JP2022048058A - ペット収納具 - Google Patents
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Abstract
Description
近年、新しい感染症や伝染病が多く発生していて外出して感染することが多くなってます。人から人へ、人からペットへ。人間は対策のしようがあるがペットには対策のしようがありません。特に色々な人間と触れ合うことの多いペットショップやペットホテル、動物病院、ブリーダーなどの場所はペットたちにとって衛生上、好ましくない。寿命も長くなく病気をすれば人間みたいにコミュニケーションが取れるわけではないので病気にはなって欲しくない。飼い主側からすれば安心して預けたり、家の中でも安心して生活できる空間が欲しいはずです。
従来、クリーンルーム(空気清浄度が確保された部屋のこと)は病院の手術室や食品工場、半導体工場など埃やウイルス、細菌を嫌う場所に設置されています。
基本的に埃やウイルス、細菌を嫌う環境の場所にあり、対象が人間である。
また、空気清浄機やルームエアコンも室内をクリーンな環境にするものはあるが、部屋全体の埃やウイルス、細菌を取り除くことは機器の能力、風の流れる向き、設置場所等があるため難しい。
一般家庭用の物も出てきてはいるが、すべて人間を対象にしている。
各家庭にほぼ設置されているが、空気の流れや機器の能力、フィルタの性能等で部屋の隅々までクリーンな環境を保つことは難しく、人間の出入りや換気のために窓の開閉等で外気が入ってくるので部屋自体が決してクリーンな環境になるとは言い難い。
(b)一般家庭用エアシャワーの場合
基本的に、外気から入ってきたり衣服等に付着したゴミ等を空気で吹き飛ばすだけで、空間自体がクリーンな環境になるわけではない。
上記のように、人や建物を対象としたクリーンルームはあるが、動物を対象としたクリーンルームがどこにも無かった。
請求項2に記載の発明では、排気口から排出される空気を浄化する排気浄化手段を有することを特徴とする請求項1に記載のペット収納具を提供する。
請求項3に記載の発明では、前記換気ユニットは前記ペット収納手段上方または上部の面に配置され、前記排気穴は前記開閉扉の配置面に対向する面に配置されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のペット収納具を提供する。
請求項4に記載の発明では、前記ペット収納手段は、2個以上一直線上に接合され、前記接続手段は、接続されている複数の前記ペット収納手段に空気を分配して通すことを特徴とする請求項1~3のうちのいずれか1の請求項に記載のペット収納具を提供する。
(1)実施形態の概要
送風手段22が作る空気の流れにより、空気をろ過手段21、除菌手段23の順に通す。その空気はペット収納手段1の吸気穴11を通り、ペット収納手段1内に送られる。また、ペット収納手段1には排気穴12があるので、供給された分、排気穴12より空気が排気される。
(b)アルミフレームや強化プラスチック等の強度があるもので空間のできる枠組みをし、上面にプレフィルタ(吸気口のファンの上側にあり、主に目視できるくらいの大きなゴミや埃を捕集する役割)があり、ファンの下側には、超高性能フィルタ(ファンの下側にあり、主に目視できないウイルスや細菌等を捕集する役割)付ファンを取付け周囲や上下面はパネルで囲い外気が入ってこないようにします。ファンで空間に風を送るため空間の方が室圧が高くなり外気が入ってこずクリーンな環境を保てます。
排気口にもフィルタが付いているので排気もクリーンな空気を排出します。
(c)排気口から出る空気は、高性能フィルタから排出されるクリーンな空気なので、室内に排気しても人体に影響はありません。
(d)排気口には、プレフィルタを取付けることにより中に入っているペットの毛やゴミを排出せず、室内に出る空気もクリーンになっています。
中に入っているペットの臭いが気になる人には、ケミカルフィルタ(臭気除去等の役割)を取付けることも可能になります。
(e)フィルタの役割として、例えば、水が綺麗にろ過する場合、大きな石から順に小さな石を通ることにより大きなゴミから小さなゴミまで捕集し綺麗にろ過されていくように、フィルタも同じで、補修効率の違うフィルタを使用することにより、大気中の目に見える大きなゴミや埃から目に見えない小さな塵(ウイルスや細菌)まで捕集するようになります。
(f)超高性能フィルタは、補修効率が0.1~0.3μm(10000分の1~3mm)を99.9995%以上捕集します。(フィルタのろ材はグラスファイバー紙等)
