JP2022116636A - インターホンシステム、集合玄関の電気錠の制御方法、および集合玄関の電気錠の制御プログラム - Google Patents

インターホンシステム、集合玄関の電気錠の制御方法、および集合玄関の電気錠の制御プログラム Download PDF

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Kinya Kanno
光紀 大島
Mitsunori Oshima
剛 桑野
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Abstract

Figure 2022116636000001
【課題】不正に集合玄関の電気錠を解錠しようとする操作者に対して不正操作を止めるよう働きかけることができるインターホンシステムを提供する。
【解決手段】本開示の一態様である集合施設のインターホンシステムは、集合施設の集合玄関に設置されたインターホン玄関装置の操作に関連する入力情報を取得する取得部と、入力情報に基づき、集合玄関の電気錠の解錠に関する制御を行う制御部とを備え、入力情報が、電気錠の解錠操作と異なる不正操作について、所定の条件を満たした場合に、制御部は、解錠操作に基づく電気錠の解錠の停止および警告の報知の少なくとも一方の動作を実施する。
【選択図】図1

Description

本開示は、インターホンシステム、集合玄関の電気錠の制御方法、および集合玄関の電気錠の制御プログラムに関する。
インターホンシステムが設けられたマンション等の集合施設では、集合玄関にインターホン玄関装置が設置されている。居住者は、インターホン玄関装置のテンキーボタンを用いて予め決められた番号(暗証番号)を入力することで、集合玄関の電気錠を解錠できる場合がある。特許文献1には、操作者が、インターホン玄関装置に暗証番号以外の入力をして、集合玄関の電気錠を不正に解錠しようとした場合に、居住者にこの操作者の行為を知らせることができるインターホンシステムが開示されている。
特開2020-5149号公報
特許文献1に開示された技術によれば、居住者は、操作者の不正解錠がわかるので、適宜暗証番号を変更する等の処置をすることができるが、操作者に対して不正解錠を止めるよう働きかけることができない。
そこで、本開示の目的は、不正に集合玄関の電気錠を解錠しようとする操作者に対して不正操作を止めるよう働きかけることができるインターホンシステムを提供することである。
本開示の一態様である集合施設のインターホンシステムは、集合施設の集合玄関に設置されたインターホン玄関装置の操作に関連する入力情報を取得する取得部と、入力情報に基づき、集合玄関の電気錠の解錠に関する制御を行う制御部とを備え、入力情報が、電気錠の解錠操作と異なる不正操作について、所定の条件を満たした場合に、制御部は、解錠操作に基づく電気錠の解錠の停止および警告の報知の少なくとも一方の動作を実施することを特徴とする。
本開示の一態様である集合玄関の電気錠の制御方法は、集合玄関に設置されたインターホン玄関装置の操作に関連する入力情報を取得するステップと、入力情報が、電気錠の解錠操作と異なる不正操作について、所定の条件を満たした場合に、解錠操作に基づく電気錠の解錠の停止および警告の報知の少なくとも一方の動作を実施するステップとを含むことを特徴とする。
本開示の一態様である集合玄関の電気錠の制御プログラムは、上記制御方法をコンピュータで実現するためのプログラムである。
本開示の一態様によれば、集合施設のセキュリティを向上させることができる。
実施形態の一例であるインターホンシステムの概略図である。 実施形態の一例であるインターホン玄関装置の正面図である。 実施形態の一例である制御装置の構成を示すブロック図である。 集合玄関の電気錠の解錠手順の一例を示すフローチャートである。 実施形態の他の一例であるインターホンシステムの概略図である。 集合玄関の電気錠の解錠手順の他の一例を示すフローチャートである。
以下、図面を参照しながら、本開示の実施形態について詳細に説明する。以下で説明する実施形態はあくまでも一例であって、本開示は以下の実施形態に限定されない。また、以下で説明する複数の実施形態、変形例を選択的に組み合わせることは当初から想定されている。以下の実施例では、図面において同一構成に同一符号を付し、重複する説明を省略する。また、第2実施形態では、第1実施形態と同様の作用効果および変形例についての説明を省略する。
本開示の装置およびシステムの主体は、コンピュータを備えている。このコンピュータがプログラムを実行することによって、本開示の装置およびシステムの主体の機能が実現される。コンピュータは、プログラムに従って動作するプロセッサを主なハードウェア構成として備える。プロセッサは、プログラムを実行することによって上記機能を実現することができれば、その種類は問わない。プロセッサは、集積回路(IC)または大規模集積回路(LSI)を含む1つまたは複数の電子回路で構成される。複数の電子回路は、1つのチップに集積されていてもよく、複数のチップに設けられていてもよい。複数のチップは、1つの装置に集約されていてもよく、複数の装置に備えられていてもよい。また、プログラムは、コンピュータが読み取り可能なROM、光ディスク、ハードディスクドライブ等の非一時的記憶媒体に記憶される。プログラムは、記憶媒体に予め格納されていてもよく、インターネット等を含む広域通信網を介して記憶媒体に供給されてもよい。
