JP2022139837A - 光学式センサ、光学式センサの制御方法及び光学式センサの制御プログラム - Google Patents

光学式センサ、光学式センサの制御方法及び光学式センサの制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】検出距離の長さに関わらず、センサのサイズの大型化を抑制しつつ、対象物における多点での検出距離を精度よく検出することができる光学式センサ、光学式センサの制御方法及び光学式センサの制御プログラムを提供する。【解決手段】光学式センサ(100)は、検出光(L1)を投光する投光素子(120)と、投光素子(120)から投光された検出光(L1)の光軸を、基準軸に対して角度をなすように調整する調整ユニット(130)と、対象物で反射した検出光(L2)を受光して検出信号を出力する受光素子(140)と、調整ユニット(130)を駆動することにより検出光を対象物における複数の位置それぞれに投光して得た検出信号に基づいて、ToF方式により、複数の位置それぞれと光学式センサ(100)との距離を算出する距離算出部(112)と、を備える。【選択図】図2

Description

本発明は、光学式センサ、光学式センサの制御方法及び光学式センサの制御プログラムに関する。
従来、対象物までの距離を計測する光学式センサが知られている。特許文献1には、光学式センサが、直線状の光スポットを形成してこの直線状の光スポットからの反射光を二次元イメージセンサで受光することで、三角測距方式を用いて対象物における多点それぞれとの距離を検出する技術が開示されている。
特開2020-180918号公報
上記のような三角測距方式を用いて対象物における多点での距離を検出する技術では、精度を確保しつつ光学式センサと対象物との間の距離(以下、「検出距離」ともいう)を長くしようとすると、センサのサイズを大型化する必要がある。
そこで、本発明は、上記課題を解決するため、検出距離の長さに関わらず、センサのサイズの大型化を抑制しつつ、対象物における多点での検出距離を精度よく検出することができる光学式センサ、光学式センサの制御方法及び光学式センサの制御プログラムを提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る光学式センサは、検出光を投光する投光素子と、投光素子から投光された検出光の光軸を、基準軸に対して角度をなすように調整する調整ユニットと、対象物で反射した検出光を受光して検出信号を出力する受光素子と、調整ユニットを駆動することにより検出光を対象物における複数の位置それぞれに投光して得た検出信号に基づいて、ToF方式により、複数の位置それぞれと光学式センサとの前記基準軸の方向の距離を算出する距離算出部と、を備える。
この態様によれば、光学式センサは、光軸を調整して対象物における複数の位置に投光することができる。このため、この態様によれば、光学式センサは、複数のセンシング機構を使用したり直線状の光スポットを形成して二次元イメージセンサで受光したりせずに、一つのセンシング機構で、対象物における多点での検出距離を検出することができる。ToF方式を利用することで、検出距離が長くなっても、センサのサイズの大型化を抑制しつつ、三角測距方式と比較して精度が低下するおそれを少なくすることができる。このため、この態様によれば、光学式センサは、検出距離の長さに関わらず、センサのサイズの大型化を抑制しつつ、対象物における多点での検出距離を精度よく検出することができる。
上記態様において、光学式センサは、複数の位置それぞれにおける距離に基づいて、複数の位置のうち第1位置と第2位置との間における変位量であって基準軸の方向と並行方向の変位量を算出する変位量算出部をさらに備えてもよい。
この態様によれば、光学式センサは、ToF方式により算出された複数の位置それぞれの検出距離に基づいて複数の位置に含まれる2点間の変位量を算出することができる。このため、この態様によれば、光学式センサは、検出距離の長さに関わらず、センサのサイズの大型化を抑制しつつ、多点間での変位を精度よく検出することができる。
上記態様において、光学式センサは、変位量に基づいて、第1位置と第2位置との間における前記対象物の傾きを算出する傾き算出部をさらに備えてもよい。
この態様によれば、光学式センサは、多点間の基準軸方向の変位量に基づいて、多点間における対象物の傾きを算出することができる。このため、この態様によれば、光学式センサは、検出距離の長さに関わらず、センサのサイズの大型化を抑制しつつ、多点間における対象物の傾きを精度よく検出をすることができる。
