JP2022120477A - 起伏アシスト装置 - Google Patents

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和之 宮崎
Kazuyuki Miyazaki
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Abstract

【課題】カウンタウエイトを昇降させなくても、起伏部材の起伏を補助できるようにする。【解決手段】起伏アシスト装置30は、クレーン1の起伏部材(15)の起伏を補助する。クレーン1は、旋回フレーム13aと、旋回フレーム13aに取り付けられるカウンタウエイト13bと、起伏部材(15)と、を備える。起伏アシスト装置30は、シリンダ41と、アシストロープ70と、を備える。シリンダ41は、伸縮可能であり、旋回フレーム13aにカウンタウエイト13bを脱着するためにカウンタウエイト13bを昇降させる。アシストロープ70は、シリンダ41の推力を、起伏部材(15)を起伏させる起伏力に変えるように配策される。【選択図】図2

Description

本発明は、クレーンの起伏部材の起伏を補助する起伏アシスト装置に関する。
例えば特許文献1などに、カウンタウエイトの昇降を利用して、起伏部材の起伏を補助する技術が記載されている。
特開2016-216171号公報
同文献に記載の技術では、起伏部材の起伏を補助するために、カウンタウエイトを昇降させる必要がある。また、起伏部材の起伏を補助する前や後にもカウンタウエイトを昇降させる必要が生じる場合がある(詳細は後述)。そのため、カウンタウエイトを昇降させる作業に手間がかかる。
そこで、本発明は、カウンタウエイトを昇降させなくても、起伏部材の起伏を補助することができる、起伏アシスト装置を提供することを目的とする。
起伏アシスト装置は、旋回フレームと、前記旋回フレームに取り付けられるカウンタウエイトと、起伏部材と、を備えるクレーンの前記起伏部材の起伏を補助する。起伏アシスト装置は、シリンダと、アシストロープと、を備える。前記シリンダは、前記旋回フレームに前記カウンタウエイトを脱着するために前記カウンタウエイトを昇降させ、伸縮可能である。前記アシストロープは、前記シリンダの推力を、前記起伏部材を起伏させる起伏力に変えるように配策される。
上記構成により、カウンタウエイトを昇降させなくても、起伏部材の起伏を補助することができる。
クレーン1を横から見た図である。 図1に示す起伏アシスト装置30を横から見た図であり、シリンダ41が伸長した状態を示す図である。 図2に示すシリンダ41が縮小した状態を横から見た図である。 図2に示すリンク42およびシリンダ側シーブ51を前後方向Xから見た図である。 図2に示すガイドシーブ50の変形例を示す図2相当図である。 図2に示す固定側端部71の固定位置などの変形例を示す図2相当図である。 図1に示すブーム起伏装置20がガントリ321を備える場合の図1相当図である。
図1~図4を参照して、起伏アシスト装置30を備えるクレーン1について説明する。
クレーン1は、図1に示すように、ブーム15(起伏部材)などを用いて作業を行う機械である。クレーン1は、建設作業を行う建設機械である。クレーン1は、下部走行体11と、上部旋回体13と、ブーム15と、ブーム起伏装置20と、起伏アシスト装置30と、を備える。
下部走行体11は、クレーン1を走行させる。下部走行体11は、クローラを備えてもよく、ホイールを備えてもよい。クレーン1は、クローラクレーン(例えばラチスブームクローラクレーン)でもよく、ホイールクレーンでもよい。
上部旋回体13は、下部走行体11に旋回可能に搭載される。上部旋回体13には、ブーム15などが取り付けられる。上部旋回体13は、旋回フレーム13aと、カウンタウエイト13bと、を備える。旋回フレーム13aは、ブーム15などが取り付けられる構造物である。
(方向)
下部走行体11に対する上部旋回体13の旋回の回転軸が延びる方向を、上下方向Zとする。上下方向Zにおいて、下部走行体11から上部旋回体13に向かう側(向き)を上側Z1とし、その逆側を下側Z2とする。上部旋回体13に対するブーム15の起伏の回転軸が延びる方向を、横方向Yとする。上下方向Zおよび横方向Yのそれぞれに直交する方向を、前後方向Xとする。前後方向Xは、旋回フレーム13aの長手方向である。前後方向Xにおいて、カウンタウエイト13bから、旋回フレーム13aへのブーム15の取付部に向かう側を前側X1とし、その逆側を後側X2とする。
