JP2022135264A - 内輪分離型アンギュラ玉軸受 - Google Patents

内輪分離型アンギュラ玉軸受 Download PDF

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Abstract

【課題】軸受厚さに対する軸受直径の比が大きく、外輪アッシーを内輪の外周に装着するときに、玉と合成樹脂製保持器とが外輪から脱落するのを防止可能な内輪分離型アンギュラ玉軸受を提供する。【解決手段】外輪1の外径をD、内輪2の内径をdとしたときに、2≧(D-d)/dを満たす内輪分離型アンギュラ玉軸受において、内輪2を分離した状態で複数の玉3がポケット15内で径方向内側に最大で移動したときの玉3の外接円径をD1、外輪カウンタボア部6の内径をD2、各玉3の直径をD3、W=(D1-D2)/2としたときに、0.030<W/D3≦0.050を満たす。【選択図】図2

Description

この発明は、内輪を分離した状態で玉が保持器のポケットから径方向内側に抜け落ちないように構成された内輪分離型アンギュラ玉軸受に関する。
従来、自動車のトランスミッションに用いる軸受は、ラジアル荷重だけでなくアキシアル荷重も負荷されることから、円すいころ軸受が多く使用されていた。しかしながら、近年、自動車の低燃費化のニーズにより、トランスミッションの軸受として、アンギュラ玉軸受を使用することが増えている。アンギュラ玉軸受は、ラジアル荷重と一方のアキシアル荷重を負荷することが可能であり、円すいころ軸受よりも低トルクである。
トランスミッションにアンギュラ玉軸受を使用する場合、トランスミッションの組み立ておよび分解の作業性を確保するため、一般に、分離型アンギュラ玉軸受が採用される。分離型アンギュラ玉軸受は、内輪または外輪を分離させたときにも、玉が保持器のポケットから抜け落ちないように構成されたアンギュラ玉軸受である。
分離型アンギュラ玉軸受は、外輪側と内輪側とに分離することができるので、外輪の外周に締め代をもって軸受ハウジングを嵌合させ、かつ、内輪の内周も締め代をもって軸体に嵌合させた状態(つまり外輪側と内輪側とをいずれも圧入した状態)に取り付けることが可能である。
分離型アンギュラ玉軸受として、例えば、特許文献1の内輪分離型のアンギュラ玉軸受が知られている。特許文献1の内輪分離型アンギュラ玉軸受は、外輪と、外輪の径方向内側に同軸に配置される内輪と、外輪と内輪の間に周方向に間隔をおいて組み込まれる複数の玉と、複数の玉を保持する合成樹脂製保持器とを備えている。合成樹脂製保持器は、鉄板保持器に比べて軽量性、耐焼付き性、静粛性の点で優れる。
特許文献1の内輪分離型アンギュラ玉軸受において、外輪の内周には、玉が転がり接触する外輪軌道溝と、外輪軌道溝の軸方向の一方側に隣接する外輪カウンタボア部と、外輪軌道溝の軸方向の他方側に隣接する外輪肩部とが設けられている。外輪カウンタボア部は、外輪軌道溝の溝肩の一部を取り除いた形状をもつ部位であり、外輪肩部の内径よりも大きい内径を有する。
合成樹脂製保持器は、玉に対して軸方向の一方側(外輪カウンタボア部の側)を周方向に延びるカウンタ側環状部と、玉に対して軸方向の他方側(外輪肩部の側)を周方向に延びる反カウンタ側環状部と、複数の玉同士の間を通ってカウンタ側環状部と反カウンタ側環状部を連結する複数の柱部とを有する。
カウンタ側環状部と反カウンタ側環状部と柱部は、玉を収容するポケットを区画している。ポケットの径方向内側の開口は、内輪を分離した状態でも、玉が合成樹脂製保持器の径方向内側に抜け落ちないように、玉の大きさよりも狭くなっている。
