JP2022126507A - 消毒検温装置、消毒装置及び検温装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】利用者の利便性を向上することができる消毒検温装置を提供する。【解決手段】消毒検温装置1は、検知手段(静電容量式近接センサ82、検温センサ83)が手指を検知した場合、給送手段(ポンプ5、ポンプ用モータ6、チューブ7)を駆動して、吐出手段(ノズル81)から消毒液Aを門形状部3の内側に所定時間吐出させる消毒液吐出制御手段と、検知手段(静電容量式近接センサ82、検温センサ83)が検知した温度に基づく情報を表示手段(液晶表示パネル10)に表示させる制御を行う表示制御手段とを備える。【選択図】図1
Description
本発明は、利用者の手指の消毒及び検温を行う消毒検温装置、利用者の手指の消毒を行う消毒装置、及び利用者の手指の検温を行う検温装置に関する。
一般に、病院、福祉施設、会社、ホテル、銀行などのように公衆が出入する施設の入口には、入館者の手指を消毒する消毒液が備えられていることがある。消毒液を供給するための手指消毒器として、従来、足踏みによって操作ヘッドを押圧してタンク内の消毒液を噴射するもの(例えば、特許文献1参照)や、センサの下に手指をかざすことにより、ポンプが作動して手指に消毒液を噴射するもの(例えば、特許文献2参照)が知られている。
特許文献1に記載されている従来の手指消毒器では、利用者の足踏みによってタンク内の消毒液を噴射するので、利用者に煩わしさを感じさせていた。
特許文献2に記載されている従来の手指消毒器では、利用者がセンサの下に手指をかざすことにより消毒液を噴射するが、センサの位置が分かり辛く、利用者が戸惑う場合が多々あった。このような問題は、従来の利用者の検温を行う検温装置でも同様である。
また、特許文献1、2に記載されている従来の手指消毒器では、手指以外の部分に消毒液を噴射され、利用者に不快感を与えることが多々あった。
特許文献2に記載されている従来の手指消毒器では、利用者がセンサの下に手指をかざすことにより消毒液を噴射するが、センサの位置が分かり辛く、利用者が戸惑う場合が多々あった。このような問題は、従来の利用者の検温を行う検温装置でも同様である。
また、特許文献1、2に記載されている従来の手指消毒器では、手指以外の部分に消毒液を噴射され、利用者に不快感を与えることが多々あった。
本発明は、上記状況に鑑みなされたものであり、利用者の利便性を向上することができる消毒検温装置、消毒装置及び検温装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明の消毒検温装置は、内部に収納部が形成された筐体と、門形状で形成され、前記筐体の外側面に設けられ、内側に利用者の手指を挿入可能な門形状部と、消毒液を収容し、前記筐体の前記収納部に設けられたタンクと、前記門形状部に設けられ、前記タンクの前記消毒液を前記門形状部の内側に吐出する吐出手段と、前記筐体の前記収納部に設けられ、前記消毒液を前記吐出手段に給送する給送手段と、前記門形状部の内側に挿入された利用者の手指を検知するとともに、当該手指の温度を検知する検知手段と、前記筐体に設けられ、情報を表示する表示パネルと、前記検知手段が手指を検知した場合、前記給送手段を駆動して、前記吐出手段から前記消毒液を前記門形状部の内側に所定時間吐出させる消毒液吐出制御手段と、前記筐体の前記収納部に設けられ、前記検知手段が検知した温度に基づく情報を前記表示手段に表示させる制御を行う表示制御手段と、を備えることを特徴とする。
請求項2に記載の発明の消毒装置は、内部に収納部が形成された筐体と、門形状で形成され、前記筐体の外側面に設けられ、内側に利用者の手指を挿入可能な門形状部と、消毒液を収容し、前記筐体の前記収納部に設けられたタンクと、前記門形状部に設けられ、前記タンクの前記消毒液を前記門形状部の内側に吐出する吐出手段と、前記筐体の収納部に設けられ、前記消毒液を前記吐出手段に給送する給送手段と、前記門形状部の内側に挿入された利用者の手指を検知する検知手段と、前記検知手段が利用者の手指を検知した場合、前記給送手段を駆動して、前記吐出手段から前記消毒液を前記門形状部の内側に所定時間吐出させる制御手段と、を備えることを特徴とする。
請求項3に記載の発明の検温装置は、内部に収納部が形成された筐体と、門形状で形成され、前記筐体の外側面に設けられ、内側に利用者の手指を挿入可能な門形状部と、前記門形状部の内側に挿入された利用者の手指の温度を検知する検知手段と、前記筐体の外側に露出して設けられ、情報を表示する表示手段と、前記筐体の前記収納部に設けられ、前記検知手段が検知した温度に基づく情報を前記表示手段に表示させる制御を行う制御手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によって、利用者の利便性を向上することができる消毒検温装置、消毒装置及び検温装置を提供できるようになった。
[本発明の第1の実施形態]
以下、図面を参照して、本発明の第1の実施形態を詳細に説明する。
以下、図面を参照して、本発明の第1の実施形態を詳細に説明する。
<第1の実施形態の構成>
