JP2022085325A - 網膜走査型投影装置、映像光出射方法およびコンバイナー - Google Patents

網膜走査型投影装置、映像光出射方法およびコンバイナー Download PDF

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Abstract

Figure 2022085325000001
【課題】網膜走査型の投影装置における欠点を解消することができる網膜走査型投影装置、網膜走査投影方法およびコンバイナーを提供する。
【解決手段】入射映像光が入射される入射部と、入射部から導かれ、複製された映像光を出射する出射部と、を含むコンバイナー10を備え、複数の出射領域のうち、第1の出射領域7Eから出射される映像光2の少なくとも一部が、対象者の眼球が正面を見た場合における対象者の瞳孔22の中心に垂直に入射するよう、第1の出射領域7Eから映像光を出射し、第1の出射領域7Eとは異なる第2の出射領域7B、7Hから出射される映像光1、3の少なくとも一部が、対象者の眼球が正面以外を向いた場合における、対象者の瞳孔22の中心に入射するように傾斜されて、第2の出射領域7B、7Hから映像光を出射する。
【選択図】図5

Description

本発明は、網膜走査型投影装置、網膜走査投影方法およびコンバイナーに関する。
回折光学素子を用いた表示装置として、明るさや色相のムラを低減させるものが提案されている(例えば特許文献1)。
特開2020-160128号公報
しかしながら、特許文献1に記載されている表示装置は網膜走査型であり、位置の調整が必要であったり、あるいは、アイボックスが狭くなってしまうといった点で改善の余地があった。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、網膜走査型の投影装置における欠点を解消することができる網膜走査型投影装置、網膜走査投影方法およびコンバイナーを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の網膜走査型投影装置は、
入射映像光を入射する入射部と、前記入射部から導かれ、複製された前記映像光を出射する出射部と、を含むコンバイナーを備え、
前記出射部は、
複数の出射領域を含み、
前記複数の出射領域のうち、第1の出射領域から出射される前記映像光の少なくとも一部が、対象者の眼球が正面を向いた場合における前記対象者の瞳孔の中心に入射するよう、前記第1の出射領域から前記映像光を出射し、
前記複数の出射領域のうち、前記第1の出射領域とは異なる第2の出射領域から出射される前記映像光の少なくとも一部が、前記対象者の眼球が正面以外を向いた場合における、前記対象者の瞳孔の中心に入射するように傾斜されて、前記第2の出射領域から前記映像光を出射する、
ことを特徴とする。
本発明によれば、網膜走査型の投影装置における欠点を解消することができる。
本発明の実施の形態に係る網膜走査型投影装置の使用態様例を示す図である。 映像光の進行方向の説明図である。 出射領域の説明図である。 出射領域と映像光の焦点との説明図である。 出射映像光の説明図である。 出射映像光の説明図である。 (A)は、正面を見ている場合の入射映像光と視認映像光の説明図であり、(B)は、右方向を見ている場合の入射映像光と視認映像光の説明図である。 入射映像光と視認映像光の説明図である。 入射映像光と視認映像光の説明図である。 変形例における出射領域の一例を示す図である。 (A)は、変形例における瞳孔位置が中心の場合の出射映像光の説明図であり、(B)は、変形例における瞳孔位置が右側にずれた場合の出射映像光の説明図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付す。
