JP2022085188A - 空気清浄機 - Google Patents

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Masanori Yamaguchi
祐司 西岡
Yuji Nishioka
元哉 野村
motoya Nomura
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Abstract

【課題】高圧水銀ランプを用いた空気清浄機において過冷却による発光の不安定化を抑制する。【解決手段】空気清浄機10は、電極314、315を収容した収容部316、317を有する高圧水銀ランプ31と、高圧水銀ランプ31に向けて気流fを流す送風部40と、気流fの流れ方向において、収容部316、317の上流側及び下流側の少なくとも一方に配置され、当該収容部316、317を覆う壁部(ランプホルダ32、33)とを備えている。【選択図】図3

Description

本発明は、高圧水銀ランプを備える空気清浄機に関する。
従来、光学式の空気清浄機においては、紫外線ランプを採用した空気清浄機が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開昭61-279248号公報
近年、空気清浄機の光源として高圧水銀ランプを採用することが検討されている。高圧水銀ランプは、他の光源と比べて出力が大きく、短時間での空気清浄が可能である。その反面、高圧水銀ランプは、使用時に高温化するため強制冷却が必要である。例えば空冷で強制冷却する場合、高圧水銀ランプが過冷却されることで発光が不安定となってしまい、所望の除菌性能を発揮できないおそれがある。
このため、本発明の目的は、高圧水銀ランプを用いた空気清浄機において過冷却による発光の不安定化を抑制することである。
本発明の一態様に係る空気清浄機は、電極を収容した収容部を有する高圧水銀ランプと、高圧水銀ランプに向けて気流を流す送風部と、気流の流れ方向において、収容部の上流側及び下流側の少なくとも一方に配置され、当該収容部を覆う壁部とを備える。
本発明に係る空気清浄機は、高圧水銀ランプに対する過冷却を抑え、発光の不安定化を抑制することができる。
実施の形態に係る空気清浄機の外観を示す説明図である。 実施の形態に係る空気清浄機の内部構造を示す模式断面図である。 紫外線照射部の概略構成を示す模式断面図である。 変形例1に係る空気清浄機において紫外線照射部の概略構成を示す模式断面図である。 変形例2に係る空気清浄機において、ランプホルダとは別体の壁部を示す模式断面図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態に係る空気清浄機について説明する。なお、以下で説明する実施の形態は、包括的又は具体的な例を示すものである。以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態などは、一例であり、本発明を限定する主旨ではない。また、添付の図面における各図は、模式的な図であり、必ずしも厳密に図示されたものでない。さらに、各図において、同一又は同様な構成要素については同じ符号を付している。
なお、以下の説明及び図面中において、空気清浄機10における幅方向及び空気清浄機10に備わる高圧水銀ランプ31の軸方向(長手方向)をX軸方向と定義する。また、空気清浄機10における奥行方向をY軸方向と定義する。また、空気清浄機10における高さ方向をZ軸方向と定義する。これらX軸方向、Y軸方向及びZ軸方向は、互いに交差(本実施の形態では直交)する方向である。このため、XY平面は水平面に対し平行となっている。また、以下の説明において、例えば、X軸プラス方向とは、X軸の矢印方向側(一方側)を示し、X軸マイナス方向とは、X軸プラス方向とは反対側(他方側)を示す。Y軸方向やZ軸方向についても同様である。
また、平行及び直交などの、相対的な方向または姿勢を示す表現は、厳密には、その方向または姿勢ではない場合も含む。例えば、2つの方向が平行である、とは、当該2つの方向が完全に平行であることを意味するだけでなく、実質的に平行であること、すなわち、例えば数%程度の差異を含むことも意味する。
(実施の形態)
[空気清浄機]
まず、本実施の形態に係る空気清浄機10の構成について説明する。図1は実施の形態に係る空気清浄機10の外観を示す説明図であり、図2は実施の形態に係る空気清浄機10の内部構造を示す模式断面図である。具体的には、図1の(a)は、空気清浄機10の正面図であり、図2の(a)は図1の(a)に対応する模式断面図である。図1の(b)は、空気清浄機10の側面図であり、図2の(b)は図1の(b)に対応する模式断面図である。
図1及び図2に示すように、空気清浄機10は、筐体20と、紫外線照射部30と、送風部40と、電源回路部50とを備えている。