図1は、本発明の第1の実施形態に係る消毒検温装置を示す斜視図である。図2は、消毒検温装置を示すブロック図である。図3は、消毒検温装置の使用方法を示す説明図である。図4は、消毒検温装置の基本動作を示すフローチャートである。図5は、消毒検温装置の情報表示処理を示すフローチャートである。図6は、消毒検温装置の液晶表示パネルによる情報表示を示す第1の説明図である。図7は、消毒検温装置の液晶表示パネルによる情報表示を示す第2の説明図である。図8は、消毒検温装置の液晶表示パネルによる情報表示を示す第3の説明図である。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る消毒検温装置を示す斜視図である。図2は、消毒検温装置を示すブロック図である。図3は、消毒検温装置の使用方法を示す説明図である。図4は、消毒検温装置の基本動作を示すフローチャートである。図5は、消毒検温装置の情報表示処理を示すフローチャートである。図6は、消毒検温装置の液晶表示パネルによる情報表示を示す第1の説明図である。図7は、消毒検温装置の液晶表示パネルによる情報表示を示す第2の説明図である。図8は、消毒検温装置の液晶表示パネルによる情報表示を示す第3の説明図である。
<消毒検温装置の概要構成>
図1に示すように、本発明の第1の実施形態に係る消毒検温装置1は、筐体2と、筐体2の上側面21に設けられた門形状部3と、消毒液Aを収容する消毒液容器4と、ポンプ5と、ポンプ用モータ6と、チューブ7と、ノズルモジュール8と、制御基板9と、液晶表示パネル10と、操作ボタン11、12と、操作スクリーンバー(スライドバー)13と、人感センサ14と、電源部15と、蓄電部16(図2参照)と、遠距離無線通信部17(図2参照)と、近距離BLE通信部18(図2参照)と、スピーカ19(図2参照)とを備えている。
図1に示すように、本発明の第1の実施形態に係る消毒検温装置1は、筐体2と、筐体2の上側面21に設けられた門形状部3と、消毒液Aを収容する消毒液容器4と、ポンプ5と、ポンプ用モータ6と、チューブ7と、ノズルモジュール8と、制御基板9と、液晶表示パネル10と、操作ボタン11、12と、操作スクリーンバー(スライドバー)13と、人感センサ14と、電源部15と、蓄電部16(図2参照)と、遠距離無線通信部17(図2参照)と、近距離BLE通信部18(図2参照)と、スピーカ19(図2参照)とを備えている。
筐体2には、消毒液容器4、ポンプ5、ポンプ用モータ6、チューブ7、制御基板9、電源部15、及び蓄電部16(図2参照)等を収納する収納部22が形成されている。
門形状部3は、左右及び上の平面部で構成されるコ字形の門形状に形成されており、内側の上部にノズルモジュール8が取り付けられている。門形状部3の外側の左角部には、アロマとマイナスイオンの出口23が形成されている。
筐体2の門形状部3より正面下側には、傾斜面24が形成されている。傾斜面24には、液晶表示パネル10、操作ボタン11、12、及び操作スクリーンバー13が設けられている。
ノズルモジュール8には、ノズル81、静電容量式近接センサ82、及び検温センサ83が設けられている。
消毒液容器4は、第1の実施形態の場合、容量が400mlの容器を用いている。 消毒液容器4及びチューブ7は、耐アルコール性、耐次亜塩素酸ナトリウム性を有している。
ポンプ5は、消毒液容器4内に配置され、チューブ7を介してノズル81に接続されている。また、ポンプ5は、ポンプ用モータ6により駆動され、消毒液容器4の消毒液Aをチューブ7に給送する。従って、ポンプ用モータ6によってポンプ5が駆動されると、消毒液容器4内の消毒液Aがチューブ7を通じてノズル81から霧状に噴射される。
図1に示す制御基板9には、図2に示すメイン制御部91、表示画面制御部92、操作スクリーンバー制御部93、音性信号出力部94、及び記憶部95が実装されている。
図2において、消毒検温装置1は、外部電源から電力の供給を受ける。外部電源には例えば商用電力が用いられる。外部電源から供給される電力は、消毒検温装置1の内部の電源部15で受電される。電源部15は、外部電源から供給される電力に対して整流、変圧等の処理を行い、制御基板9(図1参照)、ポンプ5(図1参照)、遠距離無線通信部17、近距離BLE通信部18、マイナスイオン発生部97、及び必要に応じて他の構成要素に電力を供給する。
また、消毒検温装置1には蓄電部16が配置されている。蓄電部16は、例えば充電用の電池であり、電源部15に接続されて電力を蓄え、制御基板9等に接続されて蓄電部16が電源部15から電力の供給を受けることができない場合等に、制御基板9等に電力を供給する。蓄電部16は無停電電源装置であっても良い。
メイン制御部91は、表示画面制御部92に制御データを送信する。表示画面制御部92は、メイン制御部91からの制御データに基づいて、液晶表示パネル10の表示制御を行う。
また、メイン制御部91は、操作スクリーンバー制御部93に制御データを送信する。操作スクリーンバー制御部93は、メイン制御部91からの制御データに基づいて、操作スクリーンバー13の検出制御を行い、利用者による操作スクリーンバー13の操作を検出し、この検出結果をメイン制御部91に送信する。
さらに、メイン制御部91は、音性信号出力部94に制御データを送信する。音性信号出力部94は、メイン制御部91からの制御データに基づいて、電気信号による音声信号を出力する。音性信号出力部94からの音声信号は、スピーカ19により音声として空中に放音される。
さらに、メイン制御部91は、室内温度・湿度センサ96が接続されており、室内温度・湿度センサ96が検出した室内温度及び湿度を液晶表示パネル10に表示する。
さらに、メイン制御部91は、マイナスイオン発生部97が接続されている。マイナスイオン発生部97は、メイン制御部91からの制御に基づいてマイナスイオンを発生する。
さらに、メイン制御部91は、アロマディフューザー制御部98が接続されている。アロマディフューザー制御部98は、メイン制御部91からの制御に基づいてアロマを揮発させる制御を行う。
さらに、メイン制御部91には、上下の操作ボタン11、12が接続されており、操作ボタン11、12の操作に基づいて、後述のモード切換等の各種制御を行う。
