JP2022111059A - 情報処理システム、情報処理方法、情報処理装置及びプログラム - Google Patents

情報処理システム、情報処理方法、情報処理装置及びプログラム Download PDF

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康浩 佐々木
Yasuhiro Sasaki
昌志 山藤
Masashi Yamafuji
宗明 横山
Muneaki Yokoyama
友海 宮下
Tomomi Miyashita
龍貴 川口
Tatsuki Kawaguchi
和也 西澤
Kazuya Nishizawa
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Abstract

【課題】従来とは異なる視点でのマッチングを行う情報処理装置等を提供する。【解決手段】情報処理システムは、複数の第一アクティビティ情報又は複数の第一タスク情報を入力するための第一入力部110と、複数の第二アクティビティ情報又は複数の第二タスク情報を入力するための第二入力部210と、前記複数の第一アクティビティ情報と前記複数の第二アクティビティ情報との間、又は前記複数の第一タスク情報と前記複数の第二タスク情報との間のマッチング処理を行うマッチング部10と、を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理システム、情報処理方法、情報処理装置及びプログラムに関する。
従来から、求人企業等の求人者と求職者とをマッチングさせることが試みられている。例えば、特許文献1では、求人者から求職者へ求人情報を提供する求人情報提供システムが提供されている。この求人情報提供システムでは、1又は複数の求職者の位置を示す第1位置情報、及び、求職者の過去の労働状況に関する評価を示す労働評価情報LEを含む求職者情報と、求職者の労働場所を示す第2位置情報を含む求人者情報と、を取得する情報取得部と、第1位置情報と第2位置情報とに基づいて、勤務場所から所定の距離内にいる求職者を特定する求職者特定部と、労働評価情報LEに基づいて、求職者が、求人者が求職者に求める条件に適合するか否かを判定する適合判定部と、求職者特定部の特定結果と、適合判定部の判定結果と、に基づいて、特定された求職者のうち条件に適合する求職者の求職者端末に対して求人情報を提供する求人情報提供部と、を有している。
発明者らがデータ分析及び解析したところ、AI、IoE、ロボット等による自動化の台頭によって事務職といった特定の職種では人材が過剰になるが、他方、技術革新をリードしビジネスに適用するような専門職は不足することが予測された。このため、社内の人材資源のシフトや転職市場での職種の流動化が必要であると考えられる。
従来は今までの職種と同じ職種又は類似する職種への社内異動や転職が一般的であり、同じ職種又は類似する職種を求める求職・異動希望者側の思い込みがあった。同様に、就転職・異動候補先側でも今までの職種が求める職種と同じであるか類似であるかという観点の下、求人を出すことがあった。
特開2020-098512号公報
本願では、従来とは異なる視点でのマッチング(但し転職・異動等に限定されることはないマッチング)を行う情報処理システム等を提供する。
本発明の情報処理システムは、
複数の第一アクティビティ情報又は複数の第一タスク情報を入力するための第一入力部と、
複数の第二アクティビティ情報又は複数の第二タスク情報を入力するための第二入力部と、
前記複数の第一アクティビティ情報と前記複数の第二アクティビティ情報との間、又は前記複数の第一タスク情報と前記複数の第二タスク情報との間のマッチング処理を行うマッチング部と、
を備えてもよい。
本発明の情報処理システムにおいて、
前記マッチング部は、互いに対応する第一タスク情報と第二タスク情報に関し、当該第
一タスク情報の評価値と当該第二タスク情報の評価値とが第一範囲で合致している場合に、マッチングしたと判断してもよい。
本発明の情報処理システムにおいて、
前記マッチング部は、互いに対応する第一アクティビティ情報と第二アクティビティ情報に関し、第一アクティビティ情報の評価値と第二アクティビティ情報の評価値とが第二範囲で合致している場合に、マッチングしたと判断してもよい。
本発明の情報処理システムは、
求人情報を言語解析した上で、複数の第二アクティビティ情報又は複数の第二タスク情報を自動入力する自動入力部を備えてもよい。
本発明の情報処理システムは、
マッチング処理の結果、不足しているアクティビティ情報又はタスク情報がある場合には、当該アクティビティ情報又はタスク情報を補うためのナビゲーションを行う案内部を備えてもよい。
本発明の情報処理システムは、
複数の第一アクティビティ情報又は複数の第一タスク情報に関連した複数の質問を提供する質問部を備え、
前記複数の質問への回答と複数の第一アクティビティ情報又は複数の第一タスク情報とが関連付けられており、前記複数の質問へ回答することで、複数の第一アクティビティ情報又は複数の第一タスク情報が入力されてもよい。
本発明の情報処理システムにおいて、
所定の項目についての第一アクティビティ情報と第二アクティビティ情報とが所定の範囲で合致していない、又は所定の項目についての第一タスク情報と第二タスク情報とが所定の範囲で合致していない場合にも、マッチング部がマッチングしていないとは判断しなくてもよい。
本発明の情報処理システムにおいて、
前記第一アクティビティ情報は前記第一タスク情報に関連付けられ、
前記第二アクティビティ情報は前記第二タスク情報に関連付けられてもよい。
本発明の情報処理システムにおいて、
