JP2022059524A - 情報処理装置、及び情報処理プログラム - Google Patents

情報処理装置、及び情報処理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】利用者や対象の類似関係を考慮しない場合に比べ、推薦の有無での購入率の差を精度良く算出することができる情報処理装置及び情報処理プログラムを提供する。【解決手段】プロセッサを備え、前記プロセッサは、任意の利用者及び任意の対象の組合せ毎の、利用者に対する対象の推薦の有無を表す推薦履歴及び当該利用者による前記対象の選択の有無を表す選択履歴を取得し、前記推薦履歴又は前記選択履歴から求まる類似度において、前記任意の利用者のうち、特定の利用者と予め定められた基準を満たす類似利用者に対して、任意の対象を推薦しない場合の選択率に対する推薦した場合の選択率の差分を算出する。【選択図】図4

Description

本発明は、情報処理装置、及び情報処理プログラムに関する。
特許文献1には、処理部と記憶部とを備えたサーバを用い、アイテムに関する情報を受け取ったユーザの反応を次に推薦するアイテムの選択基準に反映し、別途推薦を行う情報推薦方法であって、前記処理部は、ユーザが反応した情報と、無反応であったという情報を収集し、未推薦アイテムに対して、前記ユーザが反応した関心アイテムと無反応であった無関心アイテム双方と、どちらのアイテムとの類似性が高いかを比較し、その比較結果を用いて前記ユーザへの次の推薦アイテムを決定する、ことを特徴とする情報推薦方法が開示されている。
また、特許文献2には、コンピュータに、記憶装置から読み出される販売の履歴に基づいて、推薦期間内に特定の商品に対する推薦を受けた第1の消費者による当該特定の商品の購入数を求める機能と、前記記憶装置から読み出される販売の履歴に基づいて、前記推薦期間に前記特定の商品に対する推薦を受けなかった第2の消費者による当該特定の商品の購入数を求める機能と、前記第1の消費者及び前記第2の消費者のそれぞれについて、前記特定の商品に対する各消費者の嗜好を表す指標値を算出する機能と、前記指標値毎に、前記第1の消費者の集まりを代表する第1の購入数と前記第2の消費者の集まりを代表する第2の購入数とを計算する機能と、前記第2の購入数に対する前記第1の購入数の増加量が予め定めた条件を満たす前記指標値を特定する機能と、特定された前記指標値を有する消費者に前記特定の商品を推薦する機能とを実現させるためのプログラムが開示されている。
また、特許文献3には、利用者が購入した商品の情報を示す購入履歴、及び利用者に対して販促した商品の情報を示す販促履歴を取得する取得手段と、前記購入履歴及び前記販促履歴を用いて、各商品を、販促なしで購入した第1グループ、販促ありで購入した第2グループ、販促なしで購入しなかった第3グループ、販促ありで購入しなかった第4グループのいずれかに分類する分類手段と、前記分類手段での分類結果を用いて、販促なしだと購入しないが販促ありだと購入する商品を利用者に推薦すべき商品として出力する制御手段と、を備える商品推薦装置が開示されている。
特許第5277307号公報 特許第6728972号公報 特開2020-47156号公報
推薦の有無での購入率の差の算出時に、利用者や対象の類似関係を考慮しない場合は、似たもの同士の比較ができず、精度が低い。
本発明は、利用者や対象の類似関係を考慮しない場合に比べ、推薦の有無での購入率の差を精度良く算出することができる情報処理装置及び情報処理プログラムを提供することを可能とする。
第1態様に係る情報処理装置は、プロセッサを備え、前記プロセッサは、任意の利用者及び任意の対象の組合せ毎の、利用者に対する対象の推薦の有無を表す推薦履歴及び当該利用者による前記対象の選択の有無を表す選択履歴を取得し、前記推薦履歴又は前記選択履歴から求まる類似度において、前記任意の利用者のうち、特定の利用者と予め定められた基準を満たす類似利用者に対して、任意の対象を推薦しない場合の選択率に対する推薦した場合の選択率の差分を算出する。
第2態様に係る情報処理装置は、プロセッサを備え、前記プロセッサは、任意の利用者及び任意の対象の組合せ毎の、利用者に対する対象の推薦の有無の推薦履歴及び当該利用者による前記対象の選択の有無との選択履歴を取得し、前記推薦履歴又は前記選択履歴から求まる類似度において、前記任意の対象のうち、特定の対象と予め定められた基準を満たす類似対象を、特定の利用者に対して推薦しない場合の選択率に対する推薦した場合の選択率の差分を算出する。
第3態様に係る情報処理装置は、第1又は第2態様に係る情報処理装置において、前記プロセッサは、前記選択率の差分の多い対象を前記特定の利用者に推薦する。
第4態様に係る情報処理装置は、第1又は第3態様に係る情報処理装置において、前記選択率の差分は、前記任意の利用者のうち、特定の利用者との類似度が予め定められた基準を満たす利用者を、任意の対象の推薦の有無で推薦グループと非推薦グループとに分割し、前記推薦グループの前記選択率と前記非推薦グループの選択率との差である。
第5態様に係る情報処理装置は、第2又は第3態様に係る情報処理装置において、前記選択率の差分は、前記任意の対象のうち、特定の対象との類似度が予め定められた基準を満たす対象を、任意の対象の推薦の有無で推薦グループと非推薦グループとに分割し、前記推薦グループの前記選択率と前記非推薦グループの選択率との差である。
第6態様に係る情報処理装置は、第1~第5態様の何れかの態様に係る情報処理装置において、前記任意の対象の分野は、入力により受け付けられる。
第7態様に係る情報処理装置は、第1~第6態様の何れかの態様に係る情報処理装置において、前記特定の対象の分野は、入力により受け付けられる。
第8態様に係る情報処理装置は、第3態様に係る情報処理装置において、前記推薦する対象の分野は、入力により受け付けられる。
第9態様に係る情報処理装置は、第1態様に係る情報処理装置において、前記予め定められた基準は、前記任意の利用者のうち、予め定められた数以内に入る前記類似利用者である。
第10態様に係る情報処理装置は、第2態様に係る情報処理装置において、前記予め定められた基準は、前記任意の対象のうち、予め定められた数以内に入る前記類似対象である。
第11態様に係る情報処理装置は、第1~第10態様の何れかの態様に係る情報処理装置において、前記プロセッサは、前記類似度を、ダイス係数又はコサイン類似度で算出する。
第12態様に係る情報処理プログラムは、コンピュータを、第1~第11態様の何れかの態様に係る情報処理装置として機能させる。
第1態様によれば、利用者や対象の類似関係を考慮しない場合に比べ、推薦の有無での選択率の差を精度良く算出することができる、という効果を有する。
第2態様によれば、利用者や対象の類似関係を考慮しない場合に比べ、推薦の有無での選択率の差を精度良く算出することができる、という効果を有する。
第3態様によれば、第1又は第2態様に係る情報処理装置において、推薦の有無による選択率の差の多い対象を利用者に推薦することで、推薦効果の高い対象のみを推薦することができる、という効果を有する。
第4態様によれば、第1又は第3態様に係る情報処理装置において、推薦の有無でグループを分けない場合に比べ、選択率の差を簡単に算出することができる、という効果を有する。