<第1実施形態>
以下、実施形態の一例であるインターホンシステム1について、図1~図4を参照しつつ、説明する。
図1は、第1実施形態のインターホンシステム1の構成を模式的に示す図である。図1に示すように、インターホンシステム1は、マンション等の集合施設に設けられるシステムである。インターホンシステム1は、集合施設の共用部に設置された集合玄関装置10と、専用部である各住戸に設置された複数の専有部装置20と、これらの装置を制御する制御装置30とを備える。集合玄関装置10、専有部装置20および制御装置30は、いずれも相互に通信可能に接続されている。
インターホンシステム1は、管理人室に管理事務室親機40を備えてもよい。管理事務室親機40は、例えば、制御装置30を介して集合玄関装置10および複数の専有部装置20と通信できる。
インターホンシステム1が適用される集合施設の具体例としては、マンション、寮、社宅等の集合住宅が挙げられるが、集合施設は集合住宅に限定されず、例えば、オフィス、工場、研究施設、医療施設、宿泊施設等の複数の施設(複数の会社、部課、部門等)が集合して構成される施設でもよい。
まず、集合玄関装置10を構成する各装置について、説明する。
集合玄関装置10は、インターホン玄関装置11と集合玄関12を備える。集合玄関12は、玄関ドア13と、玄関ドア13が閉まると自動的に玄関ドア13を施錠する電気錠装置14とを含む。インターホン玄関装置11は、集合玄関12の玄関ドア13よりも外側に設置されている。玄関ドア13は、例えば、自動ドアにより構成され、平常時は施錠された状態が基本である。
インターホン玄関装置11は、来訪者が各住戸の呼び出しを行うために使用される。来訪者は、インターホン玄関装置11で訪問先の住戸を呼び出して、その住戸の居住者に集合玄関12の電気錠を解錠してもらう。これにより、来訪者は、玄関ドア13から集合施設の内側に入ることができる。
インターホン玄関装置11は、許可者が集合玄関12の電気錠を解錠するために使用される。ここで、許可者とは、居住者、および集合施設内への立ち入りが許可された来訪者である。許可者は、予め決められた電気錠の解錠操作を行うことで、集合玄関12の電気錠を解錠して、集合施設の玄関ドア13よりも内側に入ることができる。例えば、許可者は、インターホン玄関装置11に予め決められた番号(以下、暗証番号という)を入力することで、集合玄関12の電気錠を解錠することができる。許可者以外の者は、解錠操作について知らないので、基本的には、集合玄関12の電気錠を解錠して集合施設の内側に入ることができない。
図1に示す例では、集合玄関装置10は、非接触キー検知装置15をさらに備えている。非接触キー検知装置15は、インターホン玄関装置11と同様に、集合玄関12の玄関ドア13よりも外側に設置されている。非接触キー検知装置15は、例えば、ICカードリーダにより構成され、予め登録されたカードキーを検知したときに、電気錠装置14に解錠信号を送信する。これにより、電気錠が解錠され、玄関ドア13が開く。カードキーは、居住者等が所有している。
図2を参照しつつ、インターホン玄関装置11について説明する。図2は、インターホン玄関装置11の正面図である。図2に示すように、インターホン玄関装置11は、テンキー11a、呼出ボタン11b、逆マスターキー挿入部11c、カメラ11d、スピーカ11e、マイク11f、モニタ11g、およびセンサ11hを備える。
テンキー11aは、居住者または来訪者が操作することできるユーザインターフェースである。許可者は、例えば、テンキー11aを用いて暗証番号を入力することで、集合玄関12の電気錠を解錠することができる。また、来訪者は、テンキー11aで住戸番号を入力し、呼出ボタン11bを押すことで、訪問先の住戸を呼び出すことができる。鍵を有する居住者等は、逆マスターキー挿入部11cに鍵を挿入して集合玄関12の電気錠を解錠することもできる。
カメラ11dは、インターホン玄関装置11を操作する操作者を撮像する。来訪者がインターホン玄関装置11で訪問先の住戸を呼び出した場合には、インターホン玄関装置11は、カメラ11dで来訪者を撮影し、その映像を呼び出しが行われた専有部装置20に送信する。また、操作者が不正操作を行った場合には、インターホン玄関装置11は、カメラ11dが操作者を撮像し、その画像を制御装置30、専有部装置20、管理事務室親機40、図1に図示しない、警備会社、管理会社、サーバ、管理人のスマートフォン等の情報端末などに送信してもよい。ここで、不正操作とは、後述するように、予め決められた解錠操作以外の操作を行うことであり、例えば、テンキー11aを用いて暗証番号以外の番号を入力することである。
