JP2022062345A - スタティックミキサー - Google Patents
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その一例として、特許文献1には、管内部に設けられた壁部の一部に種々の工夫を行うことで、液体の混合を効率的に行うことができるスタティックミキサーが記載されている。
なお、以下に示す実施形態は本発明の一例であり、本発明を以下の各実施形態に限定するものではなく、種々の設計変更が可能である。
また、これらの図において、符号Xは、本実施形態に係るスタティックミキサー本体を表している。
なお、この図において、両矢印はそれぞれの矢印間の長さを表しており、破線はスタティックミキサー本体Xにおける、中心の軸線Sを表している。
なお、図1および図2において、混合液体は矢印の方向へ流れる。
なお、本実施形態においては、注入口1が中空状であることを想定しているが、別途フィルターを設ける構成にしてもよい。
それぞれの垂直薄板WAは、側面部材21および中割部材22と連接して設けられ、一方の側面部材21から、垂直に、軸線Sに至るまで伸びており、隣接する垂直薄板WAは、他方の側面部材21から、垂直に、軸線Sに至るまで伸びている。
L字壁WLは、側面部材21から軸線Sに当たる地点まで、軸線Sに対して垂直に設けられた薄板である垂直薄板WAと、垂直薄板WAの突端部に連接し、軸線Sに平行になるように設けられた薄板である平行薄板WBと、により構成される。
なお、平行薄板WBは、垂直薄板WAから注入口1の方向に向けて設けられる。
台形壁WSは、側面部材21から軸線Sに当たる地点まで、軸線Sに対して垂直に設けられた薄板である垂直薄板WAと、垂直薄板WAの突端部に連接し、軸線Sと平行になるように設けられた薄板である平行薄板WBと、平行薄板WBの突端部に設けられ、後述する角度起点Pから、垂直薄板WAが連接された側面部材21へ向けて後述する傾斜角Dをもって連結された薄板である傾斜薄板WCと、により構成される。
なお、平行薄板WB及び傾斜薄板WCは、垂直薄板WAから注入口1の方向に向けて設けられる。
なお、傾斜角Dは10°~80°であり、25°~45°とすることが好ましい。
ここで、注入口1に最も近い壁部Wは第一注入壁W11とし、注入口1に二番目に近い壁部は第二注入壁W12とする。
同様に、吐出口3に最も近い壁部Wは、第一吐出壁W21とし、二番目に近い壁部は第二吐出壁W22とし、三番目に近い壁部は第三吐出壁W23とする。
なお、上述した近いとは、注入口1または吐出口3から、それぞれの壁部Wまでの、軸方向でみた最短距離を比較することにより得られる概念である。
なお、ここで言う間隔とは、軸線S上における壁部W間の最短距離を指している。
すなわち、壁部Wは、吐出口3に近い壁部同士の間隔ほど狭くなるように構成されている。
また、図7は、スタティックミキサー本体Xが装着された状態のノズル4の斜視図である。
なお、図6および図7においては、内部に篏合されたスタティックミキサー本体Xを破線で示している。
すると、複数種類の液体は、ノズル4内部に篏合されたスタティックミキサー本体X内に移動し、注入口1を通って混合部2において混合される。
その後、複数種類の液体が混合された混合液体は、混合部2の末端付近において、第一吐出壁W21と、第二吐出壁W22と、による強い混合作用を受けた後すぐに、吐出口3から吐出され、そのまま吐出穴43から流れ出る。これによって、ノズル4から混合液体が吐出される。
この効果は、傾斜薄板WCの角度起点を上記のように構成することによってさらに強めることができる。
1 注入口
11 固定部
2 混合部
21 側面部材
22 中割部材
3 吐出口
W 壁部
W11 第一注入壁
W12 第二注入壁
W21 第一吐出壁
W22 第二吐出壁
W23 第三吐出壁
WA 垂直薄板
WB 平行薄板
WC 傾斜薄板
WL L字壁
WS 台形壁
L11 注入壁間隔
L21 第一吐出壁間隔
L22 第二吐出壁間隔
4 ノズル
41 ノズル本体
42 注入穴
43 吐出穴
44 吐出部
45 口縁部
451 切り欠け部
46 羽根部
47 保持部
S 軸線
P 角度起点
D 傾斜角
Claims (7)
- 異なる種類の液を混合する略柱状のスタティックミキサーであって、
スタティックミキサー本体は、複数種類の液が同時に注入される注入口と、液を混合する混合部と、混合された液を吐出する吐出口と、を備え、
前記混合部は、前記注入口から前記吐出口にかけて整列された、複数の壁部を有し、
前記複数の壁部は、前記注入口に最も近い壁部である第一注入壁と、前記第一注入壁に最も近い壁部である第二注入壁と、前記吐出口に最も近い壁部である第一吐出壁と、前記第一吐出壁に最も近い壁部である第二吐出壁と、を含み、
前記第一注入壁と、前記第二注入壁との間隔である注入壁間隔よりも、前記第一吐出壁と、前記第二吐出壁との間隔である第一吐出壁間隔が狭いスタティックミキサー。 - 前記複数の壁部は、第二吐出壁に隣接する第三吐出壁を含み、
前記第二吐出壁と、前記第三吐出壁と、の間隔である第二吐出壁間隔が、前記注入壁間隔よりも狭い請求項1に記載のスタティックミキサー。 - 前記壁部は、前記スタティックミキサー本体の長手方向を横断する方向に設けられた垂直薄板と、前記長手方向に対して平行に設けられた平行薄板と、を含む請求項1又は2に記載のスタティックミキサー。
- 前記壁部は、前記垂直薄板と、前記平行薄板と、が連接して設けられたL字壁を含む請求項3に記載のスタティックミキサー。
- 前記壁部は、前記スタティックミキサー本体の長軸に対して10°-80°の角度を設けて形成された傾斜薄板を含む請求項3又は4に記載のスタティックミキサー。
- 前記傾斜薄板は、前記平行薄板の端部に連接して設けられ、その角度起点は、前記平行薄板において前記傾斜薄板が延接される側の端点である請求項5に記載のスタティックミキサー。
- 請求項1~6の何れかに記載のスタティックミキサーを備えたノズル。
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