JP2022086736A - 無線通信装置、及び無線通信方法 - Google Patents
無線通信装置、及び無線通信方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2022086736A JP2022086736A JP2020198916A JP2020198916A JP2022086736A JP 2022086736 A JP2022086736 A JP 2022086736A JP 2020198916 A JP2020198916 A JP 2020198916A JP 2020198916 A JP2020198916 A JP 2020198916A JP 2022086736 A JP2022086736 A JP 2022086736A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wireless communication
- communication device
- unique word
- transmission
- reception
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000004891 communication Methods 0.000 title claims abstract description 717
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims abstract description 26
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims abstract description 411
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 claims description 186
- 238000004364 calculation method Methods 0.000 claims description 11
- PCHJSUWPFVWCPO-UHFFFAOYSA-N gold Chemical group [Au] PCHJSUWPFVWCPO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 38
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 18
- 230000007704 transition Effects 0.000 description 12
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 6
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000010365 information processing Effects 0.000 description 2
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 2
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 2
- 230000000737 periodic effect Effects 0.000 description 2
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 2
- 238000004422 calculation algorithm Methods 0.000 description 1
- 238000005352 clarification Methods 0.000 description 1
- 238000004590 computer program Methods 0.000 description 1
- 238000012544 monitoring process Methods 0.000 description 1
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 1
- 239000013307 optical fiber Substances 0.000 description 1
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 description 1
- 230000001052 transient effect Effects 0.000 description 1
Images
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04W—WIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
- H04W56/00—Synchronisation arrangements
- H04W56/001—Synchronization between nodes
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L7/00—Arrangements for synchronising receiver with transmitter
- H04L7/04—Speed or phase control by synchronisation signals
- H04L7/041—Speed or phase control by synchronisation signals using special codes as synchronising signal
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Abstract
Description
無線通信装置であって、
他の無線通信装置との通信が開始される前に、前記無線通信装置の動作時刻情報に基づいて、第1ユニークワードを生成し、前記通信が開始された場合、無線フレーム毎に、第(i-1)ユニークワード(i:2以上の整数)に基づいて、第iユニークワードを生成する生成部と、
前記第1ユニークワードを含む第1無線フレーム、及び前記第iユニークワードを含む前記第i無線フレームを前記他の無線通信装置に送信する送信部と、を備える。
無線通信装置であって、
他の無線通信装置との通信が開始される前に、前記無線通信装置の第2動作時刻情報であって、前記他の無線通信装置が第1送信ユニークワードを生成するために使用する第1動作時刻情報に対応する前記第2動作時刻情報に基づいて、前記第1送信ユニークワードに対応する第1受信ユニークワードを生成する生成部と、
前記第1受信ユニークワードに基づいて、前記第1送信ユニークワードを含む無線フレームを受信する受信部と、を備え、
