JP2022123514A - 利用料金設定装置、利用料金設定方法、プログラム - Google Patents

利用料金設定装置、利用料金設定方法、プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】デマンドレスポンスに参加可能であると共に共同利用サービスに用いられる車両の所有者の総利益を確保する。【解決手段】デマンドレスポンスに参加可能であると共に共同利用サービスに用いられる車両の前記共同利用サービスの利用料金を設定する利用料金設定装置において、デマンドレスポンスに関する報酬と共同利用サービスに関する利益とに基づいて共同利用サービスの利用料金を設定する。これにより、車両の所有者の総利益を確保することができる。【選択図】図2

Description

本発明は、利用料金設定装置、利用料金設定方法、プログラムに関する。
従来、この種の技術としては、デマンドレスポンス(DR(Demand Response))を実施するためのコンピュータでの実施方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。このコンピュータでの実施方法は、DRパラメータを含むDRに関するデマンドリクエスト信号を受信する。DRパラメータは、エネルギー消費削減量およびDRインセンティブ金額を含む。また、この実施方法は、複数の乗り物の各乗り物に対して、第1インセンティブ金額およびそれよりも少ない第2インセンティブ金額を含む乗り物特定インセンティブプライス範囲を決定する。第1インセンティブ金額および第2インセンティブ金額は、各乗り物がDRへの参加を進んで承諾する金額であり、乗り物特定インセンティブプライス範囲は、各乗り物のDRプロファイルに基づく。さらに、この実施方法は、DRインセンティブ金額を条件とする複数の乗り物の各乗り物に関する乗り物特定インセンティブプライス範囲に基づいて、DRに参加する乗り物の数を最大にし、乗り物のサブグループ内の各乗り物の利益を最大にする乗り物のサブグループを形成するために、複数の乗り物から乗り物を選択する。加えて、この実施方法は、乗り物のサブグループ中の各乗り物にDR信号を送信する。
特開2018-136929号公報
上述のコンピュータでの実施方法は、DRに参加する乗り物がカーシェアリングサービスやカーレンタルサービスなどの共同利用サービスに用いられる場合については、何ら考慮していない。このため、DRに参加可能であると共に共同利用サービスに用いられる車両の所有者(例えば、共同利用サービスの運営業者)の総利益を確保するために、車両の共同利用サービスの利用料金をどのように設定すればよいかが課題となる。
本発明の利用料金設定装置、利用料金設定方法、プログラムは、デマンドレスポンスに参加可能であると共に共同利用サービスに用いられる車両の所有者の総利益を確保することを主目的とする。
本発明の利用料金設定装置、利用料金設定方法、プログラムは、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
本発明の利用料金設定装置は、
デマンドレスポンスに参加可能であると共に共同利用サービスに用いられる車両の前記共同利用サービスの利用料金を設定する利用料金設定装置であって、
前記デマンドレスポンスに関する報酬と前記共同利用サービスに関する利益とに基づいて前記共同利用サービスの利用料金を設定する、
ことを要旨とする。
本発明の利用料金設定装置では、デマンドレスポンスに関する報酬と共同利用サービスに関する利益とに基づいて共同利用サービスの利用料金を設定する。したがって、共同利用サービスの利用料金が、デマンドレスポンスに関する報酬と共同利用サービスに関する利益とを踏まえた金額となるから、車両の所有者(例えば、共同利用サービスの運営業者)の総利益を確保することができる。ここで、共同利用サービスには、カーシェアリングサービスやカーレンタルサービスなどが含まれる。
本発明の利用料金設定装置において、前記共同利用サービスに関する利益が前記デマンドレスポンスに関する報酬と同一またはそれよりも多くなるように前記共同利用サービスの利用料金を設定するものとしてもよい。こうすれば、車両の所有者の総利益の確保をより適切に図ることができる。例えば、デマンドレスポンスに関する報酬がデマンドレスポンスに参加する車両に対する参加報酬であり、且つ、共同利用サービスに関する利益が共同利用サービスの利用料金から諸経費を減じた金額である場合、参加報酬に共同利用サービスの諸経費を加えた金額、または、参加報酬に共同利用サービスの諸経費と加算額とを加えた金額を共同利用サービスの利用料金に設定することが考えられる。
