JP2022074399A - ネットワークシステム - Google Patents
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Abstract
【課題】効率的に音声対話を開始するための技術を提供する。【解決手段】複数の電気機器200と、通信端末300と、第1のサーバ100Aと、を備えるネットワークシステム1が提供される。第1のサーバは、複数の電気機器のうちのいずれかの電気機器の指定に基づいて、複数の電気機器に関するログ情報を蓄積する第1のデータベースを参照することによって、当該指定された電気機器に関する第1のログ情報と、当該指定された電気機器のユーザに紐づけられている電気機器に関する第2のログ情報と、を紐づけて通信端末に送信する。【選択図】図12
Description
本発明は、家電やサーバなどを含むネットワークシステムの技術に関する。
インターネットなどのネットワークを介してサーバが家電を制御したり家電から情報を取得したりするネットワークシステムが知られている。たとえば、特開2009-253564号公報(特許文献1)によると、事象を識別するIDを含むログが蓄積されたログ蓄積部と、事象のIDが指定されたIDリストを記憶するIDリスト記憶部と、送られてきたログ取得要求を解析することによってIDリスト記憶部に記憶されたものの中から1つのIDリストを特定する取得制御部と、特定されたIDリストに指定されたIDを含むログをログ蓄積部から抽出するログ抽出部と、抽出されたログを含むログ情報をログ取得要求送信元へ送信するログ情報送信部と、を有する。
また、国際公開第2020/110415号パンフレット(特許文献2)によると、車両ログ送信装置は、車両ログを取得する車両ログ取得部と、取得された車両ログを当該車両ログに含まれるIDを用いて分割することで、1以上の分割ログを生成する車両ログ分割加工部と、車両ログ送信装置と車両ログ解析サーバとの間で共有されている既存の車両ログを当該既存の車両ログに含まれるIDを用いて分割することで生成された既存分割ログに対応する識別子のリストである既存識別子リストを記憶する既存識別子保存部と、1以上の分割ログのそれぞれに対して識別子を生成し、生成した識別子のうち、既存識別子リストに存在する識別子に対応する分割ログを第一の分割ログと判断し、既存識別子リストに存在しない識別子に対応する分割ログを第二の分割ログと判断する車両ログ送信要否判定部と、第一の分割ログに対応する識別子を車両ログ解析サーバへ送信し、第二の分割ログを車両ログ解析サーバへ送信する車両側通信部と、を備える。
また、特開2014-203294号公報(特許文献3)によると、ネットワーク上の情報処理装置が、アプリケーション呼び出し毎にトランザクションIDを含む通信ログを格納し、障害発生時にエラー内容とトランザクションIDを含むアプリログを格納し、障害検知時にアプリログが含むトランザクションIDをキーに、障害発生時に利用された第2の情報処理装置を特定し、第2の情報処理装置に対しアプリログ取得と第3の情報処理装置に向けたモジュールの動作確認の少なくとも何れかを要求し、トランザクションIDに対応付いたアプリログとモジュール動作確認結果の少なくとも何れかの情報を取得して障害箇所を特定し、障害箇所に応じた対応動作を実行する。
本発明の目的は、電気機器のログ情報を有効に利用することができるネットワークシステムを提供することにある。
この発明のある態様に従うと、複数の電気機器と、通信端末と、第1のサーバと、を備えるネットワークシステムが提供される。第1のサーバは、複数の電気機器のうちのいずれかの電気機器の指定に基づいて、複数の電気機器に関するログ情報を蓄積する第1のデータベースを参照することによって、当該指定された電気機器に関する第1のログ情報と、当該指定された電気機器のユーザに紐づけられている電気機器に関する第2のログ情報と、を紐づけて通信端末に送信する。なお、第1のデータベースは、第1のサーバに記憶されていてもよいし、第1のサーバがアクセス可能な装置であってもよい。
以上のように、この発明によれば、電気機器のログ情報を有効に利用することができるネットワークシステムが提供される。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
<第1の実施の形態>
<ネットワークシステム1の概要>
<第1の実施の形態>
<ネットワークシステム1の概要>
まず、図1を参照して本実施の形態にかかるネットワークシステム1の全体構成について説明する。本実施の形態にかかるネットワークシステム1は、主に、サーバ100A,100B,100Cと、冷蔵庫200Aやテレビ200Bや電子レンジ200Cやエアコン200Dなどの電気機器と、パーソナルコンピュータ300Aやタブレット300Bなどの通信端末300と、電気機器などをインターネットなどの外部のネットワークに接続するためのルータ400、などを含む。