スピーカ11eおよびマイク11fは、来訪者が各住戸に設置されたインターホン親機21を介して居住者と通話をするために用いられる。スピーカ11eからは、呼び出し音、居住者が応答した場合にはその音声等が出力される。来訪者の声はマイク11fにより取得されて専有部装置20に送信されるので、訪問先の居住者と会話することができる。また、操作者がインターホン玄関装置11に不正操作を行った場合には、スピーカ11eからは、警告を報知するための警告音等の音が出力されてもよい。
モニタ11gには、例えば、カメラ11dにより撮影された映像が表示される。また、操作者がインターホン玄関装置11に不正操作を行った場合には、モニタ11gには警告を報知するための文字や画像が表示されてもよい。これにより、集合玄関12の電気錠を不正に解錠しようと試みた操作者に、精神的な負荷をかけることができる。
センサ11hは、操作者がインターホン玄関装置11の前にいることを検知する。センサ11hが不正操作を行っていた操作者を検知しなくなった場合には、インターホン玄関装置11は、操作者の退去を制御装置30に送信する。また、カメラ11dとセンサ11hとが連動して機能してもよく、センサ11hが操作者を検知した場合には、操作者がテンキー11aを操作する前であっても、カメラ11dは、その操作者を撮像してもよい。
集合玄関12の電気錠の解錠操作は、集合施設に含まれる施設または当該施設に設置されたインターホン装置と関連付けられた情報を入力する第1操作と、所定の情報を入力する第2操作とを含んでもよい。許可者は、暗証番号をインターホン玄関装置11に入力することで、集合玄関12の電気錠を解錠することができる。解錠操作は、例えば、テンキー11aで暗証番号を入力した後に、呼出ボタン11bを押す操作である。本実施形態において、暗証番号は、第1操作で入力される住戸番号と、第2操作で入力される予め決められた数桁の番号から構成されている(以下、この「住戸番号」+「数桁の番号」からなる暗証番号をプライベート暗証番号といい、プライベート暗証番号における住戸番号を前半の番号、プライベート暗証番号における数桁の番号を後半の番号という場合がある)。プライベート暗証番号における後半の番号は、例えば、4桁、6桁等の、容易に特定されず、且つ、許可者が記憶できる程度であることが好ましい。
プライベート暗証番号は、集合施設に含まれる施設(本実施形態においては、住戸)毎に設定できる。住戸の居住者は、例えば、インターホン親機21を用いて、プライベート暗証番号の後半の番号を適宜変更することができる。これにより、居住者がセキュリティに不安を感じた時等に、後半の番号を変更できるので、集合施設全体のセキュリティも向上する。なお、解錠操作、第1操作、および第2操作は、当然に、本実施形態の例に限定されない。
操作者が不正操作を行った場合には、インターホン玄関装置11は、上述したカメラ11dが撮像した操作者の画像以外の不正操作に関する情報を制御装置30に送信してもよい。不正操作に関する情報としては、例えば、不正操作のあった時刻、入力された番号等が挙げられる。
次に、図1を参照しつつ、専有部装置20を構成する各装置について、説明する。
専有部に設けられた専有部装置20は、各住戸に設置される装置であって、インターホン親機21と、インターホン子機22とを備える。インターホン親機21は各住戸の室内に設置され、インターホン子機22は各住戸の室外の玄関近傍に設置される。
インターホン親機21は、分岐器16を介してインターホン玄関装置11および制御装置30と通信可能に接続されている。インターホン親機21はマイク、スピーカ、モニタ、および通話ボタンを備える。インターホン玄関装置11を介して来訪者から呼び出しを受けた居住者は、インターホン親機21のモニタにより、来訪者の映像を確認する。居住者は、通話ボタンを操作することで、マイクおよびスピーカにより来訪者との通話が可能となる。
インターホン親機21は、さらに、解錠ボタンを備える。居住者が解錠ボタンを操作することで、集合玄関12が解錠されて玄関ドア13が開き、来訪者は集合施設の内側に入ることができる。
また、インターホン親機21は、インターホン子機22と通信可能に接続されている。来訪者が後述するインターホン子機22の呼出ボタン22aにより居住者を呼び出し、居住者がインターホン親機21の通話ボタンを操作することで、居住者は、インターホン親機21により、インターホン子機22を介した来訪者との通話が可能となる。また、居住者は、来訪者の映像を確認することもできる。
インターホン子機22は、インターホン親機21を呼び出すための呼出ボタン22aを備える。また、インターホン子機22は、カメラ、マイク、およびスピーカを備える。呼出ボタン22aが操作されると、インターホン親機21の呼び出しが行われると共に、インターホン子機22のカメラにより来訪者が撮影され、その映像がインターホン親機21のモニタに表示される。インターホン親機21には、来訪者の映像を録画する機能が設けられていてもよい。
次に、制御装置30について、説明する。制御装置30は、上述のように、集合玄関の集合玄関装置10および各住戸の専有部装置20と通信可能に接続され、これらの装置を制御する機能を有する。
