JP2022061328A - 電動開閉体 - Google Patents

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昌弘 佐藤
Masahiro Sato
雅之 中原
Masayuki Nakahara
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Abstract

【課題】環境の変動にかかわらずモータの過負荷を検出する技術を提供する。【解決手段】電動化ユニット80は、シャッターカーテンを巻き取り可能な巻き取り軸に回転動力を出力する。第2検出部424は、電動化ユニット80の回転に関連するパラメータの値を検出する。第3検出部428は、検出したパラメータの値がしきい値よりも大きい場合、シャッターカーテン30の負荷変動を検出する。取得部450は、環境情報を取得する。第3検出部428は、取得部450において取得した環境情報をもとにしきい値を調節する。【選択図】図3

Description

本開示は、開閉体技術に関し、電動により開閉される電動開閉体に関する。
電動シャッター装置には、シャッターに人等を誤って引き込まない仕組みが必要になる。つまり、シャッターカーテンの作動が障害物などにより妨げられると、モータが過負荷に陥り得るので、モータに負荷がかかり過ぎる過負荷状態を検知する装置が求められる。例えば、シャッターカーテンの位置情報と、モータの負荷状態に関する電流情報とが関連づけて記憶され、運用状態において計測した電流値が、そのときの位置情報に対応した電流情報を逸脱した場合に、過負荷状態が検出される(例えば、特許文献1参照)。
特開2006-307471号公報
モータにおいて過負荷が検出されると、モータへの電流の供給を停止することによってモータが停止され、シャッターカーテンの繰り下がりも停止される。その際、モータの過負荷は、モータに供給する電流の値がしきい値を超えたときに検出される。一方、シャッターカーテンが動作するときの摩擦は、気温が高いときに躯体が膨張して増大したり、台風で風圧が強いときに増大したりする。このような状況では、シャッターカーテンに障害物が挟み込まれていなくても、モータに供給する電流の値がしきい値を超えてしまう可能性がある。そのため、環境の変動にかかわらずモータの過負荷を検出することが求められる。
本開示はこうした状況に鑑みなされたものであり、その目的は、環境の変動にかかわらずモータの過負荷を検出する技術を提供することにある。
上記課題を解決するために、本開示のある態様の電動開閉体は、シャッターカーテンを巻き取り可能な巻き取り軸に回転動力を出力する電動部と、電動部の回転に関連するパラメータの値を検出するパラメータ値検出部と、パラメータ値検出部において検出したパラメータの値がしきい値よりも大きい場合、シャッターカーテンの負荷変動を検出する負荷変動検出部と、環境情報を取得する取得部とを備える。負荷変動検出部は、取得部において取得した環境情報をもとにしきい値を調節する。
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本開示の表現を方法、装置、システム、コンピュータプログラム、またはコンピュータプログラムを記録した記録媒体などの間で変換したものもまた、本開示の態様として有効である。
本開示によれば、環境の変動にかかわらずモータの過負荷を検出できる。
図1(a)-(b)は、実施例に係るシャッターシステムの構造を示す図である。 図1(a)-(b)のシャッターシステムの内部構造を示す図である。 図1(a)-(b)のシャッターシステムの構成を示すブロック図である。 図3の電動化ユニットの動作概要を示す図である。 図1(a)-(b)のシャッターシステムの動作概要を示す図である。 図3の記憶部に記憶されるテーブルのデータ構造を示す図である。 図3の電動化ユニットによる設定手順を示すフローチャートである。
本開示の実施例を具体的に説明する前に、本実施例の概要を説明する。実施例は、住宅等の施設の開口部に設置されるシャッターシステムに関する。シャッターシステムは電動シャッターであり、電動シャッターはシャッター動作を自動化する。電動シャッターは、一般的に、シャッターカーテンが開状態でユーザが「閉」ボタンを一度押すと、シャッターカーテンのスラットが最下部に到達するまで閉動作を続ける。電動シャッターは数十秒かけて自動的に閉動作を実行するので、ユーザは電動シャッターの閉動作を見ていないことが想定される。その際、電動シャッターが障害物を挟み込んでもユーザは気づかない。したがって、電動シャッターには「障害物を挟み込んだ場合にそのことを検出する」機能が望まれる。電動シャッターのようなモータ駆動製品では、モータ電流が増加した場合に障害物の挟み込みが検出される。具体的に説明すると、障害物が挟み込まれるとモータ負荷が増大することによって、モータ電流が増加する。このモータ電流の増加がしきい値を超えた場合に、挟み込みが発生したと判定される。挟み込みが発生したと判定されると、モータへのモータ電流の供給を停止して、モータの回転が停止される。
