JP2022044369A - 電子通信装置、及び磁気ディスク装置 - Google Patents

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Abstract

Figure 2022044369000001
【課題】信頼性を向上可能な電子通信装置及び磁気ディスク装置を提供する。
【解決手段】電子通信装置(磁気ディスク装置)1は、シリアル通信で転送されるパケットデータのエラーが生じているビットデータのエラー訂正可能な上限値を変更するシステムコントローラ130を、を備える。システムコントローラは、パケットデータの信号状態に応じて上限値を変更し、信号状態がよくない場合、上限値を小さくし、パケットデータの境界の同期がとれない、且つ、前記パケットデータの境界を同期する状態に遷移しない場合、上限値を小さくし、4回連続で上限値を超えた場合にパケットデータの境界を同期する状態に遷移するステートマシンを有し、ステートマシンの各ステートにおいて、パケットデータの信号状態に応じて上限値を変更する。
【選択図】図2

Description

本発明の実施形態は、電子通信装置、及び磁気ディスク装置に関する。
電子通信装置は、他の電子通信装置とのシリアルデータ通信(以下、シリアル通信と称する場合もある)において、他の電子通信装置からデータを送信するタイミングに同期するようにデータを受信する必要がある。電子通信装置は、再送方式ではない通信において、他の電子通信装置で付加された誤り訂正符号によりエラーデータを誤り訂正することができる。電子通信装置は、他の電子通信装置とのシリアル通信において、同期不良等によりパケットデータの境界の同期がずれることがある。パケットデータの境界の同期がずれた場合、パケットデータの境界を再度確立又は再度設定するまで他の電子通信装置から転送されるパケットデータに継続的にエラーが生じることになり得る。このような場合、電子通信装置は、誤った誤り訂正を実行することで実際にはパケットデータの境界の同期がずれているにもかかわらずパケットデータの同期がとれているように扱う可能性がある。
米国特許第8638823号明細書 米国特許出願公開第2017/0331592号明細書 米国特許第8255779号明細書
本発明の実施形態が解決しようとする課題は、信頼性を向上可能な電子通信装置、及び磁気ディスク装置を提供することである。
本実施形態に係る電子通信装置は、シリアル通信で転送されるパケットデータのエラーが生じているビットデータのエラー訂正可能な上限値を変更するコントローラを、備える。
図1は、実施形態に係る通信システムの一構成例を示すブロック図である。 図2は、実施形態に係る磁気ディスク装置の構成を示すブロック図である。 図3は、HDCの一構成例を示すブロック図である。 図4は、実施形態に係る判定部の構成例を示す模式図である。 図5は、SP_PSステートマシンの構成例を示す模式図である。 図6は、実施形態に係るSP_PSステートマシンの構成例を示す模式図である。 図7は、実施形態に係るシリアル通信方法の一例を示すフローチャートである。
以下、実施の形態について図面を参照して説明する。なお、図面は、一例であって、発明の範囲を限定するものではない。
(実施形態)
図1は、実施形態に係る通信システムSYSの一構成例を示すブロック図である。
通信システムSYSは、電子通信装置(受信装置)1と、電子通信装置(送信装置)100と、を含む。受信装置1及び送信装置100は、伝送路200を介してシリアルデータ通信(以下、シリアル通信と称する場合もある)を実行する。伝送路200は、有線又は無線のネットワークである。伝送路200は、例えば、送信装置(ホスト)100及びHDC60を電気的に接続する配線である。伝送路200は、例えば、Serial Attached SCSI(SAS)(登録商標)、Serial Advanced Technology Attachment(SATA)(登録商標)、及びUniversal Serial Bus(USB)(登録商標)等の規格が適用され得る。伝送路200は、例えば、SAS Protocol Layer - 4(SPL-4)の規格が適用される。SPL-4でGen5と称される22.5Gの通信レートでデータ通信を行う際には、例えば、FEC(Forward Error Correction)と称される誤り訂正符号が採用され得る。FECでは、2Symbolまでの誤り訂正(以下、エラー訂正と称する場合もある)が可能である。送信装置100は、伝送路200を介してシリアルデータを受信装置1に送信する。送信装置100は、例えば、ホストシステム100である。受信装置1は、伝送路200を介して送信装置100から転送されたシリアルデータを受信する。受信装置1は、例えば、記録装置1である。記録装置1は、磁気ディスク装置(Hard Disk Drive:HDD)1、及びメモリ装置(Solid State Drive:SSD)1を含む。以下、受信装置1を磁気ディスク装置1として説明する。
図2は、実施形態に係る磁気ディスク装置1の構成を示すブロック図である。
磁気ディスク装置1は、後述するヘッドディスクアセンブリ(HDA)と、ドライバIC20と、ヘッドアンプ集積回路(以下、ヘッドアンプIC、又はプリアンプ)30と、揮発性メモリ70と、不揮発性メモリ80と、バッファメモリ(バッファ)90と、チップの集積回路であるシステムコントローラ130とを備える。また、磁気ディスク装置1は、送信装置(ホストシステム(ホスト))100と接続される。
