JP2022054361A - Storage holder - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、例えばマグカップやペットボトル,缶,スマートフォン,タブレットなどの様々なサイズの収容物を収容することが可能な収容ホルダに関する。 The present invention relates to a storage holder capable of storing various sizes of storage such as a mug, a PET bottle, a can, a smartphone, and a tablet.
従来、様々なサイズの収容物を収容して保持する収容ホルダが知られている(例えば、特許文献1)。特許文献1に記載された収容ホルダは、ボックス本体と、可動アームと、を備えている。ボックス本体は、底壁と側壁とに囲まれた収容スペースと、収容スペースの上部に設けられた開口と、を有している。可動アームは、ボックス本体に鉛直軸を中心にして回動可能に支持されている。この収容ホルダによれば、可動アームの回動により収容スペースを複数に分割してその収容スペースの容量を変えることができるので、様々なサイズの収容物を適切に収容スペースに収容することができる。
Conventionally, a storage holder for storing and holding various sizes of containers is known (for example, Patent Document 1). The storage holder described in
ところで、収容ホルダとしては、大型のマグカップやペットボトルから小型の缶(例えば250ml缶)まで幅広いニーズに対応することが必要である。また、スマートフォンやタブレットなどの薄板状の携帯デバイスに対応することが必要である。しかしながら、上記した特許文献1記載の収容ホルダでは、可動アームが二つ設けられ、二つの可動アームの鉛直軸が側壁に配置されているが、両鉛直軸が互いに離間して配置されている。この構造では、二つの可動アームが何れの位置に回動しても、それら二つの可動アームの間に大きなスペースが生まれるため、薄板状の携帯デバイスを滑らすことなく安定して収容することが困難である。
By the way, it is necessary for the storage holder to meet a wide range of needs from large mugs and PET bottles to small cans (for example, 250 ml cans). In addition, it is necessary to support thin plate-shaped mobile devices such as smartphones and tablets. However, in the storage holder described in
本発明は、このような点に鑑みてなされたものであり、薄板状の携帯デバイスを含む様々なサイズの収容物に合わせて収容スペースを仕切ることが可能な収容ホルダを提供することを目的とする。 The present invention has been made in view of these respects, and an object of the present invention is to provide a storage holder capable of partitioning a storage space according to various sizes of storage including a thin plate-shaped portable device. do.
本発明の一態様は、底壁と側壁とに囲まれた収容スペースと、前記収容スペースの上部に設けられた開口と、を有するボックス本体と、前記ボックス本体に回動可能に支持された可動アームと、を備える収容ホルダであって、前記可動アームは、前記可動アームが前記側壁に沿った状態に格納される格納位置と、前記可動アームが前記収容スペースを複数に分割する所定仕切位置と、の間で回動されると共に、前記可動アームは、前記側壁として所定方向に延びる第一側壁の前記所定方向の中心付近に配置された第一鉛直軸を中心にして回動可能な第一アーム部材と、前記第一鉛直軸又は前記第一側壁の前記所定方向の中心付近に前記第一鉛直軸に対して隣接して配置された第二鉛直軸を中心にして回動可能な第二アーム部材と、を有する、収容ホルダである。 One aspect of the present invention is a box body having a storage space surrounded by a bottom wall and a side wall, an opening provided at the top of the storage space, and a movable support rotatably supported by the box body. A storage holder including an arm, wherein the movable arm has a storage position in which the movable arm is stored along the side wall, and a predetermined partition position in which the movable arm divides the storage space into a plurality of parts. , And the movable arm is rotatable about a first vertical axis arranged near the center of the first side wall extending in a predetermined direction as the side wall in the predetermined direction. A second arm member that is rotatable about a second vertical axis that is arranged adjacent to the first vertical axis in the vicinity of the center of the first vertical axis or the first side wall in the predetermined direction. An accommodating holder having an arm member.
