JP2022129166A - 生体情報計測装置および生体情報計測システム - Google Patents

生体情報計測装置および生体情報計測システム Download PDF

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勇気 田中
Yuki Tanaka
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Takuma Ikeda
博之 谷
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Abstract

【課題】電力消費量をより低減することができる生体情報計測装置を提供する。【解決手段】生体情報計測装置10は、生体情報を受信装置20に無線送信する生体情報計測装置10であって、前記生体情報を取得する生体情報取得部11と、前記受信装置20に情報を無線送信可能な範囲である送信可能範囲内に前記生体情報計測装置10が位置するか否かを判定する制御部17と、前記生体情報計測装置10が前記送信可能範囲内に位置する場合には前記生体情報を外部に向けて無線で送出し、前記生体情報計測装置10が前記送信可能範囲内に位置しない場合には前記生体情報を外部に向けて無線で送出しない通信部18と、を備える。【選択図】図2

Description

本開示は生体情報計測装置および生体情報計測システムに関する。
近年、多くの分野でモノのインターネット(Internet of Things:IoT)の様々な利用方法が模索されている。その分野には、産業、防犯・防災、社会インフラ、医療・福祉等の分野が含まれる。
IoTの技術を利用することで、あらゆる機械がインターネット等の通信網を介して互いに通信できる。このため、データ収集用の機器は、データ計測用の機器によって取得された生体情報、温度、湿度、加速度、画像等の情報をインターネット経由で取得できる。
IoT技術において、ウェアラブル端末が使用されている。ウェアラブル端末は、人が日常的に違和感なく装着可能な機器である。さらに、ウェアラブル端末は、体温、加速度、血中酸素濃度、心拍、心電、筋電、脳波といった生体情報が非侵襲で、すなわち、人の身体に傷をつけることなく取得できる。
このため、ウェアラブル端末は、医療・福祉、および、健康管理の分野において、新薬、および、据置型の医療機器と並び、開発の第三の柱として注目されている。さらに、ウェアラブル端末は、スポーツ、エンタテイメント、工場等の様々な分野への展開が期待されている。
特許文献1には、生体信号測定システムが開示されている。この生体信号測定システムは、携帯型端末、クラウドサーバ、および、生体電極と配線で接続された生体信号計測装置を備えている。この生体信号測定システムは、生体電極が取り付けられた衣服をユーザが着用することで、クラウドサーバが、ユーザの心電波形、および、心拍数等の生体信号を、生体信号計測装置、および、携帯型端末を介して取得する。そして、生体信号測定システムが、例えば、心電波形を分析することで、R波間隔からユーザのストレス状態を推定することができる。
国際公開第2016/024495号
一般的に、生体信号計測装置に代表されるウェアラブル端末全体の質量および体積の大部分は、バッテリによって占められている。ウェアラブル端末の軽量化および小型化を図るためには、バッテリ容量を削減する必要がある。バッテリ容量を削減するためには、ウェアラブル端末の省電力化を図る必要がある。
特許文献1の生体信号計測装置は、生体信号を一時的に蓄積しつつ外部機器に対して生体信号の送信を間欠的に実行することで、省電力化を図っている。しかしながら、生体信号計測装置の省電力化の余地はまだある。
本開示は、電力消費量をより低減することができる生体情報計測装置および生体情報計測システムを提供することを目的とする。
本開示の一態様に係る生体信号計測装置は、生体情報を受信装置に無線送信する生体情報計測装置であって、前記生体情報を取得する生体情報取得部と、前記受信装置に情報を無線送信可能な範囲である送信可能範囲内に前記生体情報計測装置が位置するか否かを判定する制御部と、前記生体情報計測装置が前記送信可能範囲内に位置する場合には前記生体情報を外部に向けて無線で送出し、前記生体情報計測装置が前記送信可能範囲内に位置しない場合には前記生体情報を外部に向けて無線で送出しない通信部と、を備える。
本開示の一態様に係る生体信号計測システムは、上述の生体情報計測装置と、前記生体情報計測装置から無線で送出された前記生体情報を受信する前記受信装置と、を備える。
本開示によれば、電力消費量をより低減することができる生体情報計測装置および生体情報計測システムを提供できる。
特許文献1の生体信号測定システムを示す図 本開示の実施形態における生体情報計測システムの構成を示す概略図 本開示の実施形態における生体情報計測装置が実行する処理を示すフローチャート 生体情報計測装置が送信可能範囲内に位置する状態と生体情報計測装置が送信可能範囲内に位置しない状態との間における変化を説明する図 生体情報計測装置による移動量に基づいて判定処理を実行するときに生じる不都合を説明する図 生体情報計測装置による移動方向に基づいて判定処理を実行するときに生じる不都合を説明する図 生体情報計測装置による移動量および移動方向に基づいて判定処理を実行するときの効果を説明する図
(背景的技術)
