JP2022070297A - セルフ会計装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】特定の商品に対してPOP画像を容易に設定することができるセルフ会計装置を提供する。【解決手段】セルフ会計装置1は、飲食店等の各種店舗の利用客自らによって代金精算を実行可能な装置である。このセルフ会計装置1は、商品の画像を表示する表示部101と、表示部101上に設けられたタッチパネル102と、タッチパネル102が操作されることにより、表示部101に表示されている画像に係る商品に対してPOP画像を設定する設定部と、前記商品の画像が表示部101に表示される場合に、当該商品に対して設定されたPOP画像を当該商品の画像と対応付けて表示部101に表示させる表示制御部とを備える。【選択図】図3
Description
本発明は、飲食店等の各種店舗にて用いられるセルフ会計装置に関する。
従来、飲食店等の各種店舗に、券売機等のセルフ会計装置が設置されている。近年では、このようなセルフ会計装置の入出力装置として、任意の画像を表示可能な表示部及びその表示部上に設けられたタッチパネルが多く採用されている。例えば、特許文献1には、表示部及びタッチパネルを入出力装置として備え、利用客がタッチパネルを用いて選択可能なボタンにおいて、静止画像を表示させた後に動画像を表示させるセルフ会計装置が開示されている。このセルフ会計装置によれば、特定の商品を利用客に注目させることができるため、販売促進を図ることができる。
上記のように販売促進を図る手段として、POP(Point Of Purchase)広告が広く知られている。上記のように表示部及びタッチパネルが設けられたセルフ会計装置では、特定の商品に対してPOP画像を表示させることにより当該商品を目立たせることができる。このようなPOP画像を容易に設定することができると便宜である。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、その主たる目的は、上記課題を解決することができるセルフ会計装置を提供することにある。
上記の課題を解決するために、本発明の一の態様のセルフ会計装置は、店舗の利用客自らによって代金精算を実行可能なセルフ会計装置において、商品の画像を表示する表示部と、前記表示部上に設けられたタッチパネルと、前記タッチパネルが操作されることにより、前記表示部に表示されている画像に係る商品に対してPOP画像を設定する設定部と、前記商品の画像が前記表示部に表示される場合に、当該商品に対して設定されたPOP画像を当該商品の画像と対応付けて前記表示部に表示させる表示制御部とを備える。
前記態様において、前記表示部は、複数の商品の画像及び前記POP画像を各別に表示し、前記タッチパネルは、前記POP画像の移動操作を受け付け、前記設定部は、前記複数の商品の画像のうちの、前記移動操作による移動後の前記POP画像の近傍に表示されている画像に係る商品に対して、前記POP画像を設定するようにしてもよい。
また、前記態様において、前記移動後の前記POP画像と前記近傍に表示されている商品の画像との位置関係を示す位置関係情報を記憶する位置関係記憶部をさらに備え、前記表示制御部は、前記位置関係に基づいて、前記商品に対して設定されたPOP画像を当該商品の画像と対応付けて前記表示部に表示させてもよい。
また、前記態様において、POP画像が設定された商品の売上に関する売上情報を、POP画像の設定前の売上および設定後の売上の別を識別可能に外部に出力する売上出力部をさらに備えてもよい。
本発明によれば、タッチパネルを用いることによりPOP画像を容易に設定することが可能になる。
以下、本発明の好ましい実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、以下に示す各実施の形態は、本発明の技術的思想を具体化するための方法及び装置を例示するものであって、本発明の技術的思想は下記のものに限定されるわけではない。本発明の技術的思想は、特許請求の範囲に記載された技術的範囲内において種々の変更を加えることができる。
本実施の形態のセルフ会計装置は、各種店舗において利用客自らが代金精算をするために用いられる装置である。以下では、本実施の形態のセルフ会計装置が飲食店に設置される場合を例に挙げて、その構成及び動作について説明する。
[POSシステムの構成]
本実施の形態のセルフ会計装置は、外部の他の装置とともに、POS(Point Of Sales)システムを構成する。以下、そのPOSシステムの構成について説明する。
