JP2022125860A - 車両用表示装置 - Google Patents

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JP2022125860A JP2021023682A JP2021023682A JP2022125860A JP 2022125860 A JP2022125860 A JP 2022125860A JP 2021023682 A JP2021023682 A JP 2021023682A JP 2021023682 A JP2021023682 A JP 2021023682A JP 2022125860 A JP2022125860 A JP 2022125860A
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雄一郎 早川
Yuichiro Hayakawa
誠 坂井
Makoto Sakai
孝啓 南原
Takahiro Nambara
智史 小堀
Satoshi Kobori
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Abstract

【課題】複数の異なる車両間で共通使用する場合であっても、駆動部における摺動部材の原点出しをする時間を短縮することのできる車両用表示装置を提供する。【解決手段】車両用表示装置において、液晶ディスプレイ120と、反射部130と、反射部を駆動する駆動部140とを備え、駆動部は、モータ142によって反射部に対して摺動される摺動部146を有し、複数の異なる車両ごとに必要とされる摺動部の必要ストロークSA、SBが確保されるように、摺動部の最大ストロークSMが設定されており、且つ、車両の起動時において、モータの原点位置を設定するために、摺動される摺動部が押し当てられる押し当て部148を有しており、押し当て部は、複数の異なる車両ごとに、設定位置が調整可能に設けられている。【選択図】図2

Description

本開示は、車両用表示装置に関するものである。
車両用表示装置として、例えば、特許文献1に記載されたものが知られている。特許文献1の車両用表示装置では、映像を表示する表示器と、表示器に表示された映像の映像表示光を、開口部(枠部)を介して、車両のウインドシールドに向けて反射する凹面鏡と、表示器および凹面鏡を内部に収容する筐体と、を備えている。
車両用表示装置が、右ハンドル車と左ハンドル車とに使い分けされる場合において、筐体とウインドシールドと運転者との相対的な位置関係に応じて、筐体の基準面(車両水平面)に対して、開口部(枠部)および凹面鏡を回転させて、車両のダッシュボードに対する取付け姿勢が調節可能となっている。
これにより、1つの車両用表示装置を用いて、筐体の向き、および筐体に対する開口部、凹面鏡の向きを、右ハンドル車と左ハンドル車とで、角度調整することで、共通使用することが可能となっている。
特開2019-119396号公報
しかしながら、複数の異なる車両に対して、車両用表示装置を共通使用することを考えた場合では、凹面鏡の反射角度を調整する駆動部(凹面鏡回転機構)によって、凹面鏡の反射角度を変えて、異なる車両ごとにウインドシールドに形成される虚像の高さ方向の位置を調整する必要が生ずる。凹面鏡の調整角度範囲は、複数の異なる車両での対応を可能にしようとすると、例えば、20~30度と大きな角度調整が必要となる。つまり、駆動部において、凹面鏡に対して摺動して、凹面鏡の反射角度を変える摺動部材の最大ストローク量が大きくなってしまう。
そのため、車両起動時に、駆動部における摺動部材を動作させるモータの原点出し(原点位置の把握)を行う際に、上記のように摺動部材の最大ストローク量が大きく設定されると、摺動部材の原点位置までの移動時間が長くなり、つまり原点出しに時間を要し、即座に使用できないという問題が生ずる。
本開示の目的は、上記問題に鑑み、複数の異なる車両間で共通使用する場合であっても、駆動部における摺動部材の原点出しをする時間を短縮することのできる車両用表示装置を提供することにある。
本開示は上記目的を達成するために、以下の技術的手段を採用する。
第1の開示では、画像の表示光を出射する表示器(120)と、
表示光を反射させて、視認者の前方に位置する投影部材(20)に投影する反射部(130)と、
反射部を駆動して、表示光に対する反射角度を調整する駆動部(140)と、を備え、
画像を、投影部材の前方に虚像(30)として、視認者に視認させる車両用表示装置であって、
駆動部は、
モータ(142)によって反射部に対して摺動される摺動部(146)を有し、
複数の異なる車両ごとに必要とされる摺動部の必要ストロークが確保されるように、摺動部の最大ストロークが設定されており、
且つ、車両の起動時において、モータの原点位置を設定するために、摺動される摺動部が押し当てられる押し当て部(148)を有しており、
押し当て部は、複数の異なる車両ごとに、設定位置が調整可能に設けられたことを特徴としている。