筐体20は、紫外線照射部30と、送風部40と、電源回路部50とを収容する矩形箱状のケースである。筐体20の底部には、複数のキャスタ21が設けられており、各キャスタ21により筐体20が床面上を移動自在となっている。筐体20において、X軸方向で対向する一対の側壁部22、23には、外気を取り込むための吸気口24と、清浄化された空気を排気するための排気口25とが設けられている。筐体20内において、吸気口24の近傍には、送風部40が配置されている。この送風部40が駆動することにより、外気を吸気口24から筐体20内に取り込み、排気口25から排出する気流fが筐体20内に発生することになる。また、筐体20内の下部には、電源回路部50が配置されている。電源回路部50は、送風部40及び高圧水銀ランプ31(後述)に対して電力を供給する電源供給部である。
紫外線照射部30は、筐体20内に取り込まれた空気に対し紫外線を照射することで当該空気を清浄する部位である。具体的には、紫外線照射部30は、200nm~280nm波長帯(UV-C)を含む光を照射することで、空気中に存在するウイルス及び細菌などを低減または不活性化する。
図3は、実施の形態に係る紫外線照射部30の概略構成を示す模式断面図である。図3に示すように、紫外線照射部30は、高圧水銀ランプ31と、一対のランプホルダ32、33と、ダクト部34とを備えている。
高圧水銀ランプ31は、1気圧以上の水銀蒸気圧中の放電による発光を用いたランプであり、上述した200nm~280nm波長帯(UV-C)を含む光を発光する。高圧水銀ランプ31は、長尺な発光管311と、発光管311内に収容された一対の電極314、315と、発光管311の両端部に設けられた一対の口金312、313とを備えている。各口金312、313からは、各電極314、315に電気的に接続された電極端子が突出している。なお、各口金312、313には、各電極314、315に電気的に接続されたリード線が設けられていてもよい。
発光管311は、両端部が中央部よりも縮径されており、その両端部における縮径部分に各電極314、315が収容されている。このように、発光管311における両端部は、電極314、315を収容する収容部316、317である。発光管311において収容部316、317の間の部分は、直管状の部分である。口金312、313は、その先端部に電極端子が設けられた構造であってもよいし、リード線が外部に引き出された構造であってもよい。高圧水銀ランプ31は、ダクト部34内に収容されており、その軸方向がX軸方向に沿うように配置されている。
一対のランプホルダ32、33は、高圧水銀ランプ31の各口金312、313に機械的に接続されることで高圧水銀ランプ31を所定の姿勢で保持する部位である。一対のランプホルダ32、33は、電源回路部50に電気的に接続されており、高圧水銀ランプ31の各口金312、313に設けられた電極端子に対して電力を供給する。各ランプホルダ32、33は、略円筒状に形成されており、その内部に各口金312、313の先端部が装着される。このため、各口金312、313の基端部は、各ランプホルダ32、33から露出している。各ランプホルダ32、33の外径は、各収容部316、317の外径よりも大きいために、高圧水銀ランプ31の軸方向視(X軸方向視)においては、各収容部316、317が各ランプホルダ32内に収まることになる。換言すると、各ランプホルダ32、33は、X軸方向視で各収容部316、317を覆っている。
ダクト部34は、筐体20内に収容され、吸気口24から排気口25までの空気の流路を形成する部位である。ダクト部34は、軸心がX軸方向に平行となる姿勢で筐体20内に配置されている。これにより、ダクト部34内を流れる気流fの流れ方向は、X軸方向に沿う方向となる。ダクト部34内には、高圧水銀ランプ31が配置されている。高圧水銀ランプ31は、その軸心がダクト部34の軸心と概ね同軸となる姿勢で配置されている。つまり、高圧水銀ランプ31は、その軸方向が気流fの流れ方向に沿うように配置されている。このため、高圧水銀ランプ31の発光管311に対して気流fがスムーズに流れることになる。
また、高圧水銀ランプ31が水平面に対して傾斜していると、発光管311内の水銀蒸気が低い方の収容部に向けて偏ることになる。この偏りは、安定した発光性能を発揮するうえで好ましくない。本実施の形態では、高圧水銀ランプ31は、その軸方向が気流fの流れ方向、つまりX軸方向に沿うように配置されている。X軸方向は水平面に平行な方向であるので、高圧水銀ランプ31は水平面に対して傾いていない姿勢で配置されることとなる。これにより、発光管311内の水銀蒸気も偏りにくくなり、安定した発光性能を発揮することができる。
ダクト部34は、第一管部341と一対の第二管部342、343とを備えている。第一管部341は、略筒状に形成された部位であり、X軸方向視で高圧水銀ランプ31の発光管311の全周を囲んでいる。第一管部341の両端部にはそれぞれ第二管部342、343が連続して設けられている。
