JP2022086505A - 圧電共振デバイス - Google Patents

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Abstract

【課題】より耐久性の向上した圧電共振デバイスを提供する。【解決手段】圧電共振デバイスは、所定の接続先として外部接続パッド(1141)を持つ電極パッド(1131)を有する基体と、電極を有する共振部(153)と電極に接続されている接続パッド(151)とを有するMEMS素子(150)と、電極パッド(1131)と接続パッド(151)とを接続する複数本のボンディングワイヤ(181)と、を備える。【選択図】図2

Description

本開示は、圧電共振デバイスに関する。
筐体内部に圧電素子が封止されて位置する圧電共振デバイスがある。素子は、接合材又は接着剤により筐体に接着固定され、接続されている信号線を介して筐体の外との間で信号を入出力する(例えば、特許文献1)。
特開2019-145762号公報
共振部を有する素子の接続導体と筐体の接続導体とを配線導体で接続する場合、この素子に熱や力が加わった場合に、配線導体やその接続部分が他の部位と比較して早期に劣化しやすい。そこで、より耐久性の向上した圧電共振デバイスを提供する。
本開示の一の態様は、
所定の接続先を持つ第1の接続導体を有する基体と、
電極を有する共振部と、前記電極に接続されている第2の接続導体とを有するMEMS素子と、
前記第1の接続導体と前記第2の接続導体とを接続する複数本の配線導体と、
を備える圧電共振デバイスである。
本開示によれば、圧電共振デバイスの耐久性をより向上させることができる。
圧電共振デバイスの蓋体が外された状態を見た全体斜視図である。 圧電共振デバイスの蓋体を外した状態での平面図及び断面図である。 MEMS素子をより詳しく説明する断面図である。 変形例1の圧電共振デバイスについて説明する平面図である。 変形例2の圧電共振デバイスを示す平面図である。 変形例3の圧電共振デバイスを示す平面図である。
以下、実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本実施形態の圧電共振デバイス1の蓋体120が外された状態を見た全体斜視図である。図1(a)は蓋体120が接合される側の面を見た図であり、図1(b)は蓋体120が接合される側とは反対側の面を見た図である。
圧電共振デバイス1は、基体100と、MEMS素子150と、接着部材170などを有する。基体100は、基板110と、蓋体120などを有する。基板110は、蓋体120が接合される側の面、すなわち、z方向について上方側の面に、凹状の領域である収容部111を有する。MEMS素子150は、収容部111内に位置している。収容部111のうち上方側の開放面、及び当該開放面とは反対側の面であり底面となるMEMS素子150の載置面1110(第1の面)以外の側面、すなわち、開放面と載置面1110との間をつなぐ各面であって、ここでは、それぞれz方向に平行となる面をなす枠部1101の蓋体120との接合面(開放面側の端面)には、枠状に、導体層である枠状メタライズ層112が位置し、銀ろうなどの封止材を介して蓋体120と接合している。特に限定するものではないが、ここでは、この基板110のサイズは、xy面内で一辺が0.6~10.0mm程度であり、z方向についての厚みが0.2~2.0mm程度である。ここでは、x方向を基体100の長手方向としている。
収容部111の載置面1110上には、2個の電極パッド1131、1132(それぞれ第1の接続導体。まとめて電極パッド113とも記す)がy方向に並んで位置している。ここでは、電極パッド1131、1132は、それぞれ平面視で同一サイズ同一向きの方形であるが、これに限られない。電極パッド1131、1132は、例えば、基板110において収容部111及び枠部1101以外のこれらより下方すなわち-z方向の部分である基部1102の載置面1110とは反対側の面(底面)に位置する外部接続パッド114、例えば、それぞれ外部接続パッド1141、1144(所定の接続先)と接続している。電極パッド113は、例えば、載置面1110上に金薄膜層などがめっきなどにより形成されたものである。あるいは、電極パッド113は、スクリーン印刷などにより載置面1110から凸状に形成されたものであってもよい。
MEMS素子150(共振部)は、収容部111の載置面1110上で電極パッド113よりも-x方向に位置している。MEMS素子150は、その底面が接着部材170により載置面1110と接着されている。接着部材170は、例えば、樹脂系接着剤であって絶縁性を有する。接着部材170は、エポキシ系樹脂により構成されてもよい。また、基板110がセラミック材料の場合には、エポキシ系樹脂にアルミナが含有されていることにより接着部材170と基板110との熱膨張係数が近くなる。したがって、接着部材170の剥がれなどを抑制して接続強度を向上させることができる。接着部材170のフィラーの粒径は、例えば、1~10μmである。これにより、MEMS素子150が傾かずに安定して実装される。