本発明の利用料金設定装置において、前記共同利用サービスに関する利益は、前記車両が前記共同利用サービスに用いられるサービス利用率の予測値を考慮した金額(利益の期待値)であるものとしてもよい。この場合、前記共同利用サービスに関する利益は、前記共同利用サービスの利用料金から諸経費を減じた金額に前記サービス利用率の予測値を乗じた金額であるものとしてもよい。これらのようにすれば、サービス利用率の予測値を考慮して、共同利用サービスの利用料金をより適切に設定することができる。
本発明の利用料金設定装置において、前記デマンドレスポンスに関する報酬は、前記デマンドレスポンスで前記車両が実際にバーチャルパワープラントとして機能するプラント確率の予測値を考慮した金額(報酬の期待値)であるものとしてもよい。この場合、前記デマンドレスポンスに関する報酬は、前記デマンドレスポンスで前記車両が実際にバーチャルパワープラントとして機能するときの第1報酬と前記プラント確率の予測値との積と、前記デマンドレスポンスで前記車両が実際にはバーチャルパワープラントとして機能しないときの第2報酬と値1から前記プラント確率の予測値を減じた値との積と、の和の金額であるものとしてもよい。これらのようにすれば、プラント確率の予測値を考慮して、共同利用サービスの利用料金をより適切に設定することができる。
本発明の利用料金設定装置において、前記デマンドレスポンスによる前記車両の蓄電装置の充電に対する充電報酬および放電に対する放電報酬と、前記蓄電装置の蓄電割合と、に基づいて前記共同利用サービスの利用料金を設定するものとしてもよい。この場合、前記デマンドレスポンスによる前記充電報酬が前記放電報酬に比して高い場合、前記蓄電割合が低いときには高いときに比して前記共同利用サービスの利用料金を高く設定するものとしてもよい。また、前記デマンドレスポンスによる前記放電報酬が前記充電報酬に比して高い場合、前記蓄電割合が高いときには低いときに比して前記共同利用サービスの利用料金を高く設定するものとしてもよい。これらのようにすれば、デマンドレスポンスによる充電報酬および放電報酬と、蓄電装置の蓄電割合とを考慮して、共同利用サービスの利用料金をより適切に設定することができる。
本発明の利用料金設定装置において、前記共同利用サービスに用いられる前記車両の出発地および/または予定目的地を考慮して前記共同利用サービスの利用料金を設定するものとしてもよい。この場合、前記デマンドレスポンスに関する報酬が第1場所で第2場所に比して高い場合、前記予定目的地が前記第1場所であるときに前記第2場所であるときに比して前記共同利用サービスの利用料金を安く設定するものとしてもよい。また、前記共同利用サービスに用いられる前記車両の台数が第1場所で第2場所に比して多い場合、前記出発地が前記第1場所で前記予定目的地が前記第2場所であるときにそれ以外のときに比して前記共同利用サービスの利用料金を安く設定するものとしてもよい。さらに、前記予定目的地が前記デマンドレスポンスに参加不能な場所であるときには、前記デマンドレスポンスに参加可能な場所であるときに比して前記共同利用サービスの利用料金を高く設定するものとしてもよい。これらのようにすれば、出発地および/または予定目的地を考慮して、共同利用サービスの利用料金をより適切に設定することができる。
本発明の利用料金設定方法は、
デマンドレスポンスに参加可能であると共に共同利用サービスに用いられる車両の前記共同利用サービスの利用料金を設定する利用料金設定方法であって、
前記デマンドレスポンスに関する報酬と前記共同利用サービスに関する利益とに基づいて前記共同利用サービスの利用料金を設定する、
ことを要旨とする。
本発明の利用料金設定方法では、デマンドレスポンスに関する報酬と共同利用サービスに関する利益とに基づいて共同利用サービスの利用料金を設定する。したがって、共同利用サービスの利用料金が、デマンドレスポンスに関する報酬と共同利用サービスに関する利益とを踏まえた金額となるから、車両の所有者(例えば、共同利用サービスの運営業者)の総利益を確保することができる。ここで、共同利用サービスには、カーシェアリングサービスやカーレンタルサービスなどが含まれる。