第1の開示によれば、複数の異なる車両ごとに必要とされる必要ストロークの範囲の端部領域に、押し当て部を位置調整して設定することで、複数の異なる車両ごとに見合った摺動部の原点位置を設けることができる。よって、原点出しの時間を短縮して、複数の異なる車両間での共通使用が可能となる。
第2の開示では、画像の表示光を出射する表示器(120)と、
表示光を反射させて、視認者の前方に位置する投影部材(20)に投影する反射部(130)と、
反射部を駆動して、表示光に対する反射角度を調整する駆動部(140)と、
表示器、反射部、および駆動部を収容する筐体(150)と、を備え、
画像を、投影部材の前方に虚像(30)として、視認者に視認させる車両用表示装置であって、
駆動部は、筐体に組付けされており、
駆動部、あるいは筐体は、反射部に対する駆動部の組付け位置が、複数の異なる車両ごとに、調整可能となる取付け部(141a、141c)を有していることを特徴としている。
第2の開示によれば、複数の異なる車両ごとに、反射部に対する駆動部の位置を調整して、筐体に組み付けることができる。よって、複数の異なる車両ごとに摺動部の必要ストローク範囲を適切に設定することができるので、原点出しの時間を短縮して、複数の異なる車両間での共通使用が可能となる。
第3の開示では、画像の表示光を出射する表示器(120)と、
表示光を反射させて、視認者の前方に位置する投影部材(20)に投影する反射部(130)と、
反射部を駆動して、表示光に対する反射角度を調整する駆動部(140)と、を備え、
画像を、投影部材の前方に虚像(30)として、視認者に視認させる車両用表示装置であって、
駆動部は、
モータ(142)によって反射部に対して摺動される摺動部(146)を有し、
複数の異なる車両ごとに必要とされる摺動部の必要ストロークが確保されるように、摺動部の最大ストロークが設定されており、
且つ、車両の起動時において、モータの原点位置を設定するために、摺動される摺動部が押し当てられる押し当て部(148)を有しており、
押し当て部は、最大ストロークの領域の両端部側にそれぞれ設けられたことを特徴としている。
第3の開示によれば、最大ストローク領域の両端部側にそれぞれ設けられた押し当て部のうち、複数の異なる車両ごとに、近い方の押し当て部を使用することで、異なる車両ごとに見合った原点位置を設けることができる。よって、原点出しの時間を短縮して、複数の異なる車両間での共通使用が可能となる。
尚、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
第1実施形態における車両用表示装置の全体構成を示す説明図である。 駆動部の構成を示す説明図である。 押し当て部を示す説明図である。 モータの作動速度を示すグラフである。 第2実施形態における駆動部の構成を示す説明図である。 第2実施形態の変形例における駆動部の構成を示す説明図である。 第2実施形態の変形例における押し当て部および、接触スイッチを示す説明図である。 第3実施形態における駆動部の構成を示す説明図である。 第4実施形態における駆動部の構成を示す説明図である。 第4実施形態の変形例における駆動部の構成を示す説明図である。 第5実施形態における駆動部、および筐体の構成を示す説明図である。 第6実施形態における駆動部の構成を示す説明図である。
以下に、図面を参照しながら本開示を実施するための複数の形態を説明する。各形態において先行する形態で説明した事項に対応する部分には同一の参照符号を付して重複する説明を省略する場合がある。各形態において構成の一部のみを説明している場合は、構成の他の部分については先行して説明した他の形態を適用することができる。各実施形態で具体的に組み合わせが可能であることを明示している部分同士の組み合わせばかりではなく、特に組み合わせに支障が生じなければ、明示していなくても実施形態同士を部分的に組み合せることも可能である。
(第1実施形態)
第1実施形態における車両用表示装置100を図1~図4に基づいて説明する。図1に示すように、車両用表示装置100は、車両としての自動車に搭載されたものであり、液晶ディスプレイ120から出射される表示情報を表す表示光を、車両のウインドシールド20の投射位置20aに入射させる。そして、車両用表示装置100は、ドライバ(視認者)と投射位置20aとを結ぶ線の車両前方延長線上に、表示情報の表示像30を結像させて、表示像30を虚像としてドライバに視認させるものとなっている。
この車両用表示装置100によって、ドライバは、表示像30と、車両の前景とを重畳して視認することができるようになっている。車両用表示装置100は、いわゆる、ヘッドアップディスプレイ装置(虚像表示装置)である。本開示の車両用表示装置100は、複数の異なる車両(例えば、A車両、B車両)に対して共通使用されるようになっている。以下、車両用表示装置100を、表示装置100と呼ぶことにする。
尚、ウインドシールド20は、本開示の投影部材に対応するものである。ウインドシールド20は、車両のフロント側に設けられており、例えば2枚のガラスとその中間に設けられる中間膜とから形成された合わせガラスが使用されている。ウインドシールド20は、車両上方から見た場合の左右方向、および車両側方から見た場合のウインドシールド20のラインに沿う方向にわずかな曲率を有しており、一般的な凹面鏡と同一の効果により、表示像30を拡大してより遠方に表示できるようになっている。
