JP2022045500A - 蓄電装置及び移動体 - Google Patents

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Abstract

【課題】移動体の屋根上に設置された蓄電装置であってもより高い放熱効果を得る。【解決手段】蓄電装置200は、移動体10に設置される蓄電装置であって、蓄電ユニット400を収容する外装体300と、外装体300の第一外表面(外側上面311a)に配置された第一フィン321とを有し、外装体300は、移動体10が備える外壁のうち、上面側の外壁(天井壁101)の上方に設置される設置面を有する。【選択図】図5

Description

本発明は、蓄電素子を有する蓄電ユニットと、蓄電ユニットが収容される外装体とを備える蓄電装置、及び、当該蓄電装置を備える移動体に関する。
従来、蓄電素子を有する蓄電ユニットを含む複数の電気機器が外装体に収容された構成の蓄電装置が広く知られている。例えば、特許文献1には、単電池(蓄電素子)を有する蓄電池ユニット(蓄電ユニット)と、単電池の充放電制御等を行う電気部品とが外装ケース(外装体)に収容されて、車両の床下に設置された構成(蓄電装置)が開示されている。
国際公開第2016/042783号
ここで、例えば路面電車などの移動体においては、蓄電装置などを車両の屋根上に設置することが検討されている。しかしながら床下と比べて屋根上は、日光により高温化しやすい環境であり、蓄電装置に対してより高い放熱対策が求められる。
本発明は、本願発明者が上記課題に新たに着目することによってなされたものであり、移動体の屋根上に設置された蓄電装置のより高い放熱効果を得ることを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の一態様に係る蓄電装置は、移動体に設置される蓄電装置であって、蓄電ユニットを収容する外装体と、外装体の第一外表面に配置された第一フィンとを有し、外装体は、移動体が備える外壁のうち、上面側の外壁の上方に設置される設置面を有する。
これによれば、移動体が備える外壁のうち上面側の外壁、つまり屋根の上方に設置される設置面を蓄電装置の外装体が備えているので、蓄電装置自体を屋根上に配置することができる。さらに、外装体の第一外表面には、第一フィンが設けられているので、蓄電装置から発生した熱を当該第一フィンで効果的に外部へ放出することができる。これらのことにより、移動体の屋根上に設置された蓄電装置のより高い放熱効果を得ることができる。
また、蓄電装置は第一フィンを覆う第一カバー部材を備えていてもよい。
ここで、移動体の屋根上は、直射日光等により放熱が妨げられるおそれがあるが、第一フィンを覆う第一カバー部材により遮熱効果を得ることができる。したがって、日光を起因とした第一フィンの放熱作用の低下を抑制することができる。
また、移動体は、架線から電力を供給され、外装体は、蓄電ユニットを覆って閉塞し、外装体の内外における気体、液体及び粉体の少なくとも一つの出入りを制限する閉塞構造であってもよい。
これによれば、移動体が電車等のように架線から電力が供給される場合、屋根上に設置された蓄電装置は、架線とパンタグラフとの接触で生じる粉塵や埃にさらされる。このため、外装体を、内外における気体、液体及び粉体の少なくとも一つの出入りを制限する閉塞構造とすることにより、粉塵や埃の侵入を抑制できる。粉塵や埃の侵入を抑制できれば、外装体内の汚れや腐食による劣化を抑制でき、耐久性を高めることができる。
また、外装体は、第一フィンが設置された第一外表面とは異なる第二外表面に、第二フィン、または、第二フィン及び当該第二フィンを覆う第二カバー部材を有していてもよい。
これによれば、外装体において、第一外表面とは異なる第二外表面に、第二フィンが設けられているので、第一フィンと第二フィンとでより効果的に蓄電装置が発した熱を放出することができる。さらに、第二フィンを覆う第二カバー部材が備えられている場合には、当該第二カバー部材で直射日光を遮ることで、第二フィンに対する遮熱効果を得ることも可能である。このため、日光を起因とした第二フィンの放熱作用の低下を抑制することができる。
また、外装体は、さらに、第一フィンが設置された第一外表面の裏面である第一内表面、または、第二フィンが設置された第二外表面の裏面である第二内表面に、第三フィンを有し、第一フィンまたは第二フィンと、第三フィンとは、互いに交差する方向に延びていてもよい。
これによれば、外装体の内表面(第一内表面または第二内表面)にも第三フィンを設けることにより、蓄電装置から発生した熱をより効果的に外部へ放出することができる。さらに、第三フィンは、外表面に設置したフィン(第一フィンまたは第二フィン)に対して交差する方向に延びているので、外装体における一つの外壁(第一外表面と第一内表面とを有する外壁や、第二外表面と第二内表面とを有する外壁)における温度分布を均等化することができ、蓄電ユニット内の蓄電素子の温度バラツキを小さくすることができる。これにより、蓄電素子個々の劣化具合のバラツキを小さくすることができる。