図3は、制御装置30の構成を示すブロック図である。図3に示すように、制御装置30は、インターホンシステム1を制御するための演算処理を実行するプロセッサ31と、制御プログラム等が記憶されたメモリ32とを備える。制御装置30は、インターホンシステム1を統括的に制御する装置であって、インターホン玄関装置11、インターホン親機21、および管理事務室親機40等と通信可能に接続され、各装置から信号を受信して種々の情報を取得し、各装置に制御信号を出力して各装置を制御する。また、制御装置30は、インターホン親機21を介してインターホン子機22と通信可能に接続されている。
制御装置30は、来訪者からの呼び出しに対応して、インターホン親機21の呼び出し、玄関ドア13の電気錠の解錠等を実行する第1処理部33を備える。第1処理部33は、インターホン玄関装置11で呼び出し操作が行われたときに所定のインターホン親機21を呼び出し、インターホン親機21の操作に基づいて電気錠装置14に解錠信号を出力するように構成されている。電気錠装置14に解錠信号が出力されると、玄関ドア13の電気錠が解錠される。また、第1処理部33は、インターホン子機22の呼出ボタン22aが操作されたときに、インターホン親機21の呼び出しを実行する。
制御装置30は、さらに、第2処理部34を備える。第2処理部34は、インターホン玄関装置11を用いた集合玄関12の電気錠の解錠操作に関連する制御を実行するように構成されている。第2処理部34は、インターホン玄関装置11に入力された入力情報を取得する取得部、および当該入力情報に基づき、集合玄関12の電気錠の解錠に関する制御を行う制御部として機能する。
取得した入力情報が、電気錠の解錠操作と異なる不正操作について、所定の条件を満たした場合に、制御部は、解錠操作に基づく電気錠の解錠の停止および警告の報知の少なくとも一方の動作を実施する。制御部が解錠操作に基づく電気錠の解錠を停止することで、操作者が不正操作を継続できなくなるので、集合施設のセキュリティが向上する。また、制御部が警告を報知することで、集合施設のセキュリティが向上する。例えば、インターホン玄関装置11において、モニタ11gに警告メッセージを表示したり、スピーカ11eから警告音を発してもよい。また、制御装置30は、例えば、不正操作に関する情報を、不正操作の第1操作に対応するインターホン親機21に送信することで警告を報知してもよい。この場合、インターホン玄関装置11は、警告の報知と併せて、カメラ11dが撮像した操作者の画像、不正操作のあった時刻、入力された番号等の不正操作に関する情報をインターホン親機21に送信してもよい。
上記の動作が実施される場合における、入力情報が満たす所定の条件は、不正操作が所定回数以上行われたことを含んでもよい。これにより、許可者以外の者が、何度も暗証番号を入力して不正に集合玄関12の電気錠を解錠しようとすることを抑制することができる。所定回数は、例えば、3回、5回等であり、許可者が思い違い等で暗証番号の入力を間違えてしまった場合は不正操作と認識されない程度の回数にすることができる。なお、この例のように、所定の条件が不正操作の行われた回数を含む場合には、入力情報は、最新の入力情報、および、最新の入力情報が取得された以前に取得された過去の入力情報を含む。
上記の動作が実施される場合における、入力情報が満たす所定の条件は、不正操作が所定時間内に所定回数以上行われたことを含んでもよい。これにより、許可者以外の者が、所定時間内に何度も暗証番号を入力して不正に集合玄関12の電気錠を解錠しようとすることを抑制することができる。所定時間および所定回数は、例えば、1分間に3回、3分間に5回等である。インターホン玄関装置11の前で所定頻度以上に暗証番号を入力するという不審な行為をする操作者は、不正に集合玄関12の電気錠を解錠しようとしている許可者以外の者と見なすことで、集合施設のセキュリティを向上させることができる。なお、この例のように、所定の条件が不正操作の行われた回数を含む場合には、入力情報は、最新の入力情報、および、最新の入力情報が取得された以前に取得された過去の入力情報を含む。
制御装置30は、プロセッサ31を含むコンピュータにより構成される。メモリ32は、例えばRAM、ROM、ハードディスク等により構成され、プロセッサ31を含むコンピュータに内蔵されている。なお、制御装置30は、1つのコンピュータで構成されていてもよく、複数のコンピュータで構成されていてもよい。
以下、第2処理部34について詳細に説明する。第2処理部34は、上述の通り、インターホン玄関装置11を用いた集合玄関12の電気錠の解錠操作に関連する制御を実行する。プロセッサ31は、メモリ32にインストールされた制御プログラムを読み出して実行することにより、第1処理部33および第2処理部34の各機能を実現する。即ち、メモリ32にインストールされた制御プログラムには、集合玄関12の電気錠の解錠操作に関連する制御をコンピュータで実現するためのプログラムが含まれている。