なお、電気機器としては、冷蔵庫200Aやテレビ200Bや電子レンジ200Cやエアコン200Dなどに限らず、洗濯機、空気清浄器、加湿器、除湿器、掃除機、自動調理鍋、炊飯器、照明などの家電、パーソナルコンピュータ、ハードディスクレコーダ、プロジェクタ、音楽プレーヤー、ゲーム機、スピーカなどのAV(オーディオ・ビジュアル)機器、太陽光発電システム、蓄電池システム、給湯システムなどのHEMS設備、組み込み照明、インターホン、電気錠、給湯器、温水洗浄便座コントローラなどの住宅設備、などであってもよい。以下では、これらを総称して電気機器200という。
また、サーバとしては、本実施の形態においては、ユーザ毎の複数の電気機器200のログをまとめて提供するためのログ解析サーバ100Aと、電気機器200の種類や型番毎に準備される機器管理サーバ100Bと、複数の電気機器200を連携させて動作させるための機器連携サーバ100Cとが準備される。以下では、これらのサーバを総称して、サーバ100ともいう。
通信端末としても、パーソナルコンピュータ300Aやタブレット300Bに限らず、パーソナルコンピュータやスマートフォンタブレットやゲーム機やスピーカやウェアラブル端末などであってもよい。以下では、これらを総称して通信端末300という。
<ネットワークシステム1の機能構成>
<ネットワークシステム1の機能構成>
次に、本実施の形態にかかるネットワークシステム1の動作概要について説明する。
まず、ユーザ宅において、いずれかの電気機器200に関して不具合などが生じたときに、ユーザは、コールセンターのオペレータに電話で問い合わせたり、チャットで問い合わせたり、サービスマンにユーザ宅に来てもらったりする。
オペレータやサービスマンが、図2に示すように、通信端末300に、今回の問い合わせの対象の電気機器200の識別情報を入力すると、ログ解析サーバ100Aが、電気機器200のログ情報や、電気機器200のユーザに紐づけられている電気機器200のログ情報や、それらの電気機器200に関する連携動作のログ情報などを取得して、それらの情報をまとめた画面情報を通信端末300に提供する。これによって、図3に示すように、通信端末300が、ユーザに紐づけられている電気機器200のログ情報をまとめて表示することができる。その結果、オペレータやサービスマンが、問い合わせ対象の電気機器200に関する情報だけでなく、関係する各種の電気機器200のログ情報を参考にしながら、ユーザに状況を伝えたり対策を伝えたり、メンテナンスを行ったりすることができる。
以下、このような機能を実現するためのネットワークシステム1の具体的な構成について詳述する。
<サーバの構成>
<サーバの構成>
まず、本実施の形態にかかるネットワークシステム1を構成するサーバの構成の一態様について説明する。なお、本実施の形態にかかるネットワークシステム1で利用される機能に関しては、ログ解析サーバ100Aと機器管理サーバ100Bと機器連携サーバ100Cのような、3つのサーバ100で実現することに限られるものではなく、クラウド上のさらに多くの装置によって実現されてもよいし、さらに少ない装置によって実現されてもよい。以下では、説明のために、ログ解析サーバ100Aと機器管理サーバ100Bと機器連携サーバ100Cの一例としてのサーバ100ついて説明する。
図4を参照して、サーバ100は、主たる構成要素として、CPU(Central Processing Unit)110と、メモリ120と、操作部140と、通信インターフェイス160とを含む。
CPU110は、メモリ120に記憶されているプログラムを実行することによって、サーバ100の各部を制御する。たとえば、CPU110は、メモリ120に格納されているプログラムを実行し、各種のデータを参照することによって、後述する各種の処理を実行する。
メモリ120は、各種のRAM(Random Access Memory)、各種のROM(Read‐Only Memory)などによって実現され、サーバ100に内包されているものであってもよいし、サーバ100の各種インターフェイスに着脱可能なものであってもよいし、サーバ100からアクセス可能な他の装置の記録媒体であってもよい。メモリ120は、CPU110によって実行されるプログラムや、CPU110によるプログラムの実行により生成されたデータ、入力されたデータ、その他の本実施の形態にかかるサービスに利用されるデータベースなどを記憶する。
たとえば、メモリ120は、図5に示すような、ユーザ情報データ121を記憶する。ユーザ情報データ121は、本サービスに登録されるユーザ毎に、ユーザIDと、ユーザ名と、家族IDと、メールアドレスと、住所と、ユーザが加入している各種のサービスの識別情報やサービス内容などを格納する。
メモリ120は、図6に示すような、機器情報データ122を記憶する。機器情報データ122は、本サービスに登録される電気機器毎に、機器IDと、電気機器のユーザIDと、電気機器200の種類や型番と、機器同士のペアリングなどのための通信接続IDなどを格納する。