図1は、本実施の形態のセルフ会計装置を含むPOSシステムの構成を示すブロック図である。図1に示すとおり、セルフ会計装置1は、飲食店である店舗Sに設置されており、その店舗Sの厨房に設けられているキッチン端末2と通信可能に接続される。また、セルフ会計装置1は、外部に設けられている管理サーバ3とインターネット4を介して通信可能に接続される。本実施の形態のPOSシステムは、これらのセルフ会計装置1、キッチン端末2、及び管理サーバ3で構成される。
本実施の形態のセルフ会計装置は、外部の他の装置とともに、POS(Point Of Sales)システムを構成する。以下、そのPOSシステムの構成について説明する。
図1は、本実施の形態のセルフ会計装置を含むPOSシステムの構成を示すブロック図である。図1に示すとおり、セルフ会計装置1は、飲食店である店舗Sに設置されており、その店舗Sの厨房に設けられているキッチン端末2と通信可能に接続される。また、セルフ会計装置1は、外部に設けられている管理サーバ3とインターネット4を介して通信可能に接続される。本実施の形態のPOSシステムは、これらのセルフ会計装置1、キッチン端末2、及び管理サーバ3で構成される。
セルフ会計装置1は、POP画像の設定に関するPOP設定情報を記憶するPOP設定データベース(DB)100aと、店舗Sにおける商品の売上に関する売上情報を記憶する売上DB100bとを備えている。
キッチン端末2は、液晶ディスプレイなどで構成される表示部2aを備えている。後述するように、キッチン端末2は、セルフ会計装置1から受信した各種情報を表示部2aに表示する。
管理サーバ3は、セルフ会計装置1から受信した売上情報などを記憶するデータベースを備えており、そのデータベースに基づいて各店舗の売上管理及び売上分析などを行う。その管理状況・分析結果などは、パーソナルコンピュータ・スマートフォンなどで構成される店舗側の情報端末に対して供給される。
なお、図1には示されていないが、セルフ会計装置1は、電子決済を行うための各種システムと、インターネット4を介して通信可能に接続される。ここでの電子決済には、クレジットカード・デビットカードによる決済、及び種々の電子マネーによる決済などが含まれる。
[セルフ会計装置の構成]
次に、本実施の形態のセルフ会計装置1の詳細な構成について、図2及び図3を参照しながら説明する。図2は、セルフ会計装置1の外観構成を示す概略正面図であり、図3は、その構成を示すブロック図である。
次に、本実施の形態のセルフ会計装置1の詳細な構成について、図2及び図3を参照しながら説明する。図2は、セルフ会計装置1の外観構成を示す概略正面図であり、図3は、その構成を示すブロック図である。
図2に示すとおり、セルフ会計装置1は直方体状の筐体10を有しており、この筐体10に各構成要素が収容されている。なお、筐体10の下部には、釣り銭を排出する釣り銭口11が設けられている。
図2及び図3に示すとおり、セルフ会計装置1は、制御部100と、この制御部100に接続された表示部101、タッチパネル102、紙幣処理部103、硬貨処理部104、カード処理部105、発券部106、通信部107、カメラ108、及び読み取り部109とを備えている。制御部100は、CPU、RAM、及びROMなどを有しており、各構成要素101乃至109の動作を制御するとともに、後述する各処理を実行する。また、制御部100は、上述したPOP設定DB100a及び売上DB100bを有している。
表示部101は、液晶ディスプレイ又は有機ELディスプレイなどで構成される表示装置である。この表示部101には、店舗Sで提供される各商品の名称、画像(以下「商品画像」という)及びその料金を含むメニュー情報、利用可能な支払方法を示す支払方法情報、並びに購入額、入金額、及び釣り銭額を含む金額情報等の各種情報が表示される。
タッチパネル102は、例えば静電容量方式などのタッチパネルであって、表示部101上に設けられる。利用客は、タッチパネル102を操作することにより、メニュー及び支払方法の選択、並びに精算実行の指示などを行う。また、店舗Sの担当者は、タッチパネル102を操作することにより、POP画像の設定を行うことができる。
紙幣処理部103は、利用客が投入する紙幣を受け付けるための装置であって、紙幣の投入口及び投入された紙幣の種別を判別する判別装置などを備えている。また、硬貨処理部104は、利用客が投入する硬貨を受け付けるための装置であって、硬貨の投入口及び投入された硬貨の種別を判別する判別装置などを備えている。
カード処理部105は、クレジットカード等の各種カードによる決済を行うための装置であって、暗証番号などを入力するための入力装置、及びカードの記録情報を読み取るためのリーダなどを備えている。
発券部106は、前払い券である食券を発行するための装置である。この発券部106は、日付、時刻、商品名、価格、及び食券の識別情報等の各情報を感熱紙に印字するプリンタを備えている。