本発明のプログラムは、本発明の利用料金設定方法、即ち、基本的には、デマンドレスポンスに参加可能であると共に共同利用サービスに用いられる車両の前記共同利用サービスの利用料金を設定する利用料金設定方法であって、前記デマンドレスポンスに関する報酬と前記共同利用サービスに関する利益とに基づいて前記共同利用サービスの利用料金を設定する利用料金設定方法、をコンピュータに実行させることを要旨とする。
本発明のプログラムでは、本発明の利用料金設定方法をコンピュータに実行させる。これにより、本発明の利用料金設定方法が奏する効果、例えば、車両の所有者(例えば、共同利用サービスの運営業者)の総利益を確保することができる効果などと同様の効果を奏することができる。
本発明の一実施例としての利用料金設定装置を備えるデマンドレスポンスシステム10のブロック図である。 車両管理サーバ38により実行される利用料金設定プログラムの一例を示すフローチャートである。
次に、本発明を実施するための形態を実施例を用いて説明する。
図1は、本発明の一実施例としての利用料金設定装置を備えるデマンドレスポンス(以下、「DR(Demand Response)」という)システム10のブロック図である。図示するように、実施例のDRシステム10は、電力系統12と、系統管理サーバ18と、複数の充電スタンド20と、スタンド管理サーバ28と、DRに参加可能であると共に共同利用サービスに用いられる複数の車両30と、車両管理サーバ38と、ユーザの携帯端末40とを備える。ここで、共同利用サービスには、カーシェアリングサービスやカーレンタルサービスなどが含まれる。充電スタンド20の数および車両30の数は、図1ではそれぞれ3としたが、これに限定されるものではなく、1や2、5、10など如何なる数であってもよい。実施例の利用料金設定装置としては、車両管理サーバ38が該当する。
電力系統12は、発電所や事業所、工場、家庭などを含む電力系統である。系統管理サーバ18は、例えば電力会社による電力系統12の管理に用いられるサーバである。この系統管理サーバ18は、CPUやROM、RAM、フラッシュメモリ、記憶装置(SSDやハードディスクなど)、入出力ポート、通信ポートなどを備える。系統管理サーバ18は、スタンド管理サーバ28や車両管理サーバ38と無線により通信可能となっている。系統管理サーバ18には、DR参加報酬プログラムなどの各種プログラムがインストールされている。DR参加報酬プログラムは、時間帯ごとにDR参加報酬を設定したり、これに関連するDR参加報酬情報を車両管理サーバ38に送信したりするプログラムである。DR参加報酬は、DRに参加する車両(共同利用サービスに用いられない車両も含む)に対する報酬(インセンティブ)である。DRに参加する車両としては、時間帯ごとに、DRの参加契約が行なわれており且つ充電スタンド20を介して電力系統12に接続されている車両(共同利用サービスに用いられない車両も含む)が該当する。
充電スタンド20は、電力系統12に接続されており、電力調節部22と、電力調節部22を制御するスタンド用電子制御ユニット(以下、「スタンドECU(Electronic Control Unit)」という)24とを備える。電力調節部22は、車両30の車両側コネクタと充電スタンド20のスタンド側コネクタとが接続されていて、電力系統12の電力を充電スタンド20を介して車両30のバッテリ32に供給してバッテリ32を充電するバッテリ充電を実行したり、バッテリ32の電力を充電スタンド20を介して電力系統12に供給するバッテリ放電を実行したりするときに、その電力を調節できるようになっている。スタンドECU24は、CPUやROM、RAM、フラッシュメモリ、入出力ポート、通信ポートなどを備える。スタンドECU24は、スタンド管理サーバ28と無線により通信可能となっていると共に、車両30の車両用電子制御ユニット(以下、「車両ECU」という)34と有線または無線により通信可能となっている。
スタンド管理サーバ28は、充電スタンド20の所有者(例えば、充電スタンドの管理業者)による充電スタンド20の管理に用いられるサーバである。このスタンド管理サーバ28は、CPUやROM、RAM、フラッシュメモリ、記憶装置(SSDやハードディスクなど)、入出力ポート、通信ポートなどを備える。スタンド管理サーバ28は、系統管理サーバ18や、充電スタンド20のスタンドECU24、車両管理サーバ38と無線により通信可能となっている。スタンド管理サーバ28には、各種プログラムがインストールされている。
