JP2022047825A - タイヤ - Google Patents
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Abstract
【課題】スノー路面での性能向上とドライ路面での性能とを容易に両立する。【解決手段】トレッド部は、タイヤ周方向に延びる複数の周方向溝3、4と、周方向溝3、4を繋ぐ複数の横溝5、6とによって区分されたブロック10を有する。ブロック10には、一方の周方向溝3からタイヤ軸方向に延び、ブロック10内で終端する第1サイプ21、31と、他方の周方向溝6からタイヤ軸方向に延び、ブロック10内で終端する第2サイプ22、32とを含むサイプ対が3対以上設けられる。サイプ対は、ブロック10内でタイヤ周方向の最も外側に位置する外側サイプ対20と、ブロック10内で外側サイプ対20よりもタイヤ周方向の内側に位置する内側サイプ対30とを含む。内側サイプ対30の重なり部の長さLiは、外側サイプ対30の重なり部の長さLoよりも大きい。【選択図】 図1
Description
本発明は、トレッドパターンを有するタイヤに関する。
従来から、ブロック内にタイヤ軸方向に延びる複数のサイプが設けられたタイヤが開示されている(例えば、特許文献1参照)。
ブロック内に複数のサイプを設ける技術は、スノー路面での性能向上に有効である反面、ドライ路面での性能との両立を図るのが容易ではなく、さらなる改良が期待されている。
本発明は、以上のような実状に鑑み案出されたもので、スノー路面での性能向上とドライ路面での性能とを容易に両立することができるタイヤを提供することを主たる目的としている。
本発明は、トレッド部を有するタイヤであって、前記トレッド部は、タイヤ周方向に延びる複数の周方向溝と、前記複数の周方向溝を繋ぐ複数の横溝とによって区分されたブロックを有し、前記ブロックには、一方の周方向溝からタイヤ軸方向に延び、前記ブロック内で終端する第1サイプと、他方の周方向溝からタイヤ軸方向に延び、前記ブロック内で終端する第2サイプとを含むサイプ対が3対以上設けられ、前記サイプ対は、前記ブロック内でタイヤ周方向の最も外側に位置する外側サイプ対と、前記ブロック内で前記外側サイプ対よりもタイヤ周方向の内側に位置する内側サイプ対とを含み、各サイプ対において、前記第1サイプと前記第2サイプとは、タイヤ軸方向に重なる重なり部を有し、前記内側サイプ対の前記重なり部の長さLiは、前記外側サイプ対の前記重なり部の長さLoよりも大きい。
本発明に係る前記タイヤにおいて、前記重なり部の長さの差Li-Loは、前記ブロックのタイヤ軸方向長さの5~45%である、ことが望ましい。
本発明に係る前記タイヤにおいて、前記重なり部の長さの差Li-Loは、前記ブロックのタイヤ軸方向長さの15~35%である、ことが望ましい。
本発明に係る前記タイヤにおいて、前記外側サイプ対と前記内側サイプ対との間のタイヤ周方向距離は、前記第1サイプと前記第2サイプとの間のタイヤ周方向距離の1.5~5.0倍である、ことが望ましい。
本発明に係る前記タイヤにおいて、前記ブロックは、タイヤ赤道上に配されている、ことが望ましい。
本発明に係る前記タイヤにおいて、すべての前記重なり部は、タイヤ赤道上に配されている、ことが望ましい。
本発明に係る前記タイヤにおいて、前記ブロックのタイヤ周方向長さは、前記ブロックのタイヤ軸方向長さよりも大きい、ことが望ましい。
本発明に係る前記タイヤにおいて、前記一方の周方向溝は直線状に延び、前記他方の周方向溝はジグザグ状に延びる、ことが望ましい。
本発明に係る前記タイヤにおいて、各サイプ対において、前記第1サイプと前記第2サイプとの間のタイヤ周方向距離は、2~4mmである、ことが望ましい。