前記生成部は、前記通信が開始された場合、無線フレーム毎に、第(i-1)受信ユニークワード(i:2以上の整数)に基づいて、前記他の無線通信装置が生成する第i送信ユニークワードに対応する第i受信ユニークワードを生成し、
前記受信部は、前記第i受信ユニークワードに基づいて、前記第i送信ユニークワードを含む無線フレームを受信する。
無線通信装置により実行される無線通信方法であって、
他の無線通信装置との通信が開始される前に、前記無線通信装置の動作時刻情報に基づいて、第1ユニークワードを生成し、
前記通信が開始された場合、前記第1ユニークワードを含む第1無線フレームを前記他の無線通信装置に送信し、
無線フレーム毎に、第(i-1)ユニークワード(i:2以上の整数)に基づいて、第iユニークワードを生成し、
前記第iユニークワードを含む前記第i無線フレームを前記他の無線通信装置に送信する。
無線通信装置により実行される無線通信方法であって、
他の無線通信装置との通信が開始される前に、前記無線通信装置の第2動作時刻情報であって、前記他の無線通信装置が第1送信ユニークワードを生成するために使用する第1動作時刻情報に対応する前記第2動作時刻情報に基づいて、前記第1送信ユニークワードに対応する第1受信ユニークワードを生成し、
前記通信が開始された場合、前記第1受信ユニークワードに基づいて、前記第1送信ユニークワードを含む無線フレームを受信し、
無線フレーム毎に、第(i-1)受信ユニークワード(i:2以上の整数)に基づいて、前記他の無線通信装置が生成する第i送信ユニークワードに対応する第i受信ユニークワードを生成し、
前記第i受信ユニークワードに基づいて、前記第i送信ユニークワードを含む無線フレームを受信する。
図1を用いて、実施の形態1にかかる無線通信システム100の構成例を説明する。図1は、実施の形態1にかかる無線通信システムの構成例を示す図である。無線通信システム100は、無線通信装置10と、無線通信装置20とを備える。無線通信装置10及び20は、それぞれ、無線回線を介して、無線通信装置20及び10とデジタル無線通信を行う。
無線通信装置20は、無線通信装置10から送信される無線フレーム毎に、ユニークワードを生成し、生成したユニークワードに基づいて、無線フレームを受信する。
生成部11は、無線通信装置20との通信が開始される前に、無線通信装置10の第1動作時刻情報に基づいて、第1送信ユニークワードを生成する。第1送信ユニークワードは、無線通信装置20との通信開始直後に、無線通信装置20に送信される1番目の無線フレームを示す第1無線フレームに付加されるユニークワードである。第1動作時刻情報は、無線通信装置10の動作に使用する動作時刻情報である。第1動作時刻情報は、例えば、基準時刻からの経過時間を動作クロックにより算出して決定される時刻情報でもよい。
生成部21は、無線通信装置10との通信が開始される前に、無線通信装置20の第2時刻情報であって、上記第1動作時刻情報に対応する第2動作時刻情報に基づいて、第1送信ユニークワードに対応する第1受信ユニークワードを生成する。第1受信ユニークワードは、第1無線フレームに含まれる第1送信ユニークワードを検出し、第1無線フレームを受信するために使用される受信ユニークワードである。第2動作時刻情報は、無線通信装置20の動作に使用する動作時刻情報である。第2動作時刻情報は、例えば、基準時刻からの経過時間を動作クロックにより算出して決定された時刻情報でもよい。
生成部11は、無線通信装置20との通信が開始される前に、無線通信装置10の第1動作時刻情報に基づいて、第1送信ユニークワードを生成する(ステップS1-1)。
受信部22は、無線通信装置10との通信が開始された場合、第1受信ユニークワードに基づいて、第1送信ユニークワードを含む第1無線フレームを受信する(ステップS1-4)。
受信部22は、第2受信ユニークワードに基づいて、第2送信ユニークワードを含む第2無線フレームを受信する(ステップS2-4)。
無線通信装置10及び20は、通信が終了するまで、ステップS2-1~S2-4を、無線フレーム毎に繰り返し実施する。
続いて、実施の形態2について説明する。実施の形態2は、実施の形態1を具体的にした実施の形態である。
<無線通信システムの構成例>
図3を用いて、実施の形態2にかかる無線通信システム200の構成例について説明する。図3は、実施の形態2にかかる無線通信システムの構成例を示す図である。無線通信システム200は、無線通信装置30と、無線通信装置40とを備える。
次に、図3に戻り、無線通信装置30の構成例について説明する。無線通信装置30は、記憶部31と、生成部32と、送信部34とを備える。
参照系列出力部321は、疑似乱数系列である乱数参照系列を出力可能に構成され、乱数参照系列を乱数出力部322に出力する。待受状態において、参照系列出力部321は、送信局動作時刻情報に基づいて、疑似乱数系列である乱数参照系列を出力する。なお、以降の説明では、動作時刻情報(送信局動作時刻情報又は受信局動作時刻情報)に基づく乱数参照系列を1番目の乱数参照系列として記載する。また、1番目の乱数参照系列に基づく乱数参照系列を2番目の乱数参照系列とし、(i-1)番目の乱数参照系列に基づく乱数参照系列をi番目の乱数参照系列として記載する。
ここで、図5を用いて、乱数参照系列発生回路50の構成例について説明する。図5は、実施の形態2にかかる乱数参照系列発生回路の構成例を示す図である。
シフトレジスタ51は、タップ52-1~52-Nを含む。シフトレジスタ51が備えるタップ数は、送信局動作時刻情報を構成するビット数に対応している。例えば、送信局動作時刻情報が26ビットで構成される場合、Nは26であり、シフトレジスタ51は、タップ52-1~52-26を備える。
乱数テーブルT1は、参照系列出力部321が出力し得る、候補となる乱数参照系列が設定された左側の列と、入力された乱数参照系列に対応する出力値が設定された右側の列とを含む。出力値には、例えば、候補となる乱数参照系列に対応する値が設定されており、予め乱数を発生させることで決定される。出力値には、例えば、0及び1のビット列で構成された10ビットの値が設定される。なお、出力値は、10ビットに限られず、26ビット以上のビット数が設定されてもよく、任意のビット数とすることができる。
ここで、図7を用いて、変換系列発生回路80の構成例について説明する。図7は、実施の形態2にかかる変換系列発生回路の構成例を示す図である。
XOR回路87は、タップ82-5から出力された値と、タップ84-5から出力された値とに対して排他的論理和を演算し、演算結果を変換系列出力部323に出力する。
記憶部41は、無線通信装置40の動作に使用する動作時刻を示す受信局動作時刻情報を記憶する。受信局動作時刻情報は、基準時刻と、無線通信装置40の動作に使用する動作クロックとに基づいて決定されてもよく、動作クロックが、基準時刻からの経過時間を算出し、受信局動作時刻情報を決定してもよい。受信局動作時刻情報は、送信局動作時刻情報に対応する動作時刻情報であり、送信局動作時刻情報と一定の誤差以内である。