また、発券部106は、前払い券の他、領収書を発行するためにも用いられる。利用客から領収書発行の指示があった場合、発券部106は、プリンタで感熱紙に印字することにより領収書の発行を行う。
通信部107は、キッチン端末2及び管理サーバ3と通信するための通信モジュールで構成される。また、カメラ108は、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)又はCCD(Charge Coupled Devices)等のイメージセンサを備える撮像装置であって、利用客の顔を含む領域を撮像するために用いられる。カメラ108により得られた撮像画像は、利用客の性別・年齢などの客層分析に用いることができる。
読み取り部109は、バーコード等の一次元コード及びQRコード(登録商標)等の二次元コードを含む各種画像を読み取るためのリーダである。例えば、利用客が電子マネーによって代金支払を行う場合、読み取り部109は、その利用客が所有するスマートフォンに表示されている画像の読み取りを行う。また、後述するように、店舗Sにて後払い券が発行された場合、読み取り部109は、その後払い券に記録されている画像の読み取りを行う。
[セルフ会計装置の動作]
次に、上述したように構成されたセルフ会計装置1の動作について、フローチャートを参照しながら説明する。
セルフ会計装置1は、通常モード及び管理モードの2つの動作モードを実行する。通常モードでは、利用客からの指示に応じて食券を販売するための処理を実行する。また、管理モードでは、店舗Sの担当者の指示にしたがってメニュー画面の設定等の管理作業を行うための処理を実行する。以下、管理モード実行中において行われるPOP設定処理、並びに、通常モード実行中において行われるPOP表示処理及び売上情報出力処理の詳細について説明する。
次に、上述したように構成されたセルフ会計装置1の動作について、フローチャートを参照しながら説明する。
セルフ会計装置1は、通常モード及び管理モードの2つの動作モードを実行する。通常モードでは、利用客からの指示に応じて食券を販売するための処理を実行する。また、管理モードでは、店舗Sの担当者の指示にしたがってメニュー画面の設定等の管理作業を行うための処理を実行する。以下、管理モード実行中において行われるPOP設定処理、並びに、通常モード実行中において行われるPOP表示処理及び売上情報出力処理の詳細について説明する。
(1)POP設定処理
上述したとおり、POP設定処理は、管理モード実行中に行われる。セルフ会計装置1は、管理モード実行中において、または、通常モードから管理モードに移行した上で、担当者からの指示にしたがって下記のPOP設定処理を実行する。
上述したとおり、POP設定処理は、管理モード実行中に行われる。セルフ会計装置1は、管理モード実行中において、または、通常モードから管理モードに移行した上で、担当者からの指示にしたがって下記のPOP設定処理を実行する。
図4は、セルフ会計装置1によって実行されるPOP設定処理の手順を示すフローチャートである。セルフ会計装置1はまず、店舗Sにて提供されるメニューのカテゴリーを選択するためのカテゴリー選択画面を表示部101に表示する(S101)。本実施の形態では、各メニューが2段階のカテゴリーを用いて分類されているものとする。具体的には、大きなカテゴリーである第1カテゴリー(「うどん」、「そば」及び「その他」など)と、第1カテゴリーを細分化したで第2カテゴリー(「温うどん定番」、「温うどん天ぷら」、「冷うどん定番」及び「冷うどん天ぷら」など)とを用いて、各メニューが分類されている。
店舗Sの担当者は、タッチパネル102を用いて、カテゴリー選択画面の中から、POP画像の設定先となる商品が属するカテゴリーを選択する。セルフ会計装置1は、その選択を受け付けると(S102)、選択されたカテゴリーに係る商品の商品画像を含むメニュー画面を表示部101に表示する(S103)。
図5Aは、メニュー画面の一例を示す図である。図1に示すとおり、メニュー画面は、第1カテゴリーを表示するための第1表示領域101a、第2カテゴリーを表示するための第2表示領域101b、商品画像を含む商品情報を表示するための第3表示領域101c、及びこれらの表示領域101a乃至101c以外の第4表示領域101dで構成されている。第4表示領域101dには、POP設定を指示するための指示ボタン101eが表示されている。なお、図5Aに示す例では、第1カテゴリーとして「うどん」が選択され、第2カテゴリーとして「温うどん定番」が選択された場合のメニュー画面が示されている。また、この例では、「温うどん定番」に属する2つの商品の商品情報が第3表示領域に示されている。もちろん、商品の数は1つであってもよく、3つ以上であってもよい。