表示装置100は、図1に示すように、バックライト110、液晶ディスプレイ120、反射部130、駆動部140、筐体150、位置調整スイッチ160、および制御装置170等を備えている。
表示装置100の主たる構成要素となるバックライト110、液晶ディスプレイ120、反射部130、駆動部140、および制御装置170は、筐体150内に収容されて、ウインドシールド20の下端面から車室内後方、更には下方に延出されるインストルメントパネル10の内側に配設されている。また、位置調整スイッチ160は、ドライバの操作し易い位置、例えば、インストルメントパネル10のドライバに対向する面に設けられている。
尚、インストルメントパネル10の上面、および筐体150の上面には、反射部130からの表示光を通過させる開口部10a、開口部151aがそれぞれ設けられており、更に、開口部10aには透光性を有する防塵カバーが設けられている。以下、表示装置100の、各構成の詳細について説明する。
バックライト110は、通電されることで液晶ディスプレイ120に対して光を出射する発光素子であり、例えば、発光ダイオード(Light Emitting Diode=LED)が使用されている。バックライト110は、液晶ディスプレイ120に対する光軸に沿うように光を出射するようになっている。
液晶ディスプレイ120は、表示情報(画像)を表す表示光を出射する表示器であり、制御装置170の駆動回路によって駆動制御されるようになっている。液晶ディスプレイ120は、例えば、薄膜トランジスタ(Thin Film Transistor=TFT)が用いられたTFT液晶パネル、デュアルスキャンタイプのディスプレイ(Dual Scan Super Twisted Nematic=D-STN)、TN(Twisted Nematic)セグメント液晶等が使用される。
そして、液晶ディスプレイ120は、バックライト110から出射される光によって、表面に形成した表示情報を表示光として、バックライト110とは反対側となる反射部130に向けて出射するようになっている。液晶ディスプレイ120の表示光を出射する面は、例えば、垂直方向を向いており、また表示光の光軸が車両の前後方向を向くように(出射方向が車両の前方側を向くように)配置されている。
液晶ディスプレイ120によって形成される表示情報は、例えば、車両用ナビゲーションシステムにおける地図情報、地図上における自車の現在位置情報、あるいは目的地への案内情報等とすることができる。あるいは、表示情報としては、車両走行時における車両情報としての、車速、エンジン回転数、エンジン冷却水温、およびバッテリ電圧等の情報としても良い。
液晶ディスプレイ120は、上記のような複数種類の表示情報を1つずつ、あるいは、複数組み合わせて、液晶ディスプレイ120の表面に形成することができるようになっている。ドライバは表示切替えスイッチにより、表示情報をいずれにするか、選択できるようになっている。
反射部130は、液晶ディスプレイ120からの表示光を反射させて、筐体150の開口部151a、およびインストルメントパネル10の開口部10aを通して、ウインドシールド20の投射位置20aに投影する装置である。反射部130は、凹面鏡131、および軸部132等を有している。
凹面鏡131は、表面がへこむ側に湾曲形成された拡大用の鏡であり、例えば、車両の左右方向(図1の紙面に対して垂直方向)に細長となる四角形を成しており、四角形の長辺が車両左右方向を向くように配置されている。凹面鏡131は、液晶ディスプレイ120からの表示光による表示情報を拡大してウインドシールド20へ反射させるようになっている。
軸部132は、凹面鏡131の短辺の中央位置から長辺の方向(車両左右方向)に突出するように設けられた軸である。軸部132は、筐体150内に設けられた軸支持部に支持されている。
凹面鏡131の下端部は、後述する駆動部140のアーム147と接続されている。凹面鏡131は、アーム147が車両の前後方向(図2中の左右方向)に摺動することにより、軸部132を中心として、時計方向(正方向)、あるいは反時計方向(逆方向)に回転(回動)するようになっている。凹面鏡131の回転可能範囲は、例えば、20~30度程度となっている。
凹面鏡131が回転することによって、反射角度が調整されて、ウインドシールド20に投影される表示情報の高さ方向の位置が変更され、これに伴って表示像30の高さ方向の位置が変更されることになる。凹面鏡131が時計方向に回転されると、表示像30の位置は、ウインドシールド20の上側に移動される。また、凹面鏡131が反時計方向に回転されると、表示像30の位置は、ウインドシールド20の下側に移動される。
駆動部140は、反射部130を駆動して(回転させることで)、表示光に対する反射角度を調整する装置である。駆動部140は、本体部141、モータ142、支持部143、ねじ軸144、レール145、摺動部146、アーム147、および押し当て部148等を有している。
