の対応する第1の領域及び第1のバレル部分を互いの方へ促すことを含む。
幾つかの実施例では、210における取り付けることは、第1の縦通材部分と第1のバレル部分との間の直接の物理的接触を確立することを含む。幾つかの実施例では、210における取り付けることは、第1の縦通材部分と第1のバレル部分との間に第1のシムを位置付けることなく、第1のバレル部分に第1の縦通材部分を取り付けることを含む。別の言い方をするならば、210における取り付けることは、第1の縦通材部分と第1のバレル部分との間の第1のインターフェースにシムを入れることなく、又はその必要なく、第1の縦通材部分と第1のバレル部分とを互いに取り付けることを含み得る。
210において取り付けることは、方法200の間に任意の適切な時点及び/又は任意の適切な順序で実行され得る。例として、210において取り付けることは、230におけるラインボーリングすること及び/又は240における取り付けることの前に実行され得る。更なる例として、210における取り付けることは、220における取り付けること、250における組み立てること、260における取り付けること、270における位置付けること、及び/又は280における取り付けることの前に、後に、及び/又は少なくとも部分的に同時に実行され得る。
220における降着装置フィッティングを取り付けることは、第1の縦通材部分に降着装置フィッティングを取り付けることを含み得る。降着装置フィッティングの例は、降着装置フィッティング116を参照して本明細書に開示される。220における取り付けることは、降着装置が降着装置アセンブリを支持する、若しくは支持するように構成されるように、並びに/又は降着装置フィッティングが選択的展開及び/若しくは降着装置アセンブリの積み込みを可能にする及び/若しくは容易にするように、取り付けることを含み得る。幾つかの実施例では、説明したように、航空機は複数の降着装置フィッティングを含み得、それは互いに別個であり得る、及び/又は離隔され得る。幾つかのかかる実施例では、220において取り付けることは、第1の縦通材部分の対応する場所に複数の降着装置フィッティングを取り付けることを含み得る。幾つかの実施例では、一以上の降着装置フィッティングは、第1の縦通材部分に予め取り付けられ得る、及び/又は一体であり得る。かかる実施例では、一以上の降着装置フィッティングは既に存在し得、及び/又は220において取り付けることは利用されないことがある。
220において取り付けることは、方法200の間に任意の適切な時点及び/又は任意の適切な順序で実行され得る。例として、220における取り付けることは、210における取り付けることの後に、210における取り付けることの前に、210における取り付けることと少なくとも部分的に同時に、及び/又は230におけるラインボーリングすることの前に実行され得る。更なる例として、220における取り付けることは、240における取り付けること、250における組み立てること、260における取り付けること、270における位置付けること、及び/又は280における取り付けることの前に、後に、及び/又は少なくとも部分的に同時に実行され得る。説明したように、250における組み立てることの前に220において取り付けることを実行することは、有益であり得るが、それが必要なわけではない。
降着装置フィッティングが胴体バレルアセンブリの残り、及び/又は複数の降着装置フィッティングの少なくとも他の1つの降着装置フィッティングと正確に位置合わせされることは有益であり得る。これを踏まえ、幾つかの実施例では、方法200は、230において降着装置フィッティングをラインボーリングすることを含む。ラインボーリングは、降着装置フィッティングのボアと胴体バレルアセンブリの残りとの間の正確な位置合わせを確立するために利用され得、及び/又は二以上の離隔された降着装置フィッティングのうちの二以上のボアの間での正確な位置合わせを確立するために利用され得る。
230におけるラインボーリングすることは、方法200の間に任意の適切な時点及び/又は任意の適切な順序で実行され得る。例として、230におけるラインボーリングすることは、210における取り付けることの後に、220における取り付けることの後に、及び/又は240における取り付けることの前に実行され得る。更なる例として、230におけるラインボーリングすることは、250における組み立てること、260における取り付けること、270における位置付けること、及び/又は280における取り付けることの前に、後に、及び/又は少なくとも部分的に同時に実行され得る。説明したように、250における組み立てることの前に230においてラインボーリングすることを実行することは、有益であり得るが、それが必要なわけではない。
240における降着装置アセンブリを取り付けることは、降着装置フィッティングに降着装置アセンブリを取り付けることを含み得る。240における取り付けることは、方法200の間に任意の適切な時点及び/又は任意の適切な順序で実行され得る。例として、240における取り付けることは、210における取り付けることの後に、220における取り付けることの後に、及び/又は230におけるラインボーリングすることの後に実行され得る。更なる例として、240における取り付けることは、250における組み立てること、260における取り付けること、270における位置付けること、及び/又は280における取り付けることの前に、後に、及び/又は少なくとも部分的に同時に実行され得る。説明したように、250における組み立てることの前に240において取り付けることを実行することは、有益であり得るが、それが必要なわけではない。
250において、第1のバレル部分及び第2のバレル部分を組み立てることは、第1のバレル部分と第2のバレル部分との間のバレル接合部を形成する及び/又は画定するために、第1のバレル部分及び第2のバレル部分を組み立てることを含み得る。第2のバレル部分の例は、胴体バレルアセンブリ20の第2のバレル部分40を参照して本明細書に開示される。バレル接合部の例は、バレル接合部50を参照して本明細書に開示される。
幾つかの実施例では、250における組み立てることは、第1のバレル部分の第1の縁部を第2のバレル部分の第2の縁部と位置合わせすることを含み得る。第1の縁部の例は、第1の縁部32を参照して本明細書に開示される。第2の縁部の例は、第2の縁部42を参照して本明細書に開示される。幾つかのかかる実施例では、250における組み立てることは、第1のバレル部分及び/又は第2のバレル部分を移動させることを、更に含み得る。移動させることは、第1の縁部及び第2の縁部が互いに近接する、第1の縁部及び第2の縁部が互いに接触する、及び/又は第1の縁部及び第2の縁部が、第1のバレル部分と第2のバレル部分との間のバレル結合領域を画定することがあり得る。
