JP2022088574A - マップクエリ方法、装置及び電子機器 - Google Patents

Abstract

【課題】効率的なマップクエリ方法、装置及び電子機器を提供する。【解決手段】方法は、マップクエリリクエストと端末デバイスの現在位置とを取得し、マップクエリリクエストと現在位置とに基づいて、表示対象のマップエリア及びマップエリアで強調表示する必要のあるクエリオブジェクトを取得し、クエリオブジェクトに対応する表示アイコンを生成し、現在位置に基づいて、マップエリアに対してレーダーチャートを描画し、表示アイコンをクエリオブジェクトの位置にマークする。【効果】現在位置を中心としたレーダーチャートを表示することにより、ユーザがマップクエリをより容易に実現することができるとともに、有用な地理的位置情報をより直感的に取得することができ、マップクエリの効率が向上し、ユーザー体験が向上する。【選択図】図１

Description

本開示の実施例は、概して、データ処理技術の分野に関し、より具体的に人工知能の分野に関し、特に自動運転、インテリジェント交通、ビッグデータおよびインテリジェント検索技術の分野に関する。

ＬＢＳ(Ｌｏｃａｔｉｏｎ Ｂａｓｅｄ Ｓｅｒｖｉｃｅ、地理的位置に基づくサービス)技術の急速な発展に伴い、マップクエリを基本機能とするさまざまなサービスが登場し、地理的位置情報をより迅速かつ効率的に取得するためのユーザーの要件も高まっている。

しかしながら、関連技術では、マップクエリ方法の冗長で複雑な機能のために、ユーザは、マップクエリを容易に実現することができず、有用な地理的位置情報を直感的に取得することもできない。したがって、より効率的なマップクエリ方法を提供することは、重要な研究の方向性の１つになっている。

本開示は、マップクエリ方法、装置及び電子機器を提供する。

第１の態様によれば、マップクエリ方法を提供し、実行本体はサーバーであり、前記方法は、
マップクエリリクエストと端末デバイスの現在位置とを取得するステップと、
前記マップクエリリクエストと前記現在位置とに基づいて、表示対象のマップエリア、及び前記マップエリアで強調表示する必要のあるクエリオブジェクトを取得するステップと、
前記クエリオブジェクトに対応する表示アイコンを生成するステップと、
前記現在位置に基づいて、前記マップエリアに対してレーダーチャートを描画し、前記表示アイコンを前記クエリオブジェクトの位置にマークするステップと、を含む。

第２の態様によれば、別のマップクエリ方法を提供し、実行本体はモバイル端末であり、前記方法は、
マップクエリリクエストをサーバーに送信するステップと、
前記サーバーから送信されたレーダーチャートを受信して、前記レーダーチャートを表示するステップと、を含む。

第３の態様によれば、マップクエリ装置を提供し、前記マップクエリ装置は、
マップクエリリクエストと端末デバイスの現在位置とを取得するための第１の取得モジュールと、
前記マップクエリリクエストと前記現在位置とに基づいて、表示対象のマップエリア、及び前記マップエリアで強調表示する必要のあるクエリオブジェクトを取得するための第２の取得モジュールと、
前記クエリオブジェクトに対応する表示アイコンを生成するための生成モジュールと、
前記現在位置に基づいて、前記マップエリアに対してレーダーチャートを描画し、前記表示アイコンを前記クエリオブジェクトの位置にマークするためのマークモジュールと、を含む。

第４の態様によれば、別のマップクエリ装置を提供し、このマップクエリ装置は、
マップクエリリクエストをサーバーに送信するための第１の送信モジュールと、
前記サーバーから送信されたレーダーチャートを受信して、前記レーダーチャートを表示するための第１の表示モジュールと、を含む。

第５の態様によれば、電子機器を提供し、前記電子機器は、少なくとも１つのプロセッサと、前記少なくとも１つのプロセッサと通信可能に接続されるメモリと、を含み、前記メモリには、前記少なくとも１つのプロセッサによって実行される命令が記憶されており、前記命令は、前記少なくとも１つのプロセッサが本開示の第１の態様に記載のマップクエリ方法又は本開示の第２の態様に記載のマップクエリ方法を実行できるように、前記少なくとも１つのプロセッサによって実行される。

第６の態様によれば、コンピュータ命令が記憶されている非一時的なコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を提供し、前記コンピュータ命令は、コンピュータに本開示の第１の態様に記載のマップクエリ方法又は本開示の第２の態様に記載のマップクエリ方法を実行させる。

第７の態様によれば、コンピュータプログラムを提供し、上記コンピュータプログラムがプロセッサによって実行される場合、本開示の第１の態様に記載のマップクエリ方法又は本開示の第２の態様に記載のマップクエリ方法が実現される。

なお、この部分に記載の内容は、本開示の実施例の肝心または重要な特徴を特定することを意図しておらず、本開示の範囲を限定することも意図していない。本出願の他の特徴は下記の明細書の記載を通して理解しやすくなる。

図面は、本出願をより良く理解するためのものであり、本開示を限定するものではない。
本開示の第１の実施例に係る概略図である。 クエリインターフェースの概略図である。 レーダーチャートの概略図である。 本開示の第２の実施例に係る概略図である。 初期レーダーチャートの概略図である。 別のレーダーチャートの概略図である。 別のクエリインターフェースの概略図である。 検索表示インターフェースの概略図である。 本開示の第３の実施例に係る概略図である。 マップエリアの概略図である。 表示アイコンの概略図である。 別の表示アイコンの概略図である。 別のクエリインターフェースの概略図である。 検索表示インターフェースの概略図である。 本開示の第４の実施例に係る概略図である。 別の表示アイコンの概略図である。 本開示の第５の実施例に係る概略図である。 本開示の第６の実施例に係る概略図である。 本開示の第７の実施例に係る概略図である。 本開示の第８の実施例に係る概略図である。 本開示の第９の実施例に係る概略図である。 表示ポップアップウィンドウの概略図である。 本開示の第１０の実施例に係る概略図である。 本開示の実施例に係るマップクエリ方法を実現するためのマップクエリ装置のブロック図である。 本開示の実施例に係るマップクエリ方法を実現するためのマップクエリ装置のブロック図である。 本開示の実施例に係るマップクエリ方法を実現するためのマップクエリ装置のブロック図である。 本開示の実施例に係るマップクエリ方法を実現するためのマップクエリ装置のブロック図である。 本開示の実施例に係るマップクエリ方法を実現するための電子機器のブロック図である。

以下、図面と組み合わせて本出願の例示的な実施例を説明する。理解を容易にするために、その中には本発明の実施例の様々な詳細が含まれ、それらは単なる例示と見なされるべきである。したがって、当業者は、本発明の範囲及び精神から逸脱することなく、本明細書に記載の実施例に対して様々な変更及び修正を行うことができる。また、わかりやすくかつ簡潔にするために、以下の説明では、周知の機能及び構造の説明を省略する。

以下、本開示の技術案に関する技術分野を簡単に説明する。

データ処理(Ｄａｔａ Ｐｒｏｃｅｓｓｉｎｇ)は、データの収集、記憶、検索、加工、変更及び伝送などの処理を含む。データ処理は、乱雑で分かりづらい可能性のある大量のデータから、ある特定のユーザにとって価値や意味のあるデータを抽出して導き出すことを旨とする。データ処理は、システムエンジニアリングと自動制御の基本的なリンクである。データ処理は、社会的生産と社会生活のすべての分野で実行される。

ＡＩ(Ａｒｔｉｆｉｃｉａｌ Ｉｎｔｅｌｉｇｅｎｃｅ、人工知能)は、コンピュータに人間のある思考過程及び知能行為（例えば、学習、推論、考え、計画など）をシミュレーションさせることを研究する学科であり、ハードウェアレベルの技術とソフトウェアレベルの技術との両方がある。人工知能ハードウェア技術は、一般に、コンピュータビジョン技術、音声認識技術、自然言語処理技術及び学習/深層学習、ビッグデータ処理技術、ナレッジグラフ技術などのいくつかの方面を含む。

自動運転は、一般に自動運転車を指し、無人運転車、コンピュータ駆動車、または車輪付き移動ロボットとも呼ばれ、コンピュータシステムを介して無人運転を実現するスマートカーである。自動運転車は、人工知能、ビジュアルコンピューティング、レーダー、監視デバイス、全地球測位システムの連携により、コンピュータが人間の介入なしに自動車を自律的かつ安全に操作できるようにする。

インテリジェント交通（Ｉｎｔｅｌｌｉｇｅｎｔ Ｔｒａｆｆｉｃ）とは、一般にインテリジェント交通システム（Ｉｎｔｅｌｌｉｇｅｎｔ Ｔｒａｆｆｉｃ Ｓｙｓｔｅｍ、ＩＴＳと略称する）を指し、インテリジェント輸送システム（Ｉｎｔｅｌｌｉｇｅｎｔ Ｔｒａｎｓｐｏｒｔａｔｉｏｎ Ｓｙｓｔｅｍ）とも呼ばれ、高度な科学技術（情報技術、コンピュータ技術、データ通信技術、センサ技術、電子制御技術、自動制御理論、オペレーションズリサーチ、人工知能など）を、交通輸送、サービス制御、車両製造に効果的かつ包括的に適用し、車両と、道路と、ユーザーとの間の接続を強化することで、安全性の確保、効率の向上、環境の改善、エネルギーの節約を実現する統合輸送システムを形成する。

