JP2022120974A - ヘッドユニットおよびそれを備えたインクジェット記録装置 - Google Patents

ヘッドユニットおよびそれを備えたインクジェット記録装置 Download PDF

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Abstract

【課題】記録ヘッドの交換時における連結部分からの液漏れを簡易な構成で抑制可能なヘッドユニットおよびそれを備えたインクジェット記録装置を提供する。【解決手段】ヘッドユニットは、共通流路と、1つ以上の記録ヘッドと、ジョイント機構と、を備える。共通流路は、インクを含む1種以上の液体が通過する液供給路を有する。記録ヘッドは、共通流路に対して着脱可能であって、インクを吐出する複数のノズルを有する。ジョイント機構は、液供給路と記録ヘッドの液供給口を連結する。ジョイント機構は、第1開閉弁と、連結部材と、を有する。第1開閉弁は、共通流路に固定され、液供給路を開閉する。連結部材は、第1開閉弁と液供給口とを連結する。連結部材は、第1開閉弁と連結された連結位置と、連結位置から退避した退避位置と、に移動可能であり、連結部材が退避位置に配置されたとき、第1開閉弁と連結部材との間に隙間が形成される。【選択図】図18

Description

本発明は、インクジェット記録装置に搭載されるヘッドユニットおよびそれを備えたインクジェット記録装置に関し、特にヘッドユニットに対する記録ヘッドの取り付け構造に関する。
従来、インクジェットプリンターなどのインクジェット記録装置においては、記録ヘッドに設けられたインク吐出ノズルからインクを吐出し、吐出されたインクが用紙等の記録媒体に付着してドットを形成する。上記のようなインクジェット記録装置では、目詰まり等により一部のインク吐出ノズルでインクの吐出が困難になる場合が考えられ、この場合、記録ヘッドを交換することが必要になる。
記録媒体の幅方向全域にインク吐出ノズルが配置されるように記録ヘッドを配置した、いわゆるラインヘッド式のプリンターにおいては、例えば1色につき3つの記録ヘッドがユニット化されている場合であれば、ヘッドユニット全体を交換することは比較的簡単に行える。この理由は、1つのヘッドユニットでインクおよびクリーニング液等の液体の流路が完結しているためである。
しかし、ヘッドユニット内で故障する記録ヘッドは1つのみの場合がほとんどであるため、ヘッドユニット全体を交換すると余分なコストがかかってしまう。そこで、故障した記録ヘッドのみを交換することが望ましい。しかし、1つの記録ヘッドのみを交換する場合、液体の流路を遮断する必要があり、交換時の液漏れが懸念される。
記録ヘッドの交換時における液漏れを回避する方法として、例えば特許文献1には、インクを収納したインクタンクを保持してなるカートリッジを着脱可能に保持するインクジェットプリンターにおいて、負圧増大機構によりインクタンクの負圧を増大させるようにし、プリンターへの装着により負圧増大機構による負圧の増大を停止させるようにすることにより、ヘッド交換等のメンテナンス時におけるインクの液漏れを回避するインクジェット記録装置が開示されている。
また、特許文献2には、記録ヘッドを積載するキャリッジ上にインク供給路を開閉する開閉弁を設け、ヘッド固定レバーを操作することで、ヘッド固定レバーに付随するレバーを用いて記録ヘッドがキャリッジに結合された状態で開閉弁を開き、記録ヘッドの分離時に開閉弁を閉じるインクジェット記録装置が開示されている。
特開2002-36586号公報 特開2006-68994号公報
特許文献1の方法では、ヘッドカートリッジに負圧増大機構を設ける必要があり、構成が複雑化するとともにコストアップに繋がる。また、特許文献1の構成ではヘッドカートリッジ内にインクタンクが配置されているが、インクタンクが記録ヘッドとは別個に配置されている構成には適用できなかった。また、特許文献2の構成では、ヘッド固定レバーを操作しなければ供給弁の開閉は行われないため、ヘッド固定レバーの操作忘れや、ヘッド固定レバーを操作するまでの時間においてインク漏れの可能性があった。
