JP2022068662A - 無線伝送システム、制御方法、およびプログラム - Google Patents

無線伝送システム、制御方法、およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 複数の基板を適切に接続することで、通信エラーの発生を低減することを目的とする。【解決手段】 無線伝送システム200は、信号線路とグランドとを有する複数の基板を含む結合器201と、結合器201と信号を伝達する結合器202と、を有し、第1の基板207は、信号線路210、211と略同等以下の幅を有する導体218、219によって第2の基板208と接続される。【選択図】 図2

Description

本発明は、無線伝送システムに関する。
近年、近接させたカプラ(結合器)を用いた電磁および/または磁界結合により、無線電通信する無線伝送システムの開発が行われている。このシステムでは、ベースバンド信号を無変調で通信することができるため、回路構成が簡易的であり、高速かつ低遅延な通信が可能である。
図1を用いて、電磁および/または磁界結合を用いた無線伝送システムについて説明する。図1(a)はシステム構成図、(b)は無線伝送システムにおける信号の波形を示す図である。図1(a)に示したように、無線伝送システム100は送信器(送信カプラ)101と受信器(受信カプラ)102によって構成される。送信器101は送信回路103と送信カプラ104を含み、受信器102は受信回路105と受信カプラ106を含む。送信器101は、送信回路103によって生成されたデジタル信号を無変調で送信カプラ104から送信する。受信器102は、送信カプラ104から送信された信号を微分信号として受信カプラ106を用いて受信する。受信器102は、受信した信号を受信回路105に含まれる比較器の閾値に基づいて、信号の復元を行う。図1(b)に示した信号107が送信回路103によって生成されるデジタル信号である。また、信号108は、受信カプラ106によって受信される微分信号である。点線で示した閾値109は、受信回路105に含まれる比較器の閾値である。信号110は、受信回路105によって復元された信号である。
上記のような無線伝送システムにおいて、一方のカプラを長尺(以降、長尺カプラ)、他方のカプラを短尺(以降、短尺カプラ)とし、短尺カプラを長尺カプラの長辺方向に移動させることで、移動体における無線通信が可能となる。基板を用いて長尺カプラを構成する場合、長尺カプラの長さは製造上、ある一定の大きさ(基板のワークサイズ)に限定されてしまう。そこで、特許文献1に示すように、複数の基板をはんだや導電性ペーストなどで接続することにより、基板のワークサイズ以上の長尺カプラを構成することができる。
特開2013-149641号公報
しかしながら、基板の信号線やグランドの線幅、線厚、線間を考慮せずに複数の基板を接続した場合、インピーダンスの不整合が生じる。この場合、基板同士の接続点でリンギングが発生し、信号の波形が乱れることで、誤ったデータが復元され、通信エラーが発生する虞がある。
上記課題を鑑み、本発明は、複数の基板を適切に接続することで、通信エラーの発生を低減することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の無線伝送システムは、複数の基板を含む第1の結合器と、前記第1の結合器と電界および/または磁界結合によって信号を伝達する第2の結合器と、を有し、前記複数の基板の夫々は、信号線路とグランドとを有し、前記複数の基板に含まれる第1の基板は、前記信号線路と略同等以下の幅を有する導体によって前記複数の基板に含まれる第2の基板と接続されていることを特徴とする。
また、本発明の別の側面の無線伝送システムは、複数の基板を含む第1の結合器と、前記第1の結合器と電界および/または磁界結合によって信号を伝達する第2の結合器と、を有し、前記複数の基板の夫々は、信号線路とグランドとを有し、前記複数の基板に含まれる第1の基板は、コネクタを介して前記複数の基板に含まれる第2の基板に接続され、前記第1の基板の信号線路および前記第2の基板の信号線路のそれぞれには、前記コネクタのピンが複数接続されていることを特徴とする。
また、本発明の別の側面の無線伝送システムは、複数の基板を含む第1の結合器と、前記第1の結合器と電界および/または磁界結合によって信号を伝達する第2の結合器と、を有し、前記複数の基板に含まれる第1の基板と第2の基板とは、夫々信号線路とグランドとを有し、前記複数の基板に含まれる第3の基板は、ばね接点を有し、前記第1の基板と前記第2の基板とは、それぞれの信号線路に接続された前記第3の基板の前記ばね接点を介して接続されることを特徴とする。
