JP2022050341A - スパイク付きおよびスパイクレスのアウトソール用ミッドソール構造を具備したゴルフ靴 - Google Patents

スパイク付きおよびスパイクレスのアウトソール用ミッドソール構造を具備したゴルフ靴 Download PDF

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Abstract

【課題】構造化されたミッドソールを有するゴルフ靴を提供する。【解決手段】靴は、アッパー、ミッドソール14、および、アウトソール60、62を含む。構造化されたミッドソールは、スパイク付きアウトソール60とスパイクレスアウトソール62の両方に対応できる。ミッドソールの底面は、アウトソールの上面に配置された補完的な突出セグメント40と噛み合うための凹んだポケット44を有する。アウトソールの突出部分がミッドソールの凹んだポケットに配置されると、ミッドソールはアウトソールに固定される。ミッドソールは、ミッドソール/アウトソールアセンブリを形成するために使用できる。アウトソールはスパイク付き、または、スパイクレスであり、これによりコストを節約できる。【選択図】図2

Description

この発明は、全般的には、靴、より具体的には、改良されたミッドソール構造を有するゴルフ靴に関する。構造化されたミッドソールは、スパイク付きアウトソールとスパイクレスアウトソールの両方に対応できる。
プロおよびアマチュアのゴルファーは、今日、特別に設計されたゴルフ靴を使用している。典型的には、ゴルフ靴は、アッパー部分とアウトソール部分とを、当該アッパーをアウトソールに結合するミッドソールとともに、含む。アッパーは、ユーザーの足を挿入するための従来の形状を有しており、このため、靴の中で足を覆って保護する。アッパーは、足の輪郭に快適にフィットするように設計されている。ミッドソールは比較的軽量で、靴にクッション性を提供する。アウトソールは、ゴルファーに安定性とトラクション(牽引)を提供するように設計されている。アウトソールの底面は、地面と接触してそこに入り込み地面表面と係合するように設計されたスパイクまたはクリートを含んで良い。これらの要素は、ゴルファーがコースを歩いてプレーするときに、より良い足部安定性およびトラクションをゴルファーに提供するのに役立つ。
多くの場合、「スパイク」および「クリート」という用語は、ゴルフ業界で互換的に使用される。一部のゴルファーは、「スパイク」という用語を好んでいる。クリートは、野球、サッカー、サッカーなどの他のスポーツに一般的に関連付けられているからでる。他のゴルファーは、「クリート」という用語を好んで使用する。スパイクは、トラックや自転車などの芝のないスポーツに一般的に関連しているためである。以下の説明では、便宜上「スパイク」という用語を使用する。ゴルフ靴のスパイクは、金属またはプラスチック材料で作ることができる。ただし、金属スパイクの問題の1つは、これら金属スパイクが、通常、パッティンググリーンの表面を突き破って穴を残し、他の損傷を引き起こす可能性のある、鋭い先端が下向きに伸びる細長い部品であることである。これらの金属スパイクは、ゴルフ場の他の地面、たとえばクラブハウスのカーペットや床にも損傷を与える可能性がある。今日、ほとんどのゴルフコースでは、ゴルファーが非金属スパイクを使用する必要がある。
近年、「スパイクレス」または「クリートレス」の靴がより一般的になっている。これらの靴のアウトソールはゴムまたはプラスチックのトラクション部材を含むけれども、スパイクやクリートを含んでいない。これらのトラクション部材は、アウトソールの底面から突き出て地面に接触する。靴は、ゴルフコース上およびコース外用に設計されている。つまり、靴は、ティー、フェアウェイ、グリーンなど、コースでプレーするゴルファーに優れた安定性とトラクションを提供する。さらに、靴は軽量で快適で、ゴルフコース以外でも使用できる。この靴はクラブハウス、オフィス、自宅、および、その他のコース外の場所で快適に着用できる。
従来の靴製造作業において、ミッドソールは、接着剤を塗布することによってアッパーに取り付けられて良く、アウトソールは、ミッドソールの底面に直接成形されるか、または接着剤によってミッドソールに固定されて良い。1つのミッドソールモールドを使用してスパイクアウトソールのミッドソールを形成し、別のミッドソールモールドを使用してスパイクレスアウトソールのミッドソールを形成する。スパイクアウトソールに使用されるミッドソールは、通常、スパイクレスアウトソールに使用されるミッドソールよりも厚みがある。スパイクアウトソールとスパイクレスアウトソールで異なるミッドソールを作成できるようにミッドソールモールドを色々と変更することは、時間と手間がかかるプロセスになるであろう。
靴製造業者は、より費用効果が高く効率的である異なる製造方法を絶えず検討している。改良されたミッドソール/アウトソール製造システムが必要である。靴製造業者は、スパイク付き靴とスパイクレスの靴の両方を迅速かつ費用効果の高い方法で製造できるように、より高い柔軟性を提供するシステムを備えている必要がある。靴製造業者は、スパイク付きのアウトソールを備えた靴の製造から、スパイクレスのアウトソールを備えた靴へ、またはその逆に迅速に移行できなければならない。固定されたアウトソールがスパイク付きまたはスパイクレスのアウトソールのいずれかである、改良されたミッドソール/アウトソールアセンブリの必要性もある。この発明は、改善されたミッドソール/アウトソールアセンブリ、ならびに他の有利な特徴および利点を有するそのような製造システムおよび靴を提供する。
