JP2022064212A - 検索システム、検索方法及びコンピュータープログラム - Google Patents

検索システム、検索方法及びコンピュータープログラム Download PDF

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Keisuke Imai
貴弘 小川
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Abstract

【課題】より利便性の高い態様で検索の結果をユーザーに対して出力する検索システム、検索方法及びコンピュータープログラムを提供する。【解決手段】ーザー端末と、応答サーバーと、検索サーバーとが、ネットワークを介して通信可能に接続される検索システムにおいて、検索サーバー30は、制御部33において、検索の要求を受け取り、情報を提供する情報提供部331と、受信された検索要求情報に基づいて、検索対象情報記憶部321に記憶されている検索対象について検索処理を行う検索部332と、検索部332によって、得られた複数の検索結果のうち所定の基準に基づいて類似すると判断された検索結果の中から一部の検索結果を選択する選択部333と、参照テキストについて要約を行う要約部334と、を含む。【選択図】図4

Description

本発明は、情報を検索する技術に関する。
近年、情報量の増大に伴い、必要な情報に効率的にアクセスすることが求められている。そのようなことを実現するための一つの仕組みとして、FAQ(Frequently Asked Questions)を整備し、キーワードに応じた情報をコンピューターによって自動的に検索することができるシステムがある(例えば特許文献1参照)。
特開2019-008367号公報
しかしながら、従来のFAQのシステムでは、必ずしもユーザーにとって利便性の高い出力が行われてはいなかった。このような問題は、FAQのシステムのみに限られた問題では無く、ユーザーに対して検索の結果を出力する技術に共通する問題である。
上記事情に鑑み、本発明は、より利便性の高い態様で検索の結果をユーザーに対して出力することができる技術の提供を目的としている。
本発明の一態様は、ユーザーの問い合わせに応じた情報を検索し、得られた複数の検索結果のうち所定の基準に基づいて類似すると判断された検索結果の中から一部の検索結果を選択して検索結果として出力する制御部を備える検索システムである。
本発明の一態様は、上記の検索システムであって、前記制御部は、前記検索結果として得られた文字列について要約を作成し検索結果としてさらに出力する。
本発明の一態様は、上記の検索システムであって、前記制御部は、検索結果がユーザーによって選択されると、選択された検索結果についてより詳細な情報を出力する。
本発明の一態様は、上記の検索システムであって、前記制御部は、前記検索結果を示すサムネイル画像を生成し、検索結果として出力する。
本発明の一態様は、ユーザーの問い合わせに応じた情報を検索し、得られた複数の検索結果のうち所定の基準に基づいて類似すると判断された検索結果の中から一部の検索結果を選択して検索結果として出力する制御部を備える検索方法である。
本発明の一態様は、上記の検索システムとしてコンピューターを機能させるためのコンピュータープログラムである。
本発明により、より利便性の高い態様で検索の結果をユーザーに対して出力することが可能となる。
本発明の検索システム100のシステム構成を示す概略ブロック図である。 ユーザー端末10の機能構成の具体例を示す概略ブロック図である。 応答サーバー20の機能構成の具体例を示す概略ブロック図である。 検索サーバー30の機能構成の具体例を示す概略ブロック図である。 検索システム100の処理の流れの具体例を示すシーケンスチャートである。 検索システム100の処理の流れの具体例を示すシーケンスチャートである。 検索サーバー30において4つの検索結果を含む検索結果情報が送信された場合の例を示す。 参照テキスト又は要約テキストが選択された後の画面の例を示す。 ファイルを開くためのボタンが操作された後の画面50の例を示す。 検索システム100の変形例を示す図である。
以下、本発明の具体的な構成例について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の検索システム100のシステム構成を示す概略ブロック図である。検索システム100は、ユーザーが所望の情報を検索し提供を受けるためのシステムである。検索システム100は、ユーザー端末10、応答サーバー20及び検索サーバー30を含む。ユーザー端末10、応答サーバー20及び検索サーバー30は、ネットワーク40を介して通信可能に接続される。ネットワーク40は、無線通信を用いたネットワークであってもよいし、有線通信を用いたネットワークであってもよい。ネットワーク40は、複数のネットワークが組み合わされて構成されてもよい。