第5態様によれば、第2又は第3態様に係る情報処理装置において、推薦の有無でグループを分けない場合に比べ、選択率の差を簡単に算出することができる、という効果を有する。
第6態様によれば、第1~第5態様の何れかの態様に係る情報処理装置において、任意の対象を入力しない場合に比べ、類似度を算出するための対象を限定することができ、類似度の算出の時間や手間を削減することができる、という効果を有する。
第7態様によれば、第1~第6態様の何れかの態様に係る情報処理装置において、特定の対象を入力しない場合と比べ、類似度を算出するための対象を限定することができ、類似度の算出の時間や手間を削減することができる、という効果を有する。
第8態様によれば、第3態様に係る情報処理装置において、推薦する対象を入力しない場合に比べ、推薦したい対象を絞って推薦させることができる、という効果を有する。
第9態様によれば、第1態様に係る情報処理装置において、類似度の高い類似利用者に限定して選択率を算出することができ、選択率の差を精度良く算出することができる、という効果を有する。
第10態様によれば、第2態様に係る情報処理装置において、類似度の高い類似対象に限定して選択率を算出することができ、選択率の差を精度良く算出することができる、という効果を有する。
第11態様によれば、第1~第10態様の何れかの態様に係る情報処理装置において、類似度を他の方法で算出する場合に比べ、算出の時間や手間、算出に必要なデータ量を削減することができる、という効果を有する。
第12態様によれば、第3~第5態様の何れかの態様に係る情報処理装置において、利用者や対象の類似関係を考慮しない場合に比べ、推薦の有無での選択率の差を精度良く算出することができる、情報処理プログラムを提供することができる。
本発明の第1の実施形態に係る情報処理装置の概略ブロック図である。 本発明の第1の実施形態に係る情報処理装置のROM又は記憶部の機能構成の例を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態に係る情報処理装置の機能構成の例を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態に係る類似利用者の算出の一例を説明するための説明図である。 本発明の第1の実施形態に係る推薦した場合としない場合との購入率の差の算出の一例を説明するための説明図である。 本発明の第1の実施形態に係る情報処理装置の動作の一例を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態の変形例に係る類似利用者の算出の一例を説明するための説明図である。 本発明の第1の実施形態の変形例に係る類似利用者の算出の他の一例を説明するための説明図である。 本発明の第1の実施形態の変形例に係る類似利用者の算出の他の一例を説明するための説明図である。 本発明の第2の実施形態に係る類似アイテムの算出の一例を説明するための説明図である。 本発明の第2の実施形態に係る推薦した場合としない場合との購入率の差の算出の一例を説明するための説明図である。 本発明の第2の実施形態に係る情報処理装置の動作の一例を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態の変形例に係る類似アイテムの算出の一例を説明するための説明図である。 本発明の第2の実施形態の変形例に係る類似アイテムの算出の他の一例を説明するための説明図である。 本発明の第2の実施形態の変形例に係る類似アイテムの算出の他の一例を説明するための説明図である。
(第1の実施形態)
以下、本開示の実施形態の一例を、図面を参照しつつ説明する。なお、各図面において同一又は等価な構成要素および部分には同一の参照符号を付与している。また、図面の寸法比率は、説明の都合上誇張されており、実際の比率とは異なる場合がある。
本実施形態では、任意の対象及び特定の対象を、スーパーマーケット等の店頭やインターネットの通信販売等で販売される商品等のアイテムとして説明する。また、推薦には、アイテムの販売促進の他、店頭でのクーポンや広告の配布、インターネットのWebサイトでの広告の掲載、SNSでの広告の掲載、アイテムの値引き、カタログの表紙のように目立つ場所への広告の掲載なども含まれる。また、選択は、アイテムの購入として説明する。また、アイテムには、商品の他、ニュースや人なども含み、この場合には、選択は、ニュースの閲覧や人に対する友達申請が相当する。
図1は、情報処理装置100のハードウェア構成を示すブロック図である。情報処理装置100は、例えばコンピュータを用いて構成される。
図1に示すように、情報処理装置100は、プロセッサの一例であるCPU(Central Processing Unit)101、ROM(Read Only Memory)102、RAM(Random Access Memory)103、記憶部104、通信インタフェース105、入力部106を有する。各構成は、バス107を介して相互に通信可能に接続されている。
CPU101は、中央演算処理ユニットであり、各種プログラムを実行したり、各部を制御したりする。すなわち、CPU101は、ROM102又は記憶部104からプログラムを読み出し、RAM103を作業領域としてプログラムを実行する。CPU101は、ROM102又は記憶部104に記録されているプログラムにしたがって、上記各構成の制御および各種の演算処理を行う。本実施形態では、ROM102又は記憶部104には、プログラムが格納されている。
ROM102は、各種プログラムおよび各種データを格納する。RAM103は、作業領域として一時的にプログラム又はデータを記憶する。記憶部104は、HDD(Hard Disk Drive)、又はSSD(Solid State Drive)により構成され、オペレーティングシステムを含む各種プログラム、および各種データを格納する。
また、情報処理装置100の記憶部104には、図2に示すように、購入履歴データベース300、推薦履歴データベース310、利用者データベース320、アイテムデータベース330としての記憶領域を有し、各種データを格納する。
購入履歴データベース300は、利用者毎のアイテムの購入履歴を記憶するものである。かかる購入履歴は、過去に購入されたことのある複数のアイテムのそれぞれに関する購入を記憶するものであり、例えば、購入されたアイテムのID、名称、等を記憶するものである。また、その他、購入されたアイテムの数、日付、時間、天候、購入した人のグループの人数(1人で購入したか、2人で購入したか等)、購入した場所、等を記憶しても良い。また、購入履歴は、アイテムを購入した店舗のみのものであっても良いが、複数の店舗や異なる複数の会社で購入された記憶を示すものであっても良い。
推薦履歴データベース310は、利用者毎及びアイテム毎の推薦履歴を記憶するものである。かかる推薦履歴は過去に推薦されたことのあるアイテムのID、名称、等を記憶するものである。また、その他、推薦された日付、時間、天候、推薦した人のグループの人数(1人で購入したか、2人で購入したか等)、場所、等を記憶しても良い。
また、特定の利用者に対してクーポンの発行等により推薦した場合は、当該特定の利用者に対して推薦したものと見なしている。
なお、不特定多数の利用者に対して推薦した場合は、全ての利用者に対して推薦したものと見なしても良い。
