JP2022104996A - ワイヤレス電力伝送のためのシステムおよび方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】電力消費デバイスによる使用のための電力をワイヤレスで伝送する方法及びシステムを提供する。【解決手段】ワイヤレス電力伝送システム100は、送信器変換器、信号発生器及び1つ又は複数の電力受信器を含む。信号発生器は、電力源から第1の電力信号を受信し、交流電流の送信信号を生成し、送信器変換器に送信する。送信器変換器は、送信信号の伝導の間に、電力伝送域に磁界を生じる。1つまたは複数の電力受信器は、受信器変換器及び電力プロセッサを含む。受信器変換器が電力伝送域に置かれている際に、受信器変換器は、送信器変換器から送信される変化する磁束を誘導的に受信する。受信器変換器は、受信した磁束を第2の電力信号に変換する。電力プロセッサは、第2の電力信号を、1つ又は複数のそれぞれの負荷に適切な第3の電力信号に変換する。【選択図】図1

Description

関連出願の相互参照
本出願は、それぞれがあらゆる目的のために参照によりその全体をここに組み込まれる以下の3つの特許出願、すなわち2016年3月18日出願の遠隔ワイヤレス電力技術に関する米国仮特許出願第62/310,557号、2016年5月31日出願の遠隔ワイヤレス電力技術に関する米国仮特許出願第62/343,776号、および2016年6月10日出願の遠隔無線電力技術に関する米国仮特許出願第62/348,640号について、米国特許法第119条(e)に基づく利益を請求するものである。
本開示は、ワイヤレス電力伝送に関する。さらに具体的には、本開示は、電力消費デバイスによる使用のための電力をワイヤレスで伝送するための方法およびシステムに関する。
携帯型の電子デバイスおよび電気デバイスは、途切れなく動作するためにバッテリの電力に依存する。これらの携帯型の電子デバイスおよび電気デバイスとしては、スマートフォン、タブレット、ラップトップ、個人用デジタル補助装置、電気車両、カメラ、ロボット、医療用デバイスなどが挙げられる。これらのデバイスのバッテリの充電に必要な周波数は、これらのデバイスの機能性の増加とそれに対応してバッテリにかかる負荷の増加のために、絶えず増え続けている。そのようなデバイスは、典型的には、有線による電力源への接続によって充電される。ワイヤレスで充電する電子デバイスのための技術も存在し、それは、充電されるデバイスを電磁誘導充電パッドの上またはごく近くに配置することで行われる。この電磁誘導充電パッドでは、これらのデバイスを電磁誘導するために磁気誘導が採用されている。
第1の例では、ワイヤレス電力伝送システムが提供される。ワイヤレス電力伝送システムは、送信器変換器、信号発生器、および1つまたは複数の電力受信器を含むことができる。送信器変換器は、送信信号の伝導の間に、電力伝送領域に磁界を生じることができる。信号発生器は、送信器変換器に電気的に接続されるように構成することができる。信号発生器は、電力源から第1の電力信号を受信するように構成することができる。さらに、信号発生器は、第1の電力信号から少なくとも500Hzの送信周波数を有する交流電流の送信信号を生成するように構成することができる。なおまた、信号発生器は、送信信号を送信周波数で送信器変換器に送信するように構成されてもよい。
1つまたは複数の電力受信器は、1つまたは複数のそれぞれの負荷に電気的に接続されるように構成することができる。1つまたは複数の電力受信器のそれぞれは、受信器変換器および電力プロセッサを含むことができる。この受信器変換器が電力伝送領域に配置されている際に、この受信器変換器は、送信器変換器から送信される磁界の時間的に変化する磁束を誘導的に受信するように構成されるように構成することができる。さらに、この受信器変換器は、時間的に変化する磁束を第2の電力信号に変換するように構成することができる。第2の電力信号は、時間的に変化する電力信号とすることができる。第2の電力信号は、送信信号の送信周波数を有することができる。電力プロセッサは、受信器変換器に電気的に接続されてもよい。電力プロセッサは、第2の電力信号を1つまたは複数のそれぞれの負荷に適切な第3の電力信号に変換するように構成されてもよい。
第2の例では、ワイヤレス電力伝送のための方法が提供される。この方法は、信号発生器によって電力源から第1の電力信号を受信すること;信号発生器によって、第1の電力信号から少なくとも500Hzの送信周波数を有する交流電流の送信信号を生成すること;送信信号を送信周波数で送信器変換器に送信することによって、信号発生器によって電力伝送領域に磁界を生じさせること;受信器変換器が電力伝送領域に配置されている際に、1つまたは複数の電力受信器中の受信器変換器によって、送信器変換器から送信された磁界の時間的に変化する磁束を誘導的に受信すること;受信器変換器によって、時間的に変化する磁束を、送信信号の送信周波数を有する第2の電力信号に変換すること;および1つの負荷またはその1つの負荷を含む2つ以上の負荷に接続されるように構成されている電力プロセッサによって、第2の電力信号を、それぞれの1つの負荷に適切な第3の電力信号に変換することを含むことがある。
第3の例では、ワイヤレス電力送信器が、信号発生器を含むことができる。この信号発生器は、電力源から第1の電力信号を受信することがある。さらに、この信号発生器は、第1の電力信号から少なくとも500Hzの送信周波数を有する交流電流の送信信号を生成することができる。なおまた、この信号発生器は、送信信号を送信周波数で送信器変換器に送信することができる。
第4の例では、ワイヤレス電力伝送のための方法が提供される。この方法は、信号発生器によって電力源から第1の電力信号を受信すること;信号発生器によって、第1の電力信号から少なくとも500Hzの送信周波数を有する交流電流の送信信号を生成すること;磁界に受信器変換器が配置されている受信器に電力を伝送するために、信号発生器によって送信信号を送信周波数で送信器変換器に送信して、電力伝送領域に磁界を生じさせること含むことがある。
第5の例では、ワイヤレス電力受信器が提供される。このワイヤレス電力受信器は、電気負荷に電気的に接続されるように構成することができる。このワイヤレス電力受信器は、受信器変換器および電力プロセッサを含むことができる。受信器変換器が、送信器変換器から送信される磁界の電力伝送領域に配置されている際に、受信器変換器は、その電力伝送領域で、時間的に変化する磁束を誘導的に受信するように構成することができる。さらに、この受信器変換器は、時間的に変化する磁束を、少なくとも500Hzの送信周波数を有する時間的に変化する第1の電力信号に変換するように構成することができる。電力プロセッサは、受信器変換器に電気的に接続されるように構成することができ、第1の電力信号を負荷に適切な第2の電力信号に変換するように構成することができる。
第6の例では、電気負荷に電気的に接続されるように構成される受信器による、ワイヤレス電力受信のための方法が提供される。この方法は、受信器変換器が、送信器変換器から送信された磁界の電力伝送領域に配置されている際に、その電力伝送領域で、1つまたは複数の電力受信器の受信器変換器によって、時間的に変化する磁束を誘導的に受信すること;受信器変換器によって、時間的に変化する磁束を、少なくとも500Hzの送信周波数を有する時間的に変化する第1の電力信号に変換すること;および電力プロセッサによって、第1の電力信号を電気負荷に適切な第2の電力信号に変換することを含むことができる。
本発明をこれまで一般的な用語で説明したが、ここで、添付の図面を参照するものとし、これらの図面は必ずしも正しい縮尺で描かれているとは限らない。
無線で電力を1つまたは複数のデバイスに伝送するための、ワイヤレス電力伝送システムの一例のブロック図である。 例示的なワイヤレス電力伝送システムの各種コンポーネントを説明するブロック図である。 電力伝送領域において航空機を電力で動作させるためのワイヤレス電力伝送の適用の一例を説明する図である。 ワイヤレス電力を受信器に伝送するために、導体の周囲に磁界を生じる送信信号を伝導する、送信器導体の一例の断面図である。 ワイヤレス電力伝送の一例のフローチャートを説明する図である。 航空機が通って航行することがある電力伝送領域の分布の一例を説明する図である。
図面に描写されない追加の構造が本書面に記載されることがあるが、そのような描写がないことは、そのような設計が本明細書から省かれたものとみなされるべきではない。
実施形態を詳細に記載する前に、実施形態は、ワイヤレス電力の送信、受信、および伝送に関連するシステム・コンポーネントおよび方法ステップを利用できることを認識されたい。それゆえ、システム・コンポーネントは、図面中に従来の記号によって、適切な場所に表されている。上記図面は、実施形態を理解するのに適する具体的な詳細を示しており、それによって、本明細書の記載の恩恵を受ける当業者にとって容易に分かるものとなる詳細な記載が不明瞭にならないようにする。