ビッグデータ（Ｂｉｇ Ｄａｔａ）とは、特定の時間の範囲内で通常のソフトウェアツールを用いてキャプチャ、管理、処理ができないデータセットを指し、より強力な意思決定力、洞察発見力、およびプロセス最適化機能を備えるために新しい処理モードを必要とする大規模で高い成長率と多様な情報資産である。

インテリジェント検索とは、ユーザーのリクエストに応じて、取得可能なネットワークリソースからユーザーにとって最も価値のある情報を検索する技術を指す。インテリジェント検索は、情報サービスのインテリジェントで人間化の特性を備えており、ユーザーが自然言語を使用して情報を検索できるため、より便利で正確な検索サービスを得ることができる。

以下、図面を参照して、本開示の実施例に係るマップクエリ方法、装置及び電子機器を説明する。

図１は、本開示の第１の実施例に係る概略図である。ここで、本実施例のマップクエリ方法の実行本体はサーバーである。図１に示すように、本実施例によって提供されるマップクエリ方法は、以下のステップＳ１０１～Ｓ１０４を含む。

Ｓ１０１では、マップクエリリクエストと端末デバイスの現在位置とを取得する。

ここで、マップクエリリクエストは、クエリ範囲及びクエリタイプなどの情報を含んでも良い。

例えば、マップクエリリクエストは、半径１ｋｍ（クエリ範囲）以内の地下鉄駅（クエリタイプ）などの情報をクエリすることを含んでも良い。

なお、本開示では、ユーザは、様々な方法でマップクエリリクエストを送信することができる。

選択的に、ユーザは、携帯電話などの端末デバイスのクエリインターフェースのクエリコントロールをクリックして、マップクエリリクエストを送信することができる。選択的に、ユーザは、音声情報を入力するなどの方法でマップクエリリクエストを送信することができる。

それに応じて、サーバーは、端末デバイスを介してユーザから送信されたマップクエリリクエストを受信することができる。

例えば、図２に示すように、端末デバイスには、マップクエリ機能を備えたアプリケーション（Ａｐｐｌｉｃａｔｉｏｎ、ＡＰＰと略称する）甲がインストールされており、アプリケーションを開いた後、ユーザは、クエリインターフェース２－１のクエリコントロール２－２をクリックすることで、マップクエリリクエストを送信することができる。

なお、本開示では、サーバーは、様々な方法で端末デバイスの現在位置を取得することができる。

選択的に、端末デバイスの現在位置をマップクエリリクエストで伝送してもよく、サーバーは、マップクエリリクエストを受信した後、その中から端末デバイスの現在位置を抽出することができる。選択的に、マップクエリリクエストで端末デバイスの現在位置を伝送しなくてもよく、この場合、サーバーは、マップクエリリクエストを受信した後、端末デバイスの現在位置をアクティブに取得することができる。

Ｓ１０２では、マップクエリリクエストと現在位置とに基づいて、表示対象のマップエリア、及びマップエリアで強調表示する必要のあるクエリオブジェクトを取得する。

本開示の実施例では、マップクエリリクエストと端末デバイスの現在位置とが取得された後、マップクエリリクエストと現在位置とに基づいて、表示対象のマップエリアを取得することができる。

なお、本開示では、マップクエリリクエストと現在位置とに基づいて表示対象のマップエリアを取得する具体的な方法を限定せず、実際の状況に応じて選択することができる。

選択的に、マップクエリリクエストと現在位置とを取得して、３ｋｍなどの予め設定されたデフォルト範囲と組み合わせて、表示対象のマップエリアを取得することができる。

選択的に、ユーザによって設定されたクエリ範囲をマップクエリリクエストで伝送してもよく、サーバーは、マップクエリリクエストを受信した後、その中からクエリ範囲（例えば、１ｋｍ）を抽出し、クエリ範囲に基づいて、表示対象のマップエリアを取得することができる。

さらに、表示対象のマップエリアが取得された後、マップエリアで強調表示する必要のあるクエリオブジェクトを取得することができる。

なお、本開示では、マップエリアで強調表示する必要のあるクエリオブジェクトを取得する具体的な方法を限定せず、実際の状況に応じて選択することができる。

選択的に、予め設定された戦略に従って、マップエリアで強調表示する必要のあるクエリオブジェクトを取得することができる。例えば、マップクエリリクエストが取得された後、すべてのマップエリア内のすべてのオブジェクトをデフォルトで、マップエリアで強調表示する必要のあるクエリオブジェクトとすることができる。ここで、すべてのオブジェクトは、すべての地下鉄駅、バスステーション、公衆トイレなど、比較的固定された位置情報を持つ任意のオブジェクトであっても良い。

選択的に、ユーザによって設定されたクエリタイプをマップクエリリクエストで伝送してもよく、サーバーは、マップクエリリクエストを受信した後、その中からクエリタイプを抽出し、クエリタイプに基づいて、マップエリアで強調表示する必要のあるクエリオブジェクトを取得することができる。例えば、クエリタイプが地下鉄駅である場合、マップクエリリクエストが取得された後、マップエリア内のすべての地下鉄駅を、マップエリアで強調表示する必要のあるクエリオブジェクトとする。

Ｓ１０３では、クエリオブジェクトに対応する表示アイコンを生成する。

本開示の実施例では、クエリオブジェクトごとに、対応する表示アイコンを生成する。

例えば、クエリオブジェクトＡ～Ｃに対して、対応する表示アイコンを１～３として順番に生成することができる。

Ｓ１０４では、現在位置に基づいて、マップエリアに対してレーダーチャートを描画し、表示アイコンをクエリオブジェクトの位置にマークする。

ここで、レーダーチャート（Ｒａｄａｒ Ｃｈａｒｔ）は、多変量データを、同じポイントから始まる軸上に表される３つ以上の量的変数の２次元チャートの形式で表示するグラフィカルな方法である。軸の相対的な位置と角度は、通常、情報がない。

例えば、図３に示すように、現在位置３－１を中心として、マップエリアに対してレーダーチャートを描画し、表示アイコン３－２～３－４をクエリオブジェクトＡ～Ｃの位置にマークすることができる。

本開示の実施例に係るマップクエリ方法によれば、マップクエリリクエストと端末デバイスの現在位置とを取得し、マップクエリリクエストと現在位置とに基づいて、表示対象のマップエリア及びクエリオブジェクトを取得し、クエリオブジェクトに対応する表示アイコンを生成し、さらに現在位置に基づいて、マップエリアに対してレーダーチャートを描画し、表示アイコンをクエリオブジェクトの位置にマークする。これにより、本開示は、現在位置を中心としたレーダーチャートを表示することにより、ユーザがマップクエリをより容易に実現することができるとともに、有用な地理的位置情報をより直感的に取得することができ、マップクエリの効率が向上し、ユーザー体験が向上する。

なお、本開示では、現在位置に基づいてマップエリアに対してレーダーチャートを描画し、表示アイコンをターゲットクエリオブジェクトの位置にマークしようとする場合、フローティング描画によって表示アイコンをレーダーチャートに描画することができる。

可能な一実施形態として、図４に示すように、本開示によって提供されるマップクエリ方法は、上記の実施例を基に、具体的には、以下のステップＳ４０１～Ｓ４０６を含む。

Ｓ４０１では、マップクエリリクエストと端末デバイスの現在位置とを取得する。

Ｓ４０２では、マップクエリリクエストと現在位置とに基づいて、表示対象のマップエリア、及びマップエリアで強調表示する必要のあるクエリオブジェクトを取得する。

Ｓ４０３では、クエリオブジェクトに対応する表示アイコンを生成する。

このステップＳ４０１～Ｓ４０３は、前の実施例におけるステップＳ１０１～Ｓ１０３と同じであり、ここでは説明を省略する。

前の実施例におけるステップＳ１０４は、具体的にはステップＳ４０４～Ｓ４０６を含むことができる。

Ｓ４０４では、現在位置を中心として、マップエリアに初期レーダーチャートを描画する。

ここで、初期レーダーチャートは、基本的な地理的位置情報を含む図であってもよく、例えば、図５に示すような初期レーダーチャートである。

Ｓ４０５では、マップエリアでのクエリオブジェクトの位置を取得する。

本開示の実施例では、クエリオブジェクトの情報が事前に設定されており、クエリオブジェクトの名称などの一意の識別子、位置、サービスタイプなどを含むことができる。選択的に、クエリオブジェクトの識別子に基づいて、クエリオブジェクトの位置をクエリして取得し、この位置をマップエリアでのクエリオブジェクトの位置とすることができる。ここで、クエリオブジェクトの位置とは、クエリオブジェクトの絶対位置を指す。

