JP2022130297A - 情報処理装置、制御装置、制御方法、制御装置の制御方法、プログラム、記録媒体 - Google Patents

情報処理装置、制御装置、制御方法、制御装置の制御方法、プログラム、記録媒体 Download PDF

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Abstract

Figure 2022130297000001
【課題】流路構造を備えた装置を制御するための制御プログラムを生成する従来のシステムにおいては、装置が実施する各処理工程について、作業者が最適な流路を容易に設定し得ないという問題があった。
【解決手段】表示部と、記憶部と、処理部と、を備え、前記処理部は、複数の動作工程の中のいずれの動作工程であるかを示す動作工程識別情報と、流路構造を表す図形情報と、を前記表示部に表示し、前記動作工程識別情報に示された動作工程において流路構造の中で流路として用いる流路部分を、前記図形情報を用いて前記表示部に表示し、前記流路部分を、前記動作工程識別情報と紐づけて流路設定情報として前記記憶部に記憶する、ことを特徴とする情報処理装置である。
【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理装置に関する。特に、複数の流路部分を含む流路構造を備えた装置が一連の動作を設定または実行する際に用いられる情報処理装置等に関する。
従来から、水処理システムや化学プラントをはじめとして、流体を取り扱う分野では、ポンプ、バルブ、菅、タンク、反応槽などからなる流路構造を備えた装置が知られている。こうした装置では、流体材料を用いて種々の化学的処理や物理的処理が実行されるが、その処理内容に応じて流体材料の流路を適時に開閉あるいは変更する必要がある。装置の動作を自動化するためには、ポンプやバルブなどの動作をコンピュータにより制御可能な装置構成にして、コンピュータが実行する制御プログラムを予め準備する必要がある。
ところで、こうした装置の制御プログラムの作成や実装を全て人手で行うと、長い時間を要したり、ミスが発生し易くなるという問題がある。
そこで、特許文献1には、入出力信号リストとシーケンスフローを定義した設定データをもとに、自動で制御プログラムを実装する手法が公開されている。
特開2011-198237号公報
近年では、こうした装置の多機能化や処理内容の複雑化にともない、流路構造は複雑化する傾向がある。そして、装置が行う処理工程において、流路構造のうちどの部分を用いるかが問題となる場合がある。
例えば、装置の流路構造内に、タンクAに貯留された流体材料を反応槽Bに移動させ得る経路として、経路1と経路2が存在するものとする。ここで、各処理工程において流路として用いるべき最適な経路は、経路の長さや太さ等の物理的諸元だけによって決まるわけではない。前後の処理工程の影響(例えば残留する温度分布)や、その処理工程にて並行して行う他の動作で使用する経路との関係(例えば経路の競合や相互干渉)を考慮して決定する必要がある。例えば、第1の処理工程において反応槽Bにて化学的処理Cを行う場合には経路1を用いるのがよく、第2の処理工程において反応槽Bにて化学的処理Dを行う場合には経路2を用いるのがよい場合が有り得る。
特許文献1に開示された手法では、入出力信号リストとシーケンスフローを定義した設定データをもとに、自動で制御プログラムを実装しているが、設定データを作成する段階において上述した最適な流路を設定する方法については検討されていない。
したがって、流路構造を備えた装置の動作を設定または実行する情報処理装置は、装置が実施する各処理工程について、作業者が最適な流路を容易に設定し得ないという問題があった。
本発明の第1の態様は、表示部と、記憶部と、処理部と、を備え、前記処理部は、複数の動作工程の中のいずれの動作工程であるかを示す動作工程識別情報と、流路構造を表す図形情報と、を前記表示部に表示し、前記動作工程識別情報に示された動作工程において流路構造の中で流路として用いる流路部分を、前記図形情報を用いて前記表示部に表示し、前記流路部分を、前記動作工程識別情報と紐づけて流路設定情報として前記記憶部に記憶する、ことを特徴とする情報処理装置である。
また、本発明の第2の態様は、コンピュータが、制御対象装置の流路構造を特定した情報と、前記制御対象装置に実行させる複数の動作工程に係る情報と、を取得し、前記流路構造を表す図形情報を表示部に表示し、前記制御対象装置に実行させる複数の動作工程の各々について、前記流路構造の中で流路として用いる流路部分を流路設定情報として記憶する、ことを特徴とする制御方法である。
本発明によれば、流路構造を備えた装置が実施する各処理工程について、作業者が流路を容易に設定することが可能な情報処理装置を提供することができる。
実施形態に係るプログラム生成システム1の構成と機能を説明するための模式図。 実施形態に係る工程動作テーブル2について説明するための図。 実施形態に係る配管図面データ3について説明するための図。 実施形態に係るデータ読み込み画面42について説明するための図。 実施形態に係るプログラム出力設定画面400について説明するための図。 実施形態に係る図面選択画面44について説明するための図。 実施形態に係る流路設定画面41について説明するための図。 実施形態に係る入出力信号設定画面43について説明するための図。 実施形態に係る流路情報55について説明するための図。 実施形態に係るシンボル種別情報53について説明するための図。 実施形態に係るシンボル情報58について説明するための図。 実施形態に係る内部デバイス情報54について説明するための図。 実施形態に係るプログラム部品情報56について説明するための図。 実施形態に係る制御機器情報57について説明するための図。 実施形態に係る制御プログラム情報59について説明するための図。 実施形態に係るプログラム生成方法の基本的な手順を示したフローチャート。 実施形態に係るデータ読込み処理の手順を示したフローチャート。 (A)実施形態に係る流路設定の途中経過を示す図。(B)実施形態に係る流路設定において流路の描画が完了した状態を示す図。 実施形態に係る流路情報55の生成処理の手順を示したフローチャート。 実施形態に係る入出力信号生成処理の手順を示したフローチャート。 実施形態に係る制御プログラム生成処理の手順を示したフローチャート。 実施形態に係る制御プログラム生成サブルーチンの手順を示したサブフローチャート。 実施形態に係るデバイスアドレス設定処理サブルーチンの手順を示したサブフローチャート。 変形例のプログラム出力設定画面400Aについて説明するための図。 変形例のタイミングチャートの描画の手順を示したフローチャート。 変形例に係る流路設定において流路の描画を行っている状態を示す図。
図面を参照して、本発明の実施形態である情報処理装置の一例であるプログラム生成システム、プログラム生成方法、等について説明する。
尚、以下の実施形態の説明において参照する図面では、特に但し書きがない限り、同一の参照番号を付して示す要素は、同様の機能を有するものとする。
図1は、本発明の実施形態の情報処理装置の一例であるプログラム生成システム1の構成と機能を説明するための模式図である。尚、図1では本実施形態の特徴を説明するために必要な要素をブロックで表しているが、本発明の課題解決原理とは直接関係のない一般的な要素については記載を省略している。また、図1に図示された各要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示のごとく構成されていることを要しない。例えば、各ブロックの分散や統合の具体的形態は図示の例に限らず、その全部または一部を、使用状況等に応じて任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することが可能である。
