JP2008137579A - Vehicular console box - Google Patents
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Abstract
Description
この発明は、車両用物入装置に関するものである。 The present invention relates to a vehicle storage device.
自動車などの車両には、車室内にドリンクホルダなどの物入装置が設けられている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、上記ドリンクホルダなどの物入装置は、飲料容器を保持するための専用設計品とされていたため、多目的な物品の収納には向いていないという問題があった。 However, since the storage device such as the drink holder is designed for exclusive use for holding a beverage container, there is a problem that it is not suitable for storing a multipurpose article.
また、ドリンクホルダなどの物入装置は、大きめの飲料容器を基準に設計されると共に、小さな飲料容器にも対応できるように可動フラップなどが設けられていたが、可動フラップは、飲料容器の側面にバネ力で軽く斜めに押し当てられる程度の極く簡単なものにしか過ぎなかったため、飲料容器に対する対応能力が不十分であった。 In addition, a storage device such as a drink holder is designed on the basis of a large beverage container, and a movable flap is provided so as to be compatible with a small beverage container. However, the ability to handle beverage containers was insufficient.
更に、可動フラップは、それ自体が形状変形するようなものではなかったため、多彩な大きさや形状の飲料容器にジャストフィットさせることが困難であった。 Furthermore, since the movable flap itself was not such that it deformed in shape, it was difficult to just fit it into beverage containers of various sizes and shapes.
上記課題を解決するために、請求項1に記載された発明では、物品収容空間を有する物入装置本体を設けると共に、前記物品収容空間に対して、突出収納動可能な仕切部材を設け、該仕切部材によって前記物品収容空間を2つの飲料容器収容空間に仕切り得るよう構成したことを特徴としている。
In order to solve the above-mentioned problem, in the invention described in
請求項2に記載された発明では、飲料容器収容空間を有する物入装置本体を設けると共に、前記飲料容器収容空間に対して、突出収納動可能な空間可変部材を設け、該空間可変部材によって前記飲料容器収容空間を飲料容器に対応した形態に変形可能に構成したことを特徴としている。
In the invention described in
請求項3に記載された発明では、前記空間可変部材の先端部に、開閉可能な左右のフラップ片を有する可変式フラップ装置を設けたことを特徴としている。
The invention described in
請求項1の発明によれば、物品収容空間を有する物入装置本体を設けると共に、前記物品収容空間に対して、突出収納動可能な仕切部材を設け、該仕切部材によって前記物品収容空間を2つの飲料容器収容空間に仕切り得るよう構成したことにより、仕切部材が収納されている時には、物品収容空間を広くして多目的な物品の収容に使用することが可能となり、仕切部材を突出させた時には、物品収容空間を2つの飲料容器収容空間に仕切って飲料容器の収容に使用することが可能となる。 According to the first aspect of the present invention, the object storage device main body having the article accommodation space is provided, and the partition member capable of projecting and accommodating is provided in the article accommodation space, and the article accommodation space is separated by the partition member. By being configured to be partitioned into two beverage container storage spaces, when the partition member is stored, the product storage space can be widened and used for storing multipurpose items. The article storage space can be divided into two beverage container storage spaces and used for storing beverage containers.
請求項2の発明によれば、飲料容器収容空間を有する物入装置本体を設けると共に、前記飲料容器収容空間に対して、突出収納動可能な空間可変部材を設け、該空間可変部材によって前記飲料容器収容空間を飲料容器に対応した形態に変形可能に構成したことにより、空間可変部材が収納されている時には、飲料容器収容空間を大きくして大きめの飲料容器に対応させることが可能となり、空間可変部材を突出させた時には、飲料容器収容空間を小さくして小さめの飲料容器に対応させることが可能となる。これにより、飲料容器の大きさに拘わらず、常に飲料容器収容空間を適正な大きさとすることが可能となる。
According to invention of
請求項3の発明によれば、前記空間可変部材の先端部に、開閉可能な左右のフラップ片を有する可変式フラップ装置を設けたことにより、左右のフラップ片を開閉させて、多彩な大きさや形状の飲料容器にジャストフィットさせることが可能となる。
According to the invention of
以下、本発明を具体化した実施例について、図示例と共に説明する。 Hereinafter, embodiments embodying the present invention will be described together with illustrated examples.
図1〜図17は、この発明の実施例を示すものである。 1 to 17 show an embodiment of the present invention.