例えば、クエリオブジェクトは地下鉄駅Ａであり、マップエリアでの地下鉄駅Ａの位置は、東経：Ａ１°Ｂ１′Ｃ１〃、北緯：Ａ２°Ｂ２′Ｃ２〃として取得することができる。

Ｓ４０６では、クエリオブジェクトの表示アイコンを、初期レーダーチャートの対応する位置の上方に浮かって描画して、レーダーチャートを取得する。

例えば、図６に示すように、クエリオブジェクトは地下鉄駅Ａであり、表示アイコンは６－１であり、この場合、地下鉄駅Ａの表示アイコン６－１を初期レーダーチャートの対応する位置（即ち、東経：Ａ１°Ｂ１′Ｃ１〃、北緯：Ａ２°Ｂ２′Ｃ２〃）の上方に浮かって描画して、レーダーチャートを取得することができる。

本開示の実施例に係るマップクエリ方法によれば、現在位置を中心として、マップエリアに初期レーダーチャートを描画し、マップエリアでのクエリオブジェクトの位置を取得し、さらにクエリオブジェクトの表示アイコンを、初期レーダーチャートの対応する位置の上方に浮かって描画して、レーダーチャートを取得することにより、描画されたレーダーチャートに、浮かって描画された表示アイコンを表示させることができ、端末デバイスの現在位置とクエリオブジェクトとの相対的な位置関係が強調され、マップクエリ結果の視覚化効果がさらに向上し、ユーザー体験がさらに向上する。

なお、本開示では、マップクエリをより迅速かつ正確に実現するために、マップクエリリクエストと現在位置とに基づいて、表示対象のマップエリア、及びマップエリアで強調表示する必要のあるクエリオブジェクトを取得しようとする場合、クエリ範囲に基づいてクエリオブジェクトを選別することができる。

なお、本開示では、クエリ範囲は、マップクエリリクエストで伝送されても、マップクエリリクエストで伝送されなくてもよく、ユーザは、様々な方法でクエリ範囲を入力することができる。

可能な一実施形態として、図７に示すように、ユーザは、クエリインターフェース７－１に表示されるクエリ範囲選択コントロール７－２～７－５をクリックすることで、クエリ範囲を入力することができる。この場合、クエリ範囲はマップクエリリクエストで伝送されている。

別の可能な実施形態として、図８に示すように、ユーザは、検索表示インターフェース８－１に表示されるクエリ範囲選択コントロール８－２～８－５をクリックすることで、クエリ範囲を入力することができる。この場合、クエリ範囲はマップクエリリクエストで伝送されていない。

クエリ範囲がマップクエリリクエストで伝送されていることを例として、可能な一実施形態として、図９に示すように、本開示によって提供されるマップクエリ方法は、上記の実施例を基に、具体的には、以下のステップＳ９０１～Ｓ９０７を含む。

Ｓ９０１では、マップクエリリクエストと端末デバイスの現在位置とを取得する。

このステップＳ９０１は前の実施例におけるステップＳ１０１と同じであり、ここでは説明を省略する。

前の実施例におけるステップＳ１０２は、具体的にはステップＳ９０２～Ｓ９０３を含むことができる。

Ｓ９０２では、現在位置を中心とし、クエリ範囲を半径として、マップエリアを決定する。

例えば、図１０に示すように、現在位置がＡであり、クエリ範囲が１ｋｍであり、この場合、中心をＡ、半径を１ｋｍとして、円形のマップエリア１０－１が得られると決定する。

Ｓ９０３では、クエリリクエストに基づいて、マップエリアに含まれる候補オブジェクトからクエリオブジェクトを選別する。

なお、本開示では、マップクエリリクエストには、ユーザによって入力されたクエリ範囲が含まれてもよい。ここで、クエリ範囲は、クエリオブジェクトのタイプであってもよいし、クエリオブジェクトの具体的な名称などであってもよい。

例えば、マップエリアに含まれる候補オブジェクトが地下鉄駅とバスステーションであり、クエリ範囲が地下鉄駅である場合、マップエリアに含まれる地下鉄駅とバスステーションから、すべての地下鉄駅をクエリオブジェクトとして選別することができる。

Ｓ９０４では、クエリオブジェクトに対応する表示アイコンを生成する。

ここで、選択的に、各クエリオブジェクトの表示アイコンは一貫してもよく、例えば、図１１に示すように、クエリオブジェクトＡ～Ｃは、対応する表示アイコンがそれぞれ１１－１～１１－３であり、表示アイコン１１－１～１１－３は一貫している。

選択的に、各クエリオブジェクトの表示アイコンは一貫しなくてもよく、例えば、図１２に示すように、クエリオブジェクトＡ～Ｃは、対応する表示アイコンがそれぞれ１２－１～１２－３であり、表示アイコン１２－１～１２－３は、色深度が異なるアイコンである。

ここで、クエリオブジェクトと端末デバイスの現在位置との間の距離に基づいて、さまざまな表示アイコンの色深度を決定することができる。選択的に、クエリオブジェクトＢが端末デバイスの現在位置に最も近いクエリオブジェクトであるため、表示アイコン１２－２の色は最も暗い。クエリオブジェクトＡが端末デバイスの現在位置に２番目に近いクエリオブジェクトであるため、表示アイコン１２－１の色は浅い。クエリオブジェクトＣが端末デバイスの現在位置に最も遠いクエリオブジェクトであるため、表示アイコン１２－３の色は最も浅い。

Ｓ９０５では、現在位置を中心として、マップエリアに初期レーダーチャートを描画する。

Ｓ９０６では、マップエリアでのクエリオブジェクトの位置を取得する。

Ｓ９０７では、クエリオブジェクトの表示アイコンを、初期レーダーチャートの対応する位置の上方に浮かって描画して、レーダーチャートを取得する。

このステップＳ９０５～Ｓ９０７は、前の実施例におけるステップＳ４０４～Ｓ４０６と同じであり、ここでは説明を省略する。

本開示の実施例に係るマップクエリ方法によれば、現在位置を中心とし、クエリ範囲を半径として、マップエリアを決定し、クエリリクエストに基づいて、マップエリアに含まれる候補オブジェクトからクエリオブジェクトを選別して、クエリ範囲に基づいてクエリオブジェクトを選別することにより、ユーザのより具体的なマップクエリのニーズを満たし、ユーザー体験をさらに向上させることができる。

なお、本開示では、さまざまなタイプのクエリオブジェクトに対するユーザーのクイッククエリをさらに満たすために、クエリリクエストに基づいて、マップエリアに含まれる候補オブジェクトからクエリオブジェクトを選別しようとする場合、ユーザによって入力されたクエリオブジェクトのタイプに基づいて、クエリオブジェクトをさらに選別することができる。

なお、本開示では、クエリオブジェクトのタイプはマップクエリリクエストで伝送されても、マップクエリリクエストで伝送されなくてもよく、ユーザは、様々な方法でクエリオブジェクトのタイプを入力することができる。

可能な一実施形態として、図１３に示すように、ユーザは、クエリインターフェース１３－１に表示されるクエリオブジェクトのタイプ選択コントロール１３－２～１３－５をクリックすることで、クエリオブジェクトのタイプを入力することができる。この場合、クエリオブジェクトのタイプはマップクエリリクエストで伝送されている。

別の可能な実施形態として、図１４に示すように、ユーザは、検索表示インターフェース１４－１に表示されるクエリオブジェクトのタイプ選択コントロール１４－２～１４－５をクリックすることで、クエリオブジェクトのタイプを入力することができる。この場合、クエリオブジェクトのタイプはマップクエリリクエストで伝送されていない。

クエリオブジェクトのタイプがマップクエリリクエストで伝送されていることを例として、可能な一実施形態として、図１５に示すように、上記の実施例を基に、上記のステップＳ９０３における、クエリリクエストに基づいて、マップエリアに含まれる候補オブジェクトからクエリオブジェクトを選別する具体的な過程は、以下のステップＳ１５０１～Ｓ１５０２を含む。

Ｓ１５０１では、クエリオブジェクトのタイプを取得する。

ここで、クエリオブジェクトのタイプは、初期レーダーチャートに表示できる予め設定された任意のオブジェクトに対応するタイプであってもよい。例えば、クエリオブジェクトのタイプは、レストラン、地下鉄駅、バスステーション、スーパーマーケットなどであってもよい。

なお、本開示では、同一のマップクエリリクエストで伝送されているクエリオブジェクトのタイプの数は制限されていない。例えば、ユーザは１つのクエリオブジェクトのタイプに対してマップクエリを行ってもよく、又は、例えば、ユーザは、３つのクエリオブジェクトのタイプに対して同時にマップクエリを行ってもよい。