本発明の前記タイヤでは、前記内側サイプ対の前記重なり部の長さLiが前記外側サイプ対の前記重なり部の長さLoよりも大きいので、前記内側サイプ対が配される前記ブロックの中央部で良好なエッジ効果が得られ、スノー路面でのトラクション性能が高められる。一方、前記外側サイプ対が配される前記ブロックのタイヤ周方向端部で高い剛性が得られ、ドライ路面での旋回性能が得られる。これにより、スノー路面での性能向上とドライ路面での性能とを容易に両立することが可能となる。
以下、本発明の実施の一形態が図面に基づき説明される。
図1は、本実施形態のタイヤ1のトレッド部2の展開図である。図1に示されるように、本実施形態のタイヤ1において、トレッド部2は、タイヤ周方向に延びる複数の周方向溝3、4と、周方向溝3と周方向溝4を繋ぐ複数の横溝5、6とによって区分されたブロック10を有している。
図1は、本実施形態のタイヤ1のトレッド部2の展開図である。図1に示されるように、本実施形態のタイヤ1において、トレッド部2は、タイヤ周方向に延びる複数の周方向溝3、4と、周方向溝3と周方向溝4を繋ぐ複数の横溝5、6とによって区分されたブロック10を有している。
周方向溝3、4は、タイヤ周方向に対して傾斜していてもよい。横溝5、6は、タイヤ軸方向に対して傾斜していてもよい。
ブロック10には、3対以上のサイプ対が形成されている。「サイプ対」とは、2本で1組となったサイプの対である。サイプとは、「サイプ」とは、幅が2mm以下(好ましくは1.5mm以下)の切り込みであり、タイヤに正規荷重を負荷した接地条件、すなわち、踏面での高い接地圧により閉塞する。
本実施形態にあっては、1つのブロック10に、タイヤ周方向の最も外側に位置する2つの外側サイプ対20と、ブロック内で外側サイプ対20よりもタイヤ周方向の内側に位置する1つの内側サイプ対30とが設けられている。
外側サイプ対20は、横溝5又は6に隣り合う位置に設けられている。内側サイプ対30は、2つの外側サイプ対20に挟まれるように、ブロック10の中央部に設けられている。なお、1つのブロック10に複数の内側サイプ対30が設けられていてもよい。
外側サイプ対20は、第1サイプ21と、第2サイプ22とを含んでいる。第1サイプ21は、一方の周方向溝3からタイヤ軸方向に延び、ブロック10内で終端する。第2サイプ22は、他方の周方向溝4からタイヤ軸方向に延び、ブロック10内で終端する。第1サイプ21と、第2サイプ22とは、タイヤ周方向に隣接して配置され、外側サイプ対20を構成する。
第1サイプ21は、タイヤ軸方向に対して傾斜していてもよい。第2サイプ22は、第1サイプ21に対して平行に延びる。
ブロック10内で終端する第1サイプ21及び第2サイプ22によって構成される外側サイプ対20は、一方の周方向溝3から他方の周方向溝4に至る単一のサイプと比較して、エッジ成分が増加することにより、氷上性能を向上させる。また、タイヤ軸方向に横断しない第1サイプ21及び第2サイプ22が形成されたブロック10は、タイヤ軸方向に横断するサイプが形成されたブロックと比較して、旋回時に横方向に働く車両からの力に対して抗力を発生しやすく、ドライ路面での旋回性能を向上させる。
内側サイプ対30は、第1サイプ31と、第2サイプ32とを含んでいる。第1サイプ31は、一方の周方向溝3からタイヤ軸方向に延び、ブロック10内で終端する。第2サイプ32は、他方の周方向溝4からタイヤ軸方向に延び、ブロック10内で終端する。第1サイプ31と、第2サイプ32とは、タイヤ周方向に隣接して配置され、内側サイプ対30を構成する。
ブロック10内で終端する第1サイプ31及び第2サイプ32によって構成される内側サイプ対30は、一方の周方向溝3から他方の周方向溝4に至る単一のサイプと比較して、エッジ成分が増加することにより、氷上性能を向上させる。また、タイヤ軸方向に横断しない第1サイプ31及び第2サイプ32が形成されたブロック10は、タイヤ軸方向に横断するサイプが形成されたブロックと比較して、旋回時に横方向に働く車両からの力に対して抗力を発生しやすく、ドライ路面での旋回性能を向上させる。