MEMS素子150は、導電性のボンディングワイヤ180(配線導体)により電極パッド113と電気的に接続している。電極パッド1131につながっているボンディングワイヤ181は、複数本、ここでは2本のボンディングワイヤを含む。電極パッド1132につながっているボンディングワイヤ182は、複数本、ここでは同様に2本のボンディングワイヤを含む。ボンディングワイヤ180の材質は、特には限られないが、例えば、金(Au)である。
複数本のボンディングワイヤ180の接続は、例えば、キャピラリを有するワイヤボンダなどを利用して超音波圧着により各々行われる。ここでは、ボンディングワイヤ180と電極パッド113との接合がファーストボンディングであり、MEMS素子150との接合がセカンドボンディングである。これにより、MEMS素子150に対する加圧を低減させることができる。しかしながら、ファーストボンディングとセカンドボンディングの位置は入れ替えられてもよい。
外部接続パッド114(1141~1144)は、外部、例えば、モジュール用基板などに接合される外部電極である。ここでは、外部接続パッド114が基板底面の4隅にそれぞれ位置しているが、必要数が4より少ない場合には、適宜省略されてもよい。外部接続パッド114のうち少なくとも一部は、上述のように電極パッド1131、1132を介してMEMS素子150につながっている。外部接続パッド114は、例えば、駆動回路に接続されて、所定の周波数の電圧信号が入力されることで、MEMS素子150が発振子とされてもよい。
基板110は、セラミック材料と、シリコンなどの半導体材料と、ガラスなどからなる。セラミック材料は、例えば、酸化アルミニウム質焼結体、窒化アルミニウム焼結体、ムライト質焼結体又はガラス-セラミック焼結体などである。蓋体120は、導体金属からなり、枠状メタライズ層112に対して接合されることで収容部111を気密封止する。封止には、金すず(AuSn)又は銀ろうなどの導電性封止部材が用いられる。枠部1101はスルーホール115を有し、スルーホール115は、枠状メタライズ層112と電気的に接続している。また、スルーホール115は、基板110をz方向に貫通して、基板底面の外部接続パッド114のうちの一部、例えば、外部接続パッド1141、1142と接続している。蓋体120は、接地されることで収容部111内への外部ノイズの伝搬を抑制する。蓋体120は、導電性封止部材及び枠状メタライズ層112を介してスルーホール115に対して電気的に接続している。スルーホール115と接続している外部接続パッド114が接地されることで、蓋体120は接地状態とされる。なお、枠部1101は、スルーホール115の代わりに板状の導体板を有して、蓋体120と外部接続パッド114とを電気的に接続する経路の一部をなしていてもよい。
枠状メタライズ層112は、導体金属からなり、枠部1101の接合面に印刷形成される。
枠状メタライズ層112、電極パッド113及び外部接続パッド114などの導体層の少なくとも露出している表面は、ニッケル及び/又は金によるめっき層で被覆されていてもよい。例えば、露出面にニッケルめっきが1~20μmの厚みでなされ、このニッケルめっき層上に金めっき層が0.1~3.0μmの厚みでなされる。これにより、表面の酸化腐食を抑制し、また、絶縁性の物質である基板110の上面に位置する枠状メタライズ層112と金属導体である蓋体120との接続を容易かつ強固なものとすることができる。また、金線であるボンディングワイヤ180と適切に接続し、低抵抗で信号を伝達することができる。
図2は、(a)圧電共振デバイス1の蓋体120を外した状態での平面図(平面図について、以下同じ)、及び(b)この平面図における断面線AAでの断面図である。
上述のように、2個の電極パッド1131、1132は、収容部111内で載置面1110のx方向について正の側の端部付近にy方向に並んで位置している。2本のボンディングワイヤ181a、181bは、それぞれ、MEMS素子150上の接続パッド151との接続点と電極パッド1131との接続点との間を略平行にほぼxz面内でつないでいる。2本のボンディングワイヤ182a、182bは、MEMS素子150上の接続パッド152との接続点と電極パッド1132との接続点との間を略平行にほぼxz面内でつないでいる。