HDAは、磁気ディスク(以下、ディスク)10と、スピンドルモータ(SPM)12と、ヘッド15を搭載しているアーム13と、ボイスコイルモータ(VCM)14とを有する。ディスク10は、スピンドルモータ12により回転する。アーム13及びVCM14は、アクチュエータを構成している。アクチュエータは、VCM14の駆動により、アーム13に搭載されているヘッド15をディスク10の目標位置まで移動制御する。ディスク10およびヘッド15は、2つ以上の数が設けられてもよい。
ディスク10は、その記録領域に、ユーザから利用可能な記録領域10aと、システム管理に必要な情報をライトするシステムエリア10bとが割り当てられている。
ヘッド15は、スライダを本体として、当該スライダに実装されているライトヘッド15W、及びリードヘッド15Rを備える。ライトヘッド15Wは、ディスク10上にデータをライトする。リードヘッド15Rは、ディスク10のデータトラックに記録されているデータをリードする。ヘッド15は、少なくとも1つのセクタを含むブロック単位でデータをディスク10にライトし、ブロック単位でデータをリードする。ここで、セクタは、ディスク10にライト又はディスク10からリードするデータの最小の単位のデータである。
ドライバIC20は、システムコントローラ130(詳細には、後述するMPU40)の制御に従って、SPM12およびVCM14の駆動を制御する。
ヘッドアンプIC30は、リードアンプ及びライトドライバを備えている。リードアンプは、ディスク10からリードされたリード信号を増幅して、システムコントローラ130(詳細には、後述するリード/ライト(R/W)チャネル50)に出力する。ライトドライバは、R/Wチャネル50から出力されるライトデータに応じたライト電流をヘッド15に出力する。
揮発性メモリ70は、電力供給が断たれると保存しているデータが失われる半導体メモリである。揮発性メモリ70は、磁気ディスク装置1の各部での処理に必要なデータ等を格納する。揮発性メモリ70は、例えば、DRAM(Dynamic Random Access Memory)、又はSDRAM(Synchronous Dynamic Random Access Memory)である。
不揮発性メモリ80は、電力供給が断たれても保存しているデータを記録する半導体メモリである。不揮発性メモリ80は、例えば、NOR型またはNAND型のフラッシュROM(Flash Read Only Memory :FROM)である。
バッファメモリ90は、磁気ディスク装置1と送信装置(ホスト)100との間で送受信されるデータ等を一時的に記録する半導体メモリである。なお、バッファメモリ90は、揮発性メモリ70と一体に構成されていてもよい。バッファメモリ90は、例えば、DRAM、SRAM(Static Random Access Memory)、SDRAM、FeRAM(Ferroelectric Random Access memory)、又はMRAM(Magnetoresistive Random Access Memory)等である。
システムコントローラ(コントローラ)130は、例えば、複数の素子が単一チップに集積されたSystem-on-a-Chip(SoC)と称される大規模集積回路(LSI)を用いて実現される。システムコントローラ130は、マイクロプロセッサ(MPU)40と、リード/ライト(R/W)チャネル50と、ハードディスクコントローラ(HDC)60と、を含む。システムコントローラ130は、ドライバIC20、ヘッドアンプIC30、揮発性メモリ70、不揮発性メモリ80、バッファメモリ90、及びホストシステム100に接続されている。
MPU40は、磁気ディスク装置1の各部を制御するメインコントローラである。MPU40は、ドライバIC20を介してVCM14を制御し、ヘッド15の位置決めを行なうサーボ制御を実行する。また、MPU40は、ディスク10へのデータのライト動作を制御すると共に、送信装置(ホスト)100から転送されるライトデータの保存先を選択する。MPU40は、ファームウェアに基づいて処理を実行する。MPU40は、磁気ディスク装置1の各部に接続されている。MPU40は、R/Wチャネル50、及びHDC60に接続されている。
R/Wチャネル50は、MPU40からの指示に応じて、リードデータ及びライトデータの信号処理を実行する。以下、リードデータ及びライトデータを単にデータを称する場合もある。R/Wチャネル50は、リードデータの信号品質を測定する回路、又は機能を有している。R/Wチャネル50は、ヘッドアンプIC30、MPU40、及びHDC60に接続されている。
HDC60は、MPU40からの指示に応じて、送信装置(ホスト)100とR/Wチャネル50との間のデータ転送を制御する。例えば、HDC60は、送信装置(ホスト)100から転送されるユーザデータをバッファメモリ90に一旦格納し、R/Wチャネル50に出力する。また、HDC60は、ディスク10からリードしたリードデータをバッファメモリ90に一旦格納し、送信装置(ホスト)100に出力する。HDC60は、MPU40、R/Wチャネル50、揮発性メモリ70、不揮発性メモリ80、バッファメモリ90、及び送信装置(ホスト)100に接続されている。
図3は、HDC60の一構成例を示すブロック図である。
HDC60は、通信部601、ログ部602、誤り訂正部603、及び判定部604、等を備えている。HDC60、各部、例えば、通信部601、ログ部602、誤り訂正部603、及び判定部604等を回路として備えていてもよい。また、HDC60は、各部、例えば、通信部601、ログ部602、誤り訂正部603、及び判定部604等の処理をファームウェア上で実行してもよい。
