JP2022050782A - ランプ装置およびその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】コネクターを挿脱する接続エリアとLED光源を設けた基板収容エリアとが一体とされたLEDランプにおいて、基板にハンダ付けされ接続エリアまで延伸する金属端子にコネクターを挿入する際に加わる力がハンダに悪影響を与えないようにする。また、組立を行い易い製造方法とする。【解決手段】接続端子(コンタクト)5を曲げ加工で製造する。接続エリアと基板収容エリアとを隔てる隔壁22および接続エリア4bを連なる切り欠き部23と、基板収容エリア4a内に接続端子を固定する端子収容凹部24と、をケース4内に設ける。接続端子5を上側から挿入して端子収容凹部24に固定した後に、基板3と接続端子5とをハンダ付けする。これにより、接続端子5を簡単にケース4に固定でき。コネクタを挿入する際の力もハンダ接合部分に伝わることを防止する。【選択図】 図5

Description

本発明は、コネクターを接続して点灯可能なランプ装置に関するもので、特に自動車のカーテシーランプ(Courtesy Lamp)、メーターインジケータランプ、マップランプ、カップホルダ用ランプなどの車両室内に用いる小型のLEDランプ装置に関する。
近年、省電力で高寿命の特徴を生かしたLEDランプが普及している。本出願人は車載用室内照明に用いるため、コネクターにより接続可能な特許文献1のLEDランプを開発した。
特許文献1のLEDランプはコネクターを接続する際に誤って端子に余計な応力が加わったとしても、端子を基板に接続するハンダ付けされた基端部に破壊や剥がれが生じることを防ぐため、ハウジングの貫通孔を貫通する先端部を基端部に対して基板面と直交する方向にオフセットさせている。
特許文献1に記載の技術では、端子の先端部をオフセットすることで、端子と基板とを接続しているハンダ付けされた部分にかかる応力を低減している。同時にハンダ付けする面積を大きくしている。しかしながら、ハウジングに設けている貫通孔の位置を基板の延長位置とし、その貫通孔に対応した量のオフセットをするのみであるため、基板と端子とのハンダ付け部分に加わる応力を十分に低下することができず、ハンダ付けする面積を増やす必要があった。
また、基板と端子とのハンダ付けの位置がずれると、貫通孔を支点として端子の先端側の位置ずれが生じやすくなる。オフセットしている端子の位置ずれはハンダ付けされた部分に対してかかる応力を増加するおそれがあり、ハンダ付けされた基端部に破壊や剥がれが生じるおそれがあるなどの問題があった。また、端子は基板とのハンダ付けのみで固定されているため、基板と端子とのハンダ付け位置およびオフセット量のばらつきの双方の作用により位置ズレが生じやすく、歩留まりが低下する欠点があった。
この改善策として、基板に接続するハンダ付けされた基端部とオフセット部との間において、端子を基板に位置決めする分岐部分を設け分岐した端子の一部を基板に固定する構成が考えられる。しかしながら、端子に分岐部を設けるためには端子をプレス成形などの方法で作成しなければならず、端子の製造コストが上昇し、分岐部の固定を行うために基板と端子部との固定が煩雑になる。
特開2013-95292号公報
本発明は、このような実情を考慮してなされたものであり、特に端子と基板とのハンダ接続している部分にコネクターを接続するときの応力が伝わらないように端子を固定したランプ装置を提供することを最も主要な目的とする。
また、本発明の他の観点によれば、ハウジングに設けた貫通孔に端子を貫通させる工程をなくした簡易な方法で製造できるランプ装置およびその製造方法を提供することを目的とする。
本発明の一態様は、前記課題を達成するために、下記[1]から[4]のランプ装置およびその製造方法を提供する。
[1] 半導体発光素子光源が上面に実装された基板と、前記基板を収容する基板収容エリアおよび外部コネクタを挿脱可能なコネクタ挿入口を有する接続エリアが一体に形成されてなる樹脂製のケースと、一方の端部側が前記基板に接続するとともに他端部が前記接続エリアの内部に突出し複数の屈曲部が形成された金属製の接続端子と、前記半導体発光素子および前記基板の上面を覆い前記ケースと係合する光透過性樹脂からなるレンズカバーと、を有するランプ装置であって、
前記接続端子は、前記基板の面内方向に対して垂直な第1方向に延びる基板接続部と、前記面内方向に平行で前記第1方向に直交する第2方向に延びるとともに前記接続部の内部に突出するコンタクト部と、前記基板接続部と前記コンタクト部との間に位置する被固定部とを備え、
前記基板収容エリアは、前記基板の下面と対向する底面と、前記基板の端面を保持し前記底面より起立する一対の側壁と、当該基板収容エリアと前記接続エリアを隔てる隔壁とを有し、上側に向かって開口する箱形状とされ、