図1は、本発明の実施の形態に係る網膜走査型投影装置1の使用態様例を示す図である。図1に示すように、網膜走査型投影装置1は、頭部に装着することのできるウェアラブル端末であり、眼鏡型撮像装置などといった所謂スマートグラスである。網膜走査型投影装置1は、図示するように、コンバイナー10を備えている。当該コンバイナー10には、入射部3と、複製部4と、出射部5と、が設けられている。なお、コンバイナー10は透過性を有しているため、ユーザは当該コンバイナー10を介して外景を視認可能である。また、網膜走査型投影装置1は、通信部を有しており、当該通信部を介してスマートフォンやタブレット等の外部端末から受信した画像等の情報を外景に重畳させて視認することができる。また、この実施の形態における入射部3、複製部4、および出射部5は、コンバイナー10内に設けられているが、コンバイナー10の表面に設けられていてもよい。
入射部3は、例えばホログラフィック光学素子から構成され、入射部3に入射した映像光を、図2に示すように複製部4へと進行方向を変更させる。複製部4へと進行方向を変更した映像光は、境界面にて全反射しながらコンバイナー10内を進行し、複製部4へと導かれる。
複製部4は、例えば回折光学素子により構成され、図2に示すように、入射部3から導かれた映像光を、出射部5における出射領域7A~7Iの数分複製し、複製した映像光をコンバイナー10内で全反射させ出射領域7A~7Iへと導く。この実施の形態では、図2に示すように、入射部3から導かれた映像光を3つに複製し、複製されたそれぞれの映像光をさらに3つに複製することで出射領域7A~7Iに対応した9個の映像光を複製する例、すなわち段階的に複製する例を示しているが、複製手法はこれに限られず、例えば入射部3から導かれた映像光を一度に9個の映像光に複製するようにしてもよい。
出射部5は、出射領域7A~7Iといった9個の出射領域を備える。出射領域7A~7Iは、それぞれホログラフィック光学素子(回折光学素子、ハーフミラー等)から構成され、出射領域7A~7Iに入射したそれぞれの映像光をユーザの眼方向へと導く。この実施の形態における出射部5は、9個の出射領域を備えているが、出射領域の数は9個に限られず、複数備えていれば、これより多くても少なくてもよい。なお、出射領域は、後述するように中央に位置する出射領域から出射される映像光が、基準ユーザが正面を見た場合における瞳孔22の面に垂直に入射するよう、出射領域の数は奇数個であることが望ましい。なお、出射部5における出射領域7A~7Iは、一般的な瞳孔22の径である4ミリメートルのユーザを基準ユーザ(対象者)とし、基準ユーザの一般的な瞳孔22の位置を基準に、それぞれの位置関係が決定されている。
出射領域7A~7Iは、それぞれが重ならない位置に配置され、図3に示すように、各出射領域の大きさとしての出射領域の径rは、コンバイナー10からユーザの瞳孔22までの距離Xと、視野角(Field Of View;FOV)θと、に基づいて決定される。一般的に、眼鏡を装着した場合におけるレンズからユーザの瞳孔までの距離が11ミリメートルであることから、この実施の形態では、コンバイナー10から基準ユーザの瞳孔22までの距離Xを11ミリメートルとし、視野角θの値に基づき、各出射領域が重ならないよう、予め定められた算出方式に基づいて各出射領域の径rが決定されている。例えば、コンバイナー表面から出射領域までの深さdを1ミリメートル、θを26度と置くと、中心部の出射領域の径rは2×(X+d)×tan(θ/2)からおよそ5ミリメートルとなる。また、周辺部の出射領域の断面積は眼球の回転角度をθ’、眼球からコンバイナーまでの距離をX’と置くと、頂角θの円錐を角度π/2-θ/2-θ’傾けた状態で円錐頂点から(X’+d/cosθ’)離れた位置で切断した楕円径の断面積と定義できる。
また、各出射領域から出射された映像光の瞳孔面への入射部分を映像光の焦点とした場合に、それぞれの映像光の焦点が瞳孔の径(上述した4ミリメートル)を基準として重ならないよう、すなわち、瞳孔22に2つ以上の映像光の焦点が位置しないよう、各出射領域からの映像光が出射される。具体的に、図3に示すように、出射領域7B、7E、および7Hから出射された映像光が、瞳孔22の瞳孔面である断面Y-Y’に入射した部分をそれぞれ映像光の焦点7B’、映像光の焦点7E’、および映像光の焦点7H’とすると、図4に示すように、映像光の焦点7B’、映像光の焦点7E’、および映像光の焦点7H’が瞳孔22上に2つ以上重ならないようになっている。なお、図示するように、その他の出射領域からの映像光の焦点についても同様である。これにより、瞳孔22上に映像光の焦点が2つ以上位置することで二重に見えてしまい視認性が悪化することを防止することができる。