発明は、構造化されたミッドソールを有するゴルフ靴を提供する。このゴルフ靴は、i)アッパーと;ii)上面と底面を具備するミッドソールであって、底面は、アウトソールの上面に配置された相補的な突出セグメントと噛み合う(インターロックする)ための凹んだポケットを有する、上記ミッドソールと、iii)上面および底面を具備するアウトソールとを有する。当該アウトソールの上記上面は、上記ミッドソールの上記底面にある凹んだポケットと噛み合うための突出セグメントを有し、上記突出セグメントは、上記ミッドソールが上記アウトソールに固定されるように、上記凹んだポケットに配置される。上記アッパー、上記ミッドソール、および上記アウトソールは、それぞれ前足、中足、および後足の領域並びに外側および内側サイドを具備する。
1つの好ましい実施例において、上記突出セグメントは、ディスク形状であり、約1.5から約4.0mmの範囲の厚さを有する。好ましくは、上記突出セグメントは、約18.0から約23.0mmの範囲の直径を有する。好ましくは、上記アウトソールの上記上面に少なくとも3つの突出セグメントがあり、上記ミッドソールの上記底面に少なくとも3つの凹んだポケットがある。一例において、上記アウトソールの上記上面に6つの突出セグメントがあり、上記ミッドソールの上記底面に6つの凹んだポケットがある。より具体的には、上記アウトソールの上記前足領域に4つの突出セグメントおよび上記後足領域に2つの突出セグメントがあり、上記ミッドソールの上記前足領域に4つの凹んだポケットがあり、上記後足領域に2つの凹んだポケットがある。他の例において、上記アウトソールの上記上面に9つの突出セグメントがあり、上記ミッドソールの上記底面に9つの凹んだポケットがある。より具体的には、上記アウトソールの上記前足領域に4つの突出セグメントおよび上記後足領域に5つの突出セグメントがあり、上記ミッドソールの上記前足領域に4つの凹んだポケットがあり、上記後足領域に5つの凹んだポケットがある。
一実施例において、上記アウトソールの上記底面は、少なくとも2つのスパイクレセプタクルを有する。例えば、上記アウトソールの上記底面が少なくとも6つのスパイクレセプタクルを有する。他の例において、上記アウトソールの上記底面が少なくとも9つのスパイクレセプタクルを有する。
他の実施例において、上記アウトソールの上記底面は、複数の突出したトラクション部材を有する。上記アウトソールの上記底面は、以下でさらに説明するように、タイル片を含んで良い。これらのタイル片は、トラクション部材を含むことができ、複数のタイル片は、第1の突出トラクション部材、対向する第2の突出トラクション部材、および第1と第2のトラクション部材の間に配置された非突出セグメントを含み、上記タイル片は、第1および第2の突出トラクション部材、および非突出セグメントは、同じ材料を有し、単一の部品を形成する。例えば、タイル片、第1および第2のトラクション部材、および非突出セグメントは、ゴムまたは熱可塑性ポリウレタン材料を有する。
この発明の特徴である新規の特徴は、添付の特許請求の範囲に記載されている。しかし、この発明の好ましい実施例は、さらなる目的および付随する利点とともに、添付の図面と関連して以下の詳細な説明を参照することにより最もよく理解される。
図1は、アッパーを詳細に示す、この発明のゴルフ靴の一実施例の斜視図である。 図1Aは、図1Aに示されるゴルフ靴の底面図であり、アウトソールを詳細に示す。 図2は、この発明に従うスパイク付きアウトソールおよびスパイクレスアウトソールを備えたミッドソール/アウトソールアセンブリの製造を示す概略図である。 図3Aは、スパイク付きアウトソールを詳細に示す、この発明のゴルフ靴の一実施例の底面図である。 図3Bは、スパイクレスアウトソールを詳細に示す、この発明のゴルフ靴の一実施例の底面図である。 図4は、6つの凹んだポケットを詳細に示す、この発明のミッドソールの一実施例の底面図である。 図5は、6つの突出セグメントを詳細に示す、この発明のアウトソールの一実施例の上面図である。 図6は、この発明のミッドソールの一実施例の底面図であり、9つの凹んだポケットを詳細に示している。 図7は、この発明のアウトソールの一実施例の上面図であり、9つの突出セグメントを詳細に示している。 図8は、この発明のミッドソール/アウトソールアセンブリの一実施例の断面図であり、アウトソールがスパイク付きアウトソールである。 図9は、6つの凹んだポケットを詳細に示す、この発明のミッドソールの一実施例の底面図である。 図10は、この発明のミッドソールの一実施例の外側(ラテラル)立面図である。 図11は、この発明のミッドソールの一実施例の内側(ミディアル)立面図である。 図12は、この発明のゴルフ靴の一実施例の底面図であり、スパイクレセプタクルおよびトラクション部材を備えたスパイクアウトソールを詳細に示している。 図13は、トラクション部材を備えたスパイクレスアウトソールを詳細に示す、この発明のゴルフ靴の一実施例の底面図である。 図14は、この発明のゴルフ靴の一実施例の外側立面図であり、アッパーを詳細に示している。 図14Aは、図14に示されるゴルフ靴の上面図であり、アッパーを詳細に示している。 図15は、この発明のゴルフ靴の一実施例の外側立面図であり、アッパーを詳細に示している。 図15Aは、図15に示されるゴルフ靴の上面図であり、アッパーを詳細に示している。