参照系列出力部421は、参照系列出力部321と基本的に同様の構成をしている。そのため、参照系列出力部321と同様の記載については適宜割愛して説明する。参照系列出力部421は、疑似乱数系列である乱数参照系列を出力可能に構成され、乱数参照系列を乱数出力部422に出力する。参照系列出力部421は、参照系列出力部321が出力する乱数参照系列と同一の乱数参照系列を生成可能に構成される。
ここで、図5を参照して、参照系列出力部421の詳細を説明する。参照系列出力部421は、待受状態において、所定の周期時間毎に、受信待受UWを生成するタイミングで、受信局動作時刻情報を、乱数参照系列発生回路50のシフトレジスタ51に入力する。参照系列出力部421は、乱数参照系列発生回路50が有するクロックのクロック時間を所定数進め、シフトレジスタ51を所定回数シフトさせる。参照系列出力部421は、シフトレジスタ51を所定回数シフトさせた後に、タップ52-1~52-Nから出力された値P1~PNを組み合わせて、1番目の乱数参照系列を生成し、1番目の乱数参照系列を乱数出力部422に出力する。参照系列出力部421は、1番目の乱数参照系列を出力した後、シフトレジスタ51のタップ52-1~52-Nの各値を保持する。
変換系列出力部423は、待受状態では、所定の周期時間毎に、受信待受UWを生成するタイミングで、乱数出力部422が出力した1番目の出力値を、変換系列発生回路80のシフトレジスタ81及び83に入力する。変換系列出力部423は、変換系列発生回路80が有するクロックのクロック時間を31回進め、シフトレジスタ81及び83を31回シフトさせる。変換系列出力部423は、シフトレジスタ81及び83がシフトされる毎にXOR回路87から出力された値を保持する。変換系列出力部423は、XOR回路87から出力された31個の値を組み合わせて1番目のGOLD系列を生成し、1番目のGOLD系列を、受信待受UWとして受信部44に出力する。
次に、実施の形態2にかかる無線通信システム200の動作例について説明する。
まず、図8を用いて、実施の形態2にかかる無線通信システム200の全体動作を示す動作例について説明する。図8は、実施の形態2にかかる無線通信システムの動作例を示す図であり、実施の形態2にかかる無線通信システムの全体動作を示すシーケンス図である。図8は、無線通信装置30及び40が起動した後に実行される。
送信部34は、無線通信装置40に送信されるデータを分割し、通信開始直前で生成した送信待受UWを1番目の送信UWとして使用し、1番目の送信UWと、分割されたデータとを含む1番目の無線フレームを無線通信装置40に送信する(ステップS14)。
受信部44は、1番目の送信UWを検出すると、無線通信装置40を通信状態に遷移させ、無線通信装置40が通信状態に遷移する(ステップS16)。
受信部44は、2番目の受信UWに基づいて、2番目の受信UWと同一の2番目の送信UWを検出し、2番目の受信UWと同一の2番目の送信UWを含む2番目の無線フレームを受信する(ステップS20)。
生成部32は、(i-1)番目の送信UWに基づいて、i番目の送信UWを生成する(ステップS17)。ステップS17は、送信部34が(i-1)番目の無線フレームを無線通信装置40に送信した後、i番目の無線フレームを生成する前に実行される。
受信部44は、i番目の受信UWに基づいて、i番目の受信UWと同一のi番目の送信UWを検出し、i番目の受信UWと同一のi番目の送信UWを含むi番目の無線フレームを受信する(ステップS20)。
次に、図9を用いて、図8のステップS11において実行される動作の詳細を説明する。図9は、実施の形態2にかかる無線通信システムの動作例を示す図である。図9は、図8のステップS11において生成部32が実行する動作の詳細を説明するためのフローチャートであり、所定の周期時間毎に、周期的に繰り返し実行される。
変換系列出力部323は、1番目の出力値を変換系列発生回路80のシフトレジスタ81及び83に入力する(ステップS113)。
次に、図8のステップS12において実行される動作の詳細を説明する。図8のステップS12は、図8のステップS11と基本的に同様であるため、図9を参照して、説明を適宜割愛しながら説明する。図8のステップS12は、所定の周期時間毎に、周期的に繰り返し実行される。なお、ステップS11とステップS12との差分は、ステップS11における送信局動作時刻情報が、受信局動作時刻情報に置き換わり、ステップS11における送信待受UWが、受信待受UWに置き換わっていることである。
変換系列出力部423は、1番目の出力値を変換系列発生回路80のシフトレジスタ81及び83に入力する(ステップS113)。
次に、図10を用いて、図8のステップS17において、生成部32がi番目の送信UWを生成する動作の詳細を説明する。図10は、実施の形態2にかかる無線通信システムの動作例を示す図である。図10は、図8のステップS17において生成部32が実行する動作の詳細を説明するためのフローチャートである。図10は、無線フレーム毎に、繰り返し実行される。なお、図10は、参照系列出力部321のシフトレジスタ51が、(i-1)番目の乱数参照系列の値を保持している状態で実行される。
変換系列出力部323は、i番目の出力値を変換系列発生回路80のシフトレジスタ81及び83に入力する(ステップS173)。
次に、図8のステップS18において実行される動作の詳細を説明する。図8のステップS18は、図8のステップS17と基本的に同様であるため、図10を参照して説明を適宜割愛しながら説明する。図8のステップS18は、無線フレーム毎に、繰り返し実行される。なお、ステップS17と、ステップS18との差分は、ステップS17における送信UWが、受信UWに置き換わっていることである。また、図8のステップS18は、シフトレジスタ51が、(i-1)番目の受信UWのための(i-1)番目の乱数参照系列の値を保持している状態で実行される。
変換系列出力部423は、i番目の出力値を変換系列発生回路80のシフトレジスタ81及び83に入力する(ステップS173)。
実施の形態2において、生成部32は、乱数出力部322を含まない構成としてもよい。つまり、生成部32は、参照系列出力部321と、変換系列出力部323とを含む構成としてもよい。生成部42についても同様に、乱数出力部422を含まず、参照系列出力部421と、変換系列出力部423とを含む構成としてもよい。
続いて、実施の形態3について説明する。実施の形態3は、実施の形態2の改良例である。なお、実施の形態3は、実施の形態2の変形例が適用されてもよい。
<概要>
まず、実施の形態3の詳細を説明する前に、実施の形態3の概要を説明する。実施の形態2では、送信局動作時刻情報と、受信局動作時刻情報とが一定の誤差以内であり、同一の送信UW及び受信UWが生成されることとして説明した。しかしながら、送信局動作時刻情報と、受信局動作時刻情報との誤差が大きく、送信UW及び受信UWが同一ではないことも想定される。この場合、受信局である無線通信装置は、送信された無線フレームに含まれる送信UWを検出できず、正常な通信が行えなくなってしまう。そこで、本実施の形態では、送信局動作時刻情報と、受信局動作時刻情報との誤差が大きく、送信UW及び受信UWが同一ではない場合であっても正常な通信が行われることを実現する。