まず、構成について説明する。自動車などの車両における車室内に、物入装置1を設ける。この物入装置1は、図1〜図5のいずれかに示すように、手前側に物品収容空間2を有する物入装置本体3を備えている。
First, the configuration will be described. The
そして、この物品収容空間2に対し、突出収納動可能な仕切部材4を設けて、この仕切部材4によって物品収容空間2を2つの飲料容器収容空間5に仕切り得るように構成する。あるいは、仕切部材4で物品収容空間2を仕切ることにより、2つの飲料容器収容空間5を現出させ得るように構成する。
A
また、この飲料容器収容空間5に対して、突出収納動可能な空間可変部材7a,7bを設け、この空間可変部材7a,7bによって飲料容器収容空間5を飲料容器6(図6〜図9のいずれか参照)に対応した形態に変形可能に構成する。
In addition,
更に、空間可変部材7bの先端部に、開閉可能な左右のフラップ片8を有する可変式フラップ装置9を設ける。
Further, a
ここで、物品収容空間2は、ほぼ水平且つ平坦な底面と、この底面を囲む周壁とを有する枠形状を呈している。そして、底面は、平面視ほぼ長方形状とされ、この平面視ほぼ長方形状の底面から周壁が立設されている。また、飲料容器収容空間5は、想定される最も大きな飲料容器6を収容可能な平面視ほぼ正方形状などを呈している。そして、物品収容空間2は、2つの飲料容器収容空間5を横に並べて、その間に仕切部材4を介在させた大きさの横長形状などとされている。なお、物品収容空間2は、周壁の長辺を車幅方向へ向け、短辺を車両前後方向へ向けて配置するのが好ましい。
Here, the
仕切部材4は、平面視ほぼ長方形状をした物品収容空間2における長辺のほぼ中央位置から、対辺へ向けて、短辺と平行な方向に突出収納動されるよう構成されている。なお、仕切部材4は、特に、物品収容空間2を完全に仕切り得るものとする必要はなく、実質的に2つの飲料容器6を収容できる飲料容器収容空間5が現出される程度に突出できれば充分である。この仕切部材4は、その機能上、幅寸法が余り大きくならないようにするのが好ましい。また、仕切部材4は、物品収容空間2の高さ寸法とほぼ等しいかそれよりも若干小さな高さ寸法とするのが好ましい。
The
また、空間可変部材7a,7bは、平面視ほぼ正方形状をした各飲料容器収容空間5の辺から、対辺へ向けて突出収納動されるように設けられている。この場合、空間可変部材7aと空間可変部材7bとは、対向配置されている。即ち、空間可変部材7aは、仕切部材4が設けられている辺の対辺に対して、仕切部材4と平行な方向に突出収納動されるように設けられている。一方、空間可変部材7bは、仕切部材4が設けられている辺に対して、仕切部材4と平行な方向に突出収納動されるように設けられている。これら、空間可変部材7a,7bは、その機能上、飲料容器収容空間5の辺の半幅程度以上の幅寸法とするのが好ましい。また、空間可変部材7a,7bは、物品収容空間2の高さ寸法の半分程度以上の高さ寸法とするのが好ましい。空間可変部材7a,7bの高さ寸法が小さい場合には、空間可変部材7a,7bは、飲料容器収容空間5のより高い位置に設けるのが好ましい。
Further, the
そして、可変式フラップ装置9は、仕切部材4と同じ側の空間可変部材7bに対してのみ設けられている。
The
なお、仕切部材4と空間可変部材7aとは、収納時に物品収容空間2や飲料容器収容空間5の内壁と面一になるように、その先端部が平坦面に形成されている。また、先端に可変式フラップ装置9を有する空間可変部材7bについては、収納時に開いた状態の左右のフラップ片8の表面が飲料容器収容空間5の内壁と面一になるように構成される。左右のフラップ片8は、空間可変部材7bの先端面にほぼ納まる大きさに構成される。なお、仕切部材4と空間可変部材7a,7bとは、物品収容空間2や飲料容器収容空間5の内壁に形成された開口部に収納されている。
In addition, the
これに伴い、先端部に可変式フラップ装置9を有するものを除き、仕切部材4と空間可変部材7aとには、内部が空洞の角筒状部材などが用いられる。この角筒状部材は、先端面と上下左右の周壁のみを有して、後端面が開口されたものである。
Along with this, except for the one having the
そして、物入装置本体3の奥側には、物品収容空間2の仕切部材4が設けられた長辺に隣接させて、駆動機構収容部10が設けられている。この駆動機構収容部10には、後述する駆動機構(突出収納機構11や開閉機構13など、図10〜図12参照のこと)が内蔵されている。
And the drive
そして、仕切部材4と各空間可変部材7a,7bとは、それぞれ独立した突出収納機構によって、自動的に突出収納動されるように構成されている。なお、仕切部材4と空間可変部材7aについては、突出収納機構は特に図示しないが、空間可変部材7bについては、参照符号を付して突出収納機構11として示している。
And the