図1に示すように、実施形態に係るプログラム生成システム1は、表示部100、入力部200、PC1003を備えている。また、図中に制御プログラム生成システム1004として示されたブロックは、PC1003が処理プログラムを実行することにより遂行される機能や、処理プログラムを実行する際に用いるデータを模式的に表したものである。制御プログラム生成システム1004に含まれる各機能ブロックは、ハードウェアあるいはソフトウェアを用いて構成することができる。例えば記憶装置や非一時的な記録媒体に記憶された制御プログラムを、CPUが読み出して実行することにより構成され得る。
あるいは、制御プログラム生成システムが備えるASIC等のハードウェアにより、機能ブロックの一部または全部を構成してもよい。
プログラム生成システム1は、制御プログラムファイル1000を作成する。制御プログラムファイル1000は、制御装置の一例であるPLC1001(プログラマブルロジックコントローラ)を用いて制御対象装置1002(例えば工業プラント)の動作を制御する際に、PLC1001が実行する制御プログラムである。
プログラム生成システム1のPC1003は、ハードウェアとして、中央処理部としてのCPU、記憶部としてのROMやRAM、入出力インターフェースとしてのI/Oを備える。ROMには、後述する情報処理方法を実現するための処理プログラムを格納しておくことができる。また、RAMは、その情報処理方法を実行する時にCPUのワークエリアなどとして使用される。また、PC1003には、不図示のHDDやSSD、ネットワークマウントされた他のシステムの外部記憶装置など種々の外部記憶装置を接続して、ROMやRAMとともに記憶部として用いることができる。
実施形態に係るプログラム生成システム1を実現したり、プログラム生成方法を実行するための処理プログラムは、PC1003のROMや、HDDやSSDなどから成る外部記憶装置に格納しておくことができる。あるいは、処理プログラムは、光ディスク、光磁気ディスク、磁気テープ、USBメモリ、SSD等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体を経由して、上記の記憶部に供給し、またその内容を更新することができる。あるいは、処理プログラムは、ネットワークおよびI/Oを経由して上記の記憶部に書き込んでもよい。
表示部100は、プログラム生成方法を実行する際に、後述する種々の情報を操作者に表示するためのデバイスであり、例えば液晶表示装置や有機EL表示装置を用いることができる。
入力部200は、プログラム生成方法を実行する際に、操作者が各種の指示や情報を入力するためのデバイスであり、例えばキーボード、ジョグダイアル、マウス、ポインティングデバイス、音声入力機などの入力デバイスを用いることができる。
次に、PC1003が処理プログラムを実行することにより遂行される機能や、処理プログラムを実行する際に用いるデータについて、図1を参照しながら説明する。
[制御プログラム生成部]
制御プログラム生成システム1004は、ユーザインターフェース部4、データ部5、ロジック部6を備える。順に説明してゆく。
(ユーザインターフェース部)
ユーザインターフェース部4は、表示部100に種々の情報を表示したり、入力部200から種々の情報や指示の入力を受け付ける。ユーザインターフェース部4は、表示部100に表示する画面情報を生成する表示画面生成部40を備えている。プログラム生成方法を実行する際には、表示画面生成部40は、実行段階に応じて所定の画面情報を表示部100に供給する。すなわち、表示画面生成部40は、流路設定画面41、データ読込み画面42、入出力信号設定画面43、図面選択画面44等の画面情報を表示部100に供給することができる。これらの画面情報は、後述する工程動作テーブル2、配管図面データ3、流路30、デバイスアドレス70等に関する設定を入力部200から受け付ける際に、表示部100に表示される。尚、表示画面生成部40の構成は、この例に限定されるものではなく、例えばユーザの操作性に鑑みて、画面の統合、分離、追加等をしてもよい。
(データ部)
PC1003の記憶部に割り付けられたデータ部5には、プログラム生成方法を実行する際に用いる各種の情報(51~58)や、プログラム生成方法を実行した成果物である制御プログラム情報59が記憶される。また、制御プログラム情報59をPLC1001が実行可能な形式に変換した制御プログラムファイル1000(例えばラダープログラム)を記憶してもよい。データ部5が記憶する各種の情報には、工程動作情報51、入出力信号情報52、シンボル種別情報53、内部デバイス情報54、流路情報55、プログラム部品情報56、制御機器情報57、シンボル情報58が含まれる。ただし、データ部5は、この構成に限定されず、例えばメンテナンス性を鑑みて、各々の情報の統合や分離、ユーザ操作のログ情報等の追加をしてもよい。
(ロジック部)
ロジック部6は、プログラム生成方法を実行する際に、データ部5に記憶された各種データを管理したり、成果物である制御プログラム情報59や制御プログラムファイル1000を生成する処理を行う。ロジック部6が備えるデータ管理生成部62は、データ部5に蓄積された各種情報に含まれるIDの対応付けを管理して情報の保存、取得を行う。また、ロジック部6が備える制御プログラム生成部61は、成果物である制御プログラム情報59や、それをPLC1001が実行可能な形式に変換した制御プログラムファイル1000を生成する処理を行う。
[データテーブル、表示画面]
次に、実施形態のプログラム生成方法を実行する際に、表示部100に表示される各種の情報(テーブル)やユーザが操作する画面について説明してゆく。
(工程動作テーブル)
図2を参照して、工程動作テーブル2の構成について説明する。工程動作テーブル2は、制御対象装置1002に実行させる動作の手順が記載されたテーブルである。工程動作テーブル2は、データ管理生成部62により、データ部5の工程動作情報51に記憶されうる。工程動作テーブル2は、動作順序201、動作内容202、動作時間203で構成される。工程動作テーブル2の横方向の1行は、制御対象装置1002に実行させる動作工程の1工程に対応する。動作順序201に設定された番号は、各動作工程を識別(特定)する番号であるとともに、各動作工程の実行順序を示している。動作内容202は、その動作工程で制御対象装置1002に実行させる動作の概要を示す。動作時間203は、動作内容202の実行時間を示す。なお、工程動作テーブル2はこの構成に限定されず、例えば動作内容202に関する様々なパラメータを示してもよい。工程動作テーブル2を表示部100に表示することにより、ユーザは制御対象装置1002に実行させる動作手順の設定や確認、あるいは変更等の作業を行うことができる。
(配管図面データ)
図3を参照して、配管図面データ3について説明する。制御対象装置1002は、複数の流路部分を含む流路構造を備えているが、配管図面データ3は、流路構造を図形情報として示した配管図面35を含んでいる。尚、図3の例では、図示の便宜から比較的単純な流路構造を示したが、制御対象装置によっては、配管図面35が複雑な流路構造を反映した図面になるのは言うまでもない。
配管図面35は、後述するように制御対象装置1002の各動作工程に応じて、動作工程数と同じ数だけ作成されるが、配管図面データ3はその集合である。各配管図面35は、配管図面ID310、シンボルID300、複数のシンボル532および配管を含んで構成される。
上述のように配管図面35は動作工程数と同じ数だけ作成されるが、配管図面ID310は配管図面35の各々を識別(特定)するためのIDである。言い換えれば、配管図面ID310は、複数の動作工程の中のいずれの動作工程であるかを示す動作工程識別情報であると言える。データ管理生成部62は、各々の配管図面35と配管図面ID310を対応付けた図面管理情報を作成してデータ部5に記憶する。