本発明は、上記問題点に鑑み、記録ヘッドの交換時における連結部分からの液漏れを簡易な構成で抑制可能なヘッドユニットおよびそれを備えたインクジェット記録装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明の第1の構成は、共通流路と、1つ以上の記録ヘッドと、ジョイント機構と、を備え、インクジェット記録装置に搭載されて記録媒体に画像記録を行うヘッドユニットである。共通流路は、インクを含む1種以上の液体が通過する液供給路を有する。記録ヘッドは、共通流路に対して着脱可能であって、インクを吐出する複数のノズルを有する。ジョイント機構は、液供給路と記録ヘッドの液供給口を連結する。ジョイント機構は、第1開閉弁と、連結部材と、を有する。第1開閉弁は、共通流路に固定され、液供給路を開閉する。連結部材は、第1開閉弁と液供給口とを連結する。連結部材は、第1開閉弁と連結された連結位置と、連結位置から退避した退避位置と、に移動可能であり、連結部材が退避位置に配置されたとき、第1開閉弁と連結部材との間に隙間が形成される。
本発明の第1の構成によれば、記録ヘッドを共通流路から取り外す際に、連結部材を退避位置に配置して第1開閉弁と連結部材との隙間を形成し、この隙間に紙や布を挿入することで、第1開閉弁と連結部材の間に残存するインクやクリーニング液を吸収することができる。従って、記録ヘッドの交換時における連結部分からの液漏れを簡易な構成で抑制することができる。
本発明の一実施形態に係るインクジェット記録装置としてのプリンター100の概略の構成を示す説明図 プリンター100が備える記録部9の平面図 記録部9のラインヘッド11Y~11Kを構成する記録ヘッド17a~17cの側面図 記録ヘッド17a~17cをインク吐出面F側から見た平面図 プリンター100のラインヘッド11Yを構成するインク供給路40a、クリーニング液供給路40b、および記録ヘッド17a~17cの内部構造を示す模式図 ヘッドユニット51を用紙搬送方向の上流側から見た側面図 ヘッドユニット51を上方から見た平面図 ヘッドユニット51の記録ヘッド17b付近の部分拡大図 記録ヘッド17bのジョイント機構60aの側面断面図 第1開閉弁61が共通流路40に装着された状態を示す斜視図 第1開閉弁61を構成する切換部材62の斜視図 第1開閉弁61を構成する第1開閉部材63の斜視図 連結部材65の斜視図 ジョイント機構60aの側面断面図であって、第1開閉弁61および第2開閉弁67が閉鎖された状態を示す図 ジョイント機構60aの側面断面図であって、第1開閉弁61および第2開閉弁67が開放された状態を示す図 記録ヘッド17bの側面のジョイント機構60a付近の拡大図であって、ジョイント機構60aが連結された状態を示す図 記録ヘッド17bの側面のジョイント機構60a付近の拡大図であって、図16の状態から連結部材65を退避位置に移動させた状態を示す図 図17における第1開閉弁61と連結部材65の隙間部分の拡大斜視図
〔1.インクジェット記録装置の構成〕
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。図1は、本発明の一実施形態に係るインクジェット記録装置としてのプリンター100の概略の構成を示す説明図である。プリンター100は、用紙収容部である給紙カセット2を備えている。給紙カセット2は、プリンター本体1の内部下方に配置されている。給紙カセット2の内部には、記録媒体の一例である用紙Pが収容されている。
給紙カセット2の用紙搬送方向下流側、すなわち図1における給紙カセット2の右側の上方には給紙装置3が配置されている。この給紙装置3により、用紙Pは図1において給紙カセット2の右上方に向け、1枚ずつ分離されて送り出される。
プリンター100は、その内部に第1用紙搬送路4aを備えている。第1用紙搬送路4aは、給紙カセット2に対してその給紙方向である右上方に位置する。給紙カセット2から送り出された用紙Pは、第1用紙搬送路4aにより、プリンター本体1の側面に沿って垂直上方に搬送される。
用紙搬送方向において第1用紙搬送路4aの下流端には、レジストローラー対13が設けられている。さらに、レジストローラー対13の用紙搬送方向下流側直近には、第1搬送ユニット5および記録部9が配置されている。給紙カセット2から送り出された用紙Pは、第1用紙搬送路4aを通ってレジストローラー対13に到達する。レジストローラー対13は、用紙Pの斜め送りを矯正しつつ、記録部9が実行するインク吐出動作とのタイミングを計り、第1搬送ユニット5(特に後述する第1搬送ベルト8)に向かって用紙Pを送り出す。
レジストローラー対13によって第1搬送ユニット5に送り出された用紙Pは、第1搬送ベルト8によって記録部9(特に後述する記録ヘッド17a~17c)との対向位置に搬送される。記録部9から用紙Pにインクが吐出されることにより、用紙P上に画像が記録される。このとき、記録部9におけるインクの吐出は、プリンター100の内部の制御装置110によって制御される。