平面視で電極パッド1131、1132と重なる位置には、それぞれ基部1102を貫通する貫通導体1161、1162がある。貫通導体1161、1162は、一端がそれぞれ電極パッド1131、1132とつながり、他の一端がそれぞれ外部接続パッド1141、1144につながっている。なお、貫通導体1161、1162は、z方向にのみ延びているものに限られない。貫通導体1161、1162が基部1102内をxy面に沿った方向にも延びて、例えば、電極パッド1131を外部接続パッド1142と接続していてもよい。
MEMS素子150は、上面(+z側の面)に接続パッド151、152(それぞれ第2の接続導体)と、共振部153とを備える。共振部153は、共振手段1531を有する。共振手段1531は、上面がMEMS素子150の上面に露出され、ノードで支持されて、当該ノードを固定端とする所定のモードで振動可能となっている。共振手段1531は、後述のように、上面の側、すなわち+z側の上部電極と、底面に近い側、すなわち-z側の下部電極とを有し、各電極がそれぞれ接続パッド151、152に電気的に接続している。ここでは、接続パッド151が配線154を介して上部電極に接続している。接続パッド152は、MEMS素子150の内部で下部電極に接続している。
接続パッド151、152は、MEMS素子150のx方向について正の側の縁付近、すなわち、共振部153に対して電極パッド113と同一の側に位置している。接続パッド151、152は、上述のように電極パッド113に接続されているボンディングワイヤ180のMEMS素子150の側の接続端である。接続パッド151、152の最上面は、例えば、金(Au)であってもよい。接続パッド151は、y方向について電極パッド1131と対応する位置にあり、2本のボンディングワイヤ181a、181bが接続されている。接続パッド152は、y方向について電極パッド1132と対応する位置にあり、2本のボンディングワイヤ182a、182bが接続されている。接続パッド151、152におけるボンディングワイヤ180の各接続点は、x方向についてほぼ同一の位置にある。これにより、合計4本のボンディングワイヤ180の長さはほぼ等しい。これにより、MEMS素子150の等価直列抵抗(ESR)に係るボンディングワイヤ180の寄与(影響)を均一にすることができる。
ボンディングワイヤ180は、それぞれx方向に最短距離、すなわち直線で延びている必要はなく、若干の余裕があってもよい。また、ボンディングワイヤ180は、平面視でx方向に伸びる直線からy方向への若干のずれや曲がりがあってもよいが、必要以上に弛みなどを生じていない。ここでは、ボンディングワイヤ180がそれぞれ下方に垂れ下がってMEMS素子150の上縁に接触せず、また、振動などで隣のボンディングワイヤ180と接触しないようになっているとよい。また、ボンディングワイヤ180は、蓋体120が枠状メタライズ層112に接合された状態で、いずれも当該蓋体120などに接触しない。
ここでは、共振部153は、MEMS素子150のy方向について中心付近に位置し、x方向について接続パッド151、152よりも電極パッド1131、1132から遠い側にある。
MEMS素子150は、例えば、基体100の長手方向であるx方向に沿った方向が長手方向となる長方形(平面視矩形状)であるが、これに限られない。また、共振部153の形状は、出力周波数などに応じて様々に変形し得るので、共振部153は、形状に応じた向きで基体100に対して位置していてよい。MEMS素子150の上面における空きスペースには、例えば、製品のシリアル番号などの識別情報の記載がなされていてもよい。また、この空きスペースは、平面状であって、MEMS素子150を基体100に対して載置する際に、移動のために吸着されるために利用されてもよい。このように空きスペースを吸着することで、共振部153を吸着せずにMEMS素子150の載置が可能となるので、共振部153にごみが付着したり共振部153が損傷したりするおそれを低減させることができる。
接着部材170は、MEMS素子150の底面に接着しているだけではなく、平面視でMEMS素子150の外縁よりも外側にはみ出して広がっている。接着部材170は、その弾性により製造時などにかかる応力などを吸収してMEMS素子150の破損などを抑制する。なお、接着部材170は、MEMS素子150の底面全体に接着しているものに限られない。MEMS素子150の底面のうち一部には、接着部材170が接着していなくてもよい。
図3は、MEMS素子150をより詳しく説明する断面図である。ここでは、図2(a)における断面線BBでの断面が示されている。
MEMS素子150は、ハンドリング層1501と、絶縁層1502と、ドープ層1503(下部電極)と、圧電層1504(圧電材料)と、上部電極1505などを有し、この順番で-z側から+z側へ重なっている。