ここで、内輪を分離したときに、玉と合成樹脂製保持器とが外輪から脱落するのを防止するため、外輪カウンタボア部に、かかり代が設定されている。かかり代の大きさWは、内輪を分離した状態で複数の玉が合成樹脂製保持器のポケット内で径方向内側に最大で移動したときの玉の外接円径をD、外輪カウンタボア部の内径をDとしたときに、W=(D-D)/2で定義される。このかかり代の大きさWは、合成樹脂製保持器で玉を保持する場合、各玉の直径をDとすると、一般に、0.005≦W/D≦0.030を満たす大きさに設定される(例えば、特許文献2)。
特開2008-95929号公報 特開2005-9643号公報
ところで、本願の発明者らが、社内において内輪分離型アンギュラ玉軸受を組み立てる作業を行なったところ、軸受厚さ(外輪の外径Dと内輪の内径dの差の1/2)に対する軸受直径(具体的には内輪の内径d)の比が、通常程度かそれよりも小さい寸法関係をもつ軸受を組み立てるときは、外輪と複数の玉と保持器とを一体に保持したもの(以下「外輪アッシー」という)を、内輪の外周に問題なく装着することができるが、これに対し、軸受厚さに対する軸受直径の比が大きい寸法関係をもつ軸受を組み立てるときは、外輪アッシーを内輪の外周に装着する際に、玉が外輪カウンタボア部を乗り越え、玉と合成樹脂製保持器とが外輪から脱落するおそれがあることが分かった。
すなわち、内輪分離型アンギュラ玉軸受をトランスミッションに取り付けるに際しては、まず、内輪分離型アンギュラ玉軸受を外輪アッシーと内輪とに分離した状態で、外輪アッシーを軸受ハウジングに装着し、内輪を軸体に装着する。その後、外輪アッシーを内輪の外周に装着する。ここで、外輪アッシーを内輪の外周に装着するとき、外輪カウンタボア部にかかり代が設定されているので、外輪アッシーを構成する外輪と玉と保持器は一体に保持されるはずである。しかしながら、軸受厚さに対する軸受直径の比が大きい軸受の場合、外輪アッシーを内輪の外周に装着するときに、外輪アッシーに振動等が加わると、外輪アッシーの玉が外輪カウンタボア部を乗り越え、玉と合成樹脂製保持器とが外輪から脱落するおそれがあることが分かった。
そこで、本願の発明者らは、軸受厚さに対する軸受直径の比が大きい場合に、玉と合成樹脂製保持器とが外輪から脱落しやすくなる原因を調査した。その調査の結果、軸受厚さに対する軸受直径の比が大きい場合、合成樹脂製保持器の断面積に対する径寸法の比も大きくなるので、合成樹脂製保持器の剛性が不足して合成樹脂製保持器が変形しやすく、その結果、軸受厚さに対する軸受直径の比が小さい場合に比べて、外輪カウンタボア部に設定されたかかり代の大きさWが同じでも、合成樹脂製保持器の変形により一部の玉が外輪カウンタボア部を乗り越えやすくなり、一部の玉が外輪カウンタボア部を乗り越えると、それをきっかけにして、玉と合成樹脂製保持器とが外輪から脱落するおそれがあることが分かった。
ここで、軸受厚さに対する軸受直径の比が大きい場合とは、具体的には、外輪の外径をD、内輪の内径をdとしたときに、(D-d)/dの値が2よりも小さい場合である。
この発明が解決しようとする課題は、軸受厚さに対する軸受直径の比が大きく、外輪アッシーを内輪の外周に装着するときに、玉と合成樹脂製保持器とが外輪から脱落するのを防止可能な内輪分離型アンギュラ玉軸受を提供することである。
上記の課題を解決するため、この発明では、以下の構成の内輪分離型アンギュラ玉軸受を提供する。
外輪と、
前記外輪の径方向内側に同軸に配置される内輪と、
前記外輪と前記内輪の間に周方向に間隔をおいて組み込まれる複数の玉と、
前記複数の玉を保持する合成樹脂製保持器と、を備え、