図1において、ノズルモジュール8の静電容量式近接センサ82は、門形状部3の内側の静電容量を測定することで静電容量信号を生成し、静電容量信号を制御基板9のメイン制御部91(図2参照)に送信する。
検温センサ83は、門形状部3の内側の静電容量式近接センサ82より狭い領域において、高精度で赤外線を検出し、この検出結果を制御基板9のメイン制御部91(図2参照)に送信する。
図2において、メイン制御部91は、静電容量式近接センサ82からの静電容量信号を判別することで、門形状部3(図1参照)の内側に利用者の手指(図3参照)が挿入されたか否かを判別する。そして、メイン制御部91は、門形状部3の内側に手指が挿入されたと判別した場合に、検温センサ83の検出結果を用いて、正確な利用者の体温を算出することで、利用者の検温を行う。利用者の消毒結果、検温結果及び検温結果に基づく各種判定の情報は、記憶部95に記憶する。
また、メイン制御部91は、遠距離無線通信部17の制御及びデータの送受信を行う。遠距離無線通信部17は、WiFi200を介してサーバと通信を行う。
さらに、メイン制御部91は、近距離BLE通信部18の制御及びデータの送受信を行う。近距離BLE通信部18は、Bluetooth Low Energyを用いて利用者の携帯端末100と直接通信を行う。
さらに、メイン制御部91は、遠距離無線通信部17及び近距離BLE通信部18を用いて、記憶部95に記憶された利用者の検温結果、及び検温結果に基づく各種判定の情報を携帯端末100に送信し、携帯端末100のアプリに各種判定の情報を表示させる。
さらに、メイン制御部91は、遠距離無線通信部17を用いて、携帯端末以外の情報機器(サーバ、パーソナルコンピュータ等)に各種判定の情報を表示させたり、利用させたりすることも可能である。
<消毒検温装置の基本動作>
まず、消毒検温装置1の基本動作について図4を用いて説明する。
まず、消毒検温装置1の基本動作について図4を用いて説明する。
消毒検温装置1は、人感センサ14で人が接近することを感知したら、デバイスがライトオンする。 基本動作として、図4に示す様に、メイン制御部91(図2参照)は、ステップS1において、静電容量式近接センサ82からの静電容量信号を判別することで、門形状部3(図1及び図3参照)の内側に利用者の手指300(図3参照)が挿入されたか否かを判別し、門形状部3の内側に手指が挿入されたと判別した場合には、判別結果がYesとなって、ステップS2に移行する。
また、メイン制御部91は、ステップS1において、門形状部3の内側に手指が挿入されなかったと判別した場合、判別結果がNoとなって、今回の処理を終了する。
ステップS2において、メイン制御部91は、後述の検温実行処理を行い、ステップS3の処理に移行する。
ステップS3において、メイン制御部91は、ポンプ用モータ6を後述の設定モードにおいて予め設定された時間駆動する。ポンプ用モータ6によってポンプ5が駆動されると、消毒液容器4内の消毒液Aがチューブ7を通じてノズル81から霧状に噴射される。ポンプ用モータ6の駆動が終了すると、メイン制御部91は、今回の処理を終了する。
<消毒検温装置の情報表示処理>
消毒検温装置1の情報表示処理について図5乃至図8を用いて説明する。
消毒検温装置1の情報表示処理について図5乃至図8を用いて説明する。
図5に示す消毒検温装置1の情報表示処理では、まず、ステップS11において、メイン制御部91が、人感センサ14が人を感知したか否かを判別し、人を感知しなかった場合、判別結果がNoとなって、ステップS12に移行し、人を感知した場合、判別結果がYesとなって、ステップS15に移行する。
ステップS12において、メイン制御部91は、表示画面制御部92に待機モード用の制御データを送信し、液晶表示パネル10に待機モード用の画像表示(図6(a)参照)を行わせ、ステップS13の処理に移行する。
尚、待機モードでは、消毒検温装置1に人が接近すると、人感センサ14が自動検知して、液晶表示パネル10が暗状態から点灯状態となる。
ステップS13において、メイン制御部91は、上下の操作ボタン11、12の操作に基づいて、モード切替操作入力が行われたか否かを判別し、モード切替操作入力が行われた場合、判別結果がYesとなって、ステップS14に移行し、モード切替操作入力が行われなかった場合、判別結果がNoとなって、今回の処理を終了する。
ステップS14において、メイン制御部91は、上下の操作ボタン11、12の操作に基づいて、モード切替を行い、今回の処理を終了する。
ステップS15において、メイン制御部91は、現在、ユーザー選択モードに設定されているか否かを判別し、ユーザー選択モードに設定されている場合、判別結果がYesとなって、ステップS16に移行し、ユーザー選択モードに設定されていない場合、判別結果がNoとなって、ステップS20に移行する。
ステップS16において、メイン制御部91は、表示画面制御部92にユーザー選択モード用の制御データを送信し、液晶表示パネル10にユーザー選択モード用の画像表示(図6(b)参照)を行わせ、ステップS17の処理に移行する。
ステップS17において、メイン制御部91は、操作スクリーンバー制御部93にユーザー選択モード用の制御データを送信する。これにより、操作スクリーンバー制御部93は、操作スクリーンバー13の検出制御を行い、利用者による操作スクリーンバー13の操作を検出し、この検出結果をメイン制御部91に送信する。メイン制御部91は、ユーザー選択処理として、操作スクリーンバー制御部93からの検出信号に基づいてユーザーを選択し、ステップS18の処理に移行する。
尚、メイン制御部91は、ユーザー(家族構成員)が選択された場合、対応する操作結果をユーザーに対応させる情報を携帯端末100のアプリに保存することも可能である。
