JP2022092798A - 温度測定システム、基板支持部アセンブリ、基板処理装置及び温度測定方法 - Google Patents

温度測定システム、基板支持部アセンブリ、基板処理装置及び温度測定方法 Download PDF

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Abstract

【課題】本開示は、基板処理装置を動作させた状態で、チャンバ内の温度分布を測定する技術を提供する。【解決手段】チャンバの内部に基板を支持する基板支持面を有する基板支持部と、第1端面と第2端面とを有し、前記基板支持部を貫通して設けられ、前記基板支持面から前記第1端面が露出されるバンドルファイバと、前記チャンバの内部の測定対象からの赤外光を前記第1端面に結像する結像光学系と、前記第1端面から入射し、前記バンドルファイバを伝搬して前記第2端面から出射する前記赤外光を検出する検出部と、を備える温度測定システム。【選択図】図5

Description

本開示は、温度測定システム、基板支持部アセンブリ、基板処理装置及び温度測定方法に関する。
例えば、特許文献1には、静電チャックの上面に載置された基板の温度を計測する温度計測方法が開示されている。
例えば、特許文献2には、狭隘部における熱分布画像や通常画像を広範囲にわたって即時に測定できると共に、実装基板の電子機器が通電状態であっても熱分布を計測できる熱分布計測装置が開示されている。
特開2020-008523号公報 特開2005-337739号公報
本開示は、基板処理装置を動作させた状態で、チャンバ内の温度分布を測定する技術を提供する。
本開示の一の態様によれば、チャンバの内部に基板を支持する基板支持面を有する基板支持部と、第1端面と第2端面とを有し、前記基板支持部を貫通して設けられ、前記基板支持面から前記第1端面が露出されるバンドルファイバと、前記チャンバの内部の測定対象からの赤外光を前記第1端面に結像する結像光学系と、前記第1端面から入射し、前記バンドルファイバを伝搬して前記第2端面から出射する前記赤外光を検出する検出部と、を備える温度測定システムが提供される。
本開示は、基板処理装置を動作させた状態で、チャンバ内の温度分布を測定する技術を提供する。
図1は、本実施形態に係る温度測定システムに用いられるプラズマ処理システムの構成例を説明する図である。 図2は、本実施形態に係る温度測定システムに用いられるプラズマ処理チャンバの概略構成を示す断面図である。 図3は、本実施形態に係る温度測定システムに用いられるプラズマ処理チャンバの概略構成を示す断面図である。 図4は、本実施形態に係る温度測定システムの概略を示す図である。 図5は、第1実施形態に係る温度測定システムの概略構成を示す断面図である。 図6は、第1実施形態に係る温度測定システムの概略構成を示す断面図である。 図7は、第2実施形態に係る温度測定システムの概略構成を示す断面図である。 図8は、第2実施形態に係る温度測定システムの概略構成を示す断面図である。 図9は、第3実施形態に係る温度測定システムの概略構成を示す断面図である。 図10は、第3実施形態に係る温度測定システムの概略構成を示す断面図である。
以下、本開示を実施するための形態について図面を参照して説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の構成については、同一の符号を付することにより重複した説明を省く。なお、理解の容易のため、図面における各部の縮尺は、実際とは異なる場合がある。平行、直角、直交、水平、垂直、上下、左右などの方向には、実施形態の効果を損なわない程度のずれが許容される。角部の形状は、直角に限られず、弓状に丸みを帯びてもよい。平行、直角、直交、水平、垂直には、略平行、略直角、略直交、略水平、略垂直が含まれてもよい。
<プラズマ処理システム>
以下に、本実施形態に係る温度測定システムに用いられるプラズマ処理システムの構成例について説明する。図1は、本実施形態に係る温度測定システムに用いられるプラズマ処理装置1の構成例を説明する図である。
プラズマ処理システムは、容量結合プラズマ処理装置1及び制御部2を含む。容量結合プラズマ処理装置1は、プラズマ処理チャンバ10、ガス供給部20、電源30及び排気システム40を含む。また、プラズマ処理装置1は、基板支持部11及びガス導入部を含む。ガス導入部は、少なくとも1つの処理ガスをプラズマ処理チャンバ10内に導入するように構成される。ガス導入部は、シャワーヘッド13を含む。基板支持部11は、プラズマ処理チャンバ10内に配置される。シャワーヘッド13は、基板支持部11の上方に配置される。一実施形態において、シャワーヘッド13は、プラズマ処理チャンバ10の天部(ceiling)の少なくとも一部を構成する。プラズマ処理チャンバ10は、シャワーヘッド13、プラズマ処理チャンバ10の側壁10a及び基板支持部11により規定されたプラズマ処理空間10sを有する。プラズマ処理チャンバ10は、少なくとも1つの処理ガスをプラズマ処理空間10sに供給するための少なくとも1つのガス供給口と、プラズマ処理空間からガスを排出するための少なくとも1つのガス排出口とを有する。側壁10aは接地される。シャワーヘッド13及び基板支持部11は、プラズマ処理チャンバ10筐体とは電気的に絶縁される。
