JP2022063005A - 電池制御装置 - Google Patents

電池制御装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2022063005A
JP2022063005A JP2020171273A JP2020171273A JP2022063005A JP 2022063005 A JP2022063005 A JP 2022063005A JP 2020171273 A JP2020171273 A JP 2020171273A JP 2020171273 A JP2020171273 A JP 2020171273A JP 2022063005 A JP2022063005 A JP 2022063005A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
battery
temperature
module
estimated
temperature sensor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2020171273A
Other languages
English (en)
Inventor
誠二 鎌田
Seiji Kamata
真吾 槌矢
Shingo Tsuchiya
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Astemo Ltd
Original Assignee
Hitachi Astemo Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Astemo Ltd filed Critical Hitachi Astemo Ltd
Priority to JP2020171273A priority Critical patent/JP2022063005A/ja
Publication of JP2022063005A publication Critical patent/JP2022063005A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

Landscapes

  • Secondary Cells (AREA)
  • Radiation Pyrometers (AREA)
  • Tests Of Electric Status Of Batteries (AREA)
  • Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)

Abstract

【課題】赤外線温度センサ以外の温度センサを用いることなく赤外線温度センサの異常を検知する。【解決手段】制御対象である電池の温度を検出する赤外線温度センサの健全性を評価する電池制御装置であって、赤外線温度センサから入力される温度検出信号に基づいて電池の測定電池温度を取得する温度検出部と、電池から得られる電池情報に基づいて電池の推定電池温度を取得する電池温度推定手段と、測定電池温度と推定電池温度とに基づいて赤外線温度センサの異常を判定する異常判定部とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、電池制御装置に関する。
下記特許文献1には、組電池モジュールが開示されている。この組電池モジュールは、1つ以上の電池セルの温度を電池セルから放射される赤外線により検出する赤外線温度センサと、当該赤外線温度センサを電池セルに非接触に保持する保持部材と、電池セルの表面上の少なくとも一部に設けられ、電池セルの表面に比べて赤外線の放射率がより高い放射部位と、電池セルに流れる電流を検出する電流センサと、当該電流センサにより検出された電流と赤外線温度センサにより検出された電池セルの温度の変化との対応関係に基づいて温度センサの異常有無を判定する第1異常判定手段とを備え、温度センサが放射部位から放射される赤外線を検出可能な位置に配置されたものである。
特許第6157988号公報
ところで、上記背景技術は、制御回路基板上にサーミスタを設け、サーミスタの検出値と赤外線温度センサの検出値とを比較することによって赤外線温度センサの異常を検知する。すなわち、上述した従来技術では、赤外線温度センサの健全性を確認するために、赤外線温度センサとは別に温度センサが必要である。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、赤外線温度センサ以外の温度センサを用いることなく赤外線温度センサの異常を検知可能な電池制御装置の提供を目的とする。
上記目的を達成するために、本発明では、電池制御装置に係る第1の解決手段として、制御対象である電池の温度を検出する赤外線温度センサの健全性を評価する電池制御装置であって、前記赤外線温度センサから入力される温度検出信号に基づいて前記電池の測定電池温度を取得する温度検出部と、前記電池から得られる電池情報に基づいて前記電池の推定電池温度を取得する電池温度推定手段と、前記測定電池温度と前記推定電池温度とに基づいて前記赤外線温度センサの異常を判定する異常判定部とを備える、という手段を採用する。
本発明では、電池制御装置に係る第2の解決手段として、上記第1の解決手段において、前記電池温度推定手段は、前記電池の内部インピーダンスを推定するインピーダンス推定部を備え、前記内部インピーダンスに基づいて前記推定電池温度を取得する、という手段を採用する。
本発明では、電池制御装置に係る第3の解決手段として、上記第1の解決手段において、前記電池温度推定手段は、前記電池情報に基づいて前記電池の冷却に関する冷媒温度を取得する冷却検出部を備え、前記冷媒温度と前記電池の冷却に関する熱等価回路とに基づいて前記推定電池温度を取得する、という手段を採用する。