このしきい値は、シャッターシステムを取り付ける際にシャッターシステムの開閉動作がなされ、上下限位置到達時あるいは開閉動作中の摩擦による反力に応じて増加するモータ電流の値をもとに作業員により設定される。また、シャッターシステムに学習機能が備えられている場合、しきい値は学習機能により更新される。この場合、ガイドレールの変形が生じても、しきい値は最適値に自己制御される。シャッターシステムに作用する反力は、気候や季節で大きく変動する。例えば、夏に気温が高くなると、ガイドレール等の躯体が膨張して摩擦が増大する。摩擦が大きくなると、しきい値が低く設定されていると、障害物を挟み込んでいなくてもシャッターカーテンが途中停止する。また、台風で風圧が強くなると、開閉動作中の摩擦が増大する。気温の変動は場所や年で異なり、台風は不定期に発生するので、このような環境の変動は、シャッター単体では正確に予測しにくい。
気温あるいは風速等の環境の変化に対して、しきい値を適応的に調節することが望まれる。本実施例に係るシャッターシステムは、開閉動作を実行する際にしきい値を導出するとともに、しきい値を導出するときの気温あるいは風速等の環境の情報(以下、「環境情報」という)を外部装置から取得し、環境情報としきい値との組合せを記憶する。この組合せは、さまざまな環境情報に対して記憶される。また、シャッターシステムは、環境情報を外部装置から取得し、記憶した組合せの中から、取得した環境情報に応じてしきい値を選択して、選択したしきい値を使用する。
図1(a)-(b)は、シャッターシステム1000の構造を示す。図1(a)は、施設を屋外から見た場合の構成を示し、図1(b)は、施設を屋内から見た場合の構成を示す。シャッターシステム1000は、ガイドレール20、シャッターカーテン30、シャッターケース40、通信線200、コントローラ300を含み、シャッターカーテン30は、スラット32を含む。ここで、ガイドレール20、シャッターカーテン30、シャッターケース40はシャッターに含まれる。
図1(a)に示されるように、開閉体であるシャッターは、住宅やビル等の施設において内外を仕切る外壁に形成された開口部10に設置される。開口部10は、施設において内外を連通する空間である。2つのガイドレール20は、上下方向に延びる形状を有するとともに、開口部10の左右方向の両側に互いに離間して、開口部10に設置されたサッシ等の枠材と外壁とに固定される。各ガイドレール20は、横断面略コ字状の内部構造を有する中空状の部材であり、2つのガイドレール20は、コ字状の開口が対向するように固定される。
シャッターカーテン30は、ガイドレール20の長手方向に沿って上下に移動し、開口部10を開閉する。具体的には、シャッターカーテン30の左右方向両端部がガイドレール20に挿入されることによって、シャッターカーテン30の左右方向両端部は、ガイドレール20によって上下方向に移動可能である。シャッターカーテン30は、複数のスラット32の組合せによって構成される。各スラット32は、開口部10の左右方向に沿って延在する板状の部材であって、例えば、スチール、ステンレス、アルミニウム等により形成される。各スラット32の上端部と下端部にカール部(図示せず)が設けられており、隣接する2つのスラット32のうち、上側のスラット32の下端部のカール部と、下側のスラット32の上端部のカール部とは、回転自在に連結される。
シャッターケース40は、開口部10およびガイドレール20の上方に設けられる縦断面略矩形状の収容体である。シャッターケース40は内部に収納空間を有するとともに、シャッターケース40の下面に設けられた貫通孔を介して収納空間は外部につながる。収納空間には、貫通孔を介してシャッターカーテン30を巻き取ったり、あるいは繰り出したりするための巻き取り機構が設けられる。ここで、「巻き取り」とは、シャッターカーテン30がガイドレール20に沿って上昇し、開口部10が開放されることであり、「繰り出し」とは、シャッターカーテン30がガイドレール20に沿って降下し、開口部10が閉鎖されることである。
図1(b)に示されるように、開口部10を囲むようにサッシ12が取り付けられる。図1(a)のシャッターケース40に接続された通信線200は、サッシ12の内部に埋没されて屋内まで延びる。屋内の壁面にはコントローラ300が設置され、コントローラ300に通信線200が接続される。このように通信線200は、屋外に設置された電動化ユニット100と、屋内に設置されたコントローラ300とを接続する。