幾つかの実施例では、第1のバレル部分は第1の外板及び第1の内側フレームアセンブリを含む。第1の外板の例は、第1の外板31を参照して本明細書に開示される。第1の内側フレームアセンブリの例は、第1の内側フレームアセンブリ38を参照して本明細書に開示される。幾つかのかかる実施例では、第1の外板は、第1の縦通材部分の取り付けられた領域と第1の内側フレームアセンブリとの間に延在し得る。幾つかのかかる実施例では、間隙は、第1の縦通材部分の取り付けられていない領域と第1の内側フレームアセンブリとを分離し得る。幾つかのかかる実施例では、250における組み立てることは、間隙内に第2のバレル部分の対応する領域を位置付けることを含み得る。
250における組み立てることは、方法200の間に任意の適切な時点及び/又は任意の適切な順序で実行され得る。例として、250における組み立てることは、210における取り付けること、220における取り付けること、230におけるラインボーリングすること、240における取り付けること、260における取り付けること、270における位置付けること、及び/又は280における取り付けることの前に、後に、及び/又は少なくとも部分的に同時に実行され得る。
260において、第2のバレル部分に第2の縦通材部分を取り付けることは、第2の複数の部分ファスナで、介して、及び/又は利用して、第2のバレル部分に第2の縦通材部分を取り付けることを含み得る。第2の縦通材部分の例は、第2の縦通材部分130を参照して本明細書に開示される。第2の複数の部分ファスナの例は、第2の複数の部分ファスナ132を参照して本明細書に開示される。
幾つかの実施例では、260における取り付けることは、第2の複数の部分ファスナの各第2の部分ファスナを対応する第2のファスナホールを通って延在させることを含み得、第2の縦通材部分と第2のバレル部分の両方を通って延在することを含み得る。幾つかのかかる実施例では、260における取り付けることは、各第2の部分ファスナを利用して、第2の縦通材部分の対応する第2の領域及び第2のバレル部分を互いの方へ促すことを含む。
幾つかの実施例では、260における取り付けることは、第2の縦通材部分と第2のバレル部分との間の直接の物理的接触を確立することを含む。幾つかの実施例では、260における取り付けることは、第2の縦通材部分と第2のバレル部分との間に第2のシムを位置付けることなく、第2のバレル部分に第2の縦通材部分を取り付けることを含む。別の言い方をするならば、260における取り付けることは、第2の縦通材部分と第2のバレル部分との間の第2のインターフェースにシムを入れることなく、又はその必要なく、第2の縦通材部分と第2のバレル部分とを互いに取り付けることを含み得る。
260における取り付けることは、方法200の間に任意の適切な時点及び/又は任意の適切な順序で実行され得る。例として、260における取り付けることは、210における取り付けること、220における取り付けること、230におけるラインボーリングすること、240における取り付けること、250における組み立てること、270における位置付けること、及び/又は280における取り付けることの前に、後に、及び/又は少なくとも部分的に同時に実行され得る。
特定の実施例では、及び図9~図12に示されるように、250における組み立てることは、210における取り付けることの後に、及び260における取り付けることの前に実行され得る。幾つかのかかる実施例では、及び図9~図12にも示されるように、間隙60は、第1の縦通材部分110の取り付けられていない領域122を第1のバレル部分30の第1の内側フレームアセンブリ38から分離し得る。かかる実施例では、及び図9から図10へ、図11への進歩によって示されるように、250における組み立てることは、間隙60内に第2のバレル部分40の対応する領域を位置付けることを含み得る。後で、及び図12に示されるように、260における取り付けることは、第2のバレル部分40に第2の縦通材部分130を取り付けるために実行され得る。示されるように、この取り付けプロセスは、第2の重なり合う領域140などの第2の縦通材部分130の領域の間隙60内への挿入を含み得る。
第2のバレル部分40の対応する領域と第2の縦通材部分130の領域の両方が最終的に間隙60内に位置付けられるので、間隙60は第2のバレル部分40の対応する領域と第2の縦通材部分130の領域の厚さの両方の厚さを収容するようにサイズ決定される。したがって、250における組み立てることの間、間隙60は第2のバレル部分40の対応する領域のための更なるクリアランスを提供する。このクリアランスは、図10~図11で示され、62において表示される。
間隙60及びクリアランス62も図16~図17において示され、それらは縦通材接合部150の横断面図の例である。図16に示されるように、210において取り付けること、及び250において組み立てることの後であるが、260において取り付けることの前に、第2のバレル部分40の対応する領域は、間隙60内に位置付けられ得る。示されるように、間隙60は第2のバレル部分40の対応する領域の厚さよりも広く、それによりクリアランス62を提供することは、250において組み立てることを容易にし得、及び/又は250における組み立てることの間、第2のバレル部分40の対応する領域のための更なるクリアランスを提供し得る。後で、及び図17に示されるように、260における取り付けることは、第2のバレル部分40に第2の縦通材部分130を取り付けるために実行され得る。示されるように、この取り付けプロセスは、第2の縦通材部分130の領域の間隙60内への挿入を含み得る。
別の特定の実施例では、及び図13~図15に示されるように、250における組み立てることは、210における取り付けることと260における取り付けることの両方の後に実行され得る。これを踏まえ、図13は、第1の縦通材部分110が取り付けられた第1のバレル部分30を示し、また、第2の縦通材部分130が取り付けられた第2のバレル部分40を示す。図9~図12に示される構成と同様に、間隙60は、第1の縦通材部分110の取り付けられていない領域122を第1のバレル部分30の第1の内側フレームアセンブリ38から分離する。かかる実施例では、及び図13から図14へ、図15への進歩によって示されるように、250における組み立てることは、間隙60内に第2のバレル部分40の対応する領域及び第2の縦通材部分130の領域を同時に位置付けることを含み得る。かかる構成において、図9~図12のクリアランス62は存在し得ず、又は、図13~図15の構成よりも小さなサイズを有し得る。しかし、間隙60内への、第2のバレル部分40及び第2の縦通材部分130のための挿入距離64は、比較的短いことがある。加えて、第2のバレル部分40への第2の縦通材部分130の取り付けは、第2のバレル部分40のための更なる支持を提供し得、それにより、250における組み立てることを容易にする。