通信部601は、送信装置(ホスト)100との間のシリアル通信によるデータの転送を制御する。例えば、通信部601は、送信装置(ホスト)100と再送方式ではないシリアル通信でデータを送受信する。通信部601は、伝送路200を介して送信装置(ホスト)100とのパケット(又はフレーム)単位のデータ(以下、パケットデータと称する場合もある)PDの送受信を制御する。パケットデータPDは、所定の数(若しくは、容量)、例えば、ビット(Bit)数のデータDTGと、誤り訂正符号ECとを含む。なお、誤り訂正符号ECは、ユーザデータ等に相当するパケットデータPDとは異なるパケットデータとして所定の数(以下、パケット数と称する場合もある)のパケットデータPDが転送される毎に送信装置(ホスト)100からHDC60に転送されてもよい。パケットデータPDは、パケットデータの境界を示すデータ(以下、境界データと称する場合もある)を含んでいてもよい。境界データは、ユーザデータ等に相当するパケットデータPD及び誤り訂正符号ECに相当するパケットデータとは異なるパケットデータとして所定のパケット数のパケットデータが転送される毎に送信装置(ホスト)100からHDC60に転送されてもよい。誤り訂正符号ECは、例えば、前方誤り訂正符号(Forward Error Correction:FEC)を含む。
ログ部602は、エラーデータ、例えば、エラーが生じているビット(Bit)単位のデータ(以下、ビットデータと称する場合もある)の位置(若しくは、番号)、エラーデータの数、例えば、ビット数、及びエラーの内容の情報(以下、エラー情報と称する場合もある)等を所定の記録領域(以下、ログ領域と称する場合もある)LAにログ(若しくは、記録)する。例えば、ログ部602は、所定のパケットデータPDにおけるエラーデータの位置(若しくは、番号)、所定のパケットデータPDにおけるエラーデータの数、例えば、ビット数、及び所定のパケットデータPDにおけるエラー情報等をログ領域LAにログする。なお、“ログする”ことは、“所定のデータをロギングする”ことなどを含む。“ログする”ことは、“所定のパケットデータPDにおけるエラーデータの数、例えば、ビット数をカウントアップする”ことなどを含んでもよい。以下、“ログ領域LAに所定のデータをログすること”を単に“ログ”又は“ログ処理”と称する場合もある。図3に示した例では、ログ領域LAは、バッファメモリ90に含まれている。なお、ログ領域LAは、揮発性メモリ70、不揮発性メモリ80、又はログ部602等に含まれていてもよい。
誤り訂正部603は、誤り訂正(エラー訂正)処理を実行する。誤り訂正部603は、各パケットデータPDに対応する各誤り訂正符号ECに基づいて各パケットデータPDの所定の数又は容量(以下、有効閾値と称する場合もある)以下のエラーデータの誤り訂正を実行できる。例えば、誤り訂正部603は、送信装置(ホスト)100から転送されるパケットデータPDの境界に同期不良等によるずれが生じている場合、境界がずれたパケットデータPDを誤って誤り訂正する可能性がある。有効閾値は、例えば、誤り訂正部603で訂正可能なエラーデータの上限値(又は、最大数)に対応する。有効閾値は、例えば、設定された初期値として誤り訂正符号ECに基づいて訂正可能なエラーデータの上限値に設定され得る。なお、有効閾値は、初期値以下であってもよいし、初期値よりも小さくてもよい。有効閾値は、初期値以上であってもよいし、初期値よりも大きくてもよい。例えば、有効閾値は、PL-4でGen5と称される22.5Gの通信レートでデータ通信を行う際のFECでは初期値として2Symbolに設定され得る。有効閾値は、2Symbol以下であってもよいし、2Symbolよりも小さくてもよい。また、有効閾値は、2Symbol以上であってもよいし、2Symbolより大きくてもよい。
判定部604は、送信装置(ホスト)100からHDC60に転送されるパケットデータPDの境界を確立(設定又は確定)する。判定部604は、パケットデータPDの境界を同期する、又はパケットデータPDの境界の同期をとる。なお、判定部604は、境界データに基づいて、送信装置(ホスト)100から転送されるパケットデータPDの境界を確立(設定又は確定)してもよい。
判定部604は、送信装置(ホスト)100から転送されるパケットデータPD毎にエラーデータ、例えば、エラーが生じているビットデータを検出し、パケットデータPD毎にエラーデータをカウントする。
判定部604は、パケットデータPD毎に、エラーデータがない、又は僅かにエラーデータを含むパケットデータPD(以下、有効なパケットデータと称する場合もある)であるか訂正不可能なエラーデータを含むパケットデータPD(以下、無効なパケットデータと称する場合もある)であるかを判定する。例えば、判定部604は、各パケットデータPDのエラーデータの数、例えば、ビット数に基づいて、有効なパケットデータであるか無効なパケットデータであるかを判定する。
一例では、判定部604は、所定のパケットデータPDにおいてエラーデータがない、又は所定のパケットデータPDにおいて有効閾値以下のエラーデータを検出した場合に、このパケットデータPDを有効なパケットデータPDであると判定する。
一例では、判定部604は、所定のパケットデータPDにおいて有効閾値よりも多くのエラーデータを検出した場合に、このパケットデータPDを無効なパケットデータPDであると判定する。
判定部604は、有効なパケットデータが連続している場合、送信装置(ホスト)100から転送されるパケットデータPDの境界が同期され、パケットデータPDの境界にずれが生じていないと判定し得る。例えば、判定部604は、連続する複数のパケットデータPDが有効なパケットデータであると判定した場合、送信装置(ホスト)100から転送されるパケットデータPDの境界にずれが生じていないと判定する。判定部604は、無効なパケットデータが連続した場合、送信装置(ホスト)100から転送されるパケットデータPDの境界に同期不良等によるずれが生じていると判定し得る。例えば、判定部604は、連続する複数のパケットデータPDが無効なパケットデータであると判定した場合、送信装置(ホスト)100から転送されるパケットデータPDの境界にずれが生じていると判定する。