利用者データベース320は、利用者に関する各種の情報を記憶するものである。例えば、会員登録された利用者の氏名、性別、年齢、住所等の利用者の属性や、利用者に対して過去に行ったアンケートの情報、過去の取引履歴等が含まれる。ここで、利用者は、スーパーマーケット等の会員や、ECサイトの会員等である。
また、利用者データベース320では、利用者毎に利用者IDを付与して管理されている。
なお、利用者データベース320を備えず、購入履歴データベース300が利用者に関する各種の情報を記憶しても良い。
かかる利用者データベース320への利用者の登録は、管理者等が入力部106を用いて入力することや、利用者が情報処理装置100に接続されるスマートフォンやパーソナルコンピュータ等を用いて入力することで行われる。
アイテムデータベース330は、アイテムに関する各種の情報を記憶するものである。例えば、販売されているアイテムや今後販売される予定のアイテム、過去に販売されたことのあるアイテムなどについて、アイテム毎に、名称、説明、価格、画像、分野や種別等が含まれる。ここで、アイテムは、スーパーマーケット等で販売されているアイテムや、インターネットの通信販売で販売されているアイテム等である。
また、アイテムデータベース330では、アイテム毎にアイテムIDを付与して管理されている。
なお、アイテムデータベース330を備えず、推薦履歴データベース310がアイテムに関する情報を記憶しても良い。
かかるアイテムデータベース330へのアイテムの登録は、管理者等が入力部106を用いて入力することで行われる。
入力部106は、マウス等のポインティングデバイス、及びキーボードを含み、各種の入力を行うために使用される。入力部106では、後述するように、任意のアイテムの分野や特定のアイテムの分野、推薦する分野、予め定められた基準の入力等に使用される。
通信インタフェース105は、クライアント装置、例えば、店頭のクーポン発行機、広告ディスプレイや、インターネットの通信販売における特定の利用者のスマートフォンやパーソナルコンピュータ等の他の機器と通信するためのものであり、例えば、公衆回線、インターネット、イントラネット、イーサネット(登録商標)、FDDI、Wi-Fi(登録商標)等の規格が用いられる。
また、通信インタフェース105は、クライアント装置に推薦するアイテム名や画像の情報の送信等を実行している。また、クライアント装置からクーポンの使用情報や、インターネットの通信販売における購入情報等を受信する。
なお、情報処理装置100のハードウェア構成は、上述したものに限定されず、他の構成、例えば、液晶ディスプレイなどCPU101の制御に基づき各種の情報を表示する構成を備えても良い。
情報処理装置100は、上記のハードウェア資源を用いて、各種の機能を実現する。情報処理装置100が実現する機能構成について説明する。
図3は、本実施形態に係る情報処理装置100の機能構成を示す図である。情報処理装置100は、利用者に推薦するアイテムを決定する情報機器である。
図3に示すように、情報処理装置100は、機能構成として、履歴取得部210、類似度算出部220、購入率算出部230、推薦部240を有する。各機能構成は、CPU101がROM102又は記憶部104に記憶されたプログラムを読み出し、実行することにより実現される。
履歴取得部210は、利用者に対するアイテムの推薦の有無を表す推薦履歴及び当該利用者による当該アイテムの購入の有無を表す購入履歴を、それぞれ推薦履歴データベース310と購入履歴データベース300とから取得するものである。そして、履歴取得部210により取得された推薦履歴や購入履歴は、類似度算出部220や、購入率算出部230において使用される。
類似度算出部220は、履歴取得部210により取得された購入履歴から類似度を算出するものである。類似度は、任意の利用者のうち、特定の利用者と類似する類似利用者を算出する指標である。ここでは、類似利用者を、式(1)のダイス係数を用いて算出する例について説明する。
Figure 2022059524000002
ここで、xは、特定の利用者の購入したアイテムの数、yは任意の利用者の購入したアイテムの数を示す。また、特定の利用者は、店頭の場合は、店舗の入口や会計の際に会員証を提示することや、インターネットの通信販売の場合は、ログインに用いられた会員IDなどにより特定される利用者である。その他、会計の際に店員が利用者の外見などから年齢や性別等の客層を判断することにより特定される利用者を含んでも良い。この場合には、特定の利用者は、ある個人を特定するものではなく、ある層に含まれる利用者といった程度の特定となる。
まず、アイテムを購入したかの購入有無を購入履歴データベース300から取得する。図4では、購入があった場合を「○」で示し、購入が無かった場合を「×」で示している。
図4に示すように、特定の利用者の一例である利用者uのアイテムID「1」~アイテムID「5」の購入有無と、任意の利用者の一例である利用者ID「1」のアイテムID「1」~アイテムID「5」の購入有無とから、利用者uと利用者ID「1」との類似度を算出する。本例では、特定の利用者の一例である利用者uのアイテムID「1」~アイテムID「5」の中の購入の数xは4であり、任意の利用者の一例である利用者ID「1」のアイテムID「1」~アイテムID「5」の中の購入の数yは3であるため、式(1)の分母の|x|+|y|は4+3=7となる。また、利用者uと利用者ID「1」とのアイテムID「1」~アイテムID「5」の中の共通の購入アイテムの数は2(アイテムID「3」とアイテムID「5」)であるため、式(1)の分子の2・|x∩y|は2×2=4となる。このためダイス係数は、4/7となり、約0.57となる。また、同様に、任意の利用者の一例である利用者ID「3」のアイテムID「1」~アイテムID「5」の中の購入の数yは3であるため、式(1)の分母の|x|+|y|は4+3=7となる。また、利用者uと利用者ID「3」とのアイテムID「1」~アイテムID「5」の中の共通の購入アイテムの数は3(アイテムID「2」とアイテムID「3」とアイテムID「5」)であるため、式(1)の分子の2・|x∩y|は2×3=6となる。このためダイス係数は、6/7となり、約0.86となる。
かかるダイス係数の算出を、利用者ID「1」~利用者ID「5」ではなく全ての利用者及びアイテムID「1」~アイテムID「5」ではない全てのアイテムに対して行う。すなわち、利用者データベース320に記憶されている全ての利用者と、アイテムデータベース330に記憶され、販売されている全てのアイテムに対してダイス係数が算出される。
なお、全ての利用者及び全てのアイテムに行う場合に限定されず、任意の数の利用者を抽出し、当該抽出された利用者に対して行うようにしても良いし、抽出に基準を設け、当該基準を満たした利用者に対して行うようにしても良いし、又、任意の数のアイテムを抽出し、当該抽出されたアイテムに対して行うようにしても良い。また、アイテムの分野を指定、例えば、「食品」や「牛乳」とすることも可能である。分野を指定することで、ダイス係数の算出にかかる時間や手間を削減することができる。また、「食品」とした場合は、食品アイテムの中から推薦をすることで食品アイテムの販売強化を図ることが可能となり、又、「牛乳」とした場合は、「牛乳」のうち銘柄の異なる牛乳の中から販売強化を図ることが可能となる。