方法200の幾つかの実施例では、胴体バレルアセンブリの一以上の構成要素の設計及び/又は形状許容誤差は、250における組み立てることの後に、第1のバレル部分及び第2のバレル部分が位置ずれすることがあり得る。加えて、説明したように、本開示による、第1の縦通材部分及び第2の縦通材部分を含む分割縦通材の利用は、第1の縦通材部分と第1のバレル部分との間、及び/又は第2の縦通材部分と第2のバレル部分との間にシムを入れることによって、この位置ずれを補正する必要性を減少、又は除外さえし得る。
代わりに、この位置ずれが生じるとき、方法200は270において、ジョイントシムを位置付けることを含み得る。270における位置付けることは、第1の縦通材部分と第2の縦通材部分との間にジョイントシムを位置付けることを含み得る(例えば、第1のバレル部分と第2のバレル部分との間の相対的な向きの調節、並びに/又は第1のバレル部分及び第2のバレル部分を互いに位置合わせすることを可能にする及び/若しくは容易にするなど)。
270における位置付けることは、方法200の間に任意の適切な時点及び/又は任意の適切な順序で実行され得る。例として、270における位置付けることは、210における取り付けることの後に、250における組み立てることの後に、260における取り付けることの後に、及び/又は280における取り付けることの前に実行され得る。更なる例として、270における位置付けることは、220における取り付けること、230におけるラインボーリングすること、及び/又は240における取り付けることの前に、後に、及び/又は少なくとも部分的に同時に実行され得る。
280における第2の縦通材部分に第1の縦通材部分を取り付けることは、複数の接合部ファスナで、介して、及び/又は利用して、第2の縦通材部分に第1の縦通材部分を取り付けることを含み得る。複数の接合部ファスナの例は、複数の接合部ファスナ160を参照して本明細書に開示される。
幾つかの実施例では、280における取り付けることは、複数の接合部ファスナの各接合部ファスナを対応する接合部ファスナホールを通って延在させることを含み得、第1の縦通材部分と第2の縦通材部分の両方を通って延在することを含み得る。幾つかのかかる実施例では、280における取り付けることは、各接合部分ファスナを利用して、第1の縦通材部分の対応する第1の領域及び第2の縦通材部分の第2の領域を互いの方へ促すことを含む。
280における取り付けることは、方法200の間に任意の適切な時点及び/又は任意の適切な順序で実行され得る。例として、280における取り付けることは、210における取り付けること、220における取り付けること、230におけるラインボーリングすること、240における取り付けること、250における組み立てること、及び/又は260における取り付けることの前に、後に、又は少なくとも部分的に同時に実行され得る。別の例としては、280における取り付けることは、270における位置付けることの後に実行され得る。
本開示による発明主題の例示的かつ非限定的な例について、以下に列挙する段落において記載する。
A1.
航空機(10)のための胴体バレルアセンブリ(20)であって、
第1のバレル部分(30)と、
前記第1のバレル部分(30)と結合して前記第1のバレル部分(30)と第2のバレル部分(40)との間のバレル接合部(50)を画定する第2のバレル部分(40)と、
前記バレル接合部(50)にわたって延在し、前記第1のバレル部分(30)と前記第2のバレル部分(40)の両方に取り付けられる分割縦通材(100)であって、前記分割縦通材(100)は、
(i)任意選択的に、第1の複数の部分ファスナ(112)を介して、前記第1のバレル部分(30)に取り付けられる第1の縦通材部分(110)、
(ii)任意選択的に、第2の複数の部分ファスナ(132)を介して、前記第2のバレル部分(40)に取り付けられる第2の縦通材部分(130)、及び
(iii)複数の接合部ファスナ(160)を介して、前記第2の縦通材部分(130)に前記第1の縦通材部分(110)を取り付ける縦通材接合部(150)
を含む分割縦通材(100)と
を備える、胴体バレルアセンブリ(20)。
A2.
前記第1の縦通材部分(110)が、前記第2の縦通材部分(130)の前方にある、段落A1に記載の胴体バレルアセンブリ(20)。
A3.
前記第1の縦通材部分(110)が、第1のバレル接触領域(114)、平面の第1のバレル接触領域(114)、又は前記第1のバレル部分(30)と結合する少なくとも実質的に平面の第1のバレル接触領域(114)を含む、段落A1又はA2に記載の胴体バレルアセンブリ(20)。
A4.
前記第1の縦通材部分(110)が、前記航空機(10)の降着装置アセンブリ(118)を少なくとも部分的に支持するように構成された降着装置フィッティング(116)を更に含む、段落A1からA3のいずれか一項に記載の胴体バレルアセンブリ(20)。
A5.
前記胴体バレルアセンブリ(20)が、前記降着装置アセンブリ(118)を更に含み、前記降着装置アセンブリ(118)が、前記降着装置フィッティング(116)を介して、前記第1の縦通材部分(110)に取り付けられる、段落A4に記載の胴体バレルアセンブリ(20)。
A6.
前記第1の縦通材部分(110)が、
(i)前記航空機(10)の降着装置ベイ(34)を少なくとも部分的に画定する、及び
(ii)前記航空機(10)の降着装置ベイ(34)に少なくとも部分的に境界をつける
のうちの少なくとも1つである、段落A1からA5のいずれか一項に記載の胴体バレルアセンブリ(20)。
A7.
前記第2の縦通材部分(130)が、前記第1の縦通材部分(110)の後方にある、段落A1からA6のいずれか一項に記載の胴体バレルアセンブリ(20)。
A8.
前記第2の縦通材部分(130)が、第2のバレル接触領域(134)、又は前記第2のバレル部分(40)と結合する非平面の第2のバレル接触領域(134)を含む、段落A1からA7のいずれか一項に記載の胴体バレルアセンブリ(20)。
A9.