基板支持部11は、本体部111及びリングアセンブリ112を含む。本体部111は、基板(ウェハ)Wを支持するための中央領域(基板支持面)111aと、リングアセンブリ112を支持するための環状領域(リング支持面)111bとを有する。本体部111の環状領域111bは、平面視で本体部111の中央領域111aを囲んでいる。基板Wは、本体部111の中央領域111a上に配置され、リングアセンブリ112は、本体部111の中央領域111a上の基板Wを囲むように本体部111の環状領域111b上に配置される。一実施形態において、本体部111は、基台及び静電チャックを含む。基台は、導電性部材を含む。基台の導電性部材は下部電極として機能する。静電チャックは、基台の上に配置される。静電チャックの上面は、基板支持面111aを有する。リングアセンブリ112は、1又は複数の環状部材を含む。1又は複数の環状部材のうち少なくとも1つはエッジリングである。本実施形態に係るリングアセンブリ112は、エッジリング112a及びカバーリング112bを含む。また、図示は省略するが、基板支持部11は、静電チャック、リングアセンブリ112及び基板のうち少なくとも1つをターゲット温度に調節するように構成される温調モジュールを含んでもよい。温調モジュールは、ヒータ、伝熱媒体、流路、又はこれらの組み合わせを含んでもよい。流路には、ブラインやガスのような伝熱流体が流れる。また、基板支持部11は、基板Wの裏面と基板支持面111aとの間に伝熱ガスを供給するように構成された伝熱ガス供給部を含んでもよい。
シャワーヘッド13は、ガス供給部20からの少なくとも1つの処理ガスをプラズマ処理空間10s内に導入するように構成される。シャワーヘッド13は、少なくとも1つのガス供給口13a、少なくとも1つのガス拡散室13b、及び複数のガス導入口13cを有する。ガス供給口13aに供給された処理ガスは、ガス拡散室13bを通過して複数のガス導入口13cからプラズマ処理空間10s内に導入される。また、シャワーヘッド13は、導電性部材を含む。シャワーヘッド13の導電性部材は上部電極として機能する。なお、ガス導入部は、シャワーヘッド13に加えて、側壁10aに形成された1又は複数の開口部に取り付けられる1又は複数のサイドガス注入部(SGI:Side Gas Injector)を含んでもよい。
ガス供給部20は、少なくとも1つのガスソース21及び少なくとも1つの流量制御器22を含んでもよい。一実施形態において、ガス供給部20は、少なくとも1つの処理ガスを、それぞれに対応のガスソース21からそれぞれに対応の流量制御器22を介してシャワーヘッド13に供給するように構成される。各流量制御器22は、例えばマスフローコントローラ又は圧力制御式の流量制御器を含んでもよい。さらに、ガス供給部20は、少なくとも1つの処理ガスの流量を変調又はパルス化する1又はそれ以上の流量変調デバイスを含んでもよい。
電源30は、少なくとも1つのインピーダンス整合回路を介してプラズマ処理チャンバ10に結合されるRF電源31を含む。RF電源31は、ソースRF信号及びバイアスRF信号のような少なくとも1つのRF信号(RF電力)を、基板支持部11の導電性部材及び/又はシャワーヘッド13の導電性部材に供給するように構成される。これにより、プラズマ処理空間10sに供給された少なくとも1つの処理ガスからプラズマが形成される。従って、RF電源31は、プラズマ処理チャンバ10において1又はそれ以上の処理ガスからプラズマを生成するように構成されるプラズマ生成部の少なくとも一部として機能し得る。また、バイアスRF信号を基板支持部11の導電性部材に供給することにより、基板Wにバイアス電位が発生し、形成されたプラズマ中のイオン成分を基板Wに引き込むことができる。
一実施形態において、RF電源31は、第1のRF生成部31a及び第2のRF生成部31bを含む。第1のRF生成部31aは、少なくとも1つのインピーダンス整合回路を介して基板支持部11の導電性部材及び/又はシャワーヘッド13の導電性部材に結合され、プラズマ生成用のソースRF信号(ソースRF電力)を生成するように構成される。一実施形態において、ソースRF信号は、13MHz~150MHzの範囲内の周波数を有する。一実施形態において、第1のRF生成部31aは、異なる周波数を有する複数のソースRF信号を生成するように構成されてもよい。生成された1又は複数のソースRF信号は、基板支持部11の導電性部材及び/又はシャワーヘッド13の導電性部材に供給される。第2のRF生成部31bは、少なくとも1つのインピーダンス整合回路を介して基板支持部11の導電性部材に結合され、バイアスRF信号(バイアスRF電力)を生成するように構成される。一実施形態において、バイアスRF信号は、ソースRF信号よりも低い周波数を有する。一実施形態において、バイアスRF信号は、400kHz~13.56MHzの範囲内の周波数を有する。一実施形態において、第2のRF生成部31bは、異なる周波数を有する複数のバイアスRF信号を生成するように構成されてもよい。生成された1又は複数のバイアスRF信号は、基板支持部11の導電性部材に供給される。また、種々の実施形態において、ソースRF信号及びバイアスRF信号のうち少なくとも1つがパルス化されてもよい。