ハンドリング層1501は、シリコン基板(半導体基板)を含み、その下面が接着部材170により基板110の載置面1110に接着されている。接着部材170は、ハンドリング層1501の縁からはみ出してフィレット部分170aとなっている。このフィレット部分170aの上端位置は、MEMS素子150の側面、すなわちxy面に垂直な面において、絶縁層1502の上端位置(ドープ層1503の下端位置)よりも低い位置、通常では、ハンドリング層1501の上端位置以下となっている。したがって、接着部材170は、ドープ層1503、圧電層1504及び上部電極1505とは接触せず、MEMS素子150の上面にも接触しない。
絶縁層1502は、二酸化ケイ素(SiO2)層である。絶縁層1502の厚さは微小であってよい。この絶縁層1502は、共振部153の範囲で除去されている。ここでは、ハンドリング層1501と絶縁層1502をまとめて半導体基板とする。
ドープ層1503は、P型ドープがなされたシリコン層である。ここでのドープ量は、通常の半導体素子におけるドープ量よりはるかに多く、例えば、1~2桁大きい。これにより、ドープ層1503は、事実上導体として振る舞い、MEMS素子150の内部で接続パッド152とつながって下部電極として機能する。
ドープ層1503の一部は、ノード以外の部分で当該一部以外及び半導体基板から離隔しており、振動可能となっている。
圧電層1504は、物理的な形状変化と電気信号との間で対応関係を有する圧電材料による薄膜層である。ここでは、圧電層1504は、窒化アルミニウム(AlN)の薄膜層であり、上部電極1505とドープ層1503の間の印加電圧に応じて変形し、又は外部からの圧力などによる変形量に応じた電圧を上部電極1505とドープ層1503との間に生じさせる。
上部電極1505は、圧電層1504の上側に接して位置し、配線154を介して接続パッド151と電気的に接続している。上部電極1505は、例えば、アルミニウム(Al)層である。
このように、ドープ層1503、圧電層1504及び上部電極1505の積層構造は、絶縁層1502を有しない共振部153の範囲では、これらが下方のハンドリング層1501と離隔し、また、平面視で各層の周囲ともxy面内で図示略のノード部分以外で離隔しており、共振手段1531をなす。これにより、この共振手段1531は、上部電極1505と下部電極であるドープ層1503(まとめて本実施形態の共振部の電極)との間への印加電圧パターンに応じて、又は共振手段1531の表面への外部からの圧力に応じて、共振周波数での振動を生じ得る。
共振手段1531の共振周波数は、圧電層1504の特性だけではなく、ドープ層1503及び上部電極1505のサイズ、すなわち面積及び厚さ、更に、周囲の図示略のノード部材など、各部の特性に依存する。その結果、共振周波数は、実装の状況に応じて設計値から多少のずれが生じ得る。圧電共振デバイス1では、実装後の共振手段1531に対し、例えば、露出された上面の上部電極1505をアルゴンレーザといったイオンレーザを用いて薄く削る処理を行うことで、所望の共振周波数に近づける調整が行われてもよい。
図4は、変形例1の圧電共振デバイス1aについて説明する平面図である。
圧電共振デバイス1aは、4つの電極パッド1131a、1131b、1132a、1132b(複数の組の複数の第1の接続導体)を備える。また、MEMS素子150aは、4つの接続パッド151a、151b、152a、152b(複数の組の複数の第2の接続導体)を有する。接続パッド151a、151b(ある組の複数の第2の接続導体)は、配線154aを介して上部電極(組に対応する電極)に接続され、接続パッド152a、152b(他の組の複数の第2の接続導体)は、MEMS素子150aの内部で下部電極(他の組に対応する電極)に接続されている。
ボンディングワイヤ181aは、電極パッド1131aと接続パッド151aとをつないでおり、ボンディングワイヤ181bは、電極パッド1131bと接続パッド151bとをつないでいる。また、ボンディングワイヤ182aは、電極パッド1132aと接続パッド152aとをつないでおり、ボンディングワイヤ182bは、電極パッド1132bと接続パッド152bとをつないでいる。すなわち、ボンディングワイヤ180は、それぞれ、共振部153に対して同一の側に位置する電極パッド113と接続パッド151とをつないでいる。
接続パッド151a、152a及び電極パッド1131a、1132a(ある組の複数の第1の接続導体)は、圧電共振デバイス1aの長手方向(x方向)について略中央に位置する共振部153(共振手段1531)に対して+xの側に位置し、接続パッド151b、152b及び電極パッド1131b、1132b(他の組の第1の接続導体)は、-xの側に位置している。
