JP2022123780A - 車両用検温装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】車両において、ある乗員の体温異常を他の乗員に悟られることなく乗務員に通知する。【解決手段】車両用検温装置は、車両内に設置されたセンサが測定した乗員に係る温度データの提供を指示し、指示により提供された温度データを前記乗員の体温として取得し、取得された体温に異常がある場合に、前記車両の乗務員に対して所定の通知を行う。【選択図】図5
Description
本発明は、車両の乗員の体温の取得及び車両の乗務員に対して通知を行う車両用検温装置に関する。
特許文献1には、車両乗員の体格が変化しても、乗員の所望の部位の温度を安定して検出できるようにする車両用温度検出装置が開示されている。
特許文献1の車両用温度検出装置は、乗員の体温を精度良く測定できるものの、測定結果を運転者等の乗務員に通知する仕組みはない。
本発明は、車両において、ある乗員の体温異常を他の乗員に悟られることなく乗務員に通知可能な車両用検温装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載の車両用検温装置は、車両内に設置されたセンサが測定した乗員に係る温度データの提供を指示する指示部と、前記指示部の指示により提供された温度データを前記乗員の体温として取得する取得部と、前記取得部により取得された体温に異常がある場合に、前記車両の乗務員に対して所定の通知を行う通知部と、を備えている。
請求項1に記載の車両用検温装置は、指示部が車両内に設置されたセンサが測定した乗員に係る温度データの提供を指示し、取得部が温度データを乗員の体温として取得する。そして、取得部により取得された体温に異常がある場合に、通知部が車両の乗務員に対して乗員の体温が高温である旨の通知を行う。当該車両用検温装置によれば、車両において、ある乗員の体温異常を他の乗員に悟られることなく乗務員に通知することができる。
本発明によれば、車両において、ある乗員の体温異常を他の乗員に悟られることなく乗務員に通知することができる。
本発明の車両用検温装置を含む車両用検温システムについて説明する。
[第1の実施形態]
図1に示されるように、本実施形態の車両用検温システム10は、車両12と、温度センサ24と、通信可能な端末である複数のスマートフォン30と、を含んで構成されている。車両12には出力装置としての車載器20が搭載されている。スマートフォン30は、車両12に乗車する乗員P(図2参照)が所持する車両用検温装置となるスマートフォン30Aと、車両12の乗務員である運転者D(図2参照)が所持するスマートフォン30Bと、を有している。
図1に示されるように、本実施形態の車両用検温システム10は、車両12と、温度センサ24と、通信可能な端末である複数のスマートフォン30と、を含んで構成されている。車両12には出力装置としての車載器20が搭載されている。スマートフォン30は、車両12に乗車する乗員P(図2参照)が所持する車両用検温装置となるスマートフォン30Aと、車両12の乗務員である運転者D(図2参照)が所持するスマートフォン30Bと、を有している。
車載器20と各スマートフォン30とは、ネットワークNを通じて相互に接続されている。
なお、本実施形態では、車両12として、旅客輸送を目的としたバスを適用している。しかし、車両12として、タクシー、鉄道、又は飛行機等の車両を適用してもよい。また、本実施形態では、温度センサ24として、サーモグラフィ、又はカメラが搭載された赤外温度センサ等の温度センサを適用している。
また、本実施形態では、乗員Pが所持する端末として、スマートフォンを適用しているが、これに限らず、車両12の座席の後部に搭載された広告端末としてのタブレット端末、又は検温用の専用装置等の装置を適用してもよい。また、本実施形態では、運転者Dが所持する端末として、スマートフォンを適用しているが、これに限らず、タブレット端末又は携帯電話等を適用してもよい。なお、本実施形態では、乗務員として車両12の運転者Dを例示するが、これに限らず、車両12の車掌等であってもよい。これらの構成により、乗員P及び運転者Dが所持するスマートフォン30を利用して乗員Pの体温異常を管理することができる。
(車両)
図2に示されるように、本実施形態に係る車両12は、温度センサ24を座席毎に含んで構成されている。温度センサ24は、座席のヘッドレストに設置され、当該座席の後ろに座っている乗員Pの検温を実行する。なお、温度センサ24が車両12の座席の肘掛け等に設置され、当該座席に座っている乗員Pの検温を実行する形態を適用してもよい。また、温度センサ24は、座席毎ではなく、車両12の天井や乗車口等に1つ又は複数設置されていてもよい。
図2に示されるように、本実施形態に係る車両12は、温度センサ24を座席毎に含んで構成されている。温度センサ24は、座席のヘッドレストに設置され、当該座席の後ろに座っている乗員Pの検温を実行する。なお、温度センサ24が車両12の座席の肘掛け等に設置され、当該座席に座っている乗員Pの検温を実行する形態を適用してもよい。また、温度センサ24は、座席毎ではなく、車両12の天井や乗車口等に1つ又は複数設置されていてもよい。