また、電源30は、プラズマ処理チャンバ10に結合されるDC電源32を含んでもよい。DC電源32は、第1のDC生成部32a及び第2のDC生成部32bを含む。一実施形態において、第1のDC生成部32aは、基板支持部11の導電性部材に接続され、第1のDC信号を生成するように構成される。生成された第1のバイアスDC信号は、基板支持部11の導電性部材に印加される。一実施形態において、第1のDC信号が、静電チャック内の電極のような他の電極に印加されてもよい。一実施形態において、第2のDC生成部32bは、シャワーヘッド13の導電性部材に接続され、第2のDC信号を生成するように構成される。生成された第2のDC信号は、シャワーヘッド13の導電性部材に印加される。種々の実施形態において、第1及び第2のDC信号のうち少なくとも1つがパルス化されてもよい。なお、第1及び第2のDC生成部32a,32bは、RF電源31に加えて設けられてもよく、第1のDC生成部32aが第2のRF生成部31bに代えて設けられてもよい。
排気システム40は、例えばプラズマ処理チャンバ10の底部に設けられたガス排出口10eに接続され得る。排気システム40は、圧力調整弁及び真空ポンプを含んでもよい。圧力調整弁によって、プラズマ処理空間10s内の圧力が調整される。真空ポンプは、ターボ分子ポンプ、ドライポンプ又はこれらの組み合わせを含んでもよい。
プラズマ処理装置1は、更に、バンドルファイバ50と、赤外光検出器60と、を含む。なお、後述するように、プラズマ処理装置1は、複数のバンドルファイバを備えるが、図1では、複数のバンドルファイバを総称してバンドルファイバ50として示す。
バンドルファイバ50は、プラズマ処理空間10sの内部からプラズマ処理チャンバ10の外部に、赤外光を伝送する。バンドルファイバ50は、複数の赤外光ファイバを備える。バンドルファイバ50の複数の赤外光ファイバは、長手方向に断面における配列を変えることなく束ねられる。したがって、バンドルファイバ50は、一方の端面に入力された赤外光画像を他方の端面に伝送できる。バンドルファイバ50は、本体部111及びプラズマ処理チャンバ10筐体の底壁10bを貫通する。バンドルファイバ50は、赤外光検出器60に接続される。
赤外光検出器60は、バンドルファイバ50からの赤外光を画像情報として検出する。赤外光検出器60は、バンドルファイバ50が接続される。赤外光検出器60は、赤外光画像検出器を備える。赤外光検出器60の赤外光画像検出器は、バンドルファイバ50の端面と結像関係で接続される。赤外光検出器60は、バンドルファイバ50の端面から出力される赤外光画像を検出する。
制御部2は、本開示において述べられる種々の工程をプラズマ処理装置1に実行させるコンピュータ実行可能な命令を処理する。制御部2は、ここで述べられる種々の工程を実行するようにプラズマ処理装置1の各要素を制御するように構成され得る。一実施形態において、制御部2の一部又は全てがプラズマ処理装置1に含まれてもよい。制御部2は、例えばコンピュータ2aを含んでもよい。コンピュータ2aは、例えば、処理部(CPU:Central Processing Unit)2a1、記憶部2a2、及び通信インターフェース2a3を含んでもよい。処理部2a1は、記憶部2a2に格納されたプログラムに基づいて種々の制御動作を行うように構成され得る。記憶部2a2は、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、又はこれらの組み合わせを含んでもよい。通信インターフェース2a3は、LAN(Local Area Network)等の通信回線を介してプラズマ処理装置1との間で通信してもよい。
[プラズマ処理チャンバ10]
最初に、本実施形態に用いられるプラズマ処理チャンバ10について詳細を説明する。図2及び図3は、本実施形態に係る温度測定システムに用いられるプラズマ処理チャンバ10の概略構成を示す断面図である。具体的には、図2は、図3におけるII-II断面図である。図3は、図2におけるI-I断面図である。なお、プラズマ処理チャンバ10の一部の構成については省略して示す。
なお、図5、図7及び図9のそれぞれは、図2と同じ位置で切断した断面図である。また、図6、図8及び図10のそれぞれは、図3と同じ位置で切断した断面図である。図5から図10においては、切断線は省略する。
なお、図には、説明の便宜のためXYZ直交座標系が設定されている。図面の紙面に対して垂直な座標軸については、座標軸の丸の中にバツ印は紙面に対して奥の方向が正、丸の中に黒丸印は紙面に対して手前側が正であることを表している。ただし、当該座標系は、説明のために定めるものであって、本実施形態のプラズマ処理装置1の姿勢について限定するものではない。
本開示では、特に説明しない限り、X軸とY軸は中央領域(基板支持面)111aに平行な方向である。Z軸は中央領域(基板支持面)111aに垂直な方向である。また、+Z側から見る場合を上面視という場合がある。上面視において、+X側を左側、+Y側を上側、-X側を左側、-Y側を下側という場合がある。