前記外輪の内周には、前記玉が転がり接触する外輪軌道溝と、前記外輪軌道溝の軸方向の一方側に隣接する外輪カウンタボア部と、前記外輪軌道溝の軸方向の他方側に隣接し、前記外輪カウンタボア部の内径よりも小さい内径をもつ外輪肩部とが設けられ、
前記合成樹脂製保持器は、前記玉に対して軸方向の前記一方側を周方向に延びるカウンタ側環状部と、前記玉に対して軸方向の前記他方側を周方向に延びる反カウンタ側環状部と、前記複数の玉同士の間を通って前記カウンタ側環状部と前記反カウンタ側環状部を連結する複数の柱部とを有し、
前記カウンタ側環状部と前記反カウンタ側環状部と前記柱部とで、前記玉を収容するポケットが区画され、
前記ポケットの径方向内側の開口は、前記内輪を分離した状態でも前記玉が径方向内側に抜け落ちないように前記玉の大きさよりも狭くなっており、
前記外輪の外径をD、前記内輪の内径をdとしたときに、2≧(D-d)/dを満たす内輪分離型アンギュラ玉軸受において、
前記内輪を分離した状態で前記複数の玉が前記ポケット内で径方向内側に最大で移動したときの玉の外接円径をD、前記外輪カウンタボア部の内径をD、前記各玉の直径をD、W=(D-D)/2としたときに、
0.030<W/D≦0.050
を満たすことを特徴とする内輪分離型アンギュラ玉軸受。
このようにすると、玉の直径Dに対する外輪カウンタボア部のかかり代の大きさWの比W/Dが0.030よりも大きいので、玉が外輪カウンタボア部を乗り越えにくい。そのため、外輪アッシー(外輪と複数の玉と合成樹脂製保持器とを一体に保持したもの)を内輪の外周に装着するときに、合成樹脂製保持器の変形により一部の玉が外輪カウンタボア部を乗り越えるのが防止され、玉と合成樹脂製保持器とが外輪から脱落するのを防止することができる。また、玉の直径Dに対する外輪カウンタボア部のかかり代の大きさWの比W/Dが0.050以下なので、玉を保持した状態の合成樹脂製保持器を外輪に組み付けるときに、合成樹脂製保持器の内部に生じる応力を降伏応力未満に抑えることができ、合成樹脂製保持器が塑性変形したり破損したりするのを防止することが可能である。
前記内輪の外周には、前記玉が転がり接触する内輪軌道溝と、前記内輪軌道溝の軸方向の前記一方側に隣接する内輪肩部と、前記内輪軌道溝の軸方向の前記他方側に隣接し、前記内輪肩部の外径よりも小さい外径をもつ内輪カウンタボア部とが設けられ、
前記内輪カウンタボア部の外周には、前記内輪軌道溝から遠ざかるに従って次第に外径が小さくなるテーパ面が形成されている構成を採用すると好ましい。
このようにすると、外輪アッシーを内輪の外周に装着するときに、内輪カウンタボア部の外周のテーパ面によって、外輪アッシーの玉が径方向外側に押し動される。そのため、円滑に、外輪アッシーを内輪に装着することが可能となる。
この発明は、前記内輪の内径dが40mm以上の軸受に、特に好適に適用することができる。
上記の内輪分離型アンギュラ玉軸受は、前記外輪の外周に締め代をもって嵌合する軸受ハウジングと、前記内輪の内周に締め代をもって嵌合する軸体とを有するトランスミッションに組み込んで使用することができる。
この発明の内輪分離型アンギュラ玉軸受は、玉の直径Dに対する外輪カウンタボア部のかかり代の大きさWの比W/Dが0.030よりも大きいので、玉が外輪カウンタボア部を乗り越えにくい。そのため、外輪アッシーを内輪の外周に装着するときに、合成樹脂製保持器の変形により一部の玉が外輪カウンタボア部を乗り越えるのが防止され、玉と合成樹脂製保持器とが外輪から脱落するのを防止することができる。また、玉の直径Dに対する外輪カウンタボア部のかかり代の大きさWの比W/Dが0.050以下なので、玉を保持した状態の合成樹脂製保持器を外輪に組み付けるときに、合成樹脂製保持器の内部に生じる応力を降伏応力未満に抑えることができ、合成樹脂製保持器が塑性変形したり破損したりするのを防止することが可能である。