そして、ダイス係数の高い利用者順に並び替え、利用者uとの類似度が予め定められた基準である上位の予め定められた数以内に入る利用者、例えば、6人を、図5に示すように、利用者uと類似度の高い類似利用者として抽出する。なお、予め定められた数は6人に限定されず、10人や100人等であっても良い。
購入率算出部230は、類似度算出部220により算出された類似利用者に対して、任意のアイテムを推薦しない場合の購入率に対する推薦した場合の購入率の差分を算出するものである。
まず、履歴取得部210により、類似度算出部220により算出された類似利用者が、特定のアイテムの一例であるアイテムiに対し、推薦されたかの推薦有無を推薦履歴データベース310から取得し、購入したかの購入有無を購入履歴データベース300から取得する。図5では、推薦があった場合を「○」で示し、推薦が無かった場合を「×」で示している。また、購入があった場合を「○」で示し、購入が無かった場合を「×」で示している。
購入率算出部230は、推薦有無を元に、類似利用者をグループに分ける。本例では、利用者IDが「3」「18」「51」の類似利用者を推薦グループに、利用者ID「4」「9」「22」の類似利用者を非推薦グループにそれぞれ分ける。
推薦グループの購入率は、3人中2人が購入しているため「2/3」となり、非推薦グループの購入率は、3人中1人が購入しているため購入率は「1/3」となる。
そして、推薦しない場合の購入率に対する推薦した場合の購入率の差分を算出する。具体的には、推薦グループの購入率と非推薦グループの購入率との購入率の差分を算出する。
このため、アイテムiは、差分が「2/3」-「1/3」=「1/3」となり、推薦することで、1/3の推薦効果が得られる商品であることが算出される。かかる類似度の算出をアイテムi以外のアイテムデータベース330に記憶されている販売されている全てのアイテムに対して行い、購入率の差分の多いアイテムを算出する。かかる差分の多いアイテムは、推薦の効果の高いアイテムであると言える。
なお、全てのアイテムに対して行う場合に限定されず、アイテムの分野を指定し、当該分野に含まれるアイテムに対して類似度の算出をするようにしても良い。
推薦部240は、購入率算出部230により算出された購入率の差分の多いアイテム、例えば、最も差分の多いアイテムを特定の利用者(利用者u)に推薦するものである。
ここで、推薦は、上述したように、店頭でのクーポンや広告の配布、インターネットのWebサイトでの広告の掲載などが代表的であるが、これに限定されない。
なお、最も差分の多いアイテムを推薦する場合に限定されず、差分の多いアイテムの上位3個等を推薦するようにしても良いし、又、指定された分野のアイテムのうち最も差分の多いアイテムを推薦するようにしても良い。また、全てのアイテムに対して購入率の差分を算出する場合に限定されず、特定のアイテムの分野を指定、例えば、「食品」や「牛乳」としても良い。このようにすることで、推薦効果の高いアイテムを決定する際にかかる時間や手間を削減することができる。
次に、情報処理装置100の作用について説明する。
図6は、第1の実施形態の情報処理装置100の動作の一例を示すフローチャートである。
ステップS100において、CPU101は、購入履歴データベース300と推薦履歴データベース310とから購入履歴データと推薦履歴データとを取得する。
ステップS101において、CPU101は、特定の利用者と任意の利用者との類似度を算出する。
ステップS102において、特定の利用者と全ての利用者との類似度を算出したか否かが判定される。全ての利用者との類似度を算出したと判定された場合は、次のステップS103に進み、全ての利用者との類似度を算出したと判定されない場合は、再度、ステップS101に戻る。
ステップS103において、ステップS101において算出された類似度に基づいて、特定の利用者と類似度の高い類似利用者を抽出する。
ステップS104において、類似利用者を、推薦履歴における推薦有無を元に、類似利用者を、特定のアイテムに対し推薦が行われた推薦グループと推薦が行われなかった非推薦グループとに分ける。
ステップS105において、ステップS104で分けられたグループ毎の購入率を算出する。
ステップS106において、ステップS105において算出された推薦グループと非推薦グループとの購入率との差分を算出する。
ステップS107において、全てのアイテムの購入率の差分を算出したか否かが判定される。全てのアイテムの購入率の差分を算出したと判定された場合は、次のステップS108に進み、全ての購入率の差分を算出したと判定されない場合は、再度、ステップS104に戻る。
ステップS108において、ステップS106において算出された購入率の差分が多いアイテムを推薦するアイテムとして決定する。
(変形例)
本発明は、上述した第1の実施形態に限定されるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲内で様々な変形や応用が可能である。
上述した実施形態では、類似度算出部220は、類似使用者を、履歴取得部210により取得された購入履歴から算出される類似度により算出する例について説明したが、これに限定されず、推薦の結果アイテムを購入したかを問わず、推薦履歴から算出される類似度により算出するようにしても良い。
ここで、上述した式(1)のxは、特定の利用者に推薦したアイテムの数、yは任意の利用者に推薦したアイテムの数を示す。
まず、アイテムを推薦したかの推薦有無を推薦履歴データベース310から取得する。図7では、推薦があった場合を「○」で示し、推薦が無かった場合を「×」で示している。
図7に示すように、特定の利用者の一例である利用者uのアイテムID「1」~アイテムID「5」の推薦有無と、任意の利用者の一例である利用者ID「1」のアイテムID「1」~アイテムID「5」の推薦有無とから、利用者uと利用者ID「1」との類似度を算出する。本例では、特定の利用者の一例である利用者uのアイテムID「1」~アイテムID「5」の中の推薦の数xは4であり、任意の利用者の一例である利用者ID「1」のアイテムID「1」~アイテムID「5」の中の推薦の数yは3であるため、式(1)の分母の|x|+|y|は4+3=7となる。また、利用者uと利用者ID「1」とのアイテムID「1」~アイテムID「5」の中の共通の推薦アイテムの数は2であるため、式(1)の分子の2・|x∩y|は2×2=4となる。このためダイス係数は、4/7となり、約0.57となる。
かかるダイス係数の算出を、利用者ID「1」~利用者ID「5」ではなく全ての利用者及びアイテムID「1」~アイテムID「5」ではない全てのアイテムに対して行う。すなわち、利用者データベース320に記憶されている全ての利用者と、アイテムデータベース330に記憶され、販売されている全てのアイテムに対してダイス係数が算出される。
なお、全ての利用者及び全てのアイテムに行う場合に限定されず、任意の数の利用者を抽出し、当該抽出された利用者に対して行うようにしても良いし、抽出に基準を設け、当該基準を満たした利用者に対して行うようにしても良いし、又、任意の数のアイテムを抽出し、当該抽出されたアイテムに対して行うようにしても良い。また、アイテムの分野を指定、例えば、「食品」や「牛乳」とすることも可能である。分野を指定することで、ダイス係数の算出にかかる時間や手間を削減することができる。また、「食品」とした場合は、食品アイテムの中から推薦をすることで食品アイテムの販売強化を図ることが可能となり、又、「牛乳」とした場合は、「牛乳」のうち銘柄の異なる牛乳の中から販売強化を図ることが可能となる。