本発明の一態様に係る移動体は、蓄電装置を備える移動体であって、蓄電装置は、蓄電ユニットを収容する外装体と、外装体の第一外表面に配置された第一フィンとを有し、移動体が備える外壁のうち、上面側の外壁の上方に設置される。
これによれば、移動体が備える外壁のうち上面側の外壁、つまり屋根の上方に蓄電装置を配置することができる。さらに、外装体の第一外表面には、第一フィンが設けられているので、蓄電装置から発生した熱を当該第一フィンで効果的に外部へ放出することができる。これらのことにより、移動体の屋根上に設置された蓄電装置のより高い放熱効果を得ることができる。
本発明によれば、移動体の屋根上に設置された蓄電装置のより高い放熱効果を得ることができる。
実施の形態に係る蓄電装置を備える移動体の外観を示す正面図である。 実施の形態に係る蓄電装置の外観を示す斜視図である。 実施の形態に係る蓄電装置の外観を示す正面図である。 実施の形態に係る蓄電装置の外観を示す側面図である。 実施の形態に係る蓄電装置の内部構造を示す断面図である。 変形例1に係る蓄電装置の概略構成を示す断面図である。 変形例2に係る蓄電装置の概略構成を示す断面図である。 変形例3に係る蓄電装置の概略構成を示す断面図である。
(発明者の知見)
ところで、従来、架線から電力を供給される移動体用の蓄電装置は、車両本体の床下に設置されることが多かった。床下は日光や風雨の影響を受けにくいため、床下の蓄電装置では外装体に鎧戸のような通気孔を設けて換気を行っていた。
一方、近年においては移動体の低床化が望まれており、これに起因して蓄電装置を車両本体の屋根上に設置することが検討されている。本願発明者の鋭意研究の結果、屋根上は日光で高温化しやすいだけでなく、架線とパンタグラフとの接触で生じる粉塵や埃に、屋根上の蓄電装置がさらされてしまうことを見出した。つまり、屋根上の蓄電装置に対し外装体に鎧戸を設けて換気すると、粉塵や埃で蓄電装置内が汚れることがわかった。また、蓄電装置内が汚れると、蓄電装置を構成する蓄電素子やバスバー、各種の制御機器等が腐食したり、劣化したりすることにより、蓄電装置に悪影響を及ぼすことも見出した。
そして、外装体を、内外における気体、液体及び粉体の出入りを制限する閉塞構造とすることで、粉塵や埃の侵入を抑制するという本願発明にたどり着いた。粉塵や埃の侵入を抑制できれば、外装体内の汚れや腐食による劣化を抑制でき、耐久性を高めることができることを見出した。
(実施の形態)
以下、図面を参照しながら、本発明の実施の形態(及びその変形例)に係る移動体及び蓄電装置について説明する。なお、以下で説明する実施の形態は、いずれも包括的または具体的な例を示すものである。以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態などは、一例であり、本発明を限定する主旨ではない。また、各図は、模式図であり、寸法等は必ずしも厳密に図示したものではない。さらに、各図において、同一または同様な構成要素については同じ符号を付している。
以下の説明及び図面中において、移動体の進行方向、または、蓄電装置の短手方向を、X軸方向と定義する。移動体の幅方向、または、蓄電装置の長手方向を、Y軸方向と定義する。移動体の車両本体及び蓄電装置の並び方向、または、移動体もしくは蓄電装置の上下方向(鉛直方向)を、Z軸方向と定義する。これらX軸方向、Y軸方向及びZ軸方向は、互いに交差(本実施の形態では直交)する方向である。なお、使用態様によってはZ軸方向が上下方向にならない場合も考えられるが、以下では説明の便宜のため、Z軸方向を上下方向として説明する。
また、以下の説明において、例えば、X軸プラス方向とは、X軸の矢印方向を示し、X軸マイナス方向とは、X軸プラス方向とは反対方向を示す。Y軸方向及びZ軸方向についても同様である。また、平行及び直交などの、相対的な方向または姿勢を示す表現は、厳密には、その方向または姿勢ではない場合も含む。例えば、2つの方向が直交している、とは、当該2つの方向が完全に直交していることを意味するだけでなく、実質的に直交していること、すなわち、例えば数%程度の差異を含むことも意味する。
[移動体及び蓄電装置の概略説明]
まず、移動体10及び蓄電装置200の概略構成について、説明する。図1は、実施の形態に係る蓄電装置200を備える移動体10の外観を示す正面図である。図1に示すように、移動体10は、路面電車であり、車両本体100と蓄電装置200とを備えている。車両本体100は、路面電車の本体部である。なお、移動体10としては、路面電車の他に、鉄道電車、モノレール、リニアモーターカー、並びに、ディーゼル機関及び電気モータの両方を備えるハイブリッド電車等も例示することができる。車両本体100の上面側の外壁には、パンタグラフ110が設置されている。蓄電装置200は、車両本体100の上面側の外壁(天井壁101)の上方に設けられた設備であり、電力貯蔵用途や電源用途等に使用される。つまり、蓄電装置200は、パンタグラフ110を介して供給された外部からの電気を充電し、また移動体10のモータ及び電子機器へ電気を放電することができる電源設備である。
