JP2022043641A - Processing device - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、加工装置に関する。 The present invention relates to a processing apparatus.
従来、回転工具と該回転工具の外周に設けられた加工工具と回転工具を回転自在に支持する主軸頭とを備えた加工装置であって、主軸頭を回転工具の回転軸と垂直な方向に移動させる駆動部と、回転軸に垂直な平面における主軸頭の位置を測定する位置センサと、主軸頭の位置に基づいて加工工具を回転工具の回転軸に垂直な方向に移動させるように駆動部を制御する制御部と、を備えたものが公知である(例えば、特許文献1を参照)。 Conventionally, it is a machining apparatus provided with a rotary tool, a machining tool provided on the outer periphery of the rotary tool, and a spindle head that rotatably supports the rotary tool, and the spindle head is oriented in a direction perpendicular to the rotary axis of the rotary tool. The drive unit to be moved, the position sensor that measures the position of the spindle head in the plane perpendicular to the rotation axis, and the drive unit that moves the machining tool in the direction perpendicular to the rotation axis of the rotation tool based on the position of the spindle head. A control unit that controls the above-mentioned is known (see, for example, Patent Document 1).
上記特許文献1に記載された技術においては、駆動部は主軸頭のケースに対向配置されていることから、対向配置された一方の駆動部が主軸頭を押す動作を行う場合、他方の駆動部は主軸頭を引く動作を行う。これら押す動作と引く動作を正確に行うためには、双方の駆動部により主軸頭に予め適正な与圧がかけられている状態が必要である。また、主軸頭の位置を正確に制御するためには、これら対向配置された一対の駆動部の動きを完全に同期させる必要がある。しかし、主軸頭が動く速度が高くなると、一対の駆動部の動きを同期させることは困難になり、一対の駆動部の軸頭ケースに対する追従性が低下する。したがって、特許文献1に記載された技術には、特に高速駆動の観点から改善の余地がある。
In the technique described in
また、上記特許文献1に記載された技術においては、回転工具が回転すると、回転工具を回動可能に支持する主軸頭の内部のベアリングが摩擦により発熱し、主軸頭のケースに熱膨張が発生する。この際、駆動部は主軸頭のケースに対向配置され、主軸頭のケースと接触して主軸頭を移動させるため、主軸頭のケースに熱膨張が発生すると駆動部のケースに対する与圧が増加し、駆動部がケースを移動させる際の挙動が変化する。これにより、双方の駆動部が押す動作と引く動作を正確に行うことができなくなるため、主軸頭の位置決め精度が低下し、結果として加工精度が低下する問題がある。
Further, in the technique described in
また、上記特許文献1に記載された技術においては、主軸頭のケースに位置センサが近接して主軸頭の位置を検出しているため、主軸頭のケースに熱膨張が発生すると位置センサの検出値に熱膨張に起因する誤差が含まれることになる。このため、位置センサの検出値に基づいて主軸頭の位置を正確に制御することが困難となり、この結果、加工精度が低下する問題がある。
Further, in the technique described in
そこで、本発明は、高速駆動が可能であり、且つ熱膨張に起因する加工精度の低下を抑制することが可能な加工装置を提供することを目的とする。 Therefore, an object of the present invention is to provide a processing apparatus capable of high-speed driving and suppressing a decrease in processing accuracy due to thermal expansion.
本開示の要旨は以下のとおりである。 The gist of this disclosure is as follows.
(1) 回転工具と、
回転工具の外周に設けられ、被加工材を加工する加工工具と、
回転工具を回転させる主軸と、
主軸および回転工具を回転自在に支持する主軸頭と、
被加工材に対する相対的な位置が物理的に固定されたベース部と、
主軸頭の周囲に回転工具の回転軸と垂直な方向に延在し、主軸頭に対して固定された板状部材と、
一端がベース部に固定されるとともに他端が板状部材に固定され、板状部材および主軸頭を回転工具の回転軸と垂直な方向に移動させる駆動部と、
回転軸を中心とする加工工具の回転角度に基づいて加工工具を回転軸に垂直な方向に移動させるように駆動部を制御する制御部と、
を備える、加工装置。
(1) Rotating tools and
A processing tool provided on the outer circumference of the rotary tool to process the work material,
The spindle that rotates the rotary tool and
A spindle head that rotatably supports the spindle and rotary tools,
The base part where the relative position with respect to the work material is physically fixed, and
A plate-shaped member that extends around the spindle head in a direction perpendicular to the rotation axis of the rotary tool and is fixed to the spindle head.