第2処理部34は、インターホン玄関装置11から、集合施設の集合玄関12に設置されたインターホン玄関装置11の操作に関連する入力情報を取得する。また、第2処理部は、入力情報に基づき、集合玄関12の電気錠の解錠に関する制御を行う。取得した入力情報が予め決められた電気錠の解錠操作であった場合には、第2処理部34は、集合玄関12の電気錠を解錠する。また、取得した入力情報が解錠操作と異なる不正操作で、且つ、所定の条件を満たした場合には、第2処理部34は、解錠操作に基づく電気錠の解錠の停止および警告の報知の少なくとも一方の動作を実施する。
本実施形態においては、解錠操作にプライベート暗証番号の入力が含まれ、操作者がプライベート暗証番号の入力を間違えて所定の条件を満たした場合に、第2処理部34は、第1操作により入力される情報に基づく電気錠の解錠を停止してもよい。この場合、停止されたプライベート暗証番号に関連付けられた住戸以外の住戸に関連付けられた許可者は、引き続き、解錠操作により集合玄関12の電気錠を解錠できる。これにより、1つのプライベート暗証番号が停止したことで全てのプライベート暗証番号による解錠操作ができなくなる場合に比べて、許可者の利便性が向上する。
操作者がプライベート暗証番号の入力を間違えて所定の条件を満たした場合に、第2処理部34は、プライベート暗証番号に関連付けられた住戸のインターホン親機21に、不正操作があったことを通知してもよい。通知を確認した居住者が不安を覚えた場合には、プライベート暗証番号の後半の番号を変更することで、集合施設のセキュリティが向上する。
所定の条件は、上述の通り、不正操作が所定回数以上行われたことを含んでもよいし、不正操作が所定時間内に所定回数以上行われたことを含んでもよい。本実施形態においては、第1操作で入力する前半の番号が同じで、第2操作で入力する後半の番号が異なる不正操作が所定回数または所定頻度で行われた場合に、所定の条件を満たしたと判定される。
電気錠が解錠操作と異なる方法により解錠された場合に、不正操作の回数は、リセットされてもよい。これにより、許可者が、第三者の不正操作により解錠操作を停止された場合に、管理人や管理会社に連絡せずに再び解錠操作ができる通常状態に戻すことができるので、許可者の利便性が向上する。解錠操作と異なる方法とは、例えば、逆マスターキー挿入部11cに鍵を挿入する方法や、非接触キー検知装置15にカードキーをかざす方法が挙げられる。
インターホン玄関装置11のセンサ11hが、不正操作を行っていた操作者を検知しなくなった場合に、不正操作の回数は、リセットされてもよい。この場合、不正操作を行っていた操作者がインターホン玄関装置11の前から退却し、集合施設に侵入することを諦めたと考えられる。これにより、不正操作を行っていた操作者が入力していた入力情報と前半の番号が同じプライベート暗証番号を使用する許可者は、リセットした状態から解錠操作を行えるので、当該許可者の利便性が向上する。
インターホン玄関装置11は、センサ11hの検知状態を制御装置30に送信する。第2処理部34は、この検知状態のデータを用いて、上記条件が満たされた場合に不正操作の回数をリセットしてもよい。操作者を検知しなくなってから不正操作の回数をリセットするまでの時間は、適宜設定可能であり、例えば、10秒~30分の間に設定してもよい。
インターホン玄関装置11のカメラ11dで撮像された画像から認識される操作者の顔が、不正操作を行っていた操作者の顔と異なった場合に、不正操作の回数は、リセットされてもよい。この場合、不正操作を行っていた操作者がインターホン玄関装置11の前から退却し、集合施設に侵入することを諦めたと考えられる。これにより、不正操作を行っていた操作者が入力していた入力情報と前半の番号が同じプライベート暗証番号を使用する許可者は、リセットした状態から解錠操作を行えるので、当該許可者の利便性が向上する。
インターホン玄関装置11は、不正操作があった場合に、カメラ11dで操作者を撮像し、その画像を制御装置30に送信する。第2処理部34は、この画像を用いて、操作者の顔を認識し、上記条件が満たされた場合に不正操作の回数をリセットしてもよい。
以下、図4のフローチャートを参照しながら、上記構成を備えたインターホンシステム1を用いた集合玄関12の電気錠の解錠手順の一例について説明する。
図4に示すように、電気錠の解錠プロセスでは、まず、集合玄関装置10に入力された入力情報を取得する(S1)。本実施形態では、インターホン玄関装置11により集合玄関12を解錠するための操作が入力される。例えば、インターホン玄関装置11のテンキー11aを用いて、各住戸に関連付けられたプライベート暗証番号が入力される。
インターホン玄関装置11により集合玄関12の電気錠を解錠するための操作が入力された場合、その入力情報が不正操作か否かを判定する(S2)。S2のステップにおいて、入力情報が不正操作でない(No)、即ち、入力情報が予め決められた解錠操作であると判定された場合には、電気錠が解錠され(S5)、本フローは終了する。例えば、インターホン玄関装置11に正しいプライベート暗証番号が入力された場合には、電気錠が解錠される。