前記縦通材接合部(150)が、
(i)重ね継手を含む、
(ii)前記重ね継手である、及び
(iii)前記第1の縦通材部分(110)と前記第2の縦通材部分(130)との間の重なり合う領域(156)を画定する
のうちの少なくとも1つである、段落A1からA8のいずれか一項に記載の胴体バレルアセンブリ(20)。
A10.
前記第1の縦通材部分(110)が第1の重なり合う領域(120)を含み、前記第2の縦通材部分(130)が第2の重なり合う領域(140)を含み、更に、前記第1の重なり合う領域(120)及び前記第2の重なり合う領域(140)が、前記分割縦通材(100)の長手方向の長さに沿って、互いに重なり合って、前記縦通材接合部(150)を画定する、段落A1からA9のいずれか一項に記載の胴体バレルアセンブリ(20)。
A11.
前記縦通材接合部(150)が、第1の接合領域(151)、第2の接合領域(152)、及び第3の接合領域(153)を含み、更に、前記第1の縦通材部分(110)及び前記第2の縦通材部分(130)が、前記第1の接合領域(151)内、前記第2の接合領域(152)内、及び前記第3の接合領域(153)内で互いに重なり合う、段落A1からA10のいずれか一項に記載の胴体バレルアセンブリ(20)。
A12.
前記第1の接合領域(151)、前記第2の接合領域(152)、及び前記第3の接合領域(153)が、互いに対してスキュー角で方向付けられる、段落A11に記載の胴体バレルアセンブリ(20)。
A13.
(i)前記第1の接合領域(151)が、第1の平面の、又は少なくとも実質的に平面の接合領域(151)である、
(ii)前記第2の接合領域(152)が、第2の平面の、又は少なくとも実質的に平面の接合領域(152)である、及び
(iii)前記第3の接合領域(153)が、第3の平面の、又は少なくとも実質的に平面の接合領域(153)である
のうちの少なくとも1つである、段落A11又はA12に記載の胴体バレルアセンブリ(20)。
A14.
前記第1の接合領域(151)、前記第2の接合領域(152)、及び前記第3の接合領域(153)が、前記第1の縦通材部分(110)と前記第2の縦通材部分(130)との間にZ形の重ね継ぎを共に画定する、段落A11からA13のいずれか一項に記載の胴体バレルアセンブリ(20)。
A15.
前記バレル接合部(50)を少なくとも部分的に通って延伸する、前記胴体バレルアセンブリ(20)の横断面が、
(i)少なくとも前記縦通材接合部(150)の領域内に延伸する、及び
(ii)前記縦通材接合部(150)の閾値距離内にあり、任意選択的に、前記閾値距離が最大で0.01メートル(m)、最大で0.05m、最大で0.1m、最大で0.2m、最大で0.3m、最大で0.4m、及び最大で0.5mのうちの1つである
のうちの少なくとも1つである、段落A1からA14のいずれか一項に記載の胴体バレルアセンブリ(20)。
A16.
前記分割縦通材(100)が、前記縦通材接合部(150)内に位置付けられたジョイントシム(170)を更に含み、前記第1の縦通材部分(110)と前記第2の縦通材部分(130)との間に圧縮される、段落A1からA15のいずれか一項に記載の胴体バレルアセンブリ(20)。
A17.
前記第1のバレル部分(30)が、前記第2のバレル部分(40)の前方にある、段落A1からA16のいずれか一項に記載の胴体バレルアセンブリ(20)。
A18.
前記第1のバレル部分(30)が、前記航空機(10)の前記降着装置ベイ(34)に少なくとも部分的に境界をつける、段落A1からA17のいずれか一項に記載の胴体バレルアセンブリ(20)。
A19.
前記第1のバレル部分(30)が、前記航空機(10)の少なくとも翼(12)の領域に取り付けられる、段落A1からA18のいずれか一項に記載の胴体バレルアセンブリ(20)。
A20.
前記第1のバレル部分(30)が、第1の縦通材接触領域(36)、平面の第1の縦通材接触領域(36)、又は前記第1の縦通材部分(110)と結合する少なくとも実質的に平面の第1の縦通材接触領域(36)を含む、段落A1からA19のいずれか一項に記載の胴体バレルアセンブリ(20)。
A21.
前記第2のバレル部分(40)が、前記第1のバレル部分(30)の後方にある、段落A1からA20のいずれか一項に記載の胴体バレルアセンブリ(20)。
A22.
前記第2のバレル部分(40)が、第2の縦通材接触領域(46)、又は前記第2の縦通材部分(130)と結合する非平面の第2の縦通材接触領域(46)を含む、段落A1からA21のいずれか一項に記載の胴体バレルアセンブリ(20)。
A23.
前記第1の複数の部分ファスナ(112)が、
(i)前記第2のバレル部分(40)から離隔されている、
(ii)前記第2の縦通材部分(130)から離隔されている、及び
(iii)前記第2の複数の部分ファスナ(132)から離隔されている
のうちの少なくとも1つである、段落A1からA22のいずれか一項に記載の胴体バレルアセンブリ(20)。
A24.
前記第2の複数の部分ファスナ(132)が、
(i)前記第1のバレル部分(30)から離隔されている、
(ii)前記第1の縦通材部分(110)から離隔されている、及び
(iii)前記第1の複数の部分ファスナ(112)から離隔されている
のうちの少なくとも1つである、段落A1からA23のいずれか一項に記載の胴体バレルアセンブリ(20)。
A25.
(i)前記複数の接合部ファスナ(160)の第1のサブセット(161)が、前記第1のバレル部分(30)から離隔されている、
(ii)前記複数の接合部ファスナ(160)の第2のサブセット(162)が、前記第2のバレル部分(40)から離隔されている、
(iii)前記複数の接合部ファスナ(160)の第3のサブセット(163)が、前記第1のバレル部分(30)に前記分割縦通材(100)を取り付ける、及び
(iv)前記複数の接合部ファスナ(160)の第4のサブセット(164)が、前記第2のバレル部分(40)に前記分割縦通材(100)を取り付ける
のうちの少なくとも1つである、段落A1からA24のいずれか一項に記載の胴体バレルアセンブリ(20)。
A26.