ステップS18において、メイン制御部91は、操作スクリーンバー13の操作によりユーザー選択が行われたか否かを判別し、ユーザー選択が行われた場合、判別結果がYesとなって、ステップS19に移行し、ユーザー選択が行われなかった場合、判別結果がNoとなって、今回の処理を終了する。
ステップS19において、メイン制御部91は、モードを検温モードに移行して、今回の処理を終了する。
ステップS20において、メイン制御部91は、現在、検温モードに設定されているか否かを判別し、検温モードに設定されている場合、判別結果がYesとなって、ステップS21に移行し、検温モードに設定されていない場合、判別結果がNoとなって、ステップS24に移行する。
ステップS21において、メイン制御部91は、表示画面制御部92に検温モード用の制御データを送信し、液晶表示パネル10に検温モード用の画像表示(図6(c)参照)を行わせ、ステップS22の処理に移行する。
ステップS22において、メイン制御部91は、検温処理として、門形状部3(図1参照)の内側に利用者の手指300(図3参照)が挿入されたかを判別し、門形状部3の内側に手指が挿入されたと判別した場合には、図4のステップS2に示した検温実行処理として、検温センサ83の検出結果を用いて、正確な利用者の体温を算出することで、利用者の検温を行い、ステップS23の処理に移行する。
尚、メイン制御部91は、門形状部3の内側に手指が挿入されなかったと判別した場合、今回の処理を終了する。 検温センサ83の検出結果を用いた利用者の体温の測定精度は、0.1℃である。
ステップS23において、メイン制御部91は、モードを検温表示モードに移行して、今回の処理を終了する。
ステップS24において、メイン制御部91は、現在、検温表示モードに設定されているか否かを判別し、検温表示モードに設定されている場合、判別結果がYesとなって、ステップS25に移行し、検温表示モードに設定されていない場合、判別結果がNoとなって、ステップS31に移行する。
ステップS25において、メイン制御部91は、表示画面制御部92に検温表示モード用の制御データを送信し、液晶表示パネル10に検温表示モード用の画像表示(図7(a)~図7(c)、図8(a)、図8(b)参照)を行わせ、ステップS26の処理に移行する。 尚、検温表示モード用の画像表示における体温の最少表示単位は、0.1℃である。
ステップS26において、メイン制御部91は、ステップS22による検温結果が検温範囲内(32.0℃~42. 9℃)であるか否かを判別し、検温範囲内でない場合、判別結果がNoとなって、ステップS27に移行し、検温範囲内である場合、判別結果がYesとなって、ステップS29に移行する。
ステップS27において、メイン制御部91は、下の操作ボタン12の操作に基づいて、戻る操作が行われたか否かを判別し、戻る操作が行われた場合、判別結果がYesとなって、ステップS28に移行し、戻る操作が行われなかった場合、判別結果がNoとなって、ステップS29に移行する。
ステップS28において、メイン制御部91は、モードを検温モードに移行して、今回の処理を終了する。
ステップS29において、メイン制御部91は、操作ボタン11、12、及び操作スクリーンバー13のいずれかが、10秒間操作されなかったか否かを判別し、10秒間操作されなかった場合、判別結果がYesとなって、ステップS30に移行し、10秒間の内に操作された場合、判別結果がNoとなって、今回の処理を終了する。
ステップS30において、メイン制御部91は、モードを待機モードに移行して、今回の処理を終了する。
ステップS31において、メイン制御部91は、現在、設定モードに設定されているか否かを判別し、設定モードに設定されている場合、判別結果がYesとなって、ステップS32に移行し、設定モードに設定されていない場合、判別結果がNoとなって、ステップS36に移行する。
ステップS32において、メイン制御部91は、表示画面制御部92に設定モード用の制御データを送信し、液晶表示パネル10に設定モード用の画像表示(図8(c)参照)を行わせ、ステップS33の処理に移行する。
ステップS33において、メイン制御部91は、操作スクリーンバー制御部93に設定モード用の制御データを送信する。これにより、メイン制御部91は、操作ボタン11、12の操作と、操作スクリーンバー制御部93からの検出信号に基づいて設定モードを選択し、ステップS34の処理に移行する。
ステップS34において、メイン制御部91は、ステップS33における設定モードの選択が終了したか否かを判別し、設定モードの選択が終了した場合、判別結果がYesとなって、ステップS35に移行し、設定モードの選択が終了しなかった場合、判別結果がNoとなって、今回の処理を終了する。
ステップS35において、メイン制御部91は、モードを待機モードに移行して、今回の処理を終了する。
ステップS36において、メイン制御部91は、記憶部95を検索して、ユーザーからのメッセージがあるか否かを判別し、メッセージがある場合、判別結果がYesとなって、ステップS37に移行し、メッセージがない場合、判別結果がNoとなって、今回の処理を終了する。
ステップS37において、メイン制御部91は、メッセージ再生処理として、ユーザーからのメッセージを液晶表示パネル10に表示するとともに、設定に応じてスピーカ19に音声出力させ、今回の処理を終了する。
尚、図5に示した消毒検温装置1の情報表示処理は、開始と終了を連続してループしている。
<液晶表示パネル10の画像表示>
図6(a)は、液晶表示パネル10に表示される待機モード用の画像表示を示す説明図である。
図6(a)は、液晶表示パネル10に表示される待機モード用の画像表示を示す説明図である。