この発明の実施形態にかかる内輪分離型アンギュラ玉軸受を示す断面図 図1に示す内輪分離型アンギュラ玉軸受の外輪に玉と合成樹脂製保持器を組み付ける過程を示す図 図2に示す外輪に玉と合成樹脂製保持器を組み付けることで、外輪アッシーが完成した状態を示す図 図1に示す内輪分離型アンギュラ玉軸受を2個(第1および第2のアンギュラ玉軸受)用意し、そのうちの第2のアンギュラ玉軸受の外輪アッシーを、軸受ハウジングに装着した状態を示す断面図 図4に示す軸受ハウジングに、第1のアンギュラ玉軸受の外輪アッシーを装着した状態を示す断面図 図5に示す第1のアンギュラ玉軸受の外輪アッシーを、第1の内輪の外周に装着する過程を示す断面図 図6に示す第2のアンギュラ玉軸受の外輪アッシーに第2の内輪を装着した状態を示す断面図 図1に示す玉および合成樹脂製保持器の解析用モデルを示す図 図8に示す玉の径方向内方の変位と合成樹脂製保持器に生じる径方向反力の大きさとの関係を示す図
図1に、この発明の実施形態にかかる内輪分離型アンギュラ玉軸受Aを示す。このアンギュラ玉軸受は、外輪1と、外輪1の径方向内側に同軸に配置された内輪2と、外輪1と内輪2の間に周方向に間隔をおいて組み込まれた複数の玉3と、複数の玉3を保持する合成樹脂製保持器4とを有する。
外輪1の内周には、玉3が転がり接触する外輪軌道溝5と、外輪軌道溝5の軸方向の一方側(図では左側)に隣接する外輪カウンタボア部6と、外輪軌道溝5の軸方向の他方側(図では右側)に隣接する外輪肩部7とが設けられている。外輪軌道溝5は、外輪1の内周を周方向に延びる断面円弧状の溝である。
外輪肩部7は、外輪カウンタボア部6の内径よりも小さい内径を有する。外輪カウンタボア部6は、外輪軌道溝5の溝肩の一部を取り除いた形状をもつ部位である。外輪カウンタボア部6は、外輪軌道溝5の溝底(外輪軌道溝5の内面の直径が最大となる部分)の径方向位置よりも径方向内側に位置するように形成されている。
内輪2の外周には、玉3が転がり接触する内輪軌道溝8と、内輪軌道溝8の軸方向の一方側(図では左側)に隣接する内輪肩部9と、内輪軌道溝8の軸方向の他方側(図では右側)に隣接する内輪カウンタボア部10が設けられている。内輪軌道溝8は、内輪2の外周を周方向に延びる断面円弧状の溝である。
内輪カウンタボア部10は、内輪軌道溝8の溝肩の一部または全部を取り除いた形状を有する。内輪カウンタボア部10は、内輪肩部9の外径よりも小さい外径を有する。内輪カウンタボア部10の外周には、内輪軌道溝8から遠ざかるに従って次第に外径が小さくなるテーパ面11が形成されている。
外輪1の外径をD、内輪2の内径をdとしたときに、外輪1の外径Dと内輪2の内径dは、2≧(D-d)/dを満たすように設定されている。すなわち、この実施形態の内輪分離型アンギュラ玉軸受Aは、軸受厚さ(外輪1の外径Dと内輪2の内径dの差の1/2)に対する軸受直径(具体的には内輪2の内径d)の比が大きい寸法関係をもつ軸受である。外輪1の外径Dと内輪2の内径dは、1.5≧(D-d)/dを満たすように設定することも可能であり、好ましくは、0.5≧(D-d)/dを満たすように設定することも可能である。内輪2の内径dは、40mm以上(好ましくは50mm以上、より好ましくは60mm以上)である。
合成樹脂製保持器4は、玉3に対して軸方向の一方側(図では左側)を周方向に延びるカウンタ側環状部12と、玉3に対して軸方向の他方側(図では右側)を周方向に延びる反カウンタ側環状部13と、周方向に隣り合う玉3同士の間を通ってカウンタ側環状部12と反カウンタ側環状部13を連結する複数の柱部14とを有する。カウンタ側環状部12と反カウンタ側環状部13と柱部14は、玉3を収容するポケット15を区画している。