前記底面には、前記基板側に向かって開口し前記被固定部を固定する端子収容凹部が形成されており、
前記接続エリアおよび前記隔壁には、前記コンタクト部を上方向から挿入可能とする切り欠き部が形成され、
前記レンズカバーは、前記基板収容エリアの側面および/または底面と係合する係合部と、前記接続エリアの切り欠き部に嵌合して前記コンタクト部を覆う第1嵌合部と、前記第1嵌合部より下側に延在し前記隔壁の切り欠き部の一部に嵌合する第2嵌合部と、前記発光素子を覆うレンズ部とを備え、
前記接続端子は、金属性の棒形状とされ、前記第2嵌合部の先端と前記隔壁の切り欠き部とで形成された貫通孔を通って前記基板収容エリアから前記接続エリアの前記コネクタ挿入口まで複数の屈曲部を有しる連続体であることを特徴とするランプ装置。
[2] 前記被固定部は、前記基板接続部と接続して前記第1方向に延びる第1立設部と、前記第1立設部を基端として前記第2方向に屈曲し前記底面に沿って直線状に延びる底部と、前記底部の前記基端と反対側の他端にて屈曲して前記第1立設部と平行に延びる第2立設部からなり、
前記端子収容凹部は、前記第1立設部と前記第2立設部を両側から挟持する一対の第1立壁と、前記一対の第1立壁の一方の立壁の側端部から直交方向に延びる一対の第2立壁と、前記一対の第1立壁の他方の立壁の側端部から直交方向に延びる一対の第3立壁と、前記第2立壁と前記第3立壁との間に位置し前記底面に形成された片持ち梁型のスナップフィット片とを備え、
前記接続端子は、前記一対の第1立壁によって前記第2方向の移動が規制され、前記スナップフィット片と前記底面とで前記接続端子を挟持して前記第1方向の移動が規制し、前記第2立壁および前記第3立壁によって前記第1方向および前記第2方向に直交する第3方向の移動が規制されていることを特徴とする[1]に記載のランプ装置。
[3] 前記端子収容凹部には、前記第1立壁、前記第2立壁および前記第3立壁の夫々と前記接続端子との接触部分、前記底面と前記接続端子の前記底部との接触部分の何れかには、前記接続端子よりも小さい大きさのリブが形成されていることを特徴とする[1]または[2]に記載のランプ装置。
[4] 請求項1に記載のランプ装置の製造方法であって、
前記ケースと、前記接続端子と、前記レンズカバーと、前記半導体発光素子光源を実装した基板を準備する工程と、
前記第1方向から前記被固定部を前記端子収容凹部内に挿入する接続端子取付工程と、 前記第1方向から前記基板を前記基板収容エリアに設置する基板設置工程と、
前記基板と前記端子収容凹部内に挿入されている前記接続端子の基板接続部とをハンダにて接続する工程と、
前記接続エリアの切り欠き部に前記第1嵌合部が嵌合するとともに、前記隔壁の切り欠き部の一部に前記第2嵌合部が嵌合するように、前記レンズカバーを前記第1方向から前記ケースに取り付けるレンズカバー取付工程とを、
順に行うことを特徴とするランプ装置の製造方法。
本発明によれば、端子に、端子と基板との接続部と、コネクターと接続するコンタクト部との間に被固定部を設けるとともに、ケースに被固定部を固定する端子収容凹部を設けたので、端子を確実に固定することができるとともに、接続部に応力が伝わることを防止することができる。
また、製造方法の発明によれば、ケースに対して同一方向から部材を取り付けることで製造することができ、接続端子をケースに設けた貫通孔に通す工程が不要となるので、組立工数を簡略化することができ、組立コストを低減することができる。
図1は、LEDランプ装置の斜視図である。 図2は、LEDランプ装置をコネクタ挿入口側から観視した平面図である。 図3は、LEDランプ装置を分解して示す概略斜視図である。 図4は、接続端子の折り曲げ形状を説明するための斜視図である。 図5は、LEDランプ装置を示す上方向から見た平面図である。 図6は、図5のA-A線に沿った概略断面図である。 図7は、図5のB-B線に沿った概略断面図である。 図8は、端子収容凹部に接続端子を取り付けた状態を説明するLEDランプ装置の要部の斜視図である。 図9は、端子収容凹部に接続端子を取り付けた状態を説明する要部の概略断面図である。 図10はLEDランプ装置の製造工程を順に示す概略斜視図であり、(A)がLED実装基板の製造工程、(B)がLEDランプ装置1の組み立て工程を順に説明する概略斜視図である。
以下、本発明の好適な実施形態について、添付の図面を参照しながら説明する。以下の説明では、特に指示のない限り「前」「後」「左」「右」「上」「下」との記載は、基板に実装した半導体発光素子光源の位置を基準として直交座標で示し、半導体発光素子光源からの光の出射方向を「上」とする。従って、「上」は半導体発光素子光源からの光がレンズカバーを通過する光軸方向に相当する。「下」は半導体発光素子光源の出射方向と反対側の半導体素子光源を搭載している基板側の方向、前後方向はランプ装置に取り付けるコネクタの挿脱方向に相当し、「前」はレンズ部を上方向から観視したときのコネクタの挿入方向、「後」はコネクタを取り外す際の抜き方向に相当する。
