JP2022045830A - 計画作成システム、計画作成方法、及び、コンピュータプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】複数場所を巡回する活動に関し、活動による成果を向上可能な計画作成システム、計画作成方法及びコンピュータプログラムを提供する。【解決手段】計画作成システムは、複数の場所に関する予測値を算出しS230、S240、予測値に基づき、複数の場所の少なくとも一部に対応する二以上の場所を巡回先として巡回員が巡回し、巡回によって期待される成果の指標値が所定条件を満足する巡回計画を作成するS260。成果は、巡回先での巡回員の活動による成果である。巡回計画として、二以上の場所の巡回順序及び巡回時期の少なくとも一方を示す巡回計画が作成される。そして、作成された巡回計画に関する情報を出力するS270。【選択図】図6

Description

本開示は、計画作成システム及び方法に関する。
営業活動を支援するための技術が従来研究されている(例えば、特許文献1参照)。従来技術によれば、例えば、営業成果と、その成果に関連する営業活動の履歴とを、実績データとして蓄積し、蓄積データに基づいて、高い成果が得られる可能性のある営業活動を提案する。
特開平10-124584号公報
しかしながら、営業活動と成果との関係は、単純なものではなく、得られる成果は、営業活動が行われる環境などの種々の要因によって変化する。
そこで、本開示の一側面によれば、複数の場所を巡回する巡回活動に関して、巡回活動による成果を向上可能な計画作成システム及び方法を提供できることが望ましい。
本開示の一側面によれば、巡回計画を作成する計画作成システムが提供される。計画作成システムは、予測部と、作成部と、出力部とを備える。予測部は、複数の場所に関する予測値を算出するように構成される。
作成部は、予測値に基づき、複数の場所の少なくとも一部に対応する二以上の場所を巡回先として巡回員が巡回する巡回計画であって、巡回によって期待される成果の指標値が所定条件を満足する巡回計画を作成するように構成される。
成果は、巡回先での巡回員の活動による成果である。作成部は、巡回計画として、二以上の場所の巡回順序及び巡回時期の少なくとも一方を示す巡回計画を作成する。出力部は、作成された巡回計画に関する情報を出力するように構成される。
本開示の一側面に係る計画作成システムによれば、複数の場所に関する予測値に基づいて、期待される成果が大きい巡回計画に関する情報を出力することができる。従って、この計画作成システムを用いれば、巡回活動に関する成果を向上させることができる。
本開示の一側面によれば、複数の場所の少なくとも一つは、商品の流通拠点であってもよい。この場合、流通拠点に関する予測値には、流通拠点における商品の流通に関するパラメータ及び流通事業者に関するパラメータの少なくとも一方の予測値が含まれ得る。
営業活動では、流通拠点を巡回することがある。本開示に一側面に係る計画作成システムによれば、こうした巡回活動に関する成果を向上させることができる。
本開示の一側面によれば、巡回計画の作成に考慮される成果は、巡回先の状況に応じて変化する成果であり得る。この場合、予測部は、複数の場所のそれぞれにおける複数の時点のそれぞれの状況に関する予測値を算出するように構成され得る。状況に関する予測値を用いれば、作成部は、成果を精度よく予測することができ、良好な巡回計画を作成することができる。
本開示の一側面によれば、予測部は、複数の場所及び時点に関し、場所及び時点の組合せ毎に、対応する場所を対応する時点で巡回員が巡回したときに期待される個別の巡回活動による成果の指標値を、予測値として算出してもよい。こうした予測値を用いれば、二以上の場所を巡回先として含む巡回計画全体の成果を予測しやすい。
本開示の一側面によれば、予測部は、状況に関するパラメータの実績値を収集し、収集した実績値に基づき、予測値を更新するように構成されてもよい。更新によれば、現実との乖離の少ない予測値に基づいて、良好な巡回計画を作成することができる。
本開示の一側面によれば、複数の場所の少なくとも一つは、事業者の活動拠点であってもよい。活動拠点の状況に関する予測値には、巡回員が対応する時点で活動拠点を訪問したときの事業者の応対環境に関する予測値が含まれてもよい。
本開示の一側面によれば、応対環境に関する予測値には、巡回員が対応する時点で活動拠点を訪問したときに事業者における特定の属性を有する特定属性者との面会に成功する事象に関する予測値が含まれてもよい。
営業活動等では、事業者に対する働きかけがなされる。こうした活動では、事業者の応対環境によって、期待される成果が増減する。従って、事業者の応対環境に関する予測値を用いる計画作成システムによれば、良好な巡回計画を作成することができる。
本開示の一側面によれば、予測部は、応対環境に関する巡回員からの報告内容を示す報告データを収集し、収集した報告データに基づき、応対環境に関する予測値として、対応する時点で事業者が特定の応対環境にある確率を算出してもよい。報告データに基づけば、精度よく応対環境を予測することができる。
本開示の一側面によれば、予測部は、特定属性者との面会成否に関する巡回員からの報告内容を示す報告データを収集し、収集した報告データに基づき、応対環境に関する予測値として、巡回員が対応する時点で活動拠点を訪問したときに特定属性者との面会に成功する確率を算出してもよい。
本開示の一側面によれば、予測部は、巡回員とは競合する企業の活動を加味して、予測値を算出するように構成されてもよい。巡回先の状況は、競合企業の活動によって変化し得る。同じ巡回計画であっても、期待される成果は、競合企業の活動によって変化し得る。従って、競合企業を加味する計画作成システムによれば、より良好な巡回計画を作成可能である。
本開示の一側面によれば、巡回員の活動には、巡回先のそれぞれに対応する場所で実行可能な複数種類の活動が含まれ得る。巡回計画は、巡回先のそれぞれに対応する場所で巡回員が実行すべき活動の種類を更に示してもよい。作成部は、場所、時点、及び活動の種類の組合せ毎に期待される成果に基づいて、巡回計画を作成してもよい。こうした計画作成システムによれば、活動の幅がある巡回活動に関して、良好な巡回計画を作成することができる。