詳細な実施形態が本明細書に開示される。しかし、開示された実施形態は、特許請求の範囲に記載される発明の例示的なものに過ぎず、そのような発明は様々な形態で具現化できるものであることが理解されよう。それゆえ、本明細書に開示される具体的な構造上および機能上の詳細は、限定として解釈されるのではなく、開示される概念を適切な構造または方法で様々に採用するよう当業者に教示するための代表的な基盤として解釈されるものとなる。さらに、本明細書に使用される用語および語句は、限定することを意図するものではなく、むしろ本主題の分かり易い記載を提供することを意図するものである。
図1は、ワイヤレス電力伝送のためのワイヤレス電力伝送システム100の一例のブロック図を説明する。ワイヤレス電力伝送システム100は、1つまたは複数のデバイスへ電気出力をリアルタイムで伝送することを可能にする。ワイヤレス電力伝送システム100は、閉じられた環境に実装することができる。一例では、ワイヤレス電力伝送システム100は、職場、家庭、または任意の他のタイプの屋内の場所に実装することができる。屋内の場所としては、部屋、廊下、会議室、または建屋内の任意の他の範囲を挙げることができる。
ワイヤレス電力伝送システム100は、開かれた環境に実装することもできる。例えば、ワイヤレス電力伝送システム100は、建屋外に実装することができる。建屋外の範囲としては、そのカバー範囲のごく近くの開かれた環境への開口部を有するカバー範囲を挙げることができる。さらに別の例では、ワイヤレス電力伝送システム100は、閉じられた環境の内部で、電力を10メートル以上の距離で伝送することを可能にすることができる。ワイヤレス電力伝送システム100は、開かれた環境で、電力を20メートル以上の距離で伝送することを可能にすることができる。これらの距離は、開かれた環境または閉じられた環境の何らかの特徴というよりも、予想されるシステムの電力送出能力に基づく。
ワイヤレス電力伝送システム100は、1つのユーザ・デバイスまたは複数のユーザ・デバイスへの同時または連続的なワイヤレス電力伝送を容易にすることができる。一例では、ワイヤレス電力伝送システム100は、500ワット超の電力を必要とする開かれた環境で、ドローンを含めた無人航空機(UAV)などの航空機に電力を提供することができる。例によっては、ドローンは、ワイヤレス電力送信器変換器114から20メートル以上の距離で、電力で動作させることができる。ワイヤレス電力伝送システム100は、併行してまたは逐次的に、多数のデバイスを電力で動作させることができる。ワイヤレス電力伝送システム100は、電力源104に接続されるように構成される送信器アセンブリ106と、負荷110に接続されるように構成されるワイヤレス電力受信器108とを含むことができる。送信器アセンブリ106は、信号発生器112および送信器変換器114を含む。ワイヤレス電力受信器108は、受信器変換器116および電力プロセッサ118を含む。さらに、例によっては、送信器アセンブリ106は、信号発生器112を含むワイヤレス電力送信器202(図2に示される)を含む。
この例では、信号発生器112は、送信信号を送信器変換器114に送信する。送信器変換器114は、アンテナとしてもよい。例えば、送信器変換器は、送信信号を伝導する導電体によって形成される、導電性のコイルまたはループとしてもよい。例によっては、導体は、任意の適切な構成で拡張することができ、その際に、導体の一部または全ては、電力伝送域102で磁界を生じるために、遮蔽されていないか接地されていない。磁界を生じる導体の一部分は、連続ループ以外の構成にすることができ、その長さに沿って1つまたは複数の電力伝送域を生じることができる。導電体の長さに沿って送信信号を伝導することによって、導体の長さに沿った電力伝送域を形成することができる。電力伝送域は、具体的な適用に適切であるように信号発生器112から一定の距離に配置されている、遮蔽された導体にまで拡張することができる。
ワイヤレス電力受信器108が電力伝送域102に配置されている際に、ワイヤレス電力受信器108は、磁界から電力を引き込むことができる。さらに、導電体によって生じる磁界は、受信器変換器116の端子上で電圧を誘導する。
ワイヤレス電力伝送システム100は、ワイヤレス電力受信器108が電力伝送域102に位置付けられる際に、ワイヤレス電力伝送を容易にする。電力伝送域102とは、その中で、送信器変換器114によって生じる磁界からワイヤレス電力受信器108が電力を引き込むことができる範囲である。さらに、述べたように、ワイヤレス電力受信器108は、対応の1つまたは複数のデバイスの1つまたは複数の負荷に電気的に連結することができる。1つまたは複数のデバイスは、1つまたは複数の電気デバイス、1つまたは複数の電子デバイス、電気機械デバイス、例えばUAVなどとしてもよい。これらの1つまたは複数のデバイスの例としては、スマートフォン、タブレット、ラップトップ、個人用デジタル補助装置、カメラ、無人航空機などが挙げられる。1つまたは複数のデバイスは、その電力供給源としてバッテリを使用する任意のデバイスとすることができ、そのようなものとしては例えば、着用可能なコンピューティング・デバイス、着用可能な医療デバイス、携帯MP3プレイヤなどがある。各デバイスのバッテリは、負荷110として作動する。負荷110は、ワイヤレス電力受信器108に電気的に連結される。さらに、負荷110は、電気出力を使用して動作する任意のデバイスとすることができる。例によっては、デバイスは、バッテリの充電をもしてもしなくても、ワイヤレス電力伝送システム100から受信された電力から直接的に動作することができる。
ワイヤレス電力受信器108は、送信信号の受信と、対応の各デバイスの負荷への電力の送出とを可能にする、1つまたは複数のコンポーネントを含むことができる。ワイヤレス電力伝送システム100は、具体的な適用に応じて、送信器アセンブリ106から遠い距離に置かれた1つまたは複数のデバイスを、ワイヤレスの電力で動作させる。この1つまたは複数のデバイスは、ワイヤレスで電力を受信するために送信器アセンブリ106のすぐ近くにある必要はない。ワイヤレス電力受信器108が電力伝送域102に配置されている場合、ワイヤレス電力送信器202は、ワイヤレス電力受信器108に誘導的に相互連結される。この誘導的な相互連結は、ワイヤレス電力送信器202とワイヤレス電力受信器108とを連結する電磁界に基づく。一実施形態では、ワイヤレス電力送信器202は、電力の伝送以外の目的で、1つまたは複数の電力受信器に電気的に接続することができる。各電力受信器は、対応のデバイスに電気的に接続されるように構成される。ワイヤレス電力受信器108は、送信器アセンブリ106の付近に位置付けられるかまたは置かれる。送信器アセンブリは、受信器108に接続されると、負荷110に対し電気出力のワイヤレス送信を実施する。負荷110が再充電可能なバッテリを含む際に、伝送された電力を使用して、受信器108を有するかまたは受信器108に接続された1つまたは複数のユーザ・デバイスのバッテリをリアルタイムで充電することができる。
さらに述べれば、信号発生器112は、電力源104に接続されるように構成される。電力源104は、電気的な第1の電力信号を信号発生器112に供給する。例えば、電力源104は、信号発生器112の受信ポートに電気的に接続することができる。一実施形態では、電力源104は、所定の電圧および所定の周波数を有するAC電力源である。商業的に利用可能な電圧および周波数の例としては、50ヘルツでの110ボルト、100ヘルツでの110ボルト、50ヘルツでの220ボルト、60ヘルツでの110ボルト、60ヘルツでの120ボルト、または50ヘルツでの230ボルトが挙げられる。電力源104は、3相の電力源としてもよい。
例えば、信号発生器112は、可能であれば、単に標準的な110ボルトまたは220ボルトの電力源に差し込んでもよい。別の実施形態では、電力源104はDC電力源である。このDC電力源は、直流を信号発生器112に供給する。ACまたはDCの電力源は、発生器、太陽、風や水力の電力源などの再生可能エネルギー源、または他の利用可能な電力源によって提供することができる。
信号発生器112は、電力源104から第1の電力信号を受信するように構成される。信号発生器112は、第1の電力信号から交流電流の送信信号を生成する電子デバイスである。実施形態によっては、信号発生器112は、電力および周波数を調整できる信号発生器である。
さらに、交流電流の送信信号は、少なくとも500Hzの送信周波数を有する。高い周波数の送信信号であるほど、ワイヤレス電力を受信するデバイスに対応した大きさを有する受信器の構造の使用を容易にすることができる。一実施形態では、信号発生器112は、10kHz~500kHzの帯域の周波数を持つ送信信号を生成する。別の実施形態では、信号発生器112は、5kHz~1000kHzの帯域の周波数を有する送信信号を生成する。さらに別の実施形態では、信号発生器112は、500kHz~100MHzの帯域の周波数を有する送信信号を生成する。信号発生器112は、電力伝送域102の内部に配置されても外部に配置されてもよい。信号発生器112は、送信信号をある送信周波数で送信器変換器114に送信するように構成される。
信号発生器112は、送信器変換器114に電気的に接続されるように構成される。さらに、送信器変換器114は、信号発生器112から適切な距離で配置された位置に拡張することができる。この適切な距離は、信号発生器112が電力伝送域102の外部に位置するような所定の距離としすることができる。一実施形態では、送信器変換器114の端子は、信号発生器112の対応のポートに接続される。