〔第1の実施の形態〕
最初に図1~図9を用いて第1の実施形態のランプ装置として、白色LED光源を用いて車両室内の所定位置に取り付けて照明するLEDランプ装置の構成について説明する。LEDランプ装置への給電および点灯制御は車両に設けた図示しないスイッチや制御回路を通して行われる。
図1はLEDランプ装置1の斜視図であり、斜め下方向から観視した状態を示す。図2はコネクタ40が挿入されるコネクタ挿入口4c側から観視した平面図である。LEDランプ装置1は、コネクタ40が挿入される接続エリア(ソケット部)4bおよびLED光源2が設置されている基板収容エリア4aを形成したケース4と、ケース4に固定したレンズカバー6を備え、レンズカバー6はケース4内に収容されているLED光源2を覆っている。また、接続エリア4bのコネクタ挿入口4cの中には複数の接続端子5(図3においては2本)が配設されている。
図3は、LEDランプ装置1を分解して示す概略斜視図である。図4は、接続端子5の折り曲げ形状を説明するための斜視図である。図5は、LEDランプ装置1を示す上方向から見た平面図、図6は、図5のA-A線に沿った概略断面図、図7は、図5のB-B線に沿った概略断面図である。
LED光源2は、表面実装型の白色LEDモジュールが基板3の上面3aに搭載されている。LED光源2からの光の照射方向の中心軸(光軸)が基板3の上面3aに対して面直方向となるように実装されている。LED光源2から指向性のある光が照射される。LED光源2は、表面実装型の白色LEDモジュールに限るものではなく、用途に応じて他の発光色の表面実装型LEDモジュールでもよい。また、砲弾型のLEDモジュールなど種々のものを用いても良い。
基板3は、LED光源2を点灯制御するための配線を形成したプリント配線板であり、ガラスエポキシ銅張積層板を用いた。基板上面3aにはLED光源2と電気的に接続するための図示しないボンディングパターンが形成されておりLED光源2の電極とハンダによって接続固定されている。基板3には図4に示すように少なくとも2箇所の端子接続孔3cが形成されている。端子接続孔3cは、基板上面3aと基板下面3bとの間を貫通する。端子接続孔3cには、基板下面3b側から接続端子5の一方の端部5aが挿入し基板3とハンダ付けすることで図示しない配線と電気的に接続されるとともに基板3に固定されている。基板3は、フレキシブルプリント基板や金属基板などを用いても良い。
LED素子は消費電力が小さくかつ長寿命であることから、長時間連続的に点灯させることに適した光源である。明るい照射光が必要な場合にはLED素子に通電する電流を多くする。LEDに流す電流が増加するとLEDの発熱量が大きくなる。また、長時間の連続点灯も発熱量が大きい。発熱量が大きくなる場合には、基板として絶縁層および配線層を設けた金属基板を用いることが好ましい。金属基板を用いることで金属基板を通してLED素子で生じた熱を効率良く放熱することができるからである。また、鉄合金、銅合金やアルミニウム合金を用いることで安価に提供でき得る。制限抵抗をランプ装置内に設ける場合には、プリント配線板が好適である。基板上面にLED光源2と同時に制限抵抗を実装すれば安価に提供でき得る。また、プリント配線板を用いることでLED光源の基板への実装が容易になるとともに、小型化を図ることができる。さらに、LED光源からの光の照射方向の再現性を高めることができる。従って、特に光の照射方向や配光特性を重要視する用途に用いる場合には、プリント配線板を基板3として用いることが好ましい。
接続端子5は、金属性の棒形状である。具体的には黄銅に錫メッキを施した線材を用いた端子であり、複数の折り曲げ加工が施されたものを用いる。材質は黄銅に限るものではなくリン青銅を用いても良い。線材に折り曲げ加工を施したものを用いることで、プレス端子や切削ピン端子のような切削クズや抜きカスが生じないので材料の無駄がなく、また高価なプレス加工のための金型への投資が不要になるので安価にすることができ得る。端子形状は断面形状が矩形、特に正方形の形状とすると、棒材の直進形状および屈曲形状を保持しやすくなり、歩留まりが向上する。
接続端子5は、図4に示すように基板3の面内方向に対して垂直な第1方向D1に延びる基板接続部10と、基板3の面内方向に平行で第1方向D1に直交する第2方向D2に延びるとともにケース4の接続エリア4bの内部に突出するコンタクト部12を有する。基板接続部10側の端部5aが、基板3の端子接続孔3cを基板下面3bから挿通した状態でハンダにより電気的および機械的に固定されている。コンタクト部12側の端部12aは、コネクタ挿入口4cに挿入するコネクタ40の図示しない端子と接続するオス端子として機能するために、コネクタ挿入口4cの内部に突出している。接続端子5の両方の端部5a,5bの先端は尖突形状に形成して、基板の端子接続孔3cまたはコネクタ40との接続が容易になるようにされている。また、基板接続部10とコンタクト部12との間には、少なくとも2箇所の屈曲部を設けた被固定部11を備える。被固定部11は後述するケース4内に設けた端子収容凹部24に位置決めされ固定される。