本開示の一側面によれば、巡回員の活動には、商品の販売及び役務の提供の少なくとも一方に関する活動が含まれ得る。巡回員の活動には、複数種類の商品及び/又は役務に関する活動が含まれ得る。巡回計画は、巡回先のそれぞれに対応する場所で巡回員が活動の対象とすべき商品及び/又は役務の種類を更に示してもよい。
本開示の一側面によれば、成果の指標値は、商品の販売及び役務の提供の少なくとも一方に関する業績評価指標値であってもよい。
本開示の一側面によれば、巡回員の活動には、商品を陳列する陳列棚の整理が含まれてもよい。状況には、対応する場所の陳列棚の状態が含まれてもよい。予測部は、複数の時点のそれぞれの予測値として、陳列棚の過去の状態に基づいて、対応する時点での陳列棚の状態に関する予測値を算出してもよい。
陳列棚の整理は、商品の売れ行きに関係するが、整理が不要な時期に、対応する場所を訪問することは非効率である。本開示の一側面に係る計画作成システムによれば、こうした非効率な巡回を抑制可能である。
本開示の一側面によれば、複数の場所の少なくとも一つには、商品の販売及び役務の提供の少なくとも一方が顧客に対して行われる場所が含まれてもよい。状況には、対応する場所への顧客の来訪量が含まれてもよい。作成部は、予測部により算出された来訪量に関する予測値に基づき、巡回計画を作成してもよい。来訪量の増減を考慮した巡回計画の作成は、成果向上に役立つ。
本開示の一側面によれば、作成部は、巡回員の行動に関する予め定められた制約条件に従う巡回計画を作成してもよい。本開示の一側面によれば、作成部は、巡回員の行動に関する制約条件として、巡回員の巡回計画に従う巡回開始時刻及び終了時刻の少なくとも一方に関する制約条件、巡回員の移動時間及び距離の少なくとも一方に関する制約条件、及び巡回員の移動手段に関する制約条件の少なくとも一つに従う巡回計画を作成してもよい。こうした計画作成システムによれば、巡回員にとって採用しやすい巡回計画に関する情報を出力可能である。
本開示の一側面によれば、巡回員の行動に関する制約条件は、複数の場所の内の一以上の場所への巡回回数及び時期の少なくとも一方に関する制約条件を含んでもよい。こうした制約条件に従って巡回計画を作成することによれば、巡回回数及び時期に関して、例えば場所毎に望まない偏りが生じるのを抑制することができる。
本開示の一側面によれば、コンピュータに、上述した計画作成システムとしての機能を少なくとも部分的に実現させるためのコンピュータプログラムが提供されてもよい。本開示の一側面によれば、上述した計画作成システムにおける予測部、作成部、及び出力部としての機能をコンピュータに実現させるためのコンピュータプログラムが提供されてもよい。
本開示の一側面によれば、コンピュータにより実行される計画作成方法が提供されてもよい。計画作成方法は、複数の場所に関する予測値を算出することと、予測値に基づき、複数の場所の少なくとも一部に対応する二以上の場所を巡回先として巡回員が巡回する巡回計画であって、巡回によって期待される成果の指標値が所定条件を満足する巡回計画を作成することと、作成された巡回計画に関する情報を出力することと、を含み得る。
成果は、巡回先での巡回員の活動による成果であり得る。作成することは、巡回計画として、二以上の場所の巡回順序及び巡回時期の少なくとも一方を示す巡回計画を作成することを含み得る。
支援システムの概略構成を表すブロック図である。 計画作成システムの概略構成を表すブロック図である。 施設データの構成を表すブロック図である。 プロセッサが実行するデータ記録処理を表すフローチャートである。 営業員から提供される報告データの概略構成を表す図である。 プロセッサが実行する第一実施形態の計画作成処理を表すフローチャートである。 プロセッサが実行する予測処理を表すフローチャートである。 巡回計画の例示的な表示画面を説明する図である。 プロセッサが実行する第二実施形態の計画作成処理を表すフローチャートである。
以下に本開示の例示的実施形態を、図面を参照しながら説明する。
[第一実施形態]
図1に示す本実施形態の支援システム1は、商品を展示及び販売する複数の商業施設を巡回する所謂ラウンダーと呼ばれる営業員の巡回活動を支援するためのシステムである。営業員の巡回活動は、例えば、営業員が所属する企業の商品、又は商業施設で展示される商品の販売を、促進又は支援するために行われる。
ここでいう商業施設は、規模の大小を限定するものではなく、例えば建物内の限られたスペースで運営される小規模な小売店舗を含む。商業施設は、小売業者から消費者への流通に関係し、流通拠点の一例に対応する。更には、商業施設は、小売業者の活動拠点の一例に対応する。以下では、商業施設のことを単に施設と表現する。例えば化粧品メーカでは、ラウンダーによる施設への巡回活動が重要である。
この支援システム1では、計画作成システム10が、各営業員のモバイル端末30から収集したデータ、及び、外部サーバ60から収集したデータに基づき、巡回計画に関する情報を各営業員にモバイル端末30を通じて提供する。
提供される巡回計画は、営業員が担当する複数の施設の少なくとも一部に対応する二以上の施設への訪問スケジュールに相当し、各施設への訪問順序及び訪問時期を説明する。提供される巡回計画は、各施設への移動手段や移動経路の情報を更に含む。各営業員は、計画作成システム10から提供された巡回計画に従って、二以上の施設を巡回することができる。
計画作成システム10は、図2に示すように、プロセッサ11、メモリ12、ストレージ13、及び通信インタフェース19を備える。プロセッサ11は、ストレージ13に記録されたコンピュータプログラムに従う処理を実行するように構成される。
メモリ12は、プロセッサ11によるコンピュータプログラムに従う処理実行時に、作業領域として使用される。通信インタフェース19は、広域ネットワークを介して、モバイル端末30及び外部サーバ60と通信可能に構成される。