上記態様において、光学式センサは、第1モードと第2モードとを含む光学式センサの動作モードを切り替える切替部をさらに備え、調整ユニットは、第1モードでは特定の方向へ投光するよう光軸を調整し、第2モードでは複数の方向へ投光するよう光軸を調整し、距離算出部は、第1モードでは検出光を投光して得た検出信号に基づいて対象物における単一の位置と光学式センサとの距離を算出し、第2モードでは検出光を投光して得た検出信号に基づいて対象物における複数の位置それぞれと光学式センサとの距離を算出してもよい。
この態様によれば、光学式センサは、異なる動作モードごとに、単一の反射位置との距離を算出するか複数の反射位置との距離を算出するかを切り替えることができる。このため、この態様によれば、光学式センサは、その用途に応じて、従来のToFセンサのように対象物における単一点との距離を検出したい場合には第1モードに切り替えて、対象物における多点の距離を検出したい場合、多点間の変位量や傾きを算出したい場合には第2モードに切り替えて動作することができる。
上記態様において、調整ユニットは、少なくとも投光素子及び受光素子と共に筐体内に収容され、投光素子から投光された検出光の光軸を調整する光軸調整素子を含んでもよい。
この態様によれば、光学式センサは、筐体の外に検出光L1の光軸を調整する可動部を設ける必要がない。このため、この態様によれば、光学式センサは、筐体を例えば製造ラインに付随する構造物に直接的に固定できるので、設置がしやすく、また作業者による不用意な接触等の影響も受けにくくすることができる。
上記態様において、光軸調整素子は、検出光を偏向することで検出光の光軸を調整する液晶デバイスを含んでもよい。
この態様によれば、光学式センサは、上記のような液晶デバイスを光軸調整素子に利用することで互いに離散する複数の位置に投光するように光軸を調整することができる。また、特許文献1のように対象物における複数の位置との距離を検出するために直線状の光スポットを形成すると検出光のパワー密度が低下してしまう傾向にあるが、この態様によれば、光学式センサは、任意の複数の位置に対してより高密度の検出光を投光することができる。
上記態様において、光学式センサは、基準軸となす1以上の角度を記憶する記憶部をさらに備え、調整ユニットは、記憶部に記憶される1以上の角度に基づいて検出光の光軸を調整してもよい。
この態様によれば、光学式センサは、自身が備える記憶部を参照して光軸を調整するため、外部機器から角度の情報を授受するのと比較して高速に処理することができる。
本発明の第2の態様における光学式センサの制御方法は、検出光を投光する投光素子と、投光素子から投光された検出光の光軸を基準軸に対して角度をなすように調整する調整ユニットと、対象物で反射した検出光を受光して検出信号を出力する受光素子とを備える光学式センサの制御方法であって、調整ユニットを駆動することにより検出光を対象物における複数の位置それぞれに投光して得た検出信号に基づいて、ToF方式により、複数の位置それぞれと光学式センサとの距離を算出する距離算出ステップと、を有する。
本発明の第3の態様における光学式センサの制御プログラムは、検出光を投光する投光素子と、投光素子から投光された検出光の光軸を基準軸に対して角度をなすように調整する調整ユニットと、対象物で反射した検出光を受光して検出信号を出力する受光素子とを備える光学式センサの制御プログラムであって、調整ユニットを駆動することにより検出光を対象物における複数の位置それぞれに投光して得た検出信号に基づいて、ToF方式により、複数の位置それぞれと光学式センサとの距離を算出する距離算出ステップと、をコンピュータに実行させる。
このような第2、第3の態様であっても、第1の態様と同様に、検出距離の長さに関わらず、対象物における多点での検出距離を精度よく検出することができる。
本発明によれば、検出距離の長さに関わらず、センサのサイズの大型化を抑制しつつ、対象物における多点での検出距離を精度よく検出することができる光学式センサ、光学式センサの制御方法及び光学式センサの制御プログラムを提供することができる。
実施形態に係る光学式センサの外観斜視図である。 実施形態のシステム構成図である。 実施形態に係わる対象物の変位量の算出の一例を説明するための図である。 実施形態に係わる対象物の傾きの算出の一例を説明するための図である。 実施形態に係る光学式センサの第1モード及び第2モードそれぞれの対象物との距離検出の一例を説明するための図である。 実施形態に係る光学式センサの動作の一例を示したフロー図である。
添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態(以下「本実施形態」という。)について説明する。なお、各図において、同一の符号を付したものは、同一又は同様の構成を有する。