車両30は、電気自動車として構成されており、走行用のモータと、モータと電力をやりとりするバッテリ32と、モータを駆動したりバッテリ32を管理したりする車両ECU34とを備える。車両ECU34は、CPUやROM、RAM、フラッシュメモリ、入出力ポート、通信ポートなどを備える。車両ECU34は、車両管理サーバ38と無線により通信可能となっていると共に、充電スタンド20のスタンドECU24と有線または無線により通信可能となっている。車両ECU34は、バッテリ32の出力端子に取り付けられた電流センサにより検出されるバッテリ32の電流に基づいて、バッテリ32の蓄電割合SOCを演算する。車両30は、車両30の車両側コネクタと充電スタンド20のスタンド側コネクタとが接続されているときに、上述のバッテリ充電やバッテリ放電を実行できるようになっている。
なお、車両30は、電気自動車に限定されるものではなく、モータやバッテリ32、車両ECU34に加えてエンジンを備えるハイブリッド自動車や、モータやバッテリ32、車両ECU34に加えて燃料電池を備える燃料電池自動車として構成されているものとしてもよい。
車両管理サーバ38は、車両30の所有者(例えば、共同利用サービスの運営業者)による車両30の管理に用いられるサーバである。この車両管理サーバ38は、CPUやROM、RAM、フラッシュメモリ、記憶装置(SSDやハードディスクなど)、入出力ポート、通信ポートなどを備える。車両管理サーバ38は、系統管理サーバ18やスタンド管理サーバ28、車両30の車両ECU34、携帯端末40と無線により通信可能となっている。車両管理サーバ38には、利用料金設定プログラムなどの各種プログラムがインストールされている。利用料金設定プログラムは、時間帯ごとの共同利用サービスの利用料金を設定したり、これを含むウェブページを更新したりするプログラムである。
携帯端末40は、スマートフォンやタブレット端末などとして構成されている。携帯端末40は、車両管理サーバ38と無線により通信可能となっている。携帯端末40には、共同利用サービス用のアプリケーションなどの各種アプリケーションがインストールされている。共同利用サービス用のアプリケーションは、車両管理サーバ38により更新されたウェブページにアクセスして、時間帯ごとの共同利用サービスの利用料金を確認したり車両30の利用予約を行なったりするためのアプリケーションである。
実施例のDRシステム10では、車両30の所有者(例えば、共同利用サービスの運営業者)は、車両30を、共同利用サービスに用いると共にDRに適宜参加させる(DRの参加契約を適宜行なう)ものとした。DRは、車両30が参加しているときには、例えば以下のように行なわれる。系統管理サーバ18は、電力系統12の需給調整や安定を図るために、必要に応じて、電力調整要求をスタンド管理サーバ28や車両管理サーバ38を介して充電スタンド20や車両30に送信する。車両30は、電力調整要求を受信すると、バッテリ32の蓄電割合SOCに基づいて、対応可能な範囲内で、上述のバッテリ充電やバッテリ放電を実行したりこれらの実行を停止したりする。即ち、車両30は、バーチャルパワープラント(以下、「VPP(Virtual Power Plant)」という)として機能する。この場合、車両30は、V2G(バッテリ充電およびバッテリ放電の実行)として利用されたり、V1G(バッテリ充電だけを実行)として利用されたりする。なお、実施例では、共同利用サービスの規約などにより、車両30が、共同利用サービスに用いられた後に充電スタンド20(電力系統12)に接続されるようにするものとした。
次に、実施例のDRシステム10の動作、特に、車両管理サーバ38の動作について説明する。図2は、車両管理サーバ38により実行される利用料金設定プログラムの一例を示すフローチャートである。車両管理サーバ38は、利用料金設定プログラムを各日に実行することにより、翌日の時間帯ごとの共同利用サービスの利用料金を設定してこれを含むウェブページを更新する。
図2の利用料金設定プログラムが実行されると、車両管理サーバ38は、最初に、系統管理サーバ18から、翌日の時間帯ごとのDR参加報酬情報を取得する(ステップS100)。系統管理サーバ18は、各日に、DR参加報酬プログラムを実行することにより、翌日の時間帯ごとのDR参加報酬を設定したり、これに関連するDR参加報酬情報を車両管理サーバ38に送信したりする。DR参加報酬は、翌日の時間帯ごとに、電力系統12の電力需給の予測値などに基づいて設定され、例えば、○時~△時はA円/h、△時~□時はB円/hなどのように設定される。
