JP2022048440A - 定着装置及び該定着装置を備えた画像形成装置 - Google Patents

定着装置及び該定着装置を備えた画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】熱源により加熱される回転定着部材と、前記回転定着部材に圧接されて、該回転定着部材との間に定着ニップを形成する回転加圧部材と、先端縁が前記回転定着部材の周面における前記シートの通過領域に隙間を空けて対向するように配置された分離板部を含むシート分離部材と、前記シート分離部材を支持する支持部材とを備えた定着装置において、使用者のメンテナンス負担を極力低減しながら、安価な構成により分離板部を清掃可能にする。【解決手段】シート分離部材101は、支持部材102に対して着脱可能に構成されている。【選択図】図3

Description

本発明は、定着装置及び該定着装置を備えた画像形成装置に関する。
従来より、電子写真方式の画像形成装置では、像担持体に形成された静電潜像をトナー像として可視化し、可視化したトナー像をシートに転写した後、該転写されたトナー像を定着装置において該シートに定着させる。定着装置は、IHヒータやハロゲンヒーター等の熱源により加熱される定着ローラーと、定着ローラーに圧接されて定着ニップを形成する加圧ローラーとを有している。そして、定着装置は、トナー像が転写されたシートを、定着ローラーと加圧ローラーとの定着ニップに通過させることで、トナー像を加熱及び加圧して当該シートに定着させる。
この種の定着装置では、定着ニップを通過したシートの先端を定着ローラーから分離するために、定着ニップの下流側に分離機構を設ける場合がある。この分離機構は、分離板と、分離板を支持する支持部材とを有している。分離板の先端に、紙粉やトナー等の異物が付着すると、シートに縦筋や画像汚れが生じたり、シート詰まりが発生したりするという問題がある。
この問題を解消するべく、例えば、特許文献1に示す定着装置では、分離板の先端部を
清掃する清掃部材と、清掃部材を分離板の長手方向にスライドさせる駆動機構とを備えるようにしている。この駆動機構による清掃部材のスライド動作は自動的に又は使用者の手動操作により実行される。
特開2014-21337号公報
しかしながら、特許文献1に示す定着装置では、分離板(シート分離部材)を清掃するために、清掃部材をスライドせる駆動機構が必要になる。このため、装置構成が複雑化してコスト増加を招くという問題がある。また、清掃部材に溜まった異物を定期的に除去する作業が必要になるので使用者のメンテナンス負担が増大するという問題が生じる。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、使用者のメンテナンス負担を極力低減しながら、安価な構成によりシート分離部材を清掃可能にすることにある。
本発明の一局面に係る定着装置は、熱源により加熱される回転定着部材と、前記回転定着部材に圧接されて、該回転定着部材との間に定着ニップを形成する回転加圧部材と、先端縁が前記回転定着部材の周面におけるシートの通過領域に隙間を空けて対向するように配置された分離板部を含むシート分離部材と、前記シート分離部材を支持する支持部材とを備え、前記シート分離部材は、前記支持部材に対して着脱可能に構成されている。
本発明の他の局面に係る画像形成装置は、前記定着装置を備えている。
本発明によれば、使用者のメンテナンス負担を極力低減しながら、安価な構成によりシート分離部材を清掃することができる。
図1は、実施形態における定着装置を備えた画像形成装置を示す概略図である。 図2は、実施形態における定着装置を示す側面図である。 図3は、シート分離機構を示す図2のIII方向矢視図である。 図4は、シート分離機構を示す図3のIV方向矢視図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、本発明は、以下の実施形態に限定されるものではない。
《実施形態》
図1は、本実施形態における画像形成装置1の概略構成を示す断面図である。この図では、画像形成装置1がレーザープリンターである例を示している。以下の説明において、特に断らない限り、前側、後側は、画像形成装置1の前側、後側(図1の紙面垂直方向の手前側、奥側)を意味し、左側、右側は、画像形成装置1を前側から見たときの左側、右側を意味する。
画像形成装置1は、図1に示すように、画像形成装置本体2と、手差し給紙部3と、カセット給紙部4と、画像形成部5と、定着装置6と、排紙部7とを備えている。そうして、画像形成装置1は、画像形成装置本体2内のシート搬送路Hに沿ってシートS(図2にのみ示す)を搬送しながら、不図示の端末等から送信される画像データに基づいてシートSに画像を形成するように構成されている。