[蓄電装置の説明]
次に、蓄電装置200の構成について詳細に説明する。図2は、実施の形態に係る蓄電装置200の外観を示す斜視図である。図3は、実施の形態に係る蓄電装置200の外観を示す正面図である。図4は、実施の形態に係る蓄電装置200の外観を示す側面図である。図5は、実施の形態に係る蓄電装置200の内部構造を示す断面図である。具体的には、図5は、図4におけるV-V線を含むYZ平面に平行な切断面を見た断面図である。
図2~図5に示すように、蓄電装置200は、外装体300と、蓄電ユニット400とを備えている。
外装体300は、外装体本体310と、第一放熱部320と、一対の第二放熱部330とを備えている。外装体300の外表面においては、その一部または全体が、日光に対する反射率が比較的高い色(例えば白色、光沢色など)で塗装されていたり、当該色を有する材料で形成されている。
外装体本体310は、閉塞構造を有する箱状のハウジングである。閉塞構造とは、外装体本体310の内外における気体、液体及び粉体の少なくとも一つの出入りを制限することが可能な構造を言う。なお、閉塞構造は、気体、液体及び粉体の少なくとも一つの出入りを完全に制限しなくても、ある程度制限できればよい。つまり、外装体本体310は、気密あるいは水密が確保された密閉構造であってもよいが、例えば、電気の入出力を行うための電線穴やコネクタ、通気防水フィルター、フィルター付きの換気口等が少数設けられた構造も含むものとする。
外装体本体310は、例えば鋼板などの板金により形成されている。具体的には、外装体本体310は、Y軸方向に長尺な箱形状に形成されている。外装体本体310は、上部を覆う上壁311と、底部を覆う底壁312と、X軸方向で対向する一対の第一側壁313と、Y軸方向で対向する一対に第二側壁314とを備えており、これらが全体的に閉塞されている。
上壁311の外側上面311aは、外装体300の第一外表面の一例であり、当該外側上面311aには第一放熱部320が設けられている。第一放熱部320は、第一フィン321と、第一カバー部材325とを備えている。
第一フィン321は、平板状の第一基部322と、第一基部322から立設した複数の第一フィン板323とを有しており、これらが外装体本体310よりも熱伝導率の高い材料(例えばアルミニウム)で一体形成されている。第一基部322は、上壁311の外側上面311aに直接的に固定されている。つまり、外装体本体310からの熱は、上壁311の外側上面311aから第一フィン321に直接的に伝導されることになる。複数の第一フィン板323は、Y軸方向に沿って等間隔に配列されている。各第一フィン板323は、第一基部322からZ軸プラス方向に突出し、X軸方向に延設された矩形板状の部位である。移動体10の進行に伴って、各第一フィン板323の間の部分には気流が発生することになり、この気流によって各第一フィン板323が冷却されることになる。なお、各第一フィン板323は、全体として連続的に延設された板体であってもよいし、間欠的に延設された板体であってもよい。
第一カバー部材325は、複数の柱部326を介して外装体本体310の上壁311に取り付けられている。第一カバー部材325は、複数の柱部326により支持されることで、第一フィン321よりも上方に配置されている。
第一カバー部材325は、平板状の部位であり、第一フィン321の全体を上方から覆っている。これにより、第一カバー部材325が日光を遮るため、第一フィン321が日光で加熱されることを抑制している。また、第一カバー部材325は、第一フィン321に対し所定の間隔をあけて配置されているため、日光を浴びることで発せられた第一カバー部材325の熱が第一フィン321に直接的に伝わることを防止している。
第一カバー部材325は、例えば鋼板、ステンレス板、アルミニウム板などの金属板、アクリル板、ポリカーボネート板、塩ビ板などの樹脂板などから適宜選択することができる。これらのうち、熱伝導率が小さく遮熱性に優れ、さらに耐食性、耐候性にも優れたステンレス板またはポリカーボネート板を採用することが好ましい。
上壁311の内側下面311bは、外側上面311aの裏面である。つまり、内側下面311bは、外装体300の第一内表面の一例である。この内側下面311bには、第三フィン351が設けられている。図4では、第三フィン351を破線で示している。