続いて、車両管理サーバ38は、翌日の時間帯ごとに、車両30がDRに参加可能であるか否かを判定する(ステップS110)。この処理では、車両管理サーバ38は、車両30の駐車位置や、車両30の車両側コネクタと充電スタンド20のスタンド側コネクタとの接続の有無などの車両情報を車両30から取得し、取得した車両情報に基づいて、車両30が共同利用サービスに用いられないと仮定して、翌日の時間帯ごとに車両30がDRに参加可能であるか否かを判定する。そして、車両管理サーバ38は、車両30がDRに参加可能な各時間帯について、DRの参加契約を行なう。DRの参加契約は、例えば、以下のように行なわれる。車両30の所有台数が少ない運営業者の場合には、それぞれの車両30について個別に行なわれる。車両30の所有台数が多い運営業者の場合には、所有台数のうちの少なくとも一部(例えば数十~数百台程度)の車両30についてまとめて行なわれる。
さらに、車両管理サーバ38は、翌日の時間帯ごとに、共同利用サービスの利用料金を設定する(ステップS120)。この処理では、車両管理サーバ38は、車両30がDRに参加可能な時間帯がある場合、その各時間帯について、時間帯ごとに、共同利用サービスの利用料金から諸経費を減じた金額を共同利用サービスに関するサービス関連利益とすると共にDR参加報酬をDRに関するDR関連報酬(インセンティブ)として、サービス関連利益がDR関連報酬と同一またはそれよりも多くなるように共同利用サービスの利用料金を設定する。例えば、DR関連報酬(DR参加報酬)に共同利用サービスの諸経費を加えた金額や、DR関連報酬に共同利用サービスの諸経費と加算額とを加えた金額を共同利用サービスの利用料金に設定する。加算額は適宜設定される。また、車両管理サーバ38は、車両30がDRに参加可能でない時間帯がある場合、その各時間帯について、時間帯ごとに、比較的安い金額を共同利用サービスの利用料金に設定する。これは、車両30が共同利用サービスに用いられなくても、DR参加報酬が得られないためである。
車両30が共同利用サービスに用いられる場合、車両30の所有者(例えば、共同利用サービスの運営業者)は、共同利用サービスの利用料金から諸経費を減じたサービス関連利益を得ることができる。一方、車両30が共同利用サービスに用いられない場合、車両30の所有者は、車両30をDRに参加させることにより、DR参加報酬(DR関連報酬)を得ることができる。これらを考慮して、実施例では、車両管理サーバ38は、車両30がDRに参加可能な各時間帯について、時間帯ごとに、サービス関連利益がDR関連報酬と同一またはそれよりも多くなるように共同利用サービスの利用料金を設定するものとした。これにより、車両30の所有者の総利益を確保することができる。
こうして翌日の時間帯ごとの共同利用サービスの利用料金を設定すると、これを含むウェブページを更新して(ステップS130)、本ルーチンを終了する。ユーザは、携帯端末40の共同利用サービス用のアプリケーションを用いて、ウェブページにアクセスして、翌日の時間帯ごとの共同利用サービスの利用料金を確認したり、車両30の利用予約を行なったりすることができる。
以上説明した実施例のDRシステム10では、利用料金設定装置としての車両管理サーバ38は、車両30がDRに参加可能な各時間帯について、時間帯ごとに、サービス関連利益がDR関連報酬と同一またはそれよりも多くなるように共同利用サービスの利用料金を設定する。これにより、車両30の所有者(例えば、共同利用サービスの運営業者)の総利益を確保することができる。
実施例では、車両管理サーバ38は、車両30がDRに参加可能な各時間帯について、時間帯ごとに、共同利用サービスの利用料金から諸経費を減じた金額をサービス関連利益として、サービス関連利益がDR関連報酬と同一またはそれよりも多くなるように共同利用サービスの利用料金を設定するものとした。ここで、共同利用サービスの利用料金が高くなると、車両30が共同利用サービスに用いられるサービス利用率が低くなると考えられる。また、時間帯や曜日、季節などによっても、サービス利用率が異なると考えられる。したがって、車両管理サーバ38は、共同利用サービスの利用料金から諸経費を減じた金額をサービス関連利益とするのに代えて、共同利用サービスの利用料金から諸経費を減じた金額にサービス利用率の予測値を乗じた金額(利益の期待値)をサービス関連利益とするものとしてもよい。サービス利用率の予測値は、例えば、過去の統計データに基づいて設定される。こうすれば、サービス利用率の予測値を考慮して、サービス関連利益、ひいては、共同利用サービスの利用料金をより適切に設定することができる。