第二管部342は、第一管部341において気流fの上流側の端部に連続する錐台筒状の部位である。第二管部342と吸気口24との間においても、壁体28により囲まれており、気流fの流路が形成されている(図2参照)。この壁体28内には、送風部40が配置されている。また、第二管部342内には、ランプホルダ32及び当該ランプホルダ32に接続された高圧水銀ランプ31の発光管311の収容部316が配置されている。
第二管部342の内面は、第一管部341に向けて徐々に縮小するテーパー面342aとなっている。つまり、第二管部342においては、上流側の端部の内部寸法が最も大きく、下流側の端部の内部寸法が最も小さい。第二管部342の下流側の端部は、第一管部341に連続しているため、当該下流側の端部の内部寸法は、第一管部341の内部寸法と同等となっている。このように、第一管部341の内部寸法は、第二管部342の最大の内部寸法よりも小さい。また、第一管部341の内部寸法は、第二管部342の最小の内部寸法以下である。
第二管部343は、第一管部341において気流fの下流側の端部に連続する錐台筒状の部位である。第二管部343と排気口25との間においても、壁体29により囲まれており、気流fの流路が形成されている(図2参照)。この壁体29の下方に電源回路部50が配置されている。また、第二管部343内には、ランプホルダ33及び当該ランプホルダ33に接続された高圧水銀ランプ31の発光管311の収容部317が配置されている。
第二管部343の内面は、第一管部341に向けて徐々に縮小するテーパー面343aとなっている。つまり、第二管部343においては、下流側の端部の内部寸法が最も大きく、上流側の端部の内部寸法が最も小さい。第二管部343の上流側の端部は、第一管部341に連続しているため、当該上流側の端部の内部寸法は、第一管部341の内部寸法と同等となっている。このように、第一管部341の内部寸法は、第二管部343の最大の内部寸法よりも小さい。また、第一管部341の内部寸法は、第二管部343の最小の内部寸法以下である。
[気流の流れ]
次に、送風部40が駆動することで発生するダクト部34内の気流fの流れについて説明する。気流fは、筐体20内において吸気口24から排気口25までの空気の流れである。具体的には、吸気口24から進入し、壁体28、ダクト部34及び壁体29を通過して排気口25から排気される空気の流れである。
壁体28を通過した気流fは、ダクト部34の上流側の第二管部342を通過する。この際、気流fは、第二管部342のテーパー面342aにより、徐々に流速を速めながら、第一管部341に導入されて高圧水銀ランプ31の発光管311まで案内される。これにより、第一管部341内では流速が速まった気流fにより、発光管311において各収容部316、317の間の部分が効果的に冷却される。これにより、発光管311内の水銀蒸気圧を制御するとともに、発光管311を保護することができる。
ここで、上流側のランプホルダ32は、収容部316よりも上流側の位置に配置されており、X軸方向視で収容部316を覆っている。このため、ランプホルダ32は、収容部316に向かう気流fを遮り、収容部316の近傍で気流fを淀ませる。この淀みにより、収容部316に対する冷却性が抑制される。これにより、収容部316内の電極314の温度低下を抑え、熱電子の放出を安定化することができる。
また、第一管部341を通過した気流fは、下流側の第二管部343を通過する。この際、気流fは、第二管部343のテーパー面343aにより、徐々に流速を弱めながら、壁体29に導入され、最終的に排気口25から筐体20外へと排気される。
ここで、下流側のランプホルダ33は、収容部317よりも下流側の位置に配置されており、X軸方向視で収容部317を覆っている。ランプホルダ33は、気流fを乱流として当該気流fがスムーズに収容部317を通過するのを遮ることとなる。特に、ランプホルダ33では、第二管部343のテーパー面343aにより気流fの流速が弱められているので、その乱流発生効果も高い。これにより、収容部317の近傍では気流fが淀むため、収容部317に対する冷却性が抑制される。これにより、収容部317内の電極315の温度低下を抑え、熱電子の放出を安定化することができる。
[効果等]
以上のように、本実施の形態に係る空気清浄機10は、電極314、315を収容した収容部316、317を有する高圧水銀ランプ31と、高圧水銀ランプ31に向けて気流fを流す送風部40と、気流fの流れ方向において、収容部316、317の上流側及び下流側に配置され、当該収容部316、317を覆う壁部(ランプホルダ32、33)とを備えている。
これによれば、気流fを淀ませるための壁部(ランプホルダ32、33)が、収容部316の上流側及び収容部317の下流側のそれぞれに設けられているので、これにより各収容部316、317に対する冷却性を抑制することができる。したがって、各収容部316、317内の電極314、315の温度低下が抑えられ、熱電子の放出を安定化することができる。このように、高圧水銀ランプ31に対する過冷却を抑え、発光の不安定化を抑制することができる。
