JP2022107440A - 電動剪定鋏 - Google Patents

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Abstract

【課題】剪定用電動切断装置が一時的に作業者の手を離れて載置される場合の利便性を向上させることができる。【解決手段】電動剪定鋏1は、水平方向に延びる本体部2と、本体部2の長手方向の一方端部に設けられ、少なくとも一方を可動刃5とする2枚の刃で対象を挟んで切断する切断部3と、本体部2の長手方向の中央よりも一方端部側に設けられる操作部6と、少なくとも操作部6の下方を覆うように設けられる操作指保護部21と、本体部2の長手方向の他方端部に設けられ、電動剪定鋏1が自立姿勢となるときに載置面に当接する第1支持部30と、操作指保護部21に設けられ、電動剪定鋏1が自立姿勢となるときに載置面に当接する第2支持部31を備える。電動剪定鋏1の重心の鉛直投影位置は、第1支持部30および第2支持部31によって形成される支持基底面S内に位置する。【選択図】図4

Description

この発明は、例えば、植物の剪定に用いられるような電動剪定鋏に関する。
従来、植物の剪定には、様々な剪定鋏が利用されている。近年では、電動で刃が動作する剪定鋏も提案されている。
例えば、モータの駆動によって刃を動作させて剪定する剪定ハサミが提案されている(特許文献1参照)。この剪定ハサミは、トリガを引き込み傾動させると、スイッチレバーがスイッチをON動作し、これによってモータが起動し、可動刃を固定刃に対して閉動作させる。
しかしながら、この剪定ハサミは、休憩中や他の作業で両手を使用する場合等、一時的に作業者の手を離れて載置される場合に、自立させることができず、倒れた状態となってしまう。このため、従来の剪定ハサミは、一時的に作業者の手を離れて載置される場合の取り扱いが不便であった。
特開平2-238819号公報
この発明は、上述の問題に鑑みて、一時的に作業者の手を離れて載置される場合の利便性を向上させることができる電動剪定鋏を提供することを目的とする。
この発明は、水平方向に延びる本体部と、前記本体部の長手方向の一方端部に設けられ、少なくとも一方を可動刃とする2枚の刃で対象を挟んで切断する切断部とを備える電動剪定鋏において、前記本体部の長手方向の中央よりも前記一方端部側に設けられる操作部と、少なくとも前記操作部の下方を覆うように設けられる操作指保護部と、前記本体部の長手方向の他方端部に設けられ、前記電動剪定鋏が自立姿勢となるときに前記載置面に当接する第1支持部と、前記操作指保護部に設けられ、前記電動剪定鋏が前記自立姿勢となるときに前記載置面に当接する第2支持部をさらに備える電動剪定鋏であることを特徴とする。
この発明により、電動剪定鋏が一時的に作業者の手を離れて載置される場合の利便性を向上させることができる。
電動剪定鋏の正面図。 電動剪定鋏の底面図。 電動剪定鋏の内部構造を示す概略図。 電動剪定鋏の自立支持構造を示す正面図。 電動剪定鋏の自立支持構造を示す底面図。
図1は、本発明の実施例1の電動剪定鋏1の正面図であり、図2は、電動剪定鋏1の底面図であり、図3は、電動剪定鋏1の内部構造を示す概略図である。
図1~3に示すように、電動剪定鋏1は、水平方向に延びる(長手状の)本体部2と、本体部2の長手方向の一方端部には、少なくとも一方を可動刃とする2枚の刃で対象を挟んで切断する切断部3とを含む。
なお、本明細書においては、本体部2の長手方向を前後方向とし、切断部3が設けられる側を前側とし、本体部2の長手方向に水平に直交する方向を左右方向とし、前方を向いた時の右手側を右方向とし、前方を向いた時の左手側を左方向として規定する。
本体部2の長手方向の中央よりも一方端部側(前側)には、可動刃5を動作させるための操作部6が設けられ、本体部2の少なくとも一方の側面(本実施形態では左側面)の所定位置(本実施形態では正面の前側上部)には、各種情報を表示する表示部7が設けられる。また、本体部2の内部には、可動刃5を開閉(動作)させるための動作機構8と、動作機構8に電源を供給する電源供給部9と、電動剪定鋏1の各部の動作を制御する制御部10が設けられる。
本体部2は、樹脂製のカバー22と、ゴム製または樹脂製のグリップ部材23とを含む。カバー22は、水平方向に延びる円筒形状に構成され、動作機構8、電源供給部9、および制御部10の外周を覆う。また、カバー22(本体部2)の後半分は、本体部2の幅方向の中央を中心に左右対称に形成されている。また、カバー22の長手方向の中央部は、把持部24として使用者(作業者)が握って使用することができる。グリップ部材23は、カバー22の長手方向の中央部(把持部24)の外表面に取り付けられる。
