JP2022083898A - 玩具 - Google Patents

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Abstract

【課題】興趣性の高い玩具を提供する。【解決手段】販売形態を成す第1形態と1F、遊戯形態を成す第2形態2Fとをとり得る玩具1であって、主部品10と副部品20とを備え、副部品20は、主部品10の一方向における端部10u、10dと、主部品10の一方向に直交する方向における側部10sの一部と、を覆う玩具1である。これにより、第1形態1Fにおいて、主部品10の側部10sの一部を、副部品20により覆うことができ、副部品20は最低限の素材量でもって主部品10を効果的に覆い、少ない素材量で主部品10の保護機能が高い。【選択図】図5

Description

本発明は、玩具に関する。
従来、例えば特許文献1においては、本型をした本玩具が開示されている。この特許文献1においては、本玩具をバインダーと、複数の頁部材と、複数の構成部材からなる玩具体とで構成し、複数の頁部材に玩具体を構成する構成部材を保持させ、表紙を閉じると構成部材が連結されて人形体を形成するとともに、人形体を本から取り外して遊ぶ本玩具、が開示されている。
特開2011-193911号公報
特許文献1においては、本玩具の頁部材の構成、及び玩具体の構成は複雑である。このため、構成要素も多く高価になると共に小型化するのは極めて困難である。したがって、販売形態においても確りと梱包する必要がある。また、形状が箱型であることから、商品自体が転がる転動移動ができず、例えば、自動販装置などの搬送路内を転動移動するのが困難であり、販売形態の制約する問題がある。
本発明は、販売形態を制約することがなく、構成も簡単でありそれでいて興趣性の高い玩具を提供することを目的とする。
本発明に係る玩具は、
販売形態を成す第1形態と、遊戯形態を成す第2形態とをとり得る玩具であって、
主部品と副部品とを備え、
前記副部品は、前記第1形態において、前記主部品の一方向における端部と、前記主部品の前記一方向に直交する方向における側部の一部と、を覆っている。
本発明によれば、興趣性の高い玩具を提供することができる。
本発明の一実施形態の玩具において、玩具の第1形態を示す斜視図である。 本発明の一実施形態の玩具において、玩具の第2形態を示す斜視図である。 図1に示す第1形態における玩具の正面図である。 図1に示す第1形態における玩具の側面図である。 図5に示す副部品の内側の構造を示す拡大斜視図である。 図1に示す第1形態において、主部品と副部品を離間した状態を示す斜視図である。 図1に示す第1形態の玩具を分解した分解斜視図である。 図5に示す主部品の第1パーツを示す拡大斜視図である。 図5に示す主部品の第2パーツを示す拡大斜視図である。 図5に示す主部品の第3パーツを示す拡大斜視図である。 図5に示す主部品の第4パーツを示す拡大斜視図である。 図5に示す主部品の第5パーツを示す拡大斜視図である。 図5に示す主部品の第6パーツを示す拡大斜視図である。 図5に示す主部品の第7パーツを示す拡大斜視図である。 第2形態の机の分解斜視図である。 第2形態の椅子の分解斜視図である。
以下、本発明の一実施形態である玩具1について、図1~図16を参照して説明する。
図1は、玩具1の第1形態1Fにおける斜視図であり、図2は、玩具1の第2形態2Fにおける斜視図である。
図1に示すように、第1形態1Fの玩具1は、主部品10と副部品20とを備え、外観的には略球形を成している。副部品20は、球形の外殻をなす外表面20csを構成し、副部品20の内側には、後述する、第1主部品パーツ11、第2主部品パーツ12、第3主部品パーツ13、第4主部品パーツ14、第5主部品パーツ15、第6主部品パーツ16、第7主部品パーツ17の7個のパーツで構成された主部品10が収納されている。ここで、副部品20は、主部品10の全体を覆うのではなく一部を覆う構成となっている。
玩具1は、図2に示すように、第1形態1Fとは別の第2形態2Fに形態変化する。要するに、販売形態においては第1形態1Fとなっており、遊戯形態である第2形態2Fにおいては、例えば、机を模した第1模型1d及び椅子を第2模型1cに組立て直した形態とすることができる。このように、第2形態2Fは、組立て玩具1として遊ぶことができる一方、第1形態1Fは、球形で、それ自体が転がる転動可能な構成である。
