JP2022131319A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】部材の清掃や交換を必要とせずに、粒子状物質や揮発性及び準揮発性の有機化合物の大気中への排出を抑制することを目的とする。【解決手段】プリンター1は、搬送路10に沿って搬送されるシートSに画像を形成する作像装置と、搬送路10の搬送方向Y下流側の端部に設けられ、作像装置により画像が形成されたシートSが排出される排紙口9aと、作像装置と排紙口9aとの間の搬送路10に設けられ、作像装置により画像が形成されたシートSを帯電させる帯電装置40と、を備える。【選択図】図3
Description
本発明は、シートに画像を形成する画像形成装置に関する。
画像形成装置から粉塵や揮発性有機化合物が排出されることが知られており、従来、これらに対する対策がなされてきたが、近年、揮発性有機化鉱物が凝集して生成される粒径100nm未満の超微小粒子の排出が問題視されており、超微小粒子の排出を抑制する技術が検討されている。例えば、特許文献1では、定着装置の近傍に配置した排気ダクト内に、微粒子粉塵を静電的に回収する静電的集塵手段を設けることが提案されている。特許文献2では、定着ユニットの上部に設けられた排気ダクト内に、電界の作用で揮発性化学物質を引き寄せて捕集する捕集装置が提案されている。捕集装置は、マイナスの電圧を発生する電源装置と、プラスの電圧を発生する電源装置と、何れか一方の電源装置と選択的に接続されてマイナス或いはプラスの電圧が印加されることによりマイナス電位或いはプラス電位を有する電界発生捕集部材と、を備える。
しかし、特許文献1で提案された構成では、排気ダクト内の気流に対向する形で電極が設けられているため、排気効率が低下する懸念がある。特許文献2で提案された構成では、排気ダクトの内壁に沿って電極が設けられているため、捕集効率が低いという問題がある。また、両者は、粒子が付着した電極を定期的に清掃又は交換する必要があるが、電極が排気ダクト内に設けられているため、作業がしにくいという問題がある。
本発明は、上記事情を考慮し、部材の清掃や交換を必要とせずに、粒子状物質や揮発性及び準揮発性の有機化合物の大気中への排出を抑制することのできる画像形成装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明に係る画像形成装置は、搬送路に沿って搬送されるシートに画像を形成する作像装置と、前記搬送路の搬送方向下流側の端部に設けられ、前記作像装置により画像が形成された前記シートが排出される排紙口と、前記作像装置と前記排紙口との間の前記搬送路に設けられ、前記作像装置により画像が形成された前記シートを帯電させる帯電装置と、を備えることを特徴とする。
前記画像形成装置は、前記作像装置により形成された画像を前記シートに定着させる定着装置を備え、前記帯電装置は、前記定着装置と前記排紙口との間の前記搬送路に設けられていてもよい。
前記帯電装置は、前記シートの第1の部分を第1の極性に帯電させる第1帯電装置と、前記シートの前記第1の部分とは別の第2の部分を前記第1の極性とは逆の第2の極性に帯電させる第2帯電装置と、を含んでいてもよい。
前記第1の部分は、前記シートの一方の面であり、前記第2の部分は、前記シートの他方の面であってもよい。
前記画像形成装置は、前記帯電装置よりも前記搬送方向下流側において前記シートを除電する除電装置を備えていてもよい。
前記画像形成装置は、前記帯電装置よりも前記搬送方向下流側において前記画像形成装置内の空気を前記シートの帯電した面に吹き付ける送風機を備えていてもよい。
前記画像形成装置は、前記帯電装置と前記除電装置との間において前記画像形成装置内の空気を前記シートの帯電した面に吹き付ける送風機を備えていてもよい。
前記送風機は、前記シートの帯電した面に対して直角に送風してもよい。
本発明によれば、部材の清掃や交換を必要とせずに、粒子状物質や揮発性及び準揮発性の有機化合物の大気中への排出を抑制することができる。
以下、図面を参照しつつ本発明の一実施形態に係るプリンター1(画像形成装置の一例)について説明する。