本体部141は、モータ142、支持部143、ねじ軸144、レール145、摺動部146、アーム147、および押し当て部148等が組付けされる板状の部材となっている。本体部141は、例えば、横長の四角形を成しており、四角形の長辺が車両の前後方向を向くように配置されている。本体部141の四隅には、筐体150への組付け用のねじ部が挿通される取付け孔141a(例えば、4箇所)が設けられている。また、本体部141の上端部側、および下端部側には、押し当て部148を保持(固定)するための保持部141bが設けられている。保持部141bは、例えば、四角形の長辺に沿って所定間隔で連続する凹部を有するように形成されている。
モータ142は、入力されるパルス電圧に同期して動作する同期電動機(ステップモータ)となっており、本体部141の長手方向の一端側に固定されている。モータ142の回転軸は、本体部141の長辺方向に沿うように配置されている。モータ142の出力軸側の端部は、本体部141の短辺方向に沿うように、端面142aとして形成されている。モータ142の回転作動は、制御装置170によって、制御されるようになっている。
支持部143は、本体部141の長手方向の他端側に固定されており、ねじ軸144、および2本のレール145の端部を支持するようになっている。
ねじ軸144は、断面円形の軸部材の全体に渡って、雄ねじが形成されたものであり、一端側がモータ142の回転軸に接続され、他端側が支持部143に回転可能に支持されている。
レール145は、例えば、断面円形の棒状部材であり、ねじ軸144に沿って、ねじ軸144を挟むように2本、設けられている。レール145の一端側は、モータ142の端面142aに固定され、レール145の他端側は、支持部143に固定されている。
摺動部146は、モータ142によって作動され、反射部130に対して摺動される部材となっている。摺動部146の中央部には、孔部が形成されており、この孔部の内周面には、ねじ軸144の雄ねじに螺合する雌ねじが形成されている。また、摺動部146は、2本のレール145に当接して、ねじ軸144の回転に伴って、摺動部146自体が回転することが阻止されるようになっている。よって、摺動部146は、モータ142が作動され、ねじ軸144が回転されると、2本のレール145に沿って摺動するようになっている。
摺動部146は、例えば、モータ142が正方向に回転すると、反射部130側に摺動し、逆に、モータ142が逆方向に回転すると、モータ142側に摺動するようになっている。
図2に示すように、摺動部146が摺動する領域は、複数の異なる車両ごとに必要とされる必要ストロークSA、SBが確保されるように、最大ストロークSMが設定されている。例えば、A車両における必要ストロークをSA、B車両における必要ストロークをSBとしたとき、最大ストロークSMは、必要ストロークSA、必要ストロークSBの両者を含む領域となっている。
アーム147は、摺動部146と凹面鏡131とを接続する棒状部材である。アーム147の一端側は、摺動部146に固定されており、また、アーム147の他端側は、凹面鏡131の、例えば、下端側に接続されている。凹面鏡131とアーム147は、リンク機構を成している。つまり、アーム147は、摺動部146と連動して摺動して、凹面鏡131を回転(回動)させるようになっている。
摺動部146(アーム147)が、凹面鏡131側に摺動するほど、凹面鏡131は、時計方向に回転して、凹面鏡131の傾きは小さくなる(垂直方向に立ち上がる)。逆に、摺動部146(アーム147)が、モータ142側に摺動するほど、凹面鏡131は、反時計方向に回転して、凹面鏡131の傾きは大きくなる(水平方向に寝る)。また、摺動部146(アーム147)の摺動範囲が小さいほど、凹面鏡131の傾きの変化量が小さくなり、逆に、摺動部146(アーム147)の摺動範囲が大きいほど、凹面鏡131の傾きの変化量が大きくなる。
押し当て部148は、車両の起動時にモータ142の原点位置を設定するために、摺動される摺動部146が押し当てられる部材である。押し当て部148は、板状の部材であり、図3に示すように、本体部141側の辺には、ねじ軸144、およびレール145との干渉をさけるために凹部148aが設けられている。押し当て部148は、複数の異なる車両のうち、本表示装置100が適用される車両に応じた位置に、保持部141bに固定される。押し当て部148は、希望する保持部141bの凹部の位置に挿入されることで、本体部141に対して位置設定されて、固定されるようになっている。
例えば、表示装置100が搭載される車両が、車両Aの場合であると、押し当て部148は、図2の実線で示したように、必要ストロークSAの領域の一方の端部側に対応するように固定される。また、表示装置100が搭載される車両が、車両Bの場合であると、押し当て部148は、図2の二点鎖線で示したように、必要ストロークSBの領域の一方の端部側に対応するように固定される。
尚、押し当て部148は、保持部141bの凹部に挿入されるものに代えて、ビス、ピン、あるいは嵌合爪などで装着されるものとしてもよい。