本実施形態に係るプラズマ処理チャンバ10は、バンドルファイバ51、52、53、54及び55を備える。バンドルファイバ51、52、53、54及び55のそれぞれは、基板支持部11の本体部111及びプラズマ処理チャンバ10筐体の底壁10bを貫通する。なお、基板支持部11と、バンドルファイバ51、52、53、54及び55との組み合わせを基板支持部アセンブリ115という場合がある。
バンドルファイバ51は、本体部111の中央領域(基板支持面)111aの上面視で中央に位置する。バンドルファイバ51は、端面51A及び端面51Bを有する。端面51Aは、本体部111の中央領域(基板支持面)111aから露出される。端面51Bは、赤外光検出器60に接続される。
バンドルファイバ52は、本体部111の中央領域(基板支持面)111aの上面視でバンドルファイバ51の右側に位置する。バンドルファイバ52は、端面52A及び端面52Bを有する。端面52Aは、本体部111の中央領域(基板支持面)111aから露出される。端面52Bは、赤外光検出器60に接続される。
バンドルファイバ53は、本体部111の中央領域(基板支持面)111aの上面視でバンドルファイバ51の上側に位置する。バンドルファイバ53は、端面53A及び端面53Aの反対側の端面を有する。端面53Aは、本体部111の中央領域(基板支持面)111aから露出される。バンドルファイバ53の端面53Aの反対側の端面は、赤外光検出器60に接続される。
バンドルファイバ54は、本体部111の中央領域(基板支持面)111aの上面視でバンドルファイバ51の左側に位置する。バンドルファイバ54は、端面54A及び端面54Bを有する。端面54Aは、本体部111の中央領域(基板支持面)111aから露出される。端面54Bは、赤外光検出器60に接続される。
バンドルファイバ55は、本体部111の中央領域(基板支持面)111aの上面視でバンドルファイバ51の下側に位置する。バンドルファイバ55は、端面55A及び端面55Aの反対側の端面を有する。端面55Aは、本体部111の中央領域(基板支持面)111aから露出される。バンドルファイバ55の端面55Aの反対側の端面は、赤外光検出器60に接続される。
本実施形態に係るプラズマ処理チャンバ10は、更に、リフトピン71、72及び73を備える。リフトピン71、72及び73は、本体部111の中央領域(基板支持面)111aに載置される基板等を持ち上げる。リフトピン71、72及び73のそれぞれは、基板支持部11の本体部111を貫通する。リフトピン71、72及び73のそれぞれは、基板支持面111aに対して法線方向に移動する。
バンドルファイバ51、52、53、54及び55のそれぞれは、リフトピン71、72及び73のいずれにも干渉しない位置に設けられている。
なお、端面51A、52A、53A、54A及び55Aのそれぞれは、第1端面の一例である。端面51B、52B、端面53Aの反対側の端面、54B及び端面55Aの反対側の端面のそれぞれは、第2端面の一例である。赤外光検出器60は、検出部の一例である。
≪温度測定システムの概略≫
本実施形態に係る温度測定システムの概要について説明する。図4は、本実施形態に係る温度測定システム150の概略を示す図である。
本実施形態に係る温度測定システム150は、バンドルファイバ50と、赤外光検出器60と、結像光学系70と、を備える。なお、温度測定システム150の説明では、バンドルファイバとして、バンドルファイバ50を使って説明する。
バンドルファイバ50は、図4に端面50Aの端面を示しているように、ファイバの内部が複数の光導波路50aに分割されている。バンドルファイバ50は、複数の光導波路50aに分割されることにより、端面50Aに入力した画像情報を赤外光検出器60に画像情報を保持しながら伝送できる。バンドルファイバ50は、例えば、250画素程度の画像を伝送できる。光導波路50aの断面は、略六角形状である。なお、バンドルファイバ50の直径は、例えば、3mmである。なお、光導波路50aの断面は、略六角形状に限らず、例えば、円形又は矩形等の多角形でもよい。
結像光学系70は、測定対象80における温度測定を行いたい観察領域A80を、バンドルファイバ50の端面50Aに結像させる。結像光学系70によりバンドルファイバ50の端面50Aに結像され、バンドルファイバ50の端面50Aに入射した赤外光(画像)は、バンドルファイバ50の端面50Aと反対側の端面50Bから出射されることにより赤外光検出器60まで伝送される。すなわち、バンドルファイバ50の端面50Aに入射した赤外光は、バンドルファイバ50を伝搬して端面50Bから出射する。
そして、伝送された赤外光(画像)は、赤外光検出器60で赤外光画像として検出される。赤外光検出器60は、例えば、端面50Bから出力された赤外光画像を画像検出器61により検出する。検出された赤外光画像により、測定対象80の観察領域A80の温度分布を測定することができる。
本実施形態に係る温度測定システム150は、プラズマ処理チャンバ10の内部の温度分布を測定する。プラズマ処理チャンバ10の内部は、プラズマ処理の内容によって、プラズマ処理中に温度が低温(例えば、-100℃)になったり、高温(例えば、300℃)になったりする場合ある。したがって、温度を測定する機器をプラズマ処理チャンバ10の内部に入れて測定することは困難である。