用紙搬送方向において、第1搬送ユニット5の下流側(図1の左側)には、第2搬送ユニット12が配置されている。記録部9によって画像が記録された用紙Pは、第2搬送ユニット12へ送られる。用紙Pの表面に吐出されたインクは、第2搬送ユニット12を通過する間に乾燥される。
用紙搬送方向において、第2搬送ユニット12の下流側であってプリンター本体1の左側面近傍には、デカーラー部14が設けられている。第2搬送ユニット12によってインクが乾燥された用紙Pは、デカーラー部14へ送られて、用紙Pに生じたカールが矯正される。
用紙搬送方向において、デカーラー部14の下流側(図1の上方)には、第2用紙搬送路4bが設けられている。デカーラー部14を通過した用紙Pは、両面記録を行わない場合、第2用紙搬送路4bを通り、プリンター100の左側面外部に設けられた用紙排出トレイ15aに排出される。用紙排出トレイ15aの下方には、印字不良等の発生した不要な用紙P(損紙)を排出するサブ排出トレイ15bが設けられている。
プリンター本体1の上部であって記録部9および第2搬送ユニット12の上方には、両面記録を行うための反転搬送路16が設けられている。両面記録を行う場合、用紙Pの一方の面(第1面)への記録が終了して第2搬送ユニット12およびデカーラー部14を通過した用紙Pは、第2用紙搬送路4bを通って反転搬送路16へ送られる。
反転搬送路16へ送られた用紙Pは、続いて用紙Pの他方の面(第2面)への記録のために搬送方向が切り替えられる。そして、用紙Pは、プリンター本体1の上部を通過して右側に向かって送られ、レジストローラー対13を経て第2面を上向きにした状態で再び第1搬送ユニット5へ送られる。第1搬送ユニット5では、記録部9との対向位置に用紙Pが搬送され、記録部9からのインク吐出によって第2面に画像が記録される。両面記録後の用紙Pは、第2搬送ユニット12、デカーラー部14、第2用紙搬送路4bを順に通過して用紙排出トレイ15aに排出される。
また、第2搬送ユニット12の下方には、メンテナンスユニット19およびキャップユニット20が配置されている。メンテナンスユニット19は、パージを実行する際に記録部9の下方に水平移動し、記録ヘッドのインク吐出口から押出されたインクを拭き取り、拭き取られたインクを回収する。なお、パージとは、インク吐出口内の増粘インク、異物、気泡を排出するために、記録ヘッドのインク吐出口からインクを強制的に押し出す動作を言う。キャップユニット20は、記録ヘッドのインク吐出面をキャッピングする際に記録部9の下方に水平移動し、さらに上方に移動して記録ヘッドの下面に装着される。
図2は、記録部9の平面図である。記録部9は、ヘッドハウジング10と、ラインヘッド11Y、11M、11C、11Kとを備えている。ラインヘッド11Y~11Kは、駆動ローラー6a、従動ローラー6b、およびテンションローラー(図示せず)を含む複数のローラーに張架された無端状の第1搬送ベルト8の搬送面に対して、所定の間隔(例えば1mm)が形成される高さでヘッドハウジング10に保持される。駆動ローラー6aは、第1搬送ベルト8を用紙Pの搬送方向(矢印A方向)に走行させる。
ラインヘッド11Y~11Kは、複数(ここでは3個)の記録ヘッド17a~17cをそれぞれ有している。記録ヘッド17a~17cは、用紙搬送方向(矢印A方向)と直交する用紙幅方向(矢印BB′方向)に沿って千鳥状に配列されている。記録ヘッド17a~17cは、複数のインク吐出口18(ノズル)を有している。各インク吐出口18は、記録ヘッドの幅方向、つまり、用紙幅方向(矢印BB′方向)に等間隔で並んで配置されている。ラインヘッド11Y~11Kからは、記録ヘッド17a~17cのインク吐出口18を介して、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色のインクが、第1搬送ベルト8で搬送される用紙Pに向かってそれぞれ吐出される。
図3は、記録部9のラインヘッド11Y~11Kを構成する記録ヘッド17a~17cの側面図、図4は、記録ヘッド17a~17cをインク吐出面F1側から見た平面図である。なお、記録ヘッド17a~17cは同一の形状および構成であるため、図3および図4では記録ヘッド17a~17cを一つの図で示している。図3および図4に示すように、記録ヘッド17a~17cのインク吐出面(ノズル面)F1には、インク吐出口18(図2参照)が多数配列された複数(ここでは4ブロック)のノズル領域Ra~Rdが設けられている。インク吐出面F1は、例えばSUS(ステンレス鋼)によって形成されている。