切断部3は、本体部2に固定される固定刃4と、本体部2に対し回動可能に設けられ、固定刃4と対向して開閉する可動刃5とを含む。本体部2の長手方向の一方端部(前端部)には、固定刃4を固定する固定部と、可動刃5を軸支する軸支部とが設けられる。固定部は、より強固に固定刃4を固定するため、2ヶ所以上有することが好ましい。
操作部6は、略半分が本体部2の内部にあり、残りが把持部として外部に突出するトリガーレバー61を含む。トリガーレバー61は、本体部2(電動剪定鋏1)の幅方向(左右方向)の中央に位置し、本体部2の幅方向の中央を中心に左右対称に形成されている。
トリガーレバー61は、本体部2に回動可能に軸支されており、把持部に力が加えられることによって回動する。また、本体部2の内部には、トリガーレバー61が操作(回動)されたことを検出するための操作検出センサが設けられる。操作検出センサは、制御部10に電気的に接続されており、トリガーレバー61の操作に応じた信号を制御部10に送出する。
なお、トリガーレバー61に変えて、トリガーボタンが設けられていてもよい。また、操作部6には、可動刃5の最大開放位置を調整する最大開放位置調整部(最大開放位置調整)が含まれていてもよい。
操作部6の周りには、少なくとも操作部6の下方を覆う操作指保護部21が設けられる。操作部6は、本体部2の長手方向の中央よりも前側に位置するので、操作指保護部21も本体部2の長手方向の中央よりも前側に位置する。また、操作指保護部21は、本体部2(電動剪定鋏1)の幅方向の中央に位置し、本体部2の幅方向の中央を中心に左右対称に形成される。
また、操作指保護部21は、一端部が操作部6よりも前側において本体部2の下面に接続(連結)され、他端部が操作部6よりも後側において本体部2の下面に接続(連結)される。すなわち、操作指保護部21は、操作部6を囲う操作孔を形成するように形成される。ただし、操作指保護部21は、操作部6を操作する際に利用者が十分に指を動かせる程度の空間を備えている。本実施形態では、操作指保護部21は、操作部6の反対側(下方)に突出するように湾曲する棒状の部材によって構成される。
さらに、図2に示すように、操作指保護部21の幅寸法W1は、少なくとも操作部6の幅寸法よりも大きい。すなわち、操作指保護部21は、幅方向において操作部6の全体を覆う。また、操作指保護部21の幅寸法W1は、本体部2における幅最大部の幅寸法W2の1/5~1/6であり、本体部2の長手方向の中央部(把持部24)における幅寸法W3の1/4~1/5である。
なお、操作指保護部21は、本体部2と一体的に(本体部2の一部として)形成されてもよいし、本体部2とは別の部材として形成されてもよい。
図1~3に示すように、表示部7は、矩形状の表示面を有するディスプレイを含む。ディスプレイは、LCDまたはELディスプレイなどの汎用の表示装置である。ディスプレイには、残電力量や、可動刃5が開閉した数(開閉カウント)等が表示される。
動作機構8は、電動モータと、電動モータの回転駆動力を可動刃5に伝達するための伝達機構とを含む。たとえば、電動モータは、汎用の回転モータであり、本体部2の長手方向の中央よりも他方端部側(後側)に設けられる。
なお、伝達機構の構成は特に限定されない。伝達機構としては、たとえば、電動モータの回転駆動力を直線運動に変換し、この直進運動により可動刃5に機械的に接続されたリンク機構を作動させる機構や、歯車列やプーリベルト等の伝達部材によって可動刃5に電動モータの回転駆動力を伝達する機構等がある。また、伝達機構は、電動モータの回転速度を減速する減速機構を含むこともある。
電源供給部9は、本体部2に内蔵される内蔵型のバッテリ、本体部2に着脱可能な着脱型のバッテリ、および商用電源に接続される電源ケーブルの少なくとも1つを含む。本実施形態では、電源供給部9は、本体部2に着脱可能な着脱型のバッテリ11と、バッテリ11が装着される装着部12とを含む。また、本実施形態では、本体部2の長手方向の他方端部には、本体部2の長手方向の中央部(把持部24)の下面よりも下方に突出する突出体13が設けられている。突出体13は、下方に向かって延びる筒状または柱状に形成される。本実施例では、突出体13は、下方に向かって開放(開口)する有底円筒状に形成され、突出体13の内面に装着部12が設けられる。