図1は、特許文献1の生体信号測定システムを示す図である。生体信号測定システムは、衣料110と、生体信号計測装置120と、携帯型端末140と、クラウドサーバ160とを有している。
衣料110は、生体信号の取得時に生体の皮膚に接触する複数の生体電極130~132を有する。生体信号計測装置120は、配線133~135を介して生体電極130~132に接続している。携帯型端末140は、生体信号計測装置120と無線通信により接続可能である。また、携帯型端末140は、無線通信により公衆網150に接続可能である。
生体信号計測装置120は、生体電極130~132から検出された心電信号等の生体信号に対して増幅、および、量子化(ここでは、アナログ-デジタル変換)等の処理を実行することで、生体デジタルデータを生成する。また、生体信号計測装置120は、生体デジタルデータの蓄積、および、分析を行う。また、生体信号計測装置120は、生体デジタルデータに対するフィルタリング等の処理を実行し、生体デジタルデータから特徴量データを抽出する。
生体デジタルデータまたは特徴量データは、生体信号計測装置120から無線通信により間欠的に携帯型端末140に送信され、さらに、携帯型端末140から公衆網150を経てクラウドサーバ160に送信される。
生体信号計測装置120は、生体信号を一時的に蓄積しつつ外部機器に対する生体信号の送信を間欠的に実行することで、省電力化を図っているが、省電力化の余地はまだある。
生体信号計測装置120は、生体電極130~132を通じて心拍計測も実行する。心拍数は、日常生活において長時間にわたるモニタリングすることが多い。このため、生体信号計測装置120の消費電力の低減は重要な技術課題といえる。
一般的に、生体信号計測装置120に代表されるウェアラブル端末の動作時の電力消費は、その大部分がデータ通信を行う通信回路による電力消費で占められている。このため、生体信号計測装置120を、送信回路のみを有し、受信回路を有さない構成にすれば、生体信号計測装置の消費電力を低減することができると言える。
しかしながら、生体信号計測装置120が、受信回路を有さない場合、次のような問題が生じ得る。
生体信号の送り先である携帯型端末140は、生体信号計測装置120が携帯型端末140に対して特定の範囲内に位置している場合には、生体信号計測装置120から無線で送出された生体信号を受信することができる。以下、この特定の範囲を、送信可能範囲と称す。
一方、生体信号計測装置120が携帯型端末140に対して送信可能範囲に位置していない場合、生体信号計測装置120と携帯型端末140とは通信が成立していない。すなわち、携帯型端末140は、生体信号計測装置120から無線で送出された生体信号を受信することができない。
しかしながら、生体信号計測装置120が受信回路を有さない場合、生体信号計測装置120は、携帯型端末140との通信が途絶えていることを判別することができない。このため、生体信号計測装置120は、携帯型端末140との通信が途絶えているにもかかわらず、生体信号を外部に送出し続けてしまう。これにより、携帯型端末140が受信する生体信号に欠落が生じるという問題が発生する。
本開示によれば、電力消費量をより低減しつつ、生体情報の欠落を生じさせることなく生体情報を外部の装置に届けることができる。
以下、図面を参照しつつ、本開示の実施形態および変形例に係る生体情報計測装置および生体情報計測システムについて説明する。なお、各図において共通する構成要素については同一の符号を付し、それらの説明は適宜省略する。
(実施形態)
<構成>
図2は、生体情報計測システム1の構成を示す概略図である。
生体情報計測システム1は、生体情報計測装置10、受信装置20、および、サーバ装置30を備える。
生体情報計測装置10は、生体情報を取得し、取得した生体情報を受信装置20に無線で送出するウェアラブル端末装置である。生体情報は、人の姿勢、心電、筋電、および、血流量等を示す情報である。以下、本実施形態では、生体情報計測装置10は、生体情報として、人の姿勢、心電、筋電、および、血流量を取得するとして説明する。
生体情報計測装置10は、生体情報取得部11、移動量検出部12、移動方向検出部13、記憶部14、電力供給部15、および、MPU(micro processor unit)16を備えている。
生体情報取得部11は、人から対象の生体情報をアナログ信号として検出する複数のセンサを有する。また、複数のセンサは、いずれもデジタル出力式のセンサであり、各々が有するADコンバータおよびコンパレータにより生体情報をアナログ信号からデジタル信号に変換する。そして、複数のセンサは、生体情報をデジタル信号としてMPU16に出力する。
複数のセンサには、姿勢センサ、心電センサ、筋電センサ、および、血流センサが含まれている。
姿勢センサは、例えば、微小電気機械システム(Micro Electro Mechanical Systems:MEMS)の慣性センサである。慣性センサの回路は、姿勢検出回路として機能する。
心電センサは、心臓で生じる微弱な電気信号を、電極を介して検出する心電検出回路を有する。心電センサは、心電検出回路に加えて、例えば、アナログフロントエンド(つまり、アナログ回路)とデジタル変換回路とを有するセンサである。この心電センサは、取得した電気信号から必要な信号を抽出し、抽出された信号に対して増幅処理およびフィルタ処理を実行する。