各ラインヘッド11C~11Kを構成する記録ヘッド17a~17cには、それぞれ液供給機構50(図5参照)から4色(シアン、マゼンタ、イエローおよびブラック)のインクがラインヘッド11C~11Kの色毎に供給される。
各記録ヘッド17a~17cは、制御装置110(図1参照)からの制御信号により、外部コンピューターから受信した画像データに応じて、第1搬送ベルト8の搬送面に吸着保持されて搬送される用紙Pに向かってインク吐出口18からインクを吐出する。これにより、第1搬送ベルト8上の用紙Pにはシアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの4色のインクが重ね合わされたカラー画像が形成される。また、用紙搬送方向(矢印A方向)と直交する記録ヘッド17a~17cの長手方向(矢印BB′方向)の一端部には、クリーニング液を供給するクリーニング液供給部30が設けられている。クリーニング液供給部30には多数のクリーニング液供給口30aが形成されている。
プリンター100では、記録ヘッド17a~17cのインク吐出面F1を清浄にするために、長期間停止後の印字開始時および印字動作の合間には、全ての記録ヘッド17a~17cのインク吐出口18からインクを押出(パージ)するとともに、クリーニング液供給口30aからクリーニング液をクリーニング液供給面F2に供給し、ワイパー(図示せず)によりインク吐出面F1に吐出されたインクをクリーニング液と共に拭き取る記録ヘッド17a~17cの回復動作を実行し、次の印字動作に備える。インク吐出面F1から拭き取られたインクおよびクリーニング液はインク受け部(図示せず)によって回収される。
図5は、プリンター100のラインヘッド11Yを構成するインク供給路40a、クリーニング液供給路40b、および記録ヘッド17a~17cの内部構造を示す模式図である。なお、ラインヘッド11M~11Kについても全く同様の構成であるため説明を省略する。また、記録ヘッド17a~17cの内部構造は同一であるため、図5では記録ヘッド17aの内部構造のみを図示している。
図5に示すように、記録ヘッド17a~17cには、インクおよびクリーニング液が通過する共通流路40が接続されている。共通流路40内には、インクが通過する2本のインク供給路40aおよびクリーニング液が通過する1本のクリーニング液供給路40bが形成されている。インク供給路40aおよびクリーニング液供給路40bの上流端は、液供給機構50に接続されている。液供給機構50は、インクおよびクリーニング液を収容するタンクと、タンクからインクおよびクリーニング液を汲み上げるポンプ(いずれも図示せず)と、によって構成されている。
2本のインク供給路40aは、下流端では3本ずつ計6本の経路に分岐しており、記録ヘッド17a~17cのインク吐出口18に2本ずつ接続されている。クリーニング液供給路40bは、下流端では3本の経路に分岐しており、記録ヘッド17a~17cのクリーニング液供給部30(図3、4参照)に接続されている。なお、記録ヘッド17a~17cおよび共通流路40を含むユニットを、以下ではヘッドユニット51(図6参照)と呼ぶ。
記録ヘッド17a~17cは、ヘッド正面部41と、ヘッド背面部43と、ヒーター44と、を有する。ヘッド正面部41には、インク吐出口18が多数配列されたインク吐出面F1と、クリーニング液を供給するクリーニング液供給部30(いずれも図4参照)が設けられている。
ヘッド背面部43は、インク加温流路45と、フィルター46と、リザーバタンク47と、ダンパー48と、を備える。インク供給路40aは、インク加温流路45、フィルター46、リザーバタンク47、ダンパー48を順次通過した後、ヘッド正面部41のインク吐出口18に接続されている。
ヘッド正面部41とヘッド背面部43との間にはヒーター44が配置されている。ヒーター44は、必要に応じて後述するインク加温流路45内のインクを所定の温度に加温するとともに、インク吐出口18からインクを円滑に吐出できるようにヘッド正面部41を加温する。
インク加温流路45は、インク供給路40a内のインクを所定の温度に加温する。インク加温流路45は、ヘッド背面部43内においてヒーター49に隣接する位置に設けられている。フィルター46は、インク供給路40a内を通過するインクから異物を除去する。リザーバタンク47は、インク供給路40aを通過するインクを一時的に貯留する。ダンパー48は、可撓性を有する樹脂フィルムで形成されており、ダンパー48を脈動させることでヘッド正面部41へインクを押し出す。