実施形態によっては、送信器変換器114は、電力伝送域102に沿って延びた細長い送信器導体である。この送信器導体は、具体的な適用に適した長さの導電体である。送信器は、標準的な導体でも非標準的な導体でもよい。ある標準的な導体は、複数の個別に絶縁されたワイヤを撚り合わせて作製することができる。撚りの数は、2~50,000本と様々であり、その際に、撚りのサイズは、それぞれの具体的な適用に適切なまたは適したものとして選択される。一実施形態では、複数の個別に絶縁されたワイヤは、2~1000本の個別の撚りの範囲にある。絶縁された比較的細いワイヤを多数使用することによって、オーム損を表皮効果により低減することができる。
実施形態によっては、送信器変換器114は、一次インダクタンス・コイルの形態である。一実施形態では、送信器変換器114は、ループ状の遮蔽のない導電体である。別の実施形態では、送信器変換器114は、複数の同心の導電体のループを含む。この複数の同心のループは、各種サイズのループを含むことができる。一実施形態では、同心の導電体の各ループには、多数の個別に絶縁されたワイヤが撚り合わされて含まれる。別の実施形態では、同心の導電体の各ループは、単独の導体ワイヤを含む。
さらに述べれば、送信器変換器114は、所望のまたは所定の電力伝送域102に、電力を提供するのに適した長さおよび位置を有する。電力伝送域102は、導体ループの構成によって決定される空間体積を占める。一例では、この導体ループは、建屋内で5メートルから100メートルまで拡張し、別の例では、開かれた環境で数キロメートル、例えば5キロメートルなどに拡張する。送信器変換器114は、最大の大きさ、例えば送信導体や、反対側のループ区画間に距離を持つ導電ループの長さなどを有する。送信器変換器114は、1つまたは複数の実質的に剛性の要素で作製されることがあるとはいえ、好ましくはしなやかである。一例では、送信導体またはループは、壁の内側に、天井に沿って、床の上もしくは中に、または任意の他の適した支持構造の中もしくは上に、置くことができる。建屋でまたは開かれた環境では、任意の適したやり方で、送信導体を支持することができる。
一実施形態では、送信器変換器114は、銀雲母コンデンサまたは任意の他のタイプのコンデンサを含む。銀雲母コンデンサは、精度、安定性、および信頼性を、具体的には他のタイプのコンデンサに比べて高い周波数で向上させることができる。さらに、銀雲母コンデンサは、1000超のQ値を有するさらに低い抵抗損失と誘導損失とを達成する一助とすることができる。
上に記載されたように、送信器変換器114は、送信信号電流が導体の長さに沿って流れる際に磁界を生じる、通電導体の形態のアンテナとすることができる。
磁界は、電力伝送域102を画定する時間的に変化する磁束によって特徴付けられ、この電力伝送域102は、電力をワイヤレス電力受信器108に伝送するのに充分な磁界強度を有する。さらに、送信器変換器が導電ループである実施形態では、ループの構成は、電力伝送域102の構成を決定する。上記に述べたように、電力伝送域102は、磁界を含有する空間として画定することができ、その磁界では、ワイヤレス電力伝送は、ワイヤレス電力送信器アセンブリ106およびワイヤレス電力受信器108によって実現可能である。ワイヤレス電力伝送は、ワイヤレス電力受信器108が使用可能な量の電力を得るのに充分な強度を磁界が有する場所で、実現可能である。
一実施形態では、ワイヤレス電力受信器108は、受信器108および負荷110が一般的なデバイスの一部である際に、内部で負荷110に接続されるように構成される。別の実施形態では、ワイヤレス電力受信器108は、外部で負荷110に接続されるように構成される。負荷110は、充電されるおよび/または電気回路を動作させることが求められるバッテリなど、ユーザ・デバイスの電気負荷としてもよい。それゆえ、ワイヤレス電力受信器108は、負荷デバイスから隔てられた筐体に格納されてもよいし、負荷デバイスの一部としてもよい。隔てられる際には、ワイヤレス電力受信器108は、負荷110に付随するデバイスのカバーに適合するカバーを含むことができる。
ワイヤレス電力受信器108は、受信器変換器116を含む。受信器変換器116は、二次インダクタンスループを形成する二次コイルなど、受信器アンテナとしてもよい。このコイルは、所望のレベルのインダクタンスを生じるのに適切な所定の長さを持つことができる。受信器変換器116は、送信器変換器114の対応の大きさに匹敵するサイズか、それよりも小さな大きさを持つことができる。さらに、コイルの形態の受信器変換器116の長さは、送信器変換器114が導電ループまたは細長い送信導体の形態である際に、送信器変換器114の長さよりも小さくてもよい。一実施形態では、受信器変換器116は、送信器変換器114の最大の大きさの1倍から0.00001倍の間で最大の大きさを有する。別の実施形態では、送信器変換器が受信器変換器116よりも何倍も大きな領域に延びている際などに、受信器変換器116は、送信器変換器114の最大の大きさの0.1倍から0.00001の間で最大の大きさを有する。
図2を参照して議論されるように、送信器変換器114および受信器変換器116は、共振周波数での共鳴状態で動作するように構成することができる。さらに、送信器変換器114および受信器変換器116は、インピーダンス整合されていてもよい。インピーダンス整合は、ワイヤレス電力送信器からワイヤレス電力受信器108までの電力の伝送の向上を可能にすることができる。
一実施形態では、ワイヤレス電力送信器アセンブリ106は、送信器通信信号を継続的に送信して、電力伝送域102でワイヤレス電力受信器108の存在を検出するように構成される。一実施形態では、ワイヤレス電力受信器108は、送信器通信信号の受信に応答して、受信器通信信号をワイヤレス電力送信器202に送信することができる。
追加的にまたは代替的に、ワイヤレス電力受信器108は、送信器変換器114によって生じる磁界を検出することができる。実施形態によっては、信号発生器112は、電力伝送域102で1つまたは複数の電力受信器108の存在を検出することに応答して、送信信号の生成を自動的に開始する。電力伝送域102の磁界でワイヤレス電力受信器108を検出することに応答して、信号発生器112は、電力受信器108に付随する負荷110を電力で動作させるのに適切な送信信号で、増加した電力を供給することができる。
したがって、受信器変換器116は、受信器変換器116が電力伝送域102に配置されている際に、送信器変換器114から送信される磁界の時間的に変化する磁束を受信する。受信器変換器116は、時間的に変化する磁束を、送信信号の送信周波数を有する第2の電力信号に変換する。その周波数は少なくとも500Hzである。
受信器変換器116は、電力プロセッサ118に電気的に接続される。さらに、電力プロセッサ118は、負荷110に電気的に接続されるように構成される。
電力プロセッサ118は、第2の電力信号を、1つまたは複数のそれぞれの負荷110に適切な第3の電力信号に変換する。さらに具体的には、電力プロセッサ118は、ある電圧レベルの第2の電力信号を、負荷に適切な所定の電圧レベルの第3の電力信号に変換する。変圧器(図2に示されるような)を使用して、必要な変化を電圧レベルに提供することができる。さらに、第2の電力信号は、ワイヤレス電力受信器108によって、送信器変換器114によって生じる磁界を検出することに基づいて、またはそれに応答して、第3の電力信号に変換される。
ワイヤレス電力受信器108は、磁界の存在を検出し、電力プロセッサ118は、第2の電力信号から第3の電力信号への変換を自動的に開始するように構成することができる。例えば、ワイヤレス電力受信器は、受信器変換器116が検出可能な量または閾値量の起電力を生じる際に、磁界の存在を検出することができる。
図1では、ワイヤレス電力伝送システム100が、受信器変換器116を含むワイヤレス電力受信器108を有する単一のデバイスに電力伝送することを可能にすることが認められよう。しかし、送信器アセンブリ106が、複数のワイヤレス電力受信器108に並列的に電力を提供できることを、当業者は認識されたい。
図2は、200で概ね示されるワイヤレス電力伝送システムの、さらに別の一例の各種コンポーネントを説明する。ワイヤレス電力伝送システム200は、ワイヤレス電力伝送システム100の一例である。ワイヤレス電力伝送システム200は、送信器アセンブリ201およびワイヤレス電力受信器203を含む。送信器アセンブリ201は、ワイヤレス電力送信器202および送信器変換器205を含む。送信器変換器205は、アンテナとすることができ、そのようなものとしては例えば、図1を参照して上に記載されるような、送信信号が導体の長さに沿って伝導する間に磁界を生じるように構成されている、電気的送信導体などがある。送信導体は、誘導ループまたはコイルに形成させることができる。
ワイヤレス電力送信器202は、信号発生器207および通信回路210を含む。ワイヤレス電力送信器202の一部またはいくつかの部分が、電力伝送域209内に位置していてもよいし、電力伝送域内に位置するワイヤレス電力送信器202の部分がなくてもよい。