この構成によれば、第一アーム部材及び第二アーム部材それぞれが格納位置と所定仕切位置との間で回動されるので、収容スペースを任意の容量に仕切ることができる。また、第一アーム部材が回動される軸と第二アーム部材が回動される軸とが第一鉛直軸で一致し或いは互いに隣接するので、収容スペース内における第一アーム部材と第二アーム部材との間に薄板状の携帯デバイスを収容可能な所定隙間を形成することができる。従って、収容ホルダによれば、薄板状の携帯デバイスを含む様々なサイズの収容物に合わせて収容スペースを仕切ることができる。 According to this configuration, since each of the first arm member and the second arm member is rotated between the storage position and the predetermined partition position, the accommodation space can be partitioned into an arbitrary capacity. Further, since the axis on which the first arm member is rotated and the axis on which the second arm member is rotated coincide with each other on the first vertical axis or are adjacent to each other, the first arm member and the second arm in the accommodation space A predetermined gap capable of accommodating a thin plate-shaped portable device can be formed between the member and the member. Therefore, according to the storage holder, the storage space can be partitioned for various sizes of storage including a thin plate-shaped portable device.
本発明に係る収容ホルダの具体的な実施形態について、図面を用いて説明する。 A specific embodiment of the storage holder according to the present invention will be described with reference to the drawings.
一実施形態の収容ホルダ1は、収容物2を収容する保持装置である。収容ホルダ1に収容される収容物2は、例えば、取手付きのマグカップ、ペットボトルや缶などのドリンク類、スマートフォンやタブレット端末,フューチャーフォンなどの携帯デバイスなどである。収容ホルダ1は、車両に搭載されており、車室内のセンタコンソールなどに設置されている。
The
収容ホルダ1は、図1、図2、図3、図4、及び図5に示す如く、ボックス本体10と、可動アーム20と、を備えている。
The
ボックス本体10は、収容物2(図6、図7、及び図8参照)を収容する筐体である。ボックス本体10は、センタコンソールなどの車内内装部材3(図5参照)に取り付けられている。ボックス本体10は、収容スペース11と、開口12と、を有している。
The
収容スペース11は、所定サイズの収容物2を収容可能な容量を有する空間である。収容スペース11は、略直方体形状(詳細は、後述する)に形成されている。収容スペース11は、底壁13と側壁14とにより囲まれている。底壁13は、略四角形状に形成されている。側壁14は、底壁13の周縁から立設している。側壁14は、四つの側壁からなり、互いに対面して平行に延びる第一側壁14a及び第二側壁14bと、互いに対面して平行に延びる第三側壁14c及び第四側壁14dと、を有する。収容スペース11は、車幅方向中心を通って車両前後方向に延びる線を挟んだ左右の空間が対称形状になるように形成されている。
The
第一及び第二側壁14a,14bは、車幅方向に延びている。第一側壁14aは車両前方側に配置され、第二側壁14bは車両後方側に配置されている。尚、収容スペース11には後述の如く本体スペース11a以外に延長スペース11bが含まれるので、第一側壁14aの車幅方向長さは、第二側壁14bの車幅方向長さに比して大きい。第三及び第四側壁14c,14dは、車両前後方向に延びている。第三側壁14cは車両右方側に配置され、第四側壁14dは車両左方側に配置されている。
The first and
収容スペース11は、本体スペース11aと、延長スペース11bと、を有している。本体スペース11aは、略直方体形状に形成された空間である。本体スペース11aは、車幅方向に延びる第一及び第二側壁14a,14bを含むと共に車両前後方向に延びる第三及び第四側壁14c,14dを含む側壁14に囲まれている。
The