実施例では、車両管理サーバ38は、車両30がDRに参加可能な各時間帯について、時間帯ごとに、DR参加報酬をDR関連報酬として、サービス関連利益がDR関連報酬と同一またはそれよりも多くなるように共同利用サービスの利用料金を設定するものとした。ここで、DR参加報酬は、DRに参加する車両に対して、一律ではなく、実際にVPPとして機能したVPP時と実際にはVPPとして機能しなかった非VPP時とで異なる場合がある。VPP時としては、車両30に電力調整要求が行なわれてバッテリ充電やバッテリ放電を実行したときが該当する。非VPP時としては、車両30に電力調整要求が行なわれなかったときや、車両30に電力調整要求が行なわれたもののバッテリ32の蓄電割合SOCの条件などによりバッテリ充電やバッテリ放電を実行しなかったときが該当する。また、時間帯や曜日、季節などにより、DRに参加する車両が実際にVPPとして機能する確率であるVPP確率が異なると考えられる。したがって、車両管理サーバ38は、DR参加報酬(一律の報酬)をDR関連報酬とするのに代えて、DR参加報酬(VPP時と非VPP時とで異なる報酬)とVPP確率の予測値とに基づく金額(報酬の期待値)をDR関連報酬とするものとしてもよい。VPP確率の予測値は、例えば、過去の統計データに基づいて設定される。報酬の期待値は、具体的には、VPP時の報酬とVPP確率の予測値との積と、非VPP時の報酬と値1からVPP確率の予測値を減じた値との積と、の和として得られる。したがって、非VPP時の報酬が0の場合、報酬の期待値は、VPP時の報酬とVPP確率の予測値との積として得られる。こうすれば、VPP確率の予測値を考慮して、DR関連報酬、ひいては、共同利用サービスの利用料金をより適切に設定することができる。
実施例では、車両管理サーバ38は、車両30がDRに参加可能な各時間帯について、時間帯ごとに、共同利用サービスの利用料金から諸経費を減じた金額をサービス関連利益とすると共にDR参加報酬をDR関連報酬として、サービス関連利益がDR関連報酬と同一またはそれよりも多くなるように共同利用サービスの利用料金を設定するものとした。そして、上述の変形例では、車両管理サーバ38は、共同利用サービスの利用料金から諸経費を減じた金額にサービス利用率の予測値を乗じた金額(利益の期待値)をサービス関連利益としたり、DR参加報酬(VPP時と非VPP時とで異なる報酬)とVPP確率の予測値とに基づく金額(報酬の期待値)をDR関連報酬としたりするものとした。したがって、これらを組み合わせて、車両管理サーバ38は、利益の期待値をサービス関連利益とすると共に報酬の期待値をDR関連報酬とするものとしてもよい。こうすれば、サービス関連利益やDR関連報酬、ひいては、共同利用サービスの利用料金をより適切に設定することができる。
実施例では、車両管理サーバ38は、車両30がDRに参加可能な各時間帯について、時間帯ごとに、サービス関連利益がDR関連報酬と同一またはそれよりも多くなるように共同利用サービスの利用料金を設定するものとした。ここで、車両30のDRの参加契約を行なった後に車両30がDRに参加できなくなると(例えば、車両30が共同利用サービスに用いられると)、契約違反金(ペナルティ)が発生する場合がある。したがって、車両管理サーバ38は、契約違反金を考慮したサービス関連利益がDR関連報酬と同一またはそれよりも多くなるように共同利用サービスの利用料金を設定するものとしてもよい。この場合、DRの参加契約の形態などにより、契約違反金を、共同利用サービスの諸経費に含めるものとしてもよいし、諸経費とは別にするものとしてもよい。例えば、車両30の所有台数が少なく、それぞれの車両30について個別にDRの参加契約を行なう運営業者の場合、共同利用サービスの利用料金から諸経費および契約違反金を減じた金額をサービス関連利益とするものとしてもよい。また、車両30の所有台数が多く、所有台数のうちの少なくとも一部、例えば数十~数百台程度の車両30についてまとめてDRの参加契約を行なう場合、共同利用サービスの利用料金から諸経費(例えば、契約違反金を契約台数で除した金額を含む)を減じた金額をサービス関連利益とするものとしてもよい。これらのようにすれば、契約違反金を考慮して、サービス関連利益、ひいては、共同利用サービスの利用料金をより適切に設定することができる。