図2は、シャッターシステム1000の内部構造を示す。シャッターシステム1000は、シャッターカーテン30、シャッターケース40、巻き取り軸60を含む。シャッターカーテン30は、スラット32、ねじ34を含み、シャッターケース40は、ブラケット42と総称される第1ブラケット42a、第2ブラケット42b、支持軸44と総称される第1支持軸44a、第2支持軸44bを含む。巻き取り軸60は、回転枠62と総称される第1回転枠62a、第2回転枠62b、従動輪64、巻き取りばね66、固定部72、電動化ユニット80を含み、電動化ユニット80は、本体82、駆動輪84を含み、本体82は、モータ86、制御部88、減速機90、通信線200を含む。
ここでは、シャッターケース40の内部構造を示すためにシャッターケース40が透明にして示される。シャッターケース40には、図1(a)のガイドレール20の左右の方向に延びる筒状の支柱である巻き取り軸60が配置される。巻き取り軸60には複数の固定部72が設けられており、複数のねじ34を使用して複数の固定部72にシャッターカーテン30が固定される。そのため、巻き取り軸60は、シャッターカーテン30を巻き取り可能な軸であるといえる。
シャッターケース40の収納空間の左側端部と右側端部には、巻き取り軸60を左右から挟むように、ブラケット42と総称される第1ブラケット42aと第2ブラケット42bが設けられる。具体的には、巻き取り軸60の左側には第1ブラケット42aが配置され、巻き取り軸60の右側には第2ブラケット42bが配置される。第1ブラケット42aは、巻き取り軸60の左側端部を回転可能に支持する支持部であり、第2ブラケット42bは、巻き取り軸60の右側端部を回転可能に支持する支持部である。巻き取り軸60の左側端部を「第1端部」と呼ぶ場合、巻き取り軸60の右側端部は「第2端部」と呼ばれる。
第1ブラケット42aの右側面には、右側に向かって突出する第1支持軸44aが設けられる。第1支持軸44aは筒形状を有し、第1支持軸44aの側面には第1回転枠62aが嵌合される。第1回転枠62aは、巻き取り軸60の左側端部に配置されるとともに、第1支持軸44aの側面を囲む形状を有する。このような構造により、第1ブラケット42aに固定された第1支持軸44aを中心にして、第1回転枠62aが回転する。第2ブラケット42bの左側面には、左側に向かって突出する第2支持軸44bが設けられる。第2支持軸44bは筒形状を有し、第2支持軸44bの側面には第2回転枠62bが嵌合される。第2回転枠62bは、巻き取り軸60の右側端部に配置されるとともに、第2支持軸44bの側面を囲む形状を有する。このような構造により、第2ブラケット42bに固定された第2支持軸44bを中心にして、第2回転枠62bが回転する。さらに、第1回転枠62aと第2回転枠62bの回転によって巻き取り軸60も回転する。
巻き取り軸60の内部の右側領域には、保持部(図示せず)が配置され、保持部に電動化ユニット80が取り付けられる。電動化ユニット80は、巻き取り軸60に回転動力を出力する電動装置(電動部)である。電動化ユニット80は、筒形状を有する本体82と、本体82の左側に配置される駆動輪84を含む。このような駆動輪84は、電動化ユニット80において巻き取り軸60の中央側を向いているともいえる。本体82の内部にはモータ86、制御部88、減速機90が搭載されており、モータ86の回転によって減速機90と駆動輪84も回転する。制御部88はモータ86の回転を制御する。特に、制御部88は、電動化ユニット80のモータ86を回転させるための電流の値を制御する。
巻き取り軸60の内部において、保持部の左側の領域、つまり電動化ユニット80に対して巻き取り軸60の中央側の領域には、従動輪64が設けられる。従動輪64は、駆動輪84の左側に配置されており、駆動輪84と組み合わされた場合に駆動輪84の回転によって回転する。また、従動輪64の回転によって巻き取り軸60も回転する。その結果、巻き取り軸60は、電動化ユニット80からの回転動力により回転するといえる。一方、駆動輪84と従動輪64とが組み合わされていない場合、巻き取り軸60は、電動化ユニット80からの回転動力ではなく、手動の回転動力により回転する。手動による巻き取り軸60の回転については説明を省略する。
ここで、保持部は、本体82の側面の一部分、例えば、本体82の側面のうち、下側を含む部分を保持する。また、保持部の右側端部は第2支持軸44bに接続される。この接続により保持部は第2ブラケット42bに固定されるので、巻き取り軸60が回転する場合であっても、保持部に保持される本体82は回転しない。
さらに詳細に説明すると、電動化ユニット80の本体82では、制御部88による制御によってモータ86が回転する。減速機90は、モータ86の回転動力のトルクを増幅させる。減速機90には公知の技術が使用されればよいが、例えば、太陽歯車を中心として、複数の遊星歯車が自転しつつ公転する構造を有する。減速機90の回転により駆動輪84が回転すると、駆動輪84と組み合わされた従動輪64も回転し、巻き取り軸60が回転する。