延長スペース11bは、本体スペース11aに連通する空間である。延長スペース11bは、本体スペース11aにおける第二側壁14bの車幅方向両端部側それぞれから第一側壁14aとは離間する車両後方に凹んだ状態で延びるように形成されている。各延長スペース11bは、本体スペース11aと合わせてタブレット端末などを収容可能な大きさに設定されている。尚、二つの延長スペース11bの間には、センタコンソールに設けられる車両のシフトレバーやスイッチ類,リッドなどが配置される。
The
開口12は、収容スペース11の上部に設けられている。車両乗員は、収容物2を開口12を通じて収容スペース11に進入させて保持させる。
The opening 12 is provided in the upper part of the
可動アーム20は、腕状に延びてボックス本体10に対して回動するアーム部材である。可動アーム20は、収容スペース11を仕切る仕切板として機能する。可動アーム20は、ボックス本体10に鉛直軸を中心にして回動可能に支持されている。この鉛直軸は、上下方向に延びる軸であって、第一側壁14aの内面側に設けられており、第一側壁14aの車幅方向中央付近に配置されている。可動アーム20の一端部は、鉛直軸に軸支された固定端である。
The
可動アーム20は、格納位置T1と所定仕切位置T2との間で回動される。格納位置T1は、図5に示す如く、可動アーム20が第一側壁14aに沿った状態に格納される位置のことである。所定仕切位置T2は、図6に示す如く、可動アーム20の他端部である可動端が第二側壁14bに近接して可動アーム20が収容スペース11を複数に分割する位置のことである。尚、所定仕切位置T2は、可動アーム20が格納位置T1から略90°回動したときに規制される位置であってよい。
The
可動アーム20は、二つのアーム部材20R,20Lを有している。アーム部材20Rは、鉛直軸としての第一鉛直軸C1を中心にして回動可能である。アーム部材20Lは、鉛直軸としての第二鉛直軸C2を中心にして回動可能である。第一鉛直軸C1と第二鉛直軸C2とは、車幅方向に互いに隣接して配置されている。第一鉛直軸C1と第二鉛直軸C2との離間距離は、例えば50ミリ以下である。第一鉛直軸C1を支えるボックス本体10の構造と第二鉛直軸C2を支えるボックス本体10の構造とは、省スペース化及び組付容易化などのために一体である。以下、アーム部材20Rを第一アーム部材20Rと、アーム部材20Lを第二アーム部材20Lと、それぞれ称す。
The
第一アーム部材20Rは、格納位置T1で第一鉛直軸C1から車両右方に向けて延びる。第一アーム部材20Rは、図2に示す如く、軸部20Raと、腕部20Rbと、先端拡大部20Rcと、を有している。軸部20Raは、第一鉛直軸C1に軸支される部位である。腕部20Rbは、軸部20Raから上下方向に立設した状態で平板状に延びる部位である。先端拡大部20Rcは、腕部20Rbの可動端から回動周方向に突出する部位である。先端拡大部20Rcは、第一アーム部材20Rの回動時に第二側壁14bの内面に沿うように移動し、第一アーム部材20Rの格納位置T1で第二側壁14bの内面に対面した状態になる。
The
第二アーム部材20Lは、格納位置T1で第二鉛直軸C2から車両左方に向けて延びる。第二アーム部材20Lは、軸部20Laと、腕部20Lbと、先端拡大部20Lcと、を有している。軸部20Laは、第二鉛直軸C2に軸支される部位である。軸部20Ra,20La同士は、車幅方向にほとんど隙間なく互いに隣接して配置される。腕部20Lbは、軸部20Laから上下方向に立設した状態で平板状に延びる部位である。先端拡大部20Lcは、腕部20Lbの可動端から回動周方向に突出する部位である。先端拡大部20Lcは、第二アーム部材20Lの回動時に第二側壁14bの内面に沿うように移動し、第二アーム部材20Lの格納位置T1で第二側壁14bの内面に対面した状態になる。
The
第一側壁14aは、格納位置T1で可動アーム20を収納する収納凹部15を有している。収納凹部15は、収容スペース11の車両前部に一体化されている。収納凹部15は、第一アーム部材20Rの先端拡大部20Rcを収納可能な第一先端収納部15Rと、第二アーム部材20Lの先端拡大部20Lcを収納可能な第二先端収納部15Lと、を有している。第一先端収納部15R及び第二先端収納部15Lはそれぞれ、車両前方へ向けて凹んでいる。第一先端収納部15Rは、第一側壁14aにおける車両右端部に設けられている。第二先端収納部15Lは、第一側壁14aにおける車両左端部に設けられている。
The
第一アーム部材20R及び第二アーム部材20Lは、図5に示如く、第一アーム部材20Rの格納位置T1かつ第二アーム部材20Lの格納位置T1で車幅方向に一直線に並んで延びるように構成されている。この際、収容スペース11は、第一アーム部材20R及び第二アーム部材20Lに仕切られることなく、ポーチやスナック菓子などの収容物2aを収容可能な最大容量の単一空間となる。
As shown in FIG. 5, the
また、第一アーム部材20R及び第二アーム部材20Lは、図6に示如く、第一アーム部材20Rの所定仕切位置T2かつ第二アーム部材20Lの所定仕切位置T2で車両前後方向に延びて互いに平行に延びるように構成されている。この際、第一アーム部材20R及び第二アーム部材20L(具体的には、腕部20Rb及び腕部20Lb)は、車幅方向において所定隙間S0を空けて離間する。
Further, as shown in FIG. 6, the