判定部604は、パケットデータPDの境界にずれが生じていない、つまり、パケットデータPDの境界を同期することに成功したと判定した場合、パケットデータPDの境界を設定して、例えば、送信装置(ホスト)100との通信を実行する状態に遷移する。
判定部604は、パケットデータPDの境界にずれが生じている、つまり、パケットデータPDの境界を同期することに失敗したと判定した場合、パケットデータPDの境界を同期する状態に遷移する。言い換えると、判定部604は、パケットデータPDの境界にずれが生じていると判定した場合、通信を一旦停止してパケットデータPDの境界を再度同期(再度確立又は再度設定)する。
例えば、同期していない境界がずれたパケットデータPD、つまり、無効なパケットデータPDに誤った誤り訂正を実行した場合、判定部604は、この誤った誤り訂正をした無効なパケットデータPDを有効なパケットデータPDであると判定し、パケットデータPDの境界が同期していると判定して送信装置(ホスト)100と通信を実行する状態に遷移する可能性がある。このように誤った誤り訂正を実行した無効なパケットデータPDを有効なパケットデータPDであると誤って判定した場合、判定部604は、誤った誤り訂正を実行した無効なパケットデータPDの境界を再度同期(再度確立又は再度設定)する状態に遷移させるまでに長い時間を要する可能性がある。
判定部604は、例えば、phy layer SPL packet synchronization(SP_PS)ステートマシン(state machine)を含む。判定部604は、HDD I/Fで使用されているSPL-4において、SP_PSステートマシンを用いてパケットデータPDの境界の同期をハンドリングで実行し得る。SP_PSステートマシンは、ステート(state)、例えば、SP_PS0:AcquireSync、SP_PS1:Valid1、SP_PS2:SyncAcquired、SP_PS3:Lost1、SP_PS4:LostRecovered、SP_PS5:Lost2、及びSP_PS6:Lost3を有する。例えば、SP_PSステートマシンは、SP_PS1:Valid1の状態である際に、有効なパケットデータ、無効なパケットデータ、無効なパケットデータ、有効なパケットデータ、無効なパケットデータ、有効なパケットデータ、及び有効なパケットデータの順に受信した場合、SP_PS2:SyncAcquired、SP_PS3:Lost1、SP_PS5:Lost2、SP_PS4:LostRecovered、SP_PS3:Lost1、PS4:LostRecovered、及びSP_PS2:SyncAcquiredの順番で遷移し得る。
判定部604は、通信品質が正常であるか正常でないかを判定する。判定部604は、各パケットデータPDのエラーデータの数に基づいて、通信品質が正常であるか正常でないかを判定する。例えば、判定部604は、所定のパケットデータPDのエラーデータの数が有効閾値以下であると判定した場合、つまり、所定のパケットデータPDが有効なパケットデータPDであると判定した場合、パケットデータPDの通信品質が正常であると判定し得る。判定部604は、所定のパケットデータPDのエラーデータの数が有効閾値よりも大きいと判定した場合、つまり、所定のパケットデータPDが無効なパケットデータPDであると判定した場合、パケットデータPDの通信品質が正常ではない判定し得る。
判定部604は、有効閾値を設定又は変更する。判定部604は、送信装置(ホスト)100との通信状態、パケットデータPDの信号状態、又はパケットデータPDの境界の同期の確立状態に応じて、有効閾値を任意に変更する。判定部604は、送信装置(ホスト)100との通信状態、パケットデータPDの信号状態、又はパケットデータPDの境界の同期の確立状態に応じて、パケットデータPDの境界を再度同期(再度確立又は再度設定)する状態に遷移する時間を短縮するために、有効閾値を小さくする。例えば、判定部604は、送信装置(ホスト)100との通信状態、パケットデータPDの信号状態、又はパケットデータPDの境界の同期の確立状態に応じて、有効閾値を初期値よりも小さくする。判定部604は、送信装置(ホスト)100との通信状態、パケットデータPDの信号状態、又はパケットデータPDの境界の同期の確立状態に応じて、パケットデータPDの境界を再度同期(再度確立又は再度設定)する状態に遷移する時間を短縮するために、有効閾値以下にする。例えば、判定部604は、送信装置(ホスト)100との通信状態、パケットデータPDの信号状態、又はパケットデータPDの境界の同期の確立状態に応じて、有効閾値を初期値以下にする。なお、判定部604は、送信装置100との通信状態、パケットデータPDの信号状態、又はパケットデータPDの境界の同期の確立状態に応じて、有効閾値を初期値よりも大きくしてもよい。
例えば、判定部604は、送信装置100との通信状態、パケットデータPDの信号状態、又はパケットデータPDの境界の同期の確立状態に応じて、SP_PSステートマシンの各ステート(state)において、有効閾値を変更する。また、例えば、また、判定部604は、送信装置100との通信状態、パケットデータPDの信号状態、又はパケットデータPDの境界の同期の確立状態に応じて、SP_PSステートマシンの一部のステートにおいて、有効閾値を変更する。