最初に、プリンター1の全体の構成について説明する。図1は、プリンター1の外観を示す斜視図である。図2は、プリンター1の内部構成を模式的に示す正面図である。図3は、プリンター1の排紙口9a付近の内部構成を模式的に示す正面図である。以下、図2における紙面右側をプリンター1の正面側(前側)とし、左右の向きはプリンター1を正面から見た方向を基準として説明する。各図において、U、Lo、L、R、Fr、Rrは、それぞれ上、下、左、右、前、後を示す。
プリンター1は、直方体状のハウジング3を備えている。ハウジング3の内部の下部には、シートSが収容される給紙部4と、給紙部4からシートSを送り出す給紙ローラー5が設けられている。給紙部4の上方には、電子写真方式にてトナー像を形成する作像装置6が設けられ、作像装置6の上方には、トナー像をシートSに定着させる定着装置7が設けられている。定着装置7の前方には、トナー像が定着されたシートSを排紙口9aを通じて排出する排紙ローラー対8と、排出されたシートSが積載される排紙トレイ9が設けられている。
ハウジング3の内部には、給紙ローラー5から作像装置6、定着装置7を経て排紙ローラー対8に至る搬送路10が設けられている。搬送路10は、シートSを通過させる間隙を空けて互いに対向する板状部材によって形成されており、シートSを挟持して搬送する搬送ローラー対17が搬送方向Yの複数箇所に設けられている。作像装置6よりも搬送方向Y上流側には、レジストローラー対18が設けられている。
作像装置6は、光の照射により電位が変化する感光体ドラム11、放電により感光体ドラム11を帯電させる帯電装置12、画像データに応じたレーザー光を出射する露光装置13、感光体ドラム11にトナーを供給する現像装置14、及び、転写バイアスを発生する転写ローラー15を備える。現像装置14には、現像装置14にトナーを供給するトナーコンテナ20が接続されている。
定着装置7(図3参照)は、定着ローラー21と、定着ローラー21との間にシートSを挟持して搬送する加圧ローラー27と、定着ローラー21を加熱するハロゲンヒーター23と、を備えている。定着ローラー21は、シートSの2つの面のうち感光体ドラム11側の面に接触する。
定着ローラー21は、前後方向に貫通した中空部を有する円筒形の芯金と、芯金の外周面に形成された離形層(図示省略)と、を有する。芯金は、アルミニウム合金やステンレス鋼等の金属で形成された薄肉管である。離型層は、PFA(四フッ化エチレン・パーフルオロアルコキシエチレン共重合樹脂)チューブ、PTFE(ポリテトラフルオロエチレン)チューブ等で形成される。
加圧ローラー27は、前後方向を長手方向とする円柱形又は円筒形の芯金と、芯金の外周面に形成された弾性層と、弾性層の外周面に形成された離形層(図示省略)と、を有する。芯金は、アルミニウム合金やステンレス鋼等の金属で形成される。弾性層は、シリコーンゴム等で形成される。離型層は、PFAチューブやPTFEチューブ等で形成される。加圧ローラー27は、ばね等の付勢部材(図示省略)によって定着ローラー21側に付勢されることで定着ローラー21に押し当てられ、定着ローラー21と加圧ローラー27とが面接触する加圧領域Nを形成する。加圧ローラー27は、モーター等の駆動部(図示省略)により駆動される。
ハロゲンヒーター23は、左右方向を長手方向とする棒状のハロゲンランプであり、ガラス管と、ガラス管に収容されたフィラメントと、を備え、定着ローラー21の中空部に配置される。
制御部2は、プロセッサーとメモリーとを備える。プロセッサーは、例えば、CPU(Central Processing Unit)である。メモリーは、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)等の記憶媒体を含む。プロセッサーは、メモリーに記憶されている制御プログラムを読み出して実行することで各種処理を実施する。なお、制御部2は、ソフトウェアを用いない集積回路によって実現されてもよい。