図4に示すように、第三フィン351は、平板状の第三基部352と、第三基部352から立設した複数の第三フィン板353とを有しており、これらが外装体本体310よりも熱伝導率の高い材料(例えばアルミニウム)で一体形成されている。第三基部352は、第一フィン321の第一基部322に概ね対応した大きさであり、Z軸方向視において第一基部322に全体的に重なるように配置されている。第三基部352は、上壁311の内側下面311bに直接的に固定されている。つまり、第三フィン351が吸収した熱は、上壁311に直接的に伝導されることになる。複数の第三フィン板353は、X軸方向に沿って等間隔に配列されている。各第三フィン板353は、Z軸マイナス方向に突出し、Y軸方向に延設された矩形板状の部位である。つまり、第三フィン351の各第三フィン板353と、第一フィン321の各第一フィン板323とは、互いに交差する方向に延びている。これにより、外装体300における一つの外壁(上壁311)における温度分布を均等化することができ、蓄電ユニット400内の蓄電素子の温度バラツキを小さくすることができる。このため、蓄電素子個々の劣化具合のバラツキを小さくすることができる。なお、各第三フィン板353は、全体として連続的に延設された板体であってもよいし、間欠的に延設された板体であってもよい。
底壁312の外底面には、Y軸方向に長尺な矩形板状のリブ315が立設しており、これらがX軸方向に等間隔で複数配列されている。この各リブ315の先端面及び底壁312における各リブ315間の外底面は、移動体10の天井壁101の上方に設置される設置面である。
例えば、複数のリブ315のうち、X軸方向で最外方に位置する一対のリブ315は、外装体本体310に対して締結されることで固定されている。具体的には、最外方に位置する一対のリブ315には、取付孔(図示省略)が形成されている。一方、移動体10の天井壁101においては、最外方に位置する一対のリブ315に重なり合うリブ(図示省略)が形成されている。このリブにも取付孔が形成されており、当該取付孔と、リブ315の取付孔とにボルトを挿通してナットを締め付けることで、一対のリブ315が移動体10のリブに締結される。つまり、移動体10と蓄電装置200とが着脱自在に固定される。
なお、外装体本体310と天井壁101との固定は、締結構造に限定されるものではなく、種々の固定方法を採用することが可能である。例えば、外装体本体310は、各リブ315が天井壁101の上面に溶接されることで移動体10に固定されていてもよい。
一対の第一側壁313は、互いに平行に配置されている。各第一側壁313には、それぞれ遮光板360が複数の柱部361を介して取り付けられている。遮光板360は、平板状の部位であり、第一側壁313を外方から覆っている。これにより、遮光板360が日光を遮るため、第一側壁313が日光で加熱されることを抑制している。遮光板360は、第一カバー部材325と同様に、例えば鋼板、ステンレス板、アルミニウム板などの金属板、アクリル板、ポリカーボネート板、塩ビ板などの樹脂板などから適宜選択することができる。
一対の第二側壁314は、図3及び図5に示すようにX軸方向視において下方が広がるように傾斜している。各第二側壁314の外側面314aは、第一外表面(外側上面311a)とは異なる第二外表面の一例である。各第二側壁314には、第二放熱部330が取り付けられている。各第二放熱部330は、第二フィン331と、第二カバー部材335とを備えている。
第二フィン331は、平板状の第二基部332と、第二基部332から立設した複数の第二フィン板333とを有しており、これらが外装体本体310よりも熱伝導率の高い材料(例えばアルミニウム)で一体形成されている。第二基部332は、第二側壁314の外側面314aに直接的に固定されている。つまり、外装体本体310からの熱は、第二側壁314の外側面314aから第二フィン331に直接的に伝導されることになる。複数の第二フィン板333は、概ねZ軸方向に沿って等間隔に配列されている。各第二フィン板333は、X軸方向に延設された矩形板状の部位である。移動体10の進行に伴って、各第二フィン板333の間の部分には気流が発生することになり、この気流によって各第二フィン板333が冷却されることになる。なお、各第二フィン板333は、全体として連続的に延設された板体であってもよいし、間欠的に延設された板体であってもよい。
第二カバー部材335は、複数の柱部336を介して外装体本体310の第二側壁314に取り付けられている。第二カバー部材335は、複数の柱部336により支持されることで、第二フィン331よりも外側方に配置されている。
第二カバー部材335は、平板状の部位であり、第二フィン331の全体を側方から覆っている。これにより、第二カバー部材335が日光を遮るため、第二フィン331が日光で加熱されることを抑制している。また、第二カバー部材335は、第二フィン331に対し所定の間隔をあけて配置されているため、日光を浴びることで発せられた第二カバー部材335の熱が第二フィン331に直接的に伝わることを防止している。
第二カバー部材335は、第一カバー部材325と同様に、例えば鋼板、ステンレス板、アルミニウム板などの金属板、アクリル板、ポリカーボネート板、塩ビ板などの樹脂板などから適宜選択することができる。