また、本発明の別の側面の無線伝送システムは、複数の基板を含む第1の結合器と、前記第1の結合器と電界および/または磁界結合によって信号を伝達する第2の結合器と、を有し、前記複数の基板の夫々は、信号線路とグランドとを有し、前記複数の基板に含まれる第1の基板の信号線路と接続する第1のビアと、前記複数の基板に含まれる第2の基板の信号線路と接続する第2のビアとが、導体を介して接続されることを特徴とする。
本発明によれば、複数の基板を適切に接続することで、通信エラーの発生を低減することができる。
従来技術にかかる無線伝送システム100のシステム構成と信号の波形を示す図である。 実施形態1にかかる無線伝送システム200のシステム構成を示す図である。 実施形態1にかかる無線伝送システム200のインピーダンスのシミュレーション結果を示す図である。 実施形態2にかかる送信器201の構成を示す図である。 実施形態2にかかる接続部401の構成を示す図である。 実施形態2にかかる無線伝送システム200のインピーダンスのシミュレーション結果を示す図である。 実施形態3にかかる送信器201の構成を示す図である。 実施形態3にかかる接続部701の構成を示す図である。 実施形態4にかかる送信器201の構成を示す図である。 実施形態4にかかる接続部1001の構成を示す図である。 実施形態4にかかる送信器201の別の構成を示す図である。 実施形態4にかかる接続部1201の構成を示す図である。 実施形態4にかかる送信器201の別の構成を示す図である。 実施形態4にかかる接続部1401の構成を示す図である。 実施形態4にかかる樹脂部材1701の構造を示す図である。
〔実施形態1〕
以下、添付の図面を参照して、本発明の実施形態を詳細に説明する。なお、以下の実施形態において示す構成は一例に過ぎず、本発明は図示された構成に限定されるものではない。
<実施形態1>
図2は、実施形態1にかかる無線伝送システム200のシステム構成を示す図である。図2(a)には、本実施形態にかかる無線伝送システム200のXZ面におけるシステム構成図を示した。なお、図2(a)で示した図では、本実施形態の説明に必要な構成のみを図示しており、無線伝送システム200は本図に不図示の機能や構成を有していてもよい。
無線伝送システム200は、送信器201と受信器202とを含む。送信器201は、送信回路203および送信用の結合器(送信カプラ)204を含んで構成される。受信器202は、受信回路205および受信用の結合器(受信カプラ)206を含んで構成される。無線伝送システム200では、送信回路203が生成したデジタル信号が送信カプラ204を介して送信され、該デジタル信号を受信カプラ206が受信し、受信回路205で信号波形の成形が行われることで無線通信が実行される。送信カプラと受信カプラとは、電界および/または磁界結合により、無線通信を実行する。
送信カプラ204は、第1の送信カプラ207と、第2の送信カプラ208と、第1および第2の送信カプラを接続する接続部209を含む。なお、本実施形態では送信カプラ204は2つの送信カプラによって構成されるとしたが、これに限らず、3つ以上の送信カプラで構成されてもよい。
図2(b)に、実施形態1にかかる送信器201をXY面においてみたときの構成を示す図を示した。送信カプラ204の第1の送信カプラ207は、第1の信号線路210、第2の信号線路211、および第1のグランド導体212を含む。また、第2の送信カプラ208は、第3の信号線路213、第4の信号線路214、第2のグランド導体215、第1の終端抵抗216、および第2の終端抵抗217を含む。第1の送信カプラ207と第2の送信カプラ208とを接続する接続部209は、第5の信号線路218、第6の信号線路219、および第3のグランド導体220を含む。
なお、実施形態1にかかる送信器201において、各信号線路は各グランド導体と同一の面上には配置されず、信号線路が配置される面とグランド導体とが配置される面とは、z軸方向に対向するように配置される。なお、グランド導体が配置される面の方が、信号線路が配置される面よりも、受信カプラ206寄りになるように配置される。
第1の信号線路210と第3の信号線路213とは、第5の信号線路218を介して、はんだによって電気的に接続されている。また、第2の信号線路211と第4の信号線路214とは、第6の信号線路219を介して、はんだによって電気的に接続されている。第1のグランド導体212と第2のグランド導体215とは、第3のグランド導体218を介して、はんだによって電気的に接続されている。第1の終端抵抗216の一端は第3の信号線路213の端部に接続され、第2の終端抵抗217の一端は第4の信号線路214の端部に接続されている。第1および第2の終端抵抗の何れも、他端は第2のグランド導体215に接続されている。