筋電センサは、筋肉で生じる電気信号を、電極を介して取得する筋電検出回路を有する。
血流センサは、人の血流量を検出する血流検出回路を有する。血流センサは、例えば、レーザドップラ血流センサである。
移動量検出部12は、例えば、MEMSの慣性センサと所定のソフトウェアを実行するCPU(Central Processing Unit)とを有しており、CPUが当該ソフトウェアを実行することで慣性センサの検出結果を処理する。これにより、移動量検出部12は、生体情報計測装置10を携帯している人の歩行動作(人の歩数、および、歩幅)を検出できる。したがって、移動量検出部12は、歩数および歩幅に基づいて生体情報計測装置10の移動量を検出できる。なお、移動量検出部12の慣性センサの回路は、歩行検出回路として機能する。
移動方向検出部13は、例えば、磁気インピーダンス効果を応用したMagneto Impedance(MI)センサであり、その検出結果に基づいて生体情報計測装置10の移動方向を検出する。MIセンサの回路は、方位検出回路として機能する。
記憶部14は、必要に応じて生体情報を記憶する。また、記憶部14には、地図情報、および、受信装置20の位置情報等、MPU16による通信制御に必要な各種情報が予め記憶されている。
記憶部14は、例えば、強誘電体メモリ(Ferroelectric Random Access Memory:FRAM(登録商標))である。なお、強誘電体メモリは、不揮発性のメモリであり、高速動作を可能にするメモリである。
電力供給部15は、必要な電圧をDCDC変換して、生体情報取得部11、移動量検出部12、移動方向検出部13、記憶部14、および、MPU16等の生体情報計測装置10の各構成要素に電力を供給する。
電力供給部15は、生体情報計測装置10に配置されている電源にロードスイッチを介して接続している。このため、MPU16による制御の下、不要時に生体情報計測装置10の各構成要素に対する電力供給を遮断することができる。
電源は、電池である。例えば、電源は、コイン型の一次電池、フィルム型の一次電池、および、乾電池、並びに、充放電可能なリチウムイオン電池等の二次電池である。
また、電力供給部15は、電池の逆差し防止回路を有している。
MPU16は、演算・処理を含む制御機能、および、通信機能を有するモジュール型マイクロプロセッサである。MPU16は、制御機能を担う構成要素として制御部17、および、通信機能を担う構成要素として通信部18を有する。
制御部17は、生体情報計測装置10の制御全般を行う。例えば、制御部17は、電力供給部15の電力供給制御、および、通信部18の通信制御等を行う。
電力供給制御について説明する。制御部17は、ロードスイッチのオン/オフ制御を行うことで電力供給部15による電力供給を制御している。なお、制御部17は、このオン/オフ制御に替えて、電力供給部15による電力供給のモードをスリープモードに設定してもよいし、オン/オフ制御およびモード制御を組み合わせて実行してもよい。
通信制御については、後に詳細に説明する。
通信部18は、制御部17による制御の下、生体情報を生体情報計測装置10の外部に向けて無線で送出する。本実施形態において、通信部18は、Bluetooth(登録商標) Low Energy(BLE)等、低消費電力で無線送信可能な通信手法を利用する。なお、通信部18は、生体情報とともに時刻情報を送出してもよい。
通信部18は、送信専用機であり、送信回路19を有する。なお、本実施形態において、生体情報計測装置10は、受信回路を有していない。よって、通信部18と受信装置20との間の通信は、通信部18から受信装置20への一方向の通信70(図4参照)となる。以下、この一方向の通信70を、一方向通信70と称す。
受信装置20は、BLE通信機能を有するノートパソコンである。受信装置20は、生体情報計測装置10から無線で送出された生体情報を受信する。また、受信装置20は、公衆回線(インターネットなど)を介してサーバ装置30と接続しており、受信した生体情報を、公衆回線を介してサーバ装置30に送信する。
なお、受信装置20は、必ずしもノートパソコンでなくともよく、デスクトップPC、スマートフォン、または、タブレット等でもよい。
サーバ装置30は、例えば、クラウドサーバであり、生体情報を受信装置20から受信し、受信した生体情報を記憶する。サーバ装置30は、生体情報の記憶専用装置であってもよいし、記憶機能に加えて、分析機能を有していてもよい。
<生体情報取得部11内部の配線構造>
まず、信号の送受信に関する配線の一例を説明する。本実施形態の生体信号処理装置は、構成要素同士が、双方向に信号を送受信できるデータ信号、アドレス信号、および、制御信号用の配線により電気的に接続されている。
具体的には、制御部17が、生体情報取得部11、移動量検出部12、移動方向検出部13、記憶部14、電力供給部15、および、通信部18と、データ信号、アドレス信号、および、制御信号用の各配線を介して電気的に接続している。
なお、制御信号には、各構成要素への選択制御信号、書き込み制御信号、読み込み制御信号、および、電源制御信号が含まれる。
データ信号、アドレス信号、書き込み制御信号、および、読み込み制御信号用の各配線について説明すると、制御部17は、制御部17以外の各構成要素に対して、同一配線により接続されている。