レンズカバー6は、図3に示したようにLED光源2の真上に位置するレンズ部35と、ケース4の外表面の一部を覆ってケース4の側面に設けた嵌合爪21aと嵌合する開口を設けた係合部30と、ケース4の前側の端部21bおよび側壁21L,21Rを覆って基板収容エリア4aを区画する第3嵌合部33と、ケース4の接続エリア4bに設けた切り欠き部23に嵌合する第1嵌合部31および第2嵌合部32が一体に形成されている。第1嵌合部31は、切り欠き部23のうちケース4の接続エリア4bに設けた部分である接続エリア切り欠き部23bに嵌合し、第2嵌合部32は、切り欠き部23のうち隔壁22に形成した部分である隔壁切り欠き部23aに嵌合する。第2嵌合部32は、第1嵌合部31から下方向に延びて形成されている。レンズカバー6は、アクリル樹脂やポリカーボネート樹脂などのLED光源2からの出射光を透過可能な透光性樹脂を用いて射出成型によって一体に形成されている。係合部30は、ケース4の側面に設けた嵌合爪21aと嵌合するものに限るものではなく、ケース4の底面20の外側表面を含めて覆う形状としたものでも良い。
ケース4は、図3に示したように前側に設けた基板収容エリア4aと後側に設けた接続エリア4bとからなる。接続エリア4bは、図1に示したようにコネクタ40を挿脱して接続端子5と電気的に接続するための結合部分でありソケット部に相当する。後ろ側から前側に向かってコネクタ40を受け入れるためにコネクタ40の形状に対応する形状としたコネクタ挿入口4cが形成されている。本実施形態では概略直方体形状のコネクタ4cに対応した概略四角筒形状をなすように形成している。筒状の接続エリア4bの基板収容エリア4a側に位置する上側の面には、図3および図6に示すように切り欠き部23が形成されており、上側から接続端子5を取り付け可能としている。ケース4は、不透光性のポリブチレンテレフタレート樹脂(PBT)を用いた射出成型により一体に形成されている。ナイロン、PPS、PCなどの樹脂材料により形成しても良い。
基板収容エリア4aは、図3および図6に示すように底面20と、底面20の左側端から上側に向かって延びる板形状の左側壁21Lと、底面20の右側端から上側に向かって延びる板形状の右側壁21Rと、基板収容エリア4aと接続エリア4bとを隔てる隔壁22にて囲われた上側および前側が解放している凹形状を形成している。一対の側壁21L,21Rの夫々の外表面には、レンズカバ-6の係合部30と嵌合するための嵌合爪21aが外側表面から突出して形成されている。一対の側壁21L,21Rおよび隔壁22で囲まれた内側には、接続端子5および基板3を収容し固定する。一対の側壁21L,21Rの夫々の内側表面には、図6に示すようにレンズカバー6の下側表面に対向する近傍の所定位置に取り付けるための段差部(図示せず)が形成されており、基板3を上側から載置することで所定位置に配設可能となっている。このように、基板収容エリア4aは、図3および図6に示したような全体として上側に向かって開口する箱形状である。また、底面20には端子収容凹部24が形成されている。
隔壁22は、図6に示すように底面20の後方端、すなわち基板収容エリア4aと接続エリア4bとの境界に位置し、上側に向かって延びる板面である。また、隔壁の上端縁の中央部には上端縁から隔壁の一部を切り欠いた隔壁切り欠き部23aが形成されている。この隔壁切り欠き部23aの下側、すなわち底面20側には、2箇所の貫通孔34の夫々の一部となる溝34aが形成されている。この溝34aの夫々には、図7に示すように接続端子5が取付られる。また、隔壁切り欠き部23aは、接続エリア4bに設けた接続エリア切り欠き部23bと繋がって一体化した切り欠き部23を構成する。接続エリア切り欠き部23bは、概略四角筒形状の側壁の上側の側面の一部を切り欠いて形成されているので、コンタクト部12を上方向から挿入可能とすることで、接続エリア4bの内側に接続端子5のコンタクト部12が設置することができる。
端子収容凹部24は、接続端子5の一部を保持するための部分である。LEDランプ装置1とコネクタ40との脱着による応力が接続端子5を通して接続端子5と基板3との接合部分に伝わるのを防止する機能を有する。端子収容凹部24は、図6に示すように接続端子5の被固定部11を所定位置に位置決めするとともに保持して固定する。