(スマートフォン)
図3に示されるように、スマートフォン30は、CPU(Central Processing Unit)31、ROM(Read Only Memory)32、RAM(Random Access Memory)33、通信I/F(Inter Face)34、入力部35、表示部36、及びGPS装置37を含んで構成されている。これらの構成は、内部バス38を介して相互に通信可能に接続されている。なお、スマートフォン30は、ROM32に加えて、SDカードなどの不揮発性のメモリを備えてもよい。
図3に示されるように、スマートフォン30は、CPU(Central Processing Unit)31、ROM(Read Only Memory)32、RAM(Random Access Memory)33、通信I/F(Inter Face)34、入力部35、表示部36、及びGPS装置37を含んで構成されている。これらの構成は、内部バス38を介して相互に通信可能に接続されている。なお、スマートフォン30は、ROM32に加えて、SDカードなどの不揮発性のメモリを備えてもよい。
CPU31は、中央演算処理ユニットであり、各種プログラムを実行したり、各部を制御したりする。
ROM32は、各種プログラム及び各種データを記憶している。
RAM33は、作業領域として一時的にプログラム又はデータを記憶する。
通信I/F34は、ネットワークNと接続するためのインタフェースである。
入力部35は、例えば、キーボード、押しボタン式のテンキー、及びタッチパッド等であり、各種の情報の入力を乗員P又は運転者Dの手指により行うために使用される。
表示部36は、例えば、液晶ディスプレイであり、各種の情報を表示する。表示部36は、入力部35を兼ねたタッチディスプレイとして設けてもよい。
GPS装置37は、スマートフォン30の現在位置を測定する装置である。GPS装置37は、GPS衛星からの信号を受信する図示しないアンテナを含んでいる。
本実施形態のROM32には、処理プログラム100及び温度データベース110が記憶されている。なお、運転者Dが所持するスマートフォン30Bにおいては、温度データベース110は記憶されていなくてもよい。また、温度データベース110は、スマートフォン30とは異なる装置、例えばクラウドサーバに格納され、アプリケーションの処理が実行された場合に、読み出されてもよい。
処理プログラム100は、スマートフォン30が有する各機能を実現するためのプログラムである。
温度データベース110は、車両12の温度センサ24により測定された温度データを集約したデータベースである。
CPU31は、ROM32から処理プログラム100を読み出し、RAM33を作業領域としてプログラムを実行する。
図4に示されるように、スマートフォン30では、CPU31が、処理プログラム100を実行することで、受付部300、指示部320、取得部340、及び通知部360として機能する。
受付部300は、乗員Pからの操作を受け付ける機能を有している。具体的に、受付部300は、乗員Pから検温の開始に係る操作(以下、「検温開始操作」という。)を、入力部35を介して受け付ける。しかし、受付部300は、検温開始操作を、スマートフォン30が備えるスピーカ等を介して受け付けてもよい。
指示部320は、温度センサ24が測定した乗員Pに係る温度データの提供を指示する機能を有している。具体的に、指示部320は、受付部300が検温開始操作を受け付けた場合に、通信I/F34を介して車載器20に温度データの提供を指示する。
取得部340は、指示部320の指示により提供された温度データを乗員Pの体温として取得する機能を有している。
通知部360は、取得部340により取得された体温に異常がある場合に、運転者Dに対して所定の通知を行う機能を有している。具体的に、取得された体温が閾値を超えたか否かを判定し、当該体温が閾値を超えた場合を異常がある場合として、通知部360は、乗員Pの体温が高温である旨の通知を運転者Dのスマートフォン30Bに行う。
(制御の流れ)
本実施形態の車両用検温システム10において実行される処理の流れについて、図5から図9を用いて説明する。乗員Pが車両12に乗車し、所持するスマートフォン30Aに対して車両用検温処理の実行を指示した場合に、図5の車両用検温処理が実行される。同図の処理は、スマートフォン30AのCPU31が、受付部300、指示部320、取得部340及び通知部360として機能することで実現される。
本実施形態の車両用検温システム10において実行される処理の流れについて、図5から図9を用いて説明する。乗員Pが車両12に乗車し、所持するスマートフォン30Aに対して車両用検温処理の実行を指示した場合に、図5の車両用検温処理が実行される。同図の処理は、スマートフォン30AのCPU31が、受付部300、指示部320、取得部340及び通知部360として機能することで実現される。