前記マッチング部は、前記第一タスク情報又は前記第一アクティビティ情報に関連付けられた第一スキル情報と、前記第二タスク情報又は前記第二アクティビティ情報に関連付けられた第二スキル情報とを用いてマッチング処理を行ってもよい。
本発明の情報処理システムにおいて、
第一入力部からは求職・異動希望者の第一アクティビティ情報又は第一タスク情報が入力され、
第二入力部からは就転職・異動候補先の求める人材に関する第二アクティビティ情報又は第二タスク情報が入力され、
前記マッチング部は、求職・異動希望者又は就転職・異動候補先の職種に関する情報を考慮せずにマッチング処理を行ってもよい。
本発明の情報処理方法は、
第一入力部から、複数の第一アクティビティ情報又は複数の第一タスク情報を入力する工程と、
第二入力部から、複数の第二アクティビティ情報又は複数の第二タスク情報を入力する工程と、
マッチング部によって、前記複数の第一アクティビティ情報と前記複数の第二アクティビティ情報との間、又は前記複数の第一タスク情報と前記複数の第二タスク情報との間のマッチング処理を行う工程と、
を備えてもよい。
本発明の情報処理装置は、
第一入力部から入力される複数の第一アクティビティ情報と第二入力部から入力される複数の第二アクティビティ情報とをマッチング処理する、又は第一入力部から入力される複数の第一タスク情報と、第二入力部から入力される複数の第二タスク情報との間のマッチング処理するマッチング部を備えてもよい。
本発明のプログラムは、
情報処理装置にインストールされるプログラムであって、
前記プログラムがインストールされた情報処理装置に、
第一入力部から入力される複数の第一アクティビティ情報と第二入力部から入力される複数の第二アクティビティ情報とをマッチング処理する、又は第一入力部から入力される複数の第一タスク情報と、第二入力部から入力される複数の第二タスク情報との間のマッチング処理するマッチング機能を実行させてもよい。
本発明によれば、従来とは異なる視点でのマッチング(但し転職・異動等に限定されることはないマッチング)を行う情報処理システム等を提供することができる。
本発明の実施の形態による情報処理装置の概略ブロック図。 本発明の実施の形態で用いられる第一タスク情報の一例を示した図。 本発明の実施の形態で用いられる第一アクティビティ情報の一例を示した図。 本発明の実施の形態で用いられる第二タスク情報の一例を示した図。 本発明の実施の形態で用いられる第二アクティビティ情報の一例を示した図。 本発明の実施の形態におけるタスク情報、アクティビティ情報及びスキル情報の関係の一例を示した図。
実施の形態
《構成》
本実施の形態の情処理システム及び情報処理装置1の各々は、一つの装置から構成されてもよいし複数の装置から構成されてもよい。本実施の形態では、本実施の形態の情報処理装置1を用いた情報処理方法、情報処理装置1を生成するためにインストールされるプログラムや、当該プログラムを記憶したUSB、DVD等からなる記憶媒体も提供される。また、本願の「又は」は「及び」を含む概念であり、「A又はB」という用語は、「A」、「B」、並びに「A及びB」の両方を含む概念である。
以下では、就職、転職、異動等の場面を取り扱う態様を用いて説明するが、あくまでも一例であり、それ以外の分野においても、本件発明を利用することができる。
本実施の形態の情報処理システムは、求職・異動希望者の複数の第一アクティビティ情
報又は複数の第一タスク情報を入力するための第一入力部110と、就転職・異動候補先の求める人材に関する複数の第二アクティビティ情報又は複数の第二タスク情報を入力するための第二入力部210と、を有してもよい。本願において「求職・異動希望者」とは、就職もしくは転職を希望する者又は社内での異動を希望する者を意味する。「就転職・異動候補先」とは、人材の採用を希望する者(典型的には企業)又は社内での異動者の受け入れの候補となる部門・部署といった社内組織を意味する。図1に示すように、求職・異動希望者側の情報を入力するための第一端末は、第一入力部110、後述する第一送受信部120及び第一表示部130等を有している。就転職・異動候補先の求める人材に関する情報を入力するための第二端末は、第二入力部210、後述する第二送受信部220及び第二表示部230等を有している。第一端末は、CA(キャリアアドバイザー)によって操作されてもよいし、求職・異動希望者自身によって操作されてもよい。第二端末は、RA(リクルーティングアドバイザー)によって操作されてもよいし、就転職・異動候補先の担当者によって操作されてもよい。
第一入力部110は例えば求職・異動希望者が所有又は管理するパソコンに設けられたキーボードやマウス等であってもよいし、タブレットやスマートフォン等の携帯端末における操作表示画面であってもよい。第二入力部210は例えば求人企業といった就転職・異動候補先が所有又は管理するパソコンに設けられたキーボードやマウス等であってもよいし、タブレットやスマートフォン等の携帯端末における操作表示画面であってもよい。操作表示画面を用いる場合には表示部としての機能と入力部としての機能が当該操作表示画面で実現されることになる。図1では、一例として、第一入力部110が操作表示画面からなり、第二入力部210がパソコンに設けられたキーボード及びマウスである態様を示している。
「タスク情報」とは「タスク」すなわち「職務」(担当する任務)に関する情報であり、例えば「顧客のニーズと関心に基づいて、顧客に製品を推奨する」、「見込み顧客に関する信用情報を取得する」等といった行う職務の内容についての情報が含まれる。「アクティビティ情報」とは「アクティビティ」すなわち「活動」に関する情報であり、例えば「製品を消費者に実演する」、「市場の状況や傾向を監視する」、「商品またはサービスの配送を手配する」といった行う活動の内容についての情報が含まれる。なお、「タスク情報」は、職種毎に定義された、実施されている仕事内容の項目を含んでもよい。また、「アクティビティ情報」は、職種横断的に定義された、実施されている作業活動の項目を含んでもよい。