接続端子5を端子収容凹部24に取り付けた状態について、さらに図8および図9を使用して説明する。図8は、端子収容凹部24に接続端子5を取り付けた状態を説明する要部の斜視図である。図9は、端子収容凹部24に接続端子5を取り付けた状態を説明する要部の概略断面図である。
端子収容凹部24は、図6および図8に示すように底面20から第1方向D1(上方向)に延びる一対の第1立壁25,25と、一対の第2立壁26,26と、一対の第3立壁27,27とで、上方向が解放した概ね箱形状の外枠を形成している。本実施形態では2本の接続端子5,5を並列して設置するので、端子収容凹部24は、2本の接続端子5,5の夫々を独立して保持するために中間壁29を2本の接続端子5,5間に形成している。一対の第2立壁26,26は、一対の第1立壁25,25の一方の立壁である前側の第1立壁25の側端部から直交方向に延びて形成され、箱形状の長辺側となるD2方向に延びる側面の一部を形成する。一対の第3立壁27,27は、一対の第1立壁25,25の他方の立壁である後側の第1立壁25の側端部から直交方向に延びて形成され、箱形状の長辺側となるD2方向に延びる側面の一部を形成する。箱形状をなす長辺となる側面には、図8および図9に示すように第2立壁26と第3立壁27との間に底面から上方向に延びて形成された片持ち梁型のスナップフィット片28が形成されている。スナップフィット片28は先端にフック部28aが形成されており、接続端子5をフック部28aと底面20との間で挟み込んで固定する。なお、図9では要部の特徴をわかりやすくするために底面20の図示は省略してある。本実施形態においては左側の接続端子5を固定するために端子収容凹部24の左側の辺に1箇所と、右側の接続端子5を固定するために端子収容凹部24の右側の辺に1箇所の合計2箇所にスナップフィット片28を設置している。
端子収容凹部24に並列して取付けられる2本の接続端子5,5の間の部分、すなわち端子収容凹部24の中間の領域には、図8および図9に示すように接続端子5と平行、すなわち第2方向D2と平行な方向に延びる中間壁29が形成されている。中間壁29の一部は、基板下面3cの一部を載置するために中間壁上面29aが基板3に届く高さまで延びて形成された基板支持中間壁29cとなっている。また、中間壁上面29aには、基板3の位置決めと固定を行う樹脂ボス29bが上方向に延びている。樹脂ボス29bは、先端に熱と圧力を加えて押し潰す熱カシメにて基板3を固定するために利用される。中間壁上面29aの上に基板3を載置した状態で熱カシメを行うと、樹脂ボス29b先端部が変形して中間壁上面29aと変形した樹脂ボス29bとの間で基板3を挟持して固定する。
ここで端子収容凹部24において固定される接続端子5の被固定部11が、移動方向を制限された状態で所定位置に取付けられる点について説明する。基板接続部10は、基板3の面内方向に対して垂直な第1方向D1に延びている。基板接続部10側の先端である基板側端部5aが端子接続孔3cを貫通して基板上面3aから突出する。基板接続部10がハンダ付けにより基板3に形成してある図示しない配線に接続される。第1方向D1に延びている接続端子5は、端子収容凹部24の壁面に沿って第1方向D1に延びている。被固定部11は、図4に示すように基板接続部10から第1方向D1に延びてきた部分である第1立設部13と、第1立設部13を基端として第2方向D2に屈曲し底面20に沿って直線状に延びる底部14と、底部14の第1立設部13と反対側の屈曲部にて第1立設部13と平行に延びる第2立設部15が折り曲げ加工により形成されている。
2本の接続端子5の夫々の被固定部11は、端子収容凹部24に上方向から圧入して固定される。圧入されると、第2方向D2においては、一対の第1立壁25,25によって第1立設部13と第2立設部15が両側から挟持される。従って、第2方向D2に関しての接続端子の移動は、一対の第1立壁25,25によって規制される。また、第1方向D1については、スナップフィット片28のフック部28aと底面20とで第1方向D1の移動が規制される。第1方向D1および第2方向D2に直交する第3方向D3(図3における左右方向)の移動については、第1立設部13が第2立壁26と中間壁29によって移動が記載され、第2立設部15が第3立壁27と基板支持中間壁29cによって移動が規制される。これにより、被固定部11は端子収容凹部24内にて保持、固定されることで、上下方向。前後方向および左右方向のいずれの方向への移動が規制された強固な固定が行われる。なお、図9では要部の特徴をわかりやすくするために上側に延びている接続端子5,5および基板支持中間壁29cを切断して図示している。