ストレージ13は、例えばハードディスクドライブにより構成される。ストレージ13には、良好な巡回計画を探索するために必要なデータが格納される。例えば、ストレージ13には、施設毎のデータが格納される。以下、施設毎のデータのことを施設データという。
図3に示す一つの施設に関する一つの施設データは、基本データ、活動実績データ、及び外部調査データを有する。基本データは、施設所在地を示す位置座標、営業時間帯、及び施設が取り扱う商材等を記述する。基本データは更に、巡回活動に関する情報として、この施設を担当する営業員の識別情報、及び、営業員が施設を訪問すべき頻度及び時期に関する情報を記述する。
活動実績データは、対応する施設への巡回活動に関する実績データの一群から構成される。活動実績データは、対応する施設での活動内容を説明する実績データとして、例えば面会実績データ、及び棚整理実績データを有する。面会実績データは、施設への訪問日時と、キーパーソンとの面会に成功したか否かを表す情報とを、営業員による施設への訪問毎に記述する。面会実績データは更に、商談内容を具体的に説明する情報を含んでいてもよい。
キーパーソンは、施設を運営する事業者側の人物であって商品の仕入れに関する権限を有する人物に対応する。換言すれば、キーパーソンは、営業員からの面会による営業活動によって営業対象商品の施設からの発注量が増加する可能性がある地位にある人物に対応し、事業者における特定の属性を有する人物に対応する。
棚整理実績データは、営業員による施設への訪問毎に、施設への訪問日時と、訪問時の陳列棚の状況を表す情報とを記述する。陳列棚の状況を表す情報は、例えば、商材毎の、陳列棚整理前の陳列量、及び、棚整理による商材補充後の陳列量の情報を含み得る。
外部調査データは、外部サーバ60からの収集データに基づいてストレージ13に記録されるデータであり、対応する施設への消費者の来訪数を、日時毎に表す来訪実績データを含む。
プロセッサ11は、コンピュータプログラムに従って図4に示すデータ記録処理を繰返し実行することにより、モバイル端末30から受信した図5に示す報告データDRに基づいて、ストレージ13内の活動実績データを更新する。
図4に示すデータ記録処理を開始すると、プロセッサ11は、モバイル端末30から営業員の巡回活動に関する報告内容を有する報告データDRを、通信インタフェース19を通じて受信するまで待機する(S110)。
モバイル端末30のそれぞれは、営業員の操作に基づき報告データDRを作成し、計画作成システム10に送信するように構成される。報告データDRは、巡回活動により訪問した施設への訪問毎に作成され、計画作成システム10に送信される。
図5に例示される報告データDRは、営業員識別情報と、訪問先識別情報と、訪問日時情報と、活動内容情報とを含む。活動内容情報は、営業員が訪問先で行った活動内容を説明し、キーパーソンとの面会成否を示す情報を含む。
プロセッサ11は、モバイル端末30から報告データDRを受信すると(S110でYes)、受信した報告データDRを解析し(S120)、この報告データDRに基づいて、対応する活動実績データを更新する(S130)。
プロセッサ11は更に、通信インタフェース19を通じて定期的に外部サーバ60にアクセスし、それにより得られた外部サーバ60からの収集データを解析し、ストレージ13内の外部調査データを更新する。このようにして、計画作成システム10では、良好な巡回計画の探索のために必要な活動実績データ及び外部調査データが記録及び更新される。
プロセッサ11は更に、モバイル端末30から巡回計画の出力要求を、通信インタフェース19を通じて受信すると、図6に示す計画作成処理を実行する。出力要求は、例えば営業員がモバイル端末30を操作することに起因して、モバイル端末30から計画作成システム10に送信される。
計画作成処理を開始すると、プロセッサ11は、巡回先候補群を判別する(S210)。巡回先候補群は、巡回計画の作成に際し、巡回先として、換言すれば訪問先として選択可能な施設の集合のことをいう。プロセッサ11は、出力要求元の営業員を判別し、営業員が担当する施設群を、巡回先候補群として判別することができる。
プロセッサ11は更に、巡回期間を設定する(S220)。巡回期間は、巡回計画の実行期間に対応する。期間は、例えば、翌日からの所定日数であり得る。
その後、プロセッサ11は、巡回期間における時点毎、及び、巡回先候補群に該当する施設毎に、対応する施設jにおける、対応する時点iでの各状態パラメータz(h=1,2,3,…)の予測値z[i,j]を算出する(S230)。インデックスiは、時点を表し、インデックスjは、施設を表す。
状態パラメータz(h=1、2、3、…)は、施設の状態、特には時間変化する状況を表すパラメータである。状態パラメータz(h=1、2、3、…)の種類によっては、時点、施設、及び商材の組合せ毎の予測値z[i,j,k]が算出される。インデックスkは、商材を表す。一つの商材kは、一つの商品又は類似する複数の商品をまとめた一つの商品群として定義される。
状態パラメータzの予測値には、時点iに施設jに訪問したときの事業者の応答環境に関する予測値である応対予測値z[i,j]、時点iにおける施設jへの消費者の来訪数の予測値である来訪予測値z[i,j]、施設jにおける時点iでの商材kの陳列量の予測値である陳列予測値z[i,j,k]が例として含まれる。
S230において、プロセッサ11は、図7に示す予測処理を実行することができる。予測処理を開始すると、プロセッサ11は、予測対象の施設を、巡回先施設群から一つ選択する(S310)。
プロセッサ11は、選択した施設の施設データから面会実績データを読み出し(S320)、読み出した面会実績データに基づき、巡回期間の各時点iでの応対予測値z[i,j]として、時点iに上記選択した施設jを訪問したときに営業員が事業者側のキーパーソンとの面会に成功する確率である面会確率を算出する(S330)。