A drive unit in which one end is fixed to the base and the other end is fixed to the plate-shaped member to move the plate-shaped member and the spindle head in a direction perpendicular to the rotation axis of the rotary tool.
A control unit that controls the drive unit to move the machining tool in the direction perpendicular to the rotation axis based on the rotation angle of the machining tool centered on the rotation axis.
Equipped with processing equipment.
本発明によれば、高速駆動が可能であり、且つ熱膨張に起因する加工精度の低下を抑制することが可能な加工装置を提供することが可能になるという効果を奏する。 According to the present invention, it is possible to provide a processing apparatus capable of high-speed driving and suppressing a decrease in processing accuracy due to thermal expansion.
以下、本発明に係る幾つかの実施形態について図を参照しながら説明する。しかしながら、これらの説明は、本発明の好ましい実施形態の単なる例示を意図するものであって、本発明をこのような特定の実施形態に限定することを意図するものではない。 Hereinafter, some embodiments according to the present invention will be described with reference to the drawings. However, these descriptions are intended merely to illustrate preferred embodiments of the invention and are not intended to limit the invention to such particular embodiments.
以下、図面を参照して本開示の一実施形態に係る加工装置の構成について説明する。図1は、一実施形態に係る加工装置1を示す斜視図である。図2は、図1に示す加工装置1のブロック図である。なお、加工装置1の主軸頭3の基本的な構成は、前述した特許文献1に記載されたものと同様である。
Hereinafter, the configuration of the processing apparatus according to the embodiment of the present disclosure will be described with reference to the drawings. FIG. 1 is a perspective view showing a
加工装置1は、回転工具2bと、回転工具2bの外周に設けられた加工工具2と、回転工具2bを回転自在に支持する主軸頭3とを備え、加工工具2を真円又は非真円の回転軌跡に沿って移動させ、加工対象物であるワークWに真円形状又は非真円形状の面を加工する装置である。
The
加工工具2としては、ボーリング加工用の切削工具や、ホーニング加工用の研削工具等を用いることができる。すなわち、加工装置1は、例えば、ワークWとしてのシリンダブロックのボアに、ボーリング加工又はホーニング加工を行うボーリング加工機又はホーニング加工機として用いることができる。
As the
主軸頭3は、例えば、軸頭ケース(ハウジング)31と、モータ32と、該モータ32の回転角度を計測するエンコーダ33とを備えている。主軸頭3は、軸頭ケース31がフレキシブルカップリング4を介して第1の取付ベース5に固定され、フレキシブルカップリング4によって第1の取付ベース5から吊り下げられた状態で支持されている。フレキシブルカップリング4は、主軸頭3が主軸の軸方向に垂直な方向へ移動するのを許容するように変形する。モータ32は、第1の取付ベース5によって支持されている。第1の取付ベース5は、建物、または地面に設置された支柱など強固な固定物に固定されている。
The
主軸頭3は、さらに、軸頭ケース31の内部に収容されて軸頭ケース31によって保持された軸受と、軸受によって軸頭ケース31の内部で回転自在に支持された主軸とを備えている(図1において不図示)。主軸は、一端がモータ32の駆動軸に接続され、他端が回転工具2bに接続され、モータ32の駆動軸の回転によって回転して回転工具2bを回転させ、加工工具2を回転工具2bの回転軸周りに回転させる。なお、主軸頭3、軸頭ケース31、回転工具2b、および主軸のそれぞれは、基本的に同軸とされている。
The
加工装置1は、さらに、第2の取付ベース100と、プレート200と、主軸連結部210と、ピエゾアクチュエータ又は磁歪部材によって構成された駆動部220,222と、位置センサ7と、制御部8(図2参照)と、を備えている。
The
