最初に、本開示の実施の形態の内容を列記して説明する。
(1)本開示の実施の形態に係るコンテンツ視聴装置は、記憶装置と接続可能であり、受信したコンテンツの録画データを前記記憶装置に保存するコンテンツ視聴装置であって、前記記憶装置を用いた前記コンテンツの録画処理の状態を示す録画処理情報および前記記憶装置の固有情報を取得する取得部と、前記取得部によって取得された前記録画処理情報および前記固有情報を前記コンテンツ視聴装置の外部の他の装置へ送信する送信処理部とを備える。
このように、コンテンツ視聴装置が、録画処理情報および固有情報を他の装置へ送信する構成により、ユーザからの報告が無くても、他の装置において記憶装置における録画処理の状態を把握し、有効な対策を講じることができる。したがって、記憶装置におけるコンテンツの録画処理の状態をより効率的に把握することができる。
(2)好ましくは、前記録画処理情報は、前記記憶装置における前記コンテンツの録画エラーを示す情報を含む。
このような構成により、記憶装置において録画エラーが発生したことを容易に把握することができる。
(3)好ましくは、前記固有情報は、前記記憶装置の製造元を識別する情報を含む。
このような構成により、たとえば録画エラーの発生状況等を記憶装置のメーカ別に分類することができる。
(4)好ましくは、前記固有情報は、前記記憶装置の接続に関する仕様を示す情報を含む。
このような構成により、たとえば録画エラーの発生状況等を記憶装置の接続方式別に分類することができる。
(5)好ましくは、前記送信処理部は、さらに、前記コンテンツ視聴装置における前記記憶装置と接続する部分の種類を示す種類情報を前記他の装置へ送信する。
このような構成により、たとえば記憶装置におけるコンテンツの録画処理の状態をコンテンツ視聴装置の種類別に分類することができる。
(6)本開示の実施の形態に係るログ収集システムは、記憶装置と接続可能であり、受信したコンテンツの録画データを前記記憶装置に保存するコンテンツ視聴装置と、前記コンテンツ視聴装置と通信可能な管理装置とを備え、前記コンテンツ視聴装置は、前記記憶装置を用いた前記コンテンツの録画状態を示す録画処理情報および前記記憶装置の固有情報を取得する取得部と、前記取得部によって取得された前記録画処理情報および前記固有情報を前記管理装置へ送信する送信処理部とを含む。
このように、コンテンツ視聴装置が、録画処理情報および固有情報を他の装置へ送信する構成により、ユーザからの報告が無くても、管理装置において記憶装置における録画処理の状態を把握し、有効な対策を講じることができる。したがって、記憶装置におけるコンテンツの録画処理の状態をより効率的に把握することができる。
(7)好ましくは、前記ログ収集システムは、複数の前記コンテンツ視聴装置を備え、前記管理装置は、複数の前記コンテンツ視聴装置から受信した前記録画処理情報および前記固有情報に基づいて、複数の前記記憶装置を分類し、分類した前記記憶装置の区分単位の分析結果を示す分析情報を作成する。
このような構成により、管理装置が、複数のコンテンツ視聴装置から受信した録画処理情報および固有情報を一元管理することができる。そのため、ある特定のコンテンツ視聴装置における録画エラー等だけでなく、複数のコンテンツ視聴装置における録画エラー等の傾向を把握することができる。また、録画状態以外にも、記憶装置のシェア率および複数の記憶装置における対応機能等の全体的な情報を把握することができる。
(8)本開示の実施の形態に係るログ収集方法は、記憶装置と接続可能であり、受信したコンテンツの録画データを前記記憶装置に保存するコンテンツ視聴装置におけるログ収集方法であって、前記記憶装置を用いた前記コンテンツの録画状態を示す録画処理情報および前記記憶装置の固有情報を取得するステップと、取得した前記録画処理情報および前記固有情報を前記コンテンツ視聴装置の外部の他の装置へ送信するステップとを含む。
このように、コンテンツ視聴装置が、録画処理情報および固有情報を他の装置へ送信する構成により、ユーザからの報告が無くても、他の装置において記憶装置における録画処理の状態を把握し、有効な対策を講じることができる。したがって、記憶装置におけるコンテンツの録画処理の状態をより効率的に把握することができる。
以下、本開示の実施の形態について図面を用いて説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。また、以下に記載する実施の形態の少なくとも一部を任意に組み合わせてもよい。
<第1の実施の形態>
[構成および基本動作]
図1は、本開示の第1の実施の形態に係るログ収集システムの構成を示す図である。図1を参照して、ログ収集システム1は、記憶装置10と、複数のコンテンツ視聴装置11と、表示装置12と、管理装置13とを備える。
記憶装置10は、たとえばHDD(Hard Disk Drive)である。記憶装置10は、たとえばUSBケーブルを介してコンテンツ視聴装置11に接続される。