そして、ダイス係数の高い利用者順に並び替え、利用者uとの類似度が予め定められた基準である上位の予め定められた数以内に入る利用者、例えば、6人を、図5に示すように、利用者uと類似度の高い類似利用者として抽出する。なお、予め定められた数は6人に限定されず、10人や100人等であっても良い。
かかる処理以降の購入率算出部230と推薦部240との処理は、上述した購入履歴を用いた場合と同様であるため説明を省略する。
上述した実施形態では、類似度算出部220は、類似利用者を、式(1)のダイス係数を用いて算出する例について説明したが、これに限定されず、例えば、コサイン類似度を用いて算出しても良い。ここでは、図8を用いて、類似利用者を、式(2)のコサイン類似度を用いて算出する例について説明する。
Figure 2022059524000003
まず、アイテムを購入したかの購入有無を購入履歴データベース300から取得する。図8では、購入があった場合を「○」で示し、購入が無かった場合を「×」で示している。
図8に示すように、特定の利用者の一例である利用者uのアイテムID「1」~アイテムID「5」の購入有無と、任意の利用者の一例である利用者ID「1」のアイテムID「1」~アイテムID「5」の購入有無とから、利用者uと利用者ID「1」との類似度を算出する。本例では、特定の利用者の一例である利用者uのアイテムID「1」~アイテムID「5」の中の購入の数は4であり、任意の利用者の一例である利用者ID「1」のアイテムID「1」~アイテムID「5」の中の購入の数は3であるため、式(2)の分母は2√3となる。また、利用者uと利用者ID「1」とのアイテムID「1」~アイテムID「5」の中の共通の購入アイテムの数は2(アイテムID「3」とアイテムID「5」)であるため、式(2)の分子は2となる。このため、コサイン類似度は、2/2√3となり、約0.58となる。
かかるコサイン類似度の算出を、利用者ID「1」~利用者ID「5」ではなく全ての利用者及びアイテムID「1」~アイテムID「5」ではない全てのアイテムに対して行う。すなわち、利用者データベース320に記憶されている全ての利用者と、アイテムデータベース330に記憶され、販売されている全てのアイテムに対してコサイン類似度が算出される。
なお、全ての利用者及び全てのアイテムに行う場合に限定されず、任意の数の利用者を抽出し、当該抽出された利用者に対して行うようにしても良いし、抽出に基準を設け、当該基準を満たした利用者に対して行うようにしても良いし、又、任意の数のアイテムを抽出し、当該抽出されたアイテムに対して行うようにしても良い。また、アイテムの分野を指定、例えば、「食品」や「牛乳」とすることも可能である。分野を指定することで、ダイス係数の算出にかかる時間や手間を削減することができる。また、「食品」とした場合は、食品アイテムの中から推薦をすることで食品アイテムの販売強化を図ることが可能となり、又、「牛乳」とした場合は、「牛乳」のうち銘柄の異なる牛乳の中から販売強化を図ることが可能となる。
そして、コサイン類似度の高い利用者順に並び替え、利用者uとの類似度が予め定められた基準である上位の予め定められた数以内に入る利用者、例えば、6人を、図5に示すように、利用者uと類似度の高い類似利用者として抽出する。なお、予め定められた数は6人に限定されず、10人や100人等であっても良い。
かかる処理以降の購入率算出部230と推薦部240との処理は、上述したダイス係数を用いた場合と同様であるため説明を省略する。
上述した実施形態では、類似度算出部220は、類似使用者を、履歴取得部210により取得された購入履歴を元に、ダイス係数を用いて算出する例について説明したが、これに限定されず、推薦履歴を元にコサイン類似度を用いて算出するようにしても良い。
ここで、上述した式(2)のxは、特定の利用者に推薦したアイテムの数、yは任意の利用者に推薦したアイテムの数を示す。
まず、アイテムを推薦したかの推薦有無を推薦履歴データベース310から取得する。図9では、推薦があった場合を「○」で示し、推薦が無かった場合を「×」で示している。
図9に示すように、特定の利用者の一例である利用者uのアイテムID「1」~アイテムID「5」の推薦有無と、任意の利用者の一例である利用者ID「1」のアイテムID「1」~アイテムID「5」の推薦有無とから、利用者uと利用者ID「1」との類似度を算出する。本例では、特定の利用者の一例である利用者uのアイテムID「1」~アイテムID「5」の中の推薦の数は4であり、任意の利用者の一例である利用者ID「1」のアイテムID「1」~アイテムID「5」の中の推薦の数は3であるため、式(2)の分母は2√3となる。また、利用者uと利用者ID「1」とのアイテムID「1」~アイテムID「5」の中の共通の推薦アイテムの数は2であるため、式(2)の分子は2となる。このため、コサイン類似度は、2/2√3となり、約0.58となる。
かかるコサイン類似度の算出を、利用者ID「1」~利用者ID「5」ではなく全ての利用者及びアイテムID「1」~アイテムID「5」ではない全てのアイテムに対して行う。すなわち、利用者データベース320に記憶されている全ての利用者と、アイテムデータベース330に記憶され、販売されている全てのアイテムに対してコサイン類似度が算出される。
なお、全ての利用者及び全てのアイテムに行う場合に限定されず、任意の数の利用者を抽出し、当該抽出された利用者に対して行うようにしても良いし、抽出に基準を設け、当該基準を満たした利用者に対して行うようにしても良いし、又、任意の数のアイテムを抽出し、当該抽出されたアイテムに対して行うようにしても良い。また、アイテムの分野を指定、例えば、「食品」や「牛乳」とすることも可能である。分野を指定することで、ダイス係数の算出にかかる時間や手間を削減することができる。また、「食品」とした場合は、食品アイテムの中から推薦をすることで食品アイテムの販売強化を図ることが可能となり、又、「牛乳」とした場合は、「牛乳」のうち銘柄の異なる牛乳の中から販売強化を図ることが可能となる。
そして、コサイン類似度の高い利用者順に並び替え、利用者uとの類似度が予め定められた基準である上位の予め定められた数以内に入る利用者、例えば、6人を、図5に示すように、利用者uと類似度の高い類似利用者として抽出する。なお、予め定められた数は6人に限定されず、10人や100人等であっても良い。
かかる処理以降の購入率算出部230と推薦部240との処理は、上述したダイス係数を用いた場合と同様であるため説明を省略する。
また、上記各実施形態では、プログラムがROM102又は記憶部104に予め記憶(インストール)されている態様を説明したが、これに限定されない。プログラムは、CD-ROM(Compact Disk Read Only Memory)、DVD-ROM(Digital Versatile Disk Read Only Memory)、及びUSB(Universal Serial Bus)メモリ等の記録媒体に記録された形態で提供されても良い。また、プログラムは、ネットワークを介して外部装置からダウンロードされる形態としても良い。