カウンタ側環状部12と反カウンタ側環状部13と柱部14は、樹脂で継ぎ目の無い一体に形成されている。樹脂としては、ポリアミドを採用することができる。ポリアミドとしては、PA46(ポリアミド46)、PA66(ポリアミド66)、PA9T(ポリノナメチレンテレフタルアミド)等のスーパーエンジニアリングプラスチックを使用することができる。ポリアミドに代えて、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)、ポリフェニレンサルファイド(PPS)等を採用することも可能である。また、合成樹脂製保持器4を構成する合成樹脂には、繊維強化材(ガラス繊維、カーボン繊維、アラミド繊維等)が添加されている。
合成樹脂製保持器4のポケット15は、玉3の中心に対応する径方向位置から径方向内方に向かって、次第に周方向幅が狭くなる形状を有する。そして、ポケット15の径方向内端の位置におけるポケット15の周方向幅は、玉3の直径よりも小さい。そのため、図3に示すように、外輪1と玉3と合成樹脂製保持器4とを一体に保持したもの(外輪アッシーA’)から内輪2を分離したときに、玉3は、ポケット15から径方向内側に抜け落ちずに、ポケット15内に保持される。このように、ポケット15の径方向内側の開口は、内輪2を分離した状態のときに玉3が合成樹脂製保持器4から径方向内側に抜け落ちないように、玉3の大きさよりも狭くなっている。
ここで、図3に示すように、内輪2を分離した状態のときに、玉3と合成樹脂製保持器4とが外輪1から脱落するのを防ぐため、外輪カウンタボア部6には、かかり代が設定されている。図2に示すように、かかり代の大きさWは、内輪2を分離した状態で複数の玉3が合成樹脂製保持器4のポケット15内で径方向内側に最大で移動したときの玉3の外接円径をD、外輪カウンタボア部6の内径をD、各玉3の直径をDとしたときに、W=(D-D)/Dで定義される。そして、このかかり代の大きさWが、0.030<W/D≦0.050、より好ましくは0.035<W/D≦0.050を満たすように、玉3の外接円径D、外輪カウンタボア部6の内径D、玉3の直径Dの大きさが設定されている。
この実施形態のアンギュラ玉軸受は、例えば、図7に示すように、両方向のアキシアル荷重を受けることができるように、第1のアンギュラ玉軸受Aと第2のアンギュラ玉軸受Bとを組み合わせて使用する。第1のアンギュラ玉軸受Aと第2のアンギュラ玉軸受Bは、同一構成であり、アキシアル荷重を負荷することができる向きが互いに逆向きとなるように対称に装着されている。
この第1のアンギュラ玉軸受Aと第2のアンギュラ玉軸受Bをトランスミッションに組み込む作業の一例を説明する。以下の説明において「第1の」を付した部材は、第1のアンギュラ玉軸受Aの構成要素であり、「第2の」を付した部材は、第2のアンギュラ玉軸受Bの構成要素である。
まず、図4に示すように、第2の外輪アッシーB’(外輪1と複数の玉3と合成樹脂製保持器4とを一体に保持したもの)を、軸受ハウジング20(例えばトランスミッションのギヤ)に形成されたハウジング穴21の内周に嵌合させる。このとき、第2の外輪アッシーB’は、外輪カウンタボア部6が上側、外輪肩部7が下側となる向きでハウジング穴21に挿入する。また、第2の外輪アッシーB’の外輪1がハウジング穴21に圧入された状態となるように、外輪1の外周とハウジング穴21の内周との間に締め代を設定しておく。