なお、この実施の形態では、後述するように、中央の出射領域から出射される映像光が、正面を見た場合における瞳孔22の面に垂直に入射し、その他の出射領域から出射される映像光は、眼球の回転軸(図5における眼球の回転軸T)に対し傾くよう出射される。そのため、図4に示すように、中央の出射領域7Eから出射される映像光の焦点7E’の中心は、出射領域7Eの円の中心と重なるものの、その他の出射領域(例えば7Aや7Bなど)から出射される映像光の焦点(例えば7A’や7B’など)の中心は、出射領域の中心とは異なる位置に位置することとなっている。なお、図示する例では、理解を容易にするため、映像光の焦点を出射領域(例えば7Aや7Bなど)内に図示しているが、中央の出射領域7E以外の出射領域(例えば7Aや7Bなど)から出射される映像光の焦点(例えば7A’や7B’など)は、出射領域(例えば7Aや7Bなど)内に必ずしも位置するとは限らない(図7(B)に示す7B’の中心位置C’参照)。
また、図5に示すように、中央の出射領域7Eから出射される映像光2は、基準ユーザが正面を見た場合における瞳孔22の面V(瞳孔面V)に垂直に入射するため、眼球の回転軸Tと重なることとなる(対象者の瞳孔22の中心に入射することとなる)。一方で、中央の出射領域7E以外の出射領域である出射領域7Bや7Hから出射される映像光1や3は、眼球の回転軸Tに対し傾いて入射するように出射される。なお、眼球は、眼球の回転軸の中心Cを中心に回転することで、右方向や左方向(上方向や下方向)を見ることとなる。図示する例では、基準ユーザが正面を見ているため、当該基準ユーザの瞳孔22に映像光2が入射し、映像光1や映像光3は瞳孔22に入射しない。したがって、基準ユーザが正面を見ている場合には、映像光2を視認することとなる。
次に、基準ユーザが右方向を見た場合について、図6を参照して説明する。上述したように、中央以外の出射領域から出射される映像光は、眼球の回転軸Tに対し傾いて入射するように出射されるため、基準ユーザが右方向を向いた場合、図示するように、出射領域7Bから出射される映像光1が、瞳孔22に入射することとなり(対象者の瞳孔22の中心に入射することとなり)、出射領域7Eや7Hから出射される映像光2や3は瞳孔22に入射しない。したがって、基準ユーザが右方向を見ている場合には、映像光1を視認することとなる。なお、基準ユーザが左方向を見ている場合については、右方向を向いている場合と反対に、映像光3を視認することとなるため、説明を省略する。
このように、この実施の形態に係る網膜走査型投影装置1では、出射領域7A~7Iといった複数の出射領域から映像光を出射するとともに、中央の出射領域7Eから出射する映像光については、基準ユーザが正面を見た場合における瞳孔22の面に垂直に入射するよう出射し、中央以外の出射領域から出射する映像光については、眼球の回転軸Tに対し傾くよう出射する。そして、それぞれの出射領域が重ならず、かつ瞳孔22に2つ以上の映像光の焦点が位置しないように、それぞれの出射領域から映像光を出射する。したがって、正面だけでなく、右方向や左方向などを見た場合、すなわち眼球の回転運動が行われた場合においても映像光を視認可能となり、網膜走査型の投影装置におけるアイボックスの狭さといった欠点を解消することができる。
上述したように、中央の出射領域から出射する映像光については、基準ユーザが正面を見た場合における瞳孔22の面に垂直に入射するよう出射し、中央以外の出射領域から出射する映像光については、眼球の回転軸Tに対し傾くよう出射することにより、右方向や左方向などを見た場合、すなわち眼球の回転運動が行われた場合においても映像光を視認可能となるものの、眼球の回転運動が行われた場合におけるユーザが視認する映像光は、正面を見ている場合と比べて、歪んでしまう。具体的に、図7(A)に示すように、基準ユーザが正面を見ている場合には、入射映像光Mを入射させたとき、当該入射映像光Mと同じ映像光を視認映像光Rとして視認する。