判定部604は、送信装置100との通信状態、パケットデータPDの信号状態、又はパケットデータPDの境界の同期の確立状態に応じて、SP_PSステートマシンの各ステートにおいて、有効閾値を小さくし、SP_PSステートマシンの一部のステートで、有効閾値を小さくしてもよい。判定部604は、送信装置100との通信状態、パケットデータPDの信号状態、又はパケットデータPDの境界の同期の確立状態に応じて、SP_PSステートマシンの各ステートにおいて、有効閾値を初期値よりも小さくし、SP_PSステートマシンの一部のステートで、有効閾値を初期値よりも小さくしてもよい。半径部604は、送信装置100との通信状態、パケットデータPDの信号状態、又はパケットデータPDの境界の同期の確立状態に応じて、SP_PSステートマシンの各ステートにおいて、有効閾値を初期値よりも小さくし、SP_PSステートマシンの一部のステートで、有効閾値を初期値よりも小さくしてもよい。判定部604は、送信装置100との通信状態、パケットデータPDの信号状態、又はパケットデータPDの境界の同期の確立状態に応じて、SP_PSステートマシンの各ステートにおいて、有効閾値を初期値以下にし、SP_PSステートマシンの一部のステートで、有効閾値を初期値以下にしてもよい。
判定部604は、パケットデータPDの信号状態(送信装置100との通信状態、又はパケットデータPDの境界の同期の確立状態)がよくない、例えば、パケットデータPDの境界の同期がとれずに送信装置(ホスト)100との通信が実行されない、且つパケットデータPDの境界を再度同期する状態に遷移しない場合、SP_PSステートマシンの各ステートにおいて、有効閾値を小さくする。例えば、判定部604は、パケットデータPDの境界の同期がとれずに送信装置(ホスト)100との通信が実行されない、且つパケットデータPDの境界を再度同期する状態に遷移しない場合、SP_PSステートマシンの各ステートにおいて、有効閾値を初期値よりも小さくする。
判定部604は、パケットデータPDの信号状態(送信装置100との通信状態、又はパケットデータPDの境界の同期の確立状態)がよくない、例えば、パケットデータPDの境界の同期がとれずに送信装置(ホスト)100との通信が実行されない場合、SP_PSステートマシンの各ステートにおいて、有効閾値を小さくする。判定部604は、パケットデータPDの境界の同期がとれずに送信装置(ホスト)100との通信が実行されない場合、SP_PSステートマシンの各ステートにおいて、有効閾値を初期値よりも小さくする。
判定部604は、パケットデータPDの信号状態(送信装置100との通信状態、又はパケットデータPDの境界の同期の確立状態)がよくない、例えば、パケットデータPDの境界を再度同期する状態に遷移しない場合、SP_PSステートマシンの各ステートにおいて、有効閾値を小さくする。判定部604は、パケットデータPDの境界を再度同期する状態に遷移しない場合、SP_PSステートマシンの各ステートにおいて、有効閾値を初期値小さくする。
なお、判定部604は、送信装置100との通信状態、パケットデータPDの信号状態、又はパケットデータPDの境界の同期の確立状態に応じて、SP_PSステートマシンの各ステートにおいて、有効閾値を大きくしてもよいし、SP_PSステートマシンの一部のステートで、有効閾値を大きくしてもよい。また、判定部604は、送信装置100との通信状態、パケットデータPDの信号状態、又はパケットデータPDの境界の同期の確立状態に応じて、SP_PSステートマシンの各ステートにおいて、有効閾値を初期値よりも大きくしてもよいし、SP_PSステートマシンの一部のステートで、有効閾値を初期値よりも大きくしてもよい。判定部604は、パケットデータPDの信号状態(送信装置100との通信状態、又はパケットデータPDの境界の同期の確立状態)がよい場合、SP_PSステートマシンの各ステートにおいて、有効閾値を大きくしてもよいし、SP_PSステートマシンの一部のステートにおいて、有効閾値を大きくしてもよい。判定部604は、パケットデータPDの信号状態(送信装置100との通信状態、又はパケットデータPDの境界の同期の確立状態)がよい場合、SP_PSステートマシンの各ステートにおいて、有効閾値を初期値よりも大きくしてもよいし、SP_PSステートマシンの一部のステートにおいて、有効閾値よりも大きくしてもよい。判定部604は、パケットデータPDの信号状態(送信装置100との通信状態、又はパケットデータPDの境界の同期の確立状態)がよい場合、SP_PSステートマシンの各ステートにおいて、有効閾値を維持してもよいし(変更しなくてもよいし)、SP_PSステートマシンの一部のステートにおいて、有効閾値を維持してもよい(変更しなくてもよい)。
図4は、本実施形態に係る判定部604の構成例を示す模式図である。
図4に示した例では、判定部604は、パケットデータPDが入力された場合、パケットデータPDのエラーデータを検出し、検出したエラーデータの数を出力する。判定部604は、SP_PSステートマシンの各ステートにおいて、パケットデータPDが入力された場合、パケットデータPDのエラーデータを検出し、検出したエラーデータの数を出力する。判定部604は、エラーデータの数が有効閾値以下である場合、このパケットデータPDを境界の同期がとれている有効なパケットデータPDであると判定する。判定部604は、SP_PSステートマシンの各ステートにおいて、エラーデータの数が有効閾値以下である場合、このパケットデータPDを境界の同期がとれている有効なパケットデータPDであると判定する。判定部604は、このエラーデータの数が有効閾値よりも多い場合、このパケットデータPDを境界の同期がとれていない無効なパケットデータPDであると判定する。判定部604は、SP_PSステートマシンの各ステートにおいて、このエラーデータの数が有効閾値よりも多い場合、このパケットデータPDを境界の同期がとれていない無効なパケットデータPDであると判定する。