電極パッド1131aは、貫通導体1161aを介して外部接続パッド1141に接続され、電極パッド1132aは、貫通導体1162aを介して外部接続パッド1144に接続されている。電極パッド1131bは、導体1161b(直下の外部接続パッド1142に接続していない)及び接続導体1164を介して外部接続パッド1141又は貫通導体1161aに接続されている。導体1161b及び接続導体1164は一体的であってもよい。電極パッド1132bは、導体1162b(直下の外部接続パッド1143に接続していない)及び接続導体1163を介して貫通導体1162a又は外部接続パッド1144に接続されている。胴体1162bと接続導体1163は一体的であってもよい。外部接続パッド1141、1144にそれぞれ対応する駆動信号が入力されることで、駆動信号が並行してMEMS素子150a(共振部153)に供給され、共振部153に駆動電圧が印加される。一方で、外部接続パッド1143は、スルーホール115に接続されており、接地されればよい。なお、接続導体1164を有さずに導体1161bが貫通導体として外部接続パッド1142に接続し、外部接続パッド1141、1142に対して同一の駆動信号が入力されてもよい。すなわち、電極パッド1131a、1131bの最終的な所定の接続先は、同一の駆動信号の発信源であってもよい。
その他、変形例1で説明していない各構成、構造や配置は、上記実施形態のものと同一であり、説明を省略する。
このように、変形例1の圧電共振デバイス1aでは、接続パッド151b、152b、電極パッド1131b、1132b、及びボンディングワイヤ181b、182bは、接続パッド151a、152a及び電極パッド1131a、1132a及びボンディングワイヤ181a、182aとx方向について対称に位置している。言い換えると、接続パッド151b、152b、電極パッド1131b、1132b(第1の接続導体及び第2の接続導体の一部)は、共振部153に対して接続パッド151a、152a、電極パッド1131a、1132a(一部以外の残り)と反対側(異なる側)に位置している。このように同一用途の配線が大きく異なる位置にあることで、2本の配線が同時又は近いタイミングで劣化、切断されて正常に動作しなくなることを抑制することができる。
図5は、変形例2の圧電共振デバイス1cを示す平面図である。
圧電共振デバイス1cでは、MEMS素子150cの接続パッド151a、152bは、配線154cを介して上部電極に接続され、接続パッド152a、151bは、下部電極に接続されている。貫通導体1162a又は外部接続パッド1144と導体1161bとの間が基部1102内に位置する接続導体1163cによりつながれている。貫通導体1161a又は外部接続パッド1141と導体1162bとの間が基部1102内に位置する接続導体1164cによりつながれている。接続導体1163c、1164cは、平面視で交差するが、基部1102内で接触せず離隔している。
電極パッド1132a、1131bにつながる外部接続パッド1144及び電極パッド1131a、1132bにつながる外部接続パッド1141にそれぞれ対応する駆動信号が入力されることで、駆動信号がMEMS素子150c(共振部153)に対して並行に供給され、共振部153に対して駆動電圧が印加される。スルーホール115につながる外部接続パッド1143は接地されればよい。あるいは、接続導体1163cを有する代わりに導体1161bが基部1102を貫通して外部接続パッド1142に接続しており、外部接続パッド1142、1144に同一の駆動信号が同期して入力されてもよい。
その他この変形例2について説明していない構成や構造は、変形例1の構成や構造と同一であり、説明を省略する。
このように、同一の駆動信号に係るボンディングワイヤ181a、182bが共振部153の中心に対して略対称に位置し、ボンディングワイヤ181b、182aが共振部153の中心に対して略対称に位置することで、圧電共振デバイス1cに対して加わる力に対する対応する2本のボンディングワイヤ180への影響を異ならせ、2本同時又は近いタイミングで劣化、切断されて正常に動作しなくなるのをより効果的に抑制する。
図6は、変形例3の圧電共振デバイス1dを示す平面図である。
上記実施の形態及び各変形例では、ボンディングワイヤ180の長さが略均一であるものとして説明したが、同一信号を送受信するボンディングワイヤ181d、182eの長さやボンディングワイヤ181e、182dの長さのうち少なくとも一部が異なるものであってもよい。ここでは、ボンディングワイヤ181e、182eは、それぞれボンディングワイヤ181d、182dよりも長い。その他の構成は、変形例2の圧電共振デバイス1cと同一であり、同一の符号で示すこととして説明を省略する。