一方で、図7(B)に示すように、基準ユーザが右方向を見ている場合には、正面を見ている場合と同じ入射映像光Mを入射させると、当該入射映像光Mとは異なる、横方向に歪んだ映像光を視認映像光Pとして視認することとなる。これは、出射領域7Bから出射された映像光1の焦点7B’の中心(出射領域7Bを底面とした円錐の頂点)が出射領域7Bの円の中心(底面の中心)と重ならならず、図示する7B’の中心位置C’となることによる。すなわち、出射領域7Bから出射される円錐状の映像光の焦点の中心(円錐の頂点)が、出射領域7Bの円の中心の延長線上にないことによる。なお、出射領域7Bを、図示する7B-1として映像光1を出射させた場合には、映像光1の焦点7B’の中心(出射領域7B-1を底面とした円錐の頂点)は、図示する7B’の中心位置C’-1となり、出射領域7B-1の円の中心と重なることとなる。
そのため、例えば、基準ユーザが右方向を見ている場合や左方向を見ている場合など、眼球の回転運動が行われているか否かを検出し、当該眼球の回転運動が行われている場合とそうでない場合とで入射映像光を異なる態様としてもよい。具体的には、図8に示すように、基準ユーザが右方向を見ている場合、入射映像光Mを補正した補正入射映像光として、図示するような縦長の入射映像光M’を入射映像光とすればよい。上述したように、視認映像光は横方向に歪んだ映像光となるため、このように縦長の入射映像光M’を補正入射映像光として入射すれば、図7(B)に示す入射映像光Mと同じ映像光の視認映像光Rを視認することができる。すなわち、眼球の回転運動が行われている場合における視認映像光の歪みにより生じる視認性の低下を防止することができる。なお、基準ユーザが正面を見ている場合については、図7(A)と同様であるため説明を省略する。また、眼球の回転運動の有無(基準ユーザが右方向を見ていることや正面を向いていること)については、例えば、角膜反射を利用して瞳孔22の位置を検出することにより行えばよい。また、眼球の回転運動が行われている場合における補正入射映像光(入射映像光M’)については、入射部3へ入射する手前で、入射映像光Mを補正することで生成してもよい。また、これとは異なり、眼球の回転運動が行われている場合、当該網膜走査型投影装置1が備える通信部を介して通信を行い、入射映像光Mを補正した補正入射映像光(入射映像光M’)を受信し、当該受信した補正入射映像光(入射映像光M’)を入射部3へ入射してもよい。
また、図9に示すように、出射領域7B、7E、および7Hがそれぞれ、眼球の回転軸の中心Cを中心とした円弧上に構成されるようにしてもよい。一般的に、瞳孔22から眼球の回転軸の中心までの距離は12ミリメートルであり、コンバイナー10から基準ユーザの瞳孔22までの距離Xが11ミリメートルであることから、コンバイナー10から出射領域7Eまでの距離(例えば1ミリメートル)眼球の回転軸の中心とした24ミリメートルの半径の円弧上に、出射領域7B、7E、および7Hがそれぞれ構成されればよい。これによれば、出射領域7B、7E、および7Hから出射された映像光1~3の全てについて、その焦点の中心が当該出射領域7B、7E、および7Hの円の中心となるよう映像光が出射されるため(焦点7B’、7E’、および7H’の中心が出射領域7B、7E、および7Hの円の中心C1~C3の延長線上に存在することになるため)、図7(B)に示す入射映像光Mと同じ映像光の視認映像光Rを視認することができる。すなわち、眼球の回転運動が行われている場合における視認映像光の歪みを解消することができる。
(変形例)
以上、本発明の実施の形態を説明したが、本発明は、上記の実施の形態に限定されず、様々な変形及び応用が可能である。例えば、網膜走査型投影装置1は、上記実施の形態で示した全ての技術的特徴を備えるものでなくてもよく、従来技術における少なくとも1つの課題を解決できるように、上記実施の形態で説明した一部の構成を備えたものであってもよい。また、下記の変形例それぞれについて、少なくとも一部を組み合わせてもよい。