筐体150は、バックライト110、液晶ディスプレイ120、反射部130、駆動部140、および制御装置170等を収容する容器部材である。筐体150の上面には、上記で説明したように、インストルメントパネル10の開口部10aに対応するように開口部151aが設けられている。
位置調整スイッチ160は、ドライバが入力操作することでウインドシールド20における表示像30の位置を、ドライバの好みに応じて、上側、あるいは下側に調整するための要求信号を生成する入力部となっている。位置調整スイッチ160は、例えばドライバに対向する四角形のスイッチ面を有しており、このスイッチ面の上側を押込むことで、表示像30の位置を上側に変更する要求信号が生成され、また、スイッチ面の下側を押込むことで、表示像30の位置を下側に変更する要求信号が生成されるようになっている。そして、生成された要求信号は、制御装置170に出力されるようになっている。
制御装置170は、液晶ディスプレイ120の表示情報を制御すると共に、位置調整スイッチ160からの要求信号、あるいはイグニッションスイッチのオンオフ信号に応じてモータ142の作動を制御する制御手段となっている(詳細後述)。
表示装置100は、上記のように構成されており、以下、制御装置170による、表示装置100の作動について説明する。
制御装置170は、車両のイグニッションスイッチがオフされると、モータ142を作動させることで、反射部130の回転位置(反射角度)を、通常使用するドライバ設定位置から、筐体150内への太陽光の入射に伴う反射を抑制するためのリセットポジションに変更させるようになっている。
そして、制御装置170は、イグニッションスイッチがオンされると、モータ142を作動させることで、反射部130の回転位置をリセットポジションから、一旦、原点位置へ移動させる原点出し制御を行った後に(詳細後述)、先回の運転時にドライバによって設定されていたドライバ設定位置に戻す。そして、制御装置170は、表示切替えスイッチによるドライバの指示に基づいて表示すべき表示情報を決定すると共に、駆動回路を介して液晶ディスプレイ120に表示情報を形成させる。
すると、図1に示すように、液晶ディスプレイ120は、バックライト110から出射される光によって、表示情報を表示光として反射部130(凹面鏡131)に出射させる。反射部130は、液晶ディスプレイ120から出射された表示光を、開口部151a、10a(防塵カバー)を通して、ウインドシールド20の投射位置20aに反射させる。投射位置20aに反射された表示光(表示情報)は、ドライバと投射位置20aとを結ぶ線の車両前方延長線上(ドライバの視野前方)に表示像30(虚像)として表示(結像)されて、ドライバに視認されることになる。
そして、ドライバによって位置調整スイッチ160が操作されて、表示像30の位置を変更するための要求信号が生成されると、制御装置170は、モータ142を作動させて、駆動部140(アーム147)によって、反射部130を要求方向に回転させてドライバ設定位置に調整する。
具体的には、要求信号が上側の要求であると、モータ142は、正方向に回転されて、摺動部146、およびアーム147が反射部130側に移動する。すると、図1中、反射部130の上端側がドライバに近づく方向に回転され、表示像30はウインドシールド20において上側に移動される。逆に、要求信号が下側の要求であると、モータ142は、逆方向に回転されて、摺動部146、およびアーム147がモータ142側に移動する。すると、図1中、反射部130の上端側がドライバから離れる方向に回転され、表示像30はウインドシールド20において下側に移動される。
次に、上記のようにイグニッションスイッチがオンされたときの、制御装置170によるモータ142の原点出し制御について説明する。原点出し制御は、反射部130をリセットポジションから原点位置に、つまり、駆動部140の摺動部146を押し当て部148に強制停止させる際の制御である。
例えば、表示装置100がA車両で使用されるものとすると、押し当て部148は、必要ストロークSAの端部側に対応するように、図2中の実線で示した位置に予め設定されている。そして、制御装置170は、摺動部146が、押し当て部148(実線)に押し当てられて停止した位置を原点位置として設定し、その後にドライバの要求に基づくドライバ設定位置の制御を行う。
また、例えば、表示装置100がB車両で使用されるものとすると、押し当て部148は、必要ストロークSBの端部側に対応するように、図2中の二点鎖線で示した位置に予め設定されている。制御装置170は、摺動部146が、押し当て部148(二点鎖線)に押し当てられて停止した位置を原点位置として設定し、その後にドライバの要求に基づくドライバ設定位置の制御を行う。
尚、制御装置170は、上記のように、摺動部146が押し当て部148に押し当てられて停止した位置を原点位置として認識することを説明した。これに代えて、制御装置170は、摺動部146が押し当て部148に押し当てられた際に、モータ142の作動電流が変化(増加)した位置を原点位置として認識する、あるいは、摺動部146が押し当て部148に押し当てられた際の音を検知して、原点位置として認識するようにしてもよい。