図2は、ユーザー端末10の機能構成の具体例を示す概略ブロック図である。ユーザー端末10は、ユーザーによって使用される端末装置である。ユーザー端末10は、例えばスマートフォン、タブレット、パーソナルコンピューター(据え置き型、携帯型いずれも含む。)、携帯ゲーム機、据え置き型ゲーム機、テレビ受像器、専用機器などの情報機器を用いて構成される。ユーザー端末10は、通信部11、入力部12、出力部13、記憶部14及び制御部15を備える。
通信部11は、通信機器である。通信部11は、例えばネットワークインターフェースとして構成されてもよい。通信部11は、制御部15の制御に応じて、ネットワーク40を介して他の装置とデータ通信する。通信部11は、無線通信を行う装置であってもよいし、有線通信を行う装置であってもよい。
入力部12は、キーボード、ポインティングデバイス(マウス、タブレット等)、ボタン、タッチパネル等の既存の入力装置を用いて構成される。入力部12は、ユーザーの指示をユーザー端末10に入力する際にユーザーによって操作される。入力部12は、入力装置をユーザー端末10に接続するためのインターフェースであっても良い。この場合、入力部12は、入力装置においてユーザーの入力に応じ生成された入力信号をユーザー端末10に入力する。入力部12は、ユーザーの指示をユーザー端末10に入力可能な構成であればどのように構成されてもよい。
出力部13は、出力装置を用いて構成され、ユーザー端末10のユーザーに対してデータの出力を行う。出力装置は、例えば画像や文字を画面に出力する装置を用いて構成されてもよい。例えば、出力装置は、CRT(Cathode Ray Tube)や液晶ディスプレイや有機EL(Electro-Luminescent)ディスプレイ等を用いて構成できる。また、出力装置は、文字を音声に変換して出力する装置を用いて構成されてもよい。この場合、出力装置は、音声合成装置及び音声出力装置(スピーカー)を用いて構成できる。出力部13は、出力装置をユーザー端末10に接続するためのインターフェースであってもよい。
記憶部14は、磁気ハードディスク装置や半導体記憶装置等の記憶装置を用いて構成される。記憶部14は、制御部15の処理で使用されるデータを記憶する。
制御部15は、CPU(Central Processing Unit)等のプロセッサーとメモリーとを用いて構成される。制御部15は、プロセッサーがプログラムを実行することによって、検索要求部151及び情報出力部152として機能する。なお、制御部15の各機能の全て又は一部は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やPLD(Programmable Logic Device)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等のハードウェアを用いて実現されても良い。上記のプログラムは、コンピューター読み取り可能な記録媒体に記録されても良い。コンピューター読み取り可能な記録媒体とは、例えばフレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD-ROM、半導体記憶装置(例えばSSD:Solid State Drive)等の可搬媒体、コンピューターシステムに内蔵されるハードディスクや半導体記憶装置等の記憶装置である。上記のプログラムは、電気通信回線を介して送信されてもよい。
検索要求部151は、ユーザーの入力に応じた問い合わせ内容を示す情報を用いて応答サーバー20に対し検索を要求する。検索要求部151は、例えばユーザーの入力に応じた自然文や単語を含む検索要求情報を生成する。検索要求部151は、応答サーバー20に対し検索要求情報を送信する。なお、後述する応答サーバー20によって生成される検索要求情報と区別するために、ユーザー端末10において生成される検索要求情報を第一検索要求情報と呼ぶ。
情報出力部152は、応答サーバー20から検索結果を示す情報(以下「応答情報」という。)を受信する。情報出力部152は、受信された応答情報を、出力部13を介してユーザーに対し出力する。
図3は、応答サーバー20の機能構成の具体例を示す概略ブロック図である。応答サーバー20は、例えばサーバー装置やクラウド機器などの情報処理装置を用いて構成される。応答サーバー20は、通信部21、記憶部22及び制御部23を備える。