ここで、図11に示すように、無線通信装置120の動作時刻が、無線通信装置110の動作時刻と、Δtの時刻誤差があったとする。この場合、無線通信装置120が、無線通信装置120の動作時刻が時刻(t+1)、時刻(t+2)、・・・において待受待受UWを生成すると、無線通信装置110が生成する送信待受UWと異なる受信待受UWとなってしまう可能性がある。
図12を用いて、実施の形態3にかかる無線通信システム400の構成例について説明する。図12は、実施の形態3にかかる無線通信システムの構成例を示す図である。無線通信システム400は、無線通信装置110と、無線通信装置120とを備える。無線通信システム400は、実施の形態2にかかる無線通信装置30及び40が、それぞれ、無線通信装置110及び120に置き換わっているが、実施の形態2と基本的に同様である。そのため、無線通信システム400の構成例について説明を割愛する。
次に、無線通信装置110について説明する。無線通信装置110は、記憶部31と、生成部32と、送信部111とを備える。無線通信装置110は、実施の形態2にかかる送信部34が、送信部111に置き換わった構成である。記憶部31及び生成部32の構成例は、実施の形態2と同様であるため説明を割愛する。
参照系列出力部1221は、乱数参照系列発生回路50を含み、乱数参照系列発生回路50を用いて乱数参照系列を生成及び出力する。参照系列出力部1221は、受信待受UWを生成するタイミングで、現在時刻から1周期時間前の動作時刻情報を示す1周期前時刻情報と、現在時刻から1周期時間後の動作時刻情報を示す1周期後時刻情報とを算出する。
次に、図13を用いて、実施の形態3にかかる無線通信システム400の動作例について説明する。図13は、実施の形態3にかかる無線通信システムの動作例を示す図である。図13は、図8に対応する図であり、図8で示した動作と同様の動作を行うステップには、同じ参照符号を付している。図13のうち、図8と同じ参照符号で記載した動作は、実施の形態2と同様であるため適宜割愛して説明する。図13は、無線通信装置110及び120が起動した後に実行される。
送信部111は、1番目の送信UWと、1番目の送信UWの生成に使用した送信局動作時刻情報と、1番目の無線フレームのための送信データとを含む1番目の無線フレームを無線通信装置120に送信する(ステップS32)。
受信部124は、受信待受UWを1番目の受信UWとして使用し、1番目の受信UW、第1候補UW、及び第2候補UWに基づいて、1番目の送信UWを検出する。受信部124は、1番目の受信UW、第1候補UW、及び第2候補UWのいずれかと同一の送信UWを含む無線フレームを、1番目の無線フレームとして受信する。受信部124は、1番目の無線フレームの制御ヘッダから、1番目の送信UWの生成に使用された送信局動作時刻情報を取得し、取得した送信局動作時刻情報を生成部122に送信する。
生成部32は、1番目の送信UWに基づいて、2番目の送信UWを生成する(ステップS17)。ステップS17は、送信部34が1番目の無線フレームを無線通信装置40に送信した後、2番目の無線フレームを生成する前に実行される。
受信部124は、2番目の受信UWに基づいて、2番目の受信UWと同一の2番目の送信UWを検出し、2番目の受信UWと同一の2番目の送信UWを含む2番目の無線フレームを受信する(ステップS20)。
生成部32は、(i-1)番目の送信UWに基づいて、i番目の送信UWを生成する(ステップS17)。ステップS17は、送信部111が(i-1)番目の無線フレームを無線通信装置40に送信した後、i番目の無線フレームを生成する前に実行される。
受信部124は、i番目の受信UWに基づいて、i番目の受信UWと同一のi番目の送信UWを検出し、i番目の受信UWと同一のi番目の送信UWを含むi番目の無線フレームを受信する(ステップS20)。
上述した実施の形態にかかる無線通信装置10、20、30、40、110及び120(以下、無線通信装置10等と称する)は次のようなハードウェア構成を有していてもよい。図14は、各実施の形態にかかる無線装置を実現可能なコンピュータ(情報処理装置)のハードウェア構成を例示するブロック図である。
(付記1)
無線通信装置であって、
他の無線通信装置との通信が開始される前に、前記無線通信装置の動作時刻情報に基づいて、第1ユニークワードを生成し、前記通信が開始された場合、無線フレーム毎に、第(i-1)ユニークワード(i:2以上の整数)に基づいて、第iユニークワードを生成する生成部と、
前記第1ユニークワードを含む第1無線フレーム、及び前記第iユニークワードを含む前記第i無線フレームを前記他の無線通信装置に送信する送信部と、を備える無線通信装置。
(付記2)
前記生成部は、
前記動作時刻情報に基づいて、疑似乱数系列である第1参照系列を出力し、無線フレーム毎に、第(i-1)参照系列に基づいて、第i参照系列を出力する参照系列出力部と、
疑似乱数系列である第1変換系列を出力し、無線フレーム毎に、疑似乱数系列である第i変換系列を出力する変換系列出力部と、を備え、
前記変換系列出力部は、前記第1参照系列に基づく前記第1変換系列を、前記第1ユニークワードとして出力し、前記第i参照系列に基づく前記第i変換系列を、前記第iユニークワードとして出力する、付記1に記載の無線通信装置。
(付記3)
前記生成部は、
乱数テーブルに基づいて、第1出力値及び第i出力値を出力する乱数出力部をさらに備え、
前記乱数出力部は、前記第1参照系列に基づいて前記第1出力値を出力し、無線フレーム毎に、前記第i参照系列に基づいて、前記第i出力値を出力し、
前記変換系列出力部は、前記第1出力値に基づく前記第1変換系列を、前記第1ユニークワードとして出力し、前記第i出力値に基づく前記第i変換系列を、前記第iユニークワードとして出力する、付記2に記載の無線通信装置。
(付記4)
前記参照系列出力部は、
複数のタップを含み、前記動作時刻情報を構成する複数のビットを前記複数のタップに入力するシフトレジスタと、
前記複数のタップのうち、前記シフトレジスタにタップ値が帰還されるタップを指定する帰還タップと、
前記帰還されるタップから出力された値に対して排他的論理和を演算し、前記演算した値を前記シフトレジスタに帰還する演算回路と、を備え、
前記参照系列出力部は、前記シフトレジスタを所定回数シフトさせ、前記複数のタップから出力された値に基づいて前記第1参照系列を出力する、付記2又は3に記載の無線通信装置。
(付記5)
前記送信部は、前記動作時刻情報と、前記第1ユニークワードとを含む前記第1無線フレームを送信する、付記1~4のいずれか1項に記載の無線通信装置。
(付記6)
前記生成部は、前記通信が開始される前に、前記第1ユニークワードを周期的に更新する、付記1~5のいずれか1項に記載の無線通信装置。
(付記7)