信号発生器207は、送信器変換器205に電気的に接続され、電力源104に接続されるように構成される。電力源104は、第1の電力信号を信号発生器207に供給する。信号発生器207は、第1の電力信号を利用して、送信信号を生成する。したがって、信号発生器207は、送信信号を送信器変換器205に送信する。送信信号は、少なくとも500Hzの送信周波数で送信される(図1に示される信号発生器112を参照して上記に説明されるように)。
信号発生器207は、コントローラ204を含む。コントローラ204は、信号発生器207中の送信信号生成回路に動作可能に連結される。コントローラ204は、送信信号の生成の間、信号発生器207の送信信号生成回路の1つまたは複数の動作を制御する。コントローラ204は、送信周波数および/または電力レベルなど、送信信号の1つまたは複数のパラメータを制御するように構成されている適応制御ユニットとして役割を果たす。
コントローラ204は、信号発生器207によって送信される送信信号の送信周波数および電力レベルをモニターすることができる。一実施形態では、コントローラ204は、送信信号の送信周波数および/または電力レベルを制御し、変化させる。
ワイヤレス電力受信器203は、受信器変換器211、通信回路212、および電力プロセッサ213を含む。一実施形態では、受信器変換器211は、送信器変換器205から受信器変換器211の距離および磁界の強度に応じた電力レベルで、電力伝送域209で電力を受信する。さらに具体的には、受信器変換器211によって生じる電力レベルは、送信器変換器205から受信器変換器211の距離の第2の電力に反比例する。このことは、受信器変換器に比べて小さいサイズの送信器変換器を有するワイヤレス電力送信器とは対照的であり、その場合、受信器変換器の電力レベルが、送信器変換器から受信器変換器の距離の第6の電力に反比例する。
述べたように、コントローラ204は、送信信号の1つまたは複数のパラメータを変化させるための制御信号を生成する。コントローラ204は、通信回路210に電気的に連結されてもよい。通信回路210は、ワイヤレス電力受信器203に含まれている通信回路212から受信器情報を受信することができる。コントローラ204は、通信回路210から受信器情報を次々に受信することができ、前記受信された受信器情報に応答して、制御信号を生成し、周波数や電圧レベルなど送信信号の1つまたは複数のパラメータを調整することができる。
電力プロセッサ213は、電力の需要、および/または受信器変換器211で電力を効率よく受信するのに適した電力の周波数について、受信器情報を通信回路212に通信するように構成することができる。電力プロセッサ213によって提供される情報は、受信器通信回路212によって送信器通信回路210に通信される受信器情報である。
信号発生器207は、電力伝送域209で各ワイヤレス電力受信器203から受信された受信器情報に応答して、送信信号を生じるように構成することができる。
実施形態によっては、送信器通信回路210は、ワイヤレス電力受信器203の受信器通信回路212に送信器情報を送信する。一実施形態では、この送信器情報には、1つまたは複数のワイヤレス電力受信器203に伝送するために利用可能な電力の量、または送信信号の周波数を含めることができる。したがって、電力プロセッサ213は、受信された送信器情報に応答して、電力プロセッサ213の動作を制御するように構成することができる。
一実施形態では、送信器通信回路210と受信器通信回路212との間の通信は、通信回路210と、電力伝送域209で受信器通信回路212が取り得る位置の範囲との間の距離に適切な、通信技術によって行うことができる。有用となる可能性のある通信技術の例としては、Bluetooth、Zigbee、ワイヤレス・ローカル・エリア・ネットワーク(WLAN)、Wi-Fi、または必要な距離を超えて情報を交換するための任意の他の適した通信技術が挙げられる。
一実施形態では、ワイヤレス電力受信器203に接続されている負荷219の中に存在する充電量、もしくはこの負荷219に必要な電力レベル、および/または受信器変換器211を用いて電力を受信するために電力プロセッサ213をチューニングして合わせる周波数に関連する情報を、受信器情報に含めることができる。コントローラ204は、そのような受信器情報を利用して、ワイヤレス電力受信器203に送信される電力の量または送信信号の周波数を制御することができる。
一実施形態では、コントローラ204は、ワイヤレス電力受信器203から受信される受信器情報を処理するためのマイクロコントローラまたは特定用途向け集積回路を含むことができる。一実施形態では、電力プロセッサ213は、ワイヤレス電力送信器202から受信される送信情報を処理するためのマイクロコントローラを含むことができる。
送信器アセンブリ201は、共振回路206を含むように構成することができる。共振回路206は、リアクタンス208と送信器変換器205との組合せを含むことができる。リアクタンス208は、コンデンサのうち1つまたは複数を含み、1つまたは複数の誘導器を含むことができる。この例では、リアクタンス208は、信号発生器207の一部であり、送信器変換器205は、送信器アセンブリ201の一部である。共振回路206は、送信信号の送信周波数である共振周波数を有する。リアクタンス208は、共振周波数を変えるように調整可能とすることができる。例えば、リアクタンス208のコンデンサのキャパシタンスまたは誘導器のインダクタンスは、共振周波数を変えるように調整可能とすることができる。
実施形態によっては、ワイヤレス電力受信器203も、共振回路214を含む。共振回路214は、電力プロセッサ213および受信器変換器211にリアクタンス216を含む。リアクタンス216は、可変のコンデンサおよび/または可変の誘導器を含むことができる。共振回路214のリアクタンスは、共振回路214のインダクタンス・チューニング回路または可変のコンデンサを調整することなどによって、調整することができる。共振回路214のリアクタンスは、通信回路210から受信された送信情報に基づき、共振回路214の共振周波数を変えて送信周波数を適合させるように、制御することができる。
実施形態によっては、電力プロセッサ213は、スーパー・キャパシタ218を含む。スーパー・キャパシタ218は、電力伝送域209で磁界から電荷を受信すると、それを速やかに蓄えることができる。スーパー・キャパシタ218に蓄えられた電荷は、次いで使用され、ワイヤレス電力受信器203に接続されているデバイスの負荷219を電力で動作する、および/または負荷219のバッテリ221を充電する。そのような充電または動作は、ワイヤレス電力受信器203が電力伝送域209を離れた後に起こすことができる。一例では、スーパー・キャパシタ218は、ドローンに取り付けたワイヤレス電力受信器203の一部とすることができる。スーパー・キャパシタ218は、ドローンが電力伝送域209を通って飛行する場合に、ワイヤレス電力受信器108の受信器変換器116によって受信された電気エネルギーを蓄えることができる。次いで、スーパー・キャパシタ218は、例えばドローンが電力伝送域209外に移動する際に、ドローンのバッテリ221を徐々に充電することができる。
さらに別の例では、送信器導体は、地上からいくらか距離のある空中で支持することの可能なワイヤのシステムの形態とするか、またはドローンや他の航空機などのデバイスを動作させるためのエネルギー・チャネルとして機能する高所の構造物上に置くことができる。送信器導体は、数キロメートル長のものとして、ドローンに用いる電線を形成することができる。ドローンは、電線に沿って飛行し、地上または他の面に着陸する必要なく充電することができる。エネルギー・チャネルは、10~20Kgもの空輸など、重い積荷の空輸のために使用されるドローンを電力で動作させるために、使用することができる。ワイヤのシステムは、長い導体ワイヤを取り囲みそれに沿って延びた管状の電力伝送域209を生成することができる。適切な電力が送信信号に適用されれば、ワイヤレス電力受信器203は、送信器導体から10~20メートルの距離で、電力を受信可能とすることができる。ドローンは、無期限に、この延びた電力伝送域209内での動作または移動を可能とすることができる。送信器アセンブリ201は、ドローン当たり数キロワットの送達が可能なワイヤレスの高電力エネルギー源を提供することができる。
実施形態によっては、電力プロセッサ213は、変圧器220を含む。変圧器220は、受信器変換器211と負荷219との間に電気的に接続される。変圧器220は、ある電圧レベルの第2の電力信号を、負荷219に適用される所定の電圧レベルの第3の電力信号に変換することができる。また、他の回路または他の回路コンポーネントを使用して、上記電圧レベルの第2の電力信号を所定の電圧レベルの第3の電力信号に変換することもできる。
一実施形態では、ワイヤレス電力受信器203は、直接的に負荷219に電気的に接続される。ワイヤレス電力受信器203は、電圧変圧器または電流変圧器があろうとなかろうと、直接的に負荷219に接続されてもよい。一実施形態では、ワイヤレス電力受信器203は、送信器アセンブリ201から受信された過度の電力を、バッテリ221に発信する。送信器アセンブリ201から受信された電力レベルが低い際には、バッテリ221に蓄えられた電力を、負荷219に直接的に適用することができる。そのため、バッテリ221を電力バッファとして使用することができる。