手差し給紙部3は、画像形成装置本体2の1つの側部に開閉可能に設けられた手差しトレイ8と、画像形成装置本体2の内部に回転可能に設けられた手差し用の給紙ローラー9とを有している。
カセット給紙部4は、画像形成装置本体2の底部に設けられている。カセット給紙部4は、互いに重ねられた複数のシートSを収容する給紙カセット10と、給紙カセット10内のシートSを1枚ずつ取り出すピックアップローラー12と、取り出されたシートSを1枚ずつ分離してシート搬送路Hへと送り出すフィードローラー13及びリタードローラー14とを備えている。
画像形成部5は、画像形成装置本体2内におけるカセット給紙部4の上方に設けられている。画像形成部5は、画像形成装置本体2内に回転可能に設けられた像担持体である感光体ドラム16と、感光体ドラム16の周囲に配置された帯電器17と、現像部18と、転写ローラー19と、クリーニング部20と、感光体ドラム16の上方に配置された光走査装置であるレーザースキャニングユニット(LSU)30とを備えている。そうして、画像形成部5は、手差し給紙部3又はカセット給紙部4から供給されたシートSに画像を形成するようになっている。
尚、シート搬送路Hには、送り出されたシートSを、一時的に待機させた後に所定のタイミングで画像形成部5に供給する一対のレジストローラー15が設けられている。
定着装置6は、画像形成部5の側方に配置されている。定着装置6は、互いに圧接されて回転する定着ローラー61及び加圧ローラー62を備えている。定着ローラー61が回転定着部材に相当し、加圧ローラー62が回転加圧部材に相当する。そして、定着装置6は、画像形成部5でシートSに転写されたトナー像を当該シートSに定着させるように構成されている。
排紙部7は、定着装置6の上方に設けられている。排紙部7は、排紙トレイ21と、排紙トレイ21へシートSを搬送するための排紙ローラー対24と、排紙ローラー対24へシートSを案内する複数の搬送ガイドリブ25とを備えている。排紙トレイ21は、画像形成装置本体2の上部に凹状に形成されている。
画像形成装置1が画像データを受信すると、画像形成部5において、感光体ドラム16が回転駆動されると共に、帯電器17が感光体ドラム16の表面を帯電させる。
そして、画像データに基づいて、レーザー光がレーザースキャニングユニット30から感光体ドラム16へ出射される。感光体ドラム16の表面には、レーザー光が照射されることによって静電潜像が形成される。感光体ドラム16上に形成された静電潜像は、現像部18にて帯電されたトナーにより現像されることで、トナー像として可視化される。
その後、シートSは、転写ローラー19と感光体ドラム16との間を通過する。この通過の際、転写ローラー19にはトナーと逆極性の転写バイアスが印加される。これにより、感光体ドラム16上のトナー像がシートSに転写される。トナー像の転写後に感光体ドラム16の表面に残った残留トナーは、クリーニング部20により除去される。一方、トナー像が転写されたシートSは、定着装置6において定着ローラー61と加圧ローラー62とにより加熱及び加圧される。その結果、トナー像がシートSに定着する。トナー像が定着したシートSは、排紙ローラー対24によって排紙トレイ21に排出される。
[定着装置の構成]
図2を参照して、定着装置6の詳細を説明する。定着装置6は、互いに圧接されて定着ニップNを形成する前記定着ローラー61及び加圧ローラー62を有している。定着ローラー61及び加圧ローラー62は、不図示のハウジング内に収容されている。定着ローラー61の一部は、ハウジングに形成された開口部から外部に露出している。定着ローラー61におけるハウジングから露出した部分は、IH加熱ユニット50(熱源の一例)により加熱される。定着装置6における定着ニップNの下流側には、該定着ニップNを通過したシートSの先端を定着ローラー61の周面から分離するシート分離機構100が設けられている。シート分離機構100の詳細は後述する。
前記定着ローラー61及び加圧ローラー62は共に、前後方向に長い略円筒状に形成されている。定着ローラー61は、金属製の芯金61aの外周面に積層された弾性層61bと、弾性層61bの外周面を覆う定着ベルト61cとを有している。加圧ローラー62は、芯金62aの外周面に積層された弾性層62bと弾性層62bの外周面を覆う離型層62cとを有している。そして、加圧ローラー62は、不図示の付勢部材によって定着ローラー61の周面に押付けられることで該定着ローラー61との間に定着ニップNを形成する。
