JP2022124122A - 噴射ノズルおよびこれを備えた気体溶解装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な構造で効率良く気体を液体に溶解させることが可能な噴射ノズルおよびこれを備えた気体溶解装置の提供。【解決手段】液面Lの上に設けられ、下向きの噴射口11Aを備え、噴射口11Aから気液混合体を噴射する第1ノズル11と、第1ノズル11の噴射口11Aの真下の液面Lの下に支持される椀状の第1衝突部材13であり、第1ノズル11の噴射口11Aから噴射される気液混合体を衝突させる第1衝突部材13と、第1ノズル11の噴射口11Aの下方の周囲に高さを変えて液面Lの上に支持される複数の第2衝突部材14A,14Bであり、第1ノズル11の噴射口11Aから噴射される気液混合体を衝突させる複数の第2衝突部材14A,14Bと、液面Lの上に設けられ、第1ノズル11の噴射口11Aの周方向に沿うように複数の第2衝突部材14A,14Bよりも外側の液面に向かって斜め下向きに気液混合体を噴射する第2ノズル12とを含む。【選択図】図2

Description

本発明は、空気、酸素やオゾンなどの気体を液体に溶解させるための噴射ノズルおよびこれを備えた気体溶解装置に関する。
空気などの気体を液体に溶解させる装置として、例えば、特許文献1に記載の気液混合装置が知られている。この気液混合装置は、加圧タンク内に空間を形成し、この空間内にシャワー状に液体を噴出させることによって、従来のエジェクタなどの気液攪拌装置を一切必要とすることなく、かつ噴出された液体を、加圧タンクの液面に到達するまでの間に液面上に形成された気体に接触させて、液体内に酸素などの気体を効率良く溶解させるものである。
特開平10-165792号公報
ところが、上記特許文献1に記載の気液混合装置では、液体と気体との接触が、液面上に形成された空間内にシャワー状に噴出された液体が加圧タンクの液面に到達するまでの間に行われるだけであるため、気体の溶解量が十分ではない。
そこで、本発明においては、簡単な構造で効率良く気体を液体に溶解させることが可能な噴射ノズルおよびこれを備えた気体溶解装置を提供することを目的とする。
本発明の噴射ノズルは、円筒状のタンクであり、液面の上に空間が形成されるタンク内の上部に設けられる噴射ノズルであって、液面の上に設けられる第1ノズルであり、下向きの噴射口を備え、噴射口から気液混合体を噴射する第1ノズルと、第1ノズルの噴射口の真下の液面の下に支持される椀状の第1衝突部材であり、第1ノズルの噴射口から噴射される気液混合体を衝突させる第1衝突部材と、第1ノズルの噴射口の下方の周囲に高さを変えて液面の上に支持される複数の第2衝突部材であり、第1ノズルの噴射口から噴射される気液混合体を衝突させる複数の第2衝突部材と、液面の上に設けられる第2ノズルであり、第1ノズルの噴射口の周方向に沿うように複数の第2衝突部材よりも外側の液面に向かって斜め下向きに気液混合体を噴射する第2ノズルとを含むものである。
本発明の噴射ノズルによれば、第1ノズルから噴射された気液混合体が第1ノズルの噴射口の真下の液面に衝突するとともにその下に支持される椀状の第1衝突部材に衝突して反射されることにより激しく攪拌され、液面上の空間内の気体を微細化しながら取り込むとともに、第1ノズルから噴射された気液混合体が第1ノズルの噴射口の下方の周囲に高さを変えて支持される複数の第2衝突部材に衝突して反射されることにより激しく攪拌され、液面上の空間内の気体を微細化しながら取り込むようになり、気体の溶解量が増える。さらに、本発明の噴射ノズルでは、第2ノズルから第1ノズルの噴射口の周方向に沿うように複数の第2衝突部材よりも外側の液面に向かって斜め下向きに気液混合体が噴射され、液面上の気体を取り込みながらタンク内の気体溶解液に衝突し、タンク内の気体溶解液に渦流を発生させて攪拌するので、さらに気体の溶解量が増える。