第2の取付ベース100は、ベース部の一態様であり、建物、または地面に設置された支柱など強固な固定物に固定され、ワークWに対する相対的な位置が物理的に固定されている。プレート200は、板状部材の一態様であり、主軸頭3の周囲において主軸頭3の主軸及び加工工具2の回転軸と垂直な方向に延在し、主軸頭3に対して固定されている。具体的には、プレート200は、主軸連結部210を介して軸頭ケース31に固定されている。なお、プレート200は、主軸連結部210を介在させずに、軸頭ケース31に直接固定されていてもよい。プレート200は、第2の取付ベース100の上部に配置され、第2の取付ベース100に対して水平方向、すなわち主軸頭3の主軸及び加工工具2の回転軸と垂直な方向に移動可能とされている。
The
図3は、図1において、軸頭ケース31、プレート200、主軸連結部210、駆動部220,222、位置センサ7、加工工具2、および回転工具2bの位置関係を詳細に示す斜視図である。なお、説明の便宜上、図3では第2の取付ベース100の図示が省略されており、軸頭ケース31およびプレート200が破線で示されている。駆動部220,222は、第2の取付ベース100の上に配置され、プレート200の下に配置されている。図3に示すように、駆動部220,222は、その長手方向が正方形形状のプレート200の4辺に沿うように配置されている。具体的には、2つの駆動部220のそれぞれは、主軸頭3の主軸及び加工工具2の回転軸と垂直な面をXY平面と定義すると、X軸方向に延在するプレート200の2辺に沿って配置されている。また、2つの駆動部222のそれぞれは、Y軸方向に延在するプレート200の2辺に沿って配置されている。
FIG. 3 is a perspective view showing in detail the positional relationship between the
駆動部220は、固定側の一端が第2の取付ベース100に固定され、可動側の他端がプレート200に固定されている。同様に、駆動部222は、固定側の一端が第2の取付ベース100に固定され、可動側の他端がプレート200に固定されている。第2の取付ベース200またはプレート200と駆動部220,222との固定は、撓みブロック230を介して行われる。駆動部220は、伸長時にプレート200に対してX軸正方向へ力を加え、収縮時にX軸負方向へ力を加える。また、駆動部222は、伸長時にプレート200に対してY軸正方向へ力を加え、収縮時にY軸負方向へ力を加える。また、各駆動部220,222は、内部に歪ゲージを有しており、それぞれ制御部8に接続されている。これにより、各駆動部220,222は、それぞれ、歪ゲージの出力に基づいて制御部8によって制御されて、プレート200を加工工具2の回転軸と垂直な方向、すなわち、X軸正方向、X軸負方向、Y軸正方向、及びY軸負方向に移動させる。なお、2つの駆動部220は同じ量だけプレート200をX軸方向に駆動し、2つの駆動部222は同じ量だけプレート200をY軸方向に駆動する。そして、プレート200がX軸方向、Y軸方向に移動されると、主軸連結部210を介してプレート200に連結されている軸頭ケース31がプレート200とともにX軸方向、Y軸方向に移動される。この結果、主軸頭3がX軸方向、Y軸方向に移動されることになる。
One end of the
位置センサ7は、主軸頭3の主軸及び加工工具2の回転軸と垂直な方向において、プレート200の端面に隣接するように配置される。より具体的には、プレート200のX軸方向とY軸方向の2辺のそれぞれに隣接するように、合計2つの位置センサ7が配置されている。位置センサ7は、実際に駆動部220,222が制御部8による指示どおりに伸縮したことをモニタリングしている。各位置センサ7は、それぞれ制御部8に接続されている。
The
位置センサ7としては、例えば接触式又は非接触式の変位センサを用いることができる。非接触式の変位センサとしては、特に限定されないが、例えば、静電容量センサ、レーザ変位計、超音波式変位計、渦電流式変位センサ、画像センサ等を用いることができる。位置センサ7として、駆動部220,222が内部に有する歪ゲージを用いることもでき、この場合、駆動部220,222と別体に位置センサ7を設ける必要はなく、位置センサ7は駆動部220,222に内蔵される。各位置センサ7は、それぞれ、X軸方向、Y軸方向におけるプレート200の2つの辺までの距離を計測することで、プレート200の位置を測定する。そして、位置センサ7は、測定したプレート200の位置に基づいて、加工工具2の回転軸と垂直なXY平面における主軸頭3の位置を測定し、測定した主軸頭3の位置を制御部8に対して出力する。なお、位置センサ7はプレート200の位置の測定までを行い、主軸頭3の位置の測定は位置センサ7からプレート200の位置情報を受け取った制御部8が行ってもよい。
As the
制御部8は、例えば、CPU等の演算装置、メモリやハードディスク等の記憶装置、該記憶装置に記憶されたプログラム、センサ等の外部機器との間の信号の入出力を行う入出力部等を備えることができる。また、制御部8は、さらに、キーボード等の入力インタフェース、モニタ等の表示装置を備えたパーソナルコンピュータによって構成されてもよい。
The
制御部8は、図2に示すように、例えばモータ32に接続され、モータ32に対して制御信号を出力する。また、制御部8は、モータ32の回転角度を計測するエンコーダ33に接続され、エンコーダ33からモータ32の駆動軸の回転角度が入力される。また、制御部8は、位置センサ7に接続され、位置センサ7によって測定されたXY平面における主軸頭3の位置が入力される。さらに、制御部8は、駆動部220,222に接続され、駆動部220,222に対して制御信号を出力する。