上述したように、面会実績データには、日時毎に、面会に成功及び失敗した記録が含まれる。面会確率z[i,j]は、例えば、面会実績データから得られる面会に成功する可能性及び面会に失敗する可能性に関する条件付き確率から、ベイズ推定の手法により算出され得る。
プロセッサ11は更に、選択した施設の施設データから来訪実績データを読み出し(S340)、読み出した来訪実績データに基づき、巡回期間の各時点iでの来訪予測値z[i,j]として、時点iに上記選択した施設jを訪れる消費者の来訪数の予測値を算出する(S350)。
例えば、プロセッサ11は、来訪実績データに対する自己回帰分析により、過去所定期間の来訪数の実績値から来訪予測値z[i,j]を算出するための回帰式を構築して、来訪予測値z[i,j]を算出することができる。
プロセッサ11は、更に、選択した施設の施設データから棚整理実績データを読み出し(S360)、読み出した棚整理実績データに基づき、巡回期間の各時点iでの各商材kの陳列予測値z[i,j,k]を算出する(S370)。
プロセッサ11は、棚整理実績データに対する分析により、各商材の陳列棚からの減少曲線を求め、最後に陳列棚を整理した時点の陳列量と、減少曲線と、当該整理した時点からの経過時間とから、各商材kの各時点iでの陳列量に関する陳列予測値z[i,j,k]を算出することができる。
プロセッサ11は、このように状態パラメータz(h=1,2,3,…)毎の予測値を算出する。そして、全ての状態パラメータz(h=1,2,3,…)の予測値を算出すると、S310に戻り、予測対象の施設を切り替えて、S320以降の処理を実行する。プロセッサ11は、巡回先候補群に該当する全施設について予測値を算出し終えると(S390でYes)、図7に示す予測処理を終了する。
付言すると、状態パラメータz(h=1,2,3,…)の一部の予測値は、外部から与えられる値であってもよい。換言すれば、一部の予測値は、プロセッサ11によって算出される値ではなく、プロセッサ11によってストレージ13などから読み出される値であってもよい。例えば、予測値は、報告データDRを通じて営業員から与えられ得る。この場合、予測値は、営業員の経験に基づくものであり得る。予測値は、営業員の管理者又は計画作成システム10の管理者から入力される値であってもよいし、過去の観測値そのものであってもよい。
ここで、状態パラメータzについて更に説明する。予測値が算出される又は読み出される状態パラメータzには、良好な巡回計画の作成に貢献する種々のパラメータが採用され得る。例えば、状態パラメータzの例には、次のものが含まれる。
・顧客に関するパラメータ
顧客としての消費者の来訪数以外に、施設内の消費者の商品に対する関心度を表すパラメータが含まれ得る。関心度の算出は、消費者が対応する商品のウェブ広告を見たかどうかに関する統計量を外部調査データから算出することにより実現することができる。ウェブ広告の閲覧行動に関する情報は、消費者が所持するモバイルデバイスから収集可能である。
ウェブ広告に加えて又は代えて、テレビコマーシャルなどの他の媒体を通じた広告に関する統計量を用いて、関心度が算出されてもよい。例えば、属性別、特には性年齢別の視聴率から、各来訪者がテレビコマーシャルを見た確率を算出し、来訪者毎のテレビコマーシャルを見た確率に基づいて、関心度が算出されてもよい。例えば、テレビコマーシャルが放送された時間帯の30代男性の視聴率が30%であれば、30代男性の来訪者がテレビコマーシャルを見た確率を30%と推定して、関心度を算出することができる。
・施設に関するパラメータ
例えば、施設の商材毎の販売能力又は販売量、商材毎の施設への納入量、及び施設における販促物の設置状況などを表すパラメータが含まれ得る。更には、施設と営業員との関係に関するパラメータが含まれてもよい。
・巡回目的に対応する営業員が所属する企業の商品に関するパラメータ
例えば、消費者関心度の高い新商品や販促物の有無、及び、これらの販売量や配布量などを表すパラメータが含まれ得る。
・営業員が所属する企業とは別の競合企業の活動に関するパラメータ
例えば、競合企業の活動量、競合企業の新商品や販促物の有無、及び、これらの販売量や配布量などを表すパラメータが含まれ得る。このパラメータは、競合企業の活動を加味して、営業員による巡回活動の成果を予測するのに役立つ。
・競合企業を含む市場全体の規模に関するパラメータ
規模は、例えば、対応する商材の売上や販売量で評価され得る。規模に関するパラメータとして、営業員が所属する企業の市場全体におけるシェア、及び、競合企業の市場全体におけるシェアを説明するパラメータが含まれ得る。
上述した状態パラメータzには、時間変動する値ではなく一定値を採るパラメータが含まれ得る。
S230で予測値を算出し得ると、プロセッサ11は、算出した予測値を用いて、時点、施設、商材、及び活動の種類毎の成果予測値θ[i,j,k,m]を算出する(S240)。インデックスmは、活動の種類を示す。
成果予測値θ[i,j,k,m]は、算出された状態パラメータz(h=1,2,3,…)の予測値によって説明される状況の中で、営業員が対応する施設jを対応する時点jに訪問し、複数種類の活動のうちの商材kに関する活動mを行ったときの成果の予測値である。
複数種類の活動には、施設における商品販売を促進又は支援する活動が含まれる。更に、複数種類の活動には、商材とは無関係な種類の活動も含まれる。従って、商材を表すインデックスkには、商材とは無関係な活動を説明するための値が、割り当てられ得る。
一例によれば、成果は、訪問及び活動によってもたらされる、営業員が所属する企業の利益を、スコアとして数値表現したものであり得る。ここでいう利益は、非金銭的な利益を含み、広義に解釈されるべきである。簡単な例によれば、成果は、訪問及び活動による施設からの発注額の増分、換言すれば施設に対する売上の増分を、スコアとして数値表現したものであり得る。
成果予測値θ[i,j,k,m]は、商材及び活動の種類毎の関数Gkm(Z)に、時点j、施設j、及び商材kに関する各状態パラメータz(h=1,2,3,…)の予測値の一群Zを代入して算出され得る。