プリンター1の基本的な画像形成動作は、次のとおりである。外部のコンピューター等からプリンター1に印刷ジョブが入力されると、給紙ローラー5が給紙部4から搬送路10にシートSを送り出し、回転が停止されたレジストローラー対18がシートSの斜行を補正し、レジストローラー対18が所定のタイミングで作像装置6にシートSを送り出す。作像装置6においては、帯電装置12が感光体ドラム11を所定の電位に帯電させ、露光装置13が感光体ドラム11に潜像を書き込み、現像装置14がトナーコンテナ20から供給されたトナーを用いて潜像を現像することでトナー像を形成し、転写ローラー15がトナー像をシートSに転写する。続いて、定着装置7がシートSを挟持して搬送しながらトナー像を溶融させることでトナー像をシートSに定着させ、排紙ローラー対8が排紙トレイ9にシートSを排出する。
次に、帯電装置40等の構成について詳細に説明する。プリンター1は、搬送路10に沿って搬送されるシートSに画像を形成する作像装置6と、搬送路10の搬送方向Y下流側の端部に設けられ、作像装置6により画像が形成されたシートSが排出される排紙口9aと、作像装置6と排紙口9aとの間の搬送路10に設けられ、作像装置6により画像が形成されたシートSを帯電させる帯電装置40と、を備える。
定着装置7においては、加熱された定着ローラー21や潤滑油等に含まれるシリコーン系の物質から蒸発した揮発性有機化合物(VOC、Volatile Organic Compounds)や準揮発性有機化合物(SVOC、Semi Volatile Organic Compounds)の粒子が凝集することで粒径100nm以下の超微小粒子(UFP、Ultrafine Particle)が発生することが知られている。また、トナーの組成によっては、加熱されたトナーからUFPが発生する場合もある。そこで、プリンター1は、ハウジング3の外部へのUFP、VOC、SVOC(以下、UFP等という)の排出を抑制するために、以下の構成を備えている。
[帯電装置]
図4は、帯電装置40を示す図である。帯電装置40は、シートSの第1の部分を第1の極性(例えば、正極性)に帯電させる第1帯電装置41と、シートSの第1の部分とは別の第2の部分を第1の極性とは逆の第2の極性(例えば、負極性)に帯電させる第2帯電装置42と、を含む。第1帯電装置41、第2帯電装置42は、共通の構成を有し、左右方向を長手方向とする基部40Bと、基部40Bから突出した左右方向に並ぶ多数の電極針40Eと、を備える。電極針40Eの各々には、数千Vの電圧を電極針40Eに印加する電源回路40Cが接続されている。
図4は、帯電装置40を示す図である。帯電装置40は、シートSの第1の部分を第1の極性(例えば、正極性)に帯電させる第1帯電装置41と、シートSの第1の部分とは別の第2の部分を第1の極性とは逆の第2の極性(例えば、負極性)に帯電させる第2帯電装置42と、を含む。第1帯電装置41、第2帯電装置42は、共通の構成を有し、左右方向を長手方向とする基部40Bと、基部40Bから突出した左右方向に並ぶ多数の電極針40Eと、を備える。電極針40Eの各々には、数千Vの電圧を電極針40Eに印加する電源回路40Cが接続されている。
第1帯電装置41、第2帯電装置42は、定着装置7と排紙ローラー対8との間の搬送路10に対向している。第1帯電装置41は、搬送路10の下側(定着ローラー21側)に設けられ、第2帯電装置42は、搬送路10の上側(加圧ローラー27側)に設けられている。搬送路10を構成する板状部材のうち下側の板状部材に、左右方向を長手方向とする矩形の第1開口部71が設けられており、第1開口部71を介して第1帯電装置41の電極針40Eの先端部が、搬送されるシートSの下面(定着ローラー21側の面)に対向する。また、搬送路10を構成する板状部材のうち上側の板状部材に、左右方向を長手方向とする矩形の第2開口部72が設けられており、第2開口部72を介して第2帯電装置42の電極針40Eの先端部が、搬送されるシートSの上面(加圧ローラー27側の面)に対向する。
[送風機]