担当者は、タッチパネル102を用いて指示ボタン101eを押下することにより、セルフ会計装置1に対してPOP設定を指示する。セルフ会計装置1は、その指示を受け付けると(S104)、メニュー画面中の第4表示領域101dにPOP画像を表示する(S105)。このときのメニュー画面の一例が図5Bに示されている。この画面例では、第4表示領域101dには、「人気No1」の文字が付されたPOP画像101fが表示されている。
なお、セルフ会計装置1には複数種類のPOP画像が予め用意されており、担当者はその中から所望のPOP画像を選択することができる。この選択はPOP設定処理において適宜行われる。例えば、セルフ会計装置1がメニュー画面に各POP画像を同時にまたは順次に表示し、その中から担当者が所望のものを選択することが想定される。
担当者は、タッチパネル102に対するタッチ操作及びドラッグ操作によって、メニュー画面に表示されているPOP画像101fを、POPを設定したい商品の商品画像まで移動させる(図5Cを参照)。このとき、担当者は、POP画像101fを当該商品画像と少なくとも一部が重なる領域まで移動させてもよく、当該商品画像の周辺の領域まで移動させてもよい。何れの場合でも、担当者は、メニュー画面においてPOP画像101fが表示されるときにPOP画像101fを表示させたい位置まで、POP画像101fを移動させる。
セルフ会計装置1は、担当者の上記の操作にしたがって、POP画像101fを第4表示領域101dから第3表示領域101cまで移動させて表示する(S106)。このときのメニュー画面の一例が図5Dに示されている。その後、担当者によってドロップ操作が行われた場合、セルフ会計装置1は、第3表示領域101c中の商品画像のうち、そのドロップ時のPOP画像101fに最も近い位置に表示されている商品画像を特定し、当該商品画像とPOP画像101fとを紐付ける(S107)。この紐付けにより、当該商品画像に係る商品に対してPOP画像が設定される。
次に、セルフ会計装置1は、上記のようにしてなされたPOP画像の設定に関するPOP設定情報をPOP設定DB100aに記憶する(S108)。このPOP設定情報には、紐付けられたPOP画像及び商品を識別するための情報の他、上記のドロップ時のPOP画像101fと商品画像との位置関係を示す位置関係情報が含まれている。この位置関係情報により、両画像の重なりの有無、重なっている場合はその重なっている領域、重なっていない場合は離れている距離・方向などが特定できる。後述するPOP表示処理においてPOP画像が表示されるときに、当該位置関係情報が利用される。
また、POP設定情報には、POP画像の設定がなされた日時(以下「POP設定日時」という)が含まれる。このPOP設定日時は、後述する売上情報記憶処理においてPOP設定前の売上と設定後の売上とを判別するために利用される。
以上により、POP設定処理が終了する。このようにして特定の商品に対して設定されたPOP画像は、当該商品の画像が表示部101に表示されるときに併せて表示される。その表示を行うための処理が以下のPOP表示処理である。
(2)POP表示処理
セルフ会計装置1は、通常モードにおいて、店舗Sに入店した利用客に対して食券を販売するための処理を実行する。その処理の中で、以下のPOP表示処理が実行される。
セルフ会計装置1は、通常モードにおいて、店舗Sに入店した利用客に対して食券を販売するための処理を実行する。その処理の中で、以下のPOP表示処理が実行される。
図6は、セルフ会計装置1によって実行されるPOP表示処理の手順を示すフローチャートである。セルフ会計装置1は、上記のステップS101と同様に、店舗Sにて提供されるメニューのカテゴリーを選択するためのカテゴリー選択画面を表示部101に表示する(S201)。
利用客は、タッチパネル102を用いて、カテゴリー選択画面の中から所望のカテゴリーを選択する。セルフ会計装置1は、その選択を受け付けると(S202)、POP設定DB100aを参照することにより、選択されたカテゴリーに係る商品についてPOP画像が設定されているか否かを判定する(S203)。
ステップS203においてPOP画像が設定されていると判定した場合(S203でYES)、セルフ会計装置1は、商品画像に加えて、POP画像を含むメニュー画面を表示部101に表示する(S204)。例えば、図5Dに示す画面例と同様のメニュー画面が表示される(但し、この場合ではボタン101eは表示されない)。このとき、セルフ会計装置1は、POP設定DB100aに記憶されているPOP設定情報に含まれる位置関係情報に基づいて、POP画像を表示する。例えば、POP画像の左半分が商品画像に重なっていることが位置関係情報で示されている場合、セルフ会計装置1は、その位置関係と同一の位置関係でPOP画像及び商品画像を表示する。これにより、店舗Sの担当者の希望どおりの位置にPOP画像が表示されることになる。
