JP2022075245A - 排気浄化装置 - Google Patents

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Abstract

Figure 2022075245000001
【課題】排気浄化装置の車両への搭載を容易にしつつ、排ガスの浄化効果を向上させる。
【解決手段】排気浄化装置は、ケース部と、開口部と、整流パイプとを備える。開口部は、浄化部の配置領域の上流側領域に連通するよう、ケース部に設けられる。整流パイプは、排気マニホールドからの排ガスが流入し、開口部から上流側領域に突出する。そして、整流パイプの第1部分は、排ガスを偏心方向に流下させる。また、整流パイプの第2部分は、浄化部の配置領域の端面における中央部分の正面を通過してケース部2の内周面に向かうよう、排ガスを誘導する。
【選択図】図3

Description

本開示は、排気浄化装置に関する。
特許文献1に記載されているように、車両のエンジンの各気筒から排ガスが流入する排気マニホールドの下流側に接続される排気浄化装置が知られている。このような排気浄化装置では、触媒が配置されたケーシング内に各気筒から流入した排ガスの流れが不揃となるため、排ガスの浄化効果が十分に得られない恐れがある。
国際公開WO2010/053033
これに対し、特許文献1の排気浄化装置では、ケーシングの側壁の一部が、外周側に突出した形状を有する突出部として構成されている。そして、排気マニホールドからケーシングの内部に流入した排ガスを突出部の内周面に衝突させて排ガスを整流し、整流された排ガスを触媒に流入させることで、排ガスの浄化効果を向上させている。しかしながら、突出部を設けたことにより、排気浄化装置の配置スペースが制限され、排気浄化装置の車両への搭載が困難になる恐れがある。
本開示の一態様においては、排気浄化装置の車両への搭載を容易にしつつ、排ガスの浄化効果を向上させるのが望ましい。
本開示の一態様は、車両の排ガスの流路に設けられる排気浄化装置であって、ケース部と、開口部と、整流パイプと、を備える。ケース部は、排ガスの浄化部が内部に配置されるよう構成されており、内部に配置された浄化部の中心軸に沿って延びる。開口部は、ケース部の内部における浄化部の配置領域の上流側に位置する上流側領域に連通するよう、ケース部に設けられる。整流パイプは、車両のエンジンの排気マニホールドからの排ガスが流入するよう構成されていると共に、上流側領域に突出するように開口部に設けられる。また、整流パイプは、第1部分と、第2部分とを備える。第1部分は、開口部を通過する。第2部分は、第1部分よりも下流側に位置する。第1部分は、排気マニホールドから流入し、当該第1部分を通過する排ガスを、中心軸に向かわない偏心方向に流下させるよう構成されている。第2部分は、上流側領域に位置すると共に湾曲又は屈曲している。また、第2部分は、当該第2部分に設けられた整流パイプの出口から流出した排ガスが、浄化部の配置領域の端部に位置する端面における中央部分の正面を通過してケース部の内周面に向かうよう、排ガスを誘導するよう構成されている。
上記構成によれば、排気マニホールドに接続されるエンジンの各気筒からの排ガスは、整流パイプの第2部分における湾曲又は屈曲した部分の内周面に衝突し、これにより、各気筒からの不揃な排ガスの流れが一様になるように促される。
また、第2部分は、整流パイプの出口から流出した排ガスを、浄化部の配置領域の端面における中央部分の正面を通過してケース部の内周面に向かうように誘導する。このため、上流側領域では、該出口から流出した排ガスは内周面に衝突して二手に分かれ、2つの排ガスの旋回流が形成される。これにより、排ガスの流れがより一様になると共に、圧損が抑制される。
また、整流パイプの出口から流出した排ガスは、浄化部の配置領域の端面における中央部分の正面を通過してケース部の内周面に向かう。つまり、整流パイプの出口とケース部の内周面との間には、一定の距離が設けられる。このため、ケース部を特殊な形状にして整流パイプの出口とケース部の内周面との間の距離を確保しなくても、排ガスの流れがより一様になるよう促されると共に、圧損が抑制される。これにより、排気浄化装置が車両への搭載に不利な形状になるのを回避できる。
さらに、整流パイプにおける開口部を通過する第1部分は、中心軸に向かわない偏心方向に排ガスを流下させる。このため、第1部分の向き及び形状を柔軟に設定でき、車両への搭載が容易になる。