送風機50は、例えば、ターボファン、シロッコファン等であり、羽根車51と、羽根車51を収容する円筒形のケーシング52と、羽根車51の接線方向に空気を吹き出させる給気管53と、を備える。ケーシング52の軸方向の側面の一方には吸気口54が設けられている。送風機50は、帯電装置40と排紙ローラー対8との間の搬送路10に対向している。送風機50は、搬送路10の下側と、搬送路10の上側と、に設けられている。
送風機50は、例えば、ターボファン、シロッコファン等であり、羽根車51と、羽根車51を収容する円筒形のケーシング52と、羽根車51の接線方向に空気を吹き出させる給気管53と、を備える。ケーシング52の軸方向の側面の一方には吸気口54が設けられている。送風機50は、帯電装置40と排紙ローラー対8との間の搬送路10に対向している。送風機50は、搬送路10の下側と、搬送路10の上側と、に設けられている。
搬送路10を構成する板状部材のうち下側の板状部材に、左右方向を長手方向とする矩形の第1通気口73が設けられており、第1通気口73を介して下側の送風機50の給気管53の先端部が、搬送されるシートSの下面に対向する。下側の送風機50は、シートSの下面に直角に空気を吹き付けるように配置されている。また、搬送路10を構成する板状部材のうち上側の板状部材に、左右方向を長手方向とする矩形の第2通気口74が設けられており、第2通気口74を介して上側の送風機50の給気管53の先端部が、搬送されるシートSの上面に対向する。上側の送風機50は、シートSの上面に直角に空気を吹き付けるように配置されている。
[除電装置]
図5は、除電装置60を示す図である。除電装置60は、シートSの第1の部分を除電する第1除電装置61と、シートSの第2の部分を除電する第2除電装置62と、を含む。第1除電装置61、第2除電装置62は、共通の構成を有し、左右方向を長手方向とする基部60Bと、基部60Bから突出した左右方向に並ぶ多数の電極針60Eと、を備える。電極針60Eの各々には、数千Vの電圧を電極針60Eに印加する電源回路60Cが接続されている。
図5は、除電装置60を示す図である。除電装置60は、シートSの第1の部分を除電する第1除電装置61と、シートSの第2の部分を除電する第2除電装置62と、を含む。第1除電装置61、第2除電装置62は、共通の構成を有し、左右方向を長手方向とする基部60Bと、基部60Bから突出した左右方向に並ぶ多数の電極針60Eと、を備える。電極針60Eの各々には、数千Vの電圧を電極針60Eに印加する電源回路60Cが接続されている。
第1除電装置61、第2除電装置62は、排紙ローラー対8よりも搬送方向Y下流側に設けられている。第1除電装置61の電極針60Eの先端部が、排出されるシートSの下面に対向する。第2除電装置62の電極針60Eの先端部が、排出されるシートSの上面に対向する。
次に、帯電装置40等の動作について説明する。プリンター1に印刷ジョブが入力されると、第1帯電装置41、第2帯電装置42、2つの送風機50、第1除電装置61、第2除電装置62に電力が供給される。第1帯電装置41、第2帯電装置42においては、電極針40Eへの電圧の印加により、電極針40Eの先端からコロナ放電が発生する。コロナ放電によりシートSと電極針40Eとの間で電荷の移動が起こり、シートSが帯電する。
第1帯電装置41の電源回路40Cは、正の電圧を電極針40Eに印加する。シートSの下面から第1帯電装置41の電極針40Eに電子が移動するため、シートSの下面が正に帯電する。一方、第2帯電装置42の電源回路40Cは、負の電圧を電極針40Eに印加する。第2帯電装置42の電極針40EからシートSの上面に電子が移動するため、シートSの上面が負に帯電する。プリンター1の内部に浮遊しているUFP等のうち、負に帯電したUFP等は、シートSの下面に吸着され、正に帯電したUFP等は、シートSの上面に吸着される。吸着されたUFP等は、シートSを形成する繊維間の間隙に取り込まれる。
さらに、送風機50がプリンター1の内部の空気をシートSに吹き付けるから、UFP等の吸着の効率が向上する。また、空気の吹き付けにより、シートSの繊維間の間隙にUFP等が取り込まれやすくなる。