図1(a)のようにシャッターカーテン30が開口部10を閉鎖した全閉状態から、巻き取り軸60が巻き取りの方向に回転すると、シャッターカーテン30は、巻き取り軸60の外周面に沿って巻き取られながら開口部10を開放する。この回転が継続すると、シャッターカーテン30は、1周目の回転において巻き取られたシャッターカーテン30上に積層されながら巻き取られ、開口部10の全域を開放する。また、シャッターカーテン30が開口部10を開放した全開状態から、巻き取り軸60が繰り出しの方向に回転すると、巻き取り軸60の外周面に積層されたシャッターカーテン30が順次繰り出される。この回転が継続すると、シャッターカーテン30は開口部10の全域を閉鎖する。
図3は、シャッターシステム1000の構成を示すブロック図である。シャッターシステム1000は、電動化ユニット80、通信線200、コントローラ300を含む。電動化ユニット80は、ネットワーク502を介して外部装置500に接続される。電動化ユニット80は、モータ86、制御部88を含み、制御部88は、第1接続部410、第1有線通信部412、位置制御部414、第1検出部416、速度制御部418、微分部420、電流制御部422、第2検出部424、第3検出部428、取得部450、導出部452、記憶部454を含む。コントローラ300は、操作部310、操作制御部312、第2有線通信部314、第2接続部316を含む。
コントローラ300の操作部310は、複数のボタンを有するユーザインターフェイスであり、ユーザの操作を受けつける。コントローラ300の表面には、開ボタン、停止ボタン、閉ボタンが設けられる。開ボタン、停止ボタン、閉ボタンは例えば平面スイッチで構成される。開ボタンは、開口部10を開放するようにシャッターカーテン30を移動させるための指示(以下、「開放指示」という)を受けつけるボタンである。停止ボタンは、移動しているシャッターカーテン30を停止させるための指示(以下、「停止指示」という)を受けつけるボタンである。閉ボタンは、開口部10を閉鎖するようにシャッターカーテン30を移動させるための指示(以下、「閉鎖指示」という)を受けつけるボタンである。開ボタン、停止ボタン、閉ボタンのうちの1つが押し下げられることによって、開放指示、停止指示、閉鎖指示のうちの1つに応じた操作信号が操作部310から操作制御部312に出力される。
操作制御部312は、操作部310から操作信号を受けつける。操作制御部312は、操作信号において示された開放指示、停止指示、閉鎖指示のうちの1つが含まれた指示信号を生成する。第2有線通信部314は、操作制御部312から指示信号を受けつけ、第2接続部316、通信線200を介して指示信号を電動化ユニット80に送信する。
第2接続部316は、コントローラ300に通信線200を接続するためのインターフェイスである。また、電動化ユニット80の第1接続部410も通信線200を接続するためのインターフェイスである。第2接続部316に通信線200が接続されるとともに、第1接続部410に通信線200が接続されることによって、通信線200は、コントローラ300と電動化ユニット80とを接続する。このような接続によって、コントローラ300から電動化ユニット80に向かって、通信線200は、指示信号を伝送する。コントローラ300は屋内に設置され、電動化ユニット80は屋外に設置されるので、屋内から屋外に指示信号が送信される。
第1有線通信部412は、第2接続部316、通信線200、第1接続部410を介して、第2有線通信部314からの指示信号を受信する。第1有線通信部412は、指示信号に含まれた開放指示、停止指示、閉鎖指示のうちの1つを位置制御部414に出力する。位置制御部414は、開放指示、停止指示、閉鎖指示のうちの1つを第1有線通信部412から受けつける。
位置制御部414は、受けつけた開放指示、停止指示、閉鎖指示のうちの1つに応じて、シャッターカーテン30の位置(下端の位置)の目標値を更新する。例えば、位置制御部414は、開放指示を受けつけている場合に、これまでの目標値を高くするように更新する。また、位置制御部414は、第1検出部416からシャッターカーテン30の位置の帰還値を受けつける。第1検出部416における位置の帰還値の検出方法については後述する。ここで、シャッターカーテン30の位置はモータ86の回転の角度として示されてもよいが、以下では説明を明瞭にするために角度も位置に含める。位置制御部414は、目標値と帰還値の少なくとも1つが上限位置あるいは下限位置に達するまで、あるいは停止指示があるまでは非ゼロの一定速度で動作させるための速度の目標値を出力する。
微分部420は、第1検出部416からシャッターカーテン30の位置の帰還値を受けつけ、位置の帰還値を微分することによって、速度の帰還値を導出する。微分部420は速度の帰還値を速度制御部418に出力する。速度制御部418は、位置制御部414から速度の目標値を受けつけ、微分部420から速度の帰還値を受けつける。速度制御部418は、速度の目標値から速度の帰還値を減じることによって速度偏差を導出してから、比例・積分制御等の速度ループ処理を行ってトルク(電流)の目標値を導出する。