この所定隙間S0は、薄板状の携帯デバイス(例えばスマートフォンなど)を立たせた状態で収容物2bとしてその所定隙間S0内で車両走行中にも安定して収容可能な大きさである。この所定隙間S0のサイズ(すなわち、腕部20Rb,20Lbの離間方向の幅)は、例えば5ミリ以上かつ40ミリ未満である。
The predetermined gap S0 is a size that can be stably accommodated as an
第一アーム部材20Rは、所定仕切位置T2で収容スペース11の本体スペース11aを二分割して第一アーム部材20Rと三つの側壁14a,14b,14cとにより囲まれる右側本体スペースSRを形成する。この右側本体スペースSRは、右側の延長スペース11bに連通する。右側本体スペースSRは、取手付きのマグカップをその取手を延長スペース11bに収容した状態で収容物2cとして収容可能な大きさに設定されている。また、右側本体スペースSRは、延長スペース11bと合わせてタブレット端末を収容物2dとして収容可能な大きさに設定されている。
The
同様に、第二アーム部材20Lは、所定仕切位置T2で収容スペース11の本体スペース11aを二分割して第二アーム部材20Lと三つの側壁14a,14b,14dとにより囲まれる左側本体スペースSLを形成する。この左側本体スペースSLは、左側の延長スペース11bに連通する。左側本体スペースSLは、取手を延長スペース11bに収容した状態で取手付きのマグカップを収容物2cとして収容可能な大きさに設定されている。また、左側本体スペースSLは、延長スペース11bと合わせてタブレット端末を収容物2dとして収容可能な大きさに設定されている。
Similarly, the
第一アーム部材20R及び第二アーム部材20Lはそれぞれ、図7に示す如く、格納位置T1と所定仕切位置T2との間の中途位置(具体的には、格納位置T1から所定角度(例えば56°)だけ回動した位置)T3でそのアーム部材20R又は20Lと第一側壁14aと第三側壁14c又は第四側壁14dとにより囲まれるスペースS11を形成する。このスペースS11は、小型(例えば、190mlや250mlの容量)の缶を収容物2eとして収容可能な大きさに設定されている。
As shown in FIG. 7, the
第一アーム部材20R及び第二アーム部材20Lは、上記の中途位置T3で両アーム部材20R,20Lと第二側壁14bとにより囲まれるスペースS12を形成する。このスペースS12は、中型(例えば、350mlや500mlの容量)の缶、ペットボトル、ガム入れ用缶などを収容物2fとして収容可能な大きさに設定されている。
The
また、第一アーム部材20R及び第二アーム部材20Lはそれぞれ、図8に示す如く、格納位置T1と所定仕切位置T2との間の中途位置(具体的には、格納位置T1から所定角度(例えば69°)だけ回動した位置)T4でそのアーム部材20R又は20Lと第一側壁14aと第三側壁14c又は第四側壁14dとにより囲まれるスペースS21を形成する。このスペースS21は、中型(例えば、350mlや500mlの容量)の缶、ペットボトル、ガム入れ用缶などを収容物2gとして収容可能な大きさに設定されている。
Further, as shown in FIG. 8, the
第一アーム部材20R及び第二アーム部材20Lは、上記の中途位置T4で両アーム部材20R,20Lと第二側壁14bとにより囲まれるスペースS22を形成する。このスペースS22は、小型(例えば、190mlや250mlの容量)の缶を収容物2hとして収容可能な大きさに設定されている。
The
更に、上記のスペースS21は、延長スペース11bに連通する。スペースS21は、延長スペース11bと合わせてタブレット端末を収容物2iとして収容可能な大きさに設定されている。尚、上記の中途位置T4では、スペースS21に収容物2gが収容された状態で、延長スペース11bに薄板状の携帯デバイスなどの収容物2jや眼鏡ケースなどの収容物2kが収容可能である。この収容物2j,2kは、延長スペース11bに収容された状態でアーム部材20R,20Lの先端拡大部20Rc,20Lcに引っ掛かって固定されることが可能である。
Further, the space S21 communicates with the
収容ホルダ1は、また、図4に示す如く、回動機構30を備えている。回動機構30は、可動アーム20を格納位置T1にロックすると共に、車両乗員による所定操作で格納位置T1での可動アーム20のロックを解除して、その可動アーム20を格納位置T1から所定仕切位置T2へ向けて回動させる装置である。回動機構30には、第一アーム部材20Rに対応したものと、第二アーム部材20Lに対応したものと、がある。各回動機構30は、互いに独立して作動する。
The
各回動機構30はそれぞれ、回動用付勢部材(図示せず)と、ストッパ部材32と、ガイド部材33と、係合用付勢部材(図示せず)と、操作部材35と、を有している。
Each rotating
回動用付勢部材は、可動アーム20を格納位置T1から所定仕切位置T2に向けて付勢する付勢力を発生する捩りバネなどである。この回動用付勢部材の一端はボックス本体に係止され、他端は可動アーム20に係止されている。可動アーム20は、回動用付勢部材の付勢力により格納位置T1から所定仕切位置T2に向けて回動される。また、可動アーム20は、車両乗員の押し込み操作により回動用付勢部材の付勢力に抗して格納位置T1に向けて回動される。