図3は、第1形態1Fにおける玩具1の正面図であり、図4は、第1形態1Fにおける玩具1の側面図である。
図3及び図4に示すように、第1形態1Fにおける玩具1においては、副部品20は、外殻パーツである第1副部品20Uと第2副部品20Dとを備えている。第1副部品20Uは、図中において上側の外殻パーツで、2つの第1延出部21と2つの第2延出部22を有する。第2副部品20Dは、図中において下側の外殻パーツで、2つの第1延出部21を有する。ここで、第1副部品20Uと第2副部品20Dは、図中において上下の一部を覆う部分球形の本体部20bを備えている。また、第1副部品20Uと第2副部品20Dは、図中において上下の本体部20bを繋げる第1延出部21によって、連続する外表面20csが構成されている。しかし、図示の如く、第1形態1Fにおいては、その正面及び側面は、概ね開口1hとなっている。要するに、副部品20内に収まっている主部品10は、その側部10sがよく見えるような状態で覆われている。なお、ここでいう側部10sとは、主部品10の端部である上端部10u及び下端部10dを通る中心軸線CL(一方向)に直交する方向における側部である。
図5は、副部品20の内側の構造を示す拡大斜視図である。
図5に示すように、第1副部品20Uは、前掲の如く部分球形の本体部20bと、本体部20bの端部から延出する一対の第1延出部21と第1延出部21の間に設けられた一対の第2延出部22とを備えている。また、第2副部品20Dは、本体部20bの端部から一対の第1延出部21が延出されている。第1延出部21及び第2延出部22は、本体部20bの湾曲率と同じ湾曲率で同じ外表面20csを構成するように延出されている。
ここで、第1延出部21は、第2延出部22よりも長く延出されている。また、第1副部品20Uと第2副部品20Dにそれぞれ設けられた第1延出部21は、対面可能な対称の位置に設けられている。さらに、第1副部品20Uの第1延出部21には、先端面に嵌合凹部21cが設けられている。一方、第2副部品20Dの第1延出部21には、先端面に嵌合凸部21dが設けられている。したがって、第1副部品20Uと第2副部品20Dとを向き合わせて押し込むことで、嵌合凹部21cと嵌合凸部21dとが嵌って連結する。なお、第2延出部22の先端には第2嵌合凸部22dが設けられている。第2嵌合凸部22dは、後述する第2主部品パーツ12の片凹部12ic(図9参照)と嵌合する。
また、第1延出部21は、第1形態1Fにおいて、主部品10の主要部である模型部品10mとは非接触の状態(図4参照)であり、第1延出部21は、主部品10と連結不可能となっている。また、第2延出部22は、主部品10の例えば第2主部品パーツ12(外面片12i)と連結可能(図3参照)に構成されている。
図6は、第1形態11Fにおいて、主部品10と副部品20を離間した状態を示す斜視図である。
図6に示すように、主部品10は、複数パーツの塊としてその上側の端部である上端部10uが第1副部品20Uの本体部20bにより覆われる。また、下端部10dは、第2副部品20Dの本体部20bにより覆われる。主部品10の上端部10uは、後述する第1模型部品11mの平面部にて構成され、主部品10の下端部10dは、後述する第7模型部品17mの平面部にて構成されている。また、第1延出部21は、第1形態1Fにおいて、本体部20b間を連結して主部品10の側部10sの一部を覆う。
図7は、第1形態の玩具を分解した分解斜視図である。
図7に示すように、主部品10は、例えば、第1主部品パーツ11、第2主部品パーツ12、第3主部品パーツ13、第4主部品パーツ14、第5主部品パーツ15、第6主部品パーツ16、第7主部品パーツ17の7個のパーツで構成されている。この主部品10の7個のパーツには、第2形態2Fにおいて組立て使用される模型部品10mが設けられている。主部品10は、射出成形により形成され、射出成形時に形成されるランナを付けたままの状態で殆どが構成されている。また、ランナは、後述するように、模型部品10mの外周を概ね囲む(覆う)外縁を形成する外枠部10rとして設けられている。