2本のインク供給路40aは、一方が液供給機構50から記録ヘッド17a~17cへのインクの供給に用いられ、他方が記録ヘッド17a~17cから液供給機構50へのインクの回収に用いられる。なお、インク吐出量の多い画像を記録する場合は、2本のインク供給路40aの両方を記録ヘッド17a~17cへのインクの供給に用いることもできる。
図6は、ヘッドユニット51を用紙搬送方向の上流側(図2の右側)から見た側面図である。図7は、ヘッドユニット51を上方から見た平面図である。図8は、ヘッドユニット51の記録ヘッド17b付近の部分拡大図である。記録ヘッド17a~17cは、それぞれ共通流路40に個別に着脱可能となっている。より詳細には、各記録ヘッド17a~17cと共通流路40とを接続する3箇所のジョイント機構60a~60cが、1箇所につき3本(計9本)の第1固定ビス55により共通流路40の上方から締結されている。また、各記録ヘッド17a~17cの左右両端部が第2固定ビス57により共通流路40に締結されている。各記録ヘッド17a~17cの側面には放熱板53が装着されている。放熱板53は、内側に配置されたフレキシブル基板(図示せず)から発生する熱を放出する。
ジョイント機構60aおよびジョイント機構60bは、それぞれ2本のインク供給路40a(図7参照)に接続されている。ジョイント機構60cはクリーニング液供給路40bに接続されている。
〔2.ジョイント機構の構成〕
以下、ジョイント機構60a~60cの詳細な構成について説明する。図9は、記録ヘッド17bのジョイント機構60aの側面断面図である。図10は、第1開閉弁61が共通流路40に装着された状態を示す斜視図である。図11は、第1開閉弁61を構成する切換部材62の斜視図である。図12は、第1開閉弁61を構成する第1開閉部材63の斜視図である。図13は、連結部材65の斜視図である。なお、ここでは記録ヘッド17bのジョイント機構60aの構成を例示するが、ジョイント機構60b、60cもジョイント機構60aと同一の構成である。また、記録ヘッド17a、17cのジョイント機構60a~60cも同一の構成である。
図9に示すように、ジョイント機構60aは、第1開閉弁61と、連結部材65と、第2開閉弁67と、を備える。第1開閉弁61は、共通流路40のインク供給路40aおよびクリーニング液供給路40b(図7参照)の末端に装着される。第1開閉弁61は、切換部材62と第1開閉部材63とを有する。
図11に示すように、切換部材62は上方に向かって段階的に小径となる中空状の略円筒形状であり、第1開閉部材63が挿入される挿入孔62aを有する。挿入孔62aの内周面には係合ボス62bが突設されている。切換部材62の外周面には第1フランジ部62c、第2フランジ部62d、およびレバー部62eが形成されている。第1フランジ部62cには、共通流路40と切換部材62との隙間をシールする第1オーリング80a(図9参照)が装着される。第2フランジ部62dには、第1開閉弁61と連結部材65との隙間をシールする第2オーリング80b(図9参照)が装着される。レバー部62eは、切換部材62を回転させて第1開閉弁61を開閉する際に周方向に押圧される。
切換部材62の上端部には係合爪62fが形成されている。係合爪62fは、共通流路40内の被係合部40c(図9参照)に係合することで、図10に示すように記録ヘッド17a~17cが取り外された状態で切換部材62の落下を防止する。
図12に示すように、第1開閉部材63は、摺動部63aと、押圧部63bと、小径部63cとを有する。摺動部63aは略円筒状であり、切換部材62の挿入孔62aに上下方向に摺動可能に挿入される。摺動部63aの外側面には係合溝63dが形成されている。係合溝63dは摺動部63aの軸方向(上下方向)に対して傾斜するように形成されており、切換部材62の係合ボス62b(図11参照)が係合する。
押圧部63bは、第1開閉部材63の下端部に設けられており、第2開閉部材68の先端部68a(図14参照)に接触する。小径部63cは、摺動部63aと押圧部63bの間に形成されており、第1開閉弁61が閉じられたとき切換部材62の挿入孔62aの内面に接触する第3オーリング80c(図9参照、第1封止部材)が装着される。
図13に示すように、連結部材65は、上端部および下端部が開口した中空円筒状の本体部65aと、本体部65aの上端部付近に軸方向と直交する水平方向に固定される支持プレート65bとを有する。本体部65aの上端部は第1開閉弁61(図9参照)に連結される。本体部65aの下端部は記録ヘッド17bのインク供給口70(図9参照)に連結される。