前記分割縦通材(100)が第1の分割縦通材(101)で、前記胴体バレルアセンブリ(20)の第1の側(21)に位置付けられ、更に、前記胴体バレルアセンブリ(20)が、前記胴体バレルアセンブリ(20)の対向する第2の側(22)に位置付けられた第2の分割縦通材(102)を含む、段落A1からA25のいずれか一項に記載の胴体バレルアセンブリ(20)。
A27.
(i)前記胴体バレルアセンブリ(20)が、前記第1の縦通材部分(110)と前記第1のバレル部分(30)との間に延在する第1のシムがない、
(ii)前記第1の縦通材部分(110)が前記第1のバレル部分(30)と直接の物理的接触にある、
(iii)前記胴体バレルアセンブリ(20)が、前記第2の縦通材部分(130)と前記第2のバレル部分(40)との間に延在する第2のシムがない、及び
(iv)前記第2の縦通材部分(130)が前記第2のバレル部分(40)と直接の物理的接触にある
のうちの少なくとも1つである、段落A1からA26のいずれか一項に記載の胴体バレルアセンブリ(20)。
B1.
航空機(10)の胴体バレルアセンブリ(20)を組み立てる方法(200)であって、
第1の複数の部分ファスナ(112)を利用して、前記胴体バレルアセンブリ(20)の第1のバレル部分(30)に第1の縦通材部分(110)を取り付けること(210)と、
前記第1のバレル部分(30)と第2のバレル部分(40)との間のバレル接合部(50)を画定するために、前記第1のバレル部分(30)及び前記第2のバレル部分(40)を組み立てること(250)と、
第2の複数の部分ファスナ(132)を利用して、前記第2のバレル部分(40)に第2の縦通材部分(130)を取り付けること(260)と、
複数の接合部ファスナ(160)を利用して、前記第2の縦通材部分(130)に前記第1の縦通材部分(110)を取り付けること(280)と
を含む、方法(200)。
B2.
前記第1のバレル部分(30)及び前記第2のバレル部分(40)を組み立てること(250)の前に、前記第1の縦通材部分(110)に降着装置フィッティング(116)を取り付けること(220)を更に含む、段落B1に記載の方法(200)。
B3.
前記第1の縦通材部分(110)に前記降着装置フィッティング(116)を取り付けること(220)の後に、前記降着装置フィッティング(116)をラインボーリングすること(230)を更に含み、任意選択的に、前記ラインボーリングすること(230)が、前記第1のバレル部分(30)及び前記第2のバレル部分(40)を組み立てること(250)の前に実行される、段落B2に記載の方法(200)。
B4.
前記第1の縦通材部分(110)に前記降着装置フィッティング(116)を取り付けること(220)の後に、前記方法(200)が、前記降着装置フィッティング(116)に降着装置アセンブリ(118)を取り付けること(240)を更に含み、任意選択的に、前記降着装置アセンブリ(118)を取り付けること(240)が、前記第1のバレル部分(30)及び前記第2のバレル部分(40)を組み立てること(250)の前に実行され、更に任意選択的に、前記降着装置アセンブリ(118)を取り付けること(240)が、前記降着装置フィッティング(116)をラインボーリングすること(230)の後に実行される、段落B2又はB3に記載の方法(200)。
B5.
前記第1のバレル部分(30)に前記第1の縦通材部分(110)を取り付けること(210)が、前記第1のバレル部分(30)及び前記第2のバレル部分(40)を組み立てること(250)の前に実行される、段落B1からB4のいずれか一項に記載の方法(200)。
B6.
前記第1のバレル部分(30)に前記第1の縦通材部分(110)を取り付けること(210)が、前記第1の複数の部分ファスナ(112)の各第1の部分ファスナを対応する第1のファスナホールを通って延在させることを含み、前記第1の縦通材部分(110)と前記第1のバレル部分(30)の両方を通って延在し、後で、前記各第1の部分ファスナを利用して、前記第1の縦通材部分(110)の対応する第1の領域及び前記第1のバレル部分(30)を互いの方へ促すことを含む、段落B1からB5のいずれか一項に記載の方法(200)。
B7.
前記第1のバレル部分(30)に前記第1の縦通材部分(110)を取り付けること(210)が、
(i)前記第1の縦通材部分(110)と前記第1のバレル部分(30)との間の直接の物理的接触を確立すること、及び
(ii)前記第1の縦通材部分(110)と前記第1のバレル部分(30)との間に第1のシムを位置付けることなく取り付けること
のうちの少なくとも1つを含む、段落B1からB6のいずれか一項に記載の方法(200)。
B8.
前記第1のバレル部分(30)及び前記第2のバレル部分(40)を組み立てること(250)が、
(i)前記第2のバレル部分(40)に前記第2の縦通材部分(130)を取り付けること(260)の前に、及び
(ii)前記第2のバレル部分(40)に前記第2の縦通材部分(130)を取り付けること(260)の後に
のうちの1つである、段落B1からB7のいずれか一項に記載の方法(200)。
B9.
前記第1のバレル部分(30)及び前記第2のバレル部分(40)を組み立てること(250)が、前記第1のバレル部分(30)の第1の縁部(32)を前記第2のバレル部分(40)の第2の縁部(42)と位置合わせすることを含み、前記第1のバレル部分(30)及び前記第2のバレル部分(40)のうちの少なくとも1つを移動させることが、
(i)前記第1の縁部(32)及び前記第2の縁部(42)が互いに近接するように、
(ii)前記第1の縁部(32)及び前記第2の縁部(42)が互いに接触するように、
(iii)前記第1の縁部(32)及び前記第2の縁部(42)が前記第1のバレル部分(30)と前記第2のバレル部分(40)との間にバレル結合領域を画定するように
のうちの少なくとも1つである、段落B1からB8のいずれか一項に記載の方法(200)。
B10.