ここで、外枠部10rについて、模型部品10mを概ね囲むと説明したが、例えば、外枠部10rの内側に模型部品10mが配置された第1主部品Aと、外枠部10rの外に模型部品10mの一部が配置(外枠部10rが連続せずに一部が切れた状態で配置)された第2主部品Bと、の2つの形態がある。本実施形態においては、第1主部品Aとしての形態は、外枠部10rが連続する環状に形成された第5主部品パーツ15(図12参照)である。一方、第2主部品Bとしての形態は、外枠部10rが不連続に構成された、第2主部品パーツ12、第3主部品パーツ13、第4主部品パーツ14、第6主部品パーツ16、第7主部品パーツ17(図9,図10,図11,図13,図14参照)、及び外枠部10rが実質的に不連続となっている第1主部品パーツ11(図8参照)である。
図8は、主部品10の第1主部品パーツ11を示す拡大斜視図である。
図8に示すように、第1主部品パーツ11は、例えば、机の収納部を模した箱形状の第1模型部品11m(10m)を備えている。また、第1模型部品11mを保持すると共に第1模型部品11mの側面部分の一部を囲む略円弧形の一対の第1外枠部11r(10r)を備える。要するに、第1外枠部11rは、第1主部品パーツ11の外縁を構成している。第1外枠部11rは、その両端部に連結部11c(10c)を有する。連結部11cは、厚み方向に延びる略円柱形の連結胴部11dと、連結胴部11dの外側の端面11eと、を備える。
なお、連結胴部11dは、図示しないが、図中下側に連結用の凹部を備える。また、連結部11cは、第1形態1Fにおいて、隣接する第2主部品パーツ12の連結部12cと連結可能に構成されている。なお、連結胴部11dの端面11eは、連結部11cの外側を斜めに且球面の一部を構成するべく若干湾曲した板面形状に構成されている。したがって、第1形態1Fにおいて、連結部11cが他の連結部12cと重なったときに、連続する平面(図6参照)を構成する。
また、第1外枠部11rの長手方向の中央には、第1副部品20Uの内側保持部20g(図5参照)と嵌合する係止軸11kが設けられている。さらに、連結部11cの内側には、両第1外枠部11r同士を繋げる繋ぎ部11tが設けられている。繋ぎ部11tには、第1模型部品11mの端面に設けられた連結孔11hに嵌入可能な連結ピン11jが設けられている。したがって、第1模型部品11mは、連結ピン11jによって第1外枠部11rの内側に保持される。なお、第1主部品パーツ11は、第1形態1Fを組み立てるとき、他の部品との位置関係が判るように、位置表示部11nbが設けられている。例えば、位置表示部11nbは、第1主部品パーツ11では、図中において上から1番目であるので、数字の「1」が表示されている。
図9は、主部品10の第2主部品パーツ12を示す拡大斜視図である。
図9に示すように、第2主部品パーツ12は、例えば、机の2本の脚部を模した枠状に繋がったフレーム脚の形状の第2模型部品12m(10m)を備えている。第2模型部品12mの外側には、脚部の長手方向の側面を覆うように略円弧形の一対の外縁を構成する第2外枠部12r(10r)が設けられている。第2外枠部12rには、その両端に連結部12c(10c)が設けられている。連結部12cは、円柱形の連結胴部12dと、連結胴部12dの上端面(図中上側)から突出する嵌合ピン12fと、連結胴部12dの外側を斜めに覆う矩形の端面12eと、を備える。連結部12cは、第1形態1Fにおいて、第1主部品パーツ11の連結部11cおよび第3主部品パーツ13の連結部13cと連結可能に構成されている。連結胴部12dの一端側(図中下側)には、第3主部品パーツ13と連結可能な連結凹部(不図示)が設けられている。第2外枠部12rの長手方向の中央には、外面片12iが設けられている。外面片12iの一端面(図中上側)には片凹部12icが設けられている。この片凹部12icは、第1副部品20Uの第2嵌合凸部22d(図5参照)と嵌合する。
また、第2外枠部12rは、第2模型部品12mを射出成形する際のランナとして形成される。要するに、第2外枠部12rの外周の円弧部分から内方に向かって延びた延出部12pの先端を、溶融樹脂の射出ゲート12g(4個のゲート)として第2模型部品12mが形成される。したがって、第2模型部品12mと第2外枠部12rとは、延出部12pにより繋がっている。