なお、就転職・異動候補先は企業に限られるわけではなく、官公庁、法人格なく社団、個人事業主等が含まれる。本実施の形態で単純に「タスク情報」という用語が用いられた場合には、第一タスク情報、第二タスク情報、又は第一タスク情報及び第二タスク情報の両方を意味している。同様に、本実施の形態で単純に「アクティビティ情報」という用語が用いられた場合には、第一アクティビティ情報、第二アクティビティ情報、又は第一アクティビティ情報及び第二アクティビティ情報の両方を意味している。また、本実施の形態で単純に「スキル情報」(後述する)という用語が用いられた場合には、第一スキル情報、第二スキル情報、又は第一スキル情報及び第二スキル情報の両方を意味している。
情報処理システムに含まれる情報処理装置1は、複数の第一アクティビティ情報と複数の第二アクティビティ情報との間、又は複数の第一タスク情報と複数の第二タスク情報との間のマッチング処理を行うマッチング部10を有してもよい。一例として、第一入力部110で入力されて、第一送受信部120から情報処理装置1に送信されて記憶部80で記憶された複数の第一アクティビティ情報と、第二入力部210で入力されて、第二送受信部220から情報処理装置1に送信されて記憶部80で記憶された複数の第二アクティビティ情報とを互いに比較することでマッチング部10がマッチング処理を行ってもよい
。なお第一送受信部120及び第二送受信部220の各々は、情報処理装置1から情報を受信することもできる。
本実施の形態では、職種毎の「活動」におけるマッチング、又は職種毎の「職務」におけるマッチングを行うことから、例えば今まで経験したことが無いような職種についての転職先を紹介したり、採用を希望する職種についての経歴が無い人材を候補者として推薦したりすることができるようになる。つまり、職種を考慮することなく(職種に縛られることなく)、適切な人材を適切な職に就かせることができる。なお、本実施の形態においても、求職・異動希望者の経験した職種や、就転職・異動候補先の採用を希望する職種の内容を考慮した上で、マッチング部10がマッチングを行うようにしてもよい。この場合には、例えば、操作者が入力する職種で絞り込んだ上で、マッチング部10によるタスク情報又はアクティビティ情報を用いたマッチングが行われるようにしてもよい。但し、職種の範囲を広めて設定することで、ある程度で職種の範囲を絞りつつ、広い分野同士でのマッチングが可能となる。また、タスク情報、アクティビティ情報及び後述するスキル情報を読み出すために職種に関する情報が入力されるが、マッチング処理が行われる際には、職種に関する情報は考慮されないようにしてもよい。
求職・異動希望者が入力する項目(第一アクティビティ情報及び第一タスク情報)と就転職・異動候補先が入力する項目(第二アクティビティ情報及び第二タスク情報)は同じ内容又は実質的に同じ内容となってもよい。このような態様を採用した場合には、マッチング部10でのマッチング処理を効率よく行うことができる。求職・異動希望者側が経験ありとして入力した項目及び当該項目に対する評価値と、就転職・異動候補先が入力した経験が必要であるとした項目及び当該項目に対する評価値とを比較して、マッチング部10はマッチング率を算出するようにしてもよい。「実質的に同じ内容」を用いたマッチング評価を行う場合には、ある第一アクティビティ情報とある第二アクティビティ情報とが紐づけられて記憶部80で記憶され、ある第一タスク情報とある第二タスク情報とが紐づけられて記憶部80で記憶されており、紐づけられたアクティビティ情報における評価値が所定の範囲で合致しているか又は紐づけられたタスク情報における評価値が所定の範囲で合致しているかをマッチング部10が判断するようにしてもよい。
求職・異動希望者側が操作する第一端末の第一表示部130では、マッチング率が高い就転職・異動候補先については強い強調表示(例えば赤色表示)がなされ、マッチング率が中程度の就転職・異動候補先については弱い強調表示(例えば黄色表示)がなされ、マッチング率が低い就転職・異動候補先については強調表示はなされないようにしてもよい。同様に、就転職・異動候補先側が操作する第二端末の第二表示部330では、マッチング率が高い求職・異動希望者については強い強調表示(例えば赤色表示)がなされ、マッチング率が中程度の求職・異動希望者については弱い強調表示(例えば黄色表示)がなされ、マッチング率が低い求職・異動希望者については強調表示はなされないようにしてもよい。
データベース等の記憶部80を有する情報処理装置1は例えばサーバである。また、情報処理装置1の機能をクラウドで実現してもよい。本実施の形態の情報処理装置1は、一定のキャリアを持った中高年だけではなく若年層にも利用されるものである。また、社外への転職だけでではなく、社内への人事異動にも利用されるものである。
複数の第一アクティビティ情報又は複数の第一タスク情報は、求職・異動希望者の過去の実績に基づく情報であってもよい。第一入力部110からは、求職・異動希望者の過去の実績に基づく情報がチェックボックスをチェックする形で入力されてもよいし、項目によっては当該項目に対する評価値等の評価結果が入力されるようにしてもよい。このように画一的な形式で情報の入力を促すことで、求職・異動希望者は自身のキャリアの効果的
な入力(棚卸)が可能になる。また、簡易な入力で済むことから、本実施の形態による情報処理システムの利用者を増やすこと、また増えた利用者の継続的な利用を維持することができる。