本発明では、に係る第4の解決手段として、上記第3の解決手段において、前記冷却検出部は、前記電池情報に基づいて前記電池の冷却に関する冷媒流量を取得し、前記電池温度推定手段は、前記冷媒流量を用いて前記熱等価回路の熱抵抗を補正することにより、前記冷媒流量に応じた前記推定電池温度を取得する、という手段を採用する。
本発明では、電池制御装置に係る第5の解決手段として、上記第1~第4のいずれかの解決手段において、前記電池は、複数の電池モジュールからなる組電池であり、前記温度検出部は、前記電池モジュール毎に測定電池温度を取得し、前記電池温度推定手段は、前記電池モジュール毎に前記推定電池温度を取得し、前記異常判定部は、前記電池モジュール毎の前記測定電池温度と前記推定電池温度とに基づいて前記赤外線温度センサの異常を判定する、という手段を採用する。
本発明によれば、赤外線温度センサ以外の温度センサを用いることなく赤外線温度センサの異常を検知可能な電池制御装置を提供することが可能である。
本発明の第1実施形態に係る電池制御装置の全体構成及び温度検出機構を示す模式図である。 本発明の第1実施形態に係る電池制御装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の第1実施形態における電池セルの等価回路及びコールコールプロットを示す模式図である。 本発明の第2実施形態に係る電池制御装置の全体構成及び第2実施形態における冷却装置の概要構成を示す模式図である。 本発明の第2実施形態に係る電池制御装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の第2実施形態における冷却装置の熱等価回路を示す模式図及び熱抵抗と冷媒流量との関係を示す特性図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。
〔第1実施形態〕
最初に、本発明の第1実施形態について説明する。第1実施形態に係る電池制御装置D1は、図1(a)に示すように、組電池Xを制御対象とする制御装置であり、組電池Xに付帯的に備えられる赤外線温度センサ1、電流センサ2及び電圧検出部3から各々得られる制御情報に基づいて組電池Xを制御する。
組電池Xは、図1(b)に示すように複数の電池モジュールyが直列接続されたものである。各電池モジュールyは、図示するように略立方体形状であり、縦横に隣接する状態で一面に配置されている。これら複数の電池モジュールyは、各々に直列接続された複数の電池セルを備えており、各電池セルの起電力Vの合計電圧を出力する。
すなわち、本第1実施形態における組電池X(制御対象)は、電池モジュールyの個数(n個)と各電池モジュールyにおける電池セルの個数(m個)とを乗算した出力電圧(n×m×V)の二次電池である。このような組電池Xは、本発明の電池に相当する。
また、このような組電池Xは、例えば電気自動車やハイブリッド自動車等の電動車両に搭載され、PCU(Power Control Unit)に直流電力を供給する。すなわち、この組電池Xは、例えばリチウムイオン電池あるいは燃料電池であり、数百ボルトの出力電圧をPCUに出力する。なお、PCUは、周知のように電動車両の走行動力源である走行モータを駆動する電力変換装置である。
赤外線温度センサ1は、組電池Xに付帯的に設けられた温度センサである。この赤外線温度センサ1は、赤外線を温度検出媒体として用いることにより各電池モジュールyの動作温度(モジュール温度)を非接触で検出し、当該モジュール温度を示す温度検出信号を出力する。
このような赤外線温度センサ1は、図1(b)に示すように一面に配置された全ての電池モジュールyに対峙し得る場所に走査装置Kによって支持された状態で配置されている。すなわち、赤外線温度センサ1は、全ての電池モジュールyの特定面に対峙する位置に設けられており、当該特定面から放射される赤外線を検出することによりモジュール温度を検出する。
上記特定面は、略矩形形状の電池モジュールyにおいて、例えば正極端子及び負極端子が設けられた端子面である。走査装置Kは、赤外線温度センサ1の向きつまり赤外線温度センサ1における赤外線感応素子の向きを各電池モジュールyにおける上記特定面に対峙するように走査する機械要素である。
すなわち、本実施形態における赤外線温度センサ1は、走査装置Kによって赤外線感応素子の向きが所定の順番で各電池モジュールyの特定面に対峙するように走査状に順次変更されることにより、各電池モジュールyのモジュール温度を所定の順番で順次検出し、その検出結果である温度検出信号を電池制御装置D1に順次出力する。
電流センサ2は、組電池X(制御対象)のプラス側出力線あるいはマイナス側出力線に設けられた検流計(検出コイル)である。この電流センサ2は、組電池X(制御対象)の出力電流(電池電流)を示す電気信号を電池制御装置D1に出力する。この電流センサ2が出力する電気信号は、本発明の電流検出信号に相当する。
電圧検出部3は、電池モジュールy毎に設けられており、各々に対応する電池モジュールyにおける各電池セルの出力電圧をセル電圧として検出する。これら各電圧検出部3は、各電池セルのセル電圧を示す電気信号を電池制御装置D1に出力する。このような電圧検出部3の電気信号(出力信号)は、本発明の電圧検出信号に相当する。
ここで、この電圧検出部3には、組電池Xの内部インピーダンスの測定に必要な所定周波数範囲の正弦波信号を組電池Xに出力する発振器が内蔵されている。この発振器は、直流から所定の上限周波数fmaxに亘る周波数範囲の正弦波信号を発振可能であり、この周波数範囲において離散的な複数の周波数の正弦波信号を組電池Xに順次印加する。