選択制御信号用の配線について説明すると、制御部17は、制御部17以外の各構成要素に対して、制御部17から制御部17以外の各構成要素に対して選択制御信号が個別に出力されるように、互いに独立した複数の配線により接続されている。
電源制御信号用の配線について説明すると、制御部17は、制御部17以外の各構成要素に対して、制御部17から制御部17以外の各構成要素に対して電源制御信号が個別に出力されるように、互いに独立した複数の配線により接続されている。
次に、電力供給に関する配線について説明する。電力供給部15は、電源線およびグランド線を介して、電力供給部15以外の各構成要素と電気的に接続されている。
生体情報計測装置10の各構成要素、および、各配線は、リジッドのプリント基板、屈曲性のあるフレキシブル基板、または、伸縮性のあるストレッチャブル基板等の配線基板上に配設されている。
なお、電源線およびグランド線は、生体情報計測装置10の配線基板上にベタ配線として配置されることが好ましいが、パターン配線として配置されていてもよい。
<生体情報に対する処理>
次に、生体情報に対する処理について説明する。制御部17は、生体情報取得部11からデジタル信号として出力された生体情報に対して、ピーク値の抽出、周波数変換、フィルタリング、および、ノイズ除去等の演算処理を実行し、デジタル信号から一次処理データを抽出する。そして、生体情報は、一次処理データとして通信部18により生体情報計測装置10の外部に送出される。
受信装置20は、一次処理データとして送出された生体情報を受信し、受信した生体情報に対して演算処理を実行する。これにより、一次処理データから特徴量データが抽出される。
例えば、受信装置20が、姿勢センサの検出結果の一次処理データに演算処理を実行することで、姿勢について判別可能な特徴量データが抽出される。また、受信装置20が、心電センサの検出結果の一次処理データに演算処理を実行することで、心拍数が判別可能な特徴量データが抽出される。以下、この特徴量データを二次処理データと称す。
受信装置20は、二次処理データを、公衆回線等を介して無線通信によりサーバ装置30に送信する。二次処理データは、サーバ装置30によって受信され、記憶される。
<通信制御>
生体情報計測装置10が実行する通信制御処理を説明する前に、生体情報計測装置10を使用して生体情報を計測する際に、装着者90が実行することについて説明する。
装着者90は、身体に導電性の固定用粘着シート等を介して電極を接触させ、さらに、生体情報計測装置10を自身の衣服のポケットに挿入する、または、衣服に直接固定する等して、生体情報計測装置10を携帯する。また、装着者90は、生体情報の計測を開始する際に、現在位置の情報を生体情報計測装置10に入力する。
以下、図3および図4を参照しつつ、生体情報計測装置10が実行する通信制御処理について説明する。次に、図3は、生体情報計測装置10が実行する処理を示すフローチャートである。
まず、制御部17は、判定時点において生体情報の計測を開始するタイミングか否かを判定する(ステップS11)。例えば、生体情報計測装置10の入力受付部を介して計測開始の指示、および、生体情報計測装置10の現在位置の情報が入力されていた場合、制御部17は、計測を開始するタイミングであると判定する。一方、計測開始の指示および現在位置の情報が入力されていない場合、制御部17は、計測を開始するタイミングではないと判定する。
計測を開始するタイミングではないと判定された場合(ステップS11のNO)、計測を開始するタイミングであると判定されるまで、制御部17は、ステップS11の処理を繰り返す。
計測を開始するタイミングであると判定された場合(ステップS11のYES)、生体情報取得部11が、生体情報の取得を開始するとともに、制御部17が受信装置20に対する生体情報計測装置10の位置検出を開始する(ステップS12)。
生体情報計測装置10の位置判定について説明する。制御部17は、計測開始時の生体情報計測装置10の位置情報、記憶部14に記憶されている地図情報、移動量検出部12が検出した移動量、および、移動方向検出部13が検出した移動方向に基づいて、判定時点の生体情報計測装置10の位置を特定する。
そして、制御部17は、特定された生体情報計測装置10の位置、並びに、記憶部14に記憶されている受信装置20の位置、および、地図情報に基づいて、受信装置20に対する生体情報計測装置10の相対位置を検出する。
なお、取得された生体情報は、デジタル信号として制御部17に出力される。
次に、制御部17は、受信装置20に対する生体情報計測装置10の相対位置に基づいて生体情報計測装置10が、送信可能範囲50内に位置しているか否かを判定する(ステップS13)。
図4は、生体情報計測装置10が送信可能範囲50内に位置する状態と生体情報計測装置10が送信可能範囲50内に位置しない状態との間における変化を説明する図である。図4の左側には、生体情報計測装置10を装着した装着者90が送信可能範囲50内に位置していることが示されている。図4の右側には、生体情報計測装置10を装着した装着者90が送信可能範囲50外に位置していることが示されている。
図4の左側に示されているように、生体情報計測装置10が送信可能範囲50内に位置している場合には(ステップS13のYES)、通信部18は、無線により、外部に向けて生体情報の送出を開始する(ステップS14)。これにより、一方向通信70により生体情報を受信装置20に届けることができる。