第1除電装置61の電源回路60Cは、負の電圧を電極針60Eに印加する。電極針60EからシートSの下面に電子が移動するため、シートSの下面が除電される。一方、第2除電装置62の電源回路60Cは、正の電圧を電極針60Eに印加する。シートSの上面から電極針60Eに電子が移動するため、シートSの上面が除電される。
以上説明した本実施形態に係るプリンター1によれば、作像装置6と排紙口9aとの間の搬送路10に設けられ、作像装置6により画像が形成されたシートSを帯電させる帯電装置40を備える。この構成によれば、シートSにUFP等が吸着され、吸着されたUFP等がシートSの繊維間の間隙に取り込まれるから、部材の清掃や交換を必要とせずに、UFP等の大気中への排出を抑制することができる。
また、小型のプリンターほど外部への排気口が少なく、また、低価格帯のプリンターでは排気口が全くない場合もある。そのため、従来は、小型のプリンターでは、排出されるシートSに引きずられてUFP等が外部に排出されやすいという問題があった。よって、本実施形態は、排気口が少ない又は排気口がない小型のプリンターに対して好適である。
また、本実施形態に係るプリンター1によれば、帯電装置40は、定着装置7と排紙口9aとの間の搬送路10に設けられているから、定着装置7から発生するUFP等の大気中への排出を抑制することができる。
また、本実施形態に係るプリンター1によれば、帯電装置40は、シートSの第1の部分を第1の極性に帯電させる第1帯電装置41と、シートSの第1の部分とは別の第2の部分を第1の極性とは逆の第2の極性に帯電させる第2帯電装置42と、を含むから、正に帯電したUFP等と負に帯電したUFP等の排出を抑制することができる。
また、本実施形態に係るプリンター1によれば、シートSの第1の部分は、シートSの一方の面であり、シートSの第2の部分は、シートSの他方の面であるから、UFP等を吸着可能な面積を最大化することができる。
また、本実施形態に係るプリンター1によれば、帯電装置40よりも搬送方向Y下流側においてシートSを除電する除電装置60を備えるから、排出されたシートSの貼り付きを防ぐことができる。
また、本実施形態に係るプリンター1によれば、帯電装置40よりも搬送方向Y下流側においてプリンター1内の空気をシートSの帯電した面に吹き付ける送風機50を備えるから、送風機50を備えない場合と比べて、より多くのUFP等をシートSに吸着させることができる。
また、本実施形態に係るプリンター1によれば、帯電装置40と除電装置60との間においてプリンター1内の空気をシートSの帯電した面に吹き付ける送風機50を備えるから、送風機50を備えない場合と比べて、より多くのUFP等をシートSに吸着させることができる。
また、本実施形態に係るプリンター1によれば、送風機50は、シートSの帯電した面に対して直角に送風するから、直角でない角度で送風する場合と比べて、より多くのUFP等をシートSに吸着させることができる。
上記実施形態が以下のように変形されてもよい。
上記実施形態では、電子写真方式の画像形成装置に本発明を適用した例が示されたが、インクジェット記録装置に本発明が適用されてもよい。インクジェット記録装置の場合、例えば、吐出されたインクを乾燥させる工程の後段に上記の帯電装置40、送風機50、除電装置60が設けられても良い。
上記実施形態では、帯電装置40が第1帯電装置41と第2帯電装置42とを含む例が示されたが、帯電装置40は、第1帯電装置41と第2帯電装置42のいずれか一方であってもよい。
上記実施形態では、シートSの第1の部分がシートSの一方の面であり、シートSの第2の面がシートSの他方の面である例が示されたが、シートSの第1の部分と第2の部分とがシートSの同一面にあってもよい。具体的には、以下のとおりである。図6は、本変形例に係る帯電装置40を示す図である。図7は、本変形例に係る除電装置60を示す図である。本変形例に係る第1帯電装置41及び第2帯電装置42は、上記実施形態に係る第1帯電装置41及び第2帯電装置42よりも左右方向の長さが短く、第1帯電装置41と第2帯電装置42が左右に並べて配置され、第1帯電装置41はシートSの一方の面(例えば、下面)の左側の部分を帯電させ、第2帯電装置42は、同一の面の右側の部分を帯電させる。また、本変形例に係る第1除電装置61及び第2除電装置62は、上記実施形態に係る第1除電装置61及び第2除電装置62よりも左右方向の長さが短く、第1除電装置61と第2除電装置62が左右に並べて配置され、第1除電装置61はシートSの一方の面の左側の部分を除電し、第2除電装置62は、同一の面の右側の部分を除電する。この構成は、帯電装置40等を配置可能な空間がシートSの一方の面側にしかない場合に好適である。