メモリ120は、図7に示すような、エラー情報データ123を記憶する。エラー情報データ123は、不具合の種類毎に、第1の機器の種類と、連携動作の場合は第2の機器の種類と、エラーコードと、不具合の内容と、対処方法などを格納する。
図4に戻って、操作部140は、サービスの管理者やオペレータやサービスマンなどの命令を受け付けて、当該命令をCPU110に入力する。
通信インターフェイス160は、CPU110からのデータを、インターネット、キャリア網、ルータなどを介して、電気機器200や通信端末300などの他の装置に送信する。逆に、通信インターフェイス160は、インターネット、キャリア網、ルータなどを介して電気機器200や通信端末300などの他の装置からのデータを受信して、CPU110に受け渡す。
このようにして、CPU110は、通信インターフェイス160を介して、通信端末300から今回対象となる電気機器200の識別情報を取得してユーザを特定し、当該ユーザに紐づけられている電気機器200を抽出する。CPU110は、抽出された電気機器200のログ情報を読み出して、それらをまとめた出力データを通信端末300に提供する。
<電気機器200の構成>
<電気機器200の構成>
次に、図8を参照して、ネットワークシステム1を構成する電気機器200の構成の一態様について説明する。本実施の形態にかかる電気機器200は、主たる構成要素として、CPU210と、メモリ220と、ディスプレイ230、操作部240と、通信インターフェイス260と、スピーカ270と、マイク280と、機器駆動部290と、を含む。
CPU210は、メモリ220あるいは外部の記憶媒体に記憶されているプログラムを実行することによって、電気機器200の各部を制御する。
メモリ220は、各種のRAM、各種のROMなどによって実現され、CPU210によって実行されるプログラムや、CPU210によるプログラムの実行により生成されたデータ、操作部240を介して入力されたデータ、リモコンから受信したデータ、ルータ400やインターネットを介してサーバ100から受信したデータ、その他の本サービスを利用するために必要な情報などを記憶する。
ディスプレイ230は、CPU210からの信号に基づいて、文字や画像などを出力する。なお、ディスプレイ230は、単にLEDライトなどであってもよい。
操作部240は、ボタン、タッチパネルなどによって実現され、ユーザからの命令を受け付けて、当該命令をCPU210に入力する。なお、ディスプレイ230と操作部240とは、タッチパネル250を構成してもよい。
通信インターフェイス260は、無線通信を行うためのアンテナや、有線通信を行うためのコネクタなどによって実現される。CPU210は、通信インターフェイス260を利用することによって、ルータ400やインターネットなどを介して、サーバ100や他の電気機器200や通信端末300と各種のデータをやり取りする。たとえば、CPU210は、通信インターフェイス260を介して、動作内容や環境情報や音声データなどをサーバ100に送信したり、操作命令や音声データなどをサーバ100から受信したりする。
スピーカ270は、CPU210からの音声データに基づいて音声メッセージなどを出力する。マイク280は、ユーザの声などを取得して音声データをCPU210に入力する。特に本実施の形態においては、CPU210は、マイク280から受け付けた音声データを、通信インターフェイス260を介してサーバ100に送信したり、サーバ100からの音声メッセージをスピーカ270から出力したりする。
機器駆動部290は、CPU210からの信号に基づいて、電気機器200の各部(モータやヒータやセンサやアンテナなど)を制御する。機器駆動部290は、たとえば、冷蔵庫やエアコンに関しては圧縮機やファンであったり、電子レンジに関しては加熱調理のためのアンテナや回転テーブルであったり、テレビに関しては受信アンテナやチューナであったり、する。
<通信端末300の構成>
<通信端末300の構成>
次に、図9を参照して、ネットワークシステム1を構成する通信端末300の構成の一態様について説明する。本実施の形態にかかる通信端末300は、主たる構成要素として、CPU310と、メモリ320と、ディスプレイ330と、操作部340と、通信インターフェイス360と、スピーカ370と、マイク380、カメラ390などを含む。
CPU310は、メモリ320に記憶されているプログラムを実行することによって、通信端末300の各部を制御する。
メモリ320は、各種のRAMや、各種のROMなどによって実現される。メモリ320は、各種サービスのためのアプリケーションプログラムや、CPU310によるプログラムの実行により生成されたデータ、各種のサーバ100から受信したデータ、操作部340を介して入力されたデータ、通信端末300のユーザを特定するための情報などを記憶する。