カウンタウエイト13bは、クレーン1の前後方向Xのバランスをとるための、おもりである。カウンタウエイト13bは、旋回フレーム13aに着脱可能に取り付けられる。カウンタウエイト13bは、複数段のウエイトが上下方向Zに積み重ねられたものである。カウンタウエイト13bは、ベースウエイト13b1と、積み上げウエイト13b2と、を備える。ベースウエイト13b1は、カウンタウエイト13bのうち最も下側Z2の段のウエイトである。積み上げウエイト13b2は、ベースウエイト13b1に積み上げられる複数段のウエイト(図示なし)を備える。
ブーム15(起伏部材)は、上部旋回体13に起伏可能(上下方向Zに回転可能)に取り付けられる構造物(アタッチメント)である。ブーム15は、例えばラチス構造を有してもよく(ラチスブームでもよく)、箱型構造を有してもよい。
ブーム起伏装置20は、上部旋回体13に対してブーム15を起伏させる装置である。ブーム起伏装置20は、マスト21(起伏部材)と、下部スプレッダ22と、上部スプレッダ23と、ブームガイライン24と、ブーム起伏ロープ25と、ブーム起伏ウインチ26と、を備える。
マスト21(起伏部材)(クレーンマスト)は、旋回フレーム13aに起伏可能に取り付けられる。下部スプレッダ22は、複数のシーブを有する装置であり、旋回フレーム13aの後側X2端部に取り付けられる。「端部」には、端およびその周辺部が含まれる(以下同様、下記の先端部や基端部も同様)。上部スプレッダ23は、複数のシーブを有する装置であり、マスト21の先端部に設けられる。「マスト21の先端部」は、マスト21の長手方向において、旋回フレーム13aに取り付けられる側の端部(基端部)とは反対側の端部である。ブームガイライン24は、マスト21の先端部とブーム15の先端部とに接続される。「ブーム15の先端部」は、ブーム15の長手方向において、旋回フレーム13aに取り付けられる側の端部(基端部)とは反対側の端部である。ブーム起伏ロープ25は、下部スプレッダ22のシーブと上部スプレッダ23のシーブとに掛けられる。さらに詳しくは、ブーム起伏ロープ25は、下部スプレッダ22と上部スプレッダ23との間を複数回往復するように、下部スプレッダ22のシーブと上部スプレッダ23のシーブとに掛けられる(掛け渡される、掛け回される)。ブーム起伏ウインチ26は、例えば旋回フレーム13aなどに搭載されるウインチである。ブーム起伏ウインチ26が、ブーム起伏ロープ25を、巻き取りおよび繰り出しする。すると、下部スプレッダ22と上部スプレッダ23との間隔が変わる。すると、マスト21が旋回フレーム13aに対して起伏する。マスト21の先端部とブーム15の先端部とがブームガイライン24で接続されているので、マスト21が旋回フレーム13aに対して起伏すると、ブーム15が旋回フレーム13aに対して起伏する。
起伏アシスト装置30は、クレーン1の起伏部材の起伏を補助する装置である。起伏アシスト装置30は、起伏部材を起伏させるための力(起伏力)を補助する補助装置である。起伏アシスト装置30により起伏が補助される起伏部材は、例えばマスト21であり、例えばブーム15である。以下では、主に、起伏アシスト装置30が、マスト21の起伏を補助することで、ブーム15の起伏を補助する場合について説明する。例えば、ブーム15を起伏させるための力を、「ブーム15の起伏力」などという。起伏アシスト装置30は、複数設けられてもよく、1つのみ設けられてもよい。起伏アシスト装置30が複数設けられる場合、起伏アシスト装置30は、例えば旋回フレーム13aの横方向Y両側(左右)に配置され、例えば旋回フレーム13aの横方向Y両側に1つずつ設けられる。図2に示すように、起伏アシスト装置30は、カウンタウエイト自力脱着装置40と、ガイドシーブ50と、アシストロープ70と、を備える。
カウンタウエイト自力脱着装置40は、旋回フレーム13aにカウンタウエイト13bを脱着するために、カウンタウエイト13bを昇降させる装置である。カウンタウエイト自力脱着装置40は、クレーン1(図1参照)を組立・分解するための組立用クレーンを用いなくても、クレーン1が自力でカウンタウエイト13bを昇降できるようにするための装置である。カウンタウエイト自力脱着装置40は、ブーム15(図1参照)の起伏を補助する装置でもある。カウンタウエイト自力脱着装置40は、旋回フレーム13aに設けられる。さらに詳しくは、カウンタウエイト自力脱着装置40は、旋回フレーム13aへのカウンタウエイト13bの取り付け位置の近傍に設けられ、具体的には旋回フレーム13aの後側X2部分に設けられる。カウンタウエイト自力脱着装置40は、旋回フレーム13aの横方向Y両側(左右)に設けられる(図示なし)。起伏アシスト装置30が複数設けられる場合は、横方向Y一方側(例えば右側)のカウンタウエイト自力脱着装置40は、横方向Y一方側の起伏アシスト装置30を構成する。また、横方向Y他方側(例えば左側)のカウンタウエイト自力脱着装置40は、横方向Y他方側の起伏アシスト装置30を構成する。カウンタウエイト自力脱着装置40は、シリンダ41と、リンク42と、を備える。