As shown in FIG. 2, the
特許文献1に記載されているように、加工工具2の刃先を非真円の工具回転軌跡に沿って移動させるためには、加工工具2の回転角度に応じて、XY平面における加工工具2の回転軸の位置を移動させる必要がある。そのために、例えば、制御部8の記憶装置に、主軸頭3の位置と加工工具2の回転軸の位置との関係、加工工具2の回転角度及び回転軸の位置と刃先の位置との関係、刃先の位置の目標値としての非真円の工具回転軌跡等を予め記憶しておく。制御部8は、例えば記憶装置に記憶されたプログラムに基づき、記憶装置に記憶された非真円の工具回転軌跡に沿って加工工具2の刃先を移動させるための、加工工具2の回転角度と主軸頭3の位置との関係を算出する。
As described in
さらに、制御部8は、例えば記憶装置に記憶されたプログラムに基づき、算出した加工工具2の回転角度と主軸頭3の位置との関係を満たすように、エンコーダ33から入力された加工工具2の回転角度に応じて、駆動部220,222の伸長量及び収縮量を算出する。そして、制御部8は、算出した伸長量及び収縮量に応じた制御信号を駆動部220,222へ出力する。制御部8は、主軸頭3を加工工具2の回転軸に垂直な方向に随時移動させ、予め設定され記憶装置に記憶された工具回転軌跡に沿って加工工具2を移動させるように、駆動部220,222を制御する。
Further, the
このように、制御部8は、加工工具2を回転させてワークWを加工するときに、駆動部220,222を制御して主軸頭3に外力を作用させ、加工工具の回転軌跡を真円から逸脱させて非真円の工具回転軌跡を生成し、ワークWに非真円の穴加工を行う。すなわち、制御部8は、主軸頭3を固定して加工工具2を回転させたときの真円の工具回転軌跡と、目標とする非真円の工具回転軌跡との差である逸脱量を満足するように、駆動部220,222を駆動させて主軸頭3を移動させる。
In this way, when the
さらに、制御部8は、位置センサ7から入力された主軸頭3の位置に基づいて、予め設定され記憶装置に記憶された工具回転軌跡に沿って加工工具2を移動させるように、駆動部220,222を制御する。すなわち、制御部8は、例えば記憶装置に記憶されたプログラムに基づいて、算出した主軸頭3の目標位置と、位置センサ7から入力された主軸頭3の実際の位置との差分を用いて、フィードバック制御を行う。以上のような制御部8による駆動部220,222の制御は、基本的には前述した特許文献1と同様に行われる。
Further, the
次に、本実施形態にかかる加工装置1と前述した特許文献1に記載された構成との相違について、詳細に説明する。前述したように、主軸頭3には内部のべアリングの摩擦による発熱で熱膨張が発生する。図4は、主軸頭3の内部のベアリング34の摩擦による発熱で軸頭ケース31が熱膨張した様子を模式的に示す図である。図4に示すように、主軸頭3の内部では、主軸35がベアリング34によって回転自在に支持されている。ベアリング34の摩擦による発熱が生じると、軸頭ケース31が図4中の矢印方向に膨張し、軸頭ケース31の外径が膨らむ方向に熱膨張が生じる。図4では、比較のため、前述した特許文献1に記載された駆動部6と位置センサ7の配置構成が示されている。特許文献1に記載されているように、位置センサ7が軸頭ケース31に隣接しており、位置センサ7が軸頭ケース31までの距離を測定する構成であると、測定された主軸頭3の位置に熱膨張に起因する誤差が含まれることになる。このため、フィードバック制御により制御される工具回転軌跡に沿った加工工具2の位置の精度が低下し、加工精度が低下する。
Next, the difference between the
また、図4に示したように、対向配置された2つの駆動部6が軸頭ケース31に力を加えて主軸頭3を移動させるように構成されていると、軸頭ケース31の熱膨張により対向する2つの駆動部6へ押付け力が生じ、2つの駆動部6の軸頭ケース31に対する与圧が大きく増加する。このため、駆動部6が主軸頭3を駆動した際の挙動が変化し、主軸頭3の位置決め精度が低下するため、加工精度が低下する。
Further, as shown in FIG. 4, when the two
更に、前述したように、特許文献1に記載された構成では、対向配置された一方の駆動部6が主軸頭3を押す動作を行う場合、他方の駆動部6は主軸頭3を引く動作を行う。主軸頭3の位置を正確に制御するためには、これら対向配置された一対の駆動部6の動きを完全に同期させる必要がある。しかし、主軸頭3が動く速度が高くなると、一対の駆動部6の動きを同期させることは困難になり、一対の駆動部6の軸頭ケース31に対する追従性が低下する。したがって、主軸頭3を高速で駆動することには限界がある。特に軸頭ケース31の熱膨張により対向する2つの駆動部6の軸頭ケース31に対する与圧が増加すると、一方の駆動部6が押す動作を行う際に他方の駆動部の増加した与圧が抵抗になり、主軸頭3を高速で駆動することがより困難になる。
Further, as described above, in the configuration described in
一方、本実施形態では、位置センサ7は、熱膨張が発生する軸頭ケース31とは隣接しておらず、軸頭ケース31が固定された剛性の高いプレート200の2辺に隣接するように配置され、これら2辺までの距離を計測する。軸頭ケース31の熱膨張は軸頭ケース31の全周で平均化されてプレート200に伝わるため、プレート200の特定の方向に熱膨張による寸法誤差が生じることはない。したがって、プレート200を設けたことにより熱膨張の影響が抑制され、熱膨張に起因する位置センサ7の測定誤差が抑制されるため、より高精度な刃先の位置制御が可能となる。