シンボル532は、流路構造の構成要素を示す図形であり、例えば図10に例示すように、タンク、バルブ、ポンプ等の構成要素の種類ごとに異なる図形が用いられる。その構成要素の種類、機能をユーザ(作業者)が直感的に把握できるような図形が好適に用いられる。尚、構成要素の中には、例えばポンプやバルブのように、PLC1001により動作を制御される被制御要素(被制御機器)が含まれている。被制御機器の中には、1つの動作工程において状態が遷移する機器がある。例えば、1つの動作工程においてバルブの開閉が複数回行われることがある。
シンボルID300は、流路構造を構成する各構成要素を個別に識別(特定)するためのID情報である。
(データ読み込み画面)
図4を参照して、データ読み込み画面42について説明する。データ読込み画面42は、ユーザが、工程動作テーブル2あるいは配管図面データ3を操作したい際に、受け付ける画面である。データ読込み画面42は、工程動作データパス入力ボックス421、配管図面データパス入力ボックス422、工程動作データ選択ダイヤログボタン423、配管図面データ選択ダイヤログボタン424、システム開始ボタン428、およびシステム終了ボタン429を含んで構成される。
工程動作データパス入力ボックス421、配管図面データパス入力ボックス422は、それぞれ、工程動作テーブル2、配管図面データ3の電子データ格納パスを入力する入力ボックスである。工程動作データ選択ダイヤログボタン423、配管図面データ選択ダイヤログボタン424は、それぞれ、工程動作テーブル2、配管図面データ3の電子データの格納パスを検索、ナビゲーションするダイヤログを表示するボタンである。システム開始ボタン428は、クリックすると工程動作データパス入力ボックス421、配管図面データパス入力ボックス422で入力された電子データ格納パスからデータを読み込み、後述するプログラム出力設定画面400に遷移するボタンである。システム終了ボタン429は、クリックすると制御プログラム生成システム1004の処理を中断し、シャットダウンするボタンである。
(プログラム出力設定画面)
図5を参照して、プログラム出力設定画面400について説明する。プログラム出力設定画面400は、前述した工程動作テーブル2に、ユーザが流路ID512を設定する操作を行う画面である。プログラム出力設定画面400は、工程動作情報51、流路設定ボタン401、入出力信号設定ボタン402、プログラム出力ボタン403、および、プログラム出力設定終了ボタン404を含んで構成される。工程動作情報51は、工程動作テーブル2と、流路ID512で構成される。
流路ID512は、流路毎に付与されるIDである。流路については後に詳述するが、制御対象装置1002が動作する際に流路構造の中で用いられる部分を、動作工程毎に特定したものである。
流路設定ボタン401は、工程動作情報51のレコード毎に配置され、クリックすると後述する図面選択画面44に遷移するボタンである。入出力信号設定ボタン402は、クリックすると後述する入出力信号設定画面43に遷移するボタンである。プログラム出力ボタン403は、クリックすると、制御プログラム生成部61が成果物である制御プログラム情報59をデータ部5に記憶する処理を行う。続けて制御プログラム生成部61は、制御プログラム情報59をPLC1001が解釈可能な形式に変換した制御プログラムファイル1000(例えばラダープログラム)を作成して、外部に出力する処理を行う。プログラム出力設定終了ボタン404は、クリックするとプログラム出力設定処理を中断し、前述したデータ読込み画面42に遷移するボタンである。
(図面選択画面)
図6を参照して、図面選択画面44について説明する。図面選択画面44は、例えば図18を参照して後述するように、ユーザがある動作工程に対応する配管図面35に流路を設定しようとする際に、当該配管図面を呼び出すために使う画面である。
図面選択画面44は、図面ID入力ボックス441、図面選択完了ボタン442、図面選択終了ボタン443を含んで構成される。図面ID入力ボックス441は、配管図面ID310(図7参照)を入力する入力ボックスである。図面選択完了ボタン442は、クリックすると、指定した配管図面ID310の配管図面35が挿入された流路設定画面41(図7参照)に遷移するボタンである。
(流路設定画面)
図7を参照して、流路設定画面41について説明する。流路設定画面41は、工程動作テーブル(図2)に記載された動作工程の各々について、流路構造の中で用いられる部分(すなわち流路)をユーザが設定する際に、前述の図面選択画面44を経由して呼び出され、表示部100に表示される画面である。流路設定画面41は、配管図面35、流路描画開始ボタン412、流路描画終了ボタン413、流路設定完了ボタン414、流路設定終了ボタン415を含んで構成される。
流路描画開始ボタン412は、クリックすると配管図面35中に流路の描画を開始するボタンである。流路描画終了ボタン413は、クリックすると配管図面35への流路30の描画を終了するボタンである。流路設定完了ボタン414は、クリックすると後述する流路処理動作フローチャートの処理が開始されるボタンである。流路設定終了ボタン415は、クリックすると流路設定処理を中断し、図面選択画面44に遷移するボタンである。
(入出力信号設定画面)
図8を参照して、入出力信号設定画面43について説明する。入出力信号設定画面43は、図3の配管図面データにおいてシンボルID300が付与された構成要素のうち制御信号が入力あるいは出力されるものに関して、制御信号ID577とデバイスアドレス70を対応付けて設定する画面である。入出力信号設定画面43は、入出力信号情報52、入出力信号設定完了ボタン431、入出力信号設定終了ボタン432を含んで構成される。
入出力信号情報52は、シンボルID582、制御信号ID577、入出力属性575、制御名称576、デバイスアドレス70を含んで構成される。
制御信号ID577は、シンボルID582で特定される構成要素を制御するための入出力信号端子毎に付与されるIDである。入出力属性575は、制御信号ID577の入出力方向を表しており、「IN」であれば入力信号端子、「OUT」であれば出力信号端子を表す属性である。制御名称576は、制御信号IDの役割を表す文字列である。デバイスアドレス70は、プログラマブルロジックコントローラ(PLC)の信号に割り付けられたアドレスである。入出力信号設定完了ボタン431は、クリックするとデバイスアドレス70を入出力信号情報52に記憶する。入出力信号設定終了ボタン432は、クリックすると入出力信号設定処理を中断し、プログラム出力設定画面400に遷移する。
(流路情報)
図9を参照して、流路情報55(流路情報テーブル)について説明する。流路情報55は、流路ID512、設定シンボルID552、差分シンボルID555を含んで構成される。流路情報テーブルの横方向の1行は、制御対象装置1002に実行させる動作工程の1工程で用いる流路に対応し、流路ID512によりどの動作工程における流路かを特定できる。言い換えれば、流路情報55は、設定された流路部分と動作工程識別情報とを紐づけた流路設定情報であると言える。
設定シンボルID552は、流路上に存在するシンボルID582の集合である。差分シンボルID555は、追加シンボルID553と削除シンボルID554で構成される。差分シンボルID555は、ある流路IDに対応する設定シンボルID552と、一つ前の流路ID512(直前の動作工程における流路)に対応する設定シンボルID552との差分を示すデータである。