ディスプレイ330は、CPU310からのデータに基づいて、画像やテキストを表示する。操作部340は、ポインティングデバイスやスイッチなどから構成され、ユーザからの各種の命令をCPU310に入力する。なお、通信端末300は、ディスプレイ330と操作部340とを含むタッチパネル350を有してもよい。
通信インターフェイス360は、インターネットやキャリア網やルータ400などを介して、サーバ100や電気機器200などの他の装置との間でデータを送受信する。たとえば、CPU310は、プログラムに従って、通信インターフェイス360を介してサーバ100と、ユーザに関する各種の情報をやりとりする。CPU310は、当該各種の情報を、他のアプリケーションプログラムに提供することによって各種のサービスを受けることができる。
スピーカ370は、CPU310からの音声データに基づいて音声メッセージなどを出力する。マイク380は、ユーザの声などを取得して音声データをCPU310に入力する。カメラ390は、撮影した静止画像や動画像をCPU310に入力したり、メモリ320に格納したりする。
このように構成されているため、CPU310は、図2に示すように、電気機器200の識別情報の入力を受け付けてサーバ100に送信したり、図3に示すように、サーバ100からの情報に基づいて電気機器200のユーザに紐づけられている複数の電気機器200のログ情報をまとめてディスプレイ330に表示したりする。
<ネットワークシステム1の機能構成>
<ネットワークシステム1の機能構成>
次に、図10を参照して、本実施の形態にかかるネットワークシステム1が全体的に有する機能構成について説明する。上述した通り、ネットワークシステム1は、主に、電気機器200と、ログ解析サーバ100Aと、機器管理サーバ100Bと、機器連携サーバ100Cと、通信端末300とを含む。
電気機器200は、通信部261と、情報管理部211とを含む。通信部261は、アンテナや通信コネクタなどによって実現され、機器管理サーバ100Bや、機器連携サーバ100Cと通信する。情報管理部211は、CPU210や、メモリ220などによって実現され、運転情報や、操作情報や、測定値などを蓄積したり、それらの情報を機器管理サーバ100Bや機器連携サーバ100Cにアップロードしたりする。
機器管理サーバ100Bは、通信部161と、ログ生成部111とを含む。通信部161は、アンテナや通信コネクタなどによって実現され、電気機器200や、ログ解析サーバ100Aと通信する。ログ生成部111は、CPU110や、メモリ120などによって実現され、電気機器200からの各種の情報に基づいてログデータを生成して、蓄積したり、ログ解析サーバ100Aに提供したりする。
機器連携サーバ100Cは、通信部162と、ログ生成部112とを含む。通信部162は、アンテナや通信コネクタなどによって実現され、電気機器200や、ログ解析サーバ100Aと通信する。ログ生成部112は、CPU110や、メモリ120などによって実現され、電気機器200からの連携動作に関する各種の情報に基づいてログデータを生成して、蓄積したり、ログ解析サーバ100Aに提供したりする。機器情報管理部113は、CPU110や、メモリ120などによって実現され、電気機器200とユーザとの対応関係や機器情報データ122などを記憶したり、ログ解析サーバ100Aからの問い合わせに応答したりする。
ログ解析サーバ100Aは、通信部163と、ログ情報管理部114と、ログ蓄積部115と、ログ要求制御部116とを含む。通信部163は、アンテナや通信コネクタなどによって実現され、機器管理サーバ100Bや、機器連携サーバ100Cと通信する。
ログ情報管理部114は、CPU110などによって実現され、識別子を元に複数の電気機器200のログ情報を管理する。
ログ蓄積部115は、メモリ120などによって実現され、機器管理サーバ100Bや機器連携サーバ100Cを参照して、識別子とログ情報とを蓄積する。たとえば、ログ情報管理部114によって、図11に示すように、ユーザ毎、かつ電気機器200毎に、ログが蓄積されていく。
ログ要求制御部116は、通信端末300からのログ要求に基づいて、機器連携サーバ100Cの機器情報データ122を参照することによって、電気機器200に対応づけられたユーザに対応付けられた電気機器200を抽出し、それらの電気機器200のログ情報をまとめて通信端末300に提供する。たとえば、図12に示すように、電気機器100101の不具合を調査したい旨の情報を通信端末300から受けた場合、電気機器100101のユーザaaaxxxに対応付けられている電気機器100101と電気機器100102に関するログを読み出して、それらの情報をまとめて通信端末300に返答する。