図3は、実施形態1にかかる無線伝送システム200のインピーダンスのシミュレーション結果を示したグラフである。具体的には、第1の送信カプラ207と第2の送信カプラ208と接続部209のTDR(time domain reflectometry:時間領域反射)シミュレーションの結果を示したグラフである。縦軸はインピーダンス、横軸は時間を表している。
第1の送信カプラ207のインピーダンスは95Ω程度(2.2~2.35nSの範囲)、第2の送信カプラ208のインピーダンスは95Ω程度(2.6~2.7nS)である。なお、第1の送信カプラ107と第2の送信カプラ208の第1、第2、第3、および第4の信号線路のY軸方向の信号線幅は5mmである。接続部209のインピーダンスは2.35~2.6nSの範囲に示している。
接続部209の第5および第6の信号線路のY軸方向の幅を1、3、5、7、9mmとした際のインピーダンスをそれぞれ図3の301、302、303、304、305に示した。図3のグラフ303から分かるように、接続部209の信号線路の線幅が5mmの場合に、第1および第2の送信カプラとほぼ同等のインピーダンスを示す。また、グラフ302からわかるように、接続部209の信号線路の線幅3mmの時は、インピーダンスが97.8Ωとなる。また、グラフ304からわかるように、接続部209の信号線路の線幅7mmの時は、インピーダンスが91.8Ωである。線幅が3mmのとき、および7mmのときは、接続部209のインピーダンスは第1および第2の送信カプラのインピーダンス95Ωの±5%以内に収まっているため、接続部209でインピーダンスの整合がとれている。この場合、各送信カプラと接続部209との間でインピーダンスの整合が取れているため、接続部209でのリンギングの発生が抑制され、通信エラーの発生が抑制される。
一方、グラフ301からわかるように、接続部209の信号線路の線幅1mmの時は、インピーダンスが103Ωである。また、グラフ305からわかるように、接続部209の信号線路の線幅9mmの時は、インピーダンスは86Ωである。これらの場合は、接続部209においてインピーダンスの不整合がわずかではあるが発生している。そのため、接続部209においてリンギングが発生し、通信エラーが発生する虞がある。
以上、本実施形態では、接続部209の信号線路の線幅を、送信カプラの信号線路の線幅と略同等(±40%以内)にすることで、インピーダンスの不整合を抑えられ、カプラを長尺化しても通信エラーの発生を抑制できることがわかる。
なお、本実施形態における接続部209は、フレキ基板で構成されてもよいし、FR4(Flame Retardant Type 4)基板で構成されてもよいし、テフロン(登録商標)基板やセラミック基板で構成されてもよい。あるいは、接続部209は、基板上に構成されない導体であってもよい。
<実施形態2>
実施形態1にかかる無線伝送システム200では、各信号線路と各グランド導体とが異なる面に配置された。実施形態2では、接続部209の各信号線路が、グランド導体と同一の面に配置されるような無線伝送システム200について開示する。なお、本実施形態では実施形態1と異なる点のみを説明する。
本実施形態にかかる無線伝送システム200の構成は図2(a)とほぼ同様である。しかし、第1の送信カプラ207および第2の送信カプラ208を接続する接続部401の構成が実施形態1と異なる。
図4には、本実施形態にかかる送信器201の構成を示した。また、図5には、本実施形態にかかる接続部401の詳細な構成を示した。図4に示す通り、第1の送信カプラ207と第2の送信カプラ208とは、接続部401を介して接続されている。接続部401は、第7の信号線路402、第8の信号線路403、第4のグランド導体404、第5のグランド導体405、第6のグランド導体406を含んで構成される。また、第1の送信カプラ210の端部はビア407を介して、接続部401の各グランド導体と同一面上に配置されるビアパッド408と接続される。この場合、第1の送信カプラ207の第1の信号線路210の一端は、第7の信号線路402とビア407およびビアパッド408を介して接続される。同様に、第2の送信カプラ208の第3の信号線路213も、ビアおよびビアパッドを介して、第7の信号線路402と接続される。つまり、第1の送信カプラ207と第2の送信カプラ208とは、第7の信号線路402を介して接続される。同様に、第1の送信カプラ207の第2の信号線路211と第2の送信カプラ208の第4の信号線路214は、第8の信号線路403を介して接続される。
図4および図5に示したようなシステム構成にすることで、接続部401を受信カプラ206と隣接する面に配置する必要がなくなるため、実施形態1に比べて受信カプラと送信カプラとをより近接させることが可能になる。この場合、実施形態1のシステムに比べて、受信信号強度が増すため、より高速な通信が可能になる。