図6(a)に示すように、液晶表示パネル10の画面には、“ノズル下に手を入れ体温測定と消毒をします”の文字の画像10aと、上の操作ボタン11に対応する“設定”の文字の画像10bと、下の操作ボタン12に対応する“ユーザー選択”の文字の画像10cと、本日の日時、室内温度、湿度を表示する情報表示領域10dが表示される。
図6(a)の表示状態において、上の操作ボタン11を押すと、操作スクリーンバー13による各種設定が可能になる。下の操作ボタン12を押すと、次の画面(図6(b)に示すユーザー選択モード用の画面)に移行することが可能になる。
図6(b)は、液晶表示パネル10に表示されるユーザー選択モード用の画像表示を示す説明図である。
図6(b)に示すように、液晶表示パネル10の画面には、“ユーザーを選択してください”の文字の画像10eと、上の操作ボタン11に対応する“外出”の文字の画像10fと、下の操作ボタン12に対応する“帰宅”の文字の画像10gと、利用者に対応する複数のユーザーA、B、C…を表示する情報表示領域10hが表示される。複数のユーザーA、B、C…は、消毒検温装置1を家庭で用いる場合、各家族構成員に対応し、消毒検温装置1を組織で用いる場合、各組織構成員に対応する。
図6(b)の表示状態において、上の操作ボタン11が押されると、メイン制御部91は、ユーザーの外出設定を行う。下の操作ボタン12が押されると、メイン制御部91は、ユーザーの帰宅設定を行う。
図6(c)は、液晶表示パネル10に表示される検温モード用の画像表示を示す説明図である。
図6(c)に示すように、液晶表示パネル10の画面には、“手を入れて下さい”の文字と消毒検温装置1の門形状部3(図1参照)に利用者(ユーザー)の手指300(図3参照)を挿入することを示唆するCGとを含む画像10iが表示される。
図6(c)の表示状態において、消毒検温装置1の門形状部3(図1参照)に利用者(ユーザー)の手指300(図3参照)を挿入すると、メイン制御部91は、図4のステップS2において、検温実行処理を行い、図4のステップS3において、ポンプ用モータ6を所定時間駆動し、消毒液Aをノズル81から霧状に噴射させる。
図7(a)は、ステップS25において、検温結果が正常(32.0℃~37.4℃)である場合に液晶表示パネル10に表示される体温表示モード用の画像表示を示す説明図である。
図7(a)に示すように、液晶表示パネル10の画面には、“ユーザーAさんからメッセージがあります”の文字の画像10jと、上の操作ボタン11に対応する“再生”の文字の画像10kと、下の操作ボタン12に対応する “戻る”の文字の画像10lと、検温モードで検温された利用者の体温、時刻、室内温度、湿度、各種アイコンを表示する情報表示領域10mが所定時間(例えば5秒間)表示される。この場合には、正常な体温(36.5℃)が緑色で表示され、スピーカ19によって「ビープ」の音が出力される。また、消毒検温装置1は、設定に応じて、体温情報と消毒情報をスピーカ19によって音声出力する。
図7(a)の表示状態において、上の操作ボタン11が押されると、ユーザーAからのメッセージが情報表示領域10mに表示されるとともに、設定に応じてスピーカ19によって音声出力される。
図7(b)は、ステップS25において、検温結果が微熱(37.5℃~38.4℃)である場合に液晶表示パネル10に表示される体温表示モード用の画像表示を示す説明図である。
図7(b)に示すように、液晶表示パネル10の画面には、“ユーザーAさんからメッセージがあります”の文字の画像10jと、上の操作ボタン11に対応する“再生”の文字の画像10kと、下の操作ボタン12に対応する “戻る”の文字の画像10lと、検温モードで検温された利用者の体温、時刻、室内温度、湿度、各種アイコンを表示する情報表示領域10nが所定時間(例えば5秒間)表示される。この場合には、微熱の体温(37.7℃)が情報表示領域10nの内部表示領域10oによってオレンジ文字で表示され、スピーカ19によって「ピーピー」の音が出力される。また、消毒検温装置1は、設定に応じて、体温情報と消毒情報をスピーカ19によって音声出力する。
図7(b)の表示状態において、上の操作ボタン11が押されると、ユーザーAさんからメッセージが情報表示領域10nに表示されるとともに、設定に応じてスピーカ19によって音声出力される。
図7(c)は、ステップS25において、検温結果が高熱(38.5℃~42.9℃)である場合に液晶表示パネル10に表示される体温表示モード用の画像表示を示す説明図である。
図7(c)に示すように、液晶表示パネル10の画面には、“ユーザーAさんからメッセージがあります”の文字の画像10jと、上の操作ボタン11に対応する“再生”の文字の画像10kと、下の操作ボタン12に対応する “戻る”の文字の画像10lと、検温モードで検温された利用者の体温、時刻、室内温度、湿度、各種アイコンを表示する情報表示領域10nが所定時間(例えば5秒間)表示される。この場合には、高熱の体温(39.8℃)が情報表示領域10nの内部表示領域10pによって赤文字で表示され、スピーカ19によって「ピッピッピッピッ」の音が出力される。また、消毒検温装置1は、設定に応じて、体温情報と消毒情報をスピーカ19によって音声出力する。
図7(c)の表示状態において、上の操作ボタン11が押されると、ユーザーAからのメッセージが情報表示領域10nに表示されるとともに、設定に応じてスピーカ19によって音声出力される。
図8(a)は、ステップS25において、検温失敗や、検温結果が最低値(32.0℃)より低い場合に液晶表示パネル10に表示される体温表示モード用の画像表示を示す説明図である。