例えば、成果予測値θ[i,j,k,m]は、関数Gkm(Z)に、値Zとして、応対予測値z[i,j]、来訪予測値z[i,j]、及び、陳列予測値z[i,j,k]等を代入して算出され得る(θ[i,j,k,m]=Gkm(z[i,j],z[i,j],z[i,j,k],…))。
商材kに関する活動の例には、キーパーソンとの面会による商材kの営業活動、商材kに関する陳列棚の整理、商材kに関する販促品の設置などが含まれる。更に言えば、時点iにおける陳列棚の整理による成果は、時点i以降の消費者の来訪数に起因して変化する。
このことから理解できるように、時点iの成果予測値θ[i,j,k,m]を算出するための関数Gkm(Z)には、場合によって、その時点i前後の予測値Zが代入され得る。関数Gkm(Z)は、計画作成システム10の設計者により定められ得る。
成果予測値θ[i,j,k,m]の算出に際しては、施設間の相互関係、商材間の相互関係、活動間の相互関係が考慮されてもよい。例えば、地理的に近接する施設は互いに来訪者を奪い合うという傾向、属性が似た商材は互いの成果に影響を与えるという傾向、及び、棚整理の活動によって面会による商談が成功しやすくなる傾向を考慮して、成果予測値θ[i,j,k,m]は算出されてもよく、そのための関数Gkm(Z)が定義されてもよい。
関数Gkm(Z)の内部パラメータは、営業員又は営業員の管理者等のユーザからの命令に従って調整されてもよい。例えば、各状態パラメータzの予測値の重み付け和によって成果予測値θ[i,j,k,m]を算出する場合の重み係数が、内部パラメータの一例に対応する。
S240での処理を終えると、プロセッサ11は、制約条件を設定する(S250)。設定される制約条件は、営業員の就業時間に対応する一日の巡回開始時刻及び終了時刻に関する制約条件を含む。この制約条件の設定のために、プロセッサ11は、営業員毎の就業時間を説明するデータを、ストレージ13に記憶しておくことができる。
制約条件は更に、一日当たりの移動時間及び移動距離に関する制約条件を含んでいてもよい。例えば、移動距離は、一日の巡回活動が始まる地点から、巡回計画に従う一日の巡回活動が終了する地点までの、複数の巡回地点を結んだ移動経路に従う移動距離であり得る。移動時間は、訪問先での滞在時間を除く、巡回活動に伴う営業員の一日当たりの移動時間の総和である。制約条件は、移動時間に活動時間(例えば訪問先での滞在時間)を加えた稼働時間に関する制約条件を含んでいてもよい。
制約条件は更に、営業員の移動手段を制限する制約条件を含んでいてもよい。ここでいう移動手段は、自動車及び公共交通機関などである。例えば、制約条件は、移動手段を徒歩及び公共交通機関(タクシーを含む)に制限する制約条件、移動手段を、徒歩及び自動車(社用車又は私用車)に制限する制約条件を含む。この制約条件の設定のために、プロセッサ11は、営業員毎に、自動車(社用車又は私用車)による巡回が可能であるか否かを説明するデータを、ストレージ13に記憶しておくことができる。
制約条件は更に、各施設への訪問頻度及び時期を制限する制約条件を含む。例えば、施設の事業者側から訪問可能な曜日を限定される場合がある。また、S260で実行される成果を考慮した巡回計画の探索では、訪問頻度が過度に小さくなる施設が発生し得る。こうした不適切な探索を抑制するために、各施設への訪問頻度及び時期を制限する制約条件が設定され得る。
その後、プロセッサ11は、設定された制約条件を考慮しながら、全体成果予測値yを最大にする巡回計画を、S240で算出した成果予測値θ[i,j,k,m]を用いて探索する(S260)。
探索指標となる全体成果予測値yは、仮に営業員が巡回計画に従って巡回活動を行ったときの各施設に対する訪問及び活動により得られる施設毎の成果予測値θ[i,j,k,m]の合計に対応する。
すなわち、全体成果予測値yは、仮に営業員が巡回計画に従うスケジュールで、各施設jを順に巡回し、巡回計画に従う商材kに関する活動mを実行したときに得られる成果の予測値θ[i,j,k,m]の合計に対応する。全体成果予測値yの数式表現は、次の通りである。
Figure 2022045830000002
ここで、x[i,j,k,m]は、時点iにおいて施設jで商材kに関する活動mをする巡回計画Xであるとき、値1を採り、そうではないとき値0を採る変数である。成果予測値θ[i,j,k,m]が、営業員が属する企業の売上の増分に対応する場合、全体成果予測値yもまた、売上の増分に対応する。
S260では、制約条件を満足する範囲内で、全体成果予測値yが最大となる巡回計画Xを探索することができる。あるいは、制約条件を満足する範囲から外れるほど、全体成果予測値yに、ペナルティとして、大きな負の補正量Cを加算することによって、補正後の全体成果予測値yが最大となる巡回計画Xを探索することができる。補正量Cは、制約条件からの乖離度を入力変数とする関数の出力であり得る。
プロセッサ11は、移動時間、移動距離、及び移動手段に関する制約条件を満足する、巡回経路及びスケジュールを予め探索しておき、その巡回経路及びスケジュールの範囲内で、全体成果予測値が最大となる巡回計画Xを探索するように動作してもよい。
移動時間、移動距離、及び移動手段を考慮した巡回計画Xを作成するために、プロセッサ11は、外部サーバ60として、道路地図データ及び公共交通機関の運行データを有し、指定地点を通るルートを探索する機能を有した外部サーバと連携することができる。
S260での探索を終えると、プロセッサ11は、探索により見つかった全体成果予測値yが最大となる巡回計画Xを出力する(S270)。例えば、プロセッサ11は、対応する巡回計画Xを説明する画面データを、通信インタフェース19を通じて、巡回計画Xの出力要求元のモバイル端末30に送信して、モバイル端末30に、巡回計画Xを説明する画面を表示させる(S270)。その後、プロセッサ11は、計画作成処理を終了する。