図1は、光学式センサ100の外観斜視図である。本実施形態に係る光学式センサ100は、対象物の部分形状の有無や特定箇所までの距離等を検出するセンサであり、例えば工場の製造ラインなどに設置されて利用される。光学式センサ100は、検出光L1を対象物へ向けて投光し、対象物で反射して戻ってくる検出光L2を受光する。光学式センサ100は、検出光の往復時間を計測することにより距離情報を検出するToF方式を用いる。光学式センサ100は、検出光L2を受光できない場合には対象物が検出されない旨の未検出情報を出力し、検出光L2を受光できた場合には距離情報を出力する。
検出光L1は、筐体101の一面に設けられた透過窓102を透過して投光される。詳細については後述するが、光学式センサ100は、投光素子から投光された検出光L1の投光方向を調整する光軸調整素子を備える。光軸調整素子は、所定ピッチで直交する2軸方向(図示するX軸方向とY軸方向)へ、検出光L1の光軸を偏向することができる。具体的には、図示するように偏向可能範囲内のドットで示す任意の方向(xm,yn)へ検出光L1の光軸を一致させることができる。
光学式センサ100は、言い換えると、光軸調整素子により偏向しない場合の検出光L1の光軸を基準とした場合、この基準とする光軸(以下、「基準軸」ともいう)と角度をなすように光軸を調整することができる。光学式センサ100は、この調整の結果、偏向可能範囲内における互いに離散している複数の位置に検出光L1ヲ投光させることができる。そして、光学式センサ100は、この複数の位置から1以上の反射させる位置(以下、「反射位置」ともいう)を指定することで、この指定された反射位置から反射して戻ってくる検出光L2を選択的に受光することができる。本実施形態では、筐体101に設けられた調整ユニットが検出光の光軸を調整する例を説明するが、調整ユニットをこれに限る趣旨ではない。また、本実施形態では、偏向しない場合の検出光L1の光軸を基準軸とする例を説明するが、基準軸をこれに限る趣旨ではない。
光学式センサ100は、検出光L1の投光方向に沿ってDnからDfの範囲で距離(以下、「検出距離」ともいう)を検出することができる。すなわち、図の網点で示す範囲が検出可能範囲であり、光学式センサ100は、この範囲に対象物が存在しなければ未検出情報を出力し、この範囲に対象物が存在すれば検出光L1の反射位置までの距離情報を出力する。
筐体101の一面には操作ボタン150が設けられており、操作ボタン150は、ユーザからの操作を受け付ける。また、筐体101の一面には表示パネル160が設けられており、表示パネル160は、設定された基準軸に対する1以上の角度(以下、基準軸に対する角度を単に「角度」ともいう)、又はこの角度が取りうる範囲(以下、「角度範囲」ともいう)を表示する。ケーブル103は、外部機器であるPLCやPCと接続され、出力信号をこれらの機器へ伝送する。なお、図示するようにX軸、Y軸及びZ軸を定める。以後のいくつかの図面においても図1と同様の座標軸を併記することにより、それぞれの図面が表す構成要素の向きを示す。
図2は、光学式センサ100のシステム構成図である。光学式センサ100の制御システムは、主に、制御部110、投光素子120、光軸調整素子130、受光素子140、操作ボタン150、表示パネル160、入出力IF170、記憶部180によって構成される。制御部110は、光学式センサ100の制御とプログラムの実行処理を行うプロセッサ(CPU:Central Processing Unit)である。制御部110は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)等の演算処理チップや、各種電気信号を処理する処理回路を含む構成であってもよい。制御部110は、記憶部180から読み出される、あるいは入出力IF170を介して外部機器から与えられる制御プログラムを実行して、対象物の検出処理に関する様々な処理を実行する。
投光素子120は、検出光L1を投光する素子である。投光素子120は、レーザ光(例えば635nm~680nmの赤色光)を出射するレーザダイオードであり、制御部110の制御により特定の周波数(例えば12MHz)に変調された検出光L1を出射する。検出光L1の波長帯域が可視帯域であれば対象物に照射されたスポットが視認できるので、検出光L1を所望の方向へ向けて調整する場合や、検査が実行されている検査箇所を確認する場合に都合が良い。なお、投光素子120は、コヒーレント光を出射するレーザダイオードに限らず、LEDなどのインコヒーレント光を出射する素子を用いてもよい。
光軸調整素子130は、上述のように、投光素子120から投光された検出光L1の光軸を調整する素子である。光軸調整素子130は、調整ユニットの一例であり、投光素子120から投光された検出光L1の光軸を、基準軸に対して角度をなすように調整する。このような構成によれば、複数のセンシング機構を使用したり直線状の光スポットを形成して二次元イメージセンサで受光したりせずに、一つのセンシング機構で、対象物における多点での検出距離を検出させることができる。