The rotating urging member is a torsion spring or the like that generates an urging force for urging the
ストッパ部材32は、可動アーム20に係合してその可動アーム20の回動を規制する爪部材である。ストッパ部材32は、可動アーム20に設けられた凹部21に係合可能である。凹部21は、可動アーム20(例えば、軸部20Ra又は軸部20La)の下面において上方に凹んでいる。ストッパ部材32は、可動アーム20が格納位置T1にある際に凹部21に係合する。ストッパ部材32は、ガイド部材33の支持部の上面に上方へ突出するように設けられている。ストッパ部材32は、ガイド部材33と一体で上下動することが可能である。
The
係合用付勢部材は、ガイド部材33を上方に向けて付勢する付勢力を発生するスプリングなどである。この係合用付勢部材の一端はボックス本体に係止され、他端はガイド部材33に係止されている。操作部材35は、車両乗員により押圧操作されるボタン部材である。操作部材35は、車両前後方向に移動可能である。操作部材35とガイド部材33とは、傾斜面同士で接している。操作部材35は、車両前方へ押圧操作されることにより係合用付勢部材の付勢力に抗してガイド部材33を下方へ移動させてストッパ部材32と凹部21との係合を解除させる。
The engaging urging member is a spring or the like that generates an urging force that urges the
次に、収容ホルダ1の状態及び動作について説明する。
収容ホルダ1において、可動アーム20が格納位置T1にある状態では、可動アーム20は、凹部21にストッパ部材32が係合することにより回動用付勢部材の付勢力に抗してその格納位置T1に維持される。
Next, the state and operation of the
In the
可動アーム20の格納位置T1で車両乗員により操作部材35が車両前方へ押圧操作されると、ガイド部材33が係合用付勢部材の付勢力に抗して下方へ移動する。かかる移動が行われると、ストッパ部材32が下動してそのストッパ部材32と凹部21との係合が解除される。ストッパ部材32と凹部21との係合が解除されると、可動アーム20が回動用付勢部材の付勢力により所定仕切位置T2へ向けて回動される。可動アーム20は、所定仕切位置T2まで回動した際に規制されることにより、その所定仕切位置T2に維持される。尚、可動アーム20が所定仕切位置T2へ向けて回動した後、ガイド部材33は、係合用付勢部材の付勢力により上方へ移動する。
When the operating
可動アーム20が格納位置T1以外の例えば所定仕切位置などの位置にある際、車両乗員は、手動で可動アーム20を回動用付勢部材の付勢力に抗して格納位置T1に向けて回動させることが可能である。可動アーム20が格納位置T1付近まで回動されると、可動アーム20が係合用付勢部材の付勢力に抗してストッパ部材32を押し下げ、その後、その係合用付勢部材の付勢力により可動アーム20の凹部21にストッパ部材32が係合する。これにより、可動アーム20は、格納位置T1に維持される。
When the
尚、係合用付勢部材の付勢力により可動アーム20の凹部21にストッパ部材32が係合する前に、可動アーム20の第一アーム部材20Rと第二アーム部材20Lとの間に収容物2が収容されて、車両乗員による格納位置T1側への可動アーム20の回動操作が解除されると、その可動アーム20が回動用付勢部材の付勢力により所定仕切位置T2へ向けて回動される。かかる動作が行われると、やがて、収容物2が二つのアーム部材20R,20Lにより挟まれると共に、その収容物2が挟まった状態で二つのアーム部材20R,20Lの回動が規制され、アーム部材20R,20Lがその収容物2のサイズに合わせた中途位置(例えばT3やT4)に維持される。
Before the
このように、収容ホルダ1において、ボックス本体10に回動可能に支持された可動アーム20は、可動アーム20がボックス本体10の第一側壁14aに沿った状態に格納される格納位置T1と、可動アーム20が収容スペース11を複数に分割する所定仕切位置T2と、の間で回動される。この可動アーム20は、第一側壁14aの車幅方向中心付近の第一鉛直軸C1を中心にして回動可能な第一アーム部材20Rと、第一側壁14aの車幅方向中心付近に第一鉛直軸C1に対して隣接して配置された第二鉛直軸C2を中心にして回動可能な第二アーム部材20Lと、を有している。
In this way, in the
第一アーム部材20R及び第二アーム部材20Lの格納位置T1では、両アーム部材20R,20Lが第一側壁14aに沿った状態になる(図5参照)。このため、両アーム部材20R,20Lの格納位置T1で収容スペース11に最大容量の単一空間を形成することができる。この場合、ポーチやスナック菓子などの大物の収容物2aを収容することができる。
At the storage position T1 of the