本体部65aの上端部近傍には通液口65cが形成されている。本体部65aの内側には第2開閉弁67(図9参照)が配置される。第2開閉弁67は、第2開閉部材68と、第2開閉部材68を上方向に付勢するコイルバネ69と、を有する。通液口65cは、本体部65aの他の部分に比べて内径が小さく、コイルバネ69の付勢力によって第2開閉部材68が圧接されることで連結部材65内のインク流路を閉鎖する。第2開閉部材68には通液口65cの周縁部に接触する第4オーリング80d(図9参照、第2封止部材)が装着される。
第2開閉部材68の先端部68aは、連結部材65の通液口65cから上方に突出して第1開閉部材63の押圧部63bに接触している。コイルバネ69の下端部は記録ヘッド17bのインク供給口70に形成されたバネ受け部70aに固定されている。インク供給口70には、連結部材65とインク供給口70との隙間をシールする第5オーリング80e(図9参照)が装着される。
本体部65aの上面の3箇所には、第1固定ビス55が締結されるビス孔65dが形成されている。第1固定ビス55をビス孔65dに締結することで、連結部材65は図9に示すように第1開閉弁61に接続された位置(連結位置)で固定される。
本体部65aの上面と通液口65cとの間には、液貯留部73が形成されている。図9に示すように、液貯留部73は通液口65cから下側の部分と比べて大径であり、第1開閉弁61と第2開閉弁67との間の空間と同一またはそれ以上の容積を有する。支持プレート65bの側端部には突起部71が形成されている。突起部71は放熱板53に形成された開口部53a(図16参照)から外部に突出する。
次に、第1開閉弁61および第2開閉弁67の開閉動作について説明する。図14および図15は、ジョイント機構60aの側面断面図であって、それぞれ第1開閉弁61および第2開閉弁67が閉鎖された状態、および開放された状態を示している。
図14に示す状態では、切換部材62の係合ボス62bが第1開閉部材63の係合溝63dの下端部に位置しており、第1開閉部材63に装着された第3オーリング80cが切換部材62の挿入孔62aの内壁面に圧接されて第1開閉弁61が閉状態となっている。
また、第1開閉弁61が閉状態である図14の状態では、第2開閉部材68がコイルバネ69の付勢力によって上方に押し上げられている。その結果、第2開閉部材68に装着された第4オーリング80dが通液口65cの周縁部に圧接されて第2開閉弁67が閉状態となっている。
第1開閉弁61を開放する場合、図14の状態から、切換部材62のレバー部62eをドライバーの先端等で周方向に押圧して切換部材62を所定方向(図11の時計回り方向)に回転させる。これにより、切換部材62の係合ボス62bが第1開閉部材63の係合溝63d内を下端部から上端部に移動する。切換部材62は共通流路40に固定されているため、係合ボス62bの移動によって第1開閉部材63が下方向に移動する。その結果、図15に示すように、第1開閉部材63に装着された第3オーリング80cが切換部材62の挿入孔62aの内壁面から離間して第1開閉弁61が開状態となる。
また、第1開閉部材63の下方向への移動に伴い、第1開閉部材63の押圧部63bに当接する第2開閉部材68が下方に押圧される。これにより、第2開閉部材68がコイルバネ69の付勢力に抗して下方に移動方向に移動する。その結果、図15に示すように、第2開閉部材68に装着された第4オーリング80dが、連結部材65の通液口65cの周縁部から離間して第2開閉弁67も開状態となる。
上記の構成によれば、共通流路40側に配置された第1開閉弁61の開閉動作に追従して連結部材65側(記録ヘッド17a~17c側)に配置された第2開閉弁67が開閉する。即ち、共通流路40側に配置された第1開閉弁61と、連結部材65側(記録ヘッド17a~17c側)に配置された第2開閉弁67とを1回の操作で同時に開閉することができる。そのため、ヘッドユニット51から記録ヘッド17a~17cを取り外す際に第1開閉弁61または第2開閉弁67を閉鎖し忘れたり、ヘッドユニット51に記録ヘッド17a~17cを装着したときに第1開閉弁61または第2開閉弁67を開放し忘れたりするおそれが少なくなる。
従って、第1開閉弁61または第2開閉弁67を閉鎖せずに記録ヘッド17a~17cを交換することによるインク漏れやクリーニング液の漏れを抑制することができる。また、記録ヘッド17a~17cの交換後に第1開閉弁61または第2開閉弁67を開放し忘れることによる印字不具合の発生も抑制することができる。