ところで、POP設定処理の実行時とPOP表示処理の実行時とでメニュー画面に表示される商品画像の大きさ・位置などが異なる場合がある。例えば、POP設定処理が実行された後に、同一カテゴリーに分類される商品の数が増えた場合、一つのメニュー画面に収めるために、POP表示処理の実行時ではPOP設定処理の実行時と比べて小さい商品画像を表示することがある。このような場合でも、POP画像及び商品画像の位置関係はPOP設定処理の際に設定されたものを採用して、担当者の希望どおりにPOP画像が表示される。
なお、上記のステップS203においてPOP画像が設定されていないと判定した場合(S203でNO)、セルフ会計装置1は、商品画像は含まれている一方でPOP画像は含まれていないメニュー画面を表示部101に表示する(S205)。
以上により、POP表示処理が終了する。その後利用客は、タッチパネル102を用いて、メニュー画面の中から所望の商品を選択する。このとき、POP画像により特定の商品が注目されやすくなっている。利用客が商品の選択を行うと、セルフ会計装置1は、その商品の代金を利用客から受け付けて、当該商品の食券を発券部106にて発行する。なお、商品の代金は、利用客により選択された支払方法に応じて、紙幣処理部103、硬貨処理部104、カード処理部105、及び読み取り部109のうちの少なくとも何れかにより受け付けられる。その後に購入額、入金額、及び釣り銭額を含む金額情報が表示部101に表示され、釣り銭額がある場合は釣り銭口11から釣り銭が排出される。また、利用客から指示があった場合は領収書が発券部106にて発行される。
なお、セルフ会計装置1は、上記のようにして食券の発行を行う際に、利用客の顔を含む領域をカメラ108により撮像する。これにより得られた撮像画像に基づき、セルフ会計装置1は、その利用客の性別・年齢などの客層分析を実行し、その分析結果を記憶する。
(3)売上情報出力処理
セルフ会計装置1は、上述したようにして食券の発行を行った場合、その売上に関する売上情報を記憶する。この売上情報には、売上額に加えて、食券の発行日時が含まれている。セルフ会計装置1は、この食券の発行日時と、POP設定情報に含まれるPOP設定日時とを照合することにより、当該売上がPOP画像の設定前のものであるのかそれとも設定前のものであるのかを判別した上で、その別が識別可能な情報を加えた売上情報を管理サーバ3に対して送信する。この売上情報の出力は、所定の時間間隔で繰り返し行われてもよく、出力指示を受け付ける都度などの適宜のタイミングで行われてもよい。
セルフ会計装置1は、上述したようにして食券の発行を行った場合、その売上に関する売上情報を記憶する。この売上情報には、売上額に加えて、食券の発行日時が含まれている。セルフ会計装置1は、この食券の発行日時と、POP設定情報に含まれるPOP設定日時とを照合することにより、当該売上がPOP画像の設定前のものであるのかそれとも設定前のものであるのかを判別した上で、その別が識別可能な情報を加えた売上情報を管理サーバ3に対して送信する。この売上情報の出力は、所定の時間間隔で繰り返し行われてもよく、出力指示を受け付ける都度などの適宜のタイミングで行われてもよい。
管理サーバ3は、セルフ会計装置1から受信した売上情報をデータベースに記憶する。この売上情報は、管理サーバ3が売上管理及び売上分析を実行する際に用いられる。上記のとおり、セルフ会計装置1から供給された売上情報ではPOP設定前後の何れにおける売上であるのかが識別可能となっているため、管理サーバ3による売上分析によって、POPの効果を精度良く測定することが可能になる。
なお、セルフ会計装置1から管理サーバ3に供給される売上情報に、撮像画像に基づいてなされた客層分析の分析結果が含まれていてもよい。管理サーバ3がこの分析結果も含めて売上分析を行うことにより、POPの効果をより詳細に測定することが可能になる。
上記のとおり、本実施の形態では、タッチパネルを用いることにより特定の商品に対してPOP画像を容易に設定することができる。このPOP画像は、通常モードにおいて実行されるPOP表示処理によって、当該商品の商品画像と対応付けて表示されるため、利用客に特定の商品を注目させることができる。
また、本実施の形態の場合、POP設定処理におけるPOP画像と商品画像との位置関係が、POP表示処理におけるPOP画像の表示の際に再現されるため、POP画像を設定する店舗Sの担当者の希望どおりにPOP画像を表示させることが可能になる。
(その他の実施の形態)