追加シンボルID553は、ある流路IDに対応する設定シンボルID552において、一つ前の流路ID512に対応する設定シンボルID552に対して追加された設定シンボルを示している。削除シンボルID554は、ある流路IDに対応する設定シンボルID552において、一つ前の流路ID512に対応する設定シンボルID552から削除された設定シンボルを示している。図9の例では、流路ID512が「4」に対応する設定シンボルID552と、流路IDが「3」に対応する設定シンボルID552を比較すると、SYM1、SYM4、SYM7が追加され、SYM2、SYM5、SYM8が削除されている。
尚、追加シンボルID553は、後述する流路処理動作フローチャート(図19)のS203で導出されるシンボルID582の集合である。また、削除シンボルID554は、同じフローチャートの流路処理動作フローのS204で導出されるシンボルID582の集合である。
(シンボル種別情報)
図10を参照して、シンボル種別情報53(シンボル種別情報テーブル)について説明する。シンボル種別情報テーブルの横方向の1行は、流路構造を構成する各構成要素の種類の1種類に対応し、シンボル種別ID531によりどの種類の構成要素かを特定できる。
すなわち、シンボル種別ID531は、流路構造を構成する各構成要素の種類を識別(特定)するためのID情報である。シンボル532は、配管図面データ(図3)において各構成要素を図形で表す際に用いられる構成要素の種類ごとの図形形状を示している。名称533は、機器の種類を表す名称である。
(シンボル情報)
図11を参照して、シンボル情報58(シンボル情報テーブル)について説明する。シンボル情報テーブルの横方向の1行は、流路構造を構成する各構成要素の1つ1つに対応し、シンボルID582によりどの構成要素かを特定できる。シンボル情報58は、シンボルID582(図8)とシンボル種別ID531(図10)の対応関係を特定する。
(内部デバイス情報)
図12を参照して、内部デバイス情報54(内部デバイス情報テーブル)について説明する。内部デバイス情報54は、後述するデバイスアドレス設定処理(図23)で用いられる情報であり、シーケンスデバイス情報540、タイマデバイス情報543を含んで構成される。
シーケンスデバイス情報540は、シーケンスID541、シーケンス属性542、デバイスアドレス70で構成されている。シーケンスID541は、シーケンスデバイス情報540のレコード毎に付与される一意の番号である。シーケンス属性542は、後述するデバイスアドレス設定フローチャート(図23)のS601~S603で使用される処理状態を示す情報である。
タイマデバイス情報543は、タイマID544、タイマ属性545、デバイスアドレス70で構成されている。タイマID544は、タイマデバイス情報543のレコード毎に付与される一意の番号である。タイマ属性545は、後述するデバイスアドレス設定フローチャート(図23)のS605~S607で使用される処理状態を示す属性である。
(プログラム部品情報)
図13を参照して、プログラム部品情報56(プログラム部品情報テーブル)について説明する。プログラム部品情報テーブルの1つのレコード(横方向の1行)は、プログラムテンプレートの1種類に対応し、プログラム部品ID572によりどのプログラムテンプレートかを特定できる。プログラム部品情報56は、プログラム部品ID572、プログラムテンプレート561を含んで構成される。プログラム部品ID572は、プログラム部品情報56のレコード毎に付与される一意の番号である。
プログラムテンプレート561は、後述する制御プログラム生成フローチャート(図22)のS509ステップで使用される制御プログラムのロジックを、ラダー言語(LD)で表現したライブラリである。プログラムテンプレート561は、ラダーシンボル71、現在シーケンスデバイス562、次回デバイスアドレス563、タイマデバイス564、制御信号ID577を含んで構成されている。ラダーシンボル71は、ラダー言語(LD)で使用される接点、コイルなどを表す図形である。現在シーケンスデバイス562、次回デバイスアドレス563、タイマデバイス564は、それぞれ、後述するデバイスアドレス設定フローチャート(図23)のS601、S602、S605の処理でデバイスアドレス70を設定するための変数である。プログラムテンプレート561は、ラダー言語(LD)で表現されたものに限定されるわけではなく、IL言語(Instruction List)、SFC言語(Sequential Function Chart)などで表現されたライブラリでもよい。
(制御機器情報)
図14を参照して、制御機器情報57(制御機器情報テーブル)について説明する。制御機器情報57は、シンボル種別ID531、プログラム部品ID572、入出力属性575、制御名称576、制御信号ID577を含んで構成される。プログラム部品ID572は、経路追加時ID573、経路削除時ID574を含んで構成される。経路追加時ID573、経路削除時ID574は、後述する制御プログラム生成フローチャート(図22)のS509で参照されるプログラム部品ID572である。
(制御プログラム情報)
図15を参照して、制御プログラム情報59について説明する。制御プログラム情報59は、プログラム生成処理の成果物として制御プログラム生成部61により生成される情報である。制御プログラム情報59は、デバイスアドレス70、ラダーシンボル71を含んで構成されている。制御プログラム生成システム1004は、制御プログラム情報59をPLC1001が解釈可能な形式に変換して制御プログラムファイル1000として出力することができる。PLCが制御プログラムファイル1000を実行することにより、制御対象装置1002は工程動作テーブル2で設定した動作を実行する。
[プログラム生成方法]
次に、実施形態のプログラム生成方法に係る処理手順について説明してゆく。
図16は、制御プログラムを生成する際の基本的な手順を示したフローチャートである。
まず、制御プログラム作成対象決定工程S1で、制御対象装置1002の工程動作テーブル2(図2)と、配管図面データ3(図3)を決定する。例えば、取り扱う制御対象装置が複数ある場合には、どの制御対象装置の制御プログラムを生成するのかを特定する。
また、制御対象装置が、複数の作業を実施し得る装置である場合には、どの作業を実施するための制御プログラムを生成するのかを特定する。
具体的には、制御プログラム生成システム1004のユーザインターフェース部4が、データ読込み画面42(図4)を表示部100に表示させる。ユーザインターフェース部4は、ユーザが入力部200を用いてデータ読込み画面42の工程動作データパス入力ボックス421と配管図面データパス入力ボックス422に対して入力した情報を受け付ける。工程動作テーブル2と、配管図面データ3のそれぞれのファイルパスが設定され、制御プログラムを作成する対象である制御対象装置1002と作業内容が決定される。
次に、流路設定工程S2では、制御対象装置1002に実行させる動作工程の各工程で用いる流路(すなわち工程動作テーブル2の各レコード毎の流路)を設定する。
制御プログラム生成システム1004は、流路の設定を処理するために、まず、データ読込み画面42(図4)のシステム開始ボタン428のクリックを受け付け、データ読込み処理を呼び出して実行する。
図17のフローチャートを参照して、ロジック部6のデータ管理生成部62(図1)が実行するデータ読込み処理について説明する。
ステップS101では、データ管理生成部62は入力された工程動作テーブル2と、配管図面データ3がデータ管理生成部62で処理できる形式になっているかを検証する。もし、データ管理生成部62で処理できない形式であれば、ステップS106移行し、処理できる形式であればS102に移行する。
ステップS106に移行した場合には、エラー処理が行われ、例えばエラーダイアログを表示したり、流路をエラー処理されないときと異なる色(赤色)で表示したりすることで、ユーザに処理が正常に行われなかった旨を通知し、データ読込み処理を終了する。