図5は、SP_PSステートマシンSTMの構成例を示す模式図である。図5では、SP_PSステートマシンSTMは、ステート(SP_PS0 AcquireSync)300と、ステート(SP_PS1 Valid1)301と、ステート(SP_PS2 SyncAcquired)302と、ステート(SP_PS3 Lost1)303と、ステート(SP_PS4 LostRecovered304と、ステート(SP_PS5 Lost2)305と、ステート(SP_PS6 Lost3)306と、を有する。図5において、SP_PSステートマシンSTMは、各ステートにおいて、初期値として有効閾値TH=2(Symbol)に設定している。つまり、図5において、SP_PSステートマシンSTMは、各ステート、例えば、ステート301乃至306において、2(Symbol)までのエラーデータをエラー訂正することができる。図5において、破線は、SP_PSステートマシンSTMが有効なパケットデータPDであると判定した場合に遷移する方向を示し、実線は、SP_PSステートマシンSTMが無効なパケットデータPDであると判定した場合に遷移する方向を示している。
図5に示した例では、SP_PSステートマシンSTMは、有効なパケットデータPDであり、パケットデータPDの境界の同期がとれていると判定して送信装置(ホスト)100と通信を実行している場合、パケットデータPDの境界の同期がとれて送信装置(ホスト)100との通信を実行するステート(SP_PS2:SyncAcquired)302である。
SP_PSステートマシンSTMは、ステート302において、無効なパケットデータPDであり、パケットデータPDの境界の同期がとれていないと判定した場合、パケットデータPDの同期がとれていないステート(SP_PS3:Lost1)に遷移する。SP_PSステートマシンSTMは、無効なパケットデータPDであり、パケットデータPDの境界の同期がとれていないという判定を4回連続した場合、パケットデータPDの境界を再度同期(再度確立又は再度設定)するためのステート(SP_PS0:AcquireSync)300に遷移する。例えば、SP_PSステートマシンSTMは、ステート302において、無効なパケットデータPDであり、パケットデータPDの境界の同期がとれていないという判定を4回連続した場合、パケットデータPDの同期がとれていないステート(SP_PS3:Lost1)303、ステート(SP_PS5:Lost2)305、及びステート(SP_PS6:Lost3)306に記載の順番で遷移し、ステート300に遷移する。SP_PSステートマシンSTMは、ステート303において、無効なパケットデータPDであり、パケットデータPDの境界の同期がとれていないと判定した場合、ステート305に遷移する。SP_PSステートマシンSTMは、ステート305において、信号品質が良くないために無効なパケットデータPDであり、パケットデータPDの境界の同期がとれていないと判定した場合、ステート306に遷移する。
SP_PSステートマシンSTMは、ステート305において、誤った誤り訂正を実行して無効なパケットデータPDの境界の同期がとれていると誤って判定した場合、ステート(SP_PS4:LostRecovered)304に遷移し得る。誤った判定をしてステート304に遷移した後に、SP_PSステートマシンSTMは、ステート304において、パケットデータPDの境界の同期がとれていると判定した場合、ステート302に遷移し得る。SP_PSステートマシンSTMは、誤った判定をしてステート304及びステート302に遷移した場合、無効なパケットデータPDであり、パケットデータPDの同期がとれていないと判定をして、ステート303、305、及び306を遷移して、パケットデータPDの境界を再度同期(再度確立又は再度設定)するためのステート300に遷移するまでに時間を要する。SASプロトコルのSPLで採用されているFECでは、ビットずれなどが発生し、入力されるビット列がパケットデータPDの境界とはことなるデータパターンになると、約4割の確率で誤った誤り訂正が発生する可能性があるため、前述したようにパケットデータPDの境界を再度同期(再度確立又は再度設定)するステート300に遷移するまでに時間を要する可能性がある。そのため、有効閾値を小さくして、パケットデータPDの境界の同期がとれていないと判定し易くすることにより、パケットデータPDの境界を再度同期(再度確立又は再度設定)するステート300に遷移するまでの時間を短縮できる。また、有効閾値を小さくしてパケットデータPDの境界の同期がとれていないと判定し易くすることにより、誤った誤り訂正が発生する確率を低下させることもできる。
図6は、本実施形態に係るSP_PSステートマシンSTMの構成例を示す模式図である。図6は、図5の一部に対応している。図6において、SP_PSステートマシンSTMは、各ステートにおいて、初期値として有効閾値TH=2(Symbol)に設定している。
図6に示した例では、SP_PSステートマシンSTMは、送信装置(ホスト)100との通信状態、パケットデータPDの信号状態、又はパケットデータPDの境界の同期の確立状態に応じて、ステート303において有効閾値THを2Symbolから0Symbolに変更する。例えば、SP_PSステートマシンSTMは、パケットデータPDの信号状態(送信装置(ホスト)100との通信状態、又はパケットデータPDの境界の同期の確立状態)がよくない場合、ステート303において有効閾値THを2Symbolから0Symbolに変更する。ステート303において有効閾値THを2Symbolから0Symbolに変更した場合、ステートマシンSTMは、パケットデータPDのエラーデータの数が2Symbolである際に、無効なパケットデータPDでありこのパケットデータPDの境界の同期がとれていないと判定して、ステート305に遷移する。