シリンダ41(カウンタウエイト自力脱着シリンダ)は、伸縮可能である。シリンダ41は、例えば油圧シリンダである。シリンダ41は、シリンダ41の長手方向に伸縮可能である。シリンダ41の長手方向は、例えば上下方向Zでもよく、上下方向Zに対して傾いた方向でもよく、水平方向でもよい。以下では、シリンダ41の長手方向が上下方向Zである場合について説明する。シリンダ41は、シリンダチューブ41aと、シリンダロッド41bと、を備える。シリンダチューブ41aは、旋回フレーム13aに固定される。シリンダロッド41bは、シリンダチューブ41aに差し込まれる。シリンダロッド41bは、シリンダチューブ41aの長手方向(例えば上下方向Z)に駆動される。シリンダ41が伸びるときにシリンダチューブ41aに対してシリンダロッド41bが移動する向きは、図2に示す例では上側Z1であり、上下方向Zに対して傾いた方向でもよく、水平方向でもよく、下側Z2でもよい。以下では、シリンダ41が伸びるときにシリンダチューブ41aに対してシリンダロッド41bが移動する向きが上側Z1である場合について説明する。
リンク42(カウンタウエイト自力脱着リンク)は、シリンダロッド41bからカウンタウエイト13bに、カウンタウエイト13bを昇降させるための力を伝える。リンク42は、シリンダ41とカウンタウエイト13bとにつながれる。さらに詳しくは、リンク42は、シリンダロッド41bとベースウエイト13b1とにつながれる。リンク42は、例えば、第1リンク43と、リンク支持軸44と、第2リンク45と、を備える。
第1リンク43は、シリンダロッド41bに取り付けられ、例えばシリンダロッド41bの上側Z1端部に取り付けられる。第1リンク43は、シリンダロッド41bから前後方向Xの両側に延びるように設けられる。
リンク支持軸44は、第1リンク43に対して第2リンク45を支持する。例えば、リンク支持軸44は、第1リンク43の2か所に設けられる。例えば、リンク支持軸44は、第1リンク43の前後方向X両側の端部に設けられる。図4に示すように、リンク支持軸44は、横方向Yに延びるように設けられる部材(シャフト)である。
第2リンク45は、図2に示すように、第1リンク43とベースウエイト13b1とにつながれる。第2リンク45は、上下方向Zに延びるように設けられる。カウンタウエイト13bが旋回フレーム13aに取り付けられた状態で、シリンダ41を縮めることが可能となるように、第2リンク45が構成される(図3参照)。具体的には例えば、第2リンク45は、上部第2リンク45aと、下部第2リンク45bと、を備える。
上部第2リンク45aは、第1リンク43に取り付けられる。さらに詳しくは、上部第2リンク45aは、リンク支持軸44を介して第1リンク43に取り付けられる。上部第2リンク45aは、長孔45a1を備える。長孔45a1は、上部第2リンク45aの長手方向(例えば上下方向Z)に延びるように設けられる。リンク支持軸44は、長孔45a1に通される。長孔45a1に第1リンク43が取り付けられることにより、上部第2リンク45aは、第1リンク43に対して上下方向Zに移動可能である。後述するように、長孔45a1に下部第2リンク45bが取り付けられることにより、上部第2リンク45aは、下部第2リンク45bに対して上下方向Zに移動可能である。
下部第2リンク45bは、上部第2リンク45aに取り付けられる。具体的には例えば、下部第2リンク45bの上側Z1端部は、上部第2リンク45aの長孔45a1に取り付けられる。下部第2リンク45b(例えば下側Z2端部)は、ベースウエイト13b1に取り付けられる。なお、リンク42の構造は様々に変形可能である。
ガイドシーブ50は、アシストロープ70が掛けられる部材(シーブ)であり、アシストロープ70の延びる方向を変える部材である。ガイドシーブ50は、シリンダ側シーブ51と、旋回フレーム側シーブ53と、を備える。