実施例では、車両管理サーバ38は、車両30がDRに参加可能な各時間帯について、時間帯ごとに、サービス関連利益がDR関連報酬と同一またはそれよりも多くなるように共同利用サービスの利用料金を設定するものとした。ここで、DR参加報酬のうちVPP時の報酬は、バッテリ充電のときとバッテリ放電のときとで異なる場合がある。例えば、バッテリ充電に対する充電報酬がバッテリ放電に対する放電報酬に比して高い場合、車両30のバッテリ32の蓄電割合SOCが低いときには、蓄電割合SOCが高いときに比して、VPP時の報酬の期待値が高いため、共同利用サービスの利用料金を高く設定するものとしてもよい。また、放電報酬が充電報酬に比して高い場合、車両30のバッテリ32の蓄電割合SOCが高いときには、蓄電割合SOCが低いときに比して、VPP時報酬の期待値が高いため、共同利用サービスの利用料金を高く設定するものとしてもよい。こうすれば、バッテリ32の蓄電割合SOCに応じて共同利用サービスの利用料金を設定することができる。そして、VPP時の報酬の期待値が高いときには、車両30をDRに参加させやすくすることができ、VPP時の報酬の期待値が低いときには、車両30を共同利用サービスに用いられやすくすることができる。
実施例や上述の変形例では、車両管理サーバ38は、車両30がDRに参加可能な各時間帯について、時間帯ごとに、DR参加報酬(一律の報酬)をDR関連報酬として、または、DR参加報酬(VPP時と非VPP時とで異なる報酬)とVPP確率の予測値とに基づく金額(報酬の期待値)をDR関連報酬として、サービス関連利益がDR関連報酬と同一またはそれよりも多くなるように共同利用サービスの利用料金を設定するものとした。ここで、DR参加報酬は、時間帯ごとに異なるだけでなく、場所ごとに異なる場合がある。この場合、時間帯ごとに、車両30の出発地(借用地)および予定目的地(予定返却地)を考慮して共同利用サービスの利用料金を設定するものとしてもよい。
例えば、昼間は、オフィス街のDR参加報酬が住宅街のDR参加報酬に比して高く、且つ、夜間は、住宅街のDR参加報酬がオフィス街のDR参加報酬に比して高い場合を考える。この場合、昼間は、予定目的地がオフィス街のときに住宅街のときに比して共同利用サービスの利用料金を安く設定し、夜間は、予定目的地が住宅街のときにオフィス街のときに比して共同利用サービスの利用料金を安く設定するものとしてもよい。こうすれば、昼間は、オフィス街または住宅街からオフィス街への共同利用サービスによる車両30の利用をユーザに勧めることができ、夜間は、オフィス街または住宅街から住宅街への共同利用サービスによる車両30の利用をユーザに勧めることができる。これにより、昼間は、オフィス街で車両30をDRに参加させやすくし、夜間は、住宅街で車両30をDRに参加させやすくすることができる。この結果、DR参加報酬の増大を図ることができる。
また、車両30の台数が住宅街に多く且つオフィス街に少ない場合を考える。この場合、出発地が住宅街で且つ予定目的地がオフィス街のときにそれ以外のときに比して安くなるように共同利用サービスの利用料金を設定するものとしてもよい。こうすれば、住宅街からオフィス街への共同利用サービスによる車両30の利用をユーザに勧めることができる。これにより、共同利用サービスにより、車両30が少ない場所に車両30を移動させやすくすることができる。オフィス街に車両30が多く且つ住宅街に車両30が少ない場合についても同様に考えることができる。
さらに、共同利用サービスによる車両30の予定目的地(予定返却地)として、車両30がDRに参加可能な場所(充電スタンド20がある場所)だけでなく、車両30がDRに参加不能な場所(充電スタンド20がない場所)も指定できる場合を考える。この場合、車両30の予定目的地がDRに参加不能な場所であるときには、DRに参加可能な場所であるときに比して、共同利用サービスの利用料金を高く設定するものとしてもよい。こうすれば、車両30の予定目的地をDRに参加可能な場所とするように誘導することができる。
実施例では、系統管理サーバ18は、各日に、翌日の時間帯ごとのDR参加報酬を設定し、車両管理サーバ38は、各日に、翌日の時間帯ごとの共同利用サービスの利用料金を設定するものとした。しかし、系統管理サーバ18は、これに限定されるものではなく、将来の時間帯ごとのDR参加報酬を設定するものであればよい。例えば、同日の現在時刻よりも後の時間帯ごとや、翌々日以降の時間帯ごとのDR参加報酬を設定するものとしてもよい。また、車両管理サーバ38は、これに限定されるものではなく、将来の時間帯ごとの共同利用サービスの利用料金を設定するものであればよい。例えば、同日の現在時刻よりも後の時間帯ごとや、翌々日以降の時間帯ごとの共同利用サービスの利用料金を設定するものとしてもよい。