また、可変式フラップ装置9は、それぞれ独立した開閉機構13によって自動的に開閉されるように構成されている。なお、空間可変部材7bの突出収納機構11と開閉機構13とは、それぞれ別個に構成しても良いが、この場合、開閉機構13は、突出収納機構11に対して付設されるように構成されている。これら突出収納機構11や開閉機構13などは、特に図示しない制御装置によって制御されるようにすることが可能である。
The
そして、空間可変部材7bのための突出収納機構11は、モータ15などの駆動装置と、このモータ15の出力軸に取付けられたウォーム16と、このウォーム16に噛み合うウォームホイール17と、このウォームホイール17に噛み合うラックギヤ部18を後端側の側面に有して、空間可変部材7bの突出収納方向へ延びる操作ロッド部19とを有している。これらは、ケース20に収容された状態で駆動機構収容部10に取付けられている。このケース20は、モータ15に対する取付座部と、モータ15の出力軸やウォームホイール17の回転軸に対する軸支部と、操作ロッド部19に対するガイド部とを有している。また、このケース20は、上ケースと下ケースとに分割されて、爪嵌合などを利用してワンタッチで組立分解可能に構成されている。
The
なお、仕切部材4および可変式フラップ装置9を有していない空間可変部材7aの突出収納機構については、上記したように特に図示していないが、基本的に空間可変部材7bの突出収納機構11と同様のものを採用することが可能である。また、突出収納機構11については、この他にも、エアシリンダを用いたものなどとすることが可能である。
Note that the protruding storage mechanism of the
そして、仕切部材4や空間可変部材7aに、上記した突出収納機構11と同様のものを採用する場合には、突出収納機構11における操作ロッド部19の先端部が直接的に仕切部材4や空間可変部材7aに連結されることなる。或いは、仕切部材4や空間可変部材7aに対して、操作ロッド部19を一体形成しても良い。
And when the thing similar to the above-mentioned
一方、可変式フラップ装置9を有する空間可変部材7bの場合には、可変式フラップ装置9の開閉機構13は、操作ロッド部19の先端部と空間可変部材7bとの間に介装されることになる。
On the other hand, in the case of the
ここで、可変式フラップ装置9の詳細構造について述べると、可変式フラップ装置9の左右のフラップ片8は、相互間の角度が180゜となった開状態から、相互間の角度が180゜以下の閉状態へと適宜閉じられるように構成されている。なお、可変式フラップ装置9の左右のフラップ片8は、ほぼ対称的に可動するよう構成されている。
Here, the detailed structure of the
可変式フラップ装置9の左右のフラップ片8は、それぞれが空間可変部材7bの先端面のほぼ半分の大きさの正面視ほぼ矩形状とされており、その内方端どうしの間に所要の間隔を有して離間配置されている。そして、各フラップ片8の内方端の近傍部分における上下面からは、それぞれ上下に同軸上に延びる支軸部25が突設されている。各フラップ片8は、この支軸部25を中心として水平回動可能となるように空間可変部材7bの先端部から突設された上下のブラケット部26の間に軸支されている。この上下のブラケット部26は、ほぼ水平且つ平行に延設されると共に、その先端部が開状態の左右のフラップ片8の表面とほぼ面一になるように構成されている。
Each of the left and
そして、開閉機構13として、左右のフラップ片8の内方端からは、上記間隔へ向けて開閉操作用のアーム部27が上下に隔ててそれぞれ突設されている。各アーム部27は、左右のフラップ片8を開状態とした時に、相対向する方向、あるいはそれよりも若干奥側へ傾いた方向へ向けて延設されている。そして、両アーム部27の間には、空間可変部材7bの突出収納方向へ延びる開閉操作用ロッド部29の先端部が挿入配置されている。上下のアーム部27は、この開閉操作用ロッド部29の上下面から上下方向に延設された連結軸28により連結・軸支されている。なお、各アーム部27の連結軸28に対する軸孔は、スライド可能な長孔とされている。この長孔は、各アーム部27の長手方向に延設されている。そして、開閉操作用ロッド部29を突出収納方向へ移動することにより、可変式フラップ装置9の左右のフラップ片8が開閉動されるように構成されている。
As the opening /
なお、上記した左右のフラップ片8の内方端どうしの間の間隔は、開閉操作用ロッド部29の先端が挿入できるよう、開閉操作用ロッド部29の幅よりも若干広目に形成されている。そして、この間隔を外部から隠すために、空間可変部材7bの先端部から突設された上下のブラケット部26における対応する部分間には、上下方向へ延びる帯状の目隠部40が架設される。
The interval between the inner ends of the left and