図5のステップS100において、スマートフォン30AのCPU31は予め定められたフォーマットとされた検温開始画面を表示部36に表示させる制御を行う。
図6に示すように、本実施形態に係る検温開始画面では、検温開始の指示を促すメッセージが表示される。一例として図6に示す検温開始画面が表示部36に表示されると、乗員Pは温度センサ24に検温を開始させる場合は、開始ボタン50を操作する。
ステップS102において、CPU31は乗員Pから検温開始操作を受け付けたか否かを判定する。言い換えると、CPU31は、開始ボタン50が入力部35を介して指定されるまで待機する。CPU31は検温開始操作を受け付けたと判定した場合(ステップS102でYESの場合)、ステップS104に進む。一方、CPU31は検温開始操作を受け付けていないと判定した場合(ステップS102でNOの場合)、ステップS102を繰り返す。これらの処理により、乗員Pが所望したタイミングで検温を行うことができる。例えば、乗車直後の外気温等の影響により体温異常が生じても再度の検温を行うことができる。
ステップS104において、CPU31は温度センサ24により測定された温度データの提供に係るコマンドである第1コマンドを通信I/F34を介して車載器20に送信する。
ステップS106において、CPU31はステップS104による第1コマンドを受け付けた車載器20から提供された温度データを乗員Pの体温として取得する。以下では、ステップS106において取得された乗員Pの体温を「乗員体温」という。
ステップS108において、CPU31は乗員体温が閾値T1を超えたか否かを判定する。なお、本実施形態では、閾値T1として、ROM32に予め記憶された閾値を適用している。しかし、閾値T1として、外気温、又は乗員Pの平均体温若しくは年齢等の乗員Pの属性等に応じて、スマートフォン30Aによって定められた閾値を適用してもよい。CPU31は乗員体温が閾値T1を超えたと判定した場合(ステップS108でYESの場合)、ステップS110に進む。一方、CPU31は乗員体温が閾値T1を超えていないと判定した場合(ステップS108でNOの場合)、本車両用検温処理を終了する。
ステップS110において、CPU31は運転者Dに乗員体温が閾値T1を超えており、乗員体温が高温である旨を通知する。具体的には、CPU31は、乗員体温が高温である旨の通知に係るコマンドである第2コマンドを通信I/F34を介して運転者Dのスマートフォン30Bに送信する。そして、車両用検温処理は終了する。これらの処理により、客観的な判断に基づいて、体温異常を運転者Dに通知することができる。
なお、ステップS106又はステップS110において、CPU31は表示部36に乗員体温を表示させてもよい。これにより、乗員Pは自らの体温を把握することができる。
一方、スマートフォン30Aから第1コマンドを受信する車載器20では、図7の出力処理が実行される。同図の処理は、車載器20のCPUが、ROMに記憶されている車載器20を制御するためのプログラムを実行することで実現される。
図7のステップS200において、車載器20のCPUは第1コマンドをスマートフォン30Aから受信する。
ステップS202において、車載器20のCPUは温度センサ24に検温を実行させ、測定された温度データの信号を入力する。
ステップS204において、車載器20のCPUは温度データをスマートフォン30Aに出力する。そして、出力処理は終了する。
また、スマートフォン30Aから第2コマンドを受信するスマートフォン30Bでは、図8の報知処理が実行される。同図の処理は、スマートフォン30Aと同様のアプリケーションプログラムで実行される。すなわち、報知処理はスマートフォン30BのCPU31が、ROM32に記憶されている処理プログラム100を実行することで実現される。しかし、同図の処理は、スマートフォン30Aと異なるアプリケーションプログラムで実行されてもよい。
図8のステップS300において、スマートフォン30BのCPU31は第2コマンドをスマートフォン30Aから通信I/F34を介して受信する。
ステップS302において、CPU31は車両12が停止するまで待機する。具体的には、CPU31は車両12の車両制御ECU等から通信I/F34を介して車速情報を取得し、当該車速情報を用いて車両12が停止していると判定するまで待機する。CPU31は車両12が停止していると判定した場合(ステップS302でYES)、ステップS304に進む。一方、CPU31は車両12が停止していないと判定した場合(ステップS302でNO)、ステップS302を繰り返す。この処理により、車両12の乗務員が車両12の運転者Dである場合における走行中の安全を確保することができる。また、運転者Dが体温異常の乗員Pに対して降車を促すこともできる。
ステップS304において、CPU31は予め定められたフォーマットとされた高温報知画面を表示部36に表示させる制御を行う。そして、報知処理は終了する。
図9に示すように、本実施形態に係る高温報知画面では、乗員体温が閾値T1を超えた乗員Pがいる旨と、乗員Pの座席位置を示すメッセージが表示される。一例として図9に示す高温報知画面が表示部36に表示されると、運転者Dは、体温が閾値T1(図9に示す例では37.5℃)を超えた乗員Pの座席位置(図9に示す例では最後列)を把握することができる。