図面を参照すると、同様の参照番号が同様の要素を指定するために使用され、特に図1を参照すると、この発明のゴルフ靴(10)の一実施例が示されている。靴(10)は、アッパー部分(12)およびアウトソール部分(16)を、当該アッパー部分(12)を当該アウトソール部分(16)に結合するミッドソール(14)とともに含む。図に示されている面は右の靴のものであり、左の靴のコンポーネントは右の靴の鏡像になる。靴は様々なサイズで作られて良く、したがって、靴構成要素のサイズは靴のサイズに応じて調整されて良いことに留意されたい。
アッパー(12)は、伝統的な形状を有し、例えば、天然皮革、合成皮革、ニット、不織布材料、天然布地、および合成布地などの標準的なアッパー材料から作られている。例えば、ナイロン、ポリエステル、ポリオレフィン、ポリウレタン、ゴム、およびそれらの組み合わせから作られた通気性、メッシュ製の合成繊維織物を使用することができる。アッパーの構築に使用される材料は、通気性、耐久性、柔軟性、快適性などの望ましい特性に基づいて選択される。好ましい一例において、アッパー(12)は工業製メッシュ材料で作られている。アッパー材料は縫い合わされるか、接着されてアッパー構造を形成する。アッパー(12)は、全般的には、足を挿入するための開口部(20)を備えた甲領域(18)を含む。アッパーは、足の前部を覆うためのバンプ(19)を含む。甲領域は、舌部材(22)を含む。通常、靴ひも(24)は、足の輪郭の周りで靴を締めるために使用される。ただし、ダイヤル、スプール、ハウジングを含む金属ケーブル(レース)締め付けアセンブリ、およびケーブルを所定の位置にロックするためのロック機構など、他の締め付けシステムを使用することもできる。例えば、そのようなレース締め付けアセンブリは、コロラド州デンバーのボアテクノロジー社(米国)から入手可能である。図1に示される上述のアッパー(12)は、この発明の靴構造に使用できる上部設計の一例のみを表し、他の上部設計は、この発明の精神および範囲から逸脱することなく使用することができることを理解されたい。例えば、図14、14A、15、および5Aを参照して、この発明に従って製造することができる適切な靴アッパー(12)の他の例が示されている。
ミッドソール(14)は、好ましくは、ポリウレタン(PU)、エチレン酢酸ビニル(EVA)、ゴム、またはシリコーンなどのポリマー発泡材料から形成される。ミッドソール(14)は、例えば、圧縮成形、射出成形、開放注入、鋳造などの任意の適切な方法によって構築することができる。一例において、ミッドソール(14)は、EVAなどの発泡材料を型に注入し、発泡材料を硬化させてアッパー(12)上で硬化させることを含む射出成形プロセスを介して形成することができる。発泡材料は、アッパー(12)の繊維を通して浸透する可能性がある。ミッドソール(14)は、接着剤を塗布することによってアッパー(12)に取り付けることができる。代替的には、発泡材料の注入中に型の上にアッパー(12)を配置することによって、注入ステップ中にミッドソール(14)をアッパー(16)に直接取り付けることができる。ラストをアッパー(12)に挿入して、注入プロセス中にアッパーに構造フレームを提供することができる。ラストは、足に類似した構造を有し、木材、金属、または高密度プラスチックなどのような剛性材料から構築された機械的形態であって良い。ミッドソール(14)は、以下でさらに詳細に説明するように、この発明の特徴的なミッドソール/アウトソールアセンブリシステムを使用して、アウトソール(16)に取り付けることができる。
アウトソール(16)は、靴に安定性およびトラクションを提供するように設計されている。アウトソール(16)の底面(23)は、靴と、ゴルフコース(コース上)または他の表面、例えば、クラブハウス、ストリート、オフィス、自宅などとの間のトラクションを提供するのを支援する。アウトソール(16)およびトラクション部材(25)の底面は、ゴムまたはプラスチック、並びに、それらの組み合わせなどの任意の適切な材料から製造することができる。ナイロン、ポリエステル、ポリオレフィン、ポリウレタンなどの熱可塑性プラスチックを使用できる。使用できる適切なゴム材料は、ポリブタジエン、ポリイソプレン、エチレン-プロピレンゴム(「EPR」)、エチレン-プロピレン-ジエン(「EPDM」)ゴム、およびスチレン-ブタジエンゴムなど、並びに、それらの2つ以上のブレンドを含むけれども、これらに限定されない。図1Aにおいて、アウトソール(16)は、トラクション部材(25)およびスパイク(クリート)(21)の両方を含む。スパイク(21)は、通常、プラスチック材料から製造される。アウトソール(16)の底面は、以下でさらに説明するように、スパイク(21)を靴に固定するための成形されたレセプタクルを含む。この発明のアウトソール(16)の構造および機能は、以下でさらに詳細に説明される。
全般的には、足の解剖学的構造は、3つの骨の領域に分割することができる。後足領域は、通常、足首(距骨)とかかと(踵骨)の骨を含む。足の中央部は、足の縦アーチを形成する立方骨、楔形文字骨、および舟状骨を含む。前足部は、中足骨とつま先を含む。図1に戻ると、アウトソール(16)は、上面(図示せず)および底面(23)を有する。ミッドソール(14)は、以下でさらに詳しく説明するように、アウトソール(16)の上面に接合されている。アッパー(12)は、上述のようにミッドソール(14)に結合できる。