IH加熱ユニット50は、定着ローラー61を挟んで定着ニップN側とは反対側に設けられていて、画像形成装置本体2のフレーム部材に固定されている。IH加熱ユニット50は、定着ローラー61側に開放する半円筒状のホルダー50aと、ホルダー50aに支持された複数のIHコイル50bと、フェライト等の強磁性体で形成されてIHコイル50bを覆うアーチコア50cとを有している。ホルダー50aの内面は半円筒状の凹部50dを形成しており、定着ローラー61の定着ニップN側とは反体側の面部がこの凹部50d内に入り込む。ホルダー50a及びアーチコア50cは共に、定着ローラー61に対向してその前後方向の全体に亘って延設されている。IH加熱ユニット50は、定着ローラー61の周面の温度を測定するサーミスタ63の温度が目標温度になるように定着ローラー61を加熱する。
定着処理時には、加圧ローラー62は、ギア列等を介してモーター等(図示せず)に接続され、モーターの駆動力を受けて軸周りに回転する。定着ローラー61は、加圧ローラー62に従動して軸周りに回転する。各IHコイル50bは、電源(図示せず)から電力の供給を受けて高周波磁界を発生させることで定着ベルト61cを加熱する。定着ローラー61は、回転しながら定着ニップNを通過するシートS上のトナー像を加熱する。加圧ローラー62は、回転しながら定着ニップNを通過するシートSを加圧する。これにより、トナー像がシートSに定着する。尚、定着ローラー61を回転駆動させ、加圧ローラー62を従動回転させてもよい。
[シート分離機構の構成]
次に、図2~図4を参照して、シート分離機構100の詳細を説明する。シート分離機構100は、シート分離部材101、支持部材102、一対の付勢部材103(図2では一方のみを示す)及び一対の当たり部材104を有している。
[シート分離部材の構成]
シート分離部材101は、定着ニップNを通過したシートSの先端に接触してシートSを定着ローラー61の周面から分離する部材である。シート分離部材101は、前後方向に延びる断面L字状をなしていて、SUS等の薄板材にフッ素コート等を施して形成されている。具体的には、分離板部101aと固定板部101bとを有している。分離板部101aは、シート搬送路Hよりも定着ローラー61側に配置されていて、前後方向(定着ローラー61の軸線方向)に延びる略矩形板状をなしている。分離板部101aは、シート搬送方向の上流側から下流側に向かってシート搬送路Hから遠ざかるように傾斜している。分離板部101aは、前後方向に延びる二つの端縁のうちの一方(以下、先端縁という。)が、定着ローラー61の周面におけるシート通過領域61d(図3参照)に対して所定寸法の隙間を有するように配置されている。
前記固定板部101bは、前後方向に延びる矩形板状をなしていて、分離板部101aの基端縁(先端縁とは反対側の端縁)に垂直に接続されている。
固定板部101bは、前後方向の両端部に取付孔101dを有している。固定板部101bは、取付孔101dに挿通された螺子105を用いて支持部材102に固定されている。
[支持部材の構成]
支持部材102は、シート分離部材101を支持する部材であって例えば鉄製の板材を折り曲げて形成されている。具体的には、支持部材102は、支持板部102a、ブラケット板部102b、及び一対の揺動板部102cを有している。
支持板部102aは、前後方向に延びる矩形板状をなしていて、定着ローラー61の軸方向の全体に亘る範囲に延設されている。
一対の揺動板部102cはそれぞれ、支持板部102aにおける前後方向の両端縁に接続されている。一対の揺動板部102cは、支持板部102aに対して垂直に接続され、厚さ方向が前後方向を向くように形成されている。
各揺動板部102cには、厚さ方向に貫通する軸支孔102d(図4参照)が形成されている。各軸支孔102dは、定着装置6のハウジングにおける前後の側壁に突設された固定軸106(図2にのみ示す)に回動可能に嵌合している。そうして、支持部材102は、固定軸106に対して回動可能に支持されている。この固定軸106の軸線が、定着ローラー61(回転定着部材)と平行な所定軸線に相当する。
前記ブラケット板部102bは、前後方向に延びる矩形板状をなしていて、前記支持板部102aの基端縁に垂直に接続されている。ブラケット板部102bは、前後方向から見て、支持板部102aの基端縁からシート搬送路H側とは反対側に突出している(図2参照)。ブラケット板部102bの一側面における前後方向の両端部は、扁平な円錐台状の突出ボス部102e(図3参照)が形成されている。ブラケット板部102bには、この突出ボス部102eと同軸に螺子孔102fが貫通形成されている。この螺子孔102fには、シート分離部材101を固定するための螺子105が螺合する。