次に、図5に示すように、ハウジング穴21の内周に形成された止め輪溝22に止め輪23を装着する。この止め輪23により、第2の外輪アッシーB’の外輪1の位置が固定される。その後、第1の外輪アッシーA’を、ハウジング穴21の第2の外輪アッシーB’よりも下側の部分に嵌合させる。このとき、第1の外輪アッシーA’は、外輪カウンタボア部6が下側、外輪肩部7が上側となる向きでハウジング穴21に挿入する。また、第1の外輪アッシーA’の外輪1がハウジング穴21に圧入された状態となるように、外輪1の外周とハウジング穴21の内周との間に締め代を設定しておく。
一方、図6に示すように、第1の内輪2を、軸体24(例えばトランスミッションの回転軸)の外周に嵌合させる。このとき、第1の内輪2は、内輪カウンタボア部10が上側、内輪肩部9が下側となる向きで、軸体24の外周に装着する。また、第1の内輪2に軸体24が圧入された状態となるように、第1の内輪2の内周と軸体24の外周との間に締め代を設定しておく。その後、第1の外輪アッシーA’を、第1の内輪2の外周に上側から装着する。この装着により、第1のアンギュラ玉軸受A(図7参照)が完成する。
その後、図7に示すように、第2の内輪2を、内輪カウンタボア部10が下側、内輪肩部9が上側となる向きで、第2の外輪アッシーB’(図6参照)に上側から挿入する。このとき、第2の内輪2は、軸体24の外周に締め代をもって嵌合させる。これにより、第2のアンギュラ玉軸受Bが完成する。
以上のようにして、第1のアンギュラ玉軸受Aおよび第2のアンギュラ玉軸受Bのトランスミッションへの組み込みを行なうことが可能である。
ところで、図6に示すように、第1の外輪アッシーA’を第1の内輪2の外周に装着するとき、外輪カウンタボア部6にかかり代が設定されているので、第1の外輪アッシーA’を構成する外輪1と玉3と合成樹脂製保持器4は一体に保持された状態を維持するはずである。しかしながら、軸受厚さ(図1に示す外輪1の外径Dと内輪2の内径dの差の1/2)に対する軸受直径(具体的には内輪2の内径d)の比が大きい場合、第1の外輪アッシーA’を第1の内輪2の外周に装着するときに、第1の外輪アッシーA’に振動等が加わると、第1の外輪アッシーA’の玉3が外輪カウンタボア部6を乗り越え、玉3と合成樹脂製保持器4とが外輪1から脱落するおそれがある。
すなわち、軸受厚さに対する軸受直径の比が大きい場合、合成樹脂製保持器4の断面積に対する合成樹脂製保持器4の径寸法の比も大きくなるので、合成樹脂製保持器4の剛性が不足して合成樹脂製保持器4が変形しやすく、その結果、軸受厚さに対する軸受直径の比が小さい場合に比べて、外輪カウンタボア部6に設定されたかかり代の大きさWが同じでも、合成樹脂製保持器4の変形により一部の玉3が外輪カウンタボア部6を乗り越えやすくなり、一部の玉3が外輪カウンタボア部6を乗り越えると、それをきっかけにして、玉3と合成樹脂製保持器4とが外輪1から脱落するするおそれがある。
上記の問題に対し、この実施形態の内輪分離型アンギュラ玉軸受Aは、玉3の直径Dに対する外輪カウンタボア部6のかかり代の大きさWの比W/Dが0.030(好ましくは0.035)よりも大きく設定されているので、玉3が外輪カウンタボア部6を乗り越えにくい。そのため、第1の外輪アッシーA’を第1の内輪2の外周に装着するときに、合成樹脂製保持器4の変形により一部の玉3が外輪カウンタボア部6を乗り越えるのが防止され、玉3と合成樹脂製保持器4とが外輪1から脱落するのを防止することができる。
また、玉3の直径Dに対する外輪カウンタボア部6のかかり代の大きさWの比W/Dが0.030(好ましくは0.035)よりも大きいので、外輪カウンタボア部6を旋削加工によって形成する場合の旋削量を低減することができ、外輪1を加工するサイクルタイムを短く抑えて低コスト化を図ることができる。