コンテンツ視聴装置11は、たとえばSTB(Set Top Box)である。コンテンツ視聴装置11は、デジタル放送によるコンテンツ、およびVOD(Video On Demand)等のIP放送によるコンテンツを受信し、受信したコンテンツの録画および再生を行うことが可能である。コンテンツ視聴装置11は、たとえば、コンテンツが複数のパケットに分割されたストリームを受信し、受信したコンテンツの録画データを記憶装置10に保存する。また、コンテンツ視聴装置11は、たとえば、コンテンツが複数のTS(Transport Stream)パケットに分割されたストリームを受信し、コンテンツ視聴装置11に接続される表示装置12においてコンテンツを再生する。
表示装置12は、たとえばテレビジョン装置である。表示装置12は、たとえばコンテンツ視聴装置11とHDMI(登録商標)ケーブルを介して接続される。表示装置12は、コンテンツ視聴装置11において再生されたコンテンツを画面に表示する。
管理装置13は、たとえばクラウドサーバである。ただし、管理装置13は、単体のサーバであってもよい。管理装置13は、複数のコンテンツ視聴装置11とネットワークを介して通信可能であり、各コンテンツ視聴装置11から受信した情報を表示する。
図2は、本開示の第1の実施の形態に係るコンテンツ視聴装置の構成の概要を示す図である。複数のコンテンツ視聴装置11は、たとえば同じ構成であるため、以下では1つのコンテンツ視聴装置11の構成について説明する。
図2を参照して、コンテンツ視聴装置11は、ストリーム受信部111と、処理部112と、記憶部113とを備える。
ストリーム受信部111は、アンテナ経由、またはインターネット等のネットワーク経由でストリームを取得する。より詳細には、ストリーム受信部111は、ストリームを構成する放送パケットの受信処理を行い、処理部112へ出力する。
ストリームは、たとえば、音声情報、映像情報、EPG(Electronic Program Guide)情報、字幕情報およびSI(Service Information)等を含む。
処理部112は、ストリーム受信部111から受けた放送パケットを記憶部113に保存する。また、処理部112は、コンテンツを出力する処理を行う。より詳細には、処理部112は、たとえば、記憶部113に保存した情報等を用いてコンテンツを再生する処理を行い、得られた映像情報および音声情報等を表示装置12へ送信する。また、処理部112は、管理装置13とネットワークを介して情報のやり取りを行う。
以下、コンテンツ視聴装置11の構成についてさらに詳しく説明する。
図3は、本開示の第1の実施の形態に係るコンテンツ視聴装置の詳細な構成を示す図である。
図3を参照して、コンテンツ視聴装置11は、リモコン信号受信部1111と、RF放送受信部1112と、IP放送受信部1113と、消去部1121と、録画部1122と、録画予約部1123と、放送視聴部1124と、録画再生部1125と、録画DB1131、番組情報DB1132および予約管理DB1133とを備える。
リモコン信号受信部1111、RF放送受信部1112およびIP放送受信部1113は、図2に示すストリーム受信部111に含まれる。消去部1121、録画部1122、録画予約部1123、放送視聴部1124および録画再生部1125は、図2に示す処理部112に含まれる。録画DB1131、番組情報DB1132および予約管理DB1133は、図2に示す記憶部113に保存されている。
図4は、本開示の第1の実施の形態に係るコンテンツ視聴装置における各データベースの内容の一例を示す図である。
図4を参照して、コンテンツ視聴装置11は、録画番組のデータベースである録画DB1131、放送番組のデータベースである番組情報DB1132および予約番組のデータベースである予約管理DB1133を有する。
具体的には、録画DB1131には、各番組の、コンテンツファイル名、番組タイトル、ジャンル、開始時間、終了時間、コンテンツ長および保護フラグが登録される。保護フラグは、ユーザが当該番組の自動消去を望まない場合にオンされるフラグである。
番組情報DB1132には、番組情報として、RF放送受信部1112またはIP放送受信部1113によってストリームから取得されたイベント情報テーブル(EIT)、およびEITなどを用いて作成されるEPGに基づく番組表が登録される。RF放送受信部1112またはIP放送受信部1113によってEITが定期的に取得されることにより、番組情報DB1132は定期的に更新される。
予約管理DB1133には、各番組の、番組タイトル、番組開始時間、番組終了時間、視聴開始時間、累積視聴時間、および自動/ユーザ指定フラグが登録される。なお、予約管理DB1133には、各番組の、チャンネル識別情報がさらに登録されてもよい。
自動/ユーザ指定フラグは、当該番組が録画予約部1123によって自動的に登録されたか、ユーザによって手動で登録されたかを示し、たとえば、録画予約部1123によって自動で登録された場合にオンされるフラグである。ユーザは、同時録画数の制限から新たな番組の録画予約ができない場合において、自動/ユーザ指定フラグを参照することにより、自動で予約された番組の録画をキャンセルすることができる。