図8(a)に示すように、液晶表示パネル10の画面には、“ユーザーAさんからメッセージがあります”の文字の画像10jと、上の操作ボタン11に対応する“再生”の文字の画像10kと、下の操作ボタン12に対応する “戻る”の文字の画像10lと、検温モードで検温された利用者の体温、時刻、室内温度、湿度、各種アイコンを表示する情報表示領域10nが所定時間(例えば5秒間)表示される。この場合には、情報表示領域10nの内部表示領域10qによって赤文字の“LOW”で表示され、スピーカ19によって「ブブ」の音が出力される。また、消毒検温装置1は、設定に応じて、もう一度検温を提示する情報をスピーカ19によって音声出力する。
図8(a)の表示状態において、上の操作ボタン11が押されると、ユーザーAからのメッセージが情報表示領域10nに表示されるとともに、設定に応じてスピーカ19によって音声出力される。 図8(b)は、ステップS25において、体温が最大値(42.9℃)より高い場合に液晶表示パネル10に表示される体温表示モード用の画像表示を示す説明図である。
図8(b)に示すように、液晶表示パネル10の画面には、“ユーザーAさんからメッセージがあります”の文字の画像10jと、上の操作ボタン11に対応する“再生”の文字の画像10kと、下の操作ボタン12に対応する “戻る”の文字の画像10lと、検温モードで検温された利用者の体温、時刻、室内温度、湿度、各種アイコンを表示する情報表示領域10nが所定時間(例えば5秒間)表示される。この場合には、情報表示領域10nの内部表示領域10rによって赤文字の“HIGH”で表示され、スピーカ19によって「ブッブ」の音が出力される。また、消毒検温装置1は、設定に応じて、もう一度検温を提示する情報をスピーカ19によって音声出力する。
図8(b)の表示状態において、上の操作ボタン11が押されると、ユーザーAからのメッセージが情報表示領域10nに表示されるとともに、設定に応じてスピーカ19によって音声出力される。
図8(c)は、液晶表示パネル10に表示される設定モード用の画像表示を示す説明図である。
図8(c)に示すように、液晶表示パネル10の画面には、“設定”、“スライドバーで項目を選択”の文字の画像10sと、各種設定項目の“音量設定”、“言語設定”、“液量設定”、 “あいさつ設定”、“温度読み上げ”の文字の画像10tと、設定内容の“大”、“中”、“小”、“ミュート” の文字の画像10uと、下の操作ボタン12に対応する“長押しで戻る”の文字の画像10vとが表示される。
尚、文字の画像10tとしては、 “警戒閾値”、“高熱閾値” 、“リセット” 、“噴射回数”も表示可能である。
図8(c)に示す設定モード用の画像表示において、操作ボタン11を押下すると、画像10tの設定項目を順次切替えることができる。操作ボタン12を押下すると、画像10uの設定内容を順次切替えることができる。設定項目及び設定内容は、利用者(ユーザー)が操作スクリーンバー(スライドバー)13を操作することで、選択が可能になる。
図示しない設定項目の液量設定では、“一滴”、“二滴”、“三滴”、“四滴”等の設定内容が表示される。“一滴”、“二滴”、“三滴”、“四滴”は、消毒液Aの“0.5ml”、“1.0ml”、“1.5ml”、“2.0ml”に対応するとともに、ステップS3において、メイン制御部91が設定するポンプ用モータ6の駆動時間に対応している。
また、図8(c)に示す設定モード用の画像表示において、下の操作ボタン12を3秒長押しすると、前記設定を戻すことになる。
尚、図6(a)~図6(c)、図7(a)~図7(c)、図8(a)、図8(b)の表示状態において、上の操作ボタン11を3秒長押しすると、図8(c)に示す設定モード用の画像表示に切替わる。下の操作ボタン11を5秒以上長押しすると、消毒検温装置1をシャットダウンできる。
本発明の第1の実施形態の構成及び効果を纏めて説明すると、消毒検温装置1は、内部に収納部22が形成された筐体2と、門形状で形成され、前記筐体2の外側面に設けられ、内側に利用者の手指300を挿入可能な門形状部3と、消毒液Aを収容し、前記筐体2の前記収納部22に設けられたタンク(消毒液容器4)と、前記門形状部3に設けられ、前記タンク(消毒液容器4)の前記消毒液Aを前記門形状部3の内側に吐出する吐出手段(ノズル81)と、前記筐体2の前記収納部22に設けられ、前記消毒液Aを前記吐出手段(ノズル81)に給送する給送手段(ポンプ5、ポンプ用モータ6、チューブ7)と、前記門形状部3の内側に挿入された利用者の手指300を検知するとともに、当該手指300の温度を検知する検知手段(静電容量式近接センサ82、検温センサ83)と、前記筐体2に設けられ、情報を表示する表示手段(液晶表示パネル10)と、前記検知手段(静電容量式近接センサ82、検温センサ83)が手指300を検知した場合、前記給送手段(ポンプ5、ポンプ用モータ6、チューブ7)を駆動して、前記吐出手段(ノズル81)から前記消毒液Aを前記門形状部3の内側に所定時間吐出させる消毒液吐出制御手段(メイン制御部91)と、前記検知手段(静電容量式近接センサ82、検温センサ83)が検知した温度に基づく情報を前記表示手段(液晶表示パネル10)に表示させる制御を行う表示制御手段(メイン制御部91、表示画面制御部92)とを備える。
このような本発明の第1の実施形態によれば、門形状部3の検知手段(静電容量式近接センサ82、検温センサ83)により利用者の手指300を検出して、自動的に前記吐出手段(ノズル81)から前記消毒液Aを前記門形状部3の内側に所定時間吐出させるので、利用者に煩わしさを感じさるのを防止できる。
また、第1の実施形態によれば、門形状部3により利用者の手指300を挿入する位置がわかり易く、利用者が戸惑うことを防止できる。
さらに、第1の実施形態によれば、門形状部3により手指300以外の部分に消毒液を噴射されるのを防止する。