複数の第二アクティビティ情報又は複数の第二タスク情報は、就転職・異動候補先の求める内容であってもよい。第二入力部210からも、就転職・異動候補先の求める内容がチェックボックスをチェックする形で入力されてもよいし、項目によっては当該項目に対する評価値等の評価結果が入力されるようにしてもよい。このように画一的な形式で情報の入力を促すことで、就転職・異動候補先としては、求める求人像をタスクベースやアクティビティベースで明確に表現することができるようになる。
ある職業に対してタスク情報が紐づいて記憶部80で記憶されてもよい。また、各タスク情報に紐づいてアクティビティ情報が記憶部80で記憶されてもよい。例えば、ある職業に対して複数のタスク情報が紐づいており、当該複数のタスク情報の各々に対して複数のアクティビティ情報が紐づいて記憶部80で記憶されてもよい。このため、例えば入力部110,210で職種を入力すると、当該職種に対応するタスク情報及びアクティビティ情報が表示部130,230で表示され、当該情報を見ながら入力者は情報を入力することができるようになる。
第一入力部110からは複数(例えば3つ)の職業情報が入力可能となってもよい。これは求職・異動希望者が複数の職業を経験している可能性があることと、選択式の場合には選択可能な職業が項目として存在していないことが考えられ、その場合には複数の職業を選択することで実際に経験した職業に近い情報を入力できるようにするためである。この場合には、入力された職業情報に紐づけられたタスク情報が読み出されて入力可能となり、また当該タスク情報に紐づけられたアクティビティ情報が読み出されて入力可能となってもよい。第二入力部210からも複数(例えば3つ)の職業情報が入力可能となってもよい。例えば中小企業の場合では複数の業務を兼務してもらいたいという要望があることや、前述したとおり、選択式の場合には選択可能な職業が項目として存在していないことが考えられ、その場合には複数の職業を選択することで実際に要求する職業に近い情報を入力できるようにするためである。この場合にも、入力された職業情報に紐づけられたタスク情報が読み出されて入力可能となり、また当該タスク情報に紐づけられたアクティビティ情報が読み出されて入力可能となってもよい。
また、就転職・異動候補先で必須とした項目についての経験を求職・異動希望者が有していることや、就転職・異動候補先で必須とした評価値を満たしていることが、マッチング部10でのマッチングを行うための必須要件としてもよい。
ある第一タスク情報とある第二タスク情報が互いに対応する場合、当該ある第一タスク情報の評価値と当該ある第二タスク情報の評価値とが所定の範囲(第一範囲)で合致する場合には、マッチング部10はマッチングすると判断してよい。また、ある第一アクティビティ情報とある第二アクティビティ情報とが互いに対応する場合、当該ある第一アクティビティ情報の評価値と当該ある第二アクティビティ情報の評価値とが所定の範囲(第二範囲)で合致する場合には、マッチング部10はマッチングすると判断してもよい。所定の範囲が評価値から「±1」である場合には、就転職・異動候補先が当該項目について「3」の評価値を設定していた場合には、求職・異動希望者が当該項目に「2」~「4」の値を入れている場合にはマッチング部10はマッチングしたものとして判断する。また所定の範囲が評価値から「+1」である場合には、就転職・異動候補先が当該項目について「3」の評価値を設定していた場合には、求職・異動希望者が当該項目に「3」~「4」の値を入れている場合にはマッチング部10はマッチングしたものとして判断する。また、所定の範囲が「0」であってもよく、この場合には同じ評価値の場合にだけマッチング
部10がマッチングしたものとして判断する。合致しているかどうかの基準値(±等の基準値)は、アクティビティ情報については第一アクティビティ情報であってもよいし第二アクティビティ情報であってもよく、同様に、タスク情報については第一タスク情報であってもよいし第二タスク情報であってもよい。
なお、「ある第一タスク情報とある第二タスク情報が互いに対応する」というのは、ある第一タスク情報とある第二タスク情報とが同じ情報又は関連する情報であるものとして予め紐づけられて、例えば記憶部80で記憶されていることを意味する。同様に、「ある第一アクティビティ情報とある第二アクティビティ情報とが互いに対応する」というのは、ある第一アクティビティ情報とある第二アクティビティ情報とが同じ情報又は関連する情報であるものとして予め紐づけられて、例えば記憶部80で記憶されていることを意味する。
図2は求職・異動希望者が準備するタスク情報の一例を示したものであり、タスクIDといったタスク識別情報と、当該タスク識別情報に紐づけられたタスク内容が示され、タスク毎に要求するレベルが3段階で示されているものである。図3は求職・異動希望者が準備するアクティビティ情報の一例を示したものであり、アクティビティIDといったアクティビティ識別情報と、当該アクティビティ識別情報に紐づけられたアクティビティ内容が示され、アクティビティ毎に要求するレベルが3段階で示されているものである。
図4は就転職・異動候補先が準備するタスク情報の一例を示したものであり、タスクIDといったタスク識別情報と、当該タスク識別情報に紐づけられたタスク内容が示され、タスク毎に要求するレベル(図4では「RANK」として表示されている。)が3段階で示されているものである。図4に示す態様では「必須」のタスクを指定できるようになっており、「必須」の欄に記入がある場合には、当該タスクの内容が所定の範囲で合致していることがマッチングとマッチング部10が判断する必須の条件となる。図5は就転職・異動候補先が準備するアクティビティ情報の一例を示したものであり、アクティビティIDといったアクティビティ識別情報と、当該アクティビティ識別情報に紐づけられたアクティビティ内容が示され、アクティビティ毎に要求するレベル(図4では「RANK」として表示されている。)が3段階で示されているものである。なお、図3及び図4では3段階のレベルで表示しているが、これらはあくまでも例示に過ぎず、2段又は4段以上のレベルで示すようにしてもよいし、また数字以外の態様(例えば「A」「B」「C」等)で示すようにしてもよい。