再び図3を参照して、リモコン信号受信部1111は、リモコン15におけるリモコン操作部151からリモコン信号を受信し、受信したリモコン信号に含まれる、ユーザの操作を示す操作情報を消去部1121、録画部1122、録画予約部1123、放送視聴部1124および録画再生部1125へ出力する。
RF放送受信部1112は、アンテナ経由でストリームを受信する、すなわちストリームを構成する放送パケットを取得し、記憶部113に保存する。
IP放送受信部1113は、ネットワーク経由でストリームを受信する、すなわちストリームを構成する放送パケットを取得し、記憶部113に保存する。
録画予約部1123は、リモコン信号受信部1111から受けた操作情報に従い、番組情報DB1132に登録されている番組表を参照し、操作情報の示す番組に関する情報を予約管理DB1133に登録する。
録画予約部1123は、予約管理DB1133を参照し、当該番組の開始時間に従って録画部1122へ録画指示を出力することにより、当該番組を録画する。
また、録画予約部1123は、選択部として、複数の番組に関するコンテンツ視聴装置11が受信した情報に基づいて、1または複数の番組を選択する。
より詳細には、録画予約部1123は、番組情報たとえばEITを番組情報DB1132から取得する。録画予約部1123は、EITが示す番組内容に基づいて、放送予定の番組の中にユーザの好みの番組があるか否かを確認する。
録画予約部1123は、選択した自動録画すべき番組に関する情報を予約管理DB1133に登録する。
録画予約部1123は、予約管理DB1133を参照し、自動/ユーザ指定フラグがオンである番組の開始時間に従って録画部1122へ自動録画指示を出力することにより、当該番組を自動録画する。
録画予約部1123は、自動録画指示を録画部1122へ出力する場合、さらに、当該番組のジャンルを示すジャンル情報を録画部1122へ出力する。
録画部1122は、リモコン信号受信部1111から受けた操作情報に従い、操作情報の示す番組を録画する。また、録画部1122は、録画予約部1123によって選択された番組を録画する。
たとえば、録画部1122は、自己が録画する番組である録画番組を記憶装置10に保存する。
より詳細には、録画部1122は、リモコン信号受信部1111から受けた操作情報、録画予約部1123から受けた録画指示、または録画予約部1123から受けた自動録画指示に従ってRF放送受信部1112またはIP放送受信部1113を制御することにより、操作情報、録画指示または自動録画指示の示す番組に対応する放送パケットを取得し、コンテンツファイルすなわち録画データとして記憶装置10に保存するとともに、当該番組に関する録画情報を録画DB1131に登録する。
たとえば、記憶装置10には、録画番組の一時録画フラグが登録される。一時録画フラグは、録画部1122が録画予約部1123から受けた自動録画指示に従って番組を自動録画する場合にオンされるフラグである。
録画部1122は、自動録画する番組に対応する放送パケットを記憶装置10に保存する。
放送視聴部1124は、放送番組を再生する。より詳細には、放送視聴部1124は、リモコン信号受信部1111から受けた操作情報に従ってRF放送受信部1112またはIP放送受信部1113を制御することにより、操作情報の示す番組に対応する放送パケットを取得し、取得した放送パケットに含まれる情報等を用いてコンテンツを再生する処理を行い、得られた映像情報および音声情報等を表示装置12へ送信する。
録画再生部1125は、録画番組を再生する。より詳細には、録画再生部1125は、リモコン信号受信部1111から受けた操作情報に従い、記憶装置10から操作情報の示す番組に対応する放送パケットを取得する。そして、録画再生部1125は、取得した放送パケットに含まれる情報等を用いてコンテンツを再生する処理を行い、得られた映像情報および音声情報等を表示装置12へ送信する。
消去部1121は、リモコン信号受信部1111から受けた操作情報に従い、操作情報の示す番組に対応する放送パケットを記憶装置10から消去するとともに、当該番組に関する録画情報を録画DB1131から消去する。
ここで、記憶装置10は、録画部1122から放送パケットを受けて、コンテンツの録画処理の状態を示す録画処理情報を作成する。録画処理情報は、たとえば記憶装置10を用いたコンテンツの録画エラーを示す情報を含む。具体的には、録画処理情報は、たとえばコンテンツを構成する複数の放送パケットのうちの一部の書き込み漏れを示す録画バッファオーバーフロー情報および記憶装置10へのアクセス異常を示すストレージアクセス異常情報の少なくともいずれか一方を含む。記憶装置10は、作成した録画処理情報をコンテンツ視聴装置11へ送信する。
なお、記憶装置10は、非特許文献2に開示されるS.M.A.R.T.(Self Monitoring Analysis and Reporting Technology)情報に含まれる録画エラーを示す情報を、録画処理情報としてコンテンツ視聴装置11へ送信してもよい。
図5は、本開示の第1の実施の形態に係るコンテンツ視聴装置における処理部の詳細な構成を示す図である。