On the other hand, in the present embodiment, the
また、特許文献1に記載された構成では軸頭ケース31と駆動部6とが離間可能な構成であり、このような構成の場合、駆動部6から与圧を付与することで軸頭ケース31と2つの駆動部6との接触状態を維持することが必要である。一方、本実施形態では、駆動部220,222は軸頭ケース31に対して機械的に連結されている。したがって、本実施形態では、駆動部220,222の与圧は基本的に不要である。また、本実施形態では、駆動部220,222は、軸頭ケース31を直接駆動するものではなく、プレート200を介して軸頭ケース31を駆動する。このため、軸頭ケース31に熱膨張が生じた場合、熱膨張は軸頭ケース31の全周で平均化されてプレート200に伝わるため、熱膨張による変位量がそのまま駆動部220,222に作用することがない。このため、熱膨張に起因して駆動部220,222がプレート200に与える力が変動することが抑制され、この結果、主軸頭3の位置決め精度が低下することが抑制される。
Further, in the configuration described in
また、本実施形態では、特許文献1に記載された構成のように軸頭ケース31を間に介して2つの駆動部6が対向配置されるものではないため、上述した押す動きと引く動きを同期させる必要がない。したがって、主軸頭3を高速で駆動した場合においても、駆動部220,222の軸頭ケース31に対する追従性が低下することがなく、主軸頭3を高速で駆動することが可能である。更に、本実施形態では、駆動部220,222が軸頭ケース31に対して機械的に連結されていることから、駆動部220,222から軸頭ケース31に至る力の伝達経路の剛性が向上され、機械的な安定度が高くなるので、固有振動数が増加し、主軸頭3をより高速で駆動することが可能である。
Further, in the present embodiment, unlike the configuration described in
図5Aは、プレート200の下部に配置された駆動部220,222の位置関係と、プレート200および第2の取付ベース100への駆動部220,222の取付構造を示す平面図である。図5Aは、プレート200、主軸連結部210、駆動部220,222、軸頭ケース31、回転工具2b、加工工具2を下側から見た状態を示している。なお、図5Aにおいて、第2の取付ベース100の図示は省略されている。
FIG. 5A is a plan view showing the positional relationship of the
図5Aに示すように、X軸方向に配置された駆動部220は、可動部220aを有し、駆動部220の固定側である本体に対して可動部220aが伸長または収縮するように構成されている。同様に、Y軸方向に配置された駆動部222は、可動部222aを有し、駆動部222の固定側である本体に対して可動部222aが伸長または収縮するように構成されている。駆動部220,222の本体にはピエゾアクチュエータ又は磁歪部材が内蔵されており、可動部220a,222aはピエゾアクチュエータ又は磁歪部材の伸縮に応じて駆動される。
As shown in FIG. 5A, the
上述したように、第2の取付ベース200またはプレート200と駆動部220,222との固定は、撓みブロック230を介して行われる。撓みブロック230は、第2の取付ベース200と駆動部220,222を固定する撓みブロック230aと、プレート200と駆動部220,222を固定する撓みブロック230bを含む。
As described above, the fixing of the
図5Aにおいて、X軸方向に配置された2つの駆動部220の本体のそれぞれは、第2の取付ベース100に対して、撓みブロック230aを介して固定されている。また、2つの駆動部220の可動部220aのそれぞれは、プレート200に対しては、撓みブロック230bを介して固定されている。
In FIG. 5A, each of the main bodies of the two
同様に、Y軸方向に配置された2つの駆動部222の本体のそれぞれは、第2の取付ベース100に対して、撓みブロック230aを介して固定されている。また、2つの駆動部222の可動部222aのそれぞれは、プレート200に対しては、撓みブロック230bを介して固定されている。
Similarly, each of the main bodies of the two
図5Aは、駆動部220の可動部220aと駆動部222の可動部222aがいずれも初期位置(基準位置)に位置している状態を示している。この状態では、主軸頭3の主軸及び加工工具2の回転軸はXY座標の原点に位置する。
FIG. 5A shows a state in which the
図5Bは、図5Aの状態から、2つの駆動部220の可動部220aが矢印A11方向(X軸正方向)に駆動された状態を示す平面図である。なお、上述したように2つの可動部220aは同じ量だけ矢印A11方向に駆動される。可動部220aが矢印A11方向に駆動されると、第2の取付ベース100に固定された撓みブロック230aに対して、可動部220aが固定された撓みブロック230bが矢印A11方向に移動する。これにより、撓みブロック230bが固定されたプレート200が移動し、プレート200に主軸連結部210を介して固定された軸頭ケース31が移動するので、回転工具2bが矢印A12方向(X軸正方向)に移動する。図5Bでは、軸頭ケース31の移動に伴って移動した回転工具2bおよび加工工具2の移動後の位置が破線で示されている。