更に、この開閉操作用ロッド部29の側部(片側または両側)には、ラックギヤ部30が形成されており、このラックギヤ部30がピニオン31を介して、上記操作ロッド部19の先端側の側面に形成された別のラックギヤ部32に噛み合わされている。これにより、突出収納機構11と開閉機構13とが連係され、操作ロッド部19によって、開閉操作用ロッド部29が操作され得るように構成されている。
Further, a
ここで、操作ロッド部19の先端側部分は、二又状に分岐されており、この二又状分岐部33の内側の位置に、開閉操作用ロッド部29やピニオン31などが配置されている。ラックギヤ部32は、二又状分岐部33の内側部(片側または両側)に沿って形成されている。ラックギヤ部30とラックギヤ部32とは、互いに平行に配設され、ピニオン31の180゜反対側の位置に噛み合わされることによって、逆方向へ移動し得るように構成されている。ラックギヤ部30およびラックギヤ部32を両側に設けた場合、ピニオン31は、反対側に設けることもできる。また、開閉操作用ロッド部29に対するガイド部や、ピニオン31の回転軸に対する軸支部は、空間可変部材7bの内部に設けられている。即ち、開閉操作用ロッド部29やピニオン31は、空間可変部材7bの側に設置されている。
Here, the distal end portion of the
そして、操作ロッド部19先端側の二又状分岐部33は、後端面側の開口から空間可変部材7bの内部へ、突出収納方向に対して出入動自在となるように、挿入配置されている。
The
空間可変部材7bと二又状分岐部33との間は、先に可変式フラップ装置9を作動させ、後から空間可変部材7bを突出動させるようにするための差動機構34を介して連結されている。
The
この差動機構34は、ほぼ上下方向へ延びるスライド軸部35と、このスライド軸部35を突出収納方向へスライド可能に軸支するスライド用長孔36とを備えている。スライド軸部35は、二又状分岐部33の両先端部から上下方向へ突設され、スライド用長孔36は、空間可変部材7bの上下面における、二又状分岐部33の両先端部に設けられた上下の各スライド軸部35と対応する部分にそれぞれ形成されている。スライド用長孔36は、開閉機構13の作動範囲と対応する位置および長さとなるように設定されている。
The
即ち、図10に示すように、空間可変部材7bが収納状態で、可変式フラップ装置9が開いた状態では、操作ロッド部19が最も奥側に位置し、開閉操作用ロッド部29が最も手前側に位置することにより、ウォームホイール17が操作ロッド部19に形成されたラックギヤ部18の手前側部分に噛み合い、スライド軸部35がスライド用長孔36の奥側端部に位置し、ピニオン31がラックギヤ部32の手前側部分とラックギヤ部30の奥側部分との間に噛み合い、更に、二又状分岐部33の先端が空間可変部材7bの前壁内面から最大限に離間されるように設定されている。
That is, as shown in FIG. 10, when the
また、図11に示すように、空間可変部材7bが収納状態で、可変式フラップ装置9が閉じた状態では、操作ロッド部19が移動範囲の中間部に位置し、開閉操作用ロッド部29が最も奥側に位置することにより、ウォームホイール17が操作ロッド部19に形成されたラックギヤ部18の中間部分に噛み合い、スライド軸部35がスライド用長孔36の手前側端部に位置し、ピニオン31がラックギヤ部32の奥寄りの部分とラックギヤ部30の手前寄りの部分との間に噛み合い、更に、二又状分岐部33の先端が空間可変部材7bの前壁内面に当接されるように設定されている。なお、二又状分岐部33の先端が空間可変部材7bの前壁内面に当接されないようにすることも構造的に可能ではあるが、この場合、スライド軸部35が全ての荷重を受けることとなって強度的に不利となるので、当接されるものとして説明する。
In addition, as shown in FIG. 11, when the
更に、図12に示すように、空間可変部材7bが突出状態で、可変式フラップ装置9が閉じた状態では、操作ロッド部19が最も手前側に位置し、開閉操作用ロッド部29が最も奥側に位置することにより、ウォームホイール17が操作ロッド部19に形成されたラックギヤ部18の奥側部分に噛み合い、スライド軸部35がスライド用長孔36の手前側端部に位置し、ピニオン31がラックギヤ部32の奥寄りの部分とラックギヤ部30の手前寄りの部分との間に噛み合い、更に、二又状分岐部33の先端が空間可変部材7bの前壁内面に当接されるように設定されている。
Furthermore, as shown in FIG. 12, when the
空間可変部材7bは、上記した可変式フラップ装置9や開閉機構13の組付けが可能となるように上部部材と下部部材との上下2部品に分けて、爪嵌合などを利用してワンタッチで組立分解可能に構成されている。
The