図3は、電力伝送域306を飛行するドローン304を電力で動作させるためワイヤレス電力送信器302を含む、ワイヤレス電力伝送システム300の一例を示す。ワイヤレス電力送信器302は、電力源308から第1の電力信号を受信する。ワイヤレス電力送信器302は、電力源308および送信器変換器310に電気的に接続される。送信器変換器310は、誘導ループの形態であり、その位置およびサイズは、電力伝送域306を画定する。ワイヤレス電力送信器302は、送信信号を生成し、それを送信器変換器310に送信する。送信器変換器310は、磁力線312によって表される変化する磁界を、電力伝送域306について生じる。ドローン304が電力伝送域306に配置されている際に、磁界を使用して、ドローン304を電力で動作させる。ドローン304は、ワイヤレス電力受信器314を含む。電力受信器314は、受信器変換器316を導電コイルの形態で含む。磁力線312は、導電コイルを通過する。変化する磁界は、導電コイルの端子を横切る電圧を誘導し、この電圧は、第2の電力信号に対応するものである。したがって、コイルの第2の電力信号は、第3の電力信号に変換されて、ドローン302のバッテリに、または直接的にドローン302のモーターまたは他の電力消費要素に、供給される。
図4は、導体の周囲の磁界402と、磁界402から電力を受信するワイヤレス電力受信器404とを含む、送信器導体400の断面図を示す。送信器導体400は、送信器変換器114、205、または310の一例である。ワイヤレス電力受信器404は、ワイヤレス電力受信器108、203、または314の一例である。断面図は、中でワイヤレス電力伝送が行われている電力伝送域405を示す。送信器導体400は、ワイヤレス電力送信器202や302などのワイヤレス電力送信器、または信号発生器112に、電気的に接続されている導電体とすることができる。送信器導体400は、電力送信器の信号発生器から送信信号を受信し、変化する磁界402を送信器導体400の周囲に生じる。
受信器404は、電気出力を消費するデバイスの負荷またはバッテリに電気的に接続されている、ワイヤレス電力受信器である。一例では、受信器404は、スマートフォンのバッテリに接続される。受信器404は、受信器コイル406を含む。受信器404が電力伝送域405に配置されている際に、磁力線は、受信器コイル406を通過し、それによって受信器コイル406の端子を横切る電圧が誘導される。電圧は、第2の電力信号に対応する。したがって、コイルの第2の電力信号は、第3の電力信号に変換され、受信器404を含有するデバイスのバッテリまたは他の負荷に供給される。
図5は、電力を1つまたは複数のデバイスにワイヤレス伝送するための方法500の一例を説明する。方法500は、ワイヤレス電力伝送システム100、200、または300によって実施することができる。
方法500は、ステップ502で開始する。電力伝送システム100を参照すると、ステップ504で、信号発生器112は、電力源104から第1の電力信号を受信する。ステップ506で、信号発生器112は、第1の電力信号から交流電流の送信信号を生成する。送信信号は、少なくとも500Hzの送信周波数を有する。信号発生器112は、送信信号を送信器変換器114に送信する。ステップ508で、信号発生器112は、送信信号を送信器変換器114に送信することによって、電力伝送域102に磁界を生じる。ステップ510で、対応する各1つまたは複数の電力受信器の受信器変換器116は、送信器変換器114から送信される磁界の時間的に変化する磁束を誘導的に受信する。磁界の時間的に変化する磁束は、受信器変換器116が電力伝送域102に配置されている際に受信される。ステップ512で、受信器変換器116は、時間的に変化する磁束を第2の電力信号に変換する。第2の電力信号は、送信信号の送信周波数を有する。ステップ514では、電力プロセッサ118は、第2の電力信号を、1つまたは複数のそれぞれの負荷110に適切な第3の電力信号に変換する。方法500は、ステップ516で終了する。
図6は、分配電力伝送システム600の一例を説明する。このシステムを通じて、ドローン602などの航空機は移動できる。この例では、分配電力伝送システム600は、複数のセル604、例えばセル604A、604B、604Cや604Dなど含む。各セルは、上に記載されたようなワイヤレス電力伝送システムに対応し、関連の送信器アセンブリ608によって生じる1つまたは複数の電力伝送域606を含む。例えば、それぞれのセルの電力伝送域606としては、電力伝送域606A、606B、606C、および606Dが挙げられる。送信器アセンブリ608は、1つまたは複数の関連の電力伝送域606を生じることができる。この例では、送信器アセンブリ608Aは、電力伝送域606Aおよび606Bを生じる。送信器アセンブリ608Bおよび608Cは、それぞれ電力伝送域606Cおよび606Dを生じる。ドローン602は、ワイヤレス電力受信器610を有しており、セルからセルへ、例えば航路612に沿って飛行することができる。ドローン602が各電力伝送域606にある際に、ドローンは、次の電力伝送域まで飛行するのに充分な電力を蓄える。このように、セル604は、ドローンが横切って移動できるワイヤレス電力ネットワーク614を形成するということがわかる。セルは、各セルで受信された電力でドローンが飛行可能であるような遠さにあるものとすることができる。
上に記載されたようなワイヤレス電力伝送システムおよびそのコンポーネントは、既存の技術分野を凌ぐ多くの利点を有する。好適な構成では、ワイヤレス電力伝送システムによって、閉じられた環境では送信器アセンブリから10メートル以上の距離で、開かれた環境では送信器アセンブリから20メートル以上の距離で、デバイスをワイヤレスにより充電し電力により動作させることが可能になる。さらに、ワイヤレス電力伝送システムは、高い動作周波数で、ワイヤレスによる充電および電力による動作を実施するように構成することができる。
上の記載から、ワイヤレス電力伝送システムにおいて多数のバリエーションが可能であることが認識されよう。以下の付番された段落は、実施形態の態様および特長を記載する。これらの段落のそれぞれは、任意の適した方式で、1つまたは複数の他の段落と、および/またはこの出願のどこかに由来する開示と、組み合わせることができる。下記の段落のいくつかは、他の段落を明示的に言及してさらに限定し、それによって、限定なく、いくつかの適した組合せの例を提供する。
段落1
送信信号の伝導の間に、電力伝送域に磁界を生じるように構成されている送信器変換器、
上記送信器変換器に接続されるように電気的に構成されている信号発生器であって、
電力源から第1の電力信号を受信し、
上記第1の電力信号から少なくとも500Hzの送信周波数を有する交流電流の送信信号を生成し、
上記送信信号を上記送信周波数で上記送信器変換器に送信する
ように動作上構成されている信号発生器、および
1つまたは複数の電力受信器であって、上記1つまたは複数の電力受信器のそれぞれが、1つまたは複数のそれぞれの負荷に電気的に接続されるように構成されており、上記1つまたは複数の電力受信器のそれぞれが、
上記受信器変換器が上記電力伝送域に配置されている際に、上記送信器変換器から送信される上記磁界の時間的に変化する磁束を誘導的に受信して、上記時間的に変化する磁束を第2の電力信号に変換するように構成されている受信器変換器であって、上記第2の電力信号は、上記送信信号の上記送信周波数を有する時間的に変化する電力信号である、受信器変換器と、
上記受信器変換器に電気的に接続されており、上記第2の電力信号を上記1つまたは複数のそれぞれの負荷に適切な第3の電力信号に変換するように構成されている、電力プロセッサと
を含む、1つまたは複数の電力受信器
を含む、ワイヤレス電力伝送システム。
段落2
上記信号発生器に動作上連結されており、上記送信信号の1つまたは複数のパラメータを変えるための制御信号を生成するように構成されている、コントローラをさらに含む、段落1に記載のワイヤレス電力伝送システム。
段落3
上記1つまたは複数のパラメータのうちの1つのパラメータは、上記送信信号の上記送信周波数を含む、段落2に記載のワイヤレス電力伝送システム。
段落4
上記1つまたは複数のパラメータのうちの1つのパラメータは、上記送信信号の電力レベルを含む、段落2に記載のワイヤレス電力伝送システム。
段落5
上記1つまたは複数のパラメータは、上記送信信号の上記送信周波数および電力レベルを含む、段落2に記載のワイヤレス電力伝送システム。
段落6
上記コントローラに連結されている第1の通信回路をさらに含み、上記1つまたは複数の電力受信器のうち少なくとも1つの受信器は、第2の通信回路を含み、上記第1の通信回路は、上記第2の通信回路と通信して、上記第2の通信回路から受信された受信器情報を上記コントローラに通信するように構成されており、上記コントローラは、上記受信された受信器情報に応答して上記信号発生器の動作を制御するように構成されている、段落2に記載のワイヤレス電力伝送システム。
