JP2022119603A - アルミニウム合金板加工方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】成形性および形状の自由度を高めつつ、生産性を向上させるアルミニウム合金板材のホットスタンプ加工技術を提供する。【解決手段】2.0%以上5.0%未満のMg、0.05%以上0.3%未満のCu、0.5%未満のFe、0.3%未満のSi、0.4%未満のCr、0.5%未満のMnを含むアルミニウム合金による切板であるAl-Mg系合金板を300℃以上450℃未満の温度で10分未満保持する加熱工程と、前記Al-Mg系合金板を所定の金型に供給してプレス加工し、当該プレス加工の下死点で前記Al-Mg系合金板を100℃未満に冷却するプレス加工工程とを含む、アルミニウム合金板加工方法とする。【選択図】図1

Description

本発明は、アルミニウム合金板加工方法に関する。
アルミ(アルミニウム合金)板材は、鋼板製品等の軽量化代替材として有効である。例えば、アルミニウム合金板材は、1969年から、ビール用アルミ缶(DI缶)として使用されている。2000年代には、ほぼ100%のビール缶がアルミ缶となっている。5000系アルミニウム合金(Al-Mg系合金)板材は、ビールやジュース等の缶の蓋材として採用されている。例えば、蓋材として、Al-2.5%Mg系の5052合金、Al-4.5%Mg系の5182合金の硬質材が使用されている。
特開2007-284731号公報 特開平9-78210号公報 特開2009-241140号公報 特開2018-73985号公報
また、自動車の内部部品である制御用のケース類、機能集約用のケース類には、複雑形状及び一体成型を得意とするアルミダイカスト技術が採用されることが多い。アルミダイカスト技術は、小物を問わず量産性に優れるが、材質(特に、ADC11)と鋳造品であることに起因する課題を有する。ADC11は、強度確保のために多量のCu成分を含有するため、プレス加工の外板製品に比べ耐食性に劣る傾向にある。そのため、例えば、自動車メーカでは脱ADC11のニーズが高まっている。また、鋳造品に関しては、製造過程で、引け巣、ブローホール(穴)が発生し易く、寸法精度にも弱点があるので、他の部品との接合に際しては切削加工が求められる。
また、例えば、自動車業界では、電動車(PHEV(Plug-in Hybrid Electric Vehicle)、EV(Electric Vehicle)等)、各種センサーを使用する自動運転および安全性確
保等の観点から、マルチマテリアル化による車両全体の軽量化が進められている。車体重量の大半を占める鋼板においては、従来の冷間プレス技術に加えて、ホットスタンプ技術の採用が顕著になっている。特に、ホットスタンプ技術は、搭乗者保護向けキャビン用構造部品に適用されつつある。しかしながら、アルミニウム合金のホットスタンプ技術については展示会用の試作品として認められるが、その多くは、冷間プレス技術でも可能な外板パネルやキャビン用構造部品である。
5000系アルミニウム合金板の冷間プレス製品は、軽量、低コストで、放熱性(熱伝導性)、内部品質(引け巣、ブローホール無)、耐食性等に優れるが、鋼板に比べると成形性・コスト面で大きく劣る。これらに対抗するアルミニウム合金材の加工法として、温間成形法、冷間鍛造法および熱間鍛造法がある。しかし、温間成形法は、形状の自由度を大幅に高められるものの、金型の温度制御時間を要する。また、冷間鍛造法および熱間鍛造法は、形状の自由度を大幅に高められるものの、加工前後に複雑な熱処理工程を必要とする。よって、温間成形法、冷間鍛造法および熱間鍛造法は、冷間プレス製品に比べ高コストで生産性に劣る。
本発明は、成形性および形状の自由度を高めつつ、生産性を向上させるアルミニウム合金板材のホットスタンプ加工技術を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、以下の手段を採用する。
即ち、第1の態様は、
2.0%以上5.0%未満のMg、0.05%以上0.3%未満のCu、0.5%未満のFe、0.3%未満のSi、0.4%未満のCr、0.5%未満のMnを含むアルミニウム合金による切板であるAl-Mg系合金板を300℃以上450℃未満の温度で10分未満保持する加熱工程と、
前記Al-Mg系合金板を所定の金型に供給してプレス加工し、当該プレス加工の下死点で前記Al-Mg系合金板を100℃未満に冷却するプレス加工工程とを
含む、
アルミニウム合金板加工方法である。
本発明によれば、成形性および形状の自由度を高めつつ、生産性を向上させるアルミニウム合金板材のホットスタンプ加工技術を提供することができる。