光軸調整素子130は、投光素子120及び後述する受光素子140と共に筐体101内に収容されている。このような構成によれば、光軸調整素子130は、筐体101の外に検出光L1の光軸を調整する可動部を設ける必要がない。このため、このような構成によれば、筐体101を例えば製造ラインに付随する構造物に直接的に固定できるので、光学式センサ100の設置がしやすく、また作業者による不用意な接触等の影響も受けにくい。
光軸調整素子130は、例えば、検出光L1を偏向することで検出光L1の光軸を調整する液晶デバイスを含んでもよい。液晶デバイスは、例えば、液晶セルに電圧を加えてオン/オフを制御することにより偏向を実現する。液晶デバイスは、具体的には、液晶セルが配列された液晶回折格子(例えば、会誌「光学」30巻1号:「液晶光学デバイスの研究動向」第6頁)を積層し、入力された制御信号に応じて入射されたレーザ光の偏向量を制御できるように液晶セルに印加する電圧を制御する制御回路を組み込んだデバイスである。
上記構成によれば、光軸調整素子130は、上記のような液晶デバイスを利用することで互いに離散する複数の位置に投光するように調整することができる。また、特許文献1のように対象物における複数の位置との距離を検出するために直線状の光スポットを形成すると検出光のパワー密度が低下してしまう傾向にあるが、上記構成によれば、任意の複数の位置に対してより高密度の検出光を投光することができる。また、上記構成によれば、光軸調整素子130は、可動部が必要なMEMSミラー等と比較して、より簡易な構成で実現することができる。
光軸調整素子130は、例えば、第1モードでは特定の方向へ投光するよう光軸を調整し、第2モードでは複数の方向へ投光するよう光軸を調整してもよい。ここで「第1モード」と「第2モード」とは、光学式センサ100の動作モードである。また、この「特定の方向」とは、典型的には基準軸と光軸が一致する方向だが、これに限定されない。
光軸調整素子130は、例えば、後述する記憶部180に記憶される1以上の角度に基づいて検出光L1の光軸を調整してもよい。
上記構成によれば、光軸調整素子130は、筐体101に収容される記憶部180を参照して光軸を調整するため、外部機器から角度の情報を授受するのと比較して高速に処理することができる。
受光素子140は、光電変換が可能な素子であり、対象物で反射した検出光L2を受光して検出信号を出力する素子である。受光素子140は、例えば、フォトダイオード(PDA)や位置検出素子(PSD)であってもよい。また、受光素子140は、他の例として、二次元状に配列された光電変換画素を有する例えばCMOSセンサであってもよい。受光素子140は、受光した検出光L2を電気信号に変換して制御部110へと送信する。なお、図においては対象物へ向けて投光される検出光L1と、受光素子140で受光する検出光L2の光路を分けて示すが、実際には図1に示すように同一光路であり、例えばダイクロイックミラーを用いて検出光L1と検出光L2を分離する。
操作ボタン150は、ユーザからの指定を受け付ける操作部材であり、例えば、UPボタンとDOWNボタン、十字ボタンなどが含まれていてもよい。操作ボタン150は、制御部110と協働して、光軸調整素子130が調整可能な検出光L1の基準軸に対する角度の範囲から基準軸に対する特定の角度の指定を事前に受け付ける受付部としての機能を担う。また、操作ボタン150は、例えば、制御部110と協働して、光学式センサ100の動作モードの指定を受け付ける受付部としての機能を担ってもよい。動作モードの詳細は後述する。操作ボタン150は、これらの受付部としての機能のほかにも、光学式センサ100の各種項目の入力を受け付ける受付部としての機能も担う。なお、操作部材としては操作ボタンに限らず、タッチセンサなど他のデバイスを用いてもよい。
表示パネル160は、例えば液晶パネルであり、光学式センサ100の設定状態、検出結果としての検出情報や未検出情報などが表示される。なお、光学式センサ100の設定状態を示すデバイスとしては、LEDなどが設けられていてもよい。入出力IF170は、ケーブル103を介して外部機器と情報の授受を行うためのインタフェースであり、例えばEthernet(登録商標)ユニットやLANユニットを含む。なお、入出力IF170としては、ケーブル103を介した有線接続に限らず、無線LANやBluetooth(登録商標)に対応する接続ユニットを含んでもよい。ここで「検出情報」とは、光学式センサ100で検出した検出距離や変位を示す情報であり、上述の距離情報又は後述の変位情報の少なくともいずれかを含む情報である。
記憶部180は、不揮発性の記憶媒体であり、例えばフラッシュメモリによって構成されている。記憶部180は、光学式センサ100の制御や処理を実行するプログラムの他にも、制御や演算に用いられる様々なパラメータ値、関数、ルックアップテーブル等を記憶し得る。