第1実施形態に係る電池制御装置D1は、このような赤外線温度センサ1、電流センサ2及び電圧検出部3から得られる各種の電池情報つまり温度検出信号、電流検出信号及び冷却検出信号等に基づいて組電池Xを制御する制御装置である。この電池制御装置D1は、図1(a)に示すように、温度検出部4、電流検出部5、インピーダンス推定部6、温度推定部7及び異常判定部8を備えている。
このような電池制御装置D1を構成する構成要素のうち、電流検出部5、インピーダンス推定部6及び温度推定部7は、第1実施形態における電池温度推定手段M1を構成している。詳細については後述するが、この電池温度推定手段M1は、組電池X(電池)から得られる電池情報に基づいて推定モジュール温度Te(推定電池温度)を取得する機能構成部である。
温度検出部4は、上述した赤外線温度センサ1から入力される温度検出信号をモジュール温度に変換する信号変換器であり、当該モジュール温度を測定モジュール温度Tmとして異常判定部8に出力する。この温度検出部4は、例えば温度検出信号とモジュール温度との関係を示すデータテーブルや関数を備えており、当該データテーブルや関数を用いることによって温度検出信号の大きさ(電圧振幅)に対応するモジュール温度を割り出す。なお、上記測定モジュール温度Tmは、本発明の測定電池温度に相当する。
電流検出部5は、電流センサ2から入力される電流検出信号に基づいて組電池Xの出力電流(電池電流)を順次検出してインピーダンス推定部6に出力する。この電流検出部5は、例えば電流検出信号と電池電流との関係を示すデータテーブルや関数を備えており、当該データテーブルや関数を用いることによって電流検出信号の大きさ(電圧振幅)に対応する電池電流を割り出す。
インピーダンス推定部6は、組電池Xを構成する各電池セルの内部インピーダンスを推定する。すなわち、このインピーダンス推定部6は、各電圧検出部3から入力される各電池セルのセル電圧と電流検出部5から入力される電池電流とを交流インピーダンス法に基づいて処理することにより、各電池セルの内部インピーダンスを推定する。
ここで、交流インピーダンス法は、周知のようにコールコールプロットあるいはナイキストプロットとも呼ばれるものである。この交流インピーダンス法は、微小振幅の正弦波信号(入力信号)を電池に印加した際の当該入力信号と電池の出力信号(電池電圧及び電池電流)とに基づいて電池の内部インピーダンスを測定する。
詳細については後述するが、交流インピーダンス法では、電気化学的な装置である電池を溶液抵抗、電荷移動抵抗、拡散抵抗及び界面容量(静電容量)からなる等価回路として捉え、交流インピーダンスの実数成分を横軸、かつ交流インピーダンスの虚数成分を縦軸とするチャート上に、出力信号(電池電圧及び電池電流)を離散フーリエ変換して得られたインピーダンス値を順次プロットすることにより、上記等価回路の各素子値を求める。
すなわち、インピーダンス推定部6は、電圧検出部3から組電池Xに所定周波数の正弦波信号(入力信号)が印加された際に得られる出力信号(電池電圧及び電池電流)に基づいて各電池セルの内部インピーダンスを推定する。また、このインピーダンス推定部6は、各電池セルの内部インピーダンスに基づいて各電池モジュールyの内部インピーダンスを推定インピーダンスとして計算して温度推定部7に出力する。
温度推定部7は、このような各電池モジュールyの推定インピーダンスに基づいて各電池モジュールyの温度を推定モジュール温度Teとして推定する。すなわち、温度推定部7は、インピーダンス推定部8から入力される推定インピーダンスを予め記憶されている典型インピーダンスと比較することにより推定モジュール温度Teを取得する。
上記典型インピーダンスは、組電池Xを構成する典型的(標準的)な電池モジュールyについて、幾つかの特定温度毎に取得されたコールコールプロット(ナイキストプロット)である。上記幾つかの特定温度は、各電池モジュールyが実際に呈し得る温度範囲に離散的に複数設定された温度である。このような温度推定部7は、各電池モジュールyの推定モジュール温度Teを異常判定部8に出力する。
異常判定部8は、このような温度推定部7から入力される各電池モジュールyの推定モジュール温度Teと温度検出部4から入力される各電池モジュールyの測定モジュール温度Tmとに基づいて赤外線温度センサ1の健全性を判定する。すなわち、この異常判定部8は、測定モジュール温度Tmが推定モジュール温度Teに対して所定の偏差しきい値を越えて異なっている場合、赤外線温度センサ1を異常と判定する。
次に、本第1実施形態に係る電池制御装置D1の動作について、図2及び図3を参照して詳しく説明する。
この電池制御装置D1では、温度検出部4が赤外線温度センサ1の温度検出信号に基づいて測定モジュール温度Tmを取得する(ステップS1)。温度検出部4は、この測定モジュール温度Tmを異常判定部8に出力する。また、電流検出部5は、電流センサ2の電流検出信号に基づいて電池電流を取得する(ステップS2)。電流検出部5は、この電池電流をインピーダンス推定部8に出力する。
さらに、インピーダンス推定部8は、各電池モジュールyのセル電圧を電圧検出部3から取得する(ステップS3)。そして、インピーダンス推定部8は、電池モジュールyの各セル電圧及び電池電流を交流インピーダンス法に基づいて情報処理することにより、各電池モジュールyを構成する複数の電池セルについてコールコールプロットPLaを取得する(ステップS4)。
このコールコールプロットPLaは、図3(a)に示すように、電気化学的な電池セルを溶液抵抗Rsol、反応抵抗Rct(電荷移動抵抗)、拡散抵抗Zw及び界面容量C(静電容量)からなる等価回路(電気回路)と見なし、当該等価回路のインピーダンスを図3(b)に示すように実数成分(横軸)と虚数成分(縦軸)とするチャート上に示したものである。