第2主部品パーツ12においては、第2模型部品12mの内側には、他の部品である、例えば、机の横支持部材を模した棒状の第9模型部品19mが設けられている。第9模型部品19mは、第2模型部品12mの内側から延びる2本の内側ランナ12irから射出ゲート19gを介して成形される。したがって、第9模型部品19mは、内側ランナ12irによって第2模型部品12mの内側に支持されている。
また、第2主部品パーツ12は、第1形態1Fを組み立てるときには、他の部品との位置関係が判るように、位置表示部12nbが設けられている。例えば、第2主部品パーツ12は、図中において上から2番目であるので、数字の「2」が表示されている。
図10は、主部品10の第3主部品パーツ13を示す拡大斜視図である。
図10に示すように、第3主部品パーツ13は、前掲の第2主部品パーツ12と対をなす全く同じ部品であるフレーム脚の形状の第3模型部品13m(10m)を有する。第3模型部品13mの外側には、脚部の枠線に沿うように比較的長い円弧形に延びる1つの外縁を構成する第3外枠部13r(10r)が設けられている。第3外枠部13rは、4個の連結部13c(10c)を有する。連結部13cは、円柱形の連結胴部13dと、連結胴部13dの上端面の嵌合ピン13fと、連結胴部13dの外側を斜めに覆う矩形の端面13eと、を備える。この連結部13cは、第1形態1Fにおいて、第2主部品パーツ12の連結部12cおよび第4主部品パーツ14の連結部14cと連結可能に構成されている。連結胴部13dの一端側(図中下側)には、第4主部品パーツ14と連結可能な連結凹部(不図示)が設けられている。
また、第3外枠部13rの円周方向の中央には、外面片13iが設けられている。第3外枠部13rは、第3模型部品13mを射出成形する際のランナとして形成される。第3模型部品13mは、第3外枠部13rの円弧部分から内方に延びた延出部13pの先端を、溶融樹脂の射出ゲート13g(5個のゲート)として形成される。したがって、第3模型部品13mと第3外枠部13rとは、5個の延出部13pによって繋がっている。
第3主部品パーツ13においては、第3模型部品13mの内側には、第2主部品パーツ12と同様に、内側ランナ13ir、射出ゲート19gを介して第9模型部品19mが設けられている。また、第3主部品パーツ13は、第1形態1Fを組み立てるときには、組立て位置が判るように、例えば数字の「3」が表示された位置表示部13nbが設けられている。
図11は、主部品10の第4主部品パーツ14を示す拡大斜視図である。
図11に示すように、第4主部品パーツ14は、例えば、椅子の背もたれ側の枠状に繋がったフレーム脚を模した第4模型部品14m(10m)を備えている。第4模型部品14mの外側には、その長手方向の側面を覆うように略円弧形の一対の外縁を構成する第4外枠部14r(10r)が設けられている。第4外枠部14rに設けられた連結部14c(10c)は、第4外枠部14rの内側において枠部厚み方向(図中上下方向)に突出した円柱形の嵌合ピン14fと、第4外枠部14rの端面14eと、で構成されている。この連結部14cは、他のパーツのように、板状の端面を備えておらず、第4外枠部14rの外側の端面14eが横(図中横方向)に長い外面を構成している。また、嵌合ピン14fは、上下両方の主部品パーツに嵌入する凸部として構成されている。
また、第4外枠部14rは、第4模型部品14mを射出成形する際のランナとして形成されている。要するに、延出部14pから射出ゲート14gを介して溶融樹脂が流入し、第4模型部品14mが形成される。
第4主部品パーツ14は、第1形態1Fを組み立てるときには、組み込み位置が、例えば4番目であることが判るように、位置表示部14nbが設けられている。また、第4主部品パーツ14の組立て向き(水平方向の向き)は、例えば、嵌合ピン14fの太さ(図11に示すように、1つだけ太い部分を有する嵌合ピン14fを備える)を変えるなどして、嵌合向きを決めることができる。
図12は、主部品10の第5主部品パーツ15を示す拡大斜視図である。