前記第1のバレル部分(30)が、第1の外板(31)及び第1の内側フレームアセンブリ(38)を含み、前記第1の外板(31)が、前記第1の縦通材部分(110)の取り付けられた領域と前記第1の内側フレームアセンブリ(38)との間に延在し、間隙(60)が、前記第1の縦通材部分(110)の取り付けられていない領域(122)と前記第1の内側フレームアセンブリ(38)とを分離し、更に、前記第1のバレル部分(30)及び前記第2のバレル部分(40)を組み立てること(250)が、前記第2のバレル部分(40)の対応する領域を前記間隙(60)内に位置付けることを含む、段落B1からB9のいずれか一項に記載の方法(200)。
B11.
前記第2のバレル部分(40)に前記第2の縦通材部分(130)を取り付けること(260)が、前記第2の縦通材部分(130)の対応する領域を前記間隙(60)内に位置付けることを含む、段落B10に記載の方法(200)。
B12.
前記第2のバレル部分(40)に前記第2の縦通材部分(130)を取り付けること(260)が、前記第2の複数の部分ファスナ(132)の各第2の部分ファスナを対応する第2のファスナホールを通って延在させることを含み、前記第2の縦通材部分(130)と前記第2のバレル部分(40)の両方を通って延在し、後で、前記各第2の部分ファスナを利用して、前記第2の縦通材部分(130)の対応する第2の領域及び前記第2のバレル部分(40)を互いの方へ促すことを含む、段落B1からB11のいずれか一項に記載の方法(200)。
B13.
前記第2のバレル部分(40)に前記第2の縦通材部分(130)を取り付けること(260)が、
(i)前記第2の縦通材部分(130)と前記第2のバレル部分(40)との間の直接の物理的接触を確立すること、及び
(ii)前記第2の縦通材部分(130)と前記第2のバレル部分(40)との間に第2のシムを位置付けることなく取り付けること
のうちの少なくとも1つを含む、段落B1からB12のいずれか一項に記載の方法(200)。
B14.
前記第2の縦通材部分(130)に前記第1の縦通材部分(110)を取り付けること(280)が、前記第1のバレル部分(30)及び前記第2のバレル部分(40)を組み立てること(250)の後に実行される、段落B1からB13のいずれか一項に記載の方法(200)。
B15.
前記第2の縦通材部分(130)に前記第1の縦通材部分(110)を取り付けること(280)が、前記複数の接合部ファスナ(160)の各接合部ファスナを対応する接合部ファスナホールを通って延在させることを含み、前記第1の縦通材部分(110)と前記第2の縦通材部分(130)の両方を通って延在し、後で、前記各接合部分ファスナを利用して、前記第1の縦通材部分(110)の対応する第1の領域及び前記第2の縦通材部分(130)の第2の領域を互いの方へ促すことを含む、段落B1からB14のいずれか一項に記載の方法(200)。
B16.
前記第2の縦通材部分(130)に前記第1の縦通材部分(110)を取り付けること(280)の前に、前記第1の縦通材部分(110)と前記第2の縦通材部分(130)との間にジョイントシム(170)を位置付けること(270)を更に含み、任意選択的に、前記第2の縦通材部分(130)に前記第1の縦通材部分(110)を取り付けること(280)が、前記第1の縦通材部分(110)と前記第2の縦通材部分(130)との間にジョイントシム(170)を圧縮することを含む、段落B1からB15のいずれか一項に記載の方法(200)。
B17.
前記胴体バレルアセンブリ(20)が、段落A1からA27のいずれか一項に記載の胴体バレルアセンブリのいずれかの任意の適切な構造を含む、段落B1からB16のいずれか一項に記載の方法(200)。
C1.
航空機(10)の胴体バレルアセンブリ(20)内の第1のバレル部分(30)と第2のバレル部分(40)との間の結合を動作可能に支持する分割縦通材(100)の使用。
C2.
段落B1からB17のいずれか一項に記載の方法(200)のいずれかを用いた、段落A1からA27のいずれか一項に記載の胴体バレルアセンブリのいずれかの使用。
C3.
段落A1からA27のいずれか一項に記載の胴体バレルアセンブリのいずれかを用いた、段落B1からB17のいずれか一項に記載の方法(200)のいずれかの使用。
本明細書において、「選択的な(selective)」及び「選択的に(selectively)」という用語は、装置の一以上の構成要素の動作、動き、構成、又は他の作動、あるいは、装置の一以上の特性を改変する場合に、その特定の動作、動き、構成、又は他の作動が、装置の一態様あるいは一以上の構成要素をユーザが操作した直接的又は間接的な結果であることを意味する。
本明細書において、「適合し(adapted)」及び「構成され(configured)」という用語は、要素、構成要素、又はその他の対象が、所与の機能を果たすよう設計され、かつ/又は意図されていることを意味する。ゆえに、「適合し」及び「構成され」という用語の使用は、所与の要素、構成要素、又は他の対象が、単に所与の機能を果たすことが「可能である(capable of)」ことを意味すると解釈すべきではなく、これらの要素、構成要素、及び/又は他の対象が、その機能を果たすという目的のために、特に選択され、作り出され、実装され、利用され、プログラミングされ、かつ/又は設計されていることを意味すると、解釈すべきである。特定の機能を果たすよう適合していると記載されている要素、構成要素、及び/又は他の記載対象が、追加的又は代替的に、その機能を果たすよう構成されていると記載され得ること、及びその逆も、本開示の範囲に含まれる。同様に、特定の機能を果たすよう構成されると記載されている対象は、追加的又は代替的に、その機能を果たすよう動作可能であるとも記載され得る。