図1Aを参照すると、アウトソール(16)は、全般的には、前足部分を支持するための前足領域(26);アーチ領域を含む中足部を支持するための中足領域(28);かかと部分を含む後足部を支持するための後足領域(30)を含む。全般的には、前足領域(26)は、つま先に対応するアウトソールの部分、および中足骨を指骨に接続する関節を含む。足の中足領域(28)は、全般的には、足のアーチ領域に対応するアウトソールの部分を含む。後足領域(30)は、全般的には、踵骨を含む、足の後部に対応するアウトソールの部分を含む。
アウトソールは、また、外側(ラテラル)(31)および内側(メディアル)(32)を含む。外側(31)および内側(32)は、各足領域(26、28、および30)を通って延在し、アウトソールの反対側に対応する。アウトソールの外側のサイドまたは縁(31)は、着用者の足の外側領域に対応するサイドである。外側の縁(31)は、着用者の足の、着用者のもう一方の足から一般に最も遠いサイドである(すなわち、第5趾[小足指]に近い側である)。アウトソールの内側のサイドまたは縁(32)は、着用者の足の内側の領域に対応するサイドである。内側縁(32)は、着用者の足のサイドであり、一般に、着用者のもう一方の足に最も近い竿度である(すなわち、趾[足の親指]に近い側である)。
より具体的には、外側(31)および内側(32)は、アウトソール(16)の周囲または周囲の周りに、アウトソールの前端(27)から後端(29)まで延びる。前端(27)は、つま先領域に対応するアウトソールの部分であり、後端(29)は、かかと領域に対応する部分である。上述のようなアウトソールの領域、側面、および部分は、アウトソールの正確な領域を区別することを意図していない。むしろ、これらの領域、側面、および部分は、アウトソールの一般的な領域を表すことを目的としている。アッパー(12)とミッドソール(14)にも、そのような領域、側面、および部分がある。各領域、側面、および部分は、前部および後部を含んで良い。
図2~7を参照すると、1つの好ましい実施例において、アウトソールの上面(33)は、ミッドソール(14)の底面(35)上の凹んだ領域またはポケット(44)と噛み合うためのこぶまたは突出セグメント(40)を含む。相補的な突出セグメント(40)およびポケット(44)は、一緒に結合されて、ロックされたミッドソール/アウトソールアセンブリを形成する。ミッドソール(14)の底面(35)および/またはアウトソール(60、62)の上面(33)にも接着剤を塗布して、ミッドソールのアウトソールへの接着を強化する。図2において、ポケット(44)は、垂直側壁面(50)および水平上壁面(52)を備えたミッドソール(14)の切り欠きセクションとして示されている。突出セグメント(40)は、対応する垂直側壁面(54)および水平上壁面(56)を有し、これらは、アウトソールおよびミッドソールが一緒に結合されたときに、ポケット(44)の側壁面(50)および上壁面(52)と嵌合する。
図2において、この発明に従って使用することができるアウトソール構造(60、62)の2つの例が示されている。一例において、アウトソール(60)はスパイク(クリート)(66)を含み、スパイク付きアウトソールと呼ぶことができる。他方、別の例において、アウトソール(62)にはスパイクが含まれておらず、スパイクレスアウトソールと呼ばれて良い。スパイクレスアウトソール(62)は、好ましくは、全般的には(70)で示されるトラクション部材を含む。
より具体的には、一実施例において、「スパイク付き」または「クリート付き」アウトソール(60)は、この発明のミッドソール(14)を使用して作製される。ほとんどのゴルフコースでは、ゴルファーは靴に非金属のスパイクを使用する必要がある。アウトソール(60)の底面(65)は、スパイク(66)を靴に固定するための成形されたレセプタクル(ソケット)(68)を含む。プラスチック製のスパイク(66)が一般的に使用され、通常、片面に中央のスタッドが付いた丸いベース(71)がある。丸みを帯びたベース(71)のもう一方の面には、トラクション突起(74)を備えたラジアルアーム(72)がある。ねじ山は、ねじ山付きレセプタクル(68)に挿入するために、スパイク(66)のスタッドの周りに配置されている。これらのプラスチック製のスパイク(66)は、簡単に固定して後でロッキングレセプタクル(68)から取り外すことができるため、金属製のスパイクよりもグリーンやクラブハウスの床面への損傷が少ない傾向がある。
スパイク(66)は、好ましくは、アウトソール(60)のレセプタクル(68)に取り外し可能に固定される。スパイク(66)は、レセプタクル(68)に容易に挿入および取り外しができる。通常、スパイク(66)は、それを挿入し、次に時計回りにわずかにねじることによって、レセプタクル(68)に固定されて良い。レセプタクル(68)からスパイク(66)を取り外すには、スパイク(66)を反時計回りに少しひねればよい。
図2において、スパイク付きアウトソール(60)のセクションの一例が示されている。合計6つのクリート(66)を有する完全な靴スパイク付きアウトソール(60)が、図3Aにおいてより詳細に示されている。先に検討したように、ミッドソール(14)およびスパイク付きアウトソール構造(60)は、互いに結合およびロックされて、耐久性のあるミッドソール/スパイク付きウトソールアセンブリを形成する。ミッドソール(14)の底面(35)および/またはアウトソール(62)の上面(33)にも接着剤が塗布され、ミッドソールをアウトソールにしっかりと固定することができる。スパイク付きアウトソール(60)の突き出たこぶ(40)は、ミッドソールのくぼんだポケット(44)にはめ込まれている。靴(10)はさらにアッパーを含む(これらの図には示されていない)。