次に、制御部17は、生体情報計測装置10が、送信可能範囲50内に位置しているか否かを判定する(ステップS15)。
図4の右側に示されているように、生体情報計測装置10が送信可能範囲50内に位置していない場合には(ステップS15のNO)、通信部18は、生体情報の送出を停止し(ステップS24)、次いで、生体情報計測装置10がステップS19の処理を実行する。ステップS19については、後に詳細に説明する。
図4の左側に示されているように、生体情報計測装置10が送信可能範囲50内に位置している場合には(ステップS15のYES)、通信部18は、生体情報の送出を継続する(ステップS16)。
次に、制御部17は、生体情報の送出が完了したか否かを判定する(ステップS17)。生体情報の送出が完了していない場合(ステップS17のNO)、制御部17は、ステップS15の処理を実行する。
生体情報の送出が完了した場合(ステップS17のYES)、制御部17は、判定時点において生体情報の計測を終了するタイミングか否かを判定する(ステップS18)。例えば、生体情報計測装置10の入力受付部を介して計測終了の指示が入力されていた場合、制御部17は、計測を終了するタイミングであると判定する。一方、計測終了の指示が入力されていない場合、制御部17は、計測を終了するタイミングではないと判定する。
計測を終了するタイミングであると判定された場合(ステップS18のYES)、図3の通信制御処理が完了する。
計測を終了するタイミングではないと判定された場合(ステップS18のNO)、制御部17は、ステップS15の処理を実行する。
上述のステップS13において、図4の右側に示されているように、生体情報計測装置10が送信可能範囲50内に位置していない場合には(ステップS13のNO)、通信部18は、生体情報を外部に向けて送出せずに、制御部17が生体情報を記憶部14に記憶させる(ステップS19)。
次に、制御部17は、生体情報計測装置10が、送信可能範囲50内に位置しているか否かを判定する(ステップS20)。
図4の右側に示されているように、生体情報計測装置10が送信可能範囲50内に位置していない場合には(ステップS20のNO)、生体情報計測装置10が、送信可能範囲50内に位置していると判定されるまで、制御部17は、ステップS19およびS20の処理を繰り返す。
図4の左側に示されているように、生体情報計測装置10が送信可能範囲50内に位置している場合(ステップS20のYES)、通信部18は、生体情報を外部に向けて無線で送出する(ステップS21)。ステップS21で送出される生体情報には、記憶部14に記憶されている生体情報と、生体情報取得部11から出力されたリアルタイムの生体情報とが含まれる。
なお、ステップS20のYESの場合とは、制御部17による判定結果が、送信可能範囲50内に生体情報計測装置10が位置しないという判定結果から、送信可能範囲50内に生体情報計測装置10が位置するという判定結果に変化した場合に相当する。
次に、制御部17は、生体情報の送出が完了したか否かを判定する(ステップS22)。ステップS22において、制御部17は、記憶部14に記憶されている生体情報と、生体情報取得部11から出力されたリアルタイムの生体情報との両方が送出完了したか否かを判定する。
生体情報の送出が完了した場合(ステップS22のYES)、制御部17は、ステップS18の処理を実行する。
生体情報の送出が完了していない場合(ステップS22のNO)、制御部17は、生体情報計測装置10が、送信可能範囲50内に位置しているか否かを判定する(ステップS23)。
図4の右側に示されているように、生体情報計測装置10が送信可能範囲50内に位置していない場合(ステップS23のNO)、通信部18は、生体情報の送出を停止する(ステップS24)。次いで、制御部17は、ステップS19の処理を実行する。
なお、上述のステップS15のNOの場合、および、ステップS23のNOの場合とは、生体情報の送出中に、制御部17による判定結果が、送信可能範囲50内に生体情報計測装置10が位置するという判定結果から、送信可能範囲50内に生体情報計測装置10が位置しないという判定結果に変化した場合に相当する。
図4の左側に示されているように、生体情報計測装置10が送信可能範囲50内に位置している場合(ステップS23のYES)、通信部18は、ステップS21を実行する。
なお、上述した説明では、移動方向検出部13は、MIセンサを有するとして説明したが、それに代えて、ホール効果を利用したセンサ、または、磁気抵抗効果を用いたセンサ等を有していてもよい。
上述した説明では、記憶部14はFRAMであるとして説明したが、記憶部14は、磁気抵抗メモリ(MRAM)、相変化メモリ、または、フラッシュメモリ等であってもよい。
以上説明したように、生体情報計測装置10は、生体情報計測装置10が送信可能範囲50内に位置している場合に、生体情報を外部に向けて無線で送出し、生体情報計測装置10が送信可能範囲50内に位置しない場合には生体情報を送出しない。
よって、不要なときに通信部18による生体情報の送出を停止することができるので、電力消費量の大部分を占める通信にかかる電力消費量を低減できる。したがって、生体情報計測装置10の電力消費量をより低減することができる。このため、電源として使用する電池による生体情報計測装置10の駆動時間が延びる。