ステップS102では、データ管理生成部62は、工程動作テーブル2を、データ部5の工程動作情報51に記憶させ、ステップS103に進む。
ステップS103に移行した場合には、データ管理生成部62は、配管図面データ3が持つ配管図面35と配管図面ID310を取得し、それぞれを対応付けてデータ部5の図面管理情報(不図示)に記憶させ、ステップS104に進む。
ステップS104では、データ管理生成部62は、配管図面データ3のシンボル532毎に付与されているシンボルID300を取得し、ステップS105に進む。
ステップS105では、データ管理生成部62は、ステップS104で取得したシンボルID300に対し、シンボル種別ID531を紐付ける。具体的には、データ管理生成部62は、配管図面データ3(図3)のシンボル532の形状を基に、シンボル種別情報53(図10)中のシンボル532と一致するレコードを検索し、そのレコードのシンボル種別ID531を取得する。ステップS104で取得したシンボルID300と取得したシンボル種別ID531とを紐付け、シンボル情報58に記憶し、データ読込み処理は終了する。
データ管理生成部62によるデータ読込み処理が完了すると、ユーザインターフェース部は図5のプログラム出力設定画面400(図5)を表示部100に表示する。ユーザは、プログラム出力設定画面400の工程動作情報51のレコード毎に流路ID512を設定する。例えば、動作順序201が「5」のレコードについて設定するとき、同一レコードの流路設定ボタン401をクリックする。すると、ユーザインターフェース部4は、図面選択画面44(図6)を表示部100に表示する。ユーザは、流路を設定しようとする配管図面の配管図面ID310を入力する。ユーザインターフェース部4は、ユーザが配管図面ID310を図面ID入力ボックス441に入力し、図面選択完了ボタン442をクリックしたのを受け付けると、図面管理情報を参照し、指定された配管図面ID310の配管図面35を流路設定画面41(図7)上に表示する。
図18(A)、図18(B)を参照して、ユーザが流路を設置する操作について説明する。
ユーザは、流路設定画面41を用いて、配管図面ID310で特定された動作工程において流路構造の中で用いられる部分(すなわち流路)を設定する。
例えば、SYM1からSYM3までの経路を流路30として設定する場合、ユーザは、まず、流路描画開始ボタン412をクリックする。次に入力部200のポインティングデバイス(例えばマウス)を用いてカーソル10を動かし、SYM1からSYM3までドラッグをすることで流路30を指定する。ユーザインターフェース部4は、ポインティングデバイスで指示された経路を、例えば太線に変換したり色変換して描画し、ユーザによる視認を容易にする。
図18(A)は、流路30をSYM1からSYM3まで描画するときの途中経過が表示部100に表示された様子を示している。また、図18(B)は、SYM1からSYM3までの流路30の描画が完了した状態が表示部100に表示された様子を示している。意図する経路が流路として描画されたら、ユーザは流路描画終了ボタン413をクリックし、流路設定完了ボタン414をクリックして流路30を確定させる。このようにユーザは流路30を視覚的に確認しながら最適な流路の設定を行うことができる。そのためユーザは容易に最適な流路を設定することができる。尚、図18(A)および図18(B)において、表示部100には、流路30と、動作工程識別情報である配管図面ID310として「図面ID:3」と、が同時に表示されている。これにより、ユーザは設定している流路が複数の動作工程のうちどの工程であるかを視認することができる。流路30と動作工程識別情報の表示は同時であることが好ましいが、必ずしも同時でなくても良い。動作工程識別情報の表示は、流路30の表示と異なる色で行うことが好ましい。また、ユーザの流路設定の邪魔にならないように、動作工程識別情報の表示は、流路30の表示よりも小さい面積で行うことが好ましい。
ユーザインターフェース部4がユーザのこの操作を受け付けると、確定した流路30に基づき、データ管理生成部62が流路情報55(図9)を生成する処理を行う。
なお、本実施形態では、ユーザの操作に基づき流路を設定したが、流路の設定に関する情報をデータ管理生成部62に読み込ませて、データ管理生成部62が流路30の全てを確定してもよい。また、図18(A)のような途中段階まで経路をユーザが事前に設定しデータ管理生成部62に読み込ませて、そこから図18(B)のような完了部分までをデータ管理生成部62が自動生成することにより流路30を確定させてもよい。また、データ管理生成部62が、まず、流路30の始点と終点のみを表示してから、ユーザがその始点と終点を補完させるように流路30を設定することもできる。
図19のフローチャートを参照して、流路情報55(図9)を生成する処理について説明する。
まず、ステップS201で、データ管理生成部62は、ユーザが設定した流路30に流路ID512を付与する。
次に、ステップS202で、データ管理生成部62は、流路30の経路上に存在するすべてのシンボル532のシンボルID300をシンボル情報58から取得し、流路情報55(図9)の設定シンボルID552に記憶する。
次に、ステップS203で、データ管理生成部62は、ステップS202で記憶した設定シンボルID552(図9)と、1つ前の流路ID512の設定シンボルID552の差集合を計算し、新たに追加されたシンボルを抽出して追加シンボルID553として記憶する。例えば、流路情報55の流路ID512が「4」の設定シンボルID552は、「SYM1、SYM4、SYM7、SYM6、SYM3」である。一つ前、つまり、流路情報55の流路ID512が「3」の設定シンボルID552は、「SYM2、SYM5、SYM8、SYM6、SYM3」である。流路ID512が「4」の設定シンボルID552にのみ、「SYM1、SYM4、SYM7」が存在するので、追加シンボルID553は「SYM1、SYM4、SYM7」となる。
次に、ステップS204で、ステップS202で記憶した設定シンボルID552と、1つ前の流路ID512の設定シンボルID552と、設定シンボルID552の差集合を計算し、削除されたシンボルを抽出して削除シンボルID554として記憶する。例えば、流路情報55の流路ID512が「4」の設定シンボルID552と流路ID512が「3」の設定シンボルID552を比較すると、削除シンボルID554は「SYM2、SYM5、SYM8」となる。
以上のように図19のフローを実行することにより、図16のフローチャートの流路設定工程としてのステップS2が完了する。
次に、入出力アドレス設定工程S3(図16)で、制御信号をもつシンボル532が持つ入出力信号に対して、PLCの入出力アドレスを付与する。ユーザは、表示部100に表示されたプログラム出力設定画面400(図5)の入出力信号設定ボタン402をクリックする。
これを受け付けた制御プログラム生成システム1004は、表示部100に入出力信号設定画面(図8)を表示する。そして、データ管理生成部62が入出力信号情報52を生成する入出力信号生成処理を実行する。
図20のフローチャートを参照して、入出力信号生成処理について説明する。
まず、ステップS301で、シンボル情報58(図11)のレコードにあるシンボル種別ID531を取得する。
次に、ステップS302で、ステップS301で取得したシンボル種別ID531と、制御機器情報57(図14)のもつシンボル種別ID531とが一致するレコードが存在するかを検索する。一致するレコードが無ければステップS304に移行し、シンボル情報58(図11)の全てのレコードについて処理が完了したかを確認し、未完了の場合にはステップS301に戻り、次のレコードに対し処理を行う。ステップS304にて全てのレコードについて処理が完了したと判断された場合には、入出力信号生成処理を終了する。