代替的なアウトソールの実施例において、「スパイクレス」または「クリートレス」アウトソール(62)は、この発明のミッドソール(14)型を使用して作製される。これらの靴のアウトソール(62)は、ゴムまたはプラスチックのトラクション部材(70)を含む底面(41)を有するけれども、スパイクまたはクリート(66)を有していない。トラクション部材(70)は、アウトソールの底面(41)から突出して地面に接触する。図2に戻ると、スパイクレスアウトソール(62)の断面の一例が示されている。複数のトラクション部材(70)を備えた完全な靴スパイクレスアウトソール(62)が、図3Bにさらに詳細に示されている。先に検討したように、この例において、ミッドソール(14)およびスパイクレスアウトソール構造(62)が互いに結合およびロックされて、ミッドソール/スパイクレスアウトソールアセンブリを形成している。靴にはさらにアッパーが含まれている(このビューには表示されていない)。トラクション部材(70)を備えたこれらのスパイクレス靴は、ゴルフコース内およびコース外用に設計されている。つまり、これらの靴は、ティー、フェアウェイ、グリーンなどでコースをプレーするゴルファーに優れた安定性とトラクションを提供する。さらに、靴は軽量で快適であり、ゴルフコースの外で使用することができる。靴は、クラブハウス、オフィス、自宅、またはその他のコース外の場所で快適に着用できる。
図4~7を参照すると、構造化ミッドソール(14)およびアウトソール(60、62)の異なる実施例が示されている。図4において、ミッドソール(14)の底面は、スパイクまたはスパイクレスアウトソール構造(60、62)の上面に突出セグメント(40)を受け入れるように適合された6つのポケット(44)を含む。次に、図5に示されるように、アウトソール(60、62)は、ミッドソールの6つのポケット(44)に挿入するための6つの突出セグメント(40)を含む。このようにして、相補的なミッドソール(14)とアウトソール構造(60、62)がロックされ、一緒に固定される。アウトソールの上面(33)は、ミッドソールの底面(35)に適合する構造を有する。すなわち、アウトソールの上面(33)は、上方に延在し、ミッドソールの底面(35)の凹んだポケット(44)と噛み合う突出セグメント(40)を含む。したがって、ミッドソールがアウトソールに結合されると、突出セグメント(40)がポケット(44)内に配置される。突出セグメント(40)は、ポケット(44)と嵌合して、ミッドソール(14)をスパイク付きまたはスパイクレスのアウトソール構造(60、62)のいずれかに固定する。図6および7において、9つのポケット(44)を含むミッドソール構造(14)と、ポケット(44)にスナップするための9つの突出セグメント(40)を含む相補的なアウトソール(60、62)が示されている。
1つの好ましい実施例において、ミッドソール(14)はエチレン酢酸ビニル(EVA)材料でできており、アウトソール(16)はゴム材料でできている。図8に示されるように、ゴム突出セグメント(40)は、スパイクレセプタクル(68)の上にある。ゴム突出部(40)は、好ましくは、約1.5から約4.0mmの範囲の厚さ(全般的に「A」で示される)を有する円盤状の形状を有する。より好ましくは、突出セグメント(40)は、約2.0から約2.5mmの範囲の厚さを有する。セグメント(40)の平坦な表面(全般的に「B」で示される)は、好ましくは、約18.0から約23.0mmの範囲の直径を有する。より好ましくは、突出セグメント(40)は、約21.0から約22.0mmの範囲の直径を有する。EVAミッドソールの全幅(全般的に「C」で示される)は、好ましくは、約35から約45mmの範囲である。
アウトソール上に配置された突出セグメント(40)は、ミッドソール上の凹んだポケット(44)と噛み合うことができるかぎり、種々の形状および寸法を有して良い。例えば、突出セグメント(40)は、長方形、三角形、正方形、球形、星形、ひし形、ピラミッド、矢印、棒、または円錐形などを有することができる。突出セグメント(40)の形状および寸法は、それらが互いに噛み合えるように、凹んだポケット(44)の形状寸法に対応している。このようにして、アウトソール構造(60、62)は、ミッドソール構造(14)に結合され、ロックされる。
また、任意の数の突出セグメント(40)をアウトソールの上面に配置することができ、任意の数の凹んだポケット(44)をミッドソールの底面に配置することができることも理解されたい。図4および5において、ミッドソール(14)は、スパイク付きまたはスパイクレスアウトソール構造(60、62)の6つの突出セグメント(40)を受け入れるように適合された6つのポケット(44)を含む。図6および7において、ミッドソール(14)は、アウトソール(60、62)の9つの突出セグメント(40)を受け入れるように適合された9つのポケット(44)を含む。しかしながら、図4~5および図6~7に示されるミッドソール/アウトソールアセンブリは、一部の実施例に過ぎず、この発明はこれらの実施例に限定されないことが認識されている。