また、上述した各実施形態において、プロセッサとは広義的なプロセッサを指し、汎用的なプロセッサ(例えばCPU:Central Processing Unit、等)や、専用のプロセッサ(例えばGPU:Graphics Processing Unit、ASIC:Application Specific Integrated Circuit、FPGA:Field Programmable Gate Array、プログラマブル論理デバイス、等)を含むものである。
また、上述した各実施形態におけるプロセッサの動作は、1つのプロセッサによって成すのみでなく、物理的に離れた位置に存在する複数のプロセッサが協働して成すものであっても良い。また、プロセッサの各動作の順序は上述した各実施形態において記載した順序のみに限定されるものではなく、適宜変更しても良い。
(第2の実施形態)
つぎに、第2の実施形態について説明する。
上述した第1の実施形態は、特定の利用者と類似する類似利用者を算出し、当該類似利用者の購入率を元に、推薦するアイテムを決定していたが、本第2の実施形態は、特定のアイテムと類似する類似アイテムを算出し、当該類似アイテムの購入率を元に、推薦するアイテムを決定するものである。
ここでは、上述した第1の実施の形態と異なる部分を中心に説明し、重複する部分については説明を簡略又は省略する。
本実施形態では、類似度算出部220は、履歴取得部210により取得された購入履歴から類似度を算出するものである。類似度は、任意のアイテムのうち、特定のアイテムと類似する類似アイテムを算出する指標である。ここでは、類似アイテムを、上述した式(1)のダイス係数を用いて算出する例について説明する。
ここで、xは、特定のアイテムを購入した利用者の数、yは任意のアイテムを購入した利用者の数を示す。また、特定のアイテムは、アイテムデータベース330に記憶されているアイテムの中から、ランダムで抽出されたアイテムである。
なお、特定のアイテムは、アイテムデータベース330に記憶されているアイテムの全ての中からランダムで抽出される場合に限定されず、アイテムの分野を指定し、当該分野のアイテムからランダムで抽出するようにしても良い。
まず、アイテムを購入したかの購入有無を購入履歴データベース300から取得する。図10では、購入があった場合を「○」で示し、購入が無かった場合を「×」で示している。
図10に示すように、特定のアイテムの一例であるアイテムiの利用者ID「1」~利用者ID「5」による購入有無と、任意のアイテムの一例であるアイテムID「1」の利用者ID「1」~利用者ID「5」による購入有無とから、アイテムiとアイテムID「1」との類似度を算出する。本例では、特定のアイテムの一例であるアイテムiの利用者ID「1」~利用者ID「5」による購入の数xは4であり、任意のアイテムの一例であるアイテムID「1」の利用者ID「1」~利用者ID「5」による購入の数yは3であるため、式(1)の分母の|x|+|y|は4+3=7となる。また、アイテムiとアイテムID「1」との利用者ID「1」~利用者ID「5」の中の共通の購入利用者の数は2(利用者ID「3」と利用者ID「5」)であるため、式(1)の分子の2・|x∩y|は2×2=4となる。このためダイス係数は、4/7となり、約0.57となる。
かかるダイス係数の算出を、アイテムID「1」~アイテムID「5」ではなく全てのアイテム及び利用者ID「1」~利用者ID「5」ではなく全ての利用者に対して行う。すなわち、アイテムデータベース330に記憶され、販売されている全てのアイテムと利用者データベース320に記憶されている全ての利用者とに対してダイス係数が算出される。
なお、全てのアイテム及び全ての利用者に行う場合に限定されず、任意の数のアイテムを抽出し、当該抽出されたアイテムに対して行うようにしても良いし、抽出に基準を設け、当該基準を満たしたアイテムに対して行うようにしても良いし、又、任意の数の利用者を抽出し、当該抽出された利用者に対して行うようにしても良い。また、アイテムの分野を指定、例えば、「食品」や「牛乳」とすることも可能である。分野を指定することで、ダイス係数の算出にかかる時間や手間を削減することができる。また、「食品」とした場合は、食品アイテムの中から推薦をすることで食品アイテムの販売強化を図ることが可能となり、又、「牛乳」とした場合は、「牛乳」のうち銘柄の異なる牛乳の中から販売強化を図ることが可能となる。
そして、ダイス係数の高いアイテム順に並び替え、アイテムiとの類似度が予め定められた基準である上位の予め定められた数以内に入るアイテム、例えば、6個を、図11に示すように、アイテムiと類似度の高い類似アイテムとして抽出する。なお、予め定められた数は6個に限定されず、10個や100個等であっても良い。
購入率算出部230は、類似度算出部220により算出された類似アイテムを、特定の利用者に対して、推薦しない場合の購入率に対する推薦した場合の購入率の差分を算出するものである。
ここで、特定の利用者は、今回アイテムを推薦するターゲットとなる利用者であり、店頭の場合は、店舗の入口や会計の際に会員証を提示することや、インターネットの通信販売の場合は、ログインに用いられた会員IDなどにより特定される利用者である。
まず、履歴取得部210により、類似度算出部220により算出された類似アイテムが、特定の利用者の一例である利用者uに対し、推薦されたかの推薦有無を推薦履歴データベース310から取得し、購入したかの購入有無を購入履歴データベース300から取得する。図11では、推薦があった場合を「○」で示し、推薦が無かった場合を「×」で示している。また、購入があった場合を「○」で示し、購入が無かった場合を「×」で示している。
購入率算出部230は、推薦有無を元に、類似アイテムをグループに分ける。本例では、アイテムIDが「3」「18」「51」の類似アイテムを推薦グループに、アイテムID「4」「9」「22」の類似アイテムを非推薦グループにそれぞれ分ける。
推薦グループの購入率は、3個中2個が購入されているため「2/3」となり、非推薦グループの購入率は、3個中1個が購入されているため購入率は「1/3」となる。
そして、推薦しない場合の購入率に対する推薦した場合の購入率の差分を算出する。具体的には、推薦グループの購入率と非推薦グループの購入率との購入率の差分を算出する。
このため、利用者uのアイテムiの購入率は、差分が「2/3」-「1/3」=「1/3」となり、推薦することで、1/3の推薦効果が得られる商品であることが算出される。かかる類似度の算出をアイテムi以外のアイテムデータベース330に記憶されている販売されている全てのアイテムに対して行い、購入率の差分の多いアイテムを算出する。かかる差分の多いアイテムは、推薦の効果の高いアイテムであると言える。
なお、全てのアイテムに対して行う場合に限定されず、アイテムの分野を指定し、当該分野に含まれるアイテムに対して類似度の算出をするようにしても良い。
次に、情報処理装置100の作用について説明する。
図12は、第2の実施形態の情報処理装置100の動作の一例を示すフローチャートである。
ステップS200において、CPU101は、購入履歴データベース300と推薦履歴データベース310とから購入履歴データと推薦履歴データとを取得する。
ステップS201において、CPU101は、特定のアイテムと任意のアイテムとの類似度を算出する。