本実施形態に係る温度測定システム150は、室温程度の温度に保たれる空間Aに、赤外光検出器60を配置する。また、本実施形態に係る温度測定システム150は、プラズマ処理チャンバ10の内部の空間Bには、温度に対して耐性のある受動部品であるバンドルファイバ50の一部と結像光学系70のみを配置する。したがって、プラズマ処理チャンバ10の内部の温度を処理中に測定できる。
なお、バンドルファイバ50と赤外光検出器60は直接接続されているが、例えば、バンドルファイバ50の端面50Bからの赤外光を別のファイババンドル(複数の光ファイバを束ねた光学部材)に入力できるように変換して、当該ファイババンドルを介して赤外光検出器60と接続してもよい。
≪第1実施形態≫
<温度測定システム200>
ウェハ型交換レンズ201を用いる温度測定システム200について説明する。図5及び図6は、第1実施形態に係る温度測定システム200の概略構成を示す断面図である。
ウェハ型交換レンズ201は、基板202と、結像レンズ211、221、231、241及び251と、を備える。結像レンズ211、221、231、241及び251は、基板202に取り付けられる。基板202には、結像レンズ211、221、231、241及び251のそれぞれに対応する位置に、貫通穴が形成されている。
結像レンズ211は、上面視でウェハ型交換レンズ201の中央に位置する。結像レンズ211は、ウェハ型交換レンズ201が中央領域(基板支持面)111aに載置されると、バンドルファイバ51に対応する位置に配置される。結像レンズ211は、シャワーヘッド13の天井面13Aにおける観察領域A210をバンドルファイバ51の端面51Aに結像する。結像レンズ211は、固定部材215により基板202に取り付けられる。
結像レンズ221は、上面視でウェハ型交換レンズ201における結像レンズ211の右側に位置する。結像レンズ221は、ウェハ型交換レンズ201が中央領域(基板支持面)111aに載置されると、バンドルファイバ52に対応する位置に配置される。結像レンズ221は、シャワーヘッド13の天井面13Aにおける観察領域A220をバンドルファイバ52の端面52Aに結像する。結像レンズ221は、固定部材225により基板202に取り付けられる。
結像レンズ231は、上面視でウェハ型交換レンズ201における結像レンズ211の上側に位置する。結像レンズ231は、ウェハ型交換レンズ201が中央領域(基板支持面)111aに載置されると、バンドルファイバ53に対応する位置に配置される。結像レンズ231は、シャワーヘッド13の天井面13Aにおける観察領域をバンドルファイバ53の端面53Aに結像する。結像レンズ231は、固定部材により基板202に取り付けられる。
結像レンズ241は、上面視でウェハ型交換レンズ201における結像レンズ211の左側に位置する。結像レンズ241は、ウェハ型交換レンズ201が中央領域(基板支持面)111aに載置されると、バンドルファイバ54に対応する位置に配置される。結像レンズ241は、シャワーヘッド13の天井面13Aにおける観察領域A240をバンドルファイバ54の端面54Aに結像する。結像レンズ241は、固定部材245により基板202に取り付けられる。
結像レンズ251は、上面視でウェハ型交換レンズ201における結像レンズ211の下側に位置する。結像レンズ251は、ウェハ型交換レンズ201が中央領域(基板支持面)111aに載置されると、バンドルファイバ55に対応する位置に配置される。結像レンズ251は、シャワーヘッド13の天井面13Aにおける観察領域をバンドルファイバ55の端面55Aに結像する。結像レンズ251は、固定部材により基板202に取り付けられる。
結像レンズ211、221、231、241及び251は、例えば、フッ化カルシウム(CaF)により形成される。基板202は、例えば、シリコンにより形成される。また、固定部材215等の固定部材は、酸化アルミ(Al)からなるセラミックにより形成される。
<温度測定方法>
温度測定システム200における温度測定方法について説明する。測定対象が、例えば、観察領域A210の場合について説明する。観察領域A210から発せられた赤外光は、結像光学系である結像レンズ221により、バンドルファイバ51の端面51Aに結像される(チャンバの内部の測定対象からの赤外光を第1端面に結像させる工程)。そして、端面51Aに結像された赤外光は、バンドルファイバ51を伝搬して、バンドルファイバ51の端面51Bから、赤外光検出器60に出射する。そして、赤外光検出器60は、端面51Bから出射した赤外光を検出する(第2端面から出射する赤外光を検出する工程)。赤外光検出器60で検出した赤外光により、測定対象の温度分布を測定する。
<作用・効果>
本実施形態に係るウェハ型交換レンズ201を用いる温度測定システム200は、プラズマ処理システムを動作させた状態で、プラズマ処理チャンバ10内部のシャワーヘッド13の天井面13Aにおける温度分布を測定することができる。特に、シャワーヘッド13のガス導入口付近の温度分布を測定することができる。
≪第2実施形態≫
<温度測定システム300>
ウェハ型交換レンズ301を用いる温度測定システム300について説明する。図7及び図8は、第2実施形態に係る温度測定システム300の概略構成を示す断面図である。