通信部21は、通信機器である。通信部21は、例えばネットワークインターフェースとして構成されてもよい。通信部21は、制御部23の制御に応じて、ネットワーク40を介して他の装置とデータ通信する。通信部21は、無線通信を行う装置であってもよいし、有線通信を行う装置であってもよい。
記憶部22は、磁気ハードディスク装置や半導体記憶装置等の記憶装置を用いて構成される。記憶部22は、制御部23の処理で使用されるデータを記憶する。記憶部22は、例えばFAQ情報記憶部221として機能する。FAQ情報記憶部221は、FAQ情報を記憶する。FAQ情報は、ユーザーに対し提供されるFAQを定義した情報である。FAQ情報は、応答サーバー20の設計者や利用者などによって予め生成される情報である。FAQ情報は、例えば過去に実際にユーザーによって寄せられた質問や、設計者によって想定された質問と、それらの質問に対する回答と、を対応付けた個別FAQ情報を複数まとめることによって生成されてもよい。
制御部23は、CPU等のプロセッサーとメモリーとを用いて構成される。制御部23は、プロセッサーがプログラムを実行することによって、応答部231、FAQ検索部232及び検索要求部233として機能する。なお、制御部23の各機能の全て又は一部は、ASICやPLDやFPGA等のハードウェアを用いて実現されても良い。上記のプログラムは、コンピューター読み取り可能な記録媒体に記録されても良い。コンピューター読み取り可能な記録媒体とは、例えばフレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD-ROM、半導体記憶装置(例えばSSD)等の可搬媒体、コンピューターシステムに内蔵されるハードディスクや半導体記憶装置等の記憶装置である。上記のプログラムは、電気通信回線を介して送信されてもよい。
応答部231は、ユーザー端末10から検索の要求を受ける処理と、ユーザー端末10に対して情報を提供するための処理と、を行う。応答部231は、ユーザー端末10から受信された第一検索要求情報に基づいてFAQ情報記憶部221に記憶されているFAQ情報の検索を行うことをFAQ検索部232に指示する。応答部231は、FAQ検索部232から検索結果を得られた場合には、検索結果を用いてユーザー端末10に対して情報を提供する。応答部231は、FAQ検索部232から検索結果を得られなかった場合には、検索サーバー30に対して検索を要求することを検索要求部233に指示する。応答部231は、検索サーバー30から検索結果を得られた場合には、検索結果を用いてユーザー端末10に対して情報を提供する。このとき、応答部231は、検索結果のファイルのサムネイル画像を生成してもよい。この場合、応答部231は、検索結果に対し、サムネイル画像そのもののデータや、サムネイル画像にアクセスするためのアドレス(URL等)を含めてもよい。
FAQ検索部232は、ユーザー端末10から受信された第一検索要求情報に含まれる自然文や単語を用いて、FAQ情報記憶部221に記憶されているFAQ情報に対し検索処理を行う。FAQ検索部232は、FAQ情報から検索結果が得られた場合には、得られた検索結果を応答部231に出力する。例えば、FAQ情報の検索結果として1又は複数の個別FAQ情報が取得されてもよい。FAQ検索部232は、検索結果が得られなかった場合には、検索結果が得られなかったことを示す情報(例えばエラー情報や、検索結果が0であることを示す情報)を応答部231に出力する。
検索要求部233は、ユーザー端末10から受信された第一検索要求情報に含まれる自然文や単語を含む検索要求情報を生成する。なお、上述したユーザー端末10によって生成される検索要求情報と区別するために、応答サーバー20において生成される検索要求情報を第二検索要求情報と呼ぶ。第二検索要求情報は、検索サーバー30によって対応可能なフォーマットで生成される。
図4は、検索サーバー30の機能構成の具体例を示す概略ブロック図である。検索サーバー30は、例えばサーバー装置やクラウド機器などの情報処理装置を用いて構成される。検索サーバー30は、通信部31、記憶部32及び制御部33を備える。
通信部31は、通信機器である。通信部31は、例えばネットワークインターフェースとして構成されてもよい。通信部31は、制御部33の制御に応じて、ネットワーク40を介して他の装置とデータ通信する。通信部31は、無線通信を行う装置であってもよいし、有線通信を行う装置であってもよい。
記憶部32は、磁気ハードディスク装置や半導体記憶装置等の記憶装置を用いて構成される。記憶部32は、制御部33の処理で使用されるデータを記憶する。記憶部32は、例えば検索対象情報記憶部321として機能する。検索対象情報記憶部321は、検索対象情報を記憶する。検索対象情報は、ユーザーに対して提供可能な様々な情報を含む。検索対象情報は、例えば、ユーザーに提供可能な説明書や資料等の文書を示す情報であってもよいし、WEBサイトに公開されている情報であってもよいし、FAQ情報を含んでもよい。検索対象情報記憶部321は、制御部33によって検索される対象となる情報の範囲を定義してもよい。