図2および3A~3Bに示され、先に検討したように、この発明の構造化ミッドソール(14)の1つの利点は、i)スパイクを含むアウトソール(「スパイク付き」アウトソール)、およびii)スパイクを含まないアウトソール(「スパイクレス」アウトソール)の両方に対応できることであり、これらのアウトソールについては、以下でさらに詳しく説明する。したがって、同じミッドソール(14)型を使用して、スパイク付きアウトソール(60)またはスパイクレスアウトソール(62)のいずれかを作製することができる。スパイク付きおよびスパイクレスのアウトソール(60、62)は、同じミッドソールと交換可能である。この発明によれば、靴製造業者は、スパイク付きまたはスパイクレスのアウトソールを備えた靴を製造するために1つのミッドソール型を開くだけでよいので、大幅なコスト節約がある。ミッドソールを異なるアウトソールに固定するためにミッドソールモールドを1つだけ使用するこの製造方法は、複数のミッドソールモールドを使用する方法よりも効率的で経済的に有利である。靴製造業者は、この発明のミッドソール金型により大きな柔軟性を有する。金型を使用して、スパイク付きまたはスパイクレスのアウトソールを迅速かつ効率的な方法で製造することができる。
この発明は、また、靴を製造するための方法を包含し、ミッドソール型は、上面および底面を有するミッドソールを作製するために提供され、ミッドソールの底面は、凹んだポケットを備える。この方法は、また、靴のアッパーおよび靴のアウトソールを提供することを含み、アウトソールは、上面および下面を有する。アウトソールの上面は、ミッドソールがアウトソールに固定されるように、ミッドソールの底面にある凹んだポケットと噛み合うための突出セグメントを含む。靴のアッパーは、また、上面および下面を有し、アッパーの底面は、接着剤または他の適切な固定手段によってミッドソールに固定されている。アッパー、ミッドソール、アウトソールは、それぞれ前足、中足、後足の領域と、外側および内側を有する。
[スパイク付きアウトソール]
スパイク付きアウトソール(60)は、任意の数のスパイクレセプタクル(68)およびスパイク(クリート)(66)を含むことができ、レセプタクルおよびスパイクは、以下でさらに説明するように、多種多様なパターンで配置することができる。
例えば、図3Aに戻って参照すると、アウトソール(60)は、合計6つのスパイク(66)を含む。前足領域に4つのスパイク(66)があり、後足領域に2つのスパイク(66)がある。他の実施例において、アウトソール(60)は、合計9つのスパイク(66)を含む。前足領域に5つのスパイク(66)があり、後足領域に4つのスパイク(66)があるす。好ましくは、スパイク付きアウトソール(62)は、5から9スパイクの範囲のスパイクの総数を含む。これらのスパイク(66)は、前足、中足、および/または後足の領域に様々なパターンで配置することができる。また、スパイクレセプタクル(68)の上にある突出セグメント(40)は、スパイクアウトソール(60)の上面(33)上の様々な場所に配置することができる。すなわち、これらの突出セグメント(40)は、前足、中足、および/または後足領域に様々なパターンで配置することができ、その結果、それらは、ミッドソールに位置する相補的なポケットと噛み合うことができる。
図9~12に示されるように、アウトソール(60)は合計6つのスパイクを含む。前足領域に4つのスパイクがあり、後足領域に2つのスパイクがある。図9において、アウトソールの6つの突出セグメント(40)のための6つの相補的なポケット(44)を備えたミッドソール(14)の底面図が示されている。図10および11において、ミッドソール構造(14)の外側(31)および内側(32)の図が示されている。図12を参照すると、6つのスパイク(66)を受け入れるための6つのスパイクレセプタクル(68)を備えたアウトソールが示されている。図12に示されるように、アウトソールは、スパイク(66)用のスパイクレセプタクル(68)およびトラクション部材(70)の両方を含む。スパイク(66)とトラクション部材(70)の両方を含むこのタイプのアウトソールは、スパイク付きアウトソールと考えられる。
スパイク付きアウトソール(60)は、ゴルフプレー中に地面に接触するように構成される。スパイク(66)は、さまざまな形状とサイズにすることができる。スパイク(66)は、地面に係合し、地面との接触面積を増やすように設計されている。これは、ゴルファーがコースを歩き、ラウンドをプレーするときに、芝での足のトラクションを向上させるのに役立つ。図12に示される上述のスパイク付きアウトソール(60)は、この発明の靴構造で使用することができるスパイク付きアウトソールの一例のみを表し、他のアウトソール設計は、この発明の精神および範囲から逸脱することなく使用することができると理解されたい。
[スパイクレスアウトソール]
スパイクレスアウトソール構造(62)は、任意の数のトラクション部材(70)を含むことができ、トラクション部材は、多種多様なパターンで配置することができる。例えば、図13に示すように、スパイクレスアウトソール(62)はどのようなスパイクも含まない。むしろ、トラクション部材(70)しかない。先に検討した図9~12に示されるミッドソール構造(14)と同様の方法で、アウトソール(62)の上面は、ミッドソール(14)の底面にある6つの相補的なポケット(44)にスナップするための6つの突出セグメント(40)を含んで良い。ミッドソール(14)の底面(35)および/またはアウトソール(62)の上面(33)にも接着剤が塗布され、ミッドソールをアウトソールにしっかりと固定することができる。このようにして、ミッドソールを使用してスパイクレスアウトソール(62)を固定し、ミッドソール/スパイクレスアウトソールアセンブリを形成する。