このコールコールプロットPLaにおいて、原点から点Aに至る軌跡における横軸は、溶液抵抗Rsolに相当する。また、点Aから点Bに至る軌跡における横軸は、反応抵抗Rct(電荷移動抵抗)に相当する。さらに、点Bから点Cに至る軌跡における横軸は、拡散抵抗Zwに相当する。
インピーダンス推定部8は、このようなコールコールプロットPLaを各電池セルについて取得すると、複数の電池セルからなる電池モジュールy毎に代表コールコールプロットPLbを取得する。この代表コールコールプロットPLbは、各電池モジュールyについて、各電池セルのコールコールプロットPLaの平均を示すものである。
そして、インピーダンス推定部8は、各電池モジュールyの代表コールコールプロットPLbについて、点Bあるいは/及び点Cの座標値Qを代表値として取得する。そして、インピーダンス推定部8は、各電池モジュールyにおける代表コールコールプロットPLbの座標値Qを各電池モジュールyの内部インピーダンスを示す推定値(推定インピーダンス)として温度推定部7に出力する。
ここで、コールコールプロットPLaは、周知のように温度依存性を有している。すなわち、コールコールプロットPLaは、電池セルの動作温度に応じて上記座標値Qが異なる。図3(c)は、電池モジュールyについて異なる4つの動作温度(例えば10℃、20℃、30℃及び40℃、)に対応する評価用コールコールプロットPL1~PL4を示している。
発熱体である組電池Xには推奨動作温度があり、組電池Xは、一般に所定の冷却装置によって温度管理されている。上記10℃という温度は、例えば組電池Xつまり複数の電池モジュールyが取り得る動作温度の下限値である。また、上記40℃は、例えば組電池Xつまり複数の電池モジュールyが取り得る動作温度の上限値である。
これら評価用コールコールプロットPL1~PL4が示すように、コールコールプロットPLaの座標値Qは、電池モジュールyの温度(モジュール温度)が高い程に原点に近づく性質がある。このような複数の評価用コールコールプロットPL1~PL4は、モジュール温度推定用データとして温度推定部7に予め記憶している。
温度推定部7は、このように予め記憶している評価用コールコールプロットPL1~PL4の座標値Q1~Q4とインピーダンス推定部8から取得した代表コールコールプロットPLbの座標値Qとの位置関係に基づいて、各電池モジュールyの温度推定値(推定モジュール温度Te)を取得する(ステップS5)。
温度推定部7は、例えば代表コールコールプロットPLbの座標値Qが評価用コールコールプロットPL1の座標値Q1と略一致している場合、推定モジュール温度Teを10℃とする。一方、温度推定部7は、代表コールコールプロットPLbの座標値Qが評価用コールコールプロットPL1の座標値Q1と評価用コールコールプロットPL2の座標値Q2の間にある場合には、座標値Q1と座標値Q2に基づく内挿処理によって推定モジュール温度Teを決定する。
このような各電池モジュールyの推定モジュール温度Teは、温度推定部7から異常判定部8に出力される。異常判定部8は、温度推定部7から取得した各電池モジュールyの推定モジュール温度Teと温度検出部4から取得した各電池モジュールyの測定モジュール温度Tmとを比較することにより、赤外線温度センサ1の異常を判定する(ステップS6)。
すなわち、異常判定部8は、測定モジュール温度Tmが推定モジュール温度Teに対して所定の偏差しきい値を越えて異なっている場合に、赤外線温度センサ1を異常と判定する。そして、異常判定部8は、赤外線温度センサ1の異常を判定した場合、つまりステップS6の判定処理の結果が「Yes」の場合、赤外線温度センサ1の異常を上位制御装置(例えば車両ECU)に報知する(ステップS7)。
ここで、異常判定部8は、上述した測定モジュール温度Tmと推定モジュール温度Teとの比較を電池モジュールy毎に行う。すなわち、測定モジュール温度Tmと推定モジュール温度Teとの比較結果は、電池モジュールy毎に得られる。異常判定部8は、このような電池モジュールyの個数に相当する比較結果について、異常判定結果が所定の個数しきい値を超える場合に赤外線温度センサ1の異常を判定する。
このような第1実施形態によれば、インピーダンス推定部8が推定する組電池Xの内部インピーダンスに基づいて各電池モジュールyの推定モジュール温度Teを取得し、当該推定モジュール温度Teを赤外線温度センサ1の温度検出信号に基づく測定モジュール温度Tmと比較することにより赤外線温度センサ1の異常を判定する。したがって、第1実施形態によれば、赤外線温度センサ1以外の温度センサを用いることなく赤外線温度センサ1の異常を検知することが可能である。
なお、この第1実施形態では、交流インピーダンス法に基づく各電池モジュールyの代表コールコールプロットPLbに基づいて赤外線温度センサ1の異常を判定するので、電池制御装置D1の制御対象である組電池Xに微小振幅の正弦波信号を入力信号として印加する必要がある。
すなわち、第1実施形態では、代表コールコールプロットPLbの取得タイミングが組電池Xの動作状態によって制約を受ける虞があり、よって赤外線温度センサ1の異常判定タイミングも組電池Xの動作状態によって制約を受ける虞がある。このような虞を考慮すると、組電池XがPCU等の負荷に接続される前のタイミングで各電池セルのコールコールプロットPLaを取得することが好ましい。
〔第2実施形態〕
次に、本発明の第2実施形態について説明する。
第2実施形態に係る電池制御装置D2は、組電池Xの冷却における熱抵抗に基づいて推定モジュール温度Teを取得する。すなわち、この電池制御装置D2では、第1実施形態のように組電池Xの内部インピーダンスを用いるのではなく、組電池Xの冷却に関する熱抵抗に基づいて推定モジュール温度Teを取得することにより赤外線温度センサ1の異常を判定する。