MEMS素子150c(共振部153)やMEMS素子150cからの信号の出力先がボンディングワイヤ180の長さの違いによる信号の同期ずれなどにより悪影響を受けるものではない場合には、異なる長さのボンディングワイヤ180とすることで、熱や圧力などに対する影響の受け方を異ならせることができる。これにより、対となる2本のボンディングワイヤ180が同時又は近いタイミングで劣化、切断されて正常に動作しなくなるのを抑制する。
以上のように、本実施形態の圧電共振デバイス1は、外部接続パッド1141(又は外部接続パッド1144)に接続する電極パッド1131(外部接続パッド1144に対応して電極パッド1132。以下同じ)を有する基体100と、上部電極1505及び下部電極であるドープ層1503を有する共振部153と上記各電極に接続されている接続パッド151(接続パッド152)とを有するMEMS素子150と、電極パッド113と接続パッド151(接続パッド152)とを接続する複数本のボンディングワイヤ181(ボンディングワイヤ182)と、を備える。
このように、電極パッドと接続パッドとの間の1つの信号の接続に対し、複数本のボンディングワイヤによる接続を行うことで、温度変動が大きかったり、大きな力が加わりやすかったりといった条件の厳しい状況で用いられる圧電共振デバイス1において比較的弱い配線部分の劣化や切断による故障の早期発生を抑制することができる。よって、この圧電共振デバイス1では、従来よりも耐久性を向上させることができる。
また、圧電共振デバイス1aのように、MEMS素子150aは、複数本のボンディングワイヤ181a、181b(182a、182b)が各々接続されている複数の接続パッド151a、151b(152a、152b)を備えていてもよい。同一信号に係る複数本のボンディングワイヤをMEMS素子150aの異なる接続パッドに接合させることで、あるボンディングワイヤやその接続点にかかる熱や力の影響が大きく、劣化、切断されやすい使用状況であっても、他のボンディングワイヤをこれよりも長く維持させやすくする。これにより、圧電共振デバイス1の耐久性をより安定して従来よりも向上させることができる。
また、圧電共振デバイス1aのように、基体100は、複数本のボンディングワイヤ181a、181b(182a、182b)が各々接続されている複数の電極パッド1131a、1131b(1132a、1132b)を備えていてもよい。接続パッドの場合と同様に、同一信号に係る複数本のボンディングワイヤを異なる電極パッドに接合させることで、あるボンディングワイヤやその接続点にかかる熱や力の影響が大きく、劣化、切断されやすい使用状況であっても、他のボンディングワイヤの接続状態をこれよりも長く維持させやすくする。これにより、圧電共振デバイス1の耐久性をより安定して従来よりも向上させることができる。
また、複数の電極パッド1131a、1131b(1132a、1132b)及び複数の接続パッド151a、151b(152a、152b)は、それぞれ一部(例えば、電極パッド1131b及び接続パッド151b)が共振部153に対して当該一部以外の残り(電極パッド1131a及び接続パッド151a)とは異なる側に位置し、複数本のボンディングワイヤ181a、181bは、共振部153に対して同一の側にある接続パッド151a(接続パッド152a)と電極パッド1131a(電極パッド1132a)、及び接続パッド151b(接続パッド152b)と電極パッド1131b(電極パッド1132b)を接続していてもよい。
電極パッドと接続パッドをボンディングワイヤの数に合わせて同数備え、共振部153に対して同一の側にあるもの同士をボンディングワイヤで接続することで、当該ボンディングワイヤやその接続点の劣化に係る条件をより大きく異ならせやすくする。これにより、圧電共振デバイス1aなどでは、使用による劣化に伴い一部のボンディングワイヤの切断などが生じても、他のボンディングワイヤが正常に電極パッドと接続パッドの間を引き続きつないでいる状態を維持しやすくすることで、より故障しづらくして、耐久性を高めることができる。
また、圧電共振デバイス1aなどのように、複数の電極パッド1131a、1131b(1132a、1132b)と、複数の接続パッド151a、151b(152a、152b)と、複数のボンディングワイヤ181(182)と、を含む組を複数備え、複数のボンディングワイヤ181(182)は、同じ組の対応する電極(上部電極1505又はドープ層1503)につながっている。
すなわち、電極が複数ある場合には、圧電共振デバイス1aなどは、当該電極の数に応じた数の電極パッド、接続パッド及びボンディングワイヤの組を有していてよい。これにより、圧電共振デバイス1aなどでは、全ての配線についてより耐久性を高め、より長く正常な動作を維持させることが可能になる。