SP_PSステートマシンSTMは、送信装置(ホスト)100との通信状態、パケットデータPDの信号状態、又はパケットデータPDの境界の同期の確立状態に応じて、ステート304において有効閾値THを2Symbolから1Symbolに変更する。例えば、SP_PSステートマシンSTMは、パケットデータPDの信号状態(送信装置(ホスト)100との通信状態、又はパケットデータPDの境界の同期の確立状態)がよくない場合、ステート304において有効閾値THを2Symbolから1Symbolに変更する。ステート304において有効閾値THを2Symbolから1Symbolに変更した場合、ステートマシンSTMは、パケットデータPDのエラーデータの数が2Symbolである際に、無効なパケットデータPDでありこのパケットデータPDの境界の同期がとれていないと判定して、ステート303に遷移する。
SP_PSステートマシンSTMは、送信装置(ホスト)100との通信状態、パケットデータPDの信号状態、又はパケットデータPDの境界の同期の確立状態に応じて、ステート305において有効閾値THを2Symbolから0Symbolに変更する。例えば、SP_PSステートマシンSTMは、パケットデータPDの信号状態(送信装置(ホスト)100との通信状態、又はパケットデータPDの境界の同期の確立状態)がよくない場合、ステート305において有効閾値THを2Symbolから0Symbolに変更する。ステート305において有効閾値THを2Symbolから0Symbolに変更した場合、ステートマシンSTMは、パケットデータPDのエラーデータの数が2Symbolである際に、無効なパケットデータPDでありこのパケットデータPDの境界の同期がとれていないと判定して、ステート306に遷移する。
SP_PSステートマシンSTMは、送信装置(ホスト)100との通信状態、パケットデータPDの信号状態、又はパケットデータPDの境界の同期の確立状態に応じて、ステート306において有効閾値THを2Symbolから0Symbolに変更する。例えば、SP_PSステートマシンSTMは、パケットデータPDの信号状態(送信装置(ホスト)100との通信状態、又はパケットデータPDの境界の同期の確立状態)がよくない場合、ステート306において有効閾値THを2Symbolから0Symbolに変更する。ステート306において有効閾値THを2Symbolから0Symbolに変更した場合、ステートマシンSTMは、パケットデータPDのエラーデータの数が2Symbolである際に、無効なパケットデータPDでありこのパケットデータPDの境界の同期がとれていないと判定して、パケットデータPDの境界を再度同期するために、ステート(Sync Lost : SP_ReSync)に遷移して、ステート(SP_PS0:AcquiewSync)ステート300に遷移する。
図7は、本実施形態に係るシリアル通信方法の一例を示すフローチャートである。
システムコントローラ130は、パケットデータPDの信号状態(送信装置(ホスト)100との通信状態、又はパケットデータPDの境界の同期の確立状態)がよくないかよいかを判定する(B701)。パケットデータPDの信号状態(送信装置(ホスト)100との通信状態、又はパケットデータPDの境界の同期の確立状態)がよいと判定した場合(B701のNO)、システムコントローラ130は、処理を終了する。例えば、送信装置(ホスト)100との通信が実行されている、又は送信装置(ホスト)100から転送されるパケットデータPDの境界を再度同期(再度確立又は再度設定)する状態に時間を要さずに遷移すると判定した場合、システムコントローラ130は、パケットデータPDの信号状態(送信装置(ホスト)100との通信状態、又はパケットデータPDの境界の同期の確立状態)がよいと判定して、処理を終了する。パケットデータPDの信号状態(送信装置(ホスト)100との通信状態、又はパケットデータPDの境界の同期の確立状態)がよくないと判定した場合(B701のYES)、システムコントローラ130は、有効閾値を変更し(B702)、処理を終了する。例えば、送信装置(ホスト)100との通信が実行されていない、又は送信装置(ホスト)100から転送されたパケットデータPDの境界を再度同期する状態に遷移するまで時間を要すると判定した場合、システムコントローラ130は、パケットデータPDの信号状態(送信装置(ホスト)100との通信状態、又はパケットデータPDの境界の同期の確立状態)がよくないと判定して、有効閾値を初期値よりも小さくし、処理を終了する。
本実施形態によれば、電子通信装置(磁気ディスク装置)1は、SP_PSステートマシンSTMを有する。電子通信装置1は、SP_PSステートマシンSTMの各ステートにおいて、送信装置(ホスト)100との通信状態、パケットデータPDの信号状態、又はパケットデータPDの境界の同期の確立状態に応じて、有効閾値を変更する。電子通信装置1は、各ステートにおいて、パケットデータPDの信号状態(送信装置(ホスト)100との通信状態、又はパケットデータPDの境界の同期の確立状態)がよくないと判定した場合、有効閾値を小さくする。例えば、電子通信装置1は、各ステートにおいて、パケットデータPDの信号状態(送信装置(ホスト)100との通信状態、又はパケットデータPDの境界の同期の確立状態)がよくないと判定した場合、有効閾値を初期値よりも小さくする。電子通信装置1は、送信装置(ホスト)100との通信状態、パケットデータPDの信号状態、又はパケットデータPDの境界の同期の確立状態に応じて有効閾値を小さくすることで、パケットデータPDの境界を再度同期させる状態までの時間を短縮することができる。また、電子通信装置1は、送信装置(ホスト)100との通信状態、パケットデータPDの信号状態、又はパケットデータPDの境界の同期の確立状態に応じて有効閾値を小さくすることで、誤った誤り訂正を実行する確率を低減させることができる。そのため、電子通信装置1は、信頼性を向上することが可能である。
いくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
本明細書にて開示した構成から得られる磁気ディスク装置、及び情報管理方法の一例を以下に付記する。
(1)
シリアル通信で転送されるパケットデータのエラーが生じているビットデータのエラー訂正可能な上限値を変更するコントローラを、備える電子通信装置。
(2)
前記コントローラは、前記パケットデータの信号状態に応じて前記上限値を変更する、(1)に記載の電子通信装置。
(3)
前記コントローラは、前記信号状態がよくない場合、前記上限値を小さくする、(2)に記載の電子通信装置。
(4)
前記コントローラは、前記パケットデータの境界の同期がとれない、且つ前記パケットデータの境界を同期する状態に遷移しない場合、前記上限値を小さくする、(3)に記載の電子通信装置。
(5)
前記コントローラは、4回連続で前記上限値を超えた場合に前記パケットデータの境界を同期する状態に遷移するステートマシンを有し、前記ステートマシンの各ステートにおいて、前記パケットデータの信号状態に応じて前記上限値を変更する、(1)に記載の電子通信装置。
(6)
前記コントローラは、前記各ステートにおいて、前記パケットデータの信号状態がよくない場合、前記上限値を小さくする、(5)に記載の電子通信装置。
(7)
ディスクと、
前記ディスクに対してデータをライトし、前記ディスクからデータをリードするヘッドと、
シリアル通信で転送されるパケットデータのエラーが生じているビットデータのエラー訂正可能な上限値を変更するコントローラと、を備える磁気ディスク装置。
(8)
前記コントローラは、SAS Protocol Layer 4に対応するステートマシンを有し、前記ステートマシンの各ステートにおいて、前記パケットデータの信号状態に応じて前記上限値を変更する、(7)に記載の磁気ディスク装置。
(9)
前記コントローラは、前記各ステートにおいて、前記パケットの信号状態がよくない場合、前記上限値を小さくする、(8)に記載の磁気ディスク装置。
(10)
電子通信装置に適用されるシリアル通信方法であって、
シリアル通信で転送されるパケットデータのエラーが生じているビットデータのエラー訂正可能な上限値を変更する、シリアル通信方法。
1…電子通信装置(受信装置、磁気ディスク装置)、10…磁気ディスク、10a…記録領域、10b…システムエリア、12…スピンドルモータ(SPM)、13…アーム、14…ボイスコイルモータ(VCM)、15…ヘッド、15W…ライトヘッド、15R…リードヘッド、20…ドライバIC、30…ヘッドアンプIC、40…マイクロプロセッサ(MPU)、50…リード/ライト(R/W)チャネル、60…ハードディスクコントローラ(HDC)、70…揮発性メモリ、80…不揮発性メモリ、90…バッファメモリ、100…電子通信装置(送信装置、ホストシステム)、130…システムコントローラ、200…伝送路、SYS…通信システム。

Claims (9)

  1. シリアル通信で転送されるパケットデータのエラーが生じているビットデータのエラー訂正可能な上限値を変更するコントローラを、備える電子通信装置。
  2. 前記コントローラは、前記パケットデータの信号状態に応じて前記上限値を変更する、請求項1に記載の電子通信装置。
  3. 前記コントローラは、前記信号状態がよくない場合、前記上限値を小さくする、請求項2に記載の電子通信装置。
  4. 前記コントローラは、前記パケットデータの境界の同期がとれない、且つ前記パケットデータの境界を同期する状態に遷移しない場合、前記上限値を小さくする、請求項3に記載の電子通信装置。
  5. 前記コントローラは、4回連続で前記上限値を超えた場合に前記パケットデータの境界を同期する状態に遷移するステートマシンを有し、前記ステートマシンの各ステートにおいて、前記パケットデータの信号状態に応じて前記上限値を変更する、請求項1に記載の電子通信装置。
  6. 前記コントローラは、前記各ステートにおいて、前記パケットデータの信号状態がよくない場合、前記上限値を小さくする、請求項5に記載の電子通信装置。
  7. ディスクと、
    前記ディスクに対してデータをライトし、前記ディスクからデータをリードするヘッドと、
    シリアル通信で転送されるパケットデータのエラーが生じているビットデータのエラー訂正可能な上限値を変更するコントローラと、を備える磁気ディスク装置。
  8. 前記コントローラは、SAS Protocol Layer 4に対応するステートマシンを有し、前記ステートマシンの各ステートにおいて、前記パケットデータの信号状態に応じて前記上限値を変更する、請求項7に記載の磁気ディスク装置。
  9. 前記コントローラは、前記各ステートにおいて、前記パケットデータの信号状態がよくない場合、前記上限値を小さくする、請求項8に記載の磁気ディスク装置。
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