これにより、コネクタ40をコネクタ挿入口4cから挿入して取りつける際に、コネクタ挿入口4c内に突出しているコンタクト部12が、基板収容エリア4a側に押し込まれてD2方向の応力が加わったとしても、その力は被固定部11が端子収容凹部24にて固定されているので、基板接続部10にまで及ぶことはない。同様に、コネクタ40が取り付けられている状態から取り外す際に、コンタクト部12をコネクタ挿入口4c側に引っ張る応力が働いたとしても、その力は被固定部11が端子収容凹部24にて固定されているので、基板接続部10にまで及ぶことはない。従って、基板接続部10と基板3とを接続するハンダにコネクタ40の挿脱による応力が及ぶことを確実に防止できる。
また、本実施形態では、2本の接続端子5の夫々には、被固定部11とコンタクト部12の間に2箇所の屈曲部を設けている。第1屈曲部16は、第2方向D2に沿って直線状に延びるコンタクト部12が隔壁22を超えて基板収容エリア4bに入った位置において第2方向に対して直交して底面20側に折れ曲がっている部分である。第2屈曲部17は、第1屈曲部16で屈曲してきた接続端子が、端子収容凹部24に向かって第2方向D2に沿って直線状に延びるように折れ曲がっている部分である。被固定部11とコンタクト部12の間に2箇所の屈曲部16,17を設けているので、仮に、コンタクト部12がコネクタ40を挿入する際に誤って強く押し込まれる誤取付の場合であっても、D2方向に沿って押し込まれることにより加わった力は、被固定部11が端子収容凹部24にて固定されているので第1屈曲部16もしくは第2屈曲部17が最初に変形することで力を吸収することができるので、端子収容凹部24に過度な力が加わって端子収容凹部24を破損したり、端子収容凹部24に固定されていた接続端子が外れたりするなどの問題応力が及んでハンダ7の剥離などを生じさせることはない。
端子収容凹部24の2本の接続端子5の夫々と接触する領域には、接続端子5との接触面積を減少させて取付の際のガタツキを低減するための図示しないリブを形成していても良い。第2方向D2については、一対の第1立壁25,25の対向する面の少なくとも一方の第1立壁25に接続端子5と接する方向に沿った三角柱形状の接続端子5の幅よりも小さな突起を設ける。第1方向D1(図6における上下方向)については、底面20に接続端子5と接する方向に沿った三角柱形状の接続端子5の幅よりも小さな突起を設ける。第3方向D3(図7における左右方向)については、第2立壁26と第2立壁26に対向する中間壁29の内面の少なくとも一方および第3立壁27と第3立壁27に対向する中間壁29の内面の少なくとも一方に、三角柱形状のリブを設ける。リブは第1方向、第2方向および第3方向の全てに対応して形成しても良いし、何れかの方向に対応する位置にのみ形成しても良い。また、端子収容凹部24内に接続端子5を固定したときにリブがつぶれるように、接続端子5の幅方向の寸法および高さ方向寸法の1/10未満の寸法としたつぶしリブとするのが好ましい。つぶしリブを形成したときには、リブを部分的につぶしながら端子収容凹部24の内部に接続端子5を収容するので、製造上の誤差の許容範囲を広くすることができる。
次に、図10を参照しながらLEDランプ装置1の製造方法について説明する。図10はLEDランプ装置1の製造工程を順に示す概略斜視図図であり、(A)がLED実装基板の製造工程、(B)がLEDランプ装置1の組み立て工程を順に説明する概略斜視図である。
最初に図10(A)に示したように端子接続孔3cを設けてある基板3の基板上面3aにLED光源2を実装しておく。また、射出成型により所定の形状に成形したケース4と、折り曲げ加工を施して所定形状とした接続端子5も準備しておく。接続端子5は、断面形状を矩形、好ましくは正方形とした線材を用いて捩れが生じないように屈曲したものを準備する。屈曲加工は同一平面内において屈曲したものを用いる。三次元的に折り曲げたものに比べて安価に製造することができるからである。また、線材を用いることで、プレス成型品や切削加工品に比べて安価とすることができるからである。
次にLEDランプ装置1の組立順を図10(B)を用いて説明する。最初に接続端子5を上方向からケース内に固定する。ケース4は、基板収容エリア4aの開口している面を上方向にして治具で固定する。具体的には端子収容凹部24の中に接続端子5の被固定部11を圧入する。端子収容凹部24にはスナップフィット片28を設けているので上方向からの圧入により接続端子5を所定位置に取り付けることができる。なお、(B1)に示したように接続端子5のコンタクト部12が切り欠き部23内にセットされるようにして、被固定部11の圧入が行われる。接続端子5をケース4内にセットする方向は、被固定部11の圧入と同時に上方向からの作業で実施できる。