第1サイプ31は、タイヤ軸方向に対して傾斜していてもよい。本実施形態の第1サイプ31は、第1サイプ21に対して平行に延びている。第2サイプ32は、第1サイプ31に対して平行に延びる。
図2、3は、ブロック10を示している。外側サイプ対20において、第1サイプ21と第2サイプ22とは、タイヤ軸方向に重なる重なり部23、24を有している。重なり部23、24は、タイヤ周方向から視て重なり合っており、その重なり長さはLoである。
内側サイプ対30において、第1サイプ31と第2サイプ32とは、タイヤ軸方向に重なる重なり部33、34を有している。重なり部33、34は、タイヤ周方向から視て重なり合っており、その重なり長さはLiである。
内側サイプ対30の重なり部33、34の長さLiに対して、外側サイプ対20の重なり部23、24の長さLoは、異なる長さに設定されている。長さLiと長さLoとが異なっていることにより、ブロック10の内側と外側とでタイヤ軸方向の剛性に差が生ずる。本実施形態では、内側サイプ対30の重なり部33、34の長さLiは、外側サイプ対20の重なり部23、24の長さLoよりも大きい。これにより、旋回時に車両から横力がかけられたとき、ブロック10の外側の変形が抑制され、ドライ路面での優れた旋回性能が得られる。また、ブロック10の内側の変形が促進されることにより、ブロック10がスムーズに変形し、ブロック10全体で優れたグリップ力が得られ、旋回性能が向上する。さらに、重なり部33、34の長さLiが大きい内側サイプ対30によって良好なエッジ効果が得られ、スノー路面でのトラクション性能が高められる。
すなわち、本発明によれば、比較的剛性の高いブロック10の中央部での重なり部33、34の長さLiを大きくすることにより、ブロック10全体の剛性を低下させることなく良好なエッジ効果が得られ、比較的剛性の低いブロック10の端部での重なり部23、24の長さLoを小さくすることにより、エッジ性能を低下させることなくブロック10の剛性が高められる。これにより、スノー路面での性能向上とドライ路面での性能とを容易に両立することが可能となる。
重なり部23、24の長さLo及び重なり部33、34の長さLiは、正規状態のタイヤ1で測定される。ここで、正規状態とは、タイヤを正規リム(図示省略)にリム組みし、かつ、正規内圧を充填した無負荷の状態である。以下、特に言及されない場合、タイヤの各部の寸法等はこの正規状態で測定された値である。
「正規リム」とは、タイヤが基づいている規格を含む規格体系において、当該規格がタイヤ毎に定めるリムであり、例えばJATMAであれば "標準リム" 、TRAであれば "Design Rim" 、ETRTOであれば"Measuring Rim" である。
「正規内圧」とは、タイヤが基づいている規格を含む規格体系において、各規格がタイヤ毎に定めている空気圧であり、JATMAであれば "最高空気圧" 、TRAであれば表 "TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES" に記載の最大値、ETRTOであれば "INFLATION PRESSURE" である。タイヤが乗用車用である場合、正規内圧は、例えば、180kPaである。
「正規荷重」とは、タイヤが基づいている規格を含む規格体系において、各規格がタイヤ毎に定めている荷重であり、JATMAであれば"最大負荷能力"、TRAであれば表"TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES" に記載の最大値、ETRTOであれば "LOAD CAPACITY"である。タイヤが乗用車用の場合、正規荷重は、例えば、荷重の88%に相当する荷重である。
レース用のタイヤのように、適用される規格がない場合、正規リム、正規内圧及び正規荷重には、メーカにより推奨されるリム、空気圧及び荷重が適用される。
