JP2022048029A - プログラム、記録媒体、半導体製造装置、及び表示色制御方法 - Google Patents

プログラム、記録媒体、半導体製造装置、及び表示色制御方法 Download PDF

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Abstract

Figure 2022048029000001
【課題】本開示は、半導体製造装置に関するデータを表示する画面の視認性を向上させることができる技術を提供する。
【解決手段】コンピュータを、画面の前景色、及び前景色に対する背景色のコントラスト比を算出するコントラスト比算出手段、半導体製造装置に関するデータを表示する画面の1つ以上の前景色と、前景色に対する背景色と、のコントラスト比が規定値以上となるように、前景色を前景ごとに選択する色選択手段、選択した前景色、及び前景色に対する背景色に基づいた画面を表示部に表示させる表示制御手段、として機能させるためのプログラムにより上記課題を解決する。
【選択図】図3

Description

本開示は、プログラム、記録媒体、半導体製造装置、及び表示色制御方法に関する。
半導体の製造工程では、半導体基板に対して製造工程に沿って各種の処理を行う基板処理装置が用いられる。このような基板処理装置の状態を操作者が把握できるように、複数のパラメータに対応した複数の時系列データをグラフ化して操作者に提示するグラフ表示装置は従来から知られている(例えば、特許文献1参照)。
例えば半導体製造装置はクリーンルーム内に設置されている。クリーンルーム内は照明光の照度が抑えられていたり、短波長域などの特定の波長成分がカットされた特別な色の照明であったりしている。また、クリーンルーム内に入る作業者は、ゴーグルをすることもある。
したがって、半導体製造装置が設置されたクリーンルーム内において、半導体製造装置に接続し、半導体製造装置に関するデータを表示するPCなどの操作端末は、画面の視認性の向上が望まれていた。
特開2018-165763号公報
本開示は、半導体製造装置に関するデータを表示する画面の視認性を向上させることができる技術を提供する。
本開示の一態様は、コンピュータを、画面の前景色、及び前記前景色に対する背景色のコントラスト比を算出するコントラスト比算出手段、半導体製造装置に関するデータを表示する画面の1つ以上の前景色と、前記前景色に対する背景色と、のコントラスト比が規定値以上となるように、前記前景色を前景ごとに選択する色選択手段、選択した前記前景色、及び前記前景色に対する背景色に基づいた画面を表示部に表示させる表示制御手段、として機能させるためのプログラムである。
本開示によれば、半導体製造装置に関するデータを表示する画面の視認性を向上させることができる技術を提供できる。
本実施形態に係る半導体製造システムの一例の構成図である。 コンピュータの一例のハードウェア構成図である。 本実施形態に係るリモート操作端末の一例の機能ブロック図である。 本実施形態に係る画面表示処理の一例のフローチャートである。 表示部に表示される画面の一例のイメージ図である。 表示部に表示される画面の一例のイメージ図である。 表示部に表示される画面の一例のイメージ図である。 表示部に表示される画面の一例のイメージ図である。
以下、図面を参照して、本発明を実施するための形態の説明を行う。なお、本実施形態ではウェブコンテンツアクセシビリティガイドライン(WCAG)2.0に定義されている色のコントラスト比を一例として用いている。WCAG2.0では、十分なコントラスト比として7.0以上、最低限のコントラスト比として4.5以上が定義されている。
そこで、本実施形態では画面に表示するテキストやグラフ線などの前景の色(以下、前景色と言う)と、その前景色に対する背景の色(以下、背景色と言う)とのコントラスト比の規定値として、7.0及び4.5を利用する。前景色に対する背景色とは、前景色の背面の色である。したがって、前景が重なって表示される場合、背面に位置する前景色が前面に位置する前景色の背景色となることがある。
<システム構成>
図1は本実施形態に係る半導体製造システム1の一例の構成図である。図1に示す半導体製造システム1は、半導体製造装置10、ローカル操作端末12、及びリモート操作端末20を有する。半導体製造システム1は、半導体製造装置10に関するデータをローカル操作端末12及び1台以上のリモート操作端末20に表示するために構築されたシステムである。
半導体製造装置10はクリーンルーム2内に1台以上、設置されている。半導体製造装置10はLAN(Local Area Network)などのネットワーク24を介して通信可能に接続される。半導体製造装置10は、例えば成膜処理、エッチング、フォトリソグラフィなどの処理を行う装置である。