記憶部180は、例えば、基準軸となす1以上の角度又は角度範囲を記憶してもよい。記憶部180は、例えば、受付部が受け付けた1以上の角度又は角度範囲を記憶してもよい。
制御部110は、制御プログラムが指示する処理に応じて様々な演算を実行する機能演算部としての役割も担う。制御部110は、投光調整部111、距離算出部112、変位量算出部113として機能し得る。
投光調整部111は、基準軸と角度をなす検出光L1が投光されるように光軸調整素子130を駆動し、投光素子120と受光素子140に検出処理を実行させる。投光調整部111は、例えば、基準軸となす1以上の角度を記憶する記憶部180を参照して、基準軸に対してこの1以上の角度をなすように光軸調整素子130を駆動してもよい。
距離算出部112は、投光した検出光L1と、受光した検出光L2の時間差を例えば両者の位相差を用いて算出し、対象物までの検出距離に変換する。距離算出部112は、例えば、光軸調整素子130を駆動することにより検出光L1を対象物における複数の位置それぞれに投光して得た検出信号に基づいて、ToF方式により、対象物における複数の反射位置それぞれと光学式センサ100との検出距離を算出する。制御部110は、距離算出部112の算出結果をデータ構造化し、距離情報として出力する。あるいは、受光素子140が検出光L2を受光しない場合には、規定された未検出情報を出力する。
距離算出部112は、例えば、第1モードでは検出光L1を投光して得た検出信号に基づいて対象物の単一の反射位置と光学式センサ100との距離を算出してもよい。また、距離算出部112は、例えば、第2モードでは検出光L1を投光して得た検出信号に基づいて対象物における複数の反射位置それぞれと光学式センサ100との距離を算出する。
上記構成によれば、距離算出部112は、異なる動作モードごとに、単一の反射位置との距離を算出するか複数の反射位置との距離を算出するかを切り替えることができる。このため、上記構成によれば、光学式センサ100の用途に応じて、例えば、従来のToFセンサのように対象物における単一点との距離を検出したい場合には第1モードに切り替えて、対象物における多点の距離を検出したい場合、多点間の変位量や傾きを算出したい場合には第2モードに切り替えて動作することができる。
変位量算出部113は、複数の反射位置それぞれにおける検出距離を互いに比較して、複数の位置のうち第1位置と第2位置との間における基準軸の方向と並行方向の変位量(以下、単に「変位量」ともいう)を算出する。第2位置は、複数の位置のうち第1位置とは異なる位置である。変位量算出部113は、算出した変位量を示す変位情報を出力する。
ここで、図3を参照して、変位量算出部113における変位量の算出例を説明する。図3に示すように、光学式センサ100は、検出光L1を投光して、3点(基準位置、a点及びb点)の反射位置(図3では、「スポット種別」と表記)までの検出距離をそれぞれ算出する。本例では、この基準位置に対して投光する検出光L1の光軸を基準軸とする。また、本例では、基準軸の方向と並行方向をZ軸方向、基準軸と垂直をなす方向をX軸方向とする。a点及びb点に対する投光の際、光学式センサ100は、この基準軸と角度をなすよう光軸を調整する。また、本例では、第1位置をa点、第2位置をb点とする。また、本例では、検出光の光軸に沿った検出距離の値を「距離値」といい、距離値に基づいて算出するZ軸方向の光学式センサ100と反射位置それぞれとの間の距離の値を「Z軸距離値(DZ)」という。また、本例では、基準位置以外の各反射位置に対して投光する際に基準軸に対してなす角度を「角度変位量(θ1)」(図3~4では、「チルト角(θ1)」と表記)という。
変位量算出部113は、基準位置が反射位置の場合、距離算出部112により算出された距離値2500mmに対して相対値を0と算出する。距離算出部112は、a点が反射位置の場合、算出した距離値2470mmと角度変位量2°とに基づいて、Z軸距離値2468.5mmを算出する。そして、変位量算出部113は、このZ軸距離値と基準位置の距離値とを比較して、比較の結果相対値を-31.5mmと算出する。相対値を-30と算出する。また、距離算出部112は、b点が反射位置の場合、算出した距離値2490mmと角度変位量2°とに基づいて、Z軸距離値2488.5mmを算出する。そして、変位量算出部113は、このZ軸距離値と基準位置の距離値とを比較して、比較の結果相対値を-11.5mmと算出する。変位量算出部113は、これらの算出された相対値に基づいて、対象物の2点間のZ軸方向の変位量を算出する。例えば、変位量算出部113は、a点とb点との間のZ軸方向の変位量を、それぞれの相対値(-31.5mmと-11.5mm)に基づいて、20mmと算出してもよい。