ウェハ型交換レンズ301は、基板302と、結像レンズ321、331、341及び351と、を備える。また、ウェハ型交換レンズ301は、光線の方向、すなわち、光路を変更するプリズム322、332、342及び352を備える。プリズム322、332、342及び352は、基板302に取り付けられる。結像レンズ321、331、341及び351のそれぞれは、それぞれプリズム322、332、342及び352に取り付けられる。基板302には、プリズム322、332、342及び352のそれぞれに対応する位置に、貫通穴が形成されている。
プリズム322は、上面視でウェハ型交換レンズ301の中央に対して右側に位置する。プリズム322は、ウェハ型交換レンズ301が中央領域(基板支持面)111aに載置されると、バンドルファイバ52に対応する位置に配置される。プリズム322は、固定部材326により基板302に取り付けられる。プリズム322は、結像レンズ321から入射する光をバンドルファイバ52に向けて反射する。
結像レンズ321は、上面視でプリズム322の右側に位置する。結像レンズ321は、固定部材325によりプリズム322に取り付けられる。結像レンズ321は、側壁10aの側面10Aにおける観察領域A320をバンドルファイバ52の端面52Aに結像する。
プリズム332は、上面視でウェハ型交換レンズ301の中央に対して上側に位置する。プリズム332は、ウェハ型交換レンズ301が中央領域(基板支持面)111aに載置されると、バンドルファイバ53に対応する位置に配置される。プリズム332は、固定部材336により基板302に取り付けられる。プリズム332は、結像レンズ331から入射する光をバンドルファイバ53に向けて反射する。
結像レンズ331は、上面視でプリズム332の上側に位置する。結像レンズ331は、固定部材335によりプリズム332に取り付けられる。結像レンズ331は、側壁10aの側面10Aにおける観察領域A330をバンドルファイバ53の端面53Aに結像する。
プリズム342は、上面視でウェハ型交換レンズ301の中央に対して左側に位置する。プリズム342は、ウェハ型交換レンズ301が中央領域(基板支持面)111aに載置されると、バンドルファイバ54に対応する位置に配置される。プリズム342は、固定部材346により基板302に取り付けられる。プリズム342は、結像レンズ341から入射する光をバンドルファイバ54に向けて反射する。
結像レンズ341は、上面視でプリズム342の左側に位置する。結像レンズ341は、固定部材345によりプリズム342に取り付けられる。結像レンズ341は、側壁10aの側面10Aにおける観察領域A340をバンドルファイバ54の端面54Aに結像する。
プリズム352は、上面視でウェハ型交換レンズ301の中央に対して下側に位置する。プリズム352は、ウェハ型交換レンズ301が中央領域(基板支持面)111aに載置されると、バンドルファイバ55に対応する位置に配置される。プリズム352は、固定部材により基板302に取り付けられる。プリズム352は、結像レンズ351から入射する光をバンドルファイバ55に向けて反射する。
結像レンズ351は、上面視でプリズム352の下側に位置する。結像レンズ351は、固定部材355によりプリズム352に取り付けられる。結像レンズ351は、側壁10aの側面10Aにおける観察領域A350をバンドルファイバ55の端面55Aに結像する。
結像レンズ321、331、341及び351は、例えば、フッ化カルシウム(CaF)により形成される。また、プリズム322、332、342及び352は、例えば、フッ化カルシウム(CaF)により形成される。基板302は、例えば、シリコンにより形成される。また、固定部材325等の固定部材は、酸化アルミ(Al)からなるセラミックにより形成される。
<作用・効果>
本実施形態に係るウェハ型交換レンズ301を用いる温度測定システム300は、プラズマ処理システムを動作させた状態で、プラズマ処理チャンバ10内部の側壁10aの側面10Aにおける温度分布を測定することができる。
さらに、本実施形態に係るウェハ型交換レンズ301を用いる温度測定システム300は、プリズム322、332、342及び352を用いることにより、基板支持面111aの法線方向とは異なる方向に存在する測定対象の温度分布を測定できる。
なお、プリズム322、332、342及び352は、光路変更素子の一例である。ウェハ型交換レンズ301は、光路変更素子としてプリズムを用いているが、ミラーにより光路を変更してもよい。
≪第3実施形態≫
<温度測定システム400>
ウェハ型交換レンズ401を用いる温度測定システム400について説明する。図9及び図10は、第3実施形態に係る温度測定システム400の概略構成を示す断面図である。
ウェハ型交換レンズ401は、基板402と、結像レンズ421、431、441及び451と、を備える。また、ウェハ型交換レンズ401は、光線の方向、すなわち、光路を変更するプリズム422、423、432、433、442、443、452及び453を備える。プリズム422、432、442及び452は、基板302に取り付けられる。