また、図13〜図15、および、図16、図17に示すように、空間可変部材7bは、スライドガイド用ケース部43に収容された状態で、突出収納方向に対するスライドが可能となるように、駆動機構収容部10に取付けられる。スライドガイド用ケース部43は、上方から空間可変部材7bに被せて駆動機構収容部10に爪嵌合およびネジ止めさせるようにしたほぼカバー形状を呈している。更に、駆動機構収容部10には、空間可変部材7bや仕切部材4などの両側下部と対応する位置に、これらに対するスライド用ガイド部44,45などを有している。そして、空間可変部材7bとスライドガイド用ケース部43との間には、空間可変部材7bを奥側へ向けて付勢するための復帰バネ46が介装されている。この復帰バネ46は、空間可変部材7bとスライドガイド用ケース部43とにそれぞれ設けられたバネ係止部47,48に係止される。
Further, as shown in FIGS. 13 to 15, 16, and 17, the
次に、この実施例の作用について説明する。 Next, the operation of this embodiment will be described.
多目的な物品(主に、車両に持込まれる小物類)を収容する場合には、図1、図2に示すように、仕切部材4を収納した状態にして、広い物品収容空間2を確保する(物品収容形態)。この際、空間可変部材7a,7bは収納した状態にし、且つ、可変式フラップ装置9は開いた状態にしておき、物品収容空間2を、凹凸のない平面視ほぼ長方形状にする。
When accommodating multipurpose articles (mainly small items brought into the vehicle), as shown in FIGS. 1 and 2, the
このような物品収容形態として使用するためには、突出収納機構を駆動して仕切部材4と空間可変部材7aとを自動的に収納させるようにする。同様に、突出収納機構11を駆動して空間可変部材7bも自動的に収納させるようにする。また、開閉機構13を駆動して可変式フラップ装置9の左右のフラップ片8を自動的に開いた状態にする。これにより、仕切部材4の先端部と、空間可変部材7aの先端部と、可変式フラップ装置9の左右のフラップ片8の表面とが、物品収容空間2の内壁面と面一の状態になる。
In order to use it as such an article accommodation form, the protruding storage mechanism is driven to automatically store the
また、飲料容器6を収容する場合には、図3〜図5などに示すように、仕切部材4を突出させた状態にして、物品収容空間2を2つの飲料容器収容空間5に仕切る。或いは、突出された仕切部材4で物品収容空間2を仕切ることにより、2つの飲料容器収容空間5を現出させるようにする(飲料容器収容形態)。この際、空間可変部材7a,7bや可変式フラップ装置9は、飲料容器6に応じた形態にする。
When the
例えば、図6、図7に示すように、比較的大型の飲料容器6の場合には、空間可変部材7a,7bは突出させず、可変式フラップ装置9は開いた状態として、飲料容器収容空間5を比較的大型の飲料容器6に合うように最も大きな平面視ほぼ正方形状のままで使用する形態にする(大型飲料容器収容形態)。
For example, as shown in FIGS. 6 and 7, in the case of a relatively
また、図8の右側に示すように、中型の飲料容器6の場合には、空間可変部材7a,7bは突出させず、可変式フラップ装置9のみを閉じた状態として、飲料容器収容空間5を中型の飲料容器6に合うように若干狭めて使用する形態にする(中型飲料容器収容形態)。なお、左側の飲料容器収容空間5は、大型飲料容器収容形態のままとされている。
Further, as shown on the right side of FIG. 8, in the case of a medium-
そして、図9の右側に示すように、小型の飲料容器6の場合には、空間可変部材7a,7bを突出させると共に、可変式フラップ装置9を閉じた状態として、飲料容器収容空間5を小型の飲料容器6に合うように最も小さな形態にする(小型飲料容器収容形態)。なお、左側の飲料容器収容空間5は、大型飲料容器収容形態のままとされている。
As shown on the right side of FIG. 9, in the case of a
このような飲料容器収容形態として使用するためには、先ず、突出収納機構を駆動して仕切部材4を自動的に突出させるようにする。また、形態に応じて、突出収納機構11などを駆動して空間可変部材7a,7bも自動的に収納させたり、開閉機構13を駆動して可変式フラップ装置9の左右のフラップ片8を自動的に閉じたりする。
In order to use it as such a beverage container accommodation form, first, the protruding storage mechanism is driven so that the
即ち、仕切部材4および空間可変部材7aについては、突出収納機構11と同様の突出収納機構を備えている場合には、突出収納機構11の操作ロッド部19と、仕切部材4や空間可変部材7aとが直接的に連結されたり一体化されたりした構造が採用されることになるので、モータ15などの駆動装置を駆動し、このモータ15の出力軸に取付けられたウォーム16、ウォームホイール17を介してラックギヤ部18に駆動力を伝達させ、操作ロッド部19を突出収納方向へ移動させるようにすることにより、仕切部材4や空間可変部材7aの突出収納動が可能となる。