したがって、排気浄化装置の車両への搭載を容易にしつつ、排ガスの浄化効果を向上させることができる。
本開示の一態様では、整流パイプの出口は、端面の中央部分の正面に位置してもよい。
上記構成によれば、上流側領域にて、良好に2つの排ガスの旋回流が形成される。このため、より一層、排ガスの流れが一様になると共に、圧損が抑制される。
本開示の一態様では、端面は略円形であり、端面の直径をAとしてもよい。整流パイプにおける上流側領域に突出する部分の長さを、差込長さとしてもよい。差込長さは、A/2以下であってもよい。
上記構成によれば、上流側領域にて、良好に2つの排ガスの旋回流が形成される。このため、より一層、排ガスの流れが一様になると共に、圧損が抑制される。
本開示の一態様では、端面は略円形であり、端面の直径をAとしてもよい。整流パイプにおける上流側領域に突出する部分の長さを、差込長さとしてもよい。差込長さは、A/4以上であってもよい。
上記構成によれば、上流側領域にて、良好に2つの排ガスの旋回流が形成される。このため、より一層、排ガスの流れが一様になると共に、圧損が抑制される。
本開示の一態様では、ケース部は、中心軸を囲む側壁を有してもよい。開口部は、側壁に設けられていてもよい。
上記構成によれば、側壁に整流パイプを設けることができ、これにより、整流パイプの出口から流出した排ガスが直ちに浄化部に流入するのを抑制できる。このため、上流側領域にて、良好に2つの排ガスの旋回流を形成でき、その結果、より一層、排ガスの流れが一様になると共に、圧損が抑制される。
本開示の一態様では、第2部分は、整流パイプの出口から流出した排ガスを、端面に略平行に流れるように誘導してもよい。
上記構成によれば、整流パイプの出口から流出した排ガスが、直ちに浄化部に流入するのを抑制できる。このため、上流側領域にて、良好に2つの排ガスの旋回流が形成でき、その結果、より一層、排ガスの流れが一様になると共に、圧損が抑制される。
排気浄化装置の斜視図である。 排気浄化装置のケース部における入口部及び中央部の中心軸に平行な断面図である。 排気浄化装置のケース部における入口部の中心軸に直交する断面図である。
以下、本開示の実施形態について図面を用いて説明する。なお、本開示の実施の形態は、下記の実施形態に何ら限定されることはなく、本開示の技術的範囲に属する限り種々の形態を採りうる。
[1.排気浄化装置の概要]
本実施形態の排気浄化装置1は、車両の排ガスの流路の一部を構成しており、多気筒のエンジンに接続された排気マニホールド5の下流側に設けられる(図1参照)。排気浄化装置1は、内部に配置された浄化部4により排ガスを浄化する(図2参照)。本実施形態では、一例として、浄化部4は円柱状であるが、浄化部4の形状はこれに限定されない。また、浄化部4は、一例として、触媒として構成されている。しかし、触媒に加えて、又は、触媒に替えてフィルタが用いられても良い。排気浄化装置1は、ケース部2と、整流パイプ3とを備える。
[2.ケース部]
ケース部2は、内部に排ガスの流路を形成すると共に、排ガスの浄化部4が内部に配置されるよう構成されており、内部に配置された浄化部4の中心軸10に沿って延びる(図1~3参照)。つまり、ケース部2における排ガスの流れ方向は、中心軸10の方向に略一致する。なお、排気浄化装置1は、例えば、中心軸10が略上下方向に延びるように車両に搭載されても良い。無論、これに限らず、排気浄化装置1は、中心軸10が様々な方向に向いた状態で車両に搭載され得る。また、浄化部4が円柱状でない場合には、排ガスの流れ方向に垂直な断面の重心を通過する線を、中心軸10としても良い。
以後、ケース部2における中心軸10に直交する断面を、単に断面と記載する。ケース部2は、排気マニホールド5からの排ガスを流入させるよう構成された入口部20と、中央部25と、排ガスを流出させるよう構成された出口部27とを備える(図1参照)。
[2-1.中央部]
中央部25は、中心軸10を囲むように直線状に延びる略円筒状の形状であり、中心軸10は、中央部25の略円形の断面における略中心を通過する(図1~3参照)。なお、これに限らず、中央部25は、例えば、湾曲又は屈曲した経路に沿って延びる形状であっても良いし、略円筒状以外の形状であっても良い。
また、中央部25の内側には浄化部4が配置される。本実施形態では、一例として、中央部25の内側の空間の全域が、浄化部4の配置領域となる。つまり、中心軸10は、浄化部4の配置領域の断面の中心を通過し、中央部25における上流側の開口(以後、入口)が、浄化部4の配置領域における上流側の端部に位置する端面26を形成する。