ブロック10では、横溝5に隣り合う重なり部23、24の長さLoと、横溝6に隣り合う重なり部23、24の長さLoとが等しい。
ブロック10において、重なり部23、24の長さの差Li-Loは、ブロック10のタイヤ軸方向長さWBの5~45%が望ましい。
差Li-Loが長さWBの5%以上であることにより、エッジ効果が容易に高められ、スノー路面での良好なトラクション性能が得られる。一方、差Li-Loが長さWBの45%以下であることにより、ブロック10の剛性が容易に確保され、ドライ路面での良好な旋回性能が得られる。
上記観点から、より望ましい差Li-Loは、ブロック10のタイヤ軸方向長さWBの15~35%である。
図3に示されるように、外側サイプ対20と内側サイプ対30との間のタイヤ周方向距離Dは、第1サイプ21と第2サイプ22との間のタイヤ周方向距離Doの1.5~5.0倍が望ましい。なお、上記距離Dは、外側サイプ対20と内側サイプ対30との最短距離であり、図3における、横溝5側の第2サイプ22と第1サイプ31とのタイヤ周方向距離、又は、横溝6側の第1サイプ21と第2サイプ32とのタイヤ周方向距離である。
上記距離Dが上記距離Doの1.5倍以上であることにより、ブロック10の剛性が容易に確保され、ドライ路面での良好な旋回性能が得られる。一方、上記距離Dが上記距離Doの5.0倍以下であることにより、エッジ効果が容易に高められ、スノー路面での良好なトラクション性能が得られる。
また、外側サイプ対20における上記距離Doは、2~4mmが望ましい。上記距離Doが2mm以上であることにより、ブロック10の剛性が容易に確保され、ドライ路面での良好な旋回性能が得られる。一方、上記距離Doが4mm以下であることにより、エッジ効果が容易に高められ、スノー路面での良好なトラクション性能が得られる。
同様に、外側サイプ対20と内側サイプ対30との間のタイヤ周方向距離Dは、第1サイプ31と第2サイプ32との間のタイヤ周方向距離Diの1.5~5.0倍が望ましい。また、内側サイプ対30における上記距離Diは、2~4mmが望ましい。
ブロック10では、横溝5に隣り合う第1サイプ21と第2サイプ22との間のタイヤ周方向距離Doと、横溝6に隣り合う第1サイプ21と第2サイプ22との間のタイヤ周方向距離Doとが等しい。
ブロック10は、タイヤ赤道CL上に配されている、のが望ましい。接地圧の高い傾向にあるタイヤ赤道CL上にブロック10が配されることにより、スノー路面でのトラクション性能及びドライ路面での旋回性能がより一層高められる。
さらに、すべての重なり部23、24、33、34は、タイヤ赤道CL上に配されている、のが望ましい。接地圧の高い傾向にあるタイヤ赤道CL上にすべての重なり部23、24、33、34が配されることにより、スノー路面でのトラクション性能及びドライ路面での旋回性能がより一層高められる。
ブロック10のタイヤ周方向長さLBは、ブロック10のタイヤ軸方向長さWBよりも大きい、のが望ましい。このような縦長形状のブロック10は、タイヤ周方向の剛性が高く、ドライ路面での操縦安定性能の向上等に寄与する。
図4は、図1~3のブロック10の変形例であるブロック10Aを含むトレッド部2の展開図である。ブロック10Aのうち、以下で説明されてない部分については、上述したブロック10の構成が採用されうる。
ブロック10Aでは、一方の周方向溝3Aは直線状に延び、他方の周方向溝4Aはタイヤ周方向に対して傾斜しながらジグザグ状に延びている。ジグザグ状に延びる周方向溝4Aによって、スノー路面でのトラクション性能がより一層高められる。ブロック10Aでは、一方の周方向溝3Aもジグザグ状に延びていてもよい。
以上、本発明のタイヤ1が詳細に説明されたが、本発明は上記の具体的な実施形態に限定されることなく種々の態様に変更して実施される。例えば、ブロック10及びブロック10Aにおいて、第1サイプ21、第2サイプ22、第1サイプ31及び第2サイプ32は、波状に形成されていてもよい。