また、この内輪分離型アンギュラ玉軸受Aは、玉3の直径Dに対する外輪カウンタボア部6のかかり代の大きさWの比W/Dが0.050以下なので、図2、図3に示すように、玉3を保持した状態の合成樹脂製保持器4を外輪1に組み付けるとき(すなわち玉3が外輪軌道溝5に向かって外輪カウンタボア部6を乗り越えるとき)に、合成樹脂製保持器4の内部に生じる応力を降伏応力未満に抑えることができ、合成樹脂製保持器4が塑性変形したり破損したりするのを防止することが可能である。
また、この内輪分離型アンギュラ玉軸受Aは、内輪カウンタボア部10の外周に、内輪軌道溝8から遠ざかるに従って次第に外径が小さくなるテーパ面11が形成されているので、図6に示すように、第1の外輪アッシーA’を第1の内輪2の外周に装着するときに、内輪カウンタボア部10の外周のテーパ面11によって、第1の外輪アッシーA’の玉3が径方向外側に押し動される。そのため、円滑に、第1の外輪アッシーA’を第1の内輪2に装着することが可能である。
玉3の直径Dに対する外輪カウンタボア部6のかかり代の大きさWの比W/Dを0.050以下に設定することで、図2、図3に示すように、玉3を保持した状態の合成樹脂製保持器4を外輪1に組み付ける際に、合成樹脂製保持器4の内部に生じる応力を降伏応力未満に抑えることができることを確認するため、CAEを用いた解析を行なった。
具体的には、図8に示すような玉3および合成樹脂製保持器4の解析用モデルを作成し、そのモデルの玉3が合成樹脂製保持器4のポケット15の径方向内端に接触している状態から、径方向内方(Y軸マイナス方向、図では下方)に向かって0.01mmずつ玉3の位置を変位させ、その各位置において合成樹脂製保持器4に生じる径方向反力と合成樹脂製保持器4の内部に発生する応力とを計算した。そして、合成樹脂製保持器4の内部に発生する応力が、合成樹脂製保持器4を構成する樹脂の降伏応力に達するときの玉3の径方向変位の大きさを確認した。
解析に用いたモデルに対応する軸受の内輪2の内径dは62mm、外輪1の外径Dは91mmであり、このとき、(D-d)/d=0.468である。また、解析に用いたモデルの玉3の直径Dは3/8inch(9.525mm)、合成樹脂製保持器4を構成する樹脂は、繊維強化材を添加したPA66である。
この解析の結果、図9に示すように、玉3の径方向変位の大きさが0.65mmのときに、合成樹脂製保持器4に生じる径方向反力の大きさが198.8N(このとき合成樹脂製保持器4の内部に発生する応力は257MPa)となり、また、玉3の径方向変位の大きさが0.66mmのときに、合成樹脂製保持器4に生じる径方向反力の大きさが202.7N(このとき合成樹脂製保持器4の内部に発生する応力は261MPa)となった。この解析結果より、合成樹脂製保持器4の内部に発生する応力が降伏応力に達するときの玉3の径方向変位は、0.66mmということが分かる。
つまり、外輪カウンタボア部6のかかり代の大きさWを、0.66mm未満に設定すれば、玉3を保持した状態の合成樹脂製保持器4を外輪1に組み付ける際に、合成樹脂製保持器4の内部に生じる応力を降伏応力未満に抑えることができることが分かる。そして、かかり代の大きさWが、0.66mmのとき、玉3の直径Dに対する外輪カウンタボア部6のかかり代の大きさWの比W/Dは、0.66/9.525=0.069となる。したがって、製造上の安全を考慮して、W/Dを0.050以下に設定すれば、図2、図3に示すように、玉3を保持した状態の合成樹脂製保持器4を外輪1に組み付けるときに、合成樹脂製保持器4の内部に生じる応力を降伏応力未満に抑えることができることが確認できる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 外輪