S2のステップにおいて、入力情報が不正操作である(Yes)と判定された場合には、次に、入力情報が所定の条件を満たすか否かを判定する(S3)。例えば、所定の条件が同一の第1操作に基づく不正操作が3回行われたことと定義され、不正操作が3回行われた場合には、所定の条件を満たすと判定される。S3のステップにおいて、入力情報が所定の条件を満たす(Yes)と判定された場合には、解錠操作に基づく電気錠の解錠の停止および警告の報知の少なくとも一方の動作が実施される(S4)。
上述の実施形態は、本開示の目的を損なわない範囲で適宜設計変更できる。例えば、制御装置30の機能の一部または全部が、集合玄関装置10、専有部装置20等の集合施設内の装置、または、クラウドサーバ等の集合施設の外部にあるサーバ等に存在していてもよい。インターホン玄関装置11の操作に関連する入力情報を取得する取得部、および、入力情報に基づき、集合玄関12の電気錠の解錠に関する制御を行う制御部の少なくともいずれか一方は、インターホン玄関装置11に含まれてもよい。
<第2実施形態>
次に、実施形態の他の一例であるインターホンシステム1xについて、図5および図6を参照しつつ、説明する。なお、以下の実施形態では、第1実施形態と同一の構成に第1実施形態と同一の参照番号を付して説明を省略する。また、以下の実施形態では、第1実施形態と同様の作用効果および変形例についての説明を省略する。
図5は、第2実施形態のインターホンシステム1xの構成を模式的に示す図である。図5に示すように、インターホンシステム1xは、第1集合玄関121に設置された第1集合玄関装置101と、第2集合玄関122に設置された第2集合玄関装置102とを備える。第1集合玄関装置101、第2集合玄関装置102、専有部装置20および制御装置30は、いずれも相互に通信可能に接続されている。
第1集合玄関装置101は、第1インターホン玄関装置111と第1集合玄関121を備える。第1集合玄関121は、第1玄関ドア131と、第1玄関ドア131が閉まると自動的に第1玄関ドア131を施錠する第1電気錠装置141とを含む。第1インターホン玄関装置111は、第1集合玄関121の第1玄関ドア131よりも外側に設置されている。第1玄関ドア131は、例えば、自動ドアにより構成され、平常時は施錠された状態が基本である。
第2集合玄関装置102は、第2インターホン玄関装置112と第2集合玄関122を備える。第2集合玄関122は、第2玄関ドア132と、第2玄関ドア132が閉まると自動的に第2玄関ドア132を施錠する第2電気錠装置142とを含む。第2インターホン玄関装置112は、第2集合玄関122の第2玄関ドア132よりも外側に設置されている。第2玄関ドア132は、例えば、自動ドアにより構成され、平常時は施錠された状態が基本である。
第1インターホン玄関装置111は、許可者が第1集合玄関121の電気錠を解錠するために使用される。許可者は、予め決められた電気錠の解錠操作を行うことで、第1集合玄関121の電気錠を解錠して、集合施設の内側に入ることができる。第2インターホン玄関装置112は、許可者が第2集合玄関122の電気錠を解錠するために使用される。許可者は、予め決められた電気錠の解錠操作を行うことで、第2集合玄関122の電気錠を解錠して、集合施設の内側に入ることができる。
図5に示す例では、第1集合玄関装置101は、第1非接触キー検知装置151をさらに備えている。第1非接触キー検知装置151は、第1玄関ドア131よりも外側に設置されている。第1非接触キー検知装置151は、予め登録されたカードキーを検知したときに、第1電気錠装置141に解錠信号を送信する。これにより、電気錠が解錠され、第1玄関ドア131が開く。第2集合玄関装置102は、第2非接触キー検知装置152をさらに備えている。第2非接触キー検知装置152は、第2玄関ドア132よりも外側に設置されている。第2非接触キー検知装置152は、予め登録されたカードキーを検知したときに、第2電気錠装置142に解錠信号を送信する。これにより、電気錠が解錠され、第2玄関ドア132が開く。
制御装置30の第2処理部34は、第1インターホン玄関装置111を用いた第1集合玄関121の電気錠の解錠操作に関連する制御、および、第2インターホン玄関装置112を用いた第2集合玄関122の電気錠の解錠操作に関連する制御を実行するように構成されている。第2処理部34は、第1インターホン玄関装置111および第2インターホン玄関装置112に入力された入力情報を取得する取得部、並びに、当該入力情報に基づき、第1集合玄関121および第2集合玄関122の電気錠の解錠に関する制御を行う制御部として機能する。
取得した入力情報が、電気錠の解錠操作と異なる不正操作で、且つ、所定の条件を満たした場合に、制御部として機能する第2処理部34は、全てのインターホン玄関装置(第1インターホン玄関装置111および第2インターホン玄関装置112)において、解錠操作に基づく電気錠の解錠の停止および警告の報知の少なくとも一方に関する動作を実施してもよい。第2処理部34が、全てのインターホン玄関装置において、解錠操作に基づく電気錠の解錠を停止することで、操作者がいずれのインターホン玄関装置においても不正操作を継続できなくなるので、集合施設のセキュリティが向上する。また、第2処理部34が、全てのインターホン玄関装置において、警告を報知することで、集合施設のセキュリティが向上する。