Ｓ１５０２では、クエリオブジェクトのタイプに基づいて、マップエリアに含まれる候補オブジェクトから、クエリオブジェクトを選別する。

さらに、レーダーチャートで異なるクエリオブジェクトのタイプを強調表示するために、異なるクエリオブジェクトのタイプに基づいて、異なるスタイルの表示アイコンを決定することができる。

例えば、図１６に示すように、クエリオブジェクトＡ～Ｃは、対応する表示アイコンがそれぞれ１６－１～１６－３であり、表示アイコン１６－１～１６－３は、スタイルの異なるアイコンである。選択的に、クエリオブジェクトＡが地下鉄駅であるため、表示アイコン１６－１のスタイルとして地下鉄駅の識別子を選択する。クエリオブジェクトＢがレストランであるため、表示アイコン１６－２のスタイルとしてレストランの識別子を選択する。クエリオブジェクトＣがスーパーマーケットであるため、表示アイコン１６－３のスタイルとしてスーパーマーケットの識別子を選択する。

本開示の実施例に係るマップクエリ方法によれば、異なるクエリオブジェクトのタイプに、異なるスタイルの表示アイコンを設定することにより、レーダーチャートに表示されるクエリオブジェクトは、異なるクエリオブジェクトのタイプを強調表示し、ユーザー体験をさらに向上させることができる。

なお、本開示では、サーバーは、ターゲットクエリオブジェクトの１つに対する詳細表示リクエストを取得することで、ターゲットクエリオブジェクトの詳細情報を端末デバイスに送信して、端末デバイスにそれを表示させる。

可能な一実施形態として、図１７に示すように、本開示によって提供されるマップクエリ方法は、上記の実施例を基に、具体的には、以下のステップＳ１７０１～Ｓ１７０２を含む。

Ｓ１７０１では、ターゲットクエリオブジェクトの１つに対する詳細表示リクエストを取得する。

なお、本開示では、ユーザは、様々な方法でターゲットクエリオブジェクトの１つに対する詳細表示リクエストを送信することができる。

選択的に、ユーザは、携帯電話などの端末デバイスの検索表示インターフェースの表示アイコンをクリックすることで、ターゲットクエリオブジェクトの１つに対する詳細表示リクエストを送信することができる。

それに応じて、サーバーは、端末デバイスを介してユーサから送信されたターゲットクエリオブジェクトの１つに対する詳細表示リクエストを受信することができる。

Ｓ１７０２では、詳細表示リクエストに基づいて、ターゲットクエリオブジェクトの詳細情報を生成して、端末デバイスに送信して表示し、詳細情報には、少なくともターゲットクエリオブジェクトの名称とターゲットクエリオブジェクトのターゲット位置が含まれる。

可能な一実施形態として、図１８に示すように、上記の実施例を基に、上記ステップＳ１７０２における、詳細表示リクエストに基づいて、ターゲットクエリオブジェクトの詳細情報を生成して、端末デバイスに送信して表示する具体的な過程は、以下のステップＳ１８０１～Ｓ１８０３を含む。

Ｓ１８０１では、詳細表示リクエストに基づいて、ターゲットクエリオブジェクトの名称とターゲット位置を取得する。

例えば、地下鉄駅Ａに対する詳細表示リクエストが取得された後、地下鉄駅Ａの名称とターゲット位置Ａを取得することができる。

Ｓ１８０２では、現在位置とターゲット位置とに基づいて、端末デバイスとターゲットクエリオブジェクトとの相対位置情報を取得する。

ここで、現在位置とターゲット位置はどちらも絶対的な地理座標を有する位置であり、この場合、端末デバイスとターゲットクエリオブジェクトとの相対位置情報を取得することができる。

Ｓ１８０３では、名称と相対位置情報をターゲットクエリオブジェクトの詳細情報とする。

本開示の実施例に係るマップクエリ方法によれば、詳細表示リクエストに基づいて、ターゲットクエリオブジェクトの名称とターゲット位置を取得し、現在位置とターゲット位置とに基づいて、端末デバイスとターゲットクエリオブジェクトとの相対位置情報を取得し、さらに名称と相対位置情報をターゲットクエリオブジェクトの詳細情報とすることで、ユーザがクエリ結果から任意のターゲットクエリオブジェクトの詳細情報を取得することができ、ユーザー体験がさらに向上する。

なお、実際の応用では、端末デバイスの現在位置、及びユーザの具体的なクエリ要件は動的であるため、本開示では、レーダーチャート更新イベントが検出されたことに応答して、レーダーチャートを更新することができる。

選択的に、レーダーチャート更新イベントが検出されたことに応答して、更新されたレーダーチャートを生成して、更新されたレーダーチャートを端末デバイスに送信して表示することができる。

ここで、レーダーチャート更新イベントが検出されたことに応答することは、クエリ条件変更リクエストが取得されたことに応答すること、又はレーダーチャートの表示時間が予め設定された時間閾値に達したことに応答することを含む。ここで、予め設定された時間閾値は、実際の状況に応じて設定することができ、例えば、２ｓ、５ｓ等に設定することができる。

本開示の実施例に係るマップクエリ方法によれば、レーダーチャート更新イベントが検出されたことに応答して、更新されたレーダーチャートを生成して、更新されたレーダーチャートを端末デバイスに送信して表示することにより、表示されるレーダーチャートがより実際のニーズに合致し、マップクエリの有効性と信頼性が向上する。

図１９は本開示の第７の実施例に係る概略図である。ここで、なお、本実施例のマップクエリ方法の実行本体は端末デバイスである。図１９に示すように、本実施例によって提供されるマップクエリ方法は、以下のステップＳ１９０１～Ｓ１９０２を含む。

Ｓ１９０１では、マップクエリリクエストをサーバーに送信する。

なお、本開示では、ユーザは、様々な方法でマップクエリリクエストを送信することができる。

選択的に、ユーザは、携帯電話などの端末デバイスのクエリインターフェースのクエリコントロールをクリックして、マップクエリリクエストを送信することができる。選択的に、ユーザは、音声情報を入力するなどの方法でマップクエリリクエストを送信することができる。

それに応じて、サーバーは、端末デバイスを介してユーザから送信されたマップクエリリクエストを受信することができる。

Ｓ１９０２では、サーバーから送信されたレーダーチャートを受信して、レーダーチャートを表示する。

選択的に、端末デバイスは、サーバーから送信された、描画されたレーダーチャートを受信し、検索表示ページを呼び出し、検索表示ページにレーダーチャートをロードすることができる。

本開示の実施例に係るマップクエリ方法によれば、マップクエリリクエストをサーバーに送信し、サーバーから送信されたレーダーチャートを受信して、レーダーチャートを表示する。これにより、本開示は、現在位置を中心としたレーダーチャートを表示することにより、ユーザがマップクエリをより容易に実現することができるとともに、有用な地理的位置情報をより直感的に取得することができ、マップクエリの効率が向上し、ユーザー体験が向上する。

なお、本開示では、端末デバイスは、ターゲットクエリオブジェクトの１つに対する詳細表示リクエストをサーバーに送信して、ターゲットクエリオブジェクトの詳細情報を取得して表示することができる。

可能な一実施形態として、図２０に示すように、本開示によって提供されるマップクエリ方法は、上記の実施例を基に、具体的には、以下のステップＳ２００１～Ｓ２００２を含む。

Ｓ２００１では、ターゲットクエリオブジェクトの１つに対する詳細表示リクエストを送信する。

なお、本開示では、ユーザは、様々な方法でターゲットクエリオブジェクトの１つに対する詳細表示リクエストを送信することができる。

選択的に、ユーザは、携帯電話などの端末デバイスの検索表示インターフェースの表示アイコンをクリックすることで、ターゲットクエリオブジェクトの１つに対する詳細表示リクエストを送信することができる。

それに応じて、端末デバイスは、ユーザーの対応する操作を監視した後、ターゲットクエリオブジェクトの１つに対する詳細表示リクエストをサーバーに送信することができる。

Ｓ２００２では、サーバーから送信されたターゲットクエリオブジェクトの詳細情報を受信して、詳細情報を表示し、ここで、詳細情報には、少なくともターゲットクエリオブジェクトの名称とターゲットクエリオブジェクトのターゲット位置が含まれる。

なお、ユーザー体験をさらに向上させるために、ターゲットクエリオブジェクトのターゲット位置の表示形式を事前に設定することができる。選択的に、ターゲット位置の表示形式を非緯度・経度のデータ形式に設定することができる。例えば、ターゲット位置は、都市Ａ地区Ｂ道路ＣヤードＤであってもよい。

可能な一実施形態として、図２１に示すように、上記の実施例を基に、上記のステップＳ２００２における詳細情報を表示する具体的な過程は、以下のステップＳ２１０１～Ｓ２１０３を含む。