半導体製造装置10は、被処理体の処理を行う処理部と、処理部の制御を行う制御装置とを有している。図1の例では、半導体製造装置10の付近に1台のローカル操作端末12が設置されている。ローカル操作端末12はクリーンルーム2内に設置されており、対応する半導体製造装置10と通信可能である。
リモート操作端末20は、クリーンルーム2内、又はクリーンルーム2の外の例えばオフィス内に設置されている。リモート操作端末20は、LANなどのネットワーク22及び24を介して半導体製造装置10と通信可能に接続される。クリーンルーム内、又はオフィス内などに設置されたリモート操作端末20はネットワーク22及び24を介して半導体製造装置10と通信できる。
図1の半導体製造システム1では、ローカル操作端末12及びリモート操作端末20が半導体製造装置10に関するデータを画面に表示する。本実施形態では、ローカル操作端末12及びリモート操作端末20が表示する半導体製造装置10に関するデータの画面について、前景色と背景色とのコントラスト比が規定値以上となるように画面データの生成を行う。
これにより、図1の半導体製造システム1では、例えばクリーンルーム2内で作業者により操作されるローカル操作端末12及びリモート操作端末20の画面の視認性を向上させている。
ローカル操作端末12及びリモート操作端末20はパーソナルコンピュータ(PC)やタブレット端末、スマートフォン、専用端末等により実現される。ローカル操作端末12及びリモート操作端末20が表示する半導体製造装置10に関するデータの画面は、例えば半導体製造装置10のセンサデータや制御部品を制御するパラメータ等である。
なお、図1の半導体製造システム1は一例であり、用途や目的に応じて様々なシステム構成例があることは言うまでもない。
<ハードウェア構成>
図1に示す半導体製造システム1のローカル操作端末12及びリモート操作端末20は例えば図2に示すようなハードウェア構成のコンピュータにより実現される。図2はコンピュータの一例のハードウェア構成図である。
図2のコンピュータは、入力装置501、出力装置502、外部I/F503、RAM504、ROM505、CPU506、通信I/F507、及びHDD508などを備えており、それぞれがバスBで相互に接続されている。なお、入力装置501及び出力装置502は必要なときに接続して利用する形態であってもよい。
入力装置501は入力に用いるタッチパネル、操作キーやボタン、キーボードやマウスなどである。出力装置502は、画面を表示する液晶や有機EL等のディスプレイ、音を出力するスピーカ等で構成されている。通信I/F507はコンピュータをネットワーク22及び24に接続するインターフェースである。HDD508はプログラムやデータを格納している不揮発性の記憶装置の一例である。HDD508はフラッシュメモリを用いるドライブ装置(例えばソリッドステートドライブ:SSD)に置き換えてもよい。
外部I/F503は、外部装置とのインターフェースである。外部装置には、記録媒体503aなどがある。これにより、コンピュータは外部I/F503を介して記録媒体503aの読み取り及び/又は書き込みを行うことができる。記録媒体503aにはフレキシブルディスク、CD、DVD、SDメモリカード、USBメモリなどがある。
ROM505は、電源を切ってもプログラムやデータを保持することができる不揮発性の半導体メモリ(記憶装置)の一例である。RAM504はプログラムやデータを一時保持する揮発性の半導体メモリ(記憶装置)の一例である。CPU506はROM505やHDD508などの記憶装置からプログラムやデータをRAM504上に読み出し、処理を実行することで、コンピュータ全体の制御や機能を実現する演算装置である。本実施形態に係るローカル操作端末12及びリモート操作端末20は、上記したハードウェア構成のコンピュータにおいて例えば本実施形態に係るプログラムを実行することにより本実施形態に示す各種処理を実現できる。なお、図2のコンピュータのハードウェア構成は一例であって、スマートフォンやタブレット端末、複数台のコンピュータによる分散処理システムなどであってもよい。
<機能構成>
以下では、ローカル操作端末12及びリモート操作端末20のうち、リモート操作端末20の機能ブロックを一例として説明するが、ローカル操作端末12の機能ブロックについても同様である。図3は、本実施形態に係るリモート操作端末の一例の機能ブロック図である。図3の機能ブロック図は、本実施形態の説明に不要な構成について図示を省略している。
リモート操作端末20はプログラムを実行することで、データ取得要求部32、データ受信部34、操作受付部36、画面管理部40、表示制御部42、及び表示部44を実現している。画面管理部40は、表示画面管理部50、設定部52、色選択部54、コントラスト比算出部56、画面データ生成部58、及び操作判定部60を有する。
