JP2022073292A - 梱包体、緩衝部材、及び、梱包方法 - Google Patents

梱包体、緩衝部材、及び、梱包方法 Download PDF

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【課題】様々な物品を適切に梱包することを可能とする。【解決手段】梱包体100は、被梱包物1に巻き付けられた、可撓性を有する長尺体である緩衝部材3と、被梱包物1及び巻き付けられた緩衝部材3を覆う外装部材4と、を備える。【選択図】図1

Description

本開示は、梱包体、緩衝部材、及び、梱包方法に関する。
物品の輸送に関し、様々な梱包体が提案されている。一般的には、物品は、段ボール箱、木箱等の外装材に格納されて輸送される。このような外装材を使用する場合、輸送時の振動及び衝撃から物品を保護するために、物品と外装材との間に緩衝部材が配置される(例えば、特許文献1)。
特開平05-051061号公報
特許文献1に記載の梱包体では、被梱包物である物品のサイズ及び形状と、外装部材のサイズ及び形状に応じて、様々なサイズ及び形状の緩衝部材を準備しなければならない。特に、新製品については、適切な緩衝部材を新たに設計する必要が生ずる。このため、緩衝部材及び外装材の準備が困難であり、また、在庫の管理が煩雑で困難である。
本開示は、上記のような問題点を解決するためになされたものであり、様々な物品を適切に梱包することができる梱包体、緩衝部材及び梱包方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本開示に係る梱包体は、被梱包物に巻き付けられた、可撓性を有する長尺体である緩衝部材と、被梱包物及び巻き付けられた緩衝部材を覆う外装部材と、を備える。
本開示の梱包体は、被梱包物に巻き付けられる緩衝部材を備える。この緩衝部材を、被梱包物に巻き付けることにより、緩衝部材が被梱包物の外形に応じて被梱包物に接触し、外装部材との間の空間を埋めることが可能である。このため、個々の被梱包物に応じた緩衝部材を準備することなく、物品を適切に梱包することができる。
本開示の実施の形態1に係る梱包体の斜視図 図1に示す緩衝部材の、(a)斜視図、(b)B-B断面図 実施の形態1に係る梱包対象物の一例の斜視図 実施の形態1に係る梱包方法の第2工程を説明するための、(a)正面図と(b)側面図 実施の形態1に係る梱包方法の第4工程を説明するための正面図 本開示の実施の形態2におけるテープ状弾性体シートの平面図 図6に示すテープ状弾性体シートの短手方向両端の接着箇所6を相互に接着した状態を示す断面図 図7に示すチューブ状部と隣接するチューブ状部同士を接着した状態の図 本開示の実施の形態3における梱包体の、(a)正面図と(b)側面図 本開示の実施の形態4における梱包体の正面図
以下、実施の形態に係る梱包体、梱包方法について図面を参照して説明する。なお、図中同一又は相当する部分には同じ符号を付す。また、理解を容易にするため、XYZ直交座標系を設定し、適宜参照する。図1に示す通り、被梱包物1の長手方向をX軸方向、短手方向をY軸方向、X軸とY軸とに直交する方向をZ軸方向とする。
(実施の形態1)
実施の形態1に係る梱包体100は、図1に示すように、被梱包物1を載せる支持部材2と、支持部材2に載せられた被梱包物1に巻き付けられた1本の長尺の緩衝部材3と、緩衝部材3が巻き付けられた被梱包物1を覆う外装部材4と、を備える。
被梱包物1は、ここでは、理解を容易にするため、図3に示すように、直方体状の形状を有するものとする。被梱包物1は、梱包対象である電子機器、機械、複数の物品を収容した箱等任意である。ただし、被梱包物1の似姿、外形、重量、内容は任意である。
支持部材2は、平面視で直方体形状の板状部材、例えば、段ボール板材、樹脂板等から形成される。支持部材2には、被梱包物1が載置される。
後述するように、梱包作業において、被梱包物1と支持部材2とを一体として緩衝部材3を巻き付ける作業を容易にするため、支持部材2のX軸方向のサイズは、被梱包物1のX軸方向のサイズより、把持する部分のサイズ分大きく形成されている。