なお、突出体13は、本体部2と一体的に(本体部2の一部として)形成されてもよいし、本体部2とは別の部材として形成されてもよい。また、突出体13の一部が本体部2と一体的に形成され、突出体13の他の一部が本体部2と別体として形成されてもよい。
また、突出体13は、本体部2の幅方向の中央を中心に左右対称に形成されており、バッテリ11もまた、本体部2の幅方向の中央を中心に左右対称に形成されている。バッテリ11が装着部12に装着されている場合、バッテリ11は突出体13の一部となる。
また、突出体13の下面(本実施例ではバッテリ11の下面)は、略平面であり、操作指保護部21の下面と略同じ高さ(水平面上)となる。すなわち、突出体13の下面は、操作指保護部21の下面の延長上に設けられる。このことは、操作指保護部21は、突出体13の下面の延長上に設けられるとも言える。
また、操作指保護部21の下面および突出体13の下面のそれぞれと、把持部24の下面との上下方向の寸法Hは、作業者が手を挿し込むことができる程度の高さ(長さまたは距離)となっている。
さらに、装着部12に対するバッテリ11の挿抜方向は、操作指保護部21の下面と突出体13の下面とを含む平面(本実施形態では水平面)に対し85°~90°の方向となる。なお、装着部12に対するバッテリ11の挿抜方向は、操作指保護部21の下面と突出体13の下面とを含む平面に対し垂直(90°)に近いほうが好ましく、操作指保護部21の下面と突出体13の下面とを含む平面に対し垂直であることが望ましい。
さらにまた、突出体13の一方端部側の側面には、電動剪定鋏1の主電源をオン/オフするための電源ボタン14が設けられる。電源ボタン14は、制御部10に電気的に接続されており、電源ボタン14の操作に応じた信号を制御部10に送出する。
制御部10は、CPUおよびメモリ等を備え、電動剪定鋏1の各部位からの信号を受信するとともに、電動剪定鋏1の各部位に制御信号を送信し、各種制御を行う。たとえば、制御部10は、可動刃5の開閉動作制御処理や表示部7への表示処理などを実行する。
本実施形態の電動剪定鋏1は、略水平の載置面に載置された場合に、所定の姿勢(自立姿勢)で自立することができる。ただし、自立姿勢とは、可動刃5の回動軸線が略水平となる場合の電動剪定鋏1の姿勢のことをいう。なお、自立姿勢とは、操作指保護部21によって形成される操作孔が左右方向を向く場合の電動剪定鋏1の姿勢のこととも言えるし、表示部7が左右方向のいずれかを向く場合の電動剪定鋏1の姿勢のこととも言えるし、可動刃5の開閉方向が上下方向となる場合の電動剪定鋏1の姿勢のこととも言えるし、把持部24と載置面との間に、作業者が手を挿し込むことができる程度の空間が存在する場合の電動剪定鋏1の姿勢のこととも言える。
図4は電動剪定鋏1の自立支持構造を示す正面図であり、図5は電動剪定鋏1の自立支持構造を示す底面図である。
図4および図5に示すように、上述したような自立姿勢を維持するために、電動剪定鋏1には、第1支持部(後側支持部)30と第2支持部(前側支持部)31とが設けられている。
第1支持部30は、本体部2の長手方向の他方端部(後端部)に設けられ、電動剪定鋏1が自立姿勢で載置面に載置されるとき(自立姿勢となるとき)に載置面に当接する。具体的には、第1支持部30は、突出体13の下面によって構成される。本実施形態では、バッテリ11の下面が突出体13の下面となるので、第1支持部30は、バッテリ11の下面によって構成される。
突出体13の下面(第1支持部30)は、外周がリング状に最も下方へ突出しており、その内側が若干凹状に形成されている。このリング状の下面は、前側となる前方第1支持部30a、後側である後方第1支持部30d、左側の中央である左中央第1支持部30b、および右側の中央である右中央第1支持部30cが、いずれも同じ高さで下方へ突出している。左中央第1支持部30bから右中央第1支持部30cまでの幅は、本体部2における幅最大部の幅寸法W2の4/5以上とすることができ、9/10以上が好ましく、この実施例では幅寸法W2とほぼ同一に形成されている。また、左中央第1支持部30bから右中央第1支持部30cまでの幅は、本体部2内のモータの幅寸法(幅方向の大きさ)よりも広いことが好ましい。さらに、伝達機構がボールねじナットを用いる形式の場合には、左中央第1支持部30bから右中央第1支持部30cまでの幅は、本体部2内のモータおよびボールねじナットの直径よりも広いことが好ましく、本体部2の長手方向の中央部(把持部24)における幅寸法W3よりも広いことがより好ましい。
また、前方第1支持部30a、左中央第1支持部30b、右中央第1支持部30c、および後方第1支持部30dを有する第1支持部30は、リング状で底面が水平に形成され、かつ、この水平面の延長線上に第2支持部31が位置する構成となっている。