上記実施の形態では、図2および図4に示すように、9個の出射領域7A~7Iが格子状に設けられている例を示したが、これは一例である。出射領域7A~7Iは、例えば、図10に示すように、中央の出射領域7Eを中心として放射状に設けられていてもよい。この場合においても、上記実施の形態と同様に、中央の出射領域7Eから出射する映像光については、基準ユーザが正面を見た場合における瞳孔22の面に垂直に入射するよう出射し、中央以外の出射領域から出射する映像光については、眼球の回転軸に対し傾くよう出射すればよい。また、それぞれの出射領域が重ならず、かつ瞳孔22に2つ以上の映像光の焦点が位置しないように、それぞれの出射領域から映像光を出射すればよい。なお、図示する例では出射領域が9個である例を示しているが、例えば、中央の出射領域7E以外の環状に設けられた出射領域の外側に、さらに複数の出射領域を環状に設けてもよい。
また、上記実施の形態では、図6に示すように、中央以外の出射領域から出射される映像光が、眼球の回転軸Tに対し傾いて入射するよう、中央以外の出射領域から映像光を出射する例を示したが、これは一例である。例えば、中央以外の出射領域から出射される映像光についても、中央の出射領域7Eから出射される映像光と同様に、ユーザが正面を見た場合における瞳孔22の面V(瞳孔面V)に垂直に入射するよう出射してもよい。具体的に、図11に示すように、中央の出射領域7E以外の出射領域7Bや7Hから出射する映像光についても、中央の出射領域7Eから出射する映像光と同様に、瞳孔22の面V(瞳孔面V)に垂直に入射するよう出射してもよい。これによれば、基準ユーザとは眼の位置が異なるユーザや、基準ユーザではあるものの、衝撃等により図11(A)に示す状態から図11(B)に示す状態へと瞳孔の位置が右側にずれた場合(網膜走査型投影装置1の装着位置がユーザ側から見て左側にずれた場合)においても、出射領域7Bから出射する円錐状の映像光1の焦点7B’の中心(円錐の頂点)が出射領域7Bの円の中心と重なるため、入射映像光Mと同じ映像光を視認映像光Rとして視認することができる。したがって、網膜走査型の投影装置における瞳孔位置が異なる場合における位置調整の必要性による欠点を解消することができる。なお、瞳孔の位置が左側にずれた場合においても、出射領域7Hから出射する円錐状の映像光3の焦点7H’の中心(円錐の頂点)が、出射領域7Hの円の中心と重なるため、入射映像光Mと同じ映像光を視認映像光Rとして視認することができる。また、その他の出射領域から出射される映像光についても同様に、瞳孔22の面V(瞳孔面V)に垂直に入射するよう出射すればよい。また、図10に示すように、各出射領域を中央の出射領域7Eを中心として放射状に設けた場合についても同様に、瞳孔22の面V(瞳孔面V)に垂直に入射するよう各出射領域から映像光を出射すればよい。
本発明は、本発明の広義の精神と範囲を逸脱することなく、様々な実施の形態および変形が可能とされるものである。また、上述した実施の形態は、本発明を説明するためのものであり、本発明の範囲を限定するものではない。つまり、本発明の範囲は、実施の形態ではなく、特許請求の範囲によって示される。そして、特許請求の範囲内およびそれと同等の発明の意義の範囲内で施される様々な変形が、本発明の範囲内とみなされる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、本発明には、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲が含まれる。以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
(付記1)
入射映像光を入射する入射部と、前記入射部から導かれ、複製された前記映像光を出射する出射部と、を含むコンバイナーを備え、
前記出射部は、
複数の出射領域を含み、
前記複数の出射領域のうち、第1の出射領域から出射される前記映像光の少なくとも一部が、対象者の眼球が正面を向いた場合における前記対象者の瞳孔の中心に入射するよう、前記第1の出射領域から前記映像光を出射し、
前記複数の出射領域のうち、前記第1の出射領域とは異なる第2の出射領域から出射される前記映像光の少なくとも一部が、前記対象者の眼球が正面以外を向いた場合における、前記対象者の瞳孔の中心に入射するように傾斜されて、前記第2の出射領域から前記映像光を出射する、