また、電源として使用する電池の容量を削減できる。よって、生体情報計測装置10の軽量化・小型化、さらには低コスト化を図ることができる。
また、生体情報計測装置10は、送信回路19のみを有していればよく、受信回路を有さなくてもよい。よって、生体情報計測装置10の電力消費量をさらに低減できる。
生体情報の送出中に、制御部17が、生体情報計測装置10が送信可能範囲50内に位置していないと判定した場合、通信部18は、生体情報の送出を停止し、未送出の生体情報を記憶部14に記憶する。そして、生体情報計測装置10が送信可能範囲50内に再び位置するようになった場合、記憶部14に記憶されている生体情報を送出する。
このため、生体情報の送出中に生体情報計測装置10が送信可能範囲50内からその外部へ移動したとしても、生体情報を一時的に記憶し、再送出できるので、受信装置20は、生体情報を欠落することなく受信することができる。よって、受信装置20は、生体情報をほぼリアルタイムで、かつ、正確に取得できるので、生体情報の解析・分析の質を維持することができる。
生体情報取得部11は、取得した生体情報をデジタル信号で出力するので、通信部18は、パケット単位で送出できる。よって、生体情報の送出が中断しても、残りの生体情報を記憶部14に記憶し、再度送出したとしても、生体情報を欠落させることなく、確実に受信装置20に届けることができる。
また、生体情報取得部11が送信可能範囲50内に位置するときに計測を開始することにすれば、必ずしも送出前のすべての生体情報を記憶部14に記憶しなくてもよい。このため、一定期間、生体情報を蓄積してから間欠的に生体情報を送出する場合よりも、必要な記憶部14の容量を小さくできる。よって、生体情報計測装置10の軽量化・小型化、さらには低コスト化を図ることができる。
電力供給部15は、生体情報取得部11、移動量検出部12、移動方向検出部13、記憶部14、および、MPU16等の生体情報計測装置10の各構成要素に電力を供給しており、不要のときは電力供給を遮断する、または、スリープモードに設定にされる。よって、生体情報計測装置10の消費電力量をさらに低減できる。
制御部17は、GPSを利用せずに、センサを有する移動量検出部12、および、移動方向検出部13の検出結果に基づいて、生体情報計測装置10が送信可能範囲50に位置しているか否かを判定する。これにより、生体情報計測装置10の消費電力量をさらに低減できる。
具体的には、移動量検出部12に対して不要時に電力供給を停止する、または、スリープモードに設定する場合、移動量検出部12に代えてGPS機能を有するモジュールを使用する場合よりも消費電力が約1/100となる。また、移動方向検出部13に対して不要時に電力供給を停止する、または、スリープモードに設定する場合、移動方向検出部13に代えてGPS機能を有するモジュールを使用する場合よりも消費電力が約1/250となる。
生体情報計測装置10は、制御部17および通信部18が一体形成されたMPU16を有している。このため、生体情報計測装置10の軽量化・小型化を図ることができる。
生体情報計測装置10の移動量および移動方向の両方に基づいて、生体情報計測装置10が送信可能範囲50に位置しているか否かを判定しているので、いずれか一方のみに基づいて判定する場合よりも正確に判定できる。以下、その効果について、図5から図7を参照しつつ説明する。
図5は、生体情報計測装置10による移動量に基づいて判定処理を実行する場合に生じる不都合を説明する図である。なお、図5において、左方向をX軸正方向、および、下方向をY軸正方向とする。
移動量検出部12は、慣性センサで生体情報計測装置10の移動量を検出する。そして、制御部17は、その検出結果に対して積分する等の処理をすることで、生体情報計測装置10の移動距離を演算することができる。
例えば、装着者90が、送信可能範囲50内の位置91から曲線の軌跡を描くように(矢印81に沿うように)送信可能範囲50内の位置92に移動し、さらに、位置92から曲線の軌跡を描くように(矢印82に沿うように)位置91に戻る場合、生体情報計測装置10の移動距離が比較的大きく検出される。その結果、制御部17は、生体情報計測装置10が送信可能範囲50内に位置するにも関わらず、送信可能範囲50内に位置しないと誤判定してしまう可能性がある。
図6は、生体情報計測装置10よる移動方向に基づいて判定処理を実行するときに生じる不都合を説明する図である。なお、図6において、左方向をX軸正方向、および、下方向をY軸正方向とする。
移動方向検出部13は、MIセンサで生体情報計測装置10の移動方向を検出することが可能である。
例えば、装着者90が、送信可能範囲50内の位置94から矢印84に沿って移動して、送信可能範囲50内の位置95に達したとする。この場合、装着者90は、相対的に受信装置20から離れる方向に移動したことになる。その結果、制御部17は、生体情報計測装置10が送信可能範囲50内に位置するにも関わらず、送信可能範囲50内に位置しないと誤判定してしまう可能性がある。
図7は、生体情報計測装置10による移動量および移動方向に基づいて判定処理を実行するときの効果を説明する図である。なお、図7において、左方向をX軸正方向、および、下方向をY軸正方向とする。