なお、ステップS304において、CPU31は高温報知画面に乗員体温を表示させてもよい。これにより、運転者Dは乗員体温も把握することができる。
(第1の実施形態のまとめ)
本実施形態のスマートフォン30Aは、指示部320が、温度センサ24が測定した乗員Pに係る温度データの提供を指示し、取得部340が温度データを乗員体温として取得する。そして、乗員体温に異常がある場合に、通知部360が運転者Dに対して乗員体温が高温である旨の通知を行う。本実施形態によれば、車両12において、ある乗員Pの体温異常を他の乗員Pに悟られることなく運転者Dに通知することができる。
本実施形態のスマートフォン30Aは、指示部320が、温度センサ24が測定した乗員Pに係る温度データの提供を指示し、取得部340が温度データを乗員体温として取得する。そして、乗員体温に異常がある場合に、通知部360が運転者Dに対して乗員体温が高温である旨の通知を行う。本実施形態によれば、車両12において、ある乗員Pの体温異常を他の乗員Pに悟られることなく運転者Dに通知することができる。
なお、本実施形態では、スマートフォン30AのCPU31が検温開始操作を受け付けた場合に第1コマンドを車載器20に送信していた。しかし、スマートフォン30AのCPU31がGPS装置37を介して乗員Pの車両12内への存在を検知した場合に第1コマンドを車載器20に送信してもよい。或いは、GPS装置37に代えて、Bluetooth(登録商標)又はNFC(Near Field Communication)等の方法により通信を行う近距離通信部を介して、スマートフォン30AのCPU31が乗員Pの車両12内への存在を検知した場合に第1コマンドを車載器20に送信してもよい。これにより、乗員Pが車両12に乗車するタイミングで検温を行うことができ、乗員Pの操作の軽減を図ることができる。
[第2の実施形態]
第1の実施形態では、スマートフォン30AのCPU31が、乗員体温が閾値T1を超えたと判定した場合に第2コマンドを送信していた。しかし、本実施形態では、スマートフォン30AのCPU31が、体調不良の通知に係る操作(以下、「体調不良操作」という。)を受け付けた場合に乗員Pが体調不良である旨の通知に係るコマンドである第3コマンドを送信する。以下、第1の実施形態との相違点について説明する。なお、第1の実施形態とハードウェアの構成は同じであるため、説明は割愛する。
第1の実施形態では、スマートフォン30AのCPU31が、乗員体温が閾値T1を超えたと判定した場合に第2コマンドを送信していた。しかし、本実施形態では、スマートフォン30AのCPU31が、体調不良の通知に係る操作(以下、「体調不良操作」という。)を受け付けた場合に乗員Pが体調不良である旨の通知に係るコマンドである第3コマンドを送信する。以下、第1の実施形態との相違点について説明する。なお、第1の実施形態とハードウェアの構成は同じであるため、説明は割愛する。
本実施形態のスマートフォン30では、通知部360が、受付部300により体調不良操作を受け付けた場合を異常がある場合として、運転者Dに対して所定の通知を行う機能を有している点が、第1の実施形態と異なっている。
本実施形態の車両用検温処理の流れを、図10を用いて説明する。
図10のステップS400において、スマートフォン30AのCPU31は、乗員Pが体調不良の場合、予め定められたボタンを操作することを促すメッセージを表示部36に表示する。
ステップS402において、CPU31は乗員Pから体調不良操作を受け付けた否かを判定する。言い換えると、CPU31は、上記予め定められたボタンが入力部35を介して指定されるまで待機する。CPU31は体調不良操作を受け付けたと判定した場合(ステップS402でYES)、ステップS404に進む。一方、CPU31は体調不良操作を受け付けていないと判定した場合(ステップS402でNO)、ステップS402を繰り返す。
ステップS404において、CPU31は運転者Dに乗員Pが体調不良である旨を通知する。具体的には、CPU31は、第3コマンドを通信I/F34を介して運転者Dのスマートフォン30Bに送信する。そして、車両用検温処理は終了する。
以上、本実施形態のスマートフォン30Aによれば、CPU31が体調不良操作を受け付けた場合に第3コマンドをスマートフォン30Bに送信することで、乗員Pが乗車中に急に体調不良が生じた場合に、他の乗員Pに悟られることなくその旨を運転者Dに通知することができる。
[備考]
なお、上記各実施形態では、車載器20が報知機能を有していないが、車載器20が報知機能を有してもよい。この場合、車載器20のCPUが、車載器20に接続されたモニタ及びスピーカ等を介して運転者Dに乗員Pが体温異常又は体調不良である旨を報知することができる。これにより、運転者Dがスマートフォン30Bを所持せずに、乗員Pの体温異常又は体調不良を管理することができる。