そして、第一アーム部材20R及び第二アーム部材20Lは、両アーム部材20R,20Lが所定仕切位置T2にあるときそれぞれ車両前後方向に延びて互いに平行に延びると共に車幅方向において所定隙間S0を空けて離間する(図6参照)。この所定隙間S0は、薄板状の携帯デバイスを収容可能な大きさである。このため、第一側壁14aの車幅方向中央付近に互いに隣接して配置されている鉛直軸C1,C2を回動中心とする第一アーム部材20R及び第二アーム部材20Lがそれぞれ所定仕切位置T2にある状態で、両アーム部材20R,20Lの間に薄板状の携帯デバイス2bを収容可能な所定隙間S0を形成することができる。
Then, the
また、第一アーム部材20R又は第二アーム部材20Lの所定仕切位置T2では、収容スペース11に取手付きのマグカップを収容可能な本体スペースSR,SLを形成することができる。この場合は、所定隙間S0に携帯デバイス2bを収容したまま、本体スペースSR,SLに取手付きマグカップ2cを収容すること、又は、本体スペースSR,SL及び延長スペース11bにタブレット端末2dを収容することができる。
Further, at the predetermined partition position T2 of the
更に、第一アーム部材20R及び第二アーム部材20Lは、格納位置T1と所定仕切位置T2との間で回動されることにより、収容スペース11を任意の容量に仕切ることができる(図7及び図8参照)。具体的には、車両乗員により二つのアーム部材20R,20Lの間に収容物2が収容されて、収容物2が挟まった状態で二つのアーム部材20R,20Lの回動が規制されることにより、収容スペース11をその収容物2のサイズに合わせて仕切ることができる。このため、第一アーム部材20R及び第二アーム部材20Lを用いて小型の缶や中型の缶,ペットボトルなどの様々なサイズに対応したスペースS11,S12,S21,S22を形成することができる。
Further, the
従って、収容ホルダ1によれば、薄板状の携帯デバイスを含む様々なサイズの収容物2に合わせて収容スペース11を仕切ることができる。これにより、容量が限られた収容スペース11を収容物2に合わせたものとすることができ、収容ホルダ1の使用性を向上させることができる。
Therefore, according to the
ところで、上記の実施形態においては、可動アーム20が軸支される鉛直軸が車両前方側の第一側壁14aに設けられ、可動アーム20が収容スペース11の車両前方側に格納され、収容スペース11の延長スペース11bが本体スペース11aから車両後方側に延びている。しかし、本発明は、これに限定されるものではなく、可動アーム20が軸支される鉛直軸が車両後方側の第二側壁14bに設けられ、可動アーム20が収容スペース11の車両後方側に格納され、収容スペース11の延長スペース11bが本体スペース11aから車両後方側に延びているものとしてもよい。
By the way, in the above embodiment, a vertical shaft on which the
また、上記の実施形態においては、収容ホルダ1が、可動アーム20を格納位置T1にロックすると共に格納位置T1から所定仕切位置T2へ向けて回動させる回動機構30を備えている。しかし、本発明は、これに限定されるものではなく、収容ホルダ1が、可動アーム20を格納位置T1と所定仕切位置T2との間で段階的に又は無段階で回動させてその間の任意の位置に回動停止させる機構を備えることとしてもよい。また逆に、収容ホルダ1が、可動アーム20を所定仕切位置T2にロックすると共に所定仕切位置T2から格納位置T1へ向けて回動させる回動機構を備えることとしてもよい。
Further, in the above embodiment, the
また、上記の実施形態においては、第一アーム部材20Rの回動軸である第一鉛直軸C1と第二アーム部材20Lの回動軸である第二鉛直軸C2とが、車幅方向に互いに隣接して配置されている。しかしながら、本発明はこれに限定されるものではなく、第二アーム部材20Lの回動軸が第一アーム部材20Rの第一鉛直軸C1に一致していてもよく、すなわち、第一アーム部材20Rの第一鉛直軸C1と第二アーム部材20Lの第二鉛直軸C2とが同軸であってもよい。この変形形態の構成においても、両アーム部材20R,20Lの軸部20Ra,20Laに凹みを設けることで、それらの両アーム部材20R,20Lの間に薄板状の携帯デバイス2bを収容可能な所定隙間を形成することができ、上記の実施形態と同様の効果を得ることができる。
Further, in the above embodiment, the first vertical shaft C1 which is the rotation shaft of the
尚、本発明は、上述した実施形態や変形形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更を施すことが可能である。 The present invention is not limited to the above-described embodiments and modifications, and various modifications can be made without departing from the spirit of the present invention.