また、図4に示すように、起動時の原点出し制御におけるモータ142の速度は、通常の反射部130の回転位置を調整する際のモータ142の速度よりも、大きく設定することが望ましい。
原点位置の認識にあたって、本実施形態のような押し当て部148の設定がない場合であると、図2において、例えば、モータ142の端面142aが原点位置として使用される。B車の場合であると、通常の使用領域(必要ストロークSB)に対して、原点位置までの距離は、妥当な位置となるが、A車の場合であると、通常の使用領域(必要ストロークSA)に対して、原点位置までの距離がB車の場合に比べて、非常に大きくなってしまう。ゆえに、A車の場合であると、原点出しの時間が長くなってしまう。
しかしながら、本実施形態によれば、複数の異なる車両ごとに必要とされる必要ストロークSA、SBの範囲の端部領域に、押し当て部148を位置調整して設定することで、複数の異なる車両ごとに見合った摺動部146の原点位置を設けることができる。よって、原点出しの時間を短縮して、複数の異なる車両間での共通使用が可能となる。
(第2実施形態)
第2実施形態の表示装置100における駆動部140Aを、図5に示す。第2実施形態の駆動部140Aは、上記第1実施形態の駆動部140に対して、接触スイッチ149を追加したものである。
接触スイッチ149は、押し当て部148において、摺動部146側となる面に設けられている。制御装置170は、摺動部146が摺動して、接触スイッチ149に押し当てられた際の押圧力を検知して、摺動部146が押し当て部148に接触したことを検知するようになっている。
これにより、接触スイッチ149によって、押し当て部148に押し当てられた摺動部146の原点位置を確実に把握することができる。
(第2実施形態の変形例)
第2実施形態の変形例における駆動部140B、および押し当て部148を、図6、図7に示す。第2実施形態の変形例は、上記第2実施形態に対して、押し当て部148の設定位置、および形状を変更したものである。
図6に示すように、押し当て部148は、それぞれ搭載される車用に応じて、各必要ストロークSA、SBの領域に対して、反射部130側の端部に設けられている。
また、押し当て部148は、図7に示すように、上下、左右に対称形状となるように形成されている(リバーシブル形状)。つまり、上記第1実施形態(図3)に対して、本実施形態では、凹部148aは、押し当て部148の両方の長辺部(図7中の左右の辺部)に設けられている。そして、上記第2実施形態と同様に、押し当て部148の一方の面(モータ142側の面)の中央領域に接触スイッチ149が設けられている。
これにより、図5で説明した場合と、図6で説明した場合とで、押し当て部148の方向性(裏表)を気にすることなく(リバーシブルにして)、押し当て部148を駆動部140Bに設定する(組み付ける)ことができる。
(第3実施形態)
第3実施形態の表示装置100における駆動部140Cを、図8に示す。第3実施形態の駆動部140Cは、押し当て部148の設定数、および設定位置を変更したものである。
押し当て部148は、複数の異なる車両のそれぞれの必要ストロークSA、SBの領域に応じて、それぞれ2つ設けられている。例えば、各車両用の必要ストロークSA、SBの領域の両端部側にそれぞれ、押し当て部148(2つ)が設けられている。2つの押し当て部148は、摺動部146の前進側の端部位置、および後進側の端部位置に設けられている。
これにより、2つの押し当て部148のうち、原点位置に対して、より近い方の押し当て部148を活用して、原点出しを行うことができ、更に、原点出しの時間を短縮することができる。
(第4実施形態)
第4実施形態の表示装置100における駆動部140Dを、図9に示す。第4実施形態の駆動部140Dは、反射部130に対する駆動部140の組付け位置が、複数の異なる車両ごとに、調整可能となる取付け部を有している。
本実施形態では、上記第1~第3実施形態で説明した押し当て部148は使用されていない。原点出し制御のための原点位置としては、例えば、モータ142の端面142aが使用される。
駆動部140Dは、異なる複数の車両に対して、摺動部146の摺動方向(前後方向)の寸法が、1つの車両において、設定される必要ストロークSA(あるいは必要ストロークSB)を満たすものとして設定されている。つまり、駆動部140Dの摺動方向の寸法は、上記第1実施形態のものよりも小さく設定されている。
そして、本体部141には、取付け部として、複数の異なる車両ごとに対応した複数組みの取付け孔141a、141c(A車両用の取付け孔141aと、B車両用の取付け孔141c)が設けられている。取付け孔141cは、取付け孔141aに対して、各車両での必要ストロークSA、SBの領域のずれ分だけが、摺動方向にずれた位置に設けられている。
例えば、図9(a)に示すように、A車両用として、筐体150に駆動部140Dを組み付ける際に、取付け孔141aが使用される。また、図9(b)に示すように、B車両用として、筐体150に駆動部140Dを組み付ける際に、取付け孔141cが使用される。よって、A車両用では、駆動部140Dは、反射部130に近い側に組付けされ、B車両用では、駆動部140Dは、反射部130から離れた側に組付けされる。