シリンダ側シーブ51は、シリンダ41に回転可能に取り付けられる。シリンダ側シーブ51は、シリンダ41の伸縮に伴ってシリンダ41の伸縮方向(例えば上下方向Z)に移動するように、シリンダロッド41bに取り付けられる。シリンダ側シーブ51は、シリンダロッド41bに直接的に取り付けられてもよく、シリンダロッド41bに間接的に取り付けられてもよい。例えば、シリンダ側シーブ51がシリンダロッド41bに間接的に取り付けられる場合、シリンダ側シーブ51は、リンク42を介してシリンダロッド41bに取り付けられてもよい。例えば、図4に示すように、シリンダ側シーブ51は、リンク支持軸44に回転可能に取り付けられる。この場合、第1リンク43と第2リンク45とを接続する部材と、シリンダ側シーブ51の回転軸となる部材と、を兼用することができる。なお、リンク支持軸44とは別に、シリンダ側シーブ51の回転軸となる部材が設けられてもよい。図2に示すように、シリンダ側シーブ51は、前後方向X両側のリンク支持軸44・44のそれぞれに取り付けられる。具体的には、シリンダ側シーブ51は、後側シリンダ側シーブ51aと、後側シリンダ側シーブ51aよりも前側X1に配置される前側シリンダ側シーブ51bと、を備える。
旋回フレーム側シーブ53は、旋回フレーム13aに回転可能に取り付けられる。旋回フレーム側シーブ53は、旋回フレーム13aに直接的に取り付けられてもよい。旋回フレーム側シーブ53は、旋回フレーム13aに間接的に取り付けられてもよい。旋回フレーム側シーブ53の回転軸が旋回フレーム13aに対して移動しなければよい。図2に示す例では、旋回フレーム側シーブ53は、前側シリンダ側シーブ51bよりも前側X1に配置される。旋回フレーム側シーブ53は、様々に配置可能であり、例えば、後側シリンダ側シーブ51aよりも後側X2などに配置されてもよい(図7参照)。
ロープ固定部60(起伏アシストガイドロープ固定部)は、アシストロープ70が固定される部分である。ロープ固定部60は、例えば旋回フレーム13aに固定される。
アシストロープ70は、起伏部材(例えばブーム15(図1参照))の起伏を補助するロープ(起伏アシストロープ)である。アシストロープ70は、シリンダ41の推力を、起伏部材(例えばブーム15(図1参照))の起伏力に変えるように配策される。アシストロープ70は、例えばワイヤロープである。アシストロープ70は、固定側端部71と、推力作用部73と、起伏力伝達部75(図1参照)と、を備える。
固定側端部71は、旋回フレーム13aに対して固定される。固定側端部71は、アシストロープ70の長手方向の端部である。さらに詳しくは、固定側端部71は、アシストロープ70のうちシリンダ41の推力によって張力が生じる部分の、長手方向の端部である。固定側端部71は、旋回フレーム13aに直接的に固定されてもよく、間接的に固定されてもよい。具体的には例えば、固定側端部71は、ロープ固定部60に固定される。
推力作用部73は、アシストロープ70のうち、シリンダ41の推力が作用する部分(推力を受ける部分)である。具体的には、推力作用部73は、アシストロープ70のうちシリンダ側シーブ51に掛けられる部分である。推力作用部73は、シリンダ41が伸長したときに、シリンダロッド41bから上側Z1向きの力を受ける。
起伏力伝達部75は、図1に示すように、アシストロープ70のうち、起伏部材に起伏力を作用させる部分である。具体的には、起伏力伝達部75は、マスト21を起伏させる起伏力(マスト21の起伏力)をマスト21に作用させる。起伏力伝達部75は、マスト21に起伏力を作用させることで、マスト21からブームガイライン24を介してブーム15に起伏力を作用させる。起伏力伝達部75は、マスト21に直接的に取り付けられてもよく、マスト21に間接的に取り付けられてもよい。例えば、起伏アシスト装置30が複数設けられる場合は、横方向Y一方側(例えば右側)の起伏力伝達部75は、マスト21の横方向Y一方側(例えば右側)部分に取り付けられる。また、横方向Y他方側(例えば左側)の起伏力伝達部75は、マスト21の横方向Y他方側(例えば左側)部分に取り付けられる。例えば、起伏力伝達部75は、上部スプレッダ23のシーブに掛けられてもよい。起伏力伝達部75は、ブーム15に取り付けられてもよい。
図2に示す例では、アシストロープ70は、固定側端部71に近い側から順に、シリンダ側シーブ51、および旋回フレーム側シーブ53に掛けられる。さらに詳しくは、この例では、アシストロープ70は、固定側端部71に近い側から順に、後側シリンダ側シーブ51a、前側シリンダ側シーブ51b、および旋回フレーム側シーブ53に掛けられる。
(作動)
起伏アシスト装置30は、以下のように作動するように構成される。図1に示すクレーン1の組立時の起伏アシスト装置30などの作動について説明する。
図2に示すカウンタウエイト自力脱着装置40が、地面などに置かれたカウンタウエイト13bを、旋回フレーム13aへのカウンタウエイト13bの取り付け位置まで、上側Z1に移動させる(上昇させる、持ち上げる)。この状態で、カウンタウエイト13bが、旋回フレーム13aに取り付けられる(固定される)。