That is, when the
また、空間可変部材7bについては、突出収納機構11と開閉機構13とを備える共に、これらの間に、差動機構34が設けられているので、以下のように作動する。
Further, the
即ち、まず、空間可変部材7bが収納され、可変式フラップ装置9が開いた状態では、図10に示すように(併せて図13、図16も参照のこと)、操作ロッド部19が最も奥側に位置し、開閉操作用ロッド部29が最も手前側に位置している。
That is, first, when the
この状態から、モータ15などの駆動装置を駆動して、このモータ15の出力軸に取付けられたウォーム16、ウォームホイール17を介してラックギヤ部18に駆動力を伝達させ、操作ロッド部19を突出方向へ移動させると、図11に示すように(併せて図14も参照のこと)、空間可変部材7bは動かずに、スライド軸部35がスライド用長孔36に沿って手前側へ移動することにより、操作ロッド部19のみが空間可変部材7bに対し突出方向へ移動する。この相対移動によって、ピニオン31に対するラックギヤ部32とラックギヤ部30との噛合い位置が移動し、開閉操作用ロッド部29が奥側へ移動して、可変式フラップ装置9の左右のフラップ片8の閉作動が行われる。そして、スライド軸部35がスライド用長孔36の手前側端部に到達し、二又状分岐部33の先端が空間可変部材7bの前壁内面に当接された時点で、操作ロッド部19と空間可変部材7bとの相対移動ができなくなるため、可変式フラップ装置9の閉作動が停止される。
From this state, a driving device such as the
以降、更に、操作ロッド部19を突出方向へ移動させると、図12に示すように(併せて図15、図17も参照のこと)、二又状分岐部33の先端が空間可変部材7bの前壁内面を押すことなどにより、空間可変部材7bの突出動作が行われる。この際、可変式フラップ装置9は、閉じたままで保持される。また、空間可変部材7bの突出動作は、空間可変部材7bとスライドガイド用ケース部43との間に介装された復帰バネ46の付勢力に抗して行われる。
Thereafter, when the operating
反対に、空間可変部材7bを収納する場合には、モータ15などの駆動装置を反転させるようにする。すると、上記とはほぼ反対の手順で、図12に示すように、空間可変部材7bが突出され、可変式フラップ装置9が閉じた状態から、図11に示すように、空間可変部材7bが収納されて、可変式フラップ装置9が閉じた状態となり、図10に示すように、空間可変部材7bが収納され、可変式フラップ装置9が開いた状態へと戻される。この空間可変部材7bの収納動作は、空間可変部材7bとスライドガイド用ケース部43との間に介装された復帰バネ46の付勢力によって補助される。
On the other hand, when the
このように、空間可変部材7bとスライドガイド用ケース部43との間に復帰バネ46を介装することにより、空間可変部材7bの突出前に確実に可変式フラップ装置9を閉作動させることが可能となる共に、空間可変部材7bの収納後に確実に可変式フラップ装置9を開作動させるようにすることが可能となる。
In this way, by inserting the
このように、この実施例によれば、物品収容空間2を有する物入装置本体3を設けると共に、物品収容空間2に対して、突出収納動可能な仕切部材4を設け、仕切部材4によって物品収容空間2を2つの飲料容器収容空間5に仕切り得るよう構成したことにより、仕切部材4が収納されている時には、物品収容空間2を広くして多目的な物品の収容に使用することが可能となり、仕切部材4を突出させた時には、物品収容空間2を2つの飲料容器収容空間5に仕切って飲料容器6の収容に使用することが可能となる。よって、物入装置本体3の多機能化を得ることができる。
As described above, according to this embodiment, the article
また、飲料容器収容空間5を有する物入装置本体3を設けると共に、飲料容器収容空間5に、飲料容器収容空間5に対して、突出収納動可能な空間可変部材7a,7bを設け、この空間可変部材7a,7bによって飲料容器収容空間5を飲料容器6に対応した形態に変形可能に構成したことにより、空間可変部材7a,7bが収納されている時には、飲料容器収容空間5を大きくして大きめの飲料容器6に対応させることが可能となり、空間可変部材7a,7bを突出させた時には、飲料容器収容空間5を小さくして小さめの飲料容器6に対応させることが可能となる。これにより、飲料容器6の大きさに拘わらず、常に飲料容器収容空間5を適正な大きさとすることが可能となる。
Moreover, while providing the storage container