なお、図4に示された「必須」の欄は、求職・異動希望者が準備するタスク情報及びアクティビティ情報、並びに就転職・異動候補先が準備するタスク情報及びアクティビティ情報のいずれか1つ以上で設けられてもよいし、設けられなくてもよい。
マッチング部10によるマッチング率は全体の項目数に対する所定の範囲で合致した項目数の割合で決定されてもよい。つまり、図3や図5で示されているように評価対象となるアクティビティ情報の数がNaだった場合において、所定の範囲で合致したアクティビティ情報の数がnaであるときには、アクティビティ情報についてのマッチング率はna/Naとして算出される。同様に、図2や図4で示されているように評価対象となるタスク情報の数がNtだった場合において、所定の範囲で合致した項目数がntであるときには、タスク情報についてのマッチング率はnt/Ntとして算出される。
マッチング部10でのマッチング率の評価はアクティビティ情報に基づいて行われ、タスク情報については行われないようにしてもよい。この場合には、情報処理装置1での処理量を軽減することができる。また、本実施の形態のアクティビティ情報は一例としてタスク情報に紐づいており、かつタスク情報よりも細かな情報が入力されることから、マッ
チング結果としても十分なものを得ることができる可能性が高いためである。他方、タスク情報とアクティビティ情報の両方を用いてマッチング率を算出する場合には、タスク情報でのマッチング率とアクティビティ情報でのマッチング率の両方を考慮することができる点で有益である。
就転職・異動候補先が設定するタスク情報の項目における評価値及びアクティビティ情報の項目における評価値よりも、求職・異動希望者側で入力する評価値が低い方向でずれる場合には、当該項目について能力等が不足していることを意味する。他方、就転職・異動候補先が設定するタスク情報の項目における評価値及びアクティビティ情報の項目における評価値よりも、求職・異動希望者側で入力する評価値が高い方向でずれる場合には、求職・異動希望者からすると要求されている仕事内容が単純なものであることを意味する。要求されている仕事内容が求職・異動希望者の要求する内容と比較して単純な場合、経験則からすると、配置や就職後に不満を感じたりすることが多く、場合によっては退職すること場合もある。このため、マッチング部10において、求職・異動希望者側で入力する評価値が高い方向でずれる場合にもマッチングしていないものと判断することは非常に有益である。
第一入力部110及び第二入力部210からは、タスク情報及びアクティビティ情報の他にスキルに関するスキル情報が入力できるようになってもよい。スキル情報は、アクティビティ情報に紐づけられた記憶部80で記憶されている。典型的には、アクティビティ情報の各々に複数のスキル情報が紐づけられて記憶部80で記憶されている。スキル情報は、例えば「読解」「会話」「批判的志向」「財源管理」「意思決定」といった内容についてのものであり、能力、知識等に関するものである。また、職業上の関心、仕事価値観、ワークスタイル等の個々人の志向情報も同様に入力され、マッチング部10によるマッチングで利用されてもよい。スキル情報や志向情報をマッチング部10によるマッチングで利用する場合には、タスク情報及びアクティビティ情報で説明した内容と同様の内容を採用することができる。例えば、前述したように、対応するスキル情報同士において評価値が所定の範囲で合致する場合には、マッチング部10はマッチングすると判断してよいし、対応する志向情報同士において評価値が所定の範囲で合致する場合には、マッチング部10はマッチングすると判断してよい。
第一入力部110からスキルに関する第一スキル情報が入力され、第二入力部210からスキルに関する第二スキル情報が入力されるようになってもよい。この場合には、タスク情報及びアクティビティ情報と同様、マッチング部10によってスキル情報に関してマッチング率を算出するようにしてもよい。評価対象となるスキル情報の数がNsだった場合において、所定の範囲で合致した数がnsであるときには、スキル情報についてのマッチング率はns/Nsとしてマッチング部10によって算出される。この場合には、タスク情報又はアクティビティ情報に加えてスキル情報によってマッチング部10によるマッチングが行われてもよいし、タスク情報及びアクティビティ情報を用いずにスキル情報によってマッチング部10によるマッチングが行われてもよい。タスク情報、アクティビティ情報及びスキル情報の3つの情報が用いられる場合には、タスク情報よりも細かな情報であるアクティビティ情報と、アクティビティ情報よりも細かな情報であるスキル情報といった3段階の情報に基づいてマッチング部10によるマッチングを行うことができる点で有益である(図6参照)。
所定の項目についての第一アクティビティ情報と第二アクティビティ情報とが所定の範囲で合致していない、又は所定の項目についての第一タスク情報と第二タスク情報とが所定の範囲で合致していない場合でも、マッチング部10は当該合致していない事実を問題視せず、すなわちマッチング部10がマッチングの判断を行う際に考慮しないようにしてもよい。当該項目は任意の項目として位置づけられ、例えば職に就く前や職に就いた後の