図1に示すように、クレーン1が、ブーム15を起こすための準備姿勢にされる。具体的には、ブーム15が、旋回フレーム13aに取り付けられ、旋回フレーム13aよりも前側X1に配置され、倒伏した状態にされる。このとき、ブーム15の先端部が、地面に預けられ、例えば置台などを介して地面に置かれてもよい。マスト21が、マスト21の基端部よりもマスト21の先端部の方が前側X1に配置されるような姿勢(前傾姿勢)にされる。例えば、アシストロープ70の起伏力伝達部75がマスト21に取り付けられる場合は、マスト21が前傾姿勢にされる前に、アシストロープ70がマスト21に取り付けられる。
図3に示すように、起伏アシスト装置30が、ブーム15の起伏力を補助するための準備姿勢にされる。具体的には、シリンダ41が縮小した状態にされる。例えば、シリンダ41が、シリンダ41の伸縮可能な範囲のうち最も縮小した状態にされる。アシストロープ70が、ロープ固定部60に固定され、各ガイドシーブ50に掛けられる。
次に、図1に示すブーム15が起こされる。このとき、ブーム起伏ウインチ26がブーム起伏ロープ25を巻き取りながら(巻き取りと同時に)、図3に示すシリンダ41が伸ばされる。例えば、シリンダ41が、シリンダ41の伸縮可能な範囲のうち最も伸びた状態(フルストローク)になるまで伸ばされる。起伏アシスト装置30が複数設けられる場合は、複数の起伏アシスト装置30のそれぞれのシリンダ41が同時に伸ばされる。なお、起伏アシスト装置30が複数設けられる場合でも、ブーム15の長さや質量によっては、1本のシリンダ41のみが伸ばされてもよい(一部の起伏アシスト装置30のみが用いられてもよい)。シリンダ41が伸ばされると、シリンダ側シーブ51が上側Z1に移動し、推力作用部73が上側Z1に移動する(図2参照)。すると、図1に示す起伏力伝達部75が、マスト21を起こす向きに引き込まれ、マスト21を起こす向きの起伏力をマスト21に作用させる。「マスト21を起こす向き」は、上部スプレッダ23と下部スプレッダ22との間隔を狭くする向きであり、具体的には後側X2かつ下側Z2の向きである。このとき、マスト21が、ブーム起伏ロープ25による起伏力と、アシストロープ70による起伏力と、により起こされる。マスト21が起こされると、ブームガイライン24を介して、ブーム15が起こされる。
図2に示す例では、アシストロープ70のうち、シリンダ側シーブ51にかかる荷重を支える荷重支持部分70a・70aは、2か所(2本)ある。この場合、シリンダ41のストローク(伸縮の長さ)をStとしたとき、図1に示す起伏力伝達部75の引き込み量は、2×Stである。「起伏力伝達部75の引き込み量」は、アシストロープ70の長手方向(後側X2かつ下側Z2)に起伏力伝達部75が引きこまれる量(長さ)である。また、図2に示すシリンダ41の推力をFとしたとき、アシストロープ70に作用する張力は、F/2となる。図1に示す起伏力伝達部75は、F/2の力をマスト21に作用させる。なお、図2に示すアシストロープ70の自重による荷重やガイドシーブ50が回転する際の摩擦力などは、シリンダ41の推力に比べて微小であるため無視した。また、起伏アシスト装置30が複数設けられ、シリンダ41が複数設けられる場合は、各シリンダ41の推力が、マスト21(図1参照)に作用する。具体的には例えば、起伏アシスト装置30が(シリンダ41が)2つ設けられ、それぞれの起伏アシスト装置30がF/2の力をマスト21に作用させる場合は、2つの起伏アシスト装置30が合計Fの力をマスト21に作用させる。
ブーム15が起こされた後(起伏アシスト装置30の使用後)、例えばクレーン1の作業時などには、図2に示すシリンダ41が縮小した状態(例えば最も縮小した状態)にされてもよい。この場合、シリンダ41が邪魔になることが抑制される。
図1に示すクレーン1の分解時などに、ブーム15を起立した状態から倒伏した状態に変えるときは、ブーム15を起こすときに比べ、クレーン1が安定しやすく(転倒しにくく)、起伏アシスト装置30による補助の必要性が低い。そのため、ブーム15を倒伏させるときには、起伏アシスト装置30が用いられなくてもよい。
図1に示すクレーン1の分解時などに、ブーム15を起立した状態(図示なし)から倒伏した状態に変えるときに、上記のブーム15を起こす作動とは逆の作動が行われてもよい。具体的には、ブーム起伏ウインチ26がブーム起伏ロープ25を繰り出しながら、図2に示すシリンダ41が伸長した状態から縮められてもよい(図3参照)。この場合、図1に示すマスト21が、ブーム起伏ロープ25による起伏力とアシストロープ70による起伏力とで支持されながら、伏せられる。