ただ、ウイルス自体は、0.1μm以下とも言われてますが、ウイルス単体で浮遊することがなく周囲の埃や水分、細菌などに付着して浮遊していると言われているので、0.1μm~0.3μm以上の浮遊物を捕集できればウイルスも捕集することができると言われています。
(g)ペットを取扱っている場所は常にゲージかそれに準ずる空間に入れられ衛生環境が悪く、常にクリーンな環境にしてあげないといけない。
(h)クリーンな環境にいるため、感染症や伝染病をもらうことも少なく病気にかかりにくくなる。
(i)ペットの数に合わせて増設や形を変えて組み換えや、現状の施設や環境に合わせた作りが可能になります。
、大きくなると重くなるため、安易に持ち運びが難しい面は出てきます。
また、ファンが回っているため多少音がするのが欠点です。
図1は、本実施形態が適用されるペット収納具100の斜視図を表したものである。
ペット収納具100は、本実施例ではペット用クリーンルームである。
ペット収納具100は、本実施例では、1個の略直方体のペット収納手段1と、1個の換気ユニット2とを有する。
ペット収納具100は家庭の室内や、動物病院やペットショップ等の室内に置かれる。
図7は断面図である。
換気ユニット2は清浄化した空気をペット収納具100に送り込むものである。
換気ユニット2はろ過手段21と送風手段22と除菌手段23とを有しており、ペット収納手段1の外側から内側方向に、ろ過手段21、送風手段22、除菌手段23の順に配置している。
本実施例では、これらを一体化しているが、一体化しないこともできる。
送風手段22は、本実施例では電動ファンであり、一方より空気を吸い込み、他方に押し出す。
送風手段22は外部の空気をペット収納手段1内部方向に送る。
外部の空気とは、ペット収納具100がおかれている室内の空気である。
換気ユニット2は送風手段22の片側をろ過手段21で、他方片側を除菌手段23で、送風手段22を挟むような構成となっている。しかし、換気ユニット2は送風手段22が空気を吸い込む側に、除菌手段23、ろ過手段21の順に重ねて配置してもよいし、逆に、空気を吐き出す側に除菌手段23、ろ過手段21の順に重ねて配置してもよい。
空気の流れる方向から見て、ろ過手段21のさらに手前側に、安全を確保するためのファンカバーが設けられている(図6)。
ファンカバーの換気ユニット2の空気の吸い込み口付近は網状となっており、容易に空気を取り入れられ、安全性を確保しつつ、強度を確保する(図6)。
図7を参照して説明する。
ろ過手段21は空気中の埃をろ過し捕集する。埃は目視できる程度の粒子で、粒径1μm以上の物とする。
ろ過手段21はナイロンの網であり、ろ過により付着した埃は、ろ過手段21を水洗いすること等により、容易に除去できる。
なお、粒径とは、粉粒体の粒子の大きさを表現するために、各粒子を完全な球体と仮定した場合に、その直径に相当する便宜的な値である。
また、粒径の測定方法はレーザー回折散乱法(粒子にレーザー光を当てたときの回折および散乱光の強度パターンが粒子の大きさに依存することを利用する)である。粒径の測定方法は、除菌手段23でも同じである。
また、粒子の捕集の原理は、
・フィルタを構成する繊維による粒子流線のさえぎり
・粒子が慣性によって流線からはずれ、繊維に接触
・重力による粒子の沈降
・粒子のブラウン運動
・粒子が静電気力を受けて繊維に引かれる
以上のことを利用している。
この内さえぎり、慣性、重力効果は粒子が大きいほど強く、ブラウン運動、静電気効果は小さいほど強くなる。したがってこれらの総和であるフィルタの粒子捕集効率は粒径によって異なり、HEPAフィルタの場合は0.1-0.2μmで捕集効率の極小値をとる。なお、粒子の捕集の原理は除菌手段23でも同様である。
除菌手段23は超高性能フィルタであり、フィルタのろ材はグラスファイバー紙製である。
除菌手段23は、粒径0.3μm以上の空気中の浮遊物を99%以上捕集する。
本実施例では、除菌手段23は、特に粒径0.1~0.3μm(10000分の1~3mm)の浮遊物を99.9995%以上捕集する。
ウイルス自体は、0.1μm以下とも言われているが、ウイルス単体で浮遊することがなく周囲の埃や水分、細菌などに付着して浮遊していると言われているので、0.1μm~0.3μm以上の浮遊物を捕集できればウイルスも捕集することができると言われている。
粒径0.3μm以上の空気中の浮遊物の捕集率は99%以上が好適で、99.9%以上がより好適で、99.99%以上がさらに好適である。
図5は側面図である。