研修やトレーニングによって補うことができる項目である。このような態様を採用する場合には、例えば後から補うことができる項目については考慮することなく、マッチング部10によるマッチング処理を行うことができる点で有益である。なお、当該項目についても第一アクティビティ情報の評価値と第二アクティビティ情報の評価値との比較、又は第一タスク情報の評価値と第二タスク情報の評価値との比較は行われ、マッチングしている場合にはマッチングしている旨が表示部130,230で表示され、マッチングしていない場合にはマッチングしていないものの任意項目であることや後ほど補うことができる項目であるといった補足情報が表示部130,230で表示されてもよい。第一アクティビティ情報及び第一タスク情報についての上記所定の項目(任意の項目)は、第一入力部110を介して求職者等によって入力されてもよい。同様に、第二アクティビティ情報及び第二タスク情報についての上記所定の項目は、第二入力部210を介して求人者等によって入力されてもよい。
情報処理装置1は、求人票等の求人情報を言語解析した上で、複数の第二アクティビティ情報、複数の第二タスク情報又は複数の第二スキル情報を自動入力する自動入力部60を有してもよい。求人情報はWEB上で公開されているものであってもよい。この場合、自動入力部60はクローリングやスクレイピング等を行って、自動でWEBをサーチして求人情報を読み出し、当該求人情報の内容を言語解析して、当該就転職・異動候補先の第二アクティビティ情報又は第二タスク情報を入力するようにしてもよい。また、WEB上で公開されている求人情報を記憶部80で記憶しておき、記憶部80で記憶された求人情報を用いて自動入力部60によって自動入力するようにしてもよい。WEB上の求人情報を読み出して第二アクティビティ情報、第二タスク情報又は第二スキル情報を入力する態様を採用する場合には、WEB上で公開されている多くの求人情報に基づいて求職・異動希望者へのマッチングを判断することができ、圧倒的多数の情報に基づいたマッチングを実現することができる。
情報処理装置1は、マッチング処理の結果、不足しているタスク情報、アクティビティ情報又はスキル情報がある場合には、可能な場合に、当該タスク情報、アクティビティ情報又はスキル情報を補うためのナビゲーションを行う案内部20を有し、当該案内部20によるナビゲーションは第一表示部130等で表示されてもよい。このような態様を採用した場合には、求職・異動希望者に対して、就転職・異動候補先の求めているタスク情報又はアクティビティ情報やこれらに関連する情報を伝えるとともに、当該求職・異動希望者の就職可能性を高めることができる。研修や教育プログラムといった教育コンテンツの内容は、前述した求人情報と同様、WEB上で公開されているものであってもよい。この場合、自動入力部60はクローリングやスクレイピング等を行って、自動でWEBをサーチして研修や教育プログラム等の教育コンテンツを読み出し、当該教育コンテンツの内容を言語解析してもよい。また、このように言語解析された教育コンテンツは、求職・異動希望者に提示する所定の活動として記憶部80で記憶されてもよい。また、案内部20は、マッチング処理の結果、不足しているタスク情報、アクティビティ情報又はスキル情報がある場合に、これらタスク情報、アクティビティ情報又はスキル情報を第一表示部130等で表示させるようにしてもよい。なお、前述したとおり、タスク情報やアクティビティ情報で適用される態様は志向情報についても適用でき、例えば、案内部20は、マッチング処理の結果、不足している志向情報がある場合に当該志向情報を第一表示部130等で表示させるようにしてもよいし、可能な場合には、当該志向情報を補うためのナビゲーションを行って、第一表示部130等で表示させてもよい。
また、案内部20によって案内された研修や教育プログラムといった教育コンテンツを求職・異動希望者が行った場合には、当該項目の評価値(ランク)を上げるようにする評価値変更部90が設けられてもよい。このような態様を採用する場合には、所定の活動を行うことで評価値が自動で上がり、当該求職・異動希望者のマッチング率を高めることが
できるようになる。所定の活動を行ったかどうかは自己申告によって評価値変更部90によって認識されてもよいし、研修や教育プログラムの修了書等を提出することで評価値変更部90によって認識されてもよい。
情報処理装置1は、複数のアクティビティ情報、複数のタスク情報又は複数のスキル情報に関連した複数の質問を提供する質問部30を有してもよい。質問部30は、複数のアクティビティ情報、複数のタスク情報又は複数のスキル情報に関連した複数の質問を提供してもよい。質問部30はAIチャットボット等であってもよいし、予め記憶部80で記憶されている質問を求職・異動希望者や就転職・異動候補先に対して行うようにしてもよい。なお、この質問は、CAやRAといったアドバイザー等を介して、求職・異動希望者や就転職・異動候補先に対して投げかけられもよい。
複数の質問への回答と複数の第一タスク情報、複数の第一アクティビティ情報又は複数の第一スキル情報とが関連付けられており、第一入力部110によって複数の質問へ回答することで、複数の第一タスク情報、第一アクティビティ情報又は複数の第一スキル情報を入力する入力支援部40が設けられてもよい。同様に、複数の質問への回答と複数の第二タスク情報、第二アクティビティ情報又は複数の第二スキル情報とが関連付けられており、第二入力部210によって複数の質問へ回答することで、複数の第二タスク情報、複数の第二アクティビティ情報又は複数の第二スキル情報を入力するようにしてもよい。このような態様を採用した場合には、質問への回答を行うことで、複数のアクティビティ情報や複数のタスク情報への入力を簡単に行うことができ、求職・異動希望者や就転職・異動候補先の負担を軽くすることができる。例えば20~30項目について質問をすると、100~200項目へのアクティビティ情報及びタスク情報への入力が行われるようにしてもよい。