なお、ログ解析サーバ100Aは、ログ情報毎や、ログ情報の組み合わせ毎に、エラーコードや、エラーの内容や、対処方法などをメモリ120に蓄積しておくことが好ましい。そして、CPU110が、当該データを参照することによって、図3に示すように、ログに応じたエラーコードや対処方法を、通信インターフェイス160を介して、通信端末300に提供することが好ましい。
図10に戻って、通信端末300は、通信部361と、ログ表示部331とを含む。通信部361は、アンテナや通信コネクタなどによって実現され、ログ解析サーバ100Aと通信する。たとえば、対象となっている電気機器200の識別情報をログ解析サーバ100Aに送信したり、ログ解析サーバ100Aから電気機器200に対応づけられたユーザに対応付けられた複数の電気機器200のログ情報を受信したりする。ログ表示部331は、CPU310や、ディスプレイ330などによって実現され、図2のような画面を表示することによって対象の電気機器200の識別情報の入力を受け付けたり、ログ解析サーバ100Aからのデータに基づいて図3のような画面を表示したりする。
<第2の実施の形態>
<第2の実施の形態>
上記の構成に加えて、通信端末300を操作するユーザの権限によって、表示する情報の範囲を変えてもよい。たとえば、オペレータやサービスマンには、メンテナンスに必要なレベルの情報を提供して、管理者権限を有するものには、より詳細なログ情報を表示してもよい。
<第3の実施の形態>
<第3の実施の形態>
上記の実施の形態のネットワークシステム1の各装置の役割の一部または全部を他の装置が実行してもよい。たとえば、ログ解析サーバ100Aと機器管理サーバ100Bと機器連携サーバ100Cや電気機器200や通信端末300の各々の役割の一部または全部を別の装置が担ったり、それらの装置の1つ1つの役割の一部または全部を複数の装置で分担したりしてもよい。たとえば、具体的には、ログ解析サーバ100Aと機器管理サーバ100Bと機器連携サーバ100Cのような、3つのサーバ100で実現することに限られるものではなく、クラウド上のさらに多くの装置によって実現されてもよいし、さらに少ない装置によって実現されてもよい。
以下では、複数のサーバの機能をまとめて1つのサーバとみなした場合の当該サーバにおける情報処理について説明する。
図13を参照して、CPU110は、通信インターフェイス160を介して、通信端末300から今回対象となっている電気機器200の識別情報を受信する(ステップS102)。
CPU110は、機器情報データ122を参照して、電気機器200の識別情報に基づいてユーザを特定する(ステップS104)。
CPU110は、ユーザの識別情報に基づいて、機器連携サーバ100Cや機器情報データ122を参照して、ユーザに紐づけられている複数の電気機器200を抽出する(ステップS106)。
CPU110は、抽出された複数の電気機器200のログ情報を読み出す(ステップS108)。
CPU110は、ログ情報を組み合わせて、表示画面のデータを作成する(ステップS110)。
CPU110は、通信インターフェイス160を介して、ログ情報を組み合わせた画面のデータを通信端末300に送信する(ステップS112)。これによって、通信端末300のCPU310は、受信したデータに基づいて、ディスプレイ330に図3に示すような画面を表示する。その結果、オペレータやサービスマンは、対象の電気機器200以外の電気機器200のログも参考にしながら、不具合の原因や対策を考えたり提案したりすることができる。
<まとめ>
<まとめ>
上記の実施の形態においては、複数の電気機器と、通信端末と、第1のサーバと、を備えるネットワークシステムが提供される。第1のサーバは、複数の電気機器のうちのいずれかの電気機器の指定に基づいて、複数の電気機器に関するログ情報を蓄積する第1のデータベースを参照することによって、当該指定された電気機器に関する第1のログ情報と、当該指定された電気機器のユーザに紐づけられている電気機器に関する第2のログ情報と、を紐づけて通信端末に送信する。
好ましくは、ネットワークシステムは、複数の電気機器と複数のユーザとの対応関係を格納する第2のデータベースをさらに備える。第1のサーバは、第2のデータベースを参照することによって、指定された電気機器のユーザに紐づけられている1または複数の電気機器を特定する。
好ましくは、ネットワークシステムは、指定された電気機器と、指定された電気機器のユーザに紐づけられている1または複数の電気機器と、を連携して動作させるための第2のサーバをさらに備える。第1のデータベースは、連携の動作に関するログ情報も蓄積する。
好ましくは、第1のサーバは、ログ情報を解析して不具合を特定し、第1のログ情報または第2の情報ログに不具合の情報を含めて通信端末に送信する。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した説明ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 :ネットワークシステム