無線通信装置であって、
他の無線通信装置との通信が開始される前に、前記無線通信装置の第2動作時刻情報であって、前記他の無線通信装置が第1送信ユニークワードを生成するために使用する第1動作時刻情報に対応する前記第2動作時刻情報に基づいて、前記第1送信ユニークワードに対応する第1受信ユニークワードを生成する生成部と、
前記第1受信ユニークワードに基づいて、前記第1送信ユニークワードを含む無線フレームを受信する受信部と、を備え、
前記生成部は、前記通信が開始された場合、無線フレーム毎に、第(i-1)受信ユニークワード(i:2以上の整数)に基づいて、前記他の無線通信装置が生成する第i送信ユニークワードに対応する第i受信ユニークワードを生成し、
前記受信部は、前記第i受信ユニークワードに基づいて、前記第i送信ユニークワードを含む無線フレームを受信する、無線通信装置。
(付記8)
前記生成部は、
前記第2動作時刻情報に基づいて、前記他の無線通信装置が生成する第1送信参照系列に対応する疑似乱数系列である第1受信参照系列を出力し、無線フレーム毎に、第(i-1)受信参照系列に基づいて、前記他の無線通信装置が生成する第i送信参照系列に対応する第i受信参照系列を出力する参照系列出力部と、
前記他の無線通信装置が生成する第1送信変換系列に対応する第1受信変換系列を出力し、無線フレーム毎に、前記他の無線通信装置が生成する第i送信変換系列に対応する第i受信変換系列を出力する変換系列出力部と、を備え、
前記変換系列出力部は、前記第1受信参照系列に基づく前記第1受信変換系列を、前記第1受信ユニークワードとして出力し、前記第i受信参照系列に基づく前記第i受信変換系列を、前記第i受信ユニークワードとして出力する、付記7に記載の無線通信装置。
(付記9)
前記生成部は、
乱数テーブルに基づいて、前記他の無線通信装置が出力する第1送信出力値に対応する第1受信出力値を出力し、無線フレーム毎に、前記他の無線通信装置が出力する第i送信出力値に対応する第i受信出力値を出力する乱数出力部をさらに備え、
前記乱数出力部は、前記第1受信参照系列に基づいて、前記第1受信出力値を出力し、前記第i受信参照系列に基づいて、前記第i受信出力値を出力し、
前記変換系列出力部は、前記第1受信出力値に基づく前記第1受信変換系列を、前記第1受信ユニークワードとして出力し、前記第i受信出力値に基づく前記第i受信変換系列を、前記第i受信ユニークワードとして出力する、付記8に記載の無線通信装置。
(付記10)
前記参照系列出力部は、
複数のタップを含み、前記第2動作時刻情報を構成する複数のビットを前記複数のタップに入力するシフトレジスタと、
前記複数のタップのうち、前記シフトレジスタにタップ値が帰還されるタップを指定する帰還タップと、
前記帰還されるタップの値に対して排他的論理和を演算し、前記演算した値を前記シフトレジスタに帰還する演算回路と、を備え、
前記参照系列出力部は、前記シフトレジスタを所定回数シフトさせ、前記複数のタップから出力された値に基づいて前記第1受信参照系列を出力する、付記8又は9に記載の無線通信装置。
(付記11)
前記生成部は、前記通信が開始される前に、前記第1受信ユニークワードを所定の周期時間で周期的に更新し、前記第2動作時刻情報が示す時刻から前記周期時間前の時刻に対応する第3動作時刻情報に基づく第1候補ユニークワードと、前記第2動作時刻情報が示す時刻から前記周期時間後の時刻に対応する第4動作時刻情報に基づく第2候補ユニークワードと、を周期的に生成し、
前記受信部は、前記第1受信ユニークワード、前記第1候補ユニークワード、及び前記第2候補ユニークワードのいずれかを含む無線フレームを受信する、付記7~10のいずれか1項に記載の無線通信装置。
(付記12)
前記受信部は、前記第1受信ユニークワード、前記第1候補ユニークワード、及び前記第2候補ユニークワードのいずれかを含む無線フレームを受信した場合、前記受信された無線フレームに含まれる動作時刻情報を前記第1動作時刻情報として取得し、
前記生成部は、前記第1動作時刻情報に基づいて、前記第1受信ユニークワード、前記第1候補ユニークワード、及び前記第2候補ユニークワードのうち、前記第1送信ユニークワードに対応する受信ユニークワードを特定し、前記特定された受信ユニークワードに基づいて、第2受信ユニークワードを生成する、付記11に記載の無線通信装置。
(付記13)
前記生成部は、前記第1動作時刻情報に基づいて、前記無線通信装置の動作時刻を補正する、付記12に記載の無線通信装置。
(付記14)
無線通信装置により実行される無線通信方法であって、
他の無線通信装置との通信が開始される前に、前記無線通信装置の動作時刻情報に基づいて、第1ユニークワードを生成し、
前記通信が開始された場合、前記第1ユニークワードを含む第1無線フレームを前記他の無線通信装置に送信し、
無線フレーム毎に、第(i-1)ユニークワード(i:2以上の整数)に基づいて、第iユニークワードを生成し、
前記第iユニークワードを含む前記第i無線フレームを前記他の無線通信装置に送信する、無線通信方法。
(付記15)
無線通信装置により実行される無線通信方法であって、
他の無線通信装置との通信が開始される前に、前記無線通信装置の第2動作時刻情報であって、前記他の無線通信装置が第1送信ユニークワードを生成するために使用する第1動作時刻情報に対応する前記第2動作時刻情報に基づいて、前記第1送信ユニークワードに対応する第1受信ユニークワードを生成し、
前記通信が開始された場合、前記第1受信ユニークワードに基づいて、前記第1送信ユニークワードを含む無線フレームを受信し、
無線フレーム毎に、第(i-1)受信ユニークワード(i:2以上の整数)に基づいて、前記他の無線通信装置が生成する第i送信ユニークワードに対応する第i受信ユニークワードを生成し、
前記第i受信ユニークワードに基づいて、前記第i送信ユニークワードを含む無線フレームを受信する、無線通信方法。
(付記16)
無線通信装置により実行される無線通信プログラムであって、
他の無線通信装置との通信が開始される前に、前記無線通信装置の動作時刻情報に基づいて、第1ユニークワードを生成し、
前記通信が開始された場合、前記第1ユニークワードを含む第1無線フレームを前記他の無線通信装置に送信し、
無線フレーム毎に、第(i-1)ユニークワード(i:2以上の整数)に基づいて、第iユニークワードを生成し、
前記第iユニークワードを含む前記第i無線フレームを前記他の無線通信装置に送信する、処理を含む無線通信プログラム。
(付記17)
無線通信装置に実行させる無線通信プログラムであって、
無線通信装置により実行される無線通信方法であって、
他の無線通信装置との通信が開始される前に、前記無線通信装置の第2動作時刻情報であって、前記他の無線通信装置が第1送信ユニークワードを生成するために使用する第1動作時刻情報に対応する前記第2動作時刻情報に基づいて、前記第1送信ユニークワードに対応する第1受信ユニークワードを生成し、
前記通信が開始された場合、前記第1受信ユニークワードに基づいて、前記第1送信ユニークワードを含む無線フレームを受信し、