ステップS202において、特定のアイテムと全てのアイテムとの類似度を算出したか否かが判定される。全てのアイテムとの類似度を算出したと判定された場合は、次のステップS203に進み、全てのアイテムとの類似度を算出したと判定されない場合は、再度、ステップS201に戻る。
ステップS203において、ステップS201において算出された類似度に基づいて、特定のアイテムと類似度の高い類似アイテムを抽出する。
ステップS204において、類似アイテムを、推薦履歴における推薦有無を元に、類似アイテムを、特定の利用者に対し推薦が行われた推薦グループと推薦が行われなかった非推薦グループとに分ける。
ステップS205において、ステップS204で分けられたグループ毎の購入率を算出する。
ステップS206において、ステップS205において算出された推薦グループと非推薦グループとの購入率との差分を算出する。
ステップS207において、全ての利用者の購入率の差分を算出したか否かが判定される。全ての利用者の購入率の差分を算出したと判定された場合は、次のステップS208に進み、全ての購入率の差分を算出したと判定されない場合は、再度、ステップS204に戻る。
ステップS208において、ステップS206において算出された購入率の差分が多いアイテムを推薦するアイテムとして決定する。
(変形例)
本発明は、上述した第2の実施形態に限定されるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲内で様々な変形や応用が可能である。
上述した実施形態では、類似度算出部220は、類似アイテムを、履歴取得部210により取得された購入履歴から算出される類似度により算出する例について説明したが、これに限定されず、推薦の結果アイテムを購入したかを問わず、推薦履歴から算出される類似度により算出するようにしても良い。
ここで、上述した式(1)のxは、特定のアイテムを推薦された利用者の数、yは任意のアイテムを推薦された利用者の数を示す。
まず、アイテムを推薦したかの推薦有無を推薦履歴データベース310から取得する。図13では、推薦があった場合を「○」で示し、推薦が無かった場合を「×」で示している。
図13に示すように、特定のアイテムの一例であるアイテムiの利用者ID「1」~利用者ID「5」の推薦有無と、任意のアイテムの一例であるアイテムID「1」の利用者ID「1」~利用者ID「5」の推薦有無とから、アイテムiとアイテムID「1」との類似度を算出する。本例では、特定のアイテムの一例であるアイテムiの利用者ID「1」~利用者ID「5」の中の推薦の数xは4であり、任意のアイテムの一例であるアイテムID「1」の利用者ID「1」~利用者ID「5」の中の推薦の数yは3であるため、式(1)の分母の|x|+|y|は4+3=7となる。また、アイテムiとアイテムID「1」との利用者ID「1」~利用者ID「5」の中の共通の推薦利用者の数は2(利用者ID「3」と利用者ID「5」)であるため、式(1)の分子の2・|x∩y|は2×2=4となる。このためダイス係数は、4/7となり、約0.57となる。
かかるダイス係数の算出を、アイテムID「1」~アイテムID「5」ではなく全てのアイテム及び利用者ID「1」~利用者ID「5」ではなく全ての利用者に対して行う。すなわち、アイテムデータベース330に記憶され、販売されている全てのアイテムと利用者データベース320に記憶されている全ての利用者とに対してダイス係数が算出される。
なお、全てのアイテム及び全ての利用者に行う場合に限定されず、任意の数のアイテムを抽出し、当該抽出されたアイテムに対して行うようにしても良いし、抽出に基準を設け、当該基準を満たしたアイテムに対して行うようにしても良いし、又、任意の数の利用者を抽出し、当該抽出された利用者に対して行うようにしても良い。また、アイテムの分野を指定、例えば、「食品」や「牛乳」とすることも可能である。分野を指定することで、ダイス係数の算出にかかる時間や手間を削減することができる。また、「食品」とした場合は、食品アイテムの中から推薦をすることで食品アイテムの販売強化を図ることが可能となり、又、「牛乳」とした場合は、「牛乳」のうち銘柄の異なる牛乳の中から販売強化を図ることが可能となる。
そして、ダイス係数の高いアイテム順に並び替え、アイテムiとの類似度が予め定められた基準である上位の予め定められた数以内に入るアイテム、例えば、6個を、図11に示すように、アイテムiと類似度の高い類似アイテムとして抽出する。なお、予め定められた数は6個に限定されず、10個や100個等であっても良い。
かかる処理以降の購入率算出部230と推薦部240との処理は、上述した購入履歴を用いた場合と同様であるため説明を省略する。
上述した第2の実施形態では、類似度算出部220は、類似アイテムを、式(1)のダイス係数を用いて算出する例について説明したが、これに限定されず、例えば、コサイン類似度を用いて算出しても良い。ここでは、図14を用いて、類似アイテムを、上述した式(2)のコサイン類似度を用いて算出する例について説明する。
まず、アイテムを購入したかの購入有無を購入履歴データベース300から取得する。図14では、購入があった場合を「○」で示し、購入が無かった場合を「×」で示している。
図14に示すように、特定のアイテムの一例であるアイテムiの利用者ID「1」~利用者ID「5」の購入有無と、任意のアイテムの一例であるアイテムID「1」の利用者ID「1」~利用者ID「5」の購入有無とから、アイテムiとアイテムID「1」との類似度を算出する。本例では、特定のアイテムの一例であるアイテムiの利用者ID「1」~利用者ID「5」の中の購入の数は4であり、任意のアイテムの一例であるアイテムID「1」の利用者ID「1」~利用者ID「5」の中の購入の数は3であるため、式(2)の分母は2√3となる。また、アイテムiとアイテムID「1」との利用者ID「1」~利用者ID「5」の中の共通の購入利用者の数は2(利用者ID「3」と利用者ID「5」)であるため、式(2)の分子は2となる。このため、コサイン類似度は、2/2√3となり、約0.58となる。
かかるコサイン類似度の算出を、アイテムID「1」~アイテムID「5」ではなく全てのアイテム及び利用者ID「1」~利用者ID「5」ではなく全ての利用者に対して行う。すなわち、利用者データベース320に記憶されている全ての利用者と、アイテムデータベース330に記憶され、販売されている全てのアイテムに対してコサイン類似度が算出される。
なお、全ての利用者及び全てのアイテムに行う場合に限定されず、任意の数の利用者を抽出し、当該抽出された利用者に対して行うようにしても良いし、抽出に基準を設け、当該基準を満たした利用者に対して行うようにしても良いし、又、任意の数のアイテムを抽出し、当該抽出されたアイテムに対して行うようにしても良い。また、アイテムの分野を指定、例えば、「食品」や「牛乳」とすることも可能である。分野を指定することで、ダイス係数の算出にかかる時間や手間を削減することができる。また、「食品」とした場合は、食品アイテムの中から推薦をすることで食品アイテムの販売強化を図ることが可能となり、又、「牛乳」とした場合は、「牛乳」のうち銘柄の異なる牛乳の中から販売強化を図ることが可能となる。
そして、コサイン類似度の高いアイテム順に並び替え、アイテムiとの類似度が予め定められた基準である上位の予め定められた数以内に入るアイテム、例えば、6個を、図11に示すように、アイテムiと類似度の高い類似アイテムとして抽出する。なお、予め定められた数は6個に限定されず、10個や100個等であっても良い。