モバイル端末30は例えば、計画作成システム10からの受信データに基づき、巡回計画Xを説明する説明画面として、営業員の出発地点から、各訪問先の施設を通って、出発地点に戻るまでの日毎の巡回スケジュール及び移動経路を表示する画面を表示することができる。
この説明画面は、例えば図8に示すように、訪問すべき施設である巡回先施設、各施設の訪問順序、各施設の訪問時期、各施設で実行すべき活動の種類を説明する。この画面は、実行すべき活動に関連して、活動対象の商材も指定する。
更に説明画面は、各施設への移動手段も説明する。従って、説明画面を通じて巡回計画の提供を受けた営業員は、提供された巡回計画に従って、各施設への訪問を行うことで、高い成果を生む効率のよい巡回活動を行うことができる。
S270において、巡回計画Xは、音声によって営業員に説明されるように出力されてもよいし、仮想現実(VR)又は拡張現実(AR)表示技術を用いて、営業員に向けて出力されてもよい。
以上に、第一実施形態の支援システム1について説明したが、上述の巡回期間及び時点iは、現在より過去の時点を含んでいてもよい。すなわち、プロセッサ11は、一日前までの期間や過去一週間などの現在より過去の所定期間の実績を考慮にいれながら、全体成果予測値yを最大化する巡回計画Xを探索するように、図7に示す計画作成処理を実行してもよい。
この場合、現在より過去の時点iに関する成果予測値θ[i,j,k,m]及び変数x[i,j,k,m]の値として、予測値ではなく実際に観測された値又は実績値を用いることができる。
こうした巡回計画Xの探索によれば、現在より過去の営業員の巡回活動を考慮にいれながら、制約条件に従う、現在より未来の営業員の巡回計画Xとして良好な巡回計画Xを探索して、営業員に提供することができる。
この他、プロセッサ11は、モバイル端末30からの出力要求なしに、定期的に、例えば日毎に、計画作成処理を実行して、モバイル端末30に、最新の巡回計画を出力してもよい。あるいは、営業員の管理者や別の営業員からの命令に基づき、計画作成処理を実行して、モバイル端末30に、最新の巡回計画を出力してもよい。出力により営業員に示される巡回計画は、一日分ではなく、一週間分などの、計画作成処理の実行周期よりも長い期間であり得る。
この場合には、営業員に対して、未来の同じ日の計画を含む巡回計画が毎日示されることになる。しかしながら、示される計画が毎日変わるのは、ユーザにとって都合が悪い。従って、S260では、巡回活動の実行日に近い未来の計画ほど、前回の計画からの変更に対して大きなペナルティを加えるように、巡回計画を探索してもよい。こうした探索によれば、直近の計画が大きく変更されないので、営業員にとって都合がよい。直近数日間の計画を固定したまま、それより未来の計画のみを探索及び更新しても、同様の効果が得られる。
[第二実施形態]
以下に説明する第二実施形態の支援システム1は、計画作成システム10のプロセッサ11が、図7に示す巡回計画処理に代えて、図9に示す巡回計画処理を実行するように構成される。
第二実施形態の支援システム1は、プロセッサ11が実行する巡回計画処理の内容が第一実施形態と異なる点を除いて、第一実施形態と同様に構成される。従って、以下では、第二実施形態の支援システム1の第一実施形態と同一構成に係る部分の説明を、同一符号を付して適宜省略する。
本実施形態において、プロセッサ11は、モバイル端末30から巡回計画の出力要求を受けると、図9に示す巡回計画処理を開始する。巡回計画処理を開始すると、プロセッサ11は、S210での処理と同様に、巡回先候補群を判別する(S410)。プロセッサ11は更に、S220での処理と同様に、巡回期間を設定する(S420)。
その後、プロセッサ11は、巡回先候補群に対応する施設毎に、各商材の市場規模π[j,k]を算出する(S430)。市場規模π[j,k]は、施設jにおける商材kの市場規模を数値で表す。
例えば、市場規模π[j,k]は、過去所定期間における施設jでの商材kの販売量又は売上高に対応する。市場規模π[j,k]は、外部サーバ60から提供されるデータに基づいて特定可能である。市場規模π[j,k]は、過去の実績データに基づき、例えば自己回帰モデルに従って予測されてもよい。
プロセッサ11は更に、施設毎に、対応する施設における商材の基本成果a[j,k]を算出する(S440)。基本成果a[j,k]は、施設jにおける商材kの基本成果を表す。
具体的には、基本成果a[j,k]は、営業員の巡回による施設jでの活動なしでも、施設j及び商材kに関して営業員が所属する企業が得られる利益に対応する。この基本成果a[j,k]は、施設jにおいて営業員が属する企業がもつ商材kに関するブランド力に対応する。
プロセッサ11は、施設毎に、過去の活動実績データを分析して、巡回なしでも得られる基本成果a[j,k]を算出することができる。例えば、巡回頻度と施設への納入量との関係から、基本成果a[j,k]を算出することができる。
プロセッサ11は更に、時点、施設、商材、及び活動の種類毎の成果予測値b[i,j,k,m]を算出する処理を実行する(S450)。成果予測値b[i,j,k,m]は、第一実施形態の成果予測値θ[i,j,k,m]に対応する。
すなわち、成果予測値b[i,j,k,m]は、状態パラメータz(h=1,2,3,…)の予測値によって説明される状況の中で、営業員が対応する施設jを対応する時点jに訪問し、商材kに関する活動mを行ったときの成果の予測値である。
プロセッサ11は更に、施設毎及び商材毎に、競合企業の魅力φ[j,k]を算出する(S460)。魅力φ[j,k]は、施設jからみた商材kに関する競合企業の魅力に対応する。魅力φ[j,k]の詳細については、後述する。ここでいう競合企業は、一以上の企業のそれぞれではなく、全体を意味する。
S460での処理を終えると、プロセッサ11は、S250での処理と同様に、制約条件を設定する(S470)。その後、プロセッサ11は、設定された制約条件を考慮しながら、S430-S460での算出値を用いて、全体成果予測値yを最大にする巡回計画を探索する(S480)。但し、本実施形態において、全体成果予測値yは、次式により定義される。
Figure 2022045830000003