図1の基本パターンを有するサイズ:195/65R15の空気入りタイヤが、表1の仕様に基づいて試作され、スノー路面でのトラクション性能及びドライ路面での旋回性能がテストされた。比較例1として、一方の周方向溝から他方の周方向溝に至る3本のサイプが一つのブロック内に形成されたタイヤが準備された。テスト方法は、以下の通りである。
<スノー性能>
全輪に各仕様のタイヤが装着された排気量:1800ccの2WD車両がスノー路面のテストコースに持ち込まれ、トラクション性能がテストドライバーの官能によって評価された。結果は、比較例1を100とする指数によって表され、数値が大きいほど良好である。
全輪に各仕様のタイヤが装着された排気量:1800ccの2WD車両がスノー路面のテストコースに持ち込まれ、トラクション性能がテストドライバーの官能によって評価された。結果は、比較例1を100とする指数によって表され、数値が大きいほど良好である。
<ドライ性能>
上記車両がドライ路面のテストコースに持ち込まれ、旋回性能がテストドライバーの官能によって評価された。結果は、比較例1を100とする指数によって表され、数値が大きいほど良好である。
上記車両がドライ路面のテストコースに持ち込まれ、旋回性能がテストドライバーの官能によって評価された。結果は、比較例1を100とする指数によって表され、数値が大きいほど良好である。
表1から明らかなように、実施例のタイヤは、比較例に比べてスノー路面でのトラクション性能及びドライ路面での旋回性能が有意に向上していることが確認できた。
図1の基本パターンを有する上記サイズの空気入りタイヤが、表2の仕様に基づいて試作され、スノー路面でのトラクション性能及びドライ路面での旋回性能がテストされた。テスト方法は、以下の通りである。
<スノー性能>
上記車両がスノー路面のテストコースに持ち込まれ、トラクション性能がテストドライバーの官能によって評価された。結果は、実施例5を100とする指数によって表され、数値が大きいほど良好である。
上記車両がスノー路面のテストコースに持ち込まれ、トラクション性能がテストドライバーの官能によって評価された。結果は、実施例5を100とする指数によって表され、数値が大きいほど良好である。
<ドライ性能>
上記車両がドライ路面のテストコースに持ち込まれ、旋回性能がテストドライバーの官能によって評価された。結果は、実施例5を100とする指数によって表され、数値が大きいほど良好である。
上記車両がドライ路面のテストコースに持ち込まれ、旋回性能がテストドライバーの官能によって評価された。結果は、実施例5を100とする指数によって表され、数値が大きいほど良好である。
図1の基本パターンを有する上記サイズの空気入りタイヤが、表3の仕様に基づいて試作され、スノー路面でのトラクション性能及びドライ路面での旋回性能がテストされた。テスト方法は、以下の通りである。
<スノー性能>
上記車両がスノー路面のテストコースに持ち込まれ、トラクション性能がテストドライバーの官能によって評価された。結果は、実施例11を100とする指数によって表され、数値が大きいほど良好である。
上記車両がスノー路面のテストコースに持ち込まれ、トラクション性能がテストドライバーの官能によって評価された。結果は、実施例11を100とする指数によって表され、数値が大きいほど良好である。
<ドライ性能>
上記車両がドライ路面のテストコースに持ち込まれ、旋回性能がテストドライバーの官能によって評価された。結果は、実施例11を100とする指数によって表され、数値が大きいほど良好である。
上記車両がドライ路面のテストコースに持ち込まれ、旋回性能がテストドライバーの官能によって評価された。結果は、実施例11を100とする指数によって表され、数値が大きいほど良好である。
図1の基本パターンを有する上記サイズの空気入りタイヤが、表4の仕様に基づいて試作され、スノー路面でのトラクション性能及びドライ路面での旋回性能がテストされた。テスト方法は、以下の通りである。