そして、空間可変部材7a,7bの先端部に、開閉可能な左右のフラップ片8を有する可変式フラップ装置9を設けたことにより、左右のフラップ片8を開閉させて、多彩な大きさや形状の飲料容器6にジャストフィットさせることが可能となる。このような可変式フラップ装置9は、従来の可動フラップのように、それ自体の形状が変形しないものとは異なって、格段に高い保持性を得ることが可能となる。
And by providing the
以上、この発明の実施例を図面により詳述してきたが、実施例はこの発明の例示にしか過ぎないものであるため、この発明は実施例の構成にのみ限定されるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があってもこの発明に含まれることは勿論である。例えば、各実施例に複数の構成が含まれている場合には、これらの構成の可能な組合せが含まれることは勿論である。また、複数の実施例や変形例が示されている場合には、これらに跨がった構成の組合せのうちの可能なものが含まれることは勿論である。 Although the embodiments of the present invention have been described in detail with reference to the drawings, the embodiments are only examples of the present invention, and the present invention is not limited to the configurations of the embodiments. Needless to say, design changes and the like within a range not departing from the gist of the invention are included in the present invention. For example, when each embodiment includes a plurality of configurations, it goes without saying that possible combinations of these configurations are included. In addition, when a plurality of embodiments and modifications are shown, it is needless to say that possible combinations of configurations straddling these are included.
2 物品収容空間
3 物入装置本体
4 仕切部材
5 飲料容器収容空間
6 飲料容器
7a 空間可変部材
7b 空間可変部材
8 フラップ片
9 可変式フラップ装置
DESCRIPTION OF
Claims (3)
前記物品収容空間に対して、突出収納動可能な仕切部材を設け、
該仕切部材によって前記物品収容空間を2つの飲料容器収容空間に仕切り得るよう構成したことを特徴とする車両用物入装置。 While providing an article storage device body having an article accommodation space,
A partition member capable of protruding and storing movement is provided for the article storage space,
A vehicular storage device configured to partition the article storage space into two beverage container storage spaces by the partition member.
前記飲料容器収容空間に対して、突出収納動可能な空間可変部材を設け、
該空間可変部材によって前記飲料容器収容空間を飲料容器に対応した形態に変形可能に構成したことを特徴とする車両用物入装置。 While providing a container case body having a beverage container housing space,
A space variable member capable of projecting and storing is provided for the beverage container storage space,
A vehicular storage device characterized in that the space for accommodating a beverage container is configured to be deformable into a form corresponding to the beverage container by the space variable member.
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