本明細書で使用される場合、一以上の実在物の列挙に関連する「少なくとも1つ(at least one)」という表現は、実在物の列挙中の実在物のうちの任意の一以上のものから選択された少なくとも1つの実在物を意味するが、必ずしも、実在物の列挙中に具体的に列挙されたあらゆる実在物のうちの少なくとも1つを含む必要はなく、実在物の列挙中の実在物の任意の組み合わせを除外しないことを、理解すべきである。更に、この定義により、「少なくとも1つ」という表現で言及されている実在物の列挙中の具体的に特定されている実在物以外の実在物も(かかる具体的に特定された実在物に関連しているか関連していないかに関わらず)、任意選択的に存在することが可能になり得る。したがって、非限定的な例として、「A及びBのうちの少なくとも1つ」(あるいは同様に、「A又はBのうちの少なくとも1つ」、又は同様に「A及び/又はBのうちの少なくとも1つ」)は、一実施形態では、少なくとも1つの、任意選択的に2つ以上のAを含み、Bが存在しないこと(及び、任意選択的にB以外の項目を含むこと)を意味し、別の実施形態では、少なくとも1つの、任意選択的に2つ以上のBを含み、Aが存在しないこと(及び、任意選択的にA以外の項目を含むこと)を意味し、更に別の実施形態では、少なくとも1つの、任意選択的に2つ以上のA、並びに、少なくとも1つの、任意選択的に2つ以上のBを含むこと(及び、任意選択的に他の項目を含むこと)を意味する。言い換えるならば、「少なくとも1つの」、「一以上の」、並びに「及び/又は」という表現は、その働きにおいて接続的であり、かつ分離的な非限定的表現である。例えば、「A、B及びCのうちの少なくとも1つ」、「A、B又はCのうちの少なくとも1つ」、「A、B及びCのうちの一以上」、「A、B又はCのうちの一以上」、並びに「A、B、及び/又はC」という表現はそれぞれ、Aのみ、Bのみ、Cのみ、AとBを共に、AとCを共に、BとCを共に、AとBとCを共に、ということを意味してよく、任意選択的に、上述したもののいずれかと少なくとも1つの他の実在物との組み合わせ、を意味し得る。
本明細書に開示の装置の様々な開示要素及び方法のステップは、本開示による装置及び方法の全てに必要とされるわけではなく、本開示は、本明細書に開示の様々な要素及びステップの、新規性及び進歩性を有する組み合わせ及び部分的組み合わせの全てを含む。更に、本明細書に開示の様々な要素及びステップのうちの一以上は、開示される装置又は方法の全体とは別個の、独立した発明主題を規定し得る。したがって、かかる発明主題は、本明細書で明示的に開示される特定の装置及び方法に関連する必要はなく、かつ、かかる発明主題により、本明細書で明示的に開示されていない装置及び/又は方法における有用性が見出されることもある。
本明細書で使用されるように、「例えば(for example)」という表現、「一例として(as an example)」という表現、及び/又は、単なる「例(example)」という用語は、本開示による一以上の構成要素、特徴、詳細事項、構造、実施形態、及び/又は方法に関連して使用される場合、前述の構成要素、特徴、詳細事項、構造、実施形態、及び/又は方法が、本開示による構成要素、特徴、詳細事項、構造、実施形態、及び/又は方法の例示的で非限定的な例であることを、伝えることを意図している。したがって、前述の構成要素、特徴、詳細事項、構造、実施形態、及び/又は方法は、限定されること、必要とされること、又は限定的/網羅的であることは意図されない。構造的及び/又は機能的に類似した、かつ/又は同等の構成要素、特徴、詳細事項、構造、実施形態、及び/又は方法を含む他の構成要素、特徴、詳細事項、構造、実施形態、及び/又は方法も、本開示の範囲に含まれる。
本明細書において、程度又は関係を改変する場合の「少なくとも実質的に(at least substantially)」という表現は、記載されている「実質的な(substantial)」程度又は関係だけを含むというわけではなく、記載されている程度又は関係の完全な範囲(full extent)を含み得る。記載されている程度又は関係の実質的な量は、記載されている程度又は関係の少なくとも75%を含み得る。例えば、少なくとも実質的にある材料から形成された対象物は、対象物の少なくとも75%がその材料から形成されることを含み、また、完全にその材料から形成される対象物も含む。別の例として、少なくとも実質的に第2の長さと同じ長さである第1の長さは、第2の長さの75%以内である第1の長さを含み、また、第2の長さと同じ長さの第1の長さも含む。

Claims (18)

  1. 航空機(10)のための胴体バレルアセンブリ(20)であって、
    第1のバレル部分(30)と、
    前記第1のバレル部分(30)と結合して前記第1のバレル部分(30)と第2のバレル部分(40)との間のバレル接合部(50)を画定する第2のバレル部分(40)と、
    前記バレル接合部(50)にわたって延在し、前記第1のバレル部分(30)と前記第2のバレル部分(40)の両方に取り付けられる分割縦通材(100)であって、前記分割縦通材(100)は、
    (i)第1の複数の部分ファスナ(112)を介して、前記第1のバレル部分(30)に取り付けられる第1の縦通材部分(110)、
    (ii)第2の複数の部分ファスナ(132)を介して、前記第2のバレル部分(40)に取り付けられる第2の縦通材部分(130)、及び
    (iii)複数の接合部ファスナ(160)を介して、前記第2の縦通材部分(130)に前記第1の縦通材部分(110)を取り付ける縦通材接合部(150)
    を含む分割縦通材(100)と
    を備える、胴体バレルアセンブリ(20)。
  2. 前記第1の縦通材部分(110)が、前記第1のバレル部分(30)と結合する第1のバレル接触領域(114)を含む、請求項1に記載の胴体バレルアセンブリ(20)。
  3. (i)前記第1の縦通材部分(110)が、前記航空機(10)の降着装置アセンブリ(118)を少なくとも部分的に支持するように構成された降着装置フィッティング(116)を更に含み、
    (ii)前記第2の縦通材部分(130)が、前記第2のバレル部分(40)と結合する第2のバレル接触領域(134)を含む、
    請求項1又は2に記載の胴体バレルアセンブリ(20)。
  4. 前記縦通材接合部(150)が、
    (i)重ね継手を含む、
    (ii)重ね継手である、及び
    (iii)前記第1の縦通材部分(110)と前記第2の縦通材部分(130)との間の重なり合う領域(156)を画定する
    のうちの少なくとも1つである、請求項1から3のいずれか一項に記載の胴体バレルアセンブリ(20)。