電流制御部422は、速度制御部418からトルク(電流)の目標値を受けつける。また、電流制御部422からモータ86に出力される電流の大きさ、つまり電動化ユニット80のモータ86に供給される総電流の値は第2検出部424において検出され、電流制御部422は、検出された電流の帰還値を受けつける。第2検出部424は例えばシャント抵抗により構成される。電流制御部422は、電流の帰還値がトルク(電流)の目標値に近づくように、モータ86に出力すべき電流の大きさを決定する。これは、モータ86を回転させるための電流を制御することに相当し、この決定には公知の技術が使用されればよい。つまり、速度制御部418と電流制御部422は、第1検出部416において検出した位置の変化、つまり速度に応じて、モータ86を回転させるための電流の値を決定する。
電流制御部422から出力される電流の値に応じた速度でモータ86が回転する。モータ86は、巻き取り軸60に回転動力を出力する。モータ86が3相ブラシレスモータである場合、電流制御部422からは3相の直流電流が出力される。
このような構成により、制御部88は、制御信号が開放指示に相当する場合、巻き取り軸60が巻き取りの方向に回転するようにモータ86を回転させ、制御信号が閉鎖指示に相当する場合、巻き取り軸60が繰り出しの方向に回転するようにモータ86を回転させる。これらにおいてモータ86の回転方向は逆方向である。一方、制御部88は、制御信号が停止指示に相当する場合、モータ86の回転を停止させる。モータ86は制御部88に応じて回転し、開口部10を開閉するシャッターカーテン30、巻き取り軸60等に動力を供給する。
モータ86の回転方向に応じてシャッターカーテン30が開閉される場合に、シャッターカーテン30の位置は第1検出部416で検出される。第1検出部416は、例えば、モータ86の側部に設けられ、モータ86の回転数を機械的にカウントして開閉位置あるいは上下限位置を検出するカウンタ式リミットスイッチにより構成される。また、第1検出部416は、モータ86に設けられたエンコーダによりパルスをカウントすることによって、シャッターカーテン30の開閉位置あるいは上下限位置を検出する構成であってもよい。また、第1検出部416は、モータ86の電流検出回路で構成され、モータ86に加わる負荷変動に対応した電流値変化から開閉位置あるいは上下限位置を検出する構成であってもよい。さらに、第1検出部416は、ガイドレール20の上下に設けられてシャッターカーテン30の開閉位置あるいは上下限位置を直接検出する機械的あるいは電気的なリミットスイッチであってもよい。第1検出部416において検出された位置は、位置制御部414、微分部420に出力される。
以下では、コントローラ300の閉ボタンが押し下げられて、シャッターカーテン30が繰り出されている状況において、シャッターカーテン30による障害物の挟み込みが発生する状況を説明する。図4は、電動化ユニット80の動作概要を示す。これは、モータ86に出力される電流の大きさ、つまり第2検出部424において検出される電流の大きさの時間変化を示す。時間0からT1まで、シャッターカーテン30による障害物の挟み込みが発生していない。そのため、モータ86の負荷がほぼ一定であるので、電流の大きさもほぼ一定である。このような状態においてシャッターカーテン30が繰り出される。
時間T1においてシャッターカーテン30による障害物の挟み込みが発生すると、モータ86の負荷が増加する。例えば、モータ86の負荷は時間T1から時間T2に向かって増加する。これは、障害物の挟み込みの発生によって、シャッターカーテン30が繰り出されない状況であるといえる。時間T1においてシャッターカーテン30による障害物の挟み込みが発生すると、電流が増加する。これは、モータ86の負荷が増加している状況において、シャッターカーテン30を繰り出すための制御がなされるので、モータ86に出力する電流が増加するからである。
このような障害物を検出するために、図3の第3検出部428は次の処理を実行する。第3検出部428は、第2検出部424から電流値を受けつける。また、第3検出部428は、図4に示されるしきい値を設定する。第3検出部428は、電流値がしきい値を超えた場合、障害物の挟み込み、つまりシャッターカーテン30の負荷変動を検出する。しきい値については後述する。つまり、第3検出部428は、電流制御部422がモータ86に電流を供給している状況において、シャッターカーテン30の負荷変動を検出する。
前述のごとく、環境の変動に応じて、シャッターシステムに作用する反力が変動するので、それに応じてしきい値を調節すべきである。以下では、(1)しきい値の生成、(2)環境に応じたしきい値の選択の順に説明する。
(1)しきい値の生成