図3及び図4に示すように、ブラケット板部102bにおける上端側の二つの角部にはそれぞれ、付勢部材103(図2参照)を連結するための連結孔102iが形成されている。付勢部材103は、支持部材102を、固定軸106回りに図2の反時計回り方向、つまり分離板部101aの先端縁を定着ローラー61の周面に近づける方向に付勢する。図2の例では、付勢部材103は圧縮コイルスプリングにより構成されている。圧縮コイルスプリングは、その両端にフック形状を有していて、一端がブラケット板部102bの連結孔102iに係合し、他端が定着装置6のハウジングの側壁に形成された係合孔(図示省略)に係合固定されている。
[当たり部材の構成]
前記一対の当たり部材104は、定着ローラー61の周面に当接することでシート分離部材101の先端位置を規制するための部材である。一対の当たり部材104は、本実施形態の例ではシート分離部材101の前後方向の両端部に接着固定されている。各当たり部材104は、耐熱性及び摺動性の良好な液晶ポリマーやPEEK(ポリエーテルエーテルケトン)等の樹脂で形成されている。
具体的には、各当たり部材104は、延出部104aと当接部104bとを有している。延出部104aは、図3に示すように、支持板部102aの下面に、前後方向に直交する方向に延びるように固定されている。各延出部104aは、図4に示すように、シート分離部材101の分離板部101aに片持ち梁状に接着固定されている。各延出部104aの先端部は、先端側ほど厚みが薄くなるテーパー状をなしている。
当接部104bは、延出部104aの先端部に接続されている。当接部104bは、前後方向に延びる断面アーチ状に形成されている。
当接部104bは、延出部104aの先端に接続されている。当接部104bは、前後方向に延びる断面アーチ状に形成されていて、延出部104aの上面よりも上側に突出している。各当接部104bはそれぞれ、定着ローラー61の周面におけるシート通過領域61d(図3参照)の両側に位置するシート非通過領域61eに当接(線接触)するように形成されている。各当接部104bが定着ローラー61の周面に当接することで、分離板部101aの先端縁と、定着ローラー61の周面のシート通過領域61dとの隙間が所定寸法に規制される。
[分離部材の着脱作業の説明]
以上のように構成された定着装置6において、シート分離部材101を支持部材102に取付ける際には、先ず、シート分離部材101の固定板部101bを、支持部材102のブラケット板部102bに図2の左斜め上側から重ねるとともに、分離板部101aを支持部材102の支持板部102aに下方から重ねる。この状態で、螺子105をシート分離部材101の取付孔101dに挿通して支持部材102の螺子孔102fに螺合させることで、シート分離部材101が支持部材102に固定される。
一方、支持部材102に固定されたシート分離部材101を取外す際には、一対の螺子105を緩めて支持部材102に対するシート分離部材101の固定を解除した後、シート分離部材101を図2の左斜め上側に引き抜く。
[作用効果]
以上説明したように、本実施形態の定着装置6では、シート分離機構100は、先端縁が定着ローラー61の周面におけるシート通過領域に隙間を持って配置される分離板部101aを含むシート分離部材101と、シート分離部材101を支持する支持部材102とを有しており、シート分離部材101は支持部材102に対して着脱可能に構成されている。
この構成によれば、シート分離部材101が支持部材102に固定されていないので、シート分離部材101のみを支持部材102から取外すことができる。したがって、シート分離機構100を大きく分解することなくシート分離部材101の清掃及び交換作業を行うことができるので、使用者のメンテナンス負担を軽減することができる。また、クリーニング部材を分離板部101aに沿って駆動する清掃機構を採用した場合に比べて、安価な構成により分離板部101aの清掃を行うことができる。
また、本実施形態では、支持部材102は、定着ローラー61の軸線と平行な固定軸106の軸線回り(所定軸線回り)に回転可能に構成されている。シート分離機構100は、支持部材102を、固定軸106回りに、分離板部101aの先端縁が定着ローラー61の周面に近づく側に付勢する付勢部材103と、シート分離部材101に固定され、定着ローラー61の周面におけるシートSの非通過領域に当接することで、分離板部101aの先端縁と定着ローラー61の周面との隙間を所定寸法に規制する当たり部材104と、を有している。