上記構成によれば、変位量算出部113は、ToF方式により算出された複数の位置それぞれの検出距離に基づいて複数の位置に含まれる2点間の変位量を算出することができる。ToF方式を利用することで、検出距離が長くなっても、センサのサイズを大型化せずに、三角測距方式と比較して精度が低下するおそれを少なくすることができ、ひいては検出不良のおそれも少なくすることができる。このため、上記構成によれば、検出距離の長さに関わらず、センサのサイズの大型化を抑制しつつ、対象物における多点での検出距離を精度よく検出し、ひいては多点間での変位を精度よく算出をすることができる。
傾き算出部114は、変位量算出部113により算出された変位量に基づいて、複数の位置のうち第1位置と第2位置との間における対象物の傾きを算出する。
ここで、図4を参照して、傾き算出部114における傾きの算出例を説明する。本例は、図3の例と同様に、光学式センサ100は、検出光L1を投光して、3点(基準位置、a点及びb点)の反射位置からの検出距離をそれぞれ算出する。
図3の例と同様に、変位量算出部113は、基準位置が反射位置の場合、距離算出部112により算出された距離値2500mmに対して相対値を0と算出する。距離算出部112は、a点が反射位置の場合、算出した距離値2490mmと角度変位量2°とに基づいて、Z軸距離値2488.5mmを算出する。そして、変位量算出部113は、このZ軸距離値と基準位置の距離値とを比較して、比較の結果相対値を-11.5mmと算出する。また、距離算出部112は、b点が反射位置の場合、算出した距離値2510mmとと角度変位量2°とに基づいて、Z軸距離値2508.5mmを算出する。そして、変位量算出部113は、このZ軸距離値と基準位置の距離値とを比較して、比較の結果相対値を+8.5mmと算出する。変位量算出部113は、a点とb点との間のZ軸方向の変位量を、それぞれの相対値(-11.5と+8.5)に基づいて、20mmと算出する。
傾き算出部114は、上記の算出された変位量と、a点とb点との間のX軸方向の変位量(図4では、「スポット移動量」と表記)と、に基づいて、a点とb点間における対象物の傾きとして角度θ2を算出する。傾き算出部114は、例えば、tanθ2(a点とb点との間のZ軸方向の変位量/a点とb点との間のX軸方向の変位量)を算出することで、角度θ2を算出してもよい。
上記構成によれば、傾き算出部114は、a点とb点との間のZ軸方向の変位量に基づいて、a点とb点間における対象物の傾きを算出することができる。このため、上記構成によれば、傾き算出部114は、検出距離の長さに関わらず、多点間における対象物の傾きを精度よく検出することができる。
切替部115は、第1モードと第2モードとを含む光学式センサの動作モードを切り替える。切替部115は、例えば、受付部が受け付けた動作モードの指定に基づいて、第1モードと第2モードとを切り替えてもよい。また、他の例として、入出力IF170を介して外部機器から与えられる指定情報に基づいて、第1モードと第2モードとを切り替えてもよい。この指定情報とは、動作モードの指定を示す情報である。なお、本実施形態では、単一の反射位置から反射した検出光を検出するモード(以下、「単一点モードという」)を第1モードとし、複数の反射位置それぞれから反射した検出光L2を検出するモード(以下、「多点モード」という)を第2モードとする。光学式センサ100は、単一点モードでは、対象物における特定の位置に投光し、この特定の位置と光学式センサ100との距離を検出する。他方多点モードでは、光学式センサ100は、投光しながら対象物における複数の位置間を移動し、光学式センサ1と指定された複数の反射位置それぞれとの距離を検出する。
ここで、図5を参照して、単一点モード及び多点モードそれぞれの対象物との距離検出の一例を説明する。本例では、対象物を狙うスポットをターゲットスポットといい、このターゲットスポットを基準位置とする。本例では、このターゲットスポットの方向を基準軸の方向とする。また、本例では、指定された複数の反射位置を、対象物におけるa~d点とする。本例では、基準軸の方向と並行方向をZ軸方向、基準軸と垂直をなす方向をX軸方向とし、Z軸及びX軸と垂直をなす方向をY軸方向とする。
図5(a)に示すように、例えば、単一点モードでは、光学式センサ100は、偏向可能範囲内のターゲットスポットの方向に検出光を投光する。光学式センサ100は、検出光L1を投光して得た検出信号に基づいてターゲットスポットと光学式センサとの距離を算出する。この算出された基準位置であるターゲットスポットとの検出距離は、2520mmとする。