図6に、実施形態2にかかる無線伝送システム200のインピーダンスのシミュレーション結果を示した。具体的には、第1の送信カプラ207と第2の送信カプラ208と接続部401のTDR(time domain reflectometry:時間領域反射)シミュレーションの結果を示したグラフである。縦軸はインピーダンス、横軸は時間を表している。
第1の送信カプラ207のインピーダンスは95Ω程度(2.2~2.35nSの範囲)、第2の送信カプラ208のインピーダンスは95Ω程度(2.6~2.7nS)である。なお、第1の送信カプラ107と第2の送信カプラ208の第1、第2、第3、および第4の信号線路のY軸方向の信号線幅は5mmである。接続部401のインピーダンスは2.35~2.6nSの範囲に示している。
接続部401の第7の信号線路402、第8の信号線路403のY軸方向の幅を0.5mm、2.5mm、5mm、8mmとした際のインピーダンスをそれぞれ601、602、603、604に示した。なお、第7の信号線路402と、第4のグランド導体404、第5のグランド導体405の夫々との距離は、0.3mmで一定に保った状態でシミュレーションをしている。また、第8の信号線路403と、第4のグランド導体404、第6のグランド導体406の夫々との距離も、0.3mmで一定に保った状態でシミュレーションをしている。
グラフ602、603からわかるように、接続部401の各信号線路の線幅が2.5mm、5mmのとき、接続部401のインピーダンスは98.5Ω、92Ωであり、送信カプラのインピーダンスとほぼ同等である。これらの場合、接続部201のインピーダンスは、送信カプラのインピーダンス95Ωの±5%以内に収まっている。よって、接続部401の各信号線路の線幅が2.5mm、5mmのときは、接続部401でインピーダンスの整合がとれている。
一方、グラフ601からわかるように、接続部401の各信号線路の線幅が0.5mmのとき、接続部401のインピーダンスは111.5Ωである。また、グラフ604からわかるように、接続部401の各信号線路の線幅が8mmのとき、接続部401のインピーダンスは89Ωである。いずれの場合も、接続部401のインピーダンスが、送信カプラのインピーダンス95Ωの±5%を超えており、インピーダンスの不整合がわずかではあるが発生している。そのため、接続部401においてリンギングが発生し、通信エラーが発生する虞がある。
以上、実施形態2では、接続部401の各信号線路が、グランド導体と同一の面に配置されることで、実施形態1よりも接続部401の信号線路の線幅が狭い場合であっても、インピーダンスの整合をとることができる。具体的には、実施形態2では、接続部401の信号線路の線幅が、送信カプラの信号線路の線幅の半分(50%)にまですることができる。
第1のカプラ207および第2のカプラ208では、それぞれ信号線路と異なる面に配置された第1のグランド導体212、第2のグランド導体215と作る電磁界のよって特性インピーダンスが決定される。しかし、接続部401では、各グランド導体が信号線路と異なる面ではなく、同じ面に配置されているため、信号線路の線幅が同じ場合、送信カプラより接続部の方が、特性インピーダンスが低くなる。そのため、接続部の信号線路とグランド導体とが異なる面に配置される実施形態1よりも、接続部の信号線路とグランド導体が同じ面に配置される実施形態2の方が、接続部の信号線路の線幅を細くすることができる。
なお、本実施形態における接続部401は、フレキ基板で構成されてもよいし、FR4(Flame Retardant Type 4)基板で構成されてもよいし、テフロン基板やセラミック基板で構成されてもよい。あるいは、接続部401は、基板上に構成されない導体であってもよい。
<実施形態3>
実施形態1および2では、各送信カプラの信号線路を、導体である接続部をはんだ付けすることで、インピーダンスが整合されるように接続した。実施形態3では、コネクタを用いて各送信カプラを接続する無線通信システム200について開示する。なお、本実施形態では実施形態1、2と異なる点のみを説明する。
本実施形態にかかる無線伝送システム200の構成は図2(a)とほぼ同様である。しかし、第1の送信カプラ207および第2の送信カプラ208を接続する接続部701の構成が実施形態1、2と異なる。
図7には、本実施形態にかかる送信器201の構成を示した。また、図8には、本実施形態にかかる接続部701の詳細な構成を示した。図8は、接続部701を図7の視点に対して裏面から見たときの図である。図7に示す通り、第1の送信カプラ207と第2の送信カプラ208とは、接続部701を介して接続されている。接続部701は、複数のピンを有するコネクタ702と703を含んで構成される。コネクタ702と703とは互いにオスメスの関係であり、電気的に接続し、機械的には篏合する。本実施形態において、コネクタ702、703のピン数が7本の場合を示したが、ピン数はこれに限らない。