この構成によれば、当たり部材104がシート分離部材101に固定されているので、シート分離部材101を支持部材102に装着した際に、分離板部101aの先端縁と定着ローラー61の周面との隙間を毎回ばらつきなく精度良く再現することができる。
また、支持部材102は、前後方向(定着ローラー61の軸線方向)から見て、分離板部101aに沿って延設され該分離板部101aにおけるシート搬送路H側とは反対側面を支持する支持板部102aと、該支持板部102aにおけるシート搬送方向の下流側端部から、シート搬送路H側とは反対側に延びるブラケット板部102bとを有している。そして、シート分離部材101は、前記分離板部101aと、該分離板部101aの基端縁に接続されて前記支持部材102のブラケット板部102bに螺子105を用いて着脱可能に固定されるブラケット板部102bとを有している。
この構成によれば、シート分離部材101に設けられた固定板部101bを介して、シート分離部材101を支持部材102に固定することができる。したがって、分離板部101aを支持部材102に螺子で固定する場合に比べて、螺子105の締結作業を容易に行うことができる。また、螺子105の締結力によって分離板部101aが変形するのを防止することができる。よって、分離板部101aの変形によりその先端縁と定着ローラー61の周面との隙間がばらつくのを防止し、分離板部101aによるシートSの分離機能を常に一定に確保することができる。
《他の実施形態》
前記実施形態では、定着ローラー61を加熱する熱源の一例としてIH加熱ユニット50を示したが、これに限ったものではない。熱源は、例えば定着ローラー61に内蔵したハロゲンヒーター等であってもよい。
また、前記実施形態では、定着装置6が搭載される画像形成装置1の一例として複写機を挙げて説明したが、これに限ったものではない。画像形成装置1は、プリンター、ファクシミリー、又は複合機(MFP)等であってもよい。
以上説明したように、本発明は、定着装置及び該定着装置を備えた画像形成装置について有用である。
H :シート搬送路
S :シート
1 :画像形成装置
8 :定着装置
50 :IH加熱ユニット(熱源)
61 :定着ローラー(回転定着部材)
62 :加圧ローラー(回転加圧部材)
101 :分離部材
101a :分離板部
101b :固定板部
102 :支持部材
102a :支持板部
102b :ブラケット板部
103 :付勢部材
104 :当たり部材
105 :螺子

Claims (4)

  1. 熱源により加熱される回転定着部材と、
    前記回転定着部材に圧接されて、該回転定着部材との間に定着ニップを形成する回転加圧部材と、
    先端縁が前記回転定着部材の周面におけるシートの通過領域に隙間を空けて対向するように配置された分離板部を含むシート分離部材と、
    前記シート分離部材を支持する支持部材とを備え、
    前記シート分離部材は、前記支持部材に対して着脱可能に構成されている、定着装置。
  2. 請求項1記載の定着装置において、
    前記支持部材は、前記回転定着部材の軸線と平行な所定軸線回りに回転可能に構成され、
    前記支持部材を、前記所定軸線回りに、前記分離板部の先端縁が前記回転定着部材の周面に近づく側に付勢する付勢部材と、
    前記所定軸線を支点として前記支持部材と共に回動可能に構成され、前記回転定着部材の周面における前記シートの非通過領域に当接することで、前記分離板部の先端縁と、前記回転定着部材の周面との間の前記隙間を所定寸法に規制する当たり部材と、を有し、
    前記当たり部材は、前記シート分離部材に固定されている、定着装置。
  3. 請求項1又は2記載の定着装置において、
    前記支持部材は、前記回転定着部材の軸線方向から見て、前記分離板部に沿って延設され該分離板部におけるシート搬送路側とは反対側面を支持する支持板部と、該支持板部におけるシート搬送方向の下流側端部から、シート搬送路側とは反対側に延びるブラケット板部とを有し、
    前記シート分離部材は、前記分離板部の基端縁から前記シート搬送路側とは反対側に延びて、前記ブラケット板部に螺子を用いて着脱可能に固定される固定板部をさらに有している、定着装置。
  4. 請求項1から3のいずれか一項に記載の定着装置を備えた画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2022095727A (ja) * 2017-01-19 2022-06-28 モンサント テクノロジー エルエルシー 植物調節エレメント及びその用途

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