さらに、第1の実施形態によれば、利用者は、検温、消毒の操作前及び操作後(一定の時間間隔内)に、ユーザー選択モードにより、登録された利用者情報から自分の情報を選択できる。
従って、第1の実施形態によれば、利用者の利便性を向上することができる。
従って、第1の実施形態によれば、利用者の利便性を向上することができる。
尚、第1の実施形態では、門形状部3の正面側に形成されたスリットからアロマを揮発するように構成してもよい。さらに、ファンを用いて門形状部3のスリットからアロマを噴出させてもよい。
消毒液Aとしては、アルコール系、次亜塩素酸系、アミノエリア系等、各種消毒液が適用可能である。また、空間消臭機能のある消毒液を用いて、ユーザーが設定した時間に消毒液を揮発して、空間消毒、空間消臭を行うことも可能である。
また、市販のアロマ商品を利用して、ユーザーが設定した時間に人を癒す香りがある空間を実現することも可能である。
さらに遠距離無線通信部17(図2参照)と近距離BLE通信部18(図2参照)を統合した通信モデルを装備して、検温履歴、消毒履歴、消臭履歴、各種情報を携帯端末100やインターネットに送信し、携帯端末100のアプリ、クラウドやパーソナルコンピュータにこれら履歴を記録及び表示することも可能である。
さらに、第1の実施形態では、検知手段(静電容量式近接センサ82、検温センサ83)により手指を検出するようにしたが、手の平のみを検出するように構成することも可能である。
近距離BLE通信機能を用いて、消毒検温装置1のWiFi情報を設定することも可能である。また、消毒検温装置1を操作する際に、WiFi情報をサーバに送信することも可能である。携帯端末100のアプリを通じて、検温結果と消毒状態を検索することも可能である。
さらに、携帯端末100のアプリから指定された利用者に伝言メモを設定して、伝言メモを通知することも可能である。伝言メモは、消毒検温装置1において、体温の表示後、スピーカ14から音声で出力することも可能である。伝言メモの利用件数は、例えば最大8件とすれば、利用者の見落としを防ぐことができる。
さらに、伝言メモは、特定利用者タイプ(特定利用者身分情報を選んで利用している場合)と全利用者タイプ(身分情報を選ばず)が考えられる。消毒検温装置1において、伝言時間帯の設定も可能にしても良い。
さらに、伝言メモのプロパティは、例えば、対象(全利用者/特定利用者)、時間(全日/午前/午後/晩/夜)、通知いてレーション(単一/重複)となる。
<第1の実施形態の第1の変形例>
以下、第1の実施形態の第1の変形例を、図1乃至図8を代用して説明する。
以下、第1の実施形態の第1の変形例を、図1乃至図8を代用して説明する。
第1の実施形態の第1の変形例の消毒検温装置1は、内側に利用者の手指300を挿入可能な門形状部3と筐体2の下側に設ける。ノズルモジュール8は、門形状部3の内側の上部または下部に設ける。これ以外の構成は、図1乃至図8に示した第1の実施形態と同様である。
このような第1の実施形態の第1の変形例においても、図1乃至図8に示した第1の実施形態と同様の効果が得られる。
<第1の実施形態の第2の変形例>
以下、第1の実施形態の第1の変形例を、図1乃至図8を代用して説明する。
以下、第1の実施形態の第1の変形例を、図1乃至図8を代用して説明する。
第1の実施形態の第1の変形例の消毒検温装置1は、内側に利用者の手指300を挿入可能な門形状部3を、左右及び上の平面部で構成されるコ字形ではなく、アーチ形にしている。
これ以外の構成は、図1乃至図8に示した第1の実施形態と同様である。 このような第1の実施形態の第2の変形例においても、図1乃至図8に示した第1の実施形態と同様の効果が得られる。
尚、門形状部3の形状は、アーチ形、コ字形に限らず、屋根形等、各種適用可能である。
<第2の実施形態>
以下、本発明に係る第2の実施形態の消毒装置を、図1乃至図8を代用して説明する。
以下、本発明に係る第2の実施形態の消毒装置を、図1乃至図8を代用して説明する。
第2の実施形態の消毒装置は、図1乃至図8に示した第1の実施形態から検温機能を除いたものであり、内部に収納部22が形成された筐体2と、門形状で形成され、前記筐体2の外側面に設けられ、内側に利用者の手指300を挿入可能な門形状部3と、消毒液Aを収容し、前記筐体2の前記収納部22に設けられたタンク(消毒液容器4)と、前記門形状部3に設けられ、前記タンク(消毒液容器4)の前記消毒液Aを前記門形状部3の内側に吐出する吐出手段(ノズル81)と、前記筐体2の前記収納部22に設けられ、前記消毒液Aを前記吐出手段(ノズル81)に給送する給送手段(ポンプ5、ポンプ用モータ6、チューブ7)と、前記門形状部3の内側に挿入された利用者の手指300を検知する検知手段(静電容量式近接センサ82)と、前記検知手段(静電容量式近接センサ82)が手指300を検知した場合、前記給送手段(ポンプ5、ポンプ用モータ6、チューブ7)を駆動して、前記吐出手段(ノズル81)から前記消毒液Aを前記門形状部3の内側に所定時間吐出させる制御手段(メイン制御部91)とを備える。
このような本発明の第2の実施形態によれば、門形状部3の検知手段(静電容量式近接センサ82)により利用者の手指300を検出して、自動的に前記吐出手段(ノズル81)から前記消毒液Aを前記門形状部3の内側に所定時間吐出させるので、利用者に煩わしさを感じさるのを防止できる。
また、第2の実施形態によれば、門形状部3により利用者の手指300を入れる位置がわかり易く、利用者が戸惑うことを防止できる。
さらに、第2の実施形態によれば、門形状部3により手指300以外の部分に消毒液を噴射されるのを防止する。
従って、第2の実施形態によれば、利用者の利便性を向上することができる。