上記の実施の形態では、POP設定処理の際にPOP画像をメニュー画面中に表示しているが、これを表示しなくてもよい。例えば、POP設定処理においてはPOP画像の設定先の商品の特定のみとし、POP表示処理においてその特定された商品の商品画像を表示するときにはじめてPOP画像を表示するようにしてもよい。
上記の実施の形態では、POP設定処理の際にPOP画像をメニュー画面中に表示しているが、これを表示しなくてもよい。例えば、POP設定処理においてはPOP画像の設定先の商品の特定のみとし、POP表示処理においてその特定された商品の商品画像を表示するときにはじめてPOP画像を表示するようにしてもよい。
また、上記の実施の形態では、POP設定処理の際にPOP画像がドラッグアンドドロップされることにより特定の商品に対して設定されるが、これは例示にすぎず、種々の態様が想定可能である。例えば、POP画像が表示されていないメニュー画面において特定の商品の商品画像がタッチされた場合、その商品画像近傍の所定の位置にPOP画像が表示され、これらの商品画像及びPOP画像が紐付けられることによりPOP画像の設定が行われてもよい。なお、この場合に、担当者によるタッチパネル102の操作によって、その所定の位置から担当者の所望の位置までPOP画像を移動させた上で、POP画像の設定を行うようにしてもよい。
また、上記の実施の形態では、店舗Sの例として飲食店が挙げられているが、それ以外の店舗においてもセルフ会計装置1が有用であることはもちろんである。例えば、コンビニエンスストア、スーパーマーケット、美容院・理容院、及びスポーツジム等の種々の店舗においてセルフ会計装置1を適用することができる。
また、上記の実施の形態では、セルフ会計装置1が売上情報を管理サーバ3に直接送信しているが、他の装置を介して管理サーバ3に提供するようにしてもよい。例えば、店舗Sに別途POS端末が設けられている場合では、セルフ会計装置1がこのPOS端末に売上情報を出力し、これを受けたPOS端末が管理サーバ3に送信するようにしてもよい。
1 セルフ会計装置
10 筐体
11 釣り銭口
100 制御部
100a POP設定データベース
100b 売上データベース
101 表示部
102 タッチパネル
103 紙幣処理部
104 硬貨処理部
105 カード処理部
106 発券部
107 通信部
108 カメラ
109 読み取り部
2 キッチン端末
2a 表示部
3 管理サーバ
4 インターネット
10 筐体
11 釣り銭口
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102 タッチパネル
103 紙幣処理部
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105 カード処理部
106 発券部
107 通信部
108 カメラ
109 読み取り部
2 キッチン端末
2a 表示部
3 管理サーバ
4 インターネット
Claims (4)
- 店舗の利用客自らによって代金精算を実行可能なセルフ会計装置において、
商品の画像を表示する表示部と、
前記表示部上に設けられたタッチパネルと、
前記タッチパネルが操作されることにより、前記表示部に表示されている画像に係る商品に対してPOP画像を設定する設定部と、
前記商品の画像が前記表示部に表示される場合に、当該商品に対して設定されたPOP画像を当該商品の画像と対応付けて前記表示部に表示させる表示制御部と
を備える、
セルフ会計装置。 - 前記表示部は、複数の商品の画像及び前記POP画像を各別に表示し、
前記タッチパネルは、前記POP画像の移動操作を受け付け、
前記設定部は、前記複数の商品の画像のうちの、前記移動操作による移動後の前記POP画像の近傍に表示されている画像に係る商品に対して、前記POP画像を設定する、
請求項1に記載のセルフ会計装置。 - 前記移動後の前記POP画像と前記近傍に表示されている商品の画像との位置関係を示す位置関係情報を記憶する位置関係記憶部
をさらに備え、
前記表示制御部は、前記位置関係に基づいて、前記商品に対して設定されたPOP画像を当該商品の画像と対応付けて前記表示部に表示させる、
請求項2に記載のセルフ会計装置。 - POP画像が設定された商品の売上に関する売上情報を、POP画像の設定前の売上および設定後の売上の別を識別可能に外部に出力する売上出力部
をさらに備える、
請求項1乃至3の何れかに記載のセルフ会計装置。
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Legal Events
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