段落7
上記第2の通信回路は、上記第1の通信回路から受信された送信器情報を上記電力プロセッサに通信するように構成されており、上記電力プロセッサは、上記受信された送信器情報に応答して上記電力プロセッサの動作を制御するように構成されている、段落6に記載のワイヤレス電力伝送システム。
段落8
上記コントローラに連結されている第1の通信回路をさらに含み、上記1つまたは複数の電力受信器のうち少なくとも1つの受信器は、第2の通信回路を含み、上記第2の通信回路は、上記第1の通信回路と通信して、上記第1の通信回路から受信された送信器情報を上記電力プロセッサに通信するように構成されており、上記電力プロセッサは、上記受信された送信器情報に応答して、上記電力プロセッサの動作を制御するように構成されている、段落2に記載のワイヤレス電力伝送システム。
段落9
上記送信器変換器は、上記電力伝送域に沿って延びた細長い送信器導体である、段落1に記載のワイヤレス電力伝送システム。
段落10
上記送信器変換器は、複数の個別に絶縁されたワイヤで作製される、段落9に記載のワイヤレス電力伝送システム。
段落11
上記送信器変換器と組み合わされた上記信号発生器は、共振回路を含み、上記共振回路は、上記送信器変換器に電気的に接続されている可変のリアクタンスを含み、上記共振回路は、上記送信周波数で共振するように構成されている、段落1に記載のワイヤレス電力伝送システム。
段落12
上記受信器変換器と組み合わされた上記電力プロセッサは、受信周波数で共振するように構成されている共振回路を含み、上記共振回路は、上記受信器変換器に電気的に接続されている可変のリアクタンスを含み、上記可変のリアクタンスは、上記送信周波数に対応する上記受信周波数を作り出すように制御可能である、段落1に記載のワイヤレス電力伝送システム。
段落13
上記電力プロセッサは、スーパー・キャパシタを含む、段落1に記載のワイヤレス電力伝送システム。
段落14
上記信号発生器は、上記電力伝送域で上記1つまたは複数の電力受信器の存在を検出するように構成されており、上記電力伝送域で上記1つまたは複数の電力受信器の存在を検出することに応答して、上記送信信号の生成を自動的に開始する、段落1に記載のワイヤレス電力伝送システム。
段落15
上記1つまたは複数の電力受信器は、送信器変換器によって生じる上記磁界の存在を検出するように構成されており、上記磁界の存在を検出することに応答して、上記第2の電力信号から上記第3の電力信号への変換を自動的に開始する、段落1に記載のワイヤレス電力伝送システム。
段落16
上記受信器変換器が閾値量の起電力を生じる際に、上記磁界の存在が検出される、段落15に記載のワイヤレス電力伝送システム。
段落17
上記送信器変換器は、遮蔽のない導電体のループである、段落1に記載のワイヤレス電力伝送システム。
段落18
上記送信器変換器は、複数の同心の導電体のループを含み、上記複数の同心のループは、各種サイズのループを含む、段落1に記載のワイヤレス電力伝送システム。
段落19
上記負荷は、所定の電圧レベルを有する電力を使用し、上記電力プロセッサは、ある電圧レベルの上記第2の電力信号を上記所定の電圧レベルの上記第3の電力信号に変換するように、さらに構成されている、段落1に記載のワイヤレス電力伝送システム。
段落20
上記電力プロセッサは、上記受信器変換器と上記負荷との間で電気的に接続されている変圧器をさらに含み、上記変圧器は、上記第2の電力信号の電圧レベルを上記所定の電圧レベルに変換するように構成されている、段落19に記載のワイヤレス電力伝送システム。
段落21
上記信号発生器は、10kHz~500kHzの帯域の周波数を有する送信信号を生成するように構成されている、段落1に記載のワイヤレス電力伝送システム。
段落22
上記信号発生器は、5kHz~1000kHzの帯域の周波数を有する送信信号を生成するように構成されている、段落1に記載のワイヤレス電力伝送システム。
段落23
上記信号発生器は、500kHz~100MHzの帯域の周波数を有する送信信号を生成するように構成されている、段落1に記載のワイヤレス電力伝送システム。
段落24
上記受信器変換器の最大の大きさは、上記送信器変換器の最大の大きさの1倍と0.00001倍との間である、段落1に記載のワイヤレス電力伝送システム。
段落25
上記受信器変換器の上記最大の大きさは、上記送信器変換器の上記最大の大きさの0.1倍と0.00001倍との間である、段落24に記載のワイヤレス電力伝送システム。
段落26
信号発生器によって、電力源から第1の電力信号を受信すること、
上記第1の電力信号から、上記信号発生器によって、少なくとも500Hzの送信周波数を有する交流電流の送信信号を生成すること、
上記信号発生器によって、上記送信信号を上記送信周波数で送信器変換器に送信することにより、電力伝送域に磁界を生じること、
1つまたは複数の電力受信器中の受信器変換器によって、上記受信器変換器が上記電力伝送域に配置されている際に、上記送信器変換器から送信される上記磁界の時間的に変化する磁束を誘導的に受信すること、
上記受信器変換器によって、上記時間的に変化する磁束を、上記送信信号の上記送信周波数を有する第2の電力信号に変換すること、および
1つまたは複数の負荷に接続されるように構成されている電力プロセッサによって、上記第2の電力信号を、上記1つまたは複数の負荷のそれぞれの1つの負荷に適切な第3の電力信号に変換すること、
を含む方法。
段落27
上記信号発生器のコントローラによって、制御信号に応答して上記送信信号の1つまたは複数のパラメータを変える、段落26に記載の方法。
段落28
上記1つまたは複数のパラメータのうちの1つのパラメータは、上記送信信号の上記送信周波数を含む、段落27に記載の方法。
段落29
上記1つまたは複数のパラメータのうちの1つのパラメータは、上記送信信号の電力レベルを含む、段落27に記載の方法。
段落30
上記1つまたは複数のパラメータは、上記送信信号の上記送信周波数および電力レベルを含む、段落27に記載の方法。
段落31
上記信号発生器の上記コントローラに連結されている第1の通信回路によって、上記1つまたは複数の電力受信器のうちの1つの第2の通信回路と通信すること;上記第1の通信回路によって、上記第2の通信回路から受信された受信器情報を上記コントローラに通信すること;および上記コントローラによって、上記受信された受信器情報に応答して上記信号発生器の動作を制御することをさらに含む、段落27に記載の方法。
段落32
上記第2の通信回路によって、上記第1の通信回路から受信された送信器情報を上記電力プロセッサに通信すること、および上記電力プロセッサによって、上記受信された送信器情報に応答して上記電力プロセッサの動作を制御することをさらに含む、段落31に記載の方法。
段落33
上記1つまたは複数の電力受信器のうち少なくとも1つの受信器の第2の通信回路によって、上記コントローラに連結されている第1の通信回路と通信し、上記第1の通信回路から受信された送信器情報を上記電力プロセッサに通信すること、および上記電力プロセッサによって、受信された送信器情報に応答して上記電力プロセッサの動作を制御することをさらに含む、段落27に記載の方法。
段落34
上記送信器変換器は、上記電力伝送域に沿って延びた細長い送信器導体である、段落26に記載の方法。
段落35
上記信号発生器によって、上記電力伝送域で上記1つまたは複数の電力受信器の存在を検出すること、および上記電力伝送域で上記1つまたは複数の電力受信器の存在を検出することに応答して、上記送信信号の生成を自動的に開始することをさらに含む、段落26に記載の方法。
段落36
上記1つまたは複数の電力受信器によって、上記送信器変換器によって生じる上記磁界の存在を検出すること;および上記磁界の存在を検出することに応答して、上記第2の電力信号から上記第3の電力信号への変換を自動的に開始することをさらに含む、段落26に記載の方法。
段落37
上記磁界の存在を検出することは、上記受信器変換器が閾値量の起電力を生じた際に検出することを含む、段落36に記載の方法。
段落38
上記負荷は、所定の電圧を有する電力を使用し、上記第2の電力信号を上記第3の電力信号に変換することは、ある電圧レベルの上記第2の電力信号を上記所定の電圧レベルの上記第3の電力信号に変換することを含む、段落26に記載の方法。
段落39
上記電圧レベルの上記第2の電力信号を上記所定の電圧レベルの上記第3の電力信号に変換することは、変圧器によって、上記第2の電力信号の上記電圧レベルを上記所定の電圧レベルに転換することを含む、段落38に記載の方法。
段落40
上記生成することは、5kHz~1000kHzの帯域の周波数を有する上記送信信号を生成することを含む、段落26に記載の方法。
段落41
電力源から電力信号を受信し
上記電力信号から交流電流の送信信号を生成し、上記送信信号が少なくとも500Hzの送信周波数という特徴を有し、
送信信号の伝導の間に、電力伝送域で、上記送信信号を、磁界を生じるように構成されている送信器変換器に送信する
ように構成される信号発生器
を含む、ワイヤレス電力送信器。
段落42
段落41に記載のワイヤレス電力送信器と上記送信器変換器を含む、ワイヤレス電力アセンブリ。
段落43