Ｓ２１０１では、詳細情報に対応する表示ポップアップウィンドウを生成する。

ここで、表示ポップアップウィンドウのスタイルやサイズなどの具体的な設定情報は、本開示では限定されず、実際の状況に応じて設定することができる。

Ｓ２１０２では、レーダーチャートでのターゲットクエリオブジェクトの位置を取得し、位置に基づいて、表示ポップアップウィンドウの表示エリアを決定する。

Ｓ２１０３では、詳細情報が表示された表示ポップアップウィンドウを表示エリアに表示する。

例えば、図２２に示すように、ターゲットクエリオブジェクトは地下鉄駅Ａであり、この場合、詳細情報が表示された表示ポップアップウィンドウ２２－１を表示エリアに表示することができる。

なお、実際の応用では、ユーザの具体的なクエリ要件は動的であるため、本開示では、サーバーにクエリ条件変更リクエストを送信して、サーバーにレーダーチャートを更新させることができる。

可能な一実施形態として、図２３に示すように、上記の実施例を基に、具体的には、以下のステップを含む：

Ｓ２３０１では、サーバーにクエリ条件変更リクエストを送信して、サーバーにレーダーチャートを更新させる。

例えば、端末デバイスは、クエリ範囲を変更するクエリ条件変更リクエストをサーバーに送信して、サーバーに、更新されたクエリ範囲に基づいてレーダーチャートを更新させることができる。

Ｓ２３０２では、更新されたレーダーチャートを受信して、更新されたレーダーチャートを表示する。

本開示の実施例に係るマップクエリ方法によれば、サーバーにクエリ条件変更リクエストを送信して、サーバーにレーダーチャートを更新させ、更新されたレーダーチャートを受信して、更新されたレーダーチャートを表示することにより、表示されるレーダーチャートがより実際のニーズに合致し、マップクエリの有効性と信頼性が向上する。

以下、Ｒｅｄｉｓ（Ｒｅｍｏｔｅ Ｄｉｃｔｉｏｎａｒｙ Ｓｅｒｖｅｒ、リモート辞書サーバー） ＧＥＯ（Ｇｅｏｇｒａｐｈｙ、地理（情報））に関連する機能に基づくクエリプロセスを例として、本開示によって提供されるマップクエリ方法の全過程を説明する。

選択的に、ユーザは、端末デバイスを介してマップクエリリクエストを送信することができ、この場合、端末デバイスは、ユーザが認証を完了した後に、現在位置を取得してサーバーに送信する。この場合、緯度と経度の情報を含む現在位置をパラメータとして、サーバーにクラウドデータインターフェースをリクエストすることができる。

さらに、サーバーが現在位置を取得した後、クエリタイプとクエリ範囲を取得し、さらにｇｅｔＰｏｉＬｉｓｔ（ｇｅｔ Ｐｏｉｎｔ－ｏｆ－Ｉｎｔｅｒｅｓｔ ｌｉｓｔ）方法を呼び出して、クエリオブジェクトを取得することができる。例えば、キーパラメータｇｅｔＰｏｉＬｉｓｔ（ＣＩＴＹ：ＳＵＢＷＡＹ、「経度」、「緯度」、２、「ｋｍ」）を伝送することで、Ｒｅｄｉｓによって提供されたｇｅｏｒａｄｉｕｓとｇｅｏｐｏｓメソッドを呼び出し、パラメータの変換と呼び出しにより、最終的に特定のデータ形式にスプライスされた情報を端末デバイスに送信する。

ここで、ｇｅｏｒａｄｉｕｓとは、所与の緯度と経度を中心として、特定の半径内の要素を見つける方法を指す。ｇｅｏｐｏｓとは、地理的位置の座標を取得する方法を指す。

さらに、端末デバイスはレーダーチャートを表示してクエリオブジェクトをマークすることができる。

さらに、ユーザはレーダーチャートの表示アイコンをクリックして、任意のターゲットクエリオブジェクトの詳細をクエリすることができる。ここで、詳細情報には、少なくともターゲットクエリオブジェクトの名称とターゲットクエリオブジェクトのターゲット位置が含まれる。

なお、クエリオブジェクトの名称、位置などの情報がすべて事前に入力されているため、端末デバイスの有効な位置情報を事前に入力することができず、この場合、ターゲット位置は、Ｒｅｄｉｓ ＧＥＯのｇｅｏｄｉｓｔメソッドを介して取得することができ、ターゲット位置は、現在位置の緯度と経度の情報に基づいて取得される。選択的に、ユーザのＩＤ（Ｉｄｅｎｔｉｔｙ ｄｏｃｕｍｅｎｔ、識別番号）と時間などの情報に基づいて、端末デバイスの仮位置を作成することができる。さらに、ターゲット位置の計算が完了した後、作成された仮位置を削除することができる。この場合、詳細を端末デバイスに送信することにより、ユーザーが端末デバイスを介してターゲットクエリオブジェクトの詳細情報を取得することができる。

さらに、端末デバイスの位置が絶えず変化しているため、レーダーチャートは、絶えず更新されている場合にのみ、より正確になる。選択的に、２～５秒ごとに更新されるタイマーを端末デバイスに設定し、サーバーに定期的にデータをリクエストしてマップをレンダリングすることで、更新されたレーダーチャートを表示することができる。

本開示の実施例に係るマップクエリ方法によれば、クエリオブジェクト情報を迅速かつ正確かつ直感的に取得する方法をユーザーに提供することができるとともに、より簡単な操作によりクエリ条件の切り替えを実現することができ、マップクエリの効率が向上し、ユーザー体験が向上する。

なお、本開示の技術案では、関係するユーザの個人情報の取得、記憶、および適用はすべて、関連する法律法規の規定に準拠し、公序良俗に違反することはない。本開示は、意図しないまたは不正なアクセスの使用のリスクを最小限に抑える方法で個人情報データを管理および処理することを意図としている。データの収集を制限し、不要になったときにデータを削除することで、リスクを最小限に抑えることができる。なお、本開示における人員に関するすべての情報は、人員が知って同意した場合に収集される。

上記のいくつかの実施例によって提供されるマップクエリ方法に対応して、本開示の一実施例は、マップクエリ装置をさらに提供し、本開示の実施例によって提供されるマップクエリ装置は、上記のいくつかの実施例によって提供されるマップクエリ方法に対応するため、マップクエリ方法の実施形態は、この実施例で提供されるマップクエリ装置にも適用でき、本実施例では説明を省略する。

図２４は本開示の一実施例に係るマップクエリ装置の概略構成図である。

図２４に示すように、このマップクエリ装置２４００は、第１の取得モジュール２４１０と、第２の取得モジュール２４２０と、生成モジュール２４３０と、マークモジュール２４４０とを含む。ここで、
第１の取得モジュール２４１０は、マップクエリリクエストと端末デバイスの現在位置とを取得し、
第２の取得モジュール２４２０は、前記マップクエリリクエストと前記現在位置とに基づいて、表示対象のマップエリア、及び前記マップエリアで強調表示する必要のあるクエリオブジェクトを取得し、
生成モジュール２４３０は、前記クエリオブジェクトに対応する表示アイコンを生成し、
マークモジュール２４４０は、前記現在位置に基づいて、前記マップエリアに対してレーダーチャートを描画し、前記表示アイコンを前記クエリオブジェクトの位置にマークする。

図２５は、本開示の別の実施例に係るマップクエリ装置の概略構成図である。

図２５に示すように、このマップクエリ装置２５００は、第１の取得モジュール２５１０と、第２の取得モジュール２５２０と、生成モジュール２５３０と、マークモジュール２５４０とを含む。

ここで、マークモジュール２５４０は、
前記現在位置を中心として、前記マップエリアに初期レーダーチャートを描画するための描画サブモジュール２５４０１、
前記マップエリアでの前記クエリオブジェクトの位置を取得するための第１の取得サブモジュール２５４０２と、
前記クエリオブジェクトの表示アイコンを、前記初期レーダーチャートの対応する位置の上方に浮かって描画して、前記レーダーチャートを取得するための第１の決定サブモジュール２５４０３と、を含む。

ここで、マップクエリリクエストにはクエリ範囲が含まれ、第２の取得モジュール２５２０は、
前記現在位置を中心とし、前記クエリ範囲を半径として、前記マップエリアを決定するための第２の決定サブモジュール２５２０１と、
前記クエリリクエストに基づいて、前記マップエリアに含まれる候補オブジェクトから前記クエリオブジェクトを選別するための選別サブモジュール２５２０２と、を含む。

マップクエリ装置２５００は、
ターゲットクエリオブジェクトの１つに対する詳細表示リクエストを取得するための第３の取得モジュール２５５０と、
前記詳細表示リクエストに基づいて、前記ターゲットクエリオブジェクトの詳細情報を生成して、前記詳細情報を前記端末デバイスに送信して表示するための第１の送信モジュール２５６０であって、前記詳細情報には、少なくとも前記ターゲットクエリオブジェクトの名称と前記ターゲットクエリオブジェクトのターゲット位置が含まれる第１の送信モジュール２５６０と、
レーダーチャート更新イベントが検出されたことに応答して、更新されたレーダーチャートを生成して、前記更新されたレーダーチャートを前記端末デバイスに送信して表示するための第２の送信モジュール２５７０と、をさらに含む。