なお、本実施形態では、一例として、端面26は略円形であり、中心軸10は、端面26に対し略直交すると共に端面26の略中心を通過する。また、端面26の中央に位置し、端面26の中心を含む部分を、中央部分26Aとも記載する。中央部分26Aは、一例として、中心軸10又はその付近に中心が位置し、その直径が端面26の直径の1/3程度の略円形の領域であっても良い。また、端面26が略円形以外の形状である場合、中心軸10又はその付近にその中心が位置し、その幅が端面26の幅の1/3程度の領域を、中央部分26Aとしても良い。
[2-2.入口部]
入口部20は、中央部25の入口(換言すれば、端面26)を塞ぐ部位であり、側壁21と、頂部22と、開口部23とを備える(図1~3参照)。頂部22は、中央部25の入口に対面する壁状の部位であり、中心軸10に対し略直交する。一方、側壁21は、中心軸10を囲むように配置された略円筒状の部位であり、中心軸10は、側壁21の断面の略中心を通過する。また、側壁21は、中央部25の入口を囲む縁部から頂部22へと広がっており、側壁21における頂部22に隣接する部分は、丸みが形成されている。つまり、入口部20の頂部22の角は、R加工がされており、排ガスがスムーズに流れるよう構成されている。
以後、入口部20の内側の領域を、上流側領域24と記載する。上流側領域24は、浄化部4の配置領域の上流側に位置し、端面26に隣接する。
[2-3.開口部]
開口部23は、入口部20の側壁21に設けられる(図1~3参照)。具体的には、側壁21には、上流側領域24に連通する入口21Aが設けられている。開口部23は、入口21Aを囲む壁状の部位であり、入口21Aの縁部から側壁21の外側に向かって偏心方向32(詳細は後述する)に平行に突出する。また、開口部23の一部は、側壁21の断面の接線に沿って延びる。なお、開口部23は、例えば、入口部20の頂部22に設けられていても良い。
[2-3.出口部]
出口部27は、中央部25における入口部20の反対側の端部を塞ぐ部位であり、入口部20と同様の側壁及び頂部を備える(図1参照)。また、出口部27の側壁には、浄化部4を通過した排ガスをケース部2の外部へと流出させる開口部が設けられている。
[3.整流パイプ]
整流パイプ3は、上流側領域24に突出するように開口部23に設けられると共に、上流側の端部が排気マニホールド5に接続され、排気マニホールド5から流入した排ガスを上流側領域24に誘導する(図1~3参照)。整流パイプ3は、端面26に略平行な面上に位置する軸線30に沿って延びる。整流パイプ3における軸線30に直交する断面は、一例として略円形であり、軸線30は、該断面の略中心を通過する。また、整流パイプ3は、第1部分31と第2部分33とを備える。
[3-1.第1部分]
第1部分31は、開口部23を通過するように設けられ、開口部23に接合される(図2、3参照)。また、第1部分31は、排気マニホールド5から流入し、当該第1部分31を通過する排ガスを、中心軸10に向かわない方向(以後、偏心方向32)に流下させるよう構成されている。
より詳しくは、第1部分31の一部は、側壁21の断面の接線に沿って延びる。また、第1部分31は、一例として、偏心方向32に沿って直線状に延びており、中心軸10は、第1部分31の内部領域の、偏心方向32に沿って下流側に位置する領域を通過しない。このため、第1部分31を通過する排ガスは、偏心方向32に沿って流下し、第1部分31の内部における排ガスの流路の偏心方向32に沿った延長線上には、中心軸10が存在しない。
なお、本実施形態では、偏心方向32は、一例として端面26に略平行であるが、偏心方向32はこれに限定されない。また、第1部分31は、直線状に限らず、当該第1部分31を通過する排ガスを偏心方向32に流下させることが可能な範囲で様々な形状を有し得る。
[3-2.第2部分]
一方、第2部分33は、第1部分31の下流側に位置し、整流パイプ3を通過した排ガスが流出する出口34を備える(図2、3参照)。また、第2部分33は、上流側領域24に位置すると共に、図3に示すように、中心軸10の方向に第2部分33を平面視すると、第2部分33は、出口34が端面26の中心を向くように湾曲している。
また、第2部分33は、出口34から流出した排ガスが、浄化部4の配置領域の端面26における中央部分26Aの正面を通過して入口部20の内周面に向かうよう、該排ガスを誘導する。