質問部30による就転職・異動候補先への質問項目と求職・異動希望者への質問項目は異なっていてもよい。この場合でも、質問部30からの質問への回答によって入力されるアクティビティ情報及びタスク情報は同一のものとなってもよい。この場合には、就転職・異動候補先と求職・異動希望者の各々に対して適切な質問をしつつ、同じ項目を用いてマッチングの有無を得ることができる点で有益である。
入力支援部40は人工知能機能を有しており、予め用意された学習情報によって入力される質問と当該質問への回答から、機械学習によって、入力されるタスク情報、アクティビティ情報又はスキル情報を学習するようにしてもよい。この場合に生成される入力支援モデルは記憶部80で記憶されてもよい。学習情報は過去の実績に基づく情報であってもよいし、新たに作成された情報であってもよい。
マッチング部10もまた人工知能機能を有してもよい。この場合、マッチング部10は、機械学習によって、マッチング率に対する評価を修正するようにしてもよい。例えば、所定の項目におけるマッチング結果と配置転換後や転職後での活躍や離職率等の実績とを比較して、当該項目によるマッチングの重要度(係数)を変化させてもよい。また、例えば、所定のタスク情報、所定のアクティビティ情報又は所定のスキル情報における求職・異動希望者の評価値が就転職・異動候補先の評価値を上回った場合でも、多くのケースで離職等をしなかったときには、当該所定のタスク情報、所定のアクティビティ情報又は所定のスキル情報に関しては、求職・異動希望者の評価値が就転職・異動候補先の評価値を上回った場合でもマッチングしたものとしてマッチング部10は評価するようにしてもよい。
マッチング部10が機械学習によって生成するマッチングモデルは、(1)過去の第一タスク情報と第二タスク情報、第一アクティビティ情報と第二アクティビティ情報又は第
一スキル情報と第二スキル情報と、(2)過去の成約実績又は過去の就職先や異動先での活躍状況に基づいて、生成されてもよい。このマッチングモデルは記憶部80で記憶されてもよい。
情報処理装置は様々な制御を行う制御部50を有してもよい。マッチング部10、案内部20、質問部30、入力支援部40、自動入力部60、制御部50等は一つのユニット(制御ユニット)によって実現されてもよいし、異なるユニットによって実現されてもよい。複数の「部」による機能が統合されてもよく、例えばマッチング部10及び制御部50の機能が一つのユニットによって実現されてもよい。また、マッチング部10、案内部20、質問部30、入力支援部40、自動入力部60、制御部50等は回路構成によって実現されてもよい。
《効果》
次に、上述した構成からなる本実施の形態による効果であって、未だ説明していないものを中心に説明する。
複数の第一アクティビティ情報と複数の第二アクティビティ情報との間、又は複数の第一タスク情報と複数の第二タスク情報との間のマッチング処理を行う態様を採用することで、活動に関するアクティビティ情報や職務に関するタスク情報に基づいて、経験していた職種に加えて未経験の職種についても、マッチングしているかどうかを判断することができるようになる。例えば営業職を経験していた人物に対して、当該人物の第一アクティビティ情報や第一タスク情報に基づいて、営業職とは異なる、複数のマンションを管理するエリアマネージャーといった職種を紹介することができるようになる。
本態様によれば、CA等のアドバイザーが介在しつつ、別の職種への社内異動や転職を円滑に行わせる場合には、CAによる求職・異動希望者のヒアリングを効率的に実施できる。また、自動的に一定の1又は複数の職種が抽出されることから、当該職種に対する事前知識が乏しくても、一定の品質を担保しつつ、求職・異動希望者のヒアリングを行うことができる。また、就転職・異動候補先側においては、RA等のアドバイザーが求職・異動希望者の情報を自己の保有する端末で確認しつつアドバイスすることで、ヒアリングの場で有効な人材の有無を提示することができる。
またアクティビティ情報を用いる場合には、求職・異動希望者の活動のレベルで求人情報や異動候補先情報とリンクさせることができるので、幅広い職種から求職・異動希望者と就転職・異動候補先をマッチングさせることができ、成約件数を向上させることができる。また、従来のように職種に縛られることなく、マッチング度の高い就職先、転職先、異動先等への紐づけも可能となり、マッチングの機会損失を軽減できる。また、過去の成約情報が記憶部80に記憶されている場合には、過去の成約情報を確認することで、マッチング確度の高い情報を整理・分析することができる。
また、複数の第一スキル情報と複数の第二スキル情報との間のマッチング処理を行う態様を採用する場合には、スキル(能力)のレベルでのマッチングが実現可能となる。
マッチング部10が人工知能機能を有する場合には、例えば記憶部80に記憶された過去のマッチング成約データによって生成されたマッチングモデルに基づいて、求職・異動希望者に対しては就職先や転職先、異動先を提案することができる。また、就転職・異動候補先に対しては、マッチングモデルに基づいて、希望に沿った候補者を提示することができる。
なお、毎年複数名の人材の採用を行うようなことは行っておらず、数年に1名程度で人
材の採用を行っている企業では、どのような人物を採用したいのかが明確なものとなっていない場合がある。この点、チェックボックスをチェックする態様や質問部30からの質問に回答することで第二アクティビティ情報又は第二タスク情報の入力が自動でなされる態様を採用した場合には、就転職・異動候補先の各々が求める要件の品質を一定のレベルに揃えることができ、当該企業で欲しい人材を的確に候補者として挙げることができる。