図5を参照して、コンテンツ視聴装置11における処理部112は、検知部1126と、取得部1128と、送信処理部1129とを含む。
検知部1126は、記憶装置10がUSBケーブルによりコンテンツ視聴装置11に接続されたことを検知する。検知部1126は、記憶装置10との接続を検知すると、記憶装置10との接続を検知した旨を示す検知情報を取得部1128へ出力する。また、検知部1126は、記憶装置10からUSBケーブルを介して録画処理情報を受信し、取得部1128へ出力する。
取得部1128は、記憶装置10におけるコンテンツの録画処理の状態を示す録画処理情報および記憶装置10の固有情報を取得する。より詳細には、取得部1128は、検知部1126から録画処理情報を受けて、当該録画処理情報を記憶部113に保存する。
また、取得部1128は、検知部1126から検知情報を受けて、記憶装置10へ固有情報要求を送信する。記憶装置10は、取得部1128から固有情報要求を受信し、自己の固有情報を取得部1128へ送信する。取得部1128は、記憶装置10から固有情報を受信し、当該固有情報を記憶部113に保存する。
固有情報は、記憶装置10を識別可能な情報であり、たとえば記憶装置10の製造元を識別する情報および記憶装置10の接続に関する仕様を示す情報の少なくともいずれか一方を含む。記憶装置10の接続に関する仕様を示す情報は、たとえば上述のUSBケーブル等の通信ケーブルの規格の情報である。
取得部1128は、記憶装置10がコンテンツ視聴装置11に接続された後、検知部1126へ現在情報を定期的に出力する。現在情報は、コンテンツ視聴装置11に現在接続されている記憶装置10を識別できる情報、すなわち上記固有情報を含む。より詳細には、取得部1128は、定期的に、記憶部113を参照し、最新の固有情報を含む現在情報を検知部1126へ出力する。
検知部1126は、取得部1128から現在情報を受けて、記憶装置10から固有情報を取得し、変化点情報を生成する。変化点情報は、検知情報を受けてから初回の現在情報を受けるまで、または、2回目以降の現在情報を受けてから次回の現在情報を受けるまでの状況の変化を示す情報である。たとえば、検知部1126は、検知情報を受けた際には記憶装置10において録画エラーは発生していなかったが、その後何らかの要因により録画エラーの発生を示す録画処理情報を受信した場合、録画エラーを検知した旨および当該録画処理情報を受信した時刻を録画処理情報に含め、当該録画処理情報を変化点情報として記憶部113に保存する。
取得部1128は、たとえば最新の録画処理情報および固有情報を記憶部113から定期的に取得し、送信処理部1129へ出力する。
送信処理部1129は、取得部1128によって取得された録画処理情報および固有情報をコンテンツ視聴装置11の外部の他の装置へ送信する。より詳細には、送信処理部1129は、取得部1128から定期的に出力される録画処理情報および固有情報を受けて、ネットワーク経由で管理装置13へ送信する。
[動作の流れ]
本開示の第1の実施の形態に係るログ収集システムにおける各装置は、メモリを含むコンピュータを備え、当該コンピュータにおけるCPU等の演算処理部は、以下のシーケンスの各ステップの一部または全部を含むプログラムを当該メモリから読み出して実行する。これら複数の装置のプログラムは、それぞれ、外部からインストールすることができる。これら複数の装置のプログラムは、それぞれ、記録媒体に格納された状態で流通する。
図6は、本開示の第1の実施の形態に係るコンテンツ視聴装置によるログ送信のシーケンスである。
図6を参照して、まず、コンテンツ視聴装置11は、記憶装置10とUSBケーブルにより接続される(ステップS11)。
次に、コンテンツ視聴装置11は、ネットワーク経由で受信したコンテンツを構成する放送パケット、すなわちコンテンツの録画データを記憶装置10に順次送信する(ステップS12)。
次に、記憶装置10は、コンテンツ視聴装置11から録画データを受信し、保存する(ステップS13)。
次に、記憶装置10は、コンテンツの録画データを保存しながら録画処理情報を定期的または不定期に作成する(ステップS14)。
次に、記憶装置10は、作成した録画処理情報をコンテンツ視聴装置11へ送信する(ステップS15)。
次に、記憶装置10は、記憶装置10の固有情報をコンテンツ視聴装置11へ送信する(ステップS16)。なお、ステップS15およびステップS16は、順序を入れ替えて実行してもよいし、並行して実行してもよい。
次に、コンテンツ視聴装置11は、記憶装置10から録画処理情報および固有情報を受信し、記憶部113に保存する(ステップS17)。
次に、コンテンツ視聴装置11は、記憶部113から最新の録画処理情報および固有情報を定期的に取得し、管理装置13へ送信する(ステップS18)。
次に、管理装置13は、コンテンツ視聴装置11から録画処理情報および固有情報を受信し、管理装置13における記憶部に保存する(ステップS19)。