図12に示すように、第5主部品パーツ15は、例えば、椅子の座部及び前脚部を構成する一対のフレーム脚を模した第5模型部品15m(10m)を備えている。第5模型部品15mの外側には、その全周を覆う環状に連続して外縁を構成する第5外枠部15r(10r)が設けられている。第5外枠部15rに設けられた連結部15c(10c)は、第5外枠部15rの厚み方向の上方に突出する連結胴部15dと、厚み方向に下方に突出する嵌合ピン15f(1個のみ図示)と、第5外枠部15rの傾斜した端面15eと、で構成されている。連結胴部15dは、第4主部品パーツ14と連結され、嵌合ピン15fは、第6主部品パーツ16と連結される。また、第5外枠部15rの円周方向には、2つの外面片15iが設けられている。
また、第5外枠部15rは、第5模型部品15mを射出成形する際のランナとして形成される。要するに、延出部15pから射出ゲート15gを介して溶融樹脂が流入し、第5模型部品15mが形成される。
第5主部品パーツ15は、第1形態1Fを組み立てるときには、組み込み位置が、例えば5番目であることが判るように、位置表示部15nbが設けられている。
図13は、主部品10の第6主部品パーツ16を示す拡大斜視図である。
図13に示すように、第6主部品パーツ16は、例えば、机の天板を模した第6模型部品16m(10m)を備えている。第6模型部品16mの外側には、その長手方向に沿って覆う円弧状の一対の外縁を構成する第6外枠部16r(10r)が設けられている。第6外枠部16rに設けられた連結部16c(10c)は、第6外枠部16rの厚み方向の上方に突出する連結胴部16dと、下方に突出する嵌合ピン16f(2個のみ図示)と、第6外枠部16rの傾斜した端面16eと、で構成されている。連結胴部16dは、第5主部品パーツ15と連結され、嵌合ピン16fは、第7主部品パーツ17と連結される。また、第6外枠部16rの円周方向の中央には、外面片16iが設けられている。
また、第6外枠部16rは、第6模型部品16mを射出成形する際のランナとして形成される。要するに、延出部16pから射出ゲート16gを介して溶融樹脂が流入し、第6模型部品16mが形成される。
第6主部品パーツ16は、第1形態1Fを組み立てるときには、組み込み位置が、例えば6番目であることが判るように、位置表示部16nbが設けられている。
図14は、主部品10の第7主部品パーツ17を示す拡大斜視図である。
図14に示すように、第7主部品パーツ17は、例えば、椅子の座部を模した第7模型部品17m(10m)及び背もたれ部を模した第8模型部品18m(10m)を備えている。第7模型部品17mと第8模型部品18mが並ぶように設けられた外側には、両部品の側面を覆う円弧状の一対の外縁を構成する第7外枠部17r(10r)が設けられている。第7外枠部17rに設けられた連結部17c(10c)は、第7外枠部17rの厚み方向の上方に突出する連結胴部17dと、第7外枠部17rの傾斜した端面17eと、で構成されている。連結胴部17dは、第6主部品パーツ16と連結される。また、第7外枠部17rの円周方向の中央で内側には、第2副部品20Dの内側保持部20g(図5参照)と嵌合する係止軸17kが設けられている。
また、第7外枠部17rは、第7模型部品17m及び第8模型部品18mを射出成形する際のランナとして形成される。また、第7模型部品17m及び第8模型部品18mは、延出部17pから射出ゲート17gを介して溶融樹脂が流入して形成される。
また、第7主部品パーツ17は、第1形態1Fを組み立てるときには、組み込み位置が、例えば7番目であることが判るように、位置表示部17nbが設けられている。
前掲のように構成された主部品10を組み立てるときは、各主部品パーツの向き(水平向き)も重要である。例えば、第1主部品パーツ11、第2主部品パーツ12及び第3主部品パーツ13を重ねるときには、第3主部品パーツ13と第2主部品パーツ12とが重ね合わせられたときに、上面から見た場合に、外枠部10rが切れ間なく連続しているように配置する。要するに、第1主部品パーツ11の第1外枠部11rと第2主部品パーツ12の第2外枠部12rとは、不連続な部分が上方から見て重ならないように配置される。さらに、第3主部品パーツ13の第3外枠部13rの不連続な箇所は、第2主部品パーツ12の第2外枠部12rの不連続な箇所とは重ならないように配置される。他の主部品パーツについても同様に重ね合わせるように構成されている。なお、主部品パーツ間の組み込み向きを決定するには、前掲したように、例えば、連結部10cにおける凹凸嵌合の太さ等を変えることで所望の向きのみにて組み立てられる。また、各主部品パーツが所定の向きに組み立てられることで、端面(11e~17e)は、連続した湾曲球面(図6参照)を形成する。また、第1形態1Fにおいて、外面片12i,13i,15i,16iは、連続する湾曲球面(図6参照)を形成する。