ここで、第１の送信モジュール２５６０は、
前記詳細表示リクエストに基づいて、前記ターゲットクエリオブジェクトの名称とターゲット位置を取得するための第２の取得サブモジュール２５６０１と、
前記現在位置と前記ターゲット位置とに基づいて、前記端末デバイスと前記ターゲットクエリオブジェクトとの相対位置情報を取得するための第３の取得サブモジュール２５６０２と、
前記名称と前記相対位置情報を前記ターゲットクエリオブジェクトの前記詳細情報とするための第３の決定サブモジュール２５６０３と、を含む。

ここで、第２の送信モジュール２５７０は、
クエリ条件変更リクエストが取得されたことに応答するための第１の応答サブモジュール２５７０１、又は、
前記レーダーチャートの表示時間が予め設定された時間閾値に達したことに応答するための第２の応答サブモジュール２５７０２、を含む。

なお、第１の取得モジュール２４１０、第２の取得モジュール２４２０、および生成モジュール２４３０は第１の取得モジュール２５１０、第２の取得モジュール２５２０、生成モジュール２５３０と同じ機能および構造を有する。

本開示の実施例に係るマップクエリ装置によれば、マップクエリリクエストと端末デバイスの現在位置とを取得し、マップクエリリクエストと現在位置とに基づいて、表示対象のマップエリアとクエリオブジェクトを取得し、クエリオブジェクトに対応する表示アイコンを生成し、さらに現在位置に基づいて、マップエリアに対してレーダーチャートを描画し、表示アイコンをクエリオブジェクトの位置にマークする。これにより、本開示は、現在位置を中心としたレーダーチャートを表示することにより、ユーザがマップクエリをより容易に実現することができるとともに、有用な地理的位置情報をより直感的に取得することができ、マップクエリの効率が向上し、ユーザー体験が向上する。

図２６は本開示の一実施例に係るマップクエリ装置の概略構成図である。

図２６に示すように、このマップクエリ装置２６００は、第１の送信モジュール２６１０と第１の表示モジュール２６２０とを含む。ここで、
第１の送信モジュール２６１０は、マップクエリリクエストをサーバーに送信し、
第１の表示モジュール２６２０は、前記サーバーから送信されたレーダーチャートを受信して、前記レーダーチャートを表示する。

図２７は本開示の一実施例に係るマップクエリ装置の概略構成図である。

図２７に示すように、このマップクエリ装置２７００は、第１の送信モジュール２７１０と第１の表示モジュール２７２０とを含む。

ここで、第１の表示モジュール２７２０は、
検索表示ページを呼び出し、前記検索表示ページに前記レーダーチャートをロードするためのロードサブモジュール２７２０１を含む。

ここで、マップクエリ装置２７００は、
ターゲットクエリオブジェクトの１つに対する詳細表示リクエストを送信するための第２の送信モジュール２７３０と、
前記サーバーから送信された前記ターゲットクエリオブジェクトの詳細情報を受信して、前記詳細情報を表示するための第２の表示モジュール２７４０であって、前記詳細情報には、少なくとも前記ターゲットクエリオブジェクトの名称と前記ターゲットクエリオブジェクトのターゲット位置が含まれる第２の表示モジュール２７４０と、
前記サーバーにクエリ条件変更リクエストを送信して、前記サーバーに前記レーダーチャートを更新させるための第３の送信モジュール２７５０と、
更新されたレーダーチャートを受信して、前記更新されたレーダーチャートを表示するための第３の表示モジュール２７６０と、をさらに含む。

ここで、第２の表示モジュール２７４０は、
前記詳細情報に対応する表示ポップアップウィンドウを生成するための生成サブモジュール２７４０１と、
前記レーダーチャートでの前記ターゲットクエリオブジェクトの位置を取得し、前記位置に基づいて、前記表示ポップアップウィンドウの表示エリアを決定するための取得サブモジュール２７４０２と、
前記詳細情報が表示された前記表示ポップアップウィンドウを前記表示エリアに表示するための表示サブモジュール２７４０３と、を含む。

なお、第１の送信モジュール２６１０は第１の送信モジュール２７１０と同じ機能および構造を有する。

本開示の実施例に係るマップクエリ装置によれば、マップクエリリクエストをサーバーに送信し、サーバーから送信されたレーダーチャートを受信して、レーダーチャートを表示する。これにより、本開示は、現在位置を中心としたレーダーチャートを表示することにより、ユーザがマップクエリをより容易に実現することができるとともに、有用な地理的位置情報をより直感的に取得することができ、マップクエリの効率が向上し、ユーザー体験が向上する。

本開示の実施例によれば、本開示は、電子機器、読み取り可能な記憶媒体、及びコンピュータプログラムをさらに提供する。

図２８は、本開示の実施例を実施するための例示的な電子機器２８００の概略ブロック図である。電子機器は、ラップトップコンピュータ、デスクトップコンピュータ、ワークステーション、携帯情報端末、サーバ、ブレードサーバ、メインフレームコンピュータ、及び他の適切なコンピュータなどの様々な形態のデジタルコンピュータを表すことを目的とする。電子機器は、パーソナルデジタルプロセシング、セルラー電話、スマートフォン、ウェアラブルデバイス、及び他の同様のコンピューティングデバイスなど、様々な形態のモバイルデバイスを表してもよい。本明細書に示されるコンポーネント、それらの接続及び関係、並びにそれらの機能は、単なる例であり、本明細書に記載及び/または求められる本願の実現を限定することを意図しない。

図２８に示すように、電子機器２８００は、リードオンリーメモリ（ＲＯＭ）２８０２に記憶されたコンピュータプログラム、または記憶ユニット２８０８からランダムアクセスメモリ（ＲＡＭ）２８０３にローディングされたコンピュータプログラムに基づいて、様々な適切な動作と処理を実行できる計算ユニット２８０１を含む。ＲＡＭ２８０３には、電子機器２８００の動作に必要な各種のプログラム及びデータをさらに記憶することができる。計算ユニット２８０１と、ＲＯＭ２８０２と、ＲＡＭ２８０３とは、バス２８０４を介して互いに接続されている。入力／出力（Ｉ／Ｏ）インタフェース２８０５もバス２８０４に接続されている。

電子機器２８００における複数のコンポーネントは、Ｉ／Ｏインタフェース２８０５に接続されており、その複数のコンポーネントは、キーボードやマウスなどの入力ユニット２８０６と、種々なディスプレイやスピーカなどの出力ユニット２８０７と、磁気ディスクや光学ディスクなどの記憶ユニット２８０８と、ネットワークカード、モデム、無線通信トランシーバーなどの通信ユニット２８０９と、を備える。通信ユニット２８０９は、電子機器２８００がインターネットのようなコンピュータネット及び/または種々なキャリアネットワークを介して他の機器と情報/データを交換することを可能にする。

計算ユニット２８０１は、処理及び計算能力を有する様々な汎用及び/または専用の処理コンポーネントであってもよい。計算ユニット２８０１のいくつかの例としては、中央処理ユニット（ＣＰＵ）、グラフィックス処理ユニット（ＧＰＵ）、様々な専用の人工知能（ＡＩ）計算チップ、様々な機械学習モデルアルゴリズムを実行する計算ユニット、デジタ信号プロセッサ（ＤＳＰ）、及び任意の適切なプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラなどを備えるが、これらに限定されない。計算ユニット２８０１は、上述で説明された各方法及び処理、例えば本開示の第１の態様の実施例に記載のマップクエリ方法又は本開示の第２の態様の実施例に記載のマップクエリ方法を実行する。例えば、いくつかの実施形態では、マップクエリ方法を、記憶ユニット２８０８のような機械読み取り可能な媒体に有形的に含まれるコンピュータソフトウエアプログラムとして実現されてもよい。一部の実施形態では、コンピュータプログラムの一部または全ては、ＲＯＭ２８０２及び/または通信ユニット２８０９を介して、電子機器２８００にロード及び/またはインストールされてもよい。コンピュータプログラムがＲＡＭ２８０３にロードされて計算ユニット２８０１によって実行される場合に、前述したマップクエリ方法の一つまたは複数のステップを実行することができる。選択的に、他の実施例では、計算ユニット２８０１は、他の任意の適当な方式（例えば、ファームウェア）によりマップクエリ方法を実行するように構成されてもよい。

ここで記載されているシステムまたは技術の各種の実施形態は、デジタル電子回路システム、集積回路システム、フィールドプログラマブルゲートアレイ（ＦＰＧＡ）、専用集積回路（ＡＳＩＣ）、専用標準品（ＡＳＳＰ）、システムオンチップ（ＳＯＣ）、コンプレックスプログラマブルロジックデバイス（ＣＰＬＤ）、コンピュータのハードウェア、ファームウェア、ソフトウェア、及び/またはこれらの組み合わせによって実現することができる。これらの各実施形態は、少なくとも１つのプログラマブルプロセッサを含むプログラマブルシステムにて実行及び/または解釈される１つまたは複数のコンピュータプログラムにより実行することを含み得、当該プログラマブルプロセッサは、ストレージシステム、少なくとも１つの入力デバイス、及び少なくとも１つの出力デバイスからデータ及び命令を受け取り、データ及び命令を該ストレージシステム、当該少なくとも１つの入力デバイス、及び当該少なくとも１つの出力デバイスに転送することができる専用または汎用のプログラマブルプロセッサであってもよい。