上記信号発生器に動作可能に連結され、かつ上記送信信号の1つまたは複数のパラメータを変えるための制御信号を生成するように構成されている、コントローラをさらに含む、段落41に記載のワイヤレス電力送信器。
段落44
上記1つまたは複数のパラメータのうち1つのパラメータは、上記送信信号の上記送信周波数を含む、段落43に記載のワイヤレス電力送信器。
段落45
上記1つまたは複数のパラメータのうち1つのパラメータは、上記送信信号の電力レベルを含む、段落43に記載のワイヤレス電力送信器。
段落46
上記1つまたは複数のパラメータは、上記送信信号の上記送信周波数および電力レベルを含む、段落43に記載のワイヤレス電力送信器。
段落47
上記コントローラに連結されている第1の通信回路をさらに含み、上記第1の通信回路は、上記ワイヤレス電力送信器から電力を受信するために、上記電力伝送域に配置されている1つまたは複数の電力受信器の第2の通信回路と通信し、かつ上記第2の通信回路から受信された受信器情報を上記コントローラに通信するように構成されており、上記コントローラは、上記受信された受信器情報に応答して、上記信号発生器の動作を制御するように構成されている、段落43に記載のワイヤレス電力送信器。
段落48
上記コントローラは、上記送信信号の1つまたは複数のパラメータに関する送信器情報を上記第1の通信回路に送信するように構成されており、上記第1の通信回路は、上記送信器情報を上記第2の通信回路に通信するように構成されている、段落47に記載のワイヤレス電力送信器。
段落49
上記送信器変換器と組み合わされた上記信号発生器は、共振回路を含み、上記共振回路は、上記送信器変換器に電気的に接続されている可変のリアクタンスを含み、上記共振回路は、上記送信周波数で共振するように構成されている、段落41に記載のワイヤレス電力送信器。
段落50
上記信号発生器は、
上記電力伝送域で1つまたは複数の電力受信器の存在を検出し、
上記送信信号の生成を自動的に 開始する
ように構成されている、段落41に記載のワイヤレス電力送信器。
段落51
上記送信器変換器は、遮蔽のない導電体のループである、段落41に記載のワイヤレス電力送信器。
段落52
上記送信器変換器は、導電体の複数の同心のループを含み、前記複数の同心のループは、各種サイズのループを含む、段落41に記載のワイヤレス電力送信器。
段落53
上記送信器変換器は、上記電力伝送域に沿って延びた細長い送信器導体である、段落41に記載のワイヤレス電力送信器。
段落54
上記送信器導体は、複数の個別に絶縁されたワイヤで作製される、段落53に記載のワイヤレス電力送信器。
段落55
上記信号発生器は、10kHz~500kHzの帯域の周波数を有する上記送信信号を生成するように構成されている、段落41に記載のワイヤレス電力送信器。
段落56
上記信号発生器は、5kHz~1000kHzの帯域の周波数を有する上記送信信号を生成するように構成されている、段落41に記載のワイヤレス電力送信器。
段落57
上記信号発生器は、500kHz~100MHzの帯域の周波数を有する上記送信信号を生成するように構成されている、段落41に記載のワイヤレス電力送信器。
段落58
信号発生器によって、電力源から第1の電力信号を受信すること、
上記第1の電力信号から、上記信号発生器によって、少なくとも500Hzの送信周波数を有する交流電流の送信信号を生成すること、
上記信号発生器によって、上記送信信号を上記送信周波数で送信器変換器に送信することにより、電力伝送域に磁界を生じて、上記磁界に配置された受信器変換器を有する受信器に電力を伝送すること、
を含む、ワイヤレス電力送信のための方法。
段落59
上記信号発生器のコントローラによって、制御信号に応答して上記送信信号の1つまたは複数のパラメータを変える、段落58に記載の方法。
段落60
上記1つまたは複数のパラメータのうちの1つのパラメータは、上記送信信号の上記送信周波数を含む、段落59に記載の方法。
段落61
上記1つまたは複数のパラメータのうちの1つのパラメータは、上記送信信号の電力レベルを含む、段落59に記載の方法。
段落62
上記1つまたは複数のパラメータは、上記送信信号の上記送信周波数および電力レベルを含む、段落59に記載の方法。
段落63
上記信号発生器のコントローラに連結されている第1の通信回路によって、上記受信器の第2の通信回路と通信すること;上記第1の通信回路によって、上記第2の通信回路から受信された受信器情報を上記コントローラに通信すること;および上記コントローラによって、上記受信された受信器情報に応答して上記信号発生器の動作を制御することをさらに含む、段落59に記載の方法。
段落64
上記コントローラによって、上記送信信号の1つまたは複数のパラメータに関する送信器情報を上記第1の通信回路に送信すること、および上記第1の通信回路によって、上記送信器情報を上記第2の通信回路に通信することをさらに含む、段落63に記載の方法。
段落65
上記送信器変換器は、上記電力伝送域に沿って延びた細長い送信器導体である、段落58に記載の方法。
段落66
上記信号発生器によって、上記電力伝送域で上記受信器の存在を検出すること、および上記電力伝送域で上記1つまたは複数の電力受信器の存在を検出することに応答して、上記送信信号の生成を自動的に開始することをさらに含む、段落58に記載の方法。
段落67
上記生成することは、5kHz~1000kHzの帯域の周波数を有する上記送信信号を生成することを含む、段落58に記載の方法。
段落68
電気負荷に電気的に接続されるように構成されているワイヤレス電力受信器であって、
受信器変換器が、送信器変換器から送信される磁界の電力伝送域に配置されている際に、その電力伝送域で、時間的に変化する磁束を誘導的に受信するように、および前記時間的に変化する磁束を、少なくとも500Hzの送信周波数を有する時間的に変化する第1の電力信号に変換するように構成されている、受信器変換器;および
前記受信器変換器に電気的に接続され、前記第1の電力信号を前記電気負荷に適切な第2の電力信号に変換するように構成されている、電力プロセッサ
を含む、ワイヤレス電力受信器。
段落69
上記ワイヤレス電力受信器に電気的に接続されている第1の通信回路をさらに含み、上記第1の通信回路は、上記送信周波数を有する送信信号を上記送信器変換器に送信する信号発生器の第2の通信回路と通信するように、および上記第2の通信回路から受信された送信器情報を上記電力プロセッサに通信するように構成されており、上記電力プロセッサは、受信された送信器情報に応答して前記電力プロセッサの動作を制御するように構成されている、段落68に記載のワイヤレス電力受信器。
段落70
上記受信器変換器と組み合わされた上記電力プロセッサは、ある受信周波数で共振するように構成されている共振回路を含み、上記共振回路は、上記受信器変換器に電気的に接続されている可変のリアクタンスを含み、上記可変のリアクタンスは、上記受信周波数を上記送信周波数に対応させるように制御可能である、段落68に記載のワイヤレス電力受信器。
段落71
前記電力プロセッサは、スーパー・キャパシタを含む、段落68に記載のワイヤレス電力受信器。
段落72
上記電力受信器は、上記送信器変換器によって生じる上記磁界の存在を検出するように構成されており、上記磁界の存在を検出することに応答して、上記第1の電力信号から上記第2の電力信号への変換を自動的に開始する、段落68に記載のワイヤレス電力受信器。
段落73
上記受信器変換器が閾値量の起電力を生じる際に、上記磁界の存在が検出される、段落72に記載のワイヤレス電力受信器。
段落74
上記電気負荷は、所定の電圧を有する電力を使用し、上記電力プロセッサは、ある電圧レベルの上記第1の電力信号を上記所定の電圧レベルの上記第2の電力信号に変換するようにさらに構成される、段落68に記載のワイヤレス電力送信システム。
段落75
上記電力プロセッサは、上記受信器変換器と上記負荷との間で電気的に接続されている変圧器をさらに含み、上記変圧器は、上記第1の電力信号の電圧レベルを上記所定の電圧レベルに変換するように構成されている、段落74に記載のワイヤレス電力受信器。
段落76
電気負荷に電気的に接続されるように構成されている受信器によって、ワイヤレス電力受信するための方法であって、
1つまたは複数の電力受信器中の受信器変換器によって、上記受信器変換器が上記電力伝送域に配置されている際に、送信器変換器から送信される磁界の電力伝送域中の時間的に変化する磁束を誘導的に受信すること、
上記受信器変換器によって、上記時間的に変化する磁束を、少なくとも500Hzの送信周波数を有する時間的に変化する第1の電力信号に変換すること、および
電力プロセッサによって、上記第1の電力信号を上記電気負荷に適切な第2の電力信号に変換すること、
を含む方法。
段落77
上記受信器の第1の通信回路によって、上記送信周波数を有する送信信号を上記送信器変換器に送信する信号発生器の第2の通信回路から送信器情報を受信すること、および上記第1の通信回路によって、受信された送信器情報を上記電力プロセッサに送信すること、および上記電力プロセッサによって、上記送信器情報に応答して上記電力プロセッサの動作を制御することをさらに含む、段落76に記載の方法。
段落78