FIG. 5B is a plan view showing a state in which the
図5Cは、図5Aの状態から、2つの駆動部220の可動部220aが矢印A21方向(X軸正方向)に駆動され、2つの駆動部222の可動部222aが矢印A22方向(Y軸正方向)に駆動された状態を示す平面図である。なお、2つの可動部220aは同じ量だけ矢印A21方向に駆動され、2つの可動部222aは同じ量だけ矢印A22方向に駆動される。可動部220aが矢印A21方向に駆動されると、第2の取付ベース100に固定された撓みブロック230aに対して、可動部220aが固定された撓みブロック230bが矢印A21方向に移動する。また、可動部222aが矢印A22方向に駆動されると、第2の取付ベース100に固定された撓みブロック230aに対して、可動部222aが固定された撓みブロック230bが矢印A22方向に移動する。これにより、撓みブロック230bが固定されたプレート200が矢印A21方向と矢印A22方向を合成した方向に移動し、プレート200に主軸連結部210を介して固定された軸頭ケース31が移動するので、回転工具2bが矢印A23方向に移動する。図5Cでは、軸頭ケース31の移動に伴って移動した回転工具2bおよび加工工具2の移動後の位置が破線で示されている。
In FIG. 5C, from the state of FIG. 5A, the
図5B、図5Cのような駆動が行われると、撓みブロック230aは、第2の取付ベース100との固定部において回転方向の力を受ける。同様に、撓みブロック230bは、プレート200との固定部において回転方向の力を受ける。更に、撓みブロック230a,230bは、回転方向の力とともに、X軸方向、Y軸方向の力を受ける。撓みブロック230a,230bは、これらの力を受けると撓み、力を吸収する。このため、撓みブロック230a,230bは、例えば鉄系の材料、チタン等から構成され、撓みによる応力が許容応力の30~40%となるように構成されている。これにより、理論上は撓みが無限回数繰り返されても撓みブロック230a,230bに破断などの損傷が生じることが抑制される。
When the drive as shown in FIGS. 5B and 5C is performed, the
また、好適には、図5A~図5Cに示したように、撓みブロック230a,230bにはスリット232が形成されていることが好ましい。スリット232が形成されることで、スリット232の終端における撓みブロック230a,230bのXY平面に沿った肉厚が小さくなり、撓みブロック230a,230bが力を受けた際に撓みブロック230a,230bが撓みやすくなり、力が最適に吸収される。
Further, preferably, as shown in FIGS. 5A to 5C, it is preferable that slits 232 are formed in the
図6A~図6Cは、図5B、図5Cのような駆動が行われた際に、撓みブロック230a,230bが撓む要因となる駆動部220,222の回転、駆動部220,222の変位を説明するための平面図である。図6Aは、図5Aと同様、プレート200、主軸連結部210、駆動部220,222、軸頭ケース31、回転工具2b、加工工具2を下側から見た状態を模式的に示している。図6Aでは、撓みブロック230a,230bの代わりに、回転方向の動きが許容される支点(軸)を介して駆動部220,222が第2の取付ベース100またはプレート200に対して連結された構成を示している。なお、図6Aにおいても、第2の取付ベース100の図示は省略されている。
6A to 6C show the rotation of the
図6Aにおいて、X軸方向に配置された2つの駆動部220の本体のそれぞれは、第2の取付ベース100に対して、支点202を介して回動可能に連結されている。また、2つの駆動部220の可動部222aのそれぞれは、プレート200に対しては、支点204を介して回動可能に連結されている。
In FIG. 6A, each of the main bodies of the two
同様に、Y軸方向に配置された2つの駆動部222の本体のそれぞれは、第2の取付ベース100に対して、支点202を介して回動可能に連結されている。また、2つの駆動部222の可動部222aのそれぞれは、プレート200に対しては、支点204を介して回動可能に連結されている。
Similarly, each of the main bodies of the two
図5Aと同様、図6Aは、駆動部220の可動部220aと駆動部222の可動部222aがいずれも初期位置(基準位置)に位置している状態を示している。この状態では、主軸頭3の主軸及び加工工具2の回転軸RはXY座標の原点に位置する。
Similar to FIG. 5A, FIG. 6A shows a state in which the