図13に示されるスパイクレスアウトソール(62)は、ゴルフコース上およびコース外でトラクションを提供するように構成されている。つまり、この靴は、ティー、フェアウェイ、グリーンなど、コースをプレーするゴルファーに優れた安定性とトラクションを提供する。これらの表面は「コース内」表面と呼ばれる。さらに、ゴルフ場外でも使用できる。靴はクラブハウス、オフィス、または他の普通の場所で快適に着用することがでます。これらのサーフェスは、「コース外」サーフェスと呼ばれることがある。テニス、スカッシュ、ラケットボール、ストリートホッケー、ソフトボール、サッカー、サッカー、ラグビー、セーリングなど、さまざまな面でさまざまな活動をしながら靴を履くことができる。靴は、固い表面と柔らかい表面の両方でトラクションとグリップ(把持力)を提供する。これらの靴は、マルチサーフェストラクション(MST)アウトソール構造を備えている。トラクション突起(70)は、様々な形状およびサイズにすることができる。トラクション部材(70)は、長方形、三角形、正方形、球形、星形、ひし形、ピラミッド、矢印、棒、または円錐形を含むがこれらに限定されない任意の適切な形状であって良い。また、トラクション部材(70)の高さおよび面積は、同じであっても異なっていても良い。トラクション部材(70)は、地面と係合し、地面との接触面積を増加させるように設計されている。
先に検討したように、図1~15Aに示され、先に検討したスパイク付きおよびスパイクレスのアウトソール構造(60、62)は、この発明の靴構造で使用できるアウトソールのいくつかの例のみを表し、他のスパイク付きおよびスパイクレスのアウトソールは、この発明の精神および範囲から逸脱することなく使用することができる。例えば、他の適切なアウトソールは、米国特許出願公開2020/0077734-A1およびUS2020/0146389-A1およびUS-2020-0146389-A1(Bidal);国特許出願公開2020/0046072-A1(Bento);および、米国特許第9,999,275号および第10,595,585号(Bacon)に記載されている構造を含み、これらの開示は参照によりここに組み込まれる。
具体的な実施例において、当該アウトソールは、第1組の螺旋状経路(A)であって、各々の螺旋状経路は、1つの原点から複数の螺旋状セグメントを放射させ、当該セグメントの各々が異なる曲率度を有し、サブセグメントを含む、上記第1組の螺旋状経路(A)と;第2組の螺旋状経路(B)であって、各々の螺旋状経路は、1つの原点から複数の螺旋状セグメントを放射させ、当該セグメントの各々が異なる曲率度を有し、サブセグメントを含む、上記第2組の螺旋状経路(B)とを有する。当該第1組の螺旋状経路(A)は標準であり、上記第2組の螺旋状経路(B)は上記第1組の螺旋状経路(A)と反転であり、これによって、上記螺旋状経路が相互に重ね合わされたときに、組(A)からの上記螺旋状セグメントのサブセグメントと組(B)からの上記螺旋状セグメントのサブセグメントとが四辺タイル片を上記アウトソールの表面に形成する。先に説明したように、当該タイル片はトラクション部材を含み、複数のタイル片が、第1の突出するトラクション部材、反対の第2の突出するトラクション部材、および上記第1および第2のトラクション部材の間に配される非突出セグメントを有し、また、タイル片、第1および第2の突出したトラクション部材、および突出していないセグメントは、同じ材料を有し、単一の部分を形成する。好ましくは、単一部品はゴム材料から製造される。
本明細書に数値の下限および数値の上限が記載される場合、これらの値の任意の組み合わせが使用されて良いことが意図されている。動作例以外、または明示的に指定されていない限り、「約」という用語が、値、量、または範囲とともに明示的に表示されなくとも、数値の範囲、量、値、および材料の量などの明細書のパーセントなどはすべて、「約」という言葉で始まるように解釈されて良い。したがって、そうでないことが示されない限り、本明細書および添付の特許請求の範囲に示される数値パラメータは、この発明によって得られることが求められる所望の特性に応じて変わり得る近似値である。
用語「第1」、「第2」、「第3」、「トップ」、「ボトム」、「上側」、「下側」、「下方」、「上方」、「右」、「左」、「外側」(ラテラル)、「内側」(メディアル)、「前方」、「後方」などは、1つの視点に基づいて要素の1つの位置を指すために使用される任意の用語であり、この発明の範囲を限定するものと解釈されるべきではないことに留意されたい。
ここで説明および図示される靴の材料、設計、および構造は、この発明のいくつかの実施例のみを表すことが理解される。この発明の趣旨および範囲から逸脱することなく、材料、設計、および構造に様々な変更および追加を加えることができることを当業者は理解する。そのような実施例はすべて、添付の特許請求の範囲に含まれることが意図されている。

Claims (15)

  1. アッパーと、
    上面と底面を具備するミッドソールであって、底面は、アウトソールの上面に配置された相補的な突出セグメントと噛み合うための凹んだポケットを有する、上記ミッドソールと、