ここで、第1開閉弁61および第2開閉弁67を閉鎖したとき、第1開閉弁61と第2開閉弁67との間の空間(切換部材62の挿入孔62aから連結部材65の通液口65cまでの空間)にはインクまたはクリーニング液が残存した状態となっている。そのため、第1開閉弁61および第2開閉弁67を閉鎖した状態で記録ヘッド17a~17cを共通流路40から取り外したとしても、第1開閉弁61と第2開閉弁67との間に残存したインクやクリーニング液が漏出してしまうおそれがある。
そこで、本実施形態では、ジョイント機構60a~60cを構成する連結部材65の上面に、第1開閉弁61と第2開閉弁67との間の空間と同一以上の容積を有する液貯留部73を形成している。これにより、記録ヘッド17a~17cを共通流路40から取り外す際に、第1開閉弁61と第2開閉弁67との間に残存したインクまたはクリーニング液が液貯留部73に貯留されるため、インクやクリーニング液の漏出によるプリンター100内の汚染を抑制することができる。
〔3.記録ヘッドの着脱手順〕
次に、記録ヘッド17a~17cの着脱手順について説明する。図16は、記録ヘッド17bの側面のジョイント機構60a付近の拡大図である。ここでは記録ヘッド17bの着脱手順について説明するが、記録ヘッド17a、17cについても同様の手順である。
記録ヘッド17bを共通流路40から取り外す場合、先ず、切換部材62のレバー部62eを操作することにより、図14に示したように第1開閉弁61および第2開閉弁67を閉状態とする。次に、3箇所のジョイント機構60a~60cに3本ずつ締結された9本の第1固定ビス55を取り外す。第1固定ビス55を取り外すことで、連結部材65と共通流路40の締結が解除されるため、連結部材65はコイルバネ69の付勢力のみによって連結位置に保持された状態となる。なお、記録ヘッド17bは第2固定ビス57により共通流路40に締結されている。
次に、放熱板53の開口部53aから突出する支持プレート65bの突起部71を指で押し下げる。その結果、支持プレート65bが固定された本体部65aもコイルバネ69の付勢力に抗して支持プレート65bと共に押し下げられる。即ち、連結部材65が連結位置から下方に退避した位置(退避位置)に移動する。
図17は、図16の状態から連結部材65を退避位置に移動させた状態を示す図である。図18は、図17における第1開閉弁61と連結部材65の隙間部分の拡大斜視図である。図17および図18に示すように、連結部材65の退避位置への移動に伴い、第1開閉弁61と連結部材65との間に隙間Dが形成される。
この隙間Dに紙や布を挿入することで、第1開閉弁61と連結部材65の間に残存するインクまたはクリーニング液を吸収することができる。紙や布で吸収しきれなかったインクやクリーニングは液貯留部73に貯留される。その後、記録ヘッド17bの左右に締結された第2固定ビス57を取り外し、記録ヘッド17bを共通流路40から取り外す。
記録ヘッド17bを共通流路40に取り付ける場合は、3箇所のジョイント機構60a~60cの第1開閉弁61を閉じた状態で、それぞれ連結部材65を第1開閉弁61に接続する。そして、第1固定ビス55および第2固定ビス57を締結して記録ヘッド17bを共通流路40に装着する。その後、各ジョイント機構60a~60cの切換部材62のレバー部62eを操作して第1開閉弁61および第2開閉弁67を開放し、記録ヘッド17bへのインクおよびクリーニング液の供給を可能にする。
上記の手順で記録ヘッド17a~17cの着脱を行うことにより、ジョイント機構60a~60cからのインクおよびクリーニング液の漏出を、簡易な構成および操作によって効果的に抑制することができる。
その他、本発明は上記実施形態に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。例えば、上記実施形態では、1つのヘッドユニット51に3つの記録ヘッド17a~17cが装着された構成について説明したが、例えばヘッドユニット51に1つの記録ヘッドのみが装着される構成であってもよいし、2つまたは4つ以上の記録ヘッドが装着される構成であってもよい。
また、上記実施形態では、各記録ヘッド17a~17cは、インク供給用のジョイント機構60a、60bとクリーニング液供給用のジョイント機構60cとを備えているが、ジョイント機構の個数および配置は記録ヘッドの構成等に応じて適宜変更可能である。
また、上記実施形態では、インクジェット記録装置として、4色のインクを用いてカラーの画像を記録するカラープリンターを用いた例について説明したが、ブラックのインクを用いてモノクロの画像を記録するモノクロプリンターを用いた場合でも、本実施形態のインク排出経路を用いることは可能である。