被梱包物1は、支持部材2の把持部分を残して、+X方向側に載置されている。
緩衝部材3は、被梱包物1に巻き付けられ、弾性変形することにより、被梱包物1を輸送時の振動及び衝撃から保護する部材である。図2(a)に示すように、緩衝部材3は、長尺の部材である。本実施形態では、緩衝部材3は、弾性材料から形成された両端が閉じ、図2(b)に示すように、内部が中空の円筒状、チューブ状等の中空構造を有する部材から構成される。緩衝部材3は、図1に示すように、注入口8を備え、注入口8から内部に空気が充填されることで膨張し、径方向に弾性力を発揮する。緩衝部材3の太さ及び弾性力は、内部空気の圧力におり変化する。このため、内部空気は、望ましい弾性力と望ましい径が得られる値に調整される。
図1に示すように、緩衝部材3は、隣接する緩衝部材3と重なり合わない状態で巻き付けられる。
緩衝部材3の材質はポリエステル系、ポリエチレン系等のビニール素材が望ましいが、伸縮性が高いゴム材であってもよい。また、緩衝部材3の色は無色であっても、着色されていてもよい。
外装部材4は、緩衝部材3が巻き付けられた被梱包物1を覆う袋状の部材である。外装部材4は、可撓性を有する材料から形成され、閉空間を形成し得る形状を有し、閉空間に被梱包物1を出し入れするための密閉可能な開口を備える。さらに、外装部材4は、その内部に被梱包物1が収納され、開口が閉じられた後に、内部の空気を吸引するための吸引口9を備える。外装部材4の材料はポリエステル系、ポリエチレン系等のビニール素材が望ましく、外装部材4の色は、無色であっても、着色されていてもよい。
緩衝部材3が巻き付けられた被梱包物1を外装部材4の内部に収容し、外装部材4内を排気することにより、外装部材4が大気圧により圧縮され、図1に示すように、緩衝部材3は、外装部材4に密着して覆われることになる。なお、外装部材4は、特許請求の範囲における外装部材の一例である。
このような構成によれば、緩衝部材3の弾性により外部からの振動及び衝撃から、被梱包物1が保護される。緩衝部材3は、被梱包物1に巻き付けられる際に弾性変形して、密着する。このため、被梱包物1の外形形状に関わらず、緩衝部材3で被梱包物1の緩衝が可能となる。また、緩衝部材3の弾性は、内部の空気の圧力により調整可能であり、弾性を無段階で調整可能であり、内部圧力を適切に設定することにより、最適な弾性を得ることができる。さらに、巻き付ける際のピッチを調整することにより、1つの長さの緩衝部材3であっても複数のサイズの被梱包物に対応可能である。また、巻きピッチの変化に応じて、適切な弾性を得られるように空気圧を調整できる。さらに、外装部材4が、緩衝部材3の表面に密着して押圧するので、緩衝部材3の巻きが乱れたり、崩れたりするおそれがない。従って、本実施の形態に係る梱包体100によれば、1種類の緩衝部材3により異なる外形及び寸法、さらに、異なる緩衝力を必要とする複数の被梱包物1を梱包して保護することが可能となる。従って、緩衝部材の準備及び在庫の管理が容易であり、従来に比して、より容易に様々な物品を適切に梱包することができるようになる。
なお、複数の長さ、径、材質の緩衝部材3を容易しておき、被梱包物1及び輸送環境に応じて使い分けるようにしても良い。
なお、緩衝部材3の断面形状は、任意であり、多角形、楕円形、∞字状、8字状等でもよい。また、被梱包物1への巻数は任意である。
次に、上記構成を有する梱包体100を用いて、物品を梱包する手順について説明する。
(第1工程)
まず、被梱包物1のサイズに合わせて、適切なサイズの支持部材2を用意し、被梱包物1を支持部材2に積載する。図3は、支持部材2に被梱包物1を載置した状態を示す。前述のように、梱包工程において、緩衝部材3を巻き付ける際に、作業者が支持部材2を把持する部分を確保する必要がある。そのため、図3に示すように、被梱包物1を支持部材2の+X軸方向端部に配置し、-X軸端部にスペースを確保する。