本発明の気体溶解装置は、円筒状のタンクであり、液面上に空間が形成されるタンクと、タンク内の上部に設けられた上記噴射ノズルとを含むものである。本発明の気体溶解装置によれば、効率良く気体を液体に溶解させた気体溶解液を得ることができる。
円筒状のタンクであり、液面の上に空間が形成されるタンク内の上部に設けられる噴射ノズルであって、液面の上に設けられる第1ノズルであり、下向きの噴射口を備え、噴射口から気液混合体を噴射する第1ノズルと、第1ノズルの噴射口の真下の液面の下に支持される椀状の第1衝突部材であり、第1ノズルの噴射口から噴射される気液混合体を衝突させる第1衝突部材と、第1ノズルの噴射口の下方の周囲に高さを変えて液面の上に支持される複数の第2衝突部材であり、第1ノズルの噴射口から噴射される気液混合体を衝突させる複数の第2衝突部材と、液面の上に設けられる第2ノズルであり、第1ノズルの噴射口の周方向に沿うように複数の第2衝突部材よりも外側の前記液面に向かって斜め下向きに気液混合体を噴射する第2ノズルとを含む噴射ノズルによれば、効率良く気体を液体に溶解させた気体溶解液を得ることができる。
本発明の実施の形態における気体溶解装置の概略構成図である。 図1の気体溶解装置のタンクの内部構造を示す図である。 図2のIII-III線断面図である。
図1は本発明の実施の形態における気体溶解装置の概略構成図、図2は図1の気体溶解装置のタンクの内部構造を示す図、図3は図2のIII-III線断面図である。
図1に示すように、本発明の実施の形態における気体溶解装置1は、円筒状のタンク2と、下水などの液体を吸引するポンプ3と、ポンプ3により吸引した液体をタンク2へ供給する配管4と、配管4の途中に設けられたエジェクタ5とを有する。エジェクタ5は、ポンプ3により吸引した液体に、オゾンガスなどの気体を混合して気液混合体とするものである。
タンク2内の上部には、図2に示す噴射ノズル10が設けられる。噴射ノズル10は、配管4により供給される気液混合体を噴射する第1ノズル11と、第1ノズル11から分岐した第2ノズル12と、第1ノズル11の真下に支持された椀状の第1衝突部材13と、第1ノズル11の下方の周囲に高さを変えて支持される複数の第2衝突部材14A,14Bとを備える。
第1ノズル11は液面Lの上に設けられる。第1ノズル11は下向きの噴射口11Aを備える。第1衝突部材13は、スチール板などにより形成された椀状(略半球状)の凹部である。第1衝突部材13は、第1ノズル11の噴射口11Aの真下の液面Lの下に支持される。図示例においては、第1衝突部材13はタンク2内側面に橋渡して設けられた支持棒13Aにより、タンク3内に支持されている。
複数の第2衝突部材14A,14Bは液面Lの上に設けられる。複数の第2衝突部材14A,14Bは、第1ノズル11の噴射口11Aの下方の周囲に高さを変えて支持される。第2衝突部材14A,14Bは、スチール板などにより形成された矩形状の邪魔板である。図示例においては、2つの第2衝突部材14Aが噴射口11Aの中心周りに180°の間隔で設けられている。また、2つの第2衝突部材14Bは、第2衝突部材14Aとは異なる高さで噴射口11Aの中心周りに180°の間隔かつ第2衝突部材14Aとは噴射口11Aの中心周りに90°の間隔で設けられている(図3参照。)。
第2衝突部材14A,14Bは、それぞれ第1ノズル11にフレーム15A,15Bにより支持されている。フレーム15A,15Bは丸鋼などにより形成されている。なお、第2衝突部材14A,14Bの数は適宜増減することが可能であり、間隔および高さについても適宜変更することが可能である。
第2ノズル12は、第1ノズル11の噴射口11Aの周方向に沿うように複数の第2衝突部材14A,14Bよりも外側の液面Lに向かって斜め下向きに気液混合体を噴射するものである。
なお、タンク2内には第1ノズル11より気液混合体が噴射されるため、液面L上には空間が形成される。タンク2には、液面計16が備えられている。また、タンク2の下部には気体溶解液を排出するバルブ17が備えられている。