かかる処理以降の購入率算出部230と推薦部240との処理は、上述したダイス係数を用いた場合と同様であるため説明を省略する。
上述した第2の実施形態では、類似度算出部220は、類似アイテムを、履歴取得部210により取得された購入履歴を元に、ダイス係数を用いて算出する例について説明したが、これに限定されず、推薦履歴を元にコサイン類似度を用いて算出するようにしても良い。
ここで、上述した式(2)のxは、特定のアイテムを推薦された利用者の数、yは任意のアイテムを推薦された利用者の数を示す。
まず、アイテムを推薦したかの推薦有無を推薦履歴データベース310から取得する。図15では、推薦があった場合を「○」で示し、推薦が無かった場合を「×」で示している。
図15に示すように、特定のアイテムの一例であるアイテムiの利用者ID「1」~利用者ID「5」の推薦有無と、任意のアイテムの一例であるアイテムID「1」の利用者ID「1」~利用者ID「5」の推薦有無とから、アイテムiとアイテムID「1」との類似度を算出する。本例では、特定のアイテムの一例であるアイテムiの利用者ID「1」~利用者ID「5」の中の推薦の数は4であり、任意のアイテムの一例であるアイテムID「1」の利用者ID「1」~利用者ID「5」の中の推薦の数は3であるため、式(2)の分母は2√3となる。また、アイテムiとアイテムID「1」との利用者ID「1」~利用者ID「5」の中の共通の推薦利用者の数は2(利用者ID「3」と利用者ID「5」)であるため、式(2)の分子は2となる。このため、コサイン類似度は、2/2√3となり、約0.58となる。
かかるコサイン類似度の算出を、アイテムID「1」~アイテムID「5」ではなく全てのアイテム及び利用者ID「1」~利用者ID「5」ではなく全ての利用者に対して行う。すなわち、利用者データベース320に記憶されている全ての利用者と、アイテムデータベース330に記憶され、販売されている全てのアイテムに対してコサイン類似度が算出される。
なお、全ての利用者及び全てのアイテムに行う場合に限定されず、任意の数の利用者を抽出し、当該抽出された利用者に対して行うようにしても良いし、抽出に基準を設け、当該基準を満たした利用者に対して行うようにしても良いし、又、任意の数のアイテムを抽出し、当該抽出されたアイテムに対して行うようにしても良い。また、アイテムの分野を指定、例えば、「食品」や「牛乳」とすることも可能である。分野を指定することで、ダイス係数の算出にかかる時間や手間を削減することができる。また、「食品」とした場合は、食品アイテムの中から推薦をすることで食品アイテムの販売強化を図ることが可能となり、又、「牛乳」とした場合は、「牛乳」のうち銘柄の異なる牛乳の中から販売強化を図ることが可能となる。
そして、コサイン類似度の高いアイテム順に並び替え、アイテムiとの類似度が予め定められた基準である上位の予め定められた数以内に入るアイテム、例えば、6個を、図11に示すように、アイテムiと類似度の高い類似アイテムとして抽出する。なお、予め定められた数は6個に限定されず、10個や100個等であっても良い。
かかる処理以降の購入率算出部230と推薦部240との処理は、上述したダイス係数を用いた場合と同様であるため説明を省略する。
(その他)
上述した実施形態では、利用者の類似度とアイテムの類似度とから購入率の差分を算出して、アイテムを推薦しているが、これに限定されず、シチュエーション、例えば、季節、天気、買い物に来た人数、日付、イベントの有無などの類似度から購入率の差分を算出して、アイテムを推薦するようにしても良い。
100 情報処理装置
101 CPU 102 ROM
103 RAM 104 記憶部
105 通信インタフェース 106 入力部
107 バス
210 履歴取得部 220 類似度算出部
230 購入率算出部 240 推薦部
300 購入履歴データベース 310 推薦履歴データベース
320 利用者データベース 330 アイテムデータベース

Claims (12)

  1. プロセッサを備え、
    前記プロセッサは、
    任意の利用者及び任意の対象の組合せ毎の、利用者に対する対象の推薦の有無を表す推薦履歴及び当該利用者による前記対象の選択の有無を表す選択履歴を取得し、
    前記推薦履歴又は前記選択履歴から求まる類似度において、前記任意の利用者のうち、特定の利用者と予め定められた基準を満たす類似利用者に対して、任意の対象を推薦しない場合の選択率に対する推薦した場合の選択率の差分を算出する、
    情報処理装置。
  2. プロセッサを備え、
    前記プロセッサは、
    任意の利用者及び任意の対象の組合せ毎の、利用者に対する対象の推薦の有無の推薦履歴及び当該利用者による前記対象の選択の有無との選択履歴を取得し、
    前記推薦履歴又は前記選択履歴から求まる類似度において、前記任意の対象のうち、特定の対象と予め定められた基準を満たす類似対象を、特定の利用者に対して推薦しない場合の選択率に対する推薦した場合の選択率の差分を算出する
    情報処理装置。
  3. 前記プロセッサは、
    前記選択率の差分の多い対象を前記特定の利用者に推薦する請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 前記選択率の差分は、
    前記任意の利用者のうち、特定の利用者との類似度が予め定められた基準を満たす利用者を、任意の対象の推薦の有無で推薦グループと非推薦グループとに分割し、
    前記推薦グループの前記選択率と前記非推薦グループの選択率との差である請求項1又は3に記載の情報処理装置。
  5. 前記選択率の差分は、
    前記任意の対象のうち、特定の対象との類似度が予め定められた基準を満たす対象を、任意の対象の推薦の有無で推薦グループと非推薦グループとに分割し、
    前記推薦グループの前記選択率と前記非推薦グループの選択率との差である請求項2又は3に記載の情報処理装置。
  6. 前記任意の対象の分野は、入力により受け付けられる請求項1~5のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  7. 前記特定の対象の分野は、入力により受け付けられる請求項1~6のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  8. 前記推薦する対象の分野は、入力により受け付けられる請求項3に記載の情報処理装置。
  9. 前記予め定められた基準は、前記任意の利用者のうち、予め定められた数以内に入る前記類似利用者である請求項1に記載の情報処理装置。
  10. 前記予め定められた基準は、前記任意の対象のうち、予め定められた数以内に入る前記類似対象である請求項2に記載の情報処理装置。
  11. 前記プロセッサは、
    前記類似度を、ダイス係数又はコサイン類似度で算出する請求項1~10のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  12. コンピュータを、請求項1~11のいずれか1項に記載の情報処理装置として機能させるための情報処理プログラム。
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