外装体本体310内において一対の第二側壁314に対向する位置には、当該第二側壁314に対して間隔をあけた一対の隔壁部316が設けられている。図示は省略するが、隔壁部316は、通気口が少なくとも一つ設けられている。このため、隔壁部316を境界とした内方側の空間と外方側の空間とが連通している。
一対の隔壁部316の間に複数の蓄電ユニット400が収容されている。具体的には、複数の蓄電ユニット400は、Z軸方向に2段配列されていて、各段にはY軸方向に6列配列されている。複数の蓄電ユニット400は、Y軸方向に並んだ3列の蓄電ユニット400を一組として、各組の蓄電ユニット400が一括して収容体500に収容されている。収容体500は、樹脂または金属から形成されたフレーム体であるが、複数の蓄電ユニット400に対する放熱効果を高めるために、熱伝導率が比較的高い金属で形成されているとよい。また、収容体500は、密閉構造であってもよいし、当該収容体500の内部と外部とが連通された構造であってもよい。内部と外部とが連通された構造であれば、収容体500内に熱がこもることを抑制することが可能である。
なお、図示は省略するが、外装体本体310内においては、蓄電ユニット400の充放電を制御したり、蓄電ユニット400に対する電気の流れを遮断したりして、蓄電ユニット400を制御する制御機器も収容されている。制御機器には、例えば、回路基板、ブレーカ、制御用電源、ヒューズ、リレー、FET(Field Effect Transistor)等の半導体スイッチ、シャント抵抗、電流センサ、サーミスタ等の電気部品が含まれる。
蓄電ユニット400は、X軸方向に長尺な形状を有している。蓄電ユニット400の外装容器410内には、複数の蓄電素子と、複数の蓄電素子を電気的に接続するバスバーとが収容されている(図示省略)。また、外装容器410内には、バスバーの位置決めを行うバスバーフレーム、蓄電素子間に配置されるスペーサ、複数の蓄電素子を拘束する拘束部材(エンドプレート及びサイドプレート)等が収容されていてもよいが、これらについても図示及び説明は省略する。また、外装容器410には、バスバーを介して複数の蓄電素子に電気的に接続された一対の外部端子が設けられている。
蓄電素子は、電気を充電し、また、電気を放電することのできる二次電池(単電池)であり、より具体的には、リチウムイオン二次電池などの非水電解質二次電池である。例えば、蓄電素子は、直方体形状(角形)の容器と、一対の電極端子(正極端子及び負極端子)とを備えている。また、当該容器の内方には、正極板と負極板とセパレータとが積層されて形成された電極体(蓄電要素または発電要素ともいう)、及び、電極端子と電極体とを接続する一対の集電体(正極集電体及び負極集電体)等が配置され、また、電解液(非水電解質)が封入されている。
例えば、外装容器410内には、直方体形状(角形)の複数の蓄電素子が、容器の長側面をX軸方向に向けた状態でX軸方向に並べられて収容されている。しかし、蓄電素子の配置位置及び姿勢は、特に限定されない。例えば、蓄電素子は、容器の長側面をX軸方向に向けた状態でX軸方向及びY軸方向に複数並べられた構成でもよいし、容器の長側面をZ軸方向に向けた状態でY軸方向及びZ軸方向に複数並べられた構成等でもよい。蓄電素子の形状及び個数についても、特に限定されない。また、蓄電素子は、非水電解質二次電池には限定されず、非水電解質二次電池以外の二次電池であってもよいし、キャパシタであってもよい。蓄電素子は、二次電池ではなく、使用者が充電をしなくても蓄えられている電気を使用できる一次電池であってもよい。蓄電素子は、固体電解質を用いた電池であってもよいし、パウチタイプの電池であってもよい。
外装容器410は、蓄電ユニット400の外装体を構成する略直方体形状(箱形)の容器(モジュールケース)である。つまり、外装容器410は、複数の蓄電素子等の外方に配置され、これら蓄電素子等を所定の位置に配置し、衝撃などから保護する。外装容器410の材質は特に限定されないが、例えば、ポリカーボネート(PC)、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレン(PE)、ポリスチレン(PS)、ポリフェニレンサルファイド樹脂(PPS)、ポリフェニレンエーテル(PPE(変性PPEを含む))、ポリエチレンテレフタラート(PET)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)、テトラフルオロエチレン・パーフルオロアルキルビニルエーテル(PFA)、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、ポリエーテルサルフォン(PES)、ABS樹脂、または、それらの複合材料等の絶縁部材、または絶縁塗装をした金属等により形成されている。外装容器410は、これにより、蓄電素子等が外部の金属部材などに接触することを回避する。