図6Bは、図6Aの状態から、2つの駆動部220の可動部220aが矢印A11方向(X軸正方向)に駆動された状態を示す平面図である。可動部220aが矢印A11方向に駆動されると、第2の取付ベース100に連結された支点202に対して、可動部220aが連結された支点204が矢印A11方向に移動する。これにより、支点204が連結されたプレート200が移動し、プレート200に主軸連結部210を介して固定された軸頭ケース31が移動するので、回転工具2bが矢印A12方向(X軸正方向)に移動する。図6Bでは、軸頭ケース31の移動に伴って移動した回転工具2bおよび加工工具2の移動後の位置が破線で示されている。
FIG. 6B is a plan view showing a state in which the
図6Cは、図6Aの状態から、2つの駆動部220の可動部220aが矢印A21方向(X軸正方向)に駆動され、2つの駆動部222の可動部222aが矢印A22方向(Y軸正方向)に駆動された状態を示す平面図である。可動部220aが矢印A21方向に駆動されると、第2の取付ベース100に連結された支点202に対して、可動部220aが連結された支点204が矢印A21方向に移動する。また、可動部222aが矢印A22方向に駆動されると、第2の取付ベース100に連結された支点202に対して、可動部222aが連結された支点204が矢印A22方向に移動する。これにより、支点204が連結されたプレート200が矢印A21方向と矢印A22方向を合成した方向に移動し、プレート200に主軸連結部210を介して固定された軸頭ケース31が移動するので、回転工具2bが矢印A23方向に移動する。図6Cでは、軸頭ケース31の移動に伴って移動した回転工具2bおよび加工工具2の移動後の位置が破線で示されている。
In FIG. 6C, from the state of FIG. 6A, the
図6Bに示すように、駆動部220の可動部220aが矢印A11方向に駆動された状態では、Y軸方向に配置された2つの駆動部222は、第2の取付ベース100と連結された支点202を中心として微小角度だけ回転する。このときの回転角度θは、例えば駆動部222の長さを250[mm]、可動部220aの矢印A11方向の移動量を25[μm]とすると、θ=tan-1(0.025/250)=0.005[deg]程度であり、極めて小さい。
As shown in FIG. 6B, when the
また、図6Bに示すように、駆動部220の可動部220aが矢印A11方向に駆動された状態では、Y軸方向に配置された駆動部222が回転角度θだけ回転したことに伴い、支点204の位置がY軸方向に変位する。この駆動部222の回転による支点204のY軸方向の変位量は、幾何学的な計算から1.2[nm]程度となり、極めて小さい。
Further, as shown in FIG. 6B, in a state where the
同様に、駆動部220の可動部220aが矢印A21方向に駆動され、同時に駆動部222の可動部222aが矢印A22方向に駆動された図6Cに示す状態においても、駆動部220,222の回転角度θは極めて小さい。なお、説明の便宜上、図6Cでは、2つの駆動部220の可動部220aの矢印A21方向の駆動量と、2つの駆動部222の可動部222aの矢印A22方向の駆動量を同一としている。この場合、駆動部220の回転角度θと駆動部222の回転角度θは同一である。
Similarly, even in the state shown in FIG. 6C in which the
また、図6Cに示す状態において、駆動部220の回転に伴う可動部220aが連結された支点204のX軸方向の変位、駆動部222の回転に伴う可動部222aが連結された支点204のY軸方向の変位も極めて小さい。
Further, in the state shown in FIG. 6C, the displacement of the
したがって、これらの回転角度θ、および支点204のX軸方向、Y軸方向の変位は、支点202,204の代わりに撓みブロック230a,230bを設け、撓みブロック230a,230bの撓みで吸収することが可能である。
Therefore, these rotation angles θ and the displacements of the
なお、本実施形態の加工装置1において、第2の取付ベース200またはプレート200と駆動部220,222との連結を、図6A~図6Cに示したような支点202,204を介して行ってもよい。但し、支点202,204を用いた場合、連結部には機械的な隙間が生じるため、加工工具2の位置精度の観点からは撓みブロック230a,230bを用いることが好ましい。特に、主軸頭3を高速駆動する場合、機械的な隙間が生じない撓みブロック230a,230bを用いることが好ましい。また、支点202,204を用いた場合、支点202,204へ潤滑油を供給する必要があり、メンテナンスが煩雑になる。一方、撓みブロック230a,230bを用いた場合は、潤滑油を供給する必要がなく、駆動に伴う発熱も生じない。したがって、この観点からも撓みブロック230a,230bを用いることが好ましい。
In the
なお、駆動部220,222の本体と撓みブロック230aを一体に構成し、駆動部220,222の本体に撓みブロック230aの機能を持たせてもよい。同様に、可動部220a,222bと撓みブロック230bを一体に構成し、可動部220a,222bに撓みブロック230bの機能を持たせてもよい。
The main body of the
以上説明したように本実施形態によれば、駆動部220,222が軸頭ケース31に対して機械的に連結されていることから、駆動部220,222から軸頭ケース31に至る力の伝達経路の剛性が向上され、機械的な安定度が高くなるので、固有振動数が増加し、主軸頭3をより高速で駆動することが可能となる。