コネクタ702のピンは、導体パターン704、705、および第1のグランド導体212に接続する。導体パターン704は導体ビア708を介して、第1の送信カプラ207の第2の信号線路211に接続する。導体パターン705は導体ビア709を介して、第1の送信カプラ207の第1の信号線路210に接続する。
コネクタ703のピンは、導体パターン706、707、および第2のグランド導体215に接続する。導体パターン706は、導体ビア710を介して第2の送信カプラ208の第4の信号線路214に接続する。導体パターン707は、導体ビア711を介して、第2の送信カプラ208の第3の信号線路213に接続する。
表1に、実施形態3にかかる無線伝送システム200のインピーダンスの測定結果を示す。具体的には、第1の送信カプラ207と第2の送信カプラ208と接続部701のTDR(time domain reflectometry:時間領域反射)における測定結果を示した。
Figure 2022068662000002
条件1は、コネクタ702、703のピンがそれぞれ、導体パターン704、705、706、707のそれぞれに1本のみ接続されている状態での測定結果である。条件2は、コネクタ702、703のピンがそれぞれ、導体パターン704、705、706、707のそれぞれに複数(2本以上)接続されている状態での測定結果である。
表9に示した結果より、複数のピンが導体パターン接続されている状態の方が、単数のピンが接続されている状態より、接続部701と各送信カプラとのインピーダンスの差が小さく、整合が取れている。これは、一般的に信号線路の線幅と、コネクタのピンの幅を比較すると、信号線路の線幅の方が十分大きいためである。そのためコネクタのピンを複数使用することで、信号線路の線幅と複数のピンの幅の合計とが同等程度になり、インピ―ダンスが整合される。
以上、実施形態3では、コネクタを用いて複数の送信カプラを結合する場合に、各送信カプラの信号線路に対してコネクタのピンを複数接続させることで、インピーダンスを整合させた。インピーダンスが整合されることで、通信エラーの発生が抑制される。
なお、本実施形態において、コネクタ702と703は7ピンを有するコネクタとしたがこれに限らない。コネクタは、接続する信号線路の倍の数のピンと、グランド導体に接続するための1本のピンとを有していればよい。本実施形態の無線伝送システム200に対しては少なくとも5本以上のピンを有するコネクタであればよい。
<実施形態4>
実施形態3では、コネクタを介して送信カプラ同士が接続される無線伝送システム200について、送信カプラの通信線路にコネクタのピンが複数接続されるように構成することで、インピーダンスが整合されるようにした。送信カプラを製品の筐体に固定することを想定した場合、実施形態3のような構成では、まずコネクタを用いて送信カプラ同士を接続したあと、送信カプラをねじや両面テープなどを用いて筐体に固定することになる。しかし、このような手順で送信カプラを筐体に固定する際に、接続部が外れてしまう虞がある。実施形態4では、送信カプラを筐体に固定後に、固定した送信カプラ同士を接続できるように、同軸ケーブルやばね接点、ジャンパーピンなどを接続部として用いる無線伝送システム200について開示する。なお、本実施形態では、実施形態1~3と異なる点のみを説明する。
本実施形態にかかる無線伝送システム200の構成は図2(a)とほぼ同様である。しかし、第1の送信カプラ207および第2の送信カプラ208を接続する接続部の構成が実施形態1~3と異なる。
図9には、接続部1001に同軸コネクタを用いた送信器201の構成を示した。また、図10には、接続部1001の詳細な構成を示した。図10は、接続部1001を図9の視点に対して裏面から見たときの図である。なお、図10に示した接続部1001の構成の内、図8に示した接続部701と同様の構成については、図8と同じ付番を付している。図9に示す通り、第1の送信カプラ207と第2の送信カプラ208とは、同軸ケーブル1006、1007を用いた接続部1001によって接続されている。
接続部1001は、同時コネクタ1002、1003、1004、1005と、同軸ケーブル1006、1007とを含んで構成される。同軸コネクタ1002の芯線は導体パターン704と接続し、同軸コネクタ1002のグランドは第1のグランド導体212と接続する。同軸コネクタ1003の芯線は導体パターン705と接続し、同軸コネクタ1003のグランドは第1のグランド導体212と接続する。同軸コネクタ1004の芯線は導体パターン706と接続し、同軸コネクタ1004のグランドは第2のグランド導体215と接続する。同軸コネクタ1005の芯線は導体パターン707と接続し、同軸コネクタ1005のグランドは第2のグランド導体216と接続する。