データ取得要求部32は半導体製造装置10に関するデータの取得を、半導体製造装置10に要求する。データ受信部34は半導体製造装置10に関するデータを半導体製造装置10から受信する。操作受付部36はユーザの一例の作業者の操作を受け付ける。
画面管理部40は半導体製造装置10に関するデータを表示する画面など、各種画面に関する管理を行う。画面管理部40の表示画面管理部50は、半導体製造装置10に関するデータを表示する画面など、表示部44に表示する各種画面を管理する。設定部52は半導体製造装置10に関するデータの画面など、各種画面に表示する項目(表示項目)に関する設定を作業者等から受け付ける。表示項目に関する設定には、表示項目の設定、及び表示項目の色の設定などが含まれる。
色選択部54は、半導体製造装置10に関するデータを表示する画面など、各種画面に表示する前景(テキストやグラフ線など)の前景色と、その前景に対する背景色とのコントラスト比が規定値以上となるように、色の選択処理を行う。コントラスト比算出部56は画面に表示する前景色、及び前景色に対する背景色のコントラスト比を、前景色ごとに算出する。なお、コントラスト比の計算については後述する。
画面データ生成部58は色選択部54による色の選択処理結果に従い、半導体製造装置10に関するデータを表示する画面など、各種画面の画面データを生成する。操作判定部60は操作受付部36が受け付けた作業者の操作の内容を判定し、その操作の内容を必要とする機能ブロックに通知する。例えば操作判定部60は表示する画面を変更する作業者の操作を受け付けたと判定すると、操作の内容を表示画面管理部50に通知する。表示画面管理部50は操作判定部60から通知された操作の内容に従い、表示部44に表示する画面を判断する。
表示制御部42は、画面データ生成部58が生成した画面データに従い、画面を表示部44に表示させる。表示部44は表示制御部42の制御に従って、画面を表示する。このように、表示部44が表示する画面は、前景色と、その前景色に対する背景色とのコントラスト比が規定値以上となり、視認性が高くなる。
本実施形態では、色ポリシーを例えば以下のように定義する。有彩色には、カラーユニバーサルデザイン推奨配色セット(Ver.3)を用いる。画面の前景及び背景のコントラスト比は7.0以上を満たすことを原則とする。ただし、以下の条件を満たす場合は画面の前景及び背景のコントラスト比が4.5以上であれば例外的に許容する。
コントラスト比が4.5以上であれば例外的に許容する条件
-前景色の色に意味がある場合。例えば危険を表現したいアラームの赤色や、作業者により設定された表示項目の色など。
-表現可能な前景色の色の数が所定値よりも大きい場合。例えば色違いで表現する複数のグラフ線など。
<コントラスト比の計算>
コントラスト比算出部56は以下のようにコントラスト比を算出する。
コントラスト比(contrast ration)=(L1 +0.05)/(L2 +0.05)
L1は、明るい方の相対輝度
L2は、暗い方の相対輝度
相対輝度(relative luminance)は、最も暗い黒を「0」に、最も明るい白を「1」に正規化した色空間内の任意の色の相対的な明るさ
sRGB色空間において、色の相対輝度は、以下のように定義されている。
L=0.2126×R+0.7152×G+0.0722×B
R、G、及びBは以下のように定義される。
RsRGB≦0.03928の場合、R=RsRGB/12.92 else R=((RsRGB+0.055)/1.055)^2.4
GsRGB≦0.03928の場合、G=GsRGB/12.92 else G=((GsRGB+0.055)/1.055)^2.4
BsRGB≦0.03928の場合、B=BsRGB/12.92 else B=((BsRGB+0.055)/1.055)^2.4
RsRGB、GsRGB、及びBsRGBは、次のように定義される。
RsRGB=R8bit/255
GsRGB=G8bit/255
BsRGB=B8bit/255
<処理>
図4は本実施形態に係る画面表示処理の一例のフローチャートである。ステップS10においてリモート操作端末20の表示画面管理部50は画面データの生成が必要であるか否かを判定する。例えば表示画面管理部50は操作判定部60から通知された操作の内容に従い、表示部44に表示する画面を切り替える場合や更新する場合に更新画面データの生成が必要と判定する。
画面データの生成が必要であると判定すると、表示画面管理部50はステップS12において、生成する画面の前景、前景に対する背景の情報を取得する。表示画面管理部50はデータ取得要求部32及びデータ受信部34を利用して、生成する画面の前景、前景に対する背景の情報を半導体製造装置10から取得する。また、表示画面管理部50は設定部52が作業者等から受け付けた画面の表示項目に関する設定を、例えばHDD508から取得する。ステップS12において表示画面管理部50が取得する情報の取得先は限定されない。