なお、第1支持部30の構成は、これに限らず、様々な形態とすることができるが、少なくとも左中央第1支持部30bと右中央第1支持部30cが最も下方に突出しており、かつ、幅方向中心から左中央第1支持部30bと右中央第1支持部30cへのそれぞれの距離が同一であるという条件を満たすことが好ましい。また、伝達機構がボールねじナットを用いる形式の場合には、これらの条件に加えて、左中央第1支持部30bと右中央第1支持部30cの幅が本体部2内のモータおよびボールねじナットの直径よりも広いという条件を満たすことが好ましい。これにより自立姿勢で安定させることができる。
また、伝達機構がボールねじナットを用いる形式の場合には、左中央第1支持部30bと右中央第1支持部30cの中間点と第2支持部31を繋ぐ載置面中心線a2は、本体内のボールねじナットの軸a1に対して30度以下の角度であることが好ましく、15度以下であることがより好ましく、5度以下であることがさらに好ましく、ほぼ水平であることが好適である。これにより、載置する際の前後の重量バランスを保ちやすく、容易に自立状態で載置することができる。
なお、装着部12の下端部がバッテリ11の下面よりも下方に突出する場合には、第1支持部30は、装着部12の下面(本体部2の後端部の下面)によって構成される。また、電源供給部9として電源ケーブルが用いられる場合には、バッテリ11が装着されないことがある。この場合、第1支持部30は、突出体13の下面(本体部2の後端部の下面)によって構成される。
第2支持部31は、操作指保護部21に設けられ、電動剪定鋏1が自立姿勢で載置面に載置されるとき(自立姿勢となるとき)に載置面に当接する。具体的には、第2支持部31は、操作指保護部21の下面によって構成される。上述したように、操作指保護部21は、突出体13の下面の延長上に設けられるので、第2支持部31は、突出体13の下面の延長上に設けられるとも言える。
また、操作指保護部21は、本体部2の長手方向の中央よりも前側に位置するので、第2支持部31も本体部2の長手方向の中央よりも前側に位置する。
第1支持部30および第2支持部31のそれぞれは、少なくとも1つの支持点(載置面に点当たりする部分)または支持面(載置面に面当たりする部分)を含む。ただし、第1支持部30および第2支持部31の一方が1つの支持点のみを含む場合には、第1支持部30および第2支持部31の他方は、2つ以上の支持点または支持面の少なくとも一方を含む。すなわち、第1支持部30および第2支持部31の両方を合わせて、最低でも3点支持構造となるように構成される。本実施形態では、第1支持部30および第2支持部31のそれぞれが、支持面を含む。
そして、図5に示すように、第1支持部30および第2支持部31によって電動剪定鋏1を自立姿勢で支持するための支持基底面Sが形成される。支持基底面Sとは、第1支持部30および第2支持部31により形成される面上において、第1支持部30および第2支持部31を結んだ線で囲まれる領域のことをいう。たとえば、第1支持部30および第2支持部31のそれぞれが支持点で構成される場合には、各支持点同士を結ぶ線で囲まれる領域が支持基底面Sとなる。
なお、支持点が4つ以上の場合や、第1支持部30および第2支持部31の少なくとも一方が支持面で構成される場合には、各支持点同士を結ぶ線で囲まれる領域が複数種類存在することになる。この場合、最も大きい領域が支持基底面Sとなる。
第1支持部30および第2支持部31は、電動剪定鋏1の重心Gの鉛直投影位置が、支持基底面S内に位置するように配置される。すなわち、電動剪定鋏1の重心線が、支持基底面S内に位置するように配置される。
本実施形態では、トリガーレバー61、操作指保護部21、および本体部2の後ろ半分(装着部12およびバッテリ11を含む)等は、本体部2の幅方向の中央を中心に左右対称に形成されている。このことに加え、本体部2に内蔵される動作機構8、電源供給部9、および制御部10のそれぞれと、本体部の前半分と、および切断部3のそれぞれとは、全体として、電動剪定鋏1の重心位置が本体部2の幅方向の中央に位置するないし本体部2の幅方向の中央(中心線CL)に近づくように構成ないし配置されている。
したがって、電動剪定鋏1の重心位置は、本体部2の幅方向において、本体部2の幅方向の中央またはその近傍に位置する。また、バッテリ11が本体部2の後端部に装着されること、電動モータが中央よりも後側に設けられること等から、電動剪定鋏1の重心位置は、本体部2の長手方向において、少なくとも操作部6または操作指保護部21よりも後側に位置する。すなわち、電動剪定鋏1の重心位置は、本体部2の長手方向において、第1支持部30および第2支持部31の間に位置する。