なお、上記各実施形態では、車載器20が報知機能を有していないが、車載器20が報知機能を有してもよい。この場合、車載器20のCPUが、車載器20に接続されたモニタ及びスピーカ等を介して運転者Dに乗員Pが体温異常又は体調不良である旨を報知することができる。これにより、運転者Dがスマートフォン30Bを所持せずに、乗員Pの体温異常又は体調不良を管理することができる。
また、第1の実施形態と第2の実施形態を組み合わせてもよい。具体的には、スマートフォン30AのCPU31が、図10のステップS400の処理を実行してから予め定められた時間(例えば5分間)を経過しても体調不良操作を受け付けなかった場合は、第1コマンドを車載器20に送信してもよい。そして、スマートフォン30AのCPU31は、取得した乗員体温が閾値T1を超えていた場合は、運転者Dに乗員体温が高温である旨を通知してもよい。これにより、ある乗員Pが乗車中に急に体調不良が生じた場合に、他の乗員Pに悟られることなく運転者Dに通知することができるという効果を得つつ、乗員Pが体調不良を自覚していない場合でも、乗員Pの体温異常を運転者Dに通知することができる。
また、上記実施形態でCPU31がソフトウェア(プログラム)を読み込んで実行した各種処理を、CPU以外の各種のプロセッサが実行してもよい。この場合のプロセッサとしては、FPGA(Field-Programmable Gate Array)等の製造後に回路構成を変更可能なPLD(Programmable Logic Device)、及びASIC(Application Specific Integrated Circuit)等の特定の処理を実行させるために専用に設計された回路構成を有するプロセッサである専用電気回路等が例示される。また、上述した処理を、これらの各種のプロセッサのうちの1つで実行してもよいし、同種又は異種の2つ以上のプロセッサの組み合わせ(例えば、複数のFPGA、及びCPUとFPGAとの組み合わせ等)で実行してもよい。また、これらの各種のプロセッサのハードウェア的な構造は、より具体的には、半導体素子等の回路素子を組み合わせた電気回路である。
また、上記実施形態において、各プログラムはコンピュータが読み取り可能な非一時的記録媒体に予め記憶(インストール)されている態様で説明した。例えば、スマートフォン30における処理プログラム100はROM32に予め記憶されている。しかしこれに限らず、各プログラムは、CD-ROM(Compact Disc Read Only Memory)、DVD-ROM(Digital Versatile Disc Read Only Memory)、及びUSB(Universal Serial Bus)メモリ等の非一時的記録媒体に記録された形態で提供されてもよい。また、プログラムは、ネットワークを介して外部装置からダウンロードされる形態としてもよい。
上記各実施形態における処理は、1つのプロセッサによって実行されるのみならず、複数のプロセッサが協働して実行されるものであってもよい。上記実施形態で説明した処理の流れも、一例であり、主旨を逸脱しない範囲内において不要なステップを削除したり、新たなステップを追加したり、処理順序を入れ替えたりしてもよい。
12 車両
20 車載器
24 温度センサ
30 スマートフォン
100 処理プログラム
110 温度データベース
300 受付部
320 指示部
340 取得部
360 通知部
D 運転者
P 乗員
20 車載器
24 温度センサ
30 スマートフォン
100 処理プログラム
110 温度データベース
300 受付部
320 指示部
340 取得部
360 通知部
D 運転者
P 乗員
Claims (1)
- 車両内に設置されたセンサが測定した乗員に係る温度データの提供を指示する指示部と、
前記指示部の指示により提供された温度データを前記乗員の体温として取得する取得部と、
前記取得部により取得された体温に異常がある場合に、前記車両の乗務員に対して所定の通知を行う通知部と、
を備えた車両用検温装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2021021316A JP2022123780A (ja) | 2021-02-12 | 2021-02-12 | 車両用検温装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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| JP2021021316A JP2022123780A (ja) | 2021-02-12 | 2021-02-12 | 車両用検温装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
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ID=82940493
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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