(第2工程)
次に、被梱包物1及び支持部材2に、空気未注入状態の1本の緩衝部材3を巻き付ける。なお、この段階では、緩衝部材3は、空気の抜けたチューブ状である。まず、支持部材2における被梱包物1の載置面と反対の面に、緩衝部材3の一端部を固定する。固定の手段は、接着剤による接着、接着テープによる接着、固定治具を用いた固定支持等、任意である。
次に、支持部材2を作業台から離した状態で、空気が未充填の緩衝部材3を、被梱包物1及び支持部材2に巻き付けていく。このとき、緩衝部材3同士が重なり合わない状態で、一定のピッチで、巻き付けることが望ましい。ただし、1周程度巻き付けるような形態でもかまわない。なお、隣り合う緩衝部材3が接触している必要はない。また、緩衝部材3を巻き切って、その他端を支持部材2の裏面の端部に固定できるように、巻きのピッチを調整することが望ましい。巻き付けが終わると、支持部材2の裏面に緩衝部材3の他端部を固定する。
次に、巻き付けられた緩衝部材3の内部に空気を注入する。具体的には、緩衝部材3の注入口8に、ポンプを接続して、内部圧力が基準圧力に達するまで内部空間に空気を注入する。基準圧力は、例えば、被梱包物1毎に、緩衝部材3の適切な弾性が得られるように実験或いはシミュレーションにより求められる。この工程により、図4(a)、(b)に示すように、被梱包物1が緩衝部材3に巻かれた構造体が得られる。
なお、この工程は、梱包装置により自動で行われてもよいし、人の手作業によって行われてもよい。
また、巻き付ける前に、緩衝部材3の内部に空気を充填して膨張させ、長尺体としてから巻き付けてもよい。また、予め基準圧力以下の空気が注入された緩衝部材3を、被梱包物1と支持部材2とに巻き付け、巻き付け後に、空気を基準圧力まで充填してもよい。
(第3工程)
次に、外装部材4の開口を開き、緩衝部材3が巻き付けられた被梱包物1と支持部材2を収容し、開口を閉じる。その後、外装部材4の開口を備える端部を熱溶着し、外装部材4の内部を密封する。この工程は、梱包装置により自動で行われてもよいし、人の手作業によって行われてもよい。
(第4工程)
次に、外装部材4の吸引口9に空気を吸引する吸引装置を接続して、外装部材4内を排気し、外装部材4の内部を減圧状態にする。外装部材4は、外気圧により押圧され、図5に示すように、緩衝部材3に、密着し、梱包サイズを最小限にすることが可能となる。続いて、吸引口9から吸引装置を取り外し、吸引口9を封止して、梱包作業を終了する。
このように、本実施の形態の梱包方法によれば、様々な仕様の被梱包物1に同一構成の緩衝部材3を巻き付け、その巻きピッチ、注入する空気の圧力等を調整するだけで、様々な仕様の被梱包物1を適切な緩衝力で梱包することが可能となる。
本開示は、上記実施の形態に限定されるものではない。例えば、実施の形態では、1本の緩衝部材3を被梱包物1に巻き付けたが、複数の緩衝部材3を巻き付けてもよい。
(実施の形態2)
実施の形態1では、予め準備されたチューブ状の緩衝部材3を使用する例を説明した。ただし、場合により、事前にチューブ状の緩衝部材3を準備できない場合がありうる。このような場合、現場で、或いは、必要に応じてチューブ状の緩衝部材を作成できるようにしてもよい。以下、テープ状の弾性体シートを用いて、チューブ状の緩衝部材(以下、チューブ状部7)を作成し、被梱包物1を梱包する実施の形態を説明する。
本実施の形態で使用するテープ状弾性体シート5は、図6に示すように、平面視で長尺の直方体形状を有する。作業者は、必要が生じたときに、長尺のテープ状弾性体シート5から、必要な長さ部分を切り出す。切り出されたテープ状弾性体シート5の短手方向の両端部6Aと長手方向の両端部6Bは、それぞれ、接着箇所として機能する。
チューブ状部7を製作するため、作業者は、切り出したテープ状弾性体シート5の端部等の任意の箇所に注入口8を形成する。次に、作業者は、切り出したテープ状弾性体シート5の中心線5Aを谷折りして、短手方向に折り返して、短手方向の2つの接着箇所6を重ね合わせて、気密に、接着する。接着は、接着剤による接着、加熱による熱接着、即ち、溶着、接着テープによる接着等いずれかの方法により行われればよい。