無線フレーム毎に、第(i-1)受信ユニークワード(i:2以上の整数)に基づいて、前記他の無線通信装置が生成する第i送信ユニークワードに対応する第i受信ユニークワードを生成し、
前記第i受信ユニークワードに基づいて、前記第i送信ユニークワードを含む無線フレームを受信する、処理を含む無線通信プログラム。
(付記18)
第1無線通信装置と、第2無線通信装置とを備え、
前記第1無線通信装置は、
前記第2無線通信装置との通信が開始される前に、前記第1無線通信装置の第1動作時刻情報に基づいて、第1送信ユニークワードを生成し、前記通信が開始された場合、無線フレーム毎に、第(i-1)送信ユニークワード(i:2以上の整数)に基づいて、第i送信ユニークワードを生成し、
前記第1送信ユニークワードを含む第1無線フレームを前記第2無線通信装置に送信し、前記第i送信ユニークワードを含む前記第i無線フレームを前記第2無線通信装置に送信し、
前記第2無線通信装置は、
前記通信が開始される前に、前記第2無線通信装置の第2動作時刻情報であって、前記第1動作時刻情報に対応する前記第2動作時刻情報に基づいて、前記第1送信ユニークワードに対応する第1受信ユニークワードを生成し、前記通信が開始された場合、無線フレーム毎に、第(i-1)受信ユニークワードに基づいて、前記第i送信ユニークワードに対応する第i受信ユニークワードを生成し、
前記第1受信ユニークワードに基づいて、前記第1無線フレームを受信し、前記第i受信ユニークワードに基づいて、前記第i無線フレームを受信する、無線通信システム。
(付記19)
前記第1無線通信装置は、
前記第1動作時刻情報と、前記第1送信ユニークワードとを含む前記第1無線フレームを送信し、
前記第2無線通信装置は、
前記通信が開始される前に、前記第1受信ユニークワードを所定の周期時間で周期的に更新し、前記第2動作時刻情報が示す時刻から前記周期時間前の時刻に対応する第3動作時刻情報に基づく第1候補ユニークワードと、前記第2動作時刻情報が示す時刻から前記周期時間後の時刻に対応する第4動作時刻情報に基づく第2候補ユニークワードと、を周期的に生成し、
前記第1受信ユニークワード、前記第1候補ユニークワード、及び前記第2候補ユニークワードのいずれかを含む無線フレームを受信する、付記18に記載の無線通信システム。
11、21、32、42、122 生成部
12、34、111 送信部
22、44、124 受信部
31、41、121 記憶部
321、421、1221 参照系列出力部
322、422、1222 乱数出力部
323、423、1223 変換系列出力部
50 乱数参照系列発生回路
51、81、83 シフトレジスタ
52-1~52-N、82-1~82-5、84-1~84-5 タップ
53 帰還タップ
55-1~55-N AND回路
56-1~56-(N-1)、85-1~85-3、86-1、87 XOR回路
80 変換系列発生回路
100、200、400 無線通信システム
1201-1~1201-L アンテナ
1202 ネットワーク・インターフェース
1203 プロセッサ
1204 メモリ
Claims (10)
- 無線通信装置であって、
他の無線通信装置との通信が開始される前に、前記無線通信装置の動作時刻情報に基づいて、第1ユニークワードを生成し、前記通信が開始された場合、無線フレーム毎に、第(i-1)ユニークワード(i:2以上の整数)に基づいて、第iユニークワードを生成する生成部と、
前記第1ユニークワードを含む第1無線フレーム、及び前記第iユニークワードを含む前記第i無線フレームを前記他の無線通信装置に送信する送信部と、を備える無線通信装置。 - 前記生成部は、
前記動作時刻情報に基づいて、疑似乱数系列である第1参照系列を出力し、無線フレーム毎に、第(i-1)参照系列に基づいて、第i参照系列を出力する参照系列出力部と、
疑似乱数系列である第1変換系列を出力し、無線フレーム毎に、疑似乱数系列である第i変換系列を出力する変換系列出力部と、を備え、
前記変換系列出力部は、前記第1参照系列に基づく前記第1変換系列を、前記第1ユニークワードとして出力し、前記第i参照系列に基づく前記第i変換系列を、前記第iユニークワードとして出力する、請求項1に記載の無線通信装置。 - 前記生成部は、
乱数テーブルに基づいて、第1出力値及び第i出力値を出力する乱数出力部をさらに備え、
前記乱数出力部は、前記第1参照系列に基づいて前記第1出力値を出力し、無線フレーム毎に、前記第i参照系列に基づいて、前記第i出力値を出力し、
前記変換系列出力部は、前記第1出力値に基づく前記第1変換系列を、前記第1ユニークワードとして出力し、前記第i出力値に基づく前記第i変換系列を、前記第iユニークワードとして出力する、請求項2に記載の無線通信装置。 - 前記参照系列出力部は、
複数のタップを含み、前記動作時刻情報を構成する複数のビットを前記複数のタップに入力するシフトレジスタと、
前記複数のタップのうち、前記シフトレジスタにタップ値が帰還されるタップを指定する帰還タップと、
前記帰還されるタップから出力された値に対して排他的論理和を演算し、前記演算した値を前記シフトレジスタに帰還する演算回路と、を備え、
前記参照系列出力部は、前記シフトレジスタを所定回数シフトさせ、前記複数のタップから出力された値に基づいて前記第1参照系列を出力する、請求項2又は3に記載の無線通信装置。 - 前記送信部は、前記動作時刻情報と、前記第1ユニークワードとを含む前記第1無線フレームを送信する、請求項1~4のいずれか1項に記載の無線通信装置。
- 無線通信装置であって、
他の無線通信装置との通信が開始される前に、前記無線通信装置の第2動作時刻情報であって、前記他の無線通信装置が第1送信ユニークワードを生成するために使用する第1動作時刻情報に対応する前記第2動作時刻情報に基づいて、前記第1送信ユニークワードに対応する第1受信ユニークワードを生成する生成部と、
前記第1受信ユニークワードに基づいて、前記第1送信ユニークワードを含む無線フレームを受信する受信部と、を備え、
前記生成部は、前記通信が開始された場合、無線フレーム毎に、第(i-1)受信ユニークワード(i:2以上の整数)に基づいて、前記他の無線通信装置が生成する第i送信ユニークワードに対応する第i受信ユニークワードを生成し、
前記受信部は、前記第i受信ユニークワードに基づいて、前記第i送信ユニークワードを含む無線フレームを受信する、無線通信装置。 - 前記生成部は、前記通信が開始される前に、前記第1受信ユニークワードを所定の周期時間で周期的に更新し、前記第2動作時刻情報が示す時刻から前記周期時間前の時刻に対応する第3動作時刻情報に基づく第1候補ユニークワードと、前記第2動作時刻情報が示す時刻から前記周期時間後の時刻に対応する第4動作時刻情報に基づく第2候補ユニークワードと、を周期的に生成し、