    上面および底面を具備するアウトソールであって、上記上面は、上記ミッドソールの上記底面にある凹んだポケットと噛み合うための突出セグメントを有し、上記突出セグメントは、上記ミッドソールが上記アウトソールに固定されるように、上記凹んだポケットに配置される上記アウトソールとを有し、上記アッパー、上記ミッドソール、および上記アウトソールは、それぞれ前足、中足、および後足の領域並びに外側および内側サイドを具備することを特徴とするゴルフ靴。
  2. 上記突出セグメントは、ディスク形状であり、約1.5から約4.0mmの範囲の厚さを有する請求項1に記載のゴルフ靴。
  3. 上記突出セグメントは、約18.0から約23.0mmの範囲の直径を有する請求項2に記載のゴルフ靴。
  4. 上記アウトソールの上記上面に少なくとも3つの突出セグメントがあり、上記ミッドソールの上記底面に少なくとも3つの凹んだポケットがある請求項1に記載のゴルフ靴。
  5. 上記アウトソールの上記上面に6つの突出セグメントがあり、上記ミッドソールの上記底面に6つの凹んだポケットがある請求項4に記載のゴルフ靴。
  6. 上記アウトソールの上記前足領域に4つの突出セグメントおよび上記後足領域に2つの突出セグメントがあり、上記ミッドソールの上記前足領域に4つの凹んだポケットがあり、上記後足領域に2つの凹んだポケットがある請求項5に記載のゴルフ靴。
  7. 上記アウトソールの上記上面に9つの突出セグメントがあり、上記ミッドソールの上記底面に9つの凹んだポケットがある請求項4に記載のゴルフ靴。
  8. 上記アウトソールの上記前足領域に4つの突出セグメントおよび上記後足領域に5つの突出セグメントがあり、上記ミッドソールの上記前足領域に4つの凹んだポケットがあり、上記後足領域に5つの凹んだポケットがある請求項5に記載のゴルフ靴。
  9. アッパーと、
    上面と底面を具備するミッドソールであって、底面は、アウトソールの上面に配置された相補的な突出セグメントと噛み合うための凹んだポケットを有する、上記ミッドソールと、
    上面および底面を具備するアウトソールであって、上記上面は、上記ミッドソールの上記底面にある凹んだポケットと噛み合うための突出セグメントを有し、上記突出セグメントは、上記ミッドソールが上記アウトソールに固定されるように、上記凹んだポケットに配置される上記アウトソールとを有し、上記アッパー、上記ミッドソール、および上記アウトソールは、それぞれ前足、中足、および後足の領域と外側および内側サイドを具備し、上記アウトソールの上記底面は、少なくとも2つのスパイクレセプタクルを有することを特徴とするゴルフ靴。
  10. 上記アウトソールの上記底面が少なくとも6つのスパイクレセプタクルを有する請求項9に記載のゴルフ靴。
  11. 上記アウトソールの上記底面が少なくとも9つのスパイクレセプタクルを有する請求項9に記載のゴルフ靴。
  12. アッパーと、
    上面と底面を具備するミッドソールであって、底面は、アウトソールの上面に配置された相補的な突出セグメントと噛み合うための凹んだポケットを有する、上記ミッドソールと、
    上面および底面を具備するアウトソールであって、上記上面は、上記ミッドソールの上記底面にある凹んだポケットと噛み合うための突出セグメントを有し、上記突出セグメントは、上記ミッドソールが上記アウトソールに固定されるように、上記凹んだポケットに配置される上記アウトソールとを有し、上記アッパー、上記ミッドソール、および上記アウトソールは、それぞれ前足、中足、および後足の領域並びにと外側および内側サイドを具備し、上記アウトソールの上記底面は、複数の突出したトラクション部材を有することを特徴とするゴルフ靴。
  13. 上記アウトソールは、
    第1組の螺旋状経路(A)であって、各々の螺旋状経路は、1つの原点から複数の螺旋状セグメントを放射させ、当該セグメントの各々が異なる曲率度を有し、サブセグメントを含む、上記第1組の螺旋状経路(A)と、
    第2組の螺旋状経路(B)であって、各々の螺旋状経路は、1つの原点から複数の螺旋状セグメントを放射させ、当該セグメントの各々が異なる曲率度を有し、サブセグメントを含む、上記第2組の螺旋状経路(B)とを有し、
    上記第1組の螺旋状経路(A)は標準であり、上記第2組の螺旋状経路(B)は上記第1組の螺旋状経路(A)と反転であり、これによって、上記螺旋状経路が相互に重ね合わされたときに、組(A)からの上記螺旋状セグメントのサブセグメントと組(B)からの上記螺旋状セグメントのサブセグメントとが四辺タイル片を上記アウトソールの表面に形成し、上記タイル片はトラクション部材を含み、複数のタイル片が、第1の突出するトラクション部材、反対の第2の突出するトラクション部材、および上記第1および第2のトラクション部材の間に配される非突出セグメントを有し、さらに、上記タイル片、上記第1および第2の突出したトラクション部材、および上記突出していないセグメントは、同じ材料を有し、単一の部分を形成する請求項12記載のゴルフ靴。
  14. 上記タイル片、上記第1および第2の突出したトラクション部材、および上記突出していないセグメントは、ゴム材料を有する請求項13記載のゴルフ靴。
  15. 上記タイル片、上記第1および第2の突出したトラクション部材、および上記突出していないセグメントは、熱可塑性ポリウレタン組成物を有する請求項13記載のゴルフ靴。
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