本開示の方法を実施するためのプログラムコードは、１または複数のプログラミング言語の組み合わせで記述されていてもよい。これらのプログラムコードは、プロセッサ又はコントローラによって実行されるとされた際に、フローチャート及び/またはブロック図で規定された機能・動作が実施されるように、汎用コンピュータや専用コンピュータまたは他のプログラム可能な人間の画像復元装置のプロセッサやコントローラに提供されてもよい。プログラムコードは、機械上で完全に実行されるか、機械上で部分的に実行されるか、独立したソフトウェアパッケージとして機械上で部分的に実行されるとともにリモートマシン上で部分的に実行されるか、またはリモートマシンまたはサーバ上で完全に実行されてもよい。

本開示の文脈において、機械読み取り可能な媒体は、命令実行システム、装置またはデバイスによって使用されるために、または命令実行システム、装置またはデバイスと組み合わせて使用されるためのプログラムを含むか、または記憶することができる有形媒体であってもよい。機械読み取り可能な媒体は、機械読み取り可能な信号媒体であってもよいし、機械読み取り可能な記憶媒体であってもよい。機械読み取り可能な媒体としては、電子的、磁気的、光学的、電磁的、赤外線的、半導体システム、装置、デバイス、またはこれらの任意の適切な組み合わせが挙げられるが、これらに限定されない。機械読み取り可能な記憶媒体のより具体的な例としては、１または複数のラインに基づく電気的接続、ポータブルコンピュータディスク、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ（ＲＡＭ）、読み取り専用メモリ（ＲＯＭ）、消去可能なプログラム可能なリードオンリメモリ（ＥＰＲＯＭまたはフラッシュメモリ）、光ファイバ、ポータブルコンパクトディスク読み取り専用メモリ（ＣＤ－ＲＯＭ）、光記憶装置、磁気記憶装置、またはこれらの任意の適切な組み合わせが挙げられる。

ユーザとのインタラクションを提供するために、ここで説明されているシステム及び技術をコンピュータで実施することができ、当該コンピュータは、ユーザに情報を表示するためのディスプレイ装置（例えば、ＣＲＴ（陰極線管）またはＬＣＤ（液晶ディスプレイ）モニタ）と、キーボード及びポインティングデバイス（例えば、マウスまたはトラックボール）とを有し、ユーザは、当該キーボード及び当該ポインティングデバイスによって入力をコンピュータに提供することができる。他の種類の装置も、ユーザとのインタラクションを提供するために用いられることができ、例えば、ユーザに提供されるフィードバックは、任意の形式のセンシングフィードバック（例えば、視覚フィードバック、聴覚フィードバック、または触覚フィードバック）であってもよく、任意の形式（音響入力と、音声入力と、触覚入力とを含む）でユーザからの入力を受信することができる。

ここで説明されるシステム及び技術は、バックエンドコンポーネントを備えるコンピューティングシステム（例えば、データサーバとする）、またはミドルウェアコンポーネントを備えるコンピューティングシステム（例えば、アプリケーションサーバー）、またはフロントエンドコンポーネントを備えるコンピューティングシステム（例えば、グラフィカルユーザインタフェースまたはウェブブラウザを有するユーザコンピュータであり、ユーザは、当該グラフィカルユーザインタフェースまたは当該ウェブブラウザによってここで説明されるシステム及び技術の実施形態とインタラクションする）、またはこのようなバックエンドコンポーネントと、ミドルウェアコンポーネントと、フロントエンドコンポーネントの任意の組み合わせを備えるコンピューティングシステムで実施することができる。任意の形式または媒体のデジタルデータ通信（例えば、通信ネットワーク）によってシステムのコンポーネントを互いに接続することができる。通信ネットワークの例は、ローカルエリアネットワーク（ＬＡＮ）と、ワイドエリアネットワーク（ＷＡＮ）と、インターネットと、ブロックチェーンネットワークとを含む。

コンピュータシステムは、クライアントとサーバとを備えることができる。クライアントとサーバは、一般的に、互いに離れており、通常に通信ネットワークを介してインタラクションする。対応するコンピュータで実行され、互いにクライアント－サーバ関係を有するコンピュータプログラムによってクライアントとサーバとの関係が生成される。ここで、サーバはクラウドサーバであってもよく、クラウドコンピューティングサーバまたはクラウドホストとも呼ばれ、クラウドコンピューティングサービス体系のうちのホスト製品であり、従来の物理ホストとＶＰＳサービス（Ｖｉｒｔｕａｌ Ｐｒｉｖａｔｅ Ｓｅｒｖｅｒ、また、「ＶＰＳ」と略記する）では、管理が難しく、業務拡張性が弱いという欠点を解決している。サーバーは、分散システムのサーバー、またはブロックチェーンを結合したサーバーであってもよい。

本開示は、コンピュータプログラムをさらに提供し、上記コンピュータプログラムがプロセッサによって実行される場合、本開示の第１の態様に記載のマップクエリ方法又は本開示の第２の態様に記載のマップクエリ方法が実現される。

なお、上述した様々な形態のフローを用いて、ステップを並び替え、追加または削除を行うことができることを理解されるべきである。例えば、本開示に記載された各ステップは、本願に開示された技術方案の所望の結果が達成できる限り、並列に実行されてもよいし、順番に実行されてもよいし、異なる順序で実行されてもよい。本明細書は制限されない。

上記具体的な実施形態は、本開示の保護範囲を限定するものではない。当業者であれば、設計要件及び他の要因に応じて、様々な修正、組み合わせ、サブ組合、及び代替を行うことができることは理解される。本願の精神及び原理内で行われたあらゆる修正、同等の置換及び改善などは、いずれも本開示の保護範囲内に含まれるべきである。

Claims (27)