前記受信部は、前記第1受信ユニークワード、前記第1候補ユニークワード、及び前記第2候補ユニークワードのいずれかを含む無線フレームを受信する、請求項6に記載の無線通信装置。 - 前記受信部は、前記第1受信ユニークワード、前記第1候補ユニークワード、及び前記第2候補ユニークワードのいずれかを含む無線フレームを受信した場合、前記受信された無線フレームに含まれる動作時刻情報を前記第1動作時刻情報として取得し、
前記生成部は、前記第1動作時刻情報に基づいて、前記第1受信ユニークワード、前記第1候補ユニークワード、及び前記第2候補ユニークワードのうち、前記第1送信ユニークワードに対応する受信ユニークワードを特定し、前記特定された受信ユニークワードに基づいて、第2受信ユニークワードを生成する、請求項7に記載の無線通信装置。 - 無線通信装置により実行される無線通信方法であって、
他の無線通信装置との通信が開始される前に、前記無線通信装置の動作時刻情報に基づいて、第1ユニークワードを生成し、
前記通信が開始された場合、前記第1ユニークワードを含む第1無線フレームを前記他の無線通信装置に送信し、
無線フレーム毎に、第(i-1)ユニークワード(i:2以上の整数)に基づいて、第iユニークワードを生成し、
前記第iユニークワードを含む前記第i無線フレームを前記他の無線通信装置に送信する、無線通信方法。 - 無線通信装置により実行される無線通信方法であって、
他の無線通信装置との通信が開始される前に、前記無線通信装置の第2動作時刻情報であって、前記他の無線通信装置が第1送信ユニークワードを生成するために使用する第1動作時刻情報に対応する前記第2動作時刻情報に基づいて、前記第1送信ユニークワードに対応する第1受信ユニークワードを生成し、
前記通信が開始された場合、前記第1受信ユニークワードに基づいて、前記第1送信ユニークワードを含む無線フレームを受信し、
無線フレーム毎に、第(i-1)受信ユニークワード(i:2以上の整数)に基づいて、前記他の無線通信装置が生成する第i送信ユニークワードに対応する第i受信ユニークワードを生成し、
前記第i受信ユニークワードに基づいて、前記第i送信ユニークワードを含む無線フレームを受信する、無線通信方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020198916A JP7600646B2 (ja) | 2020-11-30 | 2020-11-30 | 無線通信装置、及び無線通信方法 |
US17/536,337 US12082136B2 (en) | 2020-11-30 | 2021-11-29 | Radio communication apparatus and radio communication method |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020198916A JP7600646B2 (ja) | 2020-11-30 | 2020-11-30 | 無線通信装置、及び無線通信方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2022086736A true JP2022086736A (ja) | 2022-06-09 |
JP7600646B2 JP7600646B2 (ja) | 2024-12-17 |
Family
ID=81751744
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020198916A Active JP7600646B2 (ja) | 2020-11-30 | 2020-11-30 | 無線通信装置、及び無線通信方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US12082136B2 (ja) |
JP (1) | JP7600646B2 (ja) |
Family Cites Families (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6477234A (en) | 1987-09-18 | 1989-03-23 | Nec Corp | Privacy system for radio communication |
JPH0783337B2 (ja) * | 1988-03-01 | 1995-09-06 | 日本電気株式会社 | スクランブル−デスクランブル方式 |
JP2730338B2 (ja) * | 1991-07-15 | 1998-03-25 | 日本電気株式会社 | 衛星通信方式 |
JP2715950B2 (ja) | 1995-01-13 | 1998-02-18 | 日本電気株式会社 | ユニークワードパターン制御方式 |
JP3948697B2 (ja) | 2000-06-29 | 2007-07-25 | 株式会社ケンウッド | データ通信システム |
CN1964532A (zh) * | 2000-07-14 | 2007-05-16 | 三洋电机株式会社 | 无线信息终端和无线通信系统以及通信方法 |
JP2006215825A (ja) | 2005-02-03 | 2006-08-17 | Sanyo Electric Co Ltd | 乱数生成回路 |
JP2008306318A (ja) * | 2007-06-05 | 2008-12-18 | Toshiba Corp | 無線受信装置、無線受信装置の制御方法、無線受信装置の制御プログラム、および半導体集積回路 |
US8254362B2 (en) | 2008-01-09 | 2012-08-28 | The Boeing Company | Method and device of generating time-varying preamble sequence and pseudorandom noise (PN) binary sequence in direct sequence spread spectrum (DSSS) communications |
US8259874B1 (en) * | 2008-08-01 | 2012-09-04 | Vt Idirect, Inc. | Apparatus and method for optimization of carrier recovery in a receiver of a communication system |
JP4940275B2 (ja) * | 2009-08-04 | 2012-05-30 | 株式会社東芝 | 伝送路応答推定器 |
JP5498366B2 (ja) | 2010-12-10 | 2014-05-21 | Toa株式会社 | ワイヤレスマイクロフォンシステム |
WO2020160554A1 (en) * | 2019-02-01 | 2020-08-06 | Apple Inc. | On the frame structure design for single carrier waveform |