このような電池制御装置D2は、図4(a)に示すように、組電池Xに付帯的に備えられる赤外線温度センサ1の制御情報(温度情報)に加え、同じく組電池Xに付帯的に備えられる冷却装置9の制御情報(冷却情報)を取得することにより、赤外線温度センサ1の異常を評価する。
ここで、図4(a)では、第1実施形態における図1(a)と同一な構成要素には同一符号を付しているが、第2実施形態の電流検出部5は、電流センサ2の電流検出信号に基づいて取得した電池電流を温度推定部7Aに出力する。また、第2実施形態の電圧検出部3は、各電池セルのセル電圧を温度推定部7Aに出力する。
冷却装置9は、所定の冷媒を用いて組電池X(制御対象)を冷却する装置であり、図4(b)に示すように、少なくとも冷媒流路9a、冷却器9b、ポンプ9c及び水温センサ9dを備えている。冷媒流路9aは、一端がポンプ9cの吐出端に接続され、他端が冷却器9bの入力端に接続された配管である。
この冷媒流路9aは、組電池X(制御対象)の周囲、より具体的には組電池X(制御対象)を構成する各電池モジュールyの周囲に設けられている。この冷媒流路9aは、各電池モジュールyを極力均一に冷却するように、電池モジュールyとの対向面積が各電池モジュールyについて同等となるように形状や長さが設定されている。
組電池Xつまり各電池モジュールyは、発熱体であり冷媒流路9aを流通する冷媒によって冷却されると共に冷媒を加熱する。冷却器9bは、入力端が上記冷媒流路9aから流入する冷媒を冷却する装置である。この冷却器9bは、各電池モジュールyによって加熱された冷媒を強制的に冷却して定常温度に復帰させてポンプ9cに供給する。
ポンプ9cは、吸入端が冷却器9bの出力端に接続され、吐出端が冷媒流路9aの一端に接続されている。このポンプ9cは、電池制御装置D2によって動作が制御される被制御装置であり、冷却器9bから吸引した定常温度の冷媒を冷媒流路9aに供給する。なお、ポンプ9cが吐出する冷媒は、例えば水である。
このようなポンプ9cについて、その回転数は、冷媒流路9aに対する冷媒の供給量つまり各電池モジュールyの冷却に寄与する冷媒の流量(媒体流量)を示す物理量である。冷却装置9は、このような媒体流量を示す電気信号を第1冷却検出信号として電池制御装置D2に出力する。
水温センサ9dは、冷媒流路9aの入口つまり組電池Xの上流側における冷媒の温度(冷媒温度)を検出する温度センサである。この水温センサ9dは、冷媒温度を示す電気信号を第2冷却検出信号として電池制御装置D2に出力する。
このような冷却装置9を備える組電池Xに対して、電池制御装置D2は、図4(a)に示すように、温度検出部4、電流検出部5及び異常判定部8に加え、冷却検出部10及び温度推定部7Aを備えている。これら構成要素のうち、電流検出部5、冷却検出部10及び温度推定部7Aは、第2実施形態における電池温度推定手段M2を構成している。
冷却検出部10は、冷却装置9から入力される一方の冷却検出信号に基づいて冷却装置9の冷媒流量(冷却能力)を検出して温度推定部7Aに出力する。また、この冷却検出部10は、冷却装置9から入力される他方の冷却検出信号に基づいて冷媒温度を検出して温度推定部7Aに出力する。
この冷却検出部10は、例えば第1冷却検出信号と冷媒流量との関係を示すデータテーブルあるいは関数を備えており、当該データテーブルあるいは関数を用いることによって冷却検出信号の大きさ(電圧振幅)に対応する冷媒流量を割り出す。
また、冷却検出部10は、例えば第2冷却検出信号と冷媒温度との関係を示すデータテーブルあるいは関数を備えており、当該データテーブルあるいは関数を用いることによって第2冷却検出信号の大きさ(電圧振幅)に対応する冷媒温度を割り出す。
第2実施形態における温度推定部7Aは、電流検出部5から入力される電池電流、電圧検出部3から入力される各セル電圧、冷却検出部10から入力される冷媒流量及び冷媒温度等に基づいて各電池モジュールyの推定モジュール温度Teを取得する。詳細については後述するが、温度推定部7Aには、冷媒流路9aに関する熱等価回路等が予め記憶されている。温度推定部7Aは、上記熱等価回路等と冷却検出部10の冷媒流量とに基づいて推定モジュール温度Teを取得する。
次に、本第2実施形態に係る電池制御装置の動作について、図5及び図6を参照して詳しく説明する。
この電池制御装置D1において、温度検出部4は、赤外線温度センサ1の温度検出信号に基づいて測定モジュール温度Tmを取得する(ステップS1a)。そして、この温度検出部4は、測定モジュール温度Tmを異常判定部8に出力する。一方、冷却検出部10は、冷却装置9の第1、第2冷却検出信号に基づいて冷媒流量及び冷媒温度を取得する(ステップS2a)。そして、この冷却検出部10は、冷媒流量及び冷媒温度を温度推定部7Aに出力する。
温度推定部7Aには、図6(a)に示す冷媒流路9aの熱等価回路が予め記憶されている。この熱等価回路は、冷媒が冷媒流路9aを流通する際に受ける各種の熱抵抗Rc1~Rc4、Rw1~Rw3からなるものである。なお、この図6(a)は、一例として、組電池Xが4つの電池モジュールyから構成されている場合に関するものである。
このような熱等価回路において、4つの熱抵抗Rc1~Rc4は、4つの電池モジュールyの周囲に各々位置する4つの部分流路に関する熱抵抗である。また、3つの熱抵抗Rw1~Rw3は、上記4つの部分流路を相互に接続する3つの接続流路に関する熱抵抗である。
すなわち、図6(a)に示す冷媒流路9aは、電池モジュールy毎に上流側で分岐すると共に下流側で合流する態様で設けられている。そして、このような冷媒流路9aには、ポンプ9cによって所定の冷媒流量で冷媒が連続的に供給される。そして、この冷媒流量の冷媒は、冷媒流路9aから連続的に冷却器9bに向かって流れる。