制御部33は、CPU等のプロセッサーとメモリーとを用いて構成される。制御部33は、プロセッサーがプログラムを実行することによって、情報提供部331、検索部332、選択部333及び要約部334として機能する。なお、制御部33の各機能の全て又は一部は、ASICやPLDやFPGA等のハードウェアを用いて実現されても良い。上記のプログラムは、コンピューター読み取り可能な記録媒体に記録されても良い。コンピューター読み取り可能な記録媒体とは、例えばフレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD-ROM、半導体記憶装置(例えばSSD)等の可搬媒体、コンピューターシステムに内蔵されるハードディスクや半導体記憶装置等の記憶装置である。上記のプログラムは、電気通信回線を介して送信されてもよい。
情報提供部331は、応答サーバー20から検索の要求を受ける処理と、応答サーバー20に対して情報を提供するための処理と、を行う。情報提供部331は、応答サーバー20から受信された第二検索要求情報に基づいて検索対象情報記憶部321に記憶されている検索対象情報の検索を行うことを検索部332に指示する。情報提供部331は、検索部332によって得られた検索結果について、応答サーバー20に出力する対象となる検索結果を選択することを選択部333に指示する。情報提供部331は、検索部332によって得られた検索結果について、要約することを要約部334に指示する。情報提供部331は、検索部332、選択部333及び要約部334の処理の結果に基づいて応答サーバー20に対し情報を提供する。
検索部332は、応答サーバー20から受信された第二検索要求情報に含まれる自然文や単語を用いて、検索対象情報記憶部321に記憶されている検索対象情報について検索処理を行う。検索対象情報が個別のファイルを含む場合、検索部332は各ファイルを対象として検索する。検索対象情報が検索対象となる1又は複数のWEBサイトを示している場合、検索部332は、各WEBサイトで公開されている情報を対象として検索する。検索部332は、検索結果として得られた情報がマークアップ言語で定義された情報である場合には、マークアップ言語で定義されたものと見た目が近い情報を所定のフォーマットのファイル(例えばドキュメントファイル)として生成してもよい。検索部332は、例えば以下の情報の組を検索結果として出力してもよい。
・ファイル名(ファイルのパス)
・参照テキスト
・スコア
例えば、3つの検索結果が得られた場合には、(ファイル名、参照テキスト、スコア)の組合せが3つ得られたことになる。ファイル名は、検索されたファイルの名前である。ファイルのパスは、検索されたファイルが記憶されているパスである。参照テキストは、検索されたファイルに含まれる文であり、そのファイルに含まれる文の中でも特にユーザーの問い合わせに対する回答として適切な部分を含む文である。
スコアは、ユーザーの問い合わせに対する回答としての適切さを表す情報であり、例えば数字で表されてもよいし予め定義された記号や文字で表されてもよい。検索部332は、例えばユーザーによって指定された自然文と参照テキストとの類似度が高いものから順に所定数を選択してもよい。検索部332は、例えばユーザーによって指定された単語がより多く参照テキストに含まれているものから順に所定数を選択してもよい。検索部332は、例えば上述した自然文に基づいた類似度と単語に基づいた類似度との基準が統合された基準を用いてスコアを取得してもよい。スコアは他の基準に基づいて得られてもよい。
検索部332は、例えば人工知能を用いて実装されてもよい。より具体的には、検索部332は、機械学習や深層学習などの学習処理を行うことによって得られるパラメータを用いて定義されてもよい。検索部332を実現するための学習はどのように行われてもよい。例えば、検索部332を実現するための学習として、ユーザーによって選択される自然文や単語と、そのユーザーが満足した検索の結果と、を含む教師データを用いた学習が行われてもよい。このように人工知能を用いて検索部332が実装された場合、例えばニューラルネットワークから出力として得られる、スコアに準じた値が上記スコアとして用いられてもよい。