図7は、本開示の第1の実施の形態に係るログ収集システムにおけるログ収集のシーケンスである。図7は、ログ収集システム1におけるコンテンツ視聴装置11であるコンテンツ視聴装置11A,11B,11Cを代表的に示している。
図7を参照して、複数のコンテンツ視聴装置11Aは、最新の録画処理情報および固有情報を管理装置13へ定期的に送信する(ステップS21)。
次に、管理装置13は、コンテンツ視聴装置11Aから受信した録画処理情報および固有情報を管理装置13における記憶部に保存する(ステップS22)。
次に、コンテンツ視聴装置11Bは、最新の録画処理情報および固有情報を管理装置13へ定期的に送信する(ステップS23)。
次に、管理装置13は、コンテンツ視聴装置11Bから受信した録画処理情報および固有情報を管理装置13における記憶部に保存する(ステップS24)。
次に、コンテンツ視聴装置11Cは、最新の録画処理情報および固有情報を管理装置13へ定期的に送信する(ステップS25)。
次に、管理装置13は、コンテンツ視聴装置11Cから受信した録画処理情報および固有情報を管理装置13における記憶部に保存する(ステップS26)。
次に、管理装置13は、所定期間において各コンテンツ視聴装置11A,11B,11Cから受信した録画処理情報および固有情報に基づいて、各記憶装置10を分類し、分類した記憶装置10の区分単位の分析結果を示す分析情報を作成する(ステップS27)。
図8は、本開示の第1の実施の形態に係るログ収集システムにおける管理装置の分析結果の一例を示す図である。
図8を参照して、管理装置13は、ログ収集システム1における複数のコンテンツ視聴装置11から受信した各固有情報に含まれる記憶装置10の接続に関する仕様を示す情報に基づいて、各コンテンツ視聴装置11に接続されている記憶装置10を、使用したUSBケーブルの規格別に分類する。
本例では、管理装置13は、ある特定の期間において複数のコンテンツ視聴装置11から受信した各固有情報に基づいて、各記憶装置10を分類する。その結果、各記憶装置10において使用したUSBケーブルの規格の内訳は、USB3.0:200台、USB2.0:50台、USB3.0および2.0:40台であった。ここで、「USB3.0」はUSB3.0規格のみを使用した記憶装置を示し、「USB2.0」はUSB2.0規格のみを使用した記憶装置を示し、「USB3.0および2.0」はUSB3.0および2.0の双方の規格を使用した記憶装置を示す。「USB3.0および2.0」は、たとえば、1台のコンテンツ視聴装置11に複数の記憶装置10が接続され、ある記憶装置10はUSB3.0規格のUSBケーブルで接続され、別の記憶装置10はUSB2.0規格のUSBケーブルで接続されている場合、および、1台のコンテンツ視聴装置11にある時期にはUSB3.0規格のUSBケーブルで記憶装置10が接続され、別の時期にはUSB2.0規格のUSBケーブルで記憶装置10が接続されている場合等が含まれる。
また、管理装置13は、各固有情報に含まれる記憶装置10の製造元を識別する情報に基づいて、各コンテンツ視聴装置11に接続されている記憶装置10を製造元別に分類する。
その結果、USB3.0規格のみを使用した記憶装置10の内訳は、A社製:30%、B社製:20%、C社製:18%、D社製:12%、E社製:8%、その他:12%であった。
USB2.0規格のみを使用した記憶装置10の内訳は、A社製:10%、B社製:20%、C社製:18%、D社製:8%、E社製:30%、F社製:6%、その他:8%であった。
USB3.0および2.0双方の規格を使用した記憶装置10の内訳は、A社製:10%、B社製:20%、C社製:40%、D社製:15%、その他:15%であった。
この分析結果より、A社製、B社製およびC社製の記憶装置10が多く使用されていることが分かる。また、旧式のUSB2.0規格を使用する記憶装置10の数は、決して少なくはないことが分かる。
図9は、本開示の第1の実施の形態に係るログ収集システムにおける管理装置の分析結果の一例を示す図である。
図9を参照して、管理装置13は、ログ収集システム1における複数のコンテンツ視聴装置11から受信した各固有情報に含まれる記憶装置10の製造元を識別する情報および録画処理情報に含まれる記憶装置10におけるコンテンツの録画エラーを示す情報に基づいて、各コンテンツ視聴装置11に接続されている記憶装置10の録画エラー発生確率を、記憶装置10の製造元別に分類する。本例では、録画エラーを示す情報として、録画バッファオーバーフロー情報を用いた。また、録画エラー発生確率は、以下の式(1)により求めた。
(録画エラー発生確率)=(録画バッファオーバーフローが発生した回数)/(コンテンツの録画データを保存した回数)・・・(1)
その結果、録画エラー発生確率は、A社製:0.15、B社製:0.10、C社製:0.00、D社製:0.20、E社製:0.00、F社製:0.02であった。
図10は、本開示の第1の実施の形態に係るログ収集システムにおける管理装置の分析結果の一例を示す図である。