100 :サーバ
100A :ログ解析サーバ
100B :機器管理サーバ
100C :機器連携サーバ
110 :CPU
111 :ログ生成部
112 :ログ生成部
113 :機器情報管理部
114 :ログ情報管理部
115 :ログ蓄積部
116 :ログ要求制御部
120 :メモリ
121 :ユーザ情報データ
122 :機器情報データ
123 :不具合情報データ
140 :操作部
160 :通信インターフェイス
161 :通信部
162 :通信部
163 :通信部
200 :電気機器
200A :冷蔵庫
200B :テレビ
200C :電子レンジ
200D :エアコン
210 :CPU
211 :情報管理部
220 :メモリ
230 :ディスプレイ
240 :操作部
250 :タッチパネル
260 :通信インターフェイス
261 :通信部
270 :スピーカ
280 :マイク
290 :機器駆動部
300 :通信端末
300A :パーソナルコンピュータ
300B :タブレット
310 :CPU
320 :メモリ
330 :ディスプレイ
331 :ログ表示部
340 :操作部
350 :タッチパネル
360 :通信インターフェイス
361 :通信部
370 :スピーカ
380 :マイク
390 :カメラ
400 :ルータ
100 :サーバ
100A :ログ解析サーバ
100B :機器管理サーバ
100C :機器連携サーバ
110 :CPU
111 :ログ生成部
112 :ログ生成部
113 :機器情報管理部
114 :ログ情報管理部
115 :ログ蓄積部
116 :ログ要求制御部
120 :メモリ
121 :ユーザ情報データ
122 :機器情報データ
123 :不具合情報データ
140 :操作部
160 :通信インターフェイス
161 :通信部
162 :通信部
163 :通信部
200 :電気機器
200A :冷蔵庫
200B :テレビ
200C :電子レンジ
200D :エアコン
210 :CPU
211 :情報管理部
220 :メモリ
230 :ディスプレイ
240 :操作部
250 :タッチパネル
260 :通信インターフェイス
261 :通信部
270 :スピーカ
280 :マイク
290 :機器駆動部
300 :通信端末
300A :パーソナルコンピュータ
300B :タブレット
310 :CPU
320 :メモリ
330 :ディスプレイ
331 :ログ表示部
340 :操作部
350 :タッチパネル
360 :通信インターフェイス
361 :通信部
370 :スピーカ
380 :マイク
390 :カメラ
400 :ルータ
Claims (4)
- 複数の電気機器と、
通信端末と、
第1のサーバと、を備え、
前記第1のサーバは、前記複数の電気機器のうちのいずれかの電気機器の指定に基づいて、前記複数の電気機器に関するログ情報を蓄積する第1のデータベースを参照することによって、当該指定された電気機器に関する第1のログ情報と、当該指定された電気機器のユーザに紐づけられている電気機器に関する第2のログ情報と、を紐づけて通信端末に送信する、ネットワークシステム。 - 前記複数の電気機器と複数のユーザとの対応関係を格納する第2のデータベースをさらに備え、
前記第1のサーバは、前記第2のデータベースを参照することによって、前記指定された電気機器のユーザに紐づけられている1または複数の電気機器を特定する、請求項1に記載のネットワークシステム。 - 前記指定された電気機器と、前記指定された電気機器のユーザに紐づけられている1または複数の電気機器と、を連携して動作させるための第2のサーバをさらに備え、
前記第1のデータベースは、前記連携の動作に関するログ情報も蓄積する、請求項1または2に記載のネットワークシステム。 - 前記第1のサーバは、前記ログ情報を解析して不具合を特定し、前記第1のログ情報または前記第2の情報ログに前記不具合の情報を含めて前記通信端末に送信する、請求項1から3のいずれか1項に記載のネットワークシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020184400A JP2022074399A (ja) | 2020-11-04 | 2020-11-04 | ネットワークシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020184400A JP2022074399A (ja) | 2020-11-04 | 2020-11-04 | ネットワークシステム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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2020
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