上記実施形態では、プリンター1に除電装置60が設けられている例が示されたが、除電装置60は設けられていなくてもよい。また、上記実施形態では、プリンター1に送風機50が設けられている例が示されたが、送風機50は設けられていなくてもよい。また、上記実施形態では、送風機50がシートSの帯電した面に対して直角に送風する例が示されたが、送風の方向は、搬送方向Y下流側又は上流側に傾斜していてもよい。
上記の定着装置7は一例にすぎず、定着装置7は、定着ローラー21に代えて定着ベルトを備えていてもよい。また、定着装置7は、ハロゲンヒーター23に代えて誘導加熱ヒーター、面状ヒーター等を備えていてもよい。
1 プリンター(画像形成装置)
6 作像装置
9a 排紙口
10 搬送路
40 帯電装置
41 第1帯電装置
42 第2帯電装置
50 送風機
60 除電装置
61 第1除電装置
62 第2除電装置
6 作像装置
9a 排紙口
10 搬送路
40 帯電装置
41 第1帯電装置
42 第2帯電装置
50 送風機
60 除電装置
61 第1除電装置
62 第2除電装置
Claims (8)
- 搬送路に沿って搬送されるシートに画像を形成する作像装置と、
前記搬送路の搬送方向下流側の端部に設けられ、前記作像装置により画像が形成された前記シートが排出される排紙口と、
前記作像装置と前記排紙口との間の前記搬送路に設けられ、前記作像装置により画像が形成された前記シートを帯電させる帯電装置と、を備えることを特徴とする画像形成装置。 - 前記作像装置により形成された画像を前記シートに定着させる定着装置を備え、
前記帯電装置は、前記定着装置と前記排紙口との間の前記搬送路に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記帯電装置は、
前記シートの第1の部分を第1の極性に帯電させる第1帯電装置と、
前記シートの前記第1の部分とは別の第2の部分を前記第1の極性とは逆の第2の極性に帯電させる第2帯電装置と、を含むことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。 - 前記第1の部分は、前記シートの一方の面であり、
前記第2の部分は、前記シートの他方の面であることを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。 - 前記帯電装置よりも前記搬送方向下流側において前記シートを除電する除電装置を備えることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記帯電装置よりも前記搬送方向下流側において前記画像形成装置内の空気を前記シートの帯電した面に吹き付ける送風機を備えることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記帯電装置と前記除電装置との間において前記画像形成装置内の空気を前記シートの帯電した面に吹き付ける送風機を備えることを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
- 前記送風機は、前記シートの帯電した面に対して直角に送風することを特徴とする請求項6又は7に記載の画像形成装置。
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2021
- 2021-02-26 JP JP2021030202A patent/JP2022131319A/ja active Pending
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