コントローラ300に対する操作により、電動化ユニット80のモータ86が回転することによってシャッターカーテン30の開閉動作がなされる。その際、第1検出部416は、シャッターカーテン30の位置を検出し、第2検出部424は、モータ86を回転させるための電流値を検出する。第1検出部416は、位置の情報を導出部452に出力し、第2検出部424は、電流値の情報を導出部452に出力する。図5は、シャッターシステム1000の動作概要を示す。左側には、ガイドレール20、シャッターカーテン30、シャッターケース40を含むシャッターシステム1000が図1と同様に示される。また、右側には、シャッターカーテン30の位置に対する電流値の変動が示される。例えば、第1検出部416から受けつけた位置と、第2検出部424から受けつけた電流値とをプロットした結果が第1状態600である。
第1状態600では、シャッターカーテン30の位置「H」より上側において、位置が上になるとともに電流値が増加する。また、シャッターカーテン30の位置「L」より下側において、位置が下になるとともに電流値が増加する。これらの増加は、上限位置に到達するときと下限位置に到達するときに、摩擦による反力が増加するためであり、障害物の挟み込みによる増加ではない。導出部452には、位置「H」および位置「L」が自動あるいは手動により登録される。位置「H」および位置「L」の登録には公知の技術が使用されればよいので、ここでは説明を省略する。また、シャッターカーテン30の位置「H」と位置「L」の間では、巻き取り軸60からスラット32を繰り出すときの摩擦による反力の変動により、電流値が、大きくなったり小さくなったりを繰り返すように変動する。
導出部452は、電流値をもとにしきい値を導出する。例えば、導出部452は、位置「H」および位置「L」との間の電流値のうちの最大値(以下、「第1最大値」という)を選択する。また、導出部452は、位置「H」から上側の電流値のうちの最大値、あるいは位置「L」から下側の電流値のうちの最大値のうち、1つを第2最大値として選択する。位置「H」から上側の電流値のうちの最大値と、位置「L」から下側の電流値のうちの最大値から、大きい方の値が選択されてもよいし、小さい方の値が選択されてもよい。位置「H」から上側の電流値のうちの最大値と、位置「L」から下側の電流値のうちの最大値との平均値が第2最大値とされてもよい。さらに、導出部452は、第1最大値と第2最大値との中央値をしきい値として特定する。しきい値の導出はこれに限定されない。第1状態600のときの電流値に対して導出されたしきい値は、第1しきい値610と示される。しきい値の導出は、異なった環境に対してもなされる。例えば、第2状態602のときの電流値に対して第2しきい値612が導出され、第3状態604のときの電流値に対して第3しきい値614が導出される。
外部装置500は、気温、風速等の環境情報を取得する装置であり、センサであってもよく、気象情報のサーバであってもよい。外部装置500において管理される環境情報には、台風情報等の災害情報が含まれてもよい。外部装置500は、ネットワーク502を介して電動化ユニット80に環境情報を送信する。
電動化ユニット80の取得部450は、環境情報を外部装置500から通信により取得する。取得部450は、環境情報を導出部452に出力する。導出部452は、導出したしきい値と、しきい値を導出したタイミングにおいて取得部450が取得した環境情報とを対応づけて記憶部454に記憶させる。例えば、第1状態600のときの環境情報と第1しきい値610とが対応づけられ、第2状態602のときの環境情報と第2しきい値612とが対応づけられ、第3状態604のときの環境情報と第3しきい値614とが対応づけられる。
記憶部454は、環境情報としきい値との対応関係を記憶する。図6は、記憶部454に記憶されるテーブルのデータ構造を示す。テーブルでは、環境情報として気温、風速に対するしきい値が示される。導出部452におけるしきい値の導出は、シャッターシステム1000を設置したときだけではなく、シャッターシステム1000を運用している場合にも適宜なされるので、記憶部454に記憶されるテーブルの内容はシャッターシステム1000の使用中に更新される。図3に戻る。
(2)環境に応じたしきい値の選択
シャッターシステム1000を運用している場合に、取得部450は、定期的に外部装置500から環境情報を取得する。取得部450は、環境情報を第3検出部428に出力する。記憶部454は、前述のごとく、環境情報としきい値との対応関係を記憶する。第3検出部428は、取得部450から環境情報を受けつける。第3検出部428は、受けつけた環境情報をもとに、記憶部454に記憶したテーブルからしきい値を取得する。第3検出部428は、取得したしきい値を使用してこれまでの処理を実行する。
ここで、第3検出部428は、新たに取得した環境情報と、既に取得していた環境情報との差異が一定範囲内であれば、しきい値を更新しなくてもよい。また、第3検出部428は、取得部450において取得した環境情報が特定の情報、例えば台風情報を含む場合、負荷変動の検出がなされないようにしきい値を増加させてもよい。この場合、電流値が増加しても、上限位置あるいは下限位置以外において、シャッターカーテン30は停止されない。