上記のように、クレーン1の組立時などにブーム15を倒伏した状態から起こす際には、図2に示すシリンダ41が伸ばされ、例えばフルストロークとされる。また、図1に示すクレーン1の分解時などにブーム15を起立した状態から倒伏させる際には、図2に示すシリンダ41が縮められる場合がある。この場合は、ブーム15を起こす際にシリンダ41が伸ばされた後、シリンダ41を、伸ばした状態のままとしておく(放置しておく)ことが好ましい。例えば、図1に示すクレーン1の組立後、クレーン1の作業時には、図2に示すシリンダ41を伸ばした状態のままとしておくことが好ましい。この場合、図1に示すクレーン1の分解時などにブーム15を起立した状態から倒伏させる前に、図2に示すシリンダ41を伸ばさなくても、シリンダ41を伸ばした状態から縮めることができる。
(検討)
図1に示すクレーン1に起伏アシスト装置30が設けられない場合について検討する。クレーン1において、より質量の大きい荷物を、より高く、より遠くへ移動させるためには、より強度が大きく、より長いアタッチメントが用いられることが好ましい。上記アタッチメントは、少なくともブーム15を含み、ブーム15に起伏可能に取り付けられるジブ(図示なし)を含んでもよい。以下では、アタッチメントの一例としてブーム15について説明する。ブーム15の強度が大きくなるほど、また、ブーム15が長くなるほど、ブーム15の質量が大きくなる。また、ブーム15が長くなるほど、旋回フレーム13aからブーム15の重心までの距離が遠くなる。そのため、ブーム15の強度が大きくなるほど、また、ブーム15が長くなるほど、ブーム15を起伏させるのに必要な起伏力が大きくなる。
[検討例A]ブーム15の起伏力を大きくするために、ブーム起伏ウインチ26の出力トルクを大きくする場合、次の問題が生じる。この場合、ブーム起伏ウインチ26を大型化する必要があり、具体的にはブーム起伏ウインチ26の減速機およびモータを大きくする必要がある。そのため、ブーム起伏ウインチ26の配置スペースの確保が困難になる問題、ブーム起伏ウインチ26のコストが高くなる問題、および、ブーム起伏ウインチ26の質量が増大する問題などが生じる。また、ブーム起伏ウインチ26の出力トルクを大きくする場合、ブーム起伏ロープ25に要求される強度が高くなる場合がある。
[検討例B]ブーム15の起伏力を大きくするために、下部スプレッダ22と上部スプレッダ23とのブーム起伏ロープ25の巻き掛け数(往復回数)を増やす場合、次の問題が生じる。この場合、下部スプレッダ22および上部スプレッダ23のそれぞれのシーブの数を増やし、ブーム起伏ロープ25を長くし、ブーム起伏ウインチ26のドラムの巻き取り容量を増やす必要がある。すると、ブーム起伏ウインチ26を大型化する必要があり、上記[検討例A]と同様の問題が生じる。また、下部スプレッダ22および上部スプレッダ23を大型化する必要があり、下部スプレッダ22および上部スプレッダ23の質量およびコストが増大する。
一方、本実施形態の起伏アシスト装置30では、シリンダ41(図2参照)の推力が、ブーム15の起伏力になる(起伏力を補助する)。よって、ブーム15の起伏力を大きくするために、ブーム起伏ウインチ26の出力トルクを大きくする必要がなく、下部スプレッダ22と上部スプレッダ23とのブーム起伏ロープ25の巻き掛け数を増やす必要がなく、ブーム起伏ロープ25を長くする必要がない。よって、下部スプレッダ22、上部スプレッダ23、およびブーム起伏ウインチ26(起伏系装置)を大型化する必要がない。その結果、クレーン1の質量増大を抑制することができ、クレーン1にかかるコストを抑制することができる。
(第1の発明の効果)
図1に示す起伏アシスト装置30による効果は次の通りである。起伏アシスト装置30は、クレーン1のブーム15(起伏部材)の起伏を補助する。クレーン1は、旋回フレーム13aと、旋回フレーム13aに取り付けられるカウンタウエイト13bと、ブーム15と、を備える。図2に示すように、起伏アシスト装置30は、シリンダ41と、アシストロープ70と、を備える。シリンダ41は、伸縮可能であり、旋回フレーム13aにカウンタウエイト13bを脱着するためにカウンタウエイト13bを昇降させる。
[構成1]アシストロープ70は、シリンダ41の推力を、ブーム15(図1参照)を起伏させる起伏力に変えるように配策される。
上記[構成1]では、ブーム15(図1参照)の起伏力を補助する力として、シリンダ41の推力が用いられる。よって、図1に示すカウンタウエイト13bを昇降させなくても、ブーム15の起伏を補助することができる。