ステップS302にて、一致するレコードが存在した場合には、ステップS303に移行し、ステップS302で特定した制御機器情報57のレコードから入出力属性575、制御名称576をすべて取得する。取得した入出力属性575、制御名称576を入出力信号情報52(図8)に記憶し、ステップS304に進み、シンボル情報58(図11)の全てのレコードについての処理が完了したかを確認する。
図20に示した入出力信号生成処理が完了すると、ユーザインターフェース部4は入出力信号設定画面43を表示部100に表示し、生成した入出力信号情報52をユーザに表示する。ユーザは、表示された入出力信号情報52に入力部200を用いて所望のデバイスアドレス70を入力する。ユーザが入出力信号設定完了ボタン431をクリックすると、データ管理生成部62は入力されたデバイスアドレス70を、データ部5の入出力信号情報52に記憶させる。
以上のように図20のフローを実行することにより、図16のフローチャートの入出力アドレス設定工程としてのステップS3が完了する。
最後に、制御プログラム作成工程としてのステップS4で、制御プログラム情報59の作成をする。ユーザがプログラム出力設定画面400(図5)の、プログラム出力ボタン403をクリックすると、制御プログラム生成部61が制御プログラム生成処理を実行する。
図21のフローチャートを参照して、制御プログラム生成処理について説明する。
まず、ステップS401で、制御プログラム生成部61は、流路情報55(図9)の差分シンボルID555を用いる処理において、削除シンボルID554を使用する内部フラグF1を立てて、制御プログラム生成サブルーチンを呼び出す。
ここで、図22のサブフローチャートを参照して、制御プログラム生成サブルーチンについて説明する。
制御プログラム生成サブルーチンが実行されると、まずステップS501で、制御プログラム生成部61は、入出力信号情報52にて記憶している情報をすべて取得する。
次に、ステップS502で、制御プログラム生成部61は、工程動作情報51(図5)の動作順序201に従い、動作時間203、流路ID512を取得する。
次に、ステップS503で、制御プログラム生成部61は、流路情報55(図9)の持つ流路ID512に対し、ステップS502で取得した流路ID512と一致するレコードを検索する。制御プログラム生成部61は、一致したレコードの差分シンボルID555に記憶されるシンボルID582を取得する。ただし、ステップS401で内部フラグF1が立っている場合には、制御プログラム生成部61は、差分シンボルID555のうち、削除シンボルID554として記憶しているシンボルID582を取得する。内部フラグF1が立っていない場合には、制御プログラム生成部61は、差分シンボルID555のうち、追加シンボルID553として記憶しているシンボルID582を取得する。
次に、ステップS504で、制御プログラム生成部61は、シンボル情報58(図11)の持つシンボルID582に対し、ステップS503で取得したシンボルID582と一致するレコードを検索する。制御プログラム生成部61は、一致したレコードのシンボル種別ID531を取得する。
次に、ステップS505で、制御プログラム生成部61は、ステップS504で取得したシンボル種別ID531が制御機器情報57(図14)に存在するかを調べる。存在すれば、ステップS506に移行し、存在しなければ、後述するステップS510に移行する。
ステップS506に進んだ場合は、制御プログラム生成部61は、制御機器情報57の持つシンボル種別ID531に対し、ステップS504で取得したシンボル種別ID531と一致するレコードを検索する。制御プログラム生成部61は、一致したレコードのプログラム部品ID572を取得する。ただし、ステップS401で内部フラグF1が立っている場合には、制御プログラム生成部61は、プログラム部品ID572のうち、経路削除時ID574に格納されているデータをプログラム部品ID572として取得する。
内部フラグF1が立っていない場合には、制御プログラム生成部61はプログラム部品ID572のうち、経路追加時ID573に格納されているデータをプログラム部品ID572として取得する。
ステップS506に続くステップS507では、制御プログラム生成部61は、プログラム部品情報56の持つプログラム部品ID572に対し、ステップS506で取得したプログラム部品IDと一致するレコードを検索する。制御プログラム生成部61は、プログラムテンプレート561を取得する。
続くステップS508で、制御プログラム生成部61は、S501で得られた入出力信号情報52、S502で得られた動作時間203から、S503で得られたシンボルID582、S507で得られたプログラムテンプレート561にデバイスアドレス70を設定するために、デバイスアドレス設定処理サブルーチンを実行する。
ここで、図23のサブフローチャートを参照して、デバイスアドレス設定処理サブルーチンについて説明する。
まず、ステップS601では、制御プログラム生成部61は、シーケンスデバイス情報540(図12)において、シーケンス属性542が「Current」であるレコードのデバイスアドレス70を取得する。そして、制御プログラム生成部61は、得られたデバイスアドレス70をプログラムテンプレート561(図13)の現在シーケンスデバイス562に設定する。
次に、ステップS602で、制御プログラム生成部61は、シーケンスデバイス情報540(図12)において、シーケンス属性542が「Next」であるレコードのデバイスアドレス70を取得する。そして、制御プログラム生成部61は、得られたデバイスアドレス70をプログラムテンプレート561(図13)の次回デバイスアドレス563に設定する。
続くステップS603では、制御プログラム生成部61は、シーケンスデバイス情報540(図12)のシーケンス属性542における「Next」と「Current」をインクリメントする。例えば、シーケンス属性542の「Current」と「Next」がそれぞれシーケンスIDの13、14に設定されている場合、それぞれ14、15のシーケンスIDに紐づくシーケンス属性542に「Next」、「Current」を設定する。
続くステップS604で、制御プログラム生成部61は、プログラムテンプレート561内部にタイマデバイス564が存在するかを調べ、存在する場合には、ステップS605に移行し、存在しない場合には、後述するS608に移行する。
ステップS605に進んだ場合には、制御プログラム生成部61は、タイマデバイス情報543(図12)のタイマ属性545が「Current」であるレコードのデバイスアドレス70を取得する。そして、制御プログラム生成部61は、得られたデバイスアドレス70をプログラムテンプレート561(図13)のタイマデバイス564に設定する。
ステップS605に続くステップS606では、制御プログラム生成部61は、ステップS605で設定したタイマデバイス564のタイマ設定値として動作時間203を設定する。
続くステップS607で、制御プログラム生成部61は、タイマデバイス情報543におけるタイマ属性545の「Current」をインクリメントする。
続くステップS608で、制御プログラム生成部61は、プログラムテンプレート561(図13)に含まれた制御信号ID577に関し、入出力信号情報52(図8)のシンボルID582と制御信号ID577を検索してデバイスアドレス70を取得し設定する。
ステップS609で、制御プログラム生成部61はデバイスアドレス70が設定されたプログラムテンプレート561を制御プログラム生成サブルーチン(図22:ステップS508)に出力し、処理を終了する。
以上のデバイスアドレス設定処理サブルーチン(図23)が完了すると、制御プログラム生成サブルーチン(図22)はステップS509に進み、制御プログラム生成部61はステップS508で得られた出力を制御プログラム情報59に記憶する。