図15は、第2形態2Fの第1模型1dの分解斜視図である。図16は、第2形態2Fの第2模型1cの分解斜視図である。
上記のように構成された、主部品10の各模型部品(11m~19m)は、外枠部10rからの切除(ゲート部分から切除)により容易に分離することができる。
第1模型1dにおいては、図15に示すように、例えば、第1模型部品11m及び一対の第9模型部品19mの左右両側に第2模型部品12mと第3模型部品13mを嵌め合わせる。また、第1模型部品11mの上側から第6模型部品16mを嵌め合わせて組立てる。このように、6個の模型部品10m(11m,12m,13m,16m,19m,19m)は、その凹凸嵌合部分を適宜嵌め合わせることで組み立てることができる。
また、第2模型1cにおいては、図16に示すように、例えば、第4模型部品14mに第8模型部品18及び一対の第5模型部品15mを嵌め合わせる。また、第7模型部品17mを、第5模型部品15mの上から嵌め合わせて組立てる。このように、5個の模型部品(14m,15m,15m,17m,18m)は、凹凸嵌合部分を嵌め合わせることで組み立てられる。なお、組立てに際しては、必要に応じて接着剤を使用することができる。
以上述べたように、本実施形態の玩具1によれば、第1形態1Fにおいて、主部品10の側部10sの一部を、副部品20により覆うので、副部品20は最低限の素材量でもって主部品10を効果的に覆うことができ、少ない素材量で主部品10の保護機能を高めることができる。この結果、例えば、販売形態において副部品20を外殻の梱包材として使用する場合、副部品20を廃棄するときでも無駄を少なくすることができる。また、第1形態1Fにおいて、主部品10が見える状態であるので、外側から見て視覚的に楽しむことができ、興趣性を高めることができる。さらに、第1形態1Fにおいて、副部品20は、玩具1の外表面20csの曲面が略球状を成しているので、転動し易い形状であり、例えば、自動販売機による販売形態のときに、自動供給を容易にして販売形態の多様化を図ることができる。
また、本実施形態の玩具1では、副部品20が延出部21,22を有していることで、第1形態1Fにおいて、延出部21,22によって主部品10を全体的覆うのではなく一部を覆うような形態にし易くできる。
本実施形態の玩具1では、第1形態1Fにおいて、副部品20の本体部20bは、比較的大きい外表面に構成され、この本体部20bが主部品10の上下端部10u,10dを覆うので、上下端部10u,10dの位置に模型部品10m等の主要部を配置し効果的に保護することができる。
また、本実施形態の玩具1では、第1形態1Fにおいて、模型部品10mの、例えば第1模型部品11m、第7模型部品17m、第8模型部品18mのような平面部を本体部20bに接近させた状態でとすることで、本体部20b及び模型部品10mの平面部によって、その内側の他の模型部品10mの保護機能をより高めることができる。
また、本実施形態の玩具1では、第1形態1Fにおいて、主部品の一部(側部)が第1延出部により覆われているので、第1延出部によって主部品の保護機能を高めることができる。
また、本実施形態の玩具1では、第1延出部21は、第1形態1Fにおいて、主部品10の模型部品10m(主要部)とは連結不可能な非接触の状態に設けられているので、模型部品10m(主要部)と第1延出部21との間には空間が形成される。これによって、例えば、第1延出部21が外力により衝撃を受けた場合や変形するような力が加わった場合でも、主要部に影響を与えることがなく、第1形態1Fの保護機能を高めることができる。
また、第1形態1Fにおいて、第1延出部21は、概ね開口1hを形成する状態で主部品10の側部10sを覆うので、副部品20を大きくしなくて済み、副部品20の素材を節約できる。