これにより、図7に断面を示すように、短手方向の両端部6Aの接着箇所6が相互に接着されて筒状に加工された、テープ状弾性体シート5が得られる。続いて、作業者は、筒状とされたテープ状弾性体シート5の長手方向の両端部6Bをそれぞれ接着して封止する。
以上により、実施の形態1の緩衝部材3と同等のチューブ状部7が完成する。このチューブ状部7を被梱包物1に巻き付けて、空気を注入して長尺体の緩衝部材とし、外装部材4に収容する点は、実施の形態1と同様である。
なお、短手方向の両端部6Aの接着部分の幅は、被梱包物1と支持部材2の大きさに応じて適宜選択すればよい。例えば、サイズが小さい物品を梱包するときは接着幅を大きく取り、サイズが大きい物品を梱包するときは接着幅を小さくする。それにより、被梱包物1の大きさに合わせてテープ状弾性体シート5の短手方向の長さを変える必要がなくなり、また、短手方向の長さの異なるテープ状弾性体シート5を準備する必要もなくなる。
本実施の形態のチューブ状部7は、その長軸に沿って短手方向の両端部6Aの接着部分6により形成されるミミ部10を有する。このミミ部10を、チューブのピッチを揃えるために利用することも可能である。例えば、図8の断面図に示すように、あるチューブ状部7のミミ部10を、隣接するチューブ状部7に接着することにより、隣接するチューブ状部7の間隔を揃え或いは維持するために利用できる。図8の例では、図面左側のチューブ状部7を巻き付けた後、図面右側のチューブ状部7を巻き付け、その際に、ミミ部10の一面とチューブ状部7の外表面とを接着すればよい。このときの接着は、接着剤による接着、加熱によるエアー緩衝部材用テープの熱接着、接着テープによる接着等を利用できる。
なお、隣接するチューブ状部7同士が接触している必要はなく、チューブ状部7が相互に接触しない程度に離れて巻き付けられてもよい。それにより、テープ状弾性体シート5の長さを短くすることができる。
(実施の形態3)
実施の形態1では、緩衝部材3が巻き付けられた被梱包物1を袋状の外装部材4に収容することとしたが、これに限られない。図1に示すように、被梱包物1のX軸方向両側面上には、緩衝部材3が配置されていないが、X軸方向両側面に緩衝部材3を巻き付けてもよい。
この場合、図9(a)に正面図、図9(b)に側面図で示すように、緩衝部材3が巻き付けられた被梱包物1の上層に、さらに、1層又は多層に緩衝部材31を巻き付ければよい。これにより、第2層以上の外側の緩衝部材である緩衝部材31は、外装部材とみなすことができる。ここで、n層目の緩衝部材3と(n+1)層目の緩衝部材31とが、交差する方向に緩衝部材3、31を巻き付けることが望ましい。これにより、被梱包物1の上に複数層の空気層を設けることが可能となり、耐振性及び耐衝撃性が向上する。即ち、緩衝性能が向上する。
なお、被梱包物1に巻き付けられた緩衝部材3の外側全面を緩衝部材3、31で覆う必要はなく、その一部のみを緩衝部材3、31で覆う構成としてもよい。また、被梱包物1に巻き付けられた緩衝部材3、31と、その上に巻き付けられる緩衝部材3の、材質、空気圧、径、長等の仕様は、異なってもよい。なお、緩衝部材3、31が多層に巻かれた被梱包物1をさらに外装部材4に収容してもよい。
(実施の形態4)
上記の実施の形態では、1つの被梱包物1を梱包する例について説明したが、これに限られず、図10に示すように、複数の被梱包物1をまとめて梱包してもよい。図10の例では、支持部材2に載せられた被梱包物1を上下に重ね、その上に緩衝部材3で巻き付けている。これにより、複数の被梱包物1を梱包する場合であっても、テープ、紐等で被梱包物1を支持部材2に固定することなく、輸送時の揺れによる荷崩れを防止することが可能となる。この時、複数の支持部材2は互いに同一の形状及びサイズである必要はなく、被梱包物1の仕様に応じて選択的に選ぶことができる。