同軸コネクタ1002と1004の間は、同軸ケーブル1006によって接続され、同軸コネクタ1003と1005の間は同軸ケーブル1007によって接続される。いずれの同軸コネクタおよび同軸ケーブルも、インピーダンスは50Ωとして製造されており、差動インピーダンスは100Ωとなる。このため、接続部1001でのインピーダンスの不整合は基本的には発生しない。図11に示したような接続部1001を構成することで、無線伝送システム200は、通信エラーの発生を抑制することができる。
なお、同軸ケーブルに代えて、同軸コネクタ1002~1005のそれぞれと篏合するレセプタクルを基板上に配置し、レセプタクル同士を基板の配線パターンで接続する構成であってもよい。
図11には、接続部1201にばね接点を用いた送信器201の構成を示した。また、図12には、接続部1201の詳細な構成を示した。図11に示すように、第1の送信カプラ207と第2の送信カプラ208とは、接続部1201を介して接続されている。ばね接点は基板1210上に構成されている。基板1210には、ばね接点コネクタ1202、1203、1204、1205、1206、1207、1208、1209が実装されている。
基板1210において、ばね接点コネクタ1202と1206とは電気的に接続されている。同様に、ばね接点コネクタ1203と1207、1204と1208、1205と1209とは互いに電気的に接続されている。ばね接点コネクタ1203は、導体パターン705と接触している。同様に、ばね接点コネクタ1204は、導体パターン704と接触している。また、ばね接点コネクタ1207、1208は、それぞれ導体パターン707、706と接触している。これにより、第1の送信カプラ207と第2の送信カプラ208とは、ばね接点を介して互いに接続されている。
ばね接点コネクタ1202、1205は第1の送信カプラ207の第1の導体グランド212と、ばね接点コネクタ1206、1209は第2の送信カプラ208の第2の導体グランド215と接触している。
ばね接点コネクタ1203と1207、1204と1208は接続部1210上で信号が流れる線路を形成する。さらに該線路の近傍においてグランド導体と接続するばね接点コネクタ1202、1205、1206、1209は信号が流れる経路のグランドとなり、上記8つのばね接点コネクタで差動伝送線路を形成することが可能となる。このばね接点のインピーダンスを差動100Ωにすることで、送信カプラ間の不整合の発生を抑制することが可能となる。
なお、ばね接点に代えて、基板1210上に複数の金属を実装し、実装した金属の夫々を各送信カプラの各導体パターンの夫々に接触させてもよい。金属の形状は直方体でも円柱でも多角柱でもよく、これらに限定されない。あるいは、基板1210上に複数の導体パターンを実行し、実装した各導体パターンと各送信カプラの各導体パターンとをそれぞれ接触させてもよい。
図13には、接続部1401にジャンパーピンを用いた送信器201の構成を示した。また、図14には、接続部1401の詳細な構成を示した。図14は、接続部1401を図13の視点に対して下から見たときの図である。図13に示すように、第1の送信カプラ207と第2の送信カプラ208とは、接続部1401を介して接続されている。
接続部1401は、ピンプラグ1402、1403、1404、1405、1406、1407、1408、1409と、ビア1410、1411、1412、1413、1414、1415、1416、1417と、を含んで構成される。さらに接続部1401は、ジャンパーピン1418、1419、1420、1421を含んで構成される。ピンプラグとそれを囲むビアとははんだで電気的に接続されている。
ビア1411、1412は、それぞれ第1の送信カプラ207の第2の信号線路211、第1の信号線路210に接続されている。ビア1415、1416は、それぞれ第2の送信カプラ208の第4の信号線路214、第3の信号線路213に接続されている。ビア1410、1413は、第1の送信カプラ207の第1のグランド導体212に接続されており、ビア1414、1417は、第2の送信カプラ208の第2のグランド導体215に接続されている。
ジャンパーピン1418は、ピンプラグ1402と1406とを接続する。ジャンパーピン1419は、ピンプラグ1403と1407とを接続する。ジャンパーピン1420は、ピンプラグ1404と1408とを接続する。ジャンパーピン1421は、ピンプラグ1405と1409とを接続する。