ステップS14において、色選択部54はステップS12で表示画面管理部50が取得した情報に基づき、画面の前景及び背景のコントラスト比の規定値を決定する。ステップS14で決定する規定値は、画面に表示する前景と、その前景に対する背景とが満たすべきコントラスト比となる。なお、ステップS14で決定する規定値は、画面に表示する前景色ごとに決定してもよいし、グループ化が可能な前景色ごとに決定してもよいし、画面ごとに決定してもよい。
例えば、色選択部54は前述したように、前景色の色に意味がある場合や、表現可能な前景色の色の数が所定値よりも大きい場合など、予め決めておいた条件を満たしている場合に、コントラスト比の規定値を4.5以上に決定する。予め定めておいた条件を満たしていない場合に、色選択部54はコントラスト比の規定値を7.0以上に決定する。このように、本実施形態では画面に表示する前景色が条件を満たすか否かによりコントラスト比の規定値を変更する。
ステップS16において、色選択部54は生成する画面に表示することになる1つ以上の前景色と、その前景色に対する背景色との組み合わせ(コントラスト比を算出する前景色と背景色との組み合わせ)を選択する。前景色の選択はランダムに発生したRBG値の色により行ってもよいし、予め定められた色見本からの選択により行ってもよい。
ステップS18において、コントラスト比算出部56はステップS16で色選択部54が選択した1つ以上の前景色と、その前景色に対する背景色との組み合わせごとに、コントラスト比をそれぞれ算出する。コントラスト比算出部56が実行するコントラスト比を算出する処理は、前述したコントラスト比の計算に従ったものとなる。
ステップS20において、色選択部54はステップS18でコントラスト比算出部56が算出したコントラスト比の全てが、ステップS14で決定した規定値以上か否かを判定する。例えば色選択部54は1つ以上の前景色と、その前景色に対する背景色との組み合わせごとに、算出したコントラスト比が規定値以上か否かを判定する。
コントラスト比を算出した前景色と背景色との組み合わせに、ステップS14で決定した規定値以上でない組み合わせが含まれていれば、色選択部54はステップS22の処理を実行する。ステップS22において、色選択部54はコントラスト比が規定値以上でない前景色と背景色との組み合わせを変更する。例えば色選択部54はコントラスト比が規定値以上でない前景色と背景色との組み合わせについて、前景色をランダムに選択した色に変更する。
ステップS22の処理の後、コントラスト比算出部56は再びコントラスト比の計算を行う。ステップS18~S22の処理は算出したコントラスト比の全てが規定値以上と判定されるまで繰り返される。
コントラスト比算出部56が算出したコントラスト比の全てが規定値以上と判定されると画面データ生成部58は、ステップS24の処理を実行する。ステップS24において画面データ生成部58は、色選択部54により選択されたコントラスト比が規定値以上である前景色と背景色との組み合わせに従い、画面データを生成する画面データ生成処理を行う。したがって、画面データ生成部58が生成する画面データは、前景色と背景色とのコントラスト比が規定値以上となる。
ステップS26において、表示制御部42は、ステップS24で画面データ生成部58が生成した画面データに従い、画面を表示部44に表示させる。表示部44は表示制御部42の制御に従って、画面を表示する。このように、表示部44が表示する画面は、前景色と、その前景色に対する背景色とのコントラスト比が規定値以上となり、視認性が高くなる。
<画面>
図5は表示部に表示される画面の一例のイメージ図である。図5の画面はテキストを前景1010、1012、及び1014として表示する例である。図5の上側の画面は前景1010の前景色と、前景1010に対する背景1000の背景色とのコントラスト比が4.6であるとする。前景1012及び1014の前景色と、前景1012及び1014に対する背景1000の背景色とのコントラスト比が7以上であるとする。
コントラスト比の規定値が「7以上」の例である場合、色選択部54は前景1010の前景色と、背景1000の背景色とのコントラスト比が7以上となるように、前景1010の前景色を変更する。図5の下側の画面は前景1010の前景色と、背景1000の背景色とのコントラスト比が7以上となるように、色選択部54が前景1010の前景色を変更した後の例である。
図5の下側の画面は前景1010の前景色と、前景1010に対する背景1000の背景色とのコントラスト比が9.2であるとする。前景1012及び1014の前景色と、前景1012及び1014に対する背景1000の背景色とのコントラスト比が7以上であるとする。図5に示すように、本実施形態では規定値に満たないコントラスト比により視認性が悪い前景1010及び背景1000の組み合わせについて、規定値を満たすコントラスト比となるように前景1010の前景色を変更できる。