このような熱抵抗Rc1~Rc4、Rw1~Rw3は、図6(b)に示すように冷媒流量に依存するものである。各々の熱抵抗Rc1~Rc4、Rw1~Rw3の冷媒流量に対する依存特性は、上述した熱等価回路と同様に温度推定部7Aに予め記憶されている。温度推定部7Aは、上記依存特性において冷却検出部10から入力された冷媒流量fを指定することにより、冷媒流量fに応じた各熱抵抗Rc1~Rc4、Rw1~Rw3の抵抗値Rwf、Rcfを求める。
温度推定部7Aは、このように予め記憶した熱等価回路及び依存特性並びに冷却検出部10から入力される冷媒流量及び冷媒温度に基づいて推定モジュール温度Teを取得する(ステップS3a)。すなわち、熱等価回路における点aの温度Taは冷媒温度である。また、熱等価回路における点b~dの各温度Tb~Tdは、以下の関係式から求められる。
Tb=Px・Rw1+Ta
Tc=Px・(Rw1+Rw2)+Ta
Td=Px・(Rw1+Rw2+Rw3)+Ta
ここで、上記Pxは、組電池Xの出力電力(電池電力)である。温度推定部7Aは、電圧検出部3から入力される各電池セルのセル電圧に基づいて、全ての電池セルのセル電圧の合計電圧を組電池Xの出力電圧(電池電圧)として計算する。そして、温度推定部7Aは、電流検出部5から入力される電池電流と電池電圧を乗算することによって上記電池電力を算出する。
また、各電池モジュールyの代表温度T1~T4(例えば正極あるいは負極の表面温度)は、各電池モジュールyの出力電力(モジュール電力Py)及び熱抵抗Rc1~Rc4に基づいて以下のように表される。これら代表温度T1~T4は、各電池モジュールyの推定モジュール温度Teに相当する。
T1=Py・Rc1+Ta
T2=Py・Rc2+Tb
T3=Py・Rc3+Tc
T4=Py・Rc4+Td
このような推定モジュール温度Teは、温度推定部7Aから異常判定部8に出力される。異常判定部8は、温度推定部7Aから取得した推定モジュール温度Teと温度検出部4から取得した測定モジュール温度Tmとを比較することにより赤外線温度センサ1の異常を判定する(ステップS4a)。
そして、異常判定部8は、測定モジュール温度Tmが推定モジュール温度Teに対して所定の偏差しきい値を越えて異なっている場合つまりステップS4aの判定処理の結果が「Yes」の場合に、赤外線温度センサ1を異常と判定する。さらに、異常判定部8は、赤外線温度センサ1の異常を判定すると、赤外線温度センサ1の異常を上位制御装置(例えば車両ECU)に報知する(ステップS5a)。
異常判定部8は、上述した第1実施形態と同様に、測定モジュール温度Tmと推定モジュール温度Teとの比較を電池モジュールy毎に行う。すなわち、測定モジュール温度Tmと推定モジュール温度Teとの比較結果は、電池モジュールy毎に得られる。異常判定部8は、このような電池モジュールyの個数に相当する比較結果について、異常判定結果が所定の個数しきい値を超える場合に赤外線温度センサ1の異常を判定する。
このような第2実施形態によれば、組電池Xの電池電力及び電池電流並びに冷媒流路9aの熱等価回路等に基づいて各電池モジュールyの推定モジュール温度Teを取得し、当該推定モジュール温度Teを測定モジュール温度Tmと比較することにより赤外線温度センサ1の異常を判定する。
ここで、第2実施形態では、水温センサ9dによって得られる冷媒温度を用いるが、水温センサ9dは、組電池Xに付帯的に備えられる冷却装置9の構成要素、つまり組電池Xの冷却に不可欠な構成要素である。すなわち、第2実施形態は、赤外線温度センサ1の異常判定専用の温度センサを用いるものではない。したがって、この第2実施形態によれば、赤外線温度センサ1以外の温度センサを用いることなく、赤外線温度センサ1の異常を検知することが可能である。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、例えば以下のような変形例が考えられる。
(1)上記実施形態では、組電池Xから得られる電池情報のうち、第1実施形態では電流情報及び電圧情報を用い、第2実施形態では電流情報、電圧情報及び冷却情報を用いることにより推定モジュール温度Teを取得した。しかしながら、本発明は、これに限定されない。上記各電池情報以外の電池情報を用いて推定モジュール温度Teを取得してもよい。
(2)上記実施形態では、電池モジュールy毎に得られる測定モジュール温度Tmと推定モジュール温度Teとの比較結果について、異常判定結果が所定の個数しきい値を超える場合に赤外線温度センサ1の異常を判定したが、本発明は、これに限定されない。例えば、電池モジュールy毎に得られる測定モジュール温度Tm及び推定モジュール温度Teについて、各々の平均値を異常判定部8で算出し、各々の平均値を比較することによって赤外線温度センサ1の異常を判定してもよい。
(3)上記実施形態では、異常の検出・評価の単位を電池モジュールy毎としたが、本発明はこれに限定されない。異常の検出・評価の単位は、例えば各電池モジュールyを構成する電池セル毎であってもよい。
(4)上記第2実施形態では、冷却情報として冷媒温度と冷媒流量とを用いたが、本発明は、これに限定されない。例えば、冷却装置9が固定流量の冷媒を冷媒流路9aに供給する場合、冷媒流量に応じた各熱抵抗Rc1~Rc4、Rw1~Rw3の補正は不要になるので、冷媒流量を用いることなく推定モジュール温度Teを取得することが可能になる。
D1、D2 電池制御装置
K 走査装置
M1、M2 電池温度推定手段
X 組電池
y 電池モジュール
1 赤外線温度センサ
2 電流センサ
3 電圧検出部
4 温度検出部
5 電流検出部
6 インピーダンス推定部
7、7A 温度推定部
8 異常判定部
9 冷却装置
9a 冷媒流路
9b 冷却器
9c ポンプ
9d 水温センサ
10 冷却検出部