また、複数本のボンディングワイヤ180の長さが等しくてもよい。これにより、MEMS素子150の等価直列抵抗に係るボンディングワイヤ180の寄与(影響)を均一にすることができる。また、複数に分岐する信号が正確に同期する必要がある場合などに、問題の発生を抑制することができる。また、同一長さで画一的にボンディングワイヤ180の接合を行うことができる。
他方で、複数本のボンディングワイヤ180のうち少なくとも一部の長さが当該一部以外の長さと異なっていてもよい。異なる長さであれば、各ボンディングワイヤ180に対する影響の出方も異なるものとなり得るので、短期間の使用で全てのボンディングワイヤ180が劣化、切断されて故障するのを抑制し得る。
また、電極パッド113及び接続パッド151、152の少なくとも表面は金であってもよい。これにより、腐食反応を抑制し、かつ抵抗損失などを抑制して、確実に適正な信号を伝送することができる。
また、圧電共振デバイス1は、MEMS素子150を基体100に接着している接着部材170を備える。MEMS素子150は、ハンドリング層1501、ドープ層1503、圧電層1504及び上部電極1505などを有し、基体100の側から上方に向けてこの順番で重なっている。接着部材170は、MEMS素子150の側面における上端位置が、ドープ層1503の下端位置よりも低い位置にある。すなわち、接着部材170がMEMS素子150の下面からはみ出て生じたフィレット部分170aは、MEMS素子150のうち積層構造の上方に位置する導体部分及び圧電層1504に接触しなければよい。これにより、短絡などのトラブルを生じさせにくい範囲でMEMS素子150の載置面1110への接合をより確実に行い、また、共振周波数の更なるずれを抑制することができる。また、接着部材170(エポキシ系樹脂)中にナトリウム原子など(金属粒子)が含まれている場合に、この金属粒子がドープ層1503に入り込んで導電率を変動させないようにすることができる。
なお、上記実施の形態は例示であって、様々な変更が可能である。
例えば、上記実施の形態では、蓋体120で収容部111が密閉されて、MEMS素子150が発振子として用いられる場合について説明したが、外部接続パッドが所定の検出回路に接続されて、加速度などを検出する検出部として利用されてもよい。また、MEMS素子150の共振部153に直接又は所定の被膜などを介して物質などが接触、堆積可能であり、検出回路などにより接触頻度や堆積重量などを検出可能な検出部であってもよい。例えば、MEMS素子150をガスセンサとして使用する場合には、MEMS素子150を測定対象エリア内に配置する前に共振周波数を測定しておく。これが、検出対象のガスがない状態における共振周波数、すなわち、参照周波数となる。その後、測定対象エリア内にMEMS素子150を配置してMEMS素子150の共振周波数を測定し、この共振周波数を上記参照周波数と比較することで、検出対象ガスの有無を判断することができる。
また、上記の各変形例では、対応するボンディングワイヤ180、接続パッド151、152や電極パッド1131、1132などは、共振部153に対して反対側に位置するものとして説明したが、異なる位置関係、例えば、共振部153に対して90度異なる方向に位置していてもよい。
また、上記実施の形態では、ボンディングワイヤ180が接続される接続パッドと電極パッドの数が等しいものとして説明したが、これに限られない。例えば、共通の接続パッド151、152から異なる電極パッドに接続されるなどであってもよい。
また、共通の接続パッドと電極パッドの間をつなぐボンディングワイヤ180は、必ずしも平行である必要はない。また、つなぐ位置に合わせて接続パッド及び/又は電極パッドの形状が適宜定められてもよい。
また、同組の接続パッドと電極パッドとは、必ずしも共振部153に対して同一の側に位置していなくてもよい。例えば、単一の接続パッドから、共振部153に対して90度異なる側に位置する2つの電極パッドに対してそれぞれボンディングワイヤ180が伸びていてもよい。
また、上記実施の形態では、同一の電極や外部接続パッドに接続されるボンディングワイヤ180は2本であるものとして説明したが、これに限られない。3本以上であってもよい。また、上部電極1505につながるボンディングワイヤ180の本数と下部電極(ドープ層1503)につながるボンディングワイヤ180の本数とが異なっていてもよい。
また、上記実施の形態では、上部電極1505とドープ層1503にそれぞれつながる2組のボンディングワイヤについて説明したが、信号を伝える電極が3個以上ある場合には、各電極についてそれぞれ複数のボンディングワイヤ180を備えていてよい。