図6は表示部に表示される画面の一例のイメージ図である。図6の画面はテキストを含む棒グラフを前景として表示する例であるが、テキストから見れば、棒グラフを背景として捉えることができる。そこで、ここではテキストを前景1160と呼び、棒グラフをそれぞれ背景1100、1120、及び1140と呼ぶ。
図6の左側の画面は前景1160の前景色と、前景1160に対する背景1100、1120、及び1140の背景色とのコントラスト比が7.0未満であるとする。コントラスト比の規定値が「7以上」の例である場合、色選択部54は前景1160の前景色と前景1160に対する背景1100、1120、及び1140の背景色とのコントラスト比が7以上となるように、前景1160の前景色と前景1160に対する背景1100、1120、及び1140の背景色とを変更する。
例えば背景1100、1120、及び1140の背景色はカラーユニバーサルデザイン推奨配色セット(Ver.3)の緑、オレンジ、及び青に変更する。前景1160の前景色は黒に変更する。図6の右側の画面は前景1160の前景色と、背景1100、1120、及び1140の背景色とのコントラスト比が7以上となるように、色選択部54が前景色及び背景色を変更した後の例である。
図6に示すように、本実施形態では規定値に満たないコントラスト比により視認性が悪い前景1160の前景色と、背景1100、1120、及び1140の背景色との組み合わせについて、規定値を満たすコントラスト比となるように前景色と背景色との組み合わせを変更できる。
図7は表示部に表示される画面の一例のイメージ図である。図7の画面はグラフ線を前景1210として表示する例である。図7の左側の画面は前景1210の前景色と、前景1210に対する背景1200の背景色とのコントラスト比が4.5を満たしていない例を表しているものとする。
コントラスト比の規定値が「4.5以上」の例である場合、色選択部54は前景1210の前景色と、背景1200の背景色とのコントラスト比が4.5以上となるように、前景1210の前景色を変更する。図7の右側の画面は前景1210の前景色と、背景1200の背景色とのコントラスト比が4.5以上となるように、色選択部54が前景1210の前景色を変更した後の例である。
図7の右側の画面は前景1210の前景色と、前景1210に対する背景1200の背景色とのコントラスト比が4.5以上であるとする。図7に示すように、本実施形態ではグラフ線などのように視認可能に表示すべき色が多数ある場合に、規定値「7.0」よりも小さい規定値「4.5」を許容することで、表示可能な前景色の数と、前景色の視認性の向上とのバランスを取ることができる。
図8は表示部に表示される画面の一例のイメージ図である。図8の画面はグラフ線を前景1310として表示する例である。図8の左側の画面は前景1310の前景色と、前景1310に対する背景1300の背景色とのコントラスト比が4.5を満たしていない例を表しているものとする。図8では例えば複数回行った同種のプロセスのプロセス時間を回数ごとに、異なる前景色で表している。また、図8と同様な画面により、本実施形態では同じセンサから異なる時間に出力されたセンサデータを、異なる前景色で表すこともできる。
コントラスト比の規定値が「4.5以上」の例である場合、色選択部54は前景1310の前景色と、背景1300の背景色とのコントラスト比が4.5以上となるように、前景1310の前景色を変更する。図8の右側の画面は前景1310の前景色と、背景1300の背景色とのコントラスト比が4.5以上となるように、色選択部54が前景1310の前景色を変更した後の例である。
図8の右側の画面は前景1310の前景色と、前景1310に対する背景1300の背景色とのコントラスト比が4.5以上であるとする。図8に示すように、本実施形態ではグラフ線などのように視認可能に表示すべき色が多数ある場合に、規定値「7.0」よりも小さい規定値「4.5」を許容することで、表示可能な前景色の数と、前景色の視認性の向上とのバランスを取ることができる。
以上、本実施形態によれば、厳密なコントラスト比で前景色の視認性を判定するようにしたため、例えば暗い背景色に対して前景色の色を、色の要素の一つである明度が明るい色としても、青系など色によって見づらくなるというようなことが無い。
したがって、作業者は半導体製造装置10が設置されたクリーンルーム2内であってもローカル操作端末12及びリモート操作端末20において視認性の高い画面を閲覧することができる。
<他の実施形態>
本実施形態に係る色選択部54は、前景色及び背景色のコントラスト比が規定値以上になるように色を選択しているが、例えば環境光センサ等から環境光データを取得し、環境光の影響を考慮するようにしてもよい。