表2に、図13、14に示した接続部1401を有する無線伝送システム200のインピーダンスのシミュレーション結果を示す。具体的には、第1の送信カプラ207と第2の送信カプラ208と接続部1401のTDR(time domain reflectometry:時間領域反射)シミュレーションの結果を示す。
Figure 2022068662000003
条件3には、第1のグランド導体212が図14の領域1430をカバーせず、第2のグランド導体215が領域1431をカバーしない場合のインピーダンスのシミュレーション結果を示す。この場合、接続部1401のインピーダンスは88~133Ωであって、各送信カプラのインピーダンスと若干の不整合が生じている。
条件4には、領域1430をカバーするように第1のグランド導体212を延長し、領域1431をカバーするように第2のグランド導体215を延長した場合のインピーダンスのシミュレーション結果を示す。この場合、接続部1401のインピーダンスは88~113Ωとなり、送信カプラのインピーダンスとの不整合が軽減されていることが分かる。
条件5では、接続部1401に、図15に示した樹脂部材1701を配置した場合のインピーダンスのシミュレーション結果を示した。樹脂部材1701は、ホール1702、1703、1704、1705のそれぞれに、ジャンパーピン1418、1419、1420、1421が収まるように配置される。この場合、接続部1401のインピーダンスは85~122Ωとなり、条件3の場合と比較して、送信カプラのインピーダンスとの不整合が軽減されていることが分かる。
表2に示した通り、接続部にジャンパーピンを用いる場合、グランド導体部分を延長する、あるいは樹脂部材をさらに配置することで、インピーダンスの不整合を軽減できることがわかる。
以上、実施形態4に示した通り、送信カプラ同士の接続部に同軸ケーブルやばね接点、ジャンパーピンなどを用いることができる。この場合、接続部に用いる部材よっては、グランド導体の領域を広くする、他の部材をさらに用いるなど構成を工夫することで、インピーダンスの不整合を軽減することができる。
なお、実施形態1~4において、第1の送信カプラ207および第2の送信カプラ208を、送信を行う結合器、受信カプラ206を、受信を行う結合器としたが、送信と受信を入れ替えてもよい。この場合、各カプラに接続される送信回路と受信回路も入れ替えとなる。
また、実施形態1~4において、第1の送信カプラ207、第2の送信カプラ208は差動信号線路を有するが、これに限らず各送信カプラはシングルの信号線路で構成されていてもよい。
実施形態1~4において、無線伝送システム200は送信カプラを2つ有するとしたが、これに限らず3つ以上の送信カプラを有していてもよい。この場合、無線伝送システム200は、送信カプラの増加数に比例して増加する複数の接続部を有する。
また、実施形態1~4に開示の送信カプラおよび受信カプラは、FR4基板で構成されてもよいし、テフロン基板、セラミック基板、フレキ基板で構成されてもよい。
また、実施形態1~4に開示の各接続部において、インピーダンスを補正するため、信号線路の近傍に浮遊パターンを配置してもよい。また浮遊パターンとグランド導体との間に抵抗を実装し、インピーダンスを調整してもよい。
なお、実施形態1~4の何れに開示の無線伝送システム200も、無線信号の通信に加えて、電力も伝送することができてもよい。
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC等)によっても実現可能である。また、そのプログラムをコンピュータにより読み取り可能な記録媒体に記録して提供してもよい。
200 無線伝送システム
201 送信器
202 受信器
203 送信回路
204 送信カプラ
205 受信回路
206 受信カプラ
207 第1の送信カプラ
208 第2の送信カプラ
209 接続部
210 第1の信号線路
211 第2の信号線路
212 第1のグランド導体
213 第3の信号線路
214 第4の信号線路
215 第2のグランド導体
216 第1の終端抵抗
217 第2の終端抵抗
218 第5の信号線路
219 第6の信号線路
220 第3のグランド導体

Claims (13)

  1. 無線伝送システムであって、
    複数の基板を含む第1の結合器と、
    前記第1の結合器と電界および/または磁界結合によって信号を伝達する第2の結合器と、を有し、
    前記複数の基板の夫々は、信号線路とグランドとを有し、
    前記複数の基板に含まれる第1の基板は、前記信号線路と略同等以下の幅を有する導体によって前記複数の基板に含まれる第2の基板と接続されていることを特徴とする無線伝送システム。
  2. 前記無線伝送システムは、