従って、第2の実施形態によれば、利用者の利便性を向上することができる。
<第3の実施形態>
以下、本発明に係る第3の実施形態の消毒装置を、図1乃至図8を代用して説明する。
以下、本発明に係る第3の実施形態の消毒装置を、図1乃至図8を代用して説明する。
第3の実施形態の検温装置は、図1乃至図8に示した第1の実施形態から消毒機能を除いたものであり、内部に収納部22が形成された筐体2と、門形状で形成され、前記筐体2の外側面に設けられ、内側に利用者の手指300を挿入可能な門形状部3と、前記門形状部3の内側に挿入された利用者の手指300を検知するとともに、当該手指300の温度を検知する検知手段(静電容量式近接センサ82、検温センサ83)と、前記筐体2に設けられ、情報を表示する表示手段(液晶表示パネル10)と、前記検知手段(静電容量式近接センサ82、検温センサ83)が検知した温度に基づく情報を前記表示手段(液晶表示パネル10)に表示させる制御を行う制御手段(メイン制御部91、表示画面制御部92)とを備える。
このような本発明の第3の実施形態によれば、検温の際に、門形状部3により利用者の手指300を入れる位置がわかり易く、利用者が戸惑うことを防止できる。
従って、第3の実施形態によれば、利用者の利便性を向上することができる。
従って、第3の実施形態によれば、利用者の利便性を向上することができる。
尚、本発明の消毒装置を構成する装置や手段は上述したものに限定されず、管理システムの利用目的等に応じて、必要な装置や手段のみの構成としたり、適宜他の装置や手段を付加したりすることができる。
例えば、第1乃至第3の実施形態において、門形状部3を設ける筐体2の位置は、上述した例に限らず、左右側面等、各種適用可能である。門形状部3の形状も、上述した例に限らず、各種適用可能である。温度の判定基準となる閾値も変更可能である。
また、各手段をそれぞれ別個のものとして構成するのではなく、複数の機能を統合した手段として構成してもよい。
また、上記実施形態及び変形例は、あくまでも、現在のところの最良の形態またはそれに近い形態にすぎない。
本発明の消毒検温装置、消毒装置及び検温装置は、一般家庭の住宅、各種施設等において効果的に利用できる。
1 :消毒検温装置2 :筐体3 :門形状部4 :消毒液容器5 :ポンプ6 :ポンプ用モータ7 :チューブ8 :ノズルモジュール9 :制御基板10 :液晶表示パネル11、12 :操作ボタン13 :操作スクリーンバー14 :人感センサ15 :電源部16 :蓄電部17 :遠距離無線通信部18 :近距離BLE通信部19 :スピーカ21 :上側面22 :収納部23 :アロマとマイナスイオンの出口24 :傾斜面81 :ノズル82 :静電容量式近接センサ83 :検温センサ91 :メイン制御部92 :表示画面制御部93 :操作スクリーンバー制御部94 :音声信号出力部95 :記憶部96 :室内温度・湿度センサ97 :マイナスイオン発生部98 :アロマディフューザー制御部100 :携帯端末
200 :WiFi
300 :手指
A :消毒液
200 :WiFi
300 :手指
A :消毒液
Claims (3)
- 内部に収納部が形成された筐体と、
門形状で形成され、前記筐体の外側面に設けられ、内側に利用者の手指を挿入可能な門形状部と、
消毒液を収容し、前記筐体の前記収納部に設けられたタンクと、
前記門形状部に設けられ、前記タンクの前記消毒液を前記門形状部の内側に吐出する吐出手段と、
前記筐体の前記収納部に設けられ、前記消毒液を前記吐出手段に給送する給送手段と、
前記門形状部の内側に挿入された利用者の手指を検知するとともに、当該手指の温度を検知する検知手段と、
前記筐体に設けられ、情報を表示する表示手段と、
前記検知手段が手指を検知した場合、前記給送手段を駆動して、前記吐出手段から前記消毒液を前記門形状部の内側に所定時間吐出させる消毒液吐出制御手段と、
前記検知手段が検知した温度に基づく情報を前記表示手段に表示させる制御を行う表示制御手段と、
を備えることを特徴とする消毒検温装置。 - 内部に収納部が形成された筐体と、
門形状で形成され、前記筐体の外側面に設けられ、内側に利用者の手指を挿入可能な門形状部と、
消毒液を収容し、前記筐体の前記収納部に設けられたタンクと、
前記門形状部に設けられ、前記タンクの前記消毒液を前記門形状部の内側に吐出する吐出手段と、
前記筐体の収納部に設けられ、前記消毒液を前記吐出手段に給送する給送手段と、
前記門形状部の内側に挿入された利用者の手指を検知する検知手段と、
前記検知手段が利用者の手指を検知した場合、前記給送手段を駆動して、前記吐出手段から前記消毒液を前記門形状部の内側に所定時間吐出させる制御手段と、
を備えることを特徴とする消毒装置。 - 内部に収納部が形成された筐体と、
門形状で形成され、前記筐体の外側面に設けられ、内側に利用者の手指を挿入可能な門形状部と、
前記門形状部の内側に挿入された利用者の手指の温度を検知する検知手段と、
前記筐体の外側に露出して設けられ、情報を表示する表示手段と、
前記検知手段が検知した温度に基づく情報を前記表示手段に表示させる制御を行う制御手段と、
を備えることを特徴とする検温装置。
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Legal Events
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20210302 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20220308 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20220913 |