上記構成の気体溶解装置1において、ポンプ3により下水などの液体を吸引し、エジェクタ5によりオゾンガスの気体を混合した気液混合体が、円筒状のタンク2内に第1ノズル11から噴射される。この第1ノズル11から噴射された気液混合体は第1ノズル11の噴射口11Aの真下の液面Lに衝突するとともにその下に支持される椀状の第1衝突部材13に衝突して反射されることにより激しく攪拌され、液面L上の空間内の気体を微細化しながら取り込む。また、第1ノズル11の噴射口11Aから噴射された気液混合体は、第1ノズル11の噴射口11Aの下方の周囲に高さを変えて支持される複数の第2衝突部材14A,14Bに衝突して反射されることにより激しく攪拌され、液面L上の空間の気体を微細化しながら取り込む。
すなわち、この気体溶解装置1では、第1ノズル11から噴射され、液面Lに衝突するとともにその下部の椀状の第1衝突部材13に衝突して反射された気液混合体により液面L上の空間内の気体を微細化して取り込むとともに、第1ノズル11から噴射され、複数の第2衝突部材14A,14Bに衝突して反射されることにより激しく攪拌されることにより、第1ノズル11から噴射された気液混合体は、液面L上の空間内の気体を微細化しながら取り込むようになり、気体の溶解量が増える。
さらに、この気体溶解装置1では、第2ノズル12から第1ノズル11の噴射口11Aの周方向に沿うように複数の第2衝突部材14A,14Bよりも外側の液面に向かって斜め下向きに気液混合体が噴射され、液面L上の気体を取り込みながらタンク2内の気体溶解液Wに衝突し、タンク2内の気体溶解液Wに渦流を発生させて攪拌するので、さらに気体の溶解量が増える。
以上のように、本実施形態における気液溶解装置1によれば、第1ノズル11の噴射口11Aから噴射された気液混合体を第1衝突部材13および複数の第2衝突部材14A,14Bに上下に激しく不規則な運動をさせて衝突させることで、効率良く気体を液体に溶解させた気体溶解液Wを得ることができ、98%の溶解効率を実現できる。
本発明の噴射ノズルおよび気体溶解装置は、空気、酸素やオゾンなどの気体を液体に溶解させるための噴射ノズルおよび気体溶解装置として有用である。
1 気体溶解装置
2 タンク
3 ポンプ
4 配管
5 エジェクタ
10 噴射ノズル
11 第1ノズル
11A 噴射口
12 第2ノズル
13 第1衝突部材
13A 支持棒
14A,14B 第2衝突部材
15A,15B フレーム
16 液面計
17 バルブ
L 液面
W 気体溶解液

Claims (4)

  1. 円筒状のタンクであり、液面の上に空間が形成されるタンク内の上部に設けられる噴射ノズルであって、
    前記液面の上に設けられる第1ノズルであり、下向きの噴射口を備え、前記噴射口から気液混合体を噴射する第1ノズルと、
    前記第1ノズルの噴射口の真下の前記液面の下に支持される椀状の第1衝突部材であり、前記第1ノズルの噴射口から噴射される気液混合体を衝突させる第1衝突部材と、
    前記第1ノズルの噴射口の下方の周囲に高さを変えて前記液面の上に支持される複数の第2衝突部材であり、前記第1ノズルの噴射口から噴射される気液混合体を衝突させる複数の第2衝突部材と、
    前記液面の上に設けられる第2ノズルであり、前記第1ノズルの噴射口の周方向に沿うように前記複数の第2衝突部材よりも外側の前記液面に向かって斜め下向きに前記気液混合体を噴射する第2ノズルと
    を含む噴射ノズル。
  2. 前記複数の第2衝突部材を前記第1ノズルに支持するフレームを備えた請求項1記載の噴射ノズル。
  3. 円筒状のタンクであり、液面上に空間が形成されるタンクと、
    前記タンク内の上部に設けられた請求項1または2に記載の噴射ノズルと
    を含む気体溶解装置。
  4. 液体に気体を混合して前記気液混合体とするエジェクタを含む請求項3記載の気体溶解装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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