図1は、プレス加工装置の金型の構成例を示す図である。 図2は、アルミニウム合金板のホットスタンプ加工方法の動作フローの例を示す図である。 図3は、5000系アルミニウム合金板の試験材に対して、プレス加工した際の、加熱の到達温度を変えたときの結果の表を示す図である。
以下、図面を参照して実施形態について説明する。実施形態の構成は例示であり、発明の構成は、開示の実施形態の具体的構成に限定されない。発明の実施にあたって、実施形態に応じた具体的構成が適宜採用されてもよい。
〔実施形態〕
(構成例)
図1は、プレス加工装置の金型の構成例を示す図である。金型100は、上型110、下型120を含む。上型110は、上型ダイセット111、上型シワ押さえ部112、ポンチ113を含む。下型120は、下型シワ押さえ部121、下型ダイセット122を含む。上型ダイセット111及び下型ダイセット122は、プレス成形装置に固定される。上型シワ押さえ部112、ポンチ113は、上型ダイセット111に固定される。ポンチ113は、加工対象のアルミニウム合金板200を所定の形状に変形させる。ポンチ113の先端(下型120側)の形状は、例えば、錐形状、柱形状である。上型シワ押さえ部112、下型シワ押さえ部121は、加工対象のアルミニウム合金板200のしわの発生の抑制をする。下型シワ押さえ部121は、下型ダイセットに固定される。下型120は、上型110に対向して配置される。下型シワ押さえ部121の上には、加工対象となるアルミニウム合金板(供試材)200がセットされる。金型100の材料は、例えば、鉄またはアルミニウム合金である。金型100は、上型シワ押さえ部112をスプリング等によりアルミニウム合金板200に押しつける制御をするシワ押さえ制御機構を有する
上型110(または下型120)が、プレス加工装置の動作により上下方向に上死点と下死点との間を往復運動することで、上型110と下型120とが近づいたり遠ざかったりする。上型110と下型120とが近づいた際に、ポンチ113がアルミニウム合金に
押し当てられ、アルミニウム合金板200が変形することによりプレス加工される。また、上型110、下型120のうちの少なくとも一部は、内部に冷却用の水などの冷媒を流す通路を有している。金型100は、冷媒を当該通路に循環させることにより、冷却される。
(動作例)
図2は、アルミニウム合金板のホットスタンプ加工方法の動作フローの例を示す図である。アルミニウム合金板は、加工対象のアルミニウム合金の板である。アルミニウム合金板は、圧延処理後の切板である。また、アルミニウム合金板の圧延処理とは、アルミニウム合金の製造工程で熱間圧延処理(及び冷間圧延処理)を意味する。さらに、アルミニウム合金板は、調質焼鈍処理(O、H2、H3タイプ)されたものであってもよい。
ここで、アルミニウム合金は、5000系アルミニウム合金を含む。アルミニウム合金は、ここに記載したものに限定されるものではなく、他のアルミニウム合金を含んでもよい。5000系アルミニウム合金(Al-Mg系合金)は、アルミニウムに主にマグネシウムを添加したアルミニウム合金である。ここで使用される5000系アルミニウム合金は、例えば、重量比で、2.0%以上5.0%未満のMg、0.05%以上0.3%未満のCu、0.5%未満のFe、0.3%未満のSi、0.4%未満のCr、0.5%未満のMnを含むアルミニウム合金とする。Mgが2.0%未満では固溶強化が不十分であり、Mgが5.0%超ではアルミニウム合金板の製造において圧延負荷が大きくなり高コストに繋がる。Mgは2.0%以上5.0%未満であることが好ましい。Cuが0.05%未満では同様に固溶強化が不十分であり、Cuが0.3%超では耐食性に劣る傾向にある。Cuは0.05%以上0.3%未満であることが好ましい。なお、Cu量の適正化はMgとの間でAl-Cu-Mgの析出硬化を促し強度の向上が期待できる。ここで使用される5000系アルミニウム合金は、溶解、鋳造、面削、均熱等を施した後、熱間圧延および必要に応じて冷間圧延を行ったものとする。ここで使用される5000系アルミニウム合金は、圧延後、焼鈍が行われてもよい。5000系アルミニウム合金は、ここに記載したものに限定されるものではない。5000系アルミニウム合金(Al-Mg系合金)の焼鈍材(Oタイプ:軟質材)は、プレス加工時にSSマーク(Stretcher-Strain)を発現させることがある。SSマークは、外観不良、加工割れの起点に繋がる。従って、通常、5000系アルミニウム合金板は、SSマークの抑制のために、2%以上の歪を導入される。また、歪が導入されることで、5000系アルミニウム合金板の平坦度が向上する。歪は、例えば、5000系アルミニウム合金板を、ストレッチャーなどにより、所定方向に引っ張ることにより、当該方向の長さが所定割合(例えば、2%以上)長くなるようにすることで導入される。