このように、電動剪定鋏1に第1支持部30および第2支持部31が設けられることによって、電動剪定鋏1は、自立姿勢を維持することができる。このため、電動剪定鋏1が一時的に作業者の手を離れる場合に、電動剪定鋏1を載置面に自立させることができ、利便性を向上させることができる。
また、電動剪定鋏1の重心Gの鉛直投影位置(重心線)が、第1支持部30および第2支持部31によって形成される支持基底面S内に位置するので、電動剪定鋏1は、自立姿勢を安定して維持することができる。
さらに、第1支持部30が、本体部2の後端部に設けられる突出体13の下面によって構成されるので、支持基底面Sの後端位置をできるだけ後側にして、支持基底面Sの面積をできるだけ大きくして、電動剪定鋏1の姿勢を安定させることができる。
さらにまた、第2支持部31が、突出体13の下面の延長上に設けられるので、電動剪定鋏1が自立姿勢となる場合の前後のバランスを取ることができる。また、第2支持部31が、操作指保護部21に設けられるので、植物の剪定時に第2支持部31が邪魔にならないようにすることができる。
電動剪定鋏1が自立した状態では、可動刃5の回動軸線が略水平となっている(可動刃5の開閉方向が上下方向となる)ため、正面または背面から見たときに、可動刃5が開いた状態(開状態)であるか閉じた状態(閉状態)であるかを認識することができる。したがって、可動刃5が開状態であることを知らずに切断部3に触れてしまうことなどを防止することができる。
また、電動剪定鋏1が自立した状態では、操作指保護部21によって形成される操作孔が左右方向を向くとともに、把持部24と載置面との間に、作業者が手を挿し込むことができる程度の空間が存在するので、作業者が電動剪定鋏1を握りやすい。
さらに、電動剪定鋏1が自立した状態では、表示部7が左右方向を向くので、正面または背面から見たときに、表示部7を視認することができる。すなわち、電動剪定鋏1が一時的に作業者の手を離れた状態であっても、表示部7に表示される各種情報を認識することができる。
さらにまた、電動剪定鋏1が自立した状態では、本体部2の左右の両側面および表示部7が載置面から離れた状態となるので、本体部2の左右の両側面および表示部7への傷付きを防止でき、電動剪定鋏1を良好な状態で継続的に使用することができる。
この発明は、植物を剪定等に用いる切断機能を有する機械工具の産業に利用することができる。
1…電動剪定鋏
2…本体部
3…切断部
4…可動刃
5…固定刃
6…操作部
7…表示部
8…動作機構
9…電源供給部
10…制御部
11…バッテリ
12…装着部
13…延出部
21…操作指保護部
22…カバー
23…グリップ部材
24…把持部
30…第1支持部
31…第2支持部

Claims (5)

  1. 水平方向に延びる本体部と、前記本体部の長手方向の一方端部に設けられ、少なくとも一方を可動刃とする2枚の刃で対象を挟んで切断する切断部とを備える電動剪定鋏において、
    前記本体部の長手方向の中央よりも前記一方端部側に設けられる操作部と、
    少なくとも前記操作部の下方を覆うように設けられる操作指保護部と、
    前記本体部の長手方向の他方端部に設けられ、前記電動剪定鋏が自立姿勢となるときに載置面に当接する第1支持部と、
    前記操作指保護部に設けられ、前記電動剪定鋏が前記自立姿勢となるときに前記載置面に当接する第2支持部をさらに備える
    電動剪定鋏。
  2. 前記第1支持部および前記第2支持部は、前記電動剪定鋏の重心の鉛直投影位置が、前記第1支持部および前記第2支持部によって形成される支持基底面内に位置するように配置される
    請求項1記載の電動剪定鋏。
  3. 前記本体部の前記他方端部には、下方に突出する突出体が設けられ、
    前記第1支持部は、前記突出体の下面によって構成される
    請求項1または2記載の電動剪定鋏。
  4. 前記第2支持部は、前記突出体の下面の延長上に設けられる
    請求項3記載の電動剪定鋏。
  5. 前記突出体は、電源を供給するためのバッテリを含み、
    前記突出体の下面は、前記バッテリの下面によって構成される
    請求項3または4記載の電動剪定鋏。
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