上記電力受信器によって、上記送信器変換器により生じる上記磁界の存在を検出すること、および上記電力伝送域で上記1つまたは複数の電力受信器の存在を検出することに応答して、上記第1の電力信号から上記第2の電力信号への変換を自動的に開始することをさらに含む、段落76に記載の方法。
段落79
上記磁界の存在を検出することは、受信器変換器が閾値量の起電力を生じる際に検出することを含む、段落78に記載の方法。
段落80
上記電気負荷は、所定の電圧を有する電力を使用し、上記第1の電力信号を上記第2の電力信号に変換することは、ある電圧レベルの上記第1の電力信号を上記所定の電圧レベルの上記第2の電力信号に変換することを含む、段落76に記載の方法。
段落81
上記電圧レベルの上記第1の電力信号を上記所定の電圧レベルの上記第2の電力信号に変換することは、変圧器によって、上記第1の電力信号の上記電圧レベルを上記所定の電圧レベルに転換することを含む、段落80に記載の方法。
本明細書に明記される本開示は、独立した有用性を持つ複数の別個の発明を包含するものと考えられる。これらの発明のそれぞれが、その好適な形態で開示されている一方で、本明細書に開示され説明されるようなそれらの具体的な実施形態は、数多くのバリエーションが可能であることから、限定的な意味で考えないものとする。各例は、上述の開示に開示された実施形態を規定するが、任意の一例が、結局は特許請求の範囲に記載される全ての特長または組合せを必ずしも包含するものではない。記載が「a」もしくは「a 第1の」要素またはそれらの等価物を記している場合には、そのような記載は、1つまたは複数のそのような要素を含み、2つ以上のそのような要素を必要ともしなければ除外もしない。さらに、序数の標示、例えば、識別された要素についての第1、第2、または第3などは、要素間を区別するために使用され、そのような要素の必要なまたは限定された数を標示せず、特段に具体的に記述されない限り、そのような要素の具体的な位置または順番を標示しない。

Claims (25)

  1. 送信信号の伝導の間に、電力伝送領域に磁界を生じるように構成されている送信器変換器、
    前記送信器変換器に接続されるように電気的に構成されている信号発生器であって、
    電力源から第1の電力信号を受信し、
    前記第1の電力信号から少なくとも500Hzの送信周波数を有する交流電流の送信信号を生成し、
    前記送信信号を前記送信周波数で前記送信器変換器に送信するように、動作可能に構成されている信号発生器、および
    1つまたは複数の電力受信器であって、前記1つまたは複数の電力受信器のそれぞれが、1つまたは複数のそれぞれの負荷に電気的に接続されるように構成されており、前記1つまたは複数の電力受信器のそれぞれが、
    前記受信器変換器が前記電力伝送領域に配置されている際に、前記送信器変換器から送信された前記磁界の時間的に変化する磁束を誘導的に受信して、前記時間的に変化する磁束を第2の電力信号に変換するように構成されている受信器変換器であって、前記第2の電力信号は、前記送信信号の前記送信周波数を有する時間的に変化する電力信号である、受信器変換器と、
    前記受信器変換器に電気的に接続されており、前記第2の電力信号を前記1つまたは複数のそれぞれの負荷に適切な第3の電力信号に変換するように構成されている、電力プロセッサと
    を含む、1つまたは複数の電力受信器
    を含む、ワイヤレス電力伝送システム。
  2. 前記信号発生器に動作可能に連結されており、前記送信信号の1つまたは複数のパラメータを変えるための制御信号を生成するように構成されている、コントローラをさらに含む、請求項1に記載のワイヤレス電力伝送システム。
  3. 前記1つまたは複数のパラメータのうちの1つのパラメータは、前記送信信号の前記送信周波数を含む、請求項2に記載のワイヤレス電力伝送システム。
  4. 前記1つまたは複数のパラメータのうちの1つのパラメータは、前記送信信号の電力レベルを含む、請求項2に記載のワイヤレス電力伝送システム。
  5. 前記1つまたは複数のパラメータは、前記送信信号の前記送信周波数および電力レベルを含む、請求項2に記載のワイヤレス電力伝送システム。
  6. 前記コントローラに連結されている第1の通信回路をさらに含み、前記1つまたは複数の電力受信器のうち少なくとも1つの受信器は、第2の通信回路を含み、前記第1の通信回路は、前記第2の通信回路と通信して、前記第2の通信回路から受信された受信器情報を前記コントローラに通信するように構成されており、前記コントローラは、前記受信された受信器情報に応答して前記信号発生器の動作を制御するように構成されている、請求項2に記載のワイヤレス電力伝送システム。
  7. 前記第2の通信回路は、前記第1の通信回路から受信された送信器情報を前記電力プロセッサに通信するように構成されており、前記電力プロセッサは、前記受信された送信器情報に応答して前記電力プロセッサの動作を制御するように構成されている、請求項6に記載のワイヤレス電力伝送システム。
  8. 前記コントローラに連結されている第1の通信回路をさらに含み、前記1つまたは複数の電力受信器のうち少なくとも1つの受信器は、第2の通信回路を含み、前記第2の通信回路は、前記第1の通信回路と通信して、前記第1の通信回路から受信された送信器情報を前記電力プロセッサに通信するように構成されており、前記電力プロセッサは、前記受信された送信器情報に応答して、前記電力プロセッサの動作を制御するように構成されている、請求項2に記載のワイヤレス電力伝送システム。
  9. 前記送信器変換器は、前記電力伝送域に沿って延びた細長い送信器導体である、請求項1に記載のワイヤレス電力伝送システム。
  10. 前記送信器変換器は、複数の個別に絶縁されたワイヤで作製される、請求項9に記載のワイヤレス電力伝送システム。
  11. 前記送信器変換器と組み合わされた前記信号発生器は、共振回路を含み、前記共振回路は、前記送信器変換器に電気的に接続されている可変のリアクタンスを含み、前記共振回路は、前記送信周波数で共振するように構成されている、請求項1に記載のワイヤレス電力伝送システム。
  12. 前記受信器変換器と組み合わされた前記電力プロセッサは、受信周波数で共振するように構成されている共振回路を含み、前記共振回路は、前記受信器変換器に電気的に接続されている可変のリアクタンスを含み、前記可変のリアクタンスは、前記送信周波数に対応する前記受信周波数を作り出すように制御可能である、請求項1に記載のワイヤレス電力伝送システム。
  13. 前記電力プロセッサは、スーパー・キャパシタを含む、請求項1に記載のワイヤレス電力伝送システム。
  14. 前記信号発生器は、前記電力伝送域で前記1つまたは複数の電力受信器の存在を検出するように構成されており、前記電力伝送域で前記1つまたは複数の電力受信器の存在を検出することに応答して、前記送信信号の生成を自動的に開始する、請求項1に記載のワイヤレス電力伝送システム。
  15. 前記1つまたは複数の電力受信器は、送信器変換器によって生じる前記磁界の存在を検出するように構成されており、前記磁界の存在を検出することに応答して、前記第2の電力信号から前記第3の電力信号への変換を自動的に開始する、請求項1に記載のワイヤレス電力伝送システム。
  16. 前記受信器変換器が閾値量の起電力を生じる際に、前記磁界の存在が検出される、請求項15に記載のワイヤレス電力伝送システム。
  17. 前記送信器変換器は、遮蔽のない導電体のループである、請求項1に記載のワイヤレス電力伝送システム。
  18. 前記送信器変換器は、複数の同心の導電体のループを含み、前記複数の同心のループは、各種サイズのループを含む、請求項1に記載のワイヤレス電力伝送システム。
  19. 前記負荷は、所定の電圧レベルを有する電力を使用し、前記電力プロセッサは、ある電圧レベルの前記第2の電力信号を前記所定の電圧レベルの前記第3の電力信号に変換するように、さらに構成されている、請求項1に記載のワイヤレス電力伝送システム。
  20. 前記電力プロセッサは、前記受信器変換器と前記負荷との間で電気的に接続されている変圧器をさらに含み、前記変圧器は、前記第2の電力信号の電圧レベルを前記所定の電圧レベルに変換するように構成されている、請求項19に記載のワイヤレス電力伝送システム。
  21. 前記信号発生器は、10kHz~500kHzの帯域の周波数を有する送信信号を生成するように構成されている、請求項1に記載のワイヤレス電力伝送システム。
  22. 前記信号発生器は、5kHz~1000kHzの帯域の周波数を有する送信信号を生成するように構成されている、請求項1に記載のワイヤレス電力伝送システム。
  23. 前記信号発生器は、500kHz~100MHzの帯域の周波数を有する送信信号を生成するように構成されている、請求項1に記載のワイヤレス電力伝送システム。
  24. 前記受信器変換器の最大の大きさは、前記送信器変換器の最大の大きさの1倍と0.00001倍との間である、請求項1に記載のワイヤレス電力伝送システム。
  25. 前記受信器変換器の前記最大の大きさは、前記送信器変換器の前記最大の大きさの0.1倍と0.00001倍との間である、請求項24に記載のワイヤレス電力伝送システム。


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