ペット収納手段1は立方体に近い直方体で、面に相当する部分(パネルと表現することもある)は、アルミ製やアクリル、塩ビ製である。ただし当該面の一部は透明のアクリルや塩ビ製となっており、ペット収納手段1の内部を観察できるようになっている(図1参照)。これによりベットの状態を目視で確認できる利点がある。
ペット収納手段1は、内部にペットを収納する空間を有し、同一面とは限らない略直方体の面に吸気穴11と、排気穴12と、ペットの出入口13と、出入口13を開閉する開閉扉14とを有する。
なお、出入り口がある面が正面として説明する。また、透明のアクリル又は塩ビ製である面を右側面として説明する。
なお、吸気穴11と排気穴12は同一の面に設けられていてもよい。
すなわち、換気ユニット2はペット収納手段1上部の面に配置され、排気穴12は開閉扉14の配置面に対向する面に配置される。
これにより、内部で気流の向きが変わるので、ペット収納手段1の隅々にまで、浄化された空気を行きわたらせることができる。
ペット収納手段1は強度を保つため、直方体の辺部分にフレーム枠を有する。これにより、仮に、ペット収納手段1の上に物などを載せても、ペット収納手段1は破壊を免れる。
換気ユニット2は、本実施例では吸気穴11に直接接続されている。換気ユニット2は接続手段4を介して吸気穴11に接続してもよい。
〔接続手段4〕
接続手段4は換気ユニット2から送られる空気を通し、ペット収納手段1内部に導く。接続手段4は例えば、可撓性を有する、蛇腹状の中空のダクトである。
接続手段4は、接続されている複数のペット収納手段1に空気を分配して通すこともできる。これにより、一つの換気ユニット2で、複数のペット収納手段1に浄化された空気を送り、内部の空気清浄度を保つことができ、全体として製造コストの削減ができる。
このように、ペット収納手段1は、2個以上一直線上に接合され、設置された状態であれば、接続手段4を用いて、一つの換気ユニット2で、複数のペット収納手段1に浄化された空気を送り、内部の空気清浄度を保つことができる。
本実施例では、複数のペット収納手段1のすべての天井部を覆う1枚の上部外壁を設けており、天井部は実質的に二重構造となっている。当該天井部と上部外壁の隙間は横方向に貫通している。当該隙間が、接続手段4として機能する。
換気ユニット2は当該隙間を介してペット収納手段1に接続されている。
換気ユニット2は、各ペット収納手段1に設けられた吸気穴11に当該隙間を介して接続され、当該隙間は換気ユニット2から送られる空気を通し、ペット収納手段1内部に導く。
また、当該隙間は、接続されている複数のペット収納手段1に空気を分配して通す。
換気ユニット2はペット収納手段1上方または上部の面に配置されている。
中央のペット収納手段1については、換気ユニット2はペット収納手段1の上部の面に配置されている。
両側のペット収納手段1では、ペット収納手段1より高い位置に換気ユニット2が来ることになる。このような状態についても、ペット収納手段1上方に配置されているものとする。
図2と図3を参照して説明する。
開閉扉14は、出入口13から空気が流入、流出することを防止するものである。
開閉扉14はペットがペット収納手段1に自由に出入りできるようにしてもよいし(図2参照)、人が操作しないと開閉できない扉にしてもよい(図3参照)。
前者の場合は、扉が両方向に開く自由蝶番により、開閉扉14はペット収納手段1に取り付けられている。
〔排気浄化手段3〕
図4は後面図である。
ペット収納具100は、排気口から排出される空気を浄化する排気浄化手段3を有する。本実施例では排気浄化手段3は排気口にはめ込まれている。
排気浄化手段3は、ろ過手段21と除菌手段23を合わせた性能を有している。
これにより、室内で作業する人に対する影響を軽減できる(図8参照)。
排気浄化手段3はペットの臭いなどをとる機能を有していてもよい。
図2を参照して説明する。
ペット収納具100は、家庭の室内や、動物病院やペットショップ等の室内に置かれる。
予め、送風手段22に通電しておき、内部の空気を清浄しておく。
家庭の場合、ペットは休みたい時間になると、ペット収納具100に自発的に戻ってくる。ペットは自分の体で開閉扉14を押す。開閉扉14には自由蝶番がついているので、ペットが開閉扉14を押すことにより、ペットの力で、開閉扉14は内部側に開く。
ペット収納具100の内部は、空気清浄度が確保されているので、汚れた空気による病気等の心配がない。
ペットがペット収納具100から外に出たいと思った場合は、ペットが開閉扉14を押すことにより、ペットの力で、開閉扉14は外部側に開く。このようにペットは自分の意思によって、自由にペット収納具100を利用することができる。