1. マップクエリ方法であって、実行本体はサーバーであり、前記方法は、
   マップクエリリクエストと端末デバイスの現在位置とを取得するステップと、
   前記マップクエリリクエストと前記現在位置とに基づいて、表示対象のマップエリア、及び前記マップエリアで強調表示する必要のあるクエリオブジェクトを取得するステップと、
   前記クエリオブジェクトに対応する表示アイコンを生成するステップと、
   前記現在位置に基づいて、前記マップエリアに対してレーダーチャートを描画し、前記表示アイコンを前記クエリオブジェクトの位置にマークするステップと、を含む、
   ことを特徴とするマップクエリ方法。
2. 前記現在位置に基づいて、前記マップエリアに対してレーダーチャートを描画し、前記表示アイコンを前記クエリオブジェクトの位置にマークするステップは、
   前記現在位置を中心として、前記マップエリアに初期レーダーチャートを描画するステップと、
   前記マップエリアでの前記クエリオブジェクトの位置を取得するステップと、
   前記クエリオブジェクトの表示アイコンを、前記初期レーダーチャートの対応する位置の上方に浮かって描画して、前記レーダーチャートを取得するステップと、を含む、
   ことを特徴とする請求項１に記載のクエリ方法。
3. 前記マップクエリリクエストにはクエリ範囲が含まれ、
   前記マップクエリリクエストと前記現在位置とに基づいて、表示対象のマップエリア、及び前記マップエリアで強調表示する必要のあるクエリオブジェクトを取得するステップは、
   前記現在位置を中心とし、前記クエリ範囲を半径として、前記マップエリアを決定するステップと、
   前記クエリリクエストに基づいて、前記マップエリアに含まれる候補オブジェクトから前記クエリオブジェクトを選別するステップと、を含む、
   ことを特徴とする請求項２に記載のクエリ方法。
4. ターゲットクエリオブジェクトの１つに対する詳細表示リクエストを取得するステップと、
   前記詳細表示リクエストに基づいて、前記ターゲットクエリオブジェクトの詳細情報を生成して、前記詳細情報を前記端末デバイスに送信して表示するステップであって、前記詳細情報には、少なくとも前記ターゲットクエリオブジェクトの名称と前記ターゲットクエリオブジェクトのターゲット位置が含まれるステップと、をさらに含む、
   ことを特徴とする請求項１に記載のクエリ方法。
5. 前記詳細表示リクエストに基づいて、前記ターゲットクエリオブジェクトの詳細情報を生成するステップは、
   前記詳細表示リクエストに基づいて、前記ターゲットクエリオブジェクトの名称とターゲット位置を取得するステップと、
   前記現在位置と前記ターゲット位置とに基づいて、前記端末デバイスと前記ターゲットクエリオブジェクトとの相対位置情報を取得するステップと、
   前記名称と前記相対位置情報を前記ターゲットクエリオブジェクトの前記詳細情報とするステップと、を含む、
   ことを特徴とする請求項４に記載のクエリ方法。
6. レーダーチャート更新イベントが検出されたことに応答して、更新されたレーダーチャートを生成して、前記更新されたレーダーチャートを前記端末デバイスに送信して表示するステップをさらに含む、
   ことを特徴とする請求項１に記載のクエリ方法。
7. 前記レーダーチャート更新イベントが検出されたことに応答することは、
   クエリ条件変更リクエストが取得されたことに応答すること、又は、
   前記レーダーチャートの表示時間が予め設定された時間閾値に達したことに応答すること、を含む、
   ことを特徴とする請求項６に記載のクエリ方法。
8. マップクエリ方法であって、実行本体は端末デバイスであり、前記方法は、
   マップクエリリクエストをサーバーに送信するステップと、
   前記サーバーから送信されたレーダーチャートを受信して、前記レーダーチャートを表示するステップと、を含む。
   ことを特徴とするマップクエリ方法。
9. 前記レーダーチャートを表示するステップは、
   検索表示ページを呼び出し、前記検索表示ページに前記レーダーチャートをロードするステップを含む、
   ことを特徴とする請求項８に記載のクエリ方法。
10. ターゲットクエリオブジェクトの１つに対する詳細表示リクエストを送信するステップと、
    前記サーバーから送信された前記ターゲットクエリオブジェクトの詳細情報を受信して、前記詳細情報を表示するステップであって、前記詳細情報には、少なくとも前記ターゲットクエリオブジェクトの名称と前記ターゲットクエリオブジェクトのターゲット位置が含まれるステップと、をさらに含む、
    ことを特徴とする請求項８に記載のクエリ方法。
11. 前記詳細情報を表示するステップは、
    前記詳細情報に対応する表示ポップアップウィンドウを生成するステップと、
    前記レーダーチャートでの前記ターゲットクエリオブジェクトの位置を取得し、前記位置に基づいて、前記表示ポップアップウィンドウの表示エリアを決定するステップと、
    前記詳細情報が表示された前記表示ポップアップウィンドウを前記表示エリアに表示するステップと、を含む、
    ことを特徴とする請求項１０に記載のクエリ方法。
12. 前記サーバーにクエリ条件変更リクエストを送信して、前記サーバーに前記レーダーチャートを更新させるステップと、
    更新されたレーダーチャートを受信して、前記更新されたレーダーチャートを表示するステップと、をさらに含む、
    ことを特徴とする請求項８に記載のクエリ方法。
13. マップクエリ装置であって、
    マップクエリリクエストと端末デバイスの現在位置とを取得するための第１の取得モジュールと、
    前記マップクエリリクエストと前記現在位置とに基づいて、表示対象のマップエリア、及び前記マップエリアで強調表示する必要のあるクエリオブジェクトを取得するための第２の取得モジュールと、
    前記クエリオブジェクトに対応する表示アイコンを生成するための生成モジュールと、
    前記現在位置に基づいて、前記マップエリアに対してレーダーチャートを描画し、前記表示アイコンを前記クエリオブジェクトの位置にマークするためのマークモジュールと、を含む、
    ことを特徴とするマップクエリ装置。
14. 前記マークモジュールが、
    前記現在位置を中心として、前記マップエリアに初期レーダーチャートを描画するための描画サブモジュールと、
    前記マップエリアでの前記クエリオブジェクトの位置を取得するための第１の取得サブモジュールと、
    前記クエリオブジェクトの表示アイコンを、前記初期レーダーチャートの対応する位置の上方に浮かって描画して、前記レーダーチャートを取得するための第１の決定サブモジュールと、を含む、
    ことを特徴とする請求項１３に記載のクエリ装置。
15. 前記マップクエリリクエストにはクエリ範囲が含まれ、
    前記第２の取得モジュールが、
    前記現在位置を中心とし、前記クエリ範囲を半径として、前記マップエリアを決定するための第２の決定サブモジュールと、
    前記クエリリクエストに基づいて、前記マップエリアに含まれる候補オブジェクトから前記クエリオブジェクトを選別するための選別サブモジュールと、を含む、
    ことを特徴とする請求項１４に記載のクエリ装置。
16. ターゲットクエリオブジェクトの１つに対する詳細表示リクエストを取得するための第３の取得モジュールと、
    前記詳細表示リクエストに基づいて、前記ターゲットクエリオブジェクトの詳細情報を生成して、前記詳細情報を前記端末デバイスに送信して表示するための第１の送信モジュールであって、前記詳細情報には、少なくとも前記ターゲットクエリオブジェクトの名称と前記ターゲットクエリオブジェクトのターゲット位置が含まれる第１の送信モジュールと、をさらに含む、
    ことを特徴とする請求項１３に記載のクエリ装置。
17. 前記第１の送信モジュールが、
    前記詳細表示リクエストに基づいて、前記ターゲットクエリオブジェクトの名称とターゲット位置を取得するための第２の取得サブモジュールと、
    前記現在位置と前記ターゲット位置とに基づいて、前記端末デバイスと前記ターゲットクエリオブジェクトとの相対位置情報を取得するための第３の取得サブモジュールと、
    前記名称と前記相対位置情報を前記ターゲットクエリオブジェクトの前記詳細情報とするための第３の決定サブモジュールと、を含む、
    ことを特徴とする請求項１６に記載のクエリ装置。
18. レーダーチャート更新イベントが検出されたことに応答して、更新されたレーダーチャートを生成して、前記更新されたレーダーチャートを前記端末デバイスに送信して表示するための第２の送信モジュールをさらに含む、
    ことを特徴とする請求項１３に記載のクエリ装置。
19. 前記第２の送信モジュールが、
    クエリ条件変更リクエストが取得されたことに応答するための第１の応答サブモジュール、又は、
    前記レーダーチャートの表示時間が予め設定された時間閾値に達したことに応答するための第２の応答サブモジュール、を含む、
    ことを特徴とする請求項１８に記載のクエリ装置。
20. マップクエリ装置であって、
    マップクエリリクエストをサーバーに送信するための第１の送信モジュールと、
    前記サーバーから送信されたレーダーチャートを受信して、前記レーダーチャートを表示するための第１の表示モジュールと、を含む、
    ことを特徴とするマップクエリ装置。
21. 前記第１の表示モジュールが、
    検索表示ページを呼び出し、前記検索表示ページに前記レーダーチャートをロードするためのロードサブモジュールを含む。
    ことを特徴とする請求項２０に記載のクエリ装置。
22. ターゲットクエリオブジェクトの１つに対する詳細表示リクエストを送信するための第２の送信モジュールと、
    前記サーバーから送信された前記ターゲットクエリオブジェクトの詳細情報を受信して、前記詳細情報を表示するための第２の表示モジュールであって、前記詳細情報には、少なくとも前記ターゲットクエリオブジェクトの名称と前記ターゲットクエリオブジェクトのターゲット位置が含まれる第２の表示モジュールと、をさらに含む、
    ことを特徴とする請求項２０に記載のクエリ装置。
23. 前記第２の表示モジュールが、
    前記詳細情報に対応する表示ポップアップウィンドウを生成するための生成サブモジュールと、
    前記レーダーチャートでの前記ターゲットクエリオブジェクトの位置を取得し、前記位置に基づいて、前記表示ポップアップウィンドウの表示エリアを決定するための取得サブモジュールと、
    前記詳細情報が表示された前記表示ポップアップウィンドウを前記表示エリアに表示するための表示サブモジュールと、を含む、
    ことを特徴とする請求項２２に記載のクエリ装置。
24. 前記サーバーにクエリ条件変更リクエストを送信して、前記サーバーに前記レーダーチャートを更新させるための第３の送信モジュールと、
    更新されたレーダーチャートを受信して、前記更新されたレーダーチャートを表示するための第３の表示モジュールと、をさらに含む、
    ことを特徴とする請求項２０に記載のクエリ装置。
25. 電子機器であって、
    少なくとも１つのプロセッサと、
    前記少なくとも１つのプロセッサと通信可能に接続されたメモリと、を含み、
    前記メモリには、前記少なくとも１つのプロセッサによって実行される命令が記憶されており、前記命令は、前記少なくとも１つのプロセッサが請求項１～７または請求項８～１２のいずれかに記載の方法を実行できるように、前記少なくとも１つのプロセッサによって実行される、
    ことを特徴とする電子機器。
26. コンピュータ命令が記憶されている非一時的なコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、
    前記コンピュータ命令は、コンピュータに請求項１～７または請求項８～１２のいずれかに記載の方法を実行させる、
    ことを特徴とする非一時的なコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
27. コンピュータプログラムであって、
    前記コンピュータプログラムがプロセッサによって実行される場合、請求項１～７または請求項８～１２のいずれかに記載の方法が実現される、
    ことを特徴とするコンピュータプログラム。

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