なお、外装容器410の形状は、特に限定されず、直方体形状以外の多角柱形状、円柱形状、楕円柱形状、長円形柱形状等、どのような形状であってもよい。また、蓄電ユニット400は、外装容器410を有しておらず、サイドプレート及びエンドプレートで複数の蓄電素子を拘束する構成を有している等でもよい。さらに、蓄電ユニット400は、外装容器410を有しておらず、複数の蓄電素子のそれぞれが外装体300の底壁312に直接固定され、バスバーで接続された構成を有している等でもよい。
一対の外部端子は、蓄電ユニット400の外部からの電気を充電し、蓄電ユニット400の外部へ電気を放電するための蓄電ユニット400の総端子(正極外部端子及び負極外部端子)である。外部端子の材質及び形状等は特に限定されないが、外部端子は、例えば、アルミニウム、アルミニウム合金、銅、または、銅合金等で形成されて、樹脂製のカバーで覆われている。
複数の蓄電ユニット400が発した熱は、収容体500から外装体本体310に伝導されたり、一対の隔壁部316の間で対流することで外装体本体310に伝達される。例えば、複数の蓄電ユニット400の上方には、第三フィン351が配置されているために、複数の蓄電ユニット400からの熱の一部は、第三フィン351に沿いながら対流することになる。対流している熱の一部は、第三フィン351で吸収され、外装体本体310の上壁311を介して第一フィン321から外部へと放出される。また、対流している熱のその他の一部は、外装体本体310の各部で吸収されて、各第二フィン331から外部へと放出される。なお、外装体本体310において、第一フィン321及び第二フィン331以外の外表面からも放熱が行われる。
[効果の説明]
以上のように、本発明の実施の形態によれば、移動体10が備える天井壁101、つまり屋根の上方に設置される設置面を蓄電装置200の外装体300が備えているので、蓄電装置200自体を屋根上に配置することができる。これにより、移動体10の低床化を図ることができる。さらに、外装体300の外側上面311a(第一外表面)には、第一フィン321が設けられているので、蓄電装置200から発生した熱を当該第一フィン321で効果的に外部へ放出することができる。これらのことにより、移動体10の低床化を図りつつ、蓄電装置200のより高い放熱効果を得ることができる。
ここで、移動体10の屋根上は、直射日光等により放熱が妨げられるおそれがあるが、第一フィン321を覆う第一カバー部材325により遮熱効果を得ることができる。したがって、日光を起因とした第一フィン321の放熱作用の低下を抑制することができる。
移動体10が電車等のように架線から電力が供給される場合、屋根上に設置された蓄電装置200は、架線とパンタグラフ110との接触で生じる粉塵や埃にさらされる。このため、外装体300を、内外における気体、液体及び粉体の少なくとも一つの出入りを制限する閉塞構造とすることにより、粉塵や埃の侵入を抑制できる。粉塵や埃の侵入を抑制できれば、外装体300内の汚れや腐食による劣化を抑制でき、耐久性を高めることができる。
また、外装体300の外側面314aには、第二フィン331が設けられているので、第一フィン321と第二フィン331とでより効果的に、蓄電装置200が発した熱を放出することができる。さらに、第二カバー部材335が直射日光を遮ることで、第二フィン331に対する遮熱効果を得ることも可能である。このため、日光を起因とした第二フィン331の放熱作用の低下を抑制することができる。
また、外装体300の内側下面311b(第一内表面)に第三フィン351を設けることにより、蓄電装置200から発生した熱をより効果的に外部へ放出することができる。さらに、第三フィン351は、第一フィン321に対して交差する方向に延びているので、外装体300における一つの外壁(上壁311)における温度分布を均等化することができ、各蓄電素子の温度バラツキを小さくすることができる。これにより、蓄電素子個々の劣化具合のバラツキを小さくすることができる。
(変形例)
次に、蓄電装置の変形例について説明する。なお、以降の説明において上記実施の形態に係る蓄電装置200と同一の部位においては同一の符号を付してその説明を省略する場合がある。
[変形例1]
図6は、変形例1に係る蓄電装置200Aの概略構成を示す断面図である。具体的には図6は図5に対応する図である。図6に示すように、変形例1に係る蓄電装置200Aは、第一カバー部材325aが断熱材327を備えている。具体的には、第一カバー部材325aの内方に、矩形板状の断熱材327が収容されている。断熱材327は、Z軸方向視において、第一フィン321よりも大型であり、第一フィン321を全体的に覆うように配置されている。断熱材327としては、例えばウレタンフォームなどの樹脂製発泡剤等が挙げられる。
このように、第一カバー部材325aが断熱材327を備えているので、第一カバー部材325aの遮熱効果をより高めることができ、日光を起因とした第一フィン321の放熱作用の低下をより抑制することができる。
なお、断熱材327は、第一カバー部材325a内に収容されていなくとも、第一カバー部材325aの一対の主面のうち、少なくとも一方の主面に対して積層されていてもよい。