図10を参照して、管理装置13は、ログ収集システム1における複数のコンテンツ視聴装置11から受信した各固有情報に含まれる記憶装置10の製造元を識別する情報および録画処理情報に含まれる記憶装置10におけるコンテンツの録画エラーを示す情報に基づいて、各コンテンツ視聴装置11に接続されている記憶装置10の録画エラー発生確率を、記憶装置10の製造元別に分類する。本例では、録画エラーを示す情報として、ストレージアクセス異常情報を用いた。
その結果、録画エラー発生確率は、A社製:0.00、B社製:0.05、C社製:0.00、D社製:0.25、E社製:0.01、F社製:0.01であった。
図9および図10に示す分析結果より、D社製の記憶装置10において録画エラー発生確率が高いことが分かる。
(変形例1)
図11は、本開示の第1の実施の形態に係るログ収集システムにおける管理装置の分析結果の一例を示す図である。図11において、横軸は録画バッファオーバーフローの発生回数を示し、縦軸はストレージアクセス異常の発生回数を示す。
図11を参照して、管理装置13は、ログ収集システム1における複数のコンテンツ視聴装置11から受信した各固有情報に含まれる記憶装置10の製造元を識別する情報および録画処理情報に含まれる記憶装置10におけるコンテンツの録画エラーを示す情報に基づいて、各記憶装置10における録画バッファオーバーフローおよびストレージアクセス異常の発生回数を集計する。
その結果、各記憶装置10について、録画バッファオーバーフローおよびストレージアクセス異常の発生回数は概ね5回未満であることが分かる。ただし、特定の記憶装置10A~10Fでは、録画エラーが他の記憶装置と比べて顕著に多いことが分かる。
図12は、本開示の第1の実施の形態に係るログ収集システムにおける管理装置の分析結果の一例を示す図である。図12は、図9に示す分析結果から図11に示す録画エラーが多発する特定の記憶装置10A~10Fを除いた分析結果である。
図12を参照して、特定の記憶装置10A~10Fを除いて再分析した結果、録画バッファオーバーフロー発生確率は、A社製:0.01、B社製:0.00、C社製:0.00、D社製:0.00、E社製:0.00、F社製:0.00であった。
図13は、本開示の第1の実施の形態に係るログ収集システムにおける管理装置の分析結果の一例を示す図である。図13は、図10に示す分析結果から図11に示す録画エラーが多発する特定の記憶装置10A~10Fを除いた分析結果である。
図13を参照して、特定の記憶装置10A~10Fを除いて再分析した結果、ストレージアクセス異常発生確率は、A社製:0.00、B社製:0.00、C社製:0.00、D社製:0.05、E社製:0.01、F社製:0.00であった。
図12および図13に示す分析結果より、録画エラーは、特定の記憶装置10A~10Fにおいて発生しており、その他の記憶装置においてはほとんど発生していないことが分かる。
図14は、本開示の第1の実施の形態に係るログ収集システムにおける管理装置の分析結果の一例を示す図である。図14は、図11に示す録画エラーが多発する特定の記憶装置10Aの状態を示す種々の情報を時系列に並べたものである。
図14を参照して、横軸は時間(日単位)を示し、縦軸は、上段のグラフにおいては時間(時間単位)を示し、中段のグラフにおいてはエラー発生回数を示し、下段のグラフにおいては記憶領域の使用率を示す。
上段のグラフにおいて、グラフG1は記憶装置10Aにおける放送パケットの受信総時間を示し、グラフG2は予約総時間を示す。中段のグラフにおいて、グラフG3は録画バッファオーバーフロー発生回数を示し、グラフG4はストレージアクセス異常発生回数を示す。
グラフG3について、録画バッファオーバーフローは、2020年1月1日から2020年6月1日頃まで、断続的に発生している。グラフG4について、ストレージアクセス異常は、2020年1月1日から2020年6月1日頃まで概ね発生しておらず、2020年6月1日頃に2度にわたり計8回発生している。
この分析結果より、記録装置10Aにおいて、録画バッファオーバーフローは継続的に発生しており、ストレージアクセス異常は2020年6月頃から頻発していることが分かる。また、2020年6月中旬において、各情報が途切れていることから、ユーザが記憶装置10Aの使用を止めたか、またはコンテンツ視聴装置11の使用を止めたと考えられる。
(変形例2)
図15は、本開示の第1の実施の形態に係るログ収集システムにおける管理装置の分析結果の一例を示す図である。
図15を参照して、管理装置13は、ログ収集システム1における複数のコンテンツ視聴装置11から受信した各固有情報に含まれる記憶装置10の接続に関する仕様を示す情報および録画処理情報に含まれる記憶装置10におけるコンテンツの録画エラーを示す情報に基づいて、各コンテンツ視聴装置11に接続されている記憶装置10の録画エラー発生確率を、使用したUSBケーブルの規格別に分類する。
本例では、各記憶装置10を「USB3.0」、「USB2.0」および「USB3.0および2.0」の規格別に分類し、各USB規格を使用する記憶装置における録画バッファオーバーフロー発生確率を示す。