この効果の詳細は、次の通りである。クレーン1の組立時に、カウンタウエイト13bの自重を利用してカウンタウエイト13bを下側Z2に移動させ、このカウンタウエイト13bの移動を利用して、ブーム15の起伏力を補助する場合(例えば特許文献1を参照)について検討する。この場合、カウンタウエイト自力脱着装置40(図2参照)が、カウンタウエイト13bを地面などから上側Z1に移動させた後、カウンタウエイト13bが下側Z2に移動させられることで、図1に示すブーム15を起こす起伏力が補助される。その後、カウンタウエイト13bを旋回フレーム13aに取り付けるために、再び、カウンタウエイト自力脱着装置40(図2参照)により、カウンタウエイト13bを上側Z1に移動させる必要がある。また、クレーン1の分解時には、クレーン1の組立時とは逆の作動が行われる。具体的には、カウンタウエイト13bが、旋回フレーム13aから取り外され、カウンタウエイト自力脱着装置40(図2参照)が、カウンタウエイト13bを下側Z2に移動させる。その後、カウンタウエイト13bが上側Z1に移動させられながら、ブーム15を伏せる起伏力が補助される。その後、クレーン1を分解するために、再び、カウンタウエイト自力脱着装置40(図2参照)により、カウンタウエイト13bを下側Z2に移動させる(地面などに降ろす)必要がある。このように、ブーム15の起伏力を補助するために、カウンタウエイト13bを昇降させる必要がある場合は、カウンタウエイト13bを昇降させる作業に手間がかかる。一方、本実施形態の起伏アシスト装置30では、上記[構成1]により、カウンタウエイト13bを昇降させなくても、ブーム15の起伏を補助することができる。
(第2の発明の効果)
図2に示すように、起伏アシスト装置30は、旋回フレーム13aに取り付けられる旋回フレーム側シーブ53と、シリンダ41に取り付けられるシリンダ側シーブ51と、を備える。シリンダ41は、旋回フレーム13aに固定されるシリンダチューブ41aと、シリンダチューブ41aに対して駆動されるシリンダロッド41bと、を備える。
[構成2]シリンダ側シーブ51は、シリンダ41の伸縮に伴ってシリンダ41の伸縮方向にシリンダ側シーブ51が移動するように、シリンダロッド41bに取り付けられる。アシストロープ70の長手方向の端部である固定側端部71は、旋回フレーム13aに対して固定される。アシストロープ70は、固定側端部71に近い側から順に、シリンダ側シーブ51、および旋回フレーム側シーブ53に掛けられる。
上記[構成2]では、アシストロープ70のうち、シリンダ側シーブ51にかかる荷重を支える部分(荷重支持部分70a)が、複数か所に設けられる。この場合、シリンダ41のストロークよりも、アシストロープ70の移動量(具体的には起伏力伝達部75(図1参照)の引き込み量)を大きくすることができる。よって、図1に示す起伏アシスト装置30は、より広い範囲のブーム15の起伏角度で、ブーム15の起伏力を補助することができる。
(ガイドシーブ50の変形例)
図2に示すガイドシーブ50の枚数および配置は様々に設定可能であり、アシストロープ70は様々に配策可能である。
図2に示す例では、シリンダ側シーブ51にかかる荷重を支える荷重支持部分70a・70aが2か所であったが、荷重支持部分70aの数は、2か所よりも多くてもよい。例えば、図5に示す例では、荷重支持部分70aの数は、4か所である。この例では、アシストロープ70は、固定側端部71に近い側から順に、後側シリンダ側シーブ51a、旋回フレーム側シーブ153・153、前側シリンダ側シーブ51b、および旋回フレーム側シーブ53に掛けられる。この場合、シリンダ41のストロークをStとしたとき、図1に示す起伏力伝達部75の引き込み量は、4×Stである。図5に示すシリンダ41の推力をFとしたとき、アシストロープ70に作用する張力は、F/4である。図1に示す起伏力伝達部75は、F/4の力をマスト21に作用させる。
図6に示す例では、シリンダ側シーブ51は設けられず、固定側端部71は、シリンダロッド41bに固定(直接的または間接的に固定)される。図6に示す例では、固定側端部71はリンク42(例えば第1リンク43)に固定される。この例では、アシストロープ70は、固定側端部71に近い側から順に、旋回フレーム側シーブ253、および旋回フレーム側シーブ53に掛けられる。この場合、シリンダ41のストロークをStとしたとき、図1に示す起伏力伝達部75の引き込み量は、Stである。図6に示すシリンダ41の推力をFとしたとき、アシストロープ70に作用する張力は、Fである。