S101では、電気ヒータ炉(電気炉)、誘導加熱炉、赤外線加熱炉などの加熱炉により、加工対象のアルミニウム合金板200に対して、300℃以上450℃未満の到達温度で10分未満の保持時間で加熱を行う。すなわち、加熱炉で、アルミニウム合金板200に対して、アルミニウム合金板200の温度を到達温度に上昇させた後、さらに、10分未満の保持時間、加熱を行う。加熱の際、アルミニウム合金板200内の各位置の温度の温度差は、最大で40℃以内になることが望ましい。また、加熱の際、50℃/分以上の加熱速度であることが望ましい。加熱速度は、材料組織(結晶粒)に影響し、50℃/分未満では、結晶粒成長による成形性の低下、加工表面の肌荒れを招くほか、生産性の低下につながる。一方、材料内の温度分布の幅が大きいと強度ばらつきが大きくなるので、アルミニウム合金板200内の各位置の温度の温度差を40℃以内にすることが望ましい。アルミニウム合金板の厚さは、例えば、1.5mm以上5.0mm未満である。到達温度が300℃未満では、アルミニウム合金板の延性が不十分であり、成形性の向上度合いが低い。アルミニウム合金板の厚さが薄い(例えば、3.0mm未満)場合、到達温度での保持時間は1分未満であっても問題なく、できるだけ短くすることが望ましい。また、
アルミニウム合金板200の厚さが1.5mm未満では、成形品の搬送時等に変形が生じにくくなる。そのため、アルミニウム合金板200の厚さが1.5mm以上であることが望ましい。また、アルミニウム合金板200の厚さが5mm以上でも、当該加工は可能であるが、押出し型材など他の方法の方が使い勝手がよい。よって、ここでのアルミニウム合金板200の厚さは、1.5mm以上5mm未満であることが好ましい。
S102では、S101で加熱したアルミニウム合金板200を、加熱炉から取り出して、速やかに(例えば、2秒以内に)金型100の下型シワ押さえ部121の上にセットする。アルミニウム合金板の加熱炉からの取り出し及び金型100へのセットは、例えば、周知のロボット等により行われる。当該ロボットは、例えば、アルミニウム合金板200を把持するアームを有し、所定時間加熱されたアルミニウム合金板200を加熱炉から取り出し、金型100に移動させる。また、当該ロボットは、プレス加工されたアルミニウム合金板200を金型100から取り出してもよい。
S103では、金型100の上型110を下死点まで移動させて、ポンチ113及び上型シワ押さえ部112をアルミニウム合金板200に接触させることで、アルミニウム合金板200を所定の形状に変形加工(プレス加工)させる。ここで、まず、上部シワ押さえ部112は、シワ押さえ制御機構による所定の応力を印加され、アルミニウム合金板200を押さえ、流れ込みを抑制する。
S104では、金型100の上型110を下死点で維持して、アルミニウム合金板200を100℃以下まで冷却する。例えば、上型110を下死点で1-60秒間維持することで、アルミニウム合金板200が100℃以下まで冷却される。金型100は、予め水冷などにより冷却されているため、金型100の上型110と下型120との間に挟まれるアルミニウム合金板200も冷却される。アルミニウム合金板200の温度が100℃超では、強度を高める添加元素が析出し高強度を確保できない、成形品の変形が生じ易いといった問題がある。また、アルミニウム合金板200を100℃以下まで冷却することで、アルミニウム合金板200の到達温度と下死点での冷却温度との温度差(熱収縮率)を活用して、成形品の平坦度と金型100からの離型性を向上させることができる。アルミニウム合金板200の温度は金型100に接触することによって低下し、温度差がアルミニウム合金板200にテンション(張り)を与えて平坦度の向上に寄与する。下死点での温度は低いほどよい。一方、熱収縮はアルミニウム合金板200がポンチ113側に張り付き、離型を困難にさせる。よって、アルミニウム合金板200の到達温度を適正化してテンションを低減することが好ましい。また、アルミニウム合金板200の熱収縮対策でも離型の難しい形状が存在する場合、例えば、金型100の凸側であるポンチ113側に数度(例えば、0~5度)の逃げ角を付与すると共に、加工時の変形抵抗の低減化が有効である。変形抵抗は、焼き付きである。変形抵抗は、金型100へのメッキ(例えば、クロムメッキ、ニッケルメッキ)加工、水溶性クーラント(潤滑剤)の塗布を適宜組合わせることで、低減される。潤滑剤として、周知の離型剤が使用され得る。金型100へのメッキは、金型100とアルミニウム合金板200との間の摩擦係数を低減させることができる。
冷却後、アルミニウム合金板200は、金型100から取り出される。その後、アルミニウム合金板200は、余分な部分を取り除くトリム加工、所定の穴を開ける穴加工等の冷間プレスによる付帯加工を施される。
(実施例)