    前記導体と異なる面に配置されたグランド導体をさらに有し、
    前記導体の幅は、前記信号線路の幅に対して、+40%以下-40%以上であることを特徴とする請求項1に記載の無線伝送システム。
  3. 前記無線伝送システムは、
    前記導体と同じ面に配置されたグランド導体をさらに有し、
    前記導体の幅は、前記信号線路の幅に対して、同一以下-50%以上であることを特徴とする請求項1に記載の無線伝送システム。
  4. 無線伝送システムであって、
    複数の基板を含む第1の結合器と、
    前記第1の結合器と電界および/または磁界結合によって信号を伝達する第2の結合器と、を有し、
    前記複数の基板の夫々は、信号線路とグランドとを有し、
    前記複数の基板に含まれる第1の基板は、コネクタを介して前記複数の基板に含まれる第2の基板に接続され、
    前記第1の基板の信号線路および前記第2の基板の信号線路のそれぞれには、前記コネクタのピンが複数接続されていることを特徴とする無線伝送システム。
  5. 無線伝送システムであって、
    複数の基板を含む第1の結合器と、
    前記第1の結合器と電界および/または磁界結合によって信号を伝達する第2の結合器と、を有し、
    前記複数の基板に含まれる第1の基板と第2の基板とは、夫々信号線路とグランドとを有し、
    前記複数の基板に含まれる第3の基板は、ばね接点を有し、
    前記第1の基板と前記第2の基板とは、それぞれの信号線路に接続された前記第3の基板の前記ばね接点を介して接続されることを特徴とする無線伝送システム。
  6. 無線伝送システムであって、
    複数の基板を含む第1の結合器と、
    前記第1の結合器と電界および/または磁界結合によって信号を伝達する第2の結合器と、を有し、
    前記複数の基板の夫々は、信号線路とグランドとを有し、
    前記複数の基板に含まれる第1の基板の信号線路と接続する第1のビアと、前記複数の基板に含まれる第2の基板の信号線路と接続する第2のビアとが、導体を介して接続されることを特徴とする無線伝送システム。
  7. 前記導体は、同軸ケーブルであることを特徴とする請求項6に記載の無線伝送システム。
  8. 前記導体は、ジャンパーピンであることを特徴とする請求項6に記載の無線伝送システム。
  9. 無線伝送システムの制御方法であって、
    信号線路とグランドとを有する複数の基板を含む第1の結合器と、第2の結合器とを有し、前記複数の基板に含まれる第1の基板は、前記信号線路と略同等以下の幅を有する導体によって前記複数の基板に含まれる第2の基板と接続されている無線伝送システムであって、
    前記第1の結合器と前記第2の結合器とが、電界/および磁界結合によって信号を伝達する伝達工程を有することを特徴とする制御方法。
  10. 無線伝送システムの制御方法であって、
    信号線路とグランドとを有する複数の基板を含む第1の結合器と、第2の結合器とを有し、前記複数の基板に含まれる第1の基板は、コネクタを介して前記複数の基板に含まれる第2の基板と接続されており、前記第1の基板の信号線路および前記第2の基板の信号線路のそれぞれには、前記コネクタのピンが複数接続されている無線伝送システムであって、
    前記第1の結合器と前記第2の結合器とが、電界/および磁界結合によって信号を伝達する伝達工程を有することを特徴とする制御方法。
  11. 無線伝送システムの制御方法であって、
    信号線路とグランドとを有する第1の基板および第2の基板と、ばね接点を有する第3の基板とを含む複数の基板を含む第1の結合器と、第2の結合器とを有し、前記第1の基板と前記第2の基板とは、それぞれの信号線路に接続された前記第3の基板の前記ばね接点を介して接続される無線伝送システムであって、
    前記第1の結合器と前記第2の結合器とが、電界/および磁界結合によって信号を伝達する伝達工程を有することを特徴とする制御方法。
  12. 無線伝送システムの制御方法であって、
    信号線路とグランドとを有する複数の基板を含む第1の結合器と、第2の結合器とを有し、前記複数の基板に含まれる第1の基板の信号線路と接続する第1のビアと、前記複数の基板に含まれる第2の基板の信号線路と接続する第2のビアとが、導体を介して接続されている無線伝送システムであって、
    前記第1の結合器と前記第2の結合器とが、電界/および磁界結合によって信号を伝達する伝達工程を有することを特徴とする制御方法。
  13. コンピュータに、請求項9から12の何れか1項に記載の制御方法で無線伝送システムを制御させるためのプログラム。
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