図5(b)に示すように、例えば、多点モードでは、光学式センサ100は、直交する2軸方向(図示するX軸方向とY軸方向)のうち、X軸方向に沿う2点(a点及びc点)とY軸方向に沿う2点(b点及びd点)との合計4点の方向に検出光L1を投光する。光学式センサ100は、a~d点の方向に検出光を投光するにあたって、検出光の光軸を調整して対象物における反射位置を移動させる。光学式センサ100は、検出光を投光して得た検出信号に基づいてa~d点と光学式センサとの距離それぞれを算出する。この算出された各点の検出距離は、例えば、a点は2510mm、b点は2515mm、c点は2520mm、d点は2520mmとする。この場合、a点及びb点の検出距離から算出したa点及びb点のZ軸距離が基準位置での距離よりも小さいので、a点の周辺及びb点の周辺が凹面状になっていることが推定される。他方、c点及びd点の検出距離から算出したa点及びb点のZ軸距離が基準位置での距離と同じなので、c点及びd点の周辺が平面状になっていることが推定される。このように、光学式センサ100は、対象物における多点での距離を検出することで、対象物の凹凸の状態の推定に利用することもできる。
図6を参照して、光学式センサ100の対象物までの検出距離及び対象物における変位の検出の動作例を説明する。なお、以下に示す処理の順番は一例であって、適宜、変更されてもよい。なお、本例において、Nは、自然数を示し初期値を「1」とする。また、本例では、1~NE番目(NE:最後の番号)までの基準軸に対する角度が予め受付部を介して指定され、記憶部180に記憶されているものとする。
図6に示すように、光学式センサ100の投光素子120は、検出光を投光する(ステップS10)。
次に、動作モードが第1モードの場合(ステップS11の「第1モード」)、受光素子140は、対象物で反射した検出光を受光して検出信号を出力する(ステップS12)。次に、距離算出部112は、検出光を投光して得た検出信号に基づいて対象物における反射位置と光学式センサとの距離を算出する(ステップS13)。距離算出部112は、算出した距離を示す距離情報を含む検出情報を出力する(ステップS14)。
次に、動作モードが第2モードの場合(ステップS11の「第2モード」)、投光調整部111がN番目に指定された角度になるように光軸調整素子130を駆動し、光軸調整素子130は、投光素子から投光された検出光の光軸を、基準軸に対してN番目に指定された角度をなすように調整する(ステップS15)。
次に、受光素子140は、対象物におけるN番目の反射位置で反射した検出光を受光して検出信号を出力する(ステップS16)。次に、距離算出部112は、検出光を投光して得た検出信号に基づいて対象物におけるN番目の反射位置と光学式センサとの距離を算出する(ステップS17)。
次に、N+1番目の角度が指定されている場合(ステップS18のYES)、制御部110はNをインクリメントし(ステップS19)、ステップ10の前まで戻る。
次に、N+1番目の角度が指定されていない場合(ステップS18のNO)、複数の反射位置それぞれにおける検出距離を互いに比較して、複数の位置のうち第1位置と第2位置との間における基準軸の方向と並行方向の変位量を算出する(ステップS20)。次に、制御部110は、算出された検出距離と変位量とを含む検出情報を出力する(ステップS21)。
以上説明した実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。実施形態が備える各要素並びにその配置、材料、条件、形状及びサイズ等は、例示したものに限定されるわけではなく適宜変更することができる。また、異なる実施形態で示した構成同士を部分的に置換し又は組み合わせることが可能である。
[変形例]
なお、本発明を上記実施形態に基づいて説明してきたが、以下のような場合も本発明に含まれる。
[変形例1]
上記実施形態では、光軸調整素子130に液晶デバイスを利用する例を説明したが、光軸調整素子130はこれに限定されない。光軸調整素子130としては、他にも、MEMSミラー、光フェーズドアレイ、電気光学結晶などを利用することができる。可視光に拘らないのであれば、光軸調整素子130として、近赤外光を用いるスローライト等を利用することもできる。
[変形例2]
上記実施形態では、対象物における多点での距離を算出するために、基準軸に対する角度であって記憶部180に記憶する角度をなすように光軸を調整する例を説明したが、光軸を調整する方法はこれに限定されない。他の例として、記憶部180は、偏向可能範囲内に基準点(例えば、図3~5の基準位置等)を設け、対象物における位置(例えば、図3及び図4のa点及びb点等)ごとに、基準点からのX軸方向の変位量及びY軸方向の変位量を記憶してもよい。そして、投光調整部111は、基準点からX軸方向及びY軸方向にこれらの変位量分変位させた位置に検出光L1が投光されるように光軸調整素子130を駆動し、投光素子120と受光素子140に検出処理を実行させてもよい。
本実施形態の一部又は全部は、以下の附記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