As described above, according to the present embodiment, since the
また、駆動部220,222は、軸頭ケース31を直接駆動するものではなく、プレート200を介して軸頭ケース31を駆動する。このため、軸頭ケース31に熱膨張が生じた場合、熱膨張は軸頭ケース31の全周で平均化されてプレート200に伝わるため、熱膨張に起因して駆動部220,222がプレート200に与える力が変動することが抑制され、この結果、主軸頭3の位置決め精度が低下することが抑制される。
Further, the
また、軸頭ケース31の熱膨張は軸頭ケース31の全周で平均化されてプレート200に伝わるため、プレート200の特定の方向に熱膨張による寸法誤差が生じることはない。したがって、プレート200を設けたことにより熱膨張の影響が抑制され、熱膨張に起因する位置センサ7の測定誤差が抑制されるため、より高精度な刃先の位置制御が可能となる。
Further, since the thermal expansion of the
1 加工装置
2 加工工具
2b 回転工具
3 主軸頭
4 フレキシブルカップリング
5 第1の取付ベース
6 駆動部
7 位置センサ
8 制御部
31 軸頭ケース
32 モータ
33 エンコーダ
34 ベアリング
100 第2の取付ベース
200 プレート
202,204 支点
210 主軸連結部
220,222 駆動部
220a,222a 可動部
230a,230b 撓みブロック
232 スリット
1
Claims (1)
前記回転工具の外周に設けられ、被加工材を加工する加工工具と、
前記回転工具を回転させる主軸と、
前記主軸および前記回転工具を回転自在に支持する主軸頭と、
前記被加工材に対する相対的な位置が物理的に固定されたベース部と、
前記主軸頭の周囲に前記回転工具の回転軸と垂直な方向に延在し、前記主軸頭に対して固定された板状部材と、
一端が前記ベース部に固定されるとともに他端が前記板状部材に固定され、前記板状部材および前記主軸頭を前記回転工具の回転軸と垂直な方向に移動させる駆動部と、
前記回転軸を中心とする前記加工工具の回転角度に基づいて前記加工工具を前記回転軸に垂直な方向に移動させるように前記駆動部を制御する制御部と、
を備える、加工装置。 Rotating tools and
A processing tool provided on the outer circumference of the rotary tool to process the work material, and
The spindle that rotates the rotary tool and
A spindle head that rotatably supports the spindle and the rotary tool,
The base portion where the relative position with respect to the work material is physically fixed, and
A plate-shaped member extending around the spindle head in a direction perpendicular to the rotation axis of the rotary tool and fixed to the spindle head.
A drive unit having one end fixed to the base portion and the other end fixed to the plate-shaped member to move the plate-shaped member and the spindle head in a direction perpendicular to the rotation axis of the rotary tool.
A control unit that controls the drive unit so as to move the processing tool in a direction perpendicular to the rotation axis based on the rotation angle of the processing tool centered on the rotation axis.
Equipped with processing equipment.
Priority Applications (1)
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JP2020149021A JP2022043641A (en) | 2020-09-04 | 2020-09-04 | Processing device |
Applications Claiming Priority (1)
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Family Applications (1)
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2020
- 2020-09-04 JP JP2020149021A patent/JP2022043641A/en active Pending
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