JP2020178184A (ja) | 2019-04-16 | 2020-10-29 | Necネットワーク・センサ株式会社 | 無線通信装置、無線通信システム及び無線通信方法 |
WO2021181278A1 (en) * | 2020-03-10 | 2021-09-16 | Ntwine, Llc | Bandwidth constrained communication systems with frequency domain information processing |
-
2020
- 2020-11-30 JP JP2020198916A patent/JP7600646B2/ja active Active
-
2021
- 2021-11-29 US US17/536,337 patent/US12082136B2/en active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP7600646B2 (ja) | 2024-12-17 |
US20220174619A1 (en) | 2022-06-02 |
US12082136B2 (en) | 2024-09-03 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7978851B2 (en) | Keystream encryption device, method, and program | |
US8345867B2 (en) | Method and apparatus for generating pseudo random sequence in broadband wireless communication system | |
US8724804B2 (en) | Encryption processing apparatus | |
US20160164674A1 (en) | Stream-cipher encrypting device, stream-cipher decrypting device, stream-cipher encrypting method, stream-cipher decrypting method, and program | |
US8254362B2 (en) | Method and device of generating time-varying preamble sequence and pseudorandom noise (PN) binary sequence in direct sequence spread spectrum (DSSS) communications | |
EP2748966B1 (en) | Management of synchronized symmetric keys for securing data exchanged by communication nodes | |
JP2009527183A (ja) | スクランブルコードを生成する装置及び方法 | |
US20060242216A1 (en) | Method and an electrical device for efficient generation of multi-rate pseudo random noise (pn) sequence | |
JP2003514438A (ja) | ストリームサイファの効率的な不規則同期の方法と装置 | |
EP3798682A1 (en) | Wavefront global navigation satellite system and interference simulator systems and methods of use thereof | |
JP2022086736A (ja) | 無線通信装置、及び無線通信方法 | |
EP2827516B1 (en) | Scrambling code generation method, apparatus and scrambling code processing apparatus | |
US20160315764A1 (en) | Fault detection for systems implementing a block cipher | |
KR100959730B1 (ko) | 수신 장치, 디스크램블러, 및 스크램블러 | |
EP3056984A1 (en) | Method to generate high quality random mask from small entropy source | |
US20240313946A1 (en) | Electronic apparatus for bootstrap processing homomorphic encrypted messages and methods thereof | |
US10020824B1 (en) | Method and system for efficient block synchronization scheme on a scrambled cyclic code bit stream | |
JP2000354032A (ja) | 様々な長さおよび位置の挿入を行った疑似雑音系列 | |
JP2005151056A (ja) | デスクランブル回路 | |
KR20240140829A (ko) | 동형 암호문에 대한 연산을 수행하는 전자 장치 및 이의 제어 방법 | |
KR20180021473A (ko) | 암호화 장치 | |
JP6207551B2 (ja) | メモリシステム | |
JP2012230276A (ja) | 暗号処理装置 | |
CN117650810A (zh) | 基于分组加密的跳频序列生成方法、装置、设备和介质 | |
CN118170217A (zh) | 数据时序同步方法、装置、电子设备及存储介质 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20231002 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20240826 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20240903 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20241021 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20241105 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20241118 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7600646 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |