JP2022115830A - 有機塩素農薬汚染場所の土壌修復装置および修復方法 - Google Patents

有機塩素農薬汚染場所の土壌修復装置および修復方法 Download PDF

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Abstract

【課題】有機塩素農薬汚染場所の土壌修復装置および修復方法を提供する。【解決手段】修復装置は、修復エリアの土壌を前処理するための給料モジュール1、前記給料モジュール1に接続された篩分けモジュール2、前記篩分けモジュール2に接続された土壌修復用の複合修復システム3、および前記複合修復システム3に接続された溶出液処理システム4を含み、修復方法は、汚染土壌を粉砕した後、多段階篩分けを行って、得られた土壌粒子に対して噴霧溶出、スプレー溶出、蒸気熱脱出の複合相乗修復処理を行うことを含む。【効果】オフサイト処理を必要とせずに、汚染土壌の複合高効率修復を実現し、有機塩素を含有する汚染土地を迅速に修復でき、大規模の普及に適している。【選択図】図1

Description

本発明は、有機塩素農薬汚染土壌の修復の技術分野に関し、具体的には有機塩素農薬汚染
場所の土壌修復装置および修復方法に関する。
中国の工業化と都市化の進展に伴い、近年、多くの有機塩素系農薬生産企業が閉鎖または
移転されている。完全な統計によると、全国に有機塩素系農薬(DDT、ヘキサヘキサノ
ール、クロルデン、マイレックスなど)で汚染された場所が何百もある。有機塩素系農薬
は「発がん性、変異原性、催奇形性」の作用を有し、構造が安定し、毒性が高く、土壌中
での分解が困難であり、自然分解時間は数年から数十年と長く、一般的な化学汚染場所と
比較して、それは長い持続性、大きな汚染ハザード、そして人間の健康と生態系への高い
リスクを持ち、高ハザードと高リスクの場所である。
中国の有機塩素系農薬で汚染された場所の修復要件によると、現在、物理的および化学的
原理に基づく高速で効率的かつ経済的な修復技術が必要とされている。現在、中国で一般
的に使用されている焼却法やセメントキルン共加工などの技術は、比較的ラフな技術であ
り、エネルギー消費が高く、オフサイト処分と長い処理時間が必要であり、積み替えおよ
び処分プロジェクトにおける二次汚染のリスクが高い。
本発明は、上記の背景技術における問題を解決する有機塩素農薬汚染場所の土壌修復装置
を提供し、有機塩素農薬汚染場所の土壌修復装置は、修復エリアの土壌を前処理するため
の給料モジュール、前記給料モジュールに接続された篩分けモジュール、前記篩分けモジ
ュールに接続された土壌修復用の複合修復システム、および前記複合修復システムに接続
された溶出液処理システムを含み、
前記複合修復システムは、乾燥噴霧溶出により土壌を修復する第1の修復装置と、前記第
1の修復装置に接続されて蒸気熱脱出により土壌を修復する第2の修復装置を含み、
前記第1の修復装置は、前記篩分けモジュールに接続された乾燥筒、上端が第1のパイプ
ラインを介して前記乾燥筒に接続されたヘッジミキサー、乾燥筒とヘッジミキサーの接続
箇所に設けられた複数の負圧クリーナー、前記ヘッジミキサーの下端に第2のパイプライ
ンを介して接続された噴霧コンポーネントを含み、前記噴霧コンポーネントに第1の溶出
液供給装置が接続され、
前記乾燥筒は、乾燥筒本体、前記乾燥筒本体の内部に設けられて土壌を濾過するためのフ
ィルター、前記フィルターに敷設されて土壌を乾燥するための電熱線、乾燥筒本体の底部
であってフィルターの外部に設けられて負圧クリーナーに接続された粒子緩和溝、フィル
ター内部に設けられて土壌を粉砕するためのらせん粉砕コンポーネントを含み、
前記ヘッジミキサーは、負圧クリーナーに接続された複数の第1の円錐形加速器、それぞ
れ噴霧コンポーネントに接続された複数の第2の円錐形加速器、および各前記第1の円錐
形加速器と第2の円錐形加速器の間に取り付けられて土壌と噴霧液を混合するための複数
のヘッジミックスチャンバーを含み、第1の円錐形加速器と第2の円錐形加速器の数はす
べて負圧クリーナーの数と一致しており、
前記溶出液処理システムは、第2の修復装置に接続されて廃棄溶出液を処理するための三
次沈殿プール、前記三次沈殿プールに接続されて浮遊粒子を濾過するための石英砂濾過タ
ンク、および液体入口が前記石英砂濾過タンクに接続され、液体出口が第2の修復装置に
接続された活性炭吸着タンクを含む。
本発明の一側面によれば、前記第2の修復装置は、一端が前記ヘッジミックスチャンバー
に接続されたスプレー溶出チャンバー、上から下へ均一に前記スプレー溶出チャンバー内
壁に設けられた複数の環形噴霧器、前記環形噴霧器に接続された第2の溶出液供給装置、
前記スプレー溶出チャンバーの他端に設けられて土壌と溶出液を分離するための遠心コン
ポーネントを含む。
本発明の一側面によれば、第2の修復装置は、前記遠心コンポーネントに接続されて遠心
後の土壌を処理するための蒸気熱脱出タンクをさらに含み、
前記蒸気熱脱出タンクは、遠心コンポーネントに接続された給料口、前記給料口に接続さ
れて土壌を加熱するための熱伝導インナーパイプ、前記熱伝導インナーパイプのまわりに
嵌設された断熱アウターパイプ、均一に分布され熱伝導インナーパイプと断熱アウターパ
イプの間に挟み込まれた複数の環形蒸気注入部品、および前記環形蒸気注入部品に溶出剤
蒸気を供給する加熱装置を含み、前記加熱装置に第3の溶出液供給装置が接続され、前記
蒸気注入部品上に熱伝導インナーパイプに接続された複数の蒸気ノズルが設けられ、
前記蒸気熱脱出タンク内にらせん排出コンポーネントがさらに設けられ、らせん排出コン
ポーネントにより土壌を攪拌して十分に加熱する一方、給料しながら排出できる動的熱脱
出プロセスを実現し、熱脱出の品質を保証する前提下で土壌の処理効率を向上させる。
本発明の一側面によれば、前記第1の溶出液供給装置に第1の溶出液が充填され、第2の
溶出液供給装置に第2の溶出液が充填され、第3の溶出液供給装置に第3の溶出液が充填
され、
前記第1の溶出液は濃度3000~5000mg/LのTrition X-100であ
り、前記第2の溶出液は濃度500~1000mg/LのTween60、1500~3
000mg/LのSDSを体積比1:2~3で混合した後ミクロン鉄粉を加えて得られ、
その内に、ミクロン鉄粉の添加量は20~100g/Lであり、前記第3の溶出液は濃度
2000~2500mg/LのSDSである。3つの異なる溶出液を使用して土壌を処理
することにより、土壌中の有機塩素農薬の除去率や処理品質を大幅に向上させ、混合溶出
液の処理により、土壌中の6種類のDDT成分の溶出効率がいずれも効果的に向上する。
本発明の一側面によれば、前記給料モジュールは、給料倉、前記給料倉の下部に並列して
配置された複数の供給口、前記供給口の下端に取り付けられた粉砕コンポーネントを含み
、前記粉砕コンポーネントは、前記供給口の下端にそれぞれ対応して設けられた複数の粉
砕ローラー、および前記粉砕ローラーを取り囲んで設けられた複数の供給グリッドを含み
、給料倉、供給口の設置により重力を使用して給料し、土壌を粉砕コンポーネントに迅速
に進入させて粉砕処理し、粉砕ローラー、供給グリッドの設置により、土壌を効率的に粉
砕処理し、篩分けの精度を効果的に向上させ、大きな石が複合修復装置内に侵入すること
による不具合を回避することができる。
本発明の一側面によれば、前記篩分けモジュールは、上端が前記給料モジュールに接続さ
れ、下端が乾燥筒に接続された振動篩分けコンポーネント、前記振動篩分けコンポーネン
トに接続された砂洗浄装置、石洗浄装置、コンベヤーを介して石洗浄装置に接続されて粗
材料を貯蔵するための第1の一時貯蔵プール、コンベヤーを介して砂洗浄装置に接続され
て大砂利を貯蔵するための第2の一時貯蔵プールを含み、
前記振動篩分けコンポーネントは、上端が供給グリッドに接続され、水平方向において石
洗浄装置に接続された第1の振動スクリーン、前記第1の振動スクリーンの下方に設けら
れて砂洗浄装置に接続された第2の振動スクリーン、前記第1の振動スクリーンと第2の
振動スクリーンに動力を供給するための振動コンポーネント、前記第2の振動スクリーン
の下方に設けられて乾燥筒に接続された輸送溝を含み、篩分けモジュールにより石や砂利
を篩分けた後石洗浄装置、砂洗浄装置により処理して、石や砂利の洗浄および修復を実現
し、そして第1の一時貯蔵プール、第2の一時貯蔵プールで日乾かすことで有機塩素汚染
物を効果的に除去することができる。
第1の振動スクリーン、第2の振動スクリーンの設置により砂石を分離し、最終的に複合
修復装置が処理しやすい小粒子土壌を取得し、修復効率を向上させ、修復時間を短縮する
ことができる。
上記の有機塩素農薬汚染場所の土壌修復装置を使用して修復する方法は、具体的に、
S1、給料粉砕
まず汚染土壌を給料倉に入れ、粉砕コンポーネントにより、粒子径10cm未満の破片に
粉砕処理するステップと、
S2、多段階篩分けと洗浄
ステップ1で処理された汚染土壌を篩分けモジュールの振動篩分けコンポーネントにより
篩分け、まず開口部9~10mmのスクリーンを使用して第1回の篩分けを行い、石の粗
材料を篩分け、次に開口部2~3mmのスクリーンを使用して第2回の篩分けを行い、砂
利を篩分けし、最終的に粒子径3mm未満の土壌粒子を取得し、
石洗浄装置を使用して第1回の篩分けによって得られた石の粗材料を10~20min洗
浄した後日乾かして埋め戻し、同時に砂洗浄装置を使用して第2回の篩分けによって得ら
れた砂利を10~20min洗浄した後日乾かして埋め戻すステップと、
S3、複合相乗修復
第1回の修復:得られた粒子径3mm未満の細かい砂を乾燥筒内に乾燥および粉砕処理し
た後、第1の負圧コンポーネントで土壌粒子をヘッジコンポーネントに輸送し、噴霧コン
ポーネントにより第1の溶出液供給装置中の第1の溶出液を噴霧して土壌粒子とヘッジし
、第1の溶出液により土壌を修復処理し、
第2回の修復:ヘッジ修復処理された土壌と水を液土比5~30ml:1gで混合し、第
2の溶出液供給装置から供給された第2の溶出液により混合物を30~40minスプレ
ー溶出処理した後、遠心処理して、加熱装置により第3の溶出液供給装置中の第3の溶出
液を加熱し、加熱によって生成された飽和蒸気により遠心処理後された土壌を60~80
℃下で30~40min蒸気熱脱出処理した後、土壌を日乾かして埋め戻すステップと、
S4、溶出液後処理
S3から排出された第1の溶出液、第2の溶出液および第3の溶出液を収集して30~4
0min沈殿した後、石英砂濾過タンクで石英砂濾過を行い、次に溶出液を活性炭吸着タ
ンクに注入し、得られた溶出液により土壌を再び溶出させるステップと、を含む。
従来技術と比較すると、本発明は以下の有益な効果を有する。本発明によって提供される
複合修復システムは、3つの異なる溶出液を使用して土壌へに噴霧ヘッジ混合修復、スプ
レー溶出修復および蒸気熱脱出修復という3種類の異なる修復をそれぞれ実現し、噴霧ヘ
ッジ修復により土壌表層の有機塩素を迅速に除去し、スプレー修復により土壌内部構造の
汚染物を除去し、飽和蒸気熱脱出により汚染物の除去率を高め、効率的な修復を実現する
ことができる。本発明によって提供される修復方法は、順次噴霧、スプレー、蒸気熱脱出
の3つの修復により土壌の統合修復処理を実現し、従来の単一修復方法に比べて、この修
復方法は修復効率が高く、長期間の土壌沈殿時間を必要することなく、かつこの方法の修
復能力が高く、土壌の修復品質も高い。
本発明の実施例1の全体構造の概略図である。 本発明の実施例1の第1の修復装置の構造概略図である。 本発明の実施例1の乾燥筒の構造概略図である。 本発明の実施例1のヘッジミキサーの構造概略図である。 本発明の実施例1の給料モジュール、篩分けモジュールの構造概略図である。 本発明の実施例2の複合修復システムの構造概略図である。 本発明の実施例3の蒸気熱脱出タンクの取付構造の概略図である。 本発明の実施例3の蒸気熱脱出タンクの内部構造の概略図である。
[符号の説明]
1 給料モジュール
11 給料倉
12 粉砕コンポーネント
13 供給口
2 篩分けモジュール
21 動的篩分けコンポーネント
210 第1の振動スクリーン
211 第2の振動スクリーン
212 振動コンポーネント
22 砂洗浄装置
23 石洗浄装置
24 第1の一時貯蔵プール
25 第2の一時貯蔵プール
3 複合修復システム
30 乾燥筒
301 フィルター
302 粒子緩和溝
303 らせん粉砕コンポーネント
31 負圧クリーナー
32 ヘッジミキサー
320 第1の円錐形加速器
321 第2の円錐形加速器
322 ヘッジミックスチャンバー
33 噴霧コンポーネント
34 遠心コンポーネント
35 スプレー溶出チャンバー
36 蒸気熱脱出タンク
360 熱伝導インナーパイプ
361 断熱アウターパイプ
362 環形蒸気注入部品
363 加熱装置
364 らせん排出コンポーネント
4 溶出液処理システム
41 三次沈殿プール
42 石英砂濾過タンク
43 活性炭吸着タンク
実施例1
図1に示される有機塩素農薬汚染場所の土壌修復装置は、修復エリアの土壌を前処理する
ための給料モジュール1、給料モジュール1に接続された篩分けモジュール2、篩分けモ
ジュール2に接続された土壌修復用の複合修復システム3、および複合修復システム3に
接続された溶出液処理システム4を含み、
複合修復システム3は乾燥噴霧溶出により土壌を修復する第1の修復装置を含み、
図2に示すように、第1の修復装置は、篩分けモジュール2に接続された乾燥筒30、上
端が第1のパイプラインを介して乾燥筒30に接続されたヘッジミキサー32、乾燥筒3
0とヘッジミキサー32の接続箇所に設けられた複数の負圧クリーナー31、ヘッジミキ
サー32の下端に第2のパイプラインを介して接続された噴霧コンポーネント33を含み
、噴霧コンポーネント33に第1の溶出液供給装置が接続され、
図3に示すように、乾燥筒30は、乾燥筒本体、乾燥筒本体の内部に設けられて土壌を濾
過するためのフィルター301、フィルター301に敷設されて土壌を乾燥するための電
熱線、乾燥筒本体の底部であってフィルター301の外部に設けられて負圧クリーナー3
1に接続された粒子緩和溝302、フィルター301内部に設けられて土壌を粉砕するた
めのらせん粉砕コンポーネント303を含み、
図4に示すように、ヘッジミキサー32は、負圧クリーナー31に接続された2つの第1
の円錐形加速器320、それぞれ噴霧コンポーネント33に接続された2つの第2の円錐
形加速器321、および各第1の円錐形加速器320と第2の円錐形加速器321の間に
取り付けられて土壌と噴霧液を混合するための2つのヘッジミックスチャンバー322を
含み、
その内に、第1の溶出液供給装置に第1の溶出液が充填され、第1の溶出液は濃度300
0mg/LのTrition X-100であり、
図1に示すように、給料モジュール1は、給料倉11、給料倉11の下部に並列して設け
られた3つの供給口13、供給口13の下端に取り付けられた粉砕コンポーネント12を
含む。
図5に示すように、粉砕コンポーネント12は、供給口13の下端にそれぞれ対応して設
けられた3つの粉砕ローラー120、および粉砕ローラー120を取り囲んで設けられた
3つの供給グリッド121を含む。
図1に示すように、篩分けモジュール2は、上端が給料モジュール1に接続され、下端が
乾燥筒30に接続された振動篩分けコンポーネント21、振動篩分けコンポーネント21
に接続された砂洗浄装置22、石洗浄装置23、コンベヤーを介して石洗浄装置23に接
続されて粗材料を貯蔵するための第1の一時貯蔵プール24、コンベヤーを介して砂洗浄
装置22に接続されて大砂利を貯蔵するための第2の一時貯蔵プール25を含む。
図5に示すように、振動篩分けコンポーネント21は、上端が供給グリッド121に接続
され、水平方向において石洗浄装置23に接続された第1の振動スクリーン210、第1
の振動スクリーン210の下方に設けられて砂洗浄装置22に接続された第2の振動スク
リーン211、第1の振動スクリーン210と第2の振動スクリーン211に動力を供給
するための振動コンポーネント212、第2の振動スクリーン211の下方に設けられて
乾燥筒30に接続された輸送溝を含む。
図1に示すように、溶出液処理システム4は、第2の修復装置に接続されて廃棄溶出液を
処理するための三次沈殿プール41、三次沈殿プール41に接続されて浮遊粒子を濾過す
るための石英砂濾過タンク42、および液体入口が石英砂濾過タンク42に接続され、液
体出口が第2の修復装置に接続された活性炭吸着タンク43を含む。
その内に、負圧クリーナー31、遠心コンポーネント34、蒸気ノズル、砂洗浄装置22
、石洗浄装置23、振動コンポーネント212、粉砕ローラー120、加熱フィルター3
01は、いずれも市販品であり、かつ当業者は必要に応じて具体的なモデルを選択して使
用すればよく、特に限定されない。
実施例2
実施例1と以下の点で異なる。
複合修復システム3は、第1の修復装置に接続されて蒸気熱脱出により土壌を修復する第
2の修復装置をさらに含み、
図6に示すように、第2の修復装置は、一端がヘッジミックスチャンバー322に接続さ
れたスプレー溶出チャンバー35、上から下へ均一にスプレー溶出チャンバー35内壁に
設けられた5つの環形噴霧器、環形噴霧器に接続された第2の溶出液供給装置、スプレー
溶出チャンバー35の他端に設けられて土壌と溶出液を分離するための遠心コンポーネン
ト34を含む。
その内に、第1の溶出液供給装置に第1の溶出液が充填され、第1の溶出液は濃度500
0mg/LのTrition X-100であり、第2の溶出液供給装置に第2の溶出液
が充填され、
第2の溶出液は濃度1000mg/LのTween60、3000mg/LのSDSを体
積比1:3で混合した後ミクロン鉄粉を加えて取得し、その内に、ミクロン鉄粉の添加量
は100g/Lである。
実施例3
実施例2と以下の点で異なる。
図7に示すように、第2の修復装置は、遠心コンポーネント34に接続されて遠心後の土
壌を処理するための蒸気熱脱出タンク36をさらに含み、
図8に示すように、蒸気熱脱出タンク36は、遠心コンポーネント34に接続された給料
口、給料口に接続されて土壌を加熱するための熱伝導インナーパイプ360、熱伝導イン
ナーパイプ360のまわりに嵌設された断熱アウターパイプ361、均一に分布され熱伝
導インナーパイプ360と断熱アウターパイプ361の間に挟み込まれた8つの環形蒸気
注入部品362、および環形蒸気注入部品362に溶出剤蒸気を供給する加熱装置363
を含み、加熱装置363に第3の溶出液供給装置が接続され、蒸気注入部品362上に熱
伝導インナーパイプ360に接続された6つの蒸気ノズルが設けられ。
図8に示すように、蒸気熱脱出タンク36にらせん排出コンポーネント364がさらに設
けられる。
その内に、第1の溶出液供給装置に第1の溶出液が充填され、第1の溶出液は濃度400
0mg/LのTrition X-100であり、第2の溶出液供給装置に第2の溶出液
が充填され、第3の溶出液供給装置に第3の溶出液が充填され、
第3の溶出液は濃度2250mg/LのSDSであり、
第2の溶出液は濃度700mg/LのTween60、2250mg/LのSDSを体積
比1:2.5で混合した後ミクロン鉄粉を加えて取得し、その内にミクロン鉄粉の添加量
は60g/Lである。
実施例4
本実施例は、実施例1の装置を使用して有機塩素農薬汚染場所の土壌を修復する方法であ
って、具体的には、
S1、給料粉砕
まず汚染土壌を給料倉11に入れ、粉砕コンポーネント12により、粒子径10cm未満
の破片に粉砕処理するステップと、
S2、多段階篩分け与洗浄
S2、多段階篩分けと洗浄
ステップ1で処理された汚染土壌を篩分けモジュール2の振動篩分けコンポーネント21
により篩分け、まず開口部9.5mmのスクリーンを使用して第1回の篩分けを行い、石
の粗材料を篩分け、次に開口部2.5mmのスクリーンを使用して第2回の篩分けを行い
、砂利を篩分けし、最終的に粒子径2.5mm未満の土壌粒子を取得し、
石洗浄装置23を使用して第1回の篩分けによって得られた石の粗材料を15min洗浄
した後日乾かして埋め戻し、同時に砂洗浄装置22を使用して第2回の篩分けによって得
られた砂利を15min洗浄した後日乾かして埋め戻すステップと、
S3、第1の修復装置の修復
得られた粒子径2.5mm未満の細かい砂を乾燥筒30内に乾燥および粉砕処理した後、
第1の負圧コンポーネント31で土壌粒子をヘッジコンポーネント32に輸送し、噴霧コ
ンポーネント33により第1の溶出液供給装置中の第1の溶出液を噴霧して土壌粒子とヘ
ッジし、第1の溶出液により土壌を修復処理した後、土壌を日乾かして埋め戻すステップ
と、
S4、溶出液後処理
S3から排出された第1の溶出液、第2の溶出液および第3の溶出液を収集して35mi
n沈殿した後、石英砂濾過タンク42で石英砂濾過を行い、次に溶出液を活性炭吸着タン
ク43に注入し、得られた溶出液により土壌を再び溶出させるステップと、を含む。
実施例5
実施例4と以下の点で異なる。
本実施例は、実施例2の装置を使用して有機塩素農薬汚染場所の土壌を修復する方法であ
って、そのステップ3は複合相乗修復であり、具体的には、
第1回の修復:得られた粒子径2.5mm未満の細かい砂を乾燥筒30内に乾燥および粉
砕処理した後、第1の負圧コンポーネント31で土壌粒子をヘッジコンポーネント32に
輸送し、噴霧コンポーネント33により第1の溶出液供給装置中の第1の溶出液を噴霧し
て土壌粒子とヘッジし、第1の溶出液により土壌を修復処理し、
第2回の修復:ヘッジ修復処理された土壌と水を液土比20ml:1gで混合し、第2の
溶出液供給装置から供給された第2の溶出液により混合物を35minスプレー溶出処理
した後、遠心処理して、土壌を日乾かして埋め戻す。
実施例6
実施例5と以下の点で異なる。
本実施例は、実施例3の装置を使用して有機塩素農薬汚染場所の土壌を修復する方法であ
って、そのステップ3は複合相乗修復であり、具体的には、
第1回の修復:得られた粒子径2.5mm未満の細かい砂を乾燥筒30内に乾燥および粉
砕処理した後、第1の負圧コンポーネント31で土壌粒子をヘッジコンポーネント32に
輸送し、噴霧コンポーネント33により第1の溶出液供給装置中の第1の溶出液を噴霧し
て土壌粒子とヘッジし、第1の溶出液により土壌を修復処理し、
第2回の修復:ヘッジ修復処理された土壌と水を液土比20ml:1gで混合し、第2の
溶出液供給装置から供給された第2の溶出液により混合物を35minスプレー溶出処理
した後、遠心処理して、得られた土壌を70℃で加熱装置363の第3の溶出液によって
生成された飽和蒸気を使用して35min蒸気熱脱出し、土壌を日乾かして埋め戻す。
実施例7
本実施例は、実施例3に記載の装置を使用して有機塩素農薬汚染場所の土壌を修復する方
法であって、具体的には、
S1、給料粉砕
まず汚染土壌を給料倉11に入れ、粉砕コンポーネント12により、粒子径8cm未満の
破片に粉砕処理するステップと、
S2、多段階篩分けと洗浄
ステップ1で処理された汚染土壌を篩分けモジュール2の振動篩分けコンポーネント21
により篩分け、まず開口部9mmのスクリーンを使用して第1回の篩分けを行い、石の粗
材料を篩分け、次に開口部2mmのスクリーンを使用して第2回の篩分けを行い、砂利を
篩分けし、最終的に粒子径2mm未満の土壌粒子を取得し、
石洗浄装置23を使用して第1回の篩分けによって得られた石の粗材料を10min洗浄
した後日乾かして埋め戻し、同時に砂洗浄装置22を使用して第2回の篩分けによって得
られた砂利を10min洗浄した後日乾かして埋め戻すステップと、
S3、複合相乗修復
第1回の修復:得られた粒子径2mm未満の細かい砂を乾燥筒30内に乾燥および粉砕処
理した後、第1の負圧コンポーネント31で土壌粒子をヘッジコンポーネント32に輸送
し、噴霧コンポーネント33により第1の溶出液供給装置中の第1の溶出液を噴霧して土
壌粒子とヘッジし、第1の溶出液により土壌を修復処理し、
第2回の修復:ヘッジ修復処理された土壌と水を液土比5ml:1gで混合し、第2の溶
出液供給装置から供給された第2の溶出液により混合物を30minスプレー溶出処理し
た後、遠心処理して、加熱装置363により第3の溶出液供給装置中の第3の溶出液を加
熱し、加熱によって生成された飽和蒸気により遠心処理後された土壌を60℃下で30m
in蒸気熱脱出処理した後、土壌を日乾かして埋め戻すステップと、
S4、溶出液後処理
S3から排出された第1の溶出液、第2の溶出液および第3の溶出液を収集して30mi
n沈殿した後、石英砂濾過タンク42で石英砂濾過を行い、次に溶出液を活性炭吸着タン
ク43に注入し、得られた溶出液により土壌を再び溶出させるステップと、を含む。
実施例8
本実施例は、実施例3に記載の装置を使用して有機塩素農薬汚染場所の土壌を修復する方
法であって、具体的には、
S1、給料粉砕
まず汚染土壌を給料倉11に入れ、粉砕コンポーネント12により、粒子径10cm未満
の破片に粉砕処理するステップと、
S2、多段階篩分けと洗浄
ステップ1で処理された汚染土壌を篩分けモジュール2の振動篩分けコンポーネント21
により篩分け、まず開口部10mmのスクリーンを使用して第1回の篩分けを行い、石の
粗材料を篩分け、次に開口部3mmのスクリーンを使用して第2回の篩分けを行い、砂利
を篩分けし、最終的に粒子径3mm未満の土壌粒子を取得し、
石洗浄装置23を使用して第1回の篩分けによって得られた石の粗材料を20min洗浄
した後日乾かして埋め戻し、同時に砂洗浄装置22を使用して第2回の篩分けによって得
られた砂利を20min洗浄した後日乾かして埋め戻すステップと、
S3、複合相乗修復
第1回の修復:得られた粒子径3mm未満の細かい砂を乾燥筒30内に乾燥および粉砕処
理した後、第1の負圧コンポーネント31で土壌粒子をヘッジコンポーネント32に輸送
し、噴霧コンポーネント33により第1の溶出液供給装置中の第1の溶出液を噴霧して土
壌粒子とヘッジし、第1の溶出液により土壌を修復処理し、
第2回の修復:ヘッジ修復処理された土壌と水を液土比30ml:1gで混合し、第2の
溶出液供給装置から供給された第2の溶出液により混合物を40minスプレー溶出処理
した後、遠心処理して、加熱装置363により第3の溶出液供給装置中の第3の溶出液を
加熱し、加熱によって生成された飽和蒸気により遠心処理後された土壌を80℃下で40
min蒸気熱脱出処理した後、土壌を日乾かして埋め戻すステップと、
S4、溶出液後処理
S3から排出された第3の溶出液を収集して石英砂濾過タンク42で30~40min石
英砂濾過を行い、次に溶出液を活性炭吸着タンク43に注入し、得られた溶出液により土
壌を再び溶出させるステップと、を含む。
実験例
ある有機塩素農薬汚染場所から採集された土壌を均一に6つに分け、それぞれ本発明の実
施例4~8、従来の溶出方法に対応してこの土壌を修復実験し、その内に、対照組は従来
の溶出修復方式であり、具体的には、攪拌式混合溶出装置を採用している。関連データを
記録し、具体的に表1に示される。
表1:本発明の修復方法と従来の溶出および熱脱出方法の比較
Figure 2022115830000002
結論:
表1中の実施例4~8と対照組のデータを比較して分かるように、本発明によって提供さ
れる有機塩素農薬汚染場所の土壌修復装置および方法は、有機塩素の除去率を大幅に向上
させ、単位土壌の溶出剤投与量を減少し、単位修復量の水と電力コストを削減することが
でき、大規模の土壌修復工程に対して処理コストをある程度低減し、資源を節約でき、本
発明は従来の溶出方法による対照組1によりも、有機塩素の除去率をある程度向上させ、
修復土壌の品質を効果的に向上させることができる。
実施例4と実施例5を比較して分かるように、第1の修復装置、第2の修復装置の複合相
乗処理により、有機塩素の除去率がさらに向上し、第2の修復装置はスプレー溶出チャン
バー、環形噴霧器および溶出液供給装置により土壌に対してスプレー溶出を行い、有機塩
素の除去率を向上させる。
実施例4、実施例5と実施例6を比較して分かるように、第2の修復装置に蒸気熱脱出タ
ンクを設けることにより、単位修復量の水と電力コストがある程度増加したが、スプレー
溶出後の土壌を蒸気熱脱出することで有機塩素の除去率を効果的に向上させ、処理品質を
向上させることができる。
実施例7、実施例8と実施例6を比較して分かるように、実施例6の有機塩素除去率、単
位土壌の溶出剤投与量はいずれも実施例7、実施例8よりも優れ、表1から分かるように
、本発明によって提供される最適な実施形態は実施例6であり、その有機塩素除去率は9
3.3%に達し、かつ単位土壌の溶出剤投与量および単位修復量の水と電力コストも対照
組よりも優れた。

Claims (7)

  1. 修復エリアの土壌を前処理するための給料モジュール(1)と、前記給料モジュール(1
    )に接続された篩分けモジュール(2)と、前記篩分けモジュール(2)に接続された土
    壌修復用の複合修復システム(3)と、および前記複合修復システム(3)に接続された
    溶出液処理システム(4)とを含み、
    前記複合修復システム(3)は、乾燥噴霧溶出により土壌を修復する第1の修復装置、前
    記第1の修復装置に接続されて蒸気熱脱出により土壌を修復する第2の修復装置を含み、
    前記第1の修復装置は、前記篩分けモジュール(2)に接続された乾燥筒(30)、上端
    が第1のパイプラインを介して前記乾燥筒(30)に接続されたヘッジミキサー(32)
    、乾燥筒(30)とヘッジミキサー(32)の接続箇所に設けられた複数の負圧クリーナ
    ー(31)、前記ヘッジミキサー(32)の下端に第2のパイプラインを介して接続され
    た噴霧コンポーネント(33)を含み、前記噴霧コンポーネント(33)に第1の溶出液
    供給装置が接続され、
    前記乾燥筒(30)は、乾燥筒本体、前記乾燥筒本体の内部に設けられて土壌を濾過する
    ためのフィルター(301)、前記フィルター(301)に敷設されて土壌を乾燥するた
    めの電熱線、乾燥筒本体の底部であってフィルター(301)の外部に設けられて負圧ク
    リーナー(31)に接続された粒子緩和溝(302)、フィルター(301)内部に設け
    られて土壌を粉砕するためのらせん粉砕コンポーネント(303)を含み、
    前記ヘッジミキサー(32)は、負圧クリーナー(31)に接続された複数の第1の円錐
    形加速器(320)、それぞれ噴霧コンポーネント(33)に接続された複数の第2の円
    錐形加速器(321)、および各前記第1の円錐形加速器(320)と第2の円錐形加速
    器(321)の間に取り付けられて土壌と噴霧液を混合するための複数のヘッジミックス
    チャンバー(322)を含み、第1の円錐形加速器(320)と第2の円錐形加速器(3
    21)の数はすべて負圧クリーナー(31)の数と一致しており、
    前記溶出液処理システム(4)は、第2の修復装置に接続されて廃棄溶出液を処理するた
    めの三次沈殿プール(41)、前記三次沈殿プール(41)に接続されて浮遊粒子を濾過
    するための石英砂濾過タンク(42)、および液体入口が前記石英砂濾過タンク(42)
    に接続され、液体出口が第2の修復装置に接続された活性炭吸着タンク(43)を含む、
    ことを特徴とする有機塩素農薬汚染場所の土壌修復装置。
  2. 前記第2の修復装置は、一端が前記ヘッジミックスチャンバー(322)に接続されたス
    プレー溶出チャンバー(35)、上から下へ均一に前記スプレー溶出チャンバー(35)
    内壁に設けられた複数の環形噴霧器、前記環形噴霧器に接続された第2の溶出液供給装置
    、前記スプレー溶出チャンバー(35)の他端に設けられて土壌と溶出液を分離するため
    の遠心コンポーネント(34)を含む、ことを特徴とする請求項1に記載の有機塩素農薬
    汚染場所の土壌修復装置。
  3. 第2の修復装置は、前記遠心コンポーネント(34)に接続されて遠心後の土壌を処理す
    るための蒸気熱脱出タンク(36)をさらに含み、
    前記蒸気熱脱出タンク(36)は、遠心コンポーネント(34)に接続された給料口、前
    記給料口に接続されて土壌を加熱するための熱伝導インナーパイプ(360)、前記熱伝
    導インナーパイプ(360)のまわりに嵌設された断熱アウターパイプ(361)、均一
    に分布され熱伝導インナーパイプ(360)と断熱アウターパイプ(361)の間に挟み
    込まれた複数の環形蒸気注入部品(362)、および前記環形蒸気注入部品(362)に
    溶出剤蒸気を供給する加熱装置(363)を含み、前記加熱装置(363)に第3の溶出
    液供給装置が接続され、前記蒸気注入部品(362)上に熱伝導インナーパイプ(360
    )に接続された複数の蒸気ノズルが設けられ、
    前記蒸気熱脱出タンク(36)内にらせん排出コンポーネント(364)がさらに設けら
    れる、ことを特徴とする請求項2に記載の有機塩素農薬汚染場所の土壌修復装置。
  4. 前記第1の溶出液供給装置に第1の溶出液が充填され、第2の溶出液供給装置に第2の溶
    出液が充填され、第3の溶出液供給装置に第3の溶出液が充填され、
    前記第1の溶出液は濃度3000~5000mg/LのTrition X-100であ
    り、前記第2の溶出液は濃度500~1000mg/LのTween60、1500~3