続くステップS510では、制御プログラム生成部61は、ステップS503で取得した差分シンボルID555に含まれる全てのシンボルID582に対して、ステップS504~ステップS510の処理を行ったかどうかを調べる。
未処理のシンボルID582がある場合には、ステップS504に移行し、未処理のシンボルID582に対して前述した処理を行う。ステップS510からステップS504へのリターンは、未処理のシンボルID582が無くなるまで繰り返される。未処理のシンボルID582が無くなったら、制御プログラム生成サブルーチンを終了し、制御プログラム生成処理(図21)に戻る。
すなわち、制御プログラム生成処理(図21)のステップS401を完了して、ステップS402に移行する。
ステップS402では、制御プログラム生成部61は、流路情報55の差分シンボル555を用いる処理において、追加シンボルID553を使用する内部フラグF1を立てて、制御プログラム生成サブルーチン(図22)を呼び出して実行する。制御プログラム生成サブルーチンの実行は、前述したステップS401と同様に行う。
ステップS402が完了すると、ステップS403に進み、制御プログラム生成部61は、成果物である制御プログラム情報59をデータ部5に記憶する処理を行う。続けて制御プログラム生成部61は、制御プログラム情報59をPLC1001が解釈可能な形式に変換した制御プログラムファイル1000を作成して、外部に出力する処理を行う。
以上のように、本実施形態によれば、流路構造を備えた装置が実施する各処理工程について、作業者が流路を容易に設定することが可能である。そして、制御対象装置に実行させる一連の動作工程が記述された工程動作テーブル2と、各動作工程に紐づけて設定された流路30が記述された配管図面データ3を用いて、制御プログラム情報59を出力することができる。
[変形例]
上述した実施形態では、動作工程においてバルブが開いた状態から閉じた状態に変わるなど、各被制御機器の動作は1回の動作で行われるものだった。しかし、動作工程の内容によっては、当該動作工程の実行中に被制御機器を示すシンボル532の状態が時間的に変化させる必要がある。例えば、結露防止の目的で定期的にバルブの開閉を繰り返す動作(間欠動作)や、ウォータハンマー現象を避ける目的で流量を急激に変化させないようにバルブを意図的に遅れて開ける動作(ディレイ動作)である。このようなバルブの開閉といった被制御機器の状態遷移情報を、流路30の設定時にユーザに視認させることにより、ユーザの利便性を向上させることができる。以下にその変形例を説明する。
図24は、工程動作情報51に、更に、各動作工程実行中のシンボル532の状態遷移の状態遷移情報を格納したプログラム出力設定画面400Aを示している。
状態遷移情報450は、繰り返しサイクル451、状態遷移バルブ名452、繰り返しフラグ453、立ち上がり時間454、立ち下がり時間456で構成されている。繰り返しサイクル451は、状態遷移の繰り返し単位時間である。状態遷移バルブ名452は、該当の動作工程中に状態が遷移するバルブのシンボルID532を示している。繰り返しフラグ453は、繰り返しサイクル451経過後に、再度状態遷移を繰り返すかどうかを示すフラグである。立ち上がり時間454は、動作工程実行中の経過時間を示す動作工程実行時間204(不図示)が、これと一致したときにバルブが開くことを示す時間である。同様に、立ち下がり時間456は、動作工程実行時間204が、これと一致したときにバルブが閉じることを示す時間である。状態遷移情報450は、プログラム出力設定画面400Aで設定できるようにしても良いし、別途設定画面を用意しても良い。動作順序201の値が24の行にある流路設定ボタン401が押下されると、図25に示す流路、タイミングチャート描画フローチャートが実行される。
次に、図25の流路、タイミングチャート描画フローチャートについて、ステップ番号順に説明する。
ステップS701では、情報処理装置は、押下された流路設定ボタン401と同じ行の配管図面ID310を取得して、流路30を描画する配管図面35を配管図面データ3から取得する。
次にステップS702では、情報処理装置は、押下された流路設定ボタン401と同じ行の流路ID512をもとに、流路情報55から設定シンボルID552を取得する。
次にステップS703では、情報処理装置は、ステップS702で取得した設定シンボルID552を塗りつぶす描画データとして、流路30を生成する。
次に、ステップS704では、情報処理装置は、押下された流路設定ボタン401と同じ行の状態遷移情報450を取得する。
次に、ステップS705では、情報処理装置は、ステップS704で取得した状態遷移情報450からタイミングチャート460を作成する。具体的には、情報処理装置は、状態遷移情報の立ち上がり時間454のタイミングで閉から開に遷移し、立ち下がり時間456のタイミングで開から閉に遷移するタイミング線463を描画する。同時に、状態遷移発生時の時間を時間ラベル465として付与し描画する。また、情報処理装置は、繰り返しサイクル451も合わせて時間ラベル465として付与し描画する。最後に、情報処理装置は、繰り返しフラグ453がONのバルブには、繰り返しマーク464を付与し描画することで、繰り返しサイクル451経過後に、動作工程実行時間204をリセットして再度状態遷移が発生することを示す。
最後に、ステップS706で、情報処理装置は、生成した流路30を取得した配管図面35と合成し、さらに、S705で生成したタイミングチャート460を表示部に送信することで、図26に示すように、流路設定画面41上に流路30とタイミングチャート460を同時に表示できる。
なお、本実施形態では、情報処理装置は、状態遷移情報をタイミングチャート形式で表示させたが、それに限定されるものではなく、状態背景に情報をそのまま表示してもいいし、流路やシンボルの点滅や移動といったアニメーションで状態遷移情報を表現しても良い。状態遷移情報は流路30と同時に設定されることが好ましいが、必ずしも同時でなくても良い。状態遷移情報の表示は、流路30の表示と異なる色で行うことが好ましい。また、ユーザの流路設定の邪魔にならないように、状態遷移情報の表示は、流路30の表示よりも小さい面積で行うことが好ましい。
また、本実施形態では、状態遷移するシンボル532はバルブのみで、状態遷移情報450も間欠動作、ディレイ動作に関するもののみであったが、それに限定されるものではなく、状態遷移情報を拡張して各種のシンボル532に対応させてもよい。
[他の実施形態]
なお、本発明は、以上説明した実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想内で多くの変形が可能である。
例えば、プログラム生成処理の各工程で表示部に表示させる画面は、図示した形態に限定されるものではなく、各工程の処理目的を達成し得るものであれば、適宜変更が可能である。
本発明のプログラム生成システムやプログラム生成方法は、例えばポンプやバルブなどの被制御要素(被制御機器)を含んで構成された流路構造を備える装置を動作させる制御プログラムを生成する際に、特に制限なく実施することができる。
本発明は、実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