選択部333は、検索部332によって得られた複数の検索結果の中から所定の基準に基づいて、応答サーバー20に出力されるべき検索結果を選択する。例えば、選択部333は、複数の検索結果が類似する場合には、その類似する複数の検索結果の中から一部の検索結果のみを選択してもよい。ある検索結果が他の検索結果と類似することについての判断は、例えば類似度を示す値を取得し、その類似度が所定の閾値を超えるか否かに基づいて行われてもよい。類似の判断は、例えばファイルの中身について行われてもよいし、参照テキストについて行われてもよい。参照テキストについて類似の判断が行われることによって、ユーザーに対して重複した情報を提供しないようにより適切に情報の削減を行うことが可能となる。選択部333は、後述する要約部334によって生成された要約文について類似の判断を行ってもよい。
選択部333は、類似すると判断された複数の検索結果の中から所定の基準に従ってその一部の検索結果のみを選択する。例えば、選択部333は、検索部332によって得られたスコアが高いものから順に所定数を選択してもよい。選択部333は、例えばユーザーによって指定された自然文と参照テキストとの類似度が高いものから順に所定数を選択してもよい。選択部333は、例えばユーザーによって指定された単語がより多く参照テキストに含まれているものから順に所定数を選択してもよい。
選択部333が選択する検索結果の数は、ユーザーによって設定された数であってもよいし、予め設計者によって設定された数であってもよい。例えば、ユーザーと対話形式で第一検索要求情報が得られる検索システム100においては、対話内容が表示される画面において、1つの画面に収まると想定される数(例えば5つ以内)が設定されてもよい。
要約部334は、参照テキストについて要約を行うことで要約テキストを生成する。要約部334は、例えば所定の基準(例えば文字数が閾値を超えているという条件)を満たした参照テキストのみに対して要約テキストを生成してもよい。要約部334は、例えば既存の要約アルゴリズムを用いて実装されてもよい。要約部334は、例えば機械学習や深層学習などの学習処理を行うことで実装されてもよい。要約部334は、生成された要約テキストを情報提供部331に出力する。
図5は、検索システム100の処理の流れの具体例を示すシーケンスチャートである。まず、ユーザー端末10は、ユーザーが入力部12を操作して入力する問い合わせ内容の情報を取得する(ステップS101)。ユーザー端末10の検索要求部151は、取得された情報に基づいて第一検索要求情報を生成する。そして、検索要求部151は、第一検索要求情報を応答サーバー20に送信する(ステップS102)。
応答サーバー20は、第一検索要求情報を受信する。応答サーバー20の応答部231は、受信された第一検索要求情報に含まれる自然文や単語に基づいてFAQ情報を検索する(ステップS103)。図5に示されるシーケンスチャートでは、FAQ情報において検索結果が得られる。FAQ検索部232は、検索結果としてFAQ情報を取得すると(ステップS104)、得られたFAQ情報を応答部231に出力する。応答部231は、得られたFAQ情報を含む応答情報を生成する(ステップS105)。応答部231は、生成された応答情報をユーザー端末10に送信する(ステップS106)。
ユーザー端末10の情報出力部152は、応答情報を受信すると、受信された応答情報に基づいて検索結果を出力部13に出力する(ステップS107)。
図6は、検索システム100の処理の流れの具体例を示すシーケンスチャートである。ステップS201からステップS203までの処理は、図5におけるステップS101からステップS103までの処理と同じであるため説明を省略する。図6に示されるシーケンスチャートでは、FAQ情報において検索結果が得られない。FAQ検索部232は、検索結果が得られなかったことを応答部231に出力する。応答部231は、検索サーバー30に対して検索を要求することを検索要求部233に指示する。検索要求部233は、ユーザー端末10から受信された第一検索要求情報に含まれる自然文や単語を含む第二検索要求情報を生成する(ステップS204)。そして、検索要求部233は、第二検索要求情報を検索サーバー30に送信する(ステップS205)。
検索サーバー30の情報提供部331は、第二検索要求情報を受信すると、受信された第二検索要求情報に含まれる自然文や単語を用いた検索を検索部332に指示する。検索部332は、検索対象情報について検索を行うことで検索結果を取得する(ステップS206)。選択部333は、検索結果に対して選択処理を行う(ステップS207)。要約部334は、検索結果の参照テキストに対して要約処理を行い、要約テキストを出力する(ステップS208)。情報提供部331は、要約テキストを含む検索結果を取得する。情報提供部331は、取得された検索結果を含む検索結果情報を生成する(ステップS209)。そして、情報提供部331は、検索結果情報を応答サーバー20に送信する(ステップS210)。