  5. 前記縦通材接合部(150)が、第1の接合領域(151)、第2の接合領域(152)、及び第3の接合領域(153)を含み、更に、前記第1の縦通材部分(110)及び前記第2の縦通材部分(130)が、前記第1の接合領域(151)内、前記第2の接合領域(152)内、及び前記第3の接合領域(153)内で互いに重なり合う、請求項1から4のいずれか一項に記載の胴体バレルアセンブリ(20)。
  6. 前記バレル接合部(50)を少なくとも部分的に通って延伸する、胴体バレルアセンブリ(20)の横断面が、前記縦通材接合部(150)の閾値距離内にあり、前記閾値距離が最大で0.1メートル(m)である、請求項1から5のいずれか一項に記載の胴体バレルアセンブリ(20)。
  7. 前記分割縦通材(100)が、前記縦通材接合部(150)内に位置付けられたジョイントシム(170)を更に含み、前記第1の縦通材部分(110)と前記第2の縦通材部分(130)との間に圧縮される、請求項1から6のいずれか一項に記載の胴体バレルアセンブリ(20)。
  8. (i)前記第1のバレル部分(30)が、前記第1の縦通材部分(110)と結合する第1の縦通材接触領域(36)を含み、
    (ii)前記第2のバレル部分(40)が、前記第2の縦通材部分(130)と結合する第2の縦通材接触領域(46)を含む、
    請求項1から7のいずれか一項に記載の胴体バレルアセンブリ(20)。
  9. 前記分割縦通材(100)が第1の分割縦通材(101)で、前記胴体バレルアセンブリ(20)の第1の側(21)に位置付けられ、更に、前記胴体バレルアセンブリ(20)が、前記胴体バレルアセンブリ(20)の対向する第2の側(22)に位置付けられた第2の分割縦通材(102)を含む、請求項1又は7に記載の胴体バレルアセンブリ(20)。
  10. 航空機(10)の胴体バレルアセンブリ(20)を組み立てる方法(200)であって、
    第1の複数の部分ファスナ(112)を利用して、前記胴体バレルアセンブリ(20)の第1のバレル部分(30)に第1の縦通材部分(110)を取り付けること(210)と、
    前記第1のバレル部分(30)と第2のバレル部分(40)との間のバレル接合部(50)を画定するために、前記第1のバレル部分(30)及び前記第2のバレル部分(40)を組み立てること(250)と、
    第2の複数の部分ファスナ(132)を利用して、前記第2のバレル部分(40)に第2の縦通材部分(130)を取り付けること(260)と、
    複数の接合部ファスナ(160)を利用して、前記第2の縦通材部分(130)に前記第1の縦通材部分(110)を取り付けること(280)と
    を含む、方法(200)。
  11. 前記第1のバレル部分(30)及び前記第2のバレル部分(40)を組み立てること(250)の前に、前記第1の縦通材部分(110)に降着装置フィッティング(116)を取り付けること(220)を更に含む、請求項10に記載の方法(200)。
  12. 前記第1の縦通材部分(110)に前記降着装置フィッティング(116)を取り付けること(220)の後に、前記降着装置フィッティング(116)をラインボーリングすること(230)を更に含み、前記ラインボーリングすること(230)が、前記第1のバレル部分(30)及び前記第2のバレル部分(40)を組み立てること(250)の前に実行される、請求項11に記載の方法(200)。
  13. 前記第1のバレル部分(30)に前記第1の縦通材部分(110)を取り付けること(210)が、前記第1のバレル部分(30)及び前記第2のバレル部分(40)を組み立てること(250)の前に実行される、請求項10から12のいずれか一項に記載の方法(200)。
  14. (i)前記第1のバレル部分(30)に前記第1の縦通材部分(110)を取り付けること(210)が、前記第1の縦通材部分(110)と前記第1のバレル部分(30)との間の直接の物理的接触を確立することを含む、及び
    (ii)前記第2のバレル部分(40)に前記第2の縦通材部分(130)を取り付けること(260)が、前記第2の縦通材部分(130)と前記第2のバレル部分(40)との間の直接の物理的接触を確立することを含む
    のうちの少なくとも1つである、請求項10から13のいずれか一項に記載の方法(200)。
  15. 前記第1のバレル部分(30)及び前記第2のバレル部分(40)を組み立てること(250)が、前記第2のバレル部分(40)に前記第2の縦通材部分(130)を取り付けること(260)の前に実行される、請求項10から14のいずれか一項に記載の方法(200)。
  16. 前記第1のバレル部分(30)が、第1の外板(31)及び第1の内側フレームアセンブリ(38)を含み、前記第1の外板(31)が、前記第1の縦通材部分(110)の取り付けられた領域と前記第1の内側フレームアセンブリ(38)との間に延在し、間隙(60)が、前記第1の縦通材部分(110)の取り付けられていない領域(122)と前記第1の内側フレームアセンブリ(38)とを分離し、前記第1のバレル部分(30)及び前記第2のバレル部分(40)を組み立てること(250)が、前記第2のバレル部分(40)の対応する領域を前記間隙(60)内に位置付けることを含み、更に、前記第2のバレル部分(40)に前記第2の縦通材部分(130)を取り付けること(260)が、前記第2の縦通材部分(130)の対応する領域を前記間隙(60)内に位置付けることを含む、請求項10から15のいずれか一項に記載の方法(200)。
  17. 前記第2の縦通材部分(130)に前記第1の縦通材部分(110)を取り付けること(280)が、前記第1のバレル部分(30)及び前記第2のバレル部分(40)を組み立てること(250)の後に実行される、請求項10から16のいずれか一項に記載の方法(200)。
  18. 前記第2の縦通材部分(130)に前記第1の縦通材部分(110)を取り付けること(280)の前に、前記第1の縦通材部分(110)と前記第2の縦通材部分(130)との間にジョイントシム(170)を位置付けること(270)を更に含む、請求項10から16のいずれか一項に記載の方法(200)。
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