ことを特徴とする網膜走査型投影装置。
(付記2)
前記複数の出射領域は、それぞれが重ならない位置に配置され、
前記出射部は、前記複数の出射領域から出射された前記映像光が、前記対象者の瞳孔に複数入射することのないよう、前記複数の出射領域から前記映像光を出射する、
付記1に記載の網膜走査型投影装置。
(付記3)
前記対象者の眼球の回転運動が行われているか否かを検出する検出部をさらに備え、
前記検出部において前記回転運動が行われていることを検出した場合、前記入射映像光を補正した補正入射映像光を前記入射部へ入射させる、
付記1または2に記載の網膜走査型投影装置。
(付記4)
入射映像光を入射する入射部と、前記入射部から導かれ、複製された前記映像光を出射する出射部と、を含むコンバイナーを備え、
前記出射部は、
複数の出射領域を含み、
前記複数の出射領域から出射される前記映像光が、対象者の眼球が正面を向いた場合における前記対象者の瞳孔の中心に入射するよう、前記複数の出射領域から前記映像光を出射し、
前記複数の出射領域から出射された前記映像光が、前記対象者の瞳孔に複数入射することのないよう、前記複数の出射領域から前記映像光を出射する、
ことを特徴とする網膜走査型投影装置。
(付記5)
入射映像光を入射し、
複数の出射領域のうち、第1の出射領域から出射される複製された前記映像光の少なくとも一部が、対象者の眼球が正面を向いた場合における前記対象者の瞳孔の中心に入射するよう、前記第1の出射領域から前記映像光を出射し、
前記複数の出射領域のうち、前記第1の出射領域とは異なる第2の出射領域から出射される前記映像光の少なくとも一部が、前記対象者の眼球が正面以外を向いた場合における前記対象者の瞳孔の中心に入射するよう傾斜されて、前記第2の出射領域から前記映像光を出射する、
ことを特徴とする網膜走査投影方法。
(付記6)
映像光を入射する入射領域と、前記映像光を出射する第1の出射領域及び第2の出射領域を含む複数の出射領域と、を備え、
前記第1出射領域は、対象者の眼球が正面を向いた場合における前記対象者の瞳孔の中心に入射するよう、前記映像光を出射するための領域を含み、
前記第2出射領域は、前記第1の出射領域とは異なる領域であって、前記対象者の眼球が正面以外を向いた場合における、前記映像光が前記対象者の瞳孔の中心に入射するように傾斜されて、前記映像光を出射するための領域を含む、
ことを特徴とするコンバイナー。
1…網膜走査型投影装置、3…入射部、4…複製部、5…出射部、7A~7I、7B-1…出射領域、7A’~7I’…映像光の焦点、10…コンバイナー、22…瞳孔、C…眼球の回転軸の中心、C’、C’-1…焦点7B’の中心位置、C1~C3…出射領域7B、7E、および7Hの円の中心、r…出射領域の径、T…眼球の回転軸、V…瞳孔面
上記目的を達成するため、本発明の網膜走査型投影装置は、
像光入射される入射部と、前記入射部から導かれた前記映像光を出射する出射部と、を含むコンバイナーを備え、
前記出射部は、
複数の出射領域を含み、
前記複数の出射領域のうち、第1の出射領域から出射される前記映像光の少なくとも一部が、対象者の眼球が正面を向いた場合における前記対象者の瞳孔の中心に入射するよう、前記第1の出射領域から前記映像光を出射し、
前記複数の出射領域のうち、前記第1の出射領域とは異なる第2の出射領域から出射される前記映像光の少なくとも一部が、前記対象者の眼球が正面以外を向いた場合における、前記対象者の瞳孔の中心に入射するように、前記第2の出射領域から前記映像光を出射する、
ことを特徴とする。
本発明は、網膜走査型投影装置、映像光出射方法およびコンバイナーに関する。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、網膜走査型の投影装置における欠点を解消することができる網膜走査型投影装置、映像光出射方法およびコンバイナーを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の網膜走査型投影装置は、