応答サーバー20の応答部231は、得られた検索結果を含む応答情報を生成する(ステップS211)。応答部231は、生成された応答情報をユーザー端末10に送信する(ステップS212)。
ユーザー端末10の情報出力部152は、応答情報を受信すると、受信された応答情報に基づいて検索結果を出力部13に出力する(ステップS213)。
図7、図8及び図9は、ユーザー端末10における応答情報の出力態様の具体例を示す図である。まず、ユーザーがユーザー端末10の入力部12を操作して問い合わせ内容を入力すると、情報出力部152は、入力された問い合わせ内容を示す文字列を出力部13の画面50に表示する。例えば、問い合わせ内容を示す文字列は、ユーザーの発言を示すユーザー発言枠51の内側に表示されてもよい。
情報出力部152は、応答サーバー20から応答情報を受信すると、応答情報に含まれる情報を出力部13の画面50に表示する。例えば、応答情報に含まれる情報は、応答の内容を示す応答枠52の内側に表示されてもよい。図7は、検索サーバー30において4つの検索結果を含む検索結果情報が送信された場合の例を示す。情報出力部152は、4つの検索結果それぞれの参照テキスト又は要約テキストを並べて応答枠52に表示する。図7の例では、『パスタの美味しい店の紹介』、『イタリアンレストラン訪問記』、『からすみのスパゲティーが有名な○○というお店に訪問してきました。』、『最高に美味しいペペロンチーノ!!』という4つの参照テキスト又は要約テキストが表示されている。
ユーザーが入力部12を操作していずれか一つの参照テキスト又は要約テキストを選択すると、選択された参照テキスト又は要約テキストを含む検索結果の情報が表示される。図7の例では、ユーザーがマウス等のポインティングデバイスを操作することでカーソル53の位置を変更して参照テキスト又は要約テキストへ合わせている。カーソル53がオーバーレイしている参照テキスト又は要約テキストは、選択候補であることを示す表示態様(例えば下線を付与した表示態様)で表示されてもよい。選択は、カーソル53を用いた操作に限定される必要は無く、例えばタッチパネルでタップされることで行われてもよい。
図8は、参照テキスト又は要約テキストが選択された後の画面の例を示す。参照テキスト又は要約テキストが選択されると、情報出力部152は、選択された参照テキスト又は要約テキストを含む検索結果の他の情報(例えばサムネイル画像)をさらに画面50に表示してもよい。また、情報出力部152は、検索結果として得られたファイルを開くためのボタンを画面50に表示してもよい。図8の例では、サムネイル画像とファイルを開くためのボタン(“ファイルをひらく”という文字列)とが、詳細情報枠54の内側に表示されている。詳細情報枠54は、応答枠52において参照テキスト又は要約テキストが選択されたことに応じて情報出力部152が画面50に表示させる。
図9は、ファイルを開くためのボタンが操作された後の画面50の例を示す。ファイルを開くためのボタンが操作されたことに応じて、情報出力部152は、選択された要約テキストに応じたファイルの内容を画面50に表示する。図9において、枠55によって囲まれている部分の文は、検索結果として得られた参照テキストに相当する文である。
この参照テキストに相当する部分に関しては、他の部分のテキストとは異なる態様で表示されてもよい。例えば、太文字で表示されてもよいし、下線が付されて表示されてもよいし、他の文字とは異なる色で表示されてもよいし、蛍光ラインが付されて表示されてもよいし、背景が他とは異なる色で表示されてもよい。枠55で囲まれている参照テキストと、図7又は図8において記載されている要約テキストとを比較すると、参照テキストに比べて要約テキストでは同じような内容の文がより少ない文字列で示されていることがわかる。
このように構成された検索システム100では、複数の検索結果が得られた場合に、所定の数が選択されて検索結果の一部が表示される。特に、類似すると判定された複数の検索結果のうち一部の検索結果のみが表示される。そのため、ユーザーは類似した情報(言い換えればほぼ重複した情報)を閲覧してしまう機会を減らし、より効率的に検索結果を閲覧することが可能となる。
また、検索システム100では、検索結果を表示する際に、検索された文章そのものを常に表示するのでは無く、検索された文章が長い等の所定の基準を満たす場合には、要約が作成されて表示される。そのため、検索結果を表示する際に不必要に場所を占有してしまうことを避け、画面内に効率的により多くの情報を表示させることが可能となる。