また、壁部は、高圧水銀ランプ31を保持するランプホルダ32、33に設けられている。
これによれば、ランプホルダ32、33によって収容部316、317の近傍の気流fを淀ませることができるので、別途、専用の壁部を設けなくとも、高圧水銀ランプ31に対する過冷却を抑制することができる。
また、高圧水銀ランプ31は、当該高圧水銀ランプ31の軸方向が気流fの流れ方向に沿うように配置されている。
これによれば、高圧水銀ランプ31が、その軸方向が気流fの流れ方向に沿うように配置されているので、高圧水銀ランプ31の発光管311に対して気流fをスムーズに流すことができる。したがって、発光管311において収容部316、317の間の部分に対する冷却性を高めることができる。
また、高圧水銀ランプ31は、当該高圧水銀ランプ31の軸方向が水平面に沿うように配置されている。
これによれば、高圧水銀ランプ31が水平面に対して傾いていない姿勢で配置されることとなる。これにより、高圧水銀ランプ31の発光管311内の水銀も偏りにくくなり、安定した発光性能を発揮することができる。
また、空気清浄機10は、高圧水銀ランプ31及び壁部を囲むダクト部34を有している。ダクト部34は、高圧水銀ランプ31を囲む第一管部341と、第一管部341において、流れ方向の上流側及び下流側のそれぞれの端部に連続する第二管部342、343とを備えている。第一管部341の内部寸法は、第二管部342、343の最大の内部寸法よりも小さい。
これによれば、第一管部341の内部寸法が第二管部342、343の最大の内部寸法よりも小さいので、第一管部341内における気流fの流速を、第二管部342、343よりも高速にすることができる。したがって、各収容部316、317の過冷却を抑制しつつ、第一管部341内に配置された高圧水銀ランプ31の発光管311を効率よく冷却することができる。
また、第二管部342、343は、第一管部341に向けて徐々に縮小するテーパー面342a、343aを有している。
これによれば、各第二管部342、343のテーパー面342a、343aにより高圧水銀ランプ31の発光管311まで気流fをスムーズに案内することができる。これにより、発光管311をより効率よく冷却することができる。
[変形例1]
次に、空気清浄機の変形例1について説明する。なお、以降の説明において、上記実施の形態に係る空気清浄機10と同一の部分については同一の符号を付してその説明を省略する場合がある。
図4は、変形例1に係る空気清浄機において紫外線照射部30Aの概略構成を示す模式断面図である。具体的には、図4は図3に対応する図である。図4に示すように、変形例1では、紫外線照射部30Aが一対の整流カバー35、36を有している点で上記実施の形態と異なる。
具体的には、整流カバー35は、ランプホルダ32の直上流に配置されている。整流カバー35は、ランプホルダ32から離れるにつれて先細る形状に形成されている。整流カバー35は、X軸方向視においてランプホルダ32を覆うように配置されている。整流カバー35により、気流fは、ランプホルダ32に至るまでの間に流れが整えられる。前述したように、整流カバー35は、ランプホルダ32から離れるにつれて先細る形状に形成されているので、その整流効果も高い。これにより、気流fがランプホルダ32に至るまでにスムーズに流れることになるために、ダクト部34内の全体的な流れを安定化することができる。
一方、整流カバー36は、ランプホルダ33の直下流に配置されている。整流カバー36は、ランプホルダ33から離れるにつれて先細る形状に形成されている。整流カバー36は、X軸方向視においてランプホルダ33を覆うように配置されている。整流カバー36により、気流fは、ランプホルダ33を通過してからの流れが整えられる。前述したように、整流カバー36は、ランプホルダ33から離れるにつれて先細る形状に形成されているので、その整流効果も高い。これにより、気流fがランプホルダ33を通過してからスムーズに流れることになるために、ダクト部34内の全体的な流れを安定化することができる。
なお、整流カバー35、36の形状は、気流fを整えることができるのであれば如何様でもよい。また、変形例1では、ランプホルダ32、33のそれぞれに整流カバー35、36が設けられている場合を例示したが、ランプホルダ32、33の一方にのみ整流カバーが設けられていてもよい。
[変形例2]
次に、空気清浄機の変形例2について説明する。なお、以降の説明において、上記実施の形態に係る空気清浄機10と同一の部分については同一の符号を付してその説明を省略する場合がある。