その結果、録画バッファオーバーフロー発生確率は、USB3.0:0.05、USB2.0:0.10、USB3.0および2.0:0.08であった。
図16は、本開示の第1の実施の形態に係るログ収集システムにおける管理装置の分析結果の一例を示す図である。
図16を参照して、管理装置13は、ログ収集システム1における複数のコンテンツ視聴装置11から受信した各固有情報に含まれる記憶装置10の接続に関する仕様を示す情報および録画処理情報に含まれる記憶装置10におけるコンテンツの録画エラーを示す情報に基づいて、各コンテンツ視聴装置11に接続されている記憶装置10の録画エラー発生確率を、使用したUSBケーブルの規格別に分類する。
本例では、各記憶装置10を「USB3.0」、「USB2.0」および「USB3.0および2.0」の規格別に分類し、各USB規格を使用する記憶装置におけるストレージアクセス異常発生確率を示す。
その結果、ストレージアクセス異常発生確率は、USB3.0:0.05、USB2.0:0.40、USB3.0および2.0:0.55であった。
図15および図16に示す分析結果より、USB2.0のみを使用する記憶装置10において録画バッファオーバーフローおよびストレージアクセス異常が発生しやすいことが分かる。また、USB3.0および2.0を使用する記憶装置10においてストレージアクセス異常が発生しやすいことが分かる。
次に、本開示の他の実施の形態について図面を用いて説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。
<第2の実施の形態>
第1の実施の形態では、記憶装置10が録画処理情報を作成する構成について説明した。これに対し、第2の実施の形態では、コンテンツ視聴装置11が録画処理情報を作成する構成である点で第1の実施の形態と異なる。以下で説明する内容以外は第1の実施の形態と同様である。
再び図3を参照して、録画部1122は、リモコン信号受信部1111から受けた操作情報、録画予約部1123から受けた録画指示、または録画予約部1123から受けた自動録画指示に従ってRF放送受信部1112またはIP放送受信部1113を制御することにより、操作情報、録画指示または自動録画指示の示す番組に対応する放送パケットを取得し、コンテンツファイルすなわち録画データとして記憶装置10に保存するとともに、録画処理が開始された旨を示す録画開始情報を図5に示す検知部1126へ出力する。
図5を参照して、検知部1126は、録画部1122から録画開始情報を受けて、コンテンツの録画処理の状態を示す録画処理情報を作成する。より詳細には、検知部1126は、記憶装置10に順次書き込まれる放送パケットのシーケンス番号を監視する。検知部1126は、たとえばコンテンツを構成する放送パケットの書き込み漏れを検知した場合、録画エラー情報を含む録画処理情報を作成する。
検知部1126は、作成した録画処理情報を取得部1128へ出力する。また、検知部1126は、記憶装置10との接続を検知すると、記憶装置10との接続を検知した旨を示す検知情報を取得部1128へ出力する。
取得部1128は、検知部1126から録画処理情報を受けて、当該録画処理情報を記憶部113に保存する。また、取得部1128は、検知部1126から検知情報を受けて、記憶装置10へ固有情報要求を送信する。記憶装置10は、取得部1128から固有情報要求を受信し、自己の固有情報を取得部1128へ送信する。取得部1128は、記憶装置10から固有情報を受信し、当該固有情報を記憶部113に保存する。
取得部1128は、記憶装置10がコンテンツ視聴装置11に接続された後、定期的に、記憶部113を参照し、最新の固有情報を含む現在情報を検知部1126へ出力する。
検知部1126は、取得部1128から現在情報を受けて、記憶装置10から固有情報を取得し、上述のような変化点情報を生成し、記憶部113に保存する。
取得部1128は、たとえば最新の録画処理情報および固有情報を記憶部113から定期的に取得し、送信処理部1129へ出力する。
送信処理部1129は、取得部1128から定期的に出力される録画処理情報および固有情報を受けて、ネットワーク経由で管理装置13へ送信する。
[動作の流れ]
図17は、本開示の第2の実施の形態に係るコンテンツ視聴装置によるログ送信のシーケンスである。
図17を参照して、まず、コンテンツ視聴装置11は、記憶装置10とUSBケーブルにより接続される(ステップS21)。
次に、コンテンツ視聴装置11は、ネットワーク経由で受信したコンテンツを構成する放送パケット、すなわちコンテンツの録画データを記憶装置10に順次送信する(ステップS22)。
次に、記憶装置10は、コンテンツ視聴装置11から録画データを受信し、保存する(ステップS23)。
次に、コンテンツ視聴装置11は、記憶装置10を用いた録画処理の状態を監視し、録画処理情報を定期的または不定期に作成する(ステップS24)。
次に、記憶装置10は、記憶装置10の固有情報をコンテンツ視聴装置11へ送信する(ステップS25)。なお、ステップS24およびステップS25は、順序を入れ替えて実行してもよいし、並行して実行してもよい。