本発明は、着脱可能な記録ヘッドを備えたインクジェットプリンターなどのインクジェット記録装置に利用可能である。
17a~17c 記録ヘッド
18 インク吐出口(ノズル)
30 クリーニング液供給部
40 共通流路
40a インク供給路(液供給路)
40b クリーニング液供給路(液供給路)
50 液供給機構
51 ヘッドユニット
60a~60c ジョイント機構
61 第1開閉弁
62 切換部材
62a 挿入孔
62b 係合ボス
62e レバー部
62f 係合爪
63 第1開閉部材
63d 係合溝
65 連結部材
67 第2開閉弁
68 第2開閉部材
69 コイルバネ(付勢部材)
70 インク供給口(液供給口)
71 突起部
73 液貯留部
100 プリンター(インクジェット記録装置)

Claims (8)

  1. インクを含む1種以上の液体が通過する液供給路を有する共通流路と、
    前記共通流路に対して着脱可能であり、前記インクを吐出する複数のノズルを有する1つ以上の記録ヘッドと、
    前記液供給路と前記記録ヘッドの液供給口を連結するジョイント機構と、
    を備え、インクジェット記録装置に搭載されて記録媒体に画像記録を行うヘッドユニットにおいて、
    前記ジョイント機構は、
    前記共通流路に固定され、前記液供給路を開閉する第1開閉弁と、
    前記第1開閉弁と前記液供給口とを連結する連結部材と、
    を有し、
    前記連結部材は、前記第1開閉弁と連結された連結位置と、前記連結位置から退避した退避位置と、に移動可能であり、前記連結部材が前記退避位置に配置されたとき、前記第1開閉弁と前記連結部材との間に隙間が形成されることを特徴とするヘッドユニット。
  2. 前記連結部材を前記共通流路に固定する第1固定ビスと、
    前記記録ヘッドを前記共通流路に固定する第2固定ビスと、
    を有し、
    前記第2固定ビスを締結した状態で前記第1固定ビスを取り外すことにより、前記記録ヘッドが前記共通流路に固定された状態で、前記連結部材のみが前記連結位置と前記退避位置とに移動可能となることを特徴とする請求項1に記載のヘッドユニット。
  3. 前記第1開閉弁は、
    挿入孔と、前記挿入孔の内周面に突設された係合ボスと、を有する切換部材と、
    前記挿入孔に上下に摺動可能に挿入される摺動部と、前記摺動部の軸方向に対し傾斜するように形成され、前記係合ボスが係合する係合溝と、を有する第1開閉部材と、
    前記第1開閉部材に装着され、前記挿入孔の内周面に対して接触または離間する第1封止部材と、を有し、
    前記切換部材を回転させて前記第1開閉部材を上下に移動させることにより、前記第1開閉弁を、前記第1封止部材が前記挿入孔の内周面に接触した閉状態と、前記第1封止部材が前記挿入孔の内周面から離間した閉状態と、に切り換えることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のヘッドユニット。
  4. 前記ジョイント機構は、前記連結部材の内側に設けられる第2開閉弁を有し、前記第1開閉弁の開閉動作に追従して前記第2開閉弁が開閉することを特徴とする請求項3に記載のヘッドユニット。
  5. 前記第2開閉弁は、
    前記連結部材の通液口から突出し、前記第1開閉部材に接触する第2開閉部材と、
    前記第2開閉部材を前記第1開閉部材に近づく方向に付勢する付勢部材と、
    前記第2開閉部材に装着され、前記通液口の周縁部に対して接触または離間する第2封止部材と、を有し、
    前記切換部材を回転させて前記第1開閉部材を上下に移動させることにより、前記第2開閉弁を、前記第2封止部材が前記通液口の周縁部に接触した閉状態と、前記第2封止部材が前記通液口の周縁部から離間した閉状態と、に切り換えることを特徴とする請求項4に記載のヘッドユニット。
  6. 前記切換部材は、前記切換部材を回転させる際に操作されるレバー部を有することを特徴とする請求項3乃至請求項5のいずれかに記載のヘッドユニット。
  7. 前記切換部材は、前記共通流路の被係合部に係合する係合爪を有することを特徴とする請求項3乃至請求項6のいずれかに記載のヘッドユニット。
  8. 請求項1乃至請求項7のいずれかに記載のヘッドユニットと、
    前記ヘッドユニットに前記液体を供給する液供給機構と、
    を備えたインクジェット記録装置。
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