上記では、就転職及び異動についての態様を用いて説明したが、前述したとおり、これに限られることはない。例えば、本実施の形態による情報処理装置、情報処理システム等を従業員の能力開発に利用してもよい。この場合、組織や上司が期待・要求するタスクやアクティビティ等と従業員が保有するタスクやアクティビティ等を比較することで、OJTやOff-JTの計画立案に活用してもよい。
また、本実施の形態の態様は、教育事業者の商品推奨に利用してもよい。例えば、教育事業者が保有する教育商材(教材、研修サービス等)により習得しうるタスクやアクティビティ等と学習希望者が保有又は習得を期待するタスクやアクティビティを比較し、不足するタスクやアクティビティ等を習得に資する教育商材の紹介・販促に活用してもよい。
上述した実施の形態の記載及び図面の開示は、特許請求の範囲に記載された発明を説明するための一例に過ぎず、上述した実施の形態の記載又は図面の開示によって特許請求の範囲に記載された発明が限定されることはない。また出願当初の請求項を適宜拡張することもできる。
10 マッチング部
20 案内部
30 質問部
40 入力支援部
50 制御部
60 自動入力部
110 第一入力部
210 第二入力部

Claims (13)

  1. 複数の第一アクティビティ情報又は複数の第一タスク情報を入力するための第一入力部と、
    複数の第二アクティビティ情報又は複数の第二タスク情報を入力するための第二入力部と、
    前記複数の第一アクティビティ情報と前記複数の第二アクティビティ情報との間、又は前記複数の第一タスク情報と前記複数の第二タスク情報との間のマッチング処理を行うマッチング部と、
    を備える情報処理システム。
  2. 前記マッチング部は、互いに対応する第一タスク情報と第二タスク情報に関し、当該第一タスク情報の評価値と当該第二タスク情報の評価値とが第一範囲で合致している場合に、マッチングしたと判断する請求項1に記載の情報処理システム。
  3. 前記マッチング部は、互いに対応する第一アクティビティ情報と第二アクティビティ情報に関し、第一アクティビティ情報の評価値と第二アクティビティ情報の評価値とが第二範囲で合致している場合に、マッチングしたと判断する請求項1又は2に記載の情報処理システム。
  4. 求人情報を言語解析した上で、複数の第二アクティビティ情報又は複数の第二タスク情報を自動入力する自動入力部を備える請求項1乃至3のいずれか1項に記載の情報処理システム。
  5. マッチング処理の結果、不足しているアクティビティ情報又はタスク情報がある場合には、当該アクティビティ情報又はタスク情報を補うためのナビゲーションを行う案内部を備える請求項1乃至4のいずれか1項に記載の情報処理システム。
  6. 複数の第一アクティビティ情報又は複数の第一タスク情報に関連した複数の質問を提供する質問部を備え、
    前記複数の質問への回答と複数の第一アクティビティ情報又は複数の第一タスク情報とが関連付けられており、前記複数の質問へ回答することで、複数の第一アクティビティ情報又は複数の第一タスク情報が入力される請求項1乃至5のいずれか1項に記載の情報処理システム。
  7. 所定の項目についての第一アクティビティ情報と第二アクティビティ情報とが所定の範囲で合致していない、又は所定の項目についての第一タスク情報と第二タスク情報とが所定の範囲で合致していない場合にも、マッチング部がマッチングしていないとは判断しない請求項1乃至6のいずれか1項に記載の情報処理システム。
  8. 前記第一アクティビティ情報は前記第一タスク情報に関連付けられ、
    前記第二アクティビティ情報は前記第二タスク情報に関連付けられる、請求項1乃至7のいずれか1項に記載の情報処理システム。
  9. 前記マッチング部は、前記第一タスク情報又は前記第一アクティビティ情報に関連付けられた第一スキル情報と、前記第二タスク情報又は前記第二アクティビティ情報に関連付けられた第二スキル情報とを用いてマッチング処理を行う請求項1乃至8のいずれか1項に記載の情報処理システム。
  10. 第一入力部からは求職・異動希望者の第一アクティビティ情報又は第一タスク情報が入
    力され、
    第二入力部からは就転職・異動候補先の求める人材に関する第二アクティビティ情報又は第二タスク情報が入力され、
    前記マッチング部は、求職・異動希望者又は就転職・異動候補先の職種に関する情報を考慮せずにマッチング処理を行う請求項1乃至9のいずれか1項に記載の情報処理システム。
  11. 第一入力部から、複数の第一アクティビティ情報又は複数の第一タスク情報を入力する工程と、
    第二入力部から、複数の第二アクティビティ情報又は複数の第二タスク情報を入力する工程と、
    マッチング部によって、前記複数の第一アクティビティ情報と前記複数の第二アクティビティ情報との間、又は前記複数の第一タスク情報と前記複数の第二タスク情報との間のマッチング処理を行う工程と、
    を備える情報処理方法。
  12. 第一入力部から入力される複数の第一アクティビティ情報と第二入力部から入力される複数の第二アクティビティ情報とをマッチング処理する、又は第一入力部から入力される複数の第一タスク情報と、第二入力部から入力される複数の第二タスク情報との間のマッチング処理するマッチング部を備える、情報処理装置。
  13. 情報処理装置にインストールされるプログラムであって、
    前記プログラムがインストールされた情報処理装置に、
    第一入力部から入力される複数の第一アクティビティ情報と第二入力部から入力される複数の第二アクティビティ情報とをマッチング処理する、又は第一入力部から入力される複数の第一タスク情報と、第二入力部から入力される複数の第二タスク情報との間のマッチング処理するマッチング機能を実行させる、プログラム。
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