1:収容ホルダ、2:収容物、10:ボックス本体、11:収容スペース、11a:本体スペース、11b:延長スペース、12:開口、13:底壁、14:側壁、15:収納凹部、20:可動アーム、20R:第一アーム部材、20L:第二アーム部材、30:回動機構、32:ストッパ部材、35:操作部材、T1:格納位置、T2:所定仕切位置、C1:第一鉛直軸、C2:第二鉛直軸、S0:所定隙間。 1: Storage holder, 2: Storage, 10: Box body, 11: Storage space, 11a: Body space, 11b: Extension space, 12: Opening, 13: Bottom wall, 14: Side wall, 15: Storage recess, 20: Movable arm, 20R: 1st arm member, 20L: 2nd arm member, 30: Rotation mechanism, 32: Stopper member, 35: Operation member, T1: Storage position, T2: Predetermined partition position, C1: 1st vertical axis , C2: Second vertical axis, S0: Predetermined gap.
Claims (5)
前記ボックス本体に回動可能に支持された可動アームと、
を備える収容ホルダであって、
前記可動アームは、前記可動アームが前記側壁に沿った状態に格納される格納位置と、前記可動アームが前記収容スペースを複数に分割する所定仕切位置と、の間で回動されると共に、
前記可動アームは、
前記側壁として所定方向に延びる第一側壁の前記所定方向の中心付近に配置された第一鉛直軸を中心にして回動可能な第一アーム部材と、
前記第一鉛直軸又は前記第一側壁の前記所定方向の中心付近に前記第一鉛直軸に対して隣接して配置された第二鉛直軸を中心にして回動可能な第二アーム部材と、
を有する、収容ホルダ。 A box body having a storage space surrounded by a bottom wall and a side wall, and an opening provided at the top of the storage space.
A movable arm rotatably supported by the box body,
It is a storage holder equipped with
The movable arm is rotated between a storage position in which the movable arm is stored along the side wall and a predetermined partition position in which the movable arm divides the storage space into a plurality of parts.
The movable arm is
A first arm member that can rotate about a first vertical axis arranged near the center of the first side wall extending in a predetermined direction as the side wall, and
A second arm member that is rotatable about the second vertical shaft and is arranged adjacent to the first vertical shaft in the vicinity of the center of the first vertical shaft or the first side wall in the predetermined direction.
Has a storage holder.
前記第一側壁と前記所定方向に延びて前記第一側壁に対面し前記所定仕切位置で前記可動アームの可動端が近接する第二側壁とを含む前記側壁に囲まれた本体スペースと、
前記本体スペースに連通し、前記本体スペースにおける前記第二側壁の前記所定方向の端部側から前記第一側壁とは離間する方向に延びるように形成された延長スペースと、
を有する、請求項1乃至4の何れか一項に記載された収容ホルダ。 The accommodation space is
A main body space surrounded by the side wall including the first side wall and a second side wall extending in a predetermined direction and facing the first side wall and close to the movable end of the movable arm at the predetermined partition position.
An extension space that communicates with the main body space and is formed so as to extend in a direction away from the first side wall from the end side of the second side wall in the main body space in the predetermined direction.
The storage holder according to any one of claims 1 to 4.
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