実施例のDRシステム10は、系統管理サーバ18とスタンド管理サーバ28と車両管理サーバ38とを備えるものとした。しかし、これらのうちの少なくとも2つは、一体に構成されているものとしてもよい。例えば、充電スタンド20の所有者と車両30の所有者とが同一で、スタンド管理サーバ28と車両管理サーバ38とが一体に構成されているものとしてもよい。
実施例では、本発明を、利用料金設定装置としての車両管理サーバ38の形態として説明した。しかし、利用料金設定法の形態や、利用料金設定方法をコンピュータに実行させるためのプログラムの形態としてもよい。
なお、実施例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係は、実施例が課題を解決するための手段の欄に記載した発明を実施するための形態を具体的に説明するための一例であることから、課題を解決するための手段の欄に記載した発明の要素を限定するものではない。即ち、課題を解決するための手段の欄に記載した発明についての解釈はその欄の記載に基づいて行なわれるべきものであり、実施例は課題を解決するための手段の欄に記載した発明の具体的な一例に過ぎないものである。
以上、本発明を実施するための形態について実施例を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々なる形態で実施し得ることは勿論である。
本発明は、共同利用サービス産業などに利用可能である。
10 DRシステム、12 電力系統、18 系統管理サーバ、20 充電スタンド、22 電力調節部、24 スタンドECU、28 スタンド管理サーバ、30 車両、32 バッテリ、34 車両ECU、38 車両管理サーバ、40 携帯端末。

Claims (8)

  1. デマンドレスポンスに参加可能であると共に共同利用サービスに用いられる車両の前記共同利用サービスの利用料金を設定する利用料金設定装置であって、
    前記デマンドレスポンスに関する報酬と前記共同利用サービスに関する利益とに基づいて前記共同利用サービスの利用料金を設定する、
    利用料金設定装置。
  2. 請求項1記載の利用料金設定装置であって、
    前記共同利用サービスに関する利益が前記デマンドレスポンスに関する報酬と同一またはそれよりも多くなるように前記共同利用サービスの利用料金を設定する、
    利用料金設定装置。
  3. 請求項1または2記載の利用料金設定装置であって、
    前記共同利用サービスに関する利益は、前記車両が前記共同利用サービスに用いられるサービス利用率の予測値を考慮した金額である、
    利用料金設定装置。
  4. 請求項1ないし3のうちの何れか1つの請求項に記載の利用料金設定装置であって、
    前記デマンドレスポンスに関する報酬は、前記デマンドレスポンスで前記車両が実際にバーチャルパワープラントとして機能するプラント確率の予測値を考慮した金額である、
    利用料金設定装置。
  5. 請求項1ないし4のうちの何れか1つの請求項に記載の利用料金設定装置であって、
    前記デマンドレスポンスによる前記車両の蓄電装置の充電に対する充電報酬および放電に対する放電報酬と、前記蓄電装置の蓄電割合と、に基づいて前記共同利用サービスの利用料金を設定する、
    利用料金設定装置。
  6. 請求項1ないし5のうちの何れか1つの請求項に記載の利用料金設定装置であって、
    前記共同利用サービスに用いられる前記車両の出発地および/または予定目的地を考慮して前記共同利用サービスの利用料金を設定する、
    利用料金設定装置。
  7. デマンドレスポンスに参加可能であると共に共同利用サービスに用いられる車両の前記共同利用サービスの利用料金を設定する利用料金設定方法であって、
    前記デマンドレスポンスに関する報酬と前記共同利用サービスに関する利益とに基づいて前記共同利用サービスの利用料金を設定する、
    利用料金設定方法。
  8. 請求項7記載の利用料金設定方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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