(ブーム起伏装置20の変形例)
図1に示す例では、ブーム起伏装置20は、マスト21を備えた。一方、図7に示すように、ブーム起伏装置20は、ガントリ321を備えてもよい。ガントリ321は、旋回フレーム13aに取り付けられるコンプレッションメンバ321aと、テンションメンバ321bと、を備える。テンションメンバ321bは、コンプレッションメンバ321aの先端部と旋回フレーム13aの後側X2端部とに接続される。下部スプレッダ22は、コンプレッションメンバ321aの先端部に設けられる。上部スプレッダ23は、コンプレッションメンバ321aの先端部とブーム15の先端部との間に配置される。ブームガイライン24は、上部旋回体13とブーム15の先端部とに接続される。ブーム起伏ウインチ26が、ブーム起伏ロープ25を、巻き取りおよび繰り出しすると、下部スプレッダ22と上部スプレッダ23との間隔が変わる。上部スプレッダ23とブーム15の先端部とがブームガイライン24で接続されているので、下部スプレッダ22と上部スプレッダ23との間隔が変わると、旋回フレーム13aに対してブーム15が起伏する。
ブーム起伏装置20がガントリ321を備える場合、アシストロープ70の起伏力伝達部75は、例えば上部スプレッダ23などに取り付けられる。アシストロープ70が、上部スプレッダ23と下部スプレッダ22との間隔を狭くする向きに、上部スプレッダ23に起伏力を作用させる。よって、ブーム15が、ブーム起伏ロープ25による起伏力と、アシストロープ70による起伏力と、により起こされる。
(他の変形例)
上記実施形態および変形例は様々に変形されてもよい。例えば、上記実施形態および変形例の各構成要素の配置や形状が変更されてもよい。例えば、構成要素の数が変更されてもよく、構成要素の一部が設けられなくてもよい。例えば、構成要素どうしの固定や連結などは、直接的でも間接的でもよい。例えば、互いに異なる複数の部材や部分として説明したものが、一つの部材や部分とされてもよい。例えば、一つの部材や部分として説明したものが、互いに異なる複数の部材や部分に分けて設けられてもよい。
上記実施形態では、図1に示す起伏アシスト装置30が起伏力を補助する「起伏部材」は、マスト21およびブーム15であった。一方、「起伏部材」は、ブーム15に起伏可能に取り付けられるジブ(図示なし)でもよい。また、「起伏部材」は、ブーム15またはジブに起伏可能に取り付けられ、ブーム15に対してジブを起伏させるためのストラットでもよい。また、「起伏部材」は、マスト21(またはガントリ321(図7参照))とブーム15との間に設けられ、旋回フレーム13aに対して起伏可能に取り付けられる第2マスト(図示なし)でもよい。
1 クレーン
13a 旋回フレーム
13b カウンタウエイト
15 ブーム(起伏部材)
21 マスト(起伏部材)
30 起伏アシスト装置
41 シリンダ
41a シリンダチューブ
41b シリンダロッド
51 シリンダ側シーブ
53、153、253 旋回フレーム側シーブ
70 アシストロープ
71 固定側端部

Claims (2)

  1. 旋回フレームと、前記旋回フレームに取り付けられるカウンタウエイトと、起伏部材と、を備えるクレーンの前記起伏部材の起伏を補助する起伏アシスト装置であって、
    前記旋回フレームに前記カウンタウエイトを脱着するために前記カウンタウエイトを昇降させる、伸縮可能なシリンダと、
    前記シリンダの推力を、前記起伏部材を起伏させる起伏力に変えるように配策されるアシストロープと、
    を備える、
    起伏アシスト装置。
  2. 請求項1に記載の起伏アシスト装置であって、
    前記旋回フレームに取り付けられる旋回フレーム側シーブと、
    前記シリンダに取り付けられるシリンダ側シーブと、
    を備え、
    前記シリンダは、
    前記旋回フレームに固定されるシリンダチューブと、
    前記シリンダチューブに対して駆動されるシリンダロッドと、
    を備え、
    前記シリンダ側シーブは、前記シリンダの伸縮に伴って前記シリンダの伸縮方向に前記シリンダ側シーブが移動するように、前記シリンダロッドに取り付けられ、
    前記アシストロープの長手方向の端部である固定側端部は、前記旋回フレームに対して固定され、
    前記アシストロープは、前記固定側端部に近い側から順に、前記シリンダ側シーブ、および前記旋回フレーム側シーブに掛けられる、
    起伏アシスト装置。
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