次に、基板3を上方向からケース4の側壁の内側上端に設けた段差(図示せず)に嵌合するようにケース4内の所定位置に取り付ける(B3参照)。このとき、端子接続孔3cから接続端子5の基板側端部5aが僅かに突出するようにするとともに、樹脂ボス29bも基板に設けた孔(図示せず)から基板上に突出するようにする(B4参照)。次いで樹脂ボス29aに熱と圧力を加えて熱カシメするとともに接続端子5のハンダ付けを行て基板3を所定位置に固定する(B5参照)。熱カシメとハンダ付けの順番はどちらが先でも良いが、熱カシメを先に実施して基板3を所定位置に固定した後にハンダ付けを行うことが好ましい。ハンダ付けを行う際に基板3および接続端子5の両方の位置が決定されることになるので、ハンダ付けを実施後に熱カシメを実施する場合に比べてハンダに加わる応力を低減できるからである。
次に、レンズカバー6を上方向からケース4に固定する(B6参照)。このとき、ケース4の切り欠き部23に第1嵌合部31および第2嵌合部32が挿入されるようにして取り付ける。切り欠き部23は、図7に示したように接続エリア4bの壁面の一部を切り欠いてなる接続エリア切り欠き部23bと、接続エリア切り欠き部23bと連なった隔壁22の一部を切り欠いてなる隔壁切り欠き部23aとを有する。接続エリア切り欠き部23bに第1嵌合部31を嵌合することにより、接続エリア4bを構成する外壁の一部となる。隔壁切り欠き部23aに第2嵌合部32を嵌合すると第2嵌合部32の先端の中央部分が隔壁切り欠き部23aの下側、すなわち底面20側に位置する2箇所の溝34aの間の部分の縁部に当接する。これにより、第2嵌合部32の先端と2箇所の溝34aとの間には空間が形成される。かかる空間が基板収容エリア4aと接続エリア4bとをつなぐ2箇所の貫通孔34となる。貫通孔34,34は接続端子5,5の夫々が貫通する孔となる。なお、本実施形態では隔壁切り欠き部23aに溝34aを設けたが、第2嵌合部32側に溝を設けることで貫通孔34を形成しても良い。
第3嵌合部33は、ケース4の左側壁21Lの端部、右側壁21Rの端部および底面20の端部と当接させる。第3嵌合部33は、基板収容エリア4aを外部と区画する外壁の一部となる。係合部30は、ケース4の左側壁および右側壁21Rの両方の外側表面に設けた嵌合爪21aに係合させる。係合部30には嵌合爪21aに対応した開口が設けられており、レンズカバー4を上方向から押し込むことで固定が行われる。
上記の製造方法からわかるように、LEDランプ装置1を組み立てる際には、上方向からの作業で組立が完了する。基板収容エリア4aと接続エリア4bの区画を隔てる隔壁22に形成された接続端子5が通る貫通孔34は、ケース4とレンズカバー6とで貫通孔34が形成されるので、例えばケース4の隔壁に貫通孔を設ける必要がなくなる。従って、射出成型によりケース4を製造する金型構造を簡素化することができる。また、先に形成しておいた貫通孔に接続端子を挿入する工程も不要になる。従って、煩雑な作業を行うことなく簡単な手順で製造することができる。これにより製造コストを低減することができる。また、ハンダに加わる応力を低減することができるので、基板3と接続端子5との接続に用いるハンダ接続箇所を1箇所とすることができ、またハンダの使用量も少なくすることができる。よってハンダ付け作業を自動化して製造コストを低減することができる。
また、レンズカバー6のレンズ部35の形状を変更すれば、製造工程を変更することなく、異なる配光特性を示すLEDランプ装置を容易に得ることができる。例えば、レンズ部35をLED光源2の位置を焦点位置とする半球形状の凸レンズとすれば、ほぼ平行光線を出射する狭角の配光特性とすることができる。
〔第2の実施の形態〕
次に、第2の実施の形態のLEDランプ装置50について説明する。図11は第2の実施形態のLEDランプ装置50を示す前後方向に沿った概略断面図である。第1の実施の形態のLEDランプ装置1と比較して、接続端子5の第1立設部13が、第1の実施の形態のLEDランプ装置1では直線形状としていたのに対し、本実施形態においてはクランク形状部13aを設けている点が異なる。他の点については第1の実施形態と同一であるので、同一の符号を付してここでの説明は省略する。
クランク形状部13aは、接続端子5の基板接続部10と被固定部11の間の領域に設けた接続端子5を屈曲させた領域である。屈曲したクランク形状部13aを設けることで、使用環境の温度変化により接続端子5が膨張/または収縮により、基板3と接続端子5の基板接続部10との間のハンダ接続部分に加わる応力を緩和するために屈曲領域を設けて応力がハンダ接続部分に加わる前にクランク形状部13aを変形させて応力がかかりにくくしたものである。これにより、第1の実施形態のLEDランプ装置1よりも信頼性を高めたLEDランプ装置50を得ることができる。
以上に、本発明の実施形態及びその変形例を説明したが、上記実施形態はあらゆる点で単なる例示にすぎない。これらの記載によって本発明は限定的に解釈されるものではない。本発明はその趣旨から逸脱することなく他の様々な形で構成の付加、省略、置換及びその他の変更が可能である。例えば、LEDランプ装置1の内部に発光色の異なる複数のLED光源を設ければ、発光色を変更可能なLEDランプ装置を得ることができ得る。