例えば、第1インターホン玄関装置111において不正操作が所定の条件を満たした場合には、第1インターホン玄関装置111だけでなく、第2インターホン玄関装置112においても、解錠操作に基づく電気錠の解錠の停止および警告の報知の少なくとも一方に関する動作を実施してもよい。第2インターホン玄関装置112において不正操作が所定の条件を満たした場合についても同様である。
また、取得した入力情報が、プライベート暗証番号を含み、電気錠の解錠操作と異なる不正操作で、且つ、所定の条件を満たした場合に、制御部として機能する第2処理部34は、全てのインターホン玄関装置(第1インターホン玄関装置111および第2インターホン玄関装置112)において、第1操作により入力される情報に基づく電気錠の解錠を停止してもよい。不正操作をしていた操作者は、いずれのインターホン玄関装置においても、同一の第1操作に基づく不正操作を継続できなくなるので、集合施設のセキュリティが向上する。なお、停止されたプライベート暗証番号に関連付けられた住戸以外の住戸に関連付けられた許可者は、引き続き、解錠操作により第1集合玄関121および第2集合玄関122の電気錠を解錠できる。
例えば、第1インターホン玄関装置111において、プライベート暗証番号の前半の番号を固定しつつ、後半の番号を変化させて不正に電気錠の解錠を試みた結果、不正操作が所定の条件を満たした場合には、第1インターホン玄関装置111だけでなく、第2インターホン玄関装置112においても、同じ前半の番号を用いた解錠操作に基づく電気錠の解錠が停止されてもよい。第2インターホン玄関装置112において不正操作が所定の条件を満たした場合についても同様である。
以下、図6のフローチャートを参照しながら、上記構成を備えたインターホンシステム1xを用いた第1集合玄関121および第2集合玄関122の電気錠の解錠手順の一例について説明する。以下では、第1インターホン玄関装置111により第1集合玄関121を解錠するための操作が入力された場合について説明するが、第2インターホン玄関装置112により第2集合玄関122を解錠するための操作が入力された場合にも同様の手順で実行される。
図6に示すように、電気錠の解錠プロセスでは、まず、第1集合玄関装置101に入力された入力情報を取得する(S11)。例えば、第1インターホン玄関装置111のテンキーを用いて、各住戸に関連付けられたプライベート暗証番号が入力される。
次に、第1インターホン玄関装置111に入力された入力情報が不正操作か否かを判定する(S12)。S12のステップにおいて、入力情報が不正操作でない(No)、即ち、入力情報が予め決められた解錠操作であると判定された場合には、第1集合玄関121の電気錠が解錠され(S15)、本フローは終了する。例えば、第1インターホン玄関装置111に正しいプライベート暗証番号が入力された場合には、第1集合玄関121の電気錠が解錠される。
S12のステップにおいて、入力情報が不正操作である(Yes)と判定された場合には、さらに、入力情報が所定の条件を満たすか否かを判定する(S13)。例えば、所定の条件が同一の第1操作に基づく不正操作が3回行われたことと定義され、不正操作が3回行われた場合には、所定の条件を満たすと判定される。S13のステップにおいて、入力情報が所定の条件を満たす(Yes)と判定された場合には全てのインターホン玄関装置(第1インターホン玄関装置111および第2インターホン玄関装置112)において、解錠操作に基づく電気錠の解錠の停止および警告の報知の少なくとも一方に関する動作が実施される(S14)。
上述の実施形態は、本開示の目的を損なわない範囲で適宜設計変更できる。例えば、集合施設は、3つ以上の集合玄関を備えてもよい。
上述したように、本開示のインターホンシステム、集合玄関の電気錠の制御方法、および集合玄関の電気錠の制御プログラムによれば、不正に集合玄関の電気錠を解錠しようとする操作者に対して不正操作を止めるよう働きかけることができる。
1,1x インターホンシステム、10、101、102 集合玄関装置、11、111、112 インターホン玄関装置、11a テンキー、11b 呼出ボタン、11c 逆マスターキー挿入部、11d カメラ、11e スピーカ、11f マイク、11g モニタ、11h センサ、12、121、122 集合玄関、13、131、132 玄関ドア、14、141、142 電気錠装置、15、151、152 非接触キー検知装置、16 分岐器、20 専有部装置、21 インターホン親機、22 インターホン子機、22a 呼出ボタン、30 制御装置、31 プロセッサ、32 メモリ、33 第1処理部、34 第2処理部、40 管理事務室親機

Claims (18)

  1. 集合施設に設けられるインターホンシステムであって、
    前記集合施設の集合玄関に設置されたインターホン玄関装置の操作に関連する入力情報を取得する取得部と、
    前記入力情報に基づき、前記集合玄関の電気錠の解錠に関する制御を行う制御部とを備え、