尚、上記では、複数組みの取付け部として、2組みの取付け孔141a、141cとして説明したが、適用する車両の種類に応じて、2組みに限らず、3組み以上の設定としてもよい。
これにより、複数の異なる車両ごとに、反射部130に対する駆動部140Dの位置を調整して、筐体150に組み付けることができる。よって、複数の異なる車両ごとに摺動部146の必要ストローク範囲を適切に設定することができるので、原点出しの時間を短縮して、複数の異なる車両間での共通使用が可能となる。
(第4実施形態の変形例)
第4実施形態の変形例における駆動部140Eを図10に示す。第4実施形態の変形例における駆動部140Eは、上記の第4実施形態に対して、本体部141における取付け孔141a、141cを、長孔141dに変更したものである。長孔141dの長手方向寸法は、取付け孔141a、141cのずれ分を含む孔となっている。
これにより、複数の異なる車両ごとに、反射部130に対する駆動部140Eの位置を調整して、筐体150に組み付けることができるので、上記第4実施形態と同様の効果を得ることができる。
(第5実施形態)
第5実施形態の表示装置100における駆動部140Fを図11に示す。第5実施形態の駆動部140Fは、取付け部として、筐体150に、複数組みの取付け孔151b、151cを設けたものである。尚、駆動部140Fの本体部141には、一組の取付け孔141aが設けられている。
例えば、A車両用として、筐体150に駆動部140Fを組み付ける際に、取付け孔151bが使用される。また、B車両用として、筐体150に駆動部140Fを組み付ける際に、取付け孔151cが使用される。よって、A車両用では、駆動部140Fは、反射部130に近い側に組付けされ、B車両用では、駆動部140Fは、反射部130から離れた側に組付けされる。
尚、上記では、複数組みの取付け部として、2組みの取付け孔151b、151cとして説明したが、適用する車両の種類に応じて、2組みに限らず、3組み以上の設定としてもよい。
これにより、上記第4実施形態と同様に、複数の異なる車両ごとに、反射部130に対する駆動部140の位置を調整して、筐体150に組み付けることができる。よって、複数の異なる車両ごとに摺動部146の必要ストローク範囲を適切に設定することができるので、原点出しの時間を短縮して、複数の異なる車両間での共通使用が可能となる。
(第6実施形態)
第6実施形態の表示装置100における駆動部140Gを図12に示す。第6実施形態の駆動部140Gは、上記第1実施形態の駆動部140に対して、押し当て部148を、最大ストロークSMの領域の両端部側にそれぞれ設けたものである。
1つの押し当て部148は、摺動部146の最大ストロークSMの領域において、反射部130側となる端部に設けられている。もう1つの押し当て部148は、摺動部146の最大ストロークSMの領域において、モータ142側となる端部に設けられている。
A車両においては、原点出し制御において、反射部130側の押し当て部148が使用され、また、B車両においては、原点出し制御において、モータ142側の押し当て部148が使用される。
これにより、最大ストロークSM領域の両端部側にそれぞれ設けられた押し当て部148のうち、複数の異なる車両ごとに、近い方の押し当て部148を使用することで、異なる車両ごとに見合った原点位置を設けることができる。よって、原点出しの時間を短縮して、複数の異なる車両間での共通使用が可能となる。
(その他の実施形態)
この明細書および図面等における開示は、例示された実施形態に制限されない。開示は、例示された実施形態と、それらに基づく当業者による変形態様を包含する。例えば、開示は、実施形態において示された部品および/または要素の組み合わせに限定されない。開示は、多様な組み合わせによって実施可能である。開示は、実施形態に追加可能な追加的な部分をもつことができる。開示は、実施形態の部品および/または要素が省略されたものを包含する。開示は、ひとつの実施形態と他の実施形態との間における部品および/または要素の置き換え、または組み合わせを包含する。開示される技術的範囲は、実施形態の記載に限定されない。開示されるいくつかの技術的範囲は、請求の範囲の記載によって示され、更に請求の範囲の記載と均等の意味および範囲内での全ての変更を含むものと解されるべきである。
上記各実施形態では、液晶ディスプレイ120から出射される表示光の投影部材として、車両のウインドシールド20としたが、これに限らず、表示装置100に専用に設けられるコンバイナ等としてもよい。
また、液晶ディスプレイ120からの表示光を反射部130によって反射させるものとしたが、液晶ディスプレイ120からの表示光を例えば平面鏡で一旦反射させた後に、反射部130に出射させるようにしてもよい。
また、液晶ディスプレイ(表示器)120は、TFT液晶パネル、デュアルスキャンタイプのディスプレイ、TNセグメント液晶等が使用されるものとして説明したが、これに限定されることなく、エレクトロルミネセンス等の自発光式の表示器としても良い。更に、レーザをスキャンするレーザプロジェクターとしてもよい。