また、本実施形態の玩具1では、副部品20の第1延出部21は、他の第2延出部22よりも長く形成され、さらに、2つの向きあう副部品20(第1副部品20Uと第2副部品20D)間において対面可能な対称位置に設けられていることで、第1形態1Fにおいて連結することができる。これにより、副部品20の第1延出部21は、連続する外表面20csを構成できるので、第1延出部21による保護機能を高めることができる。一方、第2延出部22が短く形成されることで素材の節約ができるだけでなく、第2延出部22の端部を、主部品10の一部に対して係合し易い構成とすることができ、副部品20による主部品10の保持機能を高めることができる。
また、本実施形態の玩具1では、第1形態1Fにおいて、外枠部10rの内側に模型部品10mが配置された第1主部品A(第5主部品パーツ15)は、主要部である模型部品10mを外枠部10rにて全周を覆うので、模型部品10mをより効果的に保護できる。一方、第2主部品B(第5主部品パーツ15以外の主部品パーツ)は、外枠部10rが連続せずに一部が切れた状態で外枠部10rの外に模型部品10mの一部を配置可能な構成であるので、外枠部10rのサイズ制約を少なくでき大きい模型部品10mを設けることができる。
本実施形態の玩具1では、第1形態1Fにおいて、第2主部品パーツ12及び第3主部品パーツ13のように、内側に第9模型部品19mを設けることで、第2主部品パーツ12及び第3主部品パーツ13の内側のスペースを有効利用することができる。また、外側の第2主部品パーツ12及び第3主部品パーツ13によって内側の第9模型部品19mを保護することができる。
本実施形態の玩具1では、主部品10の外枠部10rの一部に、他の主部品10と連結可能な連結部10cが設けられていることで、第1形態1Fにおいて、主部品同士で互いに係止・保持が可能である。さらに、連結部10cは、第1形態1Fにおいて、玩具1の外表面20csの一部を成しているので、主部品10の保護機能を高めることができる。
また、本実施形態の玩具1では、第1形態1Fにおいて、主部品10の外枠部10rの連結部10cは、上下の連結部10cの重なりにより、外側の端面11e,12e,13e,14e,15e,16eが板面上に連続する外表面20csを形成する。したがって、連結部10cは、主部品同士の係止・保持に加えて連続した外表面20csを構成でき、主部品10の保護機能をより高めることができる。
本実施形態の玩具1では、外枠部10rには、各主部品パーツの第1形態1Fにおける組み込み位置を表示する位置表示部を有するので、第1形態1Fを構成するときの組み立て性を高めることができる。
また、本実施形態の玩具1では、模型部品10mは、第2形態2Fにおいて、外枠部10rからの切除により、組立可能に構成されているので、第1形態1Fから容易に組立てることができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明はその技術思想の範囲で適宜変更することができる。例えば、上記実施形態においては、第1主部品パーツ11は、第1模型部品11mと第1外枠部11rとを別々に形成するようにしたが、これに限るものではなく、例えば、第1外枠部11rをランナ部分として、第1模型部品11mと第1外枠部11rとを一体的に成形しても良い。また、上記実施形態においては、主部品10として、机や椅子を模した模型部品10mとしたが、これに限らず種々の部品を模した模型部品とすることができる。
1 玩具
1F 第1形態
1h 開口
2F 第2形態
10 主部品
10c 連結部
10d 下端部(端部)
10m 模型部品
10r 外枠部
10s 側部
10u 上端部(端部)
20 副部品
20b 本体部
20cs 外表面
20D 第2副部品
20U 第1副部品
21 第1延出部(延出部)
22 第2延出部(延出部)
A 第1主部品
B 第2主部品

Claims (19)

  1. 販売形態を成す第1形態と、遊戯形態を成す第2形態とをとり得る玩具であって、
    主部品と副部品とを備え、
    前記副部品は、前記第1形態において、前記主部品の一方向における端部と、前記主部品の前記一方向に直交する方向における側部の一部と、を覆っている、
    玩具。
  2. 請求項1に記載の玩具であって、