これまでの説明では、しきい値は、第2検出部424において検出された電流値と比較されている。しきい値は、図3における第1検出部416において検出されたモータ86の単位時間当たりの回転数と比較されてもよい。このような回転数は、第1検出部416におけるエンコーダあるいはホール素子あるいはセンサレス制御により検出される。センサレス制御は、モータ逆起電力波形からの推定に相当する。このような電流値、回転数は、モータ86の回転に関連するパラメータの値と総称される。このような第1検出部416、第2検出部424は、パラメータ値検出部といえる。また、第3検出部428が「負荷変動検出部」と呼ばれてもよい。
これまで説明したシャッターシステム1000における処理は、次のようになされてもよい。第2検出部424において検出される電流値が、トルク成分であってもよい。モータ86が3相ブラシレスモータである場合、3相ブラシレスモータに出力される3相の直流電流は、u相、v相、w相と示される。また、各相の電流ベクトルの合成ベクトルが周期的に角度を変化することによって、3相ブラシレスモータは回転する。
第2検出部424は、u相、v相、w相の電流ベクトルを受けつけ、これらに対してq軸、d軸への2軸変換を実行する。このような変換には公知の行列演算が実行されればよいので、ここでは説明を省略する。ここで、d軸は励磁成分を示しq軸はトルク成分を示す。合成ベクトルは、2軸変換により、d軸方向の励磁ベクトルとq軸方向のトルクベクトルの組合せに変換される。これは、3相ブラシレスモータにおける3相の電流を、励磁成分とトルク成分との組合せに変換することに相当する。励磁成分とトルク成分のうち、トルク成分は外力による負荷に比例する特性がある。つまり、トルク成分には、合計荷重のトルクの変化が反映される。
本開示における装置、システム、または方法の主体は、コンピュータを備えている。このコンピュータがプログラムを実行することによって、本開示における装置、システム、または方法の主体の機能が実現される。コンピュータは、プログラムにしたがって動作するプロセッサを主なハードウェア構成として備える。プロセッサは、プログラムを実行することによって機能を実現することができれば、その種類は問わない。プロセッサは、半導体集積回路(IC)、またはLSI(Large Scale Integration)を含む1つまたは複数の電子回路で構成される。複数の電子回路は、1つのチップに集積されてもよいし、複数のチップに設けられてもよい。複数のチップは1つの装置に集約されていてもよいし、複数の装置に備えられていてもよい。プログラムは、コンピュータが読み取り可能なROM、光ディスク、ハードディスクドライブなどの非一時的記録媒体に記録される。プログラムは、記録媒体に予め格納されていてもよいし、インターネット等を含む広域通信網を介して記録媒体に供給されてもよい。
以上の構成によるシャッターシステム1000の動作を説明する。図7は、電動化ユニット80による設定手順を示すフローチャートである。環境情報が台風情報を含まない場合(S10のN)、第3検出部428は、環境情報に応じてしきい値を設定する(S12)。環境情報が台風情報を含む場合(S10のY)、第3検出部428は、負荷変動を検出しないようにしきい値を設定する(S14)。
本実施例によれば、環境情報をもとにしきい値を調節するので、環境に適したしきい値を使用できる。また、環境に適したしきい値が使用されるので、環境の変動にかかわらずモータ86の過負荷を検出できる。また、環境の変動にかかわらずモータ86の過負荷が検出されるので、シャッターカーテン30の開閉動作に対する環境の変動の影響を低減できる。また、環境に適したしきい値が使用されるので、気温が高いことによって躯体が膨張している場合に、シャッター動作時の摩擦力が高くても気温の情報をもとにしきい値を高くすることによってシャッターカーテン30の途中停止を防止できる。
また、パラメータの値として、電動化ユニット80を回転させるための電流値を検出するので、処理を簡易にできる。また、環境情報を外部装置500から通信により取得するので、正確な環境情報を取得できる。また、正確な環境情報が取得されるので、しきい値の設定精度を向上できる。また、取得した環境情報をもとに、記憶部454に記憶した対応関係のテーブルからしきい値を取得するので、処理を簡易にできる。また、電流値をもとに導出したしきい値と、しきい値を導出したタイミングにおいて取得した環境情報とを対応づけて記憶するので、環境に適したしきい値を使用できる。また、取得した環境情報が台風情報を含む場合、しきい値を増加させるので、負荷変動を検出しなくできる。また、環境情報に台風情報が含まれる場合、家屋の破損リスクが高くなるので家屋の保護を優先してしきい値を下げるので、シャッターカーテン30を停止しなくできる。また、シャッターカーテン30が停止しなくなるので、シャッターカーテン30の閉じ動作を優先的に行い、家屋の防災機能を高めることができる。