また、上記実施の形態では、MEMS素子150の接続パッド151、152と電極パッド1131、1132との接続をボンディングワイヤ180により行ったが、これに限らず、導電性の配線部材全般が利用されてよい。
また、平面視でMEMS素子150の外縁よりも外側に位置する接着部材170は、MEMS素子150の側面に接着していなくてもよい。あるいは、接着部材170がMEMS素子150の外縁の一部又は全体よりも外側に広がっていなくてもよい。
また、上部電極1505の上面に保護層を有していてもよい。これにより、上部電極1505が酸化し、又は削れることを抑えることができる。保護層は、例えば、AlNであってもよい。
また、上部電極1505の最上面が金(Au)であってもよい。反対に、接続パッド151、152や電極パッド1131、1132の最上面(表面)が金ではなくてもよい。
その他、上記実施の形態で示した具体的な構成、位置関係や材質などは、本開示の趣旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。本発明の範囲は、特許請求の範囲に記載した発明の範囲とその均等の範囲を含む。
1、1a、1c、1d 圧電共振デバイス
100 基体
110 基板
1101 枠部
1102 基部
111 収容部
1110 載置面
112 枠状メタライズ層
113 電極パッド
114 外部接続パッド
115 スルーホール
120 蓋体
150、150a、150c MEMS素子
1501 ハンドリング層
1502 絶縁層
1503 ドープ層
1504 圧電層
1505 上部電極
151、152、151a、151b、152a、152b 接続パッド
153 共振部
1531 共振手段
154、154a、154c 配線
170 接着部材
170a フィレット部分
180、181、182、181a、181b、182a、182b、181d、181e、182d、182e ボンディングワイヤ
1131、1132、1131a、1132a、1131b、1132b 電極パッド
1141~1144 外部接続パッド
1161、1161a、1162、1162a 貫通導体
1161b、1162b 導体
1163、1163c、1164、1164c 接続導体

Claims (9)

  1. 所定の接続先を持つ第1の接続導体を有する基体と、
    電極を有する共振部と、前記電極に接続されている第2の接続導体とを有するMEMS素子と、
    前記第1の接続導体と前記第2の接続導体とを接続する複数本の配線導体と、
    を備える圧電共振デバイス。
  2. 前記MEMS素子は、前記複数本の配線導体が各々接続されている複数の前記第2の接続導体を有する、
    請求項1記載の圧電共振デバイス。
  3. 前記基体は、前記複数本の配線導体が各々接続されている複数の前記第1の接続導体を有する、
    請求項1又は2記載の圧電共振デバイス。
  4. 前記基体は、前記複数本の配線導体が各々接続されている複数の前記第1の接続導体を有し、
    前記複数の第1の接続導体及び前記複数の第2の接続導体は、それぞれ一部が前記共振部に対して当該一部以外の残りとは異なる側に位置し、
    前記複数本の配線導体は、前記共振部に対して同一の側にある前記第1の接続導体と前記第2の接続導体とを接続している、
    請求項2記載の圧電共振デバイス。
  5. 前記基体は、前記複数本の配線導体が各々接続されている複数の前記第1の接続導体を有し、
    前記複数の第1の接続導体と、前記複数の第2の接続導体と、前記複数の配線導体と、を含む組を複数備え、
    前記複数の第2の接続導体は、前記組にそれぞれ対応する前記電極につながっている、
    請求項1~4のいずれか一項に記載の圧電共振デバイス。
  6. 前記複数本の配線導体の長さが等しい、請求項1~5のいずれか一項に記載の圧電共振デバイス。
  7. 前記複数本の配線導体のうち少なくとも一部の長さが当該一部以外の長さと異なる、請求項1~5のいずれか一項に記載の圧電共振デバイス。
  8. 前記第1の接続導体及び前記第2の接続導体の少なくとも表面は金である、請求項1~7のいずれか一項に記載の圧電共振デバイス。
  9. 前記MEMS素子を前記基体に接着している接着部材を備え、
    前記MEMS素子は、半導体基板、下部電極、圧電材料及び上部電極を有し、前記基体の側から上方に向けてこの順番で重なっており、
    前記接着部材は、前記MEMS素子の側面における上端位置が、前記下部電極の下端位置よりも低い位置にある、
    請求項1~8のいずれか一項に記載の圧電共振デバイス。
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