以上、本開示の実施の形態を複数説明したが、この開示は、これらに限定されずものではない。
例えば、支持部材2の形状サイズ材質等は任意である。巻き付けの際に把持が必要ない場合には、把持用の余裕を持つ必要はない。また、支持部材2を使用せず、被梱包物1に緩衝部材3を直接巻き付けても良い。また、より多数の支持体を使用してもよい。例えば、被梱包物1を載置する支持体と、被梱包物1の天面上に配置された支持体と、被梱包物1の側面に配置された支持体と、の全部又は一部を使用してもよい。
また、緩衝部材3は、被梱包物1に巻き付けられて、緩衝能力を発揮する段階で屈曲した状態の長尺体であればよく、巻き付け作業の段階では、他の形態であってもかまわない。また、上述した巻き方も一例であり、限定されるものではない。さらに、作業者が支持部材2を把持して傾けて巻く例を示したが、治具を用いてより簡易な巻き方を採用してもよい。
また、緩衝部材3に空気を注入する例を示したが、空気に限らず、任意の気体、液体等の流体であればよい。
また、筒状で、内部に流体を注入することにより、長尺体となって弾性を発揮するものを例示したが、これに限られない。例えば、内部に圧縮流体を予め充填した構造のものでもよい。
内部を減圧状態とすることにより、緩衝部材3に密着するタイプの外装部材4を例示したが、外装部材の仕様は任意である。例えば、一般的な外箱でもよい。外箱は、段ボール紙、樹脂等、輸送に耐える程度の強度を有せばよく、その仕様は任意である。また、使い捨ての箱に限定されず、再利用されるものでも良く、通い箱、汎用的な輸送パレット等でもよい。これらの変形しない外装部材を使用する場合には、外装部材の内面と被梱包物1との間の両方に接することができるように、緩衝部材3の径、積層数を選択することが望ましい。被梱包物1の振動を防止するためである。
また、本開示は、上述した実施の形態に限定されることなく、適宜の変更を加えることにより、その他の形態で実施できるものである。
1 被梱包物、2 支持部材、3、31 緩衝部材、4 外装部材、5 テープ状弾性体シート、5A 中心線、6 接着箇所、6A,6B 両端部、7 チューブ状部、8 注入口、9 吸引口、10 ミミ部、100 梱包体。

Claims (10)

  1. 被梱包物に巻き付けられた、可撓性を有する長尺体である緩衝部材と、
    前記被梱包物及び巻き付けられた前記緩衝部材を覆う外装部材と、
    を備える梱包体。
  2. 前記緩衝部材は中空の構造を有し、内部に流体が充填されている、
    請求項1に記載の梱包体。
  3. 前記外装部材は、可撓性を有する袋状であり、前記被梱包物を収容し、内部が減圧状態にある、
    請求項1又は2に記載の梱包体。
  4. 前記外装部材は、可撓性を有する長尺体である緩衝部材が巻かれた構造を有する、
    請求項1又は2に記載の梱包体。
  5. 前記被梱包物と前記被梱包物に巻き付けられた緩衝部材との間に配置された、支持体を備える、
    請求項1から4のいずれか1項に記載の梱包体。
  6. 物品に巻き付けられて使用され、径方向に弾性を有する長尺体である緩衝部材。
  7. 前記緩衝部材は中空の構造を有し、内部に流体が充填されている、
    請求項6に記載の緩衝部材。
  8. 梱包対象の物品に、可撓性を有する長尺体である緩衝部材を巻き付ける工程と、
    前記緩衝部材が巻き付けられた物品を、外装部材に収容する工程と、
    を含む梱包方法。
  9. 前記緩衝部材は中空構造を有し、
    前記巻き付ける工程の前又は後に実行され、前記緩衝部材の内部に流体を注入する工程を含む、
    請求項8に記載の梱包方法。
  10. 前記外装部材は、可撓性を有し、内部空間を有し、
    前記物品は、内部空間に収容され、
    前記緩衝部材が巻き付けられた物品を前記外装部材に収容した後で、前記内部空間を排気する工程と、
    をさらに含む請求項8又は9に記載の梱包方法。
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