また、上述したように、整流パイプ3の軸線30は、端面26に略平行な面に沿って延びる。このため、第2部分33は、出口34から流出した排ガスを、端面26に略平行に流れ、入口部20の側壁21に向かうように誘導する。なお、これに限らず、第2部分33は、例えば、排ガスを入口部20の頂部22に向かうように誘導しても良い。
なお、第2部分33の形状は、上述したものに限らず、出口34から流出した排ガスを同様の態様で誘導可能となる範囲で、様々な形状を有し得る。具体的には、中心軸10の方向に平面視した時の第2部分33は、例えば、屈曲した形状であっても良い。
[4-3.差込長さ]
ここで、略円形である端面26の直径をAとする。また、整流パイプ3における上流側領域24に突出する部分の長さを、差込長さBとする。より詳しくは、差込長さBとは、例えば、整流パイプ3の上流側領域24に突出する部分における軸線30の長さであっても良い。また、差込長さBとは、例えば、入口部20の側壁21の入口21Aから、整流パイプ3の出口34までの最短距離であっても良い。
本実施形態では、整流パイプ3の差込長さBは、A/4以上A/2以下となっており、整流パイプ3の出口34は、中央部分26Aの正面に位置する。無論、これに限らず、例えば、差込長さBは、A/2よりも長くても良いし、A/4よりも短くても良い。
また、シミュレーションを行い、整流パイプ3の差込長さにより、上流側領域24における流速一様度及び圧損がどの程度変化するかを計測した。なお、流速一様度とは、排ガスの流れが一定である程度を数値化したものである。
差込長さBがA/4である場合は、整流パイプ3を設けない場合に比べ、流速一様度が約13.5%増加すると共に、圧損が約40.8%低下した。なお、整流パイプ3を設けない場合とは、排気浄化装置1に整流パイプ3を設けず、排気マニホールド5から流出した排ガスを、開口部23を介して上流側領域24に流入させる場合を意味する。
また、差込長さBがA/4である場合は、差込長さBが3×A/4である場合に比べ、流速一様度が約1.1%増加すると共に、圧損が約27.7%低下した。
また、差込長さBがA/2である場合は、整流パイプ3を設けない場合に比べ、流速一様度が約13.5%増加すると共に、圧損が約29.1%低下した。
また、差込長さBがA/2である場合は、差込長さBが3×A/4である場合に比べ、流速一様度が約1.1%増加すると共に、圧損が約13.3%低下した。
[5.効果]
(1)上記実施形態によれば、排気マニホールド5に接続されるエンジンの各気筒からの排ガスは、整流パイプ3の第2部分33の内周面に衝突し、これにより、各気筒からの不揃な排ガスの流れが一様になるように促される。
また、第2部分33は、整流パイプ3の出口34から流出した排ガスを、浄化部4の配置領域の端面26における中央部分26Aの正面を通過して、入口部20の側壁21に向かうように誘導する。このため、上流側領域24では、該出口34から流出した排ガスは側壁21に衝突して二手に分かれ、同程度の規模の2つの旋回流35、36が形成される(図3参照)。これにより、排ガスの流れがより一様になると共に、圧損が抑制される。
また、整流パイプ3の出口34から流出した排ガスは、端面26における中央部分26Aの正面を通過して入口部20の側壁21に向かう。つまり、整流パイプ3の出口34と側壁21との間には、一定の距離が設けられる。このため、入口部20を特殊な形状にして整流パイプ3の出口34と側壁21との間の距離を確保しなくても、排ガスの流れがより一様になるよう促されると共に、圧損が抑制される。これにより、排気浄化装置1が車両への搭載に不利な形状になるのを回避できる。
さらに、整流パイプ3における開口部23を通過する第1部分31は、中心軸10に向かわない偏心方向32に排ガスを流下させる。このため、第1部分31の向き及び形状を柔軟に設定でき、車両への搭載が容易になる。
したがって、排気浄化装置1の車両への搭載を容易にしつつ、排ガスの浄化効果を向上させることができる。
(2)また、整流パイプ3の出口34は、端面26の中央部分26Aの正面に位置する。そして、整流パイプ3の差込長さBは、A/4以上A/2以下である。このため、上流側領域24にて、良好に2つの排ガスの旋回流が形成され、その結果、より一層、排ガスの流れが一様になると共に、圧損が抑制される。