<スノー性能>
上記車両がスノー路面のテストコースに持ち込まれ、トラクション性能がテストドライバーの官能によって評価された。結果は、実施例16を100とする指数によって表され、数値が大きいほど良好である。
上記車両がスノー路面のテストコースに持ち込まれ、トラクション性能がテストドライバーの官能によって評価された。結果は、実施例16を100とする指数によって表され、数値が大きいほど良好である。
<ドライ性能>
上記車両がドライ路面のテストコースに持ち込まれ、旋回性能がテストドライバーの官能によって評価された。結果は、実施例16を100とする指数によって表され、数値が大きいほど良好である。
上記車両がドライ路面のテストコースに持ち込まれ、旋回性能がテストドライバーの官能によって評価された。結果は、実施例16を100とする指数によって表され、数値が大きいほど良好である。
1 タイヤ
2 トレッド部
3 周方向溝
4 周方向溝
5 横溝
6 横溝
10 ブロック
20 外側サイプ対
21 第1サイプ
22 第2サイプ
23 重なり部
24 重なり部
30 内側サイプ対
31 第1サイプ
32 第2サイプ
33 重なり部
34 重なり部
CL タイヤ赤道
Li 内側サイプ対の重なり部の長さ
Lo 外側サイプ対の重なり部の長さ
2 トレッド部
3 周方向溝
4 周方向溝
5 横溝
6 横溝
10 ブロック
20 外側サイプ対
21 第1サイプ
22 第2サイプ
23 重なり部
24 重なり部
30 内側サイプ対
31 第1サイプ
32 第2サイプ
33 重なり部
34 重なり部
CL タイヤ赤道
Li 内側サイプ対の重なり部の長さ
Lo 外側サイプ対の重なり部の長さ
Claims (9)
- トレッド部を有するタイヤであって、
前記トレッド部は、タイヤ周方向に延びる複数の周方向溝と、前記複数の周方向溝を繋ぐ複数の横溝とによって区分されたブロックを有し、
前記ブロックには、一方の周方向溝からタイヤ軸方向に延び、前記ブロック内で終端する第1サイプと、他方の周方向溝からタイヤ軸方向に延び、前記ブロック内で終端する第2サイプとを含むサイプ対が3対以上設けられ、
前記サイプ対は、前記ブロック内でタイヤ周方向の最も外側に位置する外側サイプ対と、前記ブロック内で前記外側サイプ対よりもタイヤ周方向の内側に位置する内側サイプ対とを含み、
各サイプ対において、前記第1サイプと前記第2サイプとは、タイヤ軸方向に重なる重なり部を有し、
前記内側サイプ対の前記重なり部の長さLiは、前記外側サイプ対の前記重なり部の長さLoよりも大きい、
タイヤ。 - 前記重なり部の長さの差Li-Loは、前記ブロックのタイヤ軸方向長さの5~45%である、請求項1に記載のタイヤ。
- 前記重なり部の長さの差Li-Loは、前記ブロックのタイヤ軸方向長さの15~35%である、請求項2に記載のタイヤ。
- 前記外側サイプ対と前記内側サイプ対との間のタイヤ周方向距離は、前記第1サイプと前記第2サイプとの間のタイヤ周方向距離の1.5~5.0倍である、請求項1ないし3のいずれかに記載のタイヤ。
- 前記ブロックは、タイヤ赤道上に配されている、請求項1ないし4のいずれかに記載のタイヤ。
- すべての前記重なり部は、タイヤ赤道上に配されている、請求項5に記載のタイヤ。
- 前記ブロックのタイヤ周方向長さは、前記ブロックのタイヤ軸方向長さよりも大きい、請求項1ないし6のいずれかに記載のタイヤ。
- 前記一方の周方向溝は直線状に延び、前記他方の周方向溝はジグザグ状に延びる、請求項1ないし7のいずれかに記載のタイヤ。
- 各サイプ対において、前記第1サイプと前記第2サイプとの間のタイヤ周方向距離は、2~4mmである、請求項1ないし8のいずれかに記載のタイヤ。
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