次に、コンテンツ視聴装置11は、記憶装置10から固有情報を受信し、作成した録画処理情報とともに記憶部113に保存する(ステップS26)。
次に、コンテンツ視聴装置11は、記憶部113から最新の録画処理情報および固有情報を定期的に取得し、管理装置13へ送信する(ステップS27)。
次に、管理装置13は、コンテンツ視聴装置11から録画処理情報および固有情報を受信し、管理装置13における記憶部に保存する(ステップS28)。
その他の構成および動作は第1の実施の形態と同様であるため、ここでは詳細な説明を繰り返さない。
上記実施の形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記説明ではなく特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
たとえば、上記実施の形態では、ログ収集システム1が複数のコンテンツ視聴装置11を備える構成について説明した。しかしながら、ログ収集システム1は1つのコンテンツ視聴装置11を備える構成であってもよい。
たとえば、上記実施の形態では、ログ収集システム1が表示装置12を備える構成について説明した。しかしながら、ログ収集システム1は表示装置12を備えない構成であってもよい。
たとえば、上記実施の形態では、取得部1128が検知部1126へ現在情報を定期的に出力し、録画処理情報および固有情報を記憶部113から定期的に取得する構成について説明した。しかしながら、取得部1128が検知部1126へ現在情報を不定期に出力し、録画処理情報および固有情報を記憶部113から不定期に取得する構成であってもよい。
たとえば、上記実施の形態では、コンテンツ視聴装置11がストリーム受信部111を備える構成について説明した。しかしながら、コンテンツ視聴装置11はストリーム受信部111を備えない構成であってもよい。この場合、コンテンツ視聴装置11は、たとえば記憶装置10に保存されたコンテンツを再生する。
たとえば、上記実施の形態では、管理装置13が各コンテンツ視聴装置11から受信した接続情報および固有情報を分析し、分析結果を管理装置13上で表示する場合について説明した。しかしながら、管理装置13は分析結果を管理装置13とは別の装置または端末上に表示してもよい。
たとえば、上記実施の形態では、録画処理情報は記憶装置10を用いたコンテンツの録画エラーを示す情報を含む構成について説明した。しかしながら、録画処理情報は録画エラーを示す情報に加えてまたはこれに代えて、録画エラーの予兆を示す情報を含む構成であってもよい。要するに、録画処理情報は、録画処理の状態を示す情報であればよく、特に限定されない。
たとえば、上記実施の形態では、コンテンツ視聴装置11における送信処理部1129が録画処理情報および固有情報を管理装置13へ送信する場合について説明した。しかしながら、送信処理部1129は、録画処理情報および固有情報に加えて、コンテンツ視聴装置11における記憶装置10と接続する部分、たとえばハードウェア部分またはソフトウェア部分の種類を示す種類情報を管理装置13へ送信する構成であってもよい。種類情報は、たとえばコンテンツ視聴装置11の製造元、型番およびファームウェアのバージョン等を示す情報であり、各コンテンツ視聴装置11の記憶装置10と接続する部分において個体差が有る場合に差異を区別する手がかりとなる情報である。より詳細には、たとえばコンテンツ視聴装置11において、あるバージョンのファームウェアに不具合が発見されたため、新たなバージョンのファームウェアに更新したとする。送信処理部1129がファームウェアのバージョンを示す情報を含む種類情報を送信する構成により、管理装置13において、録画エラーの発生率が、更新前後のファームウェアでどのように変化したかを確認することができる。また、管理装置13は、種類情報により、コンテンツ視聴装置11と記憶装置10との接続に関する相性分析を行うことができる。
以上の説明は、以下に付記する特徴を含む。
[付記1]
記憶装置と接続可能であり、受信したコンテンツの録画データを前記記憶装置に保存するコンテンツ視聴装置であって、
前記記憶装置における前記コンテンツの録画処理の状態を示す録画処理情報および前記記憶装置の固有情報を取得する取得部と、
前記取得部によって取得された前記録画処理情報および前記固有情報を前記コンテンツ視聴装置の外部の他の装置へ送信する送信処理部とを備え、
前記取得部は、前記録画処理情報および前記固有情報を定期的または不定期に取得する、コンテンツ視聴装置。
[付記2]
記憶装置と接続可能であり、受信したコンテンツの録画データを前記記憶装置に保存するコンテンツ視聴装置と、
前記コンテンツ視聴装置と通信可能な管理装置とを備え、
前記コンテンツ視聴装置は、
前記記憶装置における前記コンテンツの録画状態を示す録画処理情報および前記記憶装置の固有情報を取得する取得部と、
前記取得部によって取得された前記録画処理情報および前記固有情報を前記管理装置へ送信する送信処理部とを含み、
前記取得部は、前記録画処理情報および前記固有情報を定期的または不定期に取得する、ログ収集システム。