自動車内の各種照明や、他の一般照明にも適用できる。
1,50…LEDランプ装置(ランプ装置)
2…LED光源(半導体発光素子光源)
3…基板
4…ケース
4a…基板収容エリア
4b…接続エリア
4c…コネクタ挿入口
5…接続端子(コンタクト)
6…レンズカバー
7…ハンダ
20…底面
21…側壁
22…隔壁
23…切り欠き部
24…端子収容凹部
34…貫通孔
34a…溝
40…コネクタ

Claims (4)

  1. 半導体発光素子光源が上面に実装された基板と、前記基板を収容する基板収容エリアおよび外部コネクタを挿脱可能なコネクタ挿入口を有する接続エリアが一体に形成されてなる樹脂製のケースと、一方の端部側が前記基板に接続するとともに他端部が前記接続エリアの内部に突出し複数の屈曲部が形成された金属製の接続端子と、前記半導体発光素子および前記基板の上面を覆い前記ケースと係合する光透過性樹脂からなるレンズカバーと、を有するランプ装置であって、
    前記接続端子は、前記基板の面内方向に対して垂直な第1方向に延びる基板接続部と、前記面内方向に平行で前記第1方向に直交する第2方向に延びるとともに前記接続部の内部に突出するコンタクト部と、前記基板接続部と前記コンタクト部との間に位置する被固定部とを備え、
    前記基板収容エリアは、前記基板の下面と対向する底面と、前記基板の端面を保持し前記底面より起立する一対の側壁と、当該基板収容エリアと前記接続エリアを隔てる隔壁とを有し、上側に向かって開口する箱形状とされ、
    前記底面には、前記基板側に向かって開口し前記被固定部を固定する端子収容凹部が形成されており、
    前記接続エリアおよび前記隔壁には、前記コンタクト部を上方向から挿入可能とする切り欠き部が形成され、
    前記レンズカバーは、前記基板収容エリアの側面および/または底面と係合する係合部と、前記接続エリアの切り欠き部に嵌合して前記コンタクト部を覆う第1嵌合部と、前記第1嵌合部より下側に延在し前記隔壁の切り欠き部の一部に嵌合する第2嵌合部と、前記発光素子を覆うレンズ部とを備え、
    前記接続端子は、金属性の棒形状とされ、前記第2嵌合部の先端と前記隔壁の切り欠き部とで形成された貫通孔を通って前記基板収容エリアから前記接続エリアの前記コネクタ挿入口まで複数の屈曲部を有しる連続体であることを特徴とするランプ装置。
  2. 前記被固定部は、前記基板接続部と接続して前記第1方向に延びる第1立設部と、前記第1立設部を基端として前記第2方向に屈曲し前記底面に沿って直線状に延びる底部と、前記底部の前記基端と反対側の他端にて屈曲して前記第1立設部と平行に延びる第2立設部からなり、
    前記端子収容凹部は、前記第1立設部と前記第2立設部を両側から挟持する一対の第1立壁と、前記一対の第1立壁の一方の立壁の側端部から直交方向に延びる一対の第2立壁と、前記一対の第1立壁の他方の立壁の側端部から直交方向に延びる一対の第3立壁と、前記第2立壁と前記第3立壁との間に位置し前記底面に形成された片持ち梁型のスナップフィット片とを備え、
    前記接続端子は、前記一対の第1立壁によって前記第2方向の移動が規制され、前記スナップフィット片と前記底面とで前記接続端子を挟持して前記第1方向の移動が規制し、前記第2立壁および前記第3立壁によって前記第1方向および前記第2方向に直交する第3方向の移動が規制されている
    ことを特徴とする請求項1に記載のランプ装置。
  3. 前記端子収容凹部には、前記第1立壁、前記第2立壁および前記第3立壁の夫々と前記接続端子との接触部分、前記底面と前記接続端子の前記底部との接触部分の何れかには、前記接続端子よりも小さい大きさのリブが形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のランプ装置。
  4. 請求項1に記載のランプ装置の製造方法であって、
    前記ケースと、前記接続端子と、前記レンズカバーと、前記半導体発光素子光源を実装した基板を準備する工程と、
    前記第1方向から前記被固定部を前記端子収容凹部内に挿入する接続端子取付工程と、 前記第1方向から前記基板を前記基板収容エリアに設置する基板設置工程と、
    前記基板と前記端子収容凹部内に挿入されている前記接続端子の基板接続部とをハンダにて接続する工程と、
    前記接続エリアの切り欠き部に前記第1嵌合部が嵌合するとともに、前記隔壁の切り欠き部の一部に前記第2嵌合部が嵌合するように、前記レンズカバーを前記第1方向から前記ケースに取り付けるレンズカバー取付工程とを、
    順に行うことを特徴とするランプ装置の製造方法。
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