例えば、図7に示されているように、装着者90が、送信可能範囲50内の位置96から矢印85に沿って移動して、送信可能範囲50内の位置97に達し、さらに、位置97から矢印86に沿って移動し、送信可能範囲50内の位置98に達したとする。さらに、装着者90が、位置98から矢印87に沿って移動して、送信可能範囲50外の位置99に達したとする。
移動量検出部12が移動量を、および、移動方向検出部13が移動方向をそれぞれ検出し、制御部17は、検出された移動方向を踏まえて、移動量をX軸方向成分およびY軸方向成分に分けてリアルタイムに積分することで、装着者90のX軸方向およびY軸方向における位置を正確に検出することができる。
このため、図7のように、装着者90が、互いに異なる方向(矢印85に沿う方向、矢印86に沿う方向および矢印87に沿う方向)に移動したり、相対的に受信装置20から離れる方向(矢印86に沿う方向)に移動したとしても、制御部17は、装着者90が位置98に位置するときまでは、生体情報計測装置10が送信可能範囲50内に位置することを正確に判定できる。また、制御部17は、装着者90が位置99に達したときには、生体情報計測装置10が送信可能範囲50内に位置していないことを正確に判定できる。
(変形例1)
以下、変形例1に係る生体情報計測装置10について、主に実施形態と異なる点を説明する。
生体情報計測装置10は、移動量検出部12のみを有し、移動方向検出部13を有していなくてもよい。この場合、制御部17は、移動量検出部12による移動量に基づいて生体情報計測装置10が送信可能範囲50内に位置するか否かを判定する。
例えば、入院患者が生体情報計測装置10を装着し、送信可能範囲50に相当する領域が、病院内の限られた狭い領域である場合、生体情報計測装置10が、移動量検出部12のみを有している場合でも、生体情報計測装置10が送信可能範囲50内に位置するか否かをある程度正確に判定できる。
(変形例2)
以下、変形例2に係る生体情報計測装置10について、主に実施形態と異なる点を説明する。
生体情報計測装置10は、移動方向検出部13のみを有し、移動量検出部12を有していなくてもよい。この場合、制御部17は、移動方向検出部13による移動方向に基づいて生体情報計測装置10が送信可能範囲50内に位置するか否かを判定する。
例えば、装着者90が入院患者であり、かつ、その装着者90が使用しているベッドが送信可能範囲50の境界付近に位置している場合、制御部17は、装着者90の移動方向が、受信装置20から離れる方向か否かを判定することで、生体情報計測装置10が送信可能範囲50内に位置するか否かをある程度正確に判定できる。
(その他の変形例)
上述した実施形態および各変形例では、生体情報計測装置10は、生体情報として姿勢、心電、筋電、および、血流量を取得するとして説明したが、必ずしもこれらに限られない。例えば、生体情報計測装置10は、体温、および、脈拍を取得してもよい。この場合、生体情報取得部11は、体温検出回路を有し、人の体温を検出する体温センサ、および、脈拍検出回路を有し、人の脈拍を検出する脈拍センサをさらに備える。
また、生体情報計測装置10は、生体情報として姿勢、心電、筋電、血流量、体温、脈拍の少なくとも1つを取得できればよい。つまり、生体情報取得部11は、姿勢検出回路、心電検出回路、筋電検出回路、体温検出回路、血流検出回路、および、脈拍検出回路の少なくとも1つを有していればよい。
上述した実施形態および各変形例では、生体情報取得部11が有するセンサは、いずれもデジタル出力式のセンサであるとして説明したが、すべてのセンサまたは一部のセンサが、アナログ出力方式のセンサであってもよい。この場合、生体情報計測装置10内のいずれかの構成要素において、生体情報がアナログ信号からデジタル信号に変換される。
生体情報計測装置10の電力消費量は、その大部分がデータ通信による電力消費量で占められているので、通信部18に対してのみ、電力供給の停止、または、スリープモードへの設定が実行されてもよい。
または、生体情報取得部11が有するセンサが、電力供給を必要としないセンサである場合、電力供給部15は、必ずしも、生体情報取得部11に対して電力供給を実行しなくてもよい。電力供給を必要としないセンサには、例えば、圧電素子を利用するセンサ等が含まれる。
また、生体情報計測装置10は、必ずしも、記憶部14を有していなくてもよく、例えば、生体情報計測装置10に装着されたメモリカードが記憶部14として使用されてもよい。メモリカードは、例えば、SDカードである。
上述した実施形態および各変形例では、電力供給部15が一次電池または二次電池から電力を生体情報計測装置10の各構成要素に供給するとして説明した。しかしながら、電力供給部15は、無線給電、振動発電、および、太陽電池等のハーベスタ電源等を利用して電力を各構成要素に供給してもよい。
生体情報計測装置10は、制御部17と通信部18とを別体として有していてもよい。
また、受信装置20の設置の自由度を高めるために、受信装置20とサーバ装置30との間の通信は無線通信が好ましいが、ケーブル等による有線通信であってもよい。
なお、上述した実施形態および各変形例では、生体情報計測装置10は、送信回路19を有し、受信回路を有さないとして説明したが、受信回路を有していてもよい。ただし、生体情報計測装置10の受信回路は実質的に機能せず、受信回路には常に電力が供給されていないとする。
また、生体情報は、生体情報計測装置10からデジタル情報として送出されていれば、生体情報計測装置10、受信装置20、および、サーバ装置30のうちのどこで、一次処理データを抽出する処理(以下、一次処理と称す。)、および、二次処理データを抽出する処理(以下、二次処理と称す。)が実行されてもよい。