また、図4のフローチャートではステップS16において色選択部54が生成する画面に表示することになる1つ以上の前景色と、その前景色に対する背景色との組み合わせ(コントラスト比を算出する前景色と背景色との組み合わせ)を選択していた。本実施形態に係る色選択部54は作業者に前景色を選択させた後で、コントラスト比が規定値以上であるか否かを判定し、コントラスト比が規定値未満であった場合に警告を行うようにしてもよい。
以上、本発明の好ましい実施例について詳説したが、本発明は、上述した実施例に制限されることはなく、本発明の範囲を逸脱することなく、上述した実施例に種々の変形及び置換を加えることができる。
1 半導体製造システム
2 クリーンルーム
10 半導体製造装置
12 ローカル操作端末
20 リモート操作端末
32 データ取得要求部
34 データ受信部
36 操作受付部
40 画面管理部
42 表示制御部
44 表示部
50 表示画面管理部
52 設定部
54 色選択部
56 コントラスト比算出部
58 画面データ生成部
60 操作判定部

Claims (10)

  1. コンピュータを、
    画面の前景色、及び前記前景色に対する背景色のコントラスト比を算出するコントラスト比算出手段、
    半導体製造装置に関するデータを表示する画面の1つ以上の前景色と、前記前景色に対する背景色と、のコントラスト比が規定値以上となるように、前記前景色を前景ごとに選択する色選択手段、
    選択した前記前景色、及び前記前景色に対する背景色に基づいた画面を表示部に表示させる表示制御手段、
    として機能させるためのプログラム。
  2. 前記色選択手段は、
    前記画面に表示する前記前景色が条件を満たすか否かにより、前記規定値を変更すること
    を特徴とする請求項1記載のプログラム。
  3. 前記色選択手段は、前記画面に表示する前記前景色の数が所定値よりも大きい場合の前記規定値を、前記画面に表示する前記前景色の数が所定値よりも大きくない場合の前記規定値よりも小さくなるように変更すること
    を特徴とする請求項2記載のプログラム。
  4. 前記コンピュータを、
    前記画面に前景として表示する項目の設定をユーザから受け付ける設定手段、
    として更に機能させ、
    前記色選択手段は、前記設定手段が前記ユーザから設定を受け付けた前記項目の数に応じて、前記画面に表示する前記前景色の数が所定値よりも大きい場合の前記規定値又は前記画面に表示する前記前景色の数が所定値よりも大きくない場合の前記規定値の何れかに変更すること
    を特徴とする請求項3記載のプログラム。
  5. 前記設定手段は、前記前景として表示する項目の色の設定をユーザから受け付け、
    前記色選択手段は、ユーザからの色の設定を受け付けていない前記前景色の場合に利用する規定値よりも、ユーザからの色の設定を受け付けた前記前景色の場合に利用する規定値が小さくなるように、前記規定値を変更すること
    を特徴とする請求項4記載のプログラム。
  6. 前記色選択手段は、前記半導体製造装置のセンサデータを前記前景として表示する場合に、同じセンサから異なる時間に出力された前記センサデータごとに、異なる前記前景色を選択すること
    を特徴とする請求項1乃至5の何れか一項に記載のプログラム。
  7. 前記前景は、テキスト及びグラフ線の少なくとも一方であること
    を特徴とする請求項1乃至6の何れか一項に記載のプログラム。
  8. 請求項1乃至7の何れか一項に記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  9. 画面の前景色、及び前記前景色に対する背景色のコントラスト比を算出するコントラスト比算出手段と、
    半導体製造装置に関するデータを表示する画面の1つ以上の前景色と、前記前景色に対する背景色と、のコントラスト比が規定値以上となるように、前記前景色を前景ごとに選択する色選択手段と、
    選択した前記前景色、及び前記前景色に対する背景色に基づいた画面を表示部に表示させる表示制御手段と、
    を有する半導体製造装置。
  10. 画面の前景色、及び前記前景色に対する背景色のコントラスト比を算出するコントラスト比算出ステップと、
    半導体製造装置に関するデータを表示する画面の1つ以上の前景色と、前記前景色に対する背景色と、のコントラスト比が規定値以上となるように、前記前景色を前景ごとに選択する色選択ステップと、
    選択した前記前景色、及び前記前景色に対する背景色に基づいた画面を表示部に表示させる表示制御ステップと、
    を有する半導体製造装置の表示色制御方法。
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