図3は、5000系アルミニウム合金板の試験材に対して、プレス加工した際の、加熱の到達温度を変えたときの結果の表を示す図である。ここでは、試験材として、5000系アルミニウム合金である、5182合金(Al-4.5%Mg-0.08%Cu)の軟
質材が使用された。各試験材は、圧延板2mm厚、200mm角である。プレス加工の際のシワ押さえ力は、2トンとした。ここでは、加熱の到達温度を変化させてプレス加工を行った。試験材#2、#3、#4、#5では、それぞれ、到達温度の250℃、400℃、430℃、500℃まで加熱した。到達温度での保持時間は、10分未満である。各試験材に対して、到達温度まで加熱後、金型100にセットし、50mmの角筒ポンチで25mm深さに成形(油圧プレス)した。下死点での保持時間は5秒とした。また、試験材#1に対しては、加熱せずに、行った(試験材の温度は室温の25℃である)。成形性評価は、プレス加工後の成形品が所望の形状になっているか否かの評価である。表面性状は、加工後の試験材の表面の状態である。平坦度は、加工後の試験材を平面に置いた際の試験材の端部の平面からの距離である。ここでは、平坦度が0.5mm以下であれば、良好とされる。
到達温度400℃、430℃の試験材#3、#4では、成形性評価は良であり、表面性状はSSマーク、結晶粒粗大などを見られず良であった。また、平坦度は、0.05mmであり、良好であった。さらに、割れの発生もなかった。到達温度25℃、250℃の試験材#1、#2では、成形性評価、平坦度は不良であり、割れ、くびれが見られた。また、試験材#1では、表面にSSマークが見られた。到達温度500℃の試験材#5では、成形性評価は良であったが、表面性状は結晶粒粗大が見られ不良であり、平坦度は1.5mmで不良であった。また、試験材#5の表面には凹凸が発生した。5000系アルミニウム合金板に対しては300℃以上450℃未満の範囲の到達温度が望ましい。
(実施形態の作用、効果)
本実施形態の5000系アルミニウム合金板(Al-Mg合金板)に対するホットスタンプ加工方法は、アルミニウム合金板200を、300℃以上450℃未満の到達温度で10分未満の保持時間、加熱炉で加熱する。さらに、加熱されたアルミニウム合金板200は、加熱炉から取り出されて、金型100にセットされ、プレス加工される。プレス加工の際、アルミニウム合金板200は、金型100の下死点で100℃以下に冷却される。本実施形態の5000系アルミニウム合金板に対するホットスタンプ加工方法によれば、通常の5000系アルミニウム合金板の冷間プレス加工では難しいとされる形状を実現可能とする。また、本実施形態の5000系アルミニウム合金板に対するホットスタンプ加工方法は、通常の5000系アルミニウム合金板の冷間プレス加工に比べて、形状凍結性に優れる。ここでは、加熱の到達温度を300℃以上450℃未満とするので、加熱の到達温度を450℃以上とする場合に比べて、到達温度までの加熱時間を短くすることができる。また、5000系アルミニウム合金板に対するホットスタンプ加工方法は、プレス加工の生産性向上、金型100への焼付き抑制に寄与する。
以上の各実施形態は、可能な限りこれらを組み合わせて実施され得る。
100 金型
110 上型
111 上型ダイセット
112 上型シワ押さえ部
113 ポンチ
120 下型
121 下型シワ押さえ部
122 下型ダイセット
200 アルミニウム合金板

Claims (5)

  1. 重量による成分比で、2.0%以上5.0%未満のMg、0.05%以上0.3%未満のCu、0.5%未満のFe、0.3%未満のSi、0.4%未満のCr、0.5%未満のMnを含むAl-Mg系合金板を300℃以上450℃未満の温度で10分未満保持する加熱工程と、
    前記Al-Mg系合金板を所定の金型に供給してプレス加工し、当該プレス加工の下死点で前記Al-Mg系合金板を100℃未満に冷却するプレス加工工程とを
    含む、
    アルミニウム合金板加工方法。
  2. 前記Al-Mg系合金板の厚さは、1.5mm以上5.0mm未満であり、
    請求項1に記載のアルミニウム合金板加工方法。
  3. 前記Al-Mg系合金板は、あらかじめ、熱間圧延、または、熱間圧延及び冷間圧延による圧延処理をされている、
    請求項1または2に記載のアルミニウム合金板加工方法。
  4. 前記プレス加工工程の後、前記Al-Mg系合金板に、冷間プレスによる付帯加工を行う付帯加工工程を含む、
    請求項1から3のいずれか1項に記載のアルミニウム合金板加工方法。
  5. 前記加熱工程は、50℃/分以上の加熱速度で行われ、
    前記加熱工程において、前記Al-Mg系合金板内の各位置の温度の温度差は40℃以内である、
    請求項1から4のいずれか1項に記載のアルミニウム合金板加工方法。
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