動物病院やペットショップの場合は、人が開閉扉14を開ける。人はペットを抱きかかえ、ペット収納具100に入れる。その後、開閉扉14を閉じ、外側からペットが扉を押すことなどにより開かないように、開閉扉14の動作を制限する操作をする(以下、ロックとする)。
人が、ペットを出したい場合はロックを解除し、開閉扉14が開くように操作し、開閉扉14を開ける。その後、人は、ペットがペット収納具100から出るように促す。万一、ペットが収納具から出てこない場合は、人がペットを抱きかかえてペット収納具100から出す。
例えば、説明した実施形態では、ペット収納手段1の側面を透明としたが、正面を透明とし、また扉を透明としてもよい。この場合はロッカーのように縦横方向に積み重ねても、内部の状態が確認できる。また、この場合は、換気ユニット2は分離して、接続手段4を用いて、各ペット収納手段1に接続することが望ましい。これによりペット収納手段1の積み重ね等の配置に邪魔にならない位置に、換気ユニット2を配置することができる。
2 換気ユニット
3 排気浄化手段
4 接続手段
11 吸気穴
12 排気穴
13 出入口
14 開閉扉
21 ろ過手段
22 送風手段
23 除菌手段
100 ペット収納具
Claims (4)
- 1個以上の略直方体のペット収納手段と、
1個以上の換気ユニットとを有し、
前記換気ユニットは、ろ過手段と送風手段と除菌手段とを有し、
前記ペット収納手段の外側から内側方向に、前記ろ過手段、前記送風手段、前記除菌手段の順に配置し、
前記ろ過手段は空気中の埃を捕集し、
前記除菌手段は、粒径0.3μm以上の空気中の浮遊物を99%以上捕集し、
前記送風手段は外部の空気を前記ペット収納手段内部方向に送り、
前記ペット収納手段は、内部にペットを収納する空間を有し、
同一面とは限らない前記略直方体の面に吸気穴と、排気穴と、前記ペットの出入口と、前記出入口を開閉する開閉扉と有し、
前記換気ユニットは、前記吸気穴に直接又は、接続手段を介して接続され、
前記接続手段は前記換気ユニットから送られる空気を通し、前記ペット収納手段内部に導く
ことを特徴とするペット収納具。 - 排気口から排出される空気を浄化する排気浄化手段を有する
ことを特徴とする請求項1に記載のペット収納具。 - 前記換気ユニットは前記ペット収納手段上方または上部の面に配置され、
前記排気穴は前記開閉扉の配置面に対向する面に配置される
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のペット収納具。 - 前記ペット収納手段は、2個以上一直線上に接合され、
前記接続手段は、接続されている複数の前記ペット収納手段に空気を分配して通す
ことを特徴とする請求項1~3のうちのいずれか1の請求項に記載のペット収納具。
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JP2020168758A JP2022048058A (ja) | 2020-09-14 | 2020-09-14 | ペット収納具 |
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Family Applications (1)
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JP2020168758A Pending JP2022048058A (ja) | 2020-09-14 | 2020-09-14 | ペット収納具 |
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WO2003051106A1 (fr) * | 2001-12-14 | 2003-06-26 | Osaka Industrial Promotion Organization | Systeme d'elevage d'animaux et son utilisation |
JP3136351U (ja) * | 2006-07-27 | 2007-10-25 | グラハム・シー(ホンコン)・リミテッド | ペットシェルタ |
JP2009225750A (ja) * | 2008-03-25 | 2009-10-08 | Shinko Seiki:Kk | 動物用ケージ |
-
2020
- 2020-09-14 JP JP2020168758A patent/JP2022048058A/ja active Pending
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