また、検索システム100では、検索結果を表示する際に、個々の検索結果の詳細について最初から全て表示するのではなく、ユーザーによって選択されたもののみについて詳細を表示する。例えば、ユーザーによって選択された検索結果のみについて詳細情報枠54により詳しい情報が表示される。そのため、画面内に効率的により多くの情報を表示させることが可能となる。
また、検索システム100では、ユーザーによって入力されたキーワードが必ずしもファイル内に含まれていないとしても、意味合いとして似た文言が含まれているファイルや、ユーザーにとって意義があると推定されるファイルは検索結果として取得される。例えば図7の例では、ユーザーによる問い合わせの内容には“パスタ”の文字が含まれている。そのため、従来では、“パスタ”という文言が含まれた検索結果のみが取得されていた。一方、検索システム100では、“パスタ”という文字列が含まれていないとしても、“イタリアンレストラン”という食事のジャンルにおいて関連する文言が含まれているものや、“スパゲティー” という材料の種類において関連する文言が含まれているものや、“ペペロンチーノ”という料理の名前において関連する文言が含まれているものなどが検索結果として得られている。そのため、ユーザーにとってより有意義な検索結果を提示することが可能となる。
また、検索システム100では、ユーザー端末10から送信される第一検索要求情報に関して、まず予め設定されたFAQ情報記憶部221に記憶されているFAQ情報が検索の対象となる。そして、FAQ情報記憶部221においてユーザーに対する回答として適切な情報が検索結果として得られた場合には、得られた検索結果がユーザーに対して提供される。そのため、ユーザーに対して提供されるFAQの情報について、設計者側においてコントロールすることができる。一方で、FAQ情報記憶部221においてユーザーに対する回答として適切な情報が検索結果として得られなかった場合には、検索サーバー30に対して検索要求が行われ、その結果得られた情報がユーザーに対して提供される。そのため、FAQのシステムを提供しようとする者において、必ずしもFAQの情報を設定しておく必要が無い。そのため、より容易に、より短い準備工程でFAQ等の検索システムをユーザーに対して提供することが可能となる。
(変形例)
図10は、検索システム100の変形例を示す図である。図10において、応答サーバー20と検索サーバー30とは一体の情報処理装置として実装されている。検索システム100は、このように構成されてもよい。また、検索システム100において、応答サーバー20は複数の情報処理装置を用いて実装されてもよい。また、検索システム100において、検索サーバー30は複数の情報処理装置を用いて実装されてもよい。
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
100…検索システム, 10…ユーザー端末, 11…通信部, 12…入力部, 13…出力部, 14…記憶部, 15…制御部, 151…検索要求部, 152…情報出力部, 20…応答サーバー, 21…通信部, 22…記憶部, 221…FAQ情報記憶部, 23…制御部, 231…応答部, 232…FAQ検索部, 233…検索要求部, 30…検索サーバー, 31…通信部, 32…記憶部, 321…検索対象情報記憶部, 33…制御部, 331…情報提供部, 332…検索部, 333…選択部, 334…要約部, 50…画面, 51…ユーザー発言枠, 52…応答枠, 53…カーソル, 54…詳細情報枠, 55…枠

Claims (6)

  1. ユーザーの問い合わせに応じた情報を検索し、得られた複数の検索結果のうち所定の基準に基づいて類似すると判断された検索結果の中から一部の検索結果を選択して検索結果として出力する制御部を備える検索システム。
  2. 前記制御部は、前記検索結果として得られた文字列について要約を作成し検索結果としてさらに出力する、請求項1に記載の検索システム。
  3. 前記制御部は、検索結果がユーザーによって選択されると、選択された検索結果についてより詳細な情報を出力する、請求項1又は2に記載の検索システム。
  4. 前記制御部は、前記検索結果を示すサムネイル画像を生成し、検索結果として出力する、請求項1から3のいずれか一項に記載の検索システム。
  5. ユーザーの問い合わせに応じた情報を検索する検索ステップと、
    得られた複数の検索結果のうち所定の基準に基づいて類似すると判断された検索結果の中から一部の検索結果を選択して検索結果として出力する出力ステップと、
    を有する検索方法。
  6. 請求項1から4のいずれか一項に記載の検索システムとしてコンピューターを機能させるためのコンピュータープログラム。
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