上式における変数x[i,j,k,m]は、第一実施形態と同様である。ここで、競合企業の魅力φ[j,k]について説明する。営業員の企業の魅力A[j,k]は、次式により定義される。
Figure 2022045830000004
競業企業の魅力φ[j,k]は、営業員の企業と同様に、上式で競業企業の各社の魅力A[j,k]を評価したときの、各社の魅力A[j,k]の総和に対応する。但し、競業企業各社の活動を詳細に把握することは難しく、競合企業各社についての変数x[i,j,k,m]の値を正確に知ることができない。
そこで、S460では、競合企業全体の魅力φ[j,k]を、競合企業全体の活動を統計的に推定して算出することができる。魅力φ[j,k]は、予め、競合企業の活動データを分析して、ストレージ13に記憶することができる。
S480での探索を終えると、プロセッサ11は、探索により見つかった全体成果予測値yが最大となる巡回計画Xを出力する(S490)。具体的には、プロセッサ11は、S270での処理と同様、巡回計画Xを説明する画面データを、巡回計画Xの出力要求元のモバイル端末30に送信して、モバイル端末30に、巡回計画Xを説明する画面を表示させる。その後、プロセッサ11は、計画作成処理を終了する。
こうした巡回計画Xの探索によれば、競合企業の活動や魅力を考慮しながら、良好な巡回計画Xを探索して、営業員に提供することができる。付言すると、上述の市場規模π[j,k]、基本成果a[j,k]、及び魅力φ[j,k]は、それ自体、時点iのインデックスを含まないが、計画作成処理の実行毎に、あるいは定期的に、これらのパラメータは、最新の実態に合わせて更新され得る。更新によれば、より適切な巡回計画を探索することができる。あるいは、パラメータは、営業員又は営業員の管理者による調整操作に応じて更新されてもよい。
[その他]
本開示が、上記実施形態に限定されるものではなく、種々の態様を採ることができることは言うまでもない。例えば、本開示の技術は、複数の施設を巡回するラウンダーではなく、複数の医療施設を巡回する製薬会社の医療情報担当者、所謂MRの巡回活動を支援するためのシステムに適用されてもよい。医療情報担当者は、計画作成システム10から提供された巡回計画に従って、複数の医療施設を巡回して、各医療施設に、医薬に関する情報を提供することができる。
支援システム1は、一以上の役務を提供する複数の施設に対する巡回活動に利用されてもよい。この場合にも、計画作成システム10は、各施設への訪問順序及び時期、並びに、各施設において実行すべき活動の種類を示す巡回計画を、モバイル端末30を通じて営業員に提供することができる。各施設において実行すべき活動には、施設での一以上の役務の提供を促進又は支援するための一以上の活動が含まれる。営業員は、施設での役務の提供を促進又は支援するための巡回活動を、計画作成システム10から示された巡回計画に従って、行うことができる。
計画作成システム10は、売上以外の業績評価指標(所謂KPI)を、成果予測値θ,b及び全体成果予測値yに用いて、巡回計画Xを探索するように構成されてもよい。売上以外の業績評価指標の例には、施設への商材の納入量や顧客満足度等が含まれ得る。
計画作成システム10は、全体成果予測値yが最大の巡回計画ではなく、全体成果予測値yが基準以上の巡回計画を複数作成し、これら複数の巡回計画を、営業員に提供してもよい。この場合、営業員は、提供された複数の巡回計画の一つを選択し、選択した巡回計画に従って、巡回活動を行うことができる。この他、本開示の技術は、営業目的以外の巡回員の巡回活動に用いることができる。本開示の技術は、巡回員を管理するために使用されてもよい。
上記実施形態における1つの構成要素が有する機能は、複数の構成要素に分散して設けられてもよい。複数の構成要素が有する機能は、1つの構成要素に統合されてもよい。上記実施形態の構成の一部は、省略されてもよい。上記実施形態の構成の少なくとも一部は、他の上記実施形態の構成に対して付加又は置換されてもよい。特許請求の範囲に記載の文言から特定される技術思想に含まれるあらゆる態様が本開示の実施形態である。
1…支援システム、10…計画作成システム、11…プロセッサ、12…メモリ、13…ストレージ、19…通信インタフェース、30…モバイル端末、60…外部サーバ、DR…報告データ。

Claims (21)

  1. 複数の場所に関する予測値を算出するように構成される予測部と、
    前記予測値に基づき、前記複数の場所の少なくとも一部に対応する二以上の場所を巡回先として巡回員が巡回する巡回計画であって、巡回によって期待される成果の指標値が所定条件を満足する巡回計画を作成するように構成される作成部と、
    作成された前記巡回計画に関する情報を出力するように構成される出力部と、
    を備え、
    前記成果は、前記巡回先での前記巡回員の活動による成果であり、
    前記作成部は、前記巡回計画として、前記二以上の場所の巡回順序及び巡回時期の少なくとも一方を示す巡回計画を作成する計画作成システム。
  2. 請求項1記載の計画作成システムであって、
    前記複数の場所の少なくとも一つは、商品の流通拠点であり、
    前記流通拠点に関する前記予測値には、前記流通拠点における前記商品の流通に関するパラメータ及び流通事業者に関するパラメータの少なくとも一方の予測値が含まれる計画作成システム。
  3. 請求項1記載の計画作成システムであって、
    前記成果は、前記巡回先の状況に応じて変化する成果であり、
    前記予測部は、複数の場所のそれぞれにおける複数の時点のそれぞれの前記状況に関する予測値を算出するように構成される計画作成システム。
  4. 請求項3記載の計画作成システムであって、
    前記予測部は、前記複数の場所及び時点に関し、場所及び時点の組合せ毎に、個別の巡回活動として、対応する場所を対応する時点で前記巡回員が巡回したときに期待される前記個別の巡回活動による成果の指標値を、前記予測値として算出する計画作成システム。