[附記]
光学式センサ(100)であって、
検出光(L1)を投光する投光素子(120)と、
前記投光素子(120)から投光された前記検出光(L1)の光軸を、基準軸に対して角度をなすように調整する調整ユニット(130)と、
対象物で反射した前記検出光(L2)を受光して検出信号を出力する受光素子(140)と、
前記調整ユニット(130)を駆動することにより前記検出光を前記対象物における複数の位置それぞれに投光して得た検出信号に基づいて、ToF方式により、前記複数の位置それぞれと前記光学式センサ(100)との距離を算出する距離算出部(112)と、
を備える光学式センサ(100)。
100…光学式センサ、101…筐体、102…透過窓、103…ケーブル、110…制御部、111…投光調整部、112…距離算出部、113…変位量算出部、114…傾き算出部、115…切替部、120…投光素子、130…光軸調整素子、140…受光素子、150…操作ボタン、160…表示パネル、170…入出力IF、180…記憶部

Claims (9)

  1. 光学式センサであって、
    検出光を投光する投光素子と、
    前記投光素子から投光された前記検出光の光軸を、基準軸に対して角度をなすように調整する調整ユニットと、
    対象物で反射した前記検出光を受光して検出信号を出力する受光素子と、
    前記調整ユニットを駆動することにより前記検出光を前記対象物における複数の位置それぞれに投光して得た検出信号に基づいて、ToF方式により、前記複数の位置それぞれと前記光学式センサとの距離を算出する距離算出部と、
    を備える光学式センサ。
  2. 前記複数の位置それぞれにおける前記距離に基づいて、前記複数の位置のうち第1位置と第2位置との間における変位量であって前記基準軸の方向と並行方向の変位量を算出する変位量算出部をさらに備える、請求項1に記載の光学式センサ。
  3. 前記変位量に基づいて、前記第1位置と前記第2位置との間における前記対象物の傾きを算出する傾き算出部をさらに備える、請求項2に記載の光学式センサ。
  4. 第1モードと第2モードとを含む前記光学式センサの動作モードを切り替える切替部をさらに備え、
    前記調整ユニットは、前記第1モードでは特定の方向へ投光するよう前記光軸を調整し、前記第2モードでは複数の方向へ投光するよう前記光軸を調整し、
    前記距離算出部は、前記第1モードでは前記検出光を投光して得た検出信号に基づいて前記対象物における単一の位置と前記光学式センサとの距離を算出し、前記第2モードでは前記検出光を投光して得た検出信号に基づいて前記対象物における複数の位置それぞれと前記光学式センサとの距離を算出する、
    請求項1から3のいずれか一項に記載の光学式センサ。
  5. 前記調整ユニットは、少なくとも前記投光素子及び前記受光素子と共に筐体内に収容され、前記投光素子から投光された前記検出光の光軸を調整する光軸調整素子を含む、
    請求項1から4のいずれか一項に記載の光学式センサ。
  6. 前記光軸調整素子は、前記検出光を偏向することで前記検出光の光軸を調整する液晶デバイスを含む、
    請求項5に記載の光学式センサ。
  7. 前記基準軸となす1以上の角度を記憶する記憶部をさらに備え、
    前記調整ユニットは、前記記憶部に記憶される前記1以上の角度に基づいて前記検出光の光軸を調整する、
    請求項1から6のいずれか一項に記載の光学式センサ。
  8. 検出光を投光する投光素子と、前記投光素子から投光された前記検出光の光軸を基準軸に対して角度をなすように調整する調整ユニットと、対象物で反射した前記検出光を受光して検出信号を出力する受光素子とを備える光学式センサの制御方法であって、
    前記調整ユニットを駆動することにより前記検出光を前記対象物における複数の位置それぞれに投光して得た検出信号に基づいて、ToF方式により、前記複数の位置それぞれと前記光学式センサとの距離を算出する距離算出ステップと、
    を有する光学式センサの制御方法。
  9. 検出光を投光する投光素子と、前記投光素子から投光された前記検出光の光軸を基準軸に対して角度をなすように調整する調整ユニットと、対象物で反射した前記検出光を受光して検出信号を出力する受光素子とを備える光学式センサの制御プログラムであって、
    前記調整ユニットを駆動することにより前記検出光を前記対象物における複数の位置それぞれに投光して得た検出信号に基づいて、ToF方式により、前記複数の位置それぞれと前記光学式センサとの距離を算出する距離算出ステップと、
    をコンピュータに実行させる光学式センサの制御プログラム。
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