例えば、生体情報は、生体情報計測装置10で一次処理、および、二次処理が実行されてもよい。この場合、生体情報計測装置10から外部送出する情報量を低減することができる。
生体情報は、一次処理、および、二次処理が生体情報計測装置10の外部で、例えば、いずれの処理もサーバ装置30で実行されてもよい。この場合、生体情報計測装置10は、一次処理、および、二次処理するための回路を有さなくてよいため、生体情報計測装置10の小型化・軽量化を図ることができる。
生体情報計測システム1は、受信装置20が一定量の生体情報を記憶することができるならば、必ずしもサーバ装置30を備えていなくてもよい。
本開示は、電力消費量をより低減することができる生体情報計測装置および生体情報計測システムに好適に利用できる。特に、本開示は、ウェアラブル端末、および、ウェアラブル端末を有する生体情報計測システムに好適に利用できる。
1 生体情報計測システム
10 生体情報計測装置
11 生体情報取得部
12 移動量検出部
13 移動方向検出部
14 記憶部
15 電力供給部
16 MPU
17 制御部
18 通信部
19 送信回路
20 受信装置
30 サーバ装置
50 送信可能範囲
70 一方向通信
81 矢印
82 矢印
84 矢印
85 矢印
86 矢印
87 矢印
90 装着者
91 位置
92 位置
94 位置
95 位置
96 位置
97 位置
98 位置
99 位置
110 衣料
120 生体信号計測装置
130 生体電極
131 生体電極
132 生体電極
133 配線
134 配線
135 配線
140 携帯型端末
150 公衆網
160 クラウドサーバ

Claims (14)

  1. 生体情報を受信装置に無線送信する生体情報計測装置であって、
    前記生体情報を取得する生体情報取得部と、
    前記受信装置に情報を無線送信可能な範囲である送信可能範囲内に前記生体情報計測装置が位置するか否かを判定する制御部と、
    前記生体情報計測装置が前記送信可能範囲内に位置する場合には前記生体情報を外部に向けて無線で送出し、前記生体情報計測装置が前記送信可能範囲内に位置しない場合には前記生体情報を外部に向けて無線で送出しない通信部と、
    を備える生体情報計測装置。
  2. 前記生体情報の送出中に、前記制御部が、前記生体情報計測装置が前記送信可能範囲内に位置していないと判定した場合、前記通信部は、前記生体情報の送出を停止する、
    請求項1に記載の生体情報計測装置。
  3. 前記制御部は、前記生体情報計測装置が前記送信可能範囲内に位置しない場合に前記生体情報を記憶部に記憶させる、
    請求項1または2のいずれか一項に記載の生体情報計測装置。
  4. 前記制御部による判定結果が、前記送信可能範囲内に前記生体情報計測装置が位置しないという判定結果から、前記送信可能範囲内に前記生体情報計測装置が位置するという判定結果に変化した場合、前記通信部は、前記記憶部に記憶されている前記生体情報を送出する、
    請求項3に記載の生体情報計測装置。
  5. 前記生体情報取得部は、取得した前記生体情報をデジタル信号で出力する、
    請求項1から4のいずれか一項に記載の生体情報計測装置。
  6. 前記通信部は、送信専用機である、
    請求項1から5のいずれか一項に記載の生体情報計測装置。
  7. 前記生体情報計測装置の移動量を検出する移動量検出部をさらに備え、
    前記制御部は、前記移動量に基づいて前記送信可能範囲内に前記生体情報計測装置が位置するか否かを判定する、
    請求項1から6のいずれか一項に記載の生体情報計測装置。
  8. 前記移動量検出部は、歩行検出回路を有し、前記歩行検出回路の検出結果に基づいて前記移動量を検出する、
    請求項7に記載の生体情報計測装置。
  9. 前記生体情報計測装置の移動方向を検出する移動方向検出部をさらに備え、
    前記制御部は、前記移動方向に基づいて前記送信可能範囲内に前記生体情報計測装置が位置するか否かを判定する、
    請求項1から8のいずれか一項に記載の生体情報計測装置。
  10. 前記移動方向検出部は、方位検出回路を有し、前記方位検出回路の検出結果に基づいて前記移動方向を検出する、
    請求項9に記載の生体情報計測装置。
  11. 前記生体情報取得部は、姿勢検出回路、心電検出回路、筋電検出回路、体温検出回路、血流検出回路、および、脈拍検出回路の少なくとも1つを備える、
    請求項1から10のいずれか一項に記載の生体情報計測装置。
  12. 前記制御部および前記通信部に電力を供給する電力供給部をさらに備える、
    請求項1から11のいずれか一項に記載の生体情報計測装置。
  13. 請求項1から12のいずれか一項に記載の生体情報計測装置と、
    前記生体情報計測装置から無線で送出された前記生体情報を受信する前記受信装置と、を備える、
    生体情報計測システム。
  14. 前記生体情報を前記受信装置から受信し、前記生体情報を記憶するサーバ装置をさらに備える、
    請求項13に記載の生体情報計測システム。
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