    前記副部品は、本体部と、前記本体部から延出した延出部とを含んでいる、
    玩具。
  3. 請求項2に記載の玩具であって、
    前記本体部は、前記主部品の前記端部を覆っている、
    玩具。
  4. 請求項2又は3に記載の玩具であって、
    前記延出部は、第1延出部と第2延出部とを含み、
    前記主部品は、前記第1形態において、前記側部の一部が前記第1延出部により覆われている、
    玩具。
  5. 請求項4に記載の玩具であって、
    前記第1延出部は、前記第1形態において、前記主部品の外縁とは非接触の状態に設けられている、
    玩具。
  6. 請求項4又は5に記載の玩具であって、
    前記第1延出部は、前記第1形態において、概ね開口を形成する状態で前記主部品の前記側部を覆うよう構成されている、
    玩具。
  7. 請求項4~6の何れか一項に記載の玩具であって、
    前記第1延出部は、前記第2延出部よりも延出方向の長さが長く形成されている、
    玩具。
  8. 請求項7に記載の玩具であって、
    前記第1形態において、前記第1延出部は、前記主部品と連結不可能に構成され、前記第2延出部は、前記主部品と連結可能に構成されている、
    玩具。
  9. 請求項4~8の何れか一項に記載の玩具であって、
    前記副部品は、前記第1延出部と前記第2延出部を含む第1副部品と、少なくとも前記第1延出部を含む第2副部品とを有し、
    前記第1副部品と前記第2副部品とにそれぞれ設けられた前記第1延出部は、対面可能な対称の位置に設けられている、
    玩具。
  10. 請求項2~9の何れか一項に記載の玩具であって、
    前記主部品は、模型部品を含み、
    前記模型部品の平面部は、前記第1形態において、前記本体部により覆われている、
    玩具。
  11. 請求項10に記載の玩具であって、
    前記主部品は、その外縁を形成する外枠部を含んでいる、
    前記外枠部の内側に前記模型部品が配置された第1主部品と、前記外枠部外に前記模型部品の一部が配置された第2主部品と、を含んでいる、
    玩具。
  12. 請求項11に記載の玩具であって、
    前記外枠部は、前記第1主部品においては、連続する環状に形成され、前記第2主部品においては、不連続に形成されている、
    玩具。
  13. 請求項10~12のいずれか一項に記載の玩具であって、
    前記模型部品は、前記第1形態において、他の模型部品を内側に配置されたものを含んでいる、
    玩具。
  14. 請求項11~13のいずれか一項に記載の玩具であって、
    前記主部品は、その外縁を形成する外枠部を含み、
    前記外枠部の一部には、他の前記主部品と連結可能な連結部が設けられ、
    前記連結部は、前記第1形態において、前記玩具の外表面の一部を成している、
    玩具。
  15. 請求項14に記載の玩具であって、
    前記連結部は、前記第1形態において、前記連結部の外側の端面が板面形状に構成されている、
    玩具。
  16. 請求項11~15のいずれか一項に記載の玩具であって、
    前記主部品は、その外縁を形成する外枠部を含み、
    前記外枠部には、前記第1形態における組み込み位置を表示する位置表示部を備えている、
    玩具。
  17. 請求項11~16の何れか一項に記載の玩具であって、
    前記主部品は、その外縁を形成する外枠部を含み、
    前記模型部品は、前記第2形態において、前記外枠部からの切除により、組立可能に構成されている、
    玩具。
  18. 請求項1~17の何れか一項に記載の玩具であって、
    前記副部品は、前記第1形態において、少なくとも前記玩具の外表面の曲面の一部を構成し、略球状体の一部を成している、
    玩具。
  19. 請求項18に記載の玩具であって、
    前記副部品は、複数個設けられ、各々、本体部と、前記本体部から延出した延出部とを含み、
    複数の前記副部品は、前記第1形態において、各々の前記延出部が繋がることで、連続した外表面を成している、
    玩具。
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