[変形例2]
図7は、変形例2に係る蓄電装置200Bの概略構成を示す断面図である。具体的には図7は図5に対応する図である。図7に示すように、変形例2に係る蓄電装置200Bは、外装体300内に一対のファン600が収容されている。具体的には、Y軸プラス方向における第二側壁314と隔壁部316との間の空間には、一方のファン600が配置されていて、Y軸マイナス方向における第二側壁314と隔壁部316との間の空間に他方のファン600が配置されている。一対のファン600は、外装体300内に強制的に気流を発生させて、各蓄電ユニット400を冷却するためのものである。このため、一対のファン600の設置箇所は、各蓄電ユニット400を効率的に冷却できる気流が発生する位置とされている。
ここで、上記実施の形態のように、外装体本体310が密閉構造である場合には、一対のファン600により発生した気流は、外装体本体310内を内気循環しながら、各蓄電ユニット400を冷却する。このとき、第三フィン351近傍では、Y軸方向に沿った気流が発生するために、Y軸方向に沿う複数の第三フィン板353で気流からの熱を効率的に吸収することが可能である。
なお、外装体本体310の内部と外部とを連通する換気口が外装体本体310に設けられている場合には、一対のファン600により発生した気流は、当該換気口から導入されて各蓄電ユニット400を冷却した後に、換気口から排出される。例えば、一対のファン600のうち、一方のファン600が吸気ファンであり、他方のファン600が排気ファンとなる。換気口には、通気防水フィルターなどのフィルターで覆われているために、水、粉塵、埃が外装体本体310内に進入することが抑制されている。この場合においても、第三フィン351近傍では、Y軸方向に沿った気流が発生するために、Y軸方向に沿う複数の第三フィン板353で気流からの熱を効率的に吸収することが可能である。特に、外装体本体310内に外気を導入するために、各蓄電ユニット400をより効率的に冷却することが可能である。
[変形例3]
図8は、変形例3に係る蓄電装置200Cの概略構成を示す断面図である。具体的には図8は図5に対応する図である。図8に示すように、変形例3に係る蓄電装置200Cは、外装体本体310の底壁312に第一フィン321cが設けられている。具体的には、第一フィン321cの第一基部322cは、底壁312の外底面に直接的に固定されている。この場合、底壁312の外底面が第一外表面の一例となる。第一フィン321cの複数の第一フィン板323cは、Y軸方向に沿って等間隔に配列されている。各第一フィン板323cは、第一基部322cからZ軸マイナス方向に突出し、X軸方向に延設された矩形板状の部位である。
ここで、変形例3に係る蓄電装置200Cでは、実施の形態に係る複数のリブ315のうち、X軸方向で最外方に位置する一対のリブ315cのみが設けられている。一対のリブ315cには、各第一フィン323cを露出させる複数の開口317が形成されている。この開口317により、一対のリブ315c内に熱が籠もることが抑制されている。また、開口317は、移動体10の進行を起因とした気流の通路となるために、この気流によって各第一フィン板323cを冷却することが可能である。
この場合、第一フィン321cの上方には、外装体本体310が配置されているので、外装体本体310により日光が遮られる。したがって、遮熱専用のカバー部材を設けなくとも、日光を起因とした第一フィン321cの放熱作用の低下を抑制することができる。
また、変形例3では、外装体本体310における底壁312の外底面を、第一フィン321cが配置される外表面の一例とした。しかしながら、外装体の外表面のうち、如何なる面を第一外表面としてもよい。
(その他)
以上、本発明の実施の形態に係る蓄電装置200について説明したが、本発明は、この実施の形態に限定されない。つまり、今回開示された実施の形態は全ての点で例示であり、本発明の範囲は、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内での全ての変更が含まれる。
例えば、上記実施の形態では、外装体本体310が鋼板から形成され、第一フィン321がアルミニウム板から形成されている場合を例示した。これは、第一フィン321よりも大型な外装体本体310においては生産性や製造コストを優先して鋼製とし、放熱性を重視する第一フィン321においてはアルミニウム製としたためである。このような優先事項を考慮しないのであれば、外装体本体310と第一フィン321とが同じ金属から形成されていてもよい。これは第二フィン331、第三フィン351においても同様である。
上記実施の形態では、第一カバー部材325が外装体本体310の上壁311に取り付けられている場合を例示したが、第一カバー部材325は、第一フィン321に取り付けられていてもよいし、移動体10の天井壁101に取り付けられていてもよい。