  5. 請求項3又は請求項4記載の計画作成システムであって、
    前記予測部は、前記状況に関するパラメータの実績値を収集し、収集した前記実績値に基づき、前記予測値を更新するように構成される計画作成システム。
  6. 請求項3~請求項5のいずれか一項記載の計画作成システムであって、
    前記複数の場所の少なくとも一つは、事業者の活動拠点であり、
    前記活動拠点の前記状況に関する前記予測値には、前記巡回員が対応する時点で前記活動拠点を訪問したときの前記事業者の応対環境に関する予測値が含まれる計画作成システム。
  7. 請求項6記載の計画作成システムであって、
    前記応対環境に関する予測値には、前記巡回員が前記対応する時点で前記活動拠点を訪問したときに前記事業者における特定の属性を有する特定属性者との面会に成功する事象に関する予測値が含まれる計画作成システム。
  8. 請求項6記載の計画作成システムであって、
    前記予測部は、前記応対環境に関する前記巡回員からの報告内容を示す報告データを収集し、収集した前記報告データに基づき、前記応対環境に関する予測値として、前記対応する時点で前記事業者が特定の応対環境にある確率を算出する計画作成システム。
  9. 請求項7記載の計画作成システムであって、
    前記予測部は、前記特定属性者との面会成否に関する前記巡回員からの報告内容を示す報告データを収集し、収集した前記報告データに基づき、前記応対環境に関する予測値として、前記巡回員が前記対応する時点で前記活動拠点を訪問したときに前記特定属性者との面会に成功する確率を算出する計画作成システム。
  10. 請求項3~請求項9のいずれか一項記載の計画作成システムであって、
    前記予測部は、前記巡回員とは競合する企業の活動を加味して、前記予測値を算出するように構成される計画作成システム。
  11. 請求項3~請求項10のいずれか一項記載の計画作成システムであって、
    前記巡回員の活動には、前記巡回先のそれぞれに対応する場所で実行可能な複数種類の活動が含まれ、
    前記巡回計画は、前記巡回先のそれぞれに対応する場所で前記巡回員が実行すべき活動の種類を更に示し、
    前記作成部は、場所、時点、及び活動の種類の組合せ毎に期待される成果に基づいて、前記巡回計画を作成する計画作成システム。
  12. 請求項3~請求項11のいずれか一項記載の計画作成システムであって、
    前記巡回員の活動には、商品の販売及び役務の提供の少なくとも一方に関する活動が含まれる計画作成システム。
  13. 請求項12記載の計画作成システムであって、
    前記巡回員の活動には、前記商品の販売及び役務の提供の少なくとも一方に関する活動として、複数種類の商品及び/又は役務に関する活動が含まれ、
    前記巡回計画は、前記巡回先のそれぞれに対応する場所で前記巡回員が活動の対象とすべき商品及び/又は役務の種類を更に示す計画作成システム。
  14. 請求項12又は請求項13記載の計画作成システムであって、
    前記成果の指標値は、前記商品の販売及び前記役務の提供の少なくとも一方に関する業績評価指標値である計画作成システム。
  15. 請求項12~請求項14のいずれか一項記載の計画作成システムであって、
    前記巡回員の活動には、前記商品を陳列する陳列棚の整理が含まれ、
    前記状況には、対応する場所の陳列棚の状態が含まれ、
    前記予測部は、前記複数の時点のそれぞれの前記予測値として、前記陳列棚の過去の状態に基づいて、対応する時点での陳列棚の状態に関する予測値を算出する計画作成システム。
  16. 請求項12~請求項15のいずれか一項記載の計画作成システムであって、
    前記複数の場所の少なくとも一つには、前記商品の販売及び前記役務の提供の少なくとも一方が顧客に対して行われる場所が含まれ、
    前記状況には、対応する場所への前記顧客の来訪量が含まれ、
    前記作成部は、前記予測部により算出された前記来訪量に関する予測値に基づき、前記巡回計画を作成する計画作成システム。
  17. 請求項1~請求項16のいずれか一項記載の計画作成システムであって、
    前記作成部は、前記巡回員の行動に関する予め定められた制約条件に従う前記巡回計画を作成する計画作成システム。
  18. 請求項17項記載の計画作成システムであって、
    前記作成部は、前記巡回員の行動に関する制約条件として、前記巡回員の前記巡回計画に従う巡回開始時刻及び終了時刻の少なくとも一方に関する制約条件、前記巡回員の移動時間及び距離の少なくとも一方に関する制約条件、及び前記巡回員の移動手段に関する制約条件の少なくとも一つに従う前記巡回計画を作成する計画作成システム。
  19. 請求項17又は請求項18記載の計画作成システムであって、
    前記巡回員の行動に関する制約条件は、前記複数の場所の内の一以上の場所への巡回回数及び時期の少なくとも一方に関する制約条件を含む計画作成システム。
  20. 請求項1~請求項19のいずれか一項記載の計画作成システムにおける前記予測部、前記作成部、及び前記出力部としての機能をコンピュータに実現させるためのコンピュータプログラム。
  21. コンピュータにより実行される計画作成方法であって、
    複数の場所に関する予測値を算出することと、
    前記予測値に基づき、前記複数の場所の少なくとも一部に対応する二以上の場所を巡回先として巡回員が巡回する巡回計画であって、巡回によって期待される成果の指標値が所定条件を満足する巡回計画を作成することと、
    作成された前記巡回計画に関する情報を出力することと、
    を含み、
    前記成果は、前記巡回先での前記巡回員の活動による成果であり、
    前記作成することは、前記巡回計画として、前記二以上の場所の巡回順序及び巡回時期の少なくとも一方を示す巡回計画を作成することを含む計画作成方法。
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