結像レンズ421、431、441及び451のそれぞれは、それぞれプリズム422、432、442及び452に取り付けられる。また、プリズム423、433、443及び453のそれぞれは、それぞれ結像レンズ421、431、441及び451に取り付けられる。基板402には、プリズム422、432、442及び452のそれぞれに対応する位置に、貫通穴が形成されている。
プリズム422は、上面視でウェハ型交換レンズ401の中央に対して右側に位置する。プリズム422は、ウェハ型交換レンズ401が中央領域(基板支持面)111aに載置されると、バンドルファイバ52に対応する位置に配置される。プリズム422は、固定部材426により基板402に取り付けられる。プリズム422は、結像レンズ421から入射する光をバンドルファイバ52に向けて反射する。
結像レンズ421は、上面視でプリズム422の右側に位置する。結像レンズ421は、固定部材425によりプリズム422に取り付けられる。また、プリズム423は、固定部材425により結像レンズ421に取り付けられる。プリズム423は、リングアセンブリ112から入射する光を結像レンズ421に向けて反射する。結像レンズ421は、リングアセンブリ112の上面における観察領域A420をバンドルファイバ52の端面52Aに結像する。
プリズム432は、上面視でウェハ型交換レンズ401の中央に対して上側に位置する。プリズム432は、ウェハ型交換レンズ401が中央領域(基板支持面)111aに載置されると、バンドルファイバ53に対応する位置に配置される。プリズム432は、固定部材436により基板402に取り付けられる。プリズム432は、結像レンズ431から入射する光をバンドルファイバ53に向けて反射する。
結像レンズ431は、上面視でプリズム432の上側に位置する。結像レンズ431は、固定部材435によりプリズム432に取り付けられる。また、プリズム433は、固定部材435により結像レンズ431に取り付けられる。プリズム433は、リングアセンブリ112から入射する光を結像レンズ431に向けて反射する。結像レンズ431は、リングアセンブリ112の上面における観察領域をバンドルファイバ53の端面53Aに結像する。
プリズム442は、上面視でウェハ型交換レンズ401の中央に対して左側に位置する。プリズム442は、ウェハ型交換レンズ401が中央領域(基板支持面)111aに載置されると、バンドルファイバ54に対応する位置に配置される。プリズム442は、固定部材446により基板402に取り付けられる。プリズム442は、結像レンズ441から入射する光をバンドルファイバ54に向けて反射する。
結像レンズ441は、上面視でプリズム442の左側に位置する。結像レンズ441は、固定部材445によりプリズム442に取り付けられる。また、プリズム443は、固定部材445により結像レンズ441に取り付けられる。プリズム443は、リングアセンブリ112から入射する光を結像レンズ441に向けて反射する。結像レンズ441は、リングアセンブリ112の上面における観察領域A440をバンドルファイバ54の端面54Aに結像する。
プリズム452は、上面視でウェハ型交換レンズ401の中央に対して下側に位置する。プリズム452は、ウェハ型交換レンズ401が中央領域(基板支持面)111aに載置されると、バンドルファイバ55に対応する位置に配置される。プリズム452は、固定部材により基板402に取り付けられる。プリズム452は、結像レンズ451から入射する光をバンドルファイバ55に向けて反射する。
結像レンズ451は、上面視でプリズム452の下側に位置する。結像レンズ451は、固定部材455によりプリズム452に取り付けられる。また、プリズム453は、固定部材455により結像レンズ451に取り付けられる。プリズム453は、リングアセンブリ112から入射する光を結像レンズ451に向けて反射する。結像レンズ451は、リングアセンブリ112の上面における観察領域をバンドルファイバ55の端面55Aに結像する。
結像レンズ421、431、441及び451は、例えば、フッ化カルシウム(CaF)により形成される。また、プリズム422、423、432、433、442、443、452及び453は、例えば、フッ化カルシウム(CaF)により形成される。基板402は、例えば、シリコンにより形成される。また、固定部材425等の固定部材は、酸化アルミ(Al)からなるセラミックにより形成される。
なお、結像レンズ421、431、441及び451と、プリズム422、423、432、433、442、443、452及び453と、固定部材425等の固定部材と、を保護するために、それらをセラミックにより形成されたカバーで覆ってもよい。
<作用・効果>
本実施形態に係るウェハ型交換レンズ401を用いる温度測定システム400は、プラズマ処理システムを動作させた状態で、プラズマ処理チャンバ10内部のリングアセンブリ112における温度分布を測定することができる。
さらに、本実施形態に係るウェハ型交換レンズ401を用いる温度測定システム400は、プリズム422、423、432、433、442、443、452及び453を用いることにより、基板支持面111aの法線方向とは異なる方向に存在する測定対象の温度分布を測定できる。