上記実施の形態では、第二カバー部材335が外装体本体310の第二側壁314に取り付けられている場合を例示したが、第二カバー部材335は、第二フィン331に取り付けられていてもよいし、移動体10の天井壁101に取り付けられていてもよい。
上記実施の形態では、上壁311において、第一フィン321が設置された外側上面311aの裏面(内側下面311b)に第三フィン351が設置されている場合を例示した。しかしながら、第三フィンは、第二側壁314において、第二フィン331が設置された外側面314aの裏面(第二内表面)に設けられていてもよい。この場合、第三フィンは、第二フィン331に対して交差する方向に延びるため、第二側壁314における温度分布を均等化することができる。
上記実施の形態では、複数のフィン(第一フィン321、第二フィン331及び第三フィン351)を備えた蓄電装置200を例示したが、蓄電装置200は、外装体300の外表面に少なくとも1つのフィンを備えていればよい。
上記実施の形態では、外装体300の設置面として複数のリブ315の先端面及び底壁312における各リブ315間の外底面を例示した。しかしながら、設置面は、移動体10の天井壁101の上方に設置される面であればその形態は如何様でもよい。例えば、外装体本体310に対して、移動体10との固定用に取り付けられた専用の取付部の外面も設置面に含まれる。また、設置面は全体として平坦状の面であってもよいし、曲面であってもよい。
上記実施の形態では、蓄電装置200は、複数の蓄電ユニット400を備えていることとした。しかし、蓄電装置200は、1つの蓄電ユニット400しか備えていなくてもよい。また、蓄電ユニット400は、複数の蓄電素子を有していることとしたが、1つの蓄電素子しか有していなくてもよい。さらに、蓄電装置200は、ユニット化されていない蓄電素子群を有していてもよい。
上記実施の形態では、低床化を前提とした移動体10に蓄電装置200が設置された場合を例示した。しかしながら、当該蓄電装置200は、底床化を考慮しない移動体に設置されたとしても、より高い放熱効果を得ることが可能である。
また、上記実施の形態及び上記変形例を任意に組み合わせて構築される形態も、本発明の範囲内に含まれる。
本発明は、リチウムイオン二次電池などの蓄電素子を有する蓄電装置等に適用できる。
10 移動体
100 車両本体
101 天井壁
110 パンタグラフ
200、200A、200B、200C 蓄電装置
300 外装体
310 外装体本体
311 上壁
311a 外側上面(第一外表面)
311b 内側下面(第一内表面)
312 底壁
313 第一側壁
314 第二側壁
314a 外側面(第二外表面)
315、315c リブ
316 隔壁部
317 開口
320 第一放熱部
321、321c 第一フィン
322、322c 第一基部
323、323c 第一フィン板
325、325a 第一カバー部材
326、336、361 柱部
327 断熱材
330 第二放熱部
331 第二フィン
332 第二基部
333 第二フィン板
335 第二カバー部材
351 第三フィン
352 第三基部
353 第三フィン板
360 遮光板
400 蓄電ユニット
410 外装容器
500 収容体
600 ファン

Claims (6)

  1. 移動体に設置される蓄電装置であって、
    蓄電ユニットを収容する外装体と、
    前記外装体の第一外表面に配置された第一フィンとを有し、
    前記外装体は、前記移動体が備える外壁のうち、上面側の外壁の上方に設置される設置面を有する
    蓄電装置。
  2. 前記第一フィンを覆う第一カバー部材を備える
    請求項1に記載の蓄電装置。
  3. 前記移動体は、架線から電力を供給され、
    前記外装体は、前記蓄電ユニットを覆って閉塞し、前記外装体の内外における気体、液体及び粉体の少なくとも一つの出入りを制限する閉塞構造である
    請求項1または2に記載の蓄電装置。
  4. 前記外装体は、前記第一フィンが設置された前記第一外表面とは異なる第二外表面に、第二フィン、または、第二フィン及び当該第二フィンを覆う第二カバー部材を有する
    請求項1~3のいずれか1項に記載の蓄電装置。
  5. 前記外装体は、さらに、前記第一フィンが設置された前記第一外表面の裏面である第一内表面、または、第二フィンが設置された第二外表面の裏面である第二内表面に、第三フィンを有し、
    前記第一フィンまたは前記第二フィンと、前記第三フィンとは、互いに交差する方向に延びている
    請求項1~4のいずれか1項に記載の蓄電装置。
  6. 蓄電装置を備える移動体であって、
    前記蓄電装置は、
    蓄電ユニットを収容する外装体と、
    前記外装体の第一外表面に配置された第一フィンとを有し、
    前記移動体が備える外壁のうち、上面側の外壁の上方に設置される
    移動体。
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