Claims (5)

  1. 制御対象である電池の温度を検出する赤外線温度センサの健全性を評価する電池制御装置であって、
    前記赤外線温度センサから入力される温度検出信号に基づいて前記電池の測定電池温度を取得する温度検出部と、
    前記電池から得られる電池情報に基づいて前記電池の推定電池温度を取得する電池温度推定手段と、
    前記測定電池温度と前記推定電池温度とに基づいて前記赤外線温度センサの異常を判定する異常判定部と
    を備えることを特徴とする電池制御装置。
  2. 前記電池温度推定手段は、前記電池の内部インピーダンスを推定するインピーダンス推定部を備え、前記内部インピーダンスに基づいて前記推定電池温度を取得することを特徴とする請求項1に記載の電池制御装置。
  3. 前記電池温度推定手段は、前記電池情報に基づいて前記電池の冷却に関する冷媒温度を取得する冷却検出部を備え、前記冷媒温度と前記電池の冷却に関する熱等価回路とに基づいて前記推定電池温度を取得することを特徴とする請求項1に記載の電池制御装置。
  4. 前記冷却検出部は、前記電池情報に基づいて前記電池の冷却に関する冷媒流量を取得し、
    前記電池温度推定手段は、前記冷媒流量を用いて前記熱等価回路の熱抵抗を補正することにより、前記冷媒流量に応じた前記推定電池温度を取得することを特徴とする請求項3に記載の電池制御装置。
  5. 前記電池は、複数の電池モジュールからなる組電池であり、
    前記温度検出部は、前記電池モジュール毎に測定電池温度を取得し、
    前記電池温度推定手段は、前記電池モジュール毎に前記推定電池温度を取得し、
    前記異常判定部は、前記電池モジュール毎の前記測定電池温度と前記推定電池温度とに基づいて前記赤外線温度センサの異常を判定することを特徴とする請求項1~4のいずれか一項に記載の電池制御装置。
JP2020171273A 2020-10-09 2020-10-09 電池制御装置 Pending JP2022063005A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020171273A JP2022063005A (ja) 2020-10-09 2020-10-09 電池制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020171273A JP2022063005A (ja) 2020-10-09 2020-10-09 電池制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2022063005A true JP2022063005A (ja) 2022-04-21