なお、プリズム422、423、432、433、442、443、452及び453は、光路変更素子の一例である。ウェハ型交換レンズ401は、光路変更素子としてプリズムを用いているが、ミラーにより光路を変更してもよい。
≪変型例≫
ウェハ型交換レンズ301及びウェハ型交換レンズ401において、それぞれの基板の中央部分(バンドルファイバ51に対応する位置)には、結像光学系は設けられていないが、例えば、結像レンズを備えて、シャワーヘッド13の天井面13Aの温度分布を測定してもよい。
また、ウェハ型交換レンズ201、ウェハ型交換レンズ301及びウェハ型交換レンズ401のそれぞれは、同じ種類の結像光学系を備えているが、場所によって結像光学系の種類を変えてもよい。
本実施形態に係る基板支持部アセンブリ115は、5個のバンドルファイバを備えているが、バンドルファイバの数は温度分布を測定したい場所の数に応じて定めてもよい。また、バンドルファイバの位置も、基板支持部アセンブリ115のバンドルファイバの位置に限らず、温度分布を測定したい場所に応じて定めてもよい。
今回開示された本実施形態に係る温度測定システム、基板支持部アセンブリ、基板処理装置及び温度測定方法は、すべての点において例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。上記の実施形態は、添付の請求の範囲及びその主旨を逸脱することなく、様々な形態で変形及び改良が可能である。上記複数の実施形態に記載された事項は、矛盾しない範囲で他の構成も取り得ることができ、また、矛盾しない範囲で組み合わせることができる。
1 プラズマ処理装置
10 プラズマ処理チャンバ
10a 側壁
10A 側面
11 基板支持部
13 シャワーヘッド
13A 天井面
50、51、52、53、54、55 バンドルファイバ
50A、51A、52A、53A、54A、55A 端面
50B、51B、52B、54B 端面
60 赤外光検出器
70 結像光学系
111 本体部
111a 基板支持面
111a 中央領域(基板支持面)
111b 環状領域(リング支持面)
112 リングアセンブリ
112a エッジリング
112b カバーリング
115 基板支持部アセンブリ
150、200、300、400 温度測定システム
201、301、401 ウェハ型交換レンズ
211、221、231、241、251 結像レンズ
321、331、341、351 結像レンズ
322、332、342、352 プリズム
421、431、441、451 結像レンズ
422、423、432、433、442、443、452、453 プリズム

Claims (7)

  1. チャンバの内部に基板を支持する基板支持面を有する基板支持部と、
    第1端面と第2端面とを有し、前記基板支持部を貫通して設けられ、前記基板支持面から前記第1端面が露出されるバンドルファイバと、
    前記チャンバの内部の測定対象からの赤外光を前記第1端面に結像する結像光学系と、
    前記第1端面から入射し、前記バンドルファイバを伝搬して前記第2端面から出射する前記赤外光を検出する検出部と、を備える、
    温度測定システム。
  2. 前記結像光学系は、前記赤外光を前記第1端面に結像するレンズと、
    前記測定対象と前記レンズとの間又は前記レンズと前記第1端面との間に前記赤外光の光路を変更する光路変更素子と、を備える、
    請求項1に記載の温度測定システム。
  3. 前記光路変更素子は、プリズムである、
    請求項2に記載の温度測定システム。
  4. 基板に前記結像光学系が設けられたウェハ型交換レンズを備え、
    前記基板支持面は、前記ウェハ型交換レンズを支持する、
    請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の温度測定システム。
  5. チャンバの内部に基板を支持する基板支持面を有する基板支持部と、
    第1端面と第2端面とを有し、前記基板支持部を貫通して設けられ、前記基板支持面から前記第1端面が露出されるバンドルファイバと、を備え、
    前記バンドルファイバは、前記第1端面から入射し、前記バンドルファイバを伝搬する赤外光を、前記第2端面から赤外光を検出する検出部に出射し、
    前記基板支持面に、前記チャンバの内部の測定対象からの赤外光を前記第1端面に結像する結像光学系が設けられたウェハ型交換レンズが支持される、
    基板支持部アセンブリ。
  6. 請求項5に記載の基板支持部アセンブリを備える、
    基板処理装置。
  7. チャンバの内部に基板を支持する基板支持面を有する基板支持部と、
    第1端面と第2端面とを有し、前記基板支持部を貫通して設けられ、前記基板支持面から前記第1端面が露出されるバンドルファイバと、を備える基板処理装置の前記チャンバ内の温度を測定する温度測定方法であって、
    前記チャンバの内部の測定対象からの赤外光を前記第1端面に結像させる工程と、
    前記第1端面から入射し、前記バンドルファイバを伝搬して前記第2端面から出射する前記赤外光を検出する工程と、を備える、
    温度測定方法。
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