1・・・プログラム生成システム/2・・・工程動作テーブル/3・・・配管図面データ/4・・・ユーザインターフェース部/5・・・データ部/6・・・ロジック部/10・・・カーソル/30・・・流路/35・・・配管図面/40・・・表示画面生成部/41・・・流路設定画面/42・・・データ読込み画面/43・・・入出力信号設定画面/44・・・図面選択画面/51・・・工程動作情報/52・・・入出力信号情報/53・・・シンボル種別情報/54・・・内部デバイス情報/55・・・流路情報/56・・・プログラム部品情報/57・・・制御機器情報/58・・・シンボル情報/59・・・制御プログラム情報/61・・・制御プログラム生成部/62・・・データ管理生成部/70・・・デバイスアドレス/71・・・ラダーシンボル/100・・・表示部/200・・・入力部/201・・・動作順序/202・・・動作内容/203・・・動作時間/300・・・シンボルID/310・・・配管図面ID/400・・・プログラム出力設定画面/401・・・流路設定ボタン/402・・・入出力信号設定ボタン/403・・・プログラム出力ボタン/412・・・流路描画開始ボタン/413・・・流路描画終了ボタン/414・・・流路設定完了ボタン/415・・・流路設定終了ボタン/421・・・工程動作データパス入力ボックス/422・・・配管図面データパス入力ボックス/423・・・工程動作データ選択ダイヤログボタン/424・・・配管図面データ選択ダイヤログボタン/428・・・システム開始ボタン/429・・・システム終了ボタン/431・・・入出力信号設定完了ボタン/432・・・入出力信号設定終了ボタン/441・・・図面ID入力ボックス/442・・・図面選択完了ボタン/443・・・図面選択終了ボタン/512・・・流路ID/531・・・シンボル種別ID/532・・・シンボル/533・・・名称/540・・・シーケンスデバイス情報/541・・・シーケンスID/542・・・シーケンス属性/543・・・タイマデバイス情報/544・・・タイマID/545・・・タイマ属性/552・・・設定シンボルID/553・・・追加シンボルID/554・・・削除シンボルID/555・・・差分シンボルID/561・・・プログラムテンプレート/562・・・現在シーケンスデバイス/563・・・次回デバイスアドレス/564・・・タイマデバイス/572・・・プログラム部品ID/573・・・経路追加時ID/574・・・経路削除時ID/575・・・入出力属性/576・・・制御名称/577・・・制御信号ID/582・・・シンボルID/1000・・・制御プログラムファイル/1002・・・制御対象装置/1004・・・制御プログラム生成システム

Claims (20)

  1. 表示部と、記憶部と、処理部と、を備え、
    前記処理部は、
    複数の動作工程の中のいずれの動作工程であるかを示す動作工程識別情報と、流路構造を表す図形情報と、を前記表示部に表示し、
    前記動作工程識別情報に示された動作工程において流路構造の中で流路として用いる流路部分を、前記図形情報を用いて前記表示部に表示し、
    前記流路部分を、前記動作工程識別情報と紐づけて流路設定情報として前記記憶部に記憶する、
    ことを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記情報処理装置は、入力部を備え、
    前記処理部は、
    前記流路構造を表す図形情報を前記表示部に表示しながら、前記動作工程識別情報に示された動作工程において前記流路構造の中で流路として用いる流路部分を、前記入力部を介して取得する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記処理部は、
    前記動作工程識別情報に示された動作工程において前記流路構造の中で流路として用いる流路部分を、前記動作工程識別情報及び前記図形情報と同時に表示する、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. 前記処理部は、前記流路構造に設けられた被制御機器に係る情報を取得し
    前記動作工程識別情報に示された動作工程における前記被制御機器の状態遷移情報を、前記流路部分と、前記動作工程識別情報及び前記図形情報と同時に表示する、
    ことを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記処理部は、前記被制御機器の状態遷移情報をタイミングチャートとして表示する、
    ことを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 前記処理部は、前記流路設定情報を用いて、制御装置に前記複数の動作工程を実行させるための制御プログラムを生成する、
    ことを特徴とする請求項1乃至5の中のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  7. 前記処理部は、前記流路構造に設けられた被制御機器に係る情報を取得し、
    前記制御プログラムとして、前記被制御機器を制御する制御装置が解釈可能なプログラムを生成する、
    ことを特徴とする請求項6に記載の情報処理装置。
  8. 前記制御装置はプログラマブルロジックコントローラであり、前記制御プログラムは、
    前記プログラマブルロジックコントローラが解釈可能なラダープログラムである、
    ことを特徴とする請求項7に記載の情報処理装置。
  9. 前記被制御機器は、少なくともポンプまたはバルブのいずれかを含む、
    ことを特徴とする請求項4または5に記載の情報処理装置。
  10. 生成した前記制御プログラムを、前記制御装置に出力する、
    ことを特徴とする請求項6乃至8の中のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  11. 請求項6乃至8の中のいずれか1項に記載の情報処理装置から、前記制御プログラムを読み込んで、前記複数の動作工程を実行する、
    ことを特徴とする制御装置。
  12. コンピュータが、
    制御対象装置の流路構造を特定した情報と、前記制御対象装置に実行させる複数の動作工程に係る情報と、を取得し、
    前記流路構造を表す図形情報を表示部に表示し、
    前記制御対象装置に実行させる複数の動作工程の各々について、前記流路構造の中で流路として用いる流路部分を流路設定情報として記憶する、
    ことを特徴とする制御方法。
  13. 前記コンピュータは、前記流路構造を表す図形情報を表示部に表示しながら前記制御対象装置に実行させる複数の動作工程の各々について、前記流路構造の中で流路として用いる流路部分のユーザによる設定を受け付けて流路設定情報として記憶する、
    ことを特徴とする請求項12に記載の制御方法。
  14. 前記コンピュータは、前記流路構造に設けられた被制御機器に係る情報を取得し、
    制御プログラムとして、前記被制御機器を制御する制御装置が解釈可能なプログラムを生成する、
    ことを特徴とする請求項13に記載の制御方法。
  15. 前記制御装置はプログラマブルロジックコントローラであり、前記制御プログラムは、
    前記プログラマブルロジックコントローラが解釈可能なラダープログラムである、
    ことを特徴とする請求項14に記載の制御方法。
  16. 前記被制御機器は、少なくともポンプまたはバルブのいずれかを含む、
    ことを特徴とする請求項14または15に記載の制御方法。
  17. 生成した前記制御プログラムを、前記制御装置に出力する、
    ことを特徴とする請求項14乃至16の中のいずれか1項に記載の制御方法。
  18. 請求項14乃至17の中のいずれか1項に記載の制御方法で制御プログラムを生成し、前記制御プログラムを前記制御装置に読み込ませて前記複数の動作工程を実行させる、
    ことを特徴とする制御装置の制御方法。
  19. 請求項12乃至17の中のいずれか1項に記載の制御方法を、コンピュータに実行させるためのプログラム。
  20. 請求項19に記載のプログラムを記録したコンピュータにより読み取り可能な記録媒体。
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