本開示の一態様の概要は、次の通りである。本開示のある態様の電動開閉体(1000)は、シャッターカーテン(30)を巻き取り可能な巻き取り軸(60)に回転動力を出力する電動部(80)と、電動部(80)の回転に関連するパラメータの値を検出するパラメータ値検出部(416)と、パラメータ値検出部(416)において検出したパラメータの値がしきい値よりも大きい場合、シャッターカーテン(30)の負荷変動を検出する負荷変動検出部(428)と、環境情報を取得する取得部(450)とを備える。負荷変動検出部(428)は、取得部(450)において取得した環境情報をもとにしきい値を調節する。
パラメータ値検出部(416)は、パラメータの値として、電動部(80)を回転させるための電流の値を検出してもよい。
取得部(450)は、環境情報を外部のセンサ(500)から通信により取得してもよい。
環境情報としきい値との対応関係を記憶する記憶部(454)をさらに備えてもよい。負荷変動検出部(428)は、取得部(450)において取得した環境情報をもとに、記憶部(454)に記憶した対応関係からしきい値を取得してもよい。
パラメータ値検出部(416)において検出したパラメータの値をもとにしきい値を導出する導出部(452)をさらに備えてもよい。記憶部(454)は、導出部(452)において導出したしきい値と、導出部(452)がしきい値を導出したタイミングにおいて取得部(450)が取得した環境情報とを対応づけて記憶してもよい。
負荷変動検出部(428)は、取得部(450)において取得した環境情報が特定の情報を含む場合、しきい値を増加させてもよい。
以上、本開示を実施例をもとに説明した。この実施例は例示であり、それらの各構成要素あるいは各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本開示の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
10 開口部、 12 サッシ、 20 ガイドレール、 30 シャッターカーテン、 32 スラット、 34 ねじ、 40 シャッターケース、 42 ブラケット、 44 支持軸、 60 巻き取り軸、 62 回転枠、 64 従動輪、 66 巻き取りばね、 72 固定部、 80 電動化ユニット(電動部)、 82 本体、 84 駆動輪、 86 モータ、 88 制御部、 90 減速機、 200 通信線、 300 コントローラ、 310 操作部、 312 操作制御部、 314 第2有線通信部、 316 第2接続部、 410 第1接続部、 412 第1有線通信部、 414 位置制御部、 416 第1検出部(パラメータ値検出部)、 418 速度制御部、 420 微分部、 422 電流制御部、 424 第2検出部、 428 第3検出部(負荷変動検出部)、 450 取得部、 452 導出部、 454 記憶部、 500 外部装置、 502 ネットワーク、 1000 シャッターシステム。

Claims (7)

  1. シャッターカーテンを巻き取り可能な巻き取り軸に回転動力を出力する電動部と、
    前記電動部の回転に関連するパラメータの値を検出するパラメータ値検出部と、
    前記パラメータ値検出部において検出した前記パラメータの値がしきい値よりも大きい場合、前記シャッターカーテンの負荷変動を検出する負荷変動検出部と、
    環境情報を取得する取得部とを備え、
    前記負荷変動検出部は、前記取得部において取得した前記環境情報をもとに前記しきい値を調節する電動開閉体。
  2. 前記パラメータ値検出部は、前記パラメータの値として、前記電動部を回転させるための電流の値を検出する請求項1に記載の電動開閉体。
  3. 前記取得部は、前記環境情報を外部のセンサから通信により取得する請求項1または2に記載の電動開閉体。
  4. 前記環境情報と前記しきい値との対応関係を記憶する記憶部をさらに備え、
    前記負荷変動検出部は、前記取得部において取得した前記環境情報をもとに、前記記憶部に記憶した前記対応関係から前記しきい値を取得する請求項1から3のいずれか1項に記載の電動開閉体。
  5. 前記パラメータ値検出部において検出した前記パラメータの値をもとに前記しきい値を導出する導出部をさらに備え、
    前記記憶部は、前記導出部において導出した前記しきい値と、前記導出部がしきい値を導出したタイミングにおいて前記取得部が取得した前記環境情報とを対応づけて記憶する請求項4に記載の電動開閉体。
  6. 前記負荷変動検出部は、前記取得部において取得した前記環境情報が特定の情報を含む場合、前記しきい値を増加させる請求項1から5のいずれか1項に記載の電動開閉体。
  7. 請求項1から6のいずれか1項に記載の電動開閉体に実行させるためのプログラム。
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