Family

ID=81255169

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020171273A Pending JP2022063005A (ja) 2020-10-09 2020-10-09 電池制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2022063005A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN115063418A (zh) * 2022-08-10 2022-09-16 北京航空航天大学 一种基于图像识别的动力电池温度检测方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN115063418A (zh) * 2022-08-10 2022-09-16 北京航空航天大学 一种基于图像识别的动力电池温度检测方法
CN115063418B (zh) * 2022-08-10 2022-11-01 北京航空航天大学 一种基于图像识别的动力电池温度检测方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN102272936B (zh) 太阳能转换器,包括温度受控的太阳能转换器,以及相关的系统和方法
CN102444986A (zh) 一种实现经济运行的双能源热水供应系统及其运行方法
CN106684501A (zh) 电源设备及汽车
JP2010067502A (ja) 蓄電装置
CN108287299B (zh) 发电装置的异常检测装置
US9188623B2 (en) Method and apparatus for determining at least one operating parameter of a thermoelectric system in a vehicle
CN115000470B (zh) 燃料电池温控系统及其温控方法
CN109546185B (zh) 一种甲醇重整燃料电池的控制系统
JP2022063005A (ja) 電池制御装置
CN106068603A (zh) 半导体电力变换器
JP4123163B2 (ja) 発電装置
CN110517995A (zh) 一种适用于压接式igbt的控温装置及方法
JP2003185504A (ja) 電池温度検出装置
JP2012252887A (ja) 外部環境からの熱量を考慮した温調制御システム
CN111989816A (zh) 用于确定电能量存储系统之内的至少一个部件到热源或散热器的热连接的状态的方法
KR101575356B1 (ko) 연료전지차량용 히터 과열 방지 장치 및 방법
CN105441665A (zh) 热处理炉零保温控制方法及其系统
JP2007109536A (ja) 温度検知装置
JP2020012787A (ja) 電池状態推定装置、電池状態推定装置の製造方法、電池状態推定方法、および組電池システム
US9680400B2 (en) Method and device for generating electrical energy in a motor vehicle
KR101434808B1 (ko) 배기 가스 질량 유량 센서에 대한 결과적인 총 질량 유량을 결정하기 위한 방법
KR101473986B1 (ko) 발전소자의 시험장치 및 그 시험방법
JP7124596B2 (ja) 電池温度センサの異常検出装置
KR101452615B1 (ko) 온도 측정 방법
JP7020971B2 (ja) 温度推定装置

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20210226

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20210408

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20230502

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20240305

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20240312

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20240513