映像光が入射される入射部と、前記入射部から導かれた前記映像光を出射する出射部と、を含むコンバイナーを備え、
前記出射部は、
複数の出射領域を含み、
前記コンバイナーは、
対象者の眼球が回転運動をすることなく前記対象者の眼球が正面を向いた場合には、前記複数の出射領域のうち、前記対象者の瞳孔の面に垂直に入射するよう出射する位置の出射領域から前記映像光を出射し、
前記対象者の眼球が回転運動することにより前記対象者の眼球が正面以外を向いた場合には、前記複数の出射領域のうち、前記回転運動したことにより移動した前記対象者の瞳孔の面に入射するよう出射する位置の出射領域から前記映像光を補正した補正入射映像光を出射する、
ことを特徴とする。

Claims (6)

  1. 入射映像光を入射する入射部と、前記入射部から導かれ、複製された前記映像光を出射する出射部と、を含むコンバイナーを備え、
    前記出射部は、
    複数の出射領域を含み、
    前記複数の出射領域のうち、第1の出射領域から出射される前記映像光の少なくとも一部が、対象者の眼球が正面を向いた場合における前記対象者の瞳孔の中心に入射するよう、前記第1の出射領域から前記映像光を出射し、
    前記複数の出射領域のうち、前記第1の出射領域とは異なる第2の出射領域から出射される前記映像光の少なくとも一部が、前記対象者の眼球が正面以外を向いた場合における、前記対象者の瞳孔の中心に入射するように傾斜されて、前記第2の出射領域から前記映像光を出射する、
    ことを特徴とする網膜走査型投影装置。
  2. 前記複数の出射領域は、それぞれが重ならない位置に配置され、
    前記出射部は、前記複数の出射領域から出射された前記映像光が、前記対象者の瞳孔に複数入射することのないよう、前記複数の出射領域から前記映像光を出射する、
    請求項1に記載の網膜走査型投影装置。
  3. 前記対象者の眼球の回転運動が行われているか否かを検出する検出部をさらに備え、
    前記検出部において前記回転運動が行われていることを検出した場合、前記入射映像光を補正した補正入射映像光を前記入射部へ入射させる、
    請求項1または2に記載の網膜走査型投影装置。
  4. 入射映像光を入射する入射部と、前記入射部から導かれ、複製された前記映像光を出射する出射部と、を含むコンバイナーを備え、
    前記出射部は、
    複数の出射領域を含み、
    前記複数の出射領域から出射される前記映像光が、対象者の眼球が正面を向いた場合における前記対象者の瞳孔の中心に入射するよう、前記複数の出射領域から前記映像光を出射し、
    前記複数の出射領域から出射された前記映像光が、前記対象者の瞳孔に複数入射することのないよう、前記複数の出射領域から前記映像光を出射する、
    ことを特徴とする網膜走査型投影装置。
  5. 入射映像光を入射し、
    複数の出射領域のうち、第1の出射領域から出射される複製された前記映像光の少なくとも一部が、対象者の眼球が正面を向いた場合における前記対象者の瞳孔の中心に入射するよう、前記第1の出射領域から前記映像光を出射し、
    前記複数の出射領域のうち、前記第1の出射領域とは異なる第2の出射領域から出射される前記映像光の少なくとも一部が、前記対象者の眼球が正面以外を向いた場合における前記対象者の瞳孔の中心に入射するよう傾斜されて、前記第2の出射領域から前記映像光を出射する、
    ことを特徴とする網膜走査投影方法。
  6. 映像光を入射する入射領域と、前記映像光を出射する第1の出射領域及び第2の出射領域を含む複数の出射領域と、を備え、
    前記第1出射領域は、対象者の眼球が正面を向いた場合における前記対象者の瞳孔の中心に入射するよう、前記映像光を出射するための領域を含み、
    前記第2出射領域は、前記第1の出射領域とは異なる領域であって、前記対象者の眼球が正面以外を向いた場合における、前記映像光が前記対象者の瞳孔の中心に入射するように傾斜されて、前記映像光を出射するための領域を含む、
    ことを特徴とするコンバイナー。
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