    000mg/LのSDSを体積比1:2~3で混合した後ミクロン鉄粉を加えて得られ、
    ミクロン鉄粉の添加量は20~100g/Lであり、前記第3の溶出液は濃度2000~
    2500mg/LのSDSである、ことを特徴とする請求項3に記載の有機塩素農薬汚染
    場所の土壌修復装置。
  5. 前記給料モジュール(1)は、給料倉(11)、前記給料倉(11)の下部に並列して配
    置された複数の供給口(13)、前記供給口(13)の下端に取り付けられた粉砕コンポ
    ーネント(12)を含み、前記粉砕コンポーネント(12)は、前記供給口(13)の下
    端にそれぞれ対応して設けられた複数の粉砕ローラー(120)、および前記粉砕ローラ
    ー(120)を取り囲んで設けられた複数の供給グリッド(121)を含む、ことを特徴
    とする請求項1に記載の有機塩素農薬汚染場所の土壌修復装置。
  6. 前記篩分けモジュール(2)は、上端が前記給料モジュール(1)に接続され、下端が乾
    燥筒(30)に接続された振動篩分けコンポーネント(21)、前記振動篩分けコンポー
    ネント(21)に接続された砂洗浄装置(22)、石洗浄装置(23)、コンベヤーを介
    して石洗浄装置(23)に接続されて粗材料を貯蔵するための第1の一時貯蔵プール(2
    4)、コンベヤーを介して砂洗浄装置(22)に接続されて大砂利を貯蔵するための第2
    の一時貯蔵プール(25)を含み、
    前記振動篩分けコンポーネント(21)は、上端が供給グリッド(121)に接続され、
    水平方向において石洗浄装置(23)に接続された第1の振動スクリーン(210)、前
    記第1の振動スクリーン(210)の下方に設けられて砂洗浄装置(22)に接続された
    第2の振動スクリーン(211)、前記第1の振動スクリーン(210)と第2の振動ス
    クリーン(211)に動力を供給するための振動コンポーネント(212)、前記第2の
    振動スクリーン(211)の下方に設けられて乾燥筒(30)に接続された輸送溝を含む
    、ことを特徴とする請求項1に記載の有機塩素農薬汚染場所の土壌修復装置。
  7. 請求項1~6のいずれか1項に記載の装置を使用して有機塩素農薬汚染場所の土壌を修復
    する方法であって、
    S1、給料粉砕
    汚染土壌を給料倉(11)に入れ、粉砕コンポーネント(12)により、粒子径10cm
    未満の破片に粉砕処理するステップと、
    S2、多段階篩分けと洗浄
    ステップ1で処理された汚染土壌を篩分けモジュール(2)の振動篩分けコンポーネント
    (21)により篩分け、まず開口部9~10mmのスクリーンを使用して第1回の篩分け
    を行い、石の粗材料を篩分け、次に開口部2~3mmのスクリーンを使用して第2回の篩
    分けを行い、砂利を篩分けし、最終的に粒子径3mm未満の土壌粒子を取得し、
    石洗浄装置(23)を使用して第1回の篩分けによって得られた石の粗材料を10~20
    min洗浄した後日乾かして埋め戻し、同時に砂洗浄装置(22)を使用して第2回の篩
    分けによって得られた砂利を10~20min洗浄した後日乾かして埋め戻すステップと

    S3、複合相乗修復
    第1回の修復:得られた粒子径3mm未満の細かい砂を乾燥筒(30)内に乾燥および
    粉砕処理した後、第1の負圧コンポーネント(31)で土壌粒子をヘッジコンポーネント
    (32)に輸送し、噴霧コンポーネント(33)により第1の溶出液供給装置中の第1の
    溶出液を噴霧して土壌粒子とヘッジし、第1の溶出液により土壌を修復処理し、
    第2回の修復:ヘッジ修復処理された土壌と水を液土比5~30ml:1gで混合し、
    第2の溶出液供給装置から供給された第2の溶出液により混合物を30~40minスプ
    レー溶出処理した後、遠心処理して、加熱装置(363)により第3の溶出液供給装置中
    の第3の溶出液を加熱し、加熱によって生成された飽和蒸気により遠心処理後された土壌
    を60~80℃下で30~40min蒸気熱脱出処理した後、土壌を日乾かして埋め戻す
    ステップと、
    S4、溶出液後処理
    S3から排出された第1の溶出液、第2の溶出液および第3の溶出液を収集して30~4
    0min沈殿した後、石英砂濾過タンク(42)で石英砂濾過を行い、次に溶出液を活性
    炭吸着タンク(43)に注入し、得られた溶出液により土壌を再び溶出させるステップと

    を含むことを特徴とする方法。
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