2 内輪
3 玉
4 合成樹脂製保持器
5 外輪軌道溝
6 外輪カウンタボア部
7 外輪肩部
8 内輪軌道溝
9 内輪肩部
10 内輪カウンタボア部
11 テーパ面
12 カウンタ側環状部
13 反カウンタ側環状部
14 柱部
15 ポケット
20 軸受ハウジング
24 軸体
D 外輪の外径
d 内輪の内径
A,B 内輪分離型アンギュラ玉軸受
玉の外接円径
外輪カウンタボア部の内径
玉の直径
W かかり代

Claims (4)

  1. 外輪(1)と、
    前記外輪(1)の径方向内側に同軸に配置される内輪(2)と、
    前記外輪(1)と前記内輪(2)の間に周方向に間隔をおいて組み込まれる複数の玉(3)と、
    前記複数の玉(3)を保持する合成樹脂製保持器(4)と、を備え、
    前記外輪(1)の内周には、前記玉(3)が転がり接触する外輪軌道溝(5)と、前記外輪軌道溝(5)の軸方向の一方側に隣接する外輪カウンタボア部(6)と、前記外輪軌道溝(5)の軸方向の他方側に隣接し、前記外輪カウンタボア部(6)の内径よりも小さい内径をもつ外輪肩部(7)とが設けられ、
    前記合成樹脂製保持器(4)は、前記玉(3)に対して軸方向の前記一方側を周方向に延びるカウンタ側環状部(12)と、前記玉(3)に対して軸方向の前記他方側を周方向に延びる反カウンタ側環状部(13)と、前記複数の玉(3)同士の間を通って前記カウンタ側環状部(12)と前記反カウンタ側環状部(13)を連結する複数の柱部(14)とを有し、
    前記カウンタ側環状部(12)と前記反カウンタ側環状部(13)と前記柱部(14)とで、前記玉(3)を収容するポケット(15)が区画され、
    前記ポケット(15)の径方向内側の開口は、前記内輪(2)を分離した状態でも前記玉(3)が径方向内側に抜け落ちないように前記玉(3)の大きさよりも狭くなっており、
    前記外輪(1)の外径をD、前記内輪(2)の内径をdとしたときに、2≧(D-d)/dを満たす内輪分離型アンギュラ玉軸受において、
    前記内輪(2)を分離した状態で前記複数の玉(3)が前記ポケット(15)内で径方向内側に最大で移動したときの玉(3)の外接円径をD、前記外輪カウンタボア部(6)の内径をD、前記各玉(3)の直径をD、W=(D-D)/2としたときに、
    0.030<W/D≦0.050
    を満たすことを特徴とする内輪分離型アンギュラ玉軸受。
  2. 前記内輪(2)の外周には、前記玉(3)が転がり接触する内輪軌道溝(8)と、前記内輪軌道溝(8)の軸方向の前記一方側に隣接する内輪肩部(9)と、前記内輪軌道溝(8)の軸方向の前記他方側に隣接し、前記内輪肩部(9)の外径よりも小さい外径をもつ内輪カウンタボア部(10)とが設けられ、
    前記内輪カウンタボア部(10)の外周には、前記内輪軌道溝(8)から遠ざかるに従って次第に外径が小さくなるテーパ面(11)が形成されている請求項1に記載の内輪分離型アンギュラ玉軸受。
  3. 前記内輪(2)の内径dが、40mm以上である請求項1または2に記載の内輪分離型アンギュラ玉軸受。
  4. 前記外輪(1)の外周に締め代をもって嵌合する軸受ハウジング(20)と、前記内輪(2)の内周に締め代をもって嵌合する軸体(24)とを有するトランスミッションに組み込んで使用される請求項1から3のいずれかに記載の内輪分離型アンギュラ玉軸受。
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