また、反射部130の回転位置を、リセットポジションから原点出し制御によって原点位置に移動し、更に原点位置から前回のドライバ設定位置に戻すものとして説明した。しかしながら、これに限定されることなく、原点出し制御によって所定の回転位置から原点位置に移動させるのみのものに適用するようにしてもよい。
また、反射部130の回転位置について原点出し制御を行う際に、イグニッションスイッチがオンされたときに実行されるものとしたが、これに代えて、イグニッションスイッチオフ後にドアロックされて、そのドアロックが解錠されたときに実行されるものとしてもよい。これによれば、ドアロック解除からイグニッションスイッチオンまでの時間を活用して、原点出し制御、更にはドライバ設定位置への移動制御を実行することができる。よって、イグニッションスイッチオンの後に、ドライバは速やかに表示像30を視認することができるようになる。
20 ウインドシールド(投影部材)
30 表示像(虚像)
100 車両用表示装置
120 液晶ディスプレイ(表示器)
130 反射部
140、140A~140G 駆動部
141a、141c 取付け孔(取付け部)
142 モータ
146 摺動部
148 押し当て部
149 接触スイッチ
150 筐体
151b、151c 取付け孔(取付け部)

Claims (10)

  1. 画像の表示光を出射する表示器(120)と、
    前記表示光を反射させて、視認者の前方に位置する投影部材(20)に投影する反射部(130)と、
    前記反射部を駆動して、前記表示光に対する反射角度を調整する駆動部(140)と、を備え、
    前記画像を、前記投影部材の前方に虚像(30)として、前記視認者に視認させる車両用表示装置であって、
    前記駆動部は、
    モータ(142)によって前記反射部に対して摺動される摺動部(146)を有し、
    複数の異なる車両ごとに必要とされる前記摺動部の必要ストロークが確保されるように、前記摺動部の最大ストロークが設定されており、
    且つ、前記車両の起動時において、前記モータの原点位置を設定するために、摺動される前記摺動部が押し当てられる押し当て部(148)を有しており、
    前記押し当て部は、複数の異なる前記車両ごとに、設定位置が調整可能に設けられた車両用表示装置。
  2. 前記押し当て部に、前記摺動部の接触を検知する接触スイッチ(149)が設けられた請求項1に記載の車両用表示装置。
  3. 前記押し当て部は、上下、左右に対称形状となるように形成された請求項2に記載の車両用表示装置。
  4. 前記押し当て部は、複数の異なる前記車両ごとに、前記必要ストロークの領域に対応するように、2つ設けられた請求項1~請求項3のいずれか1つに記載の車両用表示装置。
  5. 2つの前記押し当て部は、前記摺動部の前進側、および後進側に設けられた請求項4に記載の車両用表示装置。
  6. 画像の表示光を出射する表示器(120)と、
    前記表示光を反射させて、視認者の前方に位置する投影部材(20)に投影する反射部(130)と、
    前記反射部を駆動して、前記表示光に対する反射角度を調整する駆動部(140)と、
    前記表示器、前記反射部、および前記駆動部を収容する筐体(150)と、を備え、
    前記画像を、前記投影部材の前方に虚像(30)として、前記視認者に視認させる車両用表示装置であって、
    前記駆動部は、前記筐体に組付けされており、
    前記駆動部、あるいは前記筐体は、前記反射部に対する前記駆動部の組付け位置が、複数の異なる車両ごとに、調整可能となる取付け部(141a、141c)を有している車両用表示装置。
  7. 前記取付け部として、前記駆動部の取付け孔が、複数組み、設けられた請求項6に記載の車両用表示装置。
  8. 前記取付け部として、前記駆動部の取付け孔が、長孔として設けられた請求項6に記載の車両用表示装置。
  9. 前記取付け部として、前記筐体に、前記駆動部を取付けるための複数組みの取付け孔が設けられた請求項6に記載の車両用表示装置。
  10. 画像の表示光を出射する表示器(120)と、
    前記表示光を反射させて、視認者の前方に位置する投影部材(20)に投影する反射部(130)と、
    前記反射部を駆動して、前記表示光に対する反射角度を調整する駆動部(140)と、を備え、
    前記画像を、前記投影部材の前方に虚像(30)として、前記視認者に視認させる車両用表示装置であって、
    前記駆動部は、
    モータ(142)によって前記反射部に対して摺動される摺動部(146)を有し、
    複数の異なる車両ごとに必要とされる前記摺動部の必要ストロークが確保されるように、前記摺動部の最大ストロークが設定されており、
    且つ、前記車両の起動時において、前記モータの原点位置を設定するために、摺動される前記摺動部が押し当てられる押し当て部(148)を有しており、
    前記押し当て部は、前記最大ストロークの領域の両端部側にそれぞれ設けられた車両用表示装置。
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