    前記入力情報が、前記電気錠の解錠操作と異なる不正操作について、所定の条件を満たした場合に、前記制御部は、前記解錠操作に基づく前記電気錠の解錠の停止および警告の報知の少なくとも一方の動作を実施する、インターホンシステム。
  2. 前記所定の条件は、前記不正操作が所定回数以上行われたことを含む請求項1に記載のインターホンシステム。
  3. 前記所定の条件は、前記不正操作が所定時間内に所定回数以上行われたことを含む請求項1に記載のインターホンシステム。
  4. 前記電気錠が前記解錠操作と異なる方法により解錠された場合に、前記不正操作の回数は、リセットされる、請求項2または3に記載のインターホンシステム。
  5. 前記インターホン玄関装置が、当該インターホン玄関装置の操作者を検知するセンサを含み、
    前記センサが、前記不正操作を行っていた前記操作者を検知しなくなった場合に、前記不正操作の回数は、リセットされる、請求項2~4のいずれか1項に記載のインターホンシステム。
  6. 前記インターホン玄関装置が、当該インターホン玄関装置の操作者を撮像するカメラを含み、
    前記カメラで撮像された画像から認識される前記操作者の顔が、前記不正操作を行っていた前記操作者の顔と異なった場合に、前記不正操作の回数は、リセットされる、請求項2~5のいずれか1項に記載のインターホンシステム。
  7. 前記電気錠の解錠操作が、前記集合施設に含まれる施設または前記施設に設置されたインターホン装置と関連付けられた情報を入力する第1操作と、所定の情報を入力する第2操作とを含む、請求項1に記載のインターホンシステム。
  8. 前記入力情報が、前記不正操作について、前記所定の条件を満たした場合に、前記第1操作により入力される情報に基づく前記電気錠の解錠を停止する、請求項7に記載のインターホンシステム。
  9. 前記所定の条件は、同じ前記第1操作を含む前記不正操作が、所定回数以上行われたことを含む請求項7または8に記載のインターホンシステム。
  10. 前記所定の条件は、同じ前記第1操作を含む前記不正操作が、所定時間内に所定回数以上行われたことを含む請求項7または8に記載のインターホンシステム。
  11. 前記電気錠が前記解錠操作と異なる方法により解錠された場合に、前記不正操作の回数は、リセットされる、請求項9または10に記載のインターホンシステム。
  12. 前記インターホン玄関装置が、当該インターホン玄関装置の操作者を検知するセンサを含み、
    前記センサが前記不正操作を行っていた前記操作者を検知しなくなった場合に、前記不正操作の回数は、リセットされる、請求項9~11のいずれか1項に記載のインターホンシステム。
  13. 前記インターホン玄関装置が、当該インターホン玄関装置の操作者を撮像するカメラを含み、
    前記カメラで撮像された画像から認識される前記操作者の顔が、異なる人の顔に変化した場合に、前記不正操作の回数は、リセットされる、請求項9~12のいずれか1項に記載のインターホンシステム。
  14. 前記集合施設は、さらに、1つまたは2つ以上の前記集合玄関を備え、
    前記集合玄関の各々に設置された前記インターホン玄関装置のいずれか1つにおいて、前記入力情報が、前記電気錠の前記解錠操作と異なる不正操作について、前記所定の条件を満たした場合に、前記制御部は、全ての前記インターホン玄関装置において、前記解錠操作に基づく前記電気錠の解錠の停止および警告の報知の少なくとも一方に関する動作を実施する、請求項1~6のいずれか1項に記載のインターホンシステム。
  15. 前記集合施設は、さらに、1つまたは2つ以上の前記集合玄関を備え、
    前記集合玄関の各々に設置された前記インターホン玄関装置のいずれか1つにおいて、前記入力情報が、前記電気錠の解錠操作と異なる不正操作について、前記所定の条件を満たした場合に、前記制御部は、全ての前記インターホン玄関装置において、前記第1操作により入力される情報に基づく前記電気錠の解錠を停止する、請求項9~13のいずれか1項に記載のインターホンシステム。
  16. 前記動作が実施された状態において、
    前記カメラで撮像された画像から認識される新たな操作者の顔が、前記不正操作を行っていた前記操作者と同じ場合に、前記制御部は、当該操作者が認識された前記集合玄関において、前記第1操作以外により入力される情報に基づく前記電気錠の解錠も停止する、請求項15に記載のインターホンシステム。
  17. 集合施設における集合玄関の電気錠の制御方法であって、
    前記集合玄関に設置されたインターホン玄関装置の操作に関連する入力情報を取得するステップと、
    前記入力情報が、前記電気錠の解錠操作と異なる不正操作について、所定の条件を満たした場合に、前記解錠操作に基づく前記電気錠の解錠の停止および警告の報知の少なくとも一方の動作を実施するステップとを含む、集合玄関の電気錠の制御方法。
  18. 請求項17に記載の制御方法をコンピュータで実現するための、集合玄関の電気錠の制御プログラム。
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