(4)また、開口部23は、入口部20の側壁21に設けられており、整流パイプ3の第2部分33は、出口34から流出した排ガスを、端面26に略平行に流れるように誘導する。これにより、整流パイプ3の出口34から流出した排ガスが直ちに浄化部4に流入するのを抑制できる。このため、上流側領域24にて、良好に2つの排ガスの旋回流35、36を形成でき、その結果、より一層、排ガスの流れが一様になると共に、圧損が抑制される。
[6.他の実施形態]
(1)上記実施形態では、ケース部2における入口部20及び中央部25の断面は、略円形となっており、浄化部4の配置領域の端面26もまた、略円形となっている。しかし、該断面及び端面26の形状は、略円形に限らず、例えば、楕円形状であっても良いし、多角形状であっても良い。このような構成を有する場合であっても、同様の効果が得られる。
(2)上記実施形態における1つの構成要素が有する複数の機能を、複数の構成要素によって実現したり、1つの構成要素が有する1つの機能を、複数の構成要素によって実現したりしてもよい。また、複数の構成要素が有する複数の機能を、1つの構成要素によって実現したり、複数の構成要素によって実現される1つの機能を、1つの構成要素によって実現したりしてもよい。また、上記実施形態の構成の一部を省略してもよい。また、上記実施形態の構成の少なくとも一部を、他の上記実施形態の構成に対して付加又は置換してもよい。
1…排気浄化装置、10…中心軸、2…ケース部、20…入口部、21…側壁、21A…入口、22…頂部、23…開口部、24…上流側領域、25…中央部、26…端面、26A…中央部分、3…整流パイプ、 30…軸線、31…第1部分、32…偏心方向、33…第2部分、34…出口、4…浄化部、5…排気マニホールド。

Claims (6)

  1. 車両の排ガスの流路に設けられる排気浄化装置であって、
    排ガスの浄化部が内部に配置されるよう構成されており、内部に配置された前記浄化部の中心軸に沿って延びるケース部と、
    前記ケース部の内部における前記浄化部の配置領域の上流側に位置する上流側領域に連通するよう、前記ケース部に設けられた開口部と、
    前記車両のエンジンの排気マニホールドからの排ガスが流入するよう構成されていると共に、前記上流側領域に突出するように前記開口部に設けられる整流パイプと、
    を備え、
    前記整流パイプは、前記開口部を通過する第1部分と、前記第1部分よりも下流側に位置する第2部分とを備え、
    前記第1部分は、前記排気マニホールドから流入し、当該第1部分を通過する排ガスを、前記中心軸に向かわない偏心方向に流下させるよう構成されており、
    前記第2部分は、前記上流側領域に位置すると共に湾曲又は屈曲しており、当該前記第2部分に設けられた前記整流パイプの出口から流出した排ガスが、前記浄化部の前記配置領域の端部に位置する端面における中央部分の正面を通過して前記ケース部の内周面に向かうよう、該排ガスを誘導するよう構成されている
    排気浄化装置。
  2. 請求項1に記載された排気浄化装置において、
    前記整流パイプの前記出口は、前記端面の前記中央部分の正面に位置する
    排気浄化装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載された排気浄化装置において、
    前記端面は略円形であり、前記端面の直径をAとし、
    前記整流パイプにおける前記上流側領域に突出する部分の長さを、差込長さとし、
    前記差込長さは、A/2以下である
    排気浄化装置。
  4. 請求項1から請求項3のうちのいずれか1項に記載された排気浄化装置において、
    前記端面は略円形であり、前記端面の直径をAとし、
    前記整流パイプにおける前記上流側領域に突出する部分の長さを、差込長さとし、
    前記差込長さは、A/4以上である
    排気浄化装置。
  5. 請求項1から請求項4のうちのいずれか1項に記載された排気浄化装置において、
    前記ケース部は、前記中心軸を囲む側壁を有し、
    前記開口部は、前記側壁に設けられている
    排気浄化装置。
  6. 請求項1から請求項5のうちのいずれか1項に記載された排気浄化装置において、
    前記第2部分は、前記整流パイプの前記出口から流出した排ガスを、前記端面に略平行に流れるように誘導する
    排気浄化装置。
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