図5は、変形例2に係る空気清浄機において、ランプホルダ32、33とは別体の壁部37、38を示す模式断面図である。図5に示すように、変形例2では、気流f1の流れ方向は、Z軸方向に沿う方向となっている。壁部37は、筒状に形成されており、一方のランプホルダ32及び収容部316を囲む位置に配置されている。また、壁部38は、筒状に形成されており、他方のランプホルダ33及び収容部317を囲む位置に配置されている。また、各壁部37、38は、高圧水銀ランプ31の発光管311を露出させている。この場合においても、各壁部37、38は、各収容部316、317の近傍で気流f1を遮って淀ませる。これにより、各収容部316、317に対する冷却性を抑制することができる。したがって、高圧水銀ランプ31に対する過冷却を抑え、発光の不安定化を抑制することができる。
なお、変形例2においては、筒状の壁部37、38を例示したが、収容部316、317の近傍で気流f1を淀ませるのであればその形態は如何様でもよい。例えば、各収容部316、317において気流f1の上流側及び下流側の少なくとも一方に配置された平板あるいは曲板を壁部としてもよい。
(その他)
以上、本発明の実施の形態に係る空気清浄機10について説明したが、本発明は、この実施の形態に限定されるものではない。つまり、今回開示された実施の形態は全ての点で例示であって制限的なものではなく、本発明の範囲には、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
例えば、上記実施の形態では、気流fを淀ませるための壁部(ランプホルダ32、33)が、収容部316の上流側及び収容部317の下流側のそれぞれに設けられている場合を例示した。しかし、壁部は、収容部316の上流側及び収容部317の下流側の一方にのみ設けられていてもよい。この場合においても、収容部316、317に対する一定の冷却抑制効果を得ることができる。
また、上記実施の形態では、ランプホルダ32、33を壁部とする場合を例示したが、収容部316、317の近傍で気流fを淀ませる専用の壁部を設けてもよい。
また、上記実施の形態では、軸方向が気流fの流れ方向に沿う姿勢で高圧水銀ランプ31が配置されている場合を例示したが、軸方向は気流fの流れ方向に沿っていなくてもよい。
また、上記実施の形態では、軸方向が水平面に沿う姿勢で高圧水銀ランプ31が配置されている場合を例示したが、軸方向は水平面に沿っていなくてもよい。
また、上記実施の形態では、第一管部341、第二管部342、343を有したダクト部34を例示したが、高圧水銀ランプ31及び壁部を囲むのであればダクト部の形態は如何様でもよい。
なお、上記実施の形態及びその変形例を任意に組み合わせて構築される形態も、本発明の範囲内に含まれる。
10 空気清浄機
20 筐体
21 キャスタ
22、23 側壁部
24 吸気口
25 排気口
28、29 壁体
30、30A 紫外線照射部
31 高圧水銀ランプ
32、33 ランプホルダ(壁部)
34 ダクト部
35、36 整流カバー
37、38 壁部
40 送風部
50 電源回路部
311 発光管
312、313 口金
314、315 電極
316、317 収容部
341 第一管部
342、343 第二管部
342a、343a テーパー面

Claims (8)

  1. 電極を収容した収容部を有する高圧水銀ランプと、
    前記高圧水銀ランプに向けて気流を流す送風部と、
    気流の流れ方向において、前記収容部の上流側及び下流側の少なくとも一方に配置され、当該収容部を覆う壁部とを備える
    空気清浄機。
  2. 前記壁部は、前記高圧水銀ランプを保持するランプホルダに設けられている
    請求項1に記載の空気清浄機。
  3. 前記高圧水銀ランプは、当該高圧水銀ランプの軸方向が前記気流の流れ方向に沿うように配置されている
    請求項1または2に記載の空気清浄機。
  4. 前記高圧水銀ランプは、当該高圧水銀ランプの軸方向が水平面に沿うように配置されている
    請求項3に記載の空気清浄機。
  5. 前記高圧水銀ランプ及び前記壁部を囲むダクト部を有し、
    前記ダクト部は、前記高圧水銀ランプを囲む第一管部と、
    前記第一管部において、前記流れ方向の上流側及び下流側の少なくとも一方の端部に連続する第二管部とを備え、
    前記第一管部の内部寸法は、前記第二管部の最大の内部寸法よりも小さい
    請求項1~4のいずれか一項に記載の空気清浄機。
  6. 前記第二管部は、前記第一管部に向けて徐々に縮小するテーパー面を有する
    請求項5に記載の空気清浄機。
  7. 前記流れ方向において、前記壁部の上流側及び下流側の少なくとも一方に配置され、前記壁部を覆う整流カバーを有する
    請求項1~6のいずれか一項に記載の空気清浄機。
  8. 前記